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プロローグ 事件の始まり
ミルモの里よりもずっと遠くの里。 アル一室に二人の妖精がいた。 モニターでは妖精たちが走っている様子を映し出している。 「次は・・・このお方で。」 「・・・かしこまりました。」 「お願い・・・この人でありますように。」
そしてこちらは人間界。登校時間のことだった。
「里帰り?」 「そうでしゅ。久しぶりに帰ろうと思って、おにいたまも一緒に帰ったらどうでしゅか?」 何時ものようにくもっちょを食べているミルモにムルモは提案した。 「サファイと一緒に帰ろうって話が出たんでしゅ。」 ムルモは紺色の忍者服の妖精忍者に話し掛ける。 「ミルモ様も一緒に帰られてみてはどうですか。」
「お前ら相変わらず仲いいなぁ・・・。まぁ俺も最近ペータ達と会ってねえし、帰るか。」 結城の肩に乗っていたリルムも 「では私も!」 「ミルモが行くなら拙者もだ!」 「では皆さんで参りましょう。ヤマネさんも誘って。」 結局皆で里帰りに行くことになった。 何時ものようににぎやかに話していた。 これからの事件が起こるとは知らずに・・・・・。
ここからオリフェ紹介です
サファイ* ムルモの同級生にして親友。明るいが少し泣き虫。 家は忍術を教えていて後継ぎのため現在人間界でパートナーと修行中。 水や氷を使った忍術を得意とする。 ネズミを尊敬しており弟子としているが旅に出たため、今はヤシチの元で修行中。 ヤマネとはライバル同士。ちなみに家は姉3人に妹1人。(両親はある事故でなくした)
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