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皆さんこんにちは!緋龍です! 小説版に現れるのはホント久々です!帰ってきたぞぉぉ(((← 掲示板【ワルモ団スレッド(10)】で紹介したナラクとイチローのお話ですが、 見たいというお方が結構いたので連載いたします。挿絵なんかもつけちゃうかも!! シリアスど真ん中&虐待描写ありですので、 あの可愛らしい妖精体の方ではなく、擬人化中心でお話を読んでください。(((そっちか というか、擬人化してる前提の話なので、そっちの方が読みやすいかと思われ。。。
では本編をどうぞ!
ワルモ団小説 #『プロローグ』
―――――― ガシャアン!!!
皆が寝静まった夜に突然響き渡る、ガラスが割れたような音。
――――― やだ!やめて!!やめてよ!!痛い!
続いて小さい子供が泣き喚く声が響く。
――――― うるせぇ!てめえが大人しくしてねえからだろうが!!
そして男の怒声と共に、鈍い音が聞こえてくる。
―――――― ドコッ バシッ ゴスッ!
――――― やめて!痛い!痛い!!ごめんなさい!ごめんなさい!!
どうして、自分がこんな目に遭わなければいけないのか。男に殴られ続けながらも、少年は考えた。
なぜ、どうして自分だけが ――――
ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ
生きていて、ゴメンナサイ。
存在して、ゴメンナサイ。
誰か
タスケテ。
少年の心の叫びは、誰にも届かない。
続く。
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