|
続きです。
ぱぴ子「もーーっちょうがないわねぇっ」 と、その時! 校庭に設置されている各スピーカーから、 音楽が流れて始めました。 ぱぴ子「こっ今度は何っ??」 『おーー♪君は見たか〜?あのグラサン〜を〜♪ 赤いコートに身をひそめて〜♪正義に〜〜歩む〜〜♪ 月光のガンファイター♪♪』綺麗な音色に合わせて流れる歌声は 結構上手なのでした。 ぱぴ子ほぜん。同時に、 ミカヤ「はーーーーーーっはっはっはっ」 本人も現れるのでした。 ぱぴ子「む〜〜っ出たわね・・・邪魔者ガンファイター!!」 すると、2階にいたミカヤは、「とぅ」という間抜けな声を発し 足を揃えて着地しました。 ぱぴ子「何しにきたのよ〜〜〜〜〜っ!!月光のガンファイターミカヤ!」 ミカヤ「私は、月光のガンファイターミカヤではない。」 それを聞くと、ぱぴ子はきょとん としました。 ミカヤ「月光のガンファイターミカヤはもういない。」 どこか、悲しげに言うのでした。 ぱぴ子「じっ、じゃあ、あんたは誰なのよっ!!」 すると、その質問を聞いてミカヤは白い歯を光らせました。 ミカヤ「私は・・・月光のガンファイターミカヤ@ だーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 ミカヤは以前とは違うベレー帽に合わせた色の赤ロングコートを 着用して言いました。 ぱぴ子「ロングコートを赤にしただけで全然変わってないじゃない!」 突っ込みを入れるぱぴ子。 ミカヤ「だって〜、昨日やっとクリーニングから帰ってきたんだもん」 そうこうしてるうちに、魔物が迫って来ました。 魔物「ぐぅああああああああああぁぁあ」 ぱぴ子「わーーーーっ!どっどうすんのよ〜〜っ!!」 ミカヤ「あーーーーるふぁーーーーーーー♪」 ぱぴ子「うるちゃーーーーーーーいっ!!」 「今度の相手は誰ですか?」 その時とても聞き覚えのある声が響きました。 その声を聞いて最初に反応したのは・・・・ ぱぴ子「青騎士たん!」 そして、容赦なく剣で魔物を叩きつけました。 魔物「ぐがぁああああああああああああああ!!」 青騎士の勇ましさに、またも感嘆の声をあげるぱぴ子。 そして 青騎士「何のつもりかしらないけど、邪魔するなら容赦しないですよ ミカヤ!!」 すると、ミカヤは首を傾けきょとん としました。 右手の人差し指を自分に向けハテナマーク。 青騎士「ムカッ・・・お前の血は何色だァーーーッ!!!」 さて何色でしょう? 次の選択肢からお選びください。 A,赤 B、レッド C,ロッソ D,トマト色 E、全て配点は20点とします。 ここテストに出るから。伏線です。 青騎士は小型の短剣を、ミカヤに投げつけました。 ザシュッ!!!!! なんと命中!ミカヤから、何やら赤い液体が 流れて来ました。慌てるぱぴ子。 ぱぴ子「ちょっ・・ちょっと、青騎士たん!?気持ちは分かるけど やり過ぎよ!!」 青騎士「これぐらいして置かないと、あいつはまた邪魔してきます!!」 ぱぴ子「でっ・・・でも」 すると、青騎士は何の意図でもなく、 ぱぴ子に抱きつきました。 ぱぴ子「へっ!?///////」 真っ赤になるぱぴ子。 ぱぴ子「あっ・・・あのっ・・青騎士・・・たん??////」 すると、青騎士も顔を真っ赤にして、ぱぴ子を放しました。 青騎士「ごっ・・・・ごめん・・・なんでもないんです/////」 胸の鼓動を押さえるぱぴ子・・ ミカヤ「あーーーっ!何いちゃいちゃしてんだよーーっ!!」 ミカヤが、潰れたトマトを片手に平然とそう言いました。 青騎士の短剣はトマトに刺さっています。 青騎士「・・・・・」 ぱぴ子「ト・・・トマト?」 野菜を無駄にするミカヤに、2人は呆れるのでした。
青騎士(アイツのノリが移ったんですかね・・・;////)
アンリ「センリーーーー!!」 なんと、そうこうしている間にあの2人が魔物に襲われました。 青騎士「しっしまった!」 ぱぴ子「早く行かなきゃ・・・!」 ウィミ「メイル!アンリとセンリをいじめないで〜〜っ!」 魔物「ぐああああああああああああ!」 ウィミ「きゃあっ」 ウィミの願いもむなしく、ウィミは魔物にすッ飛ばされてしまいました。 センリ「ウィミ!!」 しかし!
ウィミ「おい てめぇ、聞こえてるよなァ・・・?」 ウィミの口調が突然変わりました。 センリ「はっ!!やっヤバイ!ウィミ待ってボクは大丈・・」 ウィミ「人を怒らせたらどうなるかー・・・身を持って 知れぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」 timeover。 彼女はその小さな体からは考えられないような大きなカマを片手に 持っていました。 センリ「お・・・・遅かった〜〜〜〜〜〜・・・!!!!」 アンリセンリ絶句。 ぐるん ぐるん と大ガマを振り回すウィミ。 ぱぴ子「なっ・・・何アレっ!?」 青騎士「大きい斧ですね・・・」 ミカヤ「鎌じゃねーの?・・・ってかデカくね?」 その光景に唖然とする3人のヒーロー。 明らかに魔物を虐待している小さな少女がたけびます・・ ウィミ「これで しまいじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
―――――――――――――・・・・・ 物の残骸が無残に広がる校庭で・・・ 3人のヒーローは気絶していました。 アンリとセンリが横たわる隣にはメイルが。 そして・・・ ウィミも大がまを持ったまま、あまりの労力に 疲れて一緒に気絶してしまいました。 そして、センリは気絶したまま一言・・・ センリ「ウィミ、もうキレないで〜・・・」 そして、静寂の世界で、ウィミが気が付きました。 ウィミ「・・・・あれっ?・・・みんなどうしたの?? 私何してたんだろう・・?」 首を傾け疑問形。少女は罪なき笑顔で言いました。 ウィミ「まぁ、いっか♪」
キンタ「やっぱり・・・こうなっただす・・・;」 その光景を見ていた1人の妖精は頭を抱えて1人ごちました。 ・・・・・ 次回、 story10「燃え上がれ!真夏の運動会」
9話終了ですっ♪ 絵の方ですが、前回のミカン&ムルモの時も制服 着せ忘れていたので、今回は着せました;; でも男の子の制服の設定はあんまり考えてなかったので適当;;; 書き直したいです><;; なんかバランス悪い・・・最悪ですね(ぇ ウィミちゃんの設定ですが、この子はムクで純粋な明るい女の子が 表設定ですが、純粋な反面キレると手がつけられない程危ない という別名『大ガマのウィミ』というのが裏設定;; ちなみに本人は自覚がないため、後始末が悪いんです(^^; センリとウィミ・・・恋は全くしませんが、ご期待とあらば しない事もないこともないです(笑) ちなみに、今回ので30レス突破なのでスレッドを引っ越そうと 思いますので宜しく♪ では☆ |