上野にある国立科学博物館で行われている特別展『日本を変えた千の技術博』に、金曜日(三連休の初日)に行ってきました。日本を先進国に導いた数々の電化製品などが展示されているイベントで、レトロ好きな私には絶対にスルー出来ないイベントだったりします。
祝日なので混雑しているだろうなぁと思っていたら、案の定大混雑でした。みんなじっくり展示物や解説を眺めるので、列が一向に進まない。。あまりに長時間の見学になると息子たちが疲れてしまうので、途中飛ばし飛ばしで見学することに。。
展示物のスタート地点は、まだ電気がなく、街には石油ランプが灯る時代。この石油のせいで家が火事になることがしょっちゅう起きていたそうな。そこからものすごい近代化の波が押し寄せてきて、たった150年で今のネット社会が出来上がるだなんて、改めてそのスピード感に驚かされます。そしてこの先150年後は一体どんな社会になっているのでしょうね。
いろんな展示物の中で、私が個人的に印象に残ったのが「電卓」だったりします。当初はデスクトップPC2個分くらいの巨大な装置だったのが、たった10年で今より少し大きいくらいの小型タイプに進化していて、その外観を見るだけで1960年代の高度経済成長期のパワーが伝わってきました。
写真は1980年代前半のPCです。右下のNEC製のPC-8001は私は中学生の頃に学校で触ったことあります(^◇^;)。この頃はキーボードとPC本体が一体になっているモデルが多かったですね。確かデータの保存先はカセットテープだったかなぁ。それから35年後、データはクラウド上に保存するということを予想できた人がどれくらいいたのか気になるところです。