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3128/ リティ族と最凶の黒魔法使い 2巻
□投稿者/ シンキロー -28回-(2011/01/16(Sun) 12:54:58)

レス数が35を超えたので新しいスレを建てます。
あと、なぜ巻なのかは気にしないでください。(笑)
とりあえず簡単な設定を書いておきますね。

・パラレルワールド
・ごおるでんの後だがタコス等は登場しない。(つまりもう一つのわんだほうということです。)
・沢山のオリフェ
・オリジナルの種族

あと、ミルモの世界観に合わせて考慮はしますが、今後はちょっぴり鬱な回もあるかもしれません。
(例:“死”“殺”“血”等の言葉を入れない。)

途中から見ると訳が分からないと思うので、また近い内に解説を行うつもりです。

それでは!


■ シンキロー (30回/2011/01/17(Mon) 12:17:34/No3140)

それでは第13話が完成したので投稿します!
どうぞ!


第13話『不都合な事実』紫の森編4


ミルモとシードル、2人の王子の共鳴魔法が発動した。
すると、2人が黄色く強い光に包まれ2人の目の前に大きな魔法陣が現れた。
そこから青と緑の大きなスクリュー状のビームが発生し、テラーに向かって飛んでいった。

(!?、何だこれは!?2人くらいの共鳴魔法でこんなにすごい魔法が放てるなんて・・・!)
テラーが驚く。
普通、2人くらいの共鳴魔法ではここまでの魔法は放てない。

「ふ、ふっ、成る程・・・ね。さすがは王子同士の共鳴魔法と言ったところかな!」
テラーがビームを押さえる。

「テラー様!?」
「ちょ・・・ちょっと驚きだネ・・・。あいつラ、侮れないナ・・・。」
観戦していたキュシカとグレムは、ミルモとシードルの思わぬ反撃に驚いた。
彼らはじっと様子を見ていた。

「すごい威力ですわ・・・。」
「すごすぎでしゅ・・・。」
「あんな芸当、拙者達のセッション魔法でもできんぞ・・・。」
リルム達があっけにとられている。
こんな強力な魔法を見たのは初めてのことだった。

(これはちょっと計算外だったな・・・。王子同士でここまで力を出せるだなんて・・・。)

「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
2人が踏ん張る。
テラーは少しずつビームに押されている。

「だけど・・・甘いよ!!」
テラーがそう叫ぶとビームを掻き消した。

「ちぃ・・・何て奴なんだ!」
「くっ・・・」
2人が悔しがる。
あの強力な共鳴魔法でもテラーには傷一つ付いていなかった。

(2人であそこまでやれるのか・・・。これは油断できないな・・・。)
テラーが僅かに息が上がっているようだった。
「甘い」と彼は言ったものの、魔法の威力は意外と大きいものだったのだ。

「そ、そんな・・・。」
「ほぇ・・・共鳴魔法でも駄目でしゅか・・・。」
リルム達が弱音を吐く。

「僕はまだ君達を葬るつもりはない。いずれ決着をつけようじゃないか。僕達と君達、どっちが妖精界と人間界の未来を背負うのに相応しいかね。」
そう言うとテラーはキュシカとグレムの方を向いた。
「グレム、ボマロ達に撤収するよう伝えるんだ。」
「了解でス。」


一方、サイコとパイロはスリラーの使徒達との戦いを続けていた。

『ボマロたチ、聞こえてル?撤収するヨ〜。』
突如現れた小型ロボからグレムの声が聞こえてきた。

「ちっ、これからが本番って所だったのにな」
「ではお二人方、私達はこれにて失礼します。」
「今度こそ消してやるから覚悟しなさい!」
「覚えとけよ・・・NA!」
黒こげだったデリムも立ち上がり、捨て台詞を吐いた。
そしてスリラーの使徒達は瞬間移動するかのように姿を消した。

「逃げられたわね・・・。」
サイコが呟いた。
「姉さん!みんなと合流しよう!」
2人は木の枝を次々と飛び移っていってその場を去っていった。


2人がシードル達の元へ向かい始めた頃、テラー達は撤収しようとしていた。

「妖精界と人間界の未来?」
シードルがテラーに問う。

「今の妖精界と人間界は駄目だ、このままじゃ駄目なんだよ。君達は現実を知らなすぎるんだ。」
「現実だと?」
シードルが呟く。

「そう、君達は人間界と妖精界では今でも苦しんでいる者が沢山いる。裕福で楽な暮らしをしてる者、貧しく厳しい暮らしをしてる者、その二つに分かれているなんて不公平じゃないか・・・。」
テラーの言っていることは正しい。
確かに人間界や妖精界でもそのような不都合な事実がある。

「でも僕がこの世界、そして人間界をみんなが住み心地の良い世界に変えてみせるさ。そのためにはまず、力がなくちゃいけない。」
テラーは妖精界、人間界を自分の手で救うためには絶大な力が必要だと考え、三大魔具を求めにこの紫の森へとやって来たのだ。

「・・・じゃあ、そろそろ僕等は帰るとしよう、キュシカ、グレム、行くよ。」
「まっ、待て!」
シードルが止めるがテラー達は姿を消した。

「シードル様、ご無事ですか!」
サイコとパイロがシードル達の元へ来た。
「わぁ・・・。みんなボロボロだよ・・・」
ミルモ達は相当やられていたようだった。
恐らくスリラーの親玉にやられたのだろう。
2人はそう考えた。

「サイコ、パイロ、皆さんに治療魔法を頼む。」
「了解しました。」


治療後


「つまり、そのテラーはシードル様のかつての友達、ネピスだったということですね。」
シードルはサイコとパイロにさっきの出来事の一部始終を話した。
三大魔具を奪われたこと、テラーが妖精界、人間界を救おうとしていること、全てを話した。

「でもテラーしゃんがあんなこと、本当に考えてるんでしゅかね?」
ムルモはテラーの言ったことを疑っていた。
あんなに邪気を漂わせていた者の言うことなのだから、信じられないはずだ。
テラーをこのまま放っておくと、まずいという考えは全員同じだった。

「・・・まさかあんなにやべぇ奴が他にもいたなんてな。あの様子だと俺達のセッション魔法じゃ多分敵わねぇな・・・。共鳴魔法はテラーを倒すためには絶対に必要だろうな。」
さっきのシードルとの共鳴魔法はテラーには効かなかったものの、テラーの息が上がっていたことにミルモとシードルは気付いていた。
共鳴魔法は5人以上でも可能だ。
テラーを倒すには沢山の人数での共鳴魔法が必須になることだろう。

「・・・とりあえず城に戻って今回の事を父さんに報告しましょう。」
シードルは城へ帰って自分の父であるリティ王にテラーがネピスだった事等を伝えることにした。
「そうだね。速く戻って王様に伝えないと・・・。」
ニノンが言った。
「では皆さん、行きましょう」
シードル達は紫の森から飛び立っていった。


リティ城


「・・・父さん、すみません。吸引の杖はスリラーに奪われてしまいました・・・。」
「ふむ、そうか・・・。しかし、無事で何よりだよ。」
リティ王は吸引の杖がスリラーに奪われたことは一切責めなかった。

「それと父さん、スリラーのボスについても分かりました。父さん、僕の友達だったネピスの事は知ってますよね。」
「!!、まさか、彼にあったのかい?」
ネピスの名を聞いたリティ王は真剣な顔になった。
ネピスが行方不明になったことはリティ王も知っていたのだ。

「はい、ですが彼はテラーと名乗り、スリラーのボスになっていました。それに、恐ろしい邪気でした・・・。そして彼は人間界と妖精界を住み心地の良い世界にすると言ってました。」
「うぅむ・・・。まさかネピスがスリラーの首謀者だったとはね・・・。」
リティ王も驚きを隠せないようだ。
「・・・恐らくスリラーは残りの三大魔具を探し出すつもりだろう。」
「はい、僕もそう思います。」
「それと奴らの本拠地なのだがこの世界でも人間界でもない場所にあるらしい。」

「・・・どういうことでございますか?」
ヤマネが首を傾げた。
妖精界でも人間界でもないということは別の世界にでもスリラーの本拠地があるということなのだろうか?

「すまないが、あいにく分かることはこれだけだよ。今後詳しく調査していく予定だよ。」
「そうですか・・・」
シードルが少し残念そうな顔を浮かべた。

「色々思うことはあると思うが今日はもうゆっくり休むといい。」
ここの所、スリラーとの戦いが続いていて、ミルモ達も少々疲れ気味だった。

「分かりました。では皆さん、人間界に戻りましょう。ミルモさん達は先に戻っていてください。」
「わ、分かった」
ミルモ達は窓から飛び立っていった。

「・・・父さん、今度久し振りに妖精学校へ行こうと思ってるんです。」
「そうか、なら行くといい。しばらくは奴らも襲ってはこないだろう。」
リティ王はスリラーは三大魔具を探すことに重点を置くと考え、しばらくはミルモ達を襲撃することはないと判断し、シードルに学校へ行くことを許可した。
「それで、是非ミルモさん達にも僕が通う妖精学校を見学してもらいたいんです。」
「分かった。では我輩が校長先生に伝えておくよ。」
「では、僕はもう行きます。」
シードルも窓から飛び立っていった。


−スリラーのアジト:ジェストの部屋−


「奴は上手く伝えてくれただろうか・・・」
ジェストは椅子に座って腕組みをしていた。
何か考えているらしい。

「ここに来て随分立つが中々奴は本性を見せんな・・・。未だに良い情報を掴めん・・・。」
彼は謎の言葉を呟いていた。


−グレムの研究室−


「やりましたねテラーさマ、吸引の杖の回収に成功しましタ。」
吸引の杖はグレムの研究室に厳重に保管されていた。

「いやぁ、それにしてもすごそうザンスねぇこの杖。」
「ふふふ、何しろ三大魔具だからね。後はこれを上手く使えるようにしないとね。強力な力でも使いこなせなければ意味がない。」
この三大魔具は危険な物だ。
これで国が滅んだという伝説もある。
気をつけなければ自滅しかねない。
テラーは用心していた。
「あッ、そうそうテラーさマ。渡したいものがありまス。」
グレムは怪しい種を4つ取り出した。
種は不気味な形をしている。

「これは何ザンスかグレム?」
キュシカが種をつまみ、それを眺めながらグレムに聞いた。

「これは負のエネルギーを吸収して育つ種だヨ。これから育った実を食べるともっと黒魔法の力が強まるのサ。」
「つまり、この飴よりも効率がいいと言うわけだね。でかしたよ、グレム。」
テラーが怪しい飴を取り出して、それと種を比べながら言った。

「よし、殲滅者達に良い場所を見つけて植えるよう、伝えておいてよグレム。」
「プピョピョ、了解しましたテラーさマ。」


−リティの里:とある街−


「お嬢ちゃんどうだい?そのキャラメル、凄く美味しいだろう?」
ある妖精がキャラメルを食べていた。

「うっめー!こんなに美味いキャラメル、初めてだ!」
キャラメルを食べていたのはアクミだった。
彼女はリティの里でテラーのことやスリラーについて調べていた。
一休みしようとお店でキャラメルを買い、それを食べていた所だ。

「ん?お嬢ちゃん、頬の模様が違うということはリティ族じゃないみたいだね。この場所へ一体何の用だい?」
お店の人がアクミに問う。
「あ・・・あぁ、ちょっと調べたいことがあってな・・・」
「そうか、頑張るんだよ。」
お店の人は笑みを浮かべた。
「ここのキャラメル、すっごい美味かったな。ありがとな、また来るよ。」
アクミは店の人に例を言い、絨毯に乗って飛んでいった。

(でもアイツについてはアタイもよく分かんねーんだよな。一体アイツの目的って一体何だ?)
アクミはテラーに一度、会ったことがあるのだが彼については、彼女もほとんど知らなかった。

「・・・よし、次はあそこに行ってみるか。」
アクミは何処かへ飛んでいった。
テラーの情報を求めて彼女はリティの里を廻る。


続く


第13話はここまでです!
続きは完成次第投稿します!

それでは!


■ いっちゃん (6回/2011/01/17(Mon) 23:23:14/No3142)

こんばんは、シンキローさん。いっちゃんです!

スレッドを変えたのですね。早速の一話、ハラハラでしたね!!
まさかテラー様がそんなに強いとは・・・(驚)
もうダアクが小さく見えてきますね。 ←ミルモ最大のボスだったのに

共鳴魔法きたぁーー!!
二人(王子だけど)だけでもあんな威力が出るのに5人以上であの魔法をしたら最強ですね!!
やっぱり最終的にテラー様を倒すのは共鳴魔法なんだろうな・・・。
5人以上の共鳴魔法を楽しみにしています!!

リティの里でキャラメルを食べているアクミ・・・。
あれ?確かネズミもリティの里にいましたっけ?
じゃあ、アクミはネズミとでく会うかもしれませんね!!
ネズアク的展開かな?

それでは、続きを楽しみにしています!!


■ シンキロー (32回/2011/01/18(Tue) 10:30:50/No3147)

いっちゃんさん、おはようございます。
感想ありがとうございました。

テラー様はストーリーが進むごとにどんどん戦闘力が上昇していきます。
テラー「そう、そしてやがてスカウターでも測r(ドカーン!、シードルがかめは○波を撃ちました。)」
↑ドラゴ○ボールネタです。(笑)

アクミとネズミは現在、リティの里でテラーやスリラーについて調べています。
いずれ合流すると思います。

ある程度ストーリーが進んだので解説をまたしようと思います。
この先からは解説コーナーとなってます。


作者、シンキローの解説コーナー(第2回)


作者「どうもー作者、シンキローです。」
テラー「このコーナーでは!この小説で出てくる単語について説明しちゃうアフリカ象もビックリの素晴らしいコーナーなのだぁー!」
作者「やかましい!てかキャラ崩壊してんじゃねーか!てか、こんなんてアフリカ象がビックリしたら宇宙の法則が乱れるっつーの!」
ナレーター(CV:ちびまる子ちゃんのナレーター)「それはそれで大げさである。」


・武器変化

リティ族の技術の一つ。
妖精なら誰もが持っている楽器を武器に変化させる技術である。
基本的には様々な種類の武器に変化させることが可能。
リティ族以外でも、リティ王に楽器に魔法をかけてもらった者でも可能。


・粘土兵クレイン

テラーが黒魔法の力で生み出したいわゆる戦隊物に出てくる戦闘員。
つまり雑魚敵である。
雑魚とはいえ、数で攻めてくるので少々厄介。
基本的に『ネンネン』という具合にしか喋らない。


・三大魔具

恐ろしい力をもった道具。
昔、これを使った2つの国が滅んだという伝説がある。
3つ共リティの里に封印されているらしいが・・・。


・変身能力

リティ族の中には変身能力を持つ者も存在する。
主に「怪物型」と「怪人型」の2タイプに分かれている。
変身すると戦闘力が上昇する。


・妖精学校

ミルモの里に妖精学校があるようにリティの里にも妖精学校がある。
どのような妖精学校かは現時点では不明。


・吸引の杖

三大魔具の一つ。
紫の森に封印されていた。
現在、どのような能力を持つかは不明。
ちなみに最初は「ブラックホールステッキ」という名前だったがテラー曰く「作者の都合」とのこと。


・紫の森

吸引の杖が封印されていた森。
木々は紫色の毒々しい色で毒の霧が発生しており、非常に危険な場所である。


・最凶の黒魔法使い

テラーのこと。
黒魔法は破壊や人の心を操ったり等様々な種類がある。
彼の場合は特に攻撃・破壊に優れているようだ。


テラー「以上で今回の解説は終わりだよ。」
作者「お前は黙ってろ」
テラー「・・・(チッ)」

作者「ストーリーがある程度進みましたら、また解説します。これからも、リティ族と最凶の黒魔法使いをどうぞ、よろしくお願いします。」
それでは!


■ りょく (164回/2011/01/19(Wed) 15:36:19/No3159)

シンキローさん、こんにちは!

サキラとプラネの脳内ボイスを考えて下さってありがとうございます(*> U <*)

動画サイトでハートキャッチプリキュアのアニメを見まくってました。
水樹奈々さんは力強い声や気弱な声も高めで聞き取りやすくてぴったりかも…(我がオリフェにそんな大それたこと言っていいのか不安ですが…)

プラネの方はまだ脳内変換できずに「アンパンマ〜ン」って言ってます(笑

私は今ハマってるアニメがないので大変参考になります!

みなさんのコメントを見て、脳内ボイスは普通にされてるみたいでびっくりしました。

私も付いていけるように努力します(`・ω・´)

では!


■ きらりん (28回/2011/01/20(Thu) 22:39:10/No3174)

 「リティ族と最凶の黒魔法使い」いっき読みしました!
これから、ミルモたちや、シ−ドル、テラーがどうなっていくのか、とーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても楽しみです!もし、よかったら、私も、「未来人間界の出来事」という、ミルモでポン!と、結構声演で関係ある、ドラえもんとのコラボ小説を書いているので、よかったら、みてください。


■ シンキロー (36回/2011/01/22(Sat) 16:22:20/No3189)

キュシカの絵が描けましたので投稿します。
ついでに自己紹介もしておきますね。

名前:キュシカ

性別:男性

能力:キューブと呼ばれる物体を出現させ、自在に操ること。

好きなお菓子:四角いなら何でもOK

スリラー12使徒の一人。
語尾に「〜ザンス」を付けて話す。
同じ使徒であるクブラとは実は幼馴染みである。

今の所、公開できる情報はこれくらいです。
もしかしたらオリフェ達のデザインを変更したりすることもあるかもしれません。


りょくさん、きらりんさん、感想ありがとうございました。

りょくさん

水樹奈々さんは様々なアニメに沢山出演している結構有名な声優さんです。
あと、瑞樹奈々ではなくて水樹奈々さんです。
名前の間違いに気をつけてくださいね。

サキラはピンと来たのですがプラネは少し悩みました。
これからも是非、脳内ボイスにチャレンジしてください。

きらりんさん

おお!こんな少年向けっぽくなってる小説を一気読みしてくれるなんて嬉しいです!
これからの展開を楽しみにしていてくださいね。

水田わさびさん(タコス)はドラえもんの声をやってますよね。
きらりんさんの小説の続きを楽しみにしています。

それでは!

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■ シンキロー (38回/2011/01/23(Sun) 12:34:54/No3196)

それでは、続きが完成したので投稿します。
新章突入(?)です!
それでは、第14話をどうぞ!


第14話『南の妖精学校』学校侵略編1


−リティの里−


ここは電車の中。
電車の中にはシードル達の姿があった。

「シードル君と一緒に学校に行くのは久し振りだねー。」
「・・・久し振り。」
ニノンとカルボがシードルに話しかける。
3人揃って学校へ登校するのは久々のことだった。

「ここの所、スリラーとの連戦で中々学校に行けなかったからなぁ・・・」
シードルが呟いた。
彼らは電車に乗って、妖精学校へと向かっていた。
リティの里の電車は少しだけ宙に浮いており、振動が一切掛からない。

「それにしてもすごい電車だぜ。」
「浮いているのら〜」
サスケとハンゾーが外を眺めている。
ミルモ達も電車の中に乗っていた。
今日はリティ王の計らいで、シードル達が通う妖精学校を見学することになったのだ。

「それにしてもまさかあのテラーって奴がおめぇと友達だったなんてな・・・」
「あの時は驚きましたわ・・・。」
ミルモが反対側の乗車席から、シードルに話しかけた。

「僕も驚きましたよ。ネピスがスリラーの親玉だったなんて・・・」
ミルモ達もあの時は驚いたが、一番驚いていたのはネピスとかつて友達だったシードルだった。
どうしてあの姿で自分達の前に現れたのか、シードルには分からなかった。

「テラーと名乗っていましたね・・・。」
ヤマネが呟く。

『そうだよ、お嬢ちゃん。その行方不明になったネピスこそがこの僕、テラーってわけさ。』

(あの恐ろしい雰囲気・・・思い出しただけでも寒気が・・・)
ヤマネは微かに震えていた。

「むっ?ヤマネ、どうしたのだ?」
ヤシチが震えるヤマネに気付き、声を掛けた。
風邪なのだろうか?彼はそう思った。

「い、いえ、何でもありません。ヤシチ兄様」
ヤマネはハッと気付き、ヤシチに返事を返した。
「そうか・・・。それなら良いのだが・・・。」

『間もなく、終点です。忘れ物のないよう、ご注意ください。』
アナウンスが流れてきた。
そろそろ終点に着くようだ。

「では皆さん、降りる準備をしましょう。忘れ物がないように気を付けて」

プルルルルルルル・・・

やがて、電車は終点へと到着し、電車の出口が開いた。
そしてシードル達は電車を降りた。

「あれです。あれが僕等が通っている、南の妖精学校です。」
シードルはそびえ立つ未来世界に出てくるような大きな建物を指さした。
あれこそがシードル達の通う妖精学校だ。

「むむっ!随分と立派ではないか!」
「僕達が通ってる学校と、随分スケールが違いましゅね。」
「オレ達の妖精学校とは比べもんになんねぇな・・・。ちょっと悔しいな」
ミルモ達はあっけにとられた様子で妖精学校を眺めていた。
もはや学校というレベルではない程立派な建物だった。

「では皆さん、着いてきてください。ここからなら約10分で妖精学校に着きますよ。」
そう言うとシードル達は妖精学校へと向かい始めた。
ミルモ達もその後を追う。


10分後、南の妖精学校


「校長先生、ガイズ先生、お久し振りです。」
妖精学校の玄関前ではこの南の妖精学校の校長先生と、シードル達の担任であるガイズ先生が待っていた。

「よぉ!久し振りだなシードル!色々と大変だったみてぇじゃねぇか。」
ガイズ先生がシードルに声を掛ける。

「はい、スリラーとの連戦で・・・。それに・・・。」

「話は君の父上、リティ王様から聞いておるぞ。スリラーのことや、ネピス君の事も。」
校長先生が一歩前へ出てきた。
彼とガイズ先生は、リティ王からスリラーやネピスのことを聞いていた。
スリラーの件については前からリティ王から聞いていたが、ネピスがスリラーの親玉、テラーとなっていたことはついこの間、リティ王から聞いたばかりだった。

「まさかネピス君がスリラーの首謀者だったとは驚いたよ。」
「ネピスが生きていたのは嬉しいが、複雑な気持ちだ・・・。あの子に一体何があったんだ・・・。」
周囲が沈黙に包まれた、みんなどう喋ればいいのか分からない。

「・・・おっと!今日はミルモ君達が来てたんだったのう!」
校長先生が沈黙を破った。

「君達がミルモ君達だね?よく来たのう。今日はじっくり見学していくといい。何かのヒントになれば嬉しいよ。」
校長先生がミルモ達を歓迎する。

「それにしても本当に立派な所だぜ!」
「楽しそうなのら〜」
サスケとハンゾーが学校の周囲を見渡した。

「リティ族の科学力や技術力は素晴らしいものだからのう。君達が驚くのも無理ないだろう。」
校長先生とガイズ先生が背を向ける。

「では、案内しよう。着いておいで」
ミルモ達は校長先生とガイズ先生の後を着いて行った。


−南の妖精学校、1階−


「では、ミルモさん。僕達はこの後、授業がありますので。」
シードル達は授業があるため、いったん別れることになった。

「お前等!良かったら授業の様子、見に来てくれよな!俺の武勇伝をたっぷり聞かせてやるぜ!」
ガイズ先生がミルモ達に言った。
「先生、武勇伝はいいですよ・・・。」
「眠くなっちゃうし・・・。」
「・・・飽きる。」
ガイズ先生は過去に沢山の武勇伝を持ち、それを語り始めたら止まらないらしい。

「そっか、じゃあなー!」
ミルモ達はシードル達を見送った。

「それにしてもあいつら、普段はどんなことを勉強してんだ?」
ミルモが首を傾げた。

「恐らく、戦闘民族と言っておったから戦闘技術を学んでいるのかもしれんな。」
「大変そうでございますね・・・。」
ヤシチとヤマネが口を開いた。

「確かにそれもあるのじゃが、勿論普通の授業だってしているのだよ。」
校長先生がミルモの疑問に答えた。
確かにリティ族は戦闘技術にも優れているが、通常の授業もしっかりと行っている。

「さて、校内の様子を説明せねばならんな。ここと2階は1年生のフロアになっておるのじゃ。3階と4階は2年生のフロア、シードル達のクラスは12階にある。」
この学校の生徒の数はミルモ達の通う妖精学校よりも圧倒的に多くの生徒がいる。

「へぇー、結構あるんだな。」
ミルモが呟いた。

「そういえばここは南の妖精学校だと言っておったな。と言うことは・・・」
「その通り、他に東の妖精学校、西の妖精学校、そして、北の妖精学校と、この里には全部で4つの学校があるのじゃよ。」
この学校以外にも他にも学校があり、東の妖精学校、西の妖精学校、北の妖精学校。
そしてこの南の妖精学校を合わせて全部で4つの学校が、リティの里には存在する。

「4つもあるんでしゅか・・・。」
ムルモ達は驚いた。
自分達の通う妖精学校とは様子が全然違う上、他に学校が3つあると言うのだから。

「まあ大まかな説明はこんな所じゃろう。14階、15階、16階では試合会場がある。あそこでは他の妖精学校の生徒の戦いも見ることが出来るから是非、覗いてみるといい。」
「戦い?」
「生徒達が様々なルールで戦うフロアじゃよ。」
試合といっても毎回色々なルールがあり、能力をなるべく使わない等がある。

「へぇー、面白そうだな!」
ミルモが楽しそうな顔を浮かべた。

「私のフロア、つまり校長室は最上階にある。もし何かあったら来るといい。この学校には所々にエレベーターがあるから階を上り下りする時にでも使うといい。」
そう言うと、校長先生はミルモ達に背を向けた。
「では、ゆっくりと見学していくのじゃ。」
校長先生は背を向けたまま、ミルモ達に手を振りその場を去っていった。

「じゃあこれからこの妖精学校を見ていくか!」
「そうですわね。私達が通っている妖精学校には無い物や場所も沢山ありそうですわ!」
ミルモ達はワクワクしていた。
この妖精学校はとても広く、未来の建物の様な構造をしている。
その風貌は、彼らの探検心をくすぐった。


−その頃、北の妖精学校−


とある教室で、5人組の生徒が何やら話し合っていた。

「ボハハハ、この間は傑作だったなぁ・・・」
人間でいう、大男の妖精が呟いた。

「だーいえーんーじょー!!あきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!」
ハイテンションな妖精が狂ったような笑い声を出した。

「乗車4名は全治6ヶ月の大火傷。クスクス・・・」
5人組の紅一点らしき妖精が新聞を見ながら笑っている。

「ちょーちょちょちょちょちょちょ!今回も大成功だったちょ!さて、次は何をするちょ?」
5人組の妖精の一人がリーダーらしき妖精に聞いた。

「そうだな・・・。近頃はあまり刺激が足りん、もっとこう我を刺激するようなものはないのだろうか?」
彼らのリーダーらしき妖精が、腕を組んで考え込んでいる。

「がっこー!しーんーりゃくー!あきゃきゃきゃきゃ!!」
「おい、もう少し考えろ。てめぇ、頭の中まで『黴びている』のか?ったく・・・」

バンッ!

机を叩き、5人組の妖精のリーダーが立ち上がった。

「それだ!学校侵略だ!!よく言った!」

「うーれしー!ほーめらーれたー!あきゃきゃきゃっ!」
「しかし、リーダー・・・」
大男の妖精が止めようとする。

「確か南の妖精学校が一番平和だったっちょね。そこなら確実に落とせるちょ。」
「・・・それもそうだな。」
大男の妖精は納得したようだ。


「ふふふ、面白そうなことを考えましたね。」
声と共に教室の中へ入ってきたのは、彼らの担任らしき人物だった。

「リーマス様!」
彼はリーマス先生。どうやらこの5人組の担任らしい。

「私もその学校侵略とやらに同行させていただきましょう。」
何と、彼は学校侵略を許可した。
それどころか、同行するとまで言い出した。

「では、皆さん。早速侵略を始めましょう。北の妖精学校の勢力を高めるのです。」
「ふふふ・・・シードル。我が宿敵と認めた男・・・。今度こと決着をつけようではないか。」
リーマス先生と5人組の生徒は教室を出て行った。
新たな影がシードル達に静かに迫るのだった。


続く


新たな敵達が姿を現しました。
この小説、結構敵キャラ多いな・・・。
ま、いっか。(笑)

続きは完成次第、投稿します。
それでは!


■ チョコ (45回/2011/01/23(Sun) 16:11:07/No3198)

こんにちは♪

ストーリーに新展開ありましたね!
まず、ミルモ達がシードル君の通っている学校に訪問(?)したのと、北の妖精学校の5人の生徒と1人の先生…一体この人物達は何者なんですか?
ちょっとシードル君やミルモ達、大変なことになりそうですね…。

私的に5人の生徒の内好みの妖精は、ハイテンションで狂った笑い声を出した人物と、5人の中で紅一点らしき人物ですかね…。
でも…テラー様しばらく出番無さそうですね(笑)
大丈夫ですよテラー様!
私はいつでも貴女の事を思っていますからね!←

続きも楽しみにしています♪
では☆


■ りょく (170回/2011/01/24(Mon) 05:25:05/No3207)

シンキローさん、チョコさん、おはようございます!

名前間違い失礼しましたm(_ _;)m
すいません;気を付けます!


キュシカのイラストが完成したのですね。
名前の由来は『キューブ』と『四角』からですか?
だから四角いのですね。
ネーミングセンスが羨ましいです〜(>∀<*)

四角いお菓子が好物との事で角砂糖を頬張る姿が思い浮かんだのですが、砂糖は調味料だった…(^-^;)


小説の方はテラー様にお嬢ちゃんと言われたヤマネが羨ましかったり。
ヤマネがやたらテラー様を気にしてますので一瞬、恋愛方向に想像してしまいました(←

北の妖精学校の生徒と先生という新たな敵が現れましたね。
「あきゃきゃきゃきゃ〜!」のテンションが高い子が気に入りました。喋り方が好きですvv
先生に様付け、学校侵略とはすごい…。
敵が増えるたびにテンションが上がります↑
(でもでも私はテラー様が一番ですからvvテラー様人気最高!!)
西と東もやはり敵なのか…。

では!


■ こやまる (1022回/2011/01/27(Thu) 14:50:36/No3237)
http://www.murumoya.com/


シンキローさん、皆さん☆
感想がすごく遅れてしまいごめんなさいm(_ _)m。

まずはキュシカ・・・。
ザンスにあの出っ歯というとどうしても「シェー」を連想してしまいます(^^;。
見た目も緑色で縦長というとキュウリ…!?
シンキローさんの考える悪役は、どこか憎めない部分が多いのがミルモでポン!らしくておもしろいですね。

テラーの戦闘力は、たった一人でこれほどまで強いとは…。
(部下がアレなのでもしかしたら…なんて考えは甘かったですね)
しかもドラゴ○ボールのようにさらに強まっていくとは…。
第2、第3形態とかあったりして。
対抗するシードルたちの共鳴魔法もパワーアップしそうですが、テラーの能力がぶつかるたびに新たなインフレスパイラルを引き起こしそうな予感がします(笑)。

テラーが悪に目覚めたきっかけが気になりますね。
突然行方不明となり、行方不明の先で悪に目覚めたのでしょうか?
アクミが黒化したのと同じように、諸悪の根源がどこかに…と予想してます。
まさかテラーも誰かに操られているのか・・・!?

>君達は現実を知らなすぎるんだ。
こういう展開、私は大好きです(^^)。
シードルの理想とテラーの理想、どちらが正しいのか?
説得力のあるテラーの説明が、協力者であるミルモたちの判断にも迷いを生じさせるといいなぁ。

ストーリーは、妖精学校同士の戦いへ…。
先生も争いを推奨って、とんでもない先生ですね(^^;。
またまた争いに巻き込まれるミルモたちの活躍を楽しみにしています。
ヤマネお嬢ちゃんもがんばれ〜。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ シンキロー (40回/2011/02/03(Thu) 16:46:13/No3307)

チョコさん、りょくさん、こやまるさん、感想ありがとうございます。

少し遅くなってしまいましたが、第15話をどうぞ!


第15話『イビル・ステューデンズ』学校侵略編2


キーンコーンカーンコーン・・・
チャイムが校内に鳴り響いた。

「ありがとうございました。」
ここはシードル達のクラスだ。
チャイムが鳴ったので授業が終わったようだ。

「こうやってみんなと授業を受けるのも久し振りだなー。」
「そうだね。みんなが揃ったのって久し振りだよね。」
「・・・久し振り。」
シードル、ニノン、カルボが会話をしている。

「揃ったなー。シードル、」
シードル達の元へ、ガイズ先生がやって来た。
彼はシードル達のクラスの担任である。

「・・・正直、どう言ったらいいか分かんねぇな。ネピスが生きていたことが分かったのは勿論嬉しい。だが、スリラーの首謀者になってたとはな・・・。」
かつてネピスもシードル達と同じクラスだった。

「はい・・・。ですが、僕は何としてでもネピスを連れ戻すつもりです。このままアイツを放っておくわけにはいきません。」
シードルは絶対にネピスを連れ戻すつもりだ。
折角会えたかつての友達。
絶対に連れ戻したい。
彼はそう考えていた。

「ずっと一人でスリラーと戦ってきたんだよな。俺も出来ることがあったら手伝うぜ。生徒を守るのは俺達先生の使命だからな!」
ガイズ先生はとても生徒思いで評価も高く、優しい先生だ。
生徒を傷つける者は誰であろうと絶対に許さない。
まるで、彼はシードル達のクラスでは良い父親的存在で、生徒達からの信頼も厚い。

「ありがとうございます!」
シードルがガイズ先生に礼をいった。


「シードル、いるかー?」


声と共にミルモ、リルム、ムルモが教室に入ってきた。


「あっ、ミルモさん達。」
シードルが3人に気付き声をかけた。

「よぉ!シードル達の友達だな!」
ガイズ先生も元気よく、3人を快く迎える。
「自己紹介がまだだったな。俺はシードル達の担任、ガイズだ!よろしくな!」
3人にガイズ先生は自己紹介をした。

「それにしても本当に立派な学校ですわね。」
「楽しそうな所でしゅ。」
リルムとムルモが呟く。
この妖精学校は未来の建物のような構造をしており、校内を見て回るだけでも楽しそうな所だ。

「そうか。喜んでくれて嬉しいぜ!」
「あぁ、所でここの学校ってオレ達が通っている妖精学校にはねぇもんが一杯あるな。」
この妖精学校はミルモ達の妖精学校とは大幅に異なっており、沢山の部屋や物がある。

「そうか。是非、色々見ていってくれ。」
ガイズ先生が嬉しそうにうなずきながら言う。

「ミルモさん、リルムさん、ムルモさん、よかったら一緒にお菓子を食べにいきませんか?授業が再開するまで時間はまだまだありますし。」
「え!?ここってお菓子食えるのか!?」
お菓子と聞いて、ミルモ達の目つきがガラリと変わった。

「お・・・落ち着いてください。(汗)地下1階ではバイキング方式で好きなだけ食べることができます。」
何と、この学校では地下1階でお菓子のバイキングをおこなっている。
妖精達にとっては夢のような場所だ。

「よーしシードル君。オレ達をそこに案内してくれぃ!」
「シュークリームはありますか?」
「マシュマロも食べ放題なんでしゅか?」

「全部ありますから・・・。(汗)では先生、僕達は地下1階にいってきますので。」
「先生、いってきまーす。」
「・・・行ってきます。」
シードル、ニノン、カルボはガイズ先生に挨拶をした。
「そうか、いってきな!」
ガイズ先生が教室から出て行くシードル達を見送る。


「あら?あの子達って校長先生が言っていた・・・」
シードル達が行った方向の反対側から、別の先生がやってきた。
「おっ、リバリ先生。そーさ、あの子達がシードルの新しい友達さ。」
ガイズ先生はシードル達が楽しそうに会話をしながら歩いていく姿を見ながら喋った。

「楽しそうねシードル君。あの子は真面目すぎて中々友達が出来なくて心配してたけど、ああいう姿を見ていると安心するわ。」
2人はシードル達の様子を見えなくなるまでじっと見ていた。


−一方、ヤシチ達妖精忍者は15階で試合の観戦をしていた。−


「凄い戦いだぜ!」
「ハイレベルなのら〜。」
ヤシチ達は観客席から生徒同士の試合を見ていた。
片方は東の妖精学校の生徒で、もう片方は西の妖精学校の生徒だ。
この試合会場では他の妖精学校の生徒達が来て試合に出ることも多い。

「うぅむ・・・どっちが勝つのか全く分からん。」
「接戦でございますね・・・。」
ヤシチとヤマネは真剣に試合の様子を見ていた。
普段のミルモとの決闘より、レベルがかなり上だった。


「これで終わりだ!くらえっ!」
東の妖精学校の生徒が楽器をバズーカに変えて、それを相手の妖精に向けてぶっぱなした。

ヒュー・・・

「甘いっ!そりゃっ!」
西の妖精学校の生徒は楽器を刀に変えて砲弾を真っ二つに斬った。

「チィッ!」
「隙ありっ!」
西の妖精学校の生徒は東の妖精学校の生徒の僅かな隙を見逃さず、すかさず峰打ちを決めて、勝利を収めた。

「勝者、西の妖精学校のラマサ選手!98勝11敗!」
審判が西の妖精学校の生徒、ラマサに勝利を告げた。

「峰打ちか・・・。(拙者もマスターしたい!)」

「それでは次の試合を始めます!東の妖精学校の選手と北の妖精学校の選手は入場して下さい!」
審判が言うと東の妖精学校の生徒と、北の妖精学校の生徒が試合会場に入ってきた。

「アイツ、すっごく大きいぜ!」
「デカいのら〜」
サスケとハンゾーは北の妖精学校の生徒に注目した。
その妖精は人間で言うと大男の様な体格の妖精で、あのトプルとほぼ同じ様な大きさだった。

「随分と力がありそうだな・・・。」
「とても強そうでございますね・・・。」
ヤシチとヤマネも北の妖精学校の生徒に注目した。

「今回のルールは・・・魔法をなるべく使い相手を倒すこと!」
審判がルールを発表し終わると同時に試合開始のサイレンが鳴った。

「わてをなめとったら、痛い目に遭うで〜。降参するなら今の内やでぇ〜。(笑)」
東の妖精学校の生徒が北の妖精学校の生徒を挑発する。

「やれやれ、今の自分の状況が分かってねぇ大馬鹿野郎だ。降参するのはこのラーチュラ様ではなく、貴様だと言うことを教えてやろう。」
ラーチュラが身構える。
東の妖精学校の生徒がムッとした。

「なら、わての必殺魔法の餌食になってまいな!マイセでポン!」
マイセは魔法で無数の火の玉を空に打ち上げた。

「行くでー!メテオ・ラーッシュ!」
火の玉達がラーチュラ目掛けて降ってくる。
しかし、ラーチュラは平然としている。

「さてと、さっさとこいつを片付けてザディスと合流するか。ふんっ!」
ラーチュラは武器変化で大きな斧を構えるとそれを使い、いとも簡単に火の玉を弾いた。

ヒュー・・・

「あらー!?」
マイセは弾き返された火の玉をまともにくらってしまった。
「あががが・・・んなあほな・・・。」
マイセは黒こげになって伸びている。
「ちっ、その程度か・・・。俺様はまだ一度も魔法を使ってねぇぞ。」
ラーチュラはマイセのあっけなさに呆れた。

「勝者、北の」
「ボハハハ!まだ終わってねぇよ。ここからが面白いんだろうが。」
ラーチュラは伸びているマイセを見るとニヤリと笑ったのだった。


−一方、地下1階のお菓子バイキングでは・・・−


「いやぁ〜。くもっちょ食い放題なんて夢みたいだぜ〜。」
「こんな所があるなんて素敵ですわね〜。」
「幸せでしゅ〜。」
ミルモ達はお菓子バイキングに大満足だった。

「よ、喜んでくれて嬉しいです・・・。(汗)」
「結構・・・食べるんだね。カルボ君程じゃないけど・・・。」
「・・・ムシャムシャ。」
シードル達もお菓子を食べていた。
隣ではカルボが未だに大量のお菓子を食べ続けている。
無口な彼だが、こう見えても食欲が相当強いのだ。

「へぇー・・・おめぇって結構固いもん食うんだな。」
ミルモが煎餅を食べているシードルに言った。

「はい、煎餅は固めなのでじっくり噛んで食べることが出来ますから。」
シードルは煎餅等、固めのお菓子が好きなのだ。
流石真面目な彼だ。
好きなお菓子も固めの物と、歯の力を使う物を食べている。

「・・・それにしてもカルボしゃん、よく食べましゅね・・・。」
ムルモが呟く。
彼はひたすら目の前にあるお菓子をムシャムシャと食べ続けている。

「ん?何か向こうでもめてるみてぇだな。」
ミルモがシェフともめている2人組の妖精を発見した。

「・・・!、アイツ等・・・!何でこんな所に・・・!」
シードルは2人組の妖精を知っているようだった。


「どういうこと?サブレが無いなんてふざけているのかしら?」
「もーっと!くーわせろー!あきゃー!!」

「で・・・ですから今、急いで作ってますので、もう少しだけお待ちを・・・はっ!お前達・・・!まさかっ・・・!」

「ばーれたー!あきゃきゃきゃきゃきゃきゃー!!」
「勘が鋭いわね。しばらく黙っててもらうわよ。」
その妖精は、そう言うと種をばらまいた。
種はすぐに育ち大きく太いツルとなって、シェフを調理室に閉じこめた。

「ざまー!みーろ!あきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!」
「モルロン、そろそろ始めるわよ。」
「ワタネ!りょーかーい!あきゃー!」


「お前達!ここに何しに来たんだ!」


シードル達がワタネとモルロンの前に立ち塞がった。
真面目な彼だ、当然2人の悪事を見過ごすはずがなかった。

「クスクス、久し振りねシードル。アタクシ達はこの南の妖精学校を乗っ取ることにしたのよ。」
「そのとーりー!あきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!」

「学校を乗っ取るだと!?」
シードルが驚く。
「こいつら、とんでもねーこと、企んでるみてぇだな・・・」
ミルモが呟いた。


ピンポンパンポン・・・


『ここの奴らにお知らせっちょー。只今からこの学校は、俺達イビル・スチューデンズが支配することになるちょ。』
『痛い目に遭いたくなければすぐにここから逃げることだな。ははははははは!』
笑い声が校内中に響き渡った。


「そう、今日からこの学校はアタクシ達、イビル・スチューデンズの物になるのよ。クスクス・・・。」
ワタネが不敵な笑みを浮かべた。
新たな敵、イビル・スチューデンズ。
果たしてミルモ達は彼らから南の妖精学校を守ることができるのか。


続く


ここから感想返信コーナーとなっております。


・チョコさん

今回のストーリーでチョコさんの好みの妖精達の名前が明らかになりました。
ワタネとモルロンの能力は近い内に判明します。
テラー様の出番はここからちょっと減るかもしれません。(汗)
テラー「えwちょww待っt(ry」

・りょくさん、
キュシカのイラストの感想、ありがとうございました。
私の脳内ボイスのイメージは山口勝平さん(はなかっぱのがりぞーのイメージ)です。

ヤマネ×テラーか・・・。
ヤマネ「嫌ああああぁぁぁぁ!(絶対危ないよこの人!)」
テラー「まあまあ、そんなに嫌がらなくてm」(サクッ、ネズミとヤシチの手裏剣がテラーの頭に刺さったようです。)
ヤシチ&ネズミ「このロ○○ンが!!(怒)」
ヤマネ「助かった・・・。」

・こやまるさん

確かに・・・w。
おそ松くんを思い出します。
僕は見たことありませんが・・・。

テラー「僕の戦闘力は53万です。」
シードル「はいはい、フ○ーザ様フ○ーザ様。」
テラー「・・・嘘です。(泣)」
黒幕がいるのかどうかは、ストーリーが進めば明らかになります。

続きは完成次第、投稿します!
それでは!


■ シンキロー (42回/2011/02/05(Sat) 16:30:27/No3358)

テラー「さぁさぁ16話が始まるよー」
シンキロー「テラー君、出しゃばらないでいただけませんかねぇ?」
テラー「サーセンw」
↑は無視していいです。(笑)

それでは、第16話をどうぞ!


第16話『学校侵略、開始』学校侵略編3


−スリラーのアジト−


「そういや最近、北の妖精学校が物騒になってきてるらしーな。」
アジトの廊下ではグネット、キュシカ、クブラが妖精学校について会話していた。
グネットはついさっき、アジトの掃除を終え休もうと自分の部屋に帰る途中、キュシカとクブラに会ったのだ。

「あっしとクブラは、東の妖精学校に通っていたザンス。今頃みんな、どうしてるザンスかね・・・。」
「あんなことがなければ、今でも平和に暮らしていたのに・・・。」
キュシカとクブラがため息をついた。
どうやら2人の過去に、なにかあったらしい。
グネットはクブラの「あんなこと」という言葉が引っ掛かったが、敢えてそのことについては問わなかった。

「・・・俺は西の妖精学校に通っていた。」
グネットが呟いた。

「確かあそこは、競争意識が強かったザンスね。」
西の妖精学校は競争意識が4つの学校の中でも一番強かった。
「お前とは似たような立場かもしれないザンスね・・・あっしらはそろそろ行くザンスよ。」
「う、うん・・・。」
2人はグネットを追い越して、歩いていった。

「俺にはもう、帰る場所はねぇ。それに、あんな学校。俺は絶対にもう行かねぇつもりだ。行ったところで、また馬鹿にされるだけだ・・・」
グネットはそう呟きながら、自分の個室を目指して歩いていった。


−南の妖精学校:放送室−


「ふふふ・・・。この学校の生徒達が大慌てで逃げているようですね。」
イビル・スチューデンズの担任、リーマス先生が嘲笑いながらパニックになる生徒達の様子を眺めていた。
リーマスは常にミルモの母、サリアの様にニッコリとした表情だが、彼の笑い声からは狂気がにじみ出ていた。

「先生、既にラーチュラ、ワタネ、モルロンの3人が動き始めてます。」
「この学校が俺達のものになるのも、時間の問題ちょ。」
「ふふふ、ザディス、ドフボ、残念ですが今回は貴方達の活躍はないかもしれませんね。ここの生徒達は大した実力はなさそうです。只、シードル君がちょっと問題ですね・・・。」
リーマス先生はそう言いながら、シードル達が映ったモニターに注目した。


−南の妖精学校:地下1階お菓子バイキング−


お菓子を食べていた妖精達は大慌てで逃げていった。
突然の敵襲に南の妖精学校の生徒達は混乱していた。

「さて、貴方達の相手はまず、彼らに任せるわ。」
ワタネはそう言いながら種を沢山ばらまいた。

「な・・・何だぁ?」
「何をする気なのでしょうか・・・?」
「嫌な予感がするでしゅ・・・」
ミルモ達が身構える。
種から植物型の魔物が次々と育ち、シードル達を取り囲んだ。

「貴方達、相手を頼むわよ。モルロン、いくわよ」
「あきゃきゃ!りょーかーい!」
ワタネとモルロンは魔物達にシードル達の相手を任せると、逃げるようにその場を去っていった。

「くっ!数が多いな・・・。皆さん、手伝ってください!」
シードルが頼む。
「あぁ!やるしかねぇな!ミルモでポン!」
ミルモは魔法で大きなウチワを出現させた。
「リルム!そのウチワであの化け物達を吹き飛ばしてくれ!」
「分かりましたわミルモ様!どりゃああああああああぁぁぁぁ!」
リルムが大きなウチワを使い、怪力で魔物達を吹き飛ばす。
もの凄い強風で吹き飛ばされた魔物達は目を回して全員倒れた。

「すごいパワーだね・・・。」
「・・・怪力。」
ニノンとカルボが呟いた。

「流石ですミルモさん、ナイスコンビネーションでした。」
シードルが2人を褒めた。
1人が魔法で「物」を出し、それをもう1人がその「物」を用いて攻撃すると言う手段はリティ族の間でも、中々見られない。
リティ族も一応、物を出す等の魔法を使うことは可能だが、ほとんど属性のある攻撃的な魔法を使用する場合が非常に多い。


−その頃、リーマス達はシードル達の様子をモニターで見ていた。−


「ふむ、悪くない連携攻撃だな。」
「リティ族じゃなさそうだけど、中々できそうな奴らっちょね。」
ザディスとドンボがモニターを見ながら呟いた。
だが、彼らの表情は余裕に満ちていた。
「ふふふ、少しは面白くなるかもしれませんねこれは。リティ族以外の実力を見る絶好のチャンスかもしれませんね。」
リーマスは常にニッコリとした表情を浮かべている。
彼は何を考えているのか、それはザディス達でも分からない。


校内では逃げ遅れている生徒達が何人かいた。
「く、くっそー!あんな数!どうすればいいんだよ!」
1人の生徒が迫る植物型の魔物達から逃げていた。
ワタネは南の妖精学校の至る所に種をまいて、大量の魔物を出現させていた。
既に校内は植物型の魔物達が至る所で暴れていた。
校内はいわば、モンスターハウスならぬモンスタースクールと化していたのだ。
「うわっ!」
その妖精はうっかりこけてしまった。
妖精に魔物達はじりじりと迫る。
「や、止めろ!こっち来るなよ!」
絶体絶命かと思われたその時。


『グギャアアアアアアアアアァァァァァ!!』


突如魔物達が全員倒れた。
何かに斬られたかのように悲鳴をあげながら。

「危機一髪じゃったのう。」
校長先生だ。
校長先生の手には刀が握られていた。
信じられないことに、彼一人によって魔物達は倒されたのだ。
彼の背後には生徒達が何人かいた。
校長先生が逃げ遅れた生徒達を救出していたのだ。

「こ、校長先生・・・。あっ、ありがとうございます!」
その妖精は少しの間、呆気にとられていたがすぐにはっと気がつき立ち上がりながら校長先生に礼を言った。

「無事でよかったのう。」
校長先生が笑みを浮かべた。
それにしても人間でいうと既に老人なのに、こんなに強かったのは少々意外だ。
校長先生が強いということは、ほとんどの生徒が知らなかった。

「しかし、こんな事は初めてじゃわい。連中は一体何でこんなことを企てたのかのぅ・・・。」
校長先生が考え込んだ。
学校侵略だなんて、こんなことは今まで一度もなかった。


「校長先生!」


向こう側からガイズ先生とリバリ先生が走ってきた。
「ガイズ先生、リバリ先生、この子達は私に任せるのじゃ。君達はシードル君やミルモ君達と合流してほしい。イビル・スチューデンズという相手も頼んだぞ。」
「はい!分かりました!」
2人は走っていった。


−一方、ヤシチ達は・・・−


ここは15階の試合会場。
イビル・スチューデンズの一人のラーチュラがマイセをいたぶっていた。
大きな拳がマイセを容赦なく襲う。
「君!ルール違反だ!これ以上の攻撃は・・・」

ブンッ

ラーチュラの拳が止めに入った審判を吹っ飛ばした。
審判はまとに拳を受けてしまい、気を失ってしまった。

「ボハハハ!俺様の邪魔をするんじゃねぇ!俺様は弱ぇ奴を徹底的に痛めつけるのが趣味でな。」
ラーチュラは気を失った審判を見ながら嘲笑った。


「も、もう見ておられん!奴を止めにいく!」
ヤシチがラーチュラの所へ飛んでいった。
「ヤシチ兄様!」
ヤマネもヤシチの後を追う。
サスケとハンゾーも勇気を振り絞り、2人の後を追った。

「何だ貴様等?まさかこの俺様を倒すとかつまらん冗談を言うつもりか?」
ラーチュラがヤシチ達に気付き、マイセに振り下ろそうとしていた拳を止めた。

「これ以上の悪事は放っておけん!学校侵略だなどとそんなこと、許さんぞ!」
「暴力行為、許すわけには行きませぬ!」
「かっ、観念するんだぜ!」
「ゆ、ゆ、許さないのら〜!」
ヤシチとヤマネがラーチュラにくってかかる。
サスケとハンゾーも、ラーチュラを恐れながらも、くってかかった。

「悪いことは言わねぇ。今なら特別に見逃してやる。俺様にやられたくなかったら、さっさと逃げな。」
ラーチュラはヤシチ達に逃げるように促した。
しかし、ヤシチ達は引き下がらなかった。

「ふん。まあいい、俺達イビル・スチューデンズの恐ろしさを存分に味わいな。かかって来な。」
ヤシチ、ヤマネが楽器を忍刀(にんとう)に変え、素早くラーチュラに斬りかかった。

「っ!・・・」

「サスケでポン!」
「ハンゾーでポン!」
サスケとハンゾーがラーチュラの怯んだ隙を突き、たらいをそれぞれ一つずつラーチュラの頭上に出現させた。

ガァン!ガァン!

「ぐおっ・・・!中々の速さじゃねぇか。だが、こんなんで俺様に勝とうだなど一万年早いわ!」
ラーチュラが大きな斧をヤシチ、ヤマネ目掛けて振り下ろした。

「ぬっ・・・!」
ヤシチが間一髪、斧を避けた。
「ていっ!」
ヤマネは手裏剣で反撃した。

グサッ

「ぐ・・・」
ラーチュラが再び怯んだ。

「今だ!ヤシチでポン!」
ヤシチが魔法をラーチュラの足下を沼の様にした。

「ぬおっ!何だ?身体が沈む!」
ラーチュラは地面に埋まり、身動きが取れなくなった。

「貴様にはそこで暫く大人しくしていてもらうぞ。」
ヤシチが身動きの取れないラーチュラに言った。
これで勝敗が決したかに見えた。

「ボハハハハハハハハハハハ!まさか、今のが俺様の本気だとでも思っていたのか?」
「何だと?」
実は、ラーチュラは手を抜いていた。
ラーチュラは軽々と這い上がると、素早くヤシチに接近し、大きな拳で殴り飛ばした。

「ぬああああぁぁぁぁ!」
ヤシチが宙を舞う。

「兄貴!」
「ヤシチ兄様!」
サスケ達が叫ぶ。

「どこを見てるんだ?戦いの最中に余所見とはな。」
「!!」
ラーチュラの大きな拳が3人をなぎ払った。

「うわああああぁぁぁぁ!」
「きゃああああぁぁぁぁ!」

「お、お前・・・達・・・。」
ヤシチが立ち上がり、サスケ達に駆け寄ろうとした。
しかし、そこへラーチュラが立ち塞がる。

「さて、今度は貴様をたっぷり痛めつけてやるとするか。」
ラーチュラはヤシチに容赦なく攻撃を加えた。

「ボハハハハハハハハハハハ!言っただろう!素直に逃げないからこんなことになるんだ!大馬鹿野郎が!ボハハハハハハハハハハハ!」
ラーチュラが嘲笑いながらヤシチをいたぶる。

「あ、兄貴!!」
「大変なのら!兄貴が危ないのら!」
サスケとハンゾーが慌てる。

「ラ、ラーチュラ殿!も、もう止めて下さい!!」
ヤマネが涙を浮かべて、ラーチュラに叫ぶ。

「嫌なこった、後でお前達もたっぷり痛めつけてやるよ。そうだ、何でこうなったか教えてやるよ。」
ラーチュラは拳を止めた。
そして・・・

オマエラガヨワイカラコイツハコウナルンダヨ

こう言い放った。


ドクン

その時、ヤマネに異変が起こった

「!!」
ラーチュラは彼女から危険を感じた。
「な、何だ・・・?」

「・・・何も、感じないのか?」
ヤマネがラーチュラに問う。
しかし、その言葉、表情は怒りに満ちている。
彼女の様子も何だかおかしい。

「ヤ・・・ヤマネ?」
「何だか・・・怖いのら・・・」
サスケとハンゾーが後ずさりをする。

「ふ、ふっ、何だ?何が言いたいんだ?」
ラーチュラが冷や汗をかきながらも、ヤマネに問い返す。

「何も感じないのかと聞いているんだよ!!」

ブワッ

ヤマネの怒りと憎しみのこもった声がその場にいる者達を威圧した。

(な、何なんだコイツ・・・!何か、何か凄くヤバイ・・・!一体コイツ・・・何者だ!?)
ラーチュラは今のヤマネと戦ってはいけない、そんな気がした。
彼は生まれて初めて身の危険を感じたのだった。
ヤマネの突然の豹変・・・果たして彼女に何が起こったのだろうか。


続く


第16話はここまでです!
さて、ヤマネ豹変のわけとは・・・?
それにしても、テラーが本編以外では完全にギャグキャラになってるなぁ。(笑)

続きは完成次第、投稿します!
それでは!


■ いっちゃん (28回/2011/02/06(Sun) 20:13:02/No3378)

シンキローさん、こんばんは!!いっちゃんです。

ヤシ・・・っヤシチぃーーー!!(泣)
ヤシチがとても悲しいことに・・・。
でも、意外とこうゆう場面が似合っていますよね(笑) ←ヤシチ、すまん!

さてさて、なにやら緊迫した展開になってきましたね。
ヤマネには何が一体起こったのか!?
これもリティ族の何かなんでしょうか?
ヤマネ!ヤシチをボコボコにした奴なんてぶっ飛ばしちまえ!! 
注:私は一応女です

今後の展開が気になりますね。
でも、私が今一番気になっているのは、ボコボコにされたヤシチがミルモ達と
会ったときの反応ですかね(笑)
ギャグととるのかシリアスにとるのか・・・。
でも、私的にはシリアス希望です!

それではっ!


■ シンキロー (43回/2011/02/07(Mon) 17:11:01/No3379)

いっちゃんさん、感想ありがとうございます。
時間の都合上、今回は返信する時間がなくてすみません。(汗)

あと、ヤマネファンの皆さん、ごめんなさい。(汗)
今回、ヤマネファンは読む時は覚悟してください。

それでは第17話をどうぞ!


第17話『後遺症』学校侵略編4


−南の妖精学校:15階、試合会場−


試合会場ではヤシチ達妖精忍者と、イビル・スチューデンズのラーチュラとの戦闘が続いていた。
その最中、ヤシチをラーチュラに傷つけられた影響か、ヤマネに異変が起こった。

「ヤ、ヤマ・・・ネ・・・?」
「様子が変なのら・・・。」
サスケとハンゾーが震えている。
ヤマネの様子は明らかに変だった。

(ク、クソッタレ・・・!何かの・・・ハ、ハッタリに決まっている!!)
ラーチュラが身構える。
彼の身体は震えていた。
今、彼はヤマネを恐れている。
彼は今、正に恐怖を感じているのだ。

「お前・・・許さない、消えてしまえ!」

ズガァン!!

「ぐぼあっ!!」
ラーチュラはいつの間にか彼女の得意技、ヤマネはてんだんを受けていた。
しかし、その威力は普段のヤマネはてんだんを遙かに上回っていた。

「ぐうぅ・・・!!」
ラーチュラは倒れかけたがどうにか持ちこたえた。

(何だ今の速さは・・・!全然反応出来なかった!)
ラーチュラがヤマネを見る。
彼女の目は怒り、憎しみに満ちていた。
その目に彼は更に恐怖を覚える。

(マズイ!コイツ・・・!なんだコイツ!?マズイ!・・・)
ラーチュラが後ずさりをする。
しかしヤマネはラーチュラに歩み寄る。

「そんなに痛めつけるのが好きなら・・・痛めつけられる身にもなってみろ!!」

ズバババババババ!!

ヤマネはラーチュラが全く反応できない速さでラーチュラを容赦なく傷つける。
彼女は怒りのまま、ラーチュラにどんどん斬撃を加えていく。

(なんだコイツ!?速すぎる!!痛ぇ!痛ぇ!クソ痛ぇ!俺、このまま・・・ぐっ!!)


−南の妖精学校:放送室−


「何だあいつは・・・?」
「ど、どうなってるっちょか!?」
ラーチュラとヤマネの様子をモニターで見ていたイビル・スチューデンズのザディスとドフボ。
彼らは驚いていた、自分達の中では最もパワーがある、あのラーチュラが一方的にやられていることに。
「まさか、あのガキがここまでの力を出せるとはな・・・。」
「アイツが押されてるなんて驚きっちょ・・・。」

(・・・あのお方の読みは間違ってないようですね。)
リーマスはじっとモニターを見ていた。
(ふふふ、後遺症とでも言うべきでしょう。ここでお目にかかれるとは、ますます面白くなってきましたね・・・。)
リーマスはニッコリとした表情でニヤリと狂気的な笑みを浮かべるのだった。


−再び15階:試合会場−


「はぁ・・・。はぁ・・・。」
ラーチュラはヤマネの激しい攻撃をあれだけ受けたのにも関わらず、まだ立っていた。
そのタフさは正に、巨体に見合ったものだった。

「つ、強すぎるのら・・・。」
ハンゾーが呟いた。
「ヤマネ・・・。」
サスケは複雑な気持ちでヤマネの様子を見ていた。
ヤマネはまだ幼いが、妖精忍者としての実力は高く、ヤシチ以上ネズミ未満だった。
確かに彼女は強いが、『今の』強さは明らかに以上だ。
まるで彼女は”負”の感情に囚われたかのようだった。

「ボハハハ・・・、い、言ったはずだ・・・ろ?俺様は・・・、まだ本気じゃねぇってな・・・。」
そう、ラーチュラは本気でヤシチ達の相手をしていたわけではなかった。
しかし、流石に『今の』ヤマネには本気で潰しにかからねばこっちがやられてしまう。
彼はそう判断した。

「くらええええぇぇぇぇ!!」
ラーチュラが斧を床に思いっきり振り下ろす。

ズガアアアアァァァァン!!

地割れの様な衝撃波が試合会場を破壊していく。

「うわああああぁぁぁぁ!!」
サスケとハンゾーが悲鳴をあげ、うずくまる。
幸い衝撃波は倒れているヤシチには当たらなかった。

「ボハハハハハ!こ、これならアイツも・・・。」

ズバッ!

「ごはあっ!!」
ラーチュラは再び反応出来ない程の速さで斬られていた。

「・・・それで攻撃してるつもりか?」
怒りと憎しみに満ちたヤマネの目がラーチュラを睨み付ける。

「ひっ!!・・・」
ラーチュラは恐怖のあまり、動けなくなった。
まるで、蛇に睨まれた蛙のようだった。

「攻撃というのは・・・、こうやるんだ!!」
ヤマネの持っている忍刀(にんとう)が巨大な光の刃となった。
光の刃は赤黒くバチバチと光っている。
まるで彼女の怒りの感情を表しているかのようだった。

「くたばれええええぇぇぇぇ!!」
ヤマネは高く飛び上がり刃をラーチュラに振り下ろす。

「こ・・・、このラーチュラ様が・・・!!こんな・・・奴にいいいいぃぃぃぃ!!クソッタレええええぇぇぇぇ!!」

ズガアアアアアアアァァァァン!!

光の刃がラーチュラを直撃した。
煙が上がると、彼は気を失って倒れていた。

「!!、私は今まで何を・・・。」
ヤマネが我に返った。
どうやら自分がラーチュラを撃破したことは覚えていないようだ。

「・・・!、ヤシチ兄様!」
ヤマネはヤシチの方を振り返った。
彼は瀕死の重傷だった。
ラーチュラから受けたダメージはかなり多く、危険な状態だ。


「お前等!無事か!?」


ガイズ先生とリバリ先生が試合会場に駆け込んできた。
「あのデケぇ奴・・・。どうやらアイツ等が攻めてきたのは間違いねぇな。」
「でも一体誰が倒したの・・・?」
2人は倒れていたラーチュラに注目した。
こんな大男のような妖精、一体誰がやっつけたのだろうか?

(アイツはあの5人の中では一番タフで力が強かったはず・・・。誰がアイツを倒したんだ?)
ガイズ先生はヤマネ達の方を見た。
もしかしてこの中の誰かがあのラーチュラを倒したのだろうか?

「貴方は確か・・・。」
「おっと、俺はガイズ、シードル達の担任だ。」
「私はリバリ先生。」
ガイズ先生とリバリ先生は簡単に自己紹介をした。

「この子・・・酷い怪我ね。」
リバリ先生が倒れているヤシチに目をやった。
「あのラーチュラっていう奴に兄貴はやられたんだぜ・・・。」
「怖かったのら・・・。」
サスケとハンゾーが倒れているラーチュラを指さした。

「でも大丈夫よ。あそこに連れて行けばすぐに治るわ。」
「治るでございます・・・か?」
ヤマネが問う。
「あぁ、心配するこったねーぜ、どんな傷でもすぐに治るからな。」
そう言いながら倒れていたヤシチを背負った。

「とにかく、今はここを離れるぞ。コイツがまた起きだしちまったら厄介なことになりそうだからな。」
そう言ってガイズ先生は振り返る。
「ついてきてくれ、この子をあそこへ連れて行く。」
「は、はい!」
ガイズ先生達は試合会場から去った。


「行った・・・か。ちっ・・・あの姿、見せ損なっちまったか・・・。俺様はしばらく・・・動けそうにねぇな。」
ラーチュラは倒れた状態のまま、呟いた。
「でも・・・、リーマス様・・・。貴方がいる限り・・・絶対に学校侵略は・・・成功します・・・よね・・・。ボハ、ボハハハ・・・」
力なくラーチュラは笑った。


−その頃、放送室では・・・−


「た、大変っちょ!!ラーチュラの奴!見ず知らずの相手にあんな簡単にやられたちょ!!」
ドフボが震えている。
「確かに我も驚いた・・・。しかし、今はもうあのガキはさっきまでの状態ではなさそうだ。」
ザディスは冷静にモニターを見ていた。
「恐らく、怒りの力という奴があのガキの潜在能力を引き出したのかもしれん。」
ザディスはヤマネの異変を怒りの力と分析した。
怒りの力で潜在能力を引き出し、ラーチュラを遙かに上回る戦闘能力を発揮した。
彼はそう推理した。

(ふふふ・・・、怒りの力ですか。中々いい線いってますよ。)

「ザディス君、ドフボ君、少しの間そこで待っていてください。すぐに戻ります。」
「分かりました。」
「分かったちょ。」
リーマスは放送室を出た。


「・・・はい、間違いありません。恐らく、あのダアクの影響が残っているのでしょう。」
リーマスは、『あの方』と連絡を取り合っている。

「ふふ、やはり僕の読みは正しかったね。所で君は今、何をしているんだい?」
その声は聞き覚えのある声、そう、アイツだ。

「今、私の生徒達と一緒に学校侵略を行っている所ですよ。少しは楽しい暇つぶしになりそうです。テラー様」
そう、リーマスはテラーに加担していた。
スリラーの魔手は、北の妖精学校にも及んでいたのだ。

「学校侵略かぁ・・・。君らしいじゃないか、でも、程々にしておくんだよ。」
「はい・・・。程々に・・・ですね。それでは。」
リーマスは電話を切った。

(程々にですか、まぁいいでしょう。所詮学校侵略はお遊び程度・・・。今は我慢しておきましょう。)
リーマスはニヤリと狂気的な笑みを再び浮かべるのだった。
その笑顔の裏に、彼はどんな企みを隠しているのだろうか・・・。


−スリラーのアジト−


「リーマスを北の妖精学校に送り込んだのは概ね正解って所かな・・・。」
テラーが呟いた。


『とー・・・さん?』

「!!、これは・・・あの時・・・のっ!!」
突如テラーがその場にうずくまった。


『かー・・・さん!?・・・みんな!?』
『まだこの家の奴がいたんだね・・・。』

「うぅ・・・あの時の・・・記憶・・・がっ!!」

果たして彼の過去に一体何があったのだろうか?


続く


第17話はここまでです。
あと、マジでごめんなさい。(汗)


※追記、2月12日土曜

一部の文章を修正・追加をしました。
(ガイズ先生とリバリ先生がヤマネ達の所へ駆けつけた辺りの場面)

続きは完成次第、投稿します!
それでは!


■ いっちゃん (29回/2011/02/07(Mon) 17:36:36/No3380)

シンキローさんこんにちは!いっちゃんです。
シンキローさんもいろいろ忙しいと思うので返事は気にしなくて大丈夫ですよ

ヤマ・・・ヤマネが・・・恐ろしいことにっ!!
愛しのヤシチがボコボコにされてブチぎれてしまったパターンでしょうか?
しかし・・・ヤシチが瀕死のダメージを受けていたなんて・・・(泣)
でも、この話の流れだとヤシチは無事に直りそうで安心しました。
でも本音をいうと直す前にミルモたちとあって欲しいです(笑)

しかし、怒りで潜在能力がだされるって、まるでドラゴ○ボー○の悟○みたいですね。
さて、テラー様に何がよみがえっているのか!?
続きが楽しみです!

それではっ!


■ シンキロー (44回/2011/02/09(Wed) 16:01:38/No3393)

いっちゃんさん、感想ありがとうございました。

ヤマネの異変の謎やテラーの過去は後に明らかになります。
ヤシチはしっかり回復しますので、安心してください。
うーん・・・それにしてもドラゴ○ボー○見過ぎたかな。(汗)

今回はザディス達の担任、リーマス先生を描いたので自己紹介をします。
下から自己紹介となっています。

「さて、この悲劇、楽しませてもらいますよ・・・。」

名前:リーマス先生

一人称:「私」

性別:男性

種族:不明

能力:不明

好きなお菓子:ビターチョコ等苦めの物を好む

年齢:こう見えても実は400歳

ザディス・ドフボ・ラーチュラ・ワタネ・モルロン5人からなる『イビル・スチューデンズ』の担任。
常にニッコリとした表情だが、その表情とは裏腹にかなり冷酷。
何を企んでいるのかは誰も分からない。
ザディス達は彼を激しく慕っており、『様』付けで呼ぶことが多い。

実はスリラーの一員で、テラーが北の妖精学校に送り込んだ。
頬の模様から分かるように、別の種族。
彼と同じ種族の者達は『ある力』を持っている。
彼はその種族の生き残りの一人。


こんな所です。
物語が進んだら情報を追加します。
それでは!

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■ 夏田みかん (244回/2011/02/09(Wed) 16:43:48/No3395)

こんにちは(^^)夏田です♪

う〜ん、やっぱりシンキローさんは天才だなと思いました((
ドラゴンボールっぽい・・・っていうか、少年漫画で
良く使われているパターンですよね、怒りの潜在能力。
努力マンが 怒力マンに変わったり(ネタ古いですよね自重しますwww
私のオリフェだとウィミがその属性なんですがwwww

ヤマネの異変・・・ヤマネの秘めたる力が垣間見えた瞬間ですね。
ネズミもびっくりでしょう。
テラー様の過去・・・きっと壮絶な物なんだろうなとおもってます。
両親を呼んでいるシーンがチラッと出ましたが・・・・
両親に何があったのか・・・まさか死んでしまってる可能性(ry

イビル・スチューデンズ・・なんか本当に羨ましいなそのネーミングセンス
わけてくれないk(蹴
リーマス先生も敵キャラとして申し分ない設定ですね。
こういういつもニコニコしてるけど・・・・・っていうのが一番怖い
んですよね〜(^^)絵も悪役の雰囲気が伝わってきて良いです><
シンキローさんの小説ではバトルシーンも見ものですよね。
私は戦闘になると、ほとんど動きがないので見習いたい所です。
ちなみに、夏田は銀魂の見過ぎです。((ぇえ
では☆(突然失礼しました;;


■ りょく (201回/2011/02/09(Wed) 18:54:40/No3397)


シンキローさん、みかんさん、こんにちは!

今回はリーマス先生のお絵描きですね!
パッと見、24〜28かなと思っていたら実は400歳とは!!…すごく衝撃を受けました。
わ、私の20倍だと…(゜゜;)
でも敬語で常に笑顔なのに冷酷な怪しい魅力満載の設定に惹かれました。
先生なのに生徒から『様』付けが気になります。相当な実力の持ち主に違いない。
でもテラー様の敵になるかもしれない…と思っていたら、スリラーの一員だったので安心しました(^-^*)
悪事は仲良く行ってほしいです(コラ

ていうかテラー様のターンが来てほんっっっっと良かったです(>∀<*)
テラー様バンザイ!!頑張って邪魔者共を排除してくださいねvv
ヤマネちゃんの異変はやっぱりあの人の後遺症だから、闇のオーラを持つテラー様が気になっていたのですね。
もしテラー様がネピスに戻ったとしてもネズミとラットみたいに両方存在してほしいな…。

では!


■ チョコ (47回/2011/02/11(Fri) 15:48:13/No3415)

シンキロ―さん、夏田さん、りょくさん、こんにちは♪
というかお久しぶりです(笑)

しばらく来ない間に随分話が進んでいて驚きました!
テラー様の次はリーマス先生とイビル・スチューデンズ…
ミルモやシードルくん達も大変ですね…。

私はヤマネちゃんの変化、ワン○―スの覇王色の覇気でも使ったのかと思いました!
相変わらずシンキロ―さんの小説は凄いですね♪
私の小説とは大違いです(笑)

テラー様の出番が来て嬉しかったです♪
やっぱり私はテラー様ラブです♪←
所で他のスリラーの一員は登場しないのですか?


これからも連載頑張ってください!
では☆


■ Me゜ (6回/2011/02/12(Sat) 09:00:29/No3434)


お邪魔しますMe゜です!

シンキローさんの小説
すっかり虜になってしまいましたよv

シンキローさんはネーミングセンスがすごくいいですよねっ
自分は名前はすごく悩んでしまいますw

テラー様かっこいいvはんぱないですね
トラウマ登場〜?!こんな展開自分は大好きなんです

がんばってくださいv楽しみにしてます
それでは



■ シンキロー (48回/2011/02/12(Sat) 12:13:03/No3440)

夏田みかんさん、りょくさん、チョコさん、Me゜さん、感想ありがとうございます!
返信は最後に行いますね。

ラーチュラ「所で今週のジャンプのワン○ース見たら、バホホホ(うろ覚え)って笑うキャラがいたんだが・・・(俺と結構被る)」
シンキロー「気にしたら負けだよ。」
ラーチュラ「・・・」

それでは、第18話をどうぞ!


第18話『謎多き教師』学校侵略編5


『おじさん達・・・?誰?』

『ったく、さっさとずらかりてぇのに・・・。めんどくせぇな。』

『ねぇ・・・おとーさん達、知らない?』

『こいつもやっちゃう?』

『・・・そうだ、いいこと考えたぜ、このガキは『あそこ』へ連れて行く』

『あそこかぁ・・・。』

『どうだ?良い考えだろ?』

『流石だね兄さん、そうしよう』


−スリラーのアジト−


「はぁ・・・。はぁ・・・。また・・・この・・・記憶かっ・・・!!」
テラーがうずくまっている。
彼を苦しめていたのは、忌まわしき過去の記憶だった。
彼の顔には沢山汗が流れており、表情も苦しそうだ。

「いか・・・なくちゃ・・・」
テラーが立ち上がり、部屋を出て行く。
その様子をジェストが見ていた。

(テラー・・・。いや、ネピス・・・か。お主の過去に何があったのだ?うぅむ・・・。)
「まだまだ調べねばならんか・・・。」


−グレムの研究室−


「!!、テラーさマ?」
研究室に入ってきたテラーに、グレムが気付き振り返った。
グレムは何かの発明をしている最中だったようだ。
彼の後ろには様々な道具や機械がある。

「あの杖がほしいな・・・。使いこなせるようにしないと・・・ね。」
「ワ、分かりましタ。少々待ってて下さイ。」
グレムは吸引の杖が入れられている扉のロックを解除し、
中にある吸引の杖をテラーに渡した。

「・・・テラーさマ、大丈夫ですカ?」
グレムがテラーの異変に気付いた。
彼の顔からは少し汗が出ている。
熱でもあるのだろうか?
「あ、あぁ、大丈夫・・・さ。じゃあ僕はちょっと出掛けてくるよ。」
テラーがそう言うと、研究室を出ていった。

「本当に大丈夫かナ・・・。とりあえズ、あれの続きをやんないト。そろそろ僕もアイツ等に挑戦したいからねェ〜。」
グレムは再び、発明の続きを始めるのだった。


−南の妖精学校−


「くっそー・・・。アイツら、何処へ逃げやがったんだ?」
ミルモ達が廊下を走っている。
彼らは逃げたワタネとモルロンを追っていた。

『グルアアアアァァァァ!!』

廊下の向こう側から植物型の魔物達が攻めてきた。
彼らはワタネがまいた種から育った魔物達で、校内には大量に発生していた。

「また来たでしゅ!!」
「多すぎますわ・・・。」

「ここは僕とニノンに任せてください!シードルでポン!!」
魔法陣から無数の光の槍が発生し、魔物達を貫いた。

「す・・・すげぇな。にしても、何か妙に強力な魔法だったような・・・。」
ミルモが呟いた。
確かにシードルの魔法は中々凄いが、今の魔法はそれ以上だった。

「私がシードル君の魔力を『倍』にしたの。」
「倍?でしゅか?」
そう、ニノンの能力はありとあらゆる物を『倍・半倍』にすることだ。
さっきのかなり強力な魔法も、ニノンがシードルの魔力を『倍』にしたからだったのだ。
「はい、ニノンがいないと僕もあそこまでの威力は出せません。」
「結構便利そうな能力ですわね。」

「・・・ってことは!くもっちょの量を『倍』にするってこともできんのか!?」
「!!、シュークリームは!?」
「マシュマロはどうでしゅか!?」
3人が目を輝かせながらニノンに問う。

「う・・・うん、で、出来るよ・・・。(汗)」


「シードル!みんな!無事だったか!」


後ろから声がした、ガイズ先生達だ。

「!!、ヤシチ!?」
ミルモがガイズ先生が背負っているヤシチに気付いた。
ヤシチは傷だらけで瀕死の状態だ。

「お、おい!どうしたんだよ!何があったんだ!!」
ミルモは驚きを隠せなかった。
こんなに傷ついた姿のヤシチは見たことがなかった。
受けたダメージは、キュシカの時以上の量だった。

「ひ、酷いお怪我ですわ!」
「誰にやられたんでしゅか!?」
リルムとムルモも戸惑う。

「・・・ヤシチ兄様は、ラーチュラ殿にやられたのでございます・・・。」
ヤマネが答えた。
ヤシチはイビル・スチューデンズの一人、ラーチュラとの戦いで深い傷を負った。

「やっぱりアイツ等かっ・・・!相変わらず酷いことをする!」
シードルが言った。
実は、彼は以前にもイビル・スチューデンズと交戦したことがあった。

「ラーチュラは今、何処にいるんですか?」
シードルがガイズ先生に問う。

「あぁ、アイツのことだな。アイツなら、俺達が駆けつけた時には倒れていた。一体あんな大きな奴、誰が倒したんだ?アイツはかなりタフで力も半端ねぇはずなのに・・・。」
ガイズ先生が首を傾げた。
それを聞いたサスケとハンゾーが、顔を曇らせた。

「っと、今ここで話してる場合じゃねぇ!着いてきてくれ!」
ガイズ先生がヤシチを背負って走りだす。
シードル達もガイズ先生の後を追った。


−北の妖精学校:治療室−


ヤシチはカプセルの中に入れられていた。
ここは治療室、すぐに治療が必要な生徒はここに運ばれてくるのだ。

「とりあえず、これで安心ね。しばらくすればこの子は完全に治るわ。」
リバリ先生がカプセルの中にいるヤシチを見ながら言った。

「兄貴・・・」
「ヤシチ兄様・・・」
サスケ達がヤシチを見守っている。
3人共、心配そうな表情を浮かべていた。
(ヤシチ兄様、申し訳ございません・・・。私が非力なばかりにこんな事に・・・)

「イビル・スチューデンズ・・・か。まさかここに直接攻めてくるとなは・・・。」
ガイズ先生が腕組みをしながら呟いた。

「ガイズ先生、イビル・スチューデンズって一体どういう奴らなんだ?」
ミルモがガイズ先生に問う。

「そういえば何者なのでしょうか?」
「気になりましゅね。」

「あ、あぁ・・・とりあえず、知ってる限りのことは話す。」
ガイズ先生がイビル・スチューデンズについて話し始める。

「イビル・スチューデンズ、確か2年前からだったな。この名前を聞くようになったのは。」
イビル・スチューデンズが活動を始めたのは今から2年前のことだった。

「奴らは事故に見せかけた事件を起こしたりと、数々の悪行を行ってんだ。俺とシードルが初めて奴らに会ったのは半年前だったな。」


−半年前−


「ふふふ・・・初めてですよ。我々の邪魔をしたのは、ガイズ、シードル君。」
リーマス先生がニッコリとした表情で不敵な笑みを浮かべる。

「くぅ・・・!この我が負けるとは!」
ザディスは傷だらけだった。
ラーチュラ、ワタネ、モルロン、ドフボ達もかなりダメージを受けている状態だった。

「てめぇらの下らねぇ悪事はここまでだ!!」
「観念するんだ!」
ガイズ先生とシードルがイビル・スチューデンズを追い詰めていた。

「ボハ・・・調子に乗るなああああぁぁぁぁ!!」
「生意気ね・・・!」
「あきゃああああぁぁぁぁ!!おりぇ!おーこったー!!」
「もう手加減しないっちょおおぉぉ!!」
ラーチュラ達がガイズ先生、シードルに襲いかかろうとした。

「君達、もういいです。」
『えっ!?』
リーマスがラーチュラ達を止めた。

「で、ですが先生!」
「このままじゃアタクシ達の気がおさまりません!」
「あーいつらー!ゆーるーさなーい!あきゃああああぁぁぁぁ!!」
「そうだっちょ!このまま引き下がるなんて・・・」
ラーチュラ達は納得がいかない。
あの2人を倒さないと、彼らの気はおさまりそうになかった。
彼らがここまでやられたのは、この時が初めての経験だった。


「いや、悔しいがここは撤収しよう。」
ザディスが口を開いた。

「要するに、我らが実力不足だったと言うことだろう?ここは撤収して、力を付けたらあの2人を倒せば良い。」
ザディスは自分の実力が不足していたことを悟った。
そしてその表情は冷静だった。

「ザディス君の言うとおりです。今回はここで撤収しましょう。」
リーマスがそう言いながら背を向ける。

「ちっ・・・!今度会ったら絶対にぶちのめす!」
「この借りは絶対返すわよ!」
「あきゃあああぁぁぁ!!まーってろー!!」
「次は必ずヘコますっちょ!!」
ラーチュラ達が捨て台詞を吐いてリーマスについていく。

(シードルか・・・。我を負かしたのは貴様が初めてだ。次は奴を超える!絶対にな!)
納得のいかない顔をしていた4人だったが、ザディスだけは楽しそうな表情を浮かべていた。
リーマス達は去っていった。

「・・・リーマス、不気味な奴だな。アイツからは何かこう・・・凄く嫌な感じがしたな。」
「僕もです・・・。あの男、このまま放っておくのは危険な気がします。」
2人はリーマスから、嫌な気配を感じとっていた。
それも、すごく強い気配だ。
まるで何かとんでもないことを、企んでいるかのようだった。
笑顔の裏に潜む顔は一体どういうものなのだろうか?


−現在−


「ということがあったんだ。」
ガイズ先生が半年前の出来事を話し終えた。
「あとで分かったことなんだが、そのリーマスっていう奴が学校に来たのは3年前だったらしい。」
「それまでは北の妖精学校の悪い噂は一度も聞いたことがありませんでした。」

「そのリーマスって奴・・・、結構怪しそうだな。」
ミルモが腕組みをしながら言った。

「あぁ、それと、アイツは『リティ族じゃねぇ』。」
そう、リーマスはシードル達と頬の模様が違っていた。
リティ族の頬の模様は形は全て統一されている。
つまり、リーマスは別の種族だという事だ。

「正直、アイツについては分かんねぇことが多いんだ。謎の多い奴だ。」
実はガイズ先生は、リーマスのことが気になり調べていたのだが彼について分かったことはほとんどなかった。

「今、他に分かることは、アイツは少なくとも『100年以上は生きている』ってことだけだ。」
「100年以上!?」
ミルモ達はリーマスの姿を思い浮かべた。


(どおおぉぉもおおぉぉ〜。ワシがリーマスじゃあぁ〜)


「きっと・・・相当な爺に違いねぇな。」
「そ、そうですわね・・・。」
「何しろ100年も生きてましゅからね。」
ミルモ達はよぼよぼの老人の姿のリーマスを思い浮かべるのだった。
彼らが想像したリーマスの姿は、かなり弱そうな姿だ。

「いやいや、見かけは俺達とほとんど同じだったぞ。(汗)」
ガイズ先生が突っ込む。

「・・・と言っても仕方ねぇか。お前達はリーマスの姿を見たことがないしな。」
ミルモ達は当然、リーマスに会ったことはないので、100年以上生きていると言われて、
よぼよぼの老人を思い浮かべるのは無理もなかった。

「とにかく、そのリーマスって奴が親玉なんだな?」
「そうだな。アイツをとっちめねぇと、アイツ等を更正させることは出来そうにねぇしな。」
ガイズ先生は治療室の出口に向かっていく。

「ここにいつまでもいるわけには行かねぇ。そろそろ行く。」

「あっ、オレも行く!ヤシチをあんな目に遭わせた奴らを放っておくわけにはいかねぇからな!」
ミルモがそう言いながら、ガイズ先生に近づく。

「僕達も行きましょう!ニノン!カルボ!」
「うん、分かった!」
「・・・頑張る。」

「私も行きますわ!」
「僕も行きましゅよ。」

シードル達もガイズ先生に近づく。

「よし、分かった。もしもの時は俺が全力で守ってやっからな!」
そう言いながらガイズ先生はヤマネ達の方を見た。

(・・・アイツ等は無理っぽいか、無理もねぇよな・・・。)

「大丈夫、万が一の時は私に任せなさい。」
リバリ先生が、ガイズ先生に声をかける。
それを聞いたガイズ先生は安心した表情を浮かべた。

「分かった!よし、お前等!行くぞ!」
『はい!』
ガイズ先生達は治療室を出て行った。

(・・・頼んだわよ!みんな!)


−人間界:とある森の中−


「はぁ・・・はぁ・・・よし、ここで使おう。」
森の中に一人の妖精がいた。
テラーだ。
彼は何かを取り出した。あの吸引の杖だ。

「さぁ・・・。吸引の杖よ・・・。吸い尽くすのだ!!」

ピカン!!

ゴオオオオォォォォ!!

杖が光り、杖の先端の玉に草木があっという間に吸い込まれていく。その中には兎や鹿等の動物の姿もあった。

「こ、これが三大魔具の力かっ・・・!」
そして、杖が吸引を止めた時は周囲にほとんど木や草は残っていなかった。

「あははは・・・す、すごいね。これを使いこなせるようになるには、もっと黒魔法の力が必要だ。」
そう言いながらテラーは、怪しい飴を取り出した。

「あの種が育てば、もっと黒魔法の力を摂取できる。ふふふ、楽しみだよ・・・。」
彼は飴を口の中に入れ、その場を去っていった。
そしてまた少し、彼の邪気が強まるのだった。


続く


第18話はここまでです!
では、感想の返信を行いますね。

・夏田みかんさん

実はヤマネの異変は『例のあの人(ヴォ○デモートか!!)』の後遺症です。
今後もヤマネはまた16、17話の様になることがあるかもしれません。
僕はテラー様やリーマス先生の様な何かしらのギャップがある敵役を多く考える傾向が強いです。(笑)
でも僕が考えたキャラは本編以外ではほぼ、ギャグキャラになります。(特にテラー様)
リーマス先生は、今後の物語にも大きく関わっていく予定です。

・りょくさん

ネタバレになるのであまり言えませんが、リーマスは『ある種族』の生き残りです。
その種族はすごく寿命が長いという設定になってます。
リーマスの能力も、後に明らかになります。
まだまだ謎だらけの彼に注目して下さい。(笑)

・チョコさん

お久し振りです。
この小説は、かなり戦闘シーンが多くてジャンプっぽくなってますね。(汗)
スリラーや、イビル・スチューデンズの他にも今後、様々な敵がミルモ達の前に立ち塞がる予定です。
下手したら100話以上行くかも・・・?
他のスリラーの使徒達も頑張って登場させたいです。(汗)
ワルモ団『所で我々を忘れてないか?』
シンキロー「あ、君達の出番はまだまだ先だよw。」
ワルモ団『ええええぇぇぇぇ!?』(ワルモ団好きの皆さんごめんなさい。)

・Me゜さん

僕の場合、基本的に英語と日本をもじってキャラの名前を決めたりしています。
一部適当に付けたキャラもいますが。(笑)
テラー様は過去に大きなトラウマを抱えています。
ですが、それが完全に明らかになるのはまだまだ先の話です。

続きは完成次第投稿します!
それでは!


■ いっちゃん (34回/2011/02/12(Sat) 20:08:09/No3445)

シンキローさん、こんばんは!いっちゃんです。

まず、この第18話を読んで思ったこと・・・
ミルヤシ的が展開多いっ!!!! ←落ち着け変態
ミルモが・・・ミルモがすごいヤシチを気にしていて可愛いです!!
確かシンキローさんもミルヤシ好きでしたよね?
私もカップリングの中ではミルヤシが一番好きなんで今回の話はもう「うぉおおぉぉぉお!!!(泣)」という感じでした。
ミルモよ、ぜひヤシチの仇を討ってくれ(笑)

集中治療室のカプセル・・・。いや、もうドラゴンボールのベジータしか思いだせません(笑)
シンキローさんとは好みや趣味が結構あっているので話が私好みでとても楽しいです!!
ワンピースは最近忙しくて立ち読みができてないなぁ・・・。
セブンイレブンでジャンプを立ち読みしている中学生女子がいたら私かも!?

テラー様が動いてきましたね。
これからどんなことをしてくるのか・・・!
続きがとても楽しみです!!

それではっ!


■ シンキロー (51回/2011/02/14(Mon) 12:46:00/No3468)

それでは第19話が完成したので投稿します!
それではどうぞ!


第19話『種使い』学校侵略編6


−南の妖精学校:放送室−


「むっ、奴らが出てきたようだな。」
ここは南の妖精学校の放送室。
現在、ここではリーマス、ザディス、ドフボがミルモ達や校内の様子を監視していた。
ザディスは、治療室から出てきたミルモ達に気付いた。

「リーマス様、どうするっちょ?」
ドフボが問う。

「そうですね。ワタネ君とモルロン君に連絡しましょう。」
そう言いながらリーマスは、通信機を取り出した。


−南の妖精学校:7階−


プルルルルルル・・・

「はい、ワタネです。」
『聞こえてますね。これからシードル達を2組にバランス良く分断してください。』
ワタネがリーマスと連絡を取り合っている。

「了解しましたリーマス様、分断はアタクシにお任せ下さい。モルロンは弱点を知っているシードルと、シードルの先生とは絶対に戦わせません。」
『では、頼みましたよ。』

ピッ

「モルロン、アイツ等を2組に分断するわよ。貴方はあの2人以外を倒しなさい」
「りょーかーい!あきゃきゃきゃきゃ!!」


−その頃、ミルモ達はリーマスを追っていた。−


「アイツ等の気配を感じるな・・・。恐らく、この辺りにいるのかもしれません。」
シードルが走りながら喋った。
彼は一度でも会った相手なら一定の範囲内なら気配で居場所が分かるのだ。
シードルは合図を出した。

『シードル様!お呼びですか!』

声と共に何処からどもなく2人の妖精が姿を現した。
彼らはシードルの護衛のサイコとパイロだ。
シードルが合図を出せば、いつでも何処でも彼の元へ駆けつける。

「今、僕の学校にイビル・スチューデンズって奴らが攻めてきているんだ!ミルモさん達の援護を頼む!」
『分かりました!』

ドカアアアアァァァァン!!

「!?」

突如爆発が起こり、シードル、ガイズ先生、ニノン、カルボ、パイロの5人が爆発で壊れた床から下の階に落ちてしまった。

「く・・・、これも奴らの罠だな。油断した・・・。」
シードルが悔しそうな表情を浮かべた。
幸いなことに、全員無傷だった。

「大丈夫か!?」
ミルモが上の階からシードル達に声をかけた。
リルム達も下を覗き込む。

「大丈夫だ!俺達は平気だから先に行ってくれ!」
ガイズ先生が上の階にいるミルモ達に声をかけた。

「わ、分かった!」
ミルモが返事を返して引き返した。

「別の所から上の階へ行きましょう!」
「そうでしゅね。こんなに広い学校でしゅから何処かに上の階へ行ける所があるはずでしゅ!」
ここの学校はとても広い、上の階へ上がれる場所はたくさんある。


「あきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!だーいせーいこーう!!」


「!!」
ミルモ達が笑い声に気付き、振り返った。
そこには一人のヘンテコな妖精が立っていた。

「な、なんだおめぇ?」
ミルモが問う。

「おりぇ!モルロン!!イビル・スチューデンズのひっとーりいいぃぃ!!あきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!」
モルロンは自己紹介をした。
彼はテンションがかなり高いようで、イカれた笑い声をあげている。

「こいつがイビル・スチューデンズかぁ〜?」
「結構ハイテンションのようですわね・・・。」
「何だかアホっぽいでしゅね。(笑)」
ミルモ達は本当に彼がイビル・スチューデンズの一人だとは思えないようだ。
こんなにアホっぽい奴が学校に攻め込んで来たとは考えにくい。

「気を付けなさい。見た目で判断しては駄目よ。」
サイコがミルモ達に注意を促した。
彼女が一番モルロンを警戒していたようだ。
リティ王やシードルの護衛を勤めている彼女は、どんな相手でも外見だけで実力を判断することはない。
それは弟のパイロにも言えることだろう。

「そ、そうだな・・・。」
「どんな能力を使うのでしょう?」
「気を付けた方がよさそうでしゅね。モルロンしゃんの様子、すごくおかしいでしゅ・・・。」

「あきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ!!いーくぞー!!あきゃああああぁぁぁぁ!!」


−南の妖精学校:6階−


「早くあの子達と合流しないとな!急がねぇと!」
ガイズ先生達はミルモ達と合流するため、急いでいた。

「ん?アイツ誰だろう?」
パイロが廊下の向こう側に一人の妖精が立っていることに気付いた。

「!!、アイツは・・・!」
「間違いねぇな・・・。」
シードルとガイズ先生はその妖精を知っていた。


「クスクス・・・久し振りねシードル。」


「イビル・スチューデンズ、ワタネ・・・!」
「成る程、俺達を分断して攻めるって魂胆って訳か」
シードルとガイズ先生が身構える。

「そう、見事に分断されてくれたわね。お陰でモルロンの弱点を知らないアイツ等は今頃、モルロンの餌食になってるかもしれないわね。」

(モルロン!・・・くっ!アイツの弱点を知らないミルモさん達にとってモルロンは恐ろしい相手だ・・・!どうにかモルロンの弱点に気付いてくれっ・・・!)
シードルが焦りの表情をした。
実はモルロンの能力は、5人の中で最も厄介なのだ。
モルロンの弱点を見抜くことができねば、シードルでもやられていた程だったのだ。

「そ、そんなにモルロンって強いの・・・?」
ニノンが少し震えながらシードルに問う。
その問いに答えたのはワタネだった。

「ま、アイツはアホだけど能力はアタクシ達の中では一番強いと思うわ。下手したらアタクシ達だって巻き込まれかねないのよ。アイツの能力は。」
どうやらモルロンの能力は自分の味方であるワタネ達をも巻き込む危険性の強い物のようだ。
一体モルロンはどんな能力を持っているのだろうか?

「とにかく、お喋りはここまでよ。あれから半年・・・。前のアタクシだと思ってかかると痛い目に遭うわよ。クスクス・・・」
ワタネが不敵な笑みを浮かべる。
その笑みは自信に満ちあふれていた。


「よし、ここはお前等に任せる!」


ガイズ先生が口を開いた。
「えっ、でも先生・・・。」
その言葉を聞いたニノンが不安そうな表情を浮かべた。

「大丈夫だ。もしもの時は俺が必ず守ってやる!それに、おめぇはシードルの友達だろ?友達なら助けになってやって当たり前さ。」
ガイズ先生が笑みを浮かべながらニノンに言った。

「う、うん!・・・頑張る!」
「・・・頑張ろう。」

「ニノン、カルボ、頼む!僕の力になってくれ!」
シードルが振り返りながら2人に頼んだ。
「うん!」
「・・・勿論。」
2人の返事は決まっていた。
3人は友達だ。
困ったことがあったらいつでも助け合っていた。
3人は身構えた。

「行くわよ!貴方達!覚悟しなさい!」
ワタネが種をばらまいた。
種はすぐに育ち植物型の魔物になった。


『ギェエエエエエェェェェェ!!』


植物型の魔物達がシードル達に襲いかかる。

「シードル君!」
ニノンがシードルの素早さを『倍』にした。

「ありがとう!ニノン!」
シードルニノンに礼を言いながら光の剣を作り、魔物達に立ち向かっていった。

ズバッ!ズバッ!ズバババッ!!

『ギェエエエエエェェェェェ!!?』

シードルは高速移動で、次々と魔物を撃破していった。
今の彼の素早さは『倍』になっている。
もの凄いスピードで彼は、次々と斬撃を繰り出した。

「やった!」
「・・・ナイス。」
2人が喜ぶ。

「ほんの小手調べよ。これはどうかしら?」
ワタネは種を4つばらまいた。
種は再び植物型の魔物になった。

「更に・・・ワタネでポン!!」
ワタネが魔法を使うと、魔物達は光の玉になり一箇所に集まり大きな光の玉となった。
その光の玉が弾けて、その中から一匹の魔物が出現した。
魔物は狼の様な姿をしている。

「成る程、魔法で魔物を融合させて強力な魔物を生み出したのか・・・。」
ガイズ先生が腕組みをしながら呟いた。

「クスクス・・・、そういうこと。これが出来るようになるのに3ヶ月はかかったわ。」
ワタネは半年前にシードルとガイズ先生に敗れた後、魔法の特訓を行い3ヶ月をかけて魔物を融合させる魔法をマスターしたのだ。

「更にもう一匹、ワタネでポン!」
ワタネが再び4つ種をばらまき、魔物になった直後に融合魔法をかけてまた一匹の魔物を生み出した。


『グルアアアアァァァァ!!』


魔物の雄叫びが響き渡った。

(くっ・・・!強化魔物2匹が相手か・・・。ちょっとキツいか・・・。)
シードルが少々焦りの表情を浮かべた。

「・・・白虎(びゃっこ)、召喚。」
カルボがそう呟くと、彼の目の前に魔法陣が現れそこから一匹の魔物が現れた。
魔物は白い虎で、2匹の魔物より大きい。
「・・・白虎。・・・シードル、援護」

『ガウゥ!』(分かった。ワシに任せておきんしゃい。)
白虎は2匹の魔物に向かっていった。

『グルアアアアァァァァ!!』

ガブガブッ!!

魔物達が白虎に噛みつく。

『ガウッ!・・・』(むむむ・・・)

しかし、急に魔物達の噛みつく力が弱まった。

「コラ!貴方達!しっかりしなさい!それでも攻撃してるつもりなの!?」
ワタネが魔物達に怒った。

「無駄だよ。だって私があの魔物達の強さを『半倍』にしたんだから!」
そう、魔物達が弱くなったのはニノンにより強さを『半倍』にされたからだった。
白虎は噛みついていた魔物達を簡単に振り払い、青い炎を吐いた。

『グルアアアアアァァァァァァァ!!』

白虎の青い炎は、ワタネの魔物達を跡形もなく燃やし尽くした。

「カルボ!助かった!ありがとう!」
シードルがカルボにお礼を言った。
「・・・当然。」
コクリとカルボが頷いた。

『ガウゥ!!』(お嬢ちゃんありがとう!)
白虎もニノンにお礼を言ったようだ。
「ど、どう・・・いたしまして・・・?」
白虎の言葉は分からなかったが、とりあえずニノンは白虎に言葉を返した。

「くうううぅぅぅぅ!こうも簡単にアタクシの融合魔法が破られるなんて!これじゃあ噛ませ犬だわ!」
ワタネが悔しそうな表情を浮かべた。

(いいコンビネーションじゃねーか。この子達は本当にシードルと上手く息が合うな。これなら心配なさそうだな。)
ガイズ先生が3人の戦いをしっかりと見守っている。
そして、その表情は実に冷静だ。
(只、問題はワタネがどの位パワーアップしているかってことだな・・・。)

「でも、まあいいわ。ここからが本番よ・・・。」
ワタネが不敵な笑みを浮かべた。


−一方、ミルモ達は・・・−


「こ、こいつっ!やべぇぞ!」
「恐ろしい能力ですわ・・・。」
「とんでもない奴でしゅ・・・!」
3人がモルロンの思わぬ力に焦っていた。

「これは手強い相手ね・・・。まさかこんな能力を持っていたなんて・・・。」
サイコですら、モルロンの能力に驚いていたようだ。

『アキャキャキャキャキャ・・・。』

モルロンの能力・・・それは、『黴(カビ)を操ること』だった。
彼自身の身体も黴状に変化している。
彼の周囲は猛毒の黴で汚染されていた。

『アキャキャキャキャキャ!!カークゴオオオオォォォォ!!アキャアアアアァァァァ!!』
モルロンの狂った様な叫び声が響き渡った。


続く


第19話はここまでです!
そう言えば、カビがテーマのストーリーって本編でもありましたよね。
僕はその回、見てませんが・・・。

では、ここから感想返信コーナーとなっています。


・いっちゃんさん

いつも感想ありがとうございます!
キャラクターを激しく動かすのは楽しいです!
ミルヤシの他にも色々なカップリング(ムルパピ、ネズ(ラト)アク、てかほぼ全部)が好きです。
果たしてミルモ達はイビル・スチューデンズを倒すことが出来るのでしょうか?
テラー様は今後、色々な動きを見せる予定です。
果たしてこれからどうなっていくのか・・・!?

続きは完成次第投稿します!
それでは!


■ シンキロー (52回/2011/02/16(Wed) 12:07:28/No3482)

ミルモ「これまでのリティ族と最凶の魔法使い!」
シードル「イビル・スチューデンズと、奴らの担任のリーマスが僕の妖精学校に攻めてきた!」
ムルモ「イビル・スチューデンズの罠で僕達は分断されたでしゅ・・・!」
リルム「しかも、モルロンさんの能力は黴(カビ)を操るという恐ろしい能力でしたわ!」
ミルモ「一体どうすりゃアイツを倒せんだ!?」

シンキロー「今回から毎回こんな具合に前回のあらすじやるよー。」


第20話『黴使い(カビつかい)』学校侵略編7


−南の妖精学校:放送室−


放送室では、リーマス、ザディス、ドフボの3人がミルモ達の様子を見ている。
モニターには、ここの学校のほとんどの場所の映像が映っていた。

「モルロンの方は恐らく、上手くいくだろう。弱点さえバレなければな・・・。」
ザディスがモニターを見ながら呟いた。
モニターには、モルロンがミルモ達を襲う映像が映っている。

「えぇ、ワタネ君がシードル君達を倒すのは難しそうかもしれませんが、モルロン君の方は大丈夫そうですね。今の所は・・・。」
リーマスが呟く。


−南の妖精学校:7階−


「ひええええぇぇぇぇっ!!」
ミルモ達は迫るモルロンから必死で逃げていた。
「相手が悪すぎますわ!!」
「これはいくら何でもまずいでしゅよ!!」
リルムとムルモが口を開いた。
モルロンの能力は、黴を操るという恐ろしい力だった。
彼自身も黴状の身体に変身して、ミルモ達を追いかける。
彼が通った所は猛毒の黴で汚染されていた。

「くっ・・・!私の超能力でも黴が相手じゃ分が悪いわね・・・。」
サイコの超能力ですら、黴に対抗するのは難しい。
彼らは黴の化け物へと変身したモルロンから逃げるしかなかった。

『アキャキャキャキャキャキャキャ!!カービローーー!!アキャキャキャキャキャキャキャキャーーーーー!!!!』
モルロンが黴状の身体でミルモ達を追いかけながら狂ったような恐ろしい笑い声をあげた。
正に彼の笑い声は化け物の様に不気味だった。

「とにかく何かやってみるでしゅ!触覚ビーム!!」

ビビビビビビビビビビッ!!

ムルモが得意技の触覚ビームをモルロンに浴びせた。
しかし、彼の触覚ビームはモルロンの身体を透き通ってしまい全くダメージがない。
「効、効いてないでしゅ・・・!」

『アキャキャキャキャキャキャキャキャキャキャ!!ムーダーーー!!アキャアアアアァァァァ!!』

モルロンが笑いながらミルモ達を追い続ける。

「それなら、吹き飛ばしてやる!ミルモでポン!!」
ミルモが大きなウチワを出した。
リルムの怪力を利用してモルロンを吹き飛ばす作戦だ。

「リルム!『リルムタイフーン』でモルロンを吹き飛ばしてくれ!」
「Σちょっ!ミルモ様!リルムタイフーンって何ですか!?」
「安直でしゅね。(笑)」
「Σうっせーよ!!(怒)」

説明しよう!

リルムタイフーンとは、ミルモが魔法で大きなウチワを出現させ、
リルムの怪力でウチワを仰いで敵を吹き飛ばすという、連携技なのである!!(第16話でも見れるよー。)

「と、とりあえず分かりましたわ!!どおおおおおりゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!」

ゴオオオオオオォォォォォォォォ!!

『アキャアアアアア!?吹キ飛バサレルウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ!??』
リルムがウチワを仰いで起こした突風が、モルロンの身体を吹き飛ばしていく。
彼女は相変わらずもの凄い力で激しくウチワを仰いでいた。

『ヤアアアアアメテテテテテテテェェェェェェェェェェェ!!』
突風は容赦なく彼を吹き飛ばした。
今の彼は、黴状の体だ。
突風に彼は為す術はない。

「よっしゃあ!ざまーみやがれぃ!」
「上手く・・・いったようですわね。」
「これで一安心でしゅ。」
3人が安堵のため息をついた。

「!!、まだよ!」
サイコがそう叫んだ直後、黴状の槍がウチワを貫いた。
リルムは驚いた拍子にウチワを手放した。
ウチワはたちまち黴で汚染され、暗い緑色へと変わった。

『アキャアアアアァァァァ!!ザーーンネーーーーン!!イーチジシーノギイイイイィィィィィ!!アキャアアアアアァァァァァァ!!』
モルロンは再び黴状の体を形成した。
吹き飛ばすというのは効果自体はあるものの、それでは一時凌ぎしかならないのだ。
彼の弱点は『風』ではない。

「くっそー・・・。どうしろってんだよ・・・!」
ミルモ達は再びモルロンから逃げ出した。
彼の弱点に気付くことが出来なければ、モルロンを倒すことは不可能に近い。

『アキャキャキャキャキャキャキャ!!ニーーゲローーーー!!モーーーーットーーーー!!アキャキャキャキャキャキャキャアアアアァァァァ!!』


−南の妖精学校:6階−


6階では、シードル達とイビル・スチューデンズの一人、ワタネとの戦闘が続いていた。

「爆裂の種!!」
ワタネがシードルに向かって種をばらまいた。

「!!」

ドカアアアアアァァァァァン!!

種が爆発し、シードルを襲った。
「そうか、さっきの爆発はお前の仕業だったんだな!!」
煙の中からシードルが姿を現した。
彼は咄嗟(とっさ)に、光のバリアーを張って爆発から身を守っていたのだった。

「その通り!アタクシの種は、爆弾にもなるのよ!クスクス・・・。」
ワタネは笑いながら、シードルと距離をとる。

(アイツは遠距離戦が得意みてぇだな・・・。前に会った時は、種で魔物を作り出すしか出来なかったハズだ・・・。確かにアイツはパワーアップしてる様だな・・・。)
ガイズ先生は黙って2人の戦いを見守っていた。

「ガイズ先生、僕も加勢しましょうか?」
パイロがガイズ先生に声をかける。
そう言えばパイロも一緒だったことを忘れていた。
スマンスマン(笑)

「Σちょっと!忘れちゃ駄目じゃん!僕、忘れられキャラで定着しちゃうじゃないか!何ネタにしちゃってんのさ!!スマンスマンじゃないでしょ!!てか(笑)って絶対反省してないよね!?ねぇ!??」
パイロがギャーギャーわめいている。
まあ、無理もないのだが。

「俺はあの子達を信じてる。だから、お前もしっかりとアイツを見守ってやってくれ。リティの里の未来を背負うアイツの姿をな。」
ガイズ先生は腕組みをしながらそう言った。
彼は生徒のことも強く信じる教師でもあった。
「・・・分かった。見守ってあげるのも僕と姉さんの役目なんだよねきっと。」
そう言って、パイロはシードルを見守るだったのだ。

「これでも喰らいなさい!!」
ワタネが種を地面にばらまくと、大量のツルが現れて、シードルを捕らえようと、襲い掛かってきた。

「・・・白虎、援護。」
『ガウゥ!!(任せておきんしゃい!)』
カルボが白虎に援護するよう頼んだ。
白虎は青い炎を吐いて、ツルを焼き尽くした。

「くっ!あの白い虎、厄介ねっ・・・!!」
ワタネの注意が白虎にいった。

「!!、今だっ!!」
シードルが両手に光のエネルギー弾を作り、それをワタネに向かって放った。

「!!、しまっ・・・!」

ドカアアアァァァン!!

「きゃあああああぁぁぁぁぁ!!」
(くっ・・・!折角特訓したのにっ・・・!シードルの方が・・・更に力をつけてたなんて・・・。流石は・・・リティの里の王子・・・ね。)

バタン!

ラーチュラに続き、ワタネも敗れた。
彼女はもう起き上がれそうにない。
シードルが放ったエネルギー弾は強力な威力だったのだろう。

「シードル、やったな!いい動きだったぞ!」
ガイズ先生がそう言いながら、シードルの肩に手を乗せた。

「はい、ありがうございます!ニノンもカルボもありがとう!」
シードルが礼を言った。
3人はシードルに笑みを返した。

「私の負けね・・・。さっさとモルロンの所へ行きなさい・・・。もう手遅れかもしれないけどね。」
ワタネが倒れたまま口を開いた。

「!、そうだ!急がなきゃな!恐らくあの子達は7階にいるかもしれねぇ!お前等!急ぐぞ!」
ガイズ先生達は、7階を目指して走りだした。

「パイロ!モルロンを倒すにはお前の能力が一番有効なんだ!(僕もいること忘れてた・・・)」
「僕の力が・・・ですか?(Σ忘れてたって顔してる!!・・・気がする。)」



−南の妖精学校:7階−


『アキャキャキャキャキャキャキャキャキャ!!ソーロソローー!カービロオオオオォォォォ!!』
モルロンがミルモ達を追い続けている。

「はぁ・・・はぁ・・・こりゃマジでやべぇ・・・。」
ミルモ達の息が上がってきている。
彼らが走って逃げるのはそろそろ限界だった。

「ほぇっ!」
ムルモが転んでしまった。
「ムルモ!」
「ムルモさん!」
3人が振り返る。

『アキャキャキャキャキャキャキャ・・・。』
モルロンが黴状の体で狂気に満ちた笑みを浮かべ、ムルモに迫る。

(こ・・・怖い・・・でしゅ!!)
迫るモルロンにムルモは恐怖を感じた。
彼に襲われたら間違いなく・・・。
そんな考えが、ムルモの脳内を支配し始める。

『コーーワガレーーー・・・。アキャキャキャキャキャキャ・・・。クータバーレエエエエエエェェェェェェェ!!』
モルロンが黴状の体でムルモに襲い掛かる。
ムルモは恐ろしさのあまり、目をぎゅっとつぶった。
「やっ、やめろおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
ミルモが叫んだ、その直後だった。

ボオオオオオオォォォォォォォ!!

『ア、アキャアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!?』
炎がモルロンの体に襲い掛かった。


「ふぅ・・・。ギリギリ間に合ったね。」


間一髪の所で、パイロ達が駆け付けた。
パイロは得意の炎の超能力でモルロンに攻撃したのだ。

「成る程ね。弱点は炎というわけね。パイロ!一気に決めなさい!」
「オッケー!フレイム・アロー!!」
パイロが炎の弓を大量に出現させて、モルロンに打ち込んだ。

『アキャアアアアアアァァァァァァ!!炎!!イーーーーヤアアアアアァァァァァ!!!!ヤアアアアメテエエエエエェェェェェェェェェ!!』
正に、効果は抜群だ!というにふさわしい状況だった。
モルロンの悲鳴が響き渡った。

『アキャ・・・きゃぁ・・・。」
モルロンは黒コゲになり、元の体へと戻って倒れた。
これで、イビル・スチューデンズの半数を撃破したことになる。

「パイロしゃん、ありがとうございましゅ!」
ムルモがパイロに礼を言った。

「とりあえず、無事に合流できたわね。」
サイコが呟いた。

「ラーチュラ、ワタネ、モルロン・・・。まだ、ザディスとドフボが残っている・・・。まだ、気は抜けませんね。頑張りましょう!」
シードルがみんなにそう言った。


−その頃、放送室では・・・−


「むむむむむむっ・・・!!ワタネとモルロンまでやられたちょおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!?」
ドフボが動揺している。
これで、自分達イビル・スチューデンズの半分以上がやられたことになった。

「どうやら、我とドフボの出番が回って来たようだな・・・。ふふふ、再びシードルと相まみえる時がようやく来て我は嬉しいぞ。」
ザディスが自信に満ちた笑みを浮かべた。

「簡単にこの学校は乗っ取れないようですね。ザディス君、ドフボ君、後は任せましたよ・・・。」
「任せてくださいリーマス様、我とドフボの力で奴らを必ず倒して御覧に入れましょう・・・。」
「俺の速さはアイツ以上ちょ。それに、それだけじゃないっちょよ・・・。」
ザディスとドフボが放送室を出ていった。

「・・・私も久々に、『あの力』を使う時が来そうですね。ふふふ・・・。」
リーマスが2人を見送ると、ニヤリと不敵な笑みを浮かべるのだった・・・。
果たして彼の力とは一体・・・?


続く


テラー「イヤッフウウウウゥゥゥゥゥゥ!祝!連載20回だぜええええぇぇぇぇ!」
シンキロー「君、本当に本編以外だと『いつもそんな感じ』だよね。てか20回ってまだ祝ってレベルじゃないでしょ・・・。」
テラー「ふ、分かってないねぇ作者は。気持ちの問題だよ気持ちの。」
シンキロー「(こんなのが敵役で本当にいいのだろうか・・・?)」

続きは完成次第投稿します!
それでは!


■ シンキロー (55回/2011/02/16(Wed) 15:59:49/No3485)

さてさて、ようやく初めて女の子妖精キャラが描けました。
それでは、ワタネの自己紹介をしますね。

名前:ワタネ

性別:女性

一人称:アタクシ

種族:リティ族

能力:種も使い、魔物を生み出したり、爆発させたり等

好きなお菓子:サブレ

所属(?):イビル・スチューデンズ

「任せて下さいリーマス様。アタクシにかかれば・・・クスクス。」

イビル・スチューデンズの紅一点。
半年前は、魔物を生み出す程度しか出来なかった。
その後、特訓した結果、種を爆発させたりツルを発生させてそれを操るといった攻撃手段を取得した。
サブレが大の好物で、学校侵略編では侵略開始前にお菓子バイキングでサブレを食べていた程。
彼女達イビル・スチューデンズは、リーマス先生を強く慕っており『様』付けで呼んでいる。

以上がワタネの自己紹介です。
物語が進んだら情報を追加するかもしれません。
それでは!

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■ こやまる (1058回/2011/02/18(Fri) 08:36:48/No3509)
http://www.murumoya.com/


シンキローさん、皆さん、おはようございます☆
わわ、前回の感想からすっかり間が空いてしまいました。

ミルモたちのピンチの連続がホント読み応え満点ですね。
しかも今回は我らがムルモさんの大ピンチという読者サービスが(笑)。
ムルモが怖がる姿を想像するとかわいいなぁ。

イビル・スチューデンズたちの能力も派手で、想像するのが楽しいです。
何だか新キャラが登場するたびに特殊能力がだんだん派手になってきていますが、そこはジャ○プ系のお約束というべきか(笑)。
イビル・スチューデンズの方々は、リーマス先生の影響を何か受けているのでしょうか?
ワタネも紅一点といいつつ完全に暴走娘…(^^;。
いつかミルモたちと和解する日は来るのかどーか。
リーマス先生の呪縛から解放されると、あの釣り目が元通りになって、かわいい女の子に変身・・・なんてことを勝手に想像してます。
いつか悪役のその後もじっくり描いてくれるといいなぁと思ってます。

そしてそのリーマス先生。。。
「後ろ〜〜〜っ」と思わず叫びたくなった古い人間の私です。

ぼろ雑巾状態のヤシチ、合掌ですね。
瀕死の重傷を負って大変な状態にありながらも、ヤシチのキャラ的にどうもギャグな姿しか想像できない。。。
えーっと、仙豆的なものでこの後さくっと復活するのでしょーか?

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ シンキロー (56回/2011/02/19(Sat) 15:11:39/No3516)

テラー様をカッコ良く描きたい病発症!(何)
ということで、またまたテラー様を描きました。
ふぅ・・・。敵キャラばっか描いてるな自分。
後ろに見える黒い何かは羽根のつもりです。
後ほど絵の黒い羽根を出して、テラー様が飛ぶ場面が出てくるかと思います。

折角なので、テラー様の情報を追加しますね。
↓下からが追加情報となっております。

かつては『ネピス』という名前で、シードル達とは幼馴染みだった。
しかし、ある日突如行方不明になってしまった。
行方不明になった後、『テラー』と改名し、人間界と妖精界を自らの手で変えることを決意した。
しかし、人間界での破壊活動も行っている等の怪しい行動もある。
なお、彼は『本編以外ではほとんどギャグキャラ』となっており、お茶目な一面を度々覗かせている。
本編でもまれにハジけることも・・・。(ボソ

−−−

こやまるさん、感想ありがとうございました!

ムルモ「モルロンしゃん、怖すぎでしゅよ・・・。(汗)」
モルロン「お前もカビだらけにしてやろうかー!!あきゃきゃきゃきゃきゃ!!」
ムルモ「Σほええええぇぇぇぇぇぇぇ!!(全力疾走)」
ミルモ「完全にトラウマんなってるな・・・。(汗)」

しかし本当に僕の小説はジャ○プっぽくなっちゃってますね。
スリラーやイビル・スチューデンズの他にも今後どんどん敵キャラが出てくる予定です。
敵キャラ達の過去やその後も書きたいと思ってます。

ヤシチってなんかやられ役が似合っちゃうんですよね。(え)
確かにギャグな姿が思い浮かぶ可能性の方が高いかも・・・?
とりあえず、ヤシチはそろそろ復活します。

それでは!

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■ シンキロー (58回/2011/02/23(Wed) 11:20:36/No3536)

ガイズ先生「これまでのリティ族と最凶の魔法使い!」
ミルモ「イビル・スチューデンズのモルロン、俺達はこいつの黴(カビ)を操る能力に大苦戦したんだ。」
ムルモ「モルロンしゃん、本当に怖かったでしゅ・・・(ガクガクブルブル・・・)←トラウマ」
パイロ「でも、アイツの弱点は炎だったんだ。ギリギリの所で僕が駆け付けて、モルロンをやっつけることに成功したんだ。」
リルム「ワタネさんもシードルさんが倒しましたわ!」
シードル「でも、まだザディスとドフボが残っています。それに彼らの担任のリーマスも・・・。」
サイコ「リーマス・・・。あの笑顔に一体何を隠しているのかしら?」


第21話『寿命長き種族』学校侵略編8


・・・何処だここは?


拙者が目覚めたのは古城の様な場所だった。
何故こんな所にいるのだろうか?
拙者は夢でも見ているのだろうか?

「むむ・・・。確か拙者はラーチュラにやられて・・・。何処なのだここは?」

とりあえず拙者は歩きだした。
どうしてこの様な場所にいるのだろうか?
そして、数分程歩いた頃・・・。

「・・・!!」

これは一体どういうことなのだ?

「・・・ミルモ!何があったのだ!しっかりせんか!」
ミルモが倒れ込んでいた。
それに彼だけではなく、リルムやムルモ達までもがボロボロの状態で倒れていた。
拙者は訳が分からなかった。
とにかく、拙者は他の者達にも必死に呼びかけた。


「くっ・・・、誰がこんなことを・・・。」


「私がやったんだよ。」


背後から声が聞こえてきた。
声に気付き、拙者は振り返った。
そこには、紫色の帽子を被った妖精と、フードを被り、黒い半透明の羽根を生やした妖精が立っていた。

「おやおや、まだゴミが残っていましたね。ラァズ、あの妖精忍者も片付けなさい。」
黒い半透明の羽根を生やした妖精の名は『ラァズ』。
拙者はその者達から、恐ろしい邪気を感じ取った。
特に、ラァズと言う妖精からはより強い邪気を感じた。
恐怖のあまり体が動かない。
とにかくこの2人と戦ってはいけない。
拙者はどうしていいのか全く分からない。

「さて、お前は私を少しくらいは楽しませてくれるかな?」
半透明の羽根の片方が大きくなり、羽根に無数の目が現れた。そして黒い炎が燃えたぎっている。
そして、もう片方の羽根は3つの大きな黒い手に変わった。

「な、なんだこれは・・・!!」
不味い、この妖精は本当に危険だ!
速く逃げねば!
だが、ミルモ達を見捨てることなど・・・!

「・・・消えな。」
ラァズはニヤリと笑い、黒い手と黒く燃える羽根を使いヤシチを攻撃した。
「ぬあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
黒く燃える羽根から無数の目達が拙者を覗き込む。
こんな物をまともに喰らったらおかしくなってしまいそうだ。
拙者は迫る黒い手と黒く燃えたぎる羽根に為す術が全く無かった。


−−−


「兄貴!」
「ヤシチ兄様!!」

「む・・・?」
目が覚めた。
やはり夢だったか。
恐ろしい夢だった・・・。
サスケとハンゾー、そしてヤマネが拙者の顔を覗き込んでいる。

「お前達・・・?」
ヤシチが起き上がった。
身体の傷は完全に治っていた。

「兄貴・・・もう大丈夫?」
「バッチリ治ったみたいなのら〜。」

「あら、気が付いたみたいね。」
リバリ先生が起き上がったヤシチに気が付いた。
「私はリバリ先生、ここの学校の先生の一人よ。」
リバリ先生は簡単に自己紹介をした。

「ガイズ先生が瀕死の状態の貴方を此処へ運んできてくれたのよ。貴方の友達も一緒だったわ。」
「そうか・・・。」
ヤシチが呟いた。

「ヤシチ兄様・・・。よかったでございます・・・。私、とても心配で・・・。」
ヤマネが安心した表情を浮かべた。
その表情には涙が浮かんでいる。
ヤマネ達はヤシチが回復するまでずっと見守っていたのだった。
「すまなかった・・・。拙者のせいでお前達まで危ない目に遭わせてしまって・・・。」
ヤシチは自分のせいでサスケ達を危険な目に遭わせたことに責任を感じていた。

「兄貴は悪くないんだぜ!」
「悪いのはアイツ等の方なのら!!」
「そうでございます!ヤシチ兄様は立派でございました!」
サスケ達は気にしていなかった。

「お前達・・・。感謝する。」
ヤシチが笑みを浮かべた。
「所でミルモ達は?」
ヤシチがリバリ先生に聞いた。

「貴方達のお友達ね。今、イビル・スチューデンズ達と戦ってるはずよ。早く行ってあげなさい。」
「分かった!よしお前達!ミルモ達の所へ急ぐぞ!」
ヤシチ達は治療室を出て行った。


−南の妖精学校の外−


「校長先生、これで全員ですか?」
妖精学校の先生が校長先生に聞いた。
校長先生は、校内に残っている生徒達を救出し、外へ脱出していた。

「まだシードル君達がイビル・スチューデンズ達と戦っておる。ワシはまた校内に戻るからお前達はそこで待っているのじゃ。」
そう言いながら校長先生は背を向ける。
「で、ですが校長先生・・・。」
「なぁに、いくら老いぼれといえどもワシは強いぞ?あんな奴らに負けはせんよ。」
校長先生は再び妖精学校の中へ入っていった。


−南の妖精学校:10階−


ミルモ達が廊下を走っている。
彼らは残りのイビル・スチューデンズを探していた。


「ちょーっちょちょちょちょちょちょ!!俺達を探しているっちょね?」


突然、一人の妖精が姿を現した。
彼は昆虫の様な羽根を背中から生やして、宙に浮いている。

「羽根で飛んでる・・・。」
ニノンが呟いた。
「おめぇもイビル・スチューデンズだな。」
ミルモがドフボに問う。

「その通りっちょ、俺はドフボ。でも、ここで戦うつもりはないっちょ。」
「何だと?」
ミルモが首を傾げた。
自分達を攻撃しに来たのではないのだろうか?

「14階の試合会場で待ってるちょ。そこに、ザディス。そして、俺達の担任のリーマス様もいるっちょ。さっさと来るっちょよ。」
そう言うとドフボは猛スピードでミルモ達から去っていった。
「あ!待ちやがれ!!」
ミルモ達はドフボの後を追った。


−南の妖精学校:14階、試合会場−


ここは14階の試合会場。
そこにはザディス、そしてリーマスがいた。


「もう少ししたらくるっちょ。」


試合会場にドフボが入ってきた。


「相変わらず速いですねドフボ君、速さはドフボ君の最大の武器ですね。」
リーマス先生がニッコリとした表情で不敵な笑みを浮かべた。

「お褒めの言葉、ありがとうっちょリーマス様。」
ドフボがリーマスに礼をした。

「リーマス様、奴らは我々だけで充分です。リーマス様はここで見ていてください。」
ザディスがリーマスに言った。

「いいでしょう。万が一、ザディス君とドフボ君が敗れた時は、私が相手をしますよ・・・。」
「む、来たようだな・・・。」
ザディスが試合会場に入ってきたミルモ達に気付いた。

「お前達、こんなことをして一体何を企んでいるんだ!」
ガイズ先生がザディス達の目の前に立ち塞がる。

「これはこれは・・・。シードル君の教師さんではありませんか・・・。」
リーマスがニッコリとした表情で不敵な笑みを浮かべた。
「私が企画したわけではありませんよガイズ先生・・・。今回はザディス達が企画したことです。私は生徒の手伝いをしているだけですよ。ふふふ・・・。」
そう、学校侵略を企んだのはリーマスではない。
しかし、それを許可したのはリーマス本人だ。

「お前、何かしたのか?」
ガイズ先生がリーマスに近づきながら問い詰める。
「ふふふ・・・私は何もしてませんよ。彼らは私を慕っているだけですよ。」
リーマスは、はぐらかすかの様に笑いながら言った。
「その通りだ。我らは只、リーマス様に忠誠を誓っているだけだ。」
ザディスが口を開く。

「忠誠・・・か、随分大袈裟じゃねぇか。リーマス、お前は噂によると100年以上生きてるらしいじゃねぇか。」
「100年・・・。ふふふ、まぁ3桁いっただけでもよしとしましょうか。」
リーマスがニヤリと笑う。
(・・・相変わらず奥底の見えねぇ奴だ。危険な臭いがプンプン漂ってきやがるな・・・。)

「私は約400歳です。」
「んなっ!?」
『400歳!?』
ミルモ達も驚いた。
リーマスはパッと見、25歳位と言った所だ。
しかし、100年以上生きてると言うのも信じ難いのに、400年も生きているとなるとなおさら信じられない。

「本当にアイツ、400年も生きてるのか?」
ミルモが疑わしそうに言った。
「とてもそうは見えませんわね・・・。」
「怪しいでしゅ・・・。」
リルムとムルモもリーマスの言ったことが信じられなさそうだ。

「ガイズ先生。ご存じありませんか?長くて1500年生きる種族が『いた』ことを・・・。」
「1500年・・・、!!、お前、まさかあの種族か!?」
ガイズ先生はリーマスの様な種族がいたことを思い出した。

「その通り・・・。私は『メイア族』の生き残りの一人ですよ。」
そう、彼はリティ族ではなかった。
メイア族という別の種族だったのだ。

「メイア族・・・!そうか、だからリーマスは400年も生きていられたんだ!」
シードルもメイア族の存在を聞いたことがあった様だ。
「シードルしゃん?何か知ってるんでしゅか?」
ムルモが首を傾げた。

「辞典や教科書で見たことがある・・・!メイア族は誰もが長生きで、殆どの者は1000年以上、長くてリーマスの言ったとおり1500年以上生きるんです。」
「すると、アイツは本当に400年も生きてるのか・・・。」
ミルモはリーマスの方を見た。
(それにしても不気味な奴だな・・・。何かとんでもねぇことを考えてやがりそうだな。)
ミルモもリーマスから不気味な何かを感じ取った。
彼は常にニッコリしているが、その表情から何かとんでもない邪気が感じられる。

「それで、何で学校侵略とか企てたんだ?」
ガイズ先生が再び何故学校侵略を企てたのかをリーマス達に問う。
「何、簡単なことだ。我ら北の妖精学校の力を見せてやろうと思ってな。手始めにここを乗っ取って勢力を拡大しようと考えたのだ。」
ザディスがそう言った。
(くっ・・・!どういうことだ?北の妖精学校はこんなに競争意識が高いはずがねぇ。やっぱりリーマスの野郎が何かしたに違いねぇな。)

「そう言えば北の妖精学校と南の妖精学校の実力はほぼ互角でしたねぇ。」
リーマスが思い出したかのように呟いた。
「その通りです、リーマス様。」
「正直レベルがほとんど同じって前々から気に入らなかったんだちょ。」
ドフボが不満そうな顔をした。

「だからこの際、白黒ハッキリつけてしまいましょう。」
そう言いながらリーマスは不敵な笑みを浮かべた。
その常にニッコリとした表情の笑みは不気味さを漂わせる。
「ではこれより、ゲームを始めましょう。」
「ゲームだと?」
ガイズ先生が呟く。

「これから皆さんにドフボ君、ザディス君と戦ってもらいます。そしてもし、2人が負けたら私とガイズ先生一対一で戦うことになります。」
ゲームと言っても戦闘であり、当然気を抜くことはできない。
「ルールはこちら側で自由に決めさせてもらいますよ。もし、皆さんが一度でも負けたらこの学校は我々の物になります。」

「一度でも!?くっそー・・・。結構不利だな・・・。」
ミルモが表情を曇らせる。
「待て!もしそうなったら僕達はどうなるんだ!?」
シードルが叫ぶ。

「そうですねぇ・・・。まぁ、東が西の妖精学校に転校ということも考えられますが、強制的に退学になる可能性の方が高いでしょう。」
リーマスがニッコリとしたまま、冷たい視線をシードル達に送った。
「くっ・・・!」
(一回でも負けたらこの学校は奴らの物になってしまう!絶対負けるわけにはいかない!)

「無茶苦茶言いやがって・・・。」
「絶対に負けられませんわ・・・。」
「厳しいでしゅ・・・。」
ミルモ達が呟く。

「さて、じゃあそろそろ始めるっちょ。戦う相手の人数やルールは俺が決めるっちょ。」
ドフボが戦う相手を選ぼうとしたその時。


「ここに居たのか。」


声と共に誰かが会場に入ってきた。

「へっ・・・。バッチリ治ったみてぇじゃねぇか、ヤシチ。」
試合会場に入って来たのは復活したヤシチだった。
サスケやハンゾー、ヤマネも一緒だ。
「拙者達も加勢するぞ!」
復活したヤシチも加わり、いよいよ学校防衛戦が幕を開けるのだった。


続く


第21話はここまでです!
ミルモ「あきゃきゃきゃきゃ!!」
ムルモ「ほえええぇぇぇぇ!?」
おやおや、どうしたことか突然ムルモが猛ダッシュで何処かへ逃げてしまったようですよ。
ミルモ「しししし、大成功だぜぃw。」
モルロン「まーねー!すーるなー!!あきゃああああぁぁぁぁ!!(怒)」
テラー「ダメだこりゃ。」
シードル「えーと、続きが出来たら作者がまた投稿しますので、皆さん待っていてください。」
それでは!


■ いっちゃん (43回/2011/02/24(Thu) 13:47:39/No3541)

シンキローさん、こんにちは!いっちゃんです。

まず・・・ヤシチ復活っ!!
よかったよぉ〜本当によかったですよ(泣)
しかし、ヤシチが目を開ける前に見た夢がなにか深い意味を持っていそうですね。 ←そういうこと希望
最後にミルモがいち早く反応したのにももうやられま(ゲふぅっ! ←黙れ変態!!(殴られました・・・)

そして、リーマスの正体発覚!!
まさか400歳もいきてるなんて・・・!メイア族とは恐ろしいものだ。
彼が何かをやらかしそうですね。

学校を賭けた勝負が始まろうとしていますね!
ヤシチもきてまた本格的にバトルシーンがでてきそうです。
くぁ〜!!燃える〜!!! ←無視してください

それではっ!


■ りょく (216回/2011/02/25(Fri) 16:52:14/No3545)


シンキローさん、こんにちは!

ワタネちゃんの設定イラスト、つり目が好きです!
紅一点、女の子一人って何だか萌えます(*> U <*)相当気を張ってるのでしょうね。
ああっ、やられる場面がかわいそう…。
復活望みます!

イラストのテラー様、カッコいい!!
テラー様は羽根を生やして空を飛ばれるのですね。
その場面もぜひお絵描きを!
ところでテラー様はヤマネに絡むとロリ○ンだと言われていますが、年齢はいくつぐらいなのでしょうか?
ミルモ達と同じか、18〜19歳だと予想してます。

黒い羽根といえばヤシチの夢に出てきたラァズさんも気になります。一人称は「私」ですが男性のような気が。

では!


■ こやまる (1074回/2011/03/04(Fri) 06:38:39/No3585)
http://www.murumoya.com/


シンキローさん、いっちゃんさん、りょくさん、おはようございます☆

ヤシチ復活!!
自然治癒とはまたゴキ○リのような生命力…おっと失礼しました。
いっちゃんさんと同じく、あの時見た夢は間違い無く今後の伏線ですね(^^)。
夢の中で一瞬見えたミルモとの絡みも伏線であるといいなぁ。

お絵描きもありがとうございます。
カッコイイ…はずのテラーですが、何かもうギャグキャラのイメージしか私の中には無かったり…(笑)。
でもストーリーが進むにつれてダアクみたいに悪役に徹するのか、それとも…!?
それにしてもこの赤い瞳は、見ていると何か吸い込まれそうな感じがしますね。
手に持っている赤いのは剣のような炎で出来た武器でしょうか?

次回からいよいよ対決ですね。
あれ? シードルたちが勝った場合は何か特典は無いのかな?
今は防戦一方だから、とにかく退けること優先でしょーか。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ シンキロー (60回/2011/03/04(Fri) 10:33:59/No3587)

いっちゃんさん、りょくさん、こやまるさん、感想ありがとうございます!
あいにく今回は返信だけですみません・・・。
いい加減続き書かないと・・・。

・いっちゃんさん

はい、見事に復活しました!
テラー「凄いだろう?リティ族の科学力というのは。」
シードル「うっさい」
夢の中に出てきたラァズ。
果たしてこの意味とは・・・?
今後、リティ族やメイア族の他にも別の種族を出す予定です。
ヤシチにも活躍させてあげたいなぁ。

・りょくさん

ワタネ「べっ、別に・・・嬉しくなんかないんだかr」
ザディス「はいはいツンデレツンデレ」
シードルは普段はミルモ達と同じ様に普段はウチワを使って空を飛びます。
しかし、緊急事態の時等はテラー同様、羽根を生やして飛ぶことが可能です。
この設定もしっかりしないとな・・・。

テラー「ロ○○ンと言う名の紳士だよ僕は。」
シードル(駄目だこいつ・・・はやく何とかしないと・・・。)
テラー様の年齢はミルモ達とほぼ同じだと『思います。』(何故『』)

ラァズは後にミルモ達にとって大きな脅威になる予定です。
ラァズ「私は女だ。男ではない!」
シンキロー「まぁまぁ、そう怒るなって。」

・こやまるさん

ヤシチ「誰がゴキブリだああああああぁぁぁぁぁぁ!!(怒)」
ヤマネ「Σヤ、ヤシチ兄様、お、落ち着いてください!」

確かにテラー様は本編以外では完全にギャグキャラですからね。(笑)
なるべく本編ではテラー様にカッコ良くなってもらわないと。

今回は突然攻めて来たので多分、ミルモ側にメリットはないですね。
イビル・スチューデンズの皆さんやリーマスには今後もなるべく活躍させてあげたいです。

続きはいずれ投稿するので気長にお待ち下さい。
それでは!




3455/ アクアで一人かくれんぼ
□投稿者/ 望 -40回-(2011/02/13(Sun) 16:43:37)

※アクアで一人かくれんぼやってみようかと思います。

多分ホラー要素が激しく高いので、御注意ください。
怖すぎると思う方は警告ください。
内容は頑張って抑えるつもりです。



■ りょく (204回/2011/02/13(Sun) 16:55:10/No3456)

こんにちは!

私も一人かくれんぼに興味があるのですが、怖くて出来なくて…。
望さんの小説は描写が細かくて内容が理解しやすいので楽しみにしています。

では!


■ 望 (41回/2011/02/13(Sun) 17:05:37/No3457)

りょくさん> コメありがとうございます^^
私も絶対出来ませんよ〜一人ってとこがもう駄目なので(チキン
アクアがちょっと損役なので、(ちょっとどころじゃないよ)可哀想なんですが、体張って頑張ってもらいます!
嬉しい評価ありがとうございます^^どうか最後まで見てやってくださいね
では


■ 望 (42回/2011/02/13(Sun) 17:15:00/No3458)

※一応書いておきますが、絶対やらないことをおすすめします。
これは小説を理解していただくための説明みたいなものです。

→(※)手足があるぬいぐるみ
  ぬいぐるみに詰めることができる程度の米
  爪切り
  縫い針と赤い糸
  刃物(包丁、カッターナイフ)※鋭利な物
  (※)コップ一杯程度の塩水
  または日本酒


■ 望 (43回/2011/03/04(Fri) 22:18:22/No3590)

ミルモでポンが再放送だなんて!
アクア&フィアがまた見放題(ry)・・変な私心は置いといて。

ギャグパロっていただけに、見事に注意に当てはまりまくってました。
自己満足はいけないですよね。人にわかるような小説を書かないと。
↑も十分わかりにくそうな小説だけど。

フィアの声優さんはあのドラえもんの方なので、今までミルポン知らなかった人はどう思うか興味があったりもします。
ヤシチはぜんまいざむらいの方だし。はまり役でした。可愛かったなぁ。
みょうに子供向けじゃなくて(笑





3459/ 小説板の注意事項 追加
□投稿者/ こやまる -1049回-(2011/02/13(Sun) 17:31:33)
□U R L/ http://www.murumoya.com/

皆さん、こんばんは☆
突然の記事立てで失礼します。

最近小説の投稿が増えてきて、管理人としてはとても喜ばしいと思っています。
ただ投稿数が増えてくると、新たな問題も起きやすくなる可能性があると考え、今日は以下の注意事項を新たに掲げさせていただきます。

(1)本来のキャラの設定を大きく変えるのはNG
 ⇒キャラ崩壊というやつです。
  一時的なら多少はOKですが、そのキャラのファンの方がショックを
  受けるような描写はおやめください。
 
(2)知っている人にしか分からないネタは控え目に
 ⇒特に他作品とのコラボやパロディを行う場合、
  元ネタ(人物やストーリー)に関する詳しい説明を書きましょう。
  「元ネタ知ってる人だけ読んでください」は論外です。

(3)感想記事も含め、コラボ元(他作品)のネタで盛り上がるのはおやめください。
 ⇒話題に置いてけぼりの人が出てしまうので



いろいろ厳しいことを書いてしまいましたが、一番言いたいのはミルモファン全員が読める作品を投稿してくださいということです。

ここ数日、小説板のことでいろいろと悩んでいました。
状況に応じてまた変えるかもしれませんが、ミルモファン活動を良いものにするためにも一人一人守っていただきますようお願いします。

 ※上記は「〜投稿の注意事項〜」に追加します。
 ※何か質問があればお気軽にどうぞ(^^)。

では!


■ 夏田みかん (251回/2011/02/13(Sun) 18:41:43/No3460)

こんにちは(^^)夏田です♪

おお!びっくりした!注意事項の追加ですね!
3つの注意事項、妥当な物だと思います。皆読めなきゃ
駄目ですよね。3つとも当てはまりそうな私が言うのもアレですが(爆
ギャグの話する時、キャラが皆はっちゃけるので崩壊してる可能性が
あって怖いです(^^;
悪の娘とかアウトなんじゃ・・・・(^◇^;)
元ネタ的な問題でいうとミルポン日和は大丈夫なんだろうかwww
私も気を付けますね。確かに最近はコラボ物やパロディ物が多いですからね。
では☆


■ いっちゃん (35回/2011/02/13(Sun) 18:59:08/No3461)

こやまるさん、夏田さん、こんばんは!

おっ!新ルールですね。
確かにこのルールは的を射ていると思いますよ。
やっぱり知らないネタのほうで盛り上がってしまったら話に入っていけません
し・・・。
やはりここでは「ミルモでポン」を主に話さないとですよね。
・・・・って、私の小説は大丈夫かな? ←オイッ!
一応元ネタと絡ませているのでセーフかな?
まあ、時々違うところのネタが少し入っていてもおもしろいですが。
でも、やっぱりここはミルモでポンの話で盛り上がっていきたいですね!

それではっ!


■ りょく (205回/2011/02/13(Sun) 19:39:55/No3462)


皆さん、こんばんは。

ひえぇ〜、私もびっくりした(O_O;)
(1)と(3)は私も引っ掛かっていました。
特に(3)なんて他の方の感想に思いっきり書いてしまいましたし…。
本当にごめんなさい。

新たな『ミルモでポン』ファンを獲得するためにも、こやまるさんが考えた注意事項をきちんと守るように心掛けます。

万が一気付かずに破ってしまった場合はご指摘お願いします。

ミルモは永遠不滅ですもんね^^*

では。


■ 梨璃 (96回/2011/02/13(Sun) 20:31:19/No3463)

皆さんこんばんは☆

注意事項の追加ですね。
最近はコラボ小説やパロディ物が増えてきていますね。
知っている作品だと嬉しいですが、知っていない作品や苦手な作品だと困ってしまいますからね。
私もキャラ崩壊になりかねない場合もあるので気をつけないと・・・。
キャラ崩壊していると思ったときはそのことを付け加えてみるのはどうでしょうか?
リルムのキャラが崩壊しています。リルムが好きな方は注意してください。など。

私も気をつけていきます。
では!


■ シンキロー (49回/2011/02/14(Mon) 09:33:29/No3466)

皆さんおはようございます!

注意事項が追加されたようですね。
1.は、ミルモ達アニメや原作に登場してる公式キャラは、概ね大丈夫だとは思います。
ですが、本編以外(一部本編でもある?)ではあるものの、テラー様(僕のオリフェ)が引っ掛かりまくってます。(汗)
やはりオリフェも設定を大幅に変えるのは駄目なのでしょうか?
それとも『本編以外ではギャグキャラ』といった設定をつけるべきか・・・?
3.もちょっと引っ掛かってることがあるような・・・。

やはりここはミルモの小説板ですからミルモの話で盛り上がりたいですよね。
注意事項をしっかり守って小説を投稿していきたいです。

それでは!


■ レインボー (166回/2011/02/14(Mon) 22:26:05/No3470)

こやまるさん、皆さん、こんばんは☆

小説版での新たな注意事項ですね。
僕は2、3辺りが引っかかっているでしょうね。
特に2・・・。
今の小説も完全にそうですし。
今後はどうしましょうかね。
ミルモオンリーのキャラにするのが一番の得策かもしれないんですけどね。
次回の作品以降はミルモの作品、オンリーにしていきたいですね。
注意事項、気をつけていきたいと思います。

ではまた☆


■ スミレ (58回/2011/02/14(Mon) 22:47:52/No3471)

こんばんは♪

新しくルールが決まりましたね。
私は何か、特にギャグを書こうとすると大抵壊し気味になるので1が大丈夫かオーバーしないか心配が……。
3は「○○と言えば◇◇というキャラが好きでした」ぐらいの
(雑談掲示板でも交わされてる程度の)
話題ならまだ良いと思うんですが、ファン同士の話題が長くor多く続かれると置いていかれる感がするかな〜と思ってました。
私は今のところ予定なしですが(普通のすら停滞してるがな)
何かコラボネタを書く時は2、3も気をつけたいと思います。

あと梨璃さんが仰る注意書きは流血・死・グロ描写辺りにも欲しいな〜と個人的な注文が。
私はどれもOKですし悪い風に言うつもりではありませんが、やはり原作の作風上心の準備とかそういったものがコラボ以前に苦手という人もいると思うので。
ネタバレになる恐れもあるといったらあるんですが……。

それでは♪


■ こやまる (1050回/2011/02/14(Mon) 23:51:12/No3472)
http://www.murumoya.com/


皆さん、こんばんは☆

いきなりの注意事項追加でびっくりさせてしまいごめんなさいです。
そしていろいろな方から反響があってホッとしました。
しかも賛成の意見多数で・・・すごくうれしいです。
もしもみんなにスルーされていたら、小説板も今頃どうなっていたか分からなかったかも(^◇^;)。

新ルールの追加の一番の目的は、性別年齢問わず、誰でもミルモで盛り上がれるサイトを目指しているからですね。
ただ今回掲げたのはどれも難しい注意事項ばかりだと思います。
ちょっとでも違反したら削除…というわけではなく、思いっきり逸脱しなければ全然問題ないと思っていますので安心してください。
でも皆さんの心の中に、「誰でもミルモを」というポリシーを忘れないでいて欲しいです。

レスしてくださった方それぞれにお返事したいですが、今回はすみませんが割愛しますね。
連載中の小説に関して何か思い当たる節があれば、ぜひ気をつけてみてください。
逆にそれが小説を読みやすくする工夫になるかもしれませんよ!(^^)




■ こやまる (1051回/2011/02/14(Mon) 23:52:22/No3473)
http://www.murumoya.com/


長いので記事を2つに分けました。
以下は、質問事項に対する回答です。

>キャラ崩壊していると思ったときはそのことを付け加えてみるのはどうでしょうか?
キャラ崩壊という定義が難しいですが、何かのアイテムとかの効果で一時的であれば(程度にもよりますが)宣言不要で良いと思いますよ。
(アニメでもそういうのはありましたし)
逆に最初から最後までまったく違う設定で描かれるとちょっと・・・という気持ちにはなりますね。

>やはりオリフェも設定を大幅に変えるのは駄目なのでしょうか?
いえ、オリフェはその名の通り作者のオリジナルキャラですので、ストーリーによって性格を使い分けでもOKですよ。
ただあまりに違うと、読む方も???になるので、そこは工夫が必要かもしれませんね。

>ミルモオンリーのキャラにするのが一番の得策かもしれないんですけどね。
少し前の日記にもありますが、一時はコラボ禁止にしようかまで思っていました。
皆さんからのコメントを読んで、コラボ禁止にしなくても真の目的へ向くことは出来るはず!と再認識させられました。
(コラボ禁止にしてたら某都知事みたいな暴挙と取られていたでしょうね^^;)

>3は「○○と言えば◇◇というキャラが好きでした」ぐらいの
>(雑談掲示板でも交わされてる程度の)
>話題ならまだ良いと思うんですが、ファン同士の話題が長くor多く続かれると置いていかれる感がするかな〜と思ってました。
要は程度問題なんですよね。
はっきりした基準を設けるのが難しくて、皆さんには場の空気を読んで欲しいな…と願う感じです。。。

>あと梨璃さんが仰る注意書きは流血・死・グロ描写辺りにも欲しいな〜と個人的な注文が。
表現の具体的な基準について、今回は時間がなくて考えがまとまりませんでした。。。
(いずれ第3版として掲載します)
しばらくは様子見ですが、大丈夫かどうかの自信が無ければ書かないことをオススメします。

曖昧な回答ばかりですみません。
いろいろ試行錯誤の部分がありますので、皆さんの方でも大丈夫かどうか迷ったらぜひ事前にご質問いただければと思います。

では!


■ ムラサメ・シュン (192回/2011/03/03(Thu) 09:04:25/No3582)

こやまるさん、皆さんこんにちはムラサメ・シュンです。
注意事項承りました・・・
特にボクの小説のシュンの旅は
1と2に大きく干渉している
と自身で思いますので(ストーリーがもはや
ミルポンifストーリーとなっているので)
こやまるさんに聞きたかったのです
また流血グロにも触れる部分は
ボクの小説はあると思うので・・・
(ストーリーが戦争物ですからね・・)
小説を続けてもいいか・・こやまるさんの
判断をお願いします
こんなところです。

それでは。


■ ふら (1回/2011/03/04(Fri) 19:49:12/No3589)

皆さんこんばんわ☆
小説版の注意事項追加、今さっき知りました(^^;
私もこのルールは必要なものだと思います(^^)
とはいえ、前に私が書いていた「澄風亜美と妖精たち」が(1)に引っかかっていそうな気が・・・。
結構無茶な設定付け加えてたり・・・。
完結していないままなのでそのうちまた再開したいと思っているのですが、問題があったら言ってくれると助かります><

では!


■ こやまる (1076回/2011/03/08(Tue) 08:14:59/No3594)
http://www.murumoya.com/


ムラサメ・シュンさん、ふらさん、おはようございます☆

注意事項についてご了承いただきありがとうございます。
今回注意事項を載せた理由は、特定の誰かがまずいわけではなく、全体的に何でもOKな雰囲気に小説板が向いていると思い、改めて掲示させていただきました。
なのでお二方の小説連載はもちろんOKですよ〜(^^)。
今後は小説板の方針を考慮した上で、投稿をしていただければと思います。

サイトにとって、雰囲気はすごく重要なんですよね。
何も無いと問題は起きるし、あまり厳しくし過ぎると敬遠されてしまいますし。
なので、注意事項の掲載はいつも気を遣いますね。。
今回の件で皆さんにご理解いただけてとてもホッとしています(^◇^;)。

では!




2637/ クモモvsスイーツ5姉妹
□投稿者/ 葉月 -1回-(2010/07/30(Fri) 20:40:39)

初めて小説を書こうと思います。まずはクモモを主人公にして書いてみようと
考えています。ちょっと大変そうですが、がんばってみようと思います。


■ こやまる (873回/2010/08/04(Wed) 08:11:32/No2651)
http://www.murumoya.com/


葉月さん、おはようございます☆
返信が遅くなってしまい、ごめんなさいです〜っ。
そして先日はチャットへのご参加もありがとうございました!
初めての参加でなりきりチャットにも積極的に参加してくださった葉月さんから、大きなミルモ愛を感じました(^^)。
お互いこれからも一緒にミルモを盛り上げていきましょう!
(よろしければ通常掲示板で自己紹介などしてくださるとさらにうれしいです)

>まずはクモモを主人公にして書いてみようと考えています。
クモモ主人公とは・・・これは小説板では史上初ですね!
おっちょこちょいなクモモなのでいったいどんなストーリーになることやら。。
連載を楽しみに待っていますね。

それではこれからもよろしくお願いいたします!


■ 葉月 (3回/2010/08/07(Sat) 22:26:34/No2662)

こちらこそよろしくおねがいします。実はあのチャットは初めてだったので
自分でもかなり無謀なことをしたと後悔してる部分があります・・・。
そんなわけで実は掲示板の入りかたがわからない、というのが今私の最大の悩みです・・。
というわけで始めさせていただきます。

クモモ「ミルモさんたち見てクモ〜。」
ミルモ、楓、リルム、結城、ヤシチ、安純、ムルモ、松竹、パピィ、住田、
パンタ、はるかというチャーミングメンバーに一枚のポスターを見せるクモモ
ミルモ「これはいったい何なんだ、クモモ。」
クモモ「良くぞ聞いてくれたクモ。これは妖精界妖精お菓子作り世界戦手権ク
モ。実は私、出るんだクモ。」
皆「ええ〜〜〜〜〜〜。」
リルム「すごいじゃないですか、クモモさん。で、開催日はいつですの。」
クモモ「えーっと、確か今週の土曜日クモ。」
ムルモ「そういえば場所はどこなんでしゅか?」
クモモ「お城らしいクモ。」
ミルモとヤシチの口からよだれが出ている。
ただいま二人の頭の中には豪華なお菓子がいっぱい入っている。
ミルモ「も、もしかして俺らもその大会見れるのか?で、出たお菓子は・・」
ミルモの目がとても輝いている、クモモはそれに圧倒されながらも・・
クモモ「た、食べられるらしいクモよ。それにミルモさんたちは・・。」
ミルモ「お、俺たちは・・・?」
クモモはミルモの顔が近づいてくる為、とてもこわかった。
クモモ「ミルモさんたちは特別審査員で、お菓子の試食をしてもらうクモよ」
妖精全員「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
その声はミモモショップ全体に十秒ほど響いたのだった。
安純「あんたら、うるさいにもほどがあるわよっ。」
安純の怒声が学校中に響き渡る。
楓「日高さんのほうがうるさいよ〜っ。」
という楓の声は誰にも届かなかった。
クモモ「き、気を取り直してと、とにかくがんばろうと思いますクモ。皆さん応援よろしくクモ。」
皆「もちろん(だぜ・ですわ・なのだ・でしゅ)!!!。」
そんなミルモたちを五人の人影がこっそりと見ていた。
?1「あんたには負けないわ、クモモ。」
?2「勝つのは私たちよ。」
?3「今回は本気を出させていただきます。」
?4「とにかくがんばっちゃうぞー!」
?5「まずはとりあえず・・・審査員にちかづいちゃいましょうか。」
?5はピンクの髪の可愛らしい妖精の少年をじっと見ていた。


■ 葉月 (4回/2010/08/13(Fri) 11:43:34/No2670)

第二話です。塾の合宿で、なかなか書けませんでした・・・。
という訳で早速書かせていただきます。
ちなみに書くのを忘れていましたが、これは楓たちが、高一の十月という設定です。食べ物がおいしい季節という話で・・・。


第二話
ムルモ「久しぶりの学校でしゅね。アロマシャンおはようでしゅ。」
アロマ「おはようございます、ムルモ様。あ、そうそうムルモ様は聞いていま
すか?転校生の話。」
ムルモ「転校生?」
アロマ「ええ、聞いていなかったんですか?確か女の子の・・・。」
ムルモ「ほえ〜。そうなんでしゅか?仲良くなれるといいでしゅ!」
笑顔満面のムルモ、そこに・・・
パピィ「ま、せいぜいムルモ、あんたのアホ面を見られないことね!」
ムルモ「パ、パピィ!」
アロマ「パピィちゃん、おはよう!」
パピィ「アロマちゃん、おはよう。ってムルモ、挨拶ぐらいしなちゃいよ。」
ムルモ「わ、わかったでしゅ。言えばいいんでしゅよね、お、おはようでしゅ。」
そう言いつつも顔の赤くなってるムルモとパピィ。
そんな二人を見てニコニコとしているアロマ。
こうしているうちに授業始業のチャイムが鳴る。
ティーチャ「という訳で皆さん転校生を点呼、なんちゃって。」
ミルモたちはもう妖精学校を卒業しているため、ティーチャがムルモ、パピィ、アロマ、ヤマネ、カメリ等等の担任をしています。
それにしてもあいかわらずしけている・・・。
ティーチャ「てなわけで入っておいで。」
クラスじゅうがざわめく。
ティーチャ「という訳でシュガさんじゃ、みなよろしく頼むぞ。」
シュガ「みなさん、よろしくお願いします。ちなみに特技はお菓子作りです。
よろしくおねがいします。」
シュガという美少女が挨拶をする。

休み時間、シュガは男子に囲まれるが、シュガはそれらの中で、立ち上がり、
シュガ「あなたがムルモさん?」
ムルモ「そ、そうでしゅけど・・・。」
シュガ「やっぱり!私、あなたのファンなんです。」
ムルモ「ほんとうでしゅか!これからもよろしくでしゅ。」
ムルモとシュガは楽しそうに話を続ける。
パピィ「うそでちょ、こんなムルモみたいのにファンがいるなんて。シュガちゃんって不思議ね。」
ムルモ「パピィなんかに僕のかわいさなんてわかってないでしゅ。ま、パピィなんかにファンなんていないでしゅけどね。」
パピィ「ムルモのばかっ!」
ムルモ「ぱぴぃのあほっ」
パピィ「なんでちゅって!」
ムルモ「そっちこそなんでしゅ!」
そうしてそのまま県下に突入する二人。
アロマ「ふたりとも・・・。」
シュガはポツリとつぶやいた。
シュガ「これでいいのよ。」
おどろいてシュガをみるアロマ。
いったいシュガはなにをかんがえているのか?なぞだ!


■ こやまる (886回/2010/08/14(Sat) 10:50:35/No2673)
http://www.murumoya.com/


葉月さん、こんにちは☆

いよいよ小説連載開始ですね!
クモモがお菓子作り世界選手権で主役を張るのかと思いきや、別記事でご紹介いただいた5姉妹が思いっきり目立とうとしていますね〜。
彼女たちの実力を考えるとクモモに妨害してくることはないかなぁ…。
と思っていたら、一番下のシュガが早速何か腹黒い作戦に出てきましたか(^^;。
アニメでも騙されやすいムルモだったので、シュガの思い通りにされてしまうのだろーか?
お菓子選手権といえば、リルムが出場しなくて良かったです(笑)。

ストーリーはまだまだ始まったばかりですが、脇役たちの仕草がかわいいですね。
お菓子に目を輝かせるミルモたち、ムルパピを微笑ましそうに眺めるアロマなど、ミルモらしい描写は見ていてホント楽しいです。

そうそう、ストーリー中の「ティーチャ」はホントはエンマ先生のことかな?
(口調やストーリー的に判断して)

それではこれからも連載がんばってくださいね。
続きも楽しみにしています(^^)。
では!


■ 葉月 (5回/2010/08/31(Tue) 13:46:49/No2728)

こんにちは、葉月です。
やっと第三話です。
ティーチャはエンマ先生のことです。後で気づき、ああっ!と叫んでしまいました。間違い探しみたいな小説だととても思いましたね・・・。

第三話
クモモ「困ったクモ〜」
ムルモとパピィが喧嘩を始めた頃、クモモは予選のためのお菓子を考えていた。そのお菓子とは『一番得意なお菓子』。
クモモ「アイス系、ケーキ系、クリーム系…。もうどうしようクモ〜」
実はクモモはいろんなお菓子が得意だったため、どんなお菓子が一番得意なお菓子か分からなかったのだった。また彼女には特に好きなお菓子もなかったのだった。
クモモ「こうなったらミモモさんに相談するクモね」
その時ピンポ〜ンという音があり、お客さんの顔が映る。
クモモ「いらっしゃいませクモ〜」
 そんなクモモの姿を最近届いたミモモ姿のぬいぐるみの中からこっそり見ている人影があった。
?4=タルト「クモモの奴、どんなお菓子で来るのかな。勝つのはうちらだけ       れど、油断は出来ないからね。そういりゃ、シュガも上手くや       っているのかな。」
タルトは小声でこうつぶやいていた。クモモはその様子に気がついていない。
クモモ「はぁ〜、やっと終わったクモ。よし考えるクモ。」
ちょうどその時、ミモモがやってきました。
ミモモ「クモモ、お疲れー。あ、クモモ、妖精界妖精お菓子作り選手権のお菓    子考えるんだったら、隣の部屋で考えたほうがいいよ。お客様もこな    いだろうしね。」
ミモモは自分のぬいぐるみをチラッと見て、それを意識してこう言った。
何のことか分からないクモモとギクッとしたタルト。
ミモモはそんな二人を見てもう勝負はついてると思った。
そしてこういった。
ミモモ「じゃあ、いつもどおり、完全オートロックにしておこうか。」
それからミモモはクモモに見えないようにミモモの中のタルトをにらんで、ふっと笑った。その口元にはこんな感情が入っていた。
ミモモ『そんなずるい手していたら完全に勝ち目はないよ』
    と。


■ 葉月 (6回/2010/08/31(Tue) 14:41:57/No2729)

こんにちは、葉月です。
今日は夏休み最後なので四話も続けて書いてみようと思います。
そういえばタルトの使った行動はカモモの行動ですね。後、三話で重要なミスをしてしまいました。クモモよりもどじだと私は思っています。

第四話
ムルモ「パピィなんて嫌いでしゅ!」
パピィ「こっちこそムルモなんて大嫌い!」
ムルモ・パピィ「ふんっ」
そんな二人の様子をおろおろして見ているアロマと対照に満足そうに見ているシュガ。
アロマ「あなたはいったい何なの。何で二人の喧嘩を見て喜んでいるの。」
シュガ「あなたには関係ないでしょ、ムルモさんの元婚約者候補さん?」
アロマ「何でそんなこと知っているの?っていうか何なんですか?一体。」
そんなアロマの問いを無視するシュガ。それからムルモのほうを向いて
シュガ「ムルモさん、大丈夫?私、おいしいお菓子持ってきたから一緒に食べない?」
ムルモ「いいんでしゅか?もう大丈夫でしゅよ。心配してくれてありがとうでしゅ、嬉しいでしゅ、きゃは。」
プリティースマイルをシュガに向けるムルモ。
その様子を見てパピィは内心辛かった。
パピィ「ムルモ…。」
アロマ「パピィちゃん、大丈夫?それにしてもシュガさん、あの人は一体何?
パピィちゃん、シュガさんみたいな子に負けちゃだめ。」
パピィ「アロマちゃん、ありがとっ。でもあたちはシュガさんみたいな子にたぶん…。」
その次の言葉がいえないパピィ。頬に涙が流れる。そんなパピィの様子を見てアロマはハンカチを差し出す。
アロマ「涙を拭いて、パピィちゃん。いつもわたしが応援してもらっているから、今度は私が応援するわ。」
あの時から約三年。それからこんなに仲良くなれるとはパピィも思っていなかった。そして立ち上がった。
パピィ「うんっ!」

その頃
クモモ「分かったクモ!このお菓子なら大丈夫クモ!」
クモモは早速そのお菓子を作り始めた。
クモモ「これでまずは予選突破クモ!」
そんなクモモを温かい目でミモモは見ていた。


そして
司会「では第一回妖精界妖精世界お菓子選手権を始めます!」
こうして何週間にもわたるお菓子の戦いは幕が開かれたのだった。


■ こやまる (903回/2010/09/06(Mon) 08:25:16/No2747)
http://www.murumoya.com/


葉月さん、おはようございます☆

5姉妹がとにかくズルしまくりですね〜。
ミルモでポン!という作品の性質上、ズルすると後で絶対によくない展開が待っているわけですが、この5姉妹に限ってはどうなんでしょうか?
そのお約束を打ち破るほどのお菓子の実力も持っていそうな予感もします。

>パピィちゃん、シュガさんみたいな子に負けちゃだめ。
今回はシュガを疑惑の眼差しで見つめるアロマの行動がツボです。
初日そうそうからシュガを敵視してパピィを応援するアロマが女の子らしくてかわいい!
だけどこの疑惑はまだアロマだけしか気付いていないんですよね。
ムルモとパピィ二人のために、シュガの暴走を止めようとするアロマちゃんを今後も見てみたいです。
(そしてドジを踏んでしまうところも・・・!?)

それにしてもタルトの作戦はいきなりバレバレで大失敗ですね〜。
相手がミモモだと当然の結果と言えばそうなのですが。。。

第二話については、後で私の方でティーチャ→エンマ先生に直しておきますね。
それでは続きを楽しみにお待ちしています。
では!


■ 葉月 (7回/2010/09/08(Wed) 22:46:16/No2752)

こんばんは、葉月です!
アロマはたぶんムルパピの関係を一番同い年の妖精で応援していると思っています。私の妄想ではアロマとパピィはもう親友になってるんじゃないかと…
てなわけで第五話書かせていただきます。

第五話
司会「よーい、ドン!」
お菓子の戦いの予選は始まった。ちなみに落とされるのは64人中32人という厳しい戦いになっている。
クモモ「よーし、がんばるクモ!」
クモモはこうしてお菓子を作り始めた。

その頃、審査員席ではー
リルム「私も出たかったですわ、お菓子選手権…。」
ミルモ「げっ!それは出なくて正解だぜ…。」
リルム本人はなぜかまだ自分のお菓子の恐ろしさについて気づいていなかった。
リルム「ミルモ様の馬鹿馬鹿〜〜〜っ」
リルムの懇親のパンチが炸裂してこうしてミルモはぶったおされるのだった。
楓「でも今回はミルモの言うとおりかも…。」
一回その恐怖を経験した楓は二人のその様子を見てそういった。
ムルモ「確かに今回の場合はお兄たまのほうが正しいでしゅが、リルムしゃん相手にそれは言ったらいけないと思いましゅ。ってム?」
ムルモはあのクラスメートのシュガを選手の中から見つけた。
ムルモ「どうしてシュガしゃんがここに出場してるんでしゅかね〜。」
マルモ「ムルモ、シュガさんとしりあいだったのか。」
驚くマルモ国王。
ムルモ「あい、でもなんでそんな驚くんでしゅか?」
マルモ「なぜってシュガさんはこの妖精界の天才パティシエなんじゃよ。」
ムルモ・パピィ「ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
ムルモ「(そんなしゅごい人がクラスメートになったなんてびっくりでしゅ。)」
パピィ「(美人、お菓子作りが上手いなんてまさに強敵!まだ仲直りしてないしどうちよう…。)」
びっくりするムルモと不安がるパピィ。その様子に誰一人まだ気がついていなかった。

そして選手のほうはー
クモモ「完成クモ!ふわふわホットアイスクモ!」
あのホットアイスを改良したアイスをクモモは予選用に作ったのだった。
クモモ「どきどきするクモ・・・。」
そういいながらクモモはミモモに言われた言葉を思い出していた。
ミモモ「クモモなら絶対に大丈夫!」
という言葉を。
クモモ「(ミモモさんにああいわれたから絶対大丈夫クモ!)」
クモモはそう思った。

司会「さあ、全てのお菓子が出揃いました。さあ、本選へ進む32人は誰でしょう!」
クモモ「(どきどきクモ…。)」
シュガ「(こんなの余裕、余裕。)」
そして上の発表パネルにいっせいに名前が映った。
クモモ「あったクモ!」
クモモの顔に満面の笑みがこぼれた。
シュガは余裕なかおをしていた。
司会「では今回ぶつかる対戦カードをどうぞ!」
クモモはタルトとぶつかった。
その様子をショップから見ていたミモモはこういった。
ミモモ「絶対かつんだよ、クモモ。」

こうして第一回戦の幕がきって落とされたのだった。


■ こやまる (908回/2010/09/13(Mon) 11:23:32/No2759)
http://www.murumoya.com/


葉月さん、こんにちは☆

私もアロマとパピィは親友同士になっていると思います。
この二人は自分に無いものをお互いに補い合っているような仲になっていそうですね。
パピィもアロマの上品さを身につけてくれればいいのですが(^^;。

さて今回からいよいよ戦いが始まりますね!
1回目の予選で半分が早くも脱落してしまうとは恐ろしや…。
このあたりは妖精界も人間界と同じく競争社会ですね。
妖精たちも周りはライバルだらけと思って真剣な表情でがんばっていそうです。

クモモは予選のテーマに悩んでいましたが、やはり実力の違いでしょうか、ここはあっさり予選通過してくれました(^^)。
でも次の相手はあのズル行為の相手のタルトとは…。
対戦中に何か一波乱起きることを期待しています〜。
また二人がどんな魅力的なお菓子を作るのか、そこは葉月さんのお菓子の知識の見せ所ですね。

>リルム「私も出たかったですわ、お菓子選手権…。」
審査員が全員病院送りになって大会中止になっていたかもしれませんね。
その後リルムはお菓子選手権のブラックリストに掲載され、二度と出場できなくなるとか(^^;。

それでは続きを楽しみにしています!
では!


■ 葉月 (8回/2010/10/02(Sat) 13:43:32/No2838)

こんにちは。お久しぶりです。
ちょっと大変だったもので。
では第六話いきます。

第六話

司会「まず今回の予選に勝ち残った方は今から全員同時に勝負をしていただきます。さて、今回はフルーツを使ったお菓子を作ってもらおうと思います。
ちなみに審査員の方に対戦カードでぶつかった方とどちらの方がおいしかったかで決まります。そして制限時間は30分です。
では、皆さん、並んでください。」
クモモ「どきどきしてきたクモ…。」
そういいながらクモモは調理台についた。
一方タルトは…
(タルト)「それならぜんぜん有利ね。私の作るフルーツタルトは天下一品ってママが言っていたもの。」
と自信満々に調理台に行った。
司会「では、はじめ!」
こうして勝負は始まった。

ミルモ「どんなお菓子が食えるんだろうな。今から楽しみだぜ。」
ヤシチ「きっとおいしいのだろうな。」
ムルモ「多分、ほっぺたが落ちるぐらいにおいしいんでしゅよね。」
そう言う3人の目がきらきらと輝いていた。
そんな3人を無視して楓はリルムに質問をしていた。
楓「ねえ、リルムちゃん、もしかして今回の大会って魔法を使ってもいいの?」
リルム「そうですわ。ですからお菓子作りの技術も必要ですけれど、魔法の技術も必要なのですわ。」
楓はその答えを聞き、ますますリルムが出なくてよかったと思ったのだった」

その頃クモモは
(クモモ)「どういうお菓子にしようクモ…。やっぱり最近流行のおかしクモかね。でもどうやって…。あっ、そうだクモ!あれだったら…。」
早速クモモはそのお菓子を作り始めた。
まず最初にあるお菓子の材料とともにいろんなフルーツを入れて…。
そしてたくさんのフルーツをある液体に入れました。
クモモ「これだったらきっと大丈夫クモ!」

その約20分後〜
司会「では審査に移りたいと思います!」
審査は始まったのだった。


■ りょく (96回/2010/10/04(Mon) 14:37:48/No2843)

葉月さん、こんにちは!
掲示板で挨拶して下さったのにお返事してなくてごめんなさい><

私はこのサイトの妖精占いでクモモだからか、主人公がクモモの葉月さんの小説の行方が非常に気になってます。更新をすっごく楽しみにしています(*> U <*)

特にシュガちゃんの外見が気になっていて、イジワルだから(?)安純みたいにつり目そうだなぁ、シュガー=砂糖だから髪は白髪でパピィとアロマが下ろしてるから結んでるのでは、服装はお菓子作りをしているからエプロンドレスじゃないかな…などと勝手な妄想を膨らませています!

更新楽しみにしています☆(←二回目

それでは!


■ こやまる (931回/2010/10/06(Wed) 17:34:57/No2848)
http://www.murumoya.com/


葉月さん、りょくさん、こんばんは☆

予選も終わり、いよいよ本戦の始まりですね。
ここからは反則無しの正々堂々の勝負となるのでしょうか。
以前のタルトの偵察がどう絡んでくるかも気になります。。
ミモモにはお見通しのようでしたが…。

いずれにせよタルトもクモモの勝負もかなりの激戦となりそうで、審査員のミルモたちも判定をするのにすごく苦戦しそうな予感がしますね。
もっともミルモたちはどっちが勝つかに興味はなく、お菓子が食べられればそれで良しな感じですが…(笑)。
(だから中立的な立場で審査員を任されるのでしょうね)
果たして勝負の決着が付くのかどうかも気になります。

リルムが出場していたら、お菓子の怪物が誕生してお菓子選手権は途中で終わっていたかもしれませんね。
それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ 葉月 (9回/2010/10/14(Thu) 20:06:52/No2878)

こんばんは、お久しぶりです。
最近やばいですね。色々大丈夫か心配です。
りょくさん、感想ありがとうございます。

第七話
ミルモ「うんめ〜」
ヤシチ「なかなかいけるな。」
ムルモ「幸せでしゅ〜」
そんな三人の妖精審査員を除き、残りの六人の人間と3人の妖精は疲れきっていた。
楓「良くあんなに食べれるよね…。」
結木「鉄の胃袋だな。」
リルム「三人方ともすごいですわ。」
パピィ「あれは大食い大会で優勝するわね…。」
そう言いながら残りの9人は一口ずつ食べながら審査していた。
そんな彼らの元にあるお菓子が来た。
そう、そのお菓子とは…、クモモとタルトのお菓子だった。

一方その頃
(クモモ)「どきどきするクモ。大丈夫なことを祈るしかないクモ。」
クモモは懸命に勝利できることを祈っていた。
それを見ていたタルトはというと…
(タルト)「ふふ。このあたしが敗北するなんてありえない。大体、クモモはフルーツ系のお菓子が苦手みたいだもの。それなのにフルーツタルトが得意なこのあたしが負けるはずなんてないんだわ。」

その頃
ミルモ「めちゃくちゃうんめーっ、このタルト!」
ムルモ「最高でしゅーっ」
ミルモ達はタルトのフルーツタルトを試食していた。
タルトのフルーツタルトはタルトが丹精こめて毎日作っている小麦とフルーツから作られるとても素晴らしいものでタルトの一番の自信作だった。
なので当然おいしかったのだった。
安純「こんなおいしいお菓子だったらもう次の食べなくてもいいんじゃない。」
楓「そんなの不公平だよ。まだわからないでしょ。」
はるか「確かにまだ分からないし食べて見ましょ。」
という訳でとうとうクモモのお菓子を食べることになった…。
そしてそのお菓子を見た瞬間に全員ぶったまげた。
そう、それは妖精が一人は軽く入れるかぼちゃプリンだった。
松竹「こんなの僕の家でも見たことないな。」
その松竹の言葉を聞き、全員びっくりした。一体これはなんなのだと。
しかしそう思ったのもつかの間、ミルモ達がかぼちゃプリンに突っ込んで行った。(ちなみに一番手はミルモ)
ミルモ「にょほほ〜。これ、めちゃくちゃ旨すぎるぜ。」
ヤシチ「これも美味しいではないか。」
ムルモ「とてもおいしいでしゅよ。ってム?」
とびこんだミルモ達の姿がかぼちゃプリンの中に消えた。
楓「ミルモ?ムルモちゃん?ヤシチ?」
リルム「どうしたんですの?」
パピィ「とりあえず中を見まちょ。」
するとそこには林檎シャーベットをほおばってる3人の姿があった。
それ以外の全員は皆、ずっこけた。
パピィ「なんなのよ。このお菓子…、すごすぎるわ。まさか他にもなんかあったりするのかちら…」
ムルモ「ありましゅよ。」
そういったムルモがはっとし、パピィもはっとし、お互いに顔を背けた。
昨日の喧嘩以来、口を聞いてないのを二人とも忘れていたのだ。
そんな二人の様子を楓は心配そうに見つめていた。
(楓)「後でパピィちゃんに話でも聞こうかな。」
安純「ところでこれ以上なにがあるのよ。」
ヤシチ「えーっとそれはだな。このお菓子にはまだモンブランの層があるのだ。しかもそのモンブランはこれまた旨いのだ。」
そのヤシチの説明を聞き、皆は食べて驚いた。
全部が美味しいと。
楓「これはもう決まりだね!」
そして皆がうなずいた。

そしてクモモは
クモモ「やったクモ!」
クモモは舞い上がった。
そんなクモモの様子を見てタルトは歯ぎしりをした。
タルト「くそっ。なんなのよ。納得いかないっ。」
その二人を見てある人物がこういった。
?「タルトお姉さんを敗北に追い込むなんて…。クモモの奴、許さない。」
その人物の目には憎しみしかなかった。
?「そしてあのうさ耳女も…。」
その人物の手にはあるものが握られていた。

司会「残った16名のかた、おめでとうございます。では明日の対戦を公開します。ではどうぞ!」
クモモの対戦相手にはヨモギと書かれた妖精があった。
クモモ「明日もがんばるクモ!」
そういったクモモには満面の笑みが広がっていた。









■ こやまる (947回/2010/10/19(Tue) 08:07:49/No2896)
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葉月さん、おはようございます☆
秋は学校生活が大変かと思いますが、がんばってくださいね。

小説の方は、勝ち気なタルトがかわいい!
余裕で勝利を確信していた子が負ける姿は私は大好きだったりします。
クモモのお菓子をみんなが驚きながら食べる光景を見て、タルトのその表情もだんだんと焦りに変わっていく様が想像できます。
結局敗戦・・・最後の「くそっ。なんなのよ」という捨て台詞もまたタルトの逆襲を予感させてくれるのも良いですね。
あ、逆襲はタルトの方ではなく妹さんの方でしたか…。
手に握られているものとはいったい!?
まさかこのままミステリー事件に突入…なんてことはさすがにないか(笑)。
この二人の姉妹はかわいいので、敗戦した後も小説に出続けて欲しいです。

さて次回の対戦者はヨモギ。
いったいどんな妖精なのでしょーか?
続きを楽しみにしております(^^)。
では!


■ 葉月 (10回/2010/11/02(Tue) 18:10:32/No2921)

こんばんは、葉月です。

やっと忙しい日々が終わりました。ちょっとほっとしています。
これで小説も書けます…。

第八話
クモモ「明日もがんばるクモ!」
そんなクモモにとある妖精が近づいてきた。
ヨモギ「こんにちは、初めまして、ヨモギです。あなたですよね、明日の対戦相手というのは。」
クモモ「ってことはあなたがヨモギさんクモね。こちらこそ初めましてクモ」
そんなクモモに笑顔で答えるヨモギ。
ヨモギ「あの…、突然なのですが友人にして頂けないですか?私、あなたが妹のタルトとの勝負を見てすごいなと思って…。」
クモモはヨモギに向かってこういった。
クモモ「そんな堅苦しい言葉はだめクモ!友達になりたいんだったらもっと柔らかい言葉で言うべきクモ。でも…」
クモモは驚いたヨモギの手を握った。
クモモ「でも友達になりたいクモ!」
ヨモギ「本当!ありがとう…。」

その様子をこっそりとシュガは見ていた。
シュガ「ヨモギ姉さんったら…、何をやっているのよ!お人よしにもほどがあると思うわ…。もうこんなことだったら私がどうにかしなきゃいけないわ。」
シュガは手に持っているお菓子を見た。
そのお菓子は一見ただのマシュマロだけれど実は…ほれ薬が忍ばせてあった。
シュガはそのお菓子を見た直後に一人で歩いているムルモを見た。
そしてムルモのところに走っていった。

その姿をムルモは見つけてシュガに向かってこう言った。
ムルモ「ム?シュガさんでしゅか?今日は本当にびっくりしたでしゅよ。どうして今まで隠していたんでしゅか?」
シュガ「騒ぎになるとやばいと思ってね。ところでムルモさん、これ作って見たんだけれど食べてくれます?」
その言葉を聞いたとたん顔を輝かせるムルモ。
ムルモ「本当でしゅか?食べていいんでしゅか?」
シュガ「もちろん♪」
そしてマシュマロをムルモに差し出した。
それを夢中で食べるムルモ。
ムルモ「おいしいでしゅ!」
シュガ「良かった。じゃあ私はこれで。」
ムルモ「じゃあバイバイでしゅ。」
ムルモに向かって手を振るシュガ。そんな彼女のした事にまだ誰も気づいていなかった。


■ 葉月 (11回/2010/11/12(Fri) 21:16:24/No2946)

こんばんは、葉月です。

実は8話を書き終えたときに気がついたことがひとつあります。
それは…ムルモのシュガの呼び方です。
ああっ、と気づいたときにはときすでに遅しなんて…。
ちょっと自己嫌悪ですね。私、最悪だ…。

第九話
楓「パピィちゃん!どうかしたの?」
楓は一日目の全試合が終わった後、パピィにすぐそうたずねた。
パピィ「な、なんにもないわ。別にムルモと喧嘩してるわけじゃ…。」
その一言で一気に表情が曇る楓。パピィはそのことに気がつきとっさに口を押さえた。
リルム「どうしたのですか、パピィさん。ムルモ様と何があったのですか?」
楓と一緒に居たリルムが口を開いた。
パピィは一瞬無意識に苦しそうな表情をしてから話し始めた。
パピィ「実はシュガちゃんっていう子が転校ちてきて…。」
その話をじっくりと楓とリルムは聞き、話が進むとともに悲しそうな顔になった。そしてパピィの目に涙がたまる。それからリルムが叫んだ。
リルム「あんまりですわ!そのシュガさんって人。いくらなんでも自分がムルモ様が好きだからってパピィさんと喧嘩をさせるように仕向けるなんて…。」
楓「そのシュガちゃんがムルモちゃんを想う気持ちも分かるよね。でもあまりにもやり方がひどいよ。こういうときは正々堂々と勝負しなきゃ。」
二人は優しいまなざしでパピィにそう言った。
パピィは二人に抱きつく。
パピィ「楓さん!リルムさん!ありがとっ。あたち、アロマちゃんにも言われたけれど絶対シュガちゃんには負けない。」
リルム「そうですわ、その意気ですわ。愛に勝るものなんてありませんわ。大丈夫ですわ、口では言いませんがムルモ様も絶対パピィさんのこと好きに決まっていますもの。」
楓「そうだよ、ムルモちゃんがパピィちゃんの事、想っているの分かるもの。だから絶対に負けないよ。」
パピィ「うん、きっと大丈夫だと思うわ。この何年間でムルモとの距離は確実に縮まっているもの。」

そうやってパピィの不安が少しずつなくなってきた頃、シュガのお菓子を食べたムルモがやってきた。
ムルモ「ただいまでしゅ。実はシュガしゃんにたまたま会ってお菓子をもらったんでしゅ。とっても美味しかったんでしゅよ。」
パピィ「そ、そうなの。あの突然なんだけどあのあたち、ムルモの事が…。」
ムルモ「ほえ?」
パピィ「ム、ムルモの事がすすす、すすすす…」
ムルモ「なんでしゅか?」
パピィ「ムルモの事が好きっ。」
顔を赤らめてそういうパピィ。それと対称に無表情なムルモ。
そんなムルモを見て首をかしげる楓とリルム。
そしてムルモが返事をする。
ムルモ「パピィ、気持ちはありがたいんでしゅけど実はシュガしゃんがすきなんでしゅ。だからパピィの気持ちにはこたえられないでしゅ。」
その言葉を聞いて目を見開く三人。
そう、その時すでにシュガのマシュマロに入れた惚れ薬がすでにムルモに効いていたのだった。


■ りょく (117回/2010/11/13(Sat) 11:00:36/No2949)

こんんちは、りょくです!

ホレ薬とは…。
シュガちゃん…ついにやっちゃいましたね(^-^;)
パピィの突然の告白にも驚きました。
パピィ達は魔法に気付いて解くことが出来るのかが心配です。

それとシュガちゃんの憎々しげに「あのうさ耳女…」と呟く場面が好きです。
真面目が空回りして悪どい行動を起こしてるのだと思いますが、必死で可愛いです(^-^*)

そしてヨモギちゃんの出番ですね!
イラストはお菓子、楽器、黒髪、服の柄で和風っぽい印象を受けました。
姉妹と勝負と自分の気持ちに挟まれて、クモモと仲よく出来るのか見所です!

字の間違いは私も(漢字間違い、字が多い、絵の塗り残し、頬っぺたに赤の入れ忘れ…などなど)色々あるので、そんなに気にすることないですよ〜!

では!


■ 葉月 (12回/2010/11/13(Sat) 14:52:10/No2951)

こんにちは、葉月です。

りょくさん、感想ありがとうございます。とっても嬉しいです。
感謝感激です。

惚れ薬ネタはパピィちゃんが5巻で住田に勧めたのを思い出しながら書きました。
ですが、実行してしまったシュガは悪質ですね。
もともと今回の小説でのシュガは悪役なのでしょうがないところもあるかもしれませんが…。
でももし次に小説書くときは少しは悪質なことをさせたくないです。

パピィの告白は少しは年齢上がっているのだったらまだ素直になれるかなと思って書きました。アロマちゃんパワーも入ってるので大丈夫かな…と。
ちなみにこの惚れ薬を解くのはパピィだけでは無理な気がします。
でも大丈夫なことになるとは思います。

ヨモギは十分に魅力を出してあげたいです。和風と思うとつい妖精忍者みたいになるので違うテイストで出したいと思って作ったので…。
しかし結局そんなに上手くはいきませんでした。
内心ヨモギに悪いです。もっと画力を挙げないといけませんね。

寺の間違えは私は頻繁に起こすんですよね。もう本当にひどいぐらいに。
なのでこれからもっと慎重になりたいです。

では☆


■ こやまる (968回/2010/11/15(Mon) 22:11:48/No2954)
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葉月さん、りょくさん、こんばんは☆
感想が遅くなりごめんなさいm(_ _)m。

禁断の惚れ薬登場とは・・・(^◇^;)。
妖精界はまさに危険だらけ(笑)。
そしてシュガはもう絵に描いたような悪い子ですね。
誰かの影響を受けてこんなダークな性格になったのか?
それとも元からの性格なのかな?

そして…パピィの告白のタイミングは悪すぎ。。
やはり告白は出会って突然するのではなく、告白へと持って行く展開を作りながらすべきでしたね。
この告白失敗がパピィを落ち込ませなければいいのですが。
それよりも前に、ムルモの突然の変化に「何かおかしい」と3人は果たして気がつくことが出来るんだろーか?
いや、楓あたりが気がついて欲しいなぁ。

ヨモギの「友人にして頂けないですか?」は本心ですよね?
妹2人はクモモにライバル心むき出しだっただけに、ヨモギとの料理対決は今まで無かったような展開となりそうですね。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ 葉月 (13回/2010/11/19(Fri) 19:02:56/No2961)

こんばんは、葉月です。

ヨモギは素直なキャラで、本心以外のことを言わないキャラです。
ちなみにシュガのキャラは元々の性格もあります。
しかし今回はムルモを手に入れたいという欲望も関係してさらにダークに…
てなわけで第十話です。

第十一話
パピィ「クスン…。ムルモの馬鹿っ!おかげで寝不足じゃない。」
朝一番に起きたばかりのパピィが発した言葉はこの一言だった。
そして目の下にはくまが出来ていた。
住田「パピィ…、大丈夫?」
パピィ「だ、だいじょうぶよ!あたちはっ!」
パピィは実際悲しくて辛かったがそれ以上にムルモがいくらぶりっ子でも特定の女の子を一週間という短期間で好きになるはずはないと思った。
(パピィ)「それにあのシュガって子なんかおかちかったもの。、もちかちてムルモに何かしたんじゃ。」
住田「パピィ?」
パピィ「住ちゃん、早く行くわよ!」
住田「う、うん。(パピィ、いきなり元気になってどうしたんだ?)」

そして
司会「第三回戦始めます!今回は芸術的なお菓子が課題と審査ポイントです!では、始め!」
その頃調理場では…
クモモ「ヨモギさん、よろしくクモ。お互い全力を尽くすクモ!」
ヨモギ「ええ、私もそのつもりです。勝っても負けても恨みっこなしです。」
クモモ「もちろんクモ。」
二人は友達としてライバル意識を燃やしていた。
それをみているシュガはイラついていた。
(シュガ)「ヨモギ姉さんの馬鹿っ。何でクモモとアンナに仲良さそうなのよ。まあいいわ、どうせクモモがヨモギ姉さんに負けるんでしょうけれど。」
そう思ってシュガはくすっと笑った。

その頃
?「私なんかがこんな大会に来ると大変なのでは…。」
?「大丈夫、今回はヨモギ様をみに来ただけだから、ね?」
?「そ、それなら…。」
とある和な妖精二人はそう話し合っていた…。


■ こやまる (972回/2010/11/20(Sat) 09:23:39/No2965)
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葉月さん、こんにちは☆

お、どうやらパピィはムルモの異変に感づいたようですね。
疑惑が彼女を再び元気にさせてくれましたが…。
この後は住田くんも連れて、やっぱり楓の元へと相談にしに行くのでしょーか?
そしてシュガはどんどん悪い子になっていくように思いますが(幼い上での過ち&わがままだと思いますが)、彼女は最後にはちゃんと救われるのでしょーか!?

ヨモギを慕う和な妖精が気になりますね。
確かにヨモギの性格を考えるとファン(?)がいてもおかしく無さそう?
彼女(彼?)たちはクモモをピンチにさせる存在になるのかどうか…。
ということでこの勝負の行方が楽しみです。

では!


■ 葉月 (15回/2011/01/26(Wed) 20:55:04/No3231)

どうも、お久しぶりです!
最近は色々あってかけませんでした、なのでその分を取り返せるようにがんばります!てなわけで第十二話です!

第十二話
クモモはヨモギという新しい友達との対決にわくわくしていた。
(クモモ)「え〜っと今回のお菓子は芸術クモね…。だったら…。」
クモモは砂糖を取り出す。それから生クリームと牛乳ととあるお菓子の型。
クモモ「よーし、始めるクモ!」
俄然クモモは張り切っていた。その頃クモモの新しい友達は…
(ヨモギ)「和菓子といったら芸術が欠かせません。ここは和菓子の素晴らしいところを見せなくては!クモモさんにもヒマリにも…。」
ヨモギは和菓子用のあんこととある日本のお菓子の道具を出していた。
ヨモギ「みていて下さい!クモモさんっ、ヒマリッ!」
そうやってがんばって気合を入れている二人にシュガはどんどん腹が立ってきた。が、それを表に出さずにお菓子を作っていた。
(シュガ)「なんなのよ、ヨモギ姉さんったら…。クモモとなんで友達なんかになるのよっ!ヨモギ姉さんのいいところは人を認めることとか誠実なところだけれどあれは度が過ぎてるわ!それになんでなのよ、お菓子学校では優等生の私じゃなくてヒマリみたいなこを可愛がるなんて…。」
シュガの手先が怒りで震えていた。それはヨモギが大好きなのに大切にしてもらえないという勘違いから…。

その頃観客席では…
楓「本当に大丈夫なの?パピィちゃん。」
リルム「ムルモ様もなんであのシュガさんを…。」
そうやって心配そうな顔をする楓とリルムにパピィはこそこそと耳打ちした。
パピィ「実はね、あたち、シュガがムルモになんかしたんじゃないかと思うのよ。本当はそう思いたくないけれど…。」
その言葉を聞いて楓とリルムはパピィに小さな声で言った。
楓「そうよね、妖精だったら何かしら魔法でしたのかも。」
リルム「確かにその可能性もありますわ!」
そんな三人をムルモは不思議そうな顔で見ていた。
ムルモ「何してるんでしゅかね?」
原因が自分とは気づいてないムルモ。あまりにも乙女心に鈍感過ぎだ。
そしてシュガからさっきもらったお菓子を食べていた。
ムルモ「おいしいでしゅ〜。」
とても幸せそうな顔のムルモにはそれが元凶だとは知るすべがなかった。


■ りょく (175回/2011/01/27(Thu) 16:21:52/No3238)

葉月さん、こんにちは*
りょくですっ!

お久しぶりです〜!!お帰りなさい(*^□^*)
葉月さんが帰ってきてくれる日をずっと待っていました。
良かった…(ノд<。)゜。


いえいえ、ヨモギちゃんよりシュガちゃんのダークな行動の方が度が過ぎてますって(^-^;)
シュガちゃんはお姉さんが大好きなんですね。勘違いの嫉妬はちょっと恐いけど切なくもありますね…。
そのうちヒマリちゃんにも魔の手が…な〜んて事があったりして!?

ふんわりした雰囲気の女の子らしいヒマリちゃんは、黒髪美人とか大和撫子の言葉が似合います。
(オリフェ設定の文章もいつか小説化してほしいな〜)

質問が一つありまして、
シュガちゃんはムルモを好きなんでしょうか?それとも利用しようとしているだけなのですか?
もしやどっちもとか。
パピィたんは大ピンチですが
楓やリルム、そしてアロマと言った友人の協力で"愛を取り戻す"と信じております(`・ω・´)

これからもお時間の取れるときにご自分のペースで更新してくださいね(^-^*)

では!


■ 葉月 (16回/2011/01/28(Fri) 20:14:57/No3250)

こんばんは、葉月です!

しばらくはこの調子でどんどん進めていくつもりです!
りょくさん、ご心配をおかけしました。
質問としてはシュガに関しては恋だと思われます。しかしヤンデレっぽいところがムルモにもヨモギにもどうやらあるようで独占欲が強いです。
では第十三話です!

第十三話
パピィ「そうよね!魔法よね!」
そうやって元気を取り戻すパピィ。
ムルモ「相変わらず元気でしゅねー。やっぱり女の子らしくないでしゅ、誰かしゃんと違って。」
パピィ「なんでちゅって!?っていうか誰かしゃんって誰よ?」
その問いに自慢げに答えるムルモ。
ムルモ「誰かしゃんってシュガしゃんの事でしゅよ。シュガしゃんはがさつなパピィと違って僕にお菓子とかくれるんでしゅ。」
そのお菓子という言葉にはっとするパピィ。
パピィ「ムルモ、いいからそのお菓子見せなちゃい!」
ムルモからお菓子を取ろうとするパピィ。
ムルモ「いやでしゅ!これはボクのお菓子でしゅ!」
それに反抗するムルモ。それでもパピィは
パピィ「いいから見せなしゃい!」
お菓子を奪ったのだった。そして匂いをかぐ。するとその匂いは…
パピィ「これ惚れ薬じゃない!ムルモ、これいつもらったの?」
ムルモ「えーっと、昨日でしゅよ。」
戸惑いながらそういうムルモ。
そんな二人の言葉に顔を合わせる二人。そしてわけの分からないその他大勢。
パピィ「よかったわー!でもこれからどうちまちょ?」
大声で叫ぶ二人その前に…
ヤシチ「ん?あの姿はどこかで見たことあるような…。」
そうヤシチがいった直後に
ヤマネ「ヤシチ兄さまー」
というヤマネの声が聞こえた。そしてその後ろにいる見慣れない妖精。
ヤシチ「どうしたのだ、ヤマネ?ヤマネはお菓子は食べれないからこんな大会には興味がないはずではないのか?」
ヤシチ「いや、私ではなくてヒマリ殿のほうで…。」
ヒマリと呼ばれた着物にエプロンという完全に和な雰囲気を漂わせている服装の妖精が恥ずかしそうにうつむいている。
ヒマリ「ヒマリと申します。以後よろしくお願いします。」
かわいらしい清楚な声でそういう声でそういうヒマリ。
ムルモ「よろしくでしゅ、ヒマリしゃん」
パピィ「よろちく、ヒマリちゃん。」
ヒマリ「よろしくお願いします。」

その頃クモモたちは
クモモ「出来たくも〜!」
ヨモギ「出来ました!」
同時にお菓子を完成させた。そしてお互いのお菓子を見てにこっと笑う二人。
ヨモギ「さすがです、クモモさん、でもこっちも自信作ですよ。」
クモモ「そうみたいクモね。でも負けないクモ!」
そんな楽しそうな二人をシュガは遠くから見ていた。
シュガ「もうっ、なんなのよ!」
そしてそっぽを向いた。そして審査が始まった。


■ こやまる (1033回/2011/02/05(Sat) 09:48:14/No3333)
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葉月さん、りょくさん、こんにちは☆

妖精はわがままなほどかわいいので、嫉妬でイライラしているシュガが本当にかわいく感じてきました!!
幼い頃から、いつも自分の思うように事が運んできたのだけど、クモモの登場によってそれもだんだん崩れてきたのでしょうね。
ちょっとした勘違いも大きな嫉妬に・・・。
怒りに燃えるシュガの表情を絵で見てみたいです(^^;。
きっ!と白い歯を出していそうな感じがします。

惚れ薬が入っていたことが分かったときのパピィの表情は、すごいうれしかったでしょうね。
自信を取り戻したパピィの逆転劇が楽しみです。
そしてみんなから責められるであろうシュガを想像すると切ないっ!
でも元通りに戻っていないムルモは、まだまだシュガの肩を持つのでしょうね。
そんなわけで、まだまだドロドロの展開が続くことを期待しています〜。

シュガの黒い心によって、ヨモギとクモモの勝負が目立たなくなっていますが(笑)、こちらも勝負も次回に決着が着くのでしょーか?
それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ 葉月 (20回/2011/02/05(Sat) 16:10:43/No3357)

こんにちは、葉月です!

シュガのせいでどろどろとした三角関係を書くのが最近楽しいですね。それにしてもシュガがどんどん暴走気味です。もう本当に描いててもひどいヤンデレですね、これは…。ちなみにこの惚れ薬を解くのはやっぱりあの人で、もう何で解くのかは決まってたりします。

第十四話
ミルモ「なんだとっ!今回のお菓子はたべれねぇのかよ!」
ヤシチ「ひどいではないか!」
ムルモ「あんまりでしゅ!」
楓「いや…、そうではないんだけれど…。」
(楓)「食べれるけれどミルモたちにいったら見た目を審査する前に全部食べてしまうだろうしな…。」
この楓の気持ちを他の人間とリルムとパピィとパンタは思っていた。
楓「でも、審査終わった後なら食べてもいいから、審査が全部終わるまで我慢して、ね?」
ミルモ「だったら我慢してもいいぜ…。」
ヤシチ「うむ…。」
ムルモ「あいっ!」
そういわれてやっと落ち着く審査席。その様子をはらはらして見ている外部のヤマネとヒマリ。
ヒマリ「大丈夫でしょうか…、ヨモギ先輩…。」
ヤマネ「きっと大丈夫です、だから心配しない方いいと…、ヒマリ殿。」
心配そうなヒマリを安心させるヤマネ。ヒマリはそういわれてぱっと笑顔になる。こういう時、親友がいてくれるととてもありがたい。

それからどんどん審査していく12人。
楓「このお菓子、かわいいっ!」
松竹「本当にすごいお菓子ばっかりだね、南さん。」
安純「へえ、なかなかやるのね。」
住田「わあ、こんなのはじめて見た!」
人間たちは養成の魔法と腕によって作られたお菓子を感心して見ている。
そして女のこようせいとパンタも目を輝かせている。
リルム「まあ、こんなお菓子作って見たいですわ!」
パピィ「こんなお菓子、普段だったらめったに見られないわ!」
パンタ「こんなの生まれてはじめて見たですっち〜。」
ヒマリ「どのお菓子もレベルが高いです!さすがです!」
ヤマネ「お菓子を見てわくわくするなんて久しぶりでございます!」
そんな11人を尻目にグーたらしている三人。
ミルモ「暇だぜ…。」
ヤシチ「拙者も同じく…。」
ムルモ「だったらバレーボールでもしないでしゅか?」
その言葉を聞き、ガバッと起きるミルモとヤシチ。
ミルモ「やろうぜ!」
そしてバレーボールを始める三人。作った人がいたら殺されそうな風景。
楓「ちょっと!ミルモたちも審査員でしょ!」
ミルモ「けっ!やなこった!」
楓「だったら終わった後もマルモ国王に言って、お菓子、食べさせない。」
ミルモ「許してくれ〜、楓。」
楓「だったら審査しなさい!」
といわれ渋々審査する三人。しかしその三人を何とかするお菓子が出てきた。
ミルモ「なんだこりゃ!」
ムルモ「しゅ、しゅごく綺麗でしゅ!」
ヤシチ「こんなのはじめて見たのだ!」
楓「えっ、どれどれって…。わっ!この二つすごくレベル高い!」
そのお菓子はそう、クモモとヨモギのお菓子だった。
楓「まず、このお菓子は…。」
最初に楓が見たのはヨモギのお菓子だった。ヨモギのお菓子は花などの上陽生菓子と鶴やウサギなどの練って作られたあめだった。
リルム「本物みたいですわ!ってまあ!」
本当に動くお菓子。その動く姿も優雅だった。
楓「で、こっちは…。」
二つ目に見たクモモのお菓子は上砂糖で作られた砂糖のお菓子がケーキの上に載っているのだった。そのお城は雪のように美しく、ケーキも白いホワイトチョコレートで作られていた。そして光り輝くお城。
パピィ「こ、高度な技術ね…。」
審査員の十二人は悩む。
結城「だったらここは多数決にしないか?」
楓「そうね、さすが結城君!」
安純「ちょっと、南さん、結城君から離れなさいよっ!」
楓「私が彼女だもん!じゃあ私が数えるし、皆いいと思うほうに手をあげてね。じゃあまず…。」

それから十分後、審査は無事完了した。そして…。
司会「では、審査結果を発表します。」
司会が一枚の紙を出す。
(クモモ)「どきどきするクモ…。」
(ヨモギ)「どうなるのでしょう…。」
そんな二人の様子を見て、シュガは思った。
(シュガ)「絶対にヨモギ姉さんが勝つわ…、大丈夫よ、タルト姉さんが負けたのは絶対まぐれですもの。」
こうして名前が呼ばれ始めた。


■ みずもも (28回/2011/02/06(Sun) 12:27:25/No3372)

こんにちは☆

寝ても覚めてもムルモちゃんを思ってるパピィちゃん、
ムルモちゃんの異変に気づくのはやっぱりさすがですね☆
惚れ薬だと分かったので、これからムルモちゃんが
シュガちゃんにどんな風に振舞うのか気になります!
ムルモちゃんはパピィちゃんの手によってなおるんでしょうか!?

そして気になるお菓子対決。二人ともすごくおいしそう!
動くお菓子にも種類があるんですね(笑)
さて、一体どっちが勝つのやら・・・楽しみです!

あ、バレーボールを見た瞬間、
マンガで女装しながらやってたのを思い出しました(笑)

早く続きが読みたいです!楽しみにしています(^^)

では♪


■ 葉月 (21回/2011/02/08(Tue) 21:56:27/No3387)

こんばんは、葉月です☆

みずももさん、ご感想ありがとうございます!
シュガの存在はなかなかパピィには手ごわそうです。しかしムルパピはやはり大丈夫だと思いたいです。しかしムルモを直すのはかなり大変でパピィ一人では…大変そうです。

第十五話
司会「ではまず第一選の勝者はパティさん…続いて…」
ドキドキどきどきと高鳴るクモモとヨモギの鼓動。
それに比べとても貫禄のあるシュガの態度。
(シュガ)「大丈夫よ…、今回の敵はすごく弱かったもの。問題はお姉ちゃんたちとぶつかったときよね…。」
自信満々な態度のシュガに不安という二文字はなさそうだった。
しかし不安そうな二人。対戦相手なのにお互いに励ましあっている。
(シュガ)「この二人、ばっかじゃなかろうか。普通、対戦相手という敵と仲良くするのはおかしすぎる!」
シュガは未だ本当の友情というものを知らなかった。

シュガは小さい頃からその才能を発揮し最年少でお菓子学校を卒業した。
そしてそれから幾度となく賞をもらいコンクールで優勝してきた。
そんな彼女に友情なんて知る暇などひとつも無かった。
またそんな彼女が心を開ける人は…本当は居なかった。

(シュガ)「あんな甘い人間なんかに私は絶対なりたくないし、負けない!」
シュガの人生は一見栄光に光り輝くもののようでありながら実は孤独と寂しさが詰まっていた。

司会「では最後の組、クモモさんとヨモギさんの対決は…」
その声を聞き、お互いに顔を見合わせるクモモとヨモギ。
クモモ「お互いどんな結果になっても恨みっこなしクモよ!」
ヨモギ「もちろんです!」
そしてその言葉を聞き、ドキドキしてる妖精が観客席に一人。
(ヒマリ)「ヨモギさん…。」
手を合わせてヨモギの勝利を願うヒマリ。
司会「結果は…クモモさんの勝利!」
その言葉を聞き、にこっと笑いあうクモモとヨモギ。
ヨモギ「クモモさん、良かったですね!」
クモモ「ありがとうクモ!でも多分次はヨモギさんが勝つと思うクモよ。」
ヨモギ「だと嬉しいわ。じゃあまた後で!次の勝負もがんばってね。」
クモモ「もちろんクモ!」
勝負があった後には昨日よりも仲良くなってる二人。
そんな二人を見てシュガは怒りをあらわす。
(シュガ)「もうっ!なんなのよ、あのクモモって人は!本当にどれぐらい運が強いのよ!でも次のカードでケーキ姉さんが当たるはず…。きっと次は負けるはずよ、大丈夫よ、ケーキ姉さんなら。」
シュガは相変わらず自信満々にそういった。


■ こやまる (1048回/2011/02/12(Sat) 22:18:07/No3450)
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葉月さん、みずももさん、こんばんは☆

クモモとヨモギ、どっちが勝つのか最後まで読めませんでした。
お菓子対決もレベル高すぎですね。
葉月さんによる上陽生菓子や砂糖のお菓子といった描写もレベルが高くて驚き!
葉月さんはお菓子作りをよくされるのでしょーか?(^^)
対決で得られたこの友情関係は、この先でも見られるといいなぁ。

そしてシュガの生い立ちも今回のポイントですね。
エリート街道を歩んできたシュガなので、今までは自分の考えだけで何でも通ってきたのだと思います。
始めて味わったこの思い通りにならない展開に、シュガがどんどん壊れていく様子をこれからも楽しみにしています(^◇^;)。

それでは続きもがんばってください!
では!


■ 葉月 (22回/2011/02/16(Wed) 21:38:21/No3494)

こんばんは、葉月です!

最近はダイエット中です(しかし周りからは太っているようには思われていないですが自分で気になるので)
ちなみに私はお菓子を作ったことがほとんどありません。あるのはスイートポテトとアップルパイぐらいですし。
しかし、上陽生菓子が好物なので出してみました。他のアイディアはいろんなアニメを見て考えています。

第十六話
妖精「きゃーっ、あれ見て!」
妖精「え、あ…あれって…!」
そこには茶色の長く美しい髪を持った見るからに美しい妖精がいた。
服は白色で、スタイルも抜群、顔も美しい。
妖精「あれって…ケーキ様じゃない!」
一気に沸きあがる歓声。彼女の名前はケーキ。妖精界のトップモデルだ。
そして共に…スイーツ五姉妹の二女でパティシエとしてもモデルとしても人気が高かった。
そんな彼女は対決相手のクモモの前に行く。クモモはそのことに気づかなかった。それからケーキが言った。
ケーキ「クモモ、あなたね、タルトとヨモギが対戦したのは。」
クモモ「そうだけれど何か用クモ?っていうかあなた誰クモ?」
世間のアイドルとかモデルに興味の無いクモモはケーキのことを知らなかった。ケーキはその言葉に怒りを覚える。が、無理やり落ち着いてこういった。
ケーキ「私はケーキ。あなたの対戦相手。そして一流のパティシエでトップモデルよ。」
いかにも高飛車で偉そうなケーキの言い方にクモモは内心イラッとする。
クモモ「そうクモか。で、何の用クモ?」
クモモの声に怒りが表れている。
ケーキ「用って今から対決でしょ?だから先に相手の顔を見とこうと思って。私に負けるあなたの顔をね。」
クモモ「あんたの方が負けるクモ!」
最初から喧嘩が起きる二人。それを見てシュガはご機嫌だ。
(シュガ)「クモモの奴、早速焦らされるわね。ケーキお姉さんのケーキはどれもこれも一流ですもの。今度こそ負けないわ!」
シュガの顔には自信満々な表情が浮かんでいる。どうやらケーキの勝ちを確信したらしい。しかし喧嘩が終わるとクモモは…
クモモ「よしっ!絶対にあいつには負けないクモ!」
反対にめちゃくちゃ燃えていた。それにびくっとするシュガだったが気を取り直してすでに落ち着いていた。それから十分後、司会者の合図で勝負が始まった。それと同時にさっと道具を取り出すクモモ。
クモモ「今日はとっておきのあれで行くクモね。絶対に負けないクモ。」
クモモは怒りと冷静さのどっちの気持ちも持ちながらお菓子を丁寧になおかつ燃えながら作り出した…。


■ りょく (210回/2011/02/17(Thu) 10:26:02/No3500)

葉月さん、おはようございます〜★

ダイエットですか。何もしなくても体重って日によって微妙に変化しているので管理が難しいですよね。
野菜サラダはドレッシング(油)まで注意した方がいいとか。

今回は、ケーキ様の登場ですね!
性格はタルトちゃん、ヨモギちゃんに比べて言動がシュガちゃんと近いような様子ですね。
でも人気が高い彼女は嫌味を言うのも何をするにも堂々としている気がします。
…何だか予想(妄想)ばかり語ってしまいましたが、お絵描きを楽しみにしています!

おっとりしたクモモが苛々しているのが面白かったり。
特にケーキ様を『あいつ』呼ばわりしているのに笑わせていただきました。

続きを頑張ってください^^*

では。


■ こやまる (1065回/2011/02/22(Tue) 18:22:18/No3532)
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葉月さん、りょくさん、こんばんは☆

ダイエット中ですか・・・。
もしかして葉月さんは毎日体重計に乗って体重チェックしちゃうタイプだったりして。
そういう私は毎日体重チェックして、翌日の食事に気をつけ・・・ることなくまたいろいろ食べてしまうんですけどね。

満を持してのケーキ様登場!
モデルにパティシエの能力ってもはや弱点が無さそうな感じですね。
さすがいいとこ取り(?)の次女らしさが漂っています。
今回はさすがのクモモも苦戦してしまうのかなぁ。
クモモの方も、相手に合わせて感情を変えるところが、お調子者のクモモらしくて面白いです。
りょくさん同様、ケーキのイラストをお待ちしています〜。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ 葉月 (23回/2011/03/02(Wed) 21:41:22/No3581)

こんばんは、葉月です!

やっと期末が終わり、少し安心です。しかしまだ塾が…。私の地獄は十三日まで終わりそうではありません。しかも部活がかなり大変です。これも十日まで暇にならない…。一体、いつになったら大丈夫になるのやら。
 ケーキはシュガに一番似ていますね、シュガが性格あんなのになったのは絶対にケーキのせいですね、多分。

第十八話
パピィ「一体どうしたら分かりゅのよ!全く見ちゅからないわ!」
お久しぶりにパピィの登場。本日の午後、行われる第三回戦の休み時間をぬってパピィはムルモを元に戻す方法を楓とリルムと一緒に探していたのだった。しかし全くムルモを元に戻す方法、惚れ薬の効果を消す方法は見つからなかった。
パピィ「もうどうちたら見つかりゅのよ!楓さん、リルムさん、見つかったかちら?」
リルム「いえ、こちらも見つかっていないですわ〜。」
楓「私も〜、全然見つからないのよね、ムルモちゃんを救う方法…。あっ、そうだ、アンナちゃんに聞いてみたら?」
リルム「なるほどですわ!楓様、ナイスアイディアですわ!アンナさんなら方法が分かるかもしれませんわ!」
と言うわけでリルムはケータイを取り出してピポパポとケータイ番号を押した。そして妖精図書館にいたアンナがすぐに来た。
アンナ「で、どうしたの?一体何の用?」
楓「実はね…ごにょごにょ…。」
アンナ「まあ、そんなことが!それだったらえーっと確かこの本に載っていたはず…。」
アンナは表紙にハートマークがついたピンク色のいかにも恋愛関係の本をアンナは本棚から取り出した。
アンナ「えーっと…、あった、あった!この方法よ。」
三人がアンナの読んでいる本を覗き込む。そして顔をしかめる。
楓「これって…、まさか…。」
リルム「私達に出来るのでしょうか?」
パピィ「こんなの出来るのかちら…。」
その方法はかなり難易な方法。そう、その方法は…。
アンナ「この方法は常人には出来ないわね…、せめてその魔法をかけたシュガかもしくは…。」
三人「もしくは?」
アンナ「…もしくはそのシュガよりもお菓子作りが上手な人ね。」
三人「シュガさんより上手な人…。」
シュガよりもお菓子作りが上手と聞いて三人が思いついたのは…
三人「クモモ(さん)(ちゃん)!」
そう、この小説の主人公クモモだった。
アンナ「クモモさんね、それならきっと大丈夫ね。でも大丈夫かしら?チャンスはたった一回きりなのよ。あのひとちょっと…。」
そう、クモモはドジだった。クモモはかなりの難易度のこのお菓子を作ることが出来るのだろうか?


■ 葉月 (24回/2011/03/14(Mon) 21:36:32/No3606)

こんばんは、葉月です!

オリフェ紹介のレスが後ろになってしまったので本編のレスの方で書かせていただきます!では早速ケーキのプロフィールの方は…
ケーキ様(え、のプロフィール
・好きなお菓子はケーキ(特にショートケーキ)
・楽器は意外にもドラム。
・好きな色はエメラルドグリーンとパステルカラーの黄色
・胸と頭の宝石はエメラルド
・自信過剰のトップモデル。しかしファンサービスはかなりあり、姉思いで、妹思い。特にシュガには過剰すぎるシスコン振りを発揮し、内心シュガには嫌がられているが本人は気がついていない。また両親思いでよく夕食を作ったり、旅行などにモデルで稼いだお金で連れて行っている。
・しかし本人曰く田舎物は嫌いらしい。後、世間知らずも嫌いらしい。特に嫌いなのは自分が誰なのか分からない人。

なんかルックス的にアロマちゃんに似ている気がします。しかし性格は違うので大丈夫です、キャラは被らないはずです。
ケーキはちょっとばかり高飛車で自信家ですがシュガよりは性格は絶対に悪くないです、多分ですが…

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■ りょく (228回/2011/03/15(Tue) 09:28:11/No3608)

葉月さん、おはようございます*
ケーキ様の紹介、とても楽しみにしてました(≧v≦)

ひらひらの長スカートにふわりと広がる長髪がエレガントです!上品さはアロマちゃんに負けてないですね。
淡い色合いのパステルカラーを上回る気の強さが得意そうな口元から滲み出ております。
(主線薄い&パステルカラーのふんわり感からそれを出せるのはすごい)
シュガちゃんは可愛いや可憐で、ケーキ様には綺麗や美人といった言葉がお似合いでございますvv
ケーキ様の目が覚めるような美貌に、ミルモにヤシチ、魔法が掛かったムルモまで心を奪われるのではないのでしょうか。女の子も虜にするカリスマモデルなので、パピィやリルムまでやられてしまえば話が丸く収まっていいじゃない(コラ

高嶺の花に見えてファンサービスがかなりあるなんて優しいお方なのですね!ケーキ様、私にサインくださ(←
してドラムと言えばバンドでいう太鼓みたいなアレですね!
私の知識の偏りすぎのせいで、ロックバンドで激しく髪の毛を振り乱して演奏しまくる映像が浮かびました(^-^;)
この意外性がポップコーンが好きなアロマちゃんのような、妖精クオリティというヤツでしょうか。意外な楽器を持つキャラと言えば真面目なアンナもエレキギターでしたね。
ドラマーと言えばもうちょっとお洒落な気がします。
(関係ないのですが、スイーツ五人姉妹でバンドを組むとケーキ様とシュガちゃんはツインボーカルっぽいです←妄想しすぎ)

シュガちゃんはケーキ様を崇拝してると思っていたのですが、意外にも内心嫌がってるのですね(笑
常に高飛車オーラで来られたら鬱陶しいのでしょうか?
同族嫌悪みたいな…?
お二人とも自分が一番だけど、妹だからお姉様を優先するシュガちゃんはストレスが溜まってそう。

ケーキ様がこれから小説でどんな風にクモモと対決するのかと思うと顔がニヤけます(・∀・*)
(毎度毎度、余計な妄想ばかりしてしまってごめんなさい)

では*


■ こやまる (1088回/2011/03/27(Sun) 10:40:03/No3654)
http://www.murumoya.com/


葉月さん、りょくさん、こんにちは☆

レスが遅くなりごめんなさい!
そうこうしているうちに、葉月さんももう春休み!?
でもきっと毎日部活で忙しくて、のんびりさせてくれないのでしょうね(^^;。

さて今回は久々のパピィ。
ムルモの惚れ薬効果が続いていることをすっかり忘れていました(^^;。
まったく手間のかかるムルモだこと(笑)。
シュガがお菓子対決に気を取られている間に、何とかムルモを元通りにして欲しいです。

>アンナ「クモモさんね、それならきっと大丈夫ね。でも大丈夫かしら?チャンスはたった一回きりなのよ。あのひとちょっと…。」
「あのひとちょっと…」の部分に、読者全員が「うんうん」と頷いたこと間違い無いです(笑)。
う〜ん、ここはシュガと交渉した方が安全な予感が…(^◇^;)。

ケーキ様のご紹介もありがとうございます(^^)。
何て都会っ子なケーキ様。
自信過剰な妖精って公式妖精にはいなかったから、すごく斬新な感じがします。
見た目も今までの妹たちには見られない大人の雰囲気を感じますね。
きれいな栗毛にミルモやヤシチは一目惚れしそうです(笑)。

クモモたちとどんなやり取りが交わされるんだろう?
クモモは田舎者に分類されそうなので、やはりケーキからは嫌いな存在として扱われてしまうのかな?
その反面、両親思いな暖かい性格も持っているので、本編ストーリーでもその部分が現れて皆をびっくりさせて欲しいです。
誰もそのケーキの隠れ性格に気付かなそう…。

それでは続きを楽しみにしています。
では!




3644/ 魔女ドロシアの陰謀
□投稿者/ ドロシア -1回-(2011/03/27(Sun) 04:52:55)

私の名はドロシアソーサレス


■ ドロシア (3回/2011/03/27(Sun) 05:22:27/No3646)

第一話「妖精界」
笑った絵画はこう呟いた
ドロシア/ソーサレス「私の名は「ドロシア」。あなたを妖精界に
送り込んであげる!」
そういった謎の女「ドロシア」は不思議な絵筆のマークに
吸い込まれてしまった゜カ―ビィ「うわーーーーーー!」
ドロシア「うふふふふふふ,,,,,,,,これで邪魔者がいなくなったわ。
ほーーーーーーーーーーーーほっほっほっほっほっっ!!!!!!!!!!」


■ ドロシア (2回/2011/03/27(Sun) 05:08:40/No3645)

ある日のプププランド....
カ―ビィ「大王ーいるー」
大王はいなかった.
カ―ビィ[チっ.居ねえし
カ―ビィは後ろにある絵画を見た
カ―ビィ「きれいな絵だなー」
すると突然絵画が笑った!
カ―ビィ「なにー!?]


■ ドロシア (4回/2011/03/27(Sun) 05:31:23/No3647)

ひーーーーーーヒっヒっヒっ

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■ こやまる (1084回/2011/03/27(Sun) 09:41:50/No3649)
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ドロシアさん、初めまして。
ムルモ屋本舗の管理人のこやまるです。

小説連載とお絵描きをありがとうございます(^^)。
突然の連載開始でみんなびっくりしますので、まずは自己紹介などをお願いします〜。
細かなマナーや注意事項などありますが、皆さんのカキコなども参考にするとすぐに慣れると思いますので、いろいろがんばってみてください!
では!


■ ドロシア (5回/2011/03/27(Sun) 09:43:05/No3649)

カ―ビィ「うーん。いたたたっ!」
カ―ビィ「ちくしょードロシアめ。今度会ったら覚えてろよ・・・・って・・
んーーーーーーーー!!!???ここどこー!?」
どうやらカ―ビィは妖精界に来てしまったのだ。
すると、一人の妖精がこちらに向かってきた。
ミルモ「なんだなんだーーー???。てめえ誰だ?」
カ―ビィは聞いてない。カ―ビィ「うー。おなかすいたよー。ん?あれは・・?}ミルモ「・・?」カ―ビィ「おっきい大福いただきまーす!」ミルモ「え・・・・?」カ―ビィ「あーーん。」ミルモ「ちょ,、、ちょっとまて!ギヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」


■ ドロシア (6回/2011/03/27(Sun) 09:45:08/No3650)

はじめて書いたから自信ないやーーーー。(笑)


■ こやまる (1085回/2011/03/27(Sun) 09:49:26/No3651)
http://www.murumoya.com/


ドロシアさん、こんにちは☆
再びこやまるです(^^;。

新しいスレッドがいろいろ出来てしまっていたので、私の方でくっつけてしまいました。
小説の続きは、この下の「△NO.3644 に返信△」欄から投稿をお願いしますね。
それと短い書き込みはNGになりますのでお気をつけを〜(^^;。

では!


■ ドロシア (7回/2011/03/27(Sun) 10:47:32/No3655)

ふーーーーーーーーーーー

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■ ドロシア (8回/2011/03/27(Sun) 11:18:42/No3656)

ミルモ「いててててっ。なんだよ、ちくしょーー」
カ―ビィ「あれ?これ食べられない?」
まだミルモの頭をかじっている
ミルモ「おい、てめー!頭からはなれろ!」
カ―ビィはようやく我に返った
カ―ビィはミルモからはなれた
カ―ビィ「ごめん。おなか空いてたからつい・・・(笑)」
カ―ビィ「ところで、君の名前は?」
ミルモ「ん?おれか?俺の名はミルモだ!」
ミルモ「おめーは?」
ミルモに聞かれてカ―ビィは・・・
カ―ビィ「僕?ぼくはねーーー。「カ―ビィ」っていう星の戦士だよー」
ミルモ「かーびいーか。変わった名前だな」
カ―ビィ。あたりをきょろきょろとみている
カ―ビィ「妖精界っていろんな人がいるんだねー!」
ミルモ「まあな」
カ―ビィ、興味シンシン。
ミルモ「たくっしょーがねーなー。案内してやるよ」
カ―ビィ「本当?わーーーーーーーい!!!」

ーーーーーーーーーーーそのころのドロシア

ドロシア「なんであんなに元気なんだーーーーーー!!!???」






■ ドロシア (9回/2011/03/27(Sun) 11:21:19/No3657)

こやまるさんどうですか?私の小説は(笑)


■ ドロシア (10回/2011/03/27(Sun) 13:35:19/No3658)

なんか小説書くのっておもしろいですねー(笑)
私すぐ、アイディアおもいついちゃうんですよねーー


■ こやまる (1089回/2011/03/27(Sun) 18:16:31/No3659)
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ドロシアさん、こんばんは☆
小説やお絵描きなど投稿ありがとうございます!

また注意になってしまいますが、小説板に投稿するときは「人に読んでもらう」ことを忘れてはいけませんよ。
ドロシアさんの投稿にはそれが無いように思います。
皆が読みやすいように投稿の仕方を工夫したり、絵の説明をしたり…と言ったことからまずは始めてくださいませ。
通常掲示板にも注意事項がありますのでぜひご参考に。
(従っていないカキコは削除対象になりますので)

カービィは私もゲームでいくつか遊びましたが、どこへ飛ばされてもすぐにその世界に馴染んでいましたっけ。
妖精界とプププランドも共通点がいろいろ多そうです。
そういえばカービィの性別ってどうなんでしょう?

では!


■ ドロシア (11回/2011/03/28(Mon) 15:38:13/No3661)

たぶん男の子だと思いますよ。
ゲームでも「彼」って言ってますし。
そういえば、こやまるさん!。
私、次に書くネタがなくて困ってるんですが、どうしましょう




3662/ 第4話「
□投稿者/ ドロシア -12回-(2011/03/28(Mon) 16:39:06)

カ―ビィ「皆,面白い人ばっかだねぇ。」
ミルモ「そうか?」
とそこへ、マシュマロをもったムルモがやってきた
ムルモ「お兄たま、そこで何してるんでしゅ?」
たくさんのマシュマロをほおばるムルモをカ―ビィは、
カ―ビィ「マシュマロいただきまーすなのだ!」
ムルモ「ななな、なんでしゅか!?いきなり!」
カ―ビィ「吸い込みーー。」
ムルモが持っていたマシュマロが瞬く間にカ―ビィの口の中へ
ムルモ「あーー。僕のマシュマロが。(泣)」
カ―ビィ「おいしいー。(喜)」
ミルモ「お、おい!お前!とんでもねぇ事しやがったな!(焦)
カ―ビィ「プ?」
ミルモ「プじゃねー!」
ムルモが泣きながら言った。
ムルモ「よくも僕の大切なマシュマロを(怒)」
ムルモ「くらえ!触覚ビーム!」
カ―ビィはよけた
ムルモ「ほぇ!?」
ミルモ「何1?」
カ―ビィが笑いながら、言った
カービィ「ビームなら僕だって出来るのだ!」
ムルモ「なんでしゅ!?」
カ―ビィ,二コリと笑い,
カ―ビィ「コピー能力「ビーム」!」
ムルモ「ほぇ!?」
カ―ビィ「ビーム!(笑い)」
ムルモ「ホギャー!」
ムルモが瞬く間にやられた
カービィ「あっはっはっ!(笑)」
ミルモ「お前すげーな!」
カ―ビィ「どうってことないのだ!」
ミルモが言った
ミルモ「よし!お前気に入った!おれがお菓子をおごってやる!」
カービィ「本当!?わーい!」
ムルモは悔し泣きに
ムルモ「くやしぃでしゅー。(泣)
すっかり打ち解けていったカービィとミルモであった














2472/ 劇場版ミルポンキャラ紹介1〜7
□投稿者/ シンフォニア -13回-(2010/05/28(Fri) 22:02:47)

コメントは明日ですから。


■ シンフォニア (14回/2010/05/30(Sun) 21:28:46/No2490)

名前:アリエ
性別:女の子
年齢:ミルモ以上
好きなお菓子:アイスクリーム(そんなにお腹を壊すほど沢山は食べない)
使う魔法楽器:エレクトーンピアノ
呪文:『ハピラキ☆ハピラキ☆キラキラリ〜ン♪』
簡易プロフィール:アリエの仕事仲間で、『希望』を司る妖精。
歌と踊りが大好き&大得意なので、副業はなんと未来妖精界屈指の大人気アイドルなのだ。
妖精界中で沢山のファンやファンクラブがいて、彼女の人気は当分冷める事全く無し。
自分に正直に生きる事を信条にしており、その上何でもはっきり言えるお姉さんでもあり、ラビィの良き話し相手兼相談役となっている。
特に恋愛に関しての相談や話には興味津々。
実は思い込んだら一直線、恋に恋する突撃恋愛娘。
フラれたって絶対気にしない。
いつも前向きで明るくノリの良い性格。


■ シンフォニア (15回/2010/06/10(Thu) 21:43:41/No2514)

訂正。

× アリエの仕事仲間で、『希望』を司る妖精。

○ ラビィの仕事仲間で、『希望』を司る妖精。


訂正その2。

× いつも前向きで明るくノリの良い性格。

○ いつも元気いっぱいでノリの良い性格。


■ こやまる (839回/2010/06/15(Tue) 08:08:06/No2536)
http://www.murumoya.com/


シンフォニアさん、おはようございます☆

オリフェ紹介ありがとうございます!
年齢がミルモ以上ということは、ミルモたちにとってもお姉さん的な存在になるのでしょうか。
ミルモやヤシチは年上の美人な女の子は好きそうだし、アイドルということもあって、目にハートマークを浮かべそうですね。
そんなミルモたちも未来世界では有名人なので、アリエの方からミルモたちの方へ近寄ってくることも考えられそうです。

アリエの服のデザインもアイドルらしく派手に決まっていますね!
アイドルなポーズもミルモを惹き付けるには十分です(笑)。
手や耳に付けている機械みたいなものは未来世界の妖精たちならみんな付けているのでしょうか?

では!


■ シンフォニア (26回/2010/07/17(Sat) 21:44:49/No2588)

名前:エリス
性別:女の子
年齢:ラビィ達より年上かな?
好きなお菓子:和菓子全般(特に須天(すあま))
使う魔法道具:マイク(ラビィと全て同じ物。開発者は科学班主任のラジオで、ラビィのはラジオから貰った多めに作った物の一つ)
呪文:数え切れない程多彩
簡易プロフィール:人間のパートナーにして良き相棒の奏と共に時間犯罪から平和を守る国際時空平和組織『ビッグベン』から指令を受け、日々時空を飛び回っている時空調整員(タイムパトロール隊員)。
仕事で現代世界に向かっている途中、ミルモ達の乗ったタイムマシーンとすれ違い、この後時空間の歪みを見つけ、そこで暗黒空間の狭間に吸い込まれそうになりながらも何とか抜け出し、調べにより、宇宙恐帝『サタン』による時間の狂いだとわかり、もうすぐ全ての世界が終わってしまうとわかり、伝説の妖精勇者のパートナーとなる人間、つまり楓達を探して現代世界に降り立ち、そして楓達に出会い、全ての世界の危機とミルモ達がいなくなった理由を教え、全ての世界を共に救う事を依頼する。
元気で明るく、おっちょこちょいの奏とは違い、しっかり者で優しく頼りになる存在。
我慢強さと耐久力はかなり強く、やると決めた事は最後までやる頑張り屋さん。
とにかく困っている人を放っておけず、自分が例えどんな目に遭おうとも相棒や他人の力になろうという強い助け合い精神の持ち主。
しかし、少し詰めが甘いところもあるので、肝心な時にちょっぴりミスをする事がまれに見られるが、いつもプラス思考でちょっとした事でも絶対にめげない人。
とても友達思いで信頼関係をいつも大切にしているが、実力以上の事をやってしまったり、無謀と思われる事もやってしまったりする事もある。
趣味は読書で、主に小説や絵本が大好き。
暇さえあればいつも本を読んでいる。
おまけに色々な物事を考え、調べる事が大好きで、いつも電子辞書と図鑑を持ち歩いており、見つけ次第必ず引いて探し出しながら観察したり研究したり。

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■ シンフォニア (27回/2010/07/17(Sat) 21:57:11/No2589)

因みに彼女が着ているスーツはビックベンの正式制服で、ガンダムで言う連邦軍の制服と『オトメディウス』と言うゲームに出て来る『オペレッタ』と言うキャラの服と『オプーナ』と言うゲームの主人公達の服を足して二で割ったような服です。


■ シンフォニア (28回/2010/07/18(Sun) 06:14:26/No2591)

そう言えば、アリエちゃんの説明文、訂正後のが載っていません・・・;


■ シンフォニア (29回/2010/07/18(Sun) 07:08:39/No2592)

訂正。

× 仕事で現代世界に向かっている途中・・・

○ ラビィからの頼まれ仕事で現代世界に向かっている途中・・・


■ こやまる (859回/2010/07/18(Sun) 07:35:35/No2593)
http://www.murumoya.com/


シンフォニアさん、おはようございます☆
まずは取り急ぎですが、アリエの紹介文を訂正しましたのでご確認くださいませ。
人手作業なので他にも間違いがあるかもしれませんが、その時はまたご指摘お願いします。。
では!


■ シンフォニア (36回/2010/07/20(Tue) 20:35:10/No2606)

他にも私が考えついたミルポン映画は他にもこんなにありますので、代表的な映画キャラクターと要素を上げておきます。

『光の姫君と星空のバレリーナ』
宇宙を題材にしたバレエ音楽映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:レチュラ・ラピス

『描く世界・一緒に作ったら』
某幼児番組の歌を題材にした映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:カタチ(形)・イロリ(色)

『世界に届け!皆の幸せミュージカル』
ミュージカル映画なので、歌と踊りを取り入れた。
代表的映画オリジナルキャラクター:ソディ

『心と生命(いのち)と幸せの世界』
『心・生命(いのち)・愛・幸せ』の四つをテーマにした映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:インティ(知識)・フィール(感情)・ウィリー(意志)

『宇宙を救え!誕生!奇跡のフェアリーヒーローズ』
宇宙と地球を題材にしたSFファンタジー映画。
私が時々見るアニメ『クレヨンしんちゃん』の映画の一つの内容をモデル
元)にした。
機械獣は『コンピュータウィルス』を元にした。
代表的映画オリジナルキャラクター:プラス・マイナ

『星創造(ホシツクリ)の伝説』
ハヤテさん作『謎の妖精メテオ!人間界を救え!(小説では『流星の妖精メテオ』)の姉妹編のSF映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:コスモ・プラネテス妖精神達

『星空の天文台と惑星の妖精達』
ハヤテさん作『謎の妖精メテオ!人間界を救え!(小説では『流星の妖精メテオ』)の姉妹編のSF映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:マーキュリー(キュリー)・ヴィーナス(ヴィーナ)・アース・マーズ・ジュピター(ジュピタ)・サターン(サータ)・ウラヌス(ウラン)・ネプチューン(ネプツ)・プルート(プルト)

表的映画オリジナルキャラクター:コスモ・プラネテス妖精神達

『妖精界神話伝説・アテネの秘密』
実はアテネは妖精神の子だったのでは?(あの容姿からして)と言う発想から出来た映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:ヴァース・ゼルファ・ゼプロ・その他の妖精神達

『未来の二つの世界を救え!未来は僕達の物』
『超時空大進撃!未来世界危機一髪!』の姉妹編のSF映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:大人ミルモ・大人リルム・大人ヤシチ・大人ムルモ

『夢と希望を胸に!ドリームランド大冒険!』
『子供達の好奇心・夢・希望』をテーマにした映画。
登場する映画オリジナル妖精キャラクターは皆ゲーム機の名前が元となった名前を持つ。
代表的映画オリジナルキャラクター:ウィーン・サロマ・レスリ・その他のゲームフェアリー達

『フェアリロイド参上!夢と魔法のONE・SONG・ミュージアム!』
夏田みかんさん作『悪ノ物語』と、三輪 癒衣麻さん作『ボカロ一家、ミルモでポン!』の二つの小説を元にした映画。
ボーカロイドの妖精『フェアリロイド(フェアリーボーカロイドの略(フェアリー+ボーカロイド))』が登場。
代表的映画オリジナルキャラクター:魔法音(マホネ)ラミカ・ルニア・パルリ・ポップ・ルティス

『ガイアの里の伝説』
妖精の神様『ガイア族』のお話を題材にした映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:ボルタ(雷)・リフル(草・自然)・モリコ(森・自然)・アイス(雪・氷)・ファソラ(大空)・エアロ(空気)・ロッコ(岩)・シーア(海)・メタル(鋼)・フロラ(花・自然)

以上、こんなに思いついちゃうとは・・・・・・;
ストーリーは思いつきません;
管理人こやまるさん、良かったらストーリーをお願いします・・・・・・;
因みに、最初の人がお話を作って、次の人がお話の続きを作り、それを繰り返して最後の人がお話の締めを作ると言うリレー小説にする予定のミルポン映画もありまして。


■ シンフォニア (37回/2010/07/20(Tue) 20:40:19/No2607)

あ・・・。
「元)」じゃなくて「(元)」でしたし・・・。
「表的映画オリジナルキャラクター:コスモ・プラネテス妖精神達」が余計に混ざってた・・・・・・;


■ シンフォニア (38回/2010/07/20(Tue) 21:11:36/No2608)

やっぱりミルポン映画を題材にした小説を書くのは楽しいです。
皆様も是非やって見て下さい。
登場キャラクターはイラストに描いた方がわかりやすい♪


■ シンフォニア (39回/2010/07/20(Tue) 21:59:35/No2609)

また思いついちゃったミルポン映画・・・・・・;
ストーリーは思いついたので。

『世界を動かせ!ラジオジェニックコントローラー!』
テレビの世界が世界観の新感覚映画。
代表的映画オリジナルキャラクター:リモコンフェアリーズ(プレイ・トップ・ロール・リピー・レコー・サスペ)


■ こやまる (860回/2010/07/20(Tue) 23:39:42/No2610)
http://www.murumoya.com/


シンフォニアさん、こんばんは☆

リルムたちと比べたら遙かに大人に見えるラビィでしたが、まるでラビィが子供に見えてしまうくらいの完璧さを誇るエリス。。
わがまま妖精のミルモたちからすればもう神のような存在ですね。
(その神であるガイア族よりも出来が良いような気がする…)
ちょっぴりのミスも目立たないほどの完全無欠さを、小説でも早く拝見させていただきたいです♪
いったいミルモたちとどんな会話をするのでしょう?

絵の方も、落ち着いた色合いが完璧から導かれる冷静さを醸し出していますね。
着ているのは制服とのことですが、階級(?)に問わずみんなこのグレーの制服を着ているのでしょうか?

そして映画企画のラッシュに圧倒されました(^◇^;)。
私がストーリーを担当すると薄っぺらい展開になってしまいますよ(汗)。
個人的にはバレエ音楽映画が気になりますね〜。
バレエというとセリフ無しで踊りでストーリーを表現する必要がありますが、ミルモたちならきっとこの難題もクリアしてくれるはず。
ミュージカルもリルムたちが変な歌を歌って面白おかしくして欲しいなぁ。
こちらはどんなストーリーになるのかな?
余裕のあるときに番外編などで連載して欲しいです(^^)。

>因みに、最初の人がお話を作って、次の人がお話の続きを作り、それを繰り返して最後の人がお話の締めを作ると言うリレー小説にする予定のミルポン映画もありまして。
リレー小説はムルモ屋本舗でも何度か検討しましたが、どうしても途中で途切れてしまう危険性があるので。。
何とかしてこの課題をクリアして新たな企画としてチャレンジしたいところですが、なかなか…シンフォニアさん何か良い案ありますでしょーか?(^^;。

映画のストーリー、私もアンリとセンリのストーリーを正式連載しようかなぁ。
小説連載はいろいろと大変ですが、調子が乗ってきたときの楽しさといったらもう……ぜひ皆さんも夏休みを利用して連載にチャレンジしてくださいませ。
シンフォニアさんも、これからのストーリーを楽しみにお待ちしています。
では!


■ シンフォニア (40回/2010/07/21(Wed) 21:37:57/No2614)

コメントありがとうございます。
まあ薄っぺらくても構いませんので・・・・・・;

>リレー小説はムルモ屋本舗でも何度か検討しましたが、どうしても途中で途切れてしまう危険性があるので。。
どうしても途中で途切れてしまうのなら何か原因があるはずでしょう。
まあ、まずはその原因をつきとめて下さい。


■ シンフォニア (43回/2010/09/19(Sun) 22:08:48/No2788)

名前:ラビィ
性別:女の子
年齢:ミルモくらい
好きなお菓子:ケーキ全般
使う魔法道具:マイク(多彩な機能が組み込まれている、とても便利なミニコンピュータ搭載の魔法のメカステッキで、タイムマシーンも呼び出す事が出来る、しかもラビィにかかわらず、誰でも使えるらしい)
呪文:『マジカルミラクルサイコロジカル・リリカルラジカルカラフジカル。○○○(ここでどんな才能かを言う)・アビリティコメットゲート・オープン!(主に相手に才能を与える呪文)』
簡易プロフィール:かつて妖精界を襲撃した暗黒妖精(魔王)『ダアク』を倒したと言われている伝説の妖精勇者であるミルモ達と、クリスタルランドを守る妖精ロボット勇者であるタコスとイカスに助けを求めに、未来妖精界からタイムマシーンに乗ってやって来た妖精の少女。
『才能』を司る妖精なので、普段は未来妖精界の中心部にある巨大都市『コスモキャピタル』のほぼ中心部の『テプコ国際中央総合科学研究所』の中央統制室(セントラルコントロールルーム)で全ての人々の情報と才能を集め、管理する仕事をしている。
妖精界では珍しい強大なサイキッカーでもある為、あらゆる超能力を備えており、現在未来妖精界国際平和組織『UNIVER(ユニヴァ)』に雇われ、『コメットゲートプロジェクト(超能力を国際組織利用する為の研究)』に参加している。
パートナーロボットのカニラ123号とはいつも一緒の名コンビ。
あまり目立つタイプではないが、皆に好かれ、友達が沢山いる。
趣味は絵を描く事。
常に明るく前向きな性格。

今回は『超時空大進撃!未来世界危機一髪!』の映画主役キャラクターの『ラビィ』を描きました。
このオリフェ、描くのに物凄い時間かかりました・・・・・・;

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■ シンフォニア (44回/2010/09/20(Mon) 08:52:44/No2789)

因みにこのキャラ(ラビィ)は小説にも書いてあった通り、水色と銀色、そして虹色をベースにしたワンピース型のスーツ、ゴーグル型ディスプレイモニター付きミニコンピュータ搭載型ヘッドホン、飛行ユニット、マルチセンサー型インターフェイスを身につけています。
後、頬にはウィンドウズのマーク、髪の色はインディゴブルー、髪型はツインテール、目の色は輝くように透き通った空色です。

意外と大変だった・・・、このキャラ(ラビィ)の服装・・・・・・;


■ シンフォニア (45回/2010/09/20(Mon) 08:56:15/No2790)

・・・訂正。

(呪文のところ)

× 呪文:『マジカルミラクルサイコロジカル・リリカルラジカルカラフジカル。○○○(ここでどんな才能かを言う)・アビリティコメットゲート・オープン!(主に相手に才能を与える呪文)』

○ 呪文:『マジカルミラクルサイコロジカル・リリカルラジカルカラフジカル・○○○(ここでどんな才能かを言う)・アビリティコメットゲート・オープン!(主に相手に才能を与える呪文)』

でお願いします。


■ シンフォニア (46回/2010/09/20(Mon) 08:58:47/No2791)

なんかアリエちゃんよりもラビィちゃんの方が背が高いような気がしますがそこだけは気にしないで下さい。


■ こやまる (921回/2010/09/22(Wed) 08:34:52/No2802)
http://www.murumoya.com/


シンフォニアさん、おはようございます☆

いよいよ待ちに待った主役の登場ですね。
今までシンフォニアさんの小説を読みながら、私は結構地味なラビィさんを想像していましたが、実際は虹色がまぶしいくらいに輝かしい外観だったとは!
この外観からもラビィの持ち前の明るさが伝わってきます。

頭にもいろんなメカが搭載されていて、ミルモたちが興味津々なのもよく分かるような気がしますね。
そしてあらゆる超能力を備えている設定もすごい…。
ミルモたち=旧妖精という表現が当てはまりそうなほど、未来の妖精界はいろんな部分が進化しているわけですね。
いつかこの超能力がミルモたちを救うシーン(もしくは肝心なところで失敗するシーンも!?)を見てみたいです。

>このオリフェ、描くのに物凄い時間かかりました・・・・・・;
虹色のグラデーションの部分といい、光のハイライトといい、これほどまで手の込んだイラストは今まで無かったと思います。
まさにシンフォニアさんの勢いとこだわりを感じる渾身の一枚ですね(^^)。

では!


■ シンフォニア (47回/2011/02/13(Sun) 11:24:46/No3453)

名前:稲野辺奏
性別:女の子
年齢:楓達に最も近い
パートナー(相棒)妖精:エリス
現住所:東京都足立区千住3丁目5番地12号
生年月日:生年は楓達に最も近い・4月4日
職業:時空調整員(タイムパトロール隊員)・中学生
簡易プロフィール:遥か未来からやって来た人間の少女で、時間犯罪から平和を守る国際時空平和組織『ビッグベン』から指令を受け、日々時空を飛び回っている時空調整員(タイムパトロール隊員)。
もちろん現役中学生でもある為、時空調整員(タイムパトロール隊員)と学生の見るからに大変そうな二重生活を送っている。
ラビィからの頼まれ仕事で現代世界に向かっている途中、ミルモ達の乗ったタイムマシーンとすれ違い、この後時空間の歪みを見つけ、そこで暗黒空間の狭間に吸い込まれそうになりながらも何とか抜け出し、調べにより、宇宙恐帝『サタン』による時間の狂いだとわかり、そしてもうすぐ全ての世界が終わってしまうとわかり、伝説の妖精勇者のパートナーとなる人間、つまり楓達を探して現代世界に降り立ち、そこで楓達に出会い、全ての世界の危機とミルモ達がいなくなった理由を教え、全ての世界を共に救う事を依頼する。
基本的にとても明るくて元気いっぱいな性格だが、おっちょこちょいで享楽的なところもあり、行く先々でちょっとした失敗をしたり余計な事をしたりで、トラブルを巻き起こしたり、解決しかけてた事件を大きくしたり、色々大騒動を起こして人々に迷惑をかけてしまうオバカッ娘(コ)だが、いつもプラス思考で、「子供っぽい」と思われようが貧乳だろうが、身長も体重もスリーサイズも全く気にせず、いつも一生懸命な頑張り屋さん。
身体を動かす事が大好きで、長時間じっとしてられない。
好奇心が強く、面白い事も楽しい事はもちろん、皆とわいわい話したり遊んだりする事も大好き。
壊滅的甘党でもあり、甘いお菓子とスイーツが大好物。
その為、界隈のお菓子や(駄菓子屋)、スイーツのお店は大体網羅しており、お菓子やスイーツに関しては強いこだわりを持っているが、つい食べ過ぎてしまう事を気にしている。

☆現家族構成と家族氏名・年齢☆
稲野辺隼斗(父親・27歳)
稲野辺美咲(母親・25歳)
稲野辺茂地蔵(祖父・76歳)

☆ご意見・ご希望が御座いましたら御記入下さい☆
もっといっぱい遊んで楽したい!


久しぶりです・・・・・・よね?
シンフォニアです。
今回は人間キャラの稲野辺奏さんを描きました。
今後のお話はまだ考え中です、本当にゴメンナサイ・・・・・・;

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■ こやまる (1055回/2011/02/17(Thu) 08:16:47/No3496)
http://www.murumoya.com/


シンフォニアさん、おはようございます☆
お久しぶりです〜。
急に途絶えたので心配でしたが、特に変わり無さそうでよかったです(^^)。

奏の紹介ありがとうございます。
まだ中学生なのにタイムパトロールという重要な仕事もこなすとは…。
でも中身はまだまだ普通の中学生なんですね。
(…と思っていますが、普通では無かったりして)
イラストからは結構大人っぽいなぁという印象を受けましたが、おっちょこちょいでトラブルメーカーな側面からどんなことが起きるのか、楽しみですね。
パートナーであり頼れる存在のエリスとの掛け合いもぜひ見てみたいです。

>現住所:東京都足立区千住3丁目5番地12号
いやはや設定がめちゃくちゃ細かいっ(^◇^;)。
千住3丁目って・・・北千住ですね。
私の親戚がすぐ近くに住んでいて、小学生の頃よく遊びに行ったりしました(関係無い)。

小説の続きはぜひ時間のあるときにじっくり考えてみてくださいね。
では!


■ シンフォニア (48回/2011/03/29(Tue) 15:55:07/No3667)

現在考え中の私の創作ミルポン小説の物語のカギを握るキャラ、アルスです。
簡易プロフィールは物語がクライマックスに達した時点で大公開します。

400×400

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■ シンフォニア (49回/2011/03/29(Tue) 17:17:45/No3670)

訂正。

(第四話で現代世界にやって来た奏とエリスに楓が「貴方達は誰なの?」って聞いた時に、奏が答える場面)

× 奏「あたし達?聞いて驚きなさい、私の名前は『稲野辺奏』!」

○ 奏「あたし達?聞いて驚きなさい、あたしの名前は『稲野辺奏』!」

(次元の穴に奏とエリスを乗せたコロンボが吸い込まれる場面)

× 奏「ねえエリス、私達なんか後ろに下がってきてない?」

○ 奏「ねえエリス、あたし達なんか後ろに下がってきてない?」

でお願いします。 


■ シンフォニア (50回/2011/03/29(Tue) 18:10:52/No3672)

因みに私が書くミルポン映画小説に出て来る妖精キャラの魔法の呪文はミルモ達の魔法の呪文とは全く違う新しい呪文なので、ラビィ・エリス・アリエの呪文もその一つです。

ヴィリア・テイス・メルテの魔法の呪文が思いつかない・・・・・・;
出来れば管理人さんに考えて貰いたいな・・・・・・;

こんな欲求してしまってごめんなさい!




3121/ シエル族とテラー族 第1章 忍と悪の恋
□投稿者/ 梨璃 -77回-(2011/01/15(Sat) 22:13:34)

皆さんこんばんは☆

今回から新連載を書いていきたいと思います。

今回は
・舞台はごおるでん
・恋愛要素や戦いの要素多め
・オリフェもいます
・今回も妖精メインです。

今回の話は長めの予定です。
実はこの話は以前書いていたのですが、大幅リメイクとして書きます。

では!


■ いっちゃん (5回/2011/01/15(Sat) 23:37:06/No3124)

こんばんは!!梨璃さん、いっちゃんです。

おおっ!!新しい小説を書くのですね!!やったぁーーー!!!(落ち着け)
「mysterious kingdom」が終わってしまい楽しみが一つなくなってしまった私ですが、また元通りになりました!!
小説楽しみしみにしています!頑張ってください!!

内容は小説の通りネズミとアクミがまた主な中心人物なのでしょうか?
ネズアク小説がまた見れるのですね!! ←ネズアク好きです
そしてバトル要素があるとは・・・
読んでいるときに叫ばないようにしなくては・・・。

では、これから小説を楽しみしています!!
がんばってください!!ファイトです!!
それではっ!


■ シンキロー (27回/2011/01/16(Sun) 12:35:56/No3127)

梨璃さん、いっちゃんさん、こんにちは。

テラー「ん?誰か僕を呼んだk(ドカーン!←シードルの跳び蹴りの音)」
↑は気にしないでください。(笑)

「mysterious kingdom」は僕も読んでましたよ。(感想は書いてませんが・・・(コラ)
新連載、楽しみにしてます!

今回の時間帯はごおるでんということはダアクもストーリーに絡んでくるのかな?
今回のオリフェも楽しみにしてます!

それでは!




■ チョコ (41回/2011/01/16(Sun) 15:37:15/No3136)

梨璃さん、いっちゃんさん、シンキロ―さんこんにちは(*^_^*)

新しい小説、始めるんですね!
「mysterious kingdom」も全部読んでました♪
サファイ君が凄く好きです♪
新連載、楽しみにしてます(*^_^*)

新連載にはバトルシーンがあるんですね♪
私の書く「怪しいフルート奏者」のバトルシーンなんてもうグダグダですから(笑)
梨璃さんの小説を参考にさせていただきます!←オイ

長めの話と言うことで、時間がかかると思いますが頑張ってください!


では☆


■ 梨璃 (78回/2011/01/18(Tue) 00:01:02/No3143)

いっちゃんさん、シンキローさん、チョコさんこんばんは☆

「mysterious kingdom」の方では感想をありがとうございます。
今回はごおるでんなのでラトアクの方がメインです。
確かにタイトルがネズアクに見えますねw

シンキローさん>
いきなりのテラー様とシードル君に萌えました。
「mysterious kingdom」の方も読んでいてくださってありがとうございます。
私もシンキローさんの小説楽しんでます。
グネット君がお気に入りです。へタレ可愛いです。

チョコさん>
「mysterious kingdom」読んでくださっていたとは嬉しいです!
サファイがお気に入りとは・・・今回も登場しますので是非どうぞ^^

チョコさんの小説も楽しんでます!
マンボが絡むとは、マンボ好きの私にとっては嬉しいです。
バトルシーンは参考にはなりませんよ^^;

では!




■ こやまる (1013回/2011/01/18(Tue) 00:04:35/No3144)
http://www.murumoya.com/


梨璃さん、いっちゃんさん、シンキローさん、チョコさん、こんばんは☆

早速の新連載ということで、期待していますよ!
梨璃さんの描くごおるでんと言えば、ラトアクとかラトアクとかラトアクとか・・・(笑)。
それでもって恋愛要素多めとなるともうドキドキですね。
(あ、ごおるでんのアクミはダアク様ラブでしたっけ^^;)

オリフェが公式妖精と絡んで、ごおるでんのストーリーを膨らませるような展開になることを期待しています!
長期連載は本当に大変ですが、皆さんとともに小説アップを楽しみにしていますので、ぜひがんばってください(^^)。

では!


■ 梨璃 (79回/2011/01/18(Tue) 00:09:04/No3145)

では、早速書いていきます。



プロローグ


妖精界。とある場所の1つの城にて。
大勢の妖精の前に、一人の少年が立っていた。

「よいか、くれぐれも気をつけるように。」
「大丈夫です。任務は必ず成功させます。」
「すぐに応援の者も行かせる。」
「ありがとうございます。では、行ってきます。」
妖精は歩き出した。
目指す場所は、人間界とつなぐマグカップの場所へ。


「必ず成功させなければ・・・。この世の終わりだ。」
硬く決心をし、急いで向かった。


■ 梨璃 (80回/2011/01/20(Thu) 22:39:29/No3175)

こやまるさんこんばんは!

私といえばラトアクだとは・・・。
嬉しいです(///)
今回はラト→アク→ダアです。

長期連載頑張りたいですので、よろしくお願いします!
では続きです!


第1話 初めての人間界。


人間界。
公園にてミルモ、リルム、ムルモ、そして楓達が遊んでいた。
「あと1点で僕の勝ちでしゅ!おにいたま。罰ゲームの準備の覚悟は出来てましゅか?」
「くっそぉ!逆転してやるからな!」
バトミントンで遊んでいるミルモとムルモをリルム、楓が見守っている。
「この勝負面白いことになりそうですわね!」
「そ、そうかなぁ・・・?」

「ではいくでしゅよ!このサーブで決めるでしゅ!」
ムルモのサーブが見るものコートに入る・・・とその時

「すいませーーーん。」
クモモの人間の姿がマグカップを2つ持って現れた。
マグカップを地面に置くと、何事も無かったかのように戻っていった。

「ほえ、このマグカップ・・・!」
「皆さん久しぶりね!」
マグカップから現れたのはパピィ。
「よう!パピィ久しぶりだなぁ〜!」
ミルモは危うく負けそうになったところをパピィの登場によって救われた。
「パピィ!後1点で勝ちだったんでしゅよ!邪魔しないでくだしゃい!」
「ム!遊びに来てやったのよ!その前にムルモが勝ちだなんてありえないわ!」
「遊びにこなくって結構でしゅ!」
2人の喧嘩をリルム、楓で止める。
「2人とも喧嘩しないでくださいませ。」
「あれ?もう1個のマグカップは・・・?」
「あ、ちょっと早くでて来なちゃいよ!」
パピィはもう1つのマグカップに向かう。
マグカップから出てきたのは、パピィと同じ年の程の、緑色の髪をしたくノ一だった。
「パ、パピィちゃん。人間界って私初めてで・・・」
「ほえ?アマネしゃん!お久しぶりでしゅ〜!」
「あ、ムルモ君・・・。ひ、久しぶりだね・・・。」
アマネと呼ばれた少女はゆっくりとマグカップから降りる。
「あの〜・・・この子は?」
「ひ!人だぁぁ・・・!?」
アマネはパピィの後ろへかくれる。
「楓さん、この子はアマネ。あたちのクラスメイトよ。この人は楓さん。ミルモさんのパートナーよ。とってもいい人よ」
「そ、そう・・・。あ、私アマネといいます。」
「よろしくね。私、楓。」
とそこへ、
「ミルモ!今日こそ貴様をぎゃふんと言わせてやる!」
「だぜ〜!」
「なのら〜!」
「でございます!」
突然現れた、ヤシチたちにミルモはめんどくさそうな顔をする。
「あーはいはい。ぎゃふん。はいこれで満足か?」
「貴様馬鹿にしているのか!いくぞ、サスケ・・・ハンゾー、ヤマネ・・・?」
しかし
「アマネ久しぶりだぜ!」
「遊びに来たのら?」
「サスケ君とハンゾー君も元気そうだね・・・。」
とアマネと仲良く話す姿。
「って、アマネではないか?」
「あ!ヤシチさん、お久しぶりです・・・。その今日はお願い事があって・・・。」
「なんだ?」
「その。私をヤシチさんの下で修行させてください!」


■ 梨璃 (81回/2011/01/20(Thu) 23:14:21/No3176)

第2話 2つの恋

「えーっと・・・拙者の下でか?別に構わんが、ネズミに教えてもらってなかったか?」
「その、ネズミさんは修行に出てますし・・・、その後は他の方に教えてもらっていたのですが、今は一流の忍者として働いているため教えてもらう時間が取れないんです。サファイ君の所の忍術の修行場で教えてもらってはいるんですが・・・。もっと修行がしたいんです!」
「修行熱心だなぁ。まぁ、たまには良いぞ。」
「本当ですか!」
アマネは顔を赤らめ嬉しそうな顔をする。
「あの、アマネ殿・・・。」
「えっと、ヤマネさんでしたね?何度か修行場で顔を見たことがあります。」
「・・・お話があります。」




「全く人間界ってなんて場所なんだ!猫とやらに追いかけられて僕のお菓子が取られてしまうなんて・・・!丸一日何も食べてない・・・!最後に残ったこのカステラを食べるか。」
オレンジ色の髪に、黄色いリボンタイをしている1人の妖精。
団扇で飛びながら愚痴をこぼす。休憩をしようと降りようとしたとき。。。
「そこ危ない!早くのけろ!」
「ぎゃ!?」
何かとぶつかった。
妖精は力が尽きたようにおちる。


「ううん・・・?」
「気が付いたみたいだな。ふん!アタイの邪魔をするからだよ!・・・って言いたいけどアタイも悪かったな。」
「いえ、僕の方こそ。・・・あああああ!?僕のカステラ・・・。」
落ちた衝撃によりカステラは潰れ、砂まみれになっていた。
「あ、悪い。なんでもするから!」
「・・・そんな!?悪いです!」
「流石にアタイもやりすぎたよ・・・。じゃあアタイ用があるから!」
「待ってください!あなたのお名前は・・・?」
「アタイ?アクミだよ。」
アクミはそう言うと絨毯に乗り、飛んでいった。
「アクミ・・・さんか。」


その夜

「え?松竹君の会社が新しく動物園を作ったの?それで明日私たちが下見に私たちがいけるの?」
「あい!楓しゃん。是非来てくだしゃい〜!」
「うん!行くよ〜!(結木くんも誘っちゃおう・・・)」


そして翌日

町の上を絨毯に載った2人の妖精。
「あーぁ、早く南楓を倒さないとな・・・。おいラット!お前も寝てないで作戦考えろ」
「寝ていればいい考えでも出るだろ。」
「お前なあああ!」

「いたいた。アクミさーん!」
と声が聞こえた方を見れば昨日の妖精がこちらに向かってくる。
「あれ?お前・・・。」
「あ、僕スバルと申します。あの・・・アクミさん昨日のことですが・・・。」
「なんだよ・・・?文句が言いたいのか?」
「いえ。その何でもするといいましたよね?それで、新しく開かれるという動物園という者に行ってみたいんです。・・・アクミさんと二人で。」


■ いっちゃん (11回/2011/01/21(Fri) 17:41:30/No3178)

こんにちは☆梨璃さん、いっちゃんです。

おおっ!なにやら早速妖しい雰囲気になってきましたね!!
プロローグではなにやら深刻な感じでしたが、まさか、バトミントンから始まるとは・・・(笑)

さて!ここでオリフェがでてきましたね!!
アマネとスバル・・・。
この二人はこの話で重要な役割をしていくと思っています!!
しかし、アマネはヤマネと名前が似ていますね!!
話を見る限りではなにやらヤシチのことを気にしているようですが・・・。
ヤマネ、ライバル出現か!?そして、ヤマネはアマネに何を言おうとしているのでしょうか・・・?続きが気になります。

一方ではアクミのほうにも恋の風が・・・。
このころのアクミはダアク様一筋なのでスバルのことを好きになる可能性はほとんどありませんが、以外にも積極的でしたね。
さあ、この光景を見たラットはどう思うのでしょうか!?
続きが気になる〜!!

さて、次回は波乱の予感がしますね!!
続きを楽しみにしています!!!


■ 梨璃 (83回/2011/01/23(Sun) 23:45:21/No3206)

皆さんこんばんは!
レス返信の前に誤字訂正です。

2話の最後

「〜動物園という者」を「動物園というところ」でお願いします。




いっちゃんさん>
プロローグでは深刻なのに人間界ではバトミントン。
これが私の小説クオリティw

そしてオリフェのアマネとスバル。
この2人の恋はどうなるのか・・・!?
ではでは続きです!

第3話 恋の波乱と動物園

「・・・あ、アタイと?それでいいのか?お菓子おごれとかじゃなくて。」
「勿論です!でも嫌なら・・・・」
「別に嫌じゃねえけど。いいよそれぐらい。」
「本当ですか!?では早速いきましょう・・・!」
「ちょっと待て!」
先ほどまで黙っていてラット。
「なんだよ?」
「あ!す、すいません。もしかしてお2人はお付き合い・・・?」
「「そ、そんなわけないだろ!!」」
2人はすぐに訂正する。
「そうですか。なら問題ありませんね。」
「アクミ、南楓を倒す作戦は如何するんだ?」
「それは・・・今日は仕方ないだろ。さっきまでやる気無かったくせに急になんだよ?」
「・・・勝手にしてろ。」
そう言うと、ラットは絨毯から降り、団扇で何処かへ飛んでいった。
「何なんだあいつ。」




「わぁ〜結構広いね!」
「まぁね。一応都内一広いんだ!こんな所で南さんとデートできて・・・」
「結木くーん。ここって水族館もあるそうよ。2人で見にいかない?」
「あー!日高さん、抜け駆けしないでよ!」
「お前らな・・・。」
と4人をミルモ・ムルモ・ヤシチは呆れつつ見ていた。
「相変わらずね。」
と沙織が後ろから冷静に言う。
「そういえば瀬川君、サファイ君は?」
楓は沙織の後ろを歩く黒髪の少年に聞く。
「自主練してからくるってさ。」
「そっか。リルムちゃんは?」
「リルムも用事があるって。でもすぐ来る。」

「サファイはちゃんとしているのに、師匠がこれだとはなー」
「なんだと!?」
ミルモとヤシチの言い争い。
「アホのおにいたま達はほっといてとりあえず見に行くでしゅ。」





「結構広いですね。」
ミルモたちとは離れた場所で、アクミとスバルは動物を見て回っていた。
「そういやスバルって何で人間界に来たんだ?」
「遊びに来ただけですよ。そうだ!小動物コーナーの方に行ってみましょう」







「お待たせしました。ヤマネさん…」
川原で、ヤマネとアマネが向き合っていた。


■ 梨璃 (86回/2011/01/25(Tue) 18:50:54/No3221)

第4話 忍の恋

それは昨日のこと

「えっと…ヤマネさん…?お話って…?」
「無茶なお願いだとはわかります。アマネ殿、私と勝負をお願いします!」

「勝負…ですか?」
アマネは聞き返す。
「場所はこの川原。明日の朝10時でございます…!それでは!」
ヤマネの顔は真剣だった。


手裏剣を構え、戦う準備をする。
「では、参ります!」
「う、戦わないと駄目…か。」

ヤマネが手裏剣を投げる。それをアマネはかろうじて避ける。
「噂には強いって聞いていたけど、想像以上だ…!」
アマネはヤマネの繰り出す攻撃をただ、かわすので精一杯だった。
「きゃっ!」
アマネは足元の石につまづき、こけてしまった。
「私は、まだ未熟者で…ヤシチ兄様からも妹のような存在かもしれません。」

「もしかして…ヤマネさんヤシチさんのこと…?」
アマネは思わず声に出してしまった。
それを聞き、ヤマネは顔を赤くする。
「…わ、私は…!」
「あれ?ヤマネどうしたんだ?」
とサファイが川原にやって来た。
「サッ、サファイ君…!」アマネの顔はとたんに赤くなる。
「アマネ久しぶり。遊びに来たの?」
「うっ、うん。昨日パピィちゃんと…」
「アマネ殿?ちょっと…」アマネを連れてヤマネはサファイからは見えない場所へ行く。

「もしかすると…アマネ殿はヤシチ兄様ではなく、サファイ殿が好きなのですか…?」
「そ、そんなにわかりやすいかな?」
「しかし、昨日ヤシチ兄様から弟子入りを認めて貰えたとき、嬉しそうでしたが…?」
「それは、サファイ君とまた修行できるのが嬉しくて…。」
最後は声が小さくなって行く。
「申し訳ございません!私勘違いを…」
ヤマネは頭を下げる。
「いいよ。ヤマネさんもヤシチさんのこと好きなんでしょ?私応援するよ。」
「ありがとうございます。アマネ殿…。」


「2人して修行?そうだ、これから動物園に行くんだけど一緒に来る?」
「ヤマネさん行きましょう!」
「はい!」

3人は動物園へと向かっていった。


■ 梨璃 (87回/2011/01/28(Fri) 12:50:18/No3246)

第5話 お節介

「…ここか。」
動物園の上空にラットは中の様子を伺っていた。
「入るか…?いや、俺には関係ない。」

「ラットさん?何をしてらっしゃるんですの?」
ラットが後ろを振り返ると何故か奇妙な動きをしている風呂敷を背負った、リルムがいた。
「お前か…なんでもない。」
「あら?アクミさんとは一緒じゃないんですの?」
「関係ないだろ。」
ラットはぶっきらぼうに答えた。
「もしかしてアクミさんが何方かとデートしているのが気になって…」
「…っ」
思わず動揺してしまった。「まさか、本当に!?」
「別に気にして…」
「ラットさん!ここは行動あるのみですわ!さあ行きましょう!」
ラットの言葉を遮り、リルムはラットの手を引き、下へと降りていった。



一旦切ります


■ りょく (180回/2011/01/28(Fri) 19:30:56/No3249)

梨璃さん、こんばんは!
妖精忍者が大好きなりょくです。
いつも楽しく読ませてもらっています^^*

アマネ→ヤシチ←ヤマネを想像していて見事に騙されました。
(読者全員同じ考えだと思います)
ちょっと残念だったような安心したような…。

アマネちゃんはサファイが好きだったのですね〜。
大好きなサファイの前で顔を赤くするアマネちゃんはさぞかし可愛いんだろうな。
イラストが超楽しみです(*> U <*)

次に気になるのはスバルとデートに行ったアクミを追い掛けるラットですね!
まさかリルムが絡むとは…この二人が一緒にいるのは珍しいです。
(リルムの勘すごすぎ!)
と言うかアクミの『なんでもする!』発言には大変驚きました。
私は思わずやましい事を考えてしまったバカです(´▽、`)

では!


■ 梨璃 (88回/2011/01/28(Fri) 23:06:58/No3254)

りょくさんこんばんは★

私もりょくさんの小説を楽しんでます♪
りょくさんはオリフェの設定が皆特徴があって面白いです。

アマネはヤマネのライバルにしたかったのですが、オリフェ同士の恋を書きたかったんです。
アマネのイラストも描かないと…!

リルムとラットの絡みは「素直なフェアリーミルモ」の予告にて、リルムのラットさん呼びに萌えたのと、アクミとミルモの組み合わせがあるなら、この2人も行けるんじゃ…と思ったからだったり(^q^)


では!


■ こやまる (1028回/2011/01/31(Mon) 11:33:53/No3275)
http://www.murumoya.com/


梨璃さん、皆さん、こんにちは☆

ムルモにパピィに妖精忍者…。
いろんな妖精たちがアニメ同様にわいわいやってる光景は、読んでてホント微笑ましいです。
そんな中に突如登場したアマネちゃん。
いっちゃんさんと同じく、ヤマネと名前がそっくり(^^;(発音も字の形も)。
そんなアマネはまず容姿が気になります。
妖精忍者は黒や青の髪といった地味なのが多い中で、アマネの緑の髪というのは結構目立ちそうですし、また服の色も気になるしで、ぜひイラスト付きでオリフェ紹介をお願いします!!(^^)

>「あーはいはい。ぎゃふん。はいこれで満足か?」
すごくやる気無い表情をしていそうなミルモ。
このミルモのやる気の無さが大好きです。
ヤシチもかわいい弟子たちの前で馬鹿にされたりと切ないですが、弟子たちの方から勝手に話題を切り替えられてもっと切ないことに。。

>「・・・お話があります。」
ヤマネちゃんの勘違いが最高です。
見方によっては「放課後体育館裏へ来い!」と言っている感じですね(笑)。
もしもアマネ⇒ヤシチで、ヤマネが勝負に勝っていたら、ヤマネはどんなセリフを吐いていたことか・・・恐ろしいです(^^;。
実力のあるヤマネだからこその行動ですが、そうなると一度ヤマネにも実力面で挫折を味わってもらいたくなったり。。。(^^;

相手が鈍感そうなサファイなだけに、アマネの恋も心配ですね。
ヤマネもいろいろ協力してくれそうだけど、果たしてどうなることやら。

それでは続きを楽しみにしています!
では!


■ 梨璃 (90回/2011/02/02(Wed) 00:08:05/No3289)

こやまるさんこんばんは☆

妖精が賑やかな事がミルモの見所なので描いていて楽しいです。
ちなみにムルモとパピィの喧嘩シーンで、音楽を聞きながらしていたら「うらはらはぁと」が流れて吹きました。^q^

確かに妖精忍者の髪の色は地味目ですね。服の色は派手ですが^^;

ヤマネは勘違いをしていたら可愛いな。と妄想です。
「体育館裏にこい」に笑ってしまいましたw

好きな相手が鈍いサファイなので、恋愛はどうなることか。(本人が言うな


そんなアマネのオリフェ紹介です

名前 アマネ
性別 女の子
好きな食べ物 どら焼き
楽器 ギロ

ムルモのクラスメイト。パピィの友達。
おとなしい性格。
クラスメイトのサファイが好き。
ネズミの元で修行していた。
忍術の腕はサスケ・ハンゾーと同じぐらい。
少しだが、火を使った忍術を使える。





アマネはオリフェの中でもお気に入りな子です。
だけどこの格好忍ぶ気あるんだろうか。

では!

300×300

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■ 梨璃 (91回/2011/02/02(Wed) 00:31:20/No3290)

5話の続きです。

「あのお方ですの?」
花壇に隠れてリルムとラットはアクミとスバルを伺う。
「まぁ・・・な。・・・それよりなんでお前が此処にいるんだ。」
「ミルモ様達と一緒に松竹さんからここに誘われたんですわ。」
「南楓もいるのか。」
「それにしてもあのお方。スバルさんは結構積極的ですわね・・・。」
ラットの言葉は聞こえなかったように、リルムはアクミとスバルの2人を見ていた。

「アクミさんお腹すきませんか?カステラでよろしければどうぞ・・・。」
スバルはアクミにカステラを一切れ渡す。
「へぇ結構上手いじゃん。」


「お菓子を渡すなんて、結構危険人物かもしれませんわー!」
「大声を出すな!」
「そうですわ。ラットさんもよろしければ是非。ミルモ様のために作ってきたチョコプリンなんですが作りすぎてしまって・・・。」
リルムは風呂敷を広げる。
中身は謎の動きをする紫色の物体。
「・・・これの何処がプリンだ。」
「え?何処から同見てもプリンじゃないですか?」
「・・・遠慮しておく。(アクミの料理以上だな。)」
「あぁぁ!話しているうちにお2人を見失ってしまいましたわ。追いかけましょう!」
リルムはラットの腕を引き、花壇から飛び出す。


■ 梨璃 (92回/2011/02/02(Wed) 00:39:55/No3291)

第6話 脱走 

「どちらに行かれた・・・?あら?」
足元で地面が揺れる。
「地震か?」

遠くから動物の鳴き声が聞こえる。
それは段々此方に近づいてきた。
「・・・ラットさんあれ!?」
リルムが指を指す方向には、檻から抜け出した、動物の集団が此方に猛スピードで近づいてくる。
「きゃあああ!何なんですのあれ!?」
リルムは怖さで、固まってしまった。
「何してるこっちだ!」
ラットはリルムの腕を引き、再び花壇に隠れる。
「あ、ありがとうございます。」
動物たちが去ったのを確認すると、花壇から2人は出る。
「何で動物が逃げ出したんでしょう?」
「さぁな。」
「そうですわ!結木様たちが危険ですわ!アクミさんも!私は、ミルモ様たちを探しますわ。ラットさんはアクミさんを!」
「・・・迷惑かけさせやがって・・・!」


■ りょく (187回/2011/02/02(Wed) 16:40:44/No3295)

梨璃さん、こんにちは!

わーい!!アマネちゃんのイラスト待ってました(≧▼≦)
頬を染めてもじもじしてるのが可愛いです!
恋する乙女ほど可愛い存在ってないですよね。
(私のオリフェは忍者らしからぬ派手さなんでそれに比べたらアマネちゃんは全然忍べますって)

こ・れ・は…リルラトと言うのでしょうか?
萌えすぎてヤバイ(*> U <*)
リルムがラットの手を引いたり腕を引いたり、ラットがリルムの腕を引いて助けたり、さりげなく触れてるのがツボです!
本人達は全く意識してないところが逆に萌える〜vv
ラットの『・・・迷惑かけさせやがって・・・!』はおせっかいリルムに言ったのでしょうか?それとも愛しの(笑)アクミに言ったのでしょうか?

リルムはお喋りだからラットの事を楓達に話すのでしょうね。
皆にバレて焦るラットを想像したらウケるじゃないのww

では!


■ いっちゃん (23回/2011/02/02(Wed) 19:57:21/No3302)

梨璃さん、りょくさん、こんばんは!いっちゃんです。
しばらく感想を書かず、すみませんでした!!

なんと・・・アマネ→ヤシチ←ヤマネの関係ではなかったのですね。
でも、まさかの相手がサファイとは・・・!
良い選択をしてるじゃないの、アマネちゃん(笑)
そして可愛いっ!!
サファイ!うらやましいぞ!!

あのスバルが遊園地に行きましょうと言ったときのラットのあの態度の変わりよう・・・。わかりやすいなぁ〜/(^V^)/
リルムに言われて動揺しちゃうのが可愛いです。

まさかのリルラトがきたっ!!
意外と見てておもしろいですね、このペア。
リルムによってラット調子が崩れていくのがおもしろいです(笑)
まあ、恋愛に発展することは100%ないですが。(いや、120%か)

動物脱走の裏には何があるのでしょうか!
何か起こりそうな予感が・・・。
ラットの「・・・迷惑かけさせやがって・・・!」と言うセリフはアクミに対して言ったのでしょうか?
梨璃さんのラットは軽く(いや結構?)ツンデレが入っていますよね!
いいですよねぇ、ツンデレ萌です(笑)

続きはどうなるのでしょうか?
気になっております!
それではっ!


■ 梨璃 (93回/2011/02/08(Tue) 22:06:24/No3388)

皆さんこんばんは☆

りょくさん>
アマネをお褒め頂きありがとうございます。
りょくさんのオリフェの妖精忍者はアヤリちゃんやマウリちゃんのように髪に目がいく子が多いですね^^;
逆に私は髪型がよくかぶったりで・・・。

リルラトは今回描いていて楽しかったです。
本人たちは意識していませんがw
ラットの最後の台詞はアクミに対してです^q^
楓たちにばれるのは可愛いですね。

いっちゃんさん>
サファイとアマネの組合せは今回の小説で描いていきたいです。
ほのぼのを目指したい・・・!

ネズミは今まで恋愛に興味が無かったから態度に出やすいと嬉しいです。
ラットはリルムのような相手は調子が狂うので苦手なタイプだといいです。
リルムはミルモ一筋なので恋愛には発展しないです^^*

私の中のラットはツンデレ+少しヘタレです。
ラットがツンデレだと私は鼻血ものです(^q^)

では続きです!

第7話 動物園の大事件

「ミルモ様!結木様ご無事だったんですね!」
「リルム?無事ってどういう・・・?」
結木はそこまで言いかけると、後ろからの音に気が付く。
先ほどの動物たちだった。
動物たちは通常よりも2倍は大きい。
「な!?何あれ!?」
「何で逃げたしてるのよ!!それに何であんなに大きいの!?」
「僕に聞かないでよおおおおおおお!」
安純は松竹の首元をつかんでいる。
「そんなことより逃げるぞ!」
ミルモの一言により安純は松竹を離す。
「そうだ!平井たちに・・・!」
松竹は走りながら、携帯を取り出し連絡をとる。
「何ででないの!?」
松竹はもう涙目であった。
「魔法で何とかするぞ!ミルモでポン!」
「リルムでポン!」
「ヤシチでポン!」
「ムルモでポン!」
4人は魔法で木で道を防ぐ。
しかし、あえなく突破されてしまう。
「皆様大丈夫でございますか!?」
そこへヤマネ・サファイ・アマネの3人が到着する。
「魔法で操られてるんでしょうか?」
サファイが聞く。
「そうかもな。もしかしてアクミ達か・・・!」
「違いますわ!アクミさんもここに来ていますわ。」
「アクミしゃんが?ちょっと心配でしゅね。」
「 (ラットさん大丈夫でしょうか・・・)」
一匹のゴリラが此方へ手当たり次第に物を投げつけてきた。
「うわぁ!!」
ミルモたちは何とかそれをよける。
「きゃっ!?」
楓は躓いてしまった。
一匹のゴリラは近くにあったごみ箱を投げつけてきた。
「危ない!」
アマネは楓をかばおうとする。
人間にとってはさほど大きくは無いが妖精たちにとってはとても大きな者だった。
「アマネちゃん!!」
楓はすぐに起き上がったが、ごみ箱はアマネのすぐ近くまで来ていた。



「・・・・び、びっくりしたぁ。」
そこには片手でごみ箱を受け止めているアマネの姿。
「え?」
ミルモ達が呆然と見詰めていた。
「ええーい!」
アマネはごみ箱を思い切り動物たちの方へ投げつけた。
ごみ箱はゴリラにあたりバランスを崩し後ろにいた動物たちの方へ倒れる。
「今のうちに逃げるぞ!」
ミルモたちは走り、その場を後にした。
「ムルモ!どういうことだ!アマネなんであんなに!」
「アマネしゃんでしゅか?アマネしゃんは女の子だけど僕達のクラスで1番力持ちなんでしゅよ。」
ムルモは答えた。
「そういえば聞いたことがあるな・・・。」
ヤシチが少しおびえたように言った。
「とりあえず建物の中に逃げよう。」








■ こやまる (1040回/2011/02/08(Tue) 23:58:45/No3392)
http://www.murumoya.com/


梨璃さん、皆さん、こんばんは☆

アマネの紹介ありがとうございます(^^)。
花を連想させるピンクと緑の組み合わせがかわいいですね。
忍者には全然向いていないカラーリングではありますけど。
せめてもう少し地味な忍者服を選べばいいのに、ショッキングピンクとは…。
服の色はアマネの趣味なのでしょうか?
綺麗に切りそろえられた髪がいい感じですね。

そしてまさかの怪力設定・・・!!
この先いろいろ苦労しそうなサファイの表情が何となく想像できる。。

そして隙あらばお節介を焼こうとするリルムが面白いです。
リルムのお節介が発動するとろくなことが起きませんが、今回はそれよりも前に動物園で騒動が起きましたね。
騒動を起こした張本人が全然予想できません〜(^^;。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ いっちゃん (32回/2011/02/10(Thu) 20:30:54/No3402)

梨璃さん、こやまるさん、こんばんは!いっちゃんです。

なんと・・・!?まさかのアマネちゃん怪力設定!!
あの可愛らしい姿とのギャプが激しいです・・・。
もしかしてアマネちゃんはリルムタイプか!?
そうだとしたらサファイはこの先苦労しそうですね・・・(笑)
怪力という設定には何か深い意味がありそうです。

動物の力にミルモたちの魔法が破られてしまってびっくりしました。
一体誰がこんな騒ぎを犯したのでしょうか・・・?
アクミとスバルは大丈夫でしょうか?
そして、そっちへ向かったラットも気になります!

それではっ!


■ 梨璃 (100回/2011/02/20(Sun) 00:06:51/No3525)

皆さんこんばんは☆

こやまるさん>
アマネは最初忍者服は茶色系と思っていたのですが、それだと木を連想してしまったのでピンクになりました。
そして、怪力設定のアマネ。サファイは今は(少しは)なれてますが、最初はミルモ達同様驚いてるはずw

そういえば私の小説ではリルムはお節介キャラですね^^;
このお節介は次章でも書きたいです。

いっちゃんさん>
アマネはリルムと同じぐらい怪力です。
ちなみに怪力設定には意味はありません^^;
リルムのような怪力な女の子が書きたかっただけだったり、、、

アクミとスバルとラットはこれからでますよ。


ではでは続きです!

第8章 ピンクの髪のツインテール

一方のアクミとスバル

「くっそーいったいなんだよ、こいつ等!」
「アクミさん大丈夫ですか?」
2人は物陰に隠れ事態を窺っていた。
「誰がこんな魔法をかけたんだ!」
アクミは思わず怒鳴ってしまう。
その声に気づいたのか数匹の猿が近づいてくる。
「アクミでポン!」
アクミは檻を出し閉じ込めようとするが、逃げられてしまう。
「僕に任せてください。」
スバルは庇うようにアクミの前に立ち、オーボエを出す。
「スバルでポン!」
スバルはアクミと同様に檻を出す。
しかしまたも逃げようとする。
「逃がしません!」
逃げた先にも檻を出し、猿を檻に閉じ込める。
「やるじゃん!」
アクミから誉められスバルは顔を赤くする。
「そ、そうですかぁ・・・」
「スバル!後ろ!!」
アクミの声にスバルは後ろを振り返る。
そこには猿がスバルに襲いかかろうとしていた。
「しまった!」


「チハルでポン!」
猿は虫取りあみの中で暴れている。
「まったく、あなたらしくないわね!ちゃんとしなさいよ!」
そこにはピンクの髪のツインテールの妖精がハーブをもち、呆れたように立っていた。
「チハルちゃん!」
スバルは驚いている。
「何?知り合いか?」
「うん。僕の幼馴染」
「アタシはチハル。よろしくね。」
チハルはアクミを見ると意地悪そうに笑う。
「へ〜ぇ。スバルもしかして彼女のことを・・・」
「わぁぁ!い、言わないでよぉ!」
スバルは再び顔を赤くした。
「(もしかしてこの2人・・・)」
アクミが2人を眺めていたとき。
チハルの捕らえた猿が暴れだし、網を抜け出した。
「しまった!」
「アクミさん!危ない・・・!」


■ 梨璃 (102回/2011/02/26(Sat) 23:23:48/No3557)

第9話 事件の影

「ア、アクミで・・・」
アクミは魔法で応対しようとする。
「アクミさん!」
スバルが叫ぶと同時に
猿が再び檻の中に閉じ込められていた。
「迷惑ばかりかけさせやがって・・・。」
そこにはカラクリガンを構えたラットが立っていた。
「ラ、ラット!?何でお前此処に・・・!?」
「・・・別にいいだろ。」
「何だよその言い方。でも助けに来てくれたことは感謝してやるよ・・・。」
最後は小さく話した。
「・・・とりあえず、この騒動を起こした奴を探すぞ・・・。」
しかし、先ほど捕らえられた猿は急に動かなくなり、眠ってしまった。
「何で急に・・・?」
「他の動物たちも眠ってますね。」
「魔法の効果が切れたみたいだな。」
「アクミさん、とりあえずこの場所から離れましょう。」
スバルはアクミに話し掛ける。
「アクミ、南楓を倒す作戦を思いついた。」
「ラットが思いつくなんてめずらしいじゃん!スバル悪いな。アタイは用が出来たから帰るよ!」
アクミは絨毯に乗り、帰っていく。
「え、ちょっとアクミさん?・・・はぁ。」
「断られちゃったじゃないの。」
「チハルちゃん。言わないでよ・・・。」
スバルはすっかり落ち込んでいた。
「・・・チハルちゃん、この騒動どう思う?」
「あいつらの仕業でしょうね。」
「やっぱりあいつ等の仕業かな・・・。ここにいてよかったよ。」
「あいつらが動き出したことも分かったことも在るしね。」
チハルは嬉しそうに言った。
「え?他に理由があるの?」
「あんたと同じよ。」
チハルは嬉しそうに答える。



その様子を木の上から4人の影。
「魔法の効果が切れましたね。・・・どうですかあいつらは?」
「まだまだ・・・かな。油断してはいけない人もいるけれど」
「あんな弱そうなヤツラ大丈夫なんじゃないの?」
「・・・しかし、王子が此方にいるとはね。」
「とりあえず、彼らの実力が分かっただけでもいい事だよ。・・・面白いことになりそうだね。」


■ 梨璃 (103回/2011/03/16(Wed) 01:19:48/No3611)

最終話 新たなる仲間

「そういやラット、さっきの作戦ってなんだ?」
アクミがラットのほうへ振り返る。
「あれか?見落としがあったからこの作戦は失敗するだろ。忘れろ。」
「なんだそれ。お前がミスをするなんて珍しいじゃん。」
「それより、お前スバルはいいのか?」
「スバル?あれならチハルって言う奴と2人きりにさせてやったんだよ。」
「2人きり?」
「鈍いなぁ。」
アクミは軽くため息をつく。
「きっとチハルはスバルに会いに来たんだよ。スバルもきっとチハルのことがすきなんだよ。」
「(お前も十分鈍いと思うが・・・)」
ラットは言い出したかったが止めておいた。




翌日
「南楓の奴、見当たらないじゃん・・・。」
アクミは双眼鏡を覗き込みながら言う。
「この時間なら学校だろ・・・。」
「お前なぁ!そういうことは早く・・・」
アクミが文句を言おうと双眼鏡から目を離す。
「ラットさーん!」
そこへやってきたのは
「チハル!?」
「あ、この間のアクミさんでしたっけ?こんにちは。」
チハルはアクミに棒読みで対応する。
「何で此処に・・・?」
「ラットさん!アタシとデートしましょう!」
少しの間沈黙が流れる。
「え、えええええええ!!」
「・・・何馬鹿なことを言ってるんだ。俺たちは今・・・」
驚くアクミに対し、ラットは冷たく答える。
「ム、アタシと言う者が在りながら他の女とデートはさせません!」
「って・・・何でそうなるんだよ!」
「俺にも選ぶ権利はあるがな。」
「それどういう意味じゃん!」
2人がもめている中、チハルは手鏡を取り出す。
「アクミ、ラット。」
聞きなれた声が手鏡からする。
2人が手鏡を見れば、ダアクが映っていた。
「ダアク様!何故そこに・・・」
「・・・まさか。」
「そう。この女は新しく私の部下になった。今後はお前たちとも協力してもらうぞ。」
「えええええええ!!な、何で入ったんだよ!」
アクミが今日2回目の驚きの声。
「・・・さて、今回の作戦だが・・・。」
「煩いわね!今話してるでしょ。ちょっと黙ってて!」
とチハルは持っていた手鏡を遠くへ放り投げてしまった。
アクミとラットはぼんやりと見ていた。
「だってこうでもしないとラットさんと会えないもの。南楓だっけ?そんな人どうでもいいじゃない。さぁ、デートしましょう!」
「・・・今は忙しい。他を当たれ!」
「照れなくてもいいじゃないですか。」
「照れてない・・・。」
怒りどころか呆れてきたラット。
アクミはそれを見ていた。
「・・・なんだよ、デレデレして。」



それを影から一人の妖精が見ていた。


■ 梨璃 (104回/2011/03/21(Mon) 22:50:33/No3627)

エピローグ

「ご報告があります!あの者がダアクの手下に入りました!」
「お疲れ様、ありがとう。なるほど、ダアクの手下にね・・・。」
「好きな相手のためになんて、可愛いねぇ。」
「バカバカしいけど。」
「そうだ。此方にも新しい仲間が加わったよ。」
フードをかぶった妖精があたりを見渡す。
「よろしく。」
小さくそう言うとその場を離れた。

「さて、そろそろ次の作戦へ移るよ。・・・ここからだ。復讐の開始だよ。」



第1章 終


■ 梨璃 (105回/2011/03/21(Mon) 23:09:46/No3628)

こんばんは!

ここからは後書きということで、ここからはあの2人に・・・。

サスケ「第1章完結だぜ!」
ハンゾー「なんだか無理やり感があるのら〜。」
サスケ「オイラ達全然出番が無かったぜ。」
ハンゾー「そういえば、動物園のとき兄貴たちのことかかれなくなったのら。」
サスケ「それに結局目立っていたのは絨毯女と納豆ってやつだぜ。」
ハンゾー「あ、なんか紙が回ってきたのら。次章紹介をしろ・・・ごまかしてるのら〜。」
サスケ「えっと、次からはバトルシーンが増える!オリフェも登場!チハルとスバルの目的は!?謎の妖精の正体は・・・?こんな感じでいいのかだぜ?」
ハンゾー「ぶっちゃけ、僕らまた出番が減る気がするのら〜。」


1章無事完結です。
チハルとスバルの設定は第2章が始まる前に描きたいです。
ちなみにミルモたちは勿論助かりました。


では!


■ りょく (232回/2011/03/24(Thu) 10:09:27/No3635)


梨璃さん、こんにちは(*> U <*)

は…え…?終…?
なぁんだ第一章がって事ね。心臓に悪い…(アホ←
クライマックスから突然の終にびっくりしました。
↑よりもさらにチハルちゃんの強引なアタックに驚愕です。
初対面で「さぁ、デートしましょう!」だなんてレヴェル高いなぁ(・∀・*)
アクミに対抗意識を燃やしているところが可愛いです。
スバル共々、真意は不明ですが…。
今後の展開にはらはらさせられること間違いなしです。

チハルちゃんとスバルの設定も楽しみにしています!

では*


■ こやまる (1083回/2011/03/27(Sun) 08:55:55/No3648)
http://www.murumoya.com/


梨璃さん、りょくさん、こんにちは☆
私も最終話と聞いて、りょくさんと同じくびっくりしました。
梨璃さんの諸般の事情で打ち切り…という少年漫画誌でよくあるような展開でなくて良かったです。

それにしても、ダアクすらも単なる登場人物にしてしまう、この裏で動いている第3の集団(第4なのかな?)が気になりますね。

気になると言えば、スバルとチハルの関係も…。
何らかの任務のパートナー関係のようですが、幼馴染みでスバル→チハルの関係も第2章でいろいろ描いて欲しいです。
アクミがリルムにしゃべったら、リルムは目をハートの形に変えそう…。
この二人の名前もどことなく似ているのは偶然なのかな?

>「アクミ、南楓を倒す作戦を思いついた。」
ラットがアクミを連れ戻すための嘘ですね。
このセリフに対するアクミの反応に、まさに梨璃さんらしさが表現されていて面白いです。
ポーカーフェイスでさっさと話題を変えようとするラットがまた憎い(笑)。

それでは第2章の連載開始を楽しみにしています!
では!


■ 梨璃 (107回/2011/03/30(Wed) 23:49:42/No3685)

皆さんこんばんは☆

りょくさん>
書き方が悪くてすいません^^;


チハルの強引さは書いていて楽しいですが、絵として描くのは大変です(え
オリフェの中でもお気に入りの子です。

この2人の目的は次章にご期待ください^^*

こやまるさん>
いえいえ、これは打ち切りにはならないようにかなり考えています^^;
スバルとチハルは第2章で明かしていく予定です。
アクミがリルムに話したら大変なことになりそうですね。
名前が似ているのは偶然です。

ポーカーフェイスなラットは書いていて楽しいです。
個人的に、ネズヤマ兄弟は少し独占欲が強いと嬉しかったりします´`

では!





3506/ 妖精ミズノ
□投稿者/ ミキ -5回-(2011/02/17(Thu) 19:15:39)
□U R L/ http://妖精忍者ミズノ

こんにちはミキです★☆
プロローグはオリフェで書いてしまったんですが、
ここから、本番に入りますでは

「転校生」

ここはある妖精学校・・・
ムルモたちのクラスはいつもと変わらない、
声が聞こえてきます

先生「みなさーん今日は転校生がきまーす」

先生の言葉に、みんな一瞬でざわざわしました

ムルモ「転校生でしゅか・・・
楽しみでしゅ♪♪キャハ☆」

パピィ「なーにぶりっ子してんのよ
おバカさんね。どーせムルモの事だから、
男だったら興味ないくせに!!」

ムルモ「バ、バカなこと言うなでしゅ!!
パピィだって、ホントは男の方がいいくしぇに・・・」

パピィ「何いってんのよ!男はあんたしか見ないわよ!!」

ムルモ「ほ、ほぇ?」

パピィ「あ、な、なんでっもないわよ
とにかく、おバカさんはだまってて!!」

ムルモ「何でしゅってーー!!」

パピィ「何よーー」

サスケ「どんな転校生が来るのだぜ」

ハンゾー「楽しみなのら〜」

先生「はいはいお静かに!!
では、入りなさい、ミズノさん」

ガラガラーー

ミズノ「妖精忍者のミズノですよろしくお願いします!」

いったんここまでです
では


■ ミキ (7回/2011/02/17(Thu) 20:59:53/No3508)
http://妖精忍者ミズノ


続きです

ミズノ「なかよくしてね」(そこでウィンク)

「かっかわいいーー」
(ふん、男なんて、みんなちょろいのよ)
裏ミズノ登場!!

先生「では、ミズノさんの席は・・・
ハンゾーさんの隣でいいかしら?」

ミズノ「ハイ」

そして、ミズノはハンゾーのところへ・・・

ミズノ「ハンゾー君、よろしくね」(またウィンク)

ハンゾー「よろしくなのら〜」
ハンゾーは、みんなと違って普通の、表情でした

(ハンゾーって子、ちょっと手ごわいかも・・・
でも、ぜったいに・・・)

いったんここまでです


■ いっちゃん (39回/2011/02/18(Fri) 22:04:58/No3510)

ミキさん、こんばんは!いっちゃんです。

おお〜早速の第一話ですね!!
そして来ました、ミズノちゃん!
見事に二重人格の性格も出ていますね。軽くムルモに似ているような(笑)
やっぱり可愛かった!!あ〜絵の紹介が楽しみです。

ミズノちゃんの可愛いウィンクを見ても普通だったハンゾー、やっぱりサスケはドキッ!とかなってしまったのでしょうね(笑)
ハンゾーは恋に鈍感そうだから好きにならせるのは難しそうですね。
いや、意外と他の人の恋に対しては敏感かも!?

これからどうなっていくのでしょうか?
続きが楽しみです!!
それではっ!


■ ミキ (8回/2011/02/19(Sat) 14:15:03/No3514)
http://妖精忍者ミズノ


こんにちはいっちゃんさん
たしかに、サスケだったらドキッてするとおもいますねww
これからミズノは、ハンゾーにほれると思います
あ、それから質問です
パソコンで、絵をうまく書くには、どうしたらいいですか?
パソコンじゃなくてもいいのでよろしくお願いします


■ ミキ (9回/2011/02/19(Sat) 14:55:45/No3515)
http://妖精忍者ミズノ


こんな感じです。
はじめてかいたのでうまくないですが・・・
さっきのはとりけしで・・・・

300×300

paint1298094839.png
/3KB

■ ミキ (10回/2011/02/19(Sat) 15:18:32/No3517)
http://妖精忍者ミズノ


「強敵?」

男A「ねぇ、ミズノちゃんは、どこから来たの??」

男B「お菓子食べる??」

ミズノ「ありがとう」ニコッ

ムルモ「ミズノじゃん・・・
モテモテでしゅ〜さっそく僕も話しかけ・・」

パピィ「何いってるのよムルモ!
アンタには女がほかにいるでちょ!?」

ムルモ「僕の勝手でしゅそんなの!
それに、ほかの女って誰でしゅか!」

パピィ「そ、それは・・・
とにかくいっちゃだめ!」

ムルモ「なんででしゅかー!!」

パピィ「何よー!(そ、それにしてもややこしいのが現れたでちゅ・・・」

サスケ「ミズノって人、ちょっとかわいいだぜ・・・」

ハンゾー「何行ってるのら〜
サスケにはヤマネがいるのら」

サスケ「そうだったぜあ、ありがとうでぜハンゾー」

ミズノ(思った以上に強敵ね・・・でも私に落ちない人なんて見たこと
ないわきっと大丈夫)

男C「ミズノちゃん今日一緒に帰らない?」

ミズノ「うん、いいよ」

男A「じゃ俺もー」

男B「俺も」

女A「ちょっとやな感じ・・・」

女B「恋泥棒みたい」





■ いっちゃん (40回/2011/02/19(Sat) 15:20:36/No3518)

ミキさん、こんにちは!いっちゃんです。

おお〜初めて絵を描いたのですね!!
やっぱりミズノちゃんは可愛かったです!!
私もクラスにこんな子が転校してきたら「ドッキーーーン!!」となってしまいますね(笑)

>パソコンで、絵をうまく書くには、どうしたらいいですか?         パソコンでなくてもいいのでよろしくお願いします
こんな私でもいいならぜひ質問に答えます。
お絵かき機能にはいろんな鉛筆の使い方があります。(曲線とか手書きとか直線など)まずはその機能を理解してうまく使ってみるとまともに描けるようになってきますよ。
私の場合はワクは黒で残しておきます。そうすると堂々としている感じがしますよ! ←あくまで私の考えですが・・・(汗)

お絵かきは描けば描くほど上手になっていきますよ。
(あっ、この言葉はこやまるさんの受けうりです)
パソコンに限らず、普通の紙に描いても同じことが言えます!
ぜひ、これからも絵を描いていくと良いと思います!!

それではっ!


■ ミキ (11回/2011/02/19(Sat) 18:56:55/No3520)
http://妖精忍者ミズノ


こんばんは☆いっちゃんさん
アドバイスありがとうございます☆
では本編に

「恋」

休み時間

サスケとハンゾーはボールで遊んでいました
そんなようすを見ていたミズノ

ミズノ「ハンゾーって子、サスケって人と仲がいいんだ・・・
ボール遊びがすきなのかなぁ?
ってなんで私が興味をもつのよ!?
・・・一人で言ってもしょうがないか・・・」

そのとき、私は一瞬、ハンゾーと目があった
私はすぐに、笑顔になった

ハンゾー「なんかおかしいことでもあったのら?」

(んもー!!目があったから、笑顔になったんでしょー!!
変わった人ね!それくらいわかりなさいよ!!)

ハンゾー「今度は怒ってる顔したのら
おかしな人なのら」

(おめぇだよ!!)

ドキッ
ミズノ「ドキッ?ま、まさか・・・偶然よ」

キーンコーンカーンコーンそのとき、チャイムが鳴りました
ミズノ「偶然よ!」そう言葉を残して、ミズノは、教室に
もどりました


■ こやまる (1067回/2011/02/25(Fri) 08:25:46/No3542)
http://www.murumoya.com/


ミキさん、いっちゃんさん、おはようございます☆

いよいよ小説連載スタートですね!
(遅くなってしまいごめんなさい)
ミズノの視点で話は進みますが、将来が心配になってくるほど裏の性格は悪いですね(^^;。
今までは何でもミズノの思い通りになってきたのでしょうか。
こういうタイプの妖精には、ぜひ途中で大変な試練を…(^◇^;)。
超天然のハンゾーがどんな反応をしてくれるかも楽しみですね。
同じ妖精忍者として、まずはハンゾーの修行に勝手についてくるのかな?

それにしてもムルパピの会話がめちゃくちゃ熱いっ(笑)。
パピィが顔を赤くしていることにムルモが気がつかないのは、ムルモも肝心なところで鈍感というか何というか。。。

お絵描きもありがとうございます!
ミズノ、とてもかわいいですよ!
ピンクのさらさらヘアーは確かにサスケをドキッとさせそう^^。
見た目からはその裏の性格は見えてきませんが、やっぱり幼さ故、裏モードになると表情変わるのでしょーか?

>お絵描き
そう、お絵描きは描けば描くほど上手に…。
(いっちゃんさん、ありがとうございます)
描き方もいろいろあるので、たくさん描いてコレという自分に合った描き方を見つけてくださいね。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ ミキ (12回/2011/02/25(Fri) 17:37:36/No3546)
http://妖精忍者ミズノ


こやまるさんこんにちは!!感想ありがとうございます
いえいえ、私こそ、最近ずっと小説書いてなかったです・・・
実は、今年で中学に入ります。それでいろいろやることがあったので
ムルパピは結構熱くしました
やっぱり、「ムルモ屋本舗」なので
それでは、今頃ですが、小説へ・・・

「アプローチ」

放課後・・・

ミズノ「はぁ、まさか私が恋するなんて・・・」
ドキドキ

ミズノはさっきからずっとドキドキがとまりませんでした

ミズノ「ま、いつまでもくよくよしてちゃしょうがないよね
絶対に負けないんだから!!」

〜〜次の日〜〜

ミズノ「ハンゾー君おはよう!(笑顔全開)」

ハンゾー「あ、おはようなのら」
そういってハンゾーは先に行ってしまいました。


ミズノ「失敗だわ・・・」

休み時間

ミズノ「ハンゾー君、一緒にあそぼ」

ハンゾー「いいけど、サスケも一緒にいるのら〜」

サスケ「よ、よろしくだぜ」

ミズノ「うん!!」

サスケ(ドキッ)サスケは顔が赤くなりました

ハンゾー「サースーケ!!」

サスケ「あ、そうだったぜ・・・」

ミズノ「はぁ・・・」

ハンゾー「どうしたのら?」

ミズノ「べ、別に」

ミズノ(ったく!!わからないの?
ホントわからずやね!!じゃあもう、あの作戦でいくの?
それはだめだわ!でも・・・)

いったんここできります
では!!


■ 夏田みかん (260回/2011/02/27(Sun) 08:54:17/No3558)

こんにちは(^^)夏田です♪

ミキさんとは初めましてになるかな!初めましてですw
名:夏田みかん
性別:♀
年齢:4×4+1
好きキャラ:ムルモ、パピィ、ミルモ、楓、ハンゾー、センリ
好きCP:ムルパピ、ミルリル

期末テスト期間中でここにも掲示板にも行けない
夏田です。でもちょっと時間が出来たので小説板に
来てみたら、なんと可愛いムルパピの会話wwww
鼻血が出そうになりまs(ry
ミズノの若干ツンデレっぽい感じも可愛くて好きです><
ハンゾーに片思いしてるオリフェって多いですよね。
サキラに、ヒマリ、そしてミズノ。オリフェにモテる男ですな。
そういえば、マンボもそうでしたよね。オリフェにモテる=ファンが多い
という方程式かな。
ムルパピの絡みにも注目しつつ次回も楽しみにしてますよ!!
では☆


■ ミキ (13回/2011/02/27(Sun) 16:19:31/No3562)
http://妖精忍者ミズノ


はじめまして、夏田さん!!
確かにハンゾーのことが好きなオリフェって、多いですよねwww
なんでだろう??やっぱり、アニメでやっていなかったからか・・・?
では本編へ

「チャラい?」

休み時間が終わっても、先生がくるまでは、ミズノの周りでは、
男の子たちが集まっていました。その様子を見ていた
女の子たちとハンゾーは・・・

女の子A「なんで、顔がいいからって、男はみんな鼻を伸ばすのよ!!」

ハンゾー「お前たちが怖いからなのら」

女の子B「ホント男ってチャラいのね」

ハンゾー「でももし転校生が、美形な男の子だったら、
男の子達はみんな、同じこと思ってるのら」

女の子A,B「「うるさーい!!あんたはどっちの味方なのよ!!
この、毒舌小僧!!」」

ハンゾー「う〜ん・・・」

女の子A「悩むなよ!!」

女の子B「それにしても、何で、男はそんなにチャラいの」

ハンゾー「僕もチャラいのら?」

パピィ「あんたはチャラいんじゃなくて、能天気で、楽観的なのよ!」

途中で、パピィが話しに入ってきました

ハンゾー「それはないのら〜」

パピィ「それよりハンゾーたんは、絶対チャラい男達みたいに、
なっちゃだめよ!!」

ハンゾー「大丈夫なのら〜」

女の子A「ハンゾーだったら、大丈夫よ」

女の子B「そうね」

そして、先生が入ってきて、授業が始まりました

いったんここできります


■ ミキ (17回/2011/03/30(Wed) 12:29:01/No3678)

最初書いたとき、突っ込み所満載でしたので書き直しました。
まぁ、今書いたこの絵もすごい下手なんですが・・・
最初と比べて全然違う・・・
あと、ミズノに、ついてはくわしく説明すると思います。
でも最初よりは1ミリましになったかなぁ・・・

300×300

paint1301454700.png
/9KB

■ ミキ (18回/2011/03/30(Wed) 12:39:54/No3679)

ミズノ

ヤシチたちと同じ妖精忍者。
紫色の服を着ている
腕はサスケたちよりは上だがヤシチには全然かなわない
戦ったり、髪が邪魔なのでむすんでいて、忍び込んだりするときは、
目立たないように、普段着よりちょっと濃い
積極的で二重人格。ハンゾーのことが好き??


■ ナル (5回/2011/03/30(Wed) 12:57:56/No3680)
http://ガイア族


ミキさんこんにちは!!
おおーミズノを書いてみたんですね!
全然下手じゃないですよ!
上手ですよ!!
普段着のは可愛いのに、戦いの時はかっこかわいいです!!
小説楽しみにしてます!!

では!!


■ ミキ (19回/2011/03/30(Wed) 23:09:48/No3683)

「帰り道」

ミズノ「はぁ・・・」

ハンゾー「どうしたのら??」

ミズノ「実はね・・・でゆうか何でアンタがここにいるのよ」

ハンゾー「帰り道が一緒だったからなのら〜」

ミズノ「あぁ・・・そうゆうことね。でもいつも一緒にいる子は?」

ハンゾー「サスケはヤマネと一緒に帰ったからいないのら」

ミズノ「ふ〜ん」

ハンゾー「ところで、どうしたのら?」

ミズノ「べ、別に(ドキドキ)」

ハンゾー「でも顔が赤いのら」

ミズノ「え!?」

ミズノは後ろを向いてかが見をみました
ミズノ(ほ、ほんとだ・・・)

ハンゾー「???」

ミズノ「べ、別に、なんでもないわ。大丈夫。」

ハンゾー「???まぁいいのら。バイバイなのら〜」

ミズノ「バイバ〜イ・・・・」
ミズノはそのまましばらく黙っていました

ミズノ(ドキドキドキドキ)

ミズノ「って、いつまでそうしてんのよ!!」

そうして、ミズノも帰りました

きります。では

300×300

paint1301493350.png
/32KB

■ ナル (6回/2011/03/31(Thu) 10:00:26/No3686)
http://ガイア族


こんにちは!!ミキさん!!
おおーときめくミズノがちょー可愛いです!!
そしてハンゾーの反応は相変わらずです

続きを楽しみにしてます!!
では




3692/ NO TITLE
□投稿者/ AI -2回-(2011/04/01(Fri) 15:17:53)

小説すごく素敵でした!
また読みたいです♪



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(2009.5 koyamaru edit)