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5495/ 兄様と私
□投稿者/ マッキー -1回-(2014/10/16(Thu) 21:14:31)
□U R L/ http://favoritoile.blog.fc2.com/


ー 兄様(あにさま)と私 ー

初めまして。こんにちは☆マッキーと申します。
最近ムルモ屋様を訪れた新参者ですがミルモは昔から好きです。

皆様の素敵な小説をたくさん拝見し、私もと思い少しずつ書かせて頂きます。

設定はヤシヤマです。(サスヤマ派の方、ごめんなさい。)
片想いなヤマネと鈍感なヤシチ、二人の恋を引き裂くもの(シスコンネズミ)
や二人の恋を応援するもの(サスケやハンゾーなど)
そしてヤマネに恋をするオリフェ妖精“ナガト”を中心に
恋物語を数回に分けて書いていきたいと思います。



まずはじめにオリフェ妖精“ナガト”の紹介をさせていただきますね。
(今回も手描き及び配色をミスり雑さはんぱないですがこんな感じです)
(実はこのキャラサスケ+クロロ÷2のような感じになってしまいました)
(配色に一番悩みました。黄緑にしようかと思ったのですがそれじゃあ
 ハンゾーと被ってしまうので思い切って暖色系にしました←)


名前 ナガト
性別 男
誕生日 07月10日
年齢 ヤシチ達と同じ
族生 妖精忍者
楽器 トランペット
得意忍術 手裏剣(ヤマネには劣る)

好きな女の子 ヤマネ
好きなお菓子 金平糖
苦手なもの ナンダカワカンナイ
親友 ネズミ(ヤマネの兄)とは幼い頃からの大親友。
   ヤシチとは恋のライバル(自称)


それでは一旦切ります。これからよろしくお願いいたします。




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■ マッキー (2回/2014/10/16(Thu) 22:08:23/No5496)
http://favoritoile.blog.fc2.com/




『恋するヤマネノ巻き』


私は以前からヤシチ兄様(あにさま)をお慕い申し上げております。

けれどヤシチ兄様は一向に気づいてはくださらないのです。
あんなにも女子(おなご)がお好きなのに・・・

私はヤシチ兄様にとって“妹”止まりなのでしょうか?


私がヤシチ兄様に想いを寄せるようになったのはあの頃・・・



_ ネズミにいしゃまー、わたしに忍者の技をおしえてくださりませっ

_ イやでござるよ。ばかばかしい。



いつものようにネズミ兄様(にいさま)に教えてもらえなかったとき



_ 忍者の修行がしたいのか?

_ うん!

_ よしっ!(手裏剣を)投げてみろ!

_ はいっ!ていっていっ!どうでございますか?

_ (ガーン)ま、・・まぁまぁだなっ!汗

_ ヤシチあにしゃまはすごいのでございますね!

_ 拙者は宿敵ミルモを倒すのだ。そのためにはもっともっと強くならないといけないのだ!

_ わぁ//!(キラキラ)

_ これ(手裏剣)をやる。ヤマネももっと頑張れ!そしたらいつか一緒に修行させてやる。

_ ほんとうでございますか?!//(キラキラ)

_ ああ!(キラーン)




あの時、ヤシチ兄様の男らしさと優しい微笑みに

私は“恋”を知ったのでございます。




それは今も同じこと・・・



「「「「ズンズンズンズン・・・俺たちゃ忍者だー怖いものないぜ、ワーワーワー!」」」」

ヤシチ「ヤシチ!」

サスケ「サスケっ!」

ハンゾー「ハンゾーなのら〜」

ヤマネ「ヤマネでございます。」


ヤシチ「よーし!今日も妖精忍者の歌4人verの歌は完璧なのだ!」

ヤマネ「あの〜ヤシチ兄様、手裏剣や忍術の修行はしないのでございますか?」


ヤシチ「バァカモノ!妖精忍者の歌は妖精忍者にとって基本中の基本なのだ!」

ヤマネ「はいっ!未熟でございました!(汗)」


女子がお好きで趣味は・・・・////

ちょっぴり変わった兄様ですが・・・・・



_ 人間界には危険がいっぱいなのだ、

_ え??

_ 妹のように育ったお前を危険な目に合わせたくはないのだ。




それでも私はそんなヤシチ兄様をお慕い申し上げております。



サスケ「ヤマネ??」

ハンゾー「どうしたのら〜??」

ヤシチ「早くしないと置いていくぞ?」

ヤマネ「お、お待ちくださいませー!(汗)」



それでもいつかヤシチ兄様にこの想いが届く日が訪れればよいと思っておりますでございます。
















?「ここが人間界でござるよ」

?「もうすぐヤマネに逢えるのだなー?」

?「・・・・・そうでござる。」

?「楽しみなんだなー」



少しずつ少しずつ運命の歯車が狂い始め手いるとも知らず



私は今日もヤシチ兄様に恋をしております。




ー 続く −






■ マッキー (3回/2014/10/17(Fri) 18:41:44/No5497)
http://favoritoile.blog.fc2.com/



先日手描きで描いたオリフェ“ナガト”ですが
改めてペイントで描きあげましたので
載せさせて頂きます。


それでは引き続き『兄様(あにさま)と私』を
よろしくお願いいたします。

イラストと同時に第二話を載せさせて頂きます。



『ライバルは突然にノ巻き』





ある日のこと、今日も兄様や私達は修行に励んでいた時にございます。



ヤシチ「ん、?こ、この気配は!!」



ヤシチ兄様がいち早く気配にお気づきになった時妖精なんでも通販の方が

“すいませ〜ん”といらっしゃったのでございます。



ヤシチ「今日は何も頼んでおらんが??」

「すいませ〜ん」



しかし妖精何でも通販の方はマグカップを2つ置いて帰っていってしまったのでございます。



ハンゾー「見慣れないマグカップなのら〜」

ヤマネ「あっ!一つは私の兄様(にいさま)のものでございますっ!」

サスケ「へぇ〜ネズミさんの・・・えぇ?!」



そしてもう一つのマグカップは・・・




ヤシチ「このマグカップはもしやっ!!」



そして二つのマグカップから現れたのは・・・



ネズミ「ふっふふ〜のふ〜♪久しぶりでござるな!ヤマネ!ヤシチ!その他大勢!」

サスケ「そ、その他大勢って・・・」

ハンゾー「ひどいのら〜!」

ヤシチ「ネ、ネズミ!何しにここへ来たのだ?!」

ネズミ「・・・貴様に話すのも面倒でござる。ふっふふ〜のふ〜♪」

ヤシチ「なんだとーー?!」


ヤマネ「お懐かしゅうございますっ!ネズミ兄様!どうしてここへ??」



するとネズミ兄様はこう答えてくれました。



ネズミ「お主らも知っておるだろう?このマグカップの持ち主を・・・」

ヤシチ「ならばっやはり!」

ヤマネ「も、もしや!」



そしてもう一人のマグカップから現れたのはネズミ兄様の大親友の・・・・・



ナガト「ヤマネちゃん!そしておまけにヤシチくん!お久しぶりなのだー!」


ヤシチ「お、お主はやはりナガトであったか!」

サスケ「ヤシチの兄貴〜」

ハンゾー「誰なのら〜??」

ヤシチ「あやつはナガト。ネズミの大の親友なのだ。それより、ナガト!拙者は“おまけ”かーーっ!!怒」



少し怒るヤシチ兄様の元へ近づきナガト殿はこうおっしゃったのでございます。



ナガト「まぁーまぁーヤシチくん?そんなに怒らなくてもいいのだー。」

ヤシチ「か、肩をポンポン叩くなー!それにいつまで“くん”呼びなんだー!貴様は!」

ナガト「おっと、男の子には“くん”呼び、女の子には“ちゃん”呼び。これは拙者のもっとうなのだよ?“ヤァシチくん♪”」

ヤシチ「(ゾクゾクッ)」



相変わらずのお二人なのでございます。(汗)



ヤシチ「ところでナガト!貴様、何の用なのだ?」

ナガト「決まってるのだー。“ヤマネちゃんに逢いに来た”のだよ。“ヤァシチくん♪”」


そう呼ばれて再び“ブルブル”と震えるヤシチ兄様を尻目にナガト殿は

今度は私の方へ来られたのでございます。


ヤマネ「あ、あの・・・」



急に両手をガシッと握られて満面の微笑でこう言われたのでございます。



ナガト「お久しぶりなのだ。ヤマネちゃん。また逢えて嬉しいのだー。」

ヤマネ「お、・・お久しゅうございます・・・(に、ニコ)」


ぎこちなくではありますが何とか笑顔を作って私は答えたのでございます。



ナガト「今日はヤマネちゃんの父上と母上から伝言を預かってきたのだー。」

ヤマネ「え?!父上と母上からでございますか??」


突然そう言われ私はぱっとネズミ兄様を見ましたが
“拙者は知らんぞ??”といった表情をされていました。


ネズミ「父上と母上から伝言だと??拙者は聞いておらぬぞ?!」

ナガト「もちろん!これはヤマネちゃんに逢うまでネズミくんにも極秘にして欲しいと頼まれたのだー!」

ネズミ「!・・・詳しく話せ。」




するとナガト様はにっこりと微笑んで思いがけない言葉を言われたのでございます。




ナガト「喜んでほしいのだー!なんと拙者がヤマネちゃんの婚約者に選ばれたのだー!」


サスケ「えーーーーーーー?!@&×△■っ?!」

ハンゾー「サ、サスケー!気をしっかり持つのら〜!(汗)」



ネズミ「ヤ・・・ヤマネが婚約・・・・(ふらっ)(バタッ)」

ハンゾー「ネズミさんまでショックのあまり気を失ってしまったのら〜!(汗)」



ヤマネ「ナガト殿っヤマネはそのお話初耳にございますっ!」

ナガト「・・・」



ヤシチ兄様はどう思われたのでしょうか?


なぜ一言も声をかけてはくださらないのでしょう?




ナガト「そういうことで、ヤシチくん!」

ヤシチ「なっなんだっ!」

ナガト「拙者と勝負をするのだー!」

ヤシチ「はぁぁぁぁああ?!」





ー 続く −

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■ ままな (25回/2014/10/21(Tue) 18:00:55/No5498)

おお〜面白いーヤシチのセリフがピントきて本当によかったです!
これからナガトの事をもっと知りたいです!
妖精忍者のお話すごくすごく気分がのります。
マッキーさんこれからも小説続けて下さい!

では


■ マッキー (4回/2014/12/15(Mon) 21:25:16/No5531)
http://favoritoile.blog.fc2.com/


ままなさん☆

ありがとうございます☆
やっとひとだんらく(内定決まりました。)ので
これからぼちぼち書いていきたいと思います笑
今後ともよろしくお願いいたします☆




5533/ ライバルと友情
□投稿者/ ままな -33回-(2014/12/18(Thu) 23:24:40)

新しいスレ立ててしまいました。
どぉしてもミルヤシコンビの小説が書きたくて掛け持ちしてみたした!
予告しながら、スルーしたり多い私そして考えがまとまらないことがあってわからない所があるかもです。そうゆう所は聞いてくれると嬉しいです。

そして、レス返しが遅くなることが多いかもですので期待はそんなにしない方がいいかもです。まぁ今回一番自信があるので!よかったら見てくださいね

では



■ ままな (34回/2014/12/18(Thu) 23:50:19/No5534)

第一話〜お前に出会った最初のストーリー〜

ままな「これからみなさん一緒にこのミルモの歴史をみてみましょ!」
****************

ミルモ「親父ぃ〜これ買ってくれよぉ最新のうまチョコ!」
マルモ「この前そんなようなもん買わなかったか?」
サリア「ええ昨日はチョコリングを買いました。」
ミルモ「でもいいじゃねぇか〜」
マルモ「…まぁしょうがないな今日だけじゃぞ。」
ミルモ「よっしゃぁ〜!」
マルモ「しかしな今日は大事なお客様がお見えになるのじゃ静かにな。」
ミルモ「んぁ?お客様ぁだぁ〜?」
サリア「貴方と同い年の子も来るから仲良くなれるといいわね。」
ミルモ「別にぃ〜」
サリア「まぁまぁ」

ガラガラガラガラ

???「おはようございます国王陛下」
マルモ「よく来てくれたな。じゃそこで話そうとするか」
???「あぁヤシチお前はここに残れ」
マルモ国王達は違う部屋に移った
ミルモ「んぁ?お前は誰だ?」
???「拙者はヤシチだお主こそ誰だ」
ミルモ「俺はミルモってんだ。お前って妖精忍者か?始めて見るぜ。」
ヤシチ「まぁな…まぁマヌケな王族よりは全然やりがいはあるぞ。」
ミルモ「マヌケってなんだよ!」
ヤシチ「親父が言ってたんだ王族はみんなマヌケだとな」
サリア「まぁまぁ」
ミルモ「なんだと!俺はマヌケじゃねぇ!」
その頃マルモ国王達は
マルモ「さぁどおなるかな?」
???「昔から妖精忍者と王族は中が悪いからな」
マルモ「そう言えばわしらもあったの〜」
???「そうだったな。永遠のライバルとか言い合ってお前は反応なんて全然しなかったが」
マルモ「まぁ国じたいが昔から仲が悪いからな。そういやぁお前は一流の忍者に慣れたのか?」
???「もちろんだともそういやぁお前もしっかり国王やってるみたいだな。」
マルモ「まぁ相変わらずじゃ。ミルモ達もいつかこんな話をするようになると考えると怖いな」
???「そうだな。お前はミルモをいつ人間界の授業をさせに行くんだ?」
マルモ「そんなのまだまだ先の話さ。まぁ南とはわしも楽しかったしな。ミルモもいつか国王になるからないろんなしれんがあるからな。」
???「そうだな。」

続く


■ ままな (35回/2014/12/19(Fri) 20:21:59/No5535)

すいませんでした。これは、ミルモ達が保育園の時のお話です。
カンカンに書きましたが、これだけです。
↑言葉がでない




5494/ ワルモ団のイタズラ
□投稿者/ 斎藤芽生 -1回-(2014/10/13(Mon) 20:23:15)

それは、つい最近の事でした…
イチロー
「最近、我らあまり目立ってないな…」
ジロー
「そういえばそうだな…」
サブロー
「しょうがないだろう…」
シロー
「このありさまだもんな…」
ゴロー
「ああ…」
皆そろって、辺りを見回した。
イチロー
「この牢屋から抜け出す方法を考えるとするか…」
その瞬間、辺りが揺れ始めた。
5人
「な…なんだ!」
ジロー
「地震か!」
サブロー
「大きいぞ!」
シロー
「大変だ!建物が崩壊するぞ!」
ドッシャーーン!
牢屋が崩れた。
5人
「イテテテテ…」
全員が出てきた。
ゴロー
「ああ!俺ら牢屋から出られたぞ!」
5人
「ワーイワーイ!」
イチロー
「ようし!これでミルモをやっつける作戦が
考えられるぞ!」

ミルモ
「ぶえっくしよーい!」
(誰かが俺の噂をしてんのか…?)
リルム
「どうしましたか!ミルモ様!お風邪ですか⁉︎」
ムルモ
「お兄たまは馬鹿だから風邪なんか
ひきましぇんよ。」
ヤシチ
「同感だ。」
ミルモ
「なんだと〜!」

イチロー
「…ようし!この作戦で行くぞ!」
4人
「おう!」
つづく



■ 斎藤芽生 (2回/2014/11/09(Sun) 09:05:30/No5522)

レスが遅れてしまいました。かなり放置してました…
一応ワルモ団が主人公の物語です。

始めの場面では、ワルモ団が悪い事をして
逮捕されています。わかりずらくてすみません。

いつか適当にオリフェを作ろうと思います。
では


■ 斎藤芽生 (3回/2014/11/11(Tue) 23:10:37/No5523)

こんばんは。オリフェを考えてみました。
予告通り、適当です。
一人目 ミルモ菌
ミルモが虫歯を作ったときに発生した。
お菓子を食べて、成長する。
1cm、イチゴ0.5個分まで成長した。
二人目 リルム菌
リルムの手作りパンから発生した。
発酵して、成長する。
0.95cm、イチゴ0.4個分まで成長した。
二人とも、楽器、魔法の時の掛け声、性格まで、
本物と同じである。
マッキーさんのハロウィンの絵を見て、
こんなの作りたくなりました。
オリジナル性がなくてすみません…

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■ 斎藤芽生 (4回/2014/11/19(Wed) 17:24:26/No5524)

数日後
イチロー
「いでよ!ミルモ菌!リルム菌!」
ミルモ菌
「南楓と結木摂が学校から出たら攻撃だ!」
リルム菌
「あ!出て来ましたわ!」
ミルモ菌とリルム菌は攻撃を開始した。
南楓
「な、何!」
結木摂
「なんだかミルモとリルムそっくりだな…」
イチロー
「よーく聞け!そいつらは、南楓の恋心を
壊そうとしている。」
ミルモ
「ところで、こいつらをどこで見つけたんだ?」
ジロー
「その辺でうろついていたぞ。」
リルム
「そんな事より、楓様の恋心を
壊そうとしているって、
どういうことですの?!」
サブロー
「人間から、恋愛という感情をなくそうと
しているということだ!」
シロー
「その手始めとして、南楓を選んだのだ!」
リルム
「そんな…」
ミルモ
「止める方法はねーのか?」
ゴロー
「この二人を殺すことだ!二人は殺されると
ミルモとリルムを道連れにするけどな。」
南楓
「嘘…」


■ ままな (29回/2014/11/19(Wed) 21:44:42/No5525)

こんにちは
ワルモ団のお話を作るなんて凄いですね。
少しうらやましいです
ワルモ団のことにあまり詳しくないので調べてみたいと思いました。そしてミルモ菌とリルム菌がとても可愛いですね特にリルムちゃんのほうがとても可愛いと思いました。これからも続けてくださいませ。では。


■ 斎藤芽生 (6回/2014/11/28(Fri) 17:57:17/No5529)

リルム
「楓様が恋心を忘れてしまうのも、
私たちが死んでしまうのも、絶対イヤですわ!」
ミルモ
「でも、しょうがねえだろ…」
リルム
「それはそうですけど…」
何もしなければ、楓は恋心を忘れてしまう。
ミルモ
「オレは、…楓が結木と両想いなら……
どうなっても構わねえ!」
リルム
「ミルモ様…」

翌日
ミルモ
「よし!あいつらを倒すぜ…。」
ふたりは、妖精毒入りのお菓子を持っている。
そこに、ミルモ菌とリルム菌が現れた。
ミルモ菌
「オレにもお菓子よこせ!」
リルム菌
「私にもですわ!」
菌二人は奪いとったお菓子を頬張り、そのまま倒れていった。
そして、ミルモたちも倒れていった…


強引すぎる文でなんとか物語を
進めました。
ミルモとリルムはどうなるんだろう…
自分でもわかりません。構成考えてないので。


■ 斎藤芽生 (7回/2014/12/14(Sun) 19:53:18/No5530)

イチロー
「最近、我ら全然目立ってないな…」
ジロー
「主役なのにな…」


ここは妖精天国
ミルモ菌
「そーいやぁここはどこだ?」
リルム
「妖精天国ですわ。」
ミルモ菌
「なんで死んでんだよ?」
リルム
「妖精毒入りのお菓子を食べたからですわ。」
ミルモ菌
「ミルモとリルムは、どうしてここにいんだよ?」
ミルモ
「おめーらがやったんだろ!」
ミルモ菌、リルム菌
「????????」
ミルモ
「おめーら、死ぬ前のこと全然覚えてねーのかよ!
俺らのことを道ずれにして殺しやがって…」
リルム
「きっとワルモ団に操られて、恋愛感情を
壊そうとしていたのですわ!」
ミルモ
「相変わらずだ!」


一方、人間界
ミルモ、ミルモ菌、リルム、リルム菌が
倒れている…
ムルモ
「お兄たま、リルムしゃん、
どうしたんでしゅか!」

「ねぇ、ミルモ、ミルモ!目を覚ましてよ!
ねぇってば!」
結木
「おい、リルム、リルム!」

続く…





■ 斎藤芽生 (8回/2015/01/05(Mon) 07:42:46/No5537)

ワルモ団
「ワルモ、ワルモ、ワルモ団〜
ワルモ、ワルモ、ワルモ団〜」
結木
「おい、お前ら、ミルモとリルムを
知らないか?」
イチロー
「知らん!」
ジロー
「死んだのか。」
結木
「たぶん…」
サブロー
「わーいわーい!」
ワルモ団
「わーいわーい!」
ムルモ
「お兄たまとリルムしゃんを元に
戻すでしゅ!」
シロー
「やーだねーおしーりペーんペーん!」
ムルモ
「さもなければ…」
ムルモがナイフを持つ。
ワルモ団
ひー、分かりました!
ムルモ
「じゃあ、こうするでしゅ。
ゴニョゴニョゴニョゴニョ…」
ゴロー
「何〜、過去夢〜?」
続く





やっと構成を考え終わりました。
ここまで言ったら結末が分かりますね…


■ 斎藤芽生 (9回/2015/02/03(Tue) 20:33:55/No5546)

最初につけたし。
前回出てきたナイフは、オモチャって
ことにしてください。


ここは過去の世界です。
イチロー
「過去に戻って、ミルモ菌とリルム菌と
我らの出会いを阻止しろって
言ったってなぁ!」

ジロー
「成功したって40年間牢屋の中だぞ!」
サブロー
「ああ、やなこった!」
そのとき、2人が現れました。
シロー
「ああ、現れたぞ!捕まえろ!」
5人
「ワルモでポン!」
ミルモ菌
「な、なんだ!」
リルム菌
「ここはどこですの!」
どうやら、2人はワープしたよう…
ワルモ団はもとにもドロップを食べ、
現在に戻りました。

ここは現在の世界です。
何もかも、元に戻った現在の中、
変わった集団が…
ゴロー
「とりあえず、牢屋からどうやって出るか、
考えよう…」
ワルモ団
「ああ…どうしよう…」

祝・完結
やっとワルモ団が主役らしくなったのに…
終わりです。




5499/ 妖精忍者物語1
□投稿者/ ままな -26回-(2014/10/21(Tue) 18:18:51)

マッキーさんのを見て私も妖精忍者の物語を書きたくなりました
レスが遅くなるかもしれませんがこれからよろしくです

突然ですが、オリフェ紹介と行きますね

名前 キュイ

楽器 オルガン

好きなお菓子 フルーツ菓子

得意技 手裏剣乱れ打ち✖️3

です!今度絵に書いて見ますね。
ではまた!


■ ままな (27回/2014/10/21(Tue) 18:42:08/No5500)

第一話〜ハンゾーの親友〜


ハンゾー「兄貴〜おはようなのら〜♪サスケ見なかったのら?」
ヤシチ「おうハンゾー!サスケはさっき、お前を探すために出てったぞ。」
サスケ「おお〜うただいまだぜ〜」
ヤシチ「噂をすればだな。」
すいませーん
ヤシサスハン「?」
サスケ「なんだぜ?」
ハンゾー「なんだか懐かしい香りなのらー♪」
ヤシチ「おお!このマグカップと言えば!」
サスケ「なんだぜ〜?」
???「ハンゾーキュン!ずいぶんお久ですの〜」
ハンゾー「キュイなのら〜久しぶりなのら!」
ヤシチ「キュイ久しぶだな!」
キュイ「あ!ヤシチ先輩!お久ですの!」
サッサ
キュイ「ヤマネちゃんね!」
ヤマネ「お久ぶりですキュイ殿」
キュイ「殿なんて付けなくていいですの〜」
ヤマネ「今日はなぜここに?」
ヤシチ「おお!そう言えば!」
キュイ「今日は、人間界で修行を始め用と思いましてきましたですの!」
ハンゾー「じゃっじゃあ人間界に住むってことなのら〜!」
ヤシチ「修行なんだからそうだろ。」
キュイ「それと…」
皆「?」
キュイ「ヤシチ先輩の弟子にして欲しくてきましたですの!」
ハンゾー「…」
ヤシチ「でってもな…もう3人もいるんだ…4人も面倒見切れるか…」
ハンゾー「大丈夫なのら!キュイはすごいのらだか兄貴キュイも弟子にして欲しいのら!」
キュイ「ハンゾキュン!」
ヤシチ「でもな…」
しかしそのあと、ヤシチはキュイがどれだけすごいか知っていたからとハンゾーがいつもと違う男らしい所がありOKしました。

このキュイちゃんは、なんでもできるスーパーアイドル
ここから、物語は進んでいきます

続く…♪

妖精忍者ってすごくタイプがバラバラでそこら編がなんだかとっても癒されます。
欲しいキャラや、アドバイスがあると嬉しいです。

では


■ ままな (28回/2014/10/26(Sun) 20:40:52/No5501)

第二話〜キュイとヤマネの女の子の作戦〜

ヤシチ「よーしキュイ今日からだな!」
キュイ「キュイハイなのです。にな様について行けるよう頑張りますの。」
ヤマネ「キュイ殿これからよろしくでございます。」
サスケ「だぜ!」
ハンゾー「なのら〜♪」
ヤシチ「今日はキュイが来たことだしミルモをやっつける作戦を立てるとしよう。」
サスケ「え〜今日もなんだぜ〜」
ハンゾー「めんどくさいのら!」
ヤシチ「馬鹿者!拙者達にはミルモを倒すという使命があるんだぞ!」
サスケ「そんなことおいら達には関係ないぜ〜」
ハンゾー「使命は兄貴にあるのら!」
キュイ「あのヤシチ先輩今日は新製品のかりんとうを日高さんと買いに行くと語っていましたよね?早く行かないと売り切れてしまうではですの?」
ヤシチ「ぎゃあああああああああああああああ!大変だあ!」
ヤシチは日高の所へ素早く飛んでいった。
そこに続けてサスハンもお行けて行きました。
キュイ「あっお待ち下さいですの!」
ヤマネ「あぁ!」
キュイ「!ヤマネちゃんどうしたのですの?」
ヤマネ「…今回も…ですね。」
キュイ「?」
ヤマネ「あっキュイ殿!すいませんでございます。ぼーっとしてましたでございます…」
キュイ「なんか悩み事ですの?」
ヤマネ「え?」
キュイ「さっき言ってた独り言聞いちゃったですの。」
ヤマネ「…私ヤシチ兄様の事が好きなのに全く素直になれなくて…これじゃあヤシチ兄様は他の方を好きになってしまうでございます…」
キュイ「…私恋のことはよくわからないけど、素直になれないなら素直になればいいんですの!」
ヤマネ「…あのぉいっている意味が…」
キュイ「だから、素直になる特訓よ!私がヤシチ先輩役ねそしてそこで、伝えたいことをゆう練習ですの!」
ヤマネ「はっはい!よろしくお願いいたしますでございます。」
キュイ「では。キュイでポンですの!」
ぽわわわぁ〜ん
キュイがヤシチの格好になりヤマネの前に立った。
ヤマネ「あのキュイ殿何をすれば良いのでしょうか?」
キュイ「言いたいことを言ってみてくださいですの!」
ヤマネ「はっはい!………///兄様が好きでございます!」
キュイ「かあああああああああ!面と向かって女の子に言われてても恥ずかしい………///恋って他の人もやばくなるのですの………」
ヤマネ「自然すぎたでしょうか?」
キュイ「そこまで言えればどうってことないですの!」
ヤマネ「ご指導ありかとうでござります。」
キュイ「いいんですの!別に何もしてないのですの!」
ヤマネ「いえ、かなり勇気をもらいました!」
キュイ「いつでも相談してね!」

ヤシチ「今帰ったぞ!」
ヤマネ「おかえりなさいませ!」
ヤシチは買ったばかりのかりんとうを方張りながら挨拶をした。
キュイ「さあ!ヤマネちゃん頑張るですの!」(小声)
ヤマネ「はい!頑張りますでございます。」(小声)
振り返ったヤマネは、思い切ってヤシチに思いを伝えようとします。しかし
ヤシチ「あ!まて!ヤマネ」
ヤマネ「ああっパク」
ヤシチがかりんとうを落としてしまったのです
ヤマネ「うふふーのふーなんだかとっても気分がいいでござります。」

まだヤマネの恋は続きそうです。

〜今日のおまけ〜

サスケ「今日はおいら達全然出てこなかったぜ!」
ハンゾー「セリフが少ないのら!」
ままな「ごめんね!でも次回ではサスケ君がたくさん登場するよ!」
サスケ「本当だぜ!」
ハンゾー「僕はどうなのら〜!」
ままな「まっそれは見てのお楽しみだよ!」

*・*・*・*・*・*・*・*・*
次回は〜
サスケの幼なじみ登場⁉︎
です!

感想

なんだか付けたしましたが。
次回の所アニメっぽくしてみました。別に付けなくてもよかった気がしますが…

では


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■ ままな (30回/2014/11/19(Wed) 21:55:23/No5526)

すいませんかなり放置してました。
11月27日に書こうと思っています。26日にテストがあるのでそれまで勉強に集中しようと思うので27日以降になります
見てくれている人がいると嬉しいのですが… (手書き小説のこと)
よければこれからも拝見してみてください。では


■ 斎藤芽生 (5回/2014/11/24(Mon) 07:34:53/No5527)

私の小説のレス ありがとうございます。
私はままなさんの小説見てますよー。
とうとうヤマネが告白しようとするとところまで
いったんですね。ヤシチがぶち壊してますが。
キュイもかわいいですね。私のオリ (?)フェとは
全然違いますね。これからも頑張ってください。
では。


■ ままな (31回/2014/11/27(Thu) 19:11:36/No5528)

斎藤芽生さんレスありがとうございました。
キュイちゃんは、私のオリフェでもかなりうまくできた方です。褒めてもらってとても嬉しいです!芽生さんもとても可愛いオリフェですよ!
見ていてくれてありがとうです!

すいません> <今日小説ノートを学校において来てしまったので、書けません。
明日以降には書けると思います。

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■ ままな (32回/2014/12/18(Thu) 23:14:18/No5532)

第三話〜サスケの幼なじみ登場⁉︎〜
ただいま、ミルモを倒す計画真っ最中…
ヤシチ「それでな⁉︎いいか⁉︎」
ハンゾー「僕がロープを引けばいいのら?」
サスケ「それでおいらとヤマネがムルモを入れて」
キュイ「私がヤシチさんに報告で完璧ですね⁉︎」
ヤシチ「よし決定だ早速やろう」
すいませ〜ん
ヤシチ「んぁ?なんだ?またマグカップか今度はだれだ?」
すいませーん
サスケ「…」
ハンゾー「…」
キュイ「…っ」(汗)
???「サスケ久しぶりにゅー!」
???「本当ね久しぶり⁉︎あっハンゾー君にょー⁉︎久しぶりですにょー♡♡」
キュイ「シルクそんなにくっついたら困るですの~…」
ヤシチ「シルク久しぶりだな、」
シルク「ヤシチ久しぶりね⁉︎まだミルモやっつけてないの?」
ヤシチ「まぁな…お前には関係なかろう⁉︎」
???「僕も仲間に入れてよ⁉︎」
サスケ「ミルク…なんでミルクもシルクさんも来るんだぜ?」
ハンゾー「そうなのら」
シルク「ダメぇ?」
ミルク「ねぇ?ヤマネちゃんは?」
サスケ「ヤマネは兄貴のためにかりんとうを買いに行ったぜ」
ミルク「ふーんあ・り・が・とヤマネチャーン」
サスケ「あっおいまてだぜ!」
シルク「相変わらず中いいわね。さてとこっちに来たことだしハンゾー君とデートしよーですにょ~♡」
キュイ「なっちょえっ」
シルク「ん?『んふ♡ハンゾー君はわたさないにょ』」
キュイ「なっ」
ヤシチ「なんだ⁉︎いきなりお前らミルモの作戦はどうなった⁉︎」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃サスケ達は
サスケ「なんでミルクが来たんだぜ⁉︎」
ミルク「姉貴が来るってゆうから僕もヤマネちゃんに会いに来ようとおもってね。」
サスケ「なんだぜやっぱりヤマネ狙いだんたんだぜ」
ミルク「それ以外ないにゅあっヤマネちゃん発見にゅ⁉︎」
サスケ「⁉︎」
ミルク「ヤマネちゃ〜ん」
サスケ「あっマテだぜ⁉︎」
・・・・・・
ミルク「ヤマネちゃん久しぶり♡」
ヤマネ「ミルク殿お久しぶりでごさいます。」
ミルク「ヤシチ先輩のお菓子買えたにゅ?」
ヤマネ「はいちゃんと。この通りでござります。」
サスケ「あっそろそろ帰るんだぜちょうどミルモを倒す計画が終わったんだぜ⁉︎」
ヤマネ「そうなのでござりましたか⁉︎では…」
ミルク「あっ待ってよその前に2人でデートしない?」
ヤマネ「あっそのいえ…」
ミルク「さぁさぁ行くにゅ」
ヤマネ「いえそのぉー」
サスケ「…」
ミルク「ここはどおにゅ?あっあそこも」
ヤマネ「あのぉ」
ミルク「あれなんかも僕たちにひったりだよ」
ヤマネ「しかし戻らないと」
ミルク「へ?」
ヤマネ「私ヤシチ兄様の元に帰るでござります〜」
ミルク「えっヤマネちゃーん…どうしたんだろ?」
サスケ「しょうがないぜ…」
サスケも飛んで行ってしまった。

続く
すいませんおりふぇ紹介
シルク

ヤシチや、ミルモの隣のクラスの同級生ハンゾーが好きで
どちらかと言うと安曇みたいなタイプ

ミルク

ヤマネが好きで、男の子にも女の子にも人気がある。
ヤマネの♡をつかみたいのにいつも失敗している

〜今日のオマケ〜
ままな「言いたいことが書けなくてがっくり…」
サスケ「次もいつになるやらだぜ…」
ヤシチ「最初に全部書きすぎだ⁉︎」
ままな「ううーん次はどうするかなぁ~」
ヤシチ「まぁなんとかなるだろ」
サスケ「でも何にも考えてないぜままなのやつ」
ままな「そうなんだよね…まぁよろしくです⁉︎」

**********
次回
シルクとミルクです
期待しない方がいいです。

感想

まさしくスランプですな。言葉が出てこない…モヤモヤする〜きっとわけ分からないことが書いてあるかも 焦



■ ままな (36回/2014/12/23(Tue) 11:14:48/No5536)

第四話〜シルクとミルク〜
ヤシチ「所でお前達これからどうする気だ?」
シルク「何よお客様に向ってお茶も出さないにょ?まぁいいは。少しの間ここに泊まるにょ。」
ヤシチ「ちょっと待てここに!」
シルク「ええ。なんか問題あってにょ?」
サスケ「でもここ最近僕たちも泊まってるから安曇がいいってゆうか…」
ハンゾー「そうなのら!」
キュイ「えっ!あっはいですの!」
シルク「ダメぇ〜?ってゆうか安曇っさん?てだねにょ?」
ヤシチ「それは…」
???「うるさいわね!なんで今日こんなに騒がしいのよ。」
シルク「この方が安曇さんにょ?」
安曇「何〜?」
シルク「綺麗な方ですにょ!」
ミルク「うーん可愛いね」
安曇「なっなにこの子達あんた達とは違って正直で可愛い〜(ニヤニヤ」
ヤシチ「えっ?」
一同「!?」
シルク「安曇さん少しの間ここにとまらせてくれたせんか?」
安曇「もちろーん正直物は大歓迎よ!あっヤシチ洗濯とアイロンがけと部屋の掃除終わったんでしょうね?」
ヤシチ「ひえええ!」
ミルク「じゃあ僕はヤマネちゃん家に…」
サスケ「おっおいマテだぜ!なんでヤマネんちなんだぜ!」
ミルク「ヤマネちゃんがいいならいいニュー」
ヤマネ「桃どのが良ければ私は構わないのでございますが…」
サスケ「っ」
ミルク『残念でした!』
ヤマネ『はぁ』
キュイ「はぁ』

そして、1日が早く過ぎて行きました、、

キュイ「おはようございます。」
一同「おはようぉ」
キュイ「もしよかったらなんですけど、今日わっ私の…」
一同「???」
ハンゾー「人間のパートナーが欲しいのら?」
ヤシチ「えっなんでわかった?」
ハンゾー「別に何と無くなのら」
キュイ「あっはいそのことですの」
シルク「…」
サスケ「そうゆう事は早く言えだぜ!」
キュイ「はっはいですの!」

〜今日のおまけ〜
安曇「シルクちゃんっていいわ!」
キュイ「別に私はそうわ思いません…ですの」
安曇「なんでなのよー!」
キュイ「その前になんでままなさんは喋らないんですの?」
ままな「いえべつに…キュイちゃんのパートナーどうしようかなぁ~と思いましてね…」
キュイ「そうですねやっぱり可愛い子がいいですの!
ままな「そうだねぇ~」

続く
***************
次回
キュイのパートナー探し

感想
ハンゾー達のパートナーも作りたいなー
↑ただのひっとりごと!


■ ままな (37回/2015/01/06(Tue) 12:37:10/No5538)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


第五話〜キュイのパートナー探し〜

安曇「ヤシチ〜今日は洗濯と、食器洗い、そして服をたたんで…」
シルク「ふふ!安曇さんもう私が終わらせましたにゅーですー!」
ヤシチ「なんだとぉ〜!」
安曇「ふーん中々気が利くじゃなーい。ヤシチなんかよりずぅーっと役に立つわー!おーほほほほほ」
シルク「うふふふふふ!っでも…」
『パートナーが欲しいのらー?』『はっはいそのとうりでございますですの〜』
シルク「っっ私も何とかしてパートナーを見つけなければ!」
ヤシチ「なんで、そんなに早く出来るのだ!シルク見直したぞ!」
シルク「うるさいわね!今考え事してたのよ!」
どかーん!
ヤシチ「っっっあっ安曇より凶暴だ(プルプル)」
シルク「あんたには優しくしないわ。」
ヤシチ「んぁ?」
シルク「安曇さんを私のパートナーにしようと思うの。だから貴方とはライバルになるわ!」
ヤシチ「なにぃー!でもなぜいきなり!…」
シルク「貴方にはまぁ教えてあげなくもないわ!」
ヤシチ「んぁー?」
シルク「私は、キュイとライバルなの知ってるわね?キュイがこっちにパートナーを探すとゆうことは、ハンゾー君が取られる危険性があるとゆうこと。だから日高安曇を私のパートナーにするわ!」
ヤシチ「ちょっと待て!キュイはまだパートナーを見つけて無いし!安曇は拙者のパートナーだ!」
シルク「そんな事は知ってるわ!だから貴方とはライバルになるのにゅー!お分かり!」
ヤシチ「っっっ」

キュイパートナー探し当日

キュイ「皆様私のパートナー探しをお手伝いいただきありがとうございます。」
ミルモ「ちぇー!なんで俺が…」
リルム「まぁいいじゃありませんか。それにキュイ様と会うのは、とてもお久しぶりで嬉しいですわぁー!」
ミルモ「ふん!」
ヤマネ「ミルモどのお願いでございます。」
ミルモ「なんだよヤマネ!」
ヤマネ「あっいえ!なんでもございません」(危ないでございます。でもキュイどのには、パートナーを付けてもらわないと私も困るのでございます)
ミルモ「はぁーしょうがねぇーなぁー!」
ヤシチ「おお!じゃあやってくれるのか!」
ミルモ「まぁなぁー。豆マメカプセル!ぽん!ミルミルミルモでポン!」
ケパパ「お久しぶりでやんす!」
サスケ「おお!こいつが安曇が言ってた占いは当たるけどいい男は見つけられないってやつだぜ!。」
ケパパ「なんでやんすか!…安曇さんの事でやんすか。しっかり見つけたじゃ無いでやんすか!」
ミルモ「あぁ、、そんな事よりケパパ!キュイに相性100%のやつを探してくれい!」
ケパパ「お安い御用でやんす!んんんんんん!こっちの方角にキュイさんに相性ピッタリの方がいる気がするでやんす!」
ミルモ「よし!キュイ行くぞ!」
キュイ「ハイですの!」
ハンゾー「僕も行くのらー!」
シルク「ハンゾー君も行くのー!なら私も行くにゅー!」
ミルモ「まぁいいだろう。行くぞ!」

ふわふわふわふわ

ケパパ「ここら辺でやんす!」
ミルモ「おお!あの家か。」
キュイ「えっ!あっ彼の方は…」
ハンゾー「どうかしたのら?」
シルク「…」
キュイ「いっいえ、人違いですのー!」
ミルモ「まぁいい、相性をはかるぞ!」
ケパパ「ハイでやんす!んんんんんんん!」

100%でやんす!

ミルモ「よし!キュイこいつでいいか?」
キュイ「…」
ミルモ「?キュイ?気に入らなかったのか?」
キュイ「あっいえ。この方がいいですの。」
ミルモ「じゃあ、ミモモにマグカップを届けてもらおう。」
キュイ「ハイですの。」

その頃ヤマネは、
ヤマネ「キュイ殿が人間界に来ればヤシチ兄様と、近ずく事が
多くなる!うふふーのふー!私はとても嬉しいでございます!」

〜今日のおまけ〜

ままな「最終的にパートナーを決めれなかった。」
キュイ「いいのですの〜!これから私のパートナーを作ってくださいませ。」
ままな「うん!分かった!」

*************

次回〜キュイのパートナーは、昔のパートナー!?〜

*****

感想

特にありませんが最後に読んでいて、次回の所…変ですよね??


■ ままな (38回/2015/01/06(Tue) 21:41:05/No5539)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


第六話〜キュイのパートナーは、昔のパートナー!?〜

キュイ「ミルモさんありがとうございました。」
ミルモ「別にぃ〜リルム!帰るぞ!」
リルム「はっはいですわ!皆さんごきげんよう。」
ヤマネ「ではまた。」
キュイ「では、皆様行ってまいります!」
一同「いってらっしゃーい」

選ばれた子の家

キュイ(みっ見間違いですのー!この方と仲良くするですのー!)

???「宿題終わったのー?」
???「今やるとこー!」
???「早くおわらせなさーい。」
???「はいはい。」

ぽぁぽぁぽぁぽぁぽぁぽぁぽぁぽぁ

???「んっなっ何ここ!っっっぷっ変な店〜」
店長「いらっしゃい。」
???「ども!ん?なんだろうこのマグカップ…見たことある…あのこれにします。」
店長「まいど…」

???「このマグカップどこかで見たことがある気がする…ん?」このマグカップにオレンジジュースを注ぎ込むと、貴方の困っていることを解決してくれます。
???「?なんだろう…やって見よ…」
とぼとぼとぼとぼひかーん
ちょこ
キュイ「……!!」
???「…………………………!!!!!!!!キュッキュイィィィィーーーーー!!!!!」
キュイ「やっぱり優華さんでしたの!っっっ」
優華「キュイ〜!久しぶり〜!」
キュイ「ハイですの…」
優華「なんかキュイ変わったね!」
キュイ「///優華さんのおかげなのですの。」
優華「でもどうして来たの?もう願いは叶えたはず人間界には来れないって言ってたような…」
キュイ「ハイなのです。ミルモさんが決まりを変えて私達も来れるようになったのです。それで、パートナーをまた探したくミルモさんに頼んで相性が言い方を探してもらったら、優華さんだったのですの。」
優華「嬉しいなぁー!そういえばさ、なんか叶える魔法変えたの?前は、このマグカップにオレンジジュースを注ぎ込むと貴方の嫌な人を…なんちゃかかんちゃら」
キュイ「あっそれは…」
優華「それに服装も変わったし。」
キュイ「あっ服は、元に戻しただけで…」
優華「元に?」
キュイ「いえ!なんでもございません!」

その頃ヤシチ達は

ヤシチ「キュイは上手くいってるか、少し心配だ…」
ハンゾー「…」
シルク「平気にょ〜あの子前キュイちゃんとパートナーだった子だし。ハンゾー君も知ってるでしょー?」
ハンゾー「うんなのら。でもあの頃のキュイは…はっ!
なっなんでもないのら!」
ヤシチ「???」

*********
次回 〜キュイの秘密〜

*********
感想

短すぎたかもです。


■ ままな (39回/2015/01/11(Sun) 21:34:45/No5540)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


第七話〜キュイの秘密〜

キュイ「優華さん、そろそろヤシチ先輩達の修行に行ってきます。」
優華「うん、いってら!」

安曇家

ヤシチ「ハンゾーあの頃こキュイはとはどうゆう意味だ?」
ハンゾー「…あれは」
キュイ「遅れて申し訳ないですの〜」
ハンゾー「今あの話をしてたのら」
キュイ「えっ…」
ヤシチ「?」
ハンゾー「キュイが話すといいのら!」
キュイ「はい…。皆様は私には親がいないのは知っていますよね?」
一同[コクリ]
キュイ「私は魔法も下手で…下手とゆうよりかは、私は産まれ付きの黒魔法の持ち主なのですの」
シルク「ちょっとたんま黒魔法って産まれ付きってあるの?」
キュイ「魔法もほっぺのマークも親から受け継ぐ物なのですの。親がいない私は調べる事が出来ないし、抑える方法もわからないのですの。」
シルク「そうなの…」
ヤシチ「拙者が前にキュイの魔法を見た時は普通ではなかったか?」
キュイ「昔私の親が伝説のプリン山に咲く花をとって来てくれたそうで、コントロールができるのです。このマークをタッチすれば、皆様と同じ星が出て来るのです。」
シルク「そっそうなの…」
キュイ「それで、こんな私はクラスの子にいじめられるようになったのです。今ではそれほどの事ではなかったのですがあの頃のわたくしは、臆病でしたので辛かったのです。でもある日…」


長老「キュイや早すぎるかもしれんが人間界に修行に行かんか?」

キュイ「それって…保育園生の私は早すぎませんか!」

長老「今行かないともしかしたら2度と修行に行けないかもしれないのだ。」

キュイ「ええ!」



キュイ「そうゆう事で私は人間界に来たことがあるんですの。」
ハンゾー「そこで出会ったのが優華さんだったのら」
キュイ「私は優華さんに幸せとゆう事と笑顔とゆうことを学んだのです。」
ミルク「泣けるよーその話〜!もう感動〜!」
ヤシチ「お前…」
シルク「っっ…持っと私達に相談していいんだからね!///」
サスケ「そうだせ!これからなんかあったら、おいら達に話すんだぜ!」
ヤシチ「役に立つぞ!」
キュイ「ありがとうございますの!」

また、新しい友情が広がりました。

今日のおまけ

ヤマネ「今日こそヤシチ兄様の♡をゲットしてみるでございます。」
ままな「ヤシチは私の嫁だぞ!」
ヤマネ「えっ!」
ままな「嘘だよー」
ヤマネ「(少し本気にしてしまったでございます。)」
*************
次回〜ワルモ団はヤシチを狙ってる!?〜

*************
感想
今日のはメモみたいな感じだったような…


■ ままな (41回/2015/02/10(Tue) 21:39:44/No5551)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


第八話〜ワルモ団はヤシチをねらってる!?〜前編〜

イチロー「はぁ暇だなぁ」
ジロー「あぁ…暇だ。」
サブロー「なんかやることは無いのか…」
シロー「ミルモを倒しに行くのはどうだ?」
ゴロー「…だけどいつも失敗に終わるだけだから今度はヤシチにして見てはどうだ?」
イチロー「なにぃ!?元子分をやっつけるだと!?」
ゴロー「元子分と言ったって初戦は元だ。それに暇つぶしくらいにはなるだろ?」
ジロー「うーんなるほどな!」
サブロー「やって見るか」
ワルモ団一同「わーはっはっ」
イチロー「では早速いくぞ!」
ワルモ団一同「いくぞ!」
******日高家******
イチロー「ヤシチはいるか!」
一同「いるか!?」
ヤシチ「んぁ?ぬぁ!元しゅりょう!」
サスケ「なんだぜ〜?」
ハンゾー「とても久しぶりなのらぁ〜」
イチロー「今日はお前らを倒しに…」
シルク「うるさーい!昼寝してたのよ!」
どがーん(殴った音)キラーん
ヤシチ「もっ元しゅりょうー!」

******
イチロー「いっいててて…」
一同「いててて…」

ジロー「なっなんなのだあいつは。」
サブロー「凶暴女よりも達が悪いぞ。」
シロー「これでは、暇つぶしどころの話では無いぞ。」
ゴロー「挨拶もしないで、殴るとは…」
ゴロー以外「…(冷たい目線)」
ゴロー「えっ…」
???「あっあの…大丈夫ですの?」
イチロー「…えっぁ…?お前は誰だ」
イチロー以外「誰だ!」
???「私はキュイですの。それよりそんな大けがして大丈夫なの?」

一同「大丈夫だ!」
キュイ「…なら」

ペトペトペトペトペト(ばんそうこうを貼る音)

イチロー「大丈夫だと言っているだろ!」
一同「言っているだろ!」
キュイ「ダメよ!ほっといたら!だってシルクが負わせたケガなんですもの。」
イチロー「???」
キュイ「ともかくこれで大丈夫ね!はぁあっ大変!こんなところにいたら…」

カシャカシャ

キュイ「あら…」
新聞記者妖精「キュイさんは今日も人助けをしたわよ!すぐメモって!」
キュイ「…あっじゃあまた。」
ワルモ団一同「おっおい!」

******
イチロー「一体あいつは何だったんだ…」
ジロー「優しかったなぁ」
サブロー「何を言ってるんだ!我らはわるーいワルモ団人助けをされてどうする!」
シロー「…でも…あいつ何処かで見たことあったような」
ゴロー「実は俺も」

続く


■ ままな (42回/2015/02/10(Tue) 22:00:27/No5552)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


第九話〜ワルモ団はヤシチをねらってる!?〜後編〜

ヤシチ「…元しゅりょうは一体なんのようだったのだ?」
サスケ「なんでもいいんだせ。」
ハンゾー「それよりさっきからシルクが変なのら」
ヤシチ「ん?シルク…?………あぁ昼寝を邪魔されたから怒っているのだろう。寝起き悪いから」
サスケ「あはは」
ミルク「姉貴がすいませんねぇ」
サスケ「!?」
ミルク「それでヤマネちゃんは?」
サスケ「妖精界に行ってるけど」
ミルク「えっ…そう…まっここで待たせてもらぉ」
キュイ「皆様!」
ヤシチ「おぅキュイか!今日は雑誌の取材ではなかったか」
キュイ「そうなのですがトラブルに巻き込まれたのですの。」
そしてキュイは、シルクをじっと見つめて
キュイ「シルク!妖精をケガさせるのはやめてくださいまし!ワルモ団の皆様かなり重症でしたの!」
???「はーっはっはっはっそんな事で我らは、くじけないのだ!」
ゴロー「それに凶暴女で慣れたしな」
イチロー「それはともかく」
イチロー以外ワルモ団「ともかく」
イチロー「ヤシチ!お前を倒しにきた!」
ヤシチ「はぃぃ?拙者を倒しに…元しゅりょうは、拙者を倒して、なんか得でもあるのでしょうか」
イチロー「いやない!」

ズコ!

イチロー「暇つぶしにはちょうどいいと思ってな。」
キュイ「…なるほど」
ハンゾー「!?」
キュイ「そうゆうことでしたの」
ワルモ団「??」
キュイ「ただそれだけにこんなにも振り回されたのですのね!」
シローゴロー「あー!おもいだした!」
キュイ「ごー!!!」
シローゴロー「あれはスーパーアイドルのキュイさん!っっっかっかなりヤバイあっあれ?ヤシチ達は?」
イチロー「ヤシチ達なら向こうに…」
ずこーん!だーいばーくはーつ

ワルモ団「結局我らはこうゆうオチか」

続く


■ ままな (43回/2015/02/10(Tue) 22:06:52/No5553)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


10話(最終話)〜ハンゾーとキュイの昔の話〜です。

ハンゾーとキュイの出会いを元にしようとおもいます。
これからも続くのでよろしくお願いします。

******
おまけ
イチロー「オチがかなり無茶ぶり過ぎではないか!書き直せ」
ワルモ団一同「なおせぇ!」
ままな「あっわるいけど、もう直せないから」
ワルモ団一同「…」
******
では、


■ ままな (44回/2015/02/10(Tue) 22:27:18/No5554)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


第十話〜ハンゾーとキュイの昔の話〜

今から五年前
キュイ「はぁ…」
長老「しょうがないじゃろお前だって一人では無いのだろ」
キュイ「…」
長老「キュイ…」
???「…友達はすぐに作れる自分がじぶんでなくなっても」
キュイ「えっ…?」
長老「どうした?」
キュイ「なにゆえそうゆうことが言えるんですのぉ〜?」
長老「キュイ!?」
キュイ「…はぁ」
???「長老!このお花枯れちゃったのら?」
長老「ほ?ほっほっほっ。枯れてはおらんよ。ただ水が足りないんじゃ。一つ掛けていればお花さんだってしおれてしまうじゃろう」
???「そっか!ありがとう長老様」
キュイ「何かが掛けていれば…か…」

******学校******

クラスメイト1「キュイ!今日も魔法へたくそだったな!」
クラスメイト2「やーいやーいへったくそー!」
べし!べし!
キュイ「…いたい…」
毎日のようにいじめを受けるキュイ

(もっもうこんな生活…いやだ!)
そんなキュイは屋上へ向かいました
キュイ「はぁ風にあたろう」
下を見るととても高くミルモの国が見渡せるくらいだった
キュイ「いっそここから飛び降りたい」
???「なっ!なっなにいってるのら!」
キュイ「…へっ…」
???「長老様も言ってたのら一つ掛けていれば綺麗な花もしおれてしまうって」
キュイ「あっ…」
???「((ニコ 僕はハンゾー。君は?」
キュイ「あたしはキュイです。」
ハンゾー「キュイ!よろしくなのら、なにがあったか知らないけれど僕がなんでも話しは聞くよ!相談にも乗るよ!だから飛び降りるなんて…」
キュイ「私飛べるわよ…」
ハンゾー「あっ…」
キュイ「でも…嬉しかった。友達のいない私の事を始めて心配してくれて嬉しかった…」

******
ぴぴぴぴぴぴっぴっぴっ!
ガチャ
キュイ「…ふぁぁぁぁなんだか懐かしい夢を見ました。優華さんのところに挨拶に行きましょ」

******
ありがとうございました!
これからもどんどん書くのでよろしくお願いいたしますね!
では!






5434/ 妖精界大決戦
□投稿者/ 紙状タカヤ -1回-(2013/10/18(Fri) 23:29:14)

--話の内容--

全妖精たちよ、妖精界の「闇」の歴史に真っ向から立ち向かえるか?

妖精たちよ思い知れ、そして生き恥をさらすな

お前達の罪を死で償え!!


?「妖精界...その存在自体を消してやる」

第1話「妖精界の危機」

ここは妖精界のミルモの里、フェアリーキャッスルでは兵士達が
玉座に集められていた。

マルモ国王「いいな、今回は妖精界が滅ぶかもしれない重大な事じゃ」
兵士達「はぁ!!」

マルモ国王「妖精界の闇に葬られた歴史か。それが動き出したと言うのじゃな」
サリア「ガイア族が直接、私達に報告してきた位ですから」

妖精界の空は灰色の雲に覆われていた。


■ ゆいぽん (1回/2015/02/11(Wed) 21:34:38/No5557)

タカヤさん、こんにちはー!ゆいぽんです。どんな話になるか楽しみです!ドキドキします!がんばってくださいね。


■ ままな (47回/2015/02/11(Wed) 23:33:03/No5558)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


紙状タカヤさん、ゆいぽんさんこんばんは。お二人とも始めまして。ゆいぽんさんとはいろんなサイトでお会いしてたり…間違ってるといけないので始めまして。

紙状タカヤさんの1話をみておもしろい!とおもいました。
妖精界の危機王子ミルモは、どうゆう反応をするのか。
とても楽しみになってまいりました。
これからがんばってくださいね。では。




5461/ 少女変身はワルモのせい?
□投稿者/ りょく -378回-(2014/05/20(Tue) 13:20:42)

1,秘密変身妖精ルエカ 秘密占い妖精フロッグ



変身少女が何故、変身少女なのかと言うと変身少女だから変身少女なのです。

口説いですか?
(上記にしつこく書かれている『変身少女』とは、他作品に当たる『変身ヒロイン』や『魔法少女』のことを指します)


大抵の変身少女は、生まれ持った運命や与えられた使命から愛と平和の為に戦う、あるいは修行の為ライバルと争い、時に友情時に恋とかしながら成長していく。そして変身を秘密にしている。


しかし、この『ルエカ』の場合は少し違っていた。


ライチ
「ルエカ」

妖精学校の放課後。
同じクラスの友達から名前を呼ばれて、教科書を鞄にしまっていたルエカは顔を上げた。
ルージュを分厚く塗りたくった唇と大きなお団子ヘアーが特徴的な女の子妖精が隣に立っている。

教室は早くも掃除当番をふざけて箒と雑巾で野球をする男子達で騒がしい。

ルエカ
「何?」

ライチ
「ねえ知ってる? 最近妖精学校の近くに占いの館が出来たんですって。隣のクラスの子が話しているのを聞いたわ。今日行って見ましょうよ。ワタシも噂話しなくっちゃ。占い師はどんな妖精なのかしら。占い方法は? 普段は何をしているのかしら」

ライチはペラペラ語ると獲物を狙うハンターのように眼光を強めた。
目的がずれているのはいつものこと。ライチはほんの一言二言から瞬く間に新たなゴシップを捻り出してしまう妖精拡声器。
この子に秘密を知られると全校生徒に伝わってしまうだろう。
噂好きな部分を除くと、一緒にいて楽しい友達なのだが。

ルエカ
「き、今日はお母さんの帰りが遅いから晩御飯の支度があって…だから、早く帰んなくちゃいけないケロ…」

ルエカの両親は共働きで母親の帰りが遅くなる日には、ルエカが夕飯の支度や風呂の準備等をするようになっている。
一応嘘は吐いていない。そうここまでは一応。

ライチ
「そっか。大変ねえ」

ルエカ
「ごめんね〜。また今度誘ってね(あぶねー…)」

友の優しさと同情が入り交じった視線から冷や汗を隠しつつ、ルエカは教室を飛び出した。





学校が良く見える通学路。
HRを終えたばかりなので生徒はほとんど通っていない。
周りはかくれんぼに最適な背の高い木や立ったまま身を潜めることが出来る茂みがある。だからこの場所を選んだのだ。

両手の指を交差させてルエカは御祈りした。

ルエカ
「みんなの悩みが解決しますように…」

すると、不思議なエネルギーが風が光が彼女の身体を包み込んだ。
若さから湧き出るパワー(体力)と、若さゆえに滲み出るフレッシュさ(水を弾くぴちぴちお肌とか、しわシミくすみの無いお肌とか)と、心身ともに清らかな若い女の子にしか表現することが出来ないラブリーさ(純潔ってこと)によって、ルエカの全てが変化していく。

そうして髪型と服装と雰囲気、それから名前まで変えて、彼女はすっかり別人になっていた。

やや地味めで良くも悪くも平凡な女の子妖精から、知性と落ち着きと神秘的な雰囲気に包まれた半透明のベールで顔を覆うどこからどう見ても占い師に変身した。

フロッグせんせー
「さあ…今日も頑張りマス!」

その外見とは裏腹に元気いっぱい喋ると、フロッグせんせーは意気揚々と茂みを飛び出した。


簡易占いの館(大きめのテントを想像してください)を魔法で組み立て、テーブルと椅子を設置すると出来上がり。
後はお客を待つだけ。

ピカリ
「こんにちは。ピカリと言いますピカ。私を占ってくださいピカ」

今日の一番客はルエカと同級生の妖精だった。
清楚系美少女、隣のクラスの学級委員長を勤めるピカリ。掃除が好きで得意で、ピカリの居るクラスは常に学校一清潔かつ整理整頓がされていると伝説になっている。

(ルエカ
『ひーー、この子が一番目!? 可愛さと掃除番長オーラの空気清浄機に、この邪道でライアーな考えを浄化されそうケロ…』)

心の中のルエカは軽く絶叫すると頭を抱え込む。
変身すると性格が分裂するようだが、本人達はおかしな現象だと捉えていないらしい。

フロッグせんせー
「(そろそろ馴れるデス! もう…)いらっしゃいデース! きゃー、お客さんが来てくれて嬉しいデス! ハイ、恋愛運デスね。相手クンは? ケロケロ…隣のクラスの…。今まで学校の用事で喋る機会は何度かあったけれど、親しくなり始めたのはここ最近…」

ルエカがドギマギしている最中もフロッグせんせーは、巧みな話術でピカリの言葉を引き出していった。
これは本当に能力のある占い師ならば決してやらない行為である。何故ならわざわざ聞き出さずとも占えば良いのだから。

ピカリ
「好きになりかけている男の子が居て…、その…ワタシがどう思われているのか占ってほしいピカ」

ピカリは喋っている途中、一瞬だけ眼を伏せて少しだけ恥ずかしそうに微笑んだ。
それは女の子であるフロッグせんせーから見ても「あー、可愛いなあ…」と心がキュンとするほどだった。

フロッグせんせー
「ピカリちゃんは可愛いから、アナタの方が惚れられてしまいそうデース★」

フロッグせんせーは明るい口調とは裏腹に、占いカードを手早く切りまくる。
まるで焦っているような。それは何に対して? ピカリが綺麗で輝いていて眩しすぎるから?

ピカリ
「うふふ〜。照れるピカよ。それで占い結果はどうなっているピカ?」

フロッグせんせー
「そ、それはケロ……」

選んだカードには蛙のイラストが載っている。この一枚だけじゃなく、全てがそうなのだ。

ピカリ
「それは?」

緊張しているんだろう。水色掛かった薄い髪の毛を人差し指で無意識に弄るピカリに、フロッグせんせーはケロンと咳払いをして言った。

フロッグせんせー
「…ワタクシの計算によると、相手くんの方がよりピカリちゃんに恋愛感情として好意を持ってるデース!(きっとそう) …ですが…お付き合いとなると、ピカリちゃん側の準備が整ってないように感じる…(そんな感じ)。私が占って出た答えとしてはマルですが、その後の展開は自分の気持ちがはっきり決まってから、男女交際するかどうか決断する方が良いケロ。さあ、選ぶのはピカリちゃんデース!(多分ね…?)」

ピカリ
「(計算によると…って本当に占ってくれたピカ? いえいえ、わたしは『占うこと』についてほとんど知らないし、フロッグせんせーはプロだし、それにせっかく占って、もらったのにわたしった邪推して嫌な子ピカね。答えは自分が感じていたことと一緒だったけれど、他人の口から聞いたら安心したピカ。
それより、フロッグせんせーの弾けっぷりが見てて楽しいから、今日は来てよかったピカ!)」

フロッグせんせー
「どうしましたデス?」

ピカリ
「わたしを占ってくれて、どうもありがとうございましたピカ」

ピカリは「また今度お願いしますピカ。次は友達を連れてくるピカ」と付け加えると、薄暗いテント内でも可愛いと思わせる笑顔を見せて帰っていった。澄んだ空気が薄まって視界と同じ雰囲気に戻っていった。

ルエカが変身したフロッグの占いは、このように訪れたお客七割を元気付けたりおだて乗せ上げることに成功し、三割を一瞬疑問に思わせていた。
その割合はルエカにとって良い方向に日に日に変化しつつある。
しかし、これは占い能力ではなくて変身少女の力だった。
…賢明な読者サマはお気付きでしょうが、ルエカにもフロッグにも占いの才能は無い。

(ルエカ
『ケローー…清楚で可愛くて、逆にハードだった…。早くも疲労が…』)

フロッグせんせー
「この仕事(無料です)は誰に頼まれたでもやらされたでもない。完全なる自分の考え意志で始めた。ナ・ノ・二、疲れるなんてナニゴト! もっと気合い入れろデス!!」

(ルエカ
『わ、分かってるよ。同一人物なんだからさ。隣のクラスの目立つ子だったから物怖じしただけ。
最近お客さん増えたし、それだけ名が知れてきたってことだよね…。もっと気合い入れて洞察するケロ!』)

それからお客はそこそこ来た。
ピカリみたいに優しい妖精もいれば、偉そうだったり怒鳴ったり、どうにも出来ないことを八つ当たりするお客も居る。
でもそれでも一生懸命アドバイスする。誰にでも同じ対応をすると言うのが信条だった。
そうするとお客は不思議と穏やかになって帰っていくのだった。

日が暮れる前に店じまい。
これから(同じ考えの主婦が集う超混んでる時間帯)スーパーで買い物して夕食の準備、もしかしたら気まぐれな弟が風呂を沸かしてくれているかもしれない。

フロッグせんせー
「カードの切り方も大分プロっぽくなってきたデス! それに比例して何故占いの腕が上がらないのか? 世界七不思議の一つに加えなきゃデス。ま、そんな簡単に出来たら私は居なかったんだけどケロ」

(ルエカ
「…分かったから、そろそろ身体返して」)

テントをたたみ周囲に人気が無いことを確認すると、変身を解いた。
今日もいつもと同じ、大きな変化は無いと思っていた。チャンスもピンチもないと。

ルエカ
「…ふう。実は全く占いは出来なくて、お客さんの話で予測して奴のノリで押し切る事がバレたら大恥だよね。自分でやってんだけど」

そう言いながらルエカが手ぐしで髪を整えていると、誰かが居る気配がした。

ルエカ
「えケロ……」

???
「聞ーちゃったー」

ルエカの秘密を知って、それを楽しむかのような男の声。逆光でシルエットしか解らない。
胡散臭い妖精達に、ルエカの独り言がはっきり聞かれてしまっていた。








胡散臭い妖精。オリフェじゃなくて公式です。誰だ。

やたら「、」が多いのは、私が読みやすいようにです。
だって自分で書いたやつ見直すのは新鮮味が無くて作業だから、楽しんでは読めない。

作者が言うのもなんですが、よくよく考えたらルエカが主人公じゃなかった(!?
(私が一番びっくりしてる…)



皆さま、挨拶が遅れまして申し訳ございません。
タイトルに書いた通りワルモ団と変身少女がテーマになってます。
よろしくお願いしますm(__)m


■ りょく (379回/2014/06/01(Sun) 02:14:39/No5462)




2,ダアク様の部下



人間界。
この世界を支配しようと暗躍する悪の化身の手先、悪い悪い妖精五人組。
その名をワルモ団。

彼らは朝食後、公園の植え込みに建てた基地の前で作戦会議中。
今日は快晴。

イチロー
「アクミとあのラットとか言う新入りの覆面野郎に、これ以上好きにさせて堪るかー!」

怒り心頭。
アクミとラットは同じダアクの部下で、命令によっては同じ作戦内で動くものの両者の間に仲間意識はない。
アクミには体力と素手、ラットには頭脳で敵わず、特に賢いラットからは都合よく使われることもある。ラットがダアクの部下になってからワルモ団の評価はますます下がり、黒魔法アイテムを授かったり具体的な指示を受けることは無いに等しい。
お給金の桁にも差があるようだ。
自分達も(実際役にたっているかは別として)努力しているのに違いはなんだ。そんな不満が高まっていた。

イチローの怒鳴り声にゴミ(空き缶や空き瓶、空き箱、棒切れ等、比較的汚くないもの)を適当に積み上げた基地がぐらぐら揺れた。
驚いたスズメ達が飛び去っていく。

ジロー
「我らの方が上だと言うことをここらでハッキリさせないといかんな。オトナの威厳を見せ付けてやる」

サブロー
「近頃のガキは礼儀がなってない。歳上どころか世代も違うというのに」

シロー
「その言い方、何だかオッサン臭くないか…?」

ゴロー
「ま、若者と比べれば我らなんてオッサンだからな」

ゴローの言葉に四人はうんうん頷いた。
歳のせいか最近、早寝早起きが自然と身に付いてきたと、五人全員が感じていた。いやそこまで歳を取っているわけではないのだが。

と、ちょうどそこへ。
噂の二人がやって来た。
アクミの空を翔ぶ絨毯の後ろにラットが座っている。すっかりそこが定位置になっていた。

アクミ
「あーハイハイ。分かってるよ。あたいなんてただの絨毯女だって。
げっ、ワルモ団! あ〜あ。こんな朝っぱらからお前らの姿を見てしまうなんて気分悪いじゃん」

イチロー
「ここに我らの基地があるのは知っている筈だろう。この期に及んでとぼけるな。知ってて訪れたくせに。
仮に無意識に通ったのだとしたら重症だな」

イチローがアクミを珍しく言い負かした時はフラグが立った時。

アクミ
「な、なんだと!」

シロー
「我らの作戦を盗み聞きしようたってそうはいかんぞ。年下のくせに変な悪知恵働かせやがって」

サブロー
「貴様らのような体力を持て余していて、まだまだ青くて、これから、あんなことやらこんなことやら若さに任せた体験が出来る若人に、先人の知識を簡単に真似できると思うなよ」

ジロー
「だいたい挨拶も仕事のうちだと教わらなかったか。子供でももっと歳上を敬ったらどうだ。幼稚園生でもやっているぞ」

ゴロー
「そうだそうだ。もっと年寄りを労れーっ!」

残りの四人が「そうそうだ」と続く。
ワルモ団が間抜けなのは今に始まった事ではないが、人を蔑むつもりで自虐的になっているのを見ると、あまりのバカバカしさに言い返す気力が奪われる。

アクミ
「………」

さすがのアクミも絶句するしかなかった。

とそこで、急に今までのやりとりを無かったことにするように、ラットが言った。

ラット
「…さっきの話の続きだが、確かに俺は自分を見せない。プライベートは一切話したくない。
だが、俺が行動を共にするのはアクミしか居ないと思っている。偶然の出逢いだろうが。こう思っているのが俺だけでもな」

アクミ
「そんなことない。あたいもチームを組むのはお前しか居ないって…初めてあったあの日から、ビビビって来て…当たり前みたいにそう思ってたから…」

特別なチームメイトとか優先できない恋愛とか微妙な強度の絆とか、そんな感じのラブいムードが二人を包む。

シロー
「うわあ…何で唐突にラトアクなんだ…」

サブロー
「二人っきりの時は本当はもっと色々くっついてるんじゃないのか?」

ジロー
「興味ないし邪魔する気もないが、どうか我らの居ない場所でやってほしいものだ…」

ゴロー
「オレも好きな子とふわラブしたいぜ…」

何故かいきなりラトアクを見せ付けられ、唖然と見守るしかないでいると、一人だけ邪魔に入る妖精がいた。

イチロー
「全く、くだらない会話だぜ。自分を見せないだのプライベートは一切話したくないだの。要は見せる中身が無いのだろう。ミステリアスな奴には男も女も惹かれるが、そんなもの中身を知らるまでの期間限定だからな。
聞けアクミ。我らが南楓を倒しダアク様が完全復活したあかつきには、ワルモ団のリーダー、オレ専用の秘書にしてやる」

アクミ
「だっ、誰がイチロー専用の秘書なんかになるか! ダアク様が完全復活したら、あたいはダアク様とデートしてそれから恋人になってついには結婚するって決めてんだよ!! …でも、ちょっとなら一緒に買い物とか行ってもいいけどさ。ちょ〜〜っとだけだかんな!」

ゴロー
「えっ、イチアク!? これ年齢設定によってはロリコンじゃないか。だいたいリーダーはオレだし」

(空気の読めない)ゴローは感じたまま言ったものの、予想外の展開についていけないジロー、サブロー、シローには「リーダーはオレだ」という突っ込みは出来なかった。

アクミ
「(て言うかラットもイチローも押しすぎなんだよ。最近、またミレンもしつこいし…)」

※モテキ

ラット
「はぁ…俺としたことが時間を無駄にしたようだ。アクミ、早く出せ」

ラットはイチローを見下ろす。
イチローもラットを見上げた。両者の間に火花が散った。

去り際にアクミはちらりと振り返った。視線の先にはもちろんイチロー。
その時アクミがどんな表情をしていたか、一番に見たのは後ろにいたラットだった。

やがて二人の姿が見えなくなると、ワルモ団は元の雰囲気に戻った。








-言い訳ー
ワルモ団。
五人分似たようなセリフを考えるのが難しや〜。一人辺りのセリフが短くなります(^-^;)
口調も同じだし、こいつらの違いを出すことが容易ではないので、セリフの前に名前を付けることになったのでした。

ラットを出すことで、今が『ごおるでん』ですよ、と言うアピール。


■ りょく (380回/2014/06/10(Tue) 21:36:08/No5465)

3,ワルモノだんらん



イチロー
「さて、ラトアクvsイチアクも済んだところで本題に戻ろう」

サブロー
「(自分で言いやがって…)」

ジロー
「(2話の無駄話の多いこと…)」

ゴロー
「え〜っと〜、何の話をしていたんだっけ?」

シロー
「我らワルモ団が、アクミとラットから格下扱いされることに不満を抱いていたな」

ジロー
「そうだ。やつらより先に南楓を倒し、ダアク様の関心をこちらに向けるのだ。そうすればやつらも我らを認めざるを得ない。だが、今の我らには何かが足りない。
…そこでオレは、やはり部下が必要だと思う」

ジローは言った。
皆の意見をまとめ、作戦を提案するのは大抵彼だ。
しかし、他の四人の表情は思わしくなく、今回はすぐに賛同が得られそうにない。
何故なら。

シロー
「ワルモキッズには振り回されただけだったではないか」

素直な園児達を部下にするも、結局一日振り回されただけで終わってしまったからだ。

ジロー
「そうだな。前回はただ部下にしやすい事を条件にして、その後の事を考えていなかったのだ。園児を教育するには年単位掛かるだろう。それでは遅い。
それを踏まえて、もう一度、部下の理想像を具体的に決めるのだ」

イチロー
「なるほど。(ジローが言うのなら)悪くない作戦に思えてきた。
よーし、お前ら、一人ずつ部下にしたいと思う条件を述べるのだっ!」


そうして全員考え始めた。
彼らが端から見ると物凄くくだらない時間を過ごしている間に、アクミとラットは南楓を倒すための作戦を練り実行していた。もちろんダアクの力添えもあって。


シロー
「悪の手下は悪っぽいやつじゃないと。良い子ちゃんや真面目な委員長タイプは、いくら素直でも続かんだろう」

ゴロー
「オレは思いきって年齢層をあげても良いんじゃないかと思う。成人してる方が何かと便利だし。
そうだな〜…大学生は忙しいし、社会人はさらにだ。呼べばすぐに来れそうなのは、親元を離れた一人暮らしのフリーターかな。奨学金や車のローン以外に借金はないほうが妖精として信用出来そう」

イチロー
「それよりも戦闘能力が大事だ。南楓を取り巻く妖精らやアクミとラットへ対抗できる魔法か腕っぷしがあれば問題無い。極端に言えば、魔法が下手すぎたり、運動神経が悪かったり、虚弱体質で疲れやすくすぐに休まれたりしては話にならん」

サブロー
「バカはゴメンだ。優先すべきは頭脳。かといって高学歴と言うわけではない。
部下には主に雑用をこなさせ時には重要な任務を任せるのだから、いかに我らの指示を理解し要領よくこなすかが鍵となる。
ダメな奴は何をやらせてもダメだからな!」

ここまで、シロー、ゴロー、イチロー、サブロー、四人の意見が出揃ったがジローが続く気配がない。
「言い出しっぺの意見は何だ」と四人の視線がジローに集まる。ジローは考え込むと冷静に言った。

ジロー
「いずれにせよ、オレは女が良い」

サブロー
「おっ、ジローが大胆な発言を!」

ジロー
「そうではない。時には男にはない考えや知恵が必要だろう。柔軟な発想は今やどこの企業も求めているのだ」

ジローの意見には他の四人とは違う説得力がある。
決して口には出さないが、メンバー全員が無意識に認めていた。


サブロー
「だったらついでに、可愛くて優しくて家庭的で謙虚で従順で気が利く娘希望!」

イチロー
「悪くないな。て言うか完璧!」

ゴロー
「要するに顔は女優のあの娘系で、毎回手作りのお菓子を差し入れしてくれる娘か。たまに寝坊してスカートをはためかせながらぱたぱた走ってきて透明な汗が健康的な肌を伝ってすごく申し訳なさそうに頭を下げると女の子の良い匂いと香水がふわっと香って…」

ジロー
「(わしの屋敷の若いメイドはだいたいそんな感じだが…。今話してあまり話を逸らさない方がいいだろう…)」

シロー
「やめとけ。そんな女が余っているはずないだろ。絶対落とし穴があるって」

ゴロー
「えー、例えば?」

シロー
「実は男とか、酒癖悪いとか、体臭がキツいとか、時々暴力振るうとか、借金背負ってるとか、夜の街で働いてるとか、顔弄ってるとか、見てないトコではオヤジ臭いとか、元ヤンとか、彼氏は身体にお絵描きがあるとか、すぐ泣くとか、手癖が悪いとか、ヘビースモーカーとか」

イチロー
「ろくでもない…しちでもない…はちでもない…」

サブロー
「お前どんな女と付き合ってきたんだ?」

シロー
「芸能事務所に所属していると、嫌でも光と影を知ってしまうのさ…」

シローは遠い目をして語る。
(多分演歌)歌手としてデビューし、(全く)売れないながらも、華やかな表と闇にまみれた裏の世界を体験してきたのだ。

ジロー
「真面目に考えろ。目的が刷り変わっているぞ。
全員の意見をまとめて、まずは絶対に受け入れられない点から挙げていこう。
良い子、忙しい、弱い、バカ、男…と。ハードルは低めで」

イチロー
「人物像が少し絞られてきたぞ。
ヤシチのように間抜け過ぎず、ワルモキッズのように幼すぎず、良い子過ぎない、呼べばだいたい来れる、そこまで弱くない、年相応な頭脳、女…と」

後はどうやって捜すかだ。
皆で考え込むがなかなか思い浮かばない。

すると何か閃いたのかゴローの頭上に電球が輝き、大きな声を上げた。

ゴロー
「ん!?」

シロー
「どうした?」

ゴロー
「そんな妖精、オレの知り合いに居たぞ」

サブロー
「だったら今すぐ呼び寄せろ!」



ということで呼び出したのは、妖精忍者の女の子だった。
ヤシチと同い年のその子は、学校や会社に一人居るか居ないかといった、女の子らしくてうんと可愛い恵まれた容姿とは裏腹に、人馴れしていないのが仕草で分かる関わりづらそうに思われるタイプである。

黒色の瞳に白い部分が潤んでいて、薄い肌は血液の流れる速度を即座に透けさせるほど白い。
馴れない場所と知らない妖精に気後れしているのか、視線を上げたり下げたり落ち着かない。ほのかに熱を帯びた頬が桜色をしている。

見た目の判断では悪者の手下に向いているとは到底思えない。

サキラ
「お、おはようです…(うう…色々と気恥ずかしいよ…)」

サキラは吐息みたいに小さな声で言って、自分のマグカップの取っ手を持ったまま離そうとしない。
おどおどもじもじ不安げにワルモ団を見つめた。

ゴロー
「よく来てくれたな〜。ではプロフィール」

サキラ
「はいっ…! 恋化妖精*サキラ…って言います。
あ、あの…お勉強は上の中で、忍術は上の下で、魔法は中の上で、恋化は上の上…なの。
それで…え、えと…好きな子はハンゾー…(どうしよう…何でだか言っちゃった…)」

シロー
「時系列おかしくない?」

イチロー
「作品ごとに直接的な繋がりはないから大丈夫なのだ」

サブロー
「一般論として可愛いが逆に命令しにくそうな…。それから好きな奴など聞いていない」

ジロー
「まあ、せっかく来てくれたのだから…」

イチロー
「サキラよ、我らワルモ団の部下になる覚悟はあるか?」

サキラ
「え…わ、ワルモ団の…!? あの…私…」

サキラは口ごもると瞳いっぱいに涙をためて俯いた。

サキラ
「は、入りたくないよ…」

弱くて可愛い女の子を寄って集っていじめるのは最低なこと。
ワルモ団の小さな良心をちくちく突く。(て言うかやりづらいね)

シロー
「あーー…どうするこれ…」

ゴロー
「オレが呼び出しておいて何だが、可哀想…」

ジロー
「悪いことをしたのに罪悪感に胸が痛むな…」

サブロー
「…扱いづらい奴はオレは扱わんぞ」

イチロー
「…わ、ワルモノに向いていないではないか! 次!」








サキラがどういう子か紹介する部分は特別気合い入れて書きました。
セリフはあざとくした。


■ りょく (381回/2014/06/10(Tue) 21:40:35/No5466)


4,部下は見つかるのか?



イチローが呼び出したのは格闘家と名乗る女の子だった。

格闘家とは言え闘志や体育会系ノリは全く感じられず、見た目はおしとやかなお姉さんタイプだ。
フリル付きのシニヨンカバーを被せている左右のお団子に、全てを纏めず背中まで下ろしている髪型や、太めだが整えている眉から解るように、お洒落が好きな(でも地味)普通の女の子だ。
拳を振り回したり蹴りを入れる姿は想像できない。

イチロー
「よく来たな、カナエ」

カナエ
「ごきげんよう。私はスウド!という組織に属する格闘家だもの。生き別れた妹をずっとずっと捜しているわ。知ってたら教えてほしいもの。名前はノ…」

シロー
「お前の生い立ちや家族は聞いてないし、知らんぞ」

カナエ
「そっか…」

しょんぼり。カナエは肩を落とす。
初対面で唐突に重い話を振る方もどうかと思う。
だが、カナエもそれを解っていて行っているのだ。
これまで様々な手を尽くして行き着いた手段が『会う人会う人に尋ねる』という方法だった。
そしてシローの一言でここまで落ち込むとは、『生き別れの妹』とはカナエにとってかけがえの無い唯一無二の存在なのだろう。
カナエは「何度落ち込んでも落ち込み飽きないもの…」と呟いた。
半分諦めの混じった悲しみ方だった。一気にシリアスな空気が立ち込める。

サブロー
「せっかく来てもらったのに冷たい奴」

ゴロー
「責任とれよなー」

シロー
「し、しかし…」

狼狽えるシロー。まさか自分の何気ない一言で、こうも湿っぽくなるとは。
カナエはゴミを積み上げて建てたワルモ団の基地を見渡すと肩を震わせた。

カナエ
「何だか…」

ジロー
「(泣いている? いや…?)」

カナエ
「落ち込んだら…」

震えた声は小さくて消え入りそうだった。

イチロー
「?」

カナエ
「お腹と背中が引っ付きそう…」

妖精の体型というのは老若男女問わず違いは無く、二頭身で全体的に丸っこい。
しかしカナエを(間近で)見ると格闘修業で鍛えた肉体が、他の妖精とは(わずかに)違い(微妙に)引き締まっている。(妖精にとっての)無駄な脂肪は付いていない様子。触ると固いんだろうな。

前言撤回。やっぱり格闘娘だ。

カナエ
「オ・ナ・カ・ス・イ・タ…!! うがーー!!」

カナエは先程までの落ち込んでいた態度を豹変させ、物凄い怒りの形相で周囲のものを手当たり次第に口に放り込む。
そこら辺の手が当たる位置にあって無くなっても損害はなさそうなものと言えば…そう、ワルモ団の基地だ。
空き缶、空き瓶、木の枝…それを女格闘家妖精が食らいつくしていく。

イチロー
「く、食われる…捕食される…!?」

サブロー
「クラッシャー…基地が…」

ジロー
「何だコイツ…」

ゴロー
「あんなもの食べて腹壊さないのか?」

シロー
「そういうレベルじゃ無いだろどう見ても!!」

ものの数分で基地は見事に無くなった。
いつもは一瞬で無くなるので、それに比べたらマシ…いや、同じか。

食品ではないものを噛み砕いて飲み込んで胃に入れたというのは、身体の構造が一般の妖精とはだいぶ違うと思わせる。が、今は深く掘り下げるほど興味は無い。

カナエ
「はあはあ…お腹が満たされたらクールダウンしたもの」

ゴロー
「もう帰れ!」

ジロー
「次はあるのか?」

サブロー
「あるぜ!」





サブローが呼び寄せたのは、サブローを含め五人がこれまで出会ったことの無い、と言うかそうそう居ないタイプのおかしな妖精だった。
暑くてどうしようもない場所で錯覚してしまった蜃気楼のような、夢から目覚める直前に頭の中で起こった出来事のような、確かにそこにいるのに、彼女の存在と今この瞬間の出来事が現実なのか混乱してしまう。不思議と妙な感覚に陥るのだ。
黒い水晶の瞳が遠くを見ていた。

ゴロー
「アリエ!? サブローと知り合いだったのか…」

ゴローは複雑な表情でアリエに駆け寄った。確信を得られないがアリエという妖精はここに居る。

アリエ
「あり得な〜い。サブローに呼び出されたと思ったらゴローまで居るなんて。空が落ちてきたみたいで眩暈がするよ」

アリエは呟くように言うと、目を細めて口元に弧を描いた。
愛想笑いのつもりかもしれないが、不気味さが上回って愛想のカケラも感じ取れない。

ゴロー
「今はどんな仕事をしているんだ?」

アリエ
「××狩り」

それは、数年前に新たな生態が発表されたと同時に乱獲がたたり野生ではめっきり見掛けなくなった保護ペット妖精である。
絶滅危惧種に指定され、捕獲は禁じられている筈だ。

シロー
「…まさか今ニュースでやってる密猟事件の…」

アリエ
「唐辛子を与えているよ。足を縛り付けて身動きとれなくして真っ青に熟した青唐辛子を口いっぱいに詰め込むと、普段は鳴かないのに大声で吠えるよ。目からはジャムを流すよ。
悲鳴は耳から飲むエナジードリンクに、涙は鼻から食べるバランス栄養食に加工して出荷するよ。
搾取し終えて干からびたあかつきには、殻は装飾品として中身は漢方薬として売り出しているよ……。
最初は可哀想とか思うべきなのか悩んだけど、回数をこなすうちにどうでもよくなっちゃった。あり得な〜い」

ジロー
「うーーむ…強烈な悪と闇と影を感じる…。病みに病んでるな」

アリエ
「ええ。ところで何故私を呼んだの?」

イチロー
「そうだった。我らに都合の良い部下になってくれる妖精を探して居るのだが。良い奴がいたら紹介してくれないかと思ってな」

この娘を部下にしても絶対に制御出来ない。五人とも悟っていた。
同じ空間にいるのも危険だと本能で解っている。
あり得ない雰囲気に捕らわれて逃れられなくなる。

アリエ
「そう。てっきり私が候補だと思っていたよ。ん…何かの間違いでワルモ団の部下候補に選ばれる…想像するだけでヘドが出そう。あり得な〜い」

まるで「ワルモ団なんかに関わるのは正気の沙汰じゃない」と言っているようだ。

アリエ
「ミルモの里は近頃、屋台や出店が多いよ。
爆弾屋、ぬいぐるみ屋、ウィッグ屋、ケロ屋、ムルモ屋(こやまるさんごめんなさい)なんてのも」

唐突に話題を変え皆がキョトンとするのも気に止めず、アリエは話を進める。

アリエ
「風変わりなお店は経営者も風変わり」

サブロー
「まあ、募っても部下希望者が現れない事は自覚しているが…。つまり我らの手下になる妖精は風変わりな奴しか居ないと言うのか…?」

アリエ
「今時ニーズの幅は果てしないよ。あるいは弱味を握って抵抗できないようにした誰かを、無理矢理部下にして骨の髄まで低俗なマヌケにする? なぁんて吐き気を催す邪悪。あり得な〜い」

そう言うとアリエは自分の白いマグカップにぴょこんと入った。
来た時と同じように人間に化けた配達員が現れて、アリエのマグカップを運んでいく。
アクミとラットと会ったときは早朝だったのに、もうとっくに昼過ぎだ。
(自分達から呼び出したくせに)やっと帰るのか…とワルモ団は胸を撫で下ろす。
…ゴロー以外は。

ゴロー
「ありがとう。…気を付けて帰れよな〜」

アリエ
「どういたしまして。非常にあり得ない時間を過ごしたよ。タイムイズマネー!」

アリエが妙な空気と共に去った後、ワルモ団は寝起きのように思考がはっきりせず、しばらくその場にへたり込んでいだ。





やっと復活したのは夕方に差し掛かる時刻だった。
今、当てに出来るのはアリエの情報しかない。

妖精界に行くとアリエの言った通り、人通りの多い通学路に出店がいくつか並んでいる。
調度、開店し始めた店と店じまいしている店と両方あった。

と、やたら自画自賛する偉そうな男の子妖精と、単純でなんにも考えてなさそうな女の子妖精の会話が耳に入ってきた。

「いーひっひっひ!! ひひひ…出店するというのも楽しいもんだな。おれサマの商売センスが素晴らしすぎて怖い怖い。趣味でこれだけ稼げたら、本業だけではやっていけずバイトが主な収入源のワルモ団に悪いぜ」

「わーーい。初めてだし儲けとか考えてなかったのに、ほとんど売れちゃったよん。夜まで居るつもりだったのに」

二人は店を閉めている最中だった。看板を下ろしたり馴れない解体作業にもたもたする女の子妖精を、とっくに片付け終わった力のある男の子妖精が手伝う。

「さて、雨風凌げて冷暖房完備の快適な我が家へ帰るとするか。どこまでも順風満帆な我々と比べるとワルモ団が気の毒になってきたぜ」

ワルモ団が聞いているとは知らず、主に男の子妖精が好き放題言っている。

ゴロー
「いや、知ってても上から目線で大威張りしてくるからな」

シロー
「もう一人の方は特に何も言わないぞ」

サブロー
「無視しろ無視」

ジロー
「相手するだけ時間の無駄だ」

イチロー
「お前ら…絡まれたら面倒だから、気づかれるなよ?」

世間から散々マヌケ扱いされているワルモ団から、相手にされない彼らは一体何者だろうか?

ジロー
「奴らの事は良い。我らの目的は…」

ゴロー
「あ〜、あの娘可愛いな〜」

あの娘はウィッグ屋で店番をしていた。歳は妖精学校一年生ぐらいだろうか。
誰もが気になる量の髪を二つくくりにしている。ヤシチ達と同じ服装の妖精忍者だ。あの娘はシローを見て「あっ…」と言う顔をした。

シロー
「お?」

サブロー
「ロリコンめ」

ゴロー
「そうじゃない。可愛いものを見たら『可愛いな〜』と思うだろうが。お前こそこの前、可愛い娘を見付けてナンパしたら十代前半で驚いたって言ってた癖に!」

サブロー
「最近の若い奴はガキの頃から化粧なんかするから見分け付かねーんだよバカ。知ってたら絶対声掛けないってんだ」

ジロー
「おい、目的を忘れたのか。我らの部下に出来るような風変わり?な妖精を探し出すのだ」

『風変わり』に疑問符が付いたのは確信の持てないアリエのアドバイスを鵜呑みに出来ないからである。

サブロー
「風変わりっちゃあ風変わりだな」

サブローの視線の先には、派手ではないが目を引く格好をした若干胡散臭い女の子妖精。姿を隠したつもりだろうが、ワルモ団の居る位置からは見え見えだった。
女の子妖精は激しい光を纏ったかと思ったら、地味な姿になっていく。
誰がどう見ても変身解除の瞬間だった。



変身解除…何と風変わりな響きだろうか。

ルエカ
「…ふう。実は全く占いは出来なくて、お客さんの話で予測して奴のノリで押し切る事がバレたら大恥だよね。自分でやってんだけど」

見付けた。
そして弱味を握れた。部下にするのは満場一致でこの妖精に決定だ。
黒くて怪しい五人の影が、ルエカに迫る。

イチロー
「みーちゃった〜」

ジロー
「きーちゃった〜」

サブロー
「お前の秘密を」

シロー
「バラされたくなければ」

ゴロー
「解るよな?」

ニンマッタリ。
ワルモ団はこの瞬間、宇宙で一番悪どい笑みを浮かべた。

ルエカ
「えええーー!」












ようやく…ルエカとワルモ団が出逢ったよ。
名前出てない三人の妖精のうち、二人は過去に出したオリフェです。そのシーンでは思い付きで出した癖に、サキラ、カナエ、アリエより大切と言いますか、これから出すことが決まっている。
それなのに思い付きで書いてみて、書けたから出来上がった私の計画性の無さよ…。
いいや、頑張ります!


■ りょく (382回/2014/08/22(Fri) 02:20:32/No5468)


5,変身少女妖精レオキ



ルエカ
「はぁ…」

夕食を済ませたルエカは熱い湯船に浸かりながら、今日一日にあったことを振り返る。



黒くて怪しい五人の影…ワルモ団はぐるりとルエカを取り囲む。


イチロー
「フッフッフッ……しっかりはっきり見ていたぞ。お前が変身解除する瞬間を」

ゴロー
「隠れていたつもりだろうが迂闊だったな。頭隠して尻隠さずとはまさにこの事」

ジロー
「バッチリくっきり聞いてたぞ。実は全く占いは出来なくて、客の話で予測してノリで押し切る事がバレたら大恥…と」

シロー
「それどころか信用がた落ちで、占いは二度と出来なくなるだろうな」

サブロー
「だいたい変身とかどういう経緯でしてんだよ。変身することによって得るメリットが正体を隠す為だけなら変装で良くね? これと言った特殊能力が付くわけじゃなさそうだし(ごもっともwww)」

ワルモ団は口々にルエカの弱点を突いてきた。
そう。ルエカは事も有ろうにフロッグせんせーから変身解除の瞬間を見られてしまったのである。
しかもよりによって相手は、子供の悪戯のような迷惑行為で王国にたてつく度に捕まるが未だに懲りない、マヌケで知れ渡っているワルモ団。

ルエカ
「ケローーーー!!!」

(フロッグせんせー
「ケローーーー!!!」)

ルエカ
「ま、まさかまさかワルモ団に見られてしまうなんて…。
…大失態ケロ…末代までの大恥ケロ…もう生きていけないケロ…!」

ルエカは頭を抱えて地面にへたり混む。
今まで生きてきて体験した出来事が頭の中で走馬灯のように駆け巡った。家族との想い出(弟の悪戯に悩まされたり)、友達との想い出(秘密を噂されまくったり)、好きな妖精との想い出(自分以外の妖精と婚約が決まったり)。

(フロッグせんせー
「あああ、ろくな想い出がない…」)

イチロー
「何もそこまで言うことないだろ!」

シロー
「てゆーか、一話の最後の方で我らが胡散臭いと書かれていたが、お前の変身後の姿の方が胡散臭いからな!」

サブロー
「つーか…マジで変身なんてする奴がいるのか。面白いから今度は変身して見せてくれよ」

ゴロー
「見たい見たい。オレも見たい」

ルエカ
「秘密を知ってどうするつもりケロ!? い、言っとくけど私はもう王族とは無関係だし、私が世間の晒し者になったってワルモ団に利益や得はないよケロ!」

ジロー
「まあ落ち着け。秘密をバラされたくないのなら我々の要求を飲めば良い」

ルエカ
「要求……」

イチロー
「簡単なことだ。我らワルモ団の部下になれば良い。良かったな寧ろ光栄だろう」

シロー
「我々は悪の秘密組織だ。詐欺師じゃない。秘密は守ろう」

シローは念を押す。
ワルモ団の部下になる、と言うことはつまり(マヌケな)彼らの悪巧みの手助けをすると言うことだ。

ルエカ
「(ひえ〜、そんな無茶な…。変身して嘘占いやってるってことも、ワルモ団の部下になるって言うのも世間体が悪いケロ…絶体絶命…!)」

(フロッグせんせー
「究極の選択デス…どっちを取るかと言ったら?」)

ルエカ
「(ママのお仕事の邪魔しちゃうのだけは避けないと…。
それに、これは罰が当たったんだ…)」

選択肢は一つしかない。
ルエカは言った。

ルエカ
「お断りします! 脅しに屈するのは私の占い師ポリシーに反する! とっとと失せろバカモ団!!」



ルエカ
「(………なぁんてね? わああぁん!)」

ジロー
「ほらほら、どうするんだ?」

ルエカ
「根性いれてやるので、ワルモ団の部下をやらせて下さい!」

ルエカはだらだら泣きながら頭を下げた。
自分が(変身して)嘘の占いをやっていることが世間様に知れると、自分が恥をかくだけでは済まないのだ。有名占い師の母親と公務員の父親と何かと不安定な弟に迷惑が掛かる。

イチロー
「フッ…よく言ったな」

サブロー
「(ケロケロ煩い娘だ…)」

こうしてワルモ団の新たな部下がここに誕生した。



ルエカ
「泣きながら懇願したんだけど…ワルモ団の部下なんかやりたくないよ。
お城にちょっかい掛けるってことは、ミルモにも同じことするって事じゃない…。最近は人間界で活動しているって聞いたけど、どんなことしてんのかな?
あーー、勘弁してケローーー!! ケローーー!!」

風呂場に反響した絶叫は別室に居る家族へ聞こえたようだ。
弟が怒鳴り返してきた。

ホラリー
「おい、うるせーぞ!! 静かにしろバカ!」





翌日。学校帰り。
いつもは占いをやっている時間帯だが、今日からワルモ団の部下として活動しなくてはならない。住所、携帯番号、メールアドレス、line、学年、クラスは教えてしまっているので、行かなければこちらから出向くと言われた。それは困る。
フロッグせんせーに変身する機会が減ってしまった。つまり今まで通り占いを行うのは容易ではない。

ルエカ
「週四は絶対来いとかバイトかよ! 家族関係と友達関係してたら占い関係の時間ぜんぜん取れないし…」

(フロッグせんせー
「う〜〜ん…寂しいデス。 せっかく軌道に乗っていたところだったのに」)

ルエカは転送ドームからマグカップへ飛び込む。
外へ出ると、あっと言う間に、人間界の公園に着いていた。

ワルモ団が人間界のゴミを、積み上げた場所の前で立っている。

イチロー
「待っていたぞ」

ルエカ
「…お待たせしたケロ」

サブロー
「今日は変身しないのか?」

サブローの言葉にゴローが頷く。この二人はミーハーかもしれない。
ルエカは…少し悩んでそれから答えた。

ルエカ
「それが一番の悩みどころだったのケロ。し、仕方ない…。こうなったら、新たな変身をお披露目するしか…」

サブロー
「? 出し惜しみする必要無いだろ」

シロー
「(サブローのセリフが多くないか?)」

ゴロー
「おおっ、遂に変身するのか!?」

ゴローは身を乗り出すが、ルエカは言った。

ルエカ
「絶対見ないでよっ! …お、女の子妖精の変身シーンは秘密なんだからケロ」

そう言って、ルエカは物陰へ身を隠す。
今度こそ誰にも見られないように、細心の注意を払って。

イチロー
「何なのだ?」

ジロー
「少女の心理は解せぬ。まあ良いではないか」

シロー
「風変わりな奴だからな。それも相当」

ゴロー
「ちぇ〜…。見たかった〜」

ワルモ団が首を傾げる最中、とても不思議なエネルギーが強烈な風が目映い光が、ルエカが隠れた辺りから溢れだした。

サブロー
「! …おい!」



ルエカ
「ワルモ団の部下に相応しい姿になれますように…(正直ワルモ団の部下になるのはごめんだよ。でも関わるのなら、なるべく物騒な考えから注意を逸らしたい…)」

ルエカは全身全霊で御祈りする。邪念が入ったら想う姿に変身出来ない気がしていた。
祈りはルエカの変身には欠かせない呪文である。想いを口に出せばたちどころに、他の妖精は持たない不思議なエネルギーが全身を包み姿を変える。

(フロッグせんせー
「おお〜〜!! 良いデス良いデス!」)

(ルエカ
「うん! 自画自賛だけど良い感じ」)

レオキ
「わ!」

新しい変身姿が増えた彼女の目に飛び込んできたのは黒と緑。
変身エネルギーに驚いて、そして心配して見に来てくれたサブローだった。

レオキ
「ど、どうですか…」

レオキは緊張混じりに言った。
変身姿にワルモ団は目を丸くする。
ミステリアスなフロッグせんせーとも全く違う、活発な女の子妖精。見事に別人だ。

サブロー
「蛙娘か!?」

ゴロー
「スゲー!!」

イチロー
「なんかそれっぽい」

シロー
「元と比べても格段に良いな」

ジロー
「見違えたな。我らの部下に相応しい…」

レオキ
「変身少女妖精レオキです! この姿の時はレオキって呼んでください。それ以外で呼ばれたら返事しませんから。絶対に!」

レオキ、ルエカ、フロッグせんせー。三人格とも役割が違うのだ。同一人物と知るのはワルモ団だけ。

(ルエカ
「地味で目立たないのは自覚してるけど、ムカつくわ!」)

サブロー
「名付けの法則は五十音順の次の文字になっているのか。
ル、の次→レ
エ、の次→オ
カ、の次→キ
ふ〜〜ん。なるほど」

ゴロー
「変身したら名前も変えるよな普通!」

シロー
「(変身する妖精のシキタリみたいなものか?)」

ジロー
「(どうでも良いが、部下のモチベーションを奪うのは失敗に繋がるからな。名前ぐらいは正確に呼んでやるか)」

イチロー
「(本人にとっては重要なのだろう。ヤシチのように寝返られては困るからな)分かった。レオキと呼ぶと約束しよう。
それでは早速、作戦会議だ!」



ルエカがゴミを積み上げたものと思っていたそれがワルモ団の秘密(に出来ていない)基地なのはご存じの通り。人間界の妖精には広い公園で、わざわざゴミの前に居るのは不自然過ぎるが、ルエカは気に止める余裕がなかった。
どう見てもフロッグせんせーの占いテントの方が耐久性が高いだろう。そういえばてっぺんに逆紋章の旗が立っていたっけ。
室内(と呼べるのか…)は窓が無い代わりに隙間から漏れた光が充分照明の役割を果たす。
ゴミの一部、透明な空き瓶越しに外の景色を見るのは、まるで美術館にある体験できるオブジェの様だと感じたり感じなかったり。

(ルエカ
「何ここ?」)

(フロッグせんせー
「うわぁ…。これ雨風凌げないデス」)

レオキ
「(テント以下じゃないか。天候が荒れている日はどうするんだか)」

古ぼけた湯飲みに安い緑茶が注がれる。来客用のレオキの分は比較的綺麗だったが、ワルモ団五人の分は飲み口や底に茶渋が付いている。こんなの塩で擦れば簡単に落ちるのにとレオキは思った。
他にも小さな食器棚は埃っぽく今囲んでいるテーブル以外に家具家電がなく、畳や床どころか地面が「土(つち)」なのが気になって仕方ない。(後に知ることになるが、寝泊まりは別の場所でやっている)

レオキが一人で渋い顔をしていることに気づく者は居なかった。

イチロー
「よく聞け。我らはとあるお方から、王子ミルモのパートナーである南楓を倒すようご命令を受けている」

???
「ねね、とあるお方ってだぁれ?」

高くて可愛らしい女の子の声が言った。

シロー
「ふん。お前のようなしたっぱが簡単に会えるようなお方ではないのだ」

レオキ
「ミルモのパートナーですか。(あー、どうせこんなことだろうと予想してたけど)」

レオキはワルモ団の部下として、ミルモに関わりたくなかった。もちろん家族や友達やルエカに関わる全ての人物もだが、ミルモは特に。

ところで、誰のものでもないセリフが、自然と混ざろうとしている者が居ると気付くのはこの後すぐの話。









ようやく主人公を出せました。長かった。
て言うかワルモ団の部下になるまでの件も長い。
何はともあれ、レオキをよろしくお願いいたします。
前回から二ヶ月以上経っている…自分の中では自覚なかったからビックリした。


■ ままな (13回/2014/09/07(Sun) 16:11:03/No5482)

りょくさんこんにちは
とても私では考えられない
楽しい小説…
とても、りょくさんの小説に
ハマっています。
これからも楽しい小説作り頑張
ってくださいね‼︎


■ りょく (383回/2015/03/18(Wed) 11:56:52/No5565)

6,変身ヒロイン妖精イユル



シロー
「と言うか、誰だお前」

シローとゴローの間にはいつの間に可愛い女の子妖精が潜り込んでいた。
レオキより年下の一年生ぐらいだろうか。ふわふわの二つ括りの髪の毛は超ボリューミー。左目の下にホクロ。口を短く閉じて瞳の奥に並々ならぬ普通じゃない強い意志を持っている、怖いもの知らずの顔だった。

イユル
「んふふ。シローが気付いてくれて嬉しいったら。
あたし、この小説のヒロインをするイユル。レオキはあくまで女の子主人公であってヒロインじゃないから、代わりにあたしがやって来たったら。あたしもワルモ団の部下になるったら!」

レオキ
「は?」

サブロー
「レオキじゃヒロイン人気は出ないもんな。うん、納得!」

サブローの言葉に残りの四人も、うんうん頷く。

レオキ
「いやいやいや、あのさ…どこから来たのか知らないけど、ワルモ団は誰かを困らせたりみんなに迷惑かけたりすごく悪いことをするんだよ。ワルモ団の部下はそのお手伝いをするの。イユルはそう言うことしたくないでしょ?」

レオキは自分より小さい子を悪事に加担させたくなかった。
イユルが何を考えているのか分からないが、ワルモ団の毒牙に掛かる前に逃がさなくては。
しかしイユルの返事はレオキの思惑通りには行かなかった。

イユル
「ううん。したいったら! 悪いことダイスキ!!」

レオキ
「えっ、どういうことだ?? こ、こんな小さい子がかの有名なワルモ団の部下を勤められるとは思えないですよ! 周りをうろちょろされても邪魔なだけですよね〜? ワルモ団の皆さんはどう思いますか?」

レオキはワルモ団にイユルを引き込まないよう促す。これでイユルが諦めてくれれば良い。しかしワルモ団の意見は、やはりレオキの思いに反するものだった。

サブロー
「バカかお前。良いに決まってんだろ」

イチロー
「我らの悪事っぷりに惚れたのだな。見所あるではないか。望み通りイユルも今日からワルモ団の部下だ」

ジロー
「やる気を見込んで秘書候補にしてやろう。イユルのような妖精を我々は待っていたのだ!」

レオキ
「(これでもダメか)」

(ルエカ
「予想外の展開…」)

(フロッグせんせー
「自分からワルモ団の部下になりたいだなんて…この子、ナニモノ!」)

イユル
「ねね、レオキ!」

不意に、イユルはレオキに顔を近付けた。
よく手入れされた髪から、シャンプーの良い香りがふわっとした。

イユル
「あたしのこと嫌いなの…?」

女の子の可愛い声が悲しい言葉を可哀想に言う。いじらしい。

レオキ
「いやあの、そんなこと無いケロ」

レオキはいつの間にか壁際に追い詰められていた。
背が基地の材料であるゴミに当たる。これ以上は下がれない。

イユル
「触って良いよ?」

レオキ
「え、あの」

狼狽えるレオキの手をイユルは両手で柔らかく包み込むと、そのツヤふわな髪の毛を撫でさせた。
イユルの髪はこれまで体験したことのない指通り滑らかさだった。

レオキ
「(柔らかい)」

(ルエカ
「ここまでツヤふわスルンは初めて…」)

(フロッグせんせー
「新感触…」)

イユル
「んふふん…あたしのメドウもレオキを食べたいって…」

(メドウってナニ? ダレ? も、ってどういうコト? 食べたいって言葉のアヤですよね?)
何やら危ない展開になっているが、ワルモ団は誰一人止めようとしない。
それどころかカップルのそういうあれを覗き見する気持ちで見守っていた。

サブロー
「………」

イユル
「え〜っとぉ、う〜んとねぇ…あたしもレオキと一緒のワルモ団の部下になりたいったら……だめ?」

イユルは自分の髪からレオキの手を引き抜き、レオキの瞳を見つめる。イユルが迫るしレオキは身動き取れない状況なものだから、両者の瞳に映るのはお互いの姿だけ。
脳が心が身体が、意図せず反応してしまう。
可愛い女の子にお願いされて悪い気はしないし、何より断るのは最低なこと。

レオキ
「今日一日だけだよ?」

不可抗力だった。

レオキ
「(いくら可愛くても、女の子に落ちた自分が恨めしい)」

(フロッグせんせー
「同性相手に誘惑するような手を使ってくるとは…! 最近の年下は恐ろしいデス!!」)

(ルエカ
「まあ、色々と深入りする前に遊んであげて帰ってもらおう。私だって長く居る予定無いんだからさ。片手で足りる程度通ったら何としてでもドロンだね」)

我に返ったレオキの落胆っぷりを見て、イユルは嫌味混じりに「んふふ」と笑う。
一部始終を見届けたワルモ団は南楓を倒す作戦を練っていた。



本来のターゲットは南楓だが、今日は手始めに第一王子のミルモを倒す。
ワルモ団は言った。

ミルモが簡単にやられる訳ないのに。
そう思いながらも、レオキはワルモ団がどの様に倒そうとするのか内心ビクビクしていた。

今の時間帯、ミルモは楓の下校中に着いてきているらしい。そこを襲撃するとかなんとかで、わりと大人数で通学路をぱたぱた移動中。

イユル
「人間界は初めてったら。シローは大分立つから慣れてるでしょ。色々イユルに教えてったら。手取り足取り…」

イユルは飛びながらきょろきょろ辺りを見渡す。
人間は妖精よりずっとずっと大きい。人間が住む世界、人間界も。そのため妖精には何もかもビッグサイズ。それに妖精界に無いものが多くある。例えば信号機、ポスト、飛行機。何もかもが珍しい。
レオキはルエカでいる時、人間界の学校の屋上に建つ妖精学校で授業を受けたり、また社会科見学で人間界を見て回った事がある。

シロー
「勘違いするな。これは観光ではない。レオキもな」

気のせいか、シローとイユルの距離が他の妖精と比べて近いような。

サブロー
「せっかくミルモを倒すと言うのに緊張感に欠けるぞ。新人だからと言って甘く見らんからな。覚えておけ」

ゴロー
「まあ初日なんだから、すこしぐらい多目に見てやれよ。な?」

他の四人と比べてズレがあるゴローは新しい部下が出来たことにちょっと浮かれているのだ。
イユルが「オシオキ? 何するの? ねぇったら!」とか何とか騒いでいる。

そうして進んでいるうちにミルモを見付けた。やはり楓の下校に付き合っていた。途中で別れたのか、他のメンバーは居ない。
レオキらは隠れて様子を窺う。

ミルモ
「今日の夕飯はシンプルにチョコシロップご飯してーな」


「チョコシロップご飯って?」

ミルモ
「何言ってんだ楓、ご飯にチョコシロップ掛けて食う物の事に決まってんじゃねーか。そのまんまだぜ!」

人間界風に置き換えると、白いご飯(炊いた米)に醤油やマヨネーズを掛ける感覚らしいが、さらりと言ったミルモに楓は若干引いていた。妖精にとっては何でもない発言のようだが、人間には理解しがたい。


「うーん、どうだろう。私はあんまり…」

同意できない楓が言葉を濁していると、飛び出したワルモ団が二人の帰路を立ち塞いだ。

イチロー
「やい、ミルモ!」

なかなか悪役らしい威勢に場の空気が戦闘モードに変わった。

(ルエカ
「き、緊張するケロ…。ミルモ……」)

ミルモ
「ワルモ団じゃねーか。また、やられに来たのか? テメーらのマヌケな作戦じゃオレは倒せないぜ!」

サブロー
「今日は回りくどい作戦は無しだ!」

シロー
「あえて正々堂々と魔法を使おうという作戦なのだ」

ゴロー
「なーんにも思い浮かばなかったとかいう訳じゃないぞ。決して」

ジロー
「容赦はせんからな!」

イチロー
「では、ゆくぞっ!!」

ワルモ団は魔法を使う。「ワルモでポン!」
現れたのは闘牛(妖精サイズ)だった。まるで刃物のように先の鋭い角を二本備えている見るからに狂暴だった。
そしてミルモには真っ赤なよだれ掛けが付けられていた。

闘牛は鼻息荒く地面を蹴り、ミルモ目掛けてまっしぐら。

イユル
「ん! 意外とちゃんとしてるったら。つまんない〜ったら」

イチロー
「いけっ! そこだ! やっちまえ!」

サブロー
「ミルモをやっつけろ!」

あの鋭い角がミルモを捕らえようとしている場面が、レオキにはスローモーションに映った。
助けなきゃ!

レオキは咄嗟にトーンを落として言葉を紡いだ。妖精の楽器の魔法よりさらに不思議な力がひっそり働いた。
それでも音としてイユルの耳に届いてしまったらしい。

イユル
「今、何か言った?」

レオキ
「うん。危ないな、と。ワルモ団!」

レオキは隠れている事を忘れ叫んだ。
ついさっきまで黒装束だったワルモ団は、鮮やかで目を惹くビビットレッドの衣装を着ている。艶やかな素材に陽の光で光沢が出来た。

ジロー
「何だと!」

今のワルモ団は赤色に派手にスター級に目立っている。
そうして煽られた興奮のままに闘牛が突進。「ぐぎゃあああ!」情けないオッサンの悲鳴。
角に突き上げられたワルモ団は、勢い良くキラリ空の彼方消えていった。

イユル
「あーあ、やられちゃったったら。大の大人が、いくら王子といえども子供一人にやられるなんて、へなちょこったら。笑っちゃう!」

大笑いするイユルは何故かとても楽しそう。自分からワルモ団の部下になった癖に、忠誠心は持ち合わせていないらしい。

レオキ
「のんきに笑ってる場合か。大変だ。追いかけるぞ」

上司がやられたと言うのに大笑いするなんて考えられない、と言いたげなレオキこそ、この状況に安堵していた。ミルモが無事で良かったと心から思った。

イユル
「でもそれでこそワルモ団ったら」

レオキ
「まあ、な」

五人で使う黒魔法。間近で見たのは初めてだった。ワルモ団はマヌケだけど弱くない。むしろ強い。
今回のような展開はたまたまだろう。しかし、そのたまたまがまたいつ起こるか分からない。
隙を見て何とか逃げ出そうと思っていたのに、ワルモ団の部下で居る必要性がレオキに出来てしまった。
物騒な考えをワルモ団から逸らしてミルモを守りたい。仮の姿で良いから。



一方、楓とミルモは不思議な出来事に首を傾げていた。


「ミルモすっごーーい! いつの間にワルモ団の衣装を魔法で赤に変えたんだ!」

ミルモ
「いや、オレはナンもしてねーぞ?」


「えっ」









おはようございますこんにちはこんばんは。作者のりょくです。

ジローに似合う女の子ってどんな子かな?




5541/ 音楽の奇跡
□投稿者/ プリン娘 -1回-(2015/01/25(Sun) 00:34:06)
□U R L/ http:// http://www.murumoya.com/UPPnovel/upb.cgi

ミルモの里から遠く離れた一つのの里音楽があふれた音楽の里がありました。
そこには2人の姫様と国王と女王がました。
??『お母さん、お父さん!』
女王『あら、ソプラ、ベルルどうしたの?』
2人は女王に抱きつきました
国王『どうしたんだ、急に?』
ソプラ『うんうん、何でもないよー』
ベルル『ぎゅーしてもらいたいだけ〜』
女王『あらあら、まだまだ甘えん坊さんね(^^)』
ソプラ『ねーお母さん』
女王『なーに』
ソプラ『私たちずっと一緒よね』
国王『そうだ、ずっと一緒だ』
そう言うと、ソプラとベルルは嬉しそうに笑いました。

でも……

ソプラ『お姉ちゃん…お母さんとお父さんは?』
ベルル『…………。』
まだ、幼いソプラには理解できてないベルルは涙をこらえながら言いました
ベルル『ソプラ、いいですか…お父様とお母様は……もう…帰ってこないのよ…』
国王と女王は何者かによって殺されてしまったのです。
ソプラはその日ずっとずっと泣きました。

それから2年ベルルは時の妖精としてミルモの里に行ってしまい
ソプラは一人になってしまった。

ソプラ『誰か助けてよ…』

ピピピピ!ーーー目覚ましの音

メイド『ソプラ様、朝ごはんのお時間です』
ソプラ『…分かった』
目をこすりながら言いました
ソプラ『夢……か……』

ソプラ[今日も学校か……行きたくない…]

ー学校ー

バシャッ水の音
ソプラ『きゃっ!』
女子1『アハハハごめんね〜手がすべっちゃた』
女子2『いい気味ね〜ww』
女子3『姫様だからっていい子ぶっちゃって』

ソプラ『……ヒクッヒクッ』
2女子『あーあー泣いた〜』

?『コラーー!!』
123女子『アっアルトくん!!!』
アルト『その子に何したの!!』
女子たちか睨みました
1女子『いやっそのー』

ソプラ『…………』
123女子『ごっごめんなさい!!』

慌てて逃げて行きました
ソプラ『誰?』
アルト『僕はアルトよろしくね(*^-^*)』
ソプラ『アル…ト?』
アルト『それより、大丈夫?風邪引いちゃうよ』
そう言いながらハンカチでソプラの顔を吹いてあげました
ソプラ『ありがとう///』
少し照れくさそうにお礼を言う
アルト『////』
それから、ソプラとアルトは仲良しになりました。


■ プリン娘 (2回/2015/01/25(Sun) 00:41:19/No5542)
http:// http://www.murumoya.com/UPPnovel/upb.cgi


すいません
色々文字が間違ってたり、意味が分からない内容で
この物語りはアルトとソプラが出会う出来事
か書きました。
続きも書きます。


■ ままな (40回/2015/01/25(Sun) 10:45:41/No5543)
http://uranai.nosv.org/u.php/hp/976e7195381/


プリン娘さんこんにちは!

ソプラちゃんとアルト君の出逢い(興奮)
ソプラちゃんの泣き虫な性格からアルト君の優しさまでめっちゃ相性いいじゃ無いですか!?

うちのソプレとルーラにも学ばせたい…なんてそこがまたうちの子っぽいんですがね。

では。


■ プリン娘 (3回/2015/01/25(Sun) 15:13:20/No5544)
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アルト『そういえば、君の名前は?』
ソプラ『ソっソプラ』
アルト『ソプラちゃんかいい名前だね(*^-^*)』
ソプラ『どうして、私を助けたの?』
アルト『困ってたら見過ごせないよ』
ソプラ『……//』
ソプラは下を向くと
アルト『大丈夫!またいじめられないように僕がずっといるから』
ソプラ『嘘よ……みんな……一緒にいるって約束したのに……いつも私だけ取り残されてどっかにいっちゃうそんなの……もう、信じられないよ…』
ソプラの目から涙がこぼれるアルトは言いました
アルト『ソプラちゃん……僕はずっと君のそばにいる…絶対君を一人にしないから…だから一人で泣かないで』
ソプラは泣きながら言いました
ソプラ『本当は……ずっと……誰かにその言葉を言ってほしかった……』
アルト『寂しかったんだね…』
そう言いながらソプラの頭をなでました。

ーーそんなある日の遠足での出来事ーー
先生『ここでお弁当タイム!』
生徒たちは好きなところに行ってお弁当を食べ始めました。
1女子『アルトくーん、一緒に食べよう♡♡』
2女子『えぇー私とーー』
3女子『私とよーね〜アルトくん♡♡』
4女子『ずるいですよー』
アルトの周りにはたくさんの女子があつまっています。
アルト『あはは…(苦笑い)』
ゲンキ『あいかわらず、モテモテやな〜』
クラミ『本当…』
ジャンプ『まぁーあの可愛さじゃあ無理もないねww』カシャ
←カメラの音
少し遠く離れた所で3人は言いました
アルト『ごめんね、約束してるから』
女子全員『えぇーー』

あまり人がいない木の下でソプラがお弁当を食べている。
アルト『あっ!見つけたソプラちゃーん』
ソプラ『んっ?アルト』
アルト『一緒食べよ〜』
言いながらソプラの隣に座りました
ソプラ『うん///』
嬉しいそうに笑いました
アルト『笑った方が可愛いよ!』
ソプラ『///////!!』
ソプラの顔は真っ赤になりました
アルト『??』
少し天然のアルトはソプラが真っ赤になったことがくわかってない。
ソプラ『アルトほかの子たちと食べなくていいの?』
アルト『うん!僕はソプラちゃんとたべたいもん、僕はソプラちゃんが好きなんだもん』
ソプラ『えぇ///////!?』
アルト『はっ////!!』
無意識に告白をしてしまいました





■ プリン娘 (4回/2015/01/25(Sun) 20:09:38/No5545)
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アルト『あっいやっその/////』
ソプラ『///////////』
突然の告白にソプラとアルトは混乱している
アルト『……///ソプラちゃん…僕君のことが…』
ソプラ『き…』
アルト『え?』
ソプラ『好き私もアルトのこと…好き…大好き…』
顔を真っ赤にして涙を流しながら笑顔で言いました
アルト『ソプラちゃん////』
こうして2人は付き合うことになりました

それからだんだんソプラをいじめる人もいなくなりソプラはまた誰かを信じる用になりました。

ソプラ『ありがと、アルト』
アルト『ん?なに?』
ソプラ『ありがと私を見つけてくれて…』
アルト『/////』

?『心が暗闇になったとき星の輝きを持つもの現れるか…伝説は本当だな』
ソプラの方を見ながらつぶやいた
?『よかったな…』
そう言うとどこかにいってしまった
ソプラ『ん?アルトなんか言った?』
アルト『うんうんなにも』

ーー数日後ーー
ソプラアルト『ミルモの里に留学?』
先生『そうだ、妖精学校の先生たちがどうだって、アルトは成績でソプラは音楽と体育の方でいい結果を取ったからな』
アルト『留学か…ソプラちゃんどうする?』
ソプラ『アルトが行くなら私も行く』
先生『決まりだな』
こうして2人はミルモの里に留学する事になりました。


■ プリン娘 (5回/2015/02/05(Thu) 21:12:03/No5550)
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ーーミルモの里ーー

ミルモ『うおぉぉー!!』
楓『待ってよミルモーー!!』
ミルモ『急げ楓!!遅刻したらお菓子没収だぞ!!』
そう言いながら二人は急いで妖精学校に行きました。

キーコーカーコー♪

ミルモ楓『間にあったー』
リルム『二人ともギリギリ間に合いましたわ』
ヤシチ『新学期早々に遅刻とは情けないなミルモ』
ミルモ『なにぃー!!』
今にも喧嘩が起こりそうなその時、エンマ先生が教室に入ってきました。
エンマ先生『しょくん、おはよー!今日は転入生二人の男の子と女の子を紹介するぞ』
マンボ『へー転入生か〜』
ペータ『どんな子か楽しみだべー』
ビケー『どんなにかっこよくても僕の美しさにはかなわないさ』
ガビン『ガビーンきっと怖い人でミルモの里を滅ぼすだ〜』
ヤシチ『やめろーそんな想像するなー!!』
エンマ先生『入ってきていいぞ!』
そう先生が言うとひとりの男の子が入ってきました
アルト『はじめまして!僕はアルトよろしくね(^-^)』
クラスの女子たち『かっこい〜♡♡』『ビケーくんとは違うタイプー♡』『可愛い〜♡』

エンマ先生『おや?もう一人は?』
アルト『ソプラちゃん頑張って』
そうすると、アルトの後ろから顔を真っ赤にして出てきました。
ソプラ『はじめまして私、ソプラよっよろしくお願いします////////』
楓『わぁ//可愛い〜♡』
ミルモ『そうか〜?』
エンマ先生『それじゃあ、二人は楓くんの隣の席に座って』
ソプラの隣は楓ソプラの隣がアルト
楓『よろしくねソプラちゃん(*^▽^*)』
ソプラ『ビクッ!!にっ人間!!わぁ〜アルトー(泣)』
泣きながらアルトに抱きつきました。
楓『ごっごめんなさい驚かせて』
アルト『すいません、ソプラちゃん人間とあうの初めてで』
楓『そうなんだ』
ミルモ『あーあ楓が泣かした〜』
エンマ先生『あのーそろそろ授業初めていいかねー?』
4人『はい///』


■ プリン娘 (6回/2015/02/12(Thu) 15:55:46/No5559)
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次の日

教室にはもうんなあ集まっていた
ソプラもだんだん慣れてきてみんなと楽しそうにしゃべっている。
エンマ先生『しょくん、席について〜』
みんな『はーい』
エンマ先生『今日はまた新しい転入生を紹介するぞ!』
みんな驚いています。
マンボ『先生ー男の子女の子どっち何ですか?』
エンマ先生『それが分からないじゃ‥‥』
ミルモ『分からない!?何でだよ』
エンマ先生『フードをかぶっててよく顔が見えんかったんじゃよ』
ミルモ『その時点で本人に性別聞けよ‥‥』
エンマ先生『まあまあ、会えば分かるじゃろ笑笑』
ミルモ『‥‥‥。』
ソプラ『‥‥‥‥‥』
アルト『ソプラちゃん?大丈夫?』
ぼーっとしているソプラを見てアルトは心配になりました。
ソプラ『えっ!うん!大丈夫(^^)』

エンマ先生『入ってきていいぞ〜』
するとドアからフードを付けた妖精が入ってきました。
ヤシチ『確かによく顔が見えん』
ミルモ『じぁあ、女ってことで』
ムカッ!
するといきなりミルモに向かって手裏剣を投げました。
ミルモ『うぁっ!!』
ギリギリよけられたミルモ安心しました。
ミルモ『ふぅーセーフ…っていきなりなにしやがる!!!』
?『人の事を女って言った罰だ』
ソプラ『ハッ!低い声に少し女声が混じっているその声!?』
?『いちいち、詳しく説明しなくていいんだよ///!』
ソプラ『テヘッ★』
アルト〖可愛い‥‥/////〗←心の声
楓『話がよく理解できないんですけど…』
ヤシチ『同感だ‥‥』
ミルモ『んで、お前はだれなんだ?』
?『俺の名前はツバル…ソプラのいとこだ』
フードを取るとみんな驚きました。
リルム『ソプラさんにそっくりですわ!』
アルト『本当だそっくり』
ソプラ『久しぶりね(^-^)』
ツバル『だな』
エンマ先生『そうだったのか』
ツバル『つーわけでまあよろしく!』
クラスの女子『ツバル君も格好いいね♡』『うん!男の娘みたいな♡』『好みかも〜♡♡』

さらににぎやかなクラスになりました。


■ プリン娘 (7回/2015/02/12(Thu) 22:29:58/No5560)
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ーー放課後ーー

授業が終わり教室には掃除当番の人しか残ってません。
ツバル『あーあなんで転入初日で掃除当番なんだよ!!』
ソプラ『しょうがないじぁない、くじで決めたんだから。』
ミルモ『めんどくせー』
楓『まあ、みんなでやれば早く終わるよ(^^)』
リルム『そうですわ!』
ツバル『チッ分かったよ』
舌打ちをして嫌そうに掃除をやり始めました。
そんなやる気の無い二人の横で一人真面目に掃除をしているます。
アルト『ヤシチ君、えらいね文句言わず掃除してる』
ヤシチ『いつもやらされてるから、自然に体が動くのだ…』
アルト『そっそうなんだ(^-^;』
みんなで掃除をしていると楓が言いました。
楓『そう言えば、ソプラちゃん歌うまいよね(*^▽^*)』
ソプラ『えっ!!』
急に楓にそう言われてソプラは驚いています。
楓『だって、昼休みにアルト君と音楽室で歌ってじぁない』
窓をふきながら楓は言いました。
ソプラたちは昨日の昼休みに先生に許可をもらって音楽室を貸してもらってたんです。
楓『私感動しちゃて』
ソプラ『きっ聞かれてた///』
ツバル『そりゃソプラは音楽の里の姫なんだから人間を歌ではめるぐらい簡単だろ』
ミルモ『なっなにーー!!音楽の里の姫!!』
ソプラが姫と聞いてみんなは驚いている。
ヤシチ『聞いてないぞ!』
静かに掃除していたヤシチまでが驚いています。
ソプラ『言ってなかった?』
リルム『初耳ですわ!』
楓『わぁー本物のお姫様♡』
ツバル『もう一回歌えよソプラどんだけ成長してるかテストしてやる』
ソプラ『えっ!!なんで!』
楓『お願い!』
ミルモ『確かめてやろうじぁないか』
みんな掃除を止めてソプラの方を向きます。
ソプラ『え…///』
みんな期待しています
ソプラ『‥‥‥うっ…うっ…ヒック』
あまりの緊張さに泣き出した
アルト『ソプラちゃん…』
アルトは自分の方にソプラを抱き寄せます
ソプラ『アルト〜』
アルト『大丈夫だよ(^ー^)』
ミルモ『おーい戻ってこーい( ̄。 ̄;)』
ツバル『どうしたんだよ、前のお前ならすぐにOKしてたじぁないか』
不思議そうにツバルが聞くと』
ソプラ『‥‥出なくなったのよ‥‥』
ツバル『まっまさか!!』
楓『でもちゃんと歌えてたよ』
アルト『‥‥‥‥‥』
ツバル『音楽の里の姫しかだせない特別な歌声あるんだよ…』


■ プリン娘 (8回/2015/02/14(Sat) 23:40:12/No5561)
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ミルモ『どんなのなんだ?』
ミルモが聞くとソプラたちは暗い顔になりました。
ツバル『…エンジェルボイス…』
ヤシチ『エンジェルボイス??なんなんだそれは?』
初めて聞くミルモ達はさっぱりです。
それは音楽の里の人しか知らない
ツバル『エンジェルボイスは大昔からソプラの先祖たちだけが出せるボイスの事だよ。その血を受け継いだソプラしか出せない‥…精の歌には不思議な力があるだろ』
ミルモ『あぁ、でもそんなに力ないし出来るとしたら異次元空間を作れるぐらいだぜ』
ツバル『エンジェルボイスはそんなもんじぁねーよマルモ国王をはるかに超える力があるんだよ』
ムルモ『そうなんでしゅか』
ツバル『あぁ…って誰だよ!!お前たち!!』
いきなりムルモとハピィがいたのでツバルは驚きました
楓『ムルモちゃん♡ハピィちゃん♡』
ムルモ『楓しゃんたちと一緒に帰ろうと思ったんでしゅけど
なかなか来ないから迎えにきたでしゅきゃは♡』
ハピィ『私もよ』
ツバル『なんだよ、ミルモの弟とその友達か…驚かせやがって…』
楓『ツバル君ムルモちゃんのこと知ってたの?』
ツバル『知らねーよ』
楓『え…じゃあ今なんでミルモの弟だってこと知ってたの?』
ツバル『俺は生まれつき人の心が読めるんだよそいつがどんな性格かもな』
楓『へぇー…えぇーーー!!!じゃあ私の心も!!』
ツバル『あぁ、さっき掃除してる時今日の夜ご飯はハンバーグがいいなーとか結木くんに会いた‥』
楓『うわぁぁーーー!!ストップ!ストップーー!!』
リルム『今日は驚く事がたくさんですわ』
ミルモ『んで、エンジェルボイスの続きは??』
続きを聞こうとした時エンマ先生が入ってきました。
エンマ先生『君たちまだ掃除してるのかーそろそろ帰りなさい』
みんな『はーい』
そう言われてみんな道具を片付け校門の所で降りて行きました
ツバル『じぁあ、続きは今度な』
ミルモ『あぁ、じぁあな〜』
楓『ソプラちゃんもバイバーイ(ニコ』
ソプラ『バイバイ』
アルト『‥‥ソプラちゃん…』
元気の無いソプラをアルトは心配そうに見つめていました
ミルモと別れてソプラたちはシーンとなっています
ツバル『なんで声が出なくなったんだよ‥‥』
少し起こり気味にツバルが言うと
ソプラ『‥‥わかんない‥‥』
ツバル『ったく…』
ソプラ『うっ…ヒック…』
ソプラが泣き出してしまいました
ツバル『お前はいつもいつも……泣けばいいって事じゃあねーだろ!』
ツバルが怒鳴ると隣にいたアルトがソプラをかばう用に言いました
アルト『ツバル君!そんなに怒鳴らないてもいいじゃあないか!』
ツバル『フンッ!』
そう言うと走って帰ってしまいました


■ プリン娘 (9回/2015/05/19(Tue) 18:48:42/No5571)
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次の日

昨日の事を気にしているのかソプラに元気があ りません。 その様子を楓が気にしています。
楓[大丈夫かなソプラちゃん……]

昼休み
楓『ソプラちゃん!元気出して!そのうち、声 がでるようになるよ(*^▽^*)』
笑って励ます楓しかしソプラの顔は暗く、ただ 小さくうなずくぐらいで落ち込んだまま
アルト『ソプラちゃん…今日、練習やめと く?』 隣のアルトも心配そうに言いました。
ソプラ『んうん…やる…またツバルに怒られる から
楓[ソプラちゃん…どうしよう…』 その様子を見てみぬふりをして教室を出て行こうとするツバルをミルモとリルムが止めまし た。
ミルモ『おい待てよ!』
ツバル『んだよ』
リルム『昨日のエンジェルボイスの事を聞きた いんですが…』
ツバル『あぁ、その事か…放課後な』
そう言うとそこから立ち去って行きました。

放課後
ミルモ『でっつづき、つづき』
ツバル『…はぁ…』
話を聞くために急いで掃除を終わらせたミルモ 達はツバルの近くに集まりました。
ツバル『大昔、ソプラ達が住む音楽の里に大き な悪のエネルギーを持つ化け物が現れた』
ヤシチ『それは、ダアクか?』
ツバル『まぁ、ダアクみたいな巨大な悪のエネ ルギーを持った奴が里を襲ったんだ、そいつは 村人の心を吸い取り魔法の力も生きる気奪い 取ったんだ、その時ソプラの子孫がエンジェルボイスで化け物を封印したんだ』
楓『子孫の人達が封印したんだからソプラちゃ んがエンジェルボイスが出なくてもいいんじぁ ないの?』
ツバル『封印したわけで完全に倒した訳じゃな いんだ!予言によると封印は1000年に一度封 印がとけてしまうとあるんだよ。だから、化け 物がもうすぐ復活してしまうかもしれないん だ!!それなのにソプラはその声が出ないと か、倒せないとかいってじゃシャレにならない んだよ!!』 それを聞いたソプラは体をすぼめました。
ソプラ『ごめんなさい…』
少し涙目なソプラを見てツバルは怒鳴りまし た。
ツバル『お前は何でいつもそうやってすぐ泣く んだよ!!! 見てるこっちがいらつくんだよ!!!』
ソプラ『うっ…うぅ…』
ついに涙が目からこぼれたソプラを見てアルト が言いました。
アルト『ツバルくん!!ソプラちゃんだっまた 声が出せるように頑張ってるんだよ!そんな強 い言い方しなくてもいいじぁないか!!』
楓『そうよ!!ツバルくん!言い過ぎよ!!』
リルム『ソプラさんは女の子ですよ!!』
ツバル『女はいつも…いつも…女はいつも勝手 すぎなんだよ!!ソプラもお前らも…女っても んは勝手にどったかいって人の心をもて遊びぶ もんなんだよ!だから俺は女なんて大嫌い だ!!!』
ツバルは大きな声で言いました。 怒った顔…でもなんだか悲しそうな表情も混 ざっていました。
ミルモ『ツバル…お前…』
ツバル『…っ!!俺…帰る…言い過ぎたな…ごめ ん…』
その時のツバルの表情はとてつもなく寂しそう な表情でした。 その顔みたミルモはあることに気づきました。
ミルモ『もしかして…ツバル…お前…』

昨日の事を気にしているのかソプラに元気があ りません。 その様子を楓が気にしています。 楓[大丈夫かなソプラちゃん……]

昼休み 楓『ソプラちゃん!元気出して!そのうち、声 がでるようになるよ(*^▽^*)』 笑って励ます楓しかしソプラの顔は暗く、ただ 小さくうなずくぐらいで落ち込んだまま アルト『ソプラちゃん…今日、練習やめと く?』 隣のアルトも心配そうに言いました。 ソプラ『んうん…やる…またツバルに怒られる から』 楓[ソプラちゃん…どうしよう…』 その様子を見てみぬふりをして教室を出て行こ うとするツバルをミルモとリルムが止めまし た。 ミルモ『おい待てよ!』 ツバル『んだよ』 リルム『昨日のエンジェルボイスの事を聞きた いんですが…』 ツバル『あぁ、その事か…放課後な』 そう言うとそこから立ち去って行きました。

放課後 ミルモ『でっつづき、つづき』 ツバル『…はぁ…』 話を聞くために急いで掃除を終わらせたミルモ 達はツバルの近くに集まりました。 ツバル『大昔、ソプラ達が住む音楽の里に大き な悪のエネルギーを持つ化け物が現れた』 ヤシチ『それは、ダアクか?』 ツバル『まぁ、ダアクみたいな巨大な悪のエネ ルギーを持った奴が里を襲ったんだ、そいつは 村人の心を吸い取り魔法の力も生きる気奪い 取ったんだ、その時ソプラの子孫がエンジェル ボイスで化け物を封印したんだ』 楓『子孫の人達が封印したんだからソプラちゃ んがエンジェルボイスが出なくてもいいんじぁ ないの?』 ツバル『封印したわけで完全に倒した訳じゃな いんだ!予言によると封印は1000年に一度封 印がとけてしまうとあるんだよ。だから、化け 物がもうすぐ復活してしまうかもしれないん だ!!それなのにソプラはその声が出ないと か、倒せないとかいってじゃシャレにならない んだよ!!』 それを聞いたソプラは体をすぼめました。 ソプラ『ごめんなさい…』 少し涙目なソプラを見てツバルは怒鳴りまし た。 ツバル『お前は何でいつもそうやってすぐ泣く んだよ!!! 見てるこっちがいらつくんだよ!!!』 ソプラ『うっ…うぅ…』


■ プリン娘 (10回/2015/05/19(Tue) 18:56:50/No5572)
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すいません、同じ文が続いてるのは気にしないでください!
それと今まで小説で文字が抜けているのはこいうことだろうなって勝手に当てはめて構いません。
意味分からない文章ですいません>_<>_<
これからも宜しくお願いします(*^▽^*)




5576/ 楓と結木くんの結婚式
□投稿者/ わらっち -3回-(2015/07/16(Thu) 14:33:33)

こんにちは!! わらっちです!!
今回、初めて小説を書いてみたいと思います(*≧∀≦*)

内容は、両想いになった楓と結木くんが25歳になり、結婚式を挙げるということです。

では行きます!!



5547/ マシュマロのタネ
□投稿者/ 斎藤芽生 -10回-(2015/02/03(Tue) 21:24:13)

こんばんは。斎藤です。
前の物語があまりに残酷だったんで、
新しく小説書くことにしました。
気分が和むような小説にしようと思ってます。
(できるかな…そんなの…)

あらすじ
ある日、お菓子のタネという、
深い愛情と砂糖水で育つタネが
ミモモショップで販売されました。
しかしミルモは出遅れてしまい、買うことが
できませんでした。
いじけてムルモのタネの成長の邪魔をする
ミルモから、逃れるって話です。


表紙(?)も描いてみました。
では。

1536×1228 => 400×319

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■ 斎藤芽生 (11回/2015/02/04(Wed) 14:58:45/No5548)

第1話 お菓子のタネの販売

クモモ
「新しく商品を売ることにしたクモ〜」
ムルモ
「ほえぇ、お菓子のタネでしゅか。
早速買うでしゅ!これくださいでしゅ!」
クモモ
「毎度ありですクモ!」

ここは人間界のミモモショップです。
ムルモは、かなりレアなお菓子のタネを
買いました。
残り1個だったため、ムルモが買ったら
売り切れてしまいました。

ムルモ
「ふう、ギリギリ買えたでしゅ。
マヌケなお兄たまは
買いそびれていそうでしゅねぇ。
じゃあ、植えてみるでしゅ。
ええっと、
『植え時…いつでも大丈夫です。
深い愛情と砂糖水がないと、育ちません。
好きなお菓子が1ヶ月くらいで
収穫できます。』
変わった植物でしゅねぇ。」

その頃

ミルモ
「楓、早くしろ!
くもっちょを買ったらミモモショップで
新発売のお菓子のタネを買うんだぞ!」

「もう、ミルモったら〜。」

お菓子のタネが売り切れたことを知らず、
ミルモは楓にくもっちょを買わせて
いました。

ムルモ
「やっと植え終わったでしゅ。
暇だからお兄たまでもバカにしに
いきましゅかねぇ。
あ、お兄たま発見でしゅ。
お兄たま〜〜!」
ミルモ
「今は忙しいんだよ!後にしろ!
まだお菓子のタネも買えてねぇし…」
ムルモ
「もう、お菓子のタネなら売り切れた
でしゅ。やっぱりお兄たまはマヌケ
でしゅね〜。」
ミルモ
「な、なにぃ!お菓子のタネが
売り切れただと〜!」


続くでしゅ。








■ 斎藤芽生 (12回/2015/02/05(Thu) 18:33:27/No5549)

第2話 ミルモの嫌がらせ

ミルモ
「くっそー、ムルモばっかり
いい思いしやがって…
だいたい、オレがマヌケとは、
どういう意味なんだ?」

(いや、まさにマヌケそのものだよ…)
「ミルモ、いい加減にいじけるのやめなよ。」
ミルモ
「いじけてなんかねぇよ!」

ミルモは、ムルモにお菓子のタネを
とられた上、すっかりバカにされて
いじけていました。

その頃
ムルモ
「早く芽が生えましぇんかねぇ。
砂糖水の濃度を濃くしたら、早く育つん
でしゅかねぇ。」
松竹
「ムルモ、さっきから何のこと考えてるの?」
ムルモ
「この、お菓子のタネのことでしゅよ。
成長したら、お菓子がなるのでしゅ。」
松竹
「ふーん、面白い植物だねぇ。」

ムルモはお菓子のタネのことを
とても気にしていました。
あのマヌケなミルモのことなど
気にせずに…

次の日
ミルモ
「ようし、完成だ!これでムルモが
いい思いをしなくてすむぜ!」

そこに、やたらと字が書かれた
メモがありました。


「ミ、ミルモ、どうしたの!
その色々書いてあるメモみたいのは…」
ミルモ
「昨日オレが徹夜で考えた作戦、
その名も、『ムルモのお菓子のタネの
成長妨害大作戦』だぜ!
なぁ、いい作戦だろう!」

「知らないわよ!それに、そんな事したら
ムルモちゃん困っちゃうじゃない!」
ミルモ
「これは、ムルモを困らせるための作戦
なんだぞ!困って当然だ!」

「はあ…」

数時間後
ムルモ
「お、お菓子のタネが芽生えたでしゅ!」

その後ろで声が聞こえます。

ミルモ
「よいしょっと。松竹の家の侵入
成功だぜ!後は、ムルモが
いなくなるのを待つだけだな。」

ムルモは、ミルモがいることには
気がつきませんでした。
ちょうど、松竹がやってきました。

松竹
「ムルモ!マシュマロ食べる〜?」
ムルモ
「もちろんでしゅ!今行くでしゅ!」

ムルモがいなくなったのを
確認すると、ミルモは植木鉢に
塩をまき始めました。

ミルモ
「これで、ムルモのお菓子のタネは
枯れちまうな。これでムルモが
いい思いをすることはねぇな!」

さらに数時間後

ムルモ
「ほえぇぇぇえ!お菓子のタネが
枯れているでしゅぅぅぅぅう!」

続くでしゅ。


■ 斎藤芽生 (13回/2015/02/15(Sun) 21:42:27/No5563)

第3話 リルムとムルモ

ここは楓の家です。
松竹が、楓とミルモに、タネのことを
相談しています。
ムルモは松竹の家で寝込んでいます。

松竹
「…っていうことで、なんか知らない?
枯れたタネが、元に戻る方法とか。」
ミルモ
「知るわけねぇだろ、んなもん。」

「とりあえず、結木くんのところの
リルムちゃんに相談してみようよ!」
松竹
「うーん…南さんが結木くんの家に
行くのなら、僕もそうさせてもらうよ!」

「じゃあ、ミルモ、行くよ!」
ミルモ
「はあぁ?めんどくせぇよ!
オレは行かねェぞ。」

「そっか…来てくれたら、くもっちょ
買おうと思ったのになぁ。」
ミルモ
「行く行く!行かせてください!」

…という訳で、3人で結木くんの
家に行くことになりました。


結木の家

リルム
「まぁ、そんなことがあったんですの。
つまり、ミルモ様が塩をまいたせいで、
タネが3つ全部枯れてしまったのですか?」
松竹
「え、3つって?1つじゃないの?」
リルム
「まぁ、あれは3つ入りのはずですわ!
1つしか植えてないのなら、
残りを植えてはいかがですか?」
ミルモ
(んな、マジか!)
松竹
「ありがとう、リルムちゃん!
帰ったら、ムルモに行っておくよ!」

そして、松竹は家に帰って行きました。

松竹の家

松竹
「ねぇ、ムルモ! あのタネさ、3個入り
らしいから、残りを植えてみたら?」
ムルモ
「ほえぇ!そうなんでしゅか!」

ムルモが、タネの袋を取り出しました。

ムルモ
「本当に、残り2個あったでしゅ!
じゃあ、早速植えてみるでしゅ!」

ムルモがタネを両方植えました。
片方はとっておけばいいのに…

松竹
「そういえば、タネを枯らした犯人、
ミルモだったらしいよ!」
ムルモ
「そうだったんでしゅか!
じゃあ、お兄たまが入れない様に
してくだしゃい!」
松竹
「うん、分かった!
平井にお願いしておくよ!」

楓の家

ミルモ
「なんだよ、残りがあったのかよ…
まぁ、オレが両方枯らしてやるか!」

続くでしゅ。



■ 斎藤芽生 (14回/2015/03/25(Wed) 16:49:31/No5566)

前書き
38日間放置していてすみません 。 見ている人がいるのか不明ですが。前回のタイトルが、明らかにおかしいですが、気にしないで下さい。あと、「タネが枯れる」という変な表現がありますが、気にしないで下さい。
かなり内容が進行しています。

第4話 成長

タネを植えてから、1ヶ月経つけど、まだ葉が出ただけの状況を、ムルモがクモモに相談にいきました。
ムルモ
「1ヶ月で収穫できるんじゃないんでしゅか?」
クモモ
「うーん… 私は商品について詳しくないけど、説明書通りに育てていないことが考えられるクモ。」
ムルモ
「そうでしゅか…」

松竹の家

ムルモ
「『深い愛情と…』これが原因でしゅか。
じゃあ、今度から気をつけましゅか。」

そして、1週間後に花のつぼみがつきました。

楓の家

ミルモ
「これで松竹の家のどんなセキュリティ対策も乗り越えられるはずだな。覚悟しろよ、ムルモ。俺がタネを枯らしてやるからな〜。」

続くでしゅ。


■ 斎藤芽生 (15回/2015/04/11(Sat) 22:54:33/No5568)

誰も見ていないであろう小説で、オリフェ紹介です。今度はちゃんと、オリジナル性ある…のかな。

名前 リーフ
性別 ♀
身長 9.7cm
楽器 草笛
好きなお菓子 草餅
という、完全な植物系女子です。アロマやポーロとの関連性はありません。飾りの花はカーネーションです。類似度ゼロですが。
では。

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■ 斎藤芽生 (16回/2015/04/17(Fri) 20:34:20/No5569)

第5話 リーフ登場

ミルモ
「妖精通販アイテム『とうめいフラフープ』!!
…よし、透明になったぜぃ!松竹の家のセキュリティ対策なんて、所詮こんなものだな。さぁて、お菓子のタネは……これか。ムルモにしては頑張って育てたな〜。」

ちょうどその時、魔法が切れました。そして、また前の様に、塩をまこうとすると、声が聞こえてきました。

リーフ
「やめてあげて…」
ミルモ
「ああ?」
リーフ
「植物を枯らしても、得は無いでしょう…」
ミルモ
「おい、お前誰だよ…つーかどこから入ってきたんだよ…」
リーフ
「塩をまくのをやめたら、教えてあげる…」
ミルモ
「はぁ…別に、塩をまくのをやめたところで、損なんかしねーよ?だからオレはやめねーよ。それに、ムルモがいい思いをしなければ、オレにとっては得なんだぞ!」
リーフ
「弟さんから触覚ビームを食らっても、貴方は損とは考えないのね…」
ムルモ
「お兄たま、よくも!触覚ビーム!」
ミルモ
「ノワァァァアアア!」
リーフ
「約束通り教えてあげる…私はリーフ…弟さんがパートナーさんと家に帰ってきた時、開いた扉から入ってきたの…じゃあ、さようなら…」
ムルモ
「お兄たま、話はリーフしゃんから全部聞いたでしゅ!…って、聞いているんでしゅか?!」

プス…プス…
ミルモは真っ黒焦げの状態で、倒れていました。

ムルモ
「それにしても、お菓子のタネが守られて良かったでしゅ。そういえば、リーフしゃんいないでしゅ。そもそも、何者なんでしゅかね…?」

数日後

ミモモショップ

ミモモ
「あぁ、リーフさんねぇ。植物をいじめようとする妖精を見ると、すっと現れて、その妖精が植物をいじめる事が出来なくなってから、すっと消える妖精だって聞いてるよ。」
ムルモ
「そうなんでしゅか。」

続くでしゅ。


■ 斎藤芽生 (17回/2015/04/20(Mon) 23:00:31/No5570)

付け足しです!とうめいフラフープが壁をすり抜ける効果があるかどうか、曖昧だということを思い出しました!まあ…とりあえず、壁をすり抜ける効果があるということにしていただけると…(おい)
あと、リーフはミルモ達と同じ年齢です。それにしてもひどいオリフェだなぁ。
斎藤はこういう奴です。御了承下さい。では。


■ 斎藤芽生 (18回/2015/07/16(Thu) 14:55:05/No5577)

ギャアァアアアアア!87日放置!新記録!
第6話 とうとう花が!

松竹の家

ムルモ
「うおお!花が見事に咲いているでしゅ!」
松竹
「うわァ、本当だ!」
ムルモ
「5個も咲いているでしゅ!何個実が成りましゅかね?」

よく見ると、雄花が2個と、雌花が3個です。当の本人は気にしてないけど。でも、ミルモは、『ムルモのお菓子のタネの成長妨害大作戦』は諦めていないようです…監視してるっぽいし。

楓の家

ミルモ
「とうとう花が咲いてんのか〜…オレはどうすりゃいいんだ?お菓子のタネもしばらく売らねえだろうし…リーフとかいう野郎が消えりゃーなぁ…」

その頃のミモモショップ

ミモモ
「へ〜イ、まいどあり〜!」
ヤシチ
「はぁ、お菓子のタネが1つ残っていてよかったのだ。どうせマヌケなミルモは買いそびれてるんだろうけどな。」
サスケ
「絶対そうだぜ!」
ハンゾー
「なのら〜」

どうやら、お菓子のタネが売ってたようです…

続く



本日はオリフェ(パクフェ)の設定の変更をしに来ました。みなさん知っていますかね?
まず、名前から。
ミルモ菌→ミルン リルム菌→リルン
そして、大きさも。
ミルン→ミルモ大 リルン→リルム大 になり、成長を辞めたそうです。
画像も用意したけど、すごく適当です。色すらぬっていません…
では。

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(2009.5 koyamaru edit)