皆さんのミルモの小説を投稿してくださいね。

4回以上の連載で「いただきもの小説」コーナーにも載ります(^^)。


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〜投稿の注意事項〜 [第2版]

(1)小説、小説に登場するオリフェ紹介、小説の感想などを書いてくださいね。
(2)ミルモでポン!に登場するキャラ(妖精または人間)を登場させること。
(3)知っている人にしか分からないネタは控え目に。
  (他作品とのコラボやパロディは、元ネタの説明も書くように)
(4)感想記事も含め、コラボ元(他作品)のネタで盛り上がるのはおやめください。
(5)注意事項と特別ルールは、「掲示板の注意事項」と共通です。


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妖精と携帯獣の物語Season1(1) / 2つの世界の物語〜第1章〜(6) / 東方妖戦録〜第2章〜(5) / 東方妖戦録〜第1章〜(5) / ゲゲゲの鬼太郎とミルモでポン!のハロウィン大演奏会🎃👻💀🔯(1) / 東方妖戦録〜序章〜(8) / ケロロ軍曹×わがままフェアリーミルモでポン!〜侵略者と妖精〜(5) / わがままフェアリーミルモでポン!〜謎の妖精クロウ〜(19) / わがままフェアリーミルモでポン!〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜(11) / わがままフェアリーミルモでポン!〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜(1) / NO TITLE(21) / ゲゲゲの鬼太郎&ミルモでポン!の西遊記3:「出たな!中華魔界軍団と牛魔王一味!!」(2) / NO TITLE(0) / NO TITLE(0) / NO TITLE(0) / 忍の里と封印と。(3) / バトンタッチ!(0) / ショートストーリー(4) / ゲゲゲの鬼太郎&ミルモでポン!の西遊記4:「天竺へ到着!」(1) / ゲゲゲの鬼太郎&ミルモでポン!の西遊記2:「さぁっ、天竺へ出発だ!」(1) / ゲゲゲの鬼太郎&ミルモでポン!の西遊記1:「あたしは、キュア孫悟空!」(1) / ミルモ物語(2)(20) / 短編小説 〜妖精学園 〜 告知(0) / 宇宙からの侵略者ゼロ(35) / 未来からの妖精たち (6) / 私たち妖精アイドル!(13) / 新作【3年F組ネズ八先生】(3) / 狂しき一日(1) / 不思議な妖精(2) / 妖精🎼音楽🎼(10) / NO TITLE(3) / リルム姉妹物語(11) / 悦美と 妖精と 新学期物語(6) / NO TITLE(4) / ミルモオリフェ(4) / カップル観察かっかつ(0) / バレンタイン(0) / 楓と結木くんの結婚式(6) / NO TITLE(17) / クリスマス(1) / NO TITLE(1) / ガイア族☆物語〜ゲスト付きリクエスト編〜(8) / NO TITLE(22) / ミルモ物語(33) / 登場人物紹介その3(3) / 登場人物紹介その2(8) / 夏祭り行こうぜ!(2) / 青いドアと脱出ゲーム(3) / 妖精忍者物語2(7) / 登場人物紹介その1(0) /
5904/ 妖精と携帯獣の物語Season1
□投稿者/ ロード・スカーレット -1回-(2023/12/12(Tue) 22:21:41)

『注意事項』


ポケットモンスターとミルモでポンのクロスオーバー作品です


キャラ崩壊ありです


ゲームと色々違います


伝説ポケモンと幻のポケモンは喋れる事になってます


■ ロード・スカーレット (2回/2023/12/12(Tue) 22:34:38/No5905)

第1話『炎の神様と方向音痴のチャンピオン』


Noside


ダンデ「・・・」


フィア「あ?何処だ此処・・・ってお前俺の持ち方鼠捕まえた時の持ち方じゃねぇか!持つにしてももっとマシな持ち方にしろや!」


ダンデ「喋る鼠なんて珍しいな!」


フィア「俺のどこをどう見たら鼠に見えるんだよ!?」




バンッ


ダンデ「キバナ!喋る鼠拾った!」


フィア「鼠じゃねぇつってんだろ!」


キバナ「鼠なんて拾ってくんな捨ててこい」


フィア「いい加減そろそろ消し炭にしてやろうか!?とにかく離しやがれ!」


ダンデ「君は炎タイプなんだな!新種の炎タイプのポケモンなんてソニアが喜ぶな!」


フィア「俺はポケモンなんつうやつじゃねぇ!妖精だ!よ・う・せ・い!」


キバナ「妖精だぁ?」


フィア「とにかく紫髪の奴!俺を降ろせ!この持ち方されてると首締まる!」




ダンデ「ふむ・・・つまり君は、普通に自分の神殿で過ごしていたが、急に視界が真っ白になって、気づいたら此処に居たと?」


フィア「そうだよ!まったく、本当になんでこんな知らねぇ所に飛ばされなきゃいけねぇんだか・・・」


キバナ「事情はだいたい解った。とりあえず自己紹介しておくな、俺はキバナだ。其奴はダンデだ」


ダンデ「俺はダンデだ!凄い方向音痴だがよろしくな!」


フィア「自分の事方向音痴ってハッキリ言う奴初めて見たわ。俺はフィア、〖妖精界〗の〖ガイアの里〗に住む炎の神様の妖精だ。まぁよろしくな」




第2話『水の神様と哀愁のシンガー』に続く



△NO.5904 に返信△
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5897/ 2つの世界の物語〜第1章〜
□投稿者/ 桔梗 -1回-(2023/04/08(Sat) 00:34:03)

プロローグ〈炎神と妖怪〉


〜フィア視点〜


おい・・・。


誰か教えろ・・・。


?:ニャア〜♪


朝起きて自分の神殿に知らん奴(しかも猫)居たらどうすりゃ良い?


フィア:・・・おいお前。


?:ニャ?オレッチに聞いてるのかニャン?


フィア:お前以外に誰が居るんだよ・・・。


?:オレッチか見えるのかニャン!?


フィア:は?なに言ってんだお前。


ジバニャン:オレッチジバニャン!地縛霊ニャン!


・・・。


フィア:すまん、今なんつった?


ジバニャン:オレッチジバニャン!地縛霊ニャン!


・・・。


なぁ・・・本当に誰か教えてくれ。


朝起きたら自分の神殿に猫の地縛霊居た時ってどうすりゃ良い?




次回、第1話〈炎神の不思議な生活の始まり〉


■ 桔梗 (2回/2023/04/08(Sat) 00:46:39/No5898)

第1話〈炎神の不思議な生活の始まり〉


〜フィア視点〜


フィア:お前・・・それマジで言ってんのか?


ジバニャン:嘘なんて言わないニャンよー。


まぁ確かによくよく考えたら喋る猫なんて居る訳無いしな・・・。


フィア:ってか俺なんで妖怪であるお前が見えんだよ。


ジバニャン:オレッチに聞かれても困るニャン・・・。


フィーン


ウィン:フィアー、ちょっと良いかい?


フィア:あ?なんだよ?


ウィン:アクアの様子が変なんだよー。ちょっと見てくれないかい?


アクアの様子が変だと?




アクア:どうせ僕なんてさぁ・・・優しさだけが取り柄の神様だよ。それ以外はなんの取り柄も無い普通の妖精だよ。


おう・・・これは・・・。


フィア:なんでこんなネガティブになってんだよ・・・。


ピクモ:さぁね〜。


ジバニャン:フィア、彼奴の頭の上見てみるニャン。


フィア:ん?


アクアの頭の上?


?:あ・・・どうも・・・少し休ませてもらってます。


・・・。


ハエの化け物か?


ジバニャン:彼奴ネガティブーンっていう妖怪で、彼奴がとり憑いた奴はネガティブになるんだニャン。


フィア:あー・・・だいたい察した。


ピクモ:どうしたの?誰も居ない方見て喋って。


フィア:いや、なんでもない。


ピクモ達には俺の隣に居るジバニャンが見えてねぇのか。


とりあえずあのネガティブーンとかいう奴追っ払うか。




アクア:あれ?僕なにしてたの?


ウィン:わー戻ったー!


アクア:え?なにが?


ピクモ:貴方さっきまでずっとネガティブ発言してたのよー?


アクア:えっ!?まったく身に覚え無いんだけど!?


とり憑かれてた時の記憶は無いのか・・・。


にしても・・・。


フィア:(なーんで俺だけ妖怪が見えるようになったんだ?)


なにか関係してるのか?




次回、第2話〈もう1人の妖怪が見える者〉


■ 桔梗 (3回/2023/04/08(Sat) 00:53:16/No5899)

第2話〈もう1人の妖怪が見える者〉


〜ウィン視点〜


この前は本当にビックリしたなぁ。


あのアクアがネガティブな感じになってたんだもん。


まぁフィアがなんか色々してたおかげか戻ったけど。


本当にあれなにしてたんだろ?


ウィン:まぁ良いや〜♪ソフトクリーム食べよ〜〜♪


?:ズラ!


パクッ


んー?


ウィン:君誰ぇ?


コマさん:オラコマさんズラ。オラが見えるんズラ?


ウィン:んー?なになにどういう事ー?


コマさん:オラ妖怪ズラよ?普通の人とかには見えないんズラ。


・・・妖怪?


それってあの本とかでよく見る?


・・・。

ウィン:妖怪って結構可愛い子も居るんだねぇ〜♪ナデナデ


コマさん:ズラァ〜♪


にしてもなんで妖怪が急に見えるようになったんだろ?


ウィン:・・・。


コマさん:ズラ?


ウィン:可愛い子に会えたから良いか〜♪


コマさん:ズラ♪




次回、第3話〈炎神と仲悪い大将2人〉


■ 桔梗 (4回/2023/05/03(Wed) 17:04:00/No5900)

第3話〈炎神と仲悪い大将2人〉


〜フィア視点〜


・・・。


なぁ・・・誰か教えてくれ・・・。


?:元はと言えば御主が!


?2:んだと!?それ言ったらお前だって!


なんで俺の神殿で知らねぇ奴2人が喧嘩してんだよ。


ジバニャン:土蜘蛛と大ガマまで来てたニャンか。


大ガマ:ん?あん時の赤猫じゃねぇか。


ジバニャン:ジバニャンニャン!


ジバニャンの知り合い・・・っつう事は妖怪か。


土蜘蛛:御主も気づいたら此処に居たのか?


ジバニャン:まぁそんな感じニャン。フィア、この2人は土蜘蛛と大ガマニャン。


フィア:お、おう・・・。


動じないとこ見ると・・コイツらいつも喧嘩してんのか?


大ガマ:お前俺達が見えてんのか!?


フィア:見えてるが・・・。


ってか俺の神殿で勝手に喧嘩すんなよ。


土蜘蛛:とりあえず、状況整理した方が良さそうだな。


ジバニャン:そうニャンね。




第4話〈アクアと輪廻〉


■ 桔梗 (5回/2023/05/12(Fri) 21:43:54/No5901)

第4話〈アクアと輪廻〉


〜アクア視点〜


僕・・・この前本当にどうしちゃったんだろう。


ネガティブ発言してたってウィンとかが言ってたし・・・。


アクア「まぁ・・・優しさだけが取り柄なのに悩んでるのは事実だけどね」


?《おやおや、悩みを抱えてるみたいですね》


!?


アクア「誰!?」


ズズ


輪廻「私の名は輪廻。なぁに、悪い妖怪ではありませんよ」


よ、妖怪!?


輪廻「私なら、貴方の悩みを消してあげられる・・・と言ったらどうしますか?」


ッ!


アクア「それ・・・本当なの?」


輪廻「本当ですよ。私、嘘はつかない主義ですので」


・・・。


アクア「じゃあ・・・お願いして良い?」


輪廻「ええ、では・・・ついて来てください」


アクア「解った」




第5話〈消えた水神〉


■ 桔梗 (6回/2023/08/05(Sat) 00:44:21/No5902)

「」と:を間違えて使ってました!すみませんでした!


■ 桔梗 (7回/2023/12/12(Tue) 22:16:40/No5903)

第5話〈消えた水神〉


〜フィア視点〜


は・・・。


フィア:はぁぁぁぁっ!?アクアが消えた!?


トプル:ああ。さっき水の神殿に久しぶりにアクアの顔を見に行ったんだが、何処にも居なかったんだ。


彼奴何処行きやがったんだよ!


土蜘蛛:・・・。


ん?


フィア:どうしたんだ?土蜘蛛。真剣な顔しやがって・・・。


土蜘蛛:フィアよ・・・もしかすると次にそのアクアとやらと会う時は、御主とこのアクアとやらは敵同士になってるかもしれん。


は!?


フィア:どういう事だ!?


ピクモ:フィア〜、1人でなに叫んでるの〜?


あ、ヤバイ、そういやピクモ達には土蜘蛛達見えねぇんだった。


フィア:おい土蜘蛛、さっきの事については俺の神殿に戻ってから聞かせろ(小声)


土蜘蛛:解った


次に俺とアクアが会う時、俺とアクアが敵同士かもしれないって・・・。


本当にどういう事なんだ?




第6話〈輪廻の企み〉



△NO.5897 に返信△
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5891/ 東方妖戦録〜第2章〜
□投稿者/ アメリアス -16回-(2023/03/01(Wed) 23:01:28)

第1話『戦いの始まり』


霊夢side


あーもう!


あれから全っ然ダアクについての手がかりが掴めない!


霊夢「ミルモ!なにか他に覚えてないの!?ダアクがやりそうな事とか!」


ミルモ「ダアクと決着つけたのって結構前だからなぁ・・・うまく思い出せないんだ」


どうすれば・・・。


ピリリリリリ


ん?


霊夢「ミルモ、携帯鳴ってるわよ?」


ミルモ「あ、マジだ」


ピッ


?《ミルモ!今すぐ戻って来てくれ!》


ミルモ「親父!?いきなりなんだよ!」


ミルモのお父さんからだったのね。


霊夢「ミルモのお父さん、いきなり電話かけてきてどうしたのよ?」


マルモ《む?御主ミルモのパートナーか。ワシはマルモ、息子が世話になっとるのぉ》


霊夢「(結構ちゃんとした人なのね)」


ミルモ「そんなの言わなくて良いから!どうしたんだよ!?」


マルモ《ハッ!そうじゃった!ミルモの里を謎の奴らが襲撃しておるんじゃ!》


ミルモ「なんだと!?」


マルモ《頼む!助けてくれ!》


ミルモ「解った!」


ピッ


カチャ


ミルモ「霊夢!すまんが俺〖妖精界〗に戻・・・」


霊夢「あら、ミルモ。貴方達だけで解決するつもりなの?」


ミルモ「そりゃあ、お前らに迷惑かけたくねぇし」


霊夢「それなら御心配なく、私や魔理沙達は迷惑かけられるのには慣れてるのよ。むしろ面倒事には首突っ込むタイプだし」


ミルモ「霊夢・・・」


霊夢「さあミルモ!今すぐ魔理沙達も呼んで〖妖精界〗に行くわよ!」


ミルモ「おう!」




次回


第2話『ミルモの里大混乱!』


■ アメリアス (17回/2023/03/01(Wed) 23:21:51/No5892)

第2話『ミルモの里大混乱!』


Noside


妖精魔理沙「おー!此処がミルモ達の世界か!」


妖精早苗「さて・・・」


ドガァンッ


ドガァンッ


妖精1「キャーッ!」


妖精2「助けてくれー!」


?「泣け、そして恐れろ」


?2「その感情はあの方が復活を遂げる為の糧となる」


妖精妹紅「彼奴らが此処を襲ってる奴らみたいだな」


妖精霊夢「貴方達!誰の許可を得て私の仲間の大事な里を襲ってるのかしら!?」


ミルモ「霊夢・・・」


?「貴様らがあの方の言っていた邪魔者か」


?2「あの方が完全復活するまで、足止めさせてもらうぞ」


ネズミ「どうやらダアクの仲間のようでござるな」


妖精レミリア「クククッ、良いわ。最近暇していたの」


シャキンッ


妖精レミリア「このグングニルの錆にさせてあげるわ!」


妖精早苗「私は残ってる妖精の方達を避難させますね!」


妖精妖夢「私達も手伝いします!」


ミルモ「いくぞ霊夢!」


ポンッ


妖精霊夢「解ってるわ・・・」


シャッ


妖精霊夢「邪魔する奴は全員排除する、それが私よ!」


妖精魔理沙「よーし!私達もいくぞウィン!」


ウィン「ヒョヒョ〜♪久しぶりに楽しめそう♪」




?「チッ、思った以上に厄介だな」


?2「一時撤退させてもらう」


シュンッ


シュンッ


妖精レミリア「チッ、逃げたわね」


タッタッタッ


妖精霊夢「新手!?」


ペータ「ミルモ〜〜!」


ミルモ「ペータ!?それにビケー達も!」


ビケー「君達が戻って来てくれて助かったよ、僕達じゃあの2人に太刀打ちできなかったからさ」


妖精魔理沙「知り合いか?」


ミルモ「俺の学校のクラスメイトだ」


ペータ「その美人さん達はミルモ達の新しいお友達だべか?」


妖精霊夢「私はミルモのパートナーの博麗霊夢よ」


妖精魔理沙「ウィンのパートナーの霧雨魔理沙だ!」


妖精早苗「アクアさんのパートナーの東風谷早苗です!」


妖精妹紅「フィアのパートナーの藤原妹紅だ」


妖精妖夢「ヤマネちゃんのパートナーの魂魄妖夢と申します」


妖精レミリア「ネズミのパートナーのレミリア・スカーレットよ」


インチョ「此処ではまたいつ彼らが来るか解りませんし、いったん私達の学校に避難しましょうか」




次回


第3話『今後の対策』


■ アメリアス (18回/2023/03/06(Mon) 23:12:58/No5893)

第3話『今後の対策』


Noside


妖精霊夢「んで?話をまとめると、アンタ達が普通に過ごしてたらアクミとかいう妖精が着来て、さっきの奴らに里を襲わせ始めたのね?」


ペータ「そうだべ。俺達、なんとかしようとしたんだべが・・・アクミに魔法で学校に閉じ込められちまって」


ビケー「それで脱出した頃にはもう既に君達があの妖精達を追っ払ってたって事さ」


妖精妹紅「とりあえず、そのアクミって奴がダアクの仲間なのは確定だな」


妖精霊夢「ったく!部下に襲わせるくらいなら自分から襲いに来なさいよね!」


妖精魔理沙「それだと復活を阻止されるからだろ」


フィア「クソが!ダアクの奴、ここまでしつこい奴だとは思わなかったぜ!」


ウィン「さすが僕達を困らせた存在だね〜♪」


フィア「感心してんじゃねー!」


妖精早苗「あの、フィアさん達以外のガイア族の方々にもこの事伝えに行った方がよろしいのでは?話し合いはその後でも遅くないかと」


ヤマネ「そうでござりますね」


アクア「・・・ごめん、少し外の様子見て来るね」


妖精早苗「えっ、ちょっと!」


タッタッタッ


妖精早苗「記憶が無い状態ではさすがのアクアさんでも危ないですよー!」


タッタッタッ


妖精魔理沙「おい早苗!」


妖精霊夢「大丈夫でしょ、彼奴結構タフだし」




妖精早苗side


ハァ・・・ハァ・・・。


妖精早苗「アクアさん・・・何処に・・・」


あっ!


アクア「・・・」


居た!


妖精早苗「アレは・・・大きな鏡・・・でしょうか?」


鏡の前でいったいなにを・・・。


アクア「・・・御力はどうですか?"ダアク様"」


え・・・。


ズズズ


ダアク《順調だ。段々と元の姿に戻れてきている》


ッ!


妖精早苗「(あの人が……ダアクさん……!?)」


おぞましい妖気と魔力……!


さすがフィアさん達の封印を破る程の実力者……!


そういえばミルモさん、前にダアクさんは鏡の中に居たと言っていたような・・・。


まさか・・・アクアさんがダアクさんの仲間だなんて・・・。


つまり・・・今までの記憶喪失みたいな感じの振る舞いは・・・すべて・・・嘘?


でも・・・〖妖精界〗の神様であるアクアさんが・・・。


何故・・・ダアクさんの仲間に?


妖精早苗「(どうしましょう・・・霊夢さん達に話した方が良いのでしょうか・・・)」


アクア「あれ?早苗ちゃんなにしてるの?」


ッ!


妖精早苗「えっ、あ、えーっと・・・アクアさんが心配でついて来たんです・・・」


アクア「そうなんだ!優しいね!早苗ちゃんは」ニコッ


・・・どうしよう。

さっきのやりとりを見てたら・・・。


この笑顔さえ、偽りに思えてきた・・・。


神奈子様、諏訪子様・・・。


私は・・・。


まだ・・・巫女としても、人間としても・・・。


未熟みたいです。




次回


第4話『ガイア族全員集合!そして……』


■ アメリアス (19回/2023/03/06(Mon) 23:38:03/No5894)

第4話『ガイア族全員集合!そして……』


Noside


妖精霊夢「よーっし!此処に残りのガイア族の奴らが居るのね!まったく!こんなに行くのに手間かけさせるなんて・・・」


フィア「なぁ、お前のパートナー・・・本当に人間か?洞窟の罠とかを自力でぶっ壊したりしてたが・・・」


ミルモ「聞くな、俺も本当に人間なのか疑心持ち始めてんだよ」


妖精魔理沙「とりあえず!他のガイア族の奴らに会いに行こうぜ!」




ピクモ「なるほどね〜・・・そして、貴女がフィアのパートナーなのね〜」


妖精妹紅「藤原妹紅だ。よろしくな」


ピクモ「輝夜ちゃんから聞いてはいたけど・・・可愛い子ね〜♪」


妖精妹紅「か、可愛いとか言わないでくれよ///」


ピクモ「フフフッ♪照れ屋さんなのねぇ。改めて、私はピクモよ〜、それでこの子がドンタ」


ドンタ「・・・」


妖精霊夢「で、ダアク達への対策についてなんだけど・・・」


妖精早苗「・・・」


妖精レミリア「どうしたのよ?早苗。アクアと戻って来た時から凄い顔色悪いわよ?」


妖精早苗「えっ、あ、そうですか?」


妖精妖夢「体調がすぐれないのですか?」


妖精早苗「・・・あ、あの、アクアさん」


アクア「ん?どうしたの?」


妖精早苗「えっと・・・貴方、どうしてダアクさんの手伝いなんてしてるんですか?」


アクア「・・・」


ミルモ「なんだと!?どういう事だ早苗!」


妖精早苗「アクアさんを追いかけて行った後、アクアさん、鏡の前で立ち止まってたので、なにしてるんでしょうかと気になって遠くから見てたんです・・・そしたら鏡の中に・・・ダアクさんが出て来て・・・アクアさん、ダアクさんの事様付けで呼んでて・・・」


アクア「・・・」


ヤマネ「アクア・・・殿?嘘でござりまするよね?神様である貴方が・・・ダアクの仲間だなんて・・・」


アクア「・・・」


フィア「なんか言えよ!」


アクア?「はぁ、早苗ちゃん・・・やっぱり見てたんだね」


妖精早苗「ッ!」


妖精霊夢「つまり認めるのね!貴方がダアクの仲間だって!」


アクア(洗脳状態)「うん。本当ならもう少し色々言ってダアク様が復活するまでの時間を稼ぎたかったけど・・・無理そうだなぁ」


妖精早苗「えっと、アクアさん・・・私・・・」


アクア(洗脳状態)「あ、早苗ちゃん。ありがとうね」


妖精早苗「えっ?」


アクア(洗脳状態)「君がこの上無い程のお人好しだったおかげで・・・色々と楽に動けたよ♪」


妖精早苗「・・・」


妖精魔理沙「お前!そんな事言うなよ!早苗が可哀想だろ!」


アクア(洗脳状態)「はいはい。それじゃあ僕はダアク様の所に戻らないとだから」


ミルモ「逃がすか!」


アクア(洗脳状態)「はぁ・・・アクアでポン!」


シュンッ


シュンッ


妖精霊夢「コイツら……!あの時の!」


?「アクア様達の邪魔はさせぬぞ」


?2「さっきはやられたが、次はやられんぞ」


アクア(洗脳状態)「それじゃ、僕はこれにて失礼するねー」


ヒューン


ミルモ「クソッ!まさかアクアがダアクの仲間だったとはな……!」


妖精魔理沙「それよりコイツらをやっつけようぜ!ミルモ!」


ミルモ「そうだな!」


妖精早苗「・・・」


アクア(洗脳状態)『君がこの上無い程のお人好しだったおかげで・・・色々と楽に動けたよ♪』


妖精早苗「アクアさん・・・」


ピクモ「早苗ちゃん・・・貴女はしばらく私の神殿で休んだ方が良いわ」


妖精早苗「・・・はい」




次回


第5話『僕は・・・』


■ アメリアス (20回/2023/03/26(Sun) 17:44:37/No5895)

第5話『僕は・・・』


アクアside


はぁ・・・まさか早苗ちゃんに見られてたなんて・・・。


ダアク様になんて言えば・・・。


ズキッ


アクア(洗脳状態)「い………っ!」


頭が・・・痛い。


早苗『滅相もない!困った時はお互い様ですよ!』


アクア(洗脳状態)「早苗ちゃん・・・」


ヒューン


アクミ「ん?アクアじゃねぇか」


アクア(洗脳状態)「アクミちゃん・・・」


アクミ「今からダアク様の所に行くのか?お前は侵略が最終段階にいくまで報告とか行かなくて良い筈だが・・・」


アクア(洗脳状態)「ああ・・・潜入してたって事がバレちゃって・・・」


アクミ「ふーん・・・ま、彼奴らが変なとこ鋭いのダアク様も知ってるからそんなにお咎め無いんじゃねぇの?」


・・・。


早苗『よし!それならしばらく私の所に居てください!私達が出会えたのも、きっと何かの縁あってでしょうし!』


アクア(洗脳状態)「早苗ちゃん・・・」


アクミ「ん?早苗?それって確かお前が潜入先としてパートナーに選んだ緑髪の女だよな?そいつがどうした?」


アクア(洗脳状態)「あ、いや・・・なんでもないよ」


アクミ「ふーん・・・ま、速くダアク様の所に行くぞ」


アクア(洗脳状態)「うん、そうだね・・・」


僕は・・・。


いったいどうしたんだろう?




次回


第6話『謎の2人組の妖精の正体』


■ アメリアス (21回/2023/04/08(Sat) 00:22:37/No5896)

第6話『謎の2人組の妖精の正体』


ネズミside


ク……ッ!


此奴・・・。


カキィンッ


キィンッ


ネズミ「(拙者の攻撃を簡単にはじいている……っ!)」


いったい何者なのだ!?


ネズミ「(こうなったら・・・できるか解らぬが・・・)」


ヤマネのあの技を使ってみるか。


ネズミ「ゆくぞ!」


シュタンッ


?「ッ!」


ネズミ「【ヤマネ破天拳】・・・改め、【ネズミ破天拳】!」


ヒュンッ


ヒュンッ


ヒュンッ


ヒュンッ


ビリッ


シュタンッ


よし!


フードを切れた!


ネズミ「さぁ!正体を現すでござ・・・る・・・」


な……っ!


ネズミ「ヤシチ……?」


ヤシチ(洗脳状態)「・・・」


ネズミ「何故、貴様まで・・・」


ミルモ「嘘だろ!?待てよ?1人がヤシチって事はまさか……!」


?2「・・・ハァ」


バサァッ


ムルモ(洗脳状態)「なにやらかしてんでしゅか、ヤシチしゃん」


ヤシチ(洗脳状態)「すまん。油断しておったのだ」


ネズミ「ムルモ殿もでござったか・・・」


妖精霊夢「はぁ!?ミルモ達の知り合い!?」


ヤマネ「ヤシチ殿は私の従兄でありネズミ兄様の従弟、そしてムルモ殿はミルモ殿の弟君なのでございます」


妖精妖夢「そんな……!貴方達の身内まで操られてたって事ですか!?」


ズズズ


これは・・・紫殿のスキマに類似してるでござるが・・・。


?3「もう、だからあれ程油断しないようにって言ったじゃない」


ッ!


人間!?


妖精魔理沙「この声・・・嘘だろ・・・」


タッ


タッ


タッ


?3「まったく、いくらダアク様から力貰ってるからって油断するからよ」


ムルモ(洗脳状態)「ごめんなさいでしゅ、"アリス"様」


アリス(洗脳状態)「フフフッ、久しぶりね魔理沙、霊夢達も」


魔理沙殿達の仲間まで……!


妖精レミリア「アリス・・・なんで貴女が・・・」


アリス(洗脳状態)「今回はこの子達を連れ戻すのと挨拶に来ただけよ。ほら、行くわよ貴方達」


ヤシチ(洗脳状態)「承知」


ムルモ(洗脳状態)「了解でしゅ」


シュンッ


シュンッ


シュンッ


フィンッ


妖精妖夢「これは・・・マズイ事になりましたね」




次回


第7話『不思議な力』



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5884/ 東方妖戦録〜第1章〜
□投稿者/ アメリアス -10回-(2023/02/20(Mon) 23:18:24)

第1話『妖精との日常』


Noside


霊夢「ミルモー、【魔法】使ってでも良いから境内の落ち葉集めといてくれない?」


ミルモ「へいへーい(博麗霊夢・・・最初はリルムと同じくらい怖そうな奴だと思ったが・・・優しい奴だな)」


霊夢「サボったらこの世から存在ごと消すからねー」


ミルモ「お、おう・・・(前言撤回、コイツリルムより怖ぇわ)」




魔理沙「ウィーン!ソフトクリーム買って来たんだ!一緒に食わないか?お前ソフトクリーム大好物だったろ?」


ウィン「わーい!食べる食べる〜♪」


魔理沙「その後は散歩に行こうぜ!紅魔館って所に住んでるレミリアって奴の所にも妖精が来たらしいんだ!」


ウィン「良いよ〜♪誰が来たのか気になるしねー♪」




早苗「アクアさん、まだ記憶戻りそうにありませんか?」


アクア「うん・・・ごめんね、迷惑かけて」


早苗「滅相もない!困った時はお互い様ですよ!」


アクア「本当に君は優しいね、早苗ちゃん」




妖夢「はい、ヤマネちゃん。少し切り方とかが荒いですが、私の楼観剣とかをヤマネちゃんのサイズに合わせて木で作ってみました。良かったら使ってください」


ヤマネ「良いのでござりまするか!?」


妖夢「はい。いつも料理とか手伝ってくれてるので」


ヤマネ「ありがとうございます!」




妹紅「また輝夜に負けた・・・ハァ」


フィア「もう少し戦い方を変えたらどうなんだ?お前同じようなパターンで攻撃するから避けられてんだよ」


妹紅「そうなのか?」


フィア「ああ、お前の攻撃ワンパターンすぎて解りやすいんだよ」



妹紅「気づかなかった・・・」


フィア「(大丈夫か?コイツ・・・同じ奴と戦いすぎて頭狂ったんじゃねぇのか?)」




アリス「上海、蓬莱、今日も人形劇しに行くわよー」


上海「シャンハーイ」


蓬莱「ホウラーイ」


アリス「良い?」


フッ


アリス?「"いつも通りに"やるのよ?」


フッ


フッ


上海?「シャンハーイ・・・」


蓬莱?「ホウラーイ・・・」




次回


第2話『永遠に幼き紅い月と蒼色の忍者妖精』


■ アメリアス (11回/2023/02/22(Wed) 00:05:13/No5885)

第2話『永遠に幼き紅い月と蒼色の忍者妖精』


Noside


魔理沙「レミリアー!来たぜー!妖精に会わせてくれー!」


レミリア「あら、来たのね魔理沙。あと霊夢達も」


霊夢「途中で会ったから暇潰しにね」


早苗「右に同じくです!」


レミリア「まぁ良いわ。出て来なさい」


ビュオォォォッ


魔理沙「うおっ!?」


霊夢「なによこの風!」


早苗「涼しいですねー!」


アクア「たぶん注目すべきとこそこじゃないよ早苗ちゃん」


シュタンッ


ネズミ「フフフのフ、はじめましてでござるな。拙者の名はネズミ、妖精忍者でござる」


ヤマネ「ネズミ兄様!」


妖夢「ヤマネちゃんのお兄さんなのですね」


ネズミ「これは驚いた。ヤマネもこの世界に来ていたとは・・・銀髪の少女よ、ヤマネがいつも御世話になってるでござるな」


妖夢「い、いえ、私の名前は魂魄妖夢と申します」


霊夢「博麗霊夢よ」


魔理沙「霧雨魔理沙だぜ!」


早苗「東風谷早苗です!」


ネズミ「・・・むむ?アクア殿ではござらぬか。数ヶ月前から行方不明と聞いて心配していたのでござるよ?」


アクア「え、あ、えと・・・」


ミルモ「ネズミ・・・実はな・・・」




ネズミ「ふむ、記憶喪失・・・でござるか」


霊夢「まったく、外の妖精がいきなり来るわ変な騒ぎはおこるわ、近頃なんか物騒になってきたわね」


ヤマネ「変な騒ぎとは?」


霊夢「最近、人里の人達が一時的に言い争いとかを始めたと思ったらいきなり収まるっていう不可解な事がおきてるのよ」


妖夢「そうだったのですか・・・最近人里には行ってないので知りませんでした」


ミルモ「いきなり言い争いとかを始めたと思ったらいきなり収まる・・・か」


魔理沙「ん?どうしたミルモ」


ミルモ「いや、なんでもねぇ(まさか・・・な)」


アクア「・・・」




アリス「はーい、今日の人形劇はここまで。それじゃあ・・・」


ギャーギャー


ギャーギャー


アリス「皆さん・・・」


フッ


アリス?「また後日、お会いしましょう」ニコッ




次回


第3話『永遠亭の小さな癒し』


■ アメリアス (12回/2023/02/22(Wed) 00:24:13/No5886)

第3話『永遠亭の小さな癒し』


Noside


永琳「ピクモー、悪いけど其処の胃薬取ってくれる?棚になおすのを忘れていたの」


ピクモ「は〜い。えっと、胃薬ってどれだったかしら・・・」


スッ


鈴仙「コレです、はい」


ピクモ「ありがとう♪鈴仙ちゃん」


鈴仙「いえいえ(ピクモさん・・・本当に可愛いですねぇ)」


ガラッ


輝夜「だぁぁっもう!妹紅に負けたわ!最近は私が連勝してたのに!」


てゐ「姫様〜落ち着くウサ」


ピクモ「そうよ〜輝夜ちゃん、怒り顔なんてしたら貴女の綺麗な顔が台無しよ〜?」


輝夜「・・・ピクモがそう言うなら仕方無いわね、解ったわ」


ガラッ


パチュリー「永琳、頼まれてた本、届けに来たわよ」


てゐ「おやおや、紅魔館の動かぬ大図書館のお姉さん、今回は引っ倒れずに来れたんだねぇ?」


パチュリー「黙りなさい悪戯兎」


永琳「あ、ありがとうパチュリー」


スッ


鈴仙「パチュリーさんから本を借りて・・・いったいなにをするんですか?」


永琳「それはね・・・ちょっとある薬を作ろうと思ってね♪」




永琳「できたわ!」


てゐ「どんな薬を作ったんウサ?」


永琳「フッフッフ・・・ピクモ、飲んでみなさい、きっと驚くわよ」


スッ


ピクモ「ええ、解ったわ」


ゴクッ


パァァッ


鈴仙「うわ眩しいっ!」




ピクモ?「・・・あら?永琳ちゃんいつの間に小さくなったの?私と同じくらいになっちゃって」


永琳「ピクモ、違うわ・・・貴女が人間になったのよ!」


ピクモ「あらぁ、そうだったの?」


永琳「驚くと思ったら普通に応答するなんて・・・まぁ、ピクモらしくて良いけど」


鈴仙「御師匠様が作っていたのは、妖精を人間にする薬だったんですね」


永琳「ええ、そうよ(鈴仙もあまり驚かなくなってきたわね。ピクモの影響かしら?)」




次回


第4話『アリスとあの方』


■ アメリアス (13回/2023/02/22(Wed) 12:54:39/No5887)

第4話『アリスとあの方』


アリス?side


さて・・・今日もやるべき事を終えたし・・・。


"あの方"の所に行きましょうか。


アリス?「行くわよ、"アクミ"」


ヒューン


アクミ「そうだな 」


この子はアクミ。


私がこの前コーヒーカップでキャラメルラテ飲もうとしたら出て来た妖精の女の子。


そして、私と一緒に"あの方"に仕えている。




アリス?「只今戻りました、"ダアク様"」


すると鏡の中にダアク様が出て来た。


ダアク《来たか。アリスとアクミよ》


アクミ「ダアク様、どうですか?魔力の方は」


ダアク《まだ復活とまではいかないが、順調に溜まってきている。お前達のおかげでな》


アリス?「私達はやるべき事をやってるだけですので・・・」


ダアク《どうだ?"彼奴"の様子は?》


アリス?「うまくやっております。貴方様が復活できる日も、そう遠くないかと」


ダアク《そうか(アリス・マーガトロイド・・・やはりコイツを【洗脳】したのは正解だったな)》




早苗「zzz・・・」


アクア「よく寝てるなぁ・・・早苗ちゃん」


ズズズ


ダアク《アクアよ、話がある》


アクア「・・・」


フッ


アクア(洗脳状態)「・・・なんでしょうか、ダアク様」


ダアク《〖妖精界〗へ行き、私の部下を増やすのだ。無論、【洗脳】をする為に人気の無い所へ連れて行く時は私の事に気づかれないようにして、な》


アクア(洗脳状態)「了解しました、ダアク様」


ダアク「あと1つ言っておくが・・・」


アクア(洗脳状態)「御安心ください、ワルモ団には接触すらしないので」


ダアク《それで良い、頼んだぞ》




次回


第5話『幻想郷を蝕む存在』


■ アメリアス (14回/2023/02/22(Wed) 13:21:34/No5888)

第5話『幻想郷を蝕む存在』


Noside


霊夢「・・・」


ミルモ「どうしたんだ?霊夢。朝からなにか思い詰めたような顔しやがって」


霊夢「ミルモ・・・幻想郷に、良くない物が入って来たわ」


ミルモ「なんでんな事解んだよ?」


霊夢「〔博麗の巫女〕は、幻想郷を守る為に{ひみつ:博麗大結界}っていうのを幻想郷全体を覆うように張っているの。それで今、いつものように{ひみつ:博麗大結界}を確認してみたの・・・そしたら・・・」


ミルモ「なにかが侵入した痕跡があったって事か」


霊夢「そうよ・・・ミルモ!魔理沙達も呼んで緊急会議よ!」


ミルモ「解った!」




魔理沙「はぁ!?{ひみつ:博麗大結界}を壊せる程の力を持った良くない物が幻想郷に入って来ただと!?」


霊夢「ええ、私もさっき確認した時にきづいたの。しかも・・・状態からして、もう結構前に入って来てるわ」


早苗「一大事じゃありませんか!」


霊夢「それでよ・・・ウィン、ネズミ、なにか知ってるでしょ?」


ウィン「・・・」


ネズミ「・・・おそらく、入って来たのは〔邪悪の化身〕でござろう」


レミリア「〔邪悪の化身〕?」


ウィン「〔邪悪の化身〕・・・ダアクは僕達〘ガイア族〙が〖妖精界〗の最果ての洞窟に封印していた奴だよ」


魔理沙「なんで過去形なんだ?破られたのか?」


ネズミ「ダアクは2度、封印を破り〖妖精界〗を滅ぼそうとしたのでござる」


ミルモ「それで俺達は、それをなんとか阻止して、ダアクを消滅させたんだ」


早苗「ちょっと待ってください!消滅させたダアクさんがなんで幻想郷に入って来たんですか!?」


ウィィン


紫「幻想郷は、忘れられた者、外の世界で消えた存在が集う場所」


霊夢「紫!」


紫「この前入って来た良くない物は、やっぱり貴方達と関係してたのね」


ネズミ「気づいていたのでござるか、紫殿は。ダアクが入って来た事に」


紫「私は幻想郷を護る賢者の妖怪よ、なにか良くないのが入って来たらすぐ解るわ」


霊夢「なら、なんですぐに対処しなかったのよ!?」


紫「それはね・・・"何処に居るのか解らない"からよ」


魔理沙「どういう事だ?」


紫「そのダアクとかいうのが幻想郷に入って来た事までは解ったわ。でも、何処かに潜んでいるのか、うまく居場所を検知できないのよ」


ミルモ「彼奴、前は確か鏡の中に居たな」


早苗「という事は幻想郷の何処かの鏡に潜んでいるのでしょうか?」


紫「その可能性はあるわ。さて、霊夢達、貴方達に頼みがあるわ」

霊夢「そのダアクとやらの対処、でしょ?」


紫「ええ。幻想郷を護る為に、なんとしてでもなにかされる前にダアクを見つけてやっつけて」


魔理沙「任せな!私とウィンが手を組めば怖いもの無しだ!」


霊夢「あら、私とミルモだって負けてないわよ?ねぇ、ミルモ」


ミルモ「おうよ!ダアクの野郎なんて俺がまた吹っ飛ばしてやる!」


妖夢「私達も頑張りましょう、ヤマネちゃん」


ヤマネ「はい!妖夢殿!」


レミリア「幻想郷の運命は私達が守ってみせるわ。協力してくれるわよね?ネズミ」


ネズミ「其方の願いならば、拙者はなんでもする。それがパートナーというものでござるからな」


レミリア「そう言ってくれると思ったわ」


紫「さぁ、私達も準備するわよ、アンナ」


アンナ「そうね」


ウィィン


アリス(洗脳状態)「・・・(これは・・・ダアク様に伝えないいけないわね)」




次回


第6話『ダアクを探せ!』


■ アメリアス (15回/2023/03/01(Wed) 22:49:35/No5890)

第6話『ダアクを探せ!』


Noside


慧音「ん?変な物を見たりしなかったかって?」


霊夢「ええ、なにか見なかった?」


慧音「私は見てないな・・・大妖精達は見たか?」


大妖精「い、いえ、見た事ありません」


チルノ「アタイも見た事無いぞ!」


リグル「僕もです」


ルーミア「私もなのかー」


霊夢「チルノ達や慧音も知らないとなると・・・人里には居ない感じね」


魔理沙「みたいだな」


タッタッタッ


妹紅「おーい、慧音ー。たけのこ今日も持って来たぞ」


慧音「ああ、妹紅。ありがとうな」


魔理沙「あ、なぁ妹紅、最近変な奴とか見なかったか?」


妹紅「ん?変な奴?」


霊夢「ええ、ダアクっていうよくないのが幻想郷に入って来たみたいなのよ」


ピョコッ


フィア「ダアクだと!?おいお前!今ダアクって言ったのか!?」


魔理沙「おお!妹紅も妖精のパートナーが居たんだな!」


妹紅「フィアが見えるって事は、魔理沙達もなのか・・・とりあえず場所を変えるぞ」




レミリア「で、私の所に来たと?」


霊夢「此処なら落ち着いて話せるからね。あと人里から近かったし」


ヤマネ「フィア殿も此方に来ておられたのですね」


フィア「まぁな」


魔理沙「さて、そろそろ早苗も来る筈だが・・・」


ガチャッ


早苗「皆さんお待たせしました!」


アクア「いつ来ても此処結構広いね。危うく迷子になるところだったよ」


早苗「ですね!咲夜さんが居て本当に良か・・・」


フィア「は!?アクア!?」


アクア「え、あの・・・」


フィア「お前数ヶ月前から何処に行ってやがった!?他の奴らも皆心配してたんだぞ!」


ミルモ「(あー、そういやフィアにアクアが記憶喪失だって事伝えるのうっかり忘れてた)」


ネズミ「フィア殿、アクア殿は今記憶喪失になっているのでござる」


フィア「記憶喪失!?嘘だろ!?おいアクア!俺の事解るか!?」


アクア「えっと・・・ごめん、解らない」


フィア「マジかよ・・・なんで記憶喪失なんかに・・・」


レミリア「とりあえず、事情を説明するから落ち着いてちょうだい」




ダアク《ほう、ミルモ達が私の存在に気づいたのか》


アリス(洗脳状態)「はい。どうやら霊夢がダアク様が侵入した痕跡を見つけたようです」


ダアク《おもしろい。アクミ、〖妖精界〗に居る私の部下達に報告しろ、私が完全復活するまで時間を稼げとな》


アクミ「了解しました!ダアク様!」




次回


東方妖戦録〜第2章〜


第1話『戦いの始まり』



△NO.5884 に返信△
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5807/ ゲゲゲの鬼太郎とミルモでポン!のハロウィン大演奏会🎃👻💀🔯
□投稿者/ ゲゲゲの鬼太郎 -9回-(2020/11/13(Fri) 20:49:14)

ゲゲゲの鬼太郎、目玉親父、ねずみ男、猫娘、犬山まなちゃん、砂かけ婆、子泣き爺、塗壁、一反木綿、アニエスちゃん、アデル姉ちゃん、石動零君、鬼童伊吹丸君と共に、ミルモの里、グルミの森、妖精忍者村、ガイアの里で、ハロウィーンカーニバルの開催が遂に始まりましたよ❗ミルモの里全体周辺、グルミの森全体周辺、妖精忍者村全体周辺のハロウィンカーニバル大演奏会の幕開けだよ❗🤗🎃👻💀🔯


■ 匿名 (1回/2023/02/22(Wed) 23:12:34/No5889)

博麗大結界を張れば良いと思う(唐突な東方ネタ)



△NO.5807 に返信△
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5875/ 東方妖戦録〜序章〜
□投稿者/ アメリアス -1回-(2023/02/16(Thu) 20:51:03)

第1話『博麗の巫女と恋の妖精』


霊夢side


あー・・・。


霊夢「暇!」


最近異変がおきる気配も無いし。


いやその方が平和で嬉しいんだけど・・・。


霊夢「なにかおもしろい事無いかしらねぇ・・・ま、お茶飲みましょ」


あ、お茶無い・・・。


ホットココアで良いか。


コポコポコポ


霊夢「湯のみにココア入れるって・・・なんか変な気分になるわね」


パァァッ


霊夢「!?」


なに!?


?「ぷはぁっ!なんだ、妙に狭いなと思ったら湯呑みだったからか。自分のマグカップ以外にも出れるんだな」



霊夢「・・・なにこのちんちくりんな変なゴキブリ」


ミルモ「誰がゴキブリだ!俺はミルモ!妖精だ!」


妖精ねぇ・・・。


まぁたぶん外の世界の妖精がなんらかの影響でこっちに来ちゃったのって考えるのが妥当ね。


霊夢「私の名前は博麗霊夢、ミルモだったかしら?今から貴方の置かれてる状況について教えるからちゃんと聞きなさいよ」


ミルモ「お、おう(なんだコイツ・・・リルムと同じくらい怖そうだな)」




次回


第2話『早苗と水の神様』


■ アメリアス (2回/2023/02/16(Thu) 21:01:01/No5876)

第2話『早苗と水の神様』


早苗side


早苗「ルンルルーン♪」


いやぁ!今日はラッキーでした!


早苗「こんなに可愛い水色のマグカップを拾えるとは!」


しかも結構綺麗ですから洗わずに使えますね!


ちょうど喉乾いてたので水でも飲みましょう!


コポコポコポ


早苗「にしてもこのマグカップ・・・なんで捨てられてたんでしょうか?」


パァァッ


早苗「えっ!?何事ですか!?」


?「う・・・う〜ん・・・」


わぁ!可愛い妖精さんが出て来ました!


頭から水出してるなんてどんな体の作りをしてるんでしょうか!


?「あ、頭が・・・痛い・・・」


バタッ


早苗「あわわ!大丈夫ですかぁぁ!」




?「うーん・・・あれ?此処は?」


早苗「こんにちは妖精さん、私の名前は東風谷早苗。この神社の巫女です。体は大丈夫ですか?」


アクア「あ、うん。ありがとう、早苗ちゃん。僕の名前はアクア、〖妖精界〗の水の神様をしてるんだ」


神様!


こんな可愛い子が神様なんですか!


早苗「貴方・・・頭痛いと言っておりましたが・・・なにがあったんですか?」


アクア「それが・・・思い出せないんだよね」


早苗「と言うと?」


アクア「僕・・・"自分の名前以外なにも思い出せないんだ"」


記憶喪失・・・というやつですか。


早苗「よし!それならしばらく私の所に居てください!私達が出会えたのも、きっと何かの縁あってでしょうし!」


アクア「ありがとう、助かるよ」




次回


第3話『魔理沙と風の神様』


■ アメリアス (3回/2023/02/16(Thu) 21:08:37/No5877)

第3話『魔理沙と風の神様』


魔理沙side


よし・・・。


ひとまず研究はこれくらいにしておくか。


魔理沙「にしても喉乾いたな・・・そういえば昨日作った砂糖水飲んでなかったし、ソレを飲むか」


コポコポコポ


魔理沙「なーんかおもしれぇ事おきねぇかなぁ・・・コップから妖精か何か出て来たりとか・・・なんてな!」


パァァッ


魔理沙「うお!?」


?「ヒョヒョ〜♪これぱビックリ!可愛い女の子だねぇ〜♪」


魔理沙「なんだお前、いきなり出て来て」


ウィン「僕はウィン、〖妖精界〗の風の神様だよ」


魔理沙「なるほど・・・お前妖精なのか」


ウィン「ビンゴ〜♪」


おもしろい奴だな・・・よし!


魔理沙「私の名前は霧雨魔理沙!〈普通の魔法使い〉だ!お前、私と暮らさないか?」


ウィン「魔法使いなのかい?君。凄いねぇ〜♪良いよ〜♪僕も暇してたし」


やったぜ!


ウィン「ところで・・・アクアっていう子を知らないかい?」


魔理沙「ん?誰だソイツ。知らないぞ」


ウィン「知らないかぁ・・・アクアっていうのは僕の仲間なんだけど・・・"数ヶ月前から行方不明なんだ"」


魔理沙「そうなのか・・・よし!私もソイツ探すの手伝うぜ!」


ウィン「本当かい!?ありがとうねぇ♪」




次回


第4話『妖精持ち達、集まる』


■ アメリアス (4回/2023/02/16(Thu) 21:20:25/No5878)

第4話『妖精持ち達、集まる』


霊夢side


霊夢「解った?貴方は今、異世界に居るって事なの」


ミルモ「なるほどな・・・タコの居た所とはまた違う世界か・・・」


タコ?


生き物の方の事・ ・・ではないわよね?


まぁ気にしなくて良いか。


ガラッ


早苗「霊夢さーん!失礼しまーす!」


霊夢「あら、早苗じゃない。ずいぶんテンション高いわね」


早苗「私の所に可愛い子が来たんですよー!しかも妖精の神様なんです!」


妖精・・・となるとミルモの知り合いかしら?


ピョンッ


アクア「こんにちは霊夢ちゃん。僕はアクアっていうんだ」


霊夢「あら、礼儀正しい子なのね。私は博麗霊夢よ、この神社の巫女をしているの」


ミルモ「あ、アクア!?」


霊夢「あら、やっぱり知り合いなのね」


ミルモ「お前数ヶ月前から何処行ってたんだよ!フィア達心配してたんだぞ!」


行方不明だったのね、この子。


アクア「えっと・・・1つ良い?」


ミルモ「どうしたんだよ?」


アクア「君・・・"誰?"」


ミルモ「はぁ!?冗談よせよ!俺だよ!ミルモ!お前達に幾度となく酷い目に遭わされたミルモだよ!」


サラッと不満ぶつけたわね。


どんな目に遭わされたのかしら。


アクア「いや、そう言われても・・・」


タッタッタッ


魔理沙「霊夢ー!見てくれよおもしろい奴が私の所に来たんだぜー!」


ウィン「やっほー♪僕はウィン、風の神様なんだ〜♪」


魔理沙の所にも来てたのね。


ウィン「ん?あっ!アクア!」


アクア「ん?」


ウィン「探したよー!いったい何処に行ってたんだい?」


アクア「いや、悪いんだけど・・・誰?」


ウィン「やだなぁ〜♪アクアいつからそんな冗談言えるようになったの〜?」


アクア「いや、本当に僕、君の事知らないんだけど・・・」


霊夢「あーもう!頭がごっちゃになりそうだわ!いったん状況を整理するわよ!」


早苗「ですね!私も頭がこんがらがりそうなので、状況を整理したいです!」




次回


第5話『状況整理』


■ アメリアス (5回/2023/02/16(Thu) 22:00:08/No5879)

第5話『状況整理』


Noside


霊夢「とりあえず、この子・・・アクアが行方不明だったって件について聞いても良いかしら?」


ウィン「それなら僕が話すよ。アクアが行方不明になったのに1番詳しいのは僕だからね」




《回想開始》


ウィンside


数ヶ月前、僕はアクアの神殿に泊まりに行ってたんだ。


ウィン「zzz・・・」


それで僕、気持ち良く寝てたんだけど・・・。


ゴソゴソッ


ウィン「うん?」


なにか音がしたから隣を見てみたら・・・。


アクア「・・・」


ウィン「アクア?どうしたの?」


アクア「・・・」


ウィン「アクア?」


話しかけても返事をしないアクアに疑問を浮かべていたら、アクアが一言、小さく言ったんだ。


アクア「"あの方"が・・・呼んでる・・・」


ウィン「"あの方"?」


《回想終了》




Noside


ウィン「そしたらアクア・・・無言で飛び去って行っちゃって・・・僕もすぐ追いかけたんだけど・・・見失っちゃってねぇ・・・」


霊夢「なるほどね・・・アクア、今の話聞いてなにか思い出せない?」


アクア「うーん・・・悪いけど、思い出せないや」フルフル


早苗「残念ですねぉ・・・それで、ウィンさんからその話をミルモさんも聞いて探してたって事ですか?」


ミルモ「そうだ」


霊夢「アクアが記憶喪失になったのは・・・もしかしたらその"あの方"っていうのが関係してるかもね」


魔理沙「その可能性が高いな」


霊夢「うーん・・・他にもミルモ達の仲間が幻想郷に来てくれれば良いんだけどねぇ・・・」




次回


第6話『半人半霊とクノイチ』


■ アメリアス (6回/2023/02/16(Thu) 22:12:29/No5880)

第6話『半人半霊とクノイチ』


妖夢side


えぇっと・・・。


ヤマネ「お初にお目にかかります、私はヤマネと申します。今後、貴女のパートナーとして誠心誠意頑張らせていただきます!」


何がおこったの?


えっと、確か私は剣の修行を終えて・・・。


それで抹茶でも飲んで一休みしようとこの前買ったマグカップに抹茶を入れた。


そして今に至る・・・。


いや本当にどうしてこうなった!?


ま、まぁ、見た感じ悪い子ではなさそうですし・・・。


妖夢「こんにちは、私は魂魄妖夢、この白玉楼の庭師であり、剣士です」


ヤマネ「剣士なのですか!とってもカッコイイですね!」


う・・・直球でこんな事言われたの久しぶりだ・・・///


妖夢「えっと、とりあえずよろしくお願いしますね、ヤマネちゃん」


ヤマネ「はい!よろしくお願い致します!」




次回


第7話『アクアとアリス』


■ アメリアス (7回/2023/02/16(Thu) 22:24:05/No5881)

第7話『アクアとアリス』


Noside


アクア「うう・・・どうしよう、早苗ちゃんとはぐれちゃった」


ドンッ


アクア「うわっ!」


?「キャッ!ごめんなさい!」


アクア「だ、大丈夫だよ。君の方こそ大丈夫?」


アリス「ええ。私はアリス・マーガトロイド、人形使いよ」


アクア「僕はアクア、ねぇ、早苗ちゃん知らない?」


アリス「早苗なら・・・」


タッタッタッ


早苗「アクアさん!やっと見つけた!」


アクア「あっ!早苗ちゃん!良かった、合流できて」


早苗「さ!速く守矢神社に帰りましょうか!」


アクア「うん。あ、じゃあまたね、アリスちゃん」


アリス「ええ、また会いましょう」


タッタッタッ


アリス「・・・」


フッ


アリス?「あの子・・・うまくやれてるみたいね。まあ、そうでないと"あの方"を蘇らせる事ができなくなるから困るんだけどね。待っていてください・・・必ず、貴方を蘇らせますので」




次回


第8話『不老不死の美女と炎の神様』


■ アメリアス (8回/2023/02/18(Sat) 00:23:44/No5882)

第8話『不老不死の美女と炎の神様』


妹紅side


あ〜・・・。


妹紅「今日も輝夜に負けたぁぁぁ!」


これで何千敗目だよ・・・。


妹紅「ミスティア〜、どうしたら輝夜に勝てると思う?」


ミスティア「うーん・・・私に聞かれましても・・・」


まあそうだよなぁ・・・。


?「お前よく同じ奴と喧嘩してて飽きねぇな」


妹紅「彼奴と戦う事が数千年前からの私の日課だからな。彼奴にとっても暇潰しになるからお互いメリットしかないんだよ」


?「だとしてもお前ら1日10回以上は彼奴と戦ってるよな?」


妹紅「細かい事気にしてるとこの先損だぞ、"フィア"」


コイツはフィア。


この前私が湯呑みで熱い緑茶飲もうとした時に出て来た妖精だ。


なんか〖妖精界〗?とかいう所の炎の神様らしい。


まあ気にしないでほしいと本人が言ってるから敬語とかは使わずに話してる。


慧音にこの事言ったら本人がそう言ってても気を遣って敬語使えとか言ってくるんだろうな。


ミスティア「そういえば知ってますか?妹紅さん。最近人里で変な現象がおきてるみたいですよ」


妹紅「変な現象?」


ミスティア「なんでも・・・いつもは優しい人里の人達が、いきなり喧嘩し合うようになったかと思えば急に何事も無かったかのように収まるらしいですよ」


妹紅「なんだよそれ、変な事もあるんだな」


フィア「・・・」


ん?どうしたんだフィアの奴・・・。


急に真剣な顔になりやがって。


フィア「いきなり争い始めたと思ったら急に収まる・・・か。まさかな」


妹紅「フィア、どうした?」


フィア「いや、なんでもない」


本当になんなんだ?フィアの奴。


まあ・・・気にしなくて良いか。


いつか話してくれるかもしれないと信じて・・・聞かないでおこう。




次回


第9話『異変の予兆』


■ アメリアス (9回/2023/02/19(Sun) 02:33:38/No5883)

第9話『異変の予兆』


紫side


・・・どうやら、幻想郷に、"よくないなにか"が入って来ちゃったみたいね。


藍「如何致しますか?紫様」


紫「しばらく様子見しましょう」


おそらく・・・入って来た"よくないなにか"は、あの妖精達となにか関係がある筈・・・。


彼らがなんとかしてくれる事を祈って、しばらく様子見しましょう。




?side


ククク・・・。


?《もうすぐ・・・もうすぐだ》


もうすぐ・・・我はまた蘇れる。


そしたら・・・にっくき妖精共に復讐してやる。


我の計画を2回も邪魔しおった彼奴らを・・・。


今度は我が消し去ってやる。


覚悟していろ・・・ガイア族共・・・。


我は今度こそ・・・世界を闇で包み、貴様らを倒す。




次回


東方妖戦録〜第1章〜


第1話『妖精との日常』



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5869/ ケロロ軍曹×わがままフェアリーミルモでポン!〜侵略者と妖精〜
□投稿者/ 九尾の女神 -21回-(2022/10/22(Sat) 00:07:43)

プロローグ<始まりは唐突に……!?>

此処は、ガイアの里の聖なる木の神殿。

此処に1人、ある妖精が来ていた。

アクア「・・・ったくもう!フィアいつまで待たせる気なのかなぁ・・・」

彼の名はアクア。

水の神様の妖精である。

彼は今、友人であり同じガイア族の炎の神様の妖精、フィアを待っていた。

けれど、待てども待てども来ない彼に、アクアは怒りを募らせていた。

アクア「来たら説教しないと・・・」

その時だった。

アクアの足元に謎の穴が出てきた。

アクア「・・・えっ?」

ほころび穴でもない、ガイア族であるアクアでも見た事無い穴だった。

呆気にとられていたアクアは、あっという間に吸い込まれた。

アクア「わぁぁぁぁぁぁっ!」

そこでアクアは意識を手放した。




それからしばらくして目が覚めた時、アクアの耳に女の子の声がした。

?「起きてー!」

アクア「んん・・・」

?「水野さん起きてー!」

アクア「(水野……?)」

そして起きて、声のした方を見てみると、ピンク髪の2つ結びの女の子が居た。

アクア「えっと・・・君は?」

夏美「あー、私達初対面だもんね。私は日向夏美。貴女の隣の席の人って覚えておいて」

アクア「あー、うん・・・って」

そしてアクアは後ずさりした。

アクア「君僕が見えるの!?」

夏美「え?う、うん。いきなりどうしたの?水野さん」

アクア「水野?僕の名前はアク・・・」

その時、アクアは自分の体に2つ違和感を感じた。

1つ目は、いつもより遥かに視点が高い事。


2つ目は、肩になにかが掠れてるような感覚がする事。

そしてアクアは自分の体を見てみた。

人間そっくりの身体。

細い指と長い腕。

透き通るような綺麗な水色の長髪。

アクア「・・・」

それを見て、アクアはある事に気づいた。

アクア「(僕・・・人間になってる!?)」

夏美「(どうしたのかな?水野さん)」


To Be Continued……


■ 九尾の女神 (22回/2022/10/22(Sat) 00:12:45/No5870)

水野(みずの) 神奈(かんな)

アクアの人間になった姿。17歳。結構美人。

前髪は肩まで、うしろ髪は腰までの水色髪長髪に黒色の目をしている。

服は【ケロロ軍曹】の吉祥学園の制服を着ている。

身長は夏美より少し高い。

優しい性格。

魔法は使えなくなっている。

どうしてこうなったのか解らなくて少し不安になっている。

元の世界に帰れる事ができるのか不安に思ってる。


■ 九尾の女神 (23回/2022/10/22(Sat) 18:06:58/No5871)

第2話<アクアと侵略者(?)>

〖※今回から『アクア』はしばらく『神奈』と表示します〗

それから数十分後、僕は夏美君という子の家に来ていた。

夏美「狭いけどゆっくりしていってね」

神奈「う、うん」

夏美「じゃあ、お茶持って来るから待っててね」

神奈「解った」

そして彼女はリビングへと歩いて行った。

神奈「・・・(さて・・・。気になるのは、なんで僕は人間になってるのか。そして此処は何処なのか。あの穴は・・・なんだったのか)」

そんな風に僕が悩んでると、扉を開けて変な生き物が入ってきた。

?「夏美殿ー!お風呂掃除終わったでありまーす!」

神奈「・・・」

赤色の星が1つ描かれてる黄色の帽子のような物を被っていて、緑色の体をしたその生き物は・・・。

明らかに、この星の生き物ではないと感じた。

神奈「君は?」

?「ケロ?」

そう話しかけると、その生き物は僕の方を見た。

神奈「やぁ、僕は水野神奈(本当は違う名前だけど)」

ケロロ「あ、我輩はケロロ軍曹であります!」

ケロロ、か。

やっぱりこの星に居るべき生き物ではない、よね?

ケロロ「・・・って!ゲロォーーー!?知らないペコポン人!?」

ペコポン人?

この子でいう地球人かな?

すると夏美君が戻って来た。

夏美「ボケガエル!アンタ冬樹のメール読まなかったの!?友達来るから出ないようにって書いたでしょ!」

ボケガエルって・・・。

結構仲良し、なのかな?

神奈「えっと・・・」

夏美「あー水野さん!これはその・・・」

神奈「いや、別に無理に隠さなくて良いよ。その子はぬいぐるみとかではない。この星の生き物ではないなにか、でしょ?」

夏美「・・・うん」

神奈「ケロロ君、だったかな?改めて、僕は水野神奈。よろしくね」

ケロロ「ケロ・・・よっ、よろしくであります!」

悪い子ではなさそうだな。

これから、どうなるのかな、僕・・・。


To Be Continued……


■ 九尾の女神 (24回/2022/10/26(Wed) 15:26:53/No5872)

〜謝罪〜

第1話と第2話を間違えて入力してました!

申し訳ございません!

次が正真正銘本当の第2話です!

更新頻度が遅いですが、どうぞゆっくりご覧ください!


■ 九尾の女神 (25回/2022/10/26(Wed) 16:09:10/No5873)

第2話<まさかの彼奴も来ていた!?>

神奈が今後について悩んでた一方その頃、とある山の中では、少年が1人と少女が1人、散歩していた。

?「むむ……?」

?「どうしたの?紺野君」

紺野?「いや、なんでもないでござる」

彼の名前は紺野(こんの)忍(しのぶ)。

忍者である。

そして忍に話しかけた少女の名前は同じく忍と同じ忍者の東谷小雪。

2人共、夏美の同級生である。

ただし、忍にはある秘密があった。

それは・・・。

ネズミ「(今・・・ガイア族のアクア殿もこの世界に来た気配がした気がするのでござるが・・・)」

そう、紺野忍は彼の偽名。

彼の真の正体は、妖精忍者の1人で、ヤマネの兄であり、ヤシチの従兄弟のネズミである。

〖※『ネズミ』も次回からしばらく『忍』と表示します〗

何故、彼までこの世界に来ているのかと言うと、数ヶ月前に遡る。




ネズミ「よし、今日分の修行終わりでござる」

彼は忍者の里でいつも通り修行していた。

ネズミ「さて、人間界にヤマネの顔でも見に・・・」

彼は修行を終え、妹であるヤマネの所へ行こうとしていた。

その時だった。

ネズミの足元にもアクアの足元に現れたのと同じ穴が現れたのだ。

ネズミ「な……っ!?」

そしてネズミもそのまま穴に吸い込まれた。

ネズミ「のわぁぁぁぁぁっ!」

そしてネズミもそこで意識を手放した。




そしてネズミが目を覚ますと、森の中に居た。

ネズミ「むむ?何処だ此処は?」

そして立った時、ネズミは2つ、違和感を感じた。

1つ目は、声が前より高くなっている事。

2つ目は、いつもより視点が高い事。

ネズミ「(どういう事だ?近くに池かなにか無いか探してみるか)」

そして歩いて数十分、ネズミはある水車小屋を見つけた。

ネズミ「こんな所に水車小屋でござるか・・・とりあえずまずは自分の姿を確認してみなければ」

そしてネズミは水車の水に映ってる自分の姿を見てみた。

いつもの青色の忍者服に黒髪短髪。

細い指に長い腕。

それを確認してネズミは驚いた。

ネズミ「(拙者が・・・人間になっている!?)」




それからネズミは小雪と出会い、紺野忍という偽名を使い、一緒に暮らしていた。

そして今に至るのである。

ネズミ「(とにかく・・・あとで本当にアクア殿が来たのか調べてみるでござる)」


To Be Continued……


■ 九尾の女神 (26回/2022/11/11(Fri) 20:27:16/No5874)

紺野(こんの) 忍(しのぶ)

ネズミが人間になった姿。17歳。結構イケメン。

黒髪短髪に黒色の目をしている。

頬に妖精の時と同じ雷模様がある。

服は青色の忍者服を着ている。

身長は小雪と同じ。

賢い性格。

魔法は使えなくなっている。

どうしてこうなったのか解らなくて少し不安になっている。

ヤマネが心配してないか不安に思っている。



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5849/ わがままフェアリーミルモでポン!〜謎の妖精クロウ〜
□投稿者/ 九尾の女神 -1回-(2022/09/18(Sun) 14:06:07)

プロローグ<始まり>

此処は、ミルモと楓の部屋。

今日、ミルモと楓は、窓から星空を見ていた。

楓「星って本当に綺麗〜〜!」

ミルモ「そうか?ただの光ってる宇宙の鉄くずだろ」

楓「ミルモって本当にピュアじゃないよねー。星の綺麗さとかが解らないなんて」

ミルモ「悪かったなピュアじゃなくて!」

するとミルモの携帯に電話がきた。

ミルモ「ん?」

そして携帯の画面を見てみると、ある妖精が映っていた。

映っていたのは、燃え盛る炎の髪に炎の目をしている妖精。

ガイア族の1人、フィアだった。

ミルモ「なんだよフィア、なにか用か?」

フィア《理由は此方に来てから話す!

早くガイアの里まで来い!》

するとフィアは電話を切った。

ミルモ「なんなんだよ、本当に」




数十分後、ミルモは同じくフィア達に呼ばれたリルム達と一緒にガイアの里に来た。

ヤシチ「来たぞ、なにか用か?」

アクア「ごめんね、いきなり呼んで」

リルム「いったいなにがあったんですか?」

ウィン「それがねぇ〜〜」

ピクモ「知らない妖精の子が、ガイアの里に落ちてきたのよ」

ムルモ「どんな子でしゅ?」

アクア「なんというか・・・なにを考えてるのか解らない感じの子なんだよね」

リルム「その方は、今どちらに?」

ウィン「それがねぇ〜、僕達が話し合ってる間に何処か行っちゃったんだよ」

ヤシチ「おいまさか・・・そやつを拙者達に探せと?」

フィア「そうだ!俺達は此処から人間界には出れないからな」

ミルモ「なんでそいつが人間界に行ったって解るんだよ!」

ピクモ「さっきその子の反応を妖精界にあるか探してみたけど、無かったのよ」

リルム「そうでございましたか」

ミルモ「ったく、しゃーねーな。解ったよ」

アクア「任せたよ。あと、見つけたら、君達の方で保護してくれないかな?」

ミルモ「言ってくると思ってたよ、解った」

ピクモ「お願いね〜〜」


to be continued……


■ 九尾の女神 (2回/2022/09/18(Sun) 14:20:40/No5850)

第1話『謎の妖精』

所変わって、ミルモ達はその妖精を探しにワルモ団の基地がある公園に来ていた。

ミルモ「さて、どうすっか」

リルム「普通に探してたら、時間が凄くかかりますしね」

ムルモ「ん?・・・あっ!おにーたま!彼処見るでしゅ!」

ミルモ「ん?」

ムルモが指さす方を見ると、ワルモ団が見た事ない妖精に絡んでいた。

イチロー「おいおい貴様!なに普通に俺達を無視して行こうとしてんだ!」

?「いや、だって君達に興味とかも無いし、僕達初対面だよね?」

ジロー「そんなの関係ない!俺達を無視しようとした事!後悔するが良い!」

リルム「あの方じゃありませんの!?フィアさん達が仰ってた方って!」

ヤシチ「ワルモ団に絡まれとるな」

ムルモ「助けるでしゅ!」

そしてミルモ達はワルモ団の前に行った。

ミルモ「おいお前ら!なにしてんだよ!」

ゴロー「ゲッ!ミルモ!」

リルム「見知らぬ方に絡むなんて、どうしてそんな事するんですか!」

ジロー「俺達を無視するからだ!」

ミルモ「なんつう馬鹿な理由で絡んでんだよ!これ以上こいつに絡もうってんならぶっ飛ばすからな!」

イチロー「チッ!覚えてろよ!」

そしてワルモ団は去って行った。

ムルモ「大丈夫でしゅか?」

?「あー、うん」

ヤシチ「御主、名前は?」

クロウ「クロウ・・・」

ミルモ「クロウか、俺はミルモだ」

リルム「私はリルムと申します」

ムルモ「僕はムルモでしゅ!」

ヤシチ「拙者はヤシチだ」

クロウ「よろしく・・・ねぇ、さっきの知り合い?」

ミルモ「あー、まぁ知り合いっちゃ知り合いだな」

ムルモ「気にしなくて良いでしゅよ」

クロウ「解った・・・」


to be continued……


■ 九尾の女神 (3回/2022/09/18(Sun) 14:34:13/No5851)

クロウ

何処から来たのか、なんでガイアの里に落ちてきたのか、すべてが謎に包まれている妖精。

肩までの黒髪短髪に黒色の目をしている。

服は黒色の【東方Project】のチルノの服を着ている。

身長はヤシチと同じ。

おとなしい性格。無表情。

魔法は使えない。

趣味や特技は無い。


■ 九尾の女神 (4回/2022/09/18(Sun) 14:47:23/No5852)

〜謝罪〜
第1話のカッコ違うやつにしてました!申し訳ございません!
今回から元に戻しますので、改めてよろしくお願いします!


第2話<クロウの住む場所>

ミルモ「で?誰がクロウを住ませんだよ?」

ヤシチ「拙者の所は無理だからな!あずみに殺される!」

ムルモ「僕の所でも良いでしゅけど・・・松竹しゃんち広いから迷子になっちゃうでしゅよ?その拍子に何処か行っちゃったら保護した意味無いでしゅし」

リルム「となると、私かミルモ様の所ですわね」

ミルモ「そうだな」

クロウ「・・・」

するとそこに沙織が来た。

沙織「あら、ミルモ達じゃない。なにしてるの?」

リルム「沙織さん!此方に戻ってきてましたの!?」

沙織「ええ、それより・・・その子は?」

クロウ「こんにちは、僕はクロウ」

沙織「こんにちは、私は江口沙織」

ミルモ「今クロウの住む場所決めてたんだよ」

沙織「それなら・・・クロウ、私の家に住む?」

リルム「良いのですか?」

沙織「ええ」

クロウ「えっと、じゃあ・・・よろしく」

沙織「よろしくね、クロウ」


to be continued……


■ 九尾の女神 (5回/2022/09/18(Sun) 15:18:23/No5853)

第3話<蘇る邪悪>

クロウが沙織の家に住むことが決まって、ミルモ達が家に帰って寝静まった深夜。

夢の中でミルモ達は真っ暗な空間に居た。

ミルモ「ん・・・はあ!?何処だ!?此処!」

リルム「夢の中・・・なのでしょうか?」

すると声がした。

?《クククッ、久しぶりだな。

私の事、忘れた訳じゃあないだろうな?》

ヤシチ「その声は……っ!」

ミルモ「ダアク!」

ダアク《宣言する。

私はいずれ、復活する》

ヤシチ「なんだと!?」

ダアク《もう私の邪魔はさせん。

今度こそ妖精界と人間界を闇に包み込む!》

ムルモ「そんな事させないでしゅ!」

ダアク《やれるものならやってみよ、私は今まで通りにはいかぬぞ。

フ、フフ、ハハハハハハッ!》


to be continued……


■ 九尾の女神 (6回/2022/09/19(Mon) 16:15:52/No5854)

第4話<クロウと妖精学校>

ミルモ達が夢の中でダアク自ら復活の宣言を受けて数日後、ふとリルムがこう言った。

リルム「あの、クロウさんを妖精学校に通わせた方がよろしいのでは?」

ミルモ「確かにそうだな」

クロウ「妖精学校?」

ヤシチ「拙者達が通っている場所の名だ」

クロウ「そうなんだ・・・楽しいの?」

ムルモ「結構楽しいでしゅよ!」

クロウ「そうなんだ」

ミルモ「よし!通わせるかは後で考えるとして、行かせてみるか!」




数十分後、ミルモ達はクロウを連れて妖精学校に来ていた。

マンボ「ガイア族の人たちも知らない妖精!?」

リルム「ええ、この方に会う前にトプルさんの所に行って聞いてみたんですけど・・・知らない、と」

ビケー「実に興味深いね」

アンナ「ねぇ、貴方・・・名前は?」

クロウ「クロウだよ」

アンナ「クロウ・・・空から落ちてきた・・・まさかね」

ミルモ「どうしたんだ?」

アンナ「いえ・・・なんでもないわ」

クロウ「えっと・・・よ、よろしくね」

ペータ「よろしくだべ!」


to be continued……


■ 九尾の女神 (7回/2022/09/19(Mon) 16:33:26/No5855)

第5話<大昔の伝説>

その日の夜、アンナは図書室である本を読んでいた。

アンナ「・・・」

《大昔、八咫烏の聖なる力を授かった妖精が居た。

その妖精は、今で言うガイア族の先祖に当たる妖精だった。

不老不死で、八咫烏の力を授かった後、ガイア族を作った後、妖精界の遥か上空にある、光の神殿の持ち主となった。

それからも、その妖精は光の神殿で妖精界を見守っているという》

アンナ「空・・・八咫烏・・・じゃあやっぱり・・・あの子は・・・」


to be continued……


■ 九尾の女神 (8回/2022/09/19(Mon) 17:46:11/No5856)

〜謝罪〜
第4話でマンボのセリフにある部分を漢字に変換できてませんでした!申し訳ございません!


第6話<異変>

数日後、ミルモ達は楓達にくを紹介していた。

クロウ「こんにちは」

楓「可愛い〜〜!」

ゆうき「本当におとなしそうな子だな」

ミルモ「こいつ、クロウって言うんだが・・・何処から来たのかわかんねーんだ」

松竹「ガイア族の人達に聞いてみたの?」

ヤシチ「聞いてみたが、あやつらも知らぬようなのだ」

日高「それはおかしいんじゃないの?ガイア族の人達が妖精に楽器とかを授けたりしてるんでしょ?」

ムルモ「そうなんでしゅよねぇ・・・」

するとミモモ(人間の姿)が机から出てきて、ペータのマグカップを置いて去って行った。

リルム「これは・・・ペータさんの・・・」

するとペータが大慌てで出てきた。

ペータ「ミルモーー!大変なんだべーー!」

ミルモ「ペータ!どうしたんだよ!」

ペータ「変なんだ!妖精界が!」

ムルモ「なにがあったんでしゅ?」

ペータ「いつも通り、みんなで遊んでて、いきなり空が暗くなったかと思ったら・・・風が消えて、水も出なくなって、色々な天変地異がおきてるんだ!」

ヤシチ「まーたガイア族の奴らが喧嘩しとるのか」

リルム「でも、前の時は風が消えたりなんてしませんでしたよね?」

ムルモ「ナンダカワカンナイノが大量発生してましたね」

ペータ「今回はガイア族の人達の仕業じゃねぇんだべ!だって・・・」

ミルモ「だって?」

ペータ「ガイア族の人達・・・全員石化した状態なんだ!」

ヤシチ「なんだと!?」

ミルモ「リルム、ムルモ、ヤシチ・・・」

リルム「ええ!」

ムルモ「解ってるでしゅ!」

ヤシチ「妖精界に戻るぞ!」

楓「私達も行く!」

ミルモ「楓、ゆうき、日高、松竹・・・お前らはクロウと一緒に此処に居てくれ」

ゆうき「それは良いが、なんでクロウまで俺達と残るんだ?」

ヤシチ「そやつは魔法が使えない。もしなにかあった時、真っ先に狙われる」

ムルモ「それに・・・もしかしたら彼奴のせいかもしれませんしね」

松竹「彼奴って?」

ミルモ「俺達が何度も対峙してきた事ある彼奴だ」

日高「ちょっと待って・・・それって・・・」

ヤシチ「ああ、人間界と妖精界を滅ぼそうとした・・・ダアクだ」


to be continued……


■ 九尾の女神 (9回/2022/09/19(Mon) 18:25:11/No5857)

第7話<いざ妖精界へ>

楓「でも待って!ダアクは完全消滅した筈でしょ!?」

ムルモ「実はでしゅね・・・」

そしてミルモ達は前の夢での出来事を話した。

松竹「そんな事があったんだ」

ミルモ「ああ。魔法の使えないクロウは、ダアクにすぐやられちまう」

楓「解った!私達がクロウ君を守っとくよ!」

リルム「頼みましたわ!楓様方!」

そしてミルモ達はペータと一緒にマグカップに入っていった。

クロウ「・・・」




数十分後、ミルモ達は妖精界のガイアの里の聖なる樹の神殿に来ていた。

ミルモ「フィア達・・・居ねぇな」

ペータ「おかしいだべ・・・石化したガイア族の人達・・・全員この場所に動かしておいた筈なんだべが・・・」

するとそこにある妖精が来た。

?「やーっと来たな!ミルモ!」

ミルモ「お、お前は………っ!?なんで……っ!」

ミルモ達の前に現れたのは、黒色の帽子に黒色の服に。

赤髪長髪の1つ結びの絨毯に乗った妖精。

アクミだった。

アクミ「お前ら来るの遅すぎんだよ!待ちくたびれたじゃんか!」

リルム「アクミさん……っ!貴女はダアクから解放された筈……っ!」

アクミ「なに変な事言ってるんだ?まぁ良い、ダアク様は今、計画を進めている最中なんだ。邪魔はさせないからな」

ミルモ「ケッ!お前、何度も俺達にやられてるだろうが!また返り討ちにしてやるよ!」

アクミ「は?いつアタイ自身がアンタ達の相手するって言ったよ?」

ヤシチ「どういう事だ!」

アクミ「アンタ達の相手をするのはアタイじゃないよ!ちゃーんと一人一人相手を用意してあるから、そいつと戦いな!」

そしてアクミはスタールを出した。

アクミ「アクミでポン!」

そしてアクミが魔法を使うと同時に、ミルモ、リルム、ムルモ、ヤシチは突然できた穴に吸い込まれた。

ミルモ「わぁぁぁぁぁっ!」

リルム「ミルモ様ぁぁぁぁっ!」

ヤシチ「どうなっておるのだーー!」

ムルモ「あぁぁぁぁぁぁっ!」

ペータ「皆ーーーー!」

そして穴が消えた後、アクミはスタールをなおした。

アクミ「さーて・・・もう1つの仕事も、ちゃっちゃっとすませよっと」


to be continued……


■ 九尾の女神 (10回/2022/09/19(Mon) 18:50:58/No5858)

第8話<闇に堕ちたガイア族>

ヤシチ「ぬわぁぁぁぁぁっ!」

穴に吸い込まれた後、ヤシチは黒い花が多く咲いてる異空間に落ちた。

ヤシチ「いてて・・何処だ此処は」

すると目の前にある妖精が来た。

?「あ、君が僕の戦い相手かな?ようこそ、僕の世界へ」

ヤシチ「お、御主は……っ!アクア!(いつもと様子が変だ・・・いつものアクアは、あんな真っ黒な服は着ていない)」

闇アクア「やぁ、久しぶりだねヤシチ君。悪いけど、君には消えてもらうから」

ヤシチ「御主……っ!まさかダアクに……っ!(アクアがこうなっておるのなら・・・おそらく、他の奴らも・・・)」

闇アクア「まぁ安心してよ・・・すぐに溺死させてあげるからさ!」




リルム「・・・」

ヤシチが操られたアクアと対峙している頃、リルムは、灰色の空の異空間の黒色の雲の上に落ちていた。

リルム「うーん・・・本当に此処は何処ですの?」

?「あらあら〜、やっぱり貴女が来たのね〜」

リルム「ピクモさん……っ!(でも、服の色とかが黒い……っ!)」

闇ピクモ「ウフフ、リルムちゃん。貴女には悪いけど・・・ダアク様の為に消えてもらうわ」




ムルモ「うわぁぁぁぁぁんっ!此処暑いでしゅーーー!」

ムルモは、黒い炎が周りに燃え盛ってる異空間に居た。

?「熱いだろ?当たり前だ。俺の黒炎は、普通の炎とは比にならないほど熱いからな」

ムルモ「フィアしゃん……っ!(様子がいつもと違う・・・全身真っ黒・・・ダアクに操られてるんでしゅね・・・)」

闇フィア「さぁて・・・お前を苦しむ間もなく跡形も残さず灰にしてやるよ!」




ミルモ「ったく、此処クッソ寒いな。アクミの奴、変な場所に飛ばしやがって!」

ミルモは、灰色の空に黒色の神殿がある異空間に来ていた。

?「ヒョヒョ〜♪寒い?ねぇ寒い?そりゃそうさ。君を殺す為に僕が出している風だからね」

ミルモ「ウィン………ッ!なんでお前が……っ!」

闇ウィン「細かい事気にしてる暇は無いよ〜?さぁ・・・僕と楽しいゲームを始めようか!まぁ!絶対に僕が勝つけどね!」


to be continued……


■ 九尾の女神 (11回/2022/09/19(Mon) 19:10:49/No5859)

第9話<闇アクアVSヤシチ>

ヤシチ「ク……ッ!」

闇アクア「ねぇー!逃げるなんて無駄な抵抗しないでくれる?手間かかるんだけど!」

ヤシチ「(闇に堕ちていても、アクアが妖精界の神様なのは変わらない。拙者が攻撃したところで、痛くも痒くもないだろう。クソ……ッ!どうすれば・・・)」

闇アクア「僕はねぇ!君みたいなのの相手している暇なんてそんなに無いんだよ!さっさと死んでくれないかな!?」

ヤシチ「アクア!目を覚ませ!お前はダアクなんぞに操られるような奴じゃないだろ!」

闇アクア「うるっさいなぁ!戯言言ったりしてないで、早く死んでよ!」

ヤシチ「(うーん、簡単に元には戻らなさそうだな)」

闇アクア「というかさ!君達はなんでダアク様の計画を邪魔するの!?僕には理解できないよ!」

ヤシチ「フン!そんなの簡単だ!そんなの・・・」

日高『ヤシチ、なにボーッとしてるのよ?』

サスケ『兄貴ーー!』

ハンゾー『今日はどんな事するのら〜〜?』

ヤマネ『ヤシチ兄様!』

ヤシチ「拙者の・・・いや、拙者達の大事な奴らが居る今の世界を守る為だ!」

闇アクア「大事な・・・」

ヤシチ「アクア!お前にとって大事なものはなんだ!?闇に包まれた世界なのか!?」

闇アクア「僕にとって・・・大事なもの・・・」

ヤシチ「違うだろ!お前は、光り輝く太陽と、お前の大好きな花達が咲いてる闇の無い綺麗な世界だろ!」

闇アクア「あ・・・う・・・うわぁぁぁぁぁっ!」

するとアクアの服の色とかが元に戻り、アクアは倒れた。

ヤシチ「アクア!大丈夫か!?」

するとアクアは起きた。

アクア「うーん・・・あれ?僕なんでこんな変な世界に居るの?」

ヤシチ「元に戻ったようだな。安心だぞ」

アクア「え?なにがあったの?」

ヤシチ「記憶が無いのか。まぁ、ちゃんと教えるから安心しろ」

アクア「う、うん」

ヤシチ「(ミルモ達の方は・・・大丈夫だろうか?)」


to be continued……


■ 九尾の女神 (12回/2022/09/19(Mon) 19:52:09/No5860)

第10話<闇フィアVSムルモ>

ムルモ「触角ビーム!」

闇フィア「そんなので俺を倒せると思ってんのか?痛くも痒くもねーよ!」

ムルモ「フィアしゃん!しっかりするでしゅ!」

闇フィア「んな事言ってる暇あるのか?死ぬか生きるかの瀬戸際なの自覚してんのか?」

ムルモ「(うぅ、中々手応えないでしゅね)」

闇フィア「お前さぁ、さっさと潔く焼かれた方が身の為だぞ?後々苦しみながら死ぬのを見るなんて、俺も嫌だからな」

ムルモ「・・・(どうしましゅ?接近戦に持ち込んだら炎で焼かれて一気に不利になるでしゅ・・・かと言って遠距離戦に持ち込んでも、触角ビームは炎に焼かれて当たらない・・・)」

闇フィア「おいおい、最初の威勢はどうした?」

ムルモ「・・・(どうすれば・・・あ、もしかしたら・・・うまくいくか解りませんが・・・やる価値はあるでしゅね)」

闇フィア「ん?どうした?もうなにもしないんなら、お前を今すぐ燃やすが?」

ムルモ「フィアしゃん・・・さっき言ってましたよね、フィアしゃんの炎は普通の炎とは比にならない程だって」

闇フィア「言ったが、それがどうし・・・」

ムルモ「それって焼き芋焼けない程って事でしゅよね?フィアしゃんこれからずっと焼き芋焼けなくて良いんでしゅか?」

闇フィア「・・・」

ムルモ「・・・(反応無し・・・やっぱりダメでしゅか?)」

闇フィア「・・・だろ」

ムルモ「ん?」

闇フィア「そんなの・・・良い訳ないだろうがぁぁぁぁっ!」

するとフィアの服の色とかが元に戻った。

ムルモ「あ、戻った」

フィア「ん?何処だ此処は。すっごい黒い炎が燃え盛ってるが」

ムルモ「あのでしゅね・・・」


to be continued……


■ 九尾の女神 (13回/2022/09/19(Mon) 23:04:45/No5861)

第11話<闇ウィンVSミルモ>

ミルモ「クソッ!ウィン!元に戻れよ!」

闇ウィン「アッハハ!なにを言ってるのか解らないよ!それよりー、僕を倒すかどうかしないと、君死んじゃうよ?」

ミルモ「クソッ・・・」

闇ウィン「んー?この感じ・・・あーあ、フィアとアクアが君の仲間にやられちゃったみたい」

ミルモ「!(やっぱりフィア達も操られてたのか。フィアとアクアがやられた・・・つまりムルモ達が元に戻したんだな)」

闇ウィン「つまりー、残るは僕とピクモだけなのかぁ」

ミルモ「ん?おい、ドンタは?ドンタは居ねぇのか?」

闇ウィン「ドンタはねぇ、なーんかダアク様に反抗してたから、何処かに飛ばされちゃったんだよねぇ」

ミルモ「(ドンタはかからなかったのか。でも何処に飛ばされたんだ?とりあえず、今はウィンをなんとかしねぇと)」

闇ウィン「さーて、世間話は置いといてぇ、ゲームを再開しようか!」

ミルモ「ウィン・・・すぐに戻してやるからな!」

闇ウィン「アッハハ!本当におもしろい事言うねー!ウィンでポン!」

すると凄い風がきて、ミルモの団扇が壊れた。

ミルモ「しまった!」

そしてミルモは神殿に落ちた。

ミルモ「いってて・・・」

闇ウィン「・・・」

ミルモ「(どうしたんだ?攻撃してこないな)」

闇ウィン「なーんか、つまらない」

ミルモ「?」

闇ウィン「君とこんなふうな感じで遊ぶの・・・なんか違う感じがして、つまんない」

ミルモ「!(もしかして、まだ完全には操られてないのか!)」

闇ウィン「もっと・・・こう・・・純粋に楽しく・・・」

するとウィンの服の色とかが元に戻った。

ミルモ「ウィン!」

ウィン「ん・・・あれ?僕、確かダアクに石にされて・・・」

ミルモ「んー、まぁ事情教えてやっから、おちつけ」

ウィン「解ったー」


to be continued……


■ 九尾の女神 (14回/2022/09/19(Mon) 23:48:58/No5862)

第12話<アクミとクロウ>

ミルモ達がそんな感じの状況だった一方その頃、楓達の方では。

楓「ミルモ達・・・大丈夫かな」

ゆうき「きっと大丈夫だ。ミルモ達を信じよう」

クロウ「・・・」

するとアクミが来た。

アクミ「ちょっと邪魔するよ!」

楓「アクミ!?」

アクミ「やーっぱりミルモ達の所に居たのか。お前」

そうアクミは言いながらクロウの前に来た。

クロウ「えっと・・・僕になにか用?」

アクミ「アンタ、本当になにも覚えてないんだな」

松竹「クロウ君の事知ってるの?」

アクミ「知ってるもなにも、こいつが空からガイアの里に落ちる事になったのも、記憶が無いのも、ぜーーんぶ原因はアタイ達だからな」

クロウ「そう・・・なんだね」

アクミ「お前・・・なんにも思い出せないのか?自分の身におきた事」

クロウ「僕の身におきた事・・・ダアク・・・」

アクミ「まぁ、どっちにしろ、お前にはなにもできないだろうがな。だって・・・」

するとアクミはスタールを構えた。

アクミ「アタイがお前を消すんだからな!」

楓「ええっ!?」

クロウ「ダアク・・・空・・・う・・・」

松竹「大丈夫!?」

クロウ「なにか・・・思い出せそう・・・僕は・・・僕は・・・頭が・・・あ、あぁぁぁぁぁぁっ!」

アクミ「チッ、思い出しかけてるのか。アクミで・・・」

楓「ダメ……ッ!」

そしてアクミがクロウに攻撃しようとした時だった。

クロウ?「させないよ」

アクミ「ッ!」

するとアクミの真横を烏の羽の形をした矢が飛んでいった。

楓「え?クロウ君? 」

クロウ「全部思い出した。お前らの事も・・・なんで記憶喪失になったのか・・・さぁ、僕の神殿とかを、全部返してもらうよ」


to be continued……


■ 九尾の女神 (15回/2022/09/20(Tue) 07:47:54/No5863)

第13話<事の顛末>

アクミ「チッ、思い出しちまったのか」

クロウ「よくも色々してくれたね。僕の神殿とか、必ず取り返させてもらうから」

アクミ「(こいつと戦うのは分が悪い。いったん帰ってダアク様に報告しないと)」

するとアクミは消えた。

クロウ「ダアクの所に戻ったのか。おそらく・・・彼奴らが居るのは、僕の神殿・・・どうするか・・・」

楓「ね、ねぇ」

クロウ「ん?」

楓「記憶・・・戻ったの?」

クロウ「うん。全部思い出したよ。僕の身になにがおきたのかとか、ね」

松竹「なにがあったのか・・・僕達に教えてよ」

クロウ「・・・解った。今から数十年前、僕は八咫烏の力を授かった」

楓「八咫烏って・・・あの神話とかで出てくる・・・」

クロウ「それから僕は、5人の神様の妖精を作った。水の神の妖精、火の神の妖精、風の神の妖精、雲の神の妖精、土の神の妖精の5人を」

ゆうき「ガイア族を作ったのは、クロウって事なのか」

クロウ「そうだよ。それから今まで・・・僕は妖精界の上空にある光の神殿で妖精界を見守っていた・・・この前まではね」

松竹「ダアク達になにされたの?」

クロウ「突然彼奴らがやって来て、神殿を乗っ取って、僕の記憶をいじって、神殿から追い出した」

日高「それが、アンタが空から落ちてきた理由って事ね」

クロウ「うん。にしても・・・急いで神殿に戻らないと。まずい事になる」

楓「どういう事?」

クロウ「僕の神殿には、八咫烏の膨大な力を入れてる水晶があって、その水晶を使って、妖精界に光を与えていたんだ。もしそれをダアクが闇の力に変えたら・・・」

ゆうき「妖精界が闇に包まれる・・・」

楓「ええっ!?」

クロウ「じゃあ、僕は神殿に向かうよ。早く彼奴らから神殿とかを取り返さないとだしね」

そしてクロウがペータのマグカップを使って帰ろうとした時。

楓「待って!」

クロウ「ん?」

楓「私達も行く!」

クロウ「・・・え?」


to be continued……


■ 九尾の女神 (16回/2022/09/20(Tue) 08:09:25/No5864)

第14話<ダアクとの再会>

数十分後、ミルモ達は、元に戻したガイア族と共に、妖精界の上空にある光の神殿に来ていた。

ミルモ「なんだ此処・・・」

リルム「妖精界の上空に、こんな神殿があったなんて・・・」

アクア「光の神殿だよ。僕達を作った妖精が住んでるんだ」

ミルモ「アクア達を作った妖精!?」

フィア「そうだ。だが・・・」

ピクモ「凄い闇に包まれてるわね」

ウィン「どうやらダアクは此処に居るみたいだねぇ〜」

アクア「となると・・・やっぱり・・・」

ムルモ「どうしたんでしゅ?」

アクア「ねぇ、僕達が君達に保護とかを任せた妖精の名前ってさ・・・クロウって名前じゃなかった?」

リルム「その通りですわ!アクアさん達が何故知っておりますの?トプルさんにも名前言ってないのに」

フィア「となると・・・ダアクに神殿以外に、"アレ"も奪われたのか」

ヤシチ「なにを言っとるのかさっぱり解らぬぞ!?」

ピクモ「あのね、この神殿には〘八咫の宝玉〙っていう水晶があって・・・」

アクア「それを持っている事によって、彼は・・・クロウはあるべき姿になるんだ」

ムルモ「でもクロウしゃん、水晶なんて持ってなかったでしゅよ?」

ウィン「きっとダアクに奪われたんだろうねぇ〜」

ピクモ「そうゆっくりしてられないし、入りましょうか」




数十分後、ミルモ達は神殿の最深部に来た。

ミルモ「やっと1番奥か・・・此処広すぎないか?」

アクア「本来なら、僕達の住んでる神殿と同じなんだけど・・・ダアクが魔法で神殿全体の造りをいじったんだろうね」

?「クックック、待っていたぞ、忌まわしき妖精共よ」

ミルモ「ダアク!」

ダアク「よくぞ此処まで来たな。私の邪魔を何回もした実力は、伊達じゃなかったか」

アクア「この神殿・・・そして〘八咫の宝玉〙・・・返してもらうよ!」

ダアク「やはりそれが目的か。だが・・・そう簡単に私はもうやられんぞ!」

ヤシチ「いくぞ!お前ら!」

ミルモ「おう!」

リルム「いつでも大丈夫ですわ!」

ムルモ「でしゅ!」

ウィン「ヒョヒョ〜、凄く楽しめそう」

ピクモ「油断しないようにね」

ダアク「さぁ・・・最終決戦といこうじゃないか」


to be continued……


■ 九尾の女神 (17回/2022/10/04(Tue) 22:25:49/No5865)

第15話<復活!6人目のガイア族!>

ミルモ達がダアクと対峙している頃、クロウと楓達は裏口から神殿に入っていた。

クロウ「さーて、〘八咫の宝玉〙何処かな 」

松竹「その〘八咫の宝玉〙って、どんな物なの?」

クロウ「んーー・・・オレンジ色の水晶に赤色の鳥の印が描かれてる見た目をしてるやつだよ」

楓「っていうか・・・此処本当にクロウ君の居た神殿?凄い真っ黒だけど」

クロウ「本来なら透き通る程綺麗な白色の神殿だけど・・・ダアクのせいだろうな」

すると奥からドンタが出てきた。

ドンタ「クロウ・・・久しぶり」

クロウ「ドンタ!なんで僕の神殿に!?」

そしてクロウと楓達はドンタから事情を聞いた。

クロウ「なるほど・・・そうだドンタ、〘八咫の宝玉〙見てない?」

ドンタ「・・・ん」

するとドンタはさっきクロウが言っていた通りの特徴を持ってる物だった。

クロウ「〘八咫の宝玉〙!良かった!無事だ!」

ドンタ「早く戻って・・・ミルモ達危ない」

楓「えぇっ!?ミルモ達来てるの!?」

ドンタ「うん・・・ダアクと・・・戦ってる」

クロウ「なら急がないとだな」

そしてクロウが〘八咫の宝玉〙に触れると同時に光った。

松竹「うわぁ眩しい!」

そして光が収まった後、クロウの方を見てみると、姿が変わっていた。

クロウ?「あー、やっぱりこっちの姿が落ち着くなー!」

ゆうき「クロウ・・・なんだよな?」

クロウ「あ、はい。改めまして、原初であり光のガイア族の妖精・・・クロウです」


To Be Continued……


■ 九尾の女神 (18回/2022/10/04(Tue) 22:28:54/No5866)

クロウ(本来の姿)

光のガイア族。

白髪短髪に金色の目をしている。

服は【フェアリーテイル】のメイビスの服を着ている。

身長はヤシチと同じ。

優しい性格。結構明るい。

光の魔法を使う。

趣味や特技は無い。

アクア達にことある事に心配されている。

ウィンと仲が良い。


■ 九尾の女神 (19回/2022/10/04(Tue) 23:47:54/No5867)

第16話<ガイア族の《絶対封印魔法》>

本当の姿のクロウと楓達が対峙してる頃、ミルモ達はダアクに苦戦していた。

ダアク「ハッハッハ!その程度なのか?お前ら」

フィア「クソがっ!いつの間にこんなに力つけてやがったんだ!」

ピクモ「〘八咫の宝玉〙の力は感じないから・・・まだ〘八咫の宝玉〙の力は取り込んでないようね」

ミルモ「ったく!早く倒してクロウの大事な物探さねーといけねーのに!」

ダアク「ふん、あんな隙だらけのガイア族があんな物もってるのは宝の持ち腐れだからな、私が持っている方が良いだろう」

ダアクがそう言うと同時に、クロウの声がした。

クロウ「そういう君も、人の事言えないんじゃないかな?」

ダアク「ッ!」

クロウ「《ガイアでポン》!」

するとダアクに光の珠が当たった。

ダアク「グ……ッ!」

ミルモ「今の声・・・」

そしてミルモ達の前にクロウが飛んできた。

クロウ「大丈夫?」

ミルモ「クロウ・・・なのか?」

クロウ「そうだよ。この姿で会うのは初めてだね」

リルム「女性・・・だったのですか?」

クロウ「そうだよ。〘八咫の宝玉〙を持ってない状態の時は、なーぜか男の子になるんだよね。一人称も僕になっちゃうし」

ムルモ「そうなんでしゅか」

ウィン「クロウ〜♪」

クロウ「ウィン、久しぶり。アクアやフィアもね」

アクア「そうだね。何百年ぶりくらいかな」

クロウ「まぁそれより・・・ダアクをなんとかしないとね」

ダアク「チッ、〘八咫の宝玉〙を見つけたのか」

クロウ「・・・アクア、ウィン、フィア、ピクモ、ドンタ」

ドンタ「解ってる」

ヤシチ「いつの間に来た御主」

フィア「それよりお前ら、避難してろ」

リルム「なにするんですの?」

アクア「ダアクに《絶対封印魔法》っていうのをかけるんだ。その時の衝撃波が凄いから、離れといた方が良いよ」

ムルモ「解ったでしゅ」

そしてミルモ達が行った後。

クロウ「皆・・・使う時の詠唱、覚えてるよね?」

アクア「もちろん、しっかり覚えてるよ」

フィア「アクアに度々聞かれるからな、しっかり覚えてるよ」

ピクモ「私もよ〜」

ウィン「僕もだよ〜♪」

ドンタ「ん・・・」

クロウ「よし・・・《6つの力よ今此処に集結せよ》」

アクア「《命の源である水》」

フィア「《大地を照らす炎》」

ピクモ「《ユラユラと空を浮く雲》」

ウィン「《あらゆる物をなびかせる風》」

ドンタ「《命を宿す大地》」

クロウ「《闇を打ち消す光。今こそ邪悪なものを封印せよ!》」

ガイア族「《ガイアでポン》!」

すると虹色の光がダアクを包んだ。

ダアク「ウ……グ……ッ!ガァァァァァァァァァッ!」

そしてダアクは消えた。

クロウ「これで・・・終わった」


To Be Continued……


■ 九尾の女神 (20回/2022/10/04(Tue) 23:58:55/No5868)

エピローグ<平和な日常>

ダアクが消えてから数日後、ガイアの里はガヤガヤしていた。

ウィン「にしてもクロウに会うなんて本当に何百年ぶりだろうなぁ〜♪僕嬉しい♪」

クロウ「ありがとうね」

ピクモ「空から落ちてきてからまさかとは思ってたけど、まさか本当に貴女だったなんてねぇ」

クロウ「しょうがないじゃん、寝起きのところをいきなり襲撃されたんだから」

フィア「まぁ、ダアクは異次元に封印したし、もう大丈夫だろ」

クロウ「そうだね(もう・・・普通に過ごして良いんだ。ダアクも消えたし、もう脅威は無いから、空の上で無理に過ごす必要は無いんだ。これからは平和なのだから。ずっと・・・)」


END



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5836/ わがままフェアリーミルモでポン!〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜
□投稿者/ ルーシャ -29回-(2022/01/07(Fri) 01:08:02)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

プロローグ『兄妹の再会』

ー日高の家にてー

あずみ「ヤシチー?居る?」

日高がそう言いながら部屋の扉を開けるが、部屋には誰も居なかった。

あずみ「またミルモの所かしら?相変わらず飽きないわねぇ」

するとベッドの下からミモモ(人間の姿)出てきた。

ミモモ(人間の姿)「すみませ〜〜ん」

あずみ「ビックリした!毎度毎度脅かさないでよ」

するとミモモ(人間の姿)は青色の星が描かれた白色と赤色の二色のマグカップを机の上に置いて消えていった。

あずみ「彼奴・・・本当にどうやってあちこちから現れるのかしら・・・にしても」

そして日高は机の上に置かれたマグカップを見た。

あずみ「誰のマグカップかしら?ミルモは青だし、リルムはピンクだし、ムルモ・・・は薄紫よね」

そうやって日高がまじまじとマグカップを見てると、マグカップから女の子の妖精が出てきた。

?「えーっと、着いたのでしょうか?」

あずみ「あら?貴女は?」

ユズミ「あ、私はユズミと申します。兄様を探しに来たのです」

あずみ「私は日高あずみよ。ねぇ、お兄さんの名前は?」

ユズミ「私の兄様の名前・・・ですか?」

あずみ「ええ」

ユズミ「ヤシチです」

あずみ「・・・ごめんなさい、もう一回言って?」

ユズミ「ですから、ヤシチです」

あずみ「・・・や」

驚きのあまり日高は大きな声を出した。

あずみ「ヤシチの妹ーーーーーー!?」

その声を聞いたヤシチが窓から入ってきた。

ヤシチ「あずみ!どうしたんだ!?」

入ってきたヤシチの方を見てユズミは叫んだ。

ユズミ「ヤシチ兄様!」

ヤシチ「ユズミ!?」

ヤシチは焦りつつ机の上に居るユズミの所に行った。

ユズミ「ヤシチ兄様!元気そうで何よりです!」

ヤシチ「ユズミ!元気だったか?」

ユズミ「はい。もちろんです」

あずみ「ヤシチ!アンタ!妹居たの!?」

ヤシチ「おう言ってなかったな。妹のユズミだ」

ユズミ「改めまして、どうも。ユズミです」

あずみ「まったく似てない・・・」

ヤシチ「言われると思ったわ」

するとサスケとハンゾーがやって来た。

サスケ「兄貴ーー!」

ハンゾー「遊びに来たのら〜」

ユズミ「あら、ヤシチ兄様のご友人ですか?」

ハンゾー「君は誰なのら〜?」

ユズミ「私はユズミと申します。私の兄のヤシチ兄様ががいつもお世話になっております」

サスケ「ヤシチの兄貴の妹だったのかじぇ」

ハンゾー「凄い美人さんなのら〜」

ヤシチ「そういや、何で人間界に来たんだ?」

ユズミ「それは・・・」

第二話『ユズミの目的』に続く


■ ルーシャ (31回/2022/01/07(Fri) 01:44:00/No5838)

この物語作ってる時に"ガイア族"を"ガイヤ族"と間違えてるのに気づきました!すみません!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第二話『ユズミの目的』

ー日高家のあずみの部屋にてー

ヤシチ「何ぃ〜〜ッ!?拙者のサポートーー!?」

ユズミ「はい。先日、ネズミ殿が・・・」

ネズミ《お前の兄はダメな所がある。だから、お前が人間界に行ってサポートしてやるのでござる》

ユズミ「と仰ってきて・・・」

ヤシチ「ネズミの奴〜〜〜!」

ユズミ「ヤシチ兄様、私じゃ不安ですか?」

ヤシチ「いや!不安じゃない!」

ユズミ「良かったです。そうですヤシチ兄様!私、魔法、結構上達したんですよ!」

ヤシチ「そうなのか!見せてくれ!」

ユズミ「はい!」

するとユズミは自分の楽器の琴を出した。

あずみ「ユズミちゃんの楽器は琴なのね」

ユズミ「はい」

あずみ「なのにヤシチはトライアングル・・・」

ヤシチ「やかましっ!」

ユズミ「試しにどんな魔法を使えば良いですか?」

ヤシチ「そうだな〜・・・じゃあ妖精の誰かを此処に転送してみてくれ」

ユズミ「解りました」

するとユズミは琴で和風な音楽を奏で始めた。

あずみ「良い音色ね〜。落ち着くわ」

ヤシチ「ユズミは里で一番の楽器奏者なのだ」

ユズミ「ユズミでポン!」

すると机の上に突風が起きて、現れたのは・・・。

ウィン「あんれぇ〜?僕確か神殿で寝転がってた筈なんだけど」

ヤシチ「ガイヤ族のウィン!?」

ウィン「あー!あの時のー!」

そしてヤシチはユズミに優しく言った。

ヤシチ「ゆ、ユズミ?ガイア族の方々はな、忙しいんだ。だから、な?(ウィンに部屋で暴れられたら、あずみに殺される!)」

ヤシチはユズミにウィンを妖精界に返してほしいという意志を優しく伝える努力をした・・・が。

ユズミ「(ヤシチ兄様・・・他のガイア族の皆さんも呼んで気分転換させてあげてやれって事ですね!)」

ユズミはそれを違う意味で受け取ってしまった。

ユズミ「解りました!」

ヤシチ「おぉ!解ってくれたか!」

サスケ「なんか嫌〜〜な予感がするじぇ」

ユズミ「ユズミでポン!」

すると今度はアクアが出てきた。

アクア「あれ?僕確か神殿のイスでのんびりしてた筈・・・」

ヤシチ「ユズミ?」

ユズミ「ユズミでポン!」

すると今度はフィアが出てきた。

フィア「あ?んだよせっかく今昼寝しようとしてたのによ」

ヤシチ「ユズミー?おーい?」

ユズミ「ユズミでポン!」

すると今度はピクモが出てきた。

ピクモ「あらあら〜」

ヤシチ「ユズミーー!?」

ユズミ「ヤシチ兄様!次で最後ですから!ユズミでポン!」

するとドンタが出てきた。

ドンタ「・・・」

ユズミ「ヤシチ兄様!これでガイア族の皆さん呼べましたよ!」

ヤシチ「(そうだった・・・ユズミは・・・ポジティブ思考のお人好しだった・・・)」

第三話『ガイア族を捕まえろ!』に続く


■ ルーシャ (32回/2022/01/07(Fri) 01:45:13/No5839)

第一話を第二話とつい入力し間違えてしまいました!なので次が正真正銘の第二話です!すみませんでした!


■ ルーシャ (33回/2022/01/07(Fri) 02:08:22/No5840)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第二話『ガイア族を捕まえろ!』

ー町の上空にてー

ユズミ「申し訳ございませんヤシチ兄様!私がもう少し賢ければ」

ヤシチ「いや、ユズミは善意でやったんだ。何も悪くない」

ユズミ「ヤシチ兄様・・・」

ー数十分前、日高家のあずみの部屋にてー

フィア「んで?お前の妹が俺達を気分転換させる為に俺達を人間界に転送した、と?」

ヤシチ「はい」

ウィン「それは・・・ナイスなアイディアだねぇ〜」

ヤシチ「へ?」

アクア「僕、ちょうど人間界の花も育ててみたいな〜って思ってたんだよね」

ピクモ「私は・・・人間界にはどんなフワフワした物があるのか見てみたかったのよね〜」

ドンタ「・・・」

するとウィンとアクアとピクモは何処かへ飛んでいってしまった。

ヤシチ「・・・」

サスケ「兄貴〜、どうするじぇ?」

ハンゾー「捕まえに行くのら〜?」

ヤシチ「それしかあるまい」

あずみ「でもヤシチ、アレ見なさい」

ヤシチ「ん?」

あずみが指さす方向をヤシチが見てみるとフィアとユズミが仲良く焼き芋食べてた。

ユズミ「焼き芋本当においしいですよね」

フィア「本当だよなー。彼奴らは水飴とか綿菓子とか、焼き芋のおいしさを、全然解ってくれようとしねぇんだよ」

ユズミ「それはもったいない」

フィア「本当だよな〜」

あずみ「あっちはあっちで楽しそうにしてるわよ?」

ヤシチ「・・・」

あまりにものほほんとしてるユズミとフィアを見てヤシチはズッコケた。

ー現在ー

ユズミ「ヤシチ兄様!二手に別れて探しますか?」

ヤシチ「そうだな!お前はウィンを探せ!俺はピクモを探す!」

ユズミ「アクア殿は?」

ヤシチ「そいつは後回しだ!」

ユズミ「了解したでございます!」

そしてユズミと別れた後、ヤシチはある事を思い出した。

ヤシチ「そういや・・・ユズミが人間界に来るの今日が初めてだったのだった・・・こうしちゃおられん!」

そしてヤシチはユズミの飛んで行った方向に凄い勢いで飛んで行った。

第三話『迷子の妖精と風神』に続く


■ ルーシャ (34回/2022/01/07(Fri) 02:25:57/No5841)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第三話『迷子の妖精と風神』

ーとある図書館にてー

ユズミ「うーん・・・色々と街をグルグルしてたら、本がたくさんある所に来ましたけど、ウィン殿がこんな所に居る訳・・・」

するとユズミの目の前にウィンが出てきた。

ウィン「やぁ♪」

ユズミ「ヒャアッ!」

そしてユズミは驚いた拍子に本棚にぶつかり上から落ちてきた本に潰されそうになった。

ユズミ「あ・・・ヤバい・・・」

その時、凄い突風が巻き起こり、気づくとユズミはウィンにお姫様抱っこしてもらっていた。

ウィン「大丈夫かい」

ユズミ「あ、はい///」

そして図書館を出たユズミ達はヤシチと出会った。

ヤシチ「あ、ユズミ」

ユズミ「ヤシチ兄様!」

ヤシチ「何でウィンにお姫様抱っこされとるのだ?」

ユズミ「えーーっと!これは・・・」

ウィン「!(そうだ♪)」

するとウィンはユズミを抱きしめた。

ユズミ「!?///」

ウィン「僕ねぇ〜この子を助けたんだよ。それで、また何かあるといけないからこうしてるって訳だよ♪」

ヤシチ「そ、そうか」

ユズミ「///・・・あ!ヤシチ兄様!急いでピクモ殿とアクアを探しましょう!」

ヤシチ「そうだな!」

第四話『水神危機一髪!』に続く


■ ルーシャ (35回/2022/01/07(Fri) 12:23:16/No5842)

最後のユズミのセリフでアクアの所に殿を付けるのを忘れてました!すみません!


■ ルーシャ (36回/2022/01/07(Fri) 14:23:58/No5843)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第四話『水神危機一髪!』

ー数十分後、とある花屋にてー

ヤシチ「居ないな、アクアの奴」

ウィン「花を育ててみたいって言ってたから、居ると思ったんだけどね〜」

ユズミ「ヤシチ兄様!私に任せて下さい!」

ヤシチ「何か方法があるのか!?」

ユズミ「はい!私の魔法で、今何処にアクア殿が何処に居るか調べます!」

ヤシチ「頼んだぞ!」

ユズミ「はい!」

するとユズミは自分の楽器の琴を出して演奏し始めた。

ウィン「良い音色だねえ〜眠たくなってくるよ〜」

ユズミ「ユズミでポン!」

すると一筋の光が近くの植物の中をさした。

ヤシチ「ん?何だあの植物」

ユズミ「あの植物は確か・・・食虫植物の一種で、中に入ってきた獲物を閉じ込めて粘液で溶かして喰う植物です。前に本で読みました」

ウィン「ちょっと待って。つまりアクアは・・・」

そしてヤシチは恐る恐るその食虫植物の近くに行って食虫植物の中に向かって話しかけた。

ヤシチ「あ、アクア〜?大丈夫か〜?」

すると中からアクアの声がした。

アクア「うん・・・今はなんとか・・・」

ユズミ「急いで助けましょう!」

そしてなんとかアクアを救出した。

アクア「助かったよ。あまりにあの植物が不思議な形をしてたから気になって近くに見に行ったら、中に落ちちゃって」

ウィン「なんとか無事で良かったよ」

ユズミ「あとはピクモ殿だけですね」

アクア「ピクモなら・・・多分、動物園に居ると思うよ」

ヤシチ「じゃあ早速向かうぞ!」

ユズミ「はい!ヤシチ兄様!」

第五話『ピクモを探せ!』に続く


■ ルーシャ (37回/2022/01/07(Fri) 15:01:00/No5844)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第五話『ピクモを探せ!』

ー数十分後、とある動物園にてー

ウィン「ピクモ〜?何処だ〜い?」

ユズミ「ピクモ殿〜〜!」

ヤシチ「全然見つからんな」

そうやってピクモ探しに手間取ってるヤシチ達。その近くをたまたま来てて通った楓と結木。

結木「ん?南、彼処」

楓「ん?」

リルム「彼処にいらっしゃるのは・・・ヤシチさんにウィンさんにアクアさん・・・あと・・・」

ミルモ「誰だ?あの紫のヤシチと同じ服着てる奴」

楓「話しかけてみよう!おーーい!ヤシチくーーん!」

すると楓達に気づいたのか、ヤシチ達が近づいてきた。

ヤシチ「ミルモ達ではないか」

ウィン「久しぶりだね〜」

リルム「あの、そちらの人は?」

ヤシチ「あぁ。こいつは・・・ユズミ、自己紹介してやれ」

ユズミ「はい。私はユズミ。ヤシチ兄様の妹です!」

楓「ヤシチ君の妹なんだー!」

ユズミ「はい!楽器は琴です」

ミルモ「似てる所が全然ないな」

ヤシチ「うるさいぞ!」

ユズミ「あの、ピクモ殿を見ませんでした?」

ピクモ「さぁ?何処に居るのかしら〜?」

ユズミ「見てませんかー」

アクア「(え?居るよ?君の隣にピクモ居るよ?)」

結木「(居るな)」

ユズミ「何処に居るんでしょうか?」

ピクモ「何処かしらね〜」

ヤシチ「いや!ユズミ!隣!隣!」

ユズミ「ん?」

そしてユズミが隣を見るとピクモが居た。

ピクモ「あらあら〜バラされちゃった」

ユズミ「あ、ピクモ殿」

皆(ヤシチ以外)「(さっきまで会話してたのに気づいてなかったんだ)」

ヤシチ「(そんなおバカなユズミも可愛いな)」←シスコン。

第六話『ユズミと絨毯妖精』に続く


■ ルーシャ (38回/2022/01/07(Fri) 22:48:47/No5845)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第六話『ユズミと絨毯妖精』

ー数日後、とある公園にてー

ユズミが人間界に来てから数日が経ったある日、ユズミはとある公園で魔法の練習をしていた。

ユズミ「ユズミでポン!」

するとキャラメルが出てきた。

ユズミ「んー。マシュマロ出したかったんですがねぇ。まだお菓子とかを出す魔法は上達できてませんね」

すると何処からか喧嘩してる声が聞こえた。

アクミ「だーかーら!お前らに土下座するなんて嫌だっての!」

イチロー「んだと!」

そしてユズミは恐る恐るアクミ達に近づいた。

ユズミ「あのー。どうしたのでございますか?」

ジロー「気にするな、いつもの事だ」

ユズミ「(これがいつもの事なの?)」

アクミ「ん?」

するとユズミに気づいたアクミがユズミに近づいてきた。

ユズミ「えっと、何か御用でしょうか?」

アクミ「アンタ、南楓って知ってるか?」

ユズミ「あっはい。知ってますけど・・・今から楓殿の家まで案内しましょうか?」

するとアクミは喜んだ。

アクミ「マジで!?ラッキー!こいつらに頭下げなくて済んだ!」

イチロー「で?お前は誰だ?」

ユズミ「あ、私は・・・」

するとアクミは何処からか空飛ぶ絨毯を出してユズミを乗せた。

アクミ「そいつらにかまってても時間も無駄だよ。さ、南楓の家に行くよ」

ユズミ「え、あ、はい」

するとアクミはユズミを乗せて飛んで行った。

イチロー「結局誰だったんだ?彼奴」

ジロー「どことなくヤシチに似てたな」

サブロー「ヤシチの妹だったりして」

シロー「そんな訳ないだろ」

ワルモ団「アハハハハハ!」

ーその頃、ユズミ達の方にてー

ユズミ「なるほど、アクミ殿はパートナーである沙織殿と一緒にさっき日本に帰ってきて、楓殿達の家に向かってる途中ではぐれたのですね」

アクミ「あぁ。それで彼奴らに楓の家の場所を聞いたら土下座したら教えてやるなんてぬかしやがったんだ」

ユズミ「それはまた偉そうな」

アクミ「だろ!たっく彼奴らは本当に・・・」

ユズミ「アクミさん落ち着いて・・・そうだ」

そしてユズミはさっき魔法で出したキャラメルをアクミに渡した。

ユズミ「さっき私が魔法で出したこのキャラメルでも食べて落ち着いて下さい」

アクミ「ありがとう。アタイ、キャラメルは大好物なんだ」

ユズミ「それなら良かったです」

ー数十分後、楓の部屋にてー

ユズミ「つきましたよ」

アクミ「ありがとうね」

そしてアクミとユズミは絨毯から降りた。すると沙織が話しかけてきた。

沙織「あ、アクミ」

アクミ「沙織。悪い、少し迷ってた」

沙織「そう。その子は友達?」

アクミ「そういや、アンタ、名前は?」

ユズミ「ユズミと申します。ヤシチ兄様の妹です」

アクミ「お前・・・ヤシチの妹だったのかよ!?」

沙織「全然似てないわね」

ユズミ「よく言われます」

すると楓達が入ってきた。

楓「あ!アクミ!ユズミちゃんも!」

アクミ「よ!」

ユズミ「おじゃましております」

沙織「にしても、楓は何も変わって無いわね」

楓「沙織の方もね」

そんなわきあいあいと話す楓達をよそにユズミは考えていた。

ユズミ「(人間のパートナー・・・私も人間のパートナーを作れば、今より楽しい日々を過ごせますのでしょうか)」

第七話『ユズミの人間のパートナー探し』に続く


■ ルーシャ (39回/2022/01/08(Sat) 01:43:47/No5846)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第七話『ユズミのパートナー探し』

ー翌日、楓達の学校の屋上にてー

ユズミ「んーーー。人間のパートナーと言っても、そう都合良く見つからないですよねー」

すると後ろから声がした。

ヤマネ「ユズミ姉様!?」

ユズミ「その呼び方にその声は・・・」

そしてユズミがふりかえってみると、ヤマネが居た。

ヤマネ「お久しゅうございます!」

ユズミ「ヤマネ!久しぶり!」


ヤマネ「何か悩み事ですか?」

ユズミ「実は・・・私の人間のパートナーにちょうど良い人が居ないかなーって」

ヤマネ「んーー・・・あ!それなら私の知ってる方でちょうど良い方が居りまする!」

ユズミ「本当に!?」

ヤマネ「はい!」

ーその夜、モモの屋敷の星野の部屋にてー

星野「今日もモモお嬢様を無事守れて良かったー。さて早く寝ないと、明日もは・・・」

するとベッドの下からミモモ(人間の姿)が出てきた。

ミモモ(人間の姿)「すみませ〜ん」

星野「キャアッ!?」

そしてミモモ(人間の姿)はユズミのマグカップを置いて消えていった。

星野「な、何、このマグカップ」

そしてマグカップからユズミが出てきた。

ユズミ「よっこいしょと」

星野「・・・」←驚きのあまり硬直した。

ユズミ「貴女がヤマネの言ってた星野さんですね。こんにちは、ユズミと申します」

星野「え?あー・・・え?」

ユズミ「えっと、落ち着いて下さい」

星野「え、えぇ。すみません。少しとまどってしまいました」

ユズミ「えっと従妹のヤマネから、貴女が私のパートナーにちょうど良いと聞いたので来ました」

星野「貴女の妹さん?」

するとモモ達が入ってきた。

モモ「星野!ちょっと良いかしら?」

星野「あ!モモお嬢様!」

ヤマネ「ユズミ姉様!」←モモの頭に乗ってる。

ユズミ「あ、ヤマネ」

星野「お嬢様にも・・・居たんですか」

モモ「貴女がヤマネの従姉ね。私はモモ」

ユズミ「ユズミと申します。ヤマネがお世話になってます」

そして星野に妖精について話した後。

星野「つまり・・・貴女は私のパートナーになる為に来たって事ですか?」

ユズミ「はい。ヤマネに相談したら、貴女がちょうど良いと申してきたんです」

星野「ふむ・・・私でよろしければ、別にかまいません」

ユズミ「ありがとうございます」

ヤマネ「良かったですね。ユズミ姉様」

ユズミ「うん。改めて、ユズミと申します。従妹のヤマネ共々、よろしくお願いします」

星野「星野と申します。こちらこそよろしくお願いします」

モモ「似た者同士ね」

ヤマネ「そうでございますね」

第八話『ガイア族事変』に続く


■ ルーシャ (40回/2022/01/08(Sat) 02:22:35/No5847)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第八話『ガイア族事変』

ー数日後、妖精界の図書館にてー

ユズミ「うーん。ガイア族の皆さんに関する本。中々見つからないな〜・・・ん?」

ふとユズミが外を見ると、アクアが居た。

ユズミ「あ!アクア殿ーー!」

アクア「あら〜ユズミちゃんじゃない、こんにちは〜」

ユズミ「・・・」←驚きのあまり硬直した。

ー数十分後、日高家のあずみの部屋にてー

ヤシチ「zzz・・・」

すると窓から凄い勢いでユズミが入ってきた。

ユズミ「ヤシチ兄様ーーーー!」

ヤシチ「うおっ!?ユズミ!どうしたのだ!?」

ユズミ「アクアさんが!アクアさんが!」

ヤシチ「とりあえず落ち着くのだ!」

ユズミ「スー、ハー・・・落ち着きました」

ヤシチ「で?何があったのだ?」

ユズミ「私、先ほどまで、妖精界の図書館に居たんです」

ヤシチ「ふむふむ」

ユズミ「それで、ふと外を見たらアクア殿が居たんです」

ヤシチ「それで?」

ユズミ「話しかけたら、ピクモ殿みたいな喋り方をしてきたのでございます」

ヤシチ「おう?それの何処が大変なんだ?」

ユズミ「おかしいですよ!男性であるアクア殿が女性であるピクモ殿の喋り方をするなんて!真似だとしてもそんなのするのはウィン殿とかぐらいでしょうし!」

ヤシチ「た、確かにそうだな」

するとヤマネが現れた。

ヤマネ「ユズミ姉様もおかしなガイア族の方に会ったのですね」

ユズミ「ヤマネも?」

ヤマネ「はい。数分前・・・」

ー数分前、妖精界の湖にてー

ヤマネ「心頭滅却・・・心頭滅却・・・おや?」

ヤマネが妖精界の湖の近くで修行をしていると、そこにピクモが通りがかった。

ヤマネ「ピクモ殿ーー!何をしているのでございますかー?」

そうヤマネがピクモに話しかけると・・・。

ピクモ「うるさーーい!何をしようが俺の勝手だろうが!」

ヤマネ「・・・」←驚きのあまり硬直した。

ー現在ー

ヤマネ「という感じで、まるでフィア殿のような喋り方のピクモ殿に遭遇しました」

ヤシチ「こうなったらやる事は一つ・・・」

ユズミ「はい」

ヤマネ「でございます!」

ヤシチ「ガイアの里へ行くぞ!」

ユズミ&ヤマネ「はい!」

第九話『名探偵ヤシチ登場!?』に続く


■ ルーシャ (41回/2022/01/08(Sat) 04:35:06/No5848)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

第九話『名探偵ヤシチ登場!?』

ー数十分後、ガイアの里の洞窟の出口にてー

ヤシチ「よし着いたな。さぁ、い・・・」

ユズミ「お待ち下さい、ヤシチ兄様」

ヤマネ「どうしたのです?ユズミ姉様」

ユズミ「三人一気に行ってもおかしなガイア族の皆さんに困惑してしまい、話になりませぬ」

ヤシチ「確かにな」

ユズミ「なので、先に私が行って、何がどうなってるのか調べてきます」

ヤマネ「頼んだぞ!」

ユズミ「はい!」

するとユズミは崖の所に立った。

ユズミ「【妖精忍術!召喚獣イタチ】!」

すると何処からかイタチが出てきた。

ヤマネ「ヤシチ兄様、あのイタチは?」

ヤシチ「ユズミの召喚獣だ。ユズミはイタチ以外に、ヘビ、ネコ、タカの三匹を召喚獣として使えるのだ」

ヤマネ「凄いでござりまする!ユズミ姉様!」

ヤシチ「ちなみに、妖精忍者の中で現状召喚獣を使えるのはユズミだけなのだ」

ユズミ「では!行って参ります!」

ヤマネ「頼みました!」

するとユズミはイタチに乗って素早く聖なる樹の神殿に向かって行った。

ー数十分後、聖なる樹の神殿の近くの茂みにてー

ユズミ「ここまでで良いよ。イタチ」

イタチ「ミュー!」

そしてイタチは何処かへ去って行った。

ユズミ「さて、ガイア族の皆さんは・・・」

そしてユズミが聖なる樹の神殿の所を見るとガイア族が全員揃っていた。

ユズミ「居ました居ました。さて・・・どんな話をしているのでしょうか?」

ー聖なる樹の神殿にてー

フィア「あのさぁ〜本当に過ごしづらいんだけど・・・この姿」

ピクモ「んだと!?どういう意味だアクア!」

ドンタ「・・・」

アクア「落ち着いて二人共〜」

ウィン「そうそうリラックスリラックス〜♪」

ーその頃、聖なる樹の神殿の近くの茂みにてー

ユズミ「ふむふむ。つまり状況を整理すると・・・」

・入れ替わっている人の中身。

・フィア→アクア

・アクア→ピクモ

・ピクモ→フィア

・入れ替わってない人

・ドンタ

・ウィン

ユズミ「って感じですね」

ウィン「そうだよ〜♪」

ユズミ「・・・ってウィン殿!?他のガイア族の方達まで!?」

ピクモ(フィア)「バレてるっつーの」

フィア(アクア)「とりあえず、洞窟の出口付近に居る彼らもこっちに転送させようか」

ー数十分後、聖なる樹の神殿にてー

ピクモ(フィア)「で?妖精忍者兄妹共が何の用だ?」

ヤマネ「ガイア族の方達がおかしかったのでどうしたのか気になってしまって、調べに来たのです」

アクア(ピクモ)「そうなの〜でもね、私達にも解らないなのよ」

フィア(アクア)「今日の朝起きたらこうなってたんだ」

ヤシチ「そうなのか・・・で」

ピクモ(フィア)「あぁ。解ってる」

ウィン「ねぇねぇユズミーー!一緒に何処か遊びに行こうよー♪」

ユズミ「いや、フィア殿達を助けなくては」

ピクモ(フィア)「ウィン!何俺達ほっといて遊びに行こうとしてんだ!」

ヤシチ「そして拙者の可愛い妹をナンパしようとするなー!」

ヤマネ「ヤシチ兄様、論点がずれておりまする」

ユズミ「んーー・・・【召喚獣!ネコ】!」

すると何処からかユズミの頭にネコが現れた。

ネコ「ニャ〜〜」

ヤマネ「ユズミ姉様、どうしてネコを呼んだのですか?」

ユズミ「んー?なーんか。臭かったから」

フィア(アクア)「言われてみれば、なんか臭いような」

ユズミ「だから、ネコになんの匂いか調べてもらおうと思って」

ヤマネ「なるほど、ネコは嗅覚が優れておりますからね」

ユズミ「じゃあ、ネコ、匂いをよく嗅いで」

ネコ「ニャ〜〜」

そしてネコは周りの匂いを嗅ぎ始めた。

ユズミ「どう?」

ネコ「ニャ〜〜」

アクア(ピクモ)「何て言ってるの?」

ユズミ「えぇっと・・・生ゴミのような匂いがするって」

ヤシチ「生ゴミのような匂い・・・ハッ!解ったぞ!」

ヤマネ「何がですか?」

ヤシチ「この事件の・・・『ガイア族事変』の真実がだ!」

《説明:ここからしばらくの話の流れは名探偵コナンの事件の時よくあるパロディ風になっております》

ユズミ「(『ガイア族事変』・・・シンプル)」

サスケ「それは本当かね兄貴君」

フィア(アクア)「(いつの間に現れたのかな)」

ヤシチ「本当ですよサスケ警部」

ヤマネ「(警部?)」

ヤシチ「いつの間にか入れ替わってた被害者。そして現場に残ってた生ゴミの匂い・・・犯人は・・・すぐそばに居たんですよ」

フィア(アクア)「それは誰なんだい?」

ヤシチ「犯人は・・・」

ユズミ「(誰なんでしょうか)」

ヤシチ「犯人は・・・ワルモ団だ!」

ピクモ(フィア)「みぞれ団?」

フィア(アクア)「うまそうな名前だね」

ピクモ(フィア)「くれど団な?」

ヤマネ「皆さん、ワルモ団でござりまする」

ユズミ「ワルモ団・・・ワルモ団・・・もしかして、黒い服を着た方達の事ですか?」

ヤシチ「知っとるのか?」

ユズミ「この前、アクミさんと言い争ってるのを見かけただけですけれど」

ピクモ(フィア)「とりあえず・・・そいつらが犯人なんだな」

その後、ワルモ団がボロボロでミルモの里の城の前に倒れてたのは言うまでもない。

第十話『ミルモの里の肝試し大会』に続く



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5835/ わがままフェアリーミルモでポン!〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜
□投稿者/ ルーシャ -28回-(2022/01/07(Fri) 00:38:11)

わがままフェアリーミルモでポン!
〜ヤシチの妹!?ユズミ登場〜

『登場人物』

原作のミルモ達
原作通り

ユズミ(オリフェ)

ヤシチの妹。

腰までの黒髪のロングヘアに紫色の妖精忍者の服を着ている。身長はヤマネと同じ。優しい性格。

楽器は琴。

兄であるヤシチを慕っている。ヤマネと仲が良い。


■ ルーシャ (30回/2022/01/07(Fri) 01:10:10/No5837)

ちなみにユズミの好物は焼き芋です。



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