HOME  □ HELP  □ 新規投稿 
過去ログ表示

過去ログ13 を表示

表示ログ 過去ログ1 過去ログ2 過去ログ3 過去ログ4
過去ログ5 過去ログ6 過去ログ7 過去ログ8
過去ログ9 過去ログ10 過去ログ11 過去ログ12
過去ログ13 過去ログ14 過去ログ15

過去ログ検索は 検索 より行えます。
5069/ ミルモ色々小説
□投稿者/ まつりんら -7回-(2013/01/13(Sun) 22:26:18)

どうも☆こんにちは!

ーと言うことでオリフェ紹介したいと思います(*´∀`*)まず1枚目

名前、クリン
性別、女
性格、おしとやか
楽器、葉っぱ
お菓子、あずき大福

クリンはミルモのことが好きで、ミルモのことになると周りの人を叩いてしまう、照れ屋さんですね(^^;

次は2枚目です

ではー

320×240

snapshot-020.jpg
/10KB

■ まつりんら (8回/2013/01/13(Sun) 22:33:54/No5070)

ども!2枚目ですー

名前、キプヤ
性別、男
性格、嫌な奴
楽器、バイオリン

なんか嫌な奴で、ミルモ、ヤシチ、ムルモいじりが趣味。

えーこんな訳で次から小説書いていこうと思います(^^;
あ、他にもオリフェ出てくるかもしれませんが、その時に紹介します(^^;

では☆

320×240

snapshot-021.jpg
/10KB

■ まつりんら (9回/2013/01/13(Sun) 23:38:56/No5072)

ども☆早速書いていきます(*´∀`*)

「2人の転校生」

ある日、ミルモたちはエンマ先生に呼ばれ、妖精学校にやってきた。

ミルモ「めんどくせえなぁ〜」
リルム「何があったんでしょうか?」
ヤシチ「安純から逃れてよかった・・・」

エンマ「よーし皆、席に付けー」
ペータ「今日は珍しくギャグがないだべ」
インチョ「私の計算によれば、重大発表をするのでは?」
エンマ「今日は転校生を2人紹介する、入って来なさい」
???「・・・はい」
???「どもー」
エンマ「自己紹介しなさい」
???「クリンと申します。」
???「俺はキプヤって言うんだ!よろしくな!」
ミルモ「ずいぶんおとなしい奴と騒がしい奴がきたな」
エンマ「君たちの席はあそこだ」
ミルモ「へ?」
そこはミルモの右と左の空いている席だった。

キプヤ「よろしくなっ!」
クリン「・・・っ!よっよろしくお願いします///」
ミルモ「お、おう・・・」
キプヤはテンションマックスで挨拶し、クリンはミルモを見て顔を真っ赤にしながら挨拶してきた。

リルム「ライバルの予感ですわ!」
ヤシチ「クリンとやらミルモが好きってバレバレだな」

休み時間

クリン「ミっミルモさん、い、一緒に校内を案内して下さい・・・///」
ミルモ「別にいいけど・・・」
リルム「クリン様!私もご一緒しますわ!」
クリン「(ミルモさんの婚約者・・・ここは積極的に立ち向かうしか・・)リルムさん、いいんですの」
リルム「いえいえご遠慮なさらずに・・・」

優しく怖い言い合い開始

ムルモ「お兄たま、何やってんでしゅか?」
キプヤ「おっ、ミルモの弟ムルモか」
パピィ「あんたとあの子誰なの?」
キプヤ「俺はキプヤあいつは確か・・・クリだっけな?」
ヤシチ「クリンだろ」
ムルモ「なんかリルムしゃんと話してるみたいでしゅけどあそこから怖いオーラが出てるでしゅ」
ミルモ「それがな・・・」

ムルモ「ほええぇぇ!?お兄たまの取り合いでしゅか!ありえないでしゅ」
ミルモ「どういう意味だよ」
キプヤ「これからあの2人どうするんだ?」
ミルモ「ん〜?」
ヤシチ「あの2人に話かけるってのはどうだ?」
ムルモ「自殺行為でしゅね」
ミルモ「一応それで行ってみるか」

ミルモ「おい」
クリン「ミルモさん」
リルム「ミルモ様っ」
ミルモ「今日はもう帰ろうぜ(汗)」
リルム・クリン「はいっ(ですわ)」
キプヤ「ギリセーフだな」
ムルモ「でしゅ」
ヤシチ「だな」


疲れたので一旦切ります(^^;
次回「恋のお悩み」です!お楽しみに〜♪


■ まつりんら (11回/2013/01/14(Mon) 16:58:23/No5078)

ども☆

「恋のお悩み」にオリフェが2人いたので紹介します(^^;

まず1人目

名前、マリン
性別、女
性格、真面目でおだやか
楽器、なし
お菓子、クリームパン

クリンのお母さんで、ちょっぴり恥ずかしがり屋。
でも真面目

では(*^_^*)

320×240

snapshot-032.jpg
/13KB

■ まつりんら (12回/2013/01/14(Mon) 17:03:32/No5079)

どもー☆2人目しょーかい

名前、アクハ
性別、女
性格、何か嫌な感じ
楽器、なし
お菓子、温泉饅頭

えーアクハは敵か味方かわからない奴です(^^;

次から小説書いていきたいと思います(*^_^*)

では( ̄^ ̄)ゞ

320×240

snapshot-035.jpg
/11KB

■ まつりんら (13回/2013/01/18(Fri) 17:38:45/No5085)

ども☆こんにちは!
早速小説書いていきます!

「恋のお悩み」

クリン「ハァ・・・」
マリン「どうしたの?そんなにため息ついて?」
クリン「なっ何でもないの!私出かけてきます!」
マリン「?」

クリンはため息をつきながら歩いていた

???「何ため息付いとるんや」
クリン「だっ誰!?」
???「うちはアクハ言うねんお前恋してるやろ、その願い、うちが叶えたるわ」
クリン「ほっほんと!?」
アクハ「ほんまや、で相手は誰なん?」
クリン「えっえっと・・・ミルモ・・・///」
アクハ「あの妖精界の第一王子か、待っときうちが叶えにいったるわ」
クリン「あっありがとうございます///」
アクハ「その前に、このヒモを小指に結んどきな」
クリン「はっはい!」

アクハが差し出したのは赤い糸だった、クリンはそれがなんなのか知らずに糸を小指に結びつけた。
その頃ミルモは妖精界を散歩していた。

アクハ「お前がミルモか」
ミルモ「ハァ?お前誰だ?」
アクハ「うちはアクハ言うねん」
ミルモ「アクハ・・・どっかで聞いたことがあるような・・・」
アクハ「んなもん何でもいいわ」
アクハはすごい速さでミルモの小指にクリンとつながっている赤い糸を結び付けられた。

ミルモ「・・・俺クリンに会いにいく」
アクハ「任務完了やで♪」
アクハはなんとも怪しいえみを浮かべた。

クリン「まだかしら・・・」
ミルモ「クリン!」
クリン「ミルモさんっ///」
ミルモ「これから一緒にデパート行こうぜ!」
クリン「よっ喜んで///」

赤い糸に操られているミルモはクリンとデパートへ行くことになった。
その頃、リルム達も偶然デパートにいた。

これからも続きます!
嫌ー両手が大ケガをしてしまって、予定よりも短い文になってしまいました(;´д`)
次回「それでいいのですか?」です!お楽しみに〜(^-^)




5086/ きみが知る世界
□投稿者/ イチゴ★ -43回-(2013/01/18(Fri) 17:40:45)

こんにちは!イチゴです☆きみが知る世界(妄想多い!)という小説を
作りました。長い小説なんかかきたくないやぃ!。。。と言ってますが、ながくなる。・・・カモです。リルムっぽくなくなるかもです

DeTa1「きみが知る世界は?」(なんて○○○○な・・・;)

きみが知る世界は・・・・ なに? 「わたし」は   知らない?
それなら それなら・・・・・・


「リルム。」    顔がよく見えない。なぜか震えるほど怖い。だけども、記憶のどこかで、声を聞いたときがある気がする。
  「!? だれですか!?」
 
「キミは知ってるか?ボクの世界を・・・・。」
「・・・・・!?」私(リルム)はたちどまった。なぜだろう、逃げてはいけない気がする。
「・・・・キミはまだ、気づいていない。」

「!!」バッとおきあがる。頬には汗がしたたる。
「また・・・、同じ夢ですわ。あ、まだ5時まえですのね・・」
「一体あの方は、私になにを・・・.」
全部言わない間に、編み物をはじめる。
「気分転換&ミルモ様にプレセントですわ〜♪」40分後
「どりゃーーーー!!・・・やけに静かですわ!あ・・・」
静かな理由を思いだす。「「妖精中学校」入学式ですもの!実家に帰っていたのでした。(しかも家族旅行中)準備をしなければーー!!」急いで準備をすませた。
「まだまだ余裕はありますが、レッツゴー!ですわ〜!(ん?まだ6時・・・)」いや、早すぎるゾ!dyイチゴ★
「おはよ〜ですわ〜〜♪」よく門あいてたね!?
???「風・・・・。って・・・ぇ!!?」
リルム「・・・・・え?」

それは、わたしが知る世界ですか?

あとがき
「意外と短くてよかった♪それと、なぜかだんだんギャグになっていった・・・?ようナッ!題名がアレなのはきにしなくて良いです。では・・・。
DeTa2「たとえば「わたし」は?」



4945/ ☆わがままフェアリー☆ミルモでポン!☆
□投稿者/ アニス -109回-(2012/11/14(Wed) 20:16:11)

こんばんは☆

私は【☆わがままフェアリー☆ミルモでポン!☆】の小説を書いてきましたけど、この前、話しましたようにお話の修正をしたい思います。
ですけど、全部ではありません。修正の理由は、アニメの流れがなっていないところもありますし、アニメの流れとは矛盾している場面がありますので・・・。今、読んでみると「どうしてもっときちんとしてなかったのだろう」と思っています><;
それと、オリジナルストーリーで、実話がないと言うのはあんまりだと思います。
最初は、サスケと由美との出会いのストーリーからです。前に弟から「何故、由美とハンゾーが相性100%なん?」って突っ込まれたことがありますし、【ハンゾーの苦労】でもこやまるさんがおっしゃいましたように、タイトルのようにハンゾーは全然苦労していませんので・・・^口^;
12話の【リルムとモグちゃん】と13話の【とっても大変な日】のペータ話の次のお話(14話)にしたいです。勿論、【ミルモ落第!? 】もこの通り、載せて行きます。
本当にご迷惑をおかけして、申し訳ございません!![汗]
次こそは後悔せずにきちんと作っていきます。先程言いましたけど、全部ではありません^^;


第14話【お転婆由美ちゃん】

夕方
楓は学校から家に帰ってるところ。ミルモは楓の肩に乗ってる。ある公園には、男の子たちがサッカーをしている。そのサッカーボールが楓のところに飛んでくる。
楓「きゃあ!! ミルモ助けて!!」
ミルモ「間に合わねぇよ!!」
楓は顔を両手で覆う。その時、小さな少女が楓の前に来て、サッカーボールをカッコよく蹴る。
楓「・・・え?」
ミルモ「すげ〜!!」
楓の目の前には、小さな女の子がいる。少女はとても可愛くて、髪型は何も結んでいないでストレートでロングヘアの金髪。瞳の色は赤色。アニメの【東京アンダーグラウンド】のシエル・メサイアのような感じの少女。
少女の服装は制服姿。上は白と茶色の半袖、下は茶色のミニスカート、黒の靴下。
サッカーボールは、公園に戻った。
楓「あ、ありがとう!!」
少女「危ないわねー!! もう少しでやられてるところだったじゃない!!」
楓「ごめんなさい・・・」
少女「何で謝るの? でも、よかったよかった!!」
少女は行く。
ミルモ「アイツ、すげー可愛いじゃねぇか☆」
楓「そうだね! 助けてもらっちゃった^^」
ミルモ「すげー気が強いけどな」

安純の家
ヤシチは安純の部屋を掃除し終わった。ヤシチは雑巾を手に持っている。
ヤシチ「ふ〜やっと終わった〜」[汗]
安純の部屋のドアが開いて、ミモモが出てきた
ミモモ「お届け物です」
ミモモはサスケとハンゾーのマグカップを持ってきた。ミモモは帰った。サスケとハンゾーはマグカップから出てきた
サスケー「アニキー今日も遊びに来たぜ」
ハンゾー「今日もミルモを倒しに行くのら〜」
ヤシチ「そうだな〜その前にかりんとうでも食べるか」
サスケとハンゾー「やったー」
ヤシチたちはかりんとうを食べながら
サスケ「俺たちもっと、アニキの役に立ちたいぜ」
ハンゾー「だから僕達もアニキのように人間のパートナーが欲しいのら」
ヤシチ「何ぃ!? 拙者のためなのは嬉しいのだが、お前たちが人間のパートナーが欲しいって言ってもどうやって探すのだ?」
サスケ「最初は、町の人間の様子を見てみるぜ」
ハンゾー「僕たちは必ず人間のパートナーを見つけるのら!!」
ヤシチ「よぉ〜し、そうゆうことなら拙者が協力してやろうではないか!!」
サスケ「恩に着るぜアニキ!!」
ハンゾー「ありがとうなのら!!^^」
安純が帰ってきた
安純「あらヤシチ、掃除は終わったみたいね。ご苦労さん」
ヤシチ「おうよ、このとおり!!」
安純「今、何話してたのよ?」
ヤシチ「コイツらが人間のパートナーが欲しいと言い出してな。だから今から探しに行こうって決めてたところなのだ」
安純「ふ〜ん? あんまり上手く行きそうにないけど」
サスケ「やってみないと分かんないぜ!!」
ハンゾー「そうなのら!!」
安純「! そう言えば今日はお祭りがあったわね」
安純はニヤっとなり
安純「いいこと思いついたわ〜」
ヤシチとサスケとハンゾー「?」

町には賑やかなお祭りがあった
安純「ふっふふふ」
何と安純は自分で小さなお店を開いて、サスケとハンゾーのマグカップを売っている。安純の上の服はアニメでも着ているピンクの半袖
ヤシチ「お主、これは一体・・・」[汗]
安純「見れば分かるでしょ? あんたたちのマグカップを売って誰かが買えばその人たちがあんたたちのパートナーになるってわけ。私ってあったまいい〜☆ ついでに儲かるし・・・」
何と、サスケとハンゾーのマグカップの値段が1万円になってた。2つのマグカップの札には『幸せになれるマグカップ』と書いてあった
ヤシチ「悪知恵の働く奴・・・」[汗]
サスケ「1万円も払って買う奴いるのか?」
ハンゾー「1万円って高いらのか〜?」

ミルモと楓もお祭りに来ていた
ミルモ「おぉ〜たくさんの食べ物が俺を呼んでるぜ〜」[涎]
楓「ん? あれって日高さんじゃない?」
安純がマグカップを売ってる姿
ミルモ「本当だなー」
ミルモと楓はヤシチたちのとこに行く
ミルモ「よぉお前らーこんなところで何やってんだよ?」
ヤシチ「ミルモ! 今日はキサマの相手をしている暇はないのだ」
ミルモ「はぁ?」
安純「私たちは今、これを売ってるのよ」
ミルモ「これってヤシチのおまけのマグカップじゃねぇか」
サスケとハンゾーは倒れた
ヤシチ「コイツらが人間のパートナーが欲しいと言い出してな」
楓「えぇ!?」
ミルモ「あははははは」
サスケ「何が可笑しい!?」
ハンゾー「僕達は真剣なのら〜!!」
ミルモ「だっておめぇらが人間と暮らすなんて想像つかねぇんだもん」
安純「だから、このマグカップを売って、マグカップを買った人がパートナーになるの!!」
ミルモ「すげー適当だなー」[汗]
楓「でも1万円って高すぎるよ!!」
安純「レア物じゃないの」
・・・「何このマグカップ☆」
少女の声
ミルモとヤシチとサスケとハンゾー「ん?」
小学生くらいの女の子3人がサスケとハンゾーのマグカップを見ている。真ん中にいる少女は、昨日、楓を助けるために、サッカーボールをカッコよく蹴った金髪で赤い瞳の可愛い女の子だった。
ミルモと楓「あぁ!!」
楓「あなた!! 昨日の・・・」
少女「あぁ!! あんたは・・・」
少女の服装・・・上の服装は白のハートの絵が真ん中にあって周りはオレンジ色、下は薄紫のミニスカートで、黒の靴下を履いている。
後の2人の1人は黒髪色で少々おかっぱのストレートのショートヘアで(上の服の色は赤で、下は黄色のミニスカート)、もう1人は茶髪でロングヘアの下に2つ結び(上の服装は黄緑で下は水色のキラキラしたミニスカート)
黒髪の少女「あんた、この人と知り合い?」
金髪の少女「ううん。昨日、会っただけだよ。友達でも何でもないわ」
茶髪の少女「な〜んだ」
金髪の少女「でも、こんなマグカップ見たことないよ!!」
ヤシチ「おぉ〜☆ あの金髪の女、中々の美人ではないか!!☆」
ミルモ「だろだろ〜☆」
ヤシチ「ところでお主たち、あの女を知ってるのか!?」
ミルモ「昨日、偶然見かけただけだよ」
サスケ「か、可愛いぜ!」[赤面]
ハンゾー「よく分かんないのら〜」
安純「あんな子供、私と比べたら月とスッポンよ!! 私の方がずっと美人よ♪」
楓[汗]
茶髪の少女「はぁ? 『幸せになれるマグカップ』?? 何これ?」
黒髪の少女「子供だましねー」
安純は少女たちに話しかける
安純「あんたたち、このマグカップ買うの!?」
少女たちは安純を見た
金髪の少女「・・・あんた、誰??」
安純「ちょっとあんた何なのよその生意気な態度は〜!!」[白目]
楓「ひ、日高さんー」[汗]
黒髪の少女「きゃっ」[汗]
茶髪の少女「怖〜っ」[汗]
金髪の少女「ほんとうのことを聞いたまでだろ。私、あなたのこと知らないし」
安純「きぃ〜生意気なガキ〜!!」[白目]
金髪の少女「あっ、そうか、あんたが店員だったね」
安純「許さん〜!!」[白目]
ミルモ「あの女、本当に気が強いんだなー」
ヤシチ「あの安純に言葉で刃向ってるからなー」
金髪の少女はサスケのマグカップを持つ。そして、下の文字に気づく
金髪の少女「ん? 何か書いてある・・・『このカップにレモンティーを注ぎながら念じると、妖精があなたの願いを叶えてくれます』・・・って書いてあるよ!!」
茶髪の少女「はぁ?」
黒髪の少女「超ダッセー」
金髪の少女「面白そ〜〜☆☆」
2人の少女「え〜!?」
金髪の少女は目をキラキラさせてる
金髪の少女「私、これ買うっ!!」
金髪の少女は1万円って値段を見た
金髪の少女「1万円〜!? 1万円なんて持ってないわよ。かなりケチだな〜」
安純「何ですってぇ!?」[怒]
金髪の少女「何でもねぇよ」
楓「あ、あのーお金はいらないから^^;」
安純「ちょっとあんた、何勝手なこと」
金髪の少女「えぇ〜超ラッキー☆☆ じゃあこの水色のカップゲットだぜ!!」
金髪の少女はサスケのマグカップを持ちながら言った
サスケ「やったぁ!! あの可愛い女の子が俺のパートナーになるんだぜ!!☆」
ヤシチ「よかったなサスケ!!」
ミルモ「ちくしょ〜〜ヤシチのおまけの分際で〜!!」
楓「ミルモったら」
ハンゾー「僕のも買ってほしいのら〜!!」
安純「南さん、何てことしてくれたのよー!!」[怒]
楓「だってお金でそんなことするなんて良くないよ!!」
金髪の少女「ねぇ、どっちかこのカップ貰いなよ」
ハンゾーのマグカップのことを言ってる
黒髪の少女「私いいわ。そんなの興味ないし」
茶髪の少女「私も遠慮しておく」
金髪の少女「夢がないなぁ〜」
茶髪の少女「逆に言うけど、あんたって本当にこうゆうの好きだよね〜」
金髪の少女「それと、レモンティーも買わないとね!!」
黒髪の少女「マジでやる気ね」
安純「かなり生意気な奴がパートナーになったわね」[怒]
サスケ「だけど、安純よりずっといいと思うぜ♪」
安純「何か言ったかしら?」[白目]
サスケ「な、何も言ってないぜ〜!!」[汗]
ハンゾー「サスケが羨ましいのら〜」

金髪の少女は家に着いた。家は最近風の綺麗な2階建ての一軒家
金髪の少女「たっだいま〜☆」
少女は早速階段へ登って部屋に行く
少女「本当に可愛いマグカップ・・・。どうせならピンクがよかったけど。まぁいいや、願い事は勿論、あれよ♪」
少女はマグカップにレモンティーを注ぐ
少女「私、鈴木由美は将来、大人気の女優になりますように・・・。わかったなら、妖精よ、出てこ〜い☆」
し〜ん
少女の名前は鈴木由美
由美「ふう・・・いるわけないか」
カアァァァ。マグカップが光り出した
由美「えぇ??」
サスケ「その願い、俺が叶えてやるぜ!!」
由美「・・・きゃあぁぁぁっ!!!」
サスケ「サスケ参上!!」
サスケのポーズは決まっている。初登場の時(第8話【ミルモVSムルモ】)と同じ
由美「サスケ??」[汗]
由美は自分の頬っぺたを抓る
由美「痛っ。夢じゃない・・・。これが妖精??」[汗]
サスケ「妖精忍者だ!!☆」
サスケは由美に近づこうとするけど、由美はテニスのラケットを持って少しずつサスケから放れて
由美「・・・ふ〜ん、妖精忍者ねぇ・・・。本当の妖精って顔がでかくて脚短いんだね。絵本に出てくる妖精とは全然違うし」[汗]
サスケ「放っておいてほしいぜ!!」[汗]
由美はテニスのラケットを置いて、サスケに近づいて
由美「妖精ってことはあんた、魔法使えるんでしょ?」
サスケ「勿論だぜ」
由美「じゃあ、あの雲の色を黒に変えてよ」
由美は窓から見える雲を指す
サスケ「そんなの簡単だ! サス、サス、サスケでポン!!」
カアァァァ
由美「わ〜〜〜本物の魔法だぁ〜☆☆」
雲の色が見事に黒に変わった
由美「本当に黒に変わった〜☆☆ すっげー!!」
サスケ「どんなもんだ〜!!」
由美「凄いよサスケ!! よぉし気に入った、ここに住んでよ!!」
サスケ「やったぜ〜!」
由美はサスケを持ち、サスケのほっぺたを触った
由美「いや〜サスケのほっぺたって柔らか〜い!!☆☆」
サスケ「・・・」[汗]
由美「そうだっ」
由美はサスケを持って、隣の部屋に行く。ノックもせずに入る
由美「麻利ぃー見て見て〜妖精よ〜☆」
麻利・・・それは今、この部屋にいる小さな女の子。由美の妹。麻利の容姿は、小さくて可愛くて髪型はストレートでセミロングヘアの女の子。瞳の色は由美と同じく赤色。ピンクのふわふわのカチューシャをしている
麻利「妖精?? どこどこ〜??☆」
由美「ここにいるじゃないの♪」
由美はサスケを手に持って言ってる
麻利「?? いないじゃないの〜」
由美「私が今、手に持ってるのが妖精よ!! ちゃんと見てよ」
麻利「いないじゃないの!! お姉ちゃん何も持ってないじゃないの〜!! 嘘つかないでよ」
サスケ「この女には俺が見えないぜ!!」[汗]
由美「どうゆうこと??」
サスケ「妖精は呼び出した人にしか見えないんだぜ」[汗]
由美「えぇぇ〜〜〜!??」
し〜ん
麻利「お姉ちゃん、1人で何言ってるの??」
由美「ごめ〜ん、私の悪戯なの。じゃあね^^;」
由美は麻利の部屋を出た
麻利「変なお姉ちゃん」

由美は部屋に戻った
由美「へぇ〜凄いなぁ。てことは私ってかなり運のいい人〜☆☆」
サスケ「由美、みたらし団子が食べたいぜ!!」
由美「はぁ?? 妖精ってみたらし団子食べるの?」
サスケ「俺の大好物なんだぜ」
由美「みたらし団子なんてないわよ」
サスケ「じゃあ、他のお菓子が食べたいぜ」
由美「妖精ってお菓子食べるんだぁ・・・」
サスケ「当り前だぜ。妖精はお菓子がないと生きていけないんだぜ!!」
由美「へぇー・・・」[汗]

CM

翌朝
結木は本を読みながら登校している。リルムも一緒。後ろから楓の声
楓「結木く〜ん、おはよ〜!!」
結木「オス」
ミルモ「たくー本当、朝から元気だよな〜」
リルム「元気が1番ですわ♪」
ゲシッ!! 安純はいつものように楓の頭を蹴った
安純「おはよう結木君♪」
結木「・・・オス」[汗]
楓「いったぁ〜・・・。何するのよー!!」
安純「朝からヘラヘラしてんじゃないわよー!!」[怒]
楓「結木君に声かけただけじゃないのー!!」[怒]

由美とサスケは登校している。由美は学校の制服を着ている
由美「はぁ〜いい朝☆☆」
サスケ「だけどまだ眠いぜ。ん?」
楓と結木と結木にしがみ付いてる安純を発見。勿論、ミルモ、リルム、ヤシチもいる
サスケ「アニキだぁ!」
由美「ん?」
由美はミルモたちに気づく
由美「ねぇ、あれって妖精だよね!?」
サスケ「そうだぜ」
サスケはヤシチのところに行く。由美も走る
サスケ「アニキー」
ミルモたち「ん?」
ヤシチ「おぉサスケ、上手く呼び出されたか?」
サスケ「このとおりだぜ」
ミルモ「ヤシチのおまけじゃねぇか」
サスケは倒れた。由美は楓たちのところに来た
由美「本当に妖精だぁ☆☆ それも3匹! それと、昨日の人たち」
ミルモや楓たち「ん?」
ミルモ「おぉおめぇは昨日の可愛い女の子じゃねぇか」
由美「へぇー見る目あるじゃないの♪ でも昨日って」
楓「ミルモは私たちと一緒にお祭りにいたのよ」
由美「あんた、ミルモって言うんだぁ。あなたたち、妖精と住んでたんだね〜ビックリ」
結木「南、知り合いか?」
楓「知り合いって言うよりも、昨日ね・・・」

リルム「まぁ、そうでしたの」
結木「でも、マグカップを1万円で売るって・・・」[汗]
ヤシチ「サスケとは仲良くやってるみたいだな」
由美「うんまぁね。あんたがヤシチだろ☆」
ヤシチ「おぉお主、拙者のことをサスケから聞いておるのか?☆☆」
由美「うん!☆」
由美はリルムも見た
由美「へぇ〜妖精持ってる人間って多いんだな〜」
楓「違うの。私達だけなの。自己紹介がまだだったね。私は南楓。よろしくね^^」
結木「俺は結木摂」
リルム「私はリルムと申します^^」
由美「私は鈴木由美♪ よろしくー! あんたの名前は?」
安純に言ってる
安純「あんたに名乗る必要ないでしょ!!」[怒]
楓「日高安純さん^^;」
由美「よろしくね〜安純ちゃん」
由美は少々嫌味たらしく言った
安純「フンッ!!」[怒]
楓「それと、松竹香君って言う友達がいるの。その人もムルモちゃんって言う妖精と住んでるの」
由美「へぇ〜☆」

由美は学校の校門まで来た
サスケ「ここが由美の学校かぁ〜」
由美「うん」
・・・「由美ぃ〜」
サスケ「ん?」
昨日、由美と一緒にいた女の子2人が来た
黒髪の少女「おはよう!」
由美「おはよう千草」
茶髪の少女「おっはよ〜」
由美「おはよう美保」
3人は学校の中に入ってく

算数の授業中
サスケ「そうそう、由美にハンゾーを紹介したいぜ」
由美「ハンゾー?? あぁ〜昨日あんたが話してた友達か」
サスケ「今すぐ呼んでくるぜ」
サスケは団扇で飛んで窓から出た
由美「楽しみだな〜☆」
担任「鈴木」
由美「はっ、はい」
担任「何をブツブツ言ってるのだ。授業中だぞ」
由美「・・・」[赤面]

キーンコーンカーンコーン
由美「ハァ〜恥ずかしかった・・・」[汗]
・・・「由美〜」
サスケの声
由美「や〜っと来たわね」
サスケとハンゾーは教室に入って由美の机の上に来た
由美「これがハンゾーね」
ハンゾー「そうなのら」
由美「話はサスケから聞いてるわ。私の学校の中で探す? ハンゾーのパートナーを」
ハンゾー「それはいいアイデアなのら〜。僕が自分で見つけ出すのら〜♪」
サスケ「俺も手伝うぜ」
千草と美保「・・・」
千草「由美ったら1人で何言ってるのかしら?」
美保「うん。気狂いね」

体育の授業。100メートル競走
先生「さぁ、次出る奴は並べ」
由美「よっしゃ、私の出番だぁ」
由美はクラウチングスタートの体勢をとってる
先生「いちにーついてーよーい」
ドンッ!!
由美は走り出した。由美はどんどん前に進んで速い
サスケ「おぉー由美速いぜー!!」
ハンゾー「滅茶苦茶速く走ってるのら〜!!」
由美は両手を上げてゴールした
由美「やったぁー☆☆」
千草と美保が由美のところに来る
千草「さっすが由美!」
美保「由美は運動神経いいからね〜!」
由美「そんな大したことないってばー」

放課後
由美は歩いて帰ってる。サスケとハンゾーは由美の頭の上に乗ってる
由美「パートナーにしたい人、いた?」
ハンゾー「いなかったのら〜」
由美「そっか〜。じゃあ、千草と美保のどっちかにする?」
サスケ「それがいいと思うぜ」
ハンゾー「嫌なのら。僕が自分で見つけるのら」
由美「あっそう。じゃあパートナー見つかるまで私の家にいたら?」
サスケ「それがいいぜ」
ハンゾー「そうするのら〜」
由美「あっ、ミルモと楓ちゃんだ。おーい!!」
由美は楓のところまで走る
楓「由美ちゃん♪」
ミルモ「あり? ハンゾーじゃねぇか。お前まだ人間のパートナー決まってないのかよ」
ハンゾー「決まってないのら」

楓と由美は歩いて帰ってると、女の子の泣き声が聞こえてくる
・・・「うわあぁぁぁ〜〜〜」
楓と由美「!」
幼い女の子が泣いている姿と困っているお母さんの姿
楓「何だろう?」
女の子「うわあぁぁ〜〜〜あたしの風船がぁ〜!!」
何と、高い木のところに風船の紐がひっかかってた
お母さん「もう諦めなさい」
女の子「嫌だぁ〜〜〜」
楓「何だか、可哀そう」
由美「よーしっ!!」
由美は女の子のところに行く
楓「由美ちゃん?」
由美「風船なら大丈夫! 私に任せて!!」
女の子「え?」
由美は木登りを始める
楓「えぇ!?」
由美はスラスラと登って行く
ミルモ「すげ〜な〜」
サスケ「でも、パンツが見えそうだぜ。アニキがいたら絶対に観察していたぜ」
ミルモ「あぁ、確かにな・・・。アイツ、すげースケベだから」
楓「由美ちゃーん、大丈夫?」
由美「平気平気」
由美は高いところまで登って風船を取った
由美「よっしゃあ!!」
女の子「わぁ〜お姉ちゃん凄い凄い〜」
お母さん「凄い女の子・・・」[汗]
ミルモ「由美は女の子じゃなくて男の子だろ?」[笑]
楓「ミルモ!」
由美は降りた
由美「はい」
女の子「ありがと〜^^」
お母さん「本当にありがとう^^」
由美「いえいえ〜」
サスケ「由美はお転婆だな〜」
ハンゾー「おてんぱー? それ何なのら〜?」
サスケ「お・て・ん・ば!!」[汗]

由美の家の前
由美「入ってよ」
楓「お邪魔します」
麻利「お姉ちゃん、おかえり〜!! あれ〜? この人誰??」
楓「わ、私は南楓^^」
由美「妹の麻利♪」
麻利「小学2年生8歳だよ♪」
楓「わぁ、可愛い^^」
麻利は部屋に入っていった。由美はリビングのドアを開けた。リビングの中に女の人がいる。ソファで雑誌を見ている。女の人の容姿は美人で、髪型は金髪で楓と同じ2つ結びのツインテールにしている。だけど、女の人の髪の方が長い。マンガ・アニメの【スクールランブル】の沢近愛理のような感じ。瞳の色は由美と麻利と同じく赤色。
女の人「あぁ由美。ん? その子誰?」
楓「は、初めまして、南楓です・・・(わぁ〜綺麗な人ぉ)」
ミルモ「おぉ〜かなりの美人じゃねぇか〜☆☆ 一目惚れしそうだぜ〜」[ハート目]
サスケ「由美のお姉さんだぜ♪」
ミルモ「へぇー由美って3姉妹だったんだな〜」
由美「で、この人が私の姉の鈴木可憐(かれん)。高校2年生!!」
楓「私よりも3つ上なんだぁ・・・」
可憐「え・・・っと、楓ちゃんだっけ?」
楓「は、はい」
可憐「中学生?」
楓「はい、中学2年生です」
可憐「由美、あんたって中学生に友達いたんだぁ」
由美「う、うん・・・まぁな!! 昨日行った祭りで知り合ったんだよ」[汗]
可憐「ふ〜ん? お祭りで知り合って友達になることってあるんだね」
楓「あははは^^;」

ミルモと楓は帰ってる
楓「あ〜楽しかったぁ」
ミルモ「由美ってかなりのお転婆だったよな」
楓「そうだね^^」
ミルモ「それに、由美の姉ちゃんも由美と似ていてすげぇ美人だったしよ〜。楓とは本当に比べ物にはならないぜ」
楓「ひっどーい!! でも、早くハンゾー君の人間のパートナーが見つかるといいね」
ミルモ「俺には関係ないからどーでもいい」

由美の家
由美「お菓子食べようぜ〜」
由美はバタークッキーとチョコクッキーを持ってきた
サスケとハンゾー「やったー☆☆」
由美とサスケとハンゾー「いっただっきまぁ〜す!!」
サスケとハンゾーはクッキーを口に入れたとたん
サスケとハンゾー「ぎゃあぁぁぁぁ!!」
サスケとハンゾーは雷撃を食らった。サスケとハンゾーは死にかけてる
由美「きゃあっ!! なっ、何〜??」[汗]
サスケ「・・・そっ、そうだった・・・。妖精は一家に1人って掟があったんだった」
由美「はぁ?」
ハンゾー「掟を破ってしまうとお菓子が食べられなくなる恐ろしい罰が与えられるのら〜・・・」
由美「あっそう・・・」[汗]
サスケは起き上がって
サスケ「よぉーしっ! 明日は何が何でもハンゾーのパートナーを探すぞ〜!!」
ハンゾーも起き上がって
ハンゾー「明日は絶対に見つけるのら〜!!」
由美「お菓子のためにそこまで・・・」[汗]

終わり


お願いがあります!!><;
いただきもの小説にある元ストーリーの【美少女由美ちゃん】を削除して、この【お転婆由美ちゃん】を載せていただければ本当に幸いです^^;
本当に本当に申し訳ございません!![涙]
次もまた載せていきます。

それでは☆


■ アニス (110回/2012/11/18(Sun) 22:36:45/No4954)

第15話【願い事がない少年】

由美は歩いて登校している。サスケとハンゾーは由美の頭の上にいる。
サスケ「ハンゾー、何が何でも絶対にハンゾーの人間のパートナーを見つけるぞ!!」
ハンゾー「当り前なのら!! それで、お菓子をいっぱい食べまくるのら〜!!」
由美「結局それかい!」[汗]

由美は学校に着いて、靴箱の所に行き、シューズを取る。サスケとハンゾーは団扇で飛んでる
・・・「由美〜おっはよう!」
千草の声
由美「千草、おはよっ!」
千草「今日って確か、学年集会があったよね」
由美「あーそうだった・・・。ヤダなぁ」
千草「こんなのなくていいわよね〜」
由美と千草の肩をポンと叩いて
由美と千草「ん?」
美保だった
美保「おっは〜!!」
由美と千草「おはよう!!」

授業
ハンゾー「僕、外に出て探すのら」
由美「え〜? 学校の中じゃあダメ?」
サスケ「いい奴が見当たらないんだぜ」
ハンゾー「退屈だからお散歩しながらパートナー探ししたいのら〜」
由美「成る程ね」

サスケとハンゾーは団扇で飛んでパートナーを探している
ハンゾー「ん?」
ある一人の背の高い男の人が公園にペットボトルのゴミを捨てた。サスケとハンゾーはそれを見た。公園には見事にたくさんのゴミがある。
サスケ「ここの公園はゴミがいっぱいだな〜」
ハンゾー「汚いのら〜」
その時、ある1人の少年の姿が見える。少年は買い物袋を手に持っている。少年は公園にゴミがあることに気づいた。少年の容姿は、小学生くらいで顔はカッコいい。髪型は結木と松竹とほぼ似ていて髪の色は緑。瞳の色は紫。服の色は濃い紫で、白の半ズボン
少年「・・・」
少年は買い物袋を置いた
サスケとハンゾー「お?」
少年はゴミを拾う
ハンゾー「あの人、偉いのら〜!!」
サスケ「よぉし、俺たちも手伝うぞ!!」
サスケとハンゾーは公園に行く。ハンゾーは早速片付けようとする
サスケ「魔法で片付けた方が早いぜ」
ハンゾー「そうだったのら〜」
サスケ「サスケでポン!!」
カアァァァ。ゴミが浮く
少年「・・・!!」
少年は目を擦る。公園の中のゴミが半分、少年の手に持っているゴミ袋の中に入った
少年「!?」[汗]
サスケ「やったぜ」
ハンゾー「次はボクの番なのら〜。ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。同じくゴミが浮く
少年「???」[汗]
ゴミは全部ゴミ袋の中に入った
少年「!?」[汗]
公園は綺麗になった
サスケとハンゾー「やったー」
少年はまた目を擦る
少年「・・・??」[汗]
少年は買い物袋を持ち、帰る
ハンゾー「あの人、カッコいいのら〜!!☆」
サスケ「ハンゾー?」
ハンゾー「決めたのら!!」
サスケ「決めたって、何を?」
ハンゾー「僕、あの人のパートナーになるのら!!」
サスケ「えぇぇっ!?」

由美の学校
お昼休みで、由美は千草と美保と食堂でご飯を食べたところだ
由美「あ〜美味しかった☆」
・・・「由美〜」
由美「サスケ! どうだった?」
サスケ「ハンゾーのパートナが見つかったぜ」
由美「えぇ? それで、ハンゾーはもう、呼び出されたの?」
サスケ「まだ分かんないぜ」
由美「そうか。どんな人なんだろ〜?」
千草「由美、あんた誰と話してるの?」
美保「独り言激しすぎ!」
由美「ご、ごめん!・・・(ハァ〜疲れる)」[汗]

少年は自分の家に着いた。少年の家は和風で大きな一軒家。ドアを開けたらミモモショップになってた(第3話『忍者ヤシチ参上!』の話に、安純の部屋がミモモショップになった時と同じ)
少年は目を擦る
少年「??・・・」[汗]
ミモモ「いらっしゃいませ」
少年「・・・」[汗]
少年の目がトロン・・・となり、ハンゾーのマグカップを持ち
少年「・・・これください・・・」
ミモモ「・・・ありがとうございます・・・」
現実に戻った
少年「!・・・???」[汗]
お祖母ちゃん「おつかいありがとう拓斗。おや? 何だい、この可愛いマグカップは」
少年の名前は拓斗
拓斗「え?」
拓斗は、手元にマグカップを持っていることに気付く
拓斗「何だこれ? 俺こんなダッセー物買ってないよ!!」
お祖母ちゃん「でも持ってるじゃないの。お前も可愛いとこあるじゃないの♪」
拓斗「・・・こんな物いらない」
拓斗はマグカップをお祖母ちゃんの方に向ける

マグカップにいるハンゾー「え?・・・」

拓斗はお祖母ちゃんにマグカップを渡して自分の部屋に入った。ベッドで横になる
拓斗「・・・しかし今日は変な日だな〜。ゴミが動いて公園が綺麗になるわ、マグカップを手に持ってるわ・・・俺、何やってんだろ・・・」

由美の学校
由美「あ〜、や〜っと帰れる〜」
サスケ「なぁ由美、ハンゾーちゃんと呼び出されたかなぁ?」
由美「さぁね」
・・・「サスケ〜由美〜」
ハンゾーの声
由美「ハンゾー」
ハンゾーは泣いている
サスケ「ど、どうしたんだ?」[汗]

由美は歩いて帰ってるところ。サスケとハンゾーは団扇で飛んでる
由美「成る程な〜」
サスケ「もう諦めろよ」
ハンゾー「嫌なのら〜!! 絶対にあの人のパートナーになるのらぁ!!」
由美「よっぽどその人のことが気に入ったみたいだな」
・・・「え〜い、放れてよ〜!!」
安純の声
由美「あの声は・・・」
そして、楓たちの姿。楓と安純がまた結木の取り合いをしている。松竹もいる
由美「楓ちゃんたちだ。 お〜い!!」
楓「由美ちゃん!!」
ヤシチ「あれ? ハンゾーお主、まだパートナー見つかってないのか?」
サスケ「パートナーになりたい人は決まったんだぜ」
楓たち「え?」
ミルモ「おいおい、だったら早く呼び出してもらえばいいじゃねぇかよ」
ハンゾー「それがダメだったのら〜」
ハンゾーはまた泣き出した
ムルモ「どうゆうことでしゅか?」

楓「そうだったの・・・」
安純「だったら他の人を探せばいいじゃないの!!」
サスケ「俺がそう言っても聞かないんだぜ」
松竹「よっぽどその人のことが気に入ったみたいだね」
ハンゾー「絶対に絶対にあの人のパートナーになるって決めたのら!!」
ミルモ「お前って顔に似合わず頑固なんだなー」[汗]
リルム「何とかなりませんの?」
結木「とりあえず、その人のところに行ってみよう。その人はまだ、マグカップの下の文字に気づいてないんだろ?」
ハンゾー「気付いてないのら」
楓「そっかぁ。マグカップのことをきちんと話せばその人もハンゾー君を呼び出すよ!!」
ヤシチ「よぉしハンゾー、そいつの家を教えるのだ」
ハンゾー「はいなのら〜!」

拓斗の家に着いた
ハンゾー「ここなのら〜」
楓「わぁ〜和風〜」
安純「私の趣味には合わないわ」
ミルモ「なぁ楓ーこれ、何て読むんだ?」
ミルモは拓斗の家の表札を見ている。そこには『香川』と書いてあった
楓「かおるかわ??」[汗]
安純「あんた、そのくらいも分かんないの? かがわよ」
楓「そ、そう、香川・・・」
由美「!・・・香川」
由美は表札を見ながら呟いた
楓「由美ちゃん、どうしたの?」
由美「ううん何でも・・・」
結木「とりあえず、呼び出そう」
楓「緊張してきたなぁ〜」
松竹「そうだよね。初対面だもんね」
ピンポーン。ガラッ。お祖母ちゃんが出た
お祖母ちゃん「おや、どちら様?」
お祖母ちゃんの顔は優しい顔
楓「あ、あの・・・」[汗]
リルム「優しそうなお祖母様ですわ!☆」
由美「そ、その人の名前は何て言うの?」
由美はハンゾーにこそっと言った
ハンゾー「拓斗なのら〜」
由美「!」
結木「拓斗君いらっしゃいますか?」
お祖母さん「拓斗のお友達? ちょっと待ってね」
由美「(いや、まさかそんなはず・・・)」
楓「?」

お祖母ちゃんは拓斗の部屋をノックして
お祖母ちゃん「拓斗ーお友達だよ」
拓斗「・・・友達?」
お祖母ちゃん「あんたと同じ学校の制服の女の子と中学生が4人いたわよ」
拓斗「そんな人たち、知らない。第一俺、中学生で知ってる人なんていないから」
お祖母ちゃん「え?」
拓斗「・・・・・・俺と同じ学校の生徒・・・。誰だよ」

−−−周りが真っ白になった
・・・「あはははは」
誰かが笑っている。姿は真っ白な人間がたくさんいる。口が笑っている。
・・・「お前なんか友達じゃねぇよ!! バーカ!!」
・・・「あははははは」

拓斗「・・・友達なんかいないのに・・・。人違いじゃねぇのか」

お祖母ちゃんは玄関に来て
お祖母ちゃん「よかったら上がってよ^^」
結木「いえ、僕達は拓斗君に会って話したいことが・・・」
お祖母ちゃん「その拓斗が出たがらないんだよ」
ミルモや楓たち「え?」

CM

楓たちは広いお座敷にいる。紫色の座布団の上に座ってる
お祖母ちゃん「拓斗はあなたたちのことは知らないって言ってるんだけど・・・」
楓「あの・・・その・・・」
ミルモ「めんどくせーことになりそうだぜ。ミルモでポン!!」
カアァァァ
楓「ミルモ、何をしたの?」
ミルモ「拓斗をこっちに呼び出したんだよ」

拓斗はベッドでマンガ本を読んでいる。拓斗に魔法が掛かった
拓斗「!・・??」
拓斗の体が動き出す
拓斗「??」
拓斗は部屋を出て、座敷のドアを開けた。魔法は止まった
拓斗「あっ・・・」
拓斗は由美に気付く
由美「あっ!・・・香川君、やっぱりこの香川拓斗君だった・・・」
楓たち「え?」
お祖母ちゃん「拓斗!! ほら、あんたのお友達だよ」
ミルモ「コイツが拓斗って言うのか〜。中々の男前じゃねぇかよ」
拓斗「・・・誰?」
お祖母ちゃん「こら拓斗、あんたに用があるって言ってるのに何だいその態度は」
拓斗「こんな人たち、知らない!! 知ってるのは・・・この女だけだ」
拓斗は由美を指した
安純「あんたたち、知り合いなの?」
由美「うん。だって、同じクラスだもん」
楓たち「えぇぇぇーーーっ!?」
由美「でも、学校には来てなくてずっと会ってなかったんだけど」
松竹「どうゆうこと?」
拓斗「関係ないだろ!! 大体何だよあんたたちは・・・。俺、あんたたちに会った覚えはない!!」
お祖母ちゃん「こら拓斗!!」
楓「ご、ごめんね、拓斗君。私は南楓!! あなたにお話があって・・・」
拓斗「そっちにあっても俺にはない」
拓斗は部屋に戻ろうとする
楓「待って。どうしても話したいことがあるの!!」
拓斗「・・・」
お祖母ちゃん「私は向こうに行ってるね。ごゆっくり^^」
お祖母ちゃんは去った
拓斗「何ですか?」
楓「このマグカップをプレゼントしたかったの^^」
楓はハンゾーのマグカップを拓斗に渡す
拓斗「これはさっきの・・・こんなのいりません。他の人にやってください」
安純「いいから貰いなさいよ〜!!」[怒]
拓斗「・・・」[汗]「・・・大体、何で僕なんですか。話ってこのことなら帰ってください。突然、意味が分かりません・・・」
由美「・・・」
結木「本当に拓斗君の言うとおりだよ。勝手に家に上がったことも謝るよ。でも、マグカップの下を見て欲しいんだ」
拓斗はマグカップの下の文字に気付く
拓斗「ん?『このカップにウーロン茶を注ぎながら念じると、妖精があなたの願いを叶えてくれます』・・・だから何ですか」
楓「だから、拓斗君のお願いを叶えてくれるって妖精が言ってるのよ^^;」
拓斗「妖精なんているわけないじゃないですか。くだらないおもちゃとしか言いようがありません」
拓斗は楓にマグカップを渡す
ミルモとヤシチ「何だとー!!」[白目]
ムルモ「可愛げのない子供でしゅ」
安純「あんた、可愛くないわね!! 素直にやってみなさいよ!!」
拓斗「断ります。第一僕には、お願いすることなんかありませんから」
ミルモたち「え?」
ハンゾー「ガ〜ン・・・」
ハンゾーはショックを受けた
サスケ「ハンゾー!」
楓「お願いすることがないって・・・じゃあ、拓斗君は好きな女の子とかいる?」
拓斗「いません」
楓「ん〜・・・じゃあ、将来自分がなりたいものとかは?」
拓斗「ありません。僕をからかってるんですか!?」
楓「からかってないわ!!」
拓斗「僕は夢も希望もありません。だからもう、帰ってください!」
安純「本当につまんない子ね〜」
拓斗「・・・大体鈴木さん、何で俺の家にいるんだよ。何だよこの人たちは」
由美「そんなことどうだっていいじゃないの。これを渡しに来ただけよ。何でもいいから願い事を言いなさいよ!!」
拓斗「・・・俺、本当にこんなのいらない」
ミルモ「コイツ、マジで願い事が何もないみたいだな」
ハンゾー「うわあぁぁぁ〜」
ハンゾーは泣き出した
ハンゾー「もう拓斗には呼び出されないのら〜」
サスケ「バカ、な、泣くな!!」[汗]
ヤシチ「もう諦めるしかないかもな」
楓「ハンゾー君・・・。拓斗君はお願いすることがないって言ったけど、それは違うわ! 拓斗君も人間だから何かあるはずよ。小さい頃、何かお願いすることがあったはずよ。そう、夢だって。だから拓斗君、お願い!」
結木「南・・・」
拓斗「・・・分かりました」
楓たちは顔が晴れた
楓「ありがとう拓斗君!」
ハンゾー「やったのら〜♪」
リルム「よかったですわね、ハンゾーさん^^」
サスケ「俺も嬉しいぜ!」
拓斗「・・・」

皆、帰って拓斗は1人で部屋にいる。姿勢は立ったまま。外はもう夕方
拓斗「・・・」
拓斗はマグカップを持って眺めてる
拓斗「願いを叶えるマグカップ・・・。大体、何でこんな文字が読めるんだよ。外国語か?」

−−−回想−−−
楓「拓斗君はお願いすることがないって言ったけど、それは違うわ! 拓斗君も人間だから何かあるはずよ。小さい頃、何かお願いすることがあったはずよ。そう、夢だって。だから拓斗君、お願い!」

拓斗「・・・黙れ、黙れ、黙れ!! ・・・俺のこと、何も知らないくせに・・・」
拓斗の顔には怒りがあった
拓斗「こんなもの!!」
拓斗はマグカップを力いっぱいに床に落とそうとしたのだが、手が止まった
拓斗「・・・大体何なんだよ、あの人たちは。何で俺のこと知ってるんだよ。何で鈴木が家(うち)を知ってるんだよ・・・。分かんないことばかりだ・・・」
拓斗はベッドの上に座って、またマグカップを眺めた
拓斗「・・・」
拓斗は何か思い出してるようだった。

拓斗はウーロン茶を机の上に置いた。
拓斗「・・・」
拓斗はウーロン茶をマグカップに注ぐ。
拓斗「・・・・・・」
拓斗は心の中で何かをお願いしているようだった。し〜ん
拓斗「・・・」
ハンゾー「その願い僕が叶えてやるのら〜!!」
拓斗「!!・・・」
拓斗はハンゾーから放れる
ハンゾー「やっと呼び出されたのら〜」
拓斗は顔が真っ青になり、
拓斗「これは・・・」[汗]
ハンゾー「僕、ハンゾーなのら〜♪ 妖精忍者なのら」
拓斗「妖精忍者?・・・本当に妖精が出てきた」[汗]
ハンゾー「今日からよろしくなのら〜!」
拓斗「よろしくって俺、お前と友達になるつもりなんてない」[汗]
ハンゾー「それは酷いのら〜! 今日からここに住みたいのら〜☆」
拓斗「ダメだ。今すぐマグカップの中に帰れ」
拓斗はベッドの上でごろ〜んとなる
ハンゾー「え???」

由美の家
サスケ「拓斗はハンゾーを呼び出したのかなぁ?」
由美「さぁね・・・」
サスケ「拓斗ってどんな人なのか? つまらなさそうな奴だったけど」
由美「私も香川君のことは何も知らないわ。ただ・・・」
サスケ「ただ?」
由美「ううん、何でもないわ。・・・でもどうして香川君にそこまで拘るのかなぁ?」
サスケ「俺にも分かんないぜ」
由美「大体、香川君とハンゾーが一緒に住むなんて想像できないわ」

楓の家
楓「ねぇミルモ、拓斗君はハンゾー君を呼び出したのかなぁ?」
ミルモ「んなこと分かんねぇよ」
楓「・・・ハンゾー君、大丈夫かなぁ?」
ミルモ「つーか何でアイツは学校に行ってねぇんだよ」
楓「そうだよね。私もそれが気になってたところなの」
ミルモと楓「・・・」

拓斗の家
ハンゾー「どうしてダメなのら〜?」
拓斗「俺が嫌だからだ。それに、お前がここに住むってことは朝から晩までずっとお前と一緒にいるってことだろ。冗談じゃねぇよ!! 無理なお願いだ」
ハンゾー「どうして無理なのら?」
拓斗「俺は1人がいいんだよ。それに、お前がいたら鬱陶しい。出て行ってくれ」
ハンゾー「どうしてそんなこと言うのら〜? 酷いのら!!」
拓斗「・・・」
ハンゾー「それじゃあ、誰にも相手にされなくなってしまうのら!!」
拓斗「俺は友達なんかいらない。誰とも話したくねぇんだよ」
ハンゾー「・・・じゃあ、何か僕にお願いを言ってほしいのら〜!!^^」
拓斗「ねぇよ。お願いならさっき、心の中で言ったじゃねぇか」
ハンゾー「そうゆう意味じゃないのら〜。部屋の掃除をしてほしいとか、ジュースを買ってほしいとかあるのら〜!!」
拓斗「ねぇよ。はあ〜ぁ・・・」
拓斗は欠伸をした
ハンゾー「何かあるはずなのら〜!!」
拓斗「はあ〜ぁ・・・」
また欠伸をした
拓斗「は〜〜〜あぁぁ〜〜」
また欠伸をした
ハンゾー「無視しないでほしいのら〜!!」

終わり


■ アニス (111回/2012/11/20(Tue) 21:18:17/No4958)

第16話【拓斗の友達】

続きだから、勿論、時間は夕方。
拓斗の家
拓斗「はぁ〜あ〜〜〜」
またまた欠伸をした。
ハンゾー「そんなに欠伸しないでほしいのら〜!!」
拓斗「うるさいなー。俺は退屈なんだよ」
ハンゾー「だったら僕と一緒に遊ぶのら〜☆」
拓斗「嫌。それに俺はお前にお願いすることなんかない」
ハンゾー「それじゃあ僕が困るのら〜!!」
拓斗「そんなこと知らねぇよ。用がそれだけならとっとと出て行ってくれ」
ハンゾー「拓斗は僕のことが嫌いなのら?」
拓斗「嫌い」
ハンゾー「本当に嫌いなのら?」
拓斗「嫌い」
ハンゾー「大嫌いなのら〜?」
拓斗「大嫌い」
ハンゾー「本当に本当に本当に嫌いなのら〜??」
拓斗「いや・・・そこまで嫌いって訳じゃあ」
ハンゾー「よかったのら〜♪ 僕は拓斗が大好きなのら〜!!」
拓斗「いや、初対面の奴に好きって言われても・・・大体、何で俺なんだよ・・・」
ハンゾー「僕は人間のパートナーを探してたのら」
拓斗「・・・」
ハンゾー「今日もパートナー探してる途中に、公園で拓斗を見つけたのら」
拓斗「え・・・お前、ハンゾーはどの辺りにいたんだよ」
ハンゾー「拓斗の近くにいたのら〜」
拓斗「嘘つくな。だって、ハンゾーの姿はなかったぞ」
ハンゾー「そう思うのが当たり前なのら」
拓斗「?」
ハンゾー「妖精を呼び出した人間にしか妖精が見えないのら」
拓斗「そうなのか。俺はハンゾーが見えてなかったってことか・・・じゃあ、ゴミを動かしたのもハンゾーがやったのか?」
ハンゾー「そうなのら〜^^ サスケと一緒にやったのら」
拓斗「サスケ?」
ハンゾー「僕の仲良しの友達なのら☆」
拓斗「ふーん」
ハンゾー「明日、紹介するのら」
拓斗「しなくていい」
ハンゾー「どうしてなのら?」
拓斗「興味ない」
ハンゾー「そんなこと言わないでほしいのら〜。そうなのら!! 今から魔法を見せてやるのら」
拓斗「魔法?」
ハンゾー「ハン、ハン、ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。机の横に片付けてあるマンガ本が動いて本のページがパラパラ捲れる。
ハンゾー「どうなのら〜!?」
ハンゾーは得意気に言った。
拓斗「本当の魔法だな・・・。正直、驚いたよ」
ハンゾー「だったら、今日からよろしくなのら〜^^」
拓斗「ダメだ!!」
ハンゾー「意地悪しないでほしいのら〜!!」
拓斗「そんなに人間のパートナーがほしいなら他所へ行け」
ハンゾー「嫌なのら!! 嫌なのら!! 嫌なのら!!」
ハンゾーの目にどんどん涙が出てきた。
拓斗「泣いても無駄だ。出て行け」
ハンゾー「うわあぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」
拓斗「・・・」
ハンゾー「うわあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」
拓斗「・・・・・・わかったわかった!! 此処にいていいからいい加減泣き止め!!」[汗]
ハンゾー「本当らのか?☆」
ハンゾーは泣き止んだ。
拓斗「あぁ。お前には負けたよ・・・」[汗]
拓斗の顔は困っている。
ハンゾー「やったのら〜〜〜!!^^」
拓斗「ハァ・・・(こっちは100%嫌だってのに)」[汗]
拓斗は頭を抱え込んだ。
拓斗「・・・話が戻るけど、何で俺の家に住みたいんだよ」[汗]
ハンゾー「拓斗が公園でゴミを拾っているところを見て、偉い人って思ったのら」
拓斗「ゴミを拾うのが普通だろ。他の奴等がきちんとできてないだけだ」
ハンゾー「それに、カッコいいのら♪ だから僕は拓斗のパートナーになるって決めたのら」
拓斗「・・・俺はハンゾーが思っているような人間じゃないよ・・・。じゃあ、俺のお願い聞いてくれるか?」
ハンゾー「何なのら?☆ 早く言ってほしいのら〜」
拓斗「俺の願い事分かってるだろ?」
ハンゾー「分かってるけど、それがどうかしたのら?」
拓斗「絶対に誰にも言うな」
ハンゾー「いいけど、どうしてなのら? 別に隠すことじゃないのら」
拓斗「知られたくないからだ。もし誰か1人にでも言ったらここから追い出すからな」
ハンゾー「分かったのら・・・それがお願いらのか?」
拓斗「あぁ」
ハンゾー「な〜んだ。ん?」
拓斗の部屋の隅っこに野球のグローブとボールがあるのをハンゾーは見た。

翌朝
ハンゾー「ふあぁぁぁ〜〜」
ハンゾーは拓斗のベッドで寝ていて、起きた。
拓斗「・・・」
ハンゾー「拓斗ぉ〜?」
拓斗は机でマンガ本を読んでいる。服装はパジャマ。
ハンゾー「あれ? 学校に行く支度はしなくていいらのか?」
拓斗「・・・俺は学校には行かない」
ハンゾー「そんなのダメなのら〜!! 昨日だって学校に行ってなかったのに今日も行かないなんていけないのら!!」
拓斗「俺に説教するならここから出て行ってくれ」
ハンゾー「それは嫌なのら!! どうして学校には行かないのら?」
拓斗「あんなとこに行ってもつまんねぇだけだ。ここにいた方がずっといい」
ハンゾー「えぇ!? 僕は学校で皆と一緒にいた方が楽しいのら〜」
拓斗はベッドの上で横になり、欠伸をした。
拓斗「はあ〜ぁ・・・」
ハンゾー「一緒に学校に行くのら〜!!」
拓斗「・・・はあ〜ぁ〜」
拓斗はまた欠伸をした。
ハンゾー「無視しないでほしいのら〜!!」

由美は登校している。サスケも一緒。
・・・「サスケ〜由美〜」
サスケ「ハンゾー!!」
由美「どうしたの?」
サスケ「まだ呼び出されてないのか?」
ハンゾー「拓斗には呼び出されたのら〜☆ 無事に拓斗のパートナーになったのら☆」
サスケ「おぉ〜それはよかったぜ☆」
由美「本当に香川君と暮らすようになるなんてね〜」
サスケ「でも、何で此処に来たんだよ?」
ハンゾー「拓斗は学校に行きたがらないのら」
由美「だろうな」
サスケ「どうゆうこと?」
由美「香川君は不登校なんだよ。簡単に言うと引きこもり」
・・・「おぉ〜お前ら」
ミルモの声。
由美「あっ、ミルモと楓ちゃん」
楓「あれ? ハンゾー君」
ミルモ「ま〜だ拓斗は願い事言ってねぇのか?」
由美「いいや、昨日無事にハンゾーは呼び出されたよ」
楓「本当!? よかったね^^」
ミルモ「だけど、拓斗は今、家にいるんだろ?」
ハンゾー「そうなのら。家から出たがらないのら」
楓「ハンゾー君は拓斗君から何も聞いてないの?」
ハンゾー「教えてくれないのら」

ハンゾーは拓斗の部屋の窓から入った。拓斗はベッドでごろんとなってる。
ハンゾー「拓斗〜学校に行くのら〜!!」
拓斗「嫌だって言ってるだろ。何度言えば分かるんだ」
ハンゾー「じゃあ、何かしてほしいことを言うのら!!」
拓斗「ねぇよ」
ハンゾー「僕と一緒にお散歩に行くのら」
拓斗「嫌。それに俺は何所にも行きたくないんだ」
ハンゾー「じゃあ、僕が拓斗の役に立ってみせるのら!!」
拓斗「俺の役に立ってみせるって言ったって、何をするんだよ」
ハンゾー「今から拓斗の部屋の掃除をするのら〜!!」
ハンゾーは雑巾を出して、拓斗の部屋の床の掃除をする。
拓斗「・・・勝手にしろよ」
拓斗は目を瞑ったまま、ごろんとなってる。
ハンゾー「僕も安純に部屋の掃除をさせられたことがあるから掃除が少し上手くなってるのら」
ハンゾーは拓斗の机の上に乗って、拓斗の机の上を雑巾で拭く。
ハンゾー「雑巾を濡らし直すのら」
ハンゾーはバケツの中で雑巾を洗って、絞ってる。
ハンゾー「んぬぬぬ〜〜」
ハンゾーは絞り終わって、バケツから出ようとしたらバランスが崩れて、お尻がバケツに当たって、バケツが揺れた。
ハンゾー「う、うわぁ」
ハンゾーはバケツの中から出たけど、バケツの中の水が全部零れてしまった。
ガタっ・・・。バケツの音
拓斗「ん?」
拓斗は目を開けて、水が零れたのを見た。
拓斗「あっ・・・」
ハンゾー「ごめんなさいなのら〜!!」[汗]
拓斗は頭を抱え込んだ。

拓斗はベッドの上でマンガ本を読んでる。
・・・「拓斗〜」
ハンゾーは窓からコーラのペットボトルを抱えて帰って来た。
ハンゾー「拓斗のためにジュースを買ってきたのら〜」
拓斗「俺、炭酸嫌い」
ハンゾー「せっかく僕が買ってきてやったのら。飲んでほしいのら〜」
ハンゾーはペットボトルの蓋を外そうとする。
ハンゾー「結構固いのら〜。こうなったら魔法で外すのら〜。ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。蓋が外れた。
ハンゾー「やったのら!!」
ジュースが一気に出て、拓斗の顔に激しくかかった。
拓斗「!!」
ハンゾー「あぁ〜拓斗〜!!」[汗]

拓斗はベッドでまたごろんとしている。目を瞑ってる。
ハンゾー「拓斗ー」
拓斗「ん?」
ハンゾー「お家にいたままだと体に良くないのら。今から一緒に鬼ごっこをするのら〜」
拓斗「嫌」
ハンゾー「そう言うと思ったのら。ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。拓斗に魔法がかかった。拓斗の脚が動く。
拓斗「おいハンゾー、俺に何の魔法をかけたんだよ」
ハンゾー「拓斗と鬼ごっこができるように魔法をかけたのら〜!!」
拓斗の脚が右、左、右、左と動いて、だんだんスピードが速くなる。
ハンゾー「それじゃあ拓斗が鬼なのら〜」
ハンゾーは逃げる。
拓斗「おい冗談じゃねぇぞ!! 止めろ止めろ!!」
拓斗の脚のスピードが爆発して家を出て、外を信じられないくらいの速さで走る。
拓斗「・・・」[汗]

場所は公園のベンチ
拓斗「ハァハァハァ・・・ハァ」
ハンゾー「拓斗がこんなに喜んでもらえるなんて僕は嬉しいのら〜♪」
拓斗「・・・冗談じゃねぇよ!! こんなことされて誰が喜ぶかよ!!」
拓斗は怒鳴った。
ハンゾー[ビクッ]「拓斗・・・」
拓斗「妖精かパートナーかお願いか魔法か知らねぇけど、これ以上お前と一緒にいたくない。不愉快だ!!」
ハンゾー「うっ・・・うっ」
拓斗は後ろにいるハンゾーを見る。
ハンゾー「うわあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜本当にごめんなさいなのら〜〜〜〜〜〜!! やっぱり僕はダメなのら〜〜〜〜〜〜!!」
拓斗「・・・」

拓斗は歩いている。ハンゾーは拓斗の肩にいる。
ハンゾー「ぐすんっ・・・」
拓斗「何もそこまで泣くことないだろ・・・」
ハンゾー「だって、僕は拓斗の役に立とうと頑張ったけど、拓斗を困らせてばかりなのら・・・。僕は本当にダメなのら」
拓斗「・・・俺、ハンゾーの気持ちが分かるよ」
ハンゾー「拓斗?」
拓斗「俺も自分がダメだって思ったことがあるから」
ハンゾー「・・・でも僕は諦めないのら」
拓斗「何を?」
ハンゾー「僕はどんなに失敗しても拓斗のために頑張るのら!!」
拓斗「・・・」

拓斗の家
拓斗は家に戻った。自分の部屋に入った。そして、ベッドの上でごろんとなる。ハンゾーと拓斗は何も話さない。
ハンゾーと拓斗「・・・」
拓斗「・・・」
拓斗は時計を見た。時計は10時40分。
拓斗「ハンゾー」
ハンゾー「ん?」
拓斗「俺、学校に行くよ」
ハンゾー「本当らのか〜!!☆ でも急にどうしたのら?」
拓斗「・・・ハンゾーを見てると俺も頑張らなくちゃって思えてきたんだよ」
ハンゾー「拓斗・・・」

拓斗は制服に着替えて鞄を持って、リビングに来た。お祖母ちゃんは服を畳んでいる。
拓斗「祖母ちゃん」
お祖母ちゃん「!! お、お前その恰好・・・」
拓斗「学校に行ってくる」
拓斗はそう言って、家を出た。
お祖母ちゃん「・・・」
お祖母ちゃんは嬉し涙を流した。

CM

由美と拓斗の学校
授業中で由美は黒板に書いてあるのをノートに移している。サスケはボーッとしている。
ガラッ。教室のドアが開いた。
由美「ん?・・・あっ」
拓斗の姿
サスケ「あれって拓斗だぜ!!」
クラスの皆もビックリしている。
担任「おぉ香川じゃないかぁ!! 久しぶりだな〜おい」
拓斗「・・・はい」
ハンゾーはサスケと由美のところに来る。
サスケ「ハンゾー、これはどうなってんだよ??」
ハンゾー「拓斗が学校に行くって言い出したのら〜^^」
由美「うそ・・・?」
担任「さぁ、あそこの廊下側に座ってくれ」
拓斗は席に座った。クラスの皆はまだ拓斗を見たりしている。
ハンゾーはサスケと一緒に拓斗の席に来て
ハンゾー「拓斗〜、僕が話した友達のサスケなのら〜☆」
サスケ「ハンゾーとはとても仲良しなんだぜ!!」
拓斗「・・・どうも」
サスケ「俺のパートナーは由美なんだぜ」
拓斗は由美の方を見た。由美はノートに移している。
拓斗「・・・」

休み時間
拓斗は席にいる。皆はわいわいがやがやしている。サスケとハンゾーは由美の席にいる。
サスケ「だけどハンゾー、拓斗と一緒にいて楽しいかぁ?」
ハンゾー「とても楽しいのら♪ 拓斗はとても優しい男の子なのら〜^^」
サスケ「そうか?」
由美「ねぇ、香川君はどんな願い事をしたの?」
サスケ「俺も気になるぜ」
ハンゾー「秘密なのら」
由美「どうして?」
ハンゾー「拓斗から誰にも言うなって言われたのら^^」
由美「ちぇ〜」

算数の時間
担任「さぁ〜ここの問題は〜鈴木」
由美「はっ、はい」
担任「この答えは何だ?」
由美「うわ〜何で私なんだよ〜・・・」[汗]
由美は小声で言った。
サスケ「頑張れ由美」
由美「え・・・え〜っと・・・」[汗]
拓斗「先生」
担任「何だ香川」
拓斗「その問題は解けません」
由美「え?」
ハンゾー「拓斗?」
担任「そうか〜。鈴木の頭じゃ解けないってことだな。確かにそうかもしれないけど、邪魔してはいけないなぁ」
由美「カチンッ!」[怒]「・・・でも、その通り−−;」
拓斗「違います。この問題の公式が間違っています」
担任「え? え?・・・あ〜〜本当だぁ」
先生が黒板に書いてある問題の出し方が間違っていた。
生徒A「先生しっかりしてくださいよ〜」
担任「すまんすまん」
生徒たち「あははははは」
担任「鈴木、座っていい」
由美「助かったぁ〜」[汗]
サスケ「全然ダメじゃないか〜」[汗]
由美「うっさい」[汗]
ハンゾー「拓斗は凄いのら^^」
拓斗「別に凄くないよ」
・・・「アイツ、学校来る必要ないんじゃねぇの?」
誰かの声
・・・「自分は学校に行かなくても勉強できますって言いたいんじゃねぇのか?」
・・・「うざいよな〜そうゆうの」
・・・「本当に邪魔な存在だよ」
・・・「気持ち悪いったらありゃしない」
女の子の声
拓斗「・・・」
拓斗は震えてた。
ハンゾー「拓斗・・・。僕が拓斗を助けるのら〜。拓斗を苛めたら僕が許さないのら〜!! ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。
担任「さぁ〜て次は〜お?」
教科書が動いた。
担任「何だぁ?」
教科書が拓斗の悪口を言った人たちに向かってくる。
クラスの人たち「!!」
教科書がその人たちの頭を叩く。
生徒A「いってぇ〜〜!!」
生徒B「何だぁ??」
生徒C「きゃあぁ〜〜」
生徒D「いてぇよ〜」
ハンゾー「ザマーミロなのら〜^^」
拓斗「・・・」[汗]
サスケ「やったぜー!!」
由美「あ〜あ」[汗]

放課後
由美「さ〜てと・・・」
サスケ「ハンゾー、一緒に帰ろうぜ〜」
ハンゾー「僕も今、言おうとしていたところなのら。拓斗も一緒に帰るのら〜^^」
拓斗「・・・あぁ」
由美「・・・」
由美と拓斗は何も言わずに一緒に教室を出た。
千草と美保「えぇぇぇ〜??」
千草「どうして由美と香川君が一緒に帰ってるの??」
美保「さぁ?? 由美って香川君のことが好きなの?」
千草「それはないって」

由美たちは校門を出た。グラウンドには野球部が野球をしている。拓斗はそれを見ている。
拓斗「・・・」
サスケ「由美〜今日はみたらし団子2本に増やしてほしいぜ」
由美「ダメ。1日1本。お小遣い余裕ないんだから」
サスケ「えぇ〜〜」
ハンゾー「僕も早くお団子が食べたいのら〜」
拓斗「・・・」
拓斗はグラウンドをずっと見ながら歩いている。
RRRR〜♪ 突然、ハンゾーの携帯が鳴った。
ハンゾー「僕の携帯なのら〜」
由美「あんたたち、妖精のくせに携帯持ってるんだね〜」
サスケ「当り前だぜ」
由美「私、携帯なんて持ってないってのに」
ハンゾーの携帯の画面にヤシチが出た。
ハンゾー「アニキ!」
サスケ「どうしたんだよ?」
ヤシチ「おぉ、サスケも一緒か」
由美「何か用?」
ヤシチ「サスケ、由美、お主達も今から拓斗の家に向かってくれないか?」
サスケと由美「は?」
ハンゾー「どうしてなのら?」
ヤシチ「行ってからのお楽しみだ^^」
ヤシチは電話を切った。
ハンゾー「切れちゃったのら」
サスケ「変なアニキ」
拓斗「今のは・・・」
ハンゾー「ヤシチのアニキなのら^^」
由美「・・・じゃあ、そうゆう訳だから香川君家に付いてくわ」
拓斗「・・・まぁいっか」

拓斗の家に着いた。拓斗はドアを開けたら、クラッカーが突然なった。パーン!!
サスケとハンゾー「わぁっ!!」
由美「な、何??」
拓斗「・・・これは」
楓が出てきた。
楓「おかえり、拓斗君^^」
由美「楓ちゃん!!」
結木、安純、松竹も出てきた。4人とも制服姿。
結木「拓斗君を待ってたんだよ」
拓斗「俺を?」
松竹「さぁさぁ、早く!!」
サスケとハンゾーと由美と拓斗は訳も分からなく入った。広い座敷に入ったら、ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモの姿がある。後、ショートケーキ、チョコケーキ、シュークリーム、かりんとう、マシュマロ、クッキーなどいろんなお菓子がある。
ミルモ「よぉ拓斗!!」
拓斗「あっ・・・妖精。サイズが大きい」
リルム「初めましてですわ^^」
お祖母ちゃんが出てきた。
お祖母ちゃん「お帰り拓斗^^」
拓斗「祖母ちゃん、これって一体?」
ミルモ「どうだ? 驚いたか?」
拓斗「そりゃ、いきなりそんなことされたら驚くよ」
お祖母ちゃん「今日も楓ちゃんたちは拓斗のことが心配で、学校の帰りがけに家(うち)に来たのよ」
拓斗「・・・」
お祖母ちゃん「それで、拓斗が学校に行ったことを言い出したら、楓ちゃんたちも喜んでね^^」
楓「だから、拓斗君の歓迎会をやろうと思って^^」
拓斗「・・・」
お祖母ちゃん「後は皆でゆっくりしてくださいな^^」
お祖母ちゃんはキッチンへと戻って行った。
拓斗「皆さんも、妖精と住んでたんですね」
結木「あぁ。昨日は突然ごめんな。妖精をどうやって説明していいのかが分からなくて」
安純「ハンゾーがどうしてもあんたがパートナーじゃなきゃ嫌だって言うから仕方なく手伝いに来たのよ」
拓斗「・・・楓さんたちが昨日、俺の家に来た理由がやっと分かった」
ハンゾー「いきなりアニキが拓斗の家に来いって言うからビックリしたのら〜」
ヤシチ「すまんすまん」
拓斗「・・・あの」
楓「ん?」
拓斗「どうして歓迎会なんか・・・」
楓「拓斗君が学校に行ったって聞いて嬉しかったからよ。それに私、拓斗君ともお友達になりたいんだもん^^」
拓斗「友達・・・」
ハンゾー「拓斗が学校に行けるようになったのは僕のお蔭なのら〜^^」
ムルモ「本当でしゅかぁ?」
ハンゾー「本当なのら!!」
ミルモ「俺、ハンゾーには期待してなかったけど、意外とやるもんだな〜」
ハンゾー「この兄弟、ムカつくのら〜!!」
拓斗「本当にハンゾーのお蔭だよ」
松竹「さぁさぁ、今からお菓子食べようよ!! 拓斗君が主役なんだから、たっくさん食べてね^^」
拓斗はお菓子を見た。
拓斗「うっ・・・せっかくですけど僕、甘い物は食べられないんです」[汗]
ミルモたち「えぇ〜!?」
ミルモ「何だよ〜せっかく用意したのによ〜」
楓「そ、そうだったの、ごめんね!!」[汗]
安純「だったら私たちだけでいただきましょ〜よ〜♪ ねぇ〜結木君^^」
結木「あのなぁ・・・」[汗]
拓斗「本当に僕のことは気にせずに食べてください」
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、サスケ、ハンゾー「やったぁ〜☆」
妖精たちはお菓子を食べ始める。
安純と由美「あ〜私も〜☆」
安純と由美も食べ始める。
楓と結木と松竹「・・・」[汗]
楓「も〜皆〜!! ごめんね拓斗君」[汗]
拓斗「いや、別に。・・・あの、皆さん」
楓「ん? どうしたの?」
ミルモたちも食べるのが止まった。
拓斗「ハンゾーは今日、僕のためにいろいろ頑張ってくれました。ハンゾーは僕の役に立ちたいと言ってくれました。学校に行こうって言ってくれました。僕はハンゾーを見ていて自分も頑張ろうと思いました。」
楓「拓斗君♪」
拓斗「・・・僕は1人も友達がいません。だけど、今はハンゾーがいます。」
ハンゾー「・・・」
拓斗「僕は昔・・・いろいろあって・・・その・・・」
楓「私達も拓斗君の友達じゃない^^」
結木「あぁ」
拓斗「・・・俺の友達」
リルム「私とも仲良くしてくださいませ^^」
ムルモ「僕とも仲良くしてくだしゃい♪」
松竹「これからは僕達にもたくさん頼ってよ^^」
安純「だけど、遠慮もしなさいよ」
楓「拓斗君はもう、1人ぼっちじゃないよ。ハンゾー君もいるんだから^^ それに、私たちもいるんだから^^」
拓斗は前髪で目が隠れて
拓斗「・・・ありがとうございます・・・」
拓斗は顔を見せずに涙を拭く。皆、微笑んでる。
ハンゾー「拓斗♪」
ミルモ「まぁ、一件落着だな♪」
楓「うん^^」
由美「・・・」
拓斗は泣き止んで
拓斗「ハンゾー」
ハンゾー「何なのら?」
拓斗「本当にありがとう」[少々赤面]
ハンゾー「もういいのら^^」
拓斗「皆さんもありがとうございます。僕の為に・・・」
楓「いいのよ、気にしないで^^」
拓斗「俺、こんなに外を歩いたのは久しぶりです。外に出るときは、祖母ちゃんから頼まれた買い物くらいだったんです。・・・こんなにたくさんの人たちとお話できたのも久しぶりです。」
ハンゾー「そうらのか・・・」
皆「・・・」
拓斗「それと俺、明日から野球部に入ろうと思っています!」
皆「野球部?」
安純「どうして?」
ハンゾー「そう言えば、拓斗の部屋に野球の道具があったのら」
拓斗「あぁ。俺は昔、ちょっと野球をしていたんです。だから、またしたくなってきて・・・」
楓「そうだったの♪」
ミルモ「意外だな〜。お前、野球なんて出来るのか?」
ハンゾー「出来るに決まってるのら!! 拓斗をバカにしないでほしいのら!!」[怒]
ミルモ「バカにしてねぇよ!」[汗]
拓斗「もうずっとやってないから前のようには上手くできないよ。だからまた、1から頑張りたいんだ」
楓「頑張ってね!!」
松竹「応援してるよ!!」
拓斗「ありがとうございます」
由美「・・・(何だか私、香川君の意外な一面が見られた)」
ハンゾー「頑張るのら〜^^」
拓斗「うん」
安純「・・・拓斗君って、本当はいい子だったのね。礼儀正しいし・・・。誰かさんとは大違いね〜」
由美「何だと!!」[怒]
ヤシチ「ハンゾー、拓斗のパートナーになれてよかったな^^」
ハンゾー「うんなのら☆」
サスケ「これからも楽しい毎日が送れそうだなっ♪」
ハンゾー「うんなのら☆ 明日が楽しみなのら♪」
拓斗「・・・」
拓斗はハンゾーを見て微笑んだ。

終わり


■ アニス (112回/2012/11/20(Tue) 22:24:53/No4959)

第17話【ミルモ落第!?】

楓はアニメどおりに熱が出でいて、ミルモの担任のエンマ先生は楓の家に来て成績チェックをしに来た。幸せ度(幸せメーカー)はマイナス0度になった。

松竹は平井と卓球勝負をしていて、エンマはムルモの成績もチェックしに来た。松竹は卓球で手を痛めて松竹の幸せ度がちょっぴりマイナスになったけど、ムルモは魔法で楓の写真を出し、松竹の幸せ度は最高点になった。

ミルモはアニメどおりに楓のために結木を呼びに楓の部屋の窓から出た。

安純の家のお庭
ヤシチはアニメどおりにウサギの絵が付いてる黄色のお財布を持っている。
ヤシチ「ハァ〜オレンジジュースなら家にあるのにパインジュースが飲みたいだとは・・・ん?」
地面からミモモが出てきた。
ヤシチ「ギャアァァ!!」

安純の家
安純はアニメどおりに氷水を頭の上に置いてる。安純も楓と同じく風邪をひいている。
安純「コン、コン、コン。コラッ、ヤシチ、ジュースはまだ〜〜!? ふぇ、ふぇ、ふぇっくしょーい!! 」
安純は鼻水が出てきた。
安純「人が風邪ひきで苦しんでるってのに・・・何所まで行ったのよ・・・。ヤシチのスカポンターン!!」
安純は叫んだ。

ヤシチ「ら、落第ぃ!?」
ヤシチはエンマに甘えてしがみ付き
ヤシチ「そんなぁ・・・。安純が風邪ひいたのは、臍丸出しで寝てたからだ!! 拙者のせいではないぞ、エンマ先生」
エンマに怒りマークが増えて
エンマ「でやー!!」[怒]
エンマはヤシチを蹴った。エンマは溜息をついて
エンマ「全く! お前もミルモ君と同じ言い訳を言うわけ? ってかー」
ヤシチ「あ? ミルモ?」
エンマ「ミルモ君も復活戦で頑張っとるわい。ヤシチ君にもチャンスを与える。真夜中までにプラスに出来たら合格じゃ! よいな?」
エンマはヤシチに背中を向けて、エンマはマグカップに入ろうとする。
エンマ「さて、よっこらせっと・・・次の生徒のところへ家庭訪問に行こうもん。ってかー・・・うっうわぁ」
エンマはマグカップの中に落ちた。
ミモモ「どうも・・・」
ミモモは地面に帰った。
ヤシチ「・・・」[汗]「我が宿敵、ミルモにだけは負けられぬ! だが、真夜中までに安純を幸せにとは、どうすりゃいいのだ? これは大問題だぞ・・・。う〜ん、安純が幸せになるってことは・・・」

−−−ヤシチの想像図−−−
●安純がイライラしている
●楓は結木と一緒で幸せムード
●安純が結木を取って安純が幸せになり、楓が泣いてる

ヤシチ「こうなればいいのに、ならないその訳は・・・」

●ミルモが出てくる
●ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
●楓が結木を取り、楓が幸せになり、安純が怒る

ヤシチ「コイツ(ミルモ)だ!! コイツのせいだ!!

●ヤシチがミルモを倒して、安純が結木を取って幸せになり、楓が泣く

ヤシチ「これだ、これだー!! いいぞーもっとやっちまえー!! あーっはっはっは!! そうだ、そうなのだ・・・。ミルモを倒すことこそ安純の幸せ!! 見つけたり、これぞ合格の極意!! はーっはっはっはーは・・・あっ、そういえばもともとミルモを倒すのは拙者の使命、使命を果たして試験に合格、ヤシチ様バイザイ、いーっひっひっひ、はーっはっはっは、はーっはっはっは!! 拙者の未来は明るいぞー!! はーっはっはっは」
カラスは安純の家の前を通る。
カラス「アホー、アホー」

由美の家
由美は自分の部屋で宿題をしながら歌を歌ってる。由美の服の上は濃い青で、下は白っぽい青のミニスカート。
由美「ピースになぁれ〜元気になぁれ〜キュートになぁれ〜天気になぁれ〜笑顔の〜ち晴れ、そんな〜魔法〜君に〜かけたい〜な」
麻利がドアを開けて
麻利「下手ッピーな歌を歌わないでよ! 耳に毒ね」
麻利は由美をからかった。
由美「何だと!?」
麻利「何よ!?」
由美は麻利の頭を手で叩いた。
麻利「いったぁ〜お返し!!」
麻利は由美の頭を力いっぱいに殴った。
由美「やったなぁ〜この野郎〜!!」
由美と麻利は殴り合いケンカになった。姉の可憐が由美の部屋のドアの前にやってきた。
可憐「・・・まぁ〜たバカやってるのね〜」
可憐は溜息をついた。
麻利「お姉ちゃ〜ん〜!!」
ケンカは収まって麻利は可憐に泣きつく。
麻利「由美姉ちゃんが、由美姉ちゃんがぁ〜」
由美「フンッ、バーカ!!」[怒]

サスケは由美の家のお庭
由美の幸せ度はマイナス87度くらい。
エンマ「おぉっと、マイナスじゃ」
サスケ「えぇ〜俺が由美を怒らせたんじゃないぞ!! 麻利とケンカしたから由美は怒ってるんだぜ!!」
エンマ「え〜いもう、言い訳は聞きとうないわい!!」[怒]
サスケ「じゃあ、俺は不合格なのか・・・」
エンマ「いいや、ミルモ君もヤシチ君も復活戦で頑張っとるわい。サスケ君も真夜中までにプラスに出来たら合格じゃ。それではハンゾー君のところにも行ってくるかな・・・」
エンマはマグカップの中に入った。
サスケ「う〜ん、どうやったら由美のご機嫌が良くなるのか・・・。そうだ!!」
サスケは由美の部屋に入る。
由美はイライラしながら宿題を続けている。
サスケ「由美ぃー」
由美「何!?」
サスケ「俺が可愛い髪型にアレンジしてやるぜ!!」
由美「本当!?☆ ちゃ〜んと美人にしてよね☆」
サスケ「任せろ!! サス、サス」
ハエがサスケの鼻に止まった。
サスケ「!! ハァ・・・ハァ・・・サスケ・・・で、ハァックション!!」
カアァァァ
サスケ「あぁっ・・・」
由美「どうなったかな〜?」
由美は鏡を見る。
由美「あぁ〜〜!!」
何と、由美の髪型はアフロになってた。
由美「これのどこが可愛いんだよ!! あんた、どーゆーセンスしてんのよ!!」[怒]
サスケ「だって、くしゃみで手元が狂ったんだぜ!!」
由美「今すぐ元に戻して!!」
サスケ「明日の朝にならないと元に戻らないんだぜ!!」
由美「サスケのバカー!!」
由美はサスケの頭を拳骨してベッドで泣き出した。
由美「うわあぁぁ〜〜」
由美の幸せ度はマイナス50度に下がった。

由美と拓斗の学校の運動場
そこには野球部がグラウンドを走ってる。その中に拓斗もいる。拓斗はかなり辛そうだ。拓斗の幸せ度はマイナス70度。ハンゾーとエンマはグラウンドの隅っこにいる(日陰)。
エンマ「ハンゾー君もマイナスじゃ!!」
ハンゾー「ちょっと待ってほしいのら〜!!」
エンマ「大丈夫。ハンゾー君にも真夜中までチャンスを与える。真夜中までにプラスに出来たら合格じゃ。今、ミルモ君、ヤシチ君、サスケ君も頑張っとるわい」
ハンゾー「うへ〜、ミルモとアニキとサスケも一緒なのら〜」
拓斗は走ってるけど、顔がかなり真っ青。監督が拓斗の近くに来る。
監督「おい香川、大丈夫か?」
拓斗「・・・はぃ・・・」
監督「休めよ」
拓斗「じゃあそうさせていただきます・・・」
拓斗は走るのをやめた。
監督「しかしお前、こうやって走るのは始めてだから無理もないだろう。今日はもう、無理なようだったら帰って休む方がいいな」
拓斗「はい」
拓斗は日陰のところに行く。ハンゾーはそこにいる。
ハンゾー「拓斗ー何か僕にしてほしいことを言ってほしいのら〜」
拓斗「・・・今は特にない。ただ、日陰で休みたいだけ」
ハンゾー「えぇ〜それじゃあ合格にならないのら〜!!」

ミルモ「何が何でも結木の奴を連れてって、楓の看病させてやるぜ!!」
ミルモは結木の家のドアのところに行き、窓から
ミルモ「お〜〜い結木〜〜!!」
カーテンが閉まってる。ミルモは窓をノックして
ミルモ「カーテンなんか閉めやがって、もう寝てるのか? 起きろー結木ー・・・」
ミルモは上のベランダの窓のところに行く。そこもカーテンが閉まってる。
ミルモ「・・・あり? こっちにもカーテンが・・・まさか、留守か? あっ、そういえば・・・」

−−−回想−−−
ミルモ「うめーなーこのチョコ」
リルム「ミルモ様ー、ですから私、今度の休みに結木様と旅行に行きますの」
ミルモ「ほーそっか・・・やったぜ、今度の休みにはリルムに会わなくて済むなぁ」
ミルモはチョコを食べる。
リルム「ミルモ様の、バカァー!!」[白目]
リルムにたくさん殴られてる。

ミルモ「しまったぁ〜!! 何所かに旅行に行ったんだぁ!! 行き先は〜行き先はぁ〜・・・聞いてねぇよ〜!! ハッ・・・もうすぐ日が沈む、時間がねぇ・・・え〜い何所行っちまったんだ〜結木〜!! おっ!」
結木のスニーカーがベランダにあることに気づいたミルモ。
ミルモ「あれは結木のスニーカー!! しめた!!」
ミルモは指を鳴らす。
ミルモ「まだ望みは!!」
ミルモは結木のスニーカーの近くに来る。
ミルモ「えーと、こんな時に役に立つのはぁ・・・」
ミルモはマメマメカプセルを出した。
ミルモ「よし、こいつだ!! 行け!! マメマメカプセル!! ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。カプセルが半分に割れて、何かが出てくる。
ハナナ「ハナハナ〜〜ッ!!」
ハナナが出てきた。
ミルモ「出たか、ペット妖精ハナナ!!」
ハナナは鼻を隠して
ハナナ「ハナハナ〜〜・・・」
ミルモ「何恥ずかしがってんだよ・・・。鼻がデカいからって、恥ずかしいことなんてねぇんだぞ」
ハナナ「ハナハナ?」
ミルモ「あぁ本当だぞ。それに、妖精界一臭いを嗅ぎ分けられるお前の鼻はすっばらしい鼻なんだぞ!? もっと自信を持て、ハナナ」
ハナナ「ハナハナ〜^^」
ミルモ「じゃあ早速こいつの臭いを嗅いで、持ち主を探すんだ!!」
ハナナ「ハナハナ〜」
ハナナはスニーカーの臭いを嗅ぐ
ハナナ「クンクンクン・・・ハナハナ」
ミルモ「お!? 嗅ぎ当てたか。よぉし、行っくぜー!!」
ミルモはハナナを乗せて飛ぶ。
ハナナ「ハナハナ〜」
ミルモ「結木さえ見つかれば、合格間違いなし!! エンマ先生、驚くなってんだ!!」
ヤシチとサスケとハンゾーはアニメ通りに隠れてミルモを見てる。
サスケ「アニキ、ミルモの奴、行っちゃいますぜ!!」
ハンゾー「追いかけるのら〜!!」
ヤシチ「待て待て・・・ミルモの合格の鍵は、結木を見つけることらしい・・・。ここはついでに、ミルモの奴を不合格に・・・・・・おぉ!! いいことを思いついた!! 今日の拙者は冴えてるぞ!!」
サスケとハンゾー「あ?」
サスケ「でも何で俺たちまでアニキの試験に協力しなくちゃならないんだぁ?」
ハンゾー「僕達も試験の途中なのら〜!!」

ハナナ「ハナ、クンクン・・・ハナハナ〜」
ハナナは右を指す。
ミルモ「あっちか、よ〜し!!」
ミルモは右に動く。
ハナナ「ハナハナ〜」
ミルモ「この上か!?」
ミルモは階段を上る。
ハナナ「ハナハナハナハナ〜」
ミルモ「おいおいハナナ、本当にこんなところ、通ったのかよ? 結木の奴、何所へ行こうとしてたんだ?」

サスケとハンゾーがスニーカーの中に入っててスニーカーを動かしてる。
ヤシチ「いいぞ!! たっぷり臭いを付けて、ミルモに追わせるのだ!!」
サスケ「合点承知〜!!」
ハンゾー「でも疲れるのら〜!!」
サスケ「由美を幸せにする時間がなくなっちゃうぜ〜!!」
ハンゾー「早く拓斗の家に帰りたいのら〜!!」
ヤシチ「文句を言うな!! 進め〜!!」
サスケとハンゾー「ふぇ〜い!!」

幸せ度はプラス最高点
エンマ「おぉ!! ビーンゴ!! 最高点じゃ!! リルム君、一発合格おめでとう!!」
リルム「だってエンマ先生、私のパートナーをご覧ください」
エンマ「ん?」
結木は木の下で本を読んでる。
リルム「結木様は誰にも邪魔されずに好きな読書に浸りきって、今1番、お幸せな時を過ごしているのですわ。えへ^^」
エンマ「・・・」

暗くなって
ミルモ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
ミルモはハナナをおぶってる。
ミルモ「一体何時間探してることやら・・・結木の奴、こんなにあちこち、なに歩き回ってんだ?」
ハナナ「ハナハナ〜」
ミルモは右に曲がる。
ミルモ「あっちか・・・ハァ、ハァ、ハァ・・・ん?」
団扇で飛んでるヤシチとスニーカーを動かしてるサスケとハンゾーを見る。
ミルモ「何だありゃ?」

ハンゾー「うっ・・・」
サスケ「はぁ」
2人とも疲れ切ってる。
ヤシチ「頑張れサスケハンゾー!! ●●●●●●なのだ〜」
サスケとハンゾー「ひぇ〜〜〜〜」
ハンゾー「訳分からないのら〜」
公園に入る。
ハンゾー「何のら?」
ヤシチ「ゲゲッ」
公園にはミルモとハナナがいた。
ヤシチ「ミ、ミルモ!!」
ミルモ「ヤシチ、そいつは結木のスニーカーじゃねぇのか!?」[白目]
ヤシチは団扇を下し
ヤシチ「チッ、見つかっちまったか」
ミルモ「どうもおかしいと思ったら、てめぇの仕業か!?」
ハナナ「ハーナハーナ!!」
ヤシチ「ようやく気付いたか、愚か者め!! これで拙者は合格、貴様は落第間違いなしだ!! ザマーミロ!!」
ミルモ「合格って・・・そうか、お前もエンマ先生のチェックを」
ヤシチ「はーっはっはっはっはっはー!! 貴様を倒すこそ、それすなわち安純の幸せなのだ!!」
ヤシチはポーズを決めた。
ヤシチ「ハッ! 勝負だミルモ、覚悟しろ・・・」
ミルモ「ミルモでポン!!」[白目]
カアァァァ。サスケとハンゾーに魔法がかかった。
サスケとハンゾー「うわあぁぁ!!」
ヤシチ「ミルモ!! 決めポーズの間攻撃を待つのがお約束だろ!!」[汗]
ミルモ「知るか、そんなもん」
ヤシチ「何ぃ!?」[汗&真っ青]
ハンゾーが入ってるスニーカーが浮かんでる。
ハンゾー「うわぁ・・・」
ヤシチ「ゲッ、ゲェェェェ〜〜」[汗]
ヤシチは逃げる。ハンゾーが入ってるスニーカーが動く。
ハンゾー「ふえぇぇ〜」
ヤシチ「来るな、来るな馬鹿者!!」
サスケ「俺たちじゃないぜ〜!!」
ハンゾー「のら〜!!」
ヤシチ「ひえぇぇ〜あっち行け〜!!」
ミルモ「それ、シュートだ!! ミルモでポン!!」
カアァァァ。サスケが入ってるスニーカーがヤシチを蹴っ飛ばした。
ヤシチ「うわぁぁぁ〜〜〜」
キラーン
サスケとハンゾー「ア〜ニキ〜!!」
サスケとハンゾーは団扇でヤシチを追いかける。

楓の家
楓のママが楓のおでこに冷たいタオルを置いた。
楓「はぁ〜気持ちいい〜♪」
ママ「ごめんね。風邪ひきさんをひとりぼっちで留守番させちゃって。ママ、明日はずっと付いてるからね」
楓「うん」
ママ「うふっ^^ 明日になれば熱もひいてると思うから●●のケーキ、楽しみにしてなさい」
ママは部屋の電気を消す。
楓「うん」
ママ「おやすみ」
ママはドアを閉めた。
楓「・・・ミルモったら、私を幸せにしてくれるってのはどうなったのよ。大体それだって自分が合格するためなんだから。本当に私のことを思ってくれてるわけじゃないのよね。・・・もう知らない!!」
楓は布団で顔を隠す。
楓「・・・ミルモ、早く帰って来て・・・」
楓の幸せ度はマイナス60度くらい。
窓からミルモが帰って来た。マメマメカプセルを出して
ミルモ「苦労かけたな、ハナナ・・・これで落第決定か・・・。まっ、スッパリ諦めるかぁー!!・・・あぁ・・・」
楓「ハァハァ・・・」
ミルモは楓の所に来る。
ミルモ「おいおい、ほっぺた真っ赤じゃねぇかよ。ったくー」
楓「ハァハァハァ」
楓は横になり、タオルが落ちた。
ミルモ「あっ・・・・・・」
ミルモはアニメどおりに、楓のためにタオルに水を浸けてタオルを絞る。
ミルモ「んぬぬぬ」
楓「ハァ、ハァハァ」
楓のおでこの上にタオルを置いた。
ミルモ「・・・」
ミルモは繰り返しタオルに水を浸けて楓の看病をしている。
楓「・・・♪」
楓は幸せそうに寝ている。

楓「・・・ん?」
楓は目を覚ます。そこにはミルモがタオルに水を浸けてタオルを絞ってる姿。
楓「(ミルモ?)」
ミルモはタオルを絞り終わって楓の方を向く。
楓「んっ」
楓は目を瞑る。
ミルモ「ん?」
ミルモは楓の顔を触る。
ミルモ「あっ・・・(熱が下がったぞ・・・よかったな、楓・・・)」
楓「(ありがとう・・・ミルモ・・・)」
楓の目に涙が出てるのが見える。幸せメーカーにも楓の幸せ度が一気に0度になった。
そこには、エンマがマグカップから出ている姿とエンマのマグカップを持ってるミモモがいる。
エンマ「(おぉ・・・)合格じゃ」
エンマは帰った。

由美の家
麻利「あははははははは!! お姉ちゃん、何その頭〜!?」
麻利はかなり大声で笑ってる。目に涙が出ている。
可憐「本当ね〜!! あんた、そんな趣味してたんだぁ〜」
可憐も大笑いしている。
麻利「あ〜ぐるじい〜」
由美「・・・」[怒]
由美はリビングを出て、階段を上る。階段を上る音は、ドッスン、ドッスンと凄い音がした。由美は自分の部屋に入った。
由美「・・・何で・・・何で私がこんな笑い者になんなきゃいけないんだぁ〜!! これもアイツのヘタクソな魔法のせいよ〜!!・・・サスケのボケー!!」[怒]
由美は叫んだ。

由美の幸せ度はマイナス10度。場所は由美の家の庭。
エンマ「制限時間終了ーっ!! サスケ君不合格決定!! 成績は90点減点じゃ!!」
陰で見ているヤシチ、サスケ、ハンゾー。
サスケ「そんなぁ〜〜!!」
ハンゾー「どんまいなのら!^^」
ヤシチ「あぁ〜いかんっ!!」[汗]

拓斗の家
拓斗はトイレから出た。拓斗の顔はかなり真っ青。
お祖母ちゃん「お前、さっき食べた物を吐いたんだろ。今日はもう寝な^^」
拓斗「うん・・・」
拓斗は部屋に入ってベッドの上でごろんとなった。

拓斗の幸せ度は由美と同じくマイナス10度。場所は拓斗の家の庭。
エンマ「制限時間終了ーっ!! ハンゾー君もサスケ君と同じく不合格決定!! 成績は90点減点じゃ!!」
同じく陰で見ている3人。
ハンゾー「うわぁぁ〜〜〜不合格なのら〜!! これもアニキのせいなのら〜!! 僕は何も出来なかったのら〜!!」
ハンゾーは泣き出した。
ヤシチ「人のせいにするなー!!」[怒]
サスケ「だけど、本当のことだぜ」[怒]

安純の家
安純の頭の上にある氷水?は湯気が出ている。安純の顔が真っ赤。
安純「・・・ヤシチ〜〜・・・パインジュースはどうしたの〜!? 全く何所ほっつき歩いてんのよ!! 本っ当にもう〜〜・・・私の財布返せ〜〜〜あちゃ〜・・・ヤシチ〜〜〜!!」[怒]
安純は由美と同じく叫んだ。安純の幸せ度はマイナス0度。
安純「出てこ〜い!!」

幸せメーカーがぶっ壊れた。場所は安純の家の庭
エンマ「制限時間終了ーっ!! ヤシチ君不合格決定!! 1年生からやり直しぃ!!」
同じく陰で見ている3人。
ヤシチ「ガガ〜ン!!」
ハンゾー「まぁ、諦めるのら」
サスケ「俺たちの試験の邪魔をしたんだから当然の結果だぜ」
ハンゾー「この責任は取ってもらうのら」
サスケ「同じクラスになっても仲良くしようぜ。ヤ・シ・チ!!」
サスケは固まったヤシチの背中を叩いた。ヤシチは軽く倒れた。

安純「ヤシチ〜〜!! お前に明日はないからね〜!!」[怒]
安純はまた叫んでいる。

満月の中には、ミルモと楓は仲良く、幸せそうに寝ている絵がある。

終わり


■ アニス (113回/2012/11/22(Thu) 14:26:37/No4961)

第18話【わるいぞ!ワルモ団】には登場しません。

第19話【楓、ミルモの里へ…】

前回の【わるいぞ!ワルモ団】で安純、リルム、ムルモも黒魔法の結晶でワルモ団に操られ、ミルモはワルモ団に倒された。

楓の家
ミルモ「う〜〜・・・う〜〜う〜・・・」
ミルモは自分の布団で寝ている。
楓「・・・ごめんね、ミルモ。私を助けるために・・・」
ミルモ「う〜〜〜」
楓「痛むの!? ミルモ」
ミルモは顔真っ青で
ミルモ「・・・あんな間抜けな奴らに負けるなんて、一生の恥じだぜ・・・」
楓「・・・」[ポカーン]

安純の家
アニメ通りにリルム、ムルモ、安純、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ワルモ団は踊っている。
皆「ワルモ、ワルモ、ワルモ団〜♪ ワルモ、ワルモ、ワルモ団〜♪」
ハンゾー「疲れたのら〜」[汗]
サスケ「もう2時間も踊ってるぜ〜」
イチロー「コラ〜!!」[白目]
サスケとハンゾー「うわぁ〜!!」
イチロー「勝利の踊りは楽しそうに踊れー!!」[白目]
サスケとハンゾー「へ〜い」
イチロー「王子ミルモは我らの前に敗れ去った。ワルモ団の輝かしい一歩が刻まれたのだ!!」
皆「オー!!」
サスケ「流石ワルモ団だぜ」
ハンゾー「アニキが手も足も出なかったミルモを簡単にやっつけたのら〜」
ヤシチ「よ、余計な事を言うな」[汗]
イチロー「フフフフ、こうなったら王国打倒は後回しだ。まずは邪魔者のいなくなった人間界を先に支配してやる!!」
リルム「素晴らしいですわ〜^^」
ムルモ「僕も協力するでしゅ〜^^」
イチロー「この黒魔法の結晶を使って、仲間をどんどん増やすのだ・・・。全ての人間をワルモ団にしてやれ!!」
皆「オー!!」
イチロー「よぉ〜し、サスケ、ハンゾー、お前たちと一緒に住んでいる人間のパートナーの家へ案内するのだ!!」
サスケとハンゾー「オー!!」

由美の家
由美は宿題をしている。由美の私服は上は水色、下は青のミニスカートで裸足。
サスケ「由美〜」
サスケとハンゾーとワルモ団は由美の部屋の窓から入った。
由美「サスケッ! 遅かったじゃないか、ん? 何この妖精たち?」
サスケ「この方たちはアニキが手も足も出なかったミルモを簡単にやっつけたワルモ団だぜ!!」
由美「ワルモ団??」
ハンゾー「とても素晴らしい方たちなのら〜!!」
由美「え〜?? 素晴らしい?? 全っ然そんな風には見えないけど!!」
サスケ「由美ぃ」[汗]
イチロー「何だその反応はー!!」
ジロー「我らを侮辱したぞこの女!!」
サブロー「許せん!!」
シロー「同じく!!」
ゴロー「お、同じく!!」[汗]
由美「どーでもいい」
イチロー「サスケ! お前のパートナー、かなりタチ悪いぞ!!」[白目]
サスケ「ごめんなさい〜」[汗]
由美「サスケー何でコイツら、ここに連れて来たの?」
サスケ「由美に見せたい物があるんだぜ」
由美「え? 何々?☆」
サスケは黒魔法の結晶を出した。
由美「何これ?」
由美は黒魔法の結晶を見てる。アニメ通りに黒魔法の結晶の周りに黒いオーラがある。

拓斗の家
サスケとハンゾーとワルモ団は拓斗の部屋の窓から入った。拓斗の私服は上は黒、下は紺色の半ズボン。
ハンゾー「拓斗〜」
拓斗「おかえりハンゾー。サスケ・・・とその妖精たちは」
ハンゾー「とっても偉いお方のワルモ団なのら♪」
拓斗「ワルモ団?・・・ちょっと待っててくれ。今からお菓子持ってくるから。ハンゾーの大事なお客様だもんな」
拓斗は部屋を出る。
イチロー「ハンゾーのパートナーは中々いい奴だな〜☆」
ハンゾー「えっへんなのら^^」
シロー「お菓子かぁ〜」
拓斗は部屋に戻った。お盆の中にはお饅頭がたくさんあった。
ハンゾー「ありがとうなのら〜^^」
拓斗「遠慮しないで食べてくれ」
イチロー「お前はいい奴だ!!」
ジロー「恩に着るぞ!!」[涙]
サブローとシローとゴロー「恩に着るぞ!!」
サスケ「美味そうなお饅頭だぜ」[涎]
ハンゾー「拓斗ん家のお饅頭はとても美味しいのら〜」
イチロー「サスケのパートナーとは全然違うなぁ」
ジロー「違い過ぎる!!」
サスケ「うっ・・・」[汗]
イチロー「って違ーう!! そんなことをしに来たんじゃなーい!!」
ハンゾー「! そうだったのら〜」
拓斗「?」
ハンゾー「拓斗にいい物を見せてやるのら^^」
拓斗「いい物?」
ハンゾーは拓斗に黒魔法の結晶を見せた。
拓斗「これは何だ?」
拓斗は黒魔法の結晶を見ている。アニメ通りに黒魔法の結晶の周りに黒いオーラがある。

ミルモは朝から黒魔法の結晶を壊す魔法の特訓を河原で始めている。楓は結木を探しに行く。

リルムが結木に黒魔法の結晶を見せた。

楓は歩いてる。
楓「・・・あっ」
そこには結木の後ろ姿。
楓「あー! 結木く〜ん!!」
結木は後ろを振り向いた。額にはワルモ団のマークがある。
楓「わあぁぁぁ〜〜〜!! 結木君、その額のマークは・・・あぁ」
突然、黒い竜巻が結木のところに来て、ワルモ団、リルム、ムルモ、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、安純、由美、拓斗が楓の前に現れた。皆(ワルモ団、ヤシチ、サスケ、ハンゾーを除く)は額にワルモ団のマークがある。由美の私服の上は黒で、下はレモン色のミニスカートで、靴下は長い黒。拓斗の私服の上は濃い紫、下は白の半ズボン。
楓「由美ちゃんと拓斗君までどうして〜!?」
安純「うふふ、結木君と由美と拓斗君はワルモ団の仲間になったのよ」
楓「えぇー!?」
イチロー「さぁ〜結木よ、悪の作戦を展開するのだ!!」
結木「ふふっ・・・あはっあはっあはっ」
結木は壁に楓の似顔絵を描いてる。絵はかなり下手。
楓「あぁぁ〜〜!! 結木君が落書きしている〜!!」
結木「あははははは」
結木が落とし穴を掘っている。
楓「結木君が落とし穴掘ってる〜!!」
結木「あはははは」
結気は骸骨でを持っている。
楓「い〜〜や〜〜〜!! こんなの結木君のキャラじゃな〜い!!」[涙]
ワルモ団、リルム、ムルモ、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、安純、由美、拓斗「あははははははは!!」
イチロー「この調子でワルモ団の仲間を増やすのだ!!」

アニメ通りに話は進んで、楓はミルモの魔法で妖精になって、妖精界へ行った。ペータとビケーに会った。ミルモはペータとビケーと再会のおしくらまんじゅうをする。ビケー、初登場。

人間界
松竹の額にもワルモ団のマークがある。
松竹「ワルモ団バンザーイ!!」
イチロー「フッフフフ、ちゃくちゃくと仲間が増えているな。お前たち、このように悪を広めるために、頑張るのだぞ!!」
結木と松竹と拓斗「はい、頑張ります!!」
安純「ねぇ、もっとマシな作戦はないの? あんたが首領なんだからちゃんと考えなさいよ!!」
ワルモ団とリルムとヤシチとムルモ「!!」[汗]
イチロー「コイツだけはあまり変わらんな」[汗]
由美「幼稚な作戦なんだから全く!!」
イチロー「コイツもあまり変わらんな」[汗]

妖精界
マンボとガビンにも久しぶりに会って、再会のおしくらまんじゅう。マンボとガビンも初登場。

アンナにも会って、ミルモと再会のおしくらまんじゅう。アンナも初登場。

そして、後はアニメ通りに続く。

最後にミルモと楓はガイア族の里を目指して洞窟へ入って行った。アニメ通りに変な虫がミルモと楓の前に現れた。

終わり


■ アニス (114回/2012/11/22(Thu) 14:44:02/No4962)

第20話【ガイア族のおくりもの】

最初はアニメ通りに、ミルモと楓は多くの変な虫から逃げてる。たくさんの生き物に会う。

ヤシチはマグカップの中から妖精界へ来た。そして、サスケとハンゾーに会って、サスケが「ヤシチのアニキ、待ってたぜ」と言い、ヤシチが「おぉサスケハンゾー、ミルモは何所だ?」と聞き、ハンゾーが「知らないのらぁ」と言い、ヤシチが怒って「バカモノ!! それを確かめなきゃ意味ないだろーが!!」と言った。そして、アニメ通りにペータ、ビケー、マンボに会い、4人で再会のおしくらまんじゅう(ヤシチ、ペータ、ビケー、マンボ)。ペータたちからミルモはガイア族に会いに行ったと聞き、ヤシチとサスケとハンゾーも洞窟に向かう。

そして、ガイア族の里に着いて、フィア、アクア、ドンタ、に会ったミルモと楓。

ヤシチ、サスケ、ハンゾーも洞窟の中で、多くの変な虫から逃げてる。

CM

ミルモと楓はドンタの試練の途中で、穴を掘ってる。次に、埋めてる。

ウィン、ピクモに会って、試練は無事に合格。

人間界
女の人「まぁ、奥様、ワルモ団!!」
女の人は当然のように、額にワルモ団のマークがある。
相手の女の人「あら、此方こそワルモ団」

悦美「先生どーも、ワルモ団!!」
土田先生「やぁ、悦美君! ワルモ団!!」
悦美と土田先生の額にもワルモ団のマークがある。

千草「ワルモ団最高♪」
美保「ワルモ団大好き〜♪」
千草と美保の額にもワルモ団のマークがある。

由美の家
可憐は自分の部屋でドレッサーの前に座っていて、化粧をしている。赤い口紅を塗っているところ。
可憐「ふふふ♪ 綺麗になったわ、ワルモ団♪」
麻利はリビングでソファに寛いで、ロールケーキを食べている。
麻利「美味しいよ〜ワ〜ルモ〜団〜♪」
可憐と麻利の額にもワルモ団のマークがある。

スーパー
拓斗のお祖母ちゃんは買い物をしている途中。お肉を売ってるところにいる。
お祖母ちゃん「このお肉、安いわ、ワルモ団^^」
拓斗のお祖母ちゃんの額にもワルモ団のマークがある。勿論、スーパーにいる人間、皆の額にもマークがある。

街の人たち「♪ ワ〜ルモ、ワ〜ルモ、ワ〜ルモ〜団〜♪ ワ〜ルモ、ワ〜ルモ、ワ〜ルモ〜団〜♪」
街の人たちは踊っている。

ワルモ団は屋上のいる。
イチロー「フッフフフフ、ついに町の人間全員を仲間にしてやったぞ!!」
サブロー「我らが悪の象徴」
ゴロー「黒魔法の結晶も」
シロー「町の人間たちの邪気を吸い取り」
ジロー「こんなに大きく成長したぞ!!」
結木、安純、松竹、由美、拓斗は正座している。
リルム「首領様、次はどんな悪の作戦を展開しますの?」
イチロー「そうだな・・・」

ガイア族の里で、ミルモと楓はクイズに正解し、楓はマイクを手に入れた。

ミルモと楓は人間界に戻った。

人間界
楓の家
ミルモと楓はマグカップの中から出た。楓は元の姿に戻った。
ミルモと楓「ハァ・・・」
2人とも、溜息をついた。
楓「間に合ったぁ!!」
ミルモ「よしっ!! ワルモ団に目にもの見せてやろうぜ!!」
楓「うん!!」
・・・「♪ ワ〜ルモ、ワルモ団〜♪」
楓のママの声
ミルモと楓「!・・・」
楓のママは料理を作りながら歌っている。
楓のママ「今日はカレーよ〜、ワルモだ〜ん♪」
ミルモと楓はこっそりママの様子を見ている。
ミルモと楓「・・・」
楓のママ「卵を割るもん♪ ワルモだ〜ん♪」


太っているサラリーマン「全くもってワルモ団だねぇ」
痩せているサラリーマンに話している。

ギャルのショートヘアのお姉さん「えぇ〜? ワルモ団なんじゃない?」

小さな女の子と小さな男の子が公園にいる。
男の子「僕、ワルモ団^^」

街を歩いているカップル。女の人は男の人にしがみ付いてる。
男の人「ワルモ団なんてどう?」
女の人「素敵素敵♪」
ミルモと楓はポストに隠れてる。
楓「街の人たちが・・・」
ミルモ「ワルモ団めぇ〜!!」

黒魔法の結晶がデカくなってる。場所は公園。
イチロー「いいか、我らの次の目標が決まった!! それは、この町の犬と猫を全て仲間にすることだ!!」
ワルモ団「ハーッハッハッハッハ!!」
結木、安純、松竹、由美、拓斗はアニメ通りの、忍者のような姿勢をしている。
・・・「そうはさせねぇ!!」
ミルモの声
ワルモ団「お!?」
皆(リルムたち)、一気に立ち上がる。
ミルモ「ワルモ団、もう一度勝負しろ!!」
イチロー「フッフフフフ、ミルモ、わざわざやられに戻って来るとはな・・・返り討ちにしてやれ!!」
リルム、ムルモ、結木、安純、松竹、由美、拓斗はミルモと楓を怖い顔で睨んでいる。
リルムたち「うぅぅ〜〜〜〜〜〜〜」
楓「皆・・・今助けてあげるからね・・・」
楓はマイクを出した。
ヤシチ「あぁっ!! あれは・・・」
楓「ミルモンミルモンプリクリム・・・お願いミルモ・・・皆を助けて!!」
カアァァァ
ミルモ「おぉ・・・すげー、パワーを感じるぜ。行くぞ!! ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。黒魔法の結晶が壊れた。
ワルモ団「何っ!?」[汗]
リルムたちの額に付いていたワルモ団のマークが消えた。空も青く戻った。
リルムたち「あっ!!」[汗]
リルム「あら? 私今まで・・・」
ムルモ「此処、何所でしゅか?」
結木「ん?」[汗]
安純「えぇ? 私、何してるの?」[汗]
松竹「あれー?」[汗]
由美「私、何で此処にいるんだぁ?」[汗]
拓斗「・・・?」[汗]
楓「やったー!! 皆元に戻ったぁ!!」
ワルモ団は固まっている。
イチロー「黒魔法の結晶を壊すとは・・・」
シロー「凄い威力の魔法だったぞ!!」
ゴロー「あれを喰らったら痛そうだなー」
ジロー「泣いてしまうかもしれんー!!」
サブロー「それは●●●認めないぞ!!」
ミルモ「おい、何こそこそしてやがる!!」
ワルモ団は皆から放れて
イチロー「はぁははははは!! 王子ミルモよ、今日はこのくらいにしておいてやる!!」
ミルモ「はぁ?」[汗]
イチロー「我らは王国打倒で忙しいのだ!! ヤシチ!! 人間界の征服はお前に任せたぞ!!」
ヤシチ「!! ええぇぇぇーーっ!?」[汗]
イチロー「では、さらばだ!!」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「さらばだ!!」
ワルモ団は去った。
ヤシチ「首領ー!!」[汗]
サスケ「逃げたな・・・」
ハンゾー「逃げたのら・・・」
ミルモと楓「・・・」[汗]
楓「私たち、勝ったんだよね?」[汗]
ミルモ「へっ、当然だろ!!」[汗]

後は、夜にミルモのチョコが小さくなった。

終わり


■ アニス (115回/2012/11/23(Fri) 23:15:56/No4967)

【夏だ!海だ!松竹です!】、【花火と魔法とおじいちゃん】、【ミルモ、はまってるゥ〜】には出て来ません。

第24話【おばけ屋敷でつかまった!?】

ムルモはアニメ通りに、古いお屋敷に入って行った。

結木の家にリルムが怖い話をミルモと楓にしている。そこで、松竹が来た。ムルモが帰ってこないと言った。リルムが昨日のお昼過ぎに町外れのボロボロのお屋敷でムルモを見たと言った。ヤシチは立ち聞きしていた。

ミルモや楓たちはムルモを探しに、お化け屋敷に行く。カラスがいっぱいいる。
カラス「カーカーカー」
お化け屋敷に着いた。
リルム「こ、ここ、お化け屋敷でしたの?」
結木「ただの噂だろ?」
楓「ミルモ、どうしよ〜」
ミルモ「どうしようってムルモを探すしかないだろ」
結木以外、皆怖がっている。
松竹「ム、ムルモ、待ってろ! 今、僕が探し出してやるからな!!」
・・・「オーッホッホッホッホ!!」
楓と松竹「!! ひゃあぁぁぁ〜〜〜!!」
楓と松竹は結木にしがみ付いてる。
・・・「南さん、なに結木君にくっついてんのよ!?」
楓たち「え?」
安純と由美と拓斗だった。
由美の服装・・・上は藍色で、下は黄色のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は橙色で、下は白っぽい青の半ズボン。
安純「ふふー」
楓「日高さん! 由美ちゃん! 拓斗君!」
由美「やっほー☆」
拓斗「・・・」[汗]
楓「どうしたの? その恰好・・・」[汗]
安純「あら、お化け屋敷に入るなら、このくらい思いつくのが大人の女ってものよ!! ねぇ〜南さん♪」
楓「んん〜〜〜」
結木「でも、何でお前らまで・・・」
由美「だって、サスケから聞いたんだもん!!」
ミルモ「はぁ? 何でアイツから」
由美「だって今日、ヤシチが」
ドコーッ!! 安純は由美の頬を殴った。
ミルモたち「!!」
由美は倒れた。
楓「由美ちゃん!!」[汗]
安純「だってぇ、ムルモちゃんが行方不明って噂を聞いたんで、もー私、いてもたってもいられなくて、それで・・・」
安純はアニメ通りに、ブリッコしてる。
ミルモと楓とリルムと結木と拓斗「・・・」[汗]
松竹「・・・」[涙目]
由美は立ち上がった。
由美「嘘ばっかり!!」[白目]
安純「ひど〜い! 由美ったら、私の事疑ってるわ・・・。結木君、助けて♪」
結木「・・・−−;」
由美「コイツ、無視してていいわよ」[怒]
松竹は安純の手を握り
松竹「日高さん!! 君はなんて優しい人なんだ♪」
安純「うっ・・・」[汗]
松竹「そんなにムルモのことを想ってくれてるなんて・・・」[涙]
安純の目は少女漫画のようになって
安純「当り前じゃない!! ムルモちゃんの一大事を、この優しい私が放っておけるわけないわ!!」
ミルモや楓たち「・・・−−」
松竹「ありがとう日高さん!!」
結木「・・・そろそろ行くぞ−−」
由美「完全に騙されてる−−」[怒]
結木は鍵を取ろうとしたら、鍵が落ちた。
結木「あっ」
ドアが勝手に開いた。
楓と安純と松竹は顔が真っ青になった。由美の目はキラキラしている。結木と拓斗は普通。
由美「ドアが勝手に開いた〜!!☆」
楓と安純と松竹「ひいぃぃぃ〜〜〜〜」
3人は結木にしがみ付く。
結木「・・・いい加減放れろよ、お前ら」
拓斗「・・・」[汗]
楓と安純と松竹「!!」
3人は放れた。
楓と安純と松竹「あははは^^;」
雷が鳴った。
楓と安純と松竹と由美「きゃあぁぁぁ〜〜!!」
次は由美も結木にしがみ付く。結木と拓斗は普通。
由美「私、雷はダメなの〜〜!!」
楓たち「あぁぁぁぁぁぁ・・・」
雨が降ってきた。
楓たち「ん?・・・うわあぁぁぁ〜〜〜」
雷が鳴った。
楓たち「きゃあぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」
拓斗以外、皆は結木にしがみ付きながら、お化け屋敷に入っていった。
拓斗「・・・」[汗]
楓たちが入って行った時、何かの姿が見えた。

結木がドアを開けたら、女の人が猫を抱えている絵がある。蜘蛛の巣があったり、階段がある。
楓「な、なんだかとっても、不気味な所・・・」
由美「本物のお化け屋敷だぁ〜☆☆」
由美の目はキラキラしている。
リルム「ムルモ様、本当にこんな所に入ったんでしょうか?」
ミルモ「ムルモー!! いるなら返事しろー!?」
し〜ん
松竹「ムルモー!! いないのかー!?」
安純「いないんじゃ・・・ないの?」
安純は帽子の上にあるライトを点けた。
ミルモ「!!」
ミルモは下に下りた。
ミルモはムルモの小太鼓のバチを拾った。
ミルモ「これは・・・」
リルムも下りた。
リルム「ムルモ様の小太鼓のバチですわ!!」
ミルモ「間違いねぇ、ムルモはこの屋敷に来てたんだ」
松竹「ムルモ・・・」
結木「よし、とにかく屋敷の中を一回りしてみよう!」
皆、行く。ドアは閉まった。

皆、廊下を歩いてる。周りにはドアがあったり、絵がある。
楓「・・・」
楓は怖がってる。由美はわくわくしている。
楓「な、何だか気持ち悪い絵よね・・・」
由美「絵が動いたりしないかな〜。絵が笑ったら面白いよな〜☆」
楓「ゆ、由美ちゃん・・・そんなことあるわけないじゃないの・・・」
由美「楓ちゃんって本当に怖がりなんだね〜」
安純「本当ね〜。南さん、怖いならさっさと帰りなさいよ」
楓「ムッ! 怖くなんかないです!!」
安純「フンッ!(強がっていられるのも今のうちよ、南楓!! あんたを怖がらせるため、ヤシチを先回りさせたんだから! ピーピー泣いて結木君に愛想をつかされるがいいわ! そうすれば、私と結木君が・・・)」

−−−安純の妄想−−−
●楓が泣いてる姿
●結木と安純が少女漫画のような目をしていて、2人はラブラブになっている
安純「フフフフ」
結木「ハハハハ」

安純「グフフフフフ・・・」
安純の目が変な目になってる。
松竹「日高さん?」[汗]
安純「フフフフフ」
ミルモ「大丈夫か? コイツ」
由美「(ま〜た、バカなことを考えてるんだわ)」
廊下の絵がミルモや楓たちを見た。

骸骨がある。雷が鳴った。
サスケとハンゾー「ひいぃぃぃぃ〜〜〜」
サスケ「やっぱり怖いぜ、ヤシチのアニキ〜」
ハンゾー「もう帰りたいのら〜」
ヤシチ「うるさーい!! 黙って作業を続けろ」
ヤシチは骸骨の肩に乗ってる。
サスケとハンゾー「で、でも・・・」
ヤシチ「仕方ないだろ!? 安純の命令を無視してみろ!!」[白目]

−−−妄想−−−
安純の鬼の顔。
安純「南楓を怖がらせろって言ったでしょーがーー・・・ヤーシチーーー」

サスケとハンゾー「ひいぃぃぃぃ〜〜〜〜〜」
サスケとハンゾーはお互いにくっついて
サスケ「お化けより怖いぜ・・・」[顔真っ青]
ハンゾーは涙目になって
ハンゾー「なのら〜」
ヤシチ「分かったらさっさと組み立てるんだ」
サスケとハンゾー「合点承知!!」
ハンゾー「なのら」
サスケとハンゾーは作業に取り掛かった。

結木はドアを開けた。この部屋にも不気味なものがたくさんある。
楓「ム、ムルモちゃーん・・・」
ミルモ「ムルモー、いないのかー!?」
安純「まさにお化け屋敷ねー」
由美「何かいるのかな〜☆」
楓「遊園地のお化け屋敷と大違いだね〜・・・」
楓はビクビクしている。
安純「南さん、怖かったら本当に帰れば〜?」
楓「こ、怖くないですったら!!」
楓は震えながら言ってる。
松竹「実は僕はお化け屋敷に関しては、かなり詳しいんだ。例えば、ラップ音と言って、正体不明の音がしたりするんだけど・・・」
松竹が歩き出して、床の古い音が鳴った。
松竹「ひいぃぃ!!」
松竹は楓にしがみ付く。
結木「床が古くて音が出ただけだよ」
松竹「え?」
楓たち「・・・」
松竹はまた、前に出て
松竹「えーとー、それから・・・ポルターガイスト現象は、物が勝手に動き出す現象で・・・」
松竹の後ろにいる鎧が動く。
松竹「! ひ、ひっ、ひ・・・ひいぃぃぃ〜〜〜!!」
松竹はまた楓にしがみ付く。
楓たち「・・・」
鎧の中からネズミが出てきた。
ネズミ「チューチューチューチュー」
ネズミが何所かに行った。
安純「何だ、ネズミよ」
松竹「え?」[汗]
楓たち「あははは^^;」

骸骨が光ってる。
ヤシチ「よーし!! 完成だ!! 早速運び出すぞ!!」
サスケとハンゾー「合点承知!!」
ハンゾー「なのら!!」
ヤシチ「続いて来いよー!!」
ヤシチは頭を持っている。
サスケ「アア、アニキ、待ってくれだぜ!!」
サスケは体の部分を持ってる。
ハンゾー「結構重いのら!」
ハンゾーも体の部分を持ってる。

楓たちは廊下を歩いてる。廊下に1つ鏡がある。楓と松竹は怖がってる。由美は楽しそう。
由美「鏡だぁ♪」
由美は止まって、鏡に移ってる自分を見る。
由美「鏡の中の私が動かないかな〜?☆」
楓「由美ちゃん!! お願いだからやめてぇ・・・」
由美「本当に怖がりなんだから〜」
由美は進む。
ミルモ「由美、お前、楽しんでないか?」
リルムは1番後ろに付いて来る。リルムが鏡に映った。
鏡の中のリルム「フフッ」[白目]
リルム「あら? ん?」
リルムは鏡の方へ戻る。
リルム「今、確か・・・ん〜、ん〜」
リルムは動いてみる。リルムは右の方を向き
リルム「おかしいですわ。私の見間違いかしら・・・」
鏡の中のリルムが牙を出して
リルム「うっ!! きゃあ〜!!」
リルムは鏡の中に吸い込まれた。
ミルモや楓たち「ん!?」
ミルモたちは後ろを振り向いた。
ミルモ「リルムー!? リルムー!!・・・リルムが消えちまった」[汗]
楓たち「え!?」

場所は階段
・・・「おーいリルムー!!」
・・・「リルムちゃーん!!」
ミルモと楓の声が聞こえる。
ヤシチ「近いぞ、そろそろ仕掛けるんだ」
サスケとハンゾーはヤシチに付いて行けてない。2人とも、辛そう。
サスケ「アニキは頭しか持ってないからいいけど」[汗]
ハンゾー「こっちはとっても重いのら〜」[汗]
サスケとハンゾー「ハァハァハァ」
サスケとハンゾーはドアを開けた。
サスケとハンゾー「ん?」
何かが2人の近くに来る。ギシギシ音が鳴る。
サスケとハンゾー「ん?」
何かが素早く2人の近くに来た。
サスケとハンゾー「!! ぎぃやあぁぁ〜〜〜〜〜!!」

CM

・・・「ぎゃあぁぁぁ〜〜〜〜!!」
ヤシチ「!!」
ヤシチは後ろを振り返った。後ろには骨だけがバラバラにされている姿だけである。ヤシチは近くに来る。ヤシチは小声で
ヤシチ「サスケー!? ハンゾー!?」

松竹「今、何か悲鳴が聞こえなかった?」
結木「あぁ確かに」
楓「え? 何?」
安純「何なの?」
楓と安純は怖がってる。
ミルモ「どっかで聞いたことある声だな・・・」
拓斗「ハンゾーだ!」
由美「!!」
皆(由美以外)「え?」
由美「そうよ! サスケとハンゾーの声だわ!!」
ミルモ「えぇ? アイツら、ここに来てるのかよ?」
由美「うん、だって」
ドコーッ!! 安純はまた由美を殴った。
楓「由美ちゃん!」
由美「いったぁ〜!! いい加減にしろよこの凶暴女!!」[白目]
安純「うるさいチビッ!!」[白目]
結木「ケンカしてる場合か」[汗]
拓斗「・・・」[汗]
安純と由美「あっ・・・」
結木「とにかく、皆を探しに行くぞ」
拓斗「・・・(ハンゾー、待ってろよ。絶対に助けてやるからな)」
皆、進む。
楓「リルムちゃーん!!」
ミルモ「リルムー!!」
松竹「ムルモー!!」
拓斗「ハンゾー!!」
由美「サスケー!!」
安純「(ヤシチの奴・・・ちょっとやり過ぎじゃないの?)」
由美「1度でいいから私、お化けに会ってみたかったんだよな〜☆ カメラ持ってくればよかった。心霊写真が出来るかもね〜☆」
楓「!!」
楓の震えが倍になった。
安純「ちょっとあんた、縁起でもないこと言ってんじゃないわよ!!」[白目]
由美「うるさいな〜」
ミルモ「お前、やっぱり楽しんでないか?」[汗]
由美「うん☆ だって、わくわくするんだもん☆^^」
ミルモ「ちゃっかり言うなよ」[汗]
結木と拓斗「・・・」[汗]
拓斗「サスケが心配じゃないのか・・・?」[汗]
由美は止まって、後ろを振り向いた。
由美「ちぇ〜、やっぱり何もないなぁ〜・・・ん?」
何かが近くに来る音がする。
由美「?」
何かが由美の近くに素早く来た。
由美「!! きゃあぁぁ〜〜〜!!」
ミルモや楓たち「!!」
ミルモ「由美!!」
皆、後ろを振り向く。そこには由美の姿が見えない。
ミルモ「由美ぃ!?」
楓「由美ちゃん・・・?」
安純「ちょっとあんた、からかってんの!?」
し〜ん・・・
ミルモ「由美まで消えちまった」[汗]
楓「やだ・・・」
安純「バカなこと言ってるからバチが当たったのよ!」
楓「由美ちゃーん!!」
松竹「いたら返事してー!!」
ミルモ「由美ー!!」
拓斗「・・・」
結木「とにかく、また前に進もう!」
皆、進む。
松竹「何所まで続いているんだろう・・・・この廊下。ここ、僕の家よりずっと狭いはずなのに・・・」
楓「そうよねっ、何か変だよね」
安純は楓の方を向いて
安純「あら南さん、怖かったら帰ってもいいのよ〜」
楓「こ、怖くなんかないですってば!!」
ミルモ「しつこい奴だな〜」
結木と拓斗はどんどん先に行く。結木と拓斗が進んで、廊下に壁(行き止まり)が出来た。
楓「あれ?」
安純「結木君?」
楓「拓斗君?」
楓と安純は走って、曲がる。
安純「いやーん。おいてかないでー!!」
松竹「あぁ!! 待ってよ皆ー!!」
松竹も行こうとしたが、松竹が走ったら床が割れて、落ちそうになる。
松竹「うわぁっ!! な、何だ?」
穴の中から赤い手がたくさん出てきた。
松竹「うわぁぁぁ〜〜〜!!」
松竹は下に連れていかれた。床は元に戻った。

ミルモと楓と安純は走って止まる。行き止まり。
安純「あら? 結木君?」
楓「何所行ったのかなぁ?」
松竹「そう言えば、松竹もいねーぞ・・・」
楓と安純「え?」
楓「やだ・・・結木くーん、松竹くーん、拓斗くーん!!」

そして、アニメ通りに、骸骨の頭(正体はヤシチ)に追いかけられて逃げるミルモと楓と安純。
ヤシチ(骸骨の中にいる)は鎧から逃げて、楓たちと一緒に走る。そして、ゾンビ3人も出てきて、鎧にも追いかけられる。

楓たちは部屋に入って、机や椅子をドアの前に置く。安純の頭の上に骸骨の頭があることに気付いて、安純が蹴って、骸骨の頭が割れてヤシチが出てきた。そして、あのゾンビたちが本物のお化けだと気付いた皆。何者かが笑って、何者かが部屋を出て、ミルモとヤシチはその犯人を追いかける。

安純はクッキーを食べる。安純はお腹いっぱいだと言って、楓にクッキーを渡す。

そして、お化けの正体がコムギだと分かった。

ミルモ、楓、ヤシチ、安純はコムギの道案内でドアを開けた。そこには、リルム、ムルモ、結木、松竹、サスケ、ハンゾー、由美、拓斗は辛そうにお菓子を食べている。拓斗の顔は真っ青になってる。その周りにはたくさんの小さな白いお化けがいる。その名はモグモ。楓たちは結木たちの所に行く。
楓「結木くん、松竹君、由美ちゃん、拓斗君」
松竹「やぁ、2人とも・・・」
由美「と〜っても美味しいお菓子だよ〜」
モグモ「♪タベロ〜〜ノコスナ〜〜♪」
結木と松竹と由美と拓斗「!!」[汗]
結木たちはまた食べ始める。
松竹「た、食べてるの」
結木「この子たちがどうしても放してくれないんだよ〜」
拓斗「うぇっ・・・」[汗&顔真っ青]
ミルモは拓斗の側に来て
ミルモ「お前、甘い物はダメだったもんな〜」[汗]
サスケとハンゾーも辛そうだ。ヤシチはサスケとハンゾーの側に来る。
サスケ「アニキ〜食べるの手伝ってくれだぜ〜」
ハンゾー「とっても美味しいのら〜」
ヤシチ「・・・喧しい〜〜!!」[怒]
サスケとハンゾー「ぎゃあぁぁ〜〜〜!!」[汗]
ヤシチ「散々心配かけやがってー!!」[怒]
リルムとムルモは一緒に海苔が付いてる煎餅を食べてる。ミルモとコムギはリルムとムルモの所に来る。
リルム「ミルモ様」
ムルモ「やっと来たでしゅね、お兄たま」
楓「これ一体どうゆうこと?」
安純「何が何だか分かんなーい」
リルム「食べ残された食べ物は妖精の世界でモグモの世界になるのですわ!!」
モグモ「タベロ〜〜ノコスナ〜〜♪」
ムルモ「だから残すのは許さないのでしゅー!!」
楓と安純「はぁー?」
楓と安純はお互いに見合った。
ミルモ「でも、どうしてお前ら人間の世界へ来てるんだ?」
コムギ「は? ここ、人間の世界なんですか? ちっとも知りませんでしたぁ^^」
ミルモ[汗]

拓斗「・・・」
拓斗はかなり顔が真っ青で具合が悪そうだ。
楓「拓斗君、大丈夫?」
拓斗「・・・いや、大丈夫じゃないです」[汗&顔真っ青]
楓は拓斗の背中を摩る。たくさんのモグモはお菓子を運びながら、壁にあるほころび穴の中に入ってく。
楓「コムギちゃんたち、この穴を通ってこの屋敷に来ちゃったの?」
コムギ「はい!」
ミルモ「ははーん、行方不明の妖精ってのは・・・ほころび穴にハマったコムギたちの事だったんだな」
結木「ほころび穴?」
ミルモ「妖精の世界と人間の世界の間には、たまーにこんな抜け穴が開いちまうんだ」
モグモは全員ほころび穴の中に入った。コムギはほころび穴の前に立ち、
コムギ「ミルモ様、皆様、知らないこととは言え、ご迷惑をおかけしました」
ミルモ「あぁ、妖精の里に帰ったらオヤジに言っといてくれ。ほころび穴は俺が塞いでおくから、妖精の行方不明の事件も無事解決だって!」
コムギ「はい! では皆様、呪いをかける時は、いつでもお呼びください」
楓と結木と安純と松竹と由美と拓斗「は?」[汗]「うん・・・^^;」
コムギ「さよーならー!!」
コムギもほころび穴の中に入った。
リルム「なんて明るい呪いの藁人形なのでしょう!!」
リルムは手を振りながら言う。
ミルモ「さてと、穴を塞いじまうか。また別の妖精が来ちまうといけねーからな。楓、手を貸せ!」
楓「うん」
楓はマイクを持って
楓「ミルモンミルモンプリクリム・・・お願いミルモ!! ほころび穴を塞いで!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。ほころび穴を塞がれた。
人間たちが立っている列は右から、安純、拓斗、結木、楓、由美、松竹。
松竹「元に戻った」
結木「とにかくこれで一件落着だな」
拓斗「はぃ・・・」[顔真っ青]
結木「俺、拓斗君の家まで送ってくよ」
拓斗「い、いえ・・・」[顔真っ青]
結木は拓斗の背中を摩る。
安純「あ〜も〜、クタクタよ〜」
皆は安純を見る。安純は拓斗を強く倒して結木にしがみ付いた。拓斗は後ろに倒れた。
皆「!!」
ハンゾー「拓斗!」
安純「結木君、早く帰りましょ〜♪」
ミルモ達妖精「・・・」[汗]
楓「日高さん、何てことすんのよ!?」
安純は結木にしがみ付きながら
安純「だって、お邪魔だったんだもん♪」
結木「あのなぁ−−;」
拓斗は座ったまま震えてる。
由美「香川君、どうしたの?」
ハンゾー「拓斗ぉ?」
拓斗「・・・もう、我慢できません・・・」
拓斗は食べたお菓子を全部吐く。
皆「!!」[汗]

画像(テレビやアニメ版)はお化け屋敷の絵で、空は綺麗な夕焼けの絵が映っている。
リルム「きゃ〜拓斗さん!!」[汗]
楓「拓斗君、本当に大丈夫〜??」[汗]
ムルモ「どう見ても大丈夫じゃないでしゅよ!!」[汗]
由美「いやぁ〜!!」[汗]
ミルモ「くっせ〜〜!!」[汗]
ヤシチ「拓斗〜、こっちに来るな〜〜!!」[汗]
安純「ちょっとあんたー、何してんのよ!! 汚いわねー!!」[怒]
由美「元はと言えば、あんたが悪いじゃないの!!」[怒]
ハンゾー「そうなのら!! 拓斗に乱暴しないでほしいのら!!」[怒]
安純「何ですってぇ〜!? あんたたち〜!!」[怒]
結木「いい加減にしろ!! 片付けるのが先だ!!」[汗]
松竹「拓斗君は横になっててね!!」[汗]
サスケ「こっちまで具合が悪くなりそうだぜ・・・」[汗]

そして・・・
外は綺麗な夕焼け
楓「わぁ〜、綺麗な夕焼け〜☆ さぁ、早く帰ろう! 私もう、お腹ペコペコ〜」
結木と松竹は辛そう。
松竹「ぼ、僕らは・・・」
結木「お腹いっぱいなんだけど・・・」
結木と松竹はお互いに見合った。
結木と松竹「あはは」
ムルモ「僕もお腹いっぱいでしゅ」
リルム「私も〜」
ミルモ「くそ〜!! 俺もお菓子腹いっぱい食ってみたかったぜ!!」[怒&涙目]
楓「あれ? 日高さんは?」
松竹「あれー?」
楓「何所行ったんだろう?」
皆、キョロキョロ探している。
結木「疲れたとか言ってたし、先に帰ったんじゃないのか?」
楓「そうか! いつの間にか来て、いつの間にか帰っちゃったんだぁ・・・変な人・・・」
楓たちは帰る。

ヤシチとサスケとハンゾーと由美と拓斗は屋敷の前にいる。
拓斗「皆、ごめんな」
ハンゾー「気にしなくていいのら^^ 拓斗がお菓子食べきれないことは知っているのら^^」
ヤシチ「もう大丈夫みたいだな」
拓斗「あぁ。ありがとう」
由美「・・・よぉ〜し!! 皆、家まで競争よっ!!」
サスケ「急にどうしたんだぜ?」
由美「晩御飯のために走って、少しでも食べた物を消化させないとねっ!!☆」
ヤシチ「お主、まだ食べるつもりなのか?」[汗]
サスケ「由美は食欲旺盛なんだぜ」
由美「よぉ〜し!! 行っくぞー!!」
拓斗「俺はパス」
ハンゾー「僕もパスするのら〜。拓斗とゆっくり帰りたいのら」
由美「えぇ〜!?」
ヤシチ「・・・」
ヤシチは止まって、後ろの屋敷を見る。
サスケ「アニキ?」
ハンゾー「どうしたのら?」
由美「ヤシチ、置いてくよ」
ヤシチ「いや〜まさか・・・気のせいだな、気のせい気のせい!!」[汗]
ヤシチは歩き出す。
ヤシチ「フフフ!!」
サスケとハンゾーと由美と拓斗「ん?」
サスケとハンゾーと由美と拓斗も歩き出した。

屋敷の中で、場所は階段。安純はアニメ通りに、ゾンビにしがみ付いてる。
安純「ねぇ結木君・・・やっと邪魔な奴らいなくなったわね♪ 私とあなた、2人っきり♪ うふっ♪ 安純、嬉しい〜〜〜♪」
し〜ん
安純「うふっ♪ 何にも言わないなんて・・・もう、クールなんだから♪」
安純は目を開けて
安純「結木君たら♪」
隣にゾンビがいることに気付く安純。
ゾンビ「ウ〜〜〜〜」
安純「うっ・・・」[汗]
安純は汗と涙が出てくる。
安純「う・・・う、う、うう・・・うぎゃあぁぁ〜〜〜〜!!」

コムギ「あっ!! ゾンビ一体忘れて来ちゃいました〜!! ふふっ^^」

終わり


■ アニス (116回/2012/11/24(Sat) 13:13:42/No4969)

第25話【ヤシチの初恋】

ヤシチはアニメ通りに、安純の夏休みの宿題にパンツを絵を描いた。安純は怒って、ヤシチは窓から逃げた。

ヤシチはオトメに会った。

ミルモ「それは鯉だな。鯉に間違いねぇ」
ミルモとリルムとムルモは水族館にいる。
リルム「まぁ、これが鯉ですの!?」
ムルモ「大きいお魚でしゅ♪」
ミルモ「全くペットショップは退屈しねぇぜ」
ミルモは鳥の側にいる。リルムとムルモはハムスターを見てる。
ムルモ「可愛い生き物ばっかりで面白いでしゅ」
亀、猫など見ている。
猫「ニャー^^」
リルム「ミルモ様、本当に楓様の宿題をお手伝いしなくてよろしいんですの?」
ミルモ「いいんだよ。夏休み中、怠けてたアイツが悪いんだ!!」

楓の家
楓は必至で宿題をしている。宿題は山のように沢山ある。
楓「んぬぬぬぬ〜〜・・・少しは手伝ってくれてもいいじゃな〜い!! う〜う〜・・・ミルモの意地悪ー!!」[涙]

ミルモとリルムとムルモは空を飛んでる。場所は車が通っている道路辺りや、ビルが建っている所。
ミルモ「そういやリルム、お前は結木の宿題、手伝わなくていいのか?」
リルム「結木様は特区に宿題を終えていらっしゃいますわ^^」
ミルモ「はぁ〜あ・・・楓とは大違いだぜ。ムルモ、松竹はどうなんだ? 楓みてーに必死になってんのか?」
ムルモ「あ〜・・・どっちかって言うと、必死になってるのは平井しゃんでしゅね〜」

松竹の家
平井は山の宿題をしている。松竹は平井に飲み物を持ってくる。松竹はメイドの恰好をしている。

ミルモ「アイツも災難だな〜」

由美の家
由美も楓と安純と松竹と同じく、机の上には山のように宿題がある。由美は必死で宿題をしている。
由美の服・・・上は黄色、下は灰色の長ズボン。
由美「・・・あ〜〜!! もうヤダ〜!!」[怒]
サスケは由美の部屋にあるオレンジのテーブルの上でのんびりとポテトチップスを食べている。
由美「サスケ、宿題手伝って〜〜」[汗]
サスケ「嫌だぜ。宿題は自分でやるもんだぜ!!」
由美「そうゆう時だけいい子ぶりやがって〜」[怒]
サスケ「オイラはいつもいい子だぜ☆」
サスケはポテトチップスを食べながら言う。
由美「あ〜〜〜!! 夏休み最後だってのに何でこんなことになるの〜〜!!」[怒]
由美は怒り(イライラ)マーク付きで宿題を頑張る。
サスケ「自業自得だぜ☆」

場所は緑の自然がたくさんある森
そこには、拓斗とハンゾーがいる。ハンゾーは団扇で飛んでいる。
拓斗の服・・・上は濃い紫、下は白い半ズボン(第15話【願い事がない少年】で拓斗が初登場した時と同じ服装)。
ハンゾー「本当に涼しいところなのら〜。街の中の暑さとは全然違うのら^^」
拓斗「だろ。やっぱり、自然の中が1番だな」
ハンゾーと拓斗は丁度、椅子があるから座る。風が優しく吹いてる。
ハンゾー「涼しいのら〜・・・♪」
拓斗「俺、こうゆう静かなところが大好きなんだよ」
ハンゾー「僕も大好きなのら〜」
ハンゾーと拓斗は幸せそう。

ミルモとリルムとムルモは相変わらず飛んでいる。
リルム「あら? ヤシチさんですわ〜」
ヤシチはボーとしている。ミルモたちはヤシチの所に来る。
ミルモ「ヤシチ、こんなとこで何してんだよ?」
ヤシチ「・・・はぁぁぁぁぁ〜〜〜」
ミルモ「おい、ヤシチ」
ミルモはヤシチの頬っぺたを抓る。
ミルモ「ん〜・・・」
ムルモ「ショッカクビーム!!」
ムルモはヤシチにショッカクビームをした。ミルモは避けた。
ミルモ「うわあぁぁ!!」
ヤシチは真っ黒焦げになった。
ムルモ「反応なしでしゅ」
ミルモとリルム「・・・」[汗]
ヤシチ「天使だぁ・・・」
ミルモ「はぁ? 天使ぃ?」
ヤシチは団扇で飛んでった。
ミルモ「あぁ〜お〜い」
ヤシチはフラフラしている。
ミルモ「どうなってんだぁ? アイツ・・・」

後はアニメ通りに続く。

終わり


■ アニス (117回/2012/11/27(Tue) 22:30:11/No4982)

元ストーリーの【由美の憂鬱】もタイトルとともに修正しました。

第26話【由美のまわりはライバルだらけ!?】

由美の家の隣には、武道場があった。そこには、由美とサスケがいた。由美の目の前には、瓦が3枚あった。由美は柔道服を着ている。髪型はポニーテールにしている。
サスケと由美「・・・・・・・」
由美は目を開けて
由美「はあぁぁぁー!!」
バキィ〜!! 瓦が見事に3枚とも割れた。
由美「はぁー、スッキリした♪」
サスケ「すっ、すごいぜ! 安純より恐ろしいぜ・・・」[汗]
・・・「ま〜た、やってるわね〜」
可憐の声。
サスケと由美「ん?」
可憐「んなことばっかりして!!」
由美「趣味でやってるだけじゃないの!!」
可憐「そんなんだからモテないのよ!!」
可憐は呆れていた。
由美「モテなくて結構!!」
可憐「ハ〜ァ〜・・・」
由美「好きでもない男に好きって言われてもうっとーしいだけよ!!」
可憐「それだからあんたって子は〜」
由美「何!? 何が言いたいのよ?」
可憐「あんたって女らしいところがないって言いたいのよ!! まさに男の子ね!!」
由美「男の子で結構! も〜放っといてよ」
可憐「それにあんた、カツカレー3回もおかわりしてたじゃないの♪ 本当に可愛くない妹ね〜」
由美「う、うるさいな〜!!」
由美は可憐を追いかけて、可憐は逃げる。
サスケ「面白そうだぜ☆」

由美は私服に着替えて、階段を上る。由美の私服の上はピンクで、下はミント色のミニスカート。サスケは由美の肩に乗っている。
由美「大体、モテてどうすんのよ。それに、私の魅力に気づかない男の子なんていないはずよ!!」
由美は自分の部屋に入った。
由美「そうだ! またお姉ちゃんのお化粧、こっそり使っちゃおうかな〜?☆」
サスケ「怒られないのかだぜ?」
由美「バレなきゃいいのよ☆ 実は私ね、女優になりたいってことは誰にも言ってないんだ」
サスケ「え? 何でだぜ? 由美が女優になりたいって言っても誰も笑わないぜ」
由美「恥ずかしいからよ」[赤面]
サスケ「由美はどうして女優になりたいと思うんだぜ?」
由美「しょうがないなぁ。特別に教えてあげるよ・・・。漫画ってさ、全国の人たちが見ているじゃん! それで、マンガのキャラクターは1人1人の人間に知られてるじゃない。認められたり、応援してもらったり、いろんな人を元気づけてるじゃん。私もいろんな人に認めてもらったり、わくわくさせたり、楽しませてやりたいんだよ。芸能人とかを見て、羨ましいんだよ・・・。それと勿論、自分の容姿に自信があるからよ☆・・・つまんない理由だろ!? 笑いたきゃ、笑えよ・・・」[赤面]
サスケ「何言ってんだぜ由美!! 凄いぜ!! オイラ、由美の力になるぜ!!」
由美「ありがとうサスケ^^☆」

翌朝
楓「結木くぅ〜ん、リルムちゃ〜ん、おはよ〜♪」
楓は走る。ミルモは楓の肩に乗ってる。
結木「オス」
リルム「ミルモ様、楓様、おはようございます^^」
楓の後ろから足音が・・・ドタドタ
安純「うおりゃあー!!」
楓「キャアッ!!」
楓は避けたけど、前の横から由美が通る。サスケは由美の肩に乗ってる。安純の蹴りが由美に当たった。ゲシィ〜!! 由美は見事に喰らった。サスケは吹っ飛んだ。
楓「由美ちゃん!!」
由美「いったぁ〜・・・」
サスケは目が回ってる。
楓「由美ちゃん、大丈夫?」[汗]
由美「朝っぱらから何すんのよー!! お返しよ!!」[白目]
由美も安純を蹴った。安純は喰らった。
安純「何すんのよー!!」[白目]
由美「やるってのか!?」[白目]
2人は殴り合いケンカになった。
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
サスケは起き上がった。
サスケ「痛いぜ〜」[汗]
ヤシチ「朝からお前も災難だな」[汗]

楓たちの学校
2年6組の教室で、松竹も一緒になって、安純の席に集まってる。
安純「全く、何なのよ!! あのガキは!!」[白目]
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
ヤシチ「自分からケンカ売ってきたんだろ?」
安純「何ですってー!? 大体由美は、タカビーで自己中過ぎるのよ!! 私は、ああゆうタイプが1番大嫌いなのよ!!」[白目]
ヤシチ「安純よりはずっとマシだけどな」
安純「何ですってぇ〜!? ヤシチ〜!!」[白目]
ヤシチ「ひゃあぁぁ〜〜!!」[汗]
ヤシチは安純から逃げて、楓の後ろに隠れた。
楓「あはは^^; でも、由美ちゃんのことまだあまり知らないなぁ・・・」
ミルモ「確かにな・・・」
松竹「可愛いし、モテてそうだよね☆」
楓「うん^^」
ムルモ「サスケ君にはもったいないでしゅね」[腹黒顔]
安純「何言ってんの、あんたたち〜!! あんな子が可愛いわけないじゃないの!!」[白目]
楓と松竹「!!」[汗]
安純「鈴木由美は南楓以下よ!!♪ ねぇ〜結木君^^」
結木「・・・」[汗]
楓「それ、どうゆう意味よ!!」[怒]
ミルモ「やれやれ・・・」[汗]

由美たちの学校
教室は6年3組。由美は千草と美保と教室の窓際で話している。サスケは由美の肩に乗ってる。拓斗は本を読んでる。ハンゾーは拓斗の机の上にいる。
千草「あはは、何それ〜!?」
美保「いいじゃないの〜。そうそう由美〜」
由美「ん?」
美保「香川君とはどうなのよ?♪」
由美「はぁ?」
千草「そうよ! あんたがいきなり香川君と一緒に帰ったり、話したりしてるから気になるのよ!!」
美保「クラス中の噂なんだから!!」
由美「えぇ〜!?」[汗]
千草「もしかして、香川君のことが好きになったとか?☆」
由美「何言ってるの? そんな訳ないじゃないの」
美保「じゃあ、どうしていきなりあんなに仲良くなるのよ? 香川君だって、あまり人と話す人じゃないのに!!」
由美「・・・そんなこと、どうでもいいじゃないの!!」[汗]
千草と美保「よくない!!」
美保「気になるわよ!!」
由美「あ〜も〜うるさいなぁ」[汗]
サスケ「しつこいぜ」[汗]

放課後
由美は千草と美保と帰ってる。サスケは由美の肩に乗ってる。
千草「それじゃ、また明日ね〜!!」
美保「バイバ〜イ^^」
由美「バイバ〜イ!!」
由美は千草と美保と別れた。由美は右に曲がったら、前にはミルモと楓の姿が見える。
サスケ「ミルモと南楓だぜ」
由美「楓ちゃ〜ん!!」
由美は走る。
楓「由美ちゃん^^」
由美「今日は1人なんだな」
楓「うん! 拓斗君はクラブなんだよね?」
由美「うん!」
ミルモはサスケをじ〜っと見る。ミルモとサスケは団扇で飛んでいる。
サスケ「な、何だぜ?」[汗]
ミルモ「もう1人のおまけがいないと物足りねぇもんな〜」
サスケ「それ、どうゆう意味だぜ!!」
ミルモ「やっぱり、ヤシチのおまけは2人いなきゃ見てるこっちがおかしくなりそうなんだよ」
サスケ「おまけじゃなくて、サスケだぜ!!」[怒]
由美「ねぇ楓ちゃん」
楓「ん?」
由美「今から楓ちゃんの家に行っていい?」
楓「いいわよ^^」
その時、上から由美の頭に水がかかった。
由美「!!」
楓「きゃあっ!」
ミルモ「何だぁ?」
由美「・・・一体何なんだよ〜!?」[怒]
・・・「あはははは!! 成功成功!!」
ミルモたち「ん?」
木の上に拓斗と同じ制服を着た男の子が3人いた。
由美「ちょっと何すんのよ!! 下に下りて来〜い!!」[怒]
男の子A「や〜なっこった〜!!」
男の子B「下りて来いって言われて下りるバカがいるか!!」
男の子C「だけど、やっぱりやり過ぎじゃないのか?」
男の子Cは上から簡単に下りた。
由美「びっしょびしょじゃないの〜!!」[怒]
楓「ねぇ、どうしてこんなことしたの?」
男の子C「ごめんごめん!! はいこれ」
男の子Cは由美にハンカチを渡す。由美はハンカチを払った。
由美「いらないよこんなもん!!」[怒]
男の子C「だからごめんだってば・・・」
ミルモや楓たち「・・・」
由美「行くわよ!! 楓ちゃん」
楓「う、うん・・・」
楓は男の子Cに
楓「ごめんね」
楓も行く。

楓の家
楓「さぁ、入って」
由美「お邪魔しまぁ〜す!! へぇ〜、楓ちゃん家ってマンションだったんだね〜」
楓「うん。由美ちゃん家に比べたら狭いけど・・・^^;」
ミルモ「だけど由美、何でいきなり楓ん家に行きたくなったんだよ?」
由美「私、楓ちゃん家ってまだ、知らないし、この前は私が家に招待したから次は楓ちゃんの家でいろいろと遊びたいと思ってね。楓ちゃん、急に来てよかったかな?」
楓「うん。とても嬉しいわ☆ ゆっくりしていってね^^」
由美「ハァ〜☆ 楓ちゃんは日高安純と違って優しいなぁ♪」
楓「あはは^^; そうそう、由美ちゃんは好きな男の子とかいる?☆」
由美「いないわ」
楓「そうなんだね」
由美「・・・あ〜も〜・・・男の子なんか大っ嫌い!!」[怒]
ミルモ「あぁ? 何だよいきなり」
由美「だって、すげーガキだし、いろいろちょっかいかけられるのはうんざりだし、何考えてるかが分かんないのよ!!」
楓「それは、さっきの男の子たちは由美ちゃんのことが好きなのよ^^」
由美「はぁ? 何言ってんの? そんなわけないじゃないの!!」
楓「好きな子にはよくちょっかいを出すって言うじゃない☆」
由美「まぁよくそう言うけど、アイツらに好かれてもいい迷惑なだけよ!! 本当に男の子なんか大嫌いよ!!」
楓「でも由美ちゃん、さっきハンカチを貸そうとしてくれた男の子は由美ちゃんに謝ってたじゃない^^ 男の子も優しいところがいっぱいあるんだよ^^ それを認めてあげなくちゃ・・・ね?^^」
由美「・・・そうだけど」
ミルモ「お前、素直じゃね〜な〜」
由美「うっさい。そうそう、楓ちゃんはあのマイク、妖精界で手に入れたんだよね?」
楓「マイク・・・あぁ〜、うん☆」
ミルモとサスケは一緒にクッキーを食べいる。
由美「楓ちゃんがその・・・え〜っと・・・ミルモミルモクリクリム??」
楓「『ミルモンミルモンプリクリム』^^」
由美「そうそう!! 楓ちゃんがマイクを使ったら、ミルモの魔法が凄くなるんだもんね♪」
ミルモ「あぁ、俺も最初はすげーパワーを感じて、自分がかけた魔法だなんて思えなかったぜ」
由美「楓ちゃん、マイク見せて☆」
楓「うん」
楓はマイクを出して、由美に見せた。
由美「可愛い〜☆ いいなぁ〜私も欲しいなぁ〜・・・。私も妖精界に行きたいなぁ!!」
ミルモと楓「え?」
由美「だから、私も妖精界に連れてってよ!!☆」
ミルモ「ダメだ」
由美「どうして?」
ミルモ「人間を妖精界に連れて行くことは許されていないんだよ」
由美「じゃあどうして楓ちゃんは行けたのよ?」
ミルモ「あれは、俺の魔法じゃワルモ団に勝てなかったから、楓も連れてマイクを手に入れに行ったんだよ!! 遊びに行ったんじゃねぇんだ!!」
由美「そっかぁ〜。そうだよね!! ミルモと楓ちゃんは私たちを助けに妖精界に行っただけだもんね!!」
楓「由美ちゃん・・・」
由美「・・・」
由美は悔しそうな顔になってたが、笑顔に戻った。
由美「・・・楓ちゃんは優しいね^^」
楓「え?」
由美「そうだ! 今からキッズセンターに行こう☆」
サスケ「賛成だぜー!!」
ミルモ「キッズセンター?」
楓「あぁ〜あそこの・・・どうして?」
由美「せっかくだからもっと一緒に遊ぼうよ!!」
楓「うん^^」

キッズセンター・・・その中には、映画館やお土産コーナーがあったり、いろんな着ぐるみを着ている出し物がたくさんある所。
楓「わぁ〜久しぶりに来た〜!!☆」
由美「そうなんだ!!」
ミルモ「へぇ〜いろいろやってるんだな〜」
サスケ「オイラ、1回由美と千草と美保と来たことがあるんだぜ。おもちゃやお菓子もいっぱいあるんだぜ☆」
由美「ねぇ楓ちゃん、あそこのクレープ食べよう☆ この前、新しくできたばかりなんだよ。この前、食べてみたら、すっごく美味しかったんだから!!」
楓「そうなんだぁ♪」
ミルモ「いつ食べたんだよ?」
サスケ「由美が千草と美保と一緒に遊んでる時に、食べたんだぜ。すごく美味しくて頬っぺたが落ちそうだったんだぜ〜☆」
ミルモ「マジかぁ〜!!」[涎]
楓はクレープのチラシを見る。
楓「本当!! 美味しそう☆☆」
由美「でしょ〜☆」
ミルモ「おぉ〜☆ このチョコクレープがいいぜ!! 楓、これ買ってくれ!!」
サスケ「由美、オイラは今日、これがいいぜ!!」

楓と由美は休憩所の椅子に座る。ミルモとサスケはテーブルの上に乗ってる。ミルモはチョコクレープ、楓はバニラアイス&生クリーム入りのクレープ、サスケはフルーツ&生クリーム入りのクレープ、由美はイチゴ&イチゴアイス&生クリーム入りのクレープを頼んだ。
楓と由美「美味しそう〜☆☆ いただきまぁ〜す!!」
4人はパクッと食べた。
ミルモたち「美味しい〜〜☆☆」
楓「本当に美味しいね^^」
由美「だろ〜!! いつ食べても飽きないんだぁ☆☆」
ミルモ「本当にうめ〜な〜☆」
サスケ「頬っぺたが落ちそうだぜ〜☆」
由美「楓ちゃん、一口貰っていい?」
楓「うん! 由美ちゃんのクレープも頂戴^^」

楓と由美は歩く。ミルモは楓の肩、サスケは由美の肩に乗ってる。
楓「あ〜美味しかった^^」
由美「また食べに行こうね!!」
楓「うん!! 次は結木君も誘ってみようかな〜♪」
ミルモ「また結木かよ」
楓「いいじゃないの〜!!」
由美「楓ちゃんって、摂君のこと、好きなんだっけ?」
楓「う、うん・・・。片想いだけどね^^」[赤面]
由美「ふ〜ん」
サスケ「今度はアニキとハンゾーも呼びたいぜ!!」
由美「だけど、日高安純だけは呼ばないで!! ぜ〜ったいにろくなことがないから!!」
ミルモ「だな〜。お前ら、ケンカになるからな〜」
由美「いくら美味しいクレープだって、不味くなっちゃうわ!!」
楓「あはは^^;」
由美「そうそう!! 2回に行って、写真撮ろうよ!!」
楓「え?」
由美「熊の着ぐるみを着ている人と一緒に写ることが出来るのよ!!」
楓「うん^^」

楓と由美との真ん中に大きな熊の着ぐるみを着ている人がいる。カメラマンが楓たちの方へカメラを向けてる。ミルモとサスケは団扇で飛んでて、前にいる。
カメラマン「それではいくよ〜!! はい、チーズ!!」
カシャ。楓と由美はピースして写った。ミルモとサスケも笑ってる。

CM

翌朝
ヤシチと安純とサスケと由美とハンゾーと拓斗は一緒に登校している。
安純「・・・・・・拓斗君はともかく、何で私が由美、あんたなんかと一緒に学校に行かなくちゃなんないのよ〜!!」[怒]
由美「それは、こっちのセリフだ!!」[怒]
安純と由美は火鉢ってる。
ヤシチ「また始まった」[汗]
サスケ「もう2人の言い合いには、疲れたぜ」[汗]
拓斗「・・・」
ハンゾー「でも、拓斗は違うのら〜^^」
ヤシチ「・・・ん? 何かポスターが貼ってあるぞ・・・」
壁に大きなポスターが貼ってある。
安純「何々・・・『日曜日に子どもテニスプレイ大会! 参加したい人はしてね。初心者でも大歓迎!』だって・・・」
由美「面白そー☆ 私やってみよーっと! 安純ちゃんと香川君もやるー?」
拓斗「俺はいい」
安純「私もしないわよ!! あんたみたいに子供じゃないんだから♪」
由美「カチンッ」[怒]

楓たちの学校
楓「由美ちゃんが大会に出るのー? 私、応援しに行こーっと♪」
ヤシチ「由美は運動神経抜群だからなー!」
ミルモ「そうだったのか」
安純「私は絶対に行きたくないわ!! ねぇー、結木君♪」
結木「俺は行くぞ」
安純「・・・わ、私も行くわ!!」[汗]
松竹「楽しみだね!!^^」
リルム「由美さんの頑張りを応援しますわ♪」
ムルモ「でしゅ♪」

日曜日
場所は、テニスコートで、観客席にはたくさんの観衆が来ている。参加者もたくさんいる。由美は学校の体操服を着ている。髪型はポニーテールにしている。
サスケ「由美ー、大丈夫かだぜ? こんなに人が多いけど」
由美「私を誰だと思ってんだ? 大丈夫に決まってるだろ☆」
・・・「おーい、サスケー、由美ー」
ミルモの声。そこには、ミルモや楓たちの姿が見える。
由美「皆!!」
サスケ「アニキ、ハンゾー」
ヤシチ「よっ!」
ハンゾー「僕たちも由美の応援をしに来たのら^^」
楓「由美ちゃん、今日は頑張ってね!! 私、精一杯応援するね^^」
由美「ありがとう!! あれ? 安純ちゃんも来たんだね」
安純「あんたの応援をしに来たんじゃないわよ!! あんたの負ける姿を観に来ただけよ!!」[白目]
由美「ふ〜ん? どーせ、摂君が行くって言ったから自分も来たくせに・・・」
ミルモ「おめぇ、なかなか鋭いな!!」
ミルモは笑いながら言った。
その時、由美は誰かにぶつかった。だけど、ぶつかったのは相手の方から。
由美「いったぁ〜」
ぶつかったのは、見ず知らずの女性だった。容姿は、身長が高く、胸がDカップで、髪型は黒髪のツインテールで瞳の色は茶色。
女性「ちょっとあんた、邪魔よ!!」
由美「な、何だとー!! 急にぶつかって来ないでよ!!」[怒]
女性「あんたみたいなチビ、見えなかったものだからつい♪」
由美「何コイツ〜・・・すっげームカつく〜!!」[怒]
女性「何? あんたもこの大会、参加するの〜??」
由美「当ったり前だぁ!!」[怒]
女性「ふーん・・・あんたみたいなネズミがねー・・・」
由美「ネ、ネズミー!?」[怒]
安純「オーッホッホッホッホ!! ネズミですってぇ〜♪ 本当にその通りよ!!」
由美「何だって〜!?」[白目]
女性は安純に向かって
女性「因みにあんたはネズミの親玉ね♪」
安純「何ですってぇ〜!?」[白目]
女性「フンッ! 一応自己紹介よ! 私は山田明日香♪ うふん♪」
明日香は胸をわざと揺らした。
由美「私は鈴木由美」
明日香「あんたには負けないんだから♪ オーッホッホッホッホ♪」
由美「ムッッッカァ〜!! 何アイツ〜!! ぜ〜〜ったいに負けないんだから〜!!!」[白目]
安純「そうよそうよ!! 由美、あんな奴に絶対に負けるんじゃないわよ!!」[白目]
由美「当ったり前だ!!」[白目]
ヤシチ「安純が由美の応援をしてる」[汗]
サスケ「信じられないぜ」[汗]
安純「何言ってんの!? 私はただ、あーゆー女が大っっ嫌いなのよ〜!!」[白目]
楓「・・・」[汗]
ミルモ「面白くなってきたじゃねぇか!!」
リルムと結木とムルモと松竹とハンゾーと拓斗「・・・」[汗]

試合が始まって、由美は勝った。
楓「由美ちゃん、すっごーい!!」
ミルモ「アイツ、なかなかやるなぁ〜」

明日香も同じく勝ちまくった。

由美対明日香の試合が始まる。
明日香「あんたもここまでね♪」
由美「その言葉、そのままリボンに結んで返すわ・・・」
楓たちは客席にいた。
楓「由美ちゃん、大丈夫かな・・・」
サスケ「大丈夫だぜ!! 由美はあんな奴には負けないぜ!!」
安純はイライラしている。安純は叫ぶ。
安純「由美ー!! こんな奴に負けるんじゃないわよー!! 負けたらどうなるか・・・分かってるんでしょ〜ね〜!?」[白目]
安純の髪がタコの足のようにうごめいていた。
由美「うん! 私、勝つから☆」
由美は、ウインクした。
楓「日高さんに似て由美ちゃんもあんな風に怒りんぼうになったりして・・・^^ クスッ♪」
そのことを結木にコソッっと話した。
結木「・・・」[汗]
結木は、安純を見上げた。安純の髪がまだ、タコ足のようにうごめいていた。
サスケ「由美ー、頑張れだぜー!!」
楓「由美ちゃーん、頑張ってー!!」

試合はすでに始まってた。
明日香「く・・・くぅ・・・」[汗]
由美「(勝てるっ!勝てる・・・!)」

審判「ゲームセット!! 勝者、鈴木由美!!」
由美「ふぅ・・・」
楓たち「やったぁ!!」
楓たちは由美のところに来た。
安純「由美、よくやったわ!!」
由美「ありがと!」
ミルモ「すげー!!」
ムルモ「カッコいいでしゅ!!」
楓「おめでとう由美ちゃん^^」
結木「よかったな」
リルム「おめでとうございます^^」
サスケ「おめでとうだぜ♪」
由美「皆、ありがとう☆」
由美は明日香を見て
由美「まっ当然だけどな♪」
明日香「キー!!何よ何よ何よ!!」[白目]
明日香は去って行った。
ハンゾー「アイツ、逃げて行ったのら!!」
サスケ「ベロベロベーだぜ!!」
安純「ザマーミロよ!!」
楓「あはは^^;」
由美「ちょっと一休みにするかぁ☆」
由美はタオルで汗拭きながら言った。

場所はテニスコートじゃない所。外の休憩所。そこにミルモや楓たちもいる。勿論、他の人たちもいる。
ヤシチ「そろそろ修行の時間だ! お前たち、この大きな手裏剣をあの葉っぱに当ててみろっ!!」
ヤシチはサスケとハンゾーに大きな手裏剣を渡す。
サスケとハンゾー「合点承知」
ハンゾー「なのらー^^」
サスケ「だけどやっぱり、重いぜ〜」
ハンゾー「持つだけでも疲れちゃうのら〜」
サスケとハンゾー「せーの!!」
サスケとハンゾーは手裏剣を投げた。だけど、手元が挫いて、手裏剣は由美の方へと向かう。
サスケとハンゾー「あぁ〜!!」[汗]
ヤシチ「由美ー、危なーい!!」[汗]
由美「え?」
ジャギ〜!!
ミルモや楓たち「あっ・・・」
金色の長い髪が落ちている。由美の髪がばっさり切れた。由美の髪は短くなり、片より上。髪の毛の長さがバラバラになってる。
ヤシチ「あぁ〜!!」[汗&顔真っ青]
サスケとハンゾー「・・・」[汗&顔真っ青]
由美「・・・」
サスケ「ゆ、由美・・・ごめんだぜ!!」[汗]
ハンゾー「ごめんなさいなのら〜!!」[汗]
由美「・・・」
由美は何処かへ行く。
サスケとハンゾー「由美ぃ〜!!」
楓「由美ちゃん!!」
サスケとハンゾーの後ろには、炎が燃えている。
サスケとハンゾー「!!」[汗]
安純はサスケとハンゾーを手にがしっと持って
サスケとハンゾー「ひぃっ!!」[汗]
安純「あんたたち〜、女の髪を何だと思ってんのよ〜〜!?」[白目]
また、安純の髪がタコのうごめいている。
サスケとハンゾー「ひいぃぃぃ〜〜!!」[汗]
ミルモ「あ〜らら・・・」[汗]
リルム「由美さん、お可哀そうですわ!!」
ムルモ「女の子の髪を切ってしまうなんて、最悪な奴らでしゅ!!」[汗&白目]
結木と松竹と拓斗「・・・」

由美は自分の家に着いて、家の中に入った。
由美「たっだいま〜!!」
可憐「おかえり・・・ってあんた、由美なの??」
由美「そうだよ!! どう見ても私じゃないの!!」
麻利「由美姉ちゃん、帰って来たの〜? えぇ!? 由美姉ちゃん、何その頭?」
由美「あぁ〜これ? 自分でバッサリ切ったの♪」
可憐と麻利「何で!?」
由美「何でって、切りたかったからよ。長すぎて邪魔だったんだもん」
可憐「邪魔って・・・あんた、あんなに大事に髪を伸ばしてたのに・・・」
由美「・・・お姉ちゃん、綺麗に切ってよ^^」

夕方
サスケとハンゾーは飛んでいる。由美の家の近くまで来た。
サスケ「・・・由美に謝らなくちゃいけないぜ」
ハンゾー「由美はきっと、怒っているのら」
サスケとハンゾーは由美の部屋の窓から入った。
由美「サスケ! 遅かったわね〜。それに、ハンゾーまで・・・」
由美の髪の長さは、肩よりも上になってた。かなり短くなってる。【機動戦士ガンダムOO】のルイス・ハレヴィのような感じ(第2期)。
サスケ「由美・・・そ、その、あのな、今日は由美の髪を切ってしまって、ごめんなさいだぜ・・・」
ハンゾー「ごめんなさいなのら・・・」
由美「もういいんだよ」
サスケとハンゾー「へ?」
由美「気持ちが楽になったっつーか・・・サッパリしたんだよ^^」
サスケとハンゾー「・・・」


由美の家
由美「あ〜お風呂気持ちよかったぁ〜♪ 髪切ったから髪洗うのも楽になっちゃった☆」
由美のパジャマの色は白。サスケはみたらし団子を食べている。
由美「ねぇサスケ」
サスケ「ん?」
由美「この髪型、似合う?」[赤面]
サスケ「似合うぜ!! 凄く可愛いぜ!!☆」
由美「本当!? いや〜私って、どんなことしても似合うんだな〜☆☆」
サスケ「・・・」[汗]「似合うけど、調子に乗り過ぎない方がいいぜ」
由美「別に調子に乗ってねーよ」
由美の目に涙が出てきた。
由美「あれ? 私、どうしちゃったのかな〜?」
サスケ「ゆ、由美・・・」
由美「止まらないわ・・・」
サスケ「オイラが今日、由美の髪を切ってしまったからだぜ!! 泣かないでほしいぜ、由美!!」[汗]
由美「あんたのせいじゃないよ。私も何で涙が出てくるのかが分かんないんだよ」
サスケも目に涙が出てきた。
サスケ「由美・・・」

翌朝
拓斗はハンゾーを連れて登校している。
・・・「ハンゾ〜〜!!」
サスケの声。
ハンゾー「サスケなのら!」
由美の姿にも気付く拓斗。
拓斗「・・・」
由美「香川君?」
拓斗「よ、よぉ・・・」
由美「どうしたの? もしかして、この髪型、似合わない!?」
拓斗「そんなことないよ。ビックリしただけ」
由美「そっか^^ 千草と美保も驚くだろうな〜☆」

放課後
サスケ、由美、ハンゾー、拓斗は一緒に帰ってる。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。前にミルモや楓たちがいることに気付く拓斗。
拓斗「ミルモたちだ」
由美「本当だぁ! お〜い!!」
ミルモや楓たち「ん? !!」
ミルモたちは由美を見てビックリする。
楓「由美ちゃん・・・」
由美「どう? 似合う?☆」
楓「うん!! 似合う、すっごく似合ってるよ!!^^」
松竹「うんうん^^」
ヤシチ「なかなかいいじゃないか!!☆」
ムルモ「可愛いでしゅ♪」
リルム「とても似合ってますわ^^」
由美「本当!?☆ よかったぁ〜^^」
安純「何言ってんのよ!! 全ッ然似合わないし、本当、南楓以下ね!! ねぇ〜結木君^^」
結木「いや、似合うよ」
安純は倒れた。
ミルモ「だから言っただろ!? 髪切られたくらいで落ち込むはずねぇんだよ」
リルム「落ち込みますわ!!」
ハンゾー「一体、何の話をしてるのら〜?」
ミルモ「楓とリルムが由美が髪切られたことをすっごく心配しててよ〜。怪我がなかったから心配いらないって俺が言っても聞かねぇんだよ」
楓「だって・・・」
リルム「ミルモ様は女心分かってませんわ!! 恋する乙女は髪を切られてしまいましたら、とてもお辛いものですわ!!」
由美「私、恋なんてしてないけど・・・」[汗]
リルム「!! そうなのですか・・・」
リルムは少々ショックを受けた。
楓「リルムちゃん^^;」
由美「でも、これでいいんだ!!」
楓「由美ちゃん・・・^^」
安純「だけど、あんた、昨日はまぁまぁ凄かったわね!」
由美「まっ! 私にかかればこんなもんね☆」
安純「まぁ、美しさと可愛さは私がずっと上よね♪ オーッホッホッホッホ!!」
由美「何言ってんだ!? 私が上に決まってるだろ!?」
安純「あんたはタコ並みのレベルよ!!」[白目]
由美「タ、タコ〜!?」
タコの絵が出た。
由美「何ふざけたこと言ってんだよ!? この鬼婆!!」[白目]
安純「何ですってぇ〜!? 大体あんた、子供のくせに生意気なのよー!!」[白目]
由美「私の方が若いからいいもんねーだ!!」[白目]
安純「言〜わ〜せ〜て〜お〜け〜ば〜!!」[白目]
由美「いーだ!!」
安純「べーだ!!」
由美「いーだ!!」
安純「べーだ!!」
由美「いーだ!!」
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
由美「いーだ!!」
安純「べーだ!!」
ミルモ「本当にコイツら、ケンカばっかだな」[汗]
安純「べーだ!!」
由美「いーだ!!」

終わり


■ アニス (118回/2012/11/29(Thu) 22:30:47/No4983)

【リルムの妖精占い】、【ムシバムルモムシバ】、【もっとわるいぞ!ワルモ団】、【ミルモの里をすくえ!】には登場しません。

第31話【妖精学校へ行こう】

楓と由美は一緒に帰ってる。
由美「へぇ〜・・・その悦美って人とバレーしてみたいなぁ〜☆」
楓「由美ちゃんは運動神経いいもんね!! 悦美とはいい勝負が出来たりして」
由美「ねぇねぇ、明日学校休みだから久しぶりに遊ぼうよ♪」
楓「いいわよ^^」
由美「遊園地に行ったり、可愛い洋服を観に行きたいんだけどいいかな?☆」
楓「いいわね〜!! 私も丁度、欲しい服があったんだぁ☆」

楓の家
ミルモはアニメ通りに、板チョコの似顔絵が完成した。
ミルモ「やったー!!^^ ついに完成だぁー!! ほほほほほ〜〜^^」
ミルモはあまりの嬉しさに踊っている。自分が描いた似顔絵にしがみ付く。
ミルモ「今にもチョコの香りが漂ってきそうだぜ〜♪」
ガチャ。部屋のドアの音。
ミルモ「あ・・・」
楓が帰って来た。
楓「たっだいま〜^^」
ミルモ「おぉ楓、見ろよ!! 俺の芸術を〜!!」
楓「明日は久しぶりに由美ちゃんと遊べる〜!! 楽しみだな〜☆」
ミルモ「おい何言ってんだ? 明日は由美と遊べねぇぞ」
楓「え〜!? 何で〜??」
ミルモ「お前がマグカップを手に入れたから俺と一緒に妖精学校へ通うことになっただろ!!」
楓「あーっ!! そうだ!! これから毎週土曜日は妖精学校に通うことになっちゃったんだー!! 由美ちゃんとの約束、どうしよ〜!!」[汗]
ミルモ「断れ」

楓は電話で由美に話してる。
(電話から)由美「え? 明日遊べない?」
楓「うん。明日ね、妖精学校に行くことになってたの」

由美の家
由美「妖精学校!? ちょっと何それ? 人間は妖精界に行けないんじゃなかったの!?」
(電話から)楓「うん。私ね、自分のマグカップを手に入れちゃったから、掟として毎週土曜日はミルモと一緒に妖精学校に通うことになっちゃったの・・・」
由美「自分のマグカップ? それって、サスケやミルモたちが持ってる色違いのマグカップ? 楓ちゃん専用のマグカップってこと?」
(電話から)楓「うん」
由美の顔が少し険しくなる。
由美「それって、自分のマグカップを持っていれば、人間もいつでも妖精界に行くことができるの?」

楓の家
楓「うん」
(電話から)由美「・・・何で自分のマグカップを手に入れたの?」
由美はいつもとは違う声で楓に聞く。暗い感じの声。
楓「え・・・?」
(電話から)由美「何で自分のマグカップを手に入れたのかって聞いてるのよ!! 答えてよ!!」
由美は怒鳴った。
楓[ビクッ]「ゆ、由美ちゃん・・・。あのね、これには・・・」

楓「というわけなの・・・。だから・・・」
(電話から)由美「そっかぁ〜。ミルモたちを助けに行くために・・・。楓ちゃんって本当に優しいんだね!!」
楓「私は優しいとかそんなんじゃ・・・ただ、ミルモのことが心配で・・・」

由美の家
由美の目は前髪で隠れてる。
由美「ねぇ、私も自分のマグカップが欲しいよ」

楓の家
楓「え・・・?」
(電話から)由美「んなことできないんだろ?」
楓「私は妖精界のことは、まだよく分からないから何も言えないんだけど・・・多分」

由美の家
由美の目は前髪で隠れてる。
由美「ふ〜ん・・・。そっかぁ。よかったね・・・」
(電話から)楓「ごめんね、由美ちゃん」
由美「別に謝ることないじゃないの。じゃあね」
由美は電話を切った。

楓の家
楓「由美ちゃん!!・・・」
楓はそっと電話を置いた。楓は少々心配そうな顔。

ガチャ。楓は部屋に戻った。
ミルモ「おぉ、終わったか」
楓「うん・・・」
ミルモ「あ? そんなに由美と遊べないことがショックなのか?」
楓「・・・ねぇミルモ!! 由美ちゃんも自分だけのマグカップを手に入れることができないの?」
ミルモ「はぁ? んなことできるわけねぇだろ。何考えてんだよ」
楓「だって、由美ちゃん、自分のマグカップが欲しいって・・・お願いミルモ!! 何とかならない?」
ミルモ「ならねぇよ。諦めろ」
楓「・・・」
ミルモ「全く・・・人間界での修行中は学校に行かなくていいのに、迷惑な話だぜ!!」
楓「ちょっと楽しみ〜^^」
ミルモ「聞いてんのか!?」[怒]
楓「ねぇミルモ、妖精学校ってどんなとこ?」
ミルモ「・・・言っとくけど、妖精学校は甘くねぇからな」
楓「そ、そうなの?」
ミルモ「覚悟しとけよ!!」
ミルモの目がキラーンと光った。手に持っている筆には茶色の絵の具がついている。その茶色の絵の具がミルモの顔面にかかった。

土曜日
ミルモ「早くしろ楓。遅刻するぞ」
楓「はぁ〜い」
ミルモはミルモのマグカップと楓のマグカップの前で待っている。
楓「お待たせ!」
ミルモ「ん?」
楓は制服姿。
ミルモ「何で制服なんか着てんだ?」
楓「一応、学校だし」
ミルモ「どうせ妖精に変身するんだから関係ねぇだろ」
楓「あーそっか」
ミルモ「さっさと変身しろよ」
楓「うん^^」
楓はマイクを出した。
楓「ミルモンミルモンプリクリム」
楓は妖精に変身した。

妖精学校
キーンコーンカーンコーン・・・
エンマ「イェーイ!! 諸君らおはよう●●●!!」
席にはオチョー、ライチ、インチョ、アンナ、チャイ、マンボ、ガビン、ムーンの姿。
エンマ「今日は諸君らに新しいお友達を紹介しちゃうぞい!! 紹介、●●ってか!?」
し〜ん・・・。皆、固まって、周りは氷。ペータとビケーがストーブとヤカンの前にいる。
ペータ「朝っぱらから寒いべ^^」
ビケー「ストーブはかかせないよ」

エンマ「今日から毎週土曜日だけ皆と一緒に勉強をすることになった楓君じゃ。仲良くするんじゃぞ!」
楓は頭を下げて
楓「よろしくお願いしまーす!!」
ミルモは楓から放れる。
楓「ん?」
ドドドドド・・・
楓「ん?」
ミルモのクラスメイトの皆が楓のところに来る。
楓「何ー!?」
マンボ「よろしくなー^^」
ペータ「歓迎するべー^^」[涙]
皆、楓に歓迎のおしくらまんじゅうをしている。
楓「うわあぁぁぁ!!」
皆、素早く席に戻った。楓は目が回ってる。
楓「何なの〜?」
ミルモ「今のは歓迎のおしくらまんじゅうだ」
楓「よくミルモが皆とやってるやつ?」
ミルモ「あれは再会のおしくらまんじゅう!! お尻をぶつける角度が微妙に違うんだよ」
エンマ「楓君は妖精学校へ通う初めて人間じゃ。皆、いろいろ教えてあげるんじゃぞ」
生徒「はぁーい!!」
ムーン「・・・」
ムーンは手を挙げた。楓はまだ目が回っている。
エンマ「ついでに楓君のおまけでミルモ君も来るからよろしくな」
ミルモ「!!」[白目]
生徒「はぁ〜い」
声が低い。
ミルモ「おまけで悪かったなー!!」[白目]
エンマ「では楓君、机を出して座りなさい」
楓「・・・え? 出すってどこから出すの?」
エンマ「おぉーそうか。楓君は魔法は使えないんじゃったなー。ミルモ君、机を出してあげなさい」
ミルモ「ちぇっ、世話が焼けるぜ。ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。アンナとインチョの後ろに机を2つ出した。
楓「やーだっ、ミルモったら2つも出しちゃって、下手ッピー!!」
ミルモ「バカ野郎!! 1つは俺の分だ!!」
エンマ「そんじゃー早速、魔法●の授業を始めまほう!!ってかー」
エンマは不思議な実を出した。
エンマ「問題! この果物の実に魔法をかけるとどうなる? 分かる人ー」
生徒「はぁーい!!」
ムーン「・・・」
皆、手を挙げた。
楓「わぁー・・・皆すごーい」
楓「はい、楓君」
楓「へ!? 私、手挙げてないのに・・・」
ミルモ「分かる人って言ったら、分かんねぇ奴が手を挙げるんだよ」
楓「うっそ〜〜!?」
エンマ「さぁ、答えは?」
楓「え? え〜とぉ〜・・・え〜とぉ〜・・・」[汗]
ミルモ「何でもいいから答えてみろ」
楓「美味しくなる!!」
エンマ「ほぉー・・・では実際にやってみようかのー。エンマでポン!!」
カアァァァ。実に魔法をかけた。実が動き出す。実が楓の手に渡った。
楓「へ?」
実がどんどん大きくなってく。
楓「うわぁ!! うわあぁぁ〜〜〜助けて〜〜〜!!」
楓はかなりデカくなった実でつぶされそうになる。
エンマ「正解は大きく膨らむじゃ。楓君、マイナス10点!!」

緑の葉っぱの芽が出てる。
エンマ「次の問題じゃ。この植物に100倍の速さで成長する魔法をかけるとどうなる? 分かるかな〜?」
楓「分からない時は手を挙げるんだよね・・・。はーい^^」
楓は手を挙げた。
エンマ「はい、楓君」
楓「え? どうして〜?」[涙]
ミルモ「分かるかな〜?と聞かれた時は、分かる奴が手を挙げるんだ」
楓「! な〜んでそんなにややこしいの〜!?」
答えはアンナから「卵になる」と教えてもらって正解した楓。

そして、休み時間におやつの時間。楓はビケーに1つモンブランをもらった。楓はムーンが近くにいることに気付き、楓は「私、楓。よろしくね^^」と言い、ムーンから気に入られた。
ライチは楓のところに行き
ライチ「楓さん」
楓「はい!?」
ライチ「楓さんは彼氏はいるの?」
楓「へ? あの、片想いなんだけどね、結木君って言うの・・・」[赤面]
ミルモ「バカッ!! ライチにそんなこと言うと・・・」
楓「?」
ライチはペータやアンナたち、クラス全員に教えている。
ライチ「あのね、ここだけの話なんだけど」
アンナ「へぇー結木君って言うんだぁ」
ビケー「人間界で1番の美形だって!?」
マンボ「結木君とラブラブ?」
ペータ「来週、結婚って本当だべ〜?」[涙]
ガビン「ガビ〜ン!! 結木君との間に3人の子供がぁ・・・」
楓「・・・」[かなり赤面」
ミルモ「もう学校中の噂だぜ・・・」[汗]

結木の家
結木「ヘーックション!!」
リルム「結木様? どうなさったんですの?」
結木「風邪かなぁ?」

妖精学校の授業。

チャイ「お菓子はいかが〜?」
チャイはお菓子を売っている。
ミルモと楓は廊下を歩いてる。
ミルモ「ひでー目にあったぜ」
楓「ごめんごめん」
チャイ「よぉ、ミルモに楓さん。お菓子はどうだ?」
ミルモ「今日はいいや」
チャイ「ふ〜ん?」
エンマの弱点の本を見せた。
チャイ「エンマ先生の弱点が載った本がついてくるのに?」
ミルモは目をキラキラさせて
ミルモ「買わせていただきます☆」
チャイ「まいどー」
楓「商売上手・・・」[汗]
ミルモ「アイツはチャイだ。カンフーの達人なんだぜ」
オチョーが出てきた。
オチョー「そのお菓子、ぜーんぶ頂くわ^^」
チャイ「まいどー^^」
ミルモ「アイツはオチョーだ。大金持ちのお嬢様なんだぜ」
楓「へぇー!! 松竹君みたーい!!」
ライチが急に来た。
ライチ「松竹君って?」
ミルモと楓「!!」
楓「松竹君は、超お金持ちのアイドルなの〜^^;」
ライチ「その人も楓さんの彼氏?」
楓「私は結木君が好きなんだけど、好きだって言われちゃって・・・」[赤面]
ライチ「・・・ひっ」
ライチはニヤけて、さっと皆の所に行く。
アンナ「へぇー松竹君ねぇ・・・」
ビケー「アイドル並みの美形だって!?」
マンボ「松竹君ともラブラブ?」
ペータ「えぇ〜!? 本当だべか〜?」
ガビン「ガビ〜ン!!・・・結木君と松竹君が結婚〜・・・」[涙]
ミルモ「・・・だからライチに言うなって・・・」
楓「ごめん・・・」[赤面]

松竹の家
松竹「ハーックション!!」
ムルモ「松竹しゃん、風邪でしゅか?」
松竹「そうみたい・・・」
松竹は鼻水が出ている。

体育の時間。タイク先生と一緒に走るミルモ達と楓。

またおやつの時間。

ザマスの授業。下級生からやり直しになった楓。

ミルモと楓は下級生の教室にいる。妖精文字を書いてる。
楓「妖精文字って難しいよ〜!!」
ミルモ「何で俺まで?」

CM

由美の家
由美の服装・・・上は黒、下はレモン色のミニスカート、白の長い靴下。
由美「やったぁ〜☆ また勝った〜!!」
サスケ「あ〜・・・3回連続負けだぜ」[汗]
サスケと由美はテレビゲームをしていた。
由美「あんた、本当に弱いな〜」
サスケ「由美が強すぎるんだぜ!!」[汗]
由美「ゲーム飽きてきたわ。お菓子でも食べよっか」
サスケ「やったぁ〜☆」

由美の部屋のテーブルにはポテトチップスとチョコがある。2人は食べている。
由美「・・・(今、楓ちゃんは妖精学校でどんなことしてるんだろう・・・! そうだ!!)ねぇサスケ」
サスケ「ん?」
由美「今、ミルモと楓ちゃんは妖精学校にいるんだよ」
サスケ「えぇ!? どうしてだぜ??」
由美「何か、楓ちゃんが自分のマグカップを手に入れたから、掟として毎週土曜日にミルモと一緒に妖精学校に通うことになったんだって!!」
サスケ「そうだったのかだぜ〜・・・。オイラ、全然知らなかったぜ」
由美「だから、ミルモを倒すいいチャンスかも☆」
サスケ「そうだぜ!! 早速、アニキに知らせるぜ!!」
サスケは由美の部屋の窓から出ようとしたが
由美「サスケ」
サスケ「何だぜ?」
由美「ついでに南楓も倒して来たら?」
由美の雰囲気がいつもと違ってた。顔にブラックがあった。
サスケ「由美?」

カーン。野球のボールをある野球部の男の子が打った。
そう、ここは、由美たちの学校の野球部のグラウンド。拓斗はチームと一緒に後ろにいる。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
・・・「ハンゾ〜!!」
ハンゾーと拓斗「ん?」
ハンゾー「サスケ!! どうしたのら?」
サスケ「いいニュースだぜ!!」
ハンゾー「何なのら〜?」

ハンゾー「えぇ〜!? それは本当なのら?」
サスケ「あぁ。由美から聞いたんだぜ!!」
ハンゾー「今からアニキのところに行くのら!!」
サスケ「それと、南楓も倒そうかと迷うんだぜ」
ハンゾー「それはいい考えなのら!! でも急にどうしたのら?」
サスケ「由美から言われたんだぜ!!^^」
拓斗「!! それ、本当か!?」
サスケ「本当だぜ。由美はオイラたちの応援をしてくれてるんだぜ☆」
拓斗「・・・」
ハンゾー「それじゃあ拓斗、僕はミルモを倒しに行ってくるのら〜!!」
サスケとハンゾーは団扇で飛んで行く。
拓斗「あ、あぁ!!・・・」
クラブの人「香川?」
拓斗「! な、何?」[汗]
クラブの人「お前、何1人で喋ったり、叫んでるのか?」
拓斗「・・・」[汗&赤面]

安純の家
ヤシチ「何!? ミルモと南楓が?」
サスケとハンゾーは安純の家に来ている。
サスケ「由美から聞いたんだぜ!!」
ハンゾー「早速、妖精界に行くのら!!」
サスケ「ついでに南楓も倒そうかと思うんだぜ!!」
ヤシチ「あ? 急に何故?」
サスケ「由美が『南楓も倒して来たら?』って言ったんだぜ!!☆」
ヤシチ「何!? 由美が何故、南楓を・・・。だが、目的は南楓ではなく、ミルモを倒すことだけだ!!」
サスケ「わかったぜ」
ヤシチ「でかした・・・でかしたぞ由美!! あーっはっはっはっはっは!!」
安純「ヤシチ!!」
ヤシチ「あっ・・・」
安純「部屋の掃除とアイロンがけが終わったら、次は庭の草むしりよ!!」
ヤシチ「はい!! 今、やります!!」
ヤシチは手に持っている掃除機を使っている。
サスケとハンゾー「・・・」[汗]
安純「ほら、あんたたちもやるのよ!!」
サスケとハンゾー「はいぃ〜!!」
ヤシチ「・・・フッフフフ、ミルモを倒すいいチャンスかもな」

妖精学校の運動場
皆、いろんなクラブに入って頑張ってる。バレー部、バスケ部などなど。ミルモと楓は歩いている。
楓「へぇー・・・クラブ活動も盛んなんだぁ・・・」
ミルモ「まぁな」
マンボとガビンは一緒に回っている。
マンボ「お菓子大好きクラブに入れば、お菓子食べ放題だぞ〜!!」
ビケー「美を愛する会に入って、美しさを追求しよう!!」
楓「いろいろあるんだね〜」
イチロー(ワルモ団)「君もワルモ団に入って、王国打倒を目指してみないか? ワ〜ルモ、ワ〜ルモ、ワ〜ルモ団〜・・・」
楓「あれって・・・」[汗]
ミルモ「無視だ。無視・・・」
後ろから、草が出てくる。草の中からはヤシチとサスケとハンゾーが出てきた。
ヤシチ「プファ・・・」
サスケ「な! アニキ、行った通りだぜ?」
ヤシチ「よしっ! 午後の授業を利用して、奴を倒すのだ!! ついて来い! サスケ、ハンゾー」
ヤシチは草の中に隠れた。
サスケ「合点承知!!」
サスケも草の中に隠れた。
ハンゾー「なのら〜」
ハンゾーも草の中に隠れた。

ミルモのクラスメイトの授業。草のところにヤシチ、サスケ、ハンゾーは隠れてる。
エンマ「え〜午後の授業はプリン山での野外実習じゃ。2人1組で山を超えて、魔法どんぐりを取ってくるんじゃ。天気もいいし、ハイキング気分で楽しんでおいで」
楓「うわぁ〜面白そう^^」
エンマ「ちなみに、途中に蝙蝠妖精キュバットもおり、、危険なミニ火山帯と、凶暴なキバニャンコの姿があるから全部気をつけるんじゃぞ。」

ミルモと楓は2人で入ってく。マンボとガビンは蝙蝠妖精キュバットから逃げてる。ミルモは魔法でキュバットを倒す。ペータやアンナも魔法でキュバットを倒す。チャイはキュバットを蹴る。ヤシチの魔法でヤシチとサスケとハンゾーは蝙蝠キュバットの着ぐるみを着て化けたが、チャイに「キュバットの親玉だな〜」と誤解され、吹っ飛ばされた。

ミニ火山帯。ヤシチは魔法でミルモの頭にミルモの頭の大きさくらいの石を落として、ミルモはフラ〜となり、下についた。熱くて、速く進む。楓はミルモに付いてく。ヤシチたちは笑ってるけど、ヤシチたちはその火山の上に立ってるから、熱い思いをした。

キバニャンコ。マタタビニャンニャンマタタビニャ〜ン・・・。

ミルモと楓は魔法どんぐりの木の前にいる。楓は魔法どんぐりを取った。2人は帰ろうとしたが、ヤシチたちが方向を変えた。ミルモたちはヤシチたちの作戦にひっかかって、山の天辺に向かう。ミルモと楓はドラキチクンに会う。ミルモは魔法どんぐりをドラキチクンの口に入れた。そして、楓はマイクを使い、ミルモの魔法で、ドラキチクンが膨らんだ。ギャアがドラキチクンのお腹を突いて、ドラキチクンが吹っ飛んだ。

ヤシチとサスケとハンゾーは山の空気を幸せそうに吸ってた時に、ドラキチクンが3人の前に落ちてきた。ドラキチクンには怒りマークがある。ヤシチとサスケとハンゾー「ぎゃあぁぁぁ〜〜!!」[顔真っ青]

ミルモと楓は無事にゴールした。魔法のどんぐりの実を提出できなくて、エンマから50点減点され、補習として日曜日も同じ授業をすることになった。

夜。場所は妖精界。
ギャア「ギャア〜!!」
ギャアは空を飛んでいる。
ハンゾー「お腹空いたのら〜。拓斗はきっと、心配してるのら〜」
サスケ「アニキ、いつになったら帰れるんだぜ?」
ヤシチ「・・・・・・さぁな・・・。コイツに聞いてくれ!」
ドラキチクンがヤシチたちを幸せそうに抱いている。
ドラキチクン「ドゥラキチクゥ〜ン!!♡」
ドラキチクンの中に♡がたくさん出てくる。

終わり


■ アニス (120回/2012/12/01(Sat) 14:56:19/No4986)

第35話【オラ、キンタだす!】

妖精学校の遠足は無事に終わった。

翌朝
結木「ふーん。大変な遠足だったな」
楓は結木と2人で登校している。
楓「そうなの。でね、これ・・・」
楓はアンリとセンリからもらったお土産を出した。
楓「約束のお土産。願いが叶うお守りの石なんだよ^^」
楓は首にかけて、結木とお揃い。結木はお守りの石を取った。
結木「へぇー、ありがと」
結木はお守りを嬉しそうに見ている。
楓「えへへ^^」
ドコッ!! 安純が楓の頭を蹴った。
楓「ぎゃあっ!!」
楓は倒れた。
由美「やっほ〜☆」
拓斗「・・・」[汗]
由美と拓斗も来た。
拓斗「おはようございます」[汗]
結木「オス」[汗]
楓「日高さん、何すんの!?」[涙]
安純「結木君と何してんのよ!?」
楓「!! な、何もしてないもん^^」[赤面]
安純[怒]
結木「で、何か用か? 日高」
安純「あっ、そうだ! 南さん、ヤシチのこと知らない? 遠足に行ったきり、帰って来ないのよ」
由美「サスケも帰って来てないんだよ!!」
拓斗「ハンゾーも帰って来てないんです・・・」
楓「えぇ〜!? じゃあ、もしかして・・・」[汗]

グルミ村
ヤシチ「やあぁぁぁー!!」
サスケ「だぜー!!」
ハンゾー「なのら〜!!」
ヤシチとサスケとハンゾーは3人で束になって、キンタにかかる。キンタは簡単に3人を持って
キンタ「どりゃー!!」
キンタは3人を投げた。
ヤシチたち「うわあぁぁ〜!!」
ヤシチたちは場外に出て、負けた。
キンタ「これじゃ、ミルモの里に帰る道、教えるわけにはいかないだす!!」
サスケ「そんなぁ〜!!」
ヤシチ「お前が変なお面を被って暴れるからだぁ!!」
ハンゾー「全然覚えてないのら〜」
キンタ「さぁ、もう1回来るだす!!」
ヤシチとサスケとハンゾー「いやあぁぁ〜〜〜!!」
マサコ「モオォォォ〜〜」

終わり


■ アニス (121回/2012/12/01(Sat) 19:16:35/No4987)

1回、この【がんばれ、ダブル運動会】を【オラ、キンタだす!】より、前に載せましたけど、修正しようとしているときに、間違えて編集を削除にしてしまい、消えてしまいましたので、また、載せますね^^;


第32話【がんばれ、ダブル運動会】

妖精学校
エンマ「あー、全員揃ったかな? 今度の日曜日は、「妖精学校チーム対抗運動会」じゃ」
エンマが座っている象が映って
エンマ「ちなみにこれは「うん、象かい」・・・ってかー!?」
し〜ん
エンマ「・・・皆、3人1組のチームになったかな?」[汗]
生徒「は〜い!!」
ミルモ・リルム・楓チーム、ヤシチ・サスケ・ハンゾーチーム、ガビン・アンナ・インチョチーム、ペータ・ビケー・マンボチーム、ムーン・オチョー・チャイチーム、ムルモ・パピィ・ライチチーム・・・
ムルモ「チッ、パピィと一緒でしゅ・・・」[白目&腹黒]
パピィ「何よ!! あたちの方が迷惑ちてるのよ!!」
ムルモ「だったら、他所に行けばいいでしゅ!!」
パピィ「我慢ちてあげてるんでちょ!!」
ライチは隣の人に
ライチ「ムルモちゃんとパピィちゃんってラブラブなんですって」
ムルモ「どこがでしゅか!?」[白目]
エンマ「優勝したチームには、成績表に100点プラス!! ビリになったチームには200点減点じゃ!! 皆、頑張るんじゃぞ!!」
楓「頑張ろうね! リルムちゃん!!」
リルム「えぇ、やりましょう! 楓様!!^^」
リルムと楓は楽しく話してる。
ミルモ「チームメイトがこの2人じゃ、俺が頑張るしかねーか・・・」
ヤシチ「むっふっふっふ・・・ミルモの奴め、困ってるな・・・しかし、拙者も困っているのだ・・・」
サスケ「オイラたちがいれば大丈夫だぜ、アニキ!!^^」
ハンゾー「優勝間違いないのら〜^^」
ヤシチ「お前らがいるから心配なんだぁ〜!!」[白目]
サスケとハンゾー「うわあぁぁ」[汗]
ハンゾー「何でそんなに怒るのら〜?」[汗]
ヤシチ「この運動会でビリになると、もう1度1年生からやり直しだとエンマ先生から言われてな・・・1番弱そうなミルモたちにも負けたら、落第確実だぁ! 何としてもアイツらだけには勝たなくては・・・待てよ、そういえば日曜日は・・・あはっあはっあーっはっはっはっは!!」
サスケとハンゾー「・・・」[汗]

楓たちの学校では楓が選手に選ばれた。

楓の家
ミルモ「え〜〜〜っ!! こっちの学校の運動会で選手に選ばれただと〜っ!?」
楓「うん・・・」
ミルモ「妖精学校の運動会もあるのに、何で断らなかったんだよー!!」
楓「結木君が頑張れよって言ってくれたんでつい・・・^^」
ミルモ「ついじゃねー!! お前がいないと俺のチームはリルムと俺だけになっちまうんだぞ!!」
楓「それは・・・ん〜・・・」
楓は困ってる。

由美の家
由美の服装・・・上はオレンジ、下は薄紫のミニスカート。
由美「へぇ〜・・・そっかぁ〜☆ ヤシチ、頭いいじゃないの!! 南楓が妖精学校にいないで、ミルモとリルムだけなら、絶対にビリ間違いなしね!!」
由美はウインクした。
サスケ「これでアニキは落第にならなくていいぜ☆」
由美「本当ねぇ〜♪ 安純ちゃんも上手くやってくれたようだし・・・南楓はかなり運動音痴だから、人間界の方でも競技は全部ビリ・・・間違いなしだわ☆」
サスケ「本当にオイラたちはついてるぜ^^」
由美「サスケ、絶対にミルモのチームには勝てよ!! そして、アイツらをビリにさせるんだ☆」
サスケ「ありがとうだぜ!! 絶対にビリにさせるぜ!!☆」

日曜日
楓の学校の運動会が始まった。
司会「えー、本日はお日柄も良く、誠にめでたい運動会日和となりました・・・」
男子と女子は別々に並んでいる。楓は自分のマグカップを持っている。楓の後ろに並んでいる悦美が
悦美「ねぇ楓、何でそんな物持ってるのよ?」
楓「う、うん、ちょっとね・・・^^;」
司会の話は続いている。
結木「・・・」
・・・「結木君!!」
松竹の声。
結木「!」
隣にいる松竹。
松竹「君には絶対に負けないよ!! 僕の白組が優勝して、南さんにいいところを見せるんだ。あれ? でもそれだと・・・南さんも赤組だから、南さんにも勝ってしまうことになるぞ〜・・・ど、どうしたらいいんだーーー!!」
平井「坊ちゃま、開会式が終わっていますが・・・」
松竹「え?」
周りにはもう、誰もいなくて、後ろのテントのところに生徒がいる。
松竹「・・・・・・フッ!」
松竹はカッコつけた。
平井「あっ・・・^^;」

放送してる人「第一種目、100メートル走です!」
由美と拓斗は保護者やお客さん専用のテントにいる。
由美の服装・・・上は赤紫、下はかなり短い青の半ズボン、靴下は茶色。
拓斗の服装・・・上は黒、下は紺色の長ズボン。
由美は楓を見てる。
由美「(いたいた!! サスケたち、ファイト!!)」
拓斗「・・・?」

審判「位置について、よーい・・・」
ドンッ!
楓は走っている。
楓「はぁ、はぁ、はぁはぁ・・・」

結木「頑張れ!! 南!!」
安純はお弁当を持ってきて
安純「結木く〜ん♪ お弁当作って来たの^^」
安純は結木にあ〜んしている。
結木「いや、まだ始まったばっかりだし・・・^^;」

由美「アイツ、脚遅すぎ〜!!」
由美はわざと、大きな声を出して言った。
拓斗「・・・」
拓斗は由美を見た。

楓はゴールして歩きながら
楓「はぁはぁはぁ・・・」
男の生徒「こっちに並んでください」
楓「あっ、私行かなくちゃいけないから・・・」
男の生徒「え?」
楓はさっと行って、学校の裏に隠れる。楓はマグカップを下に置き、マイクを持つ。
楓「急がなくちゃ・・・」

妖精界
タイク「それでは、第一種目の「魔法大玉ころがし」の説明をする!! この競技は、この玉を魔法を使って動かして、3人が順番に運ぶ競技だ!! 魔法で動かせなかった者は、担いで運んでもいいぞ!!」
リルム「楓様、遅いですわぁ・・・」
ミルモ「間に合わなかったら、ただじゃおかねーからな・・・」
ミルモはイライラしている。
ヤシチ「へへへへ〜、ミルモめ、困ってるな・・・」
サスケ「アニキの作戦、バッチリだぜ!!」
ハンゾー「なのら〜^^」
ヤシチ「これでビリはミルモたちに決まったな・・・」
ヤシチとサスケとハンゾー「あーっはっはっはっは!!」
楓は通る。
楓「遅くなってごめーん」
ヤシチたちは倒れた。
ミルモ「遅えぞ、楓!!」
リルム「でもよかったですわ^^」
ヤシチ「くぅ〜〜〜・・・安純の役立たずめぇ!! こうなったら何が何でも勝ってやる!!」

タイク「用意で、ドン!!」
ミルモ「ミルモでポン!!」
ヤシチ「ヤシチでポン!!」
ムルモ「ムルモでポン!!」
アンナ「アンナでポン!!」
皆、進む。チャイはボールを蹴って進む。ミルモはゴールした。
サスケ「アニキー、早くだぜー!!」
ミルモ「頼んだぞ!!」[汗]
リルム「お任せください^^ リルムでポン!!」
ポンッ・・・アニメ通りに、玉に顔が出来た。ボールはどこかに行く。リルムは追いかける。
リルム「あ〜ん、何所行くんですのぉ!?」
サスケは上手に進む。
リルム「うわぁっ!!」[白目]
リルムはボールに追いかけられている。インチョやパピィも進んでいる。
サスケ「ハンゾー、頼んだぜ・・・」
ハンゾー「任せるのら〜っ!! ハンゾーでポン!!」
玉が浮いた。
ハンゾー「うわ〜! できたのらぁ!! 初めて浮かんだのらぁ!!^^」
ヤシチ「喜んでないでさっさと運べ〜〜!!」[白目]
ハンゾーは進む。
ハンゾー「はいなのら〜^^」
リルム「うわあぁぁ〜〜!!」
リルムは玉と一緒に転がっている。目が回っている。
楓「・・・」[汗]
リルムはゴールした。
リルム「楓様、お願いします・・・」
楓「任せて!! えい、えい、!! あれ?」
マイクを持って言っている。
ミルモ「何してんだ? お前のマイクは応援専門だろ!?」[白目]
楓「あ、そうか・・・・・・って、どうしよ〜!!」
ミルモ「担いで走れ!!」[白目]

楓は担いで走っている。
楓「お、重い・・・」[汗]
ハンゾーはゴールに近い。ヤシチとサスケはゴールのところにいる。
サスケ「いいぞー、ハンゾー!! トップでゴールだぜー!!」
ヤシチ「すまん・・・お前たちがここまでやるとは・・・」[涙]
ハンゾー「ポーン、ポンなのら〜^^」
風が吹く。
ハンゾー「ん?」
ボールが風と一緒に行ってしまった。
ハンゾー「何処かへ行ってしまったのらぁ・・・」
ヤシチとサスケは倒れた。

結果は、ヤシチ・サスケ・ハンゾーチーム0点、ミルモ・リルム・楓チーム1点。

楓「はぁ、はぁはぁはぁ・・・」
ミルモ「まぁ、楓にしちゃ上出来だな」
リルム「感動しましたわー^^」
楓「そ、それじゃ、行かなくちゃ・・・^^;」

楓たちの学校
放送「次は、赤組対白組のリレーです」
ドンッ。選手は走り出した。
悦美「楓ったら何してるのよぉ・・・」
楓「ただいまぁ・・・」
悦美「楓!! もうリレー始まっちゃってるよ!!」
楓「ええぇぇぇ〜〜!?」
悦美「ほら、急いで急いで・・・」
楓「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

妖精学校の運動会の障害物競走。

楓たちの学校の運動会の障害物競技。

妖精学校の運動会のおしくらまんじゅう競技。

楓たちの学校の運動会で楓が「折り畳み傘を貸してください」と言っている。

妖精学校の運動会の踊り。楓は完全に目が回っている。

楓「も・・・もうダメ・・・」
楓は目が回っていて、倒れている。
ミルモ「だらしねーぞ、これくらいで・・・」
楓「そんなこと言ったって・・・」
リルム「楓様は掛け持ちですから、お辛いんですわ・・・。何とかなりませんか? ミルモ様・・・」
ミルモは携帯を出した。
ミルモ「仕方ねーなー・・・」

ミモモ「それなら、これなんていかがでしょう?」
ミモモの横にはくりそつ粘土がある。
ミモモ「商品番号222、「くりそつ粘土」!! これは自分の分身を作れる粘土だよ!」
ミルモ「そいつだ!! それを人間界へ送ってくれ!!」
ミモモ「まいどありー^^」

楓たちの学校の倉庫(跳び箱やマットなどがある)。
ミモモは楓の目の前にある跳び箱から出てきた。
楓「!! うわぁ!!」
ミモモ「お届け物です・・・」
楓「・・・」[汗]「これがくりそつ粘土?・・・どうやって使うの?」
ミモモ「笑って顔を近づけて・・・」
楓はニコと笑った。
楓「こう?^^」
ミモモが楓の顔にくりそつ粘土をくっつけた。
楓「はぐんんんん〜〜!!」
楓の顔くりそつ粘土から放れた。楓は倒れた。
楓「何するの〜?」
ミモモ「出来上がり〜」
楓「へ?」
くりそつ粘土には楓のニコっとした顔がある。くりそつ粘土は楓の姿になった。
楓「すっごーい!!」
ミモモ「粘土の頭をぶつけないように・・・」
ミモモは帰った。
楓「それじゃあ、こっちの運動会はお願いね!」
くりそつ粘土「ヘラヘラ・・・ヘラヘラ・・・^^」

CM

楓たちの学校の運動会
ある女子生徒が走り高跳びを簡単にできた。歓声が高い。
審判「次、赤組の南楓!」
楓は来ない。
審判「南楓はいないのか?」
悦美「楓ったらまたいなくなってる〜・・・」
審判「いなければ、南楓は失格にするぞ!!」
楓(くりそつ粘土)がやって来た。
悦美「あー!! 楓!! 先生、楓が来ました!!」
悦美は楓のところに来る。
悦美「もー!! 何所行ってたのよ!? もう少しで失格になるところだったんだからー!!」
くりそつ粘土「ヘラヘラ、ヘラヘラ^^」
悦美「とにかく、ダメでもいいから跳びなさいよ!!」
くりそつ粘土「ヘラヘラヘラヘラ〜、ヘラヘラヘラヘラ〜^^」
くりそつ粘土は簡単に跳んだ。
悦美と女子生徒「・・・」[ボーゼン]

綱引きをしている。くりそつ粘土は1番後ろにいる。くりそつ粘土は立ったまま。
悦美「楓も引っ張ってよ〜!!」
くりそつ粘土が引っ張り、一気に赤組の方に引っ張られる。
くりそつ粘土「ヘラヘラヘラヘラ〜^^」
女子生徒「うわあぁぁ〜〜」

安純は結木にアルバムか何かの本を見せている。
結木「・・・」
安純「これがハワイに行った時の写真で〜^^」
結木は困っている。
生徒たち「うおぉ〜〜!!」
結木「!」
くりそつ粘土は玉入れの玉を簡単に入れている。

結木「へぇ・・・南の奴、結構やるなぁ・・・」
安純「ん〜〜〜」[怒]
安純は本を口に加えている。

拓斗「・・・」
由美「な、何故急に?? 運動音痴の南楓が・・・」[汗]

妖精学校
楓「もう1人の私、ちゃんとやってるかなぁ・・・」
ミルモ「今はそんな心配してる場合じゃねーだろ!! このままじゃ、ビリっけつになっちまうんだぞ!!」
楓「あ〜ららっ・・・」[汗]
ヤシチ・サスケ・ハンゾーチーム43点、ミルモ・リルム・楓チーム17点(見事にビリ)。
ムルモ「お兄たまと一緒じゃなくてよかったでしゅ!!」
パピィ「あたちのお蔭よね」
ムルモ「何言ってるでしゅか!? 僕のお蔭でしゅよ!」
パピィ「あたちのよ!」
ライチがムルモとパピィの間に急に入ってきた。
ライチ「ねぇねぇ」
ムルモとパピィ「うわぁ!!」[汗]
ライチ「やっぱり2人って付き合ってるの?」

結果表・・・ガビン・アンナ・インチョチームトップで217点、2位はペータ・ビケー・マンボチーム182点。
インチョ「トップですか〜」
メガネが光った。
インチョ「ま、当然ですね!」
ガビン「だけどもう、上には行けないよ・・・」
インチョ「・・・」[汗]
ガビン「後は落ちるだけなんだ・・・」
アンナ「考え過ぎよ」

マンボ「よぉーし、2位だ!! 絶対トップになるぞ〜!!」
マンボは燃えている。
ビケー「そう言ってなれなかったら、カッコ悪いけどね」
ペータ「うん。カッコ悪いだべ」
マンボは顔が大きくなって
マンボ「カッコ悪いって言うな〜〜!!」[涙]

サスケ「最下位じゃないぜ、アニキ〜!!」
ヤシチ「まだ分からんぞ、油断するな!! あはーははは、あーっはっはっは!!」
ハンゾー「すっかり油断してるのらぁ・・・」

妖精学校の運動会の競技。
ヤシチチーム48点、ミルモチーム26点。

ヤシチチーム54点、ミルモチーム48点。

楓たちの学校の運動会
走り幅跳びとしている。
くりそつ粘土「ヘラヘラ、ヘラヘラ^^」
審判「はい、次!!」
くりそつ粘土「ヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラ〜^^」
くりそつ粘土はものすごく跳んだ。
審判「えぇ??」
ものすごくビックリしている。結木や悦美や皆は楓(くりそつ粘土)のところに集まっている。
悦美「すっごーい!! どうしちゃったの〜!? 楓!!」
結木「南って、こんなに凄かったのか・・・」
安純はバナナを食べている。
安純「(このままじゃ、南楓のワンマンショーになっちゃうわ・・・何とかしないと・・・! そうだ!!)」
審判「それでは、2回目のジャンプを始めてくださーい!!」
くりそつ粘土は走り出した。安純はバナナを食べ終えて、バナナの皮を落とした。くりそつ粘土は見事に滑って、顔が砂にハマった。結木、安純、悦美は楓のところに来る。
悦美「か、楓っ!?」
結木「大丈夫かー!? 南」

由美「安純ちゃん、ナイス!!」
由美は指を鳴らした。
拓斗「ナイスって・・・」
由美「(ふんっ! こっちがトップでも、妖精学校ではビリじゃないの! ミルモとリルムだけだし☆☆ ヤシチは落第にならなくてすむし・・・)」
拓斗「・・・」

安純「ごめんなさーい♪ ゴミ箱に捨てようと思ったら、手が滑っちゃった〜^^」
くりそつ粘土が安純の目の前に起きた。安純は楓(くりそつ粘土)の表情がニコニコだから、ビックリしている。
安純「!! 本当よ・・・」[汗&顔真っ青]
くりそつ粘土「ヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラ^^」

食べる競技。女子生徒がぶら下がっているドーナツを食べようとしたら、くりそつ粘土が食べた。

100メートル走でもあっという間に1位にゴールしたくりそつ粘土。歓声が大きい。
安純は鉢巻を口に加えて、鬼のような顔で怒っている。
悦美「楓、凄過ぎ・・・」
安純「んもう、何て奴なのかしら・・・」[怒]
結木「アイツ・・・」

拓斗「楓さん・・・」
由美「何で何で何で・・・!?」[怒]

くりそつ粘土「ヘラヘラ^^」
結木「おい、南!」
くりそつ粘土「ヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラ、ヘラヘラ^^」
結木は楓(くりそつ粘土)の手を持って
結木「ちょっと来い」
結木は楓(くりそつ粘土)を学校の中に連れて行く。
安純「あ・・・」

結木は止まって
結木「なぁ南、お前、ミルモに魔法使わせてるんじゃないか?」
楓(くりそつ粘土)の頭の動く音が変になってる。
結木「いくら勝ちたいからって、それは反則だぞ・・・何とか言えよ!!」
楓(くりそつ粘土)の頭の動く音が酷くなってる。
結木「・・・」[汗&顔真っ青]「お前、南じゃないな?」
楓(くりそつ粘土)が緑色に戻った。

安純「結木君ったら、南楓を連れて何所に行っちゃったのかしら? あっ!! 」
結木が安純の方へ走る。
安純「結木く〜ん!!」
結木「逃げろ、日高!!」
安純「へ・・・?」
くりそつ粘土がドロ〜となって、流れて来る。
安純「あぁぁ〜〜〜〜!!」
結木と安純は逃げる。
安純「何なの、これ〜〜??」

妖精学校の運動会
ミルモチームとヤシチチームは同点(60点)。

そして、最後の競技の「魔法ムカデ競争マラソン」が始まる。ビリはマイナス100ポイント、他は0ポイント、1位は200万ポイント。

タイク「それじゃ、スタートするぞ!! 用意で、ドン!!」
生徒「いちに、いちに、いちに、いちに・・・」
ミルモチーム「いちに、いちに、いちに・・・」
ヤシチチームはミルモチームの後ろにいる。

ヤシチ「しっかり狙えよ・・・」
サスケが1番前にいる。
サスケ「合点承知!!」
ハンゾー「なのら^^」
サスケ「えいっ!!」
サスケは弾みたいな物を撃った。ミルモチームより、前に跳ぶ。

弾は落ちて、ガビン・アンナ・インチョチームは弾を踏んだ。
インチョ「あっ!」
ガビンとアンナとインチョ「うわあぁぁ〜〜」
インチョ「うわ〜〜!! 何ですかこれは〜〜!!」

サスケ「・・・」[汗]
ヤシチ「コラー!! しっかり狙わんかー!!」
ミルモチーム「いちに、いちに、いちに・・・」
サスケは弾をどんどん撃つ。

ペータ・ビケー・マンボチームも弾を踏んだ。
マンボ「う、動かねーぞぉ!!」
ビケー「カッコ悪いなぁ・・・」
マンボとペータは弾を取るのに必至なのだが、ビケーだけカッコつけていて、弾を取ろうとしてない。

ムルモとパピィは弾で顔がくっついている。皆、弾を踏んでしまって動けない。
ミルモチーム「いちに、いちに、いちに、いちに、いちに・・・」

ヤシチ「しっかり狙えと言っただろ!!」
ハンゾー「もう弾がないのらぁ・・・」
ヤシチ「何ぃ〜!? お、追えー!! 追い抜けー!!」[汗]

ミルモチーム「いちに、いちに、いちに、いちに・・・」
リルム「これなら優勝間違いなしですわー^^」
ミルモ「だな」
RRRR〜♪ ミルモの携帯が鳴った。
ミルモ「ん? この忙しい時に誰だぁ?」
ミモモが携帯に出た。
ミモモ「ちょっと、くりそつ粘土に何したの?」
楓たちの学校の運動場はくりそつ粘土の海になっていて、生徒がのみこまれてる。悦美が携帯の画面に載っている。
ミモモ「暴走して大変なことになってるよ!!」
楓「うわっ! 悦美!!」
リルム「大変ですわ!!」
ミルモ「こいつはまずいな・・・。しょうがねぇ。人間界へ行って粘土の暴走を止めるんだ!!」

ミルモとリルムと楓はコースを外して、空を跳んでいる。
サスケ「あれ? アニキ、ミルモたちがコースを外れていくぜ・・・」
ハンゾー「トイレなのら?」
ヤシチ「何にしろ、これで拙者たちの優勝だぁ!! あはーっはっはっは^^」
ヤシチとサスケとハンゾー「あーっはっはっはっは!!」
だけど、そこには矢印と違う逆の道を行くヤシチチーム。

楓たちの学校の運動場
生徒「うわあぁぁ〜〜〜」
??「何これ〜?」
ミルモたちは運動場に着いた。
楓「うわぁ〜!! 凄いことになってるぅ!!」
安純「や〜ん、助けて〜!!」[涙]
松竹「平井〜!!」[涙]
平井「坊ちゃま〜!!」
由美「もうヤダ〜!!」[涙]
結木と拓斗は冷静になってる。
ミルモ「楓!!」
楓「うん!! ミルモンミルモンプリクリム・・・お願い、ミルモ、皆を助けて!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。くりそつ粘土は元の形に戻った。
楓「やったぁ!!」

妖精界
ヤシチチームは、やっと元の道に戻った。
ヤシチチーム「ハァハァハァハァ・・・」
ハンゾー「やっと戻って来れたのら〜」
サスケ「道を間違えてなけりゃ、特区にゴールしてたぜ・・・」
前からヤシチ・ハンゾー・サスケの順。
ヤシチ「誰のせいだ〜!?」
サスケとハンゾー「アニキ〜」
2人ともヤシチを睨んでる。
ヤシチ「・・・ま、細かいことは気にするな」[汗]
・・・「いちに、いちに、いちに、いちに・・・」
ミルモチームの声。
ヤシチチーム「ん?」
ミルモチームがやって来た。
ミルモチーム「いちに、いちに、いちに、いちに・・・」
ヤシチ「ゲッ、ミルモ!!」
ヤシチチームは走る。
ヤシチ「急げ〜!! ミルモたちを先にゴールさせるなぁ!!」
サスケとハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」
ミルモ「うおぉぉぉ〜〜〜!!」
ミルモチームも走る。
サスケ「追いつかれるぜ〜アニキ〜!!」[汗]
ヤシチ「負けてたまるかぁ〜〜!!」
サスケとハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」
ミルモ「うおぉぉぉ〜〜〜!!」
ミルモチームとヤシチチームは競争している。
エンマ「帰ってきたなぁ」
タイク「ラストスタートだぁ!!」
ミルモチームとヤシチチーム「うおぉぉぉ〜〜〜!」
ゴールした。エンマは写真を撮った。
タイク「ど、どっちが勝ったんだ?」[汗]
エンマ「写真判定じゃ」
写真が出てきた。ミルモ、楓、ヤシチ、エンマ、タイクは写真を見た。
エンマ「ボンボンの差でミルモ君たちの勝ちじゃ!!」
ミルモとリルムと楓「やったぁ!! 優勝だぁ〜!!^^」
ヤシチ「ら・・・落第決定だ・・・」
ヤシチは真っ白に固まった。サスケとハンゾーは目が回ってる。

人間界
楓は結木と一緒に帰ってる。ミルモは楓の肩に、リルムは結木の肩にいる。
結木「そうか。妖精学校と運動会が同じ日だったのか・・・」
楓「うん」
結木「でも、魔法を使って何とかしようとするなよ。もう少しでバレるところだったぞ・・・」
楓「ごめんなさい」
ミルモ「だから俺は反対したんだ!!」
楓「そうだっけ?」
楓「うぅ・・・」[汗]「あぁ・・・明日もいい天気になりそうだなぁ・・・^^」
リルム「でも結木様はよくあれが楓様のコピーだと分かりましたね?」
結木「それは・・・分かるさ・・・」
楓「え?(結木君、そんなに私の事、見てくれてるの?)」[赤面]
楓は完全に顔が真っ赤になって
楓「(どどど・・・どうしよ〜)」
結木「(・・・普通、分かるだろ。あんなの見たら)」

−−−回想−−−
くりそつ粘土(楓)の頭が動いている場面

妖精界
ヤシチ「嫌だぁ〜!!落第は嫌だぁ〜!!」
結果表はヤシチチームは60点でビリ。
ヤシチはエンマの服を持つ。
ヤシチ「エンマ先生、何とかしてほしいのだ〜!!」[号泣]
エンマ「ダメじゃ」
ヤシチ「そんなぁ〜〜!!」
サスケはヤシチのほっぺとツンツンする。
ヤシチ「あ?」
サスケ「これからは同級生だぜ、ヤシチ!!」
ハンゾー「よろしくなのらぁ!!^^」
ヤシチ「びぇ〜〜!! 落第なんて嫌なのだぁ〜〜!!」

終わり

【リルムの大切な日】、【なんと、ミルモがワルモ団!?】には、出てきません。
次は、【オラ、キンタだす!】です。


■ アニス (122回/2012/12/02(Sun) 15:20:22/No4989)

【ムルモのライバル、パピィがいばる】には、登場しません。

第37話【サヨナラ、安純】

ヤシチは外にいて、魔法で人間の女の子のスカートをめくり、パンツのスケッチをした。

安純の家
安純「ただいまぁー。・・・ヤシチィ〜!!」
部屋はかなり汚い。
安純「部屋の掃除、しといてって言ったのにぃ〜!! 服もアイロンかかってないじゃない!! んも〜、ヤシチ〜、何所行ったのよ〜!!」[白目]
下に何かが落ちた。
安純「ん?」
パンツの絵ばかり。
安純「パンツ、パンツ、パンツ・・・ヤ〜シチ〜!!」[白目]
安純の家の中に雷が鳴った。

安純は自分で掃除をしている。ゴミを拾ったり、掃除機をかけたり、アイロンをかけたりしている。
安純「たくー・・・何で私が〜」
ヤシチは安純の部屋の窓から帰って来た。
ヤシチ「おぉ安純、掃除中かぁ。これは珍しいなぁ!!」
安純「何ですってぇ!?」[白目]
ヤシチ「ん〜・・・拙者のメモは何所だぁ?」
安純「パンツのメモなら捨てたわよ!!」
ヤシチ「す、捨てたぁ・・・?」
ヤシチは真っ白に固まってしまった。
ヤシチ「拙者が苦労して集めたパンツ観察メモ、すっ、捨てただとぉ!?」
安純「当然でしょ〜。あんな嫌らしいメモ描いてる暇があったら、南楓をやっつける手でも考えなさいよね〜!!」
ヤシチ「あれは拙者の命にもかえがたい大切なメモなのだぞー!!」
安純「うるさい!! このスケベ妖精!!」
ヤシチ「何ぃ〜!? もはやこれまでだな・・・」[怒]「このような家にはもう住めん!! 拙者は出て行くぞ!!」
安純「あ〜らそう・・・。上等じゃない!!」
安純は窓を思いっきり開けた。
安純「さぁ、遠慮なくどうぞ!!」
ヤシチは荷物とマグカップを持った。
ヤシチ「世話になった。もう二度と戻らん!!」
安純「はい、ご勝手に」
ヤシチは団扇を持って、空を飛ぶ。
安純「戻って来ても入れてやらないからね!!」
ヤシチ「誰が戻るかー!! 絶対に戻らん、二度と戻らんからな〜!!」
安純は窓を思いっきり閉めた。
安純「フンッ!!」
家の中はし〜んとしている。
安純「・・・」

サスケとハンゾーは団扇で飛んでいる。安純の家に向かってる。安純の家の窓の所に来た。しかし、窓が閉まってる。
サスケ「あれ? 窓が閉まってるぜ」
ハンゾー「アニキを呼ぶのら!! アーニキ〜!!」
サスケ「窓を開けてほしいぜ〜!!」
サスケとハンゾーはノックをする。
サスケ「アーニキー!!」
ハンゾー「遊びに来たのら〜!!」
突然、安純はサスケとハンゾーの前に出てきて、窓を酷く開けた。安純はかなり怖い鬼のような顔をしている。白目の中が充血している。
安純「あぁ〜!!」
サスケとハンゾー「いやぁぁ〜〜!!」
安純「いいところに来たわねぇ・・・」

ヤシチは飛んでいる。
ヤシチ「ハァ〜・・・勢いで出て来てしまったが、何所へ行けばいいのやら・・・」
ポツ・・・
ヤシチ「あ?」
雨が降ってきた。
ヤシチ「あぁ、あぁぁぁ・・・」

楓は鞄を傘代わりにして走ってる。
楓「あぁぁぁ〜やっぱ、傘持って来ればよかったよ〜!! ハァハァ・・・」
楓は図書館の屋根の所で雨宿りする。ヤシチが楓の隣に来た。
楓「ん・・・ヤシチ?」
ヤシチ「あ? あぁぁー南楓!!」
楓「どうしたの? その荷物・・・」
ヤシチは楓と目を逸らして
ヤシチ「・・・な、何でもないのだ・・・。放っておけ!!」[赤面]
楓「・・・」

ミルモ「何でだぁー!? 何でヤシチが家(うち)に来るんだよー!!」
ヤシチはびしょ濡れになってる。正座をしている。
ヤシチ「・・・」
楓「だって、日高さんの家を飛び出して来たって言うんだもん。はいヤシチ」
楓はヤシチにタオルを渡す。
ヤシチ「忝い!」[赤面]
ヤシチはタオルで顔を拭く。
ミルモ「フンッ、どーせ安純に追い出されたんだろ!?」
ヤシチ「そうではない!! 拙者から出てきたのだ!!」
楓「と言うわけで今夜はヤシチを家(うち)に泊めるから、仲良くしてね、ミルモ^^」
ミルモ「じょ、冗談じゃねぇぞ〜!!」
グレートブイチョコの絵が出てくる。
ミルモ「今夜はこのグレートブイチョコを食って寝る予定なんだ!! わざわざお菓子デパートから取り寄せたのに、ヤシチが泊まったら掟で食えねぇじゃねぇか〜!!」[白目]
楓「困った時はお互い様でしょ。ヤシチ、遠慮なく泊まってね^^」
ヤシチ「忝い・・・」
ミルモはグレートブイチョコを抱いて
ミルモ「嫌だぁ〜!! 今夜はこれと寝るんだぁ〜!!」[涙]
楓とヤシチ「・・・」[汗]
ミルモ「うわあぁぁぁ〜〜〜!!」[涙]

安純の家
サスケとハンゾーは座った。
サスケとハンゾー「ハァ〜ア〜・・・」[汗]
サスケ「やっと片付いたんだぜ〜」[汗]
ハンゾー「ヤシチのアニキ、何所行ったのら?」
安純は窓から外を見ている。外は相変わらず雨が降っている。
安純「・・・全くもう、何所ほっつき歩いてんのよ!!」
安純は窓を閉めた。
安純「・・・」
安純は窓を少しだけ開けた。

サスケは由美の部屋の窓から入った。サスケはとても疲れている。
サスケ「ハァ〜・・・今日は疲れたぜ〜」
由美「お帰り〜」
由美はベッドの上でごろんとしていて、マンガ本を読みながらクッキーを食べている。
由美の服装・・・上は白色のベストで中はレモン色(当然、季節からして長袖)、下は黄緑のミニスカート。白の靴下を履いている。
サスケは由美のベッドの枕の上でぐた〜となる。
由美「どうしたの? 何だか、疲れてるみたいだけど」
サスケ「安純に掃除させられたんだぜ・・・。オイラ、疲れたぜ〜・・・」
由美「んなことだろうかと思ったよ。アイツの言うことなんか聞くなよ」
サスケ「だって、アニキがいなかったんだぜ」
由美「は? 何で?」
サスケ「安純とケンカして安純ん家を飛び出したんだぜ」
由美「えぇ!? それってやっぱり、ヤシチにも限界が来たんだと思うわ。ヤシチ、安純ちゃんにコキ使われてばかりだったからなぁ〜・・・ヤシチ、可哀そうに・・・」
由美はヤシチに同情している。
サスケ「明日からはオイラとハンゾーが安純からコキ使われるんだぜ・・・」
由美「何でよ!? そんなことする必要ねぇだろ。 サスケは私のパートナーなんだから!!」

拓斗の家
拓斗の服装・・・上は青、下は紺色の半ズボン、白の靴下を履いている。
拓斗「ヤシチが安純さんの家を飛び出した!?」
ハンゾー「そのせいで僕とサスケが安純にコキ使われたのら!!」
拓斗「ハンゾー・・・」
ハンゾー「明日、アニキに会えるかなぁ〜・・・」
拓斗「そうだな・・・。だけどハンゾー、今日はもうゆっくりしろよ。俺、お前が心配なんだよ」
ハンゾー「どうしてなのら?」
拓斗「お前は俺のパートナーなのに、安純さんに掃除させられてるからだよ。殴られて帰って来た時も・・・。ごめんな、ハンゾー・・・俺、何も出来なくて・・・」
ハンゾー「拓斗・・・」[涙目]「何を言ってるのら!! 拓斗は僕にいつも優しいのら^^ もう十分なのら^^」
拓斗「ハンゾー・・・。困ったことがあったら、何でも言ってくれ」
ハンゾー「ありがとうなのら^^ 拓斗は本当に優しいのら〜☆ 安純とは大違いなのら♪ 僕は本当に幸せなのら^^」
拓斗「・・・ありがとう。・・・俺、ずっと思ってたんだよ。ヤシチももう、限界じゃないかと」
ハンゾー「僕もそう思うのら!! だから拓斗も今は僕のことよりも、アニキのことを心配してほしいのら・・・」
拓斗「ハンゾー・・・」


楓の家
ヤシチは目を覚ました。
ヤシチ「んん〜・・・」
グレートブイチョコを抱いて寝ているミルモと普通に寝ている楓。
ミルモ「グレートブイチョコ♪」
ミルモは寝言を言ってる。
ヤシチ「・・・」

翌朝
楓は目を覚ました。ミルモの横にはチョコが溶けてる。布団にはヤシチの姿がない。
楓「あれ? ヤシチ?・・・日高さん家に帰ったのかなぁ?」

ヤシチは一休みすると言って、公園の奥に隠れてマグカップの中で寝る。犬のベベがヤシチのマグカップを拾う。飼い主の女の人の姿が見えた。

登校中、楓がリルムと結木にヤシチと安純のことを相談している。そして、安純が楓の頭を蹴って、結木にしがみ付く。

ヤシチは理恵から呼び出された。

ミルモと楓とリルムは街を歩きながら、ヤシチを探してる途中に、ヤシチと理恵が楽しそうに話してるのを3人は見た。そして、安純も見た。

CM

安純の家
サスケとハンゾーは安純の家の掃除をしている。サスケはモップの上に乗っていて、ハンゾーは箒を頭の上に乗せて、バランスを取っている。
サスケ「あ〜あ、ヤシチのアニキ、いつ帰ってくるんだぜ?」
ハンゾー「もう掃除も飽きたのら〜」
安純は帰って来た。
サスケとハンゾー「ん?」
安純は前髪で目が隠れている。
サスケとハンゾー「うわあぁぁぁ〜〜〜!!」
サスケとハンゾーは早速、取り掛かる。
サスケ「あ、安純、もうすぐ終わるだぜ!!^^;」
ハンゾー「もうちょっとなのら!!」
安純「・・・もう帰っていいわよ」
サスケとハンゾー「はぁ〜い^^ え?」
安純「・・・」
サスケとハンゾー「ん〜?」
サスケ「! わかった!! アニキが帰ってきたんだぜ!!」
ハンゾー「うわぁ〜、何所にいるのら〜?」
安純「ヤシチはいないわ・・・」
サスケとハンゾー「え?」
安純「もう帰って来ないの・・・」
サスケとハンゾー「えぇぇぇ〜!?」
サスケ「どうゆうことなんだぜ?」
安純「ごめんね・・・」
安純は悲しそうに言った。
サスケとハンゾー「・・・」

楓の家
楓は電話で結木にヤシチが別の人と暮らしてることを話す。リルムは楓の肩に乗ってる。

ミルモは楓の部屋でチョコを食べている。
ミルモ「あ〜んんんん・・・たくー、ヤシチなんて放っておけばいいじゃねぇか〜」
・・・「放っとかないで」
・・・「ほしいのら〜」
サスケとハンゾーの声。
ミルモ「ん?」
サスケとハンゾーは窓の所にいる。当り前のように、2人とも、手ぶら。
ミルモ「サスケ、ハンゾー・・・」

ミルモ「成る程・・・。そうゆう訳かぁ・・・」
サスケ「だぜ・・・」
ハンゾー「ヤシチのアニキ、何所行ったのら?」
ミルモ「全く、子分にも何も言わずに、ヤシチの奴・・・」
ミルモはサスケとハンゾーを見る。
サスケとハンゾー「・・・」
ミルモ「・・・ちぇっ、しょーがねぇな〜」
サスケとハンゾー「え?」
ミルモ「俺もちょっと気になることがある。今回だけは協力してやるぜ」
ミルモはハナナを出して、サスケとハンゾーはミルモに付いて来る。

楓「うん、じゃあ明日、学校で相談ね。ありがとう」
楓は電話を切った。
リルム「よかったですね、楓様^^」
楓「うん^^」
楓は部屋に戻る。
楓「ミルモー、結木君がねー・・・あれ? ミルモ?」
ミルモはいない。楓の部屋のテーブルの上にはミルモのチョコしかなかった。

ミルモとサスケとハンゾーは空を飛んでる。
ハナナ「ハナハナ〜」
ミルモ「よぉ〜し、近いぞ〜!!」
ミルモたちは真っ直ぐ進む。
ハナナ「ハナ〜!!」
ミルモ「あのマンションか!?」
マンションの中には理恵とヤシチとベベの姿が見える。
ハンゾー「あ〜!!」
ヤシチは幸せそうにべべといる。
ハンゾー「アニキなのら〜!!」

理恵「初めて作ったから自身ないけど・・・はい^^」
理恵は手作りかりんとうをたくさん手に持っている。
ヤシチ「おぉ〜☆ 手作りのかりんとう☆☆」
ヤシチは目をキラキラしていて、かりんとうのところに来る。
ヤシチ「いっただっきまぉ〜す!! あんっ・・・☆ 美味いぞ〜!!」
富士山の絵が出てきた。
理恵「本当!? 今度はいっぱい作るからね、麦茶の妖精さん^^」
ヤシチは幸せそうに食べている。
・・・「ヤシチのアニキー!!」
サスケとハンゾーの声。
ヤシチ「ん?」
そこには、ミルモとサスケとハンゾーの姿。
ヤシチ「サスケ、ハンゾー」
サスケ「アニキ〜」
ハンゾー「何も言わないで何処かに行くなんて酷いのら〜」
理恵「・・・わぁ☆ 妖精さんがいっぱ〜い!!」

理恵はお茶とチョコ、クッキー、などのお菓子を出している。
理恵「遠慮しないでたくさん食べてね^^」
サスケ「い、いただきます・・・」[赤面]
ハンゾー「なのら・・・」[赤面]
サスケとハンゾー「あ〜ん」
ヤシチ「サスケとハンゾーはともかく、何でキサマまで来たのだ!?」
ミルモ「付いて来たんじゃねぇよ」
ミルモはチョコを食べながら言う。
ヤシチ「・・・」
理恵「ふふふふ^^」
RRRR・・・理恵の家の電話が鳴った。
理恵「あら、電話みたい・・・。ちょっとごめんね」
理恵は部屋から出た。
サスケ「流石はアニキ、今度のアジトはものすごくいいぜ」
ヤシチ「まぁな」
ハンゾー「でも、安純はちょっと元気がなかったのら〜」
ヤシチ「え?」
サスケ「そうだな〜・・・。安純はどうするんだぜ? アニキ」
ヤシチ「そ、それはいいのだ!!」[汗]
ミルモ「ん〜〜じゃあ、安純の所には戻らねぇんだな?」
ヤシチ「・・・」
ミルモ「1度に2人の人間とはパートナーになれねぇって掟があるんだ。安純と別れる覚悟は出来てるんだろ〜な?」
ヤシチ「・・・」[汗]

由美の家
由美の服装・・・上は赤、下は水色の長スカート、白い靴下を履いている。
由美「へぇ〜ヤシチは理恵さんって人のパートナーになったんだね☆」
サスケ「そうだぜ!! お菓子もいっぱいくれたし、すっごく優しい人だったぜ☆ アニキも幸せなんだぜ☆☆」
由美「優しい、部屋が綺麗、幸せな生活・・・☆ パートナー変わって正解だな!! これで、めでたしめでたし・・・☆^^」
サスケ「だけど、安純は少し元気がなかったぜ・・・」
由美「え・・・? そりゃあ、一緒に暮らしてたんだから・・・。だからと言って、安純ちゃんの所に戻ったら、不幸せな生活に戻っちゃうじゃないか」
サスケ「・・・それもそうだぜ!^^ オイラももう、掃除しなくていいんだぜ☆」
由美「あんたは最初から安純ちゃんの部屋の掃除なんかする必要ないっつーの!!」
サスケ「それもそうだぜ^^」
由美「今度、私にも理恵さんを紹介してよ^^」
サスケ「勿論だぜ!!」

拓斗の家
拓斗の服装・・・上は黄色、下は水色の長ズボン、黒の靴下を履いている。
拓斗「そうだったのか。理恵さんって人のパートナーに・・・」
ハンゾー「アニキはとても幸せそうだったのら^^」
拓斗「よかったな^^・・・だけど、本当に安純さんの所には戻らないつもりなのか?」
ハンゾー「戻らないって言ってたのら。これでもう、僕らも安純に掃除させられなくて済むのら☆」


ヤシチは理恵のベッドで寝ている。ヤシチは気になって、安純の家に行く。安純はヤシチの人形を壁に投げつけてる。安純は「あんたのこと、結構気に入ってたのに」と言った。

翌朝
楓と結木と由美と拓斗は一緒に登校している。ミルモ、リルム、サスケ、ハンゾーも一緒。
楓「・・・結木君、昨日のことなんだけど」
ミルモ「安純のことか?」
楓「うん・・・」
由美「・・・アイツのことが心配なの?」
楓「うん・・・由美ちゃんは心配じゃないの?」
由美「何で私が心配しなくちゃならないんだ? ヤシチは今、凄く幸せなんだよ!! 楓ちゃんは嬉しくないの!?」
楓「・・・いや、そうゆうわけじゃあ」
サスケ「アニキはもう、掃除しなくてもいいんだぜ☆」
ハンゾー「安純の所には戻らないって言ってたのら!^^」
ミルモ「・・・」
由美「そうゆうことだから、ヤシチの幸せの邪魔をしないで!! 地獄から天国に行ったわけなんだし!! ヤシチがどんなに可哀そうな目にあったか・・・家(うち)のサスケもどれだけ酷い目にあったか・・・」
サスケ「・・・」
楓「由美ちゃん、私、思うの。ヤシチは本当にこれでよかったのかって・・・」
由美「よかったに決まってるだろ!! アイツの所に戻ったら、またヤシチはコキ使われたり、酷いことされるのが見え見えじゃねぇか!!」
サスケ「そうだぜ!!」
ハンゾー「僕ももう、怖い目に合わなくていいから拓斗も喜んでいるのら^^」
拓斗「・・・」
ミルモ「まぁ、確かにな・・・」[汗]
由美「楓ちゃんだってもう、摂君を独り占めできるじゃないか!! 嬉しくないの? 自分から邪魔者を助けたいの!?」
楓「勿論、日高さんが結木君にくっつかないのは嬉しいけど、それは違うわ・・・」
結木「・・・」
由美「とにかく、ヤシチの幸せの邪魔をしたら絶対に許さないんだから・・・。ヤシチが幸せだったら、サスケも幸せなんだから・・・」
サスケ「由美・・・」
ハンゾーと拓斗「・・・」
リルム「楓様・・・」
楓「・・・結木君」
結木「まずは、学校に着いて、日高の様子を見ることだ」

楓たちの学校では安純が元気がない。そこで、ムルモと松竹が元気づけても、元気がでない安純。ミルモと楓とリルムと結木は心配している。

理恵がベベをお風呂に入れてくると言って、理恵が部屋を出たとき、ヤシチは安純の所に戻ろうとしたら、ヤシチはミルモにぶつかった。リルム、楓、結木にも会う。そして、楓のマイクとミルモの魔法で、ヤシチは理恵にお別れの言葉を言った。

ヤシチは安純の家に戻った。ヤシチは安純のベッドの上に登る。安純は幸せそうにヤシチの人形を隣に置いて、寝ている。
ヤシチ「・・・」
ヤシチは人形をどけて、安純の隣に寝る。
安純「ヤシチ・・・」
安純は幸せそうに寝言を言ってる。
ヤシチはそれを聞いて、幸せそうに寝ようとする。
安純「明日は洗濯とアイロンね・・・」
ヤシチ「へ?」

終わり


■ アニス (123回/2012/12/02(Sun) 21:44:17/No4990)

第38話【ムモ太郎の鬼退治でしゅ♡】

アニメ通り、楓は結木に挨拶して、一緒に登校していたが、安純は楓の頭を蹴った。そして、楓と安純はケンカする。

楓がお洗濯している途中に、大きな桃が流れてきた。

楓はムモ太郎と出会う。楓はアッサリとムモ太郎のブリッコに騙された。

安純はお洗濯している途中に、大きな栗に会い、ヤシチが栗から出てきた。

結木は竹を切ってたら、楓がムモ太郎を連れて、結木にムモ太郎を紹介する。竹からリルム姫が出てきた。

リルムはマグカップがないから月へ帰れないこと楓たちに訴えて泣く。ムモ太郎は調べて、リルムのマグカップの画像が映った。鬼のミルモが出てきた。ミルモはチョコや財宝、村の人々からいろんな物を取りまくってる。そして、ムモ太郎と楓は結木の家を走って出る。リルムはミルモに一目惚れした。ヤシチは立ち聞きしている。

楓はムモ太郎の泣きまねに騙されて、一緒に鬼が島へと向かう。

安純の家で、ヤシチは安純にかりんとうを頼んだが、安純から断られた。安純から行く前に掃除と草むしりを頼まれたヤシチ。

楓とムモ太郎は、ペータ(犬)、ビケー(猿)、ガビン(キジ)に出会った。ペータたちもムモ太郎の泣きまねに騙されて、一緒に鬼が島へと向かう。ヤシチはサスケ(プレーリードッグ)、ハンゾー(アメリカンショートヘア)と仲間になった。

ムモ太郎はアンナ(鶴)を助けて、お礼にいい情報を聞いた。ヤシチはキンタを助けた。

ヤシチたちは歩いている。
ヤシチ「あ〜・・・どうして拙者たちにはいいことがないのか〜!?」
サスケ「本当だぜ・・・」
ハンゾー「1つも得したことがないのら・・・」
・・・「あんたたち、困ってるようだね」
女の声。
ヤシチとサスケとハンゾー「あ?」
ヤシチ「だっ、誰だ!?」」
声だけ聞こえて、姿は見えない。
??「川を見て」
ヤシチたちの近くには、川があった。ヤシチたちは川を見た。川の所にいたのは、一寸法師と同じように小人の女の子がいた。黄色の着物を着ている。お茶碗の中にいる。その一寸法師の女は、あの鈴木由美だった。
サスケ「可愛い小人さんだぜ☆」
ハンゾー「お茶碗の中に入ってるのら^^」
ヤシチ「おっ、お主は・・・?」
由美「私は由美☆ あのムモ太郎たちの連中には鬼が島に行かせたくないんでしょ?」
ヤシチ「そうなのだ!! 何としてもアイツらを阻止せねば・・・」
由美「私、あの楓って言う女が大っ嫌い!!なんだよ。だから、私も協力するわ!!」
由美は「大っ嫌い」を強く言った。
ヤシチ「おぉー、おぬし仲間になってくれるのか!?」
由美「当ったり前だ!!」
サスケとハンゾー「やった〜!!」

松竹「あー!! せっかく花見に来たのに、全然花が咲いてないじゃないかー!!」
楓たちは松竹や平井たちの近くにいる。
楓「あれが船を持ってるという若殿様ね・・・」
ムモ太郎「お花見が出来ないから残念がってるでしゅ」
ビケー「花を咲かせてやれば、喜んで船を貸してくれるんじゃないかな?」
ペータ「ここほれワンワンだべ〜!!」
ペータは穴を掘る。
楓「ど、どうしたの?」[汗]
ペータは穴から出てきて、ミモモが出てきた。
楓とムモ太郎とビケーとガビン「うわあぁぁ〜〜!!」
ミモモは楓の近くに来て
ミモモ「お届け物です」
楓は受け取った。ミモモは穴の中に帰って行った。
楓「なーに? これ・・・」
ムモ太郎「『花咲かパウダー』でしゅ!! このパウダーをかけて魔法をかければお花が咲くのでしゅ!!」
楓「じゃあ、これで若殿様を喜ばせることができるのね!!」
ムモ太郎「そうでしゅ!! 早速やってみるでしゅ!!」

ヤシチとサスケとハンゾーがやって来た。由美はヤシチの頭の上にいる。
ヤシチ「まずい! ムモ太郎たちが船を手に入れてしまうぞ!!」
ハンゾー「そんなこともあろうかと、これを持ってきたのらぁ!」
ハンゾーは何かを出した。
ヤシチ「それは?」
ハンゾー「この『お邪魔パウダー』は、『花咲かパウダー』の効果を打ち消すのら!!」
ヤシチ「おぉ〜でかしたぞ、ハンゾー!! ムモ太郎たちの邪魔をしてやれ!!」
ハンゾー「ハンゾーじゃないのら〜。アメリカンショートヘアなのら。略してアメショーと呼ぶのら」
ヤシチと由美「・・・−−;」

松竹は平井に泣いて甘えている。
松竹「うえぇぇぇ〜〜花見がしたいよー!!」
平井「よしよし、若様・・・」
楓たちが松竹と平井の側に来て
楓「あのー、若殿様^^」
松竹が楓の声を聞いて、楓たちの前に出る。
松竹「やぁ、君は誰?」
平井「若様、お見事!!」
平井は拍手をする。
楓「私たちがお花を咲かせたら若殿様の船を貸していただけますか?」
松竹「えぇ!? 君たちが花を?」

ハンゾーは一生懸命にフタを開けている。
ハンゾー「う〜ん・・・なのら〜!!」[汗]
ヤシチ「アメショー、早くしろ!!」
ハンゾー「フ、フタが・・・取れない・・・のら〜!!」[汗]

楓「♪枯れ木に花を咲かせましょう〜♪」
楓は花咲かパウダーを木にかけている。
ムモ太郎「ムモ、ムモ、ムモ太郎でポン!!」
カアァァァ。花が綺麗に咲いた。
松竹「うわぁ〜!! すご〜い!!」
松竹「船はこの先の松竹ヶ浜にあるから、自由に使っていいよ!!」
松竹は楓に鍵を渡す。
楓「本当!?」
松竹「うん」
楓「ありがとう、若殿様、ふふ^^」
松竹はハート目になり、楓たちは行く。
松竹「素敵な人だなぁ・・・♪」

ヤシチ「行ってしまうぞ!! コラ、ハンゾー!!」[白目]
ハンゾーはフタを開けて、お邪魔パウダーは花の所にとんでいく。花が全部、消えてしまった。
ヤシチとサスケとハンゾー「あぁぁぁ〜〜!!」
由美「あ〜あ・・・」
松竹の目にハートが消えた。
松竹「・・・ハハ、ハーックション!!」
平井「・・・」
松竹「ハーックション、ハーックション!!」
松竹は鼻水が出た。
平井「若様!!」
平井のサングラスがヤシチたちにキラーンとなった。
ヤシチとサスケとハンゾー「ひいぃぃぃぃ〜〜」
平井「おのれぇ、狼藉者!! おのおのがた出合え出合え!!」
防衛隊が来た。平井と防衛隊がヤシチ達を睨む。
ヤシチとサスケとハンゾー「ひぃぃぃぃ〜〜〜〜!!」
ヤシチたちは逃げる。由美はヤシチの頭の上に乗ってる。防衛隊は追う。
ヤシチとサスケ「あぁぁぁ〜〜!!」
ハンゾー「ひえぇぇぇ〜なのら〜!!」
防衛隊は追う。

CM

場所は海の浜辺。
ヤシチとサスケとハンゾーは寝込んでいる。
ヤシチたち「ハァハァハァハァ・・・」
サスケ「何とか・・・逃げ切ったぜ・・・」
ハンゾー「お腹が空いたのら〜」
ヤシチ「そうだな・・・」
ヤシチは立って
ヤシチ「残っていたたかりんとうを・・・」
由美「やったぁ〜☆」
ヤシチはかりんとうがないことに気付く。
ヤシチ「な、ない!!」[汗]
サスケとハンゾーと由美「え?」
サスケとハンゾーと由美は立った。
ヤシチ「何所だぁ? 拙者のかりんとう〜・・・あーっ!!」
マルモ(亀)が敷物を敷いていて、ヤシチのかりんとうを食べている。
ヤシチ「あーっ!! かりんとうがぁ!!」
ハンゾー「亀に食われているのらぁ!!」
由美「にしても、ブッサイクな亀だな〜」
ヤシチとサスケとハンゾー「あぁぁぁ〜!!」
ヤシチ「コラー!!」
ヤシチは走る。サスケとハンゾーも走る。
ヤシチ「そそ、そのかりんとうは拙者のだぞ!!」[白目]
マルモ「フンッ。これはそこに置いてあったからわしがもらったんじゃ!! あ〜ん」
マルモは一気に全部かりんとうを食べた。
ヤシチ「キ、キサマ〜!!」[白目]
由美「このかりんとう泥棒〜!!」[白目]

楓たちは、浜辺を歩いている。
楓「船って、この辺りにあるんだよね?」
ペータ「あー!!」
楓たち「ん?」
そこには、ヤシチがマルモの背中に乗って暴れていて、サスケとハンゾーはマルモの顔に砂をかけている。由美はマルモの頬っぺたを抓ってる。
ペータ「亀が虐められてるべ!!」
ムモ太郎「コラーーー!!」
楓たちは走って、ヤシチたちのところに来る。
ムモ太郎「弱い者虐めはムモ太郎が許さないでしゅ!!」
ヤシチとサスケとハンゾーと由美は立ち上がった。
由美「チッ・・・」
由美は舌打ちした。
ヤシチ「何を〜!? ヤシチでポン!!」
カアァァァ。海にある蟹が大きくなった。ヤシチとサスケとハンゾーは蟹の上に乗ってる。由美はヤシチの頭の上に乗ってる。蟹が暴れる。
楓たち「うわあぁぁ〜〜!!」
ヤシチ「行けー!! ムモ太郎一味を倒すのだー!!」
蟹は楓たちに攻撃をする。楓たちは頑張って避けてる。
楓たち「うわっ!!」
楓たちは怖がってる。
ムモ太郎「これじゃ、近づけないでしゅ・・・」
ビケーが前に出た。
ビケー「フッ、僕に任せてもらおうか! ビケーでポン!!」
カアァァァ。孫悟空の姿になって、如意棒を持っているビケー。
ビケー「伸びろー!!」
如意棒が伸びた。蟹が如意棒を掴んだ。
ビケー「え?」
蟹が如意棒を地面に刺して、ビケーは上に行く。
ビケー「うひゃ〜〜!!」
キラーン・・・。ビケーの姿が見えなくなった。
ヤシチとサスケとハンゾー「はーっはっはっはっは!!」
由美「ザマーミロ・・・」
ヤシチ「奴らを踏み潰してしまえ!!」
楓たち「ひいぃぃ〜〜!!」
蟹が横に行く。
ヤシチ「うわあぁぁ〜〜!! そっちじゃな〜い!!」
蟹とヤシチたちは海の中に入る。
楓たち「・・・」[汗]
楓「蟹の横歩き・・・」[汗]
ムモ太郎「おバカな奴らでしゅ・・・」[汗]
ビケー「うわぁ〜・・・」
ビケーは楓たちの目の前に落ちた。
ムモ太郎「おバカパート2・・・」[汗]
楓たち「・・・」[汗]
マルモが立ち上がって
マルモ「いや〜、助かったわい。お礼に皆を龍宮城へご招待じゃ!!」
突然、海の中から金色のデカい蝸牛のようなのが出てきた。
楓たち「・・・」(ビケー以外)[汗]

龍宮城
サリア「亀を助けてくださって、ありがとうございました^^ ゆっくりと楽しんで行ってくださいね^^」
楓たちは貝殻の形をした椅子に座ってる。
楓たち「は、はぁ・・・」
カーテンを開けたら、そこにはムーン、ライチ、オチョー、チャイが出てきた。4人はアニメ通りのお魚のお面をしている。(私アニスはお魚に関しては疎いので、名前は分かりません)。4人は少し前に出て、踊り出した。
ライチたち「お魚くるりんお魚さ〜ん♪ お魚くるりんっ♪ お魚さ〜ん♪」
ムーン、ライチは右の方へと下がり、オチョー、チャイは左の方へと下がった。そして、カーテンの前には、ライトが点いた。マンボ(マンボウ)が下から出てきた。
マンボ「イェーイ!!」
ペータ「この魚だけ何か浮いてるべ・・・」
ビケー「カッコ悪いなぁ・・・」
ガビン「ガッコ悪い・・・」
マンボ「カッコ悪いって言うなぁ!!」[白目]

サリア「あなた方は鬼退治に行かれるとか・・・お土産をお持ちなさい。きっと役に立つでしょう^^」
サリアは手拍子をした。インチョが大きな玉手箱と小さな玉手箱を持って来る。
インチョ「この大きな玉手箱と小さな玉手箱、どちらかを選んでください」
ムモ太郎「迷うでしゅ〜。どっちがいいか教えてほしいでしゅぅ♪」
インチョ「それはできませ〜ん」
ムモ太郎「教えてほしいでしゅぅ〜〜」
ムモ太郎は泣きまねをした。
インチョ「(か、可愛い・・・)・・・私の計算によるとこうゆう場合、小さい方がいい物である確率が高いと・・・」[汗]
ムモ太郎「小さい方にするでしゅ!! お世話になったでしゅ!!」
サリア「またどうぞ^^」

ヤシチとサスケとハンゾーと由美はこっそりと現れた。由美はヤシチの頭の上に乗ってる。
ヤシチ「ムモ太郎めぇ・・・」
ハンゾー「箱みたいな物を持っているのらぁ!!」
由美「悔しい〜!!」[怒]
ヤシチ「アイツら、宝物みたいな物をもらったな〜?」
サスケ「アニキ、こっちにも箱があるぜ!!」
ヤシチたちは大きい玉手箱の目の前に行く。
ヤシチ「よし! 拙者たちがいただくのだ!!」

楓たちは浜辺で小さな玉手箱を開けた。パピィが出てきた。パピィはムモ太郎を連れてく。楓は「お似合いだね」と言った。

ヤシチたちも浜辺にいる。由美は誰の頭に乗らずに、下にいる。
ヤシチ「よし!! 開けてみるぞ!!」
サスケ「凄い宝物が入ってそうだぜ!!」
ハンゾー「楽しみなのら〜^^」
由美「な〜にかな〜?」
ヤシチは玉手箱を開けた。サスケとハンゾーと由美も中を見る。
ボォン・・・突然、何かが出てきた。
ヤシチとサスケとハンゾーと由美「うわぁ!!」
オトメが出てきた。
オトメ「ヤッホー!! オトメでーす♪」
ヤシチとサスケとハンゾー「ぎえぇぇぇ〜〜〜!!」
由美「オッ、オトメ〜!?」
オトメはヤシチにくっついた。
由美「きゃあ」
ヤシチの頭に乗っている由美が下に下りた。
オトメ「あ〜ら、素敵な人ぉ^^ 私もう、あなたから放れないわ〜^^」
ヤシチ「いたたた〜!!」
オトメ「ん?」
オトメは髭を剃ってる。
オトメ「あらぁ・・・お髭剃るの忘れてたわ〜♪」
ヤシチとサスケとハンゾーと由美「・・・」[汗&顔真っ青]

楓たちは松竹にもらった船に乗ってる。船はとても豪華。運転しているのは、拓斗。船乗りの制服を着ている。
ムルモ「運転上手でしゅね!!」
拓斗「ありがとう」
パピィ「本当ねぇ、あんたには絶対無理ね!!」
ムルモ「何でしゅって〜!?」[白目]
楓と拓斗とペータとビケーとガビン「・・・」[汗]

ヤシチたちも船に乗ってる。茶色の船で、旗はオトメの頬っぺたにある花の絵がある。
ヤシチ「お〜、凄いぞオトメ!! どうやってこんな船を手に入れたのだ?」
オトメ「泥をこねて作ったの^^」
ヤシチとサスケとハンゾーと由美「え?」
船の旗の色も一気に泥の茶色になり、船が沈んでいく。
ヤシチとサスケとハンゾーと由美「ぎゃあぁぁぁぁ〜〜〜!!」

楓たちはもうすぐで鬼が島に着く。鬼が島が見えてる。
楓「いよいよ鬼のミルモと対決ね!!」

楓たちは鬼が島に着いた。拓斗は船を止めた。
楓「ありがとうございました!!^^」
拓斗「いいえ、お気をつけて」

ヤシチとサスケとハンゾーは急いで鬼が島の中に入る。由美はヤシチの頭の上に乗ってる。ヤシチたちはびしょ濡れでワカメが頭の上にある。
由美「あ〜あ・・・酷い目にあったわ〜・・・」[汗]
由美は頭の上にあるワカメを下に捨てて
由美「何でこんな目に合わなくちゃなんないんだぁ〜!?」[怒]

楓たちが歩いてると、ミルモが楓たちを下に落とした。
楓たちはミルモから逃げてる。危機一髪の時に、手裏剣が鬼のロボットの目に当たった。ロボットが壊れた。
ミルモ「くっそー・・・誰だ!?」
ヤシチとサスケとハンゾーはミルモの前に出てきた。由美はヤシチの頭の上に乗ってる。ヤシチたちはびしょ濡れでまだワカメが頭にある。
ヤシチ「拙者だ!! 青鬼ミルモ!! キサマのライバル、赤鬼のヤシチだ!! 勝負しろ!!」
ヤシチはクリのお面を外した。ヤシチの頭の上にも鬼の角が生えている。
由美「きゃあっ!!」
由美は下に下りた。
ミルモ「てめーもしつけーなー、ヤシチ・・・返り討ちにしてやるぜ!!」[白目]
ミルモは下に下りる。
ミルモ「ミルモでポン!!」
カアァァァ。ヤシチとサスケとハンゾーは何かの鉄で挟まった。由美は素早く避けた。
ヤシチとサスケとハンゾー「ぎゃぁ」
3人はペッタンコになった。オトメはヤシチの所に来た。
ヤシチ「まぁ、ヤッくん、大丈夫〜?」
由美「凶暴な鬼・・・」
ミルモ「ひゃ〜っひゃっひゃっひゃ!! 俺様に挑戦しようなんざ、100万年早えんだよ!! 今度はムモ太郎、てめーの番だぜ!!」
ムモ太郎「僕と勝負する気でしゅか? お兄たま・・・」
ミルモ「何!? ムモ太郎、今何て言いやがった?」[汗]
ムモ太郎「お兄たま!! 実は僕とあなたは生き別れの兄弟なのでしゅ!!」
楓たち「えぇ〜!?」
ミルモ「バ、バカな・・・俺に弟が・・・?」[汗]
ムモ太郎「やっと会えた弟の僕を攻撃するつもりなんでしゅか?」
ミルモ「・・・・・・・・・」[汗]
ミルモは楓たちに背中を向ける。
ミルモ「できねぇ!! 俺には弟を攻撃することはできねぇ・・・」[汗]
ムモ太郎の目がキラーンと光った。
ムモ太郎「今でしゅ!! 触角ビーム!!」
ミルモ「!!」
触角ビームは終わった。
ミルモ「ムモ太郎、お前、兄に向かって・・・」
ミルモは倒れた。
ムモ太郎「関係ないでしゅ!! 油断する方が悪いのでしゅ!! トドメでしゅ!!」[白目&腹黒顔]
・・・「お待ちくださーい!!」
リルムがやって来た。
リルム「ミルモ様、しっかり」
ミルモ「な、何だ? お前・・・」
そして、リルムはマグカップを大きくして、ミルモと一緒にマグカップの中に月へ帰る。楓たちがムモ太郎がいないことに気付く。財宝もないことに気付いた楓たち。

最後にムモ太郎は街の人たちにマシュマロをよこしに来る。

ムルモの夢でした〜!!

終わり


■ アニス (124回/2012/12/02(Sun) 22:12:50/No4991)

第39話【映画スター?結木くん】には、登場しません。

第40話【ミルモをつかまえろ!】


楓の家に金色に光ってる蝶々が入る。ミルモと楓は寝ている。ミルモの全ての記憶をコピーして、楓の家を出た。

ワルモ団はドクタ博士の所に行った。メカモは完成している。

翌朝、結木はリルムを連れて、登校している途中に、楓は結木に「おはよう」と挨拶する。

ミルモは楓の家でゲームしている。

妖精学校
エンマ「そんじゃ、今日はこの間のおさらいから始めるぞい」
エンマは皿を持って
エンマ「ちなみにこれはいいお皿じゃ。おさらいってか^^」
ペータたち「・・」[チーン]
ガチャ。ドアが開いた。
ペータたち「ん?」
メカモが入ってきた。
ペータ「ミルモだべ!!」
ビケー「今日は楓さんの登校日じゃないのに」
エンマ「ミルモ君、どうしたんじゃ?」
メカモはマラカスを出した。
メカモ「ポーン!!」[白目]
ビリビリ〜!! マラカスから雷が出た。ペータとビケーに攻撃して、吹っ飛ぶ。
ペータとビケー「うわぁ!!」
マンボ「わあぁぁ!!」
マンボは吹っ飛ぶ。
アンナ「わあぁぁ!!」
ガビン「うぃぃ〜!!」
アンナもガビン、クラスの皆は吹っ飛んだ。
メカモ「ポーン!! ポーン!!」
マンボ「何すんだよ、ミルモ!?」
アンナ「危ないじゃないの!!」
メカモ「ポーン!! ポーン!!」
エンマ「うわぁ!!」
エンマの机もぶっ壊れた。
メカモ「オラオラオラオラ〜!!」[白目]
天井までぶっ壊すメカモ。
メカモ「ポーン!! ポーン!!」
エンマ「ミルモ君、やめるんじゃ!!」
エンマはミルモを止めようとしたが、メカモは避けた。
メカモ「へっへー!! ザマーミロ!! てめーら!! こんな学校ぶっ壊してやる!!」[白目]
マンボ「えぇ!?」
ガビン「ガビ〜ン」
ビケー「何てことするんだ!?」
ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナはメカモの前に出た。
ペータ「本当にミルモだべか?」
ミルモ「当ったり前じゃねぇか!! ペータ、お前俺ん家に泊まった時、おねしょしたよな〜?」[腹黒顔]
ペータ「うっ」
アンナ「本当?」
ペータ「本当だべ・・・」[赤面]
メカモはビケーに近づいて
ビケー「!」
メカモ「ビケーが鏡に見惚れてて、溝に落ちたのも忘れねぇぜ」
ビケー「そ、それは誰にも言わないって約束だったじゃないか!!」[赤面]
ガビン「ミルモしか知らないことばっかり・・・」
ペータ「間違いなく本物だべ!!」
マンボ「ミルモがそんな奴だとは思わなかったぞ!!」
メカモ「うるせー!!」[白目]
ペータたち「ううぅ!」
メカモ「これでも喰らえー!!」
メカモはマラカスを出して、アンナに攻撃した。
アンナ「うわぁっ!!」
ペータ「うわぁっ!!」
ペータにも攻撃した。妖精学校全体にも攻撃するメカモ。学校は壊れてく。
メカモ「へっ!! ざまーみやがれ!! 俺様の強さを思い知ったか!! フン!!」[白目]
メカモは団扇で跳んでった。
ペータたち「ミ〜ル〜モ〜・・・」[白目]

メカモはお城の中まで、暴れた。

ミルモの里にも暴れるメカモ。

マルモはたくさんの警備兵(ハート)を呼び出した。

楓の家
ミルモはゲームクリアした。あまりの嬉しさに燥いでいたら、リセットボタンを押してしまったミルモ。そこで、ミモモがやって来て、マルモと警備兵5人のマグカップを届けた。マルモと警備兵はマグカップの中から出てきた。ミルモは外に逃げて、マルモと警備兵5人はミルモを追いかける。ミルモは警備兵たちにかけたが、マルモの方が魔法が一枚上手(いちまいうわて)。ミルモは逃げ続ける。

ヤシチとサスケとハンゾーは何処かの一軒家の屋根の上で昼寝をしている。
ヤシチは目を覚ます。ヤシチたちの目の前をミルモが通る。
ヤシチ「あ?」
マルモ「逃げても無駄じゃー!!」
マルモと警備兵はミルモを追いかける。
ヤシチ「あー!!」
サスケとハンゾー「ん?」
サスケとハンゾーも目を覚ます。
ヤシチ「あれは、マルモ国王と王国警備兵ではないか!!」

ミルモは逃げて、マルモと警備兵は追いかける。

CM

楓たちの学校にマルモと警備兵は来た。マルモは楓とリルムと結木にミルモが妖精界を滅茶苦茶にしたことを話す。ミルモは楓の机の引き出しに隠れてて、ミルモは小さい声で楓を呼ぶ。ミルモは楓に「誰かが俺の偽物を作ったんだよ」と言った。

ワルモ団は勝利のおしくらまんじゅうをして、メカモに命令をしたが、メカモはワルモ団に反抗した。メカモはワルモ団のアジトに魔法をかけて、ワルモ団のアジトはロケットとなって、何処かへ飛ぶ。

人間界
RRRR〜♪ ヤシチの携帯が鳴った。
ヤシチ「あ?」
携帯にはイチローが出た。
ヤシチ「首領!!」
イチロー「ヤシチ!! お前に重要な任務を与える!!」

楓たちの学校
マルモが見張りをたくさん残して、マルモと残りの警備兵は学校を出る。ミルモは速く抜け出して、偽物を捕まえると言って、考えている。楓は廊下で結木に相談。

ミルモは魔法でリルムに変身して、楓と一緒に教室を出る。

安純の家
ワルモ団はボロボロになった姿。ワルモ団はヤシチとサスケとハンゾーにメカモのことを教える。イチローはヤシチとサスケとハンゾーにメカモを連れ戻すように命令した。

楓たちの学校
安純は結木が教室にいるのを見て、結木に「一緒に帰ろう」と言って、結木の腕を引っ張って、机が倒れて、リルムがいたのが警備兵にバレた。

妖精界
ミルモと楓は妖精界に来ている。ミルモが鼻水垂らしているポスターがたくさん張り出されてある。その時、マンボが「ミルモがお菓子デパートで暴れてるぞ!!」と言い、ビケー、ガビン、アンナ、ムーンと一緒に逃げてる。ミルモと楓はそれを聞いた。

警備兵はお城に行って、マルモにミルモがお菓子デパートで暴れてると報告した。

妖精たちはお菓子デパートから逃げてる。お菓子デパートは滅茶苦茶になってる。

メカモは暴れてる。ミルモと楓はお菓子デパートに来た。2人はメカモを見た。楓にはミルモとメカモの区別がつかない。ミルモは「あんな奴と俺と間違えやがったのか」[汗]と言った。ミルモと楓は似てる似てないの言い合いをしている。ヤシチ、サスケ、ハンゾーもお菓子デパートに来た。ヤシチとサスケとハンゾーにもミルモとメカモの区別がつかない。メカモはミルモに気付いて、ミルモにブサイクと言った。お互いに言い合いをしている。楓とヤシチとサスケとハンゾーは「・・・」[汗]の状態。ミルモとメカモは勝負しようとしたら、ヤシチが「メカモは拙者の獲物だ」と言い、ヤシチとサスケとハンゾーは手裏剣をメカモに向けたが、メカモに払われて手裏剣が3人の頭に当たった。ヤシチたちの頭にはたんこぶが出来て倒れた。次に、楓のマイクとミルモの魔法でメカモに攻撃したが、メカモには効かない。メカモが魔法をかけて、お菓子デパートがもっと滅茶苦茶になる。メカモは飛んだ。ヤシチたちはメカモを追おうとしたが、ミルモに止められ、メカモのことを聞かれたが、ヤシチは「知らん」と言い、3人は逃げた。ミルモはヤシチたちを追おうとしたが、警備兵に捕まえられた。

終わり


■ アニス (125回/2012/12/09(Sun) 12:49:01/No5000)

第41話【ミルモVSメカミルモ】

アニメ通りに続く。

CM

安純の家
安純の家はワルモ団に改造されている。サブローが安純のことを「猛獣女」と言って、安純は出てきて「部屋を勝手に改造するなって何度言ったら分かるのよ!?」[白目]と怒る。その時、メカモが魔法で、安純の家に攻撃して部屋が滅茶苦茶になる。メカモは他の家にも攻撃する。

妖精界
ミルモ、楓、リルム、ムルモはドクタと一緒にメカモを捕まえる方法を考えている。ミモモがミルモの携帯に出る。ミモモはすごく怒ってる。「請求書を送るからね」[白目]と言ってる。ミモモのお店を壊したことに怒ってる。それは、メカモがミモモのお店を壊したからだ。ミモモもミルモとメカモの区別がついていない。メカモが人間界にいることに気付くミルモたち。その時、マルモとたくさんの警備兵が外にいる。ミルモ、楓、リルム、ムルモは脱出カプセルで逃げる。

ヤシチとサスケとハンゾーは疲れていて、3人で背中向きで座ってる。
ヤシチとサスケとハンゾー「は〜ぁ〜・・・」
ヤシチ「メカモめぇ・・・一体何所へ行ったのだ?」
サスケ「もう里中探したぜ〜」
ハンゾー「疲れたのら〜」
その時、草の中から何かが来る。
ヤシチ「!! あ?」
サスケとハンゾーも気付く。ミルモたちが乗っている脱出カプセルがヤシチたちの方へ来る。
ヤシチとサスケとハンゾー「わあぁぁぁ〜〜〜!!」
ヤシチたちは脱出カプセルにぶつかった。
ヤシチたち「うわあぁぁ〜〜〜!!」
ヤシチたちは束になって、転送の木の穴の中へ入った。脱出カプセルも続けて入った。

安純の家
ヤシチは安純の部屋にマグカップが置いてあるから、安純の部屋に出た。ヤシチは床に落ちた。
ヤシチ「いててて・・・ん?」
ワルモ団と安純はボロボロになって倒れている。安純の髪型がアフロになっている。街はどんどん、攻撃されている。
ヤシチ「何だこれは!? 部屋がメチャメチャではないか!!」[汗]
ボッカーン
ヤシチ「!!」
街はどんどん攻撃されている。
ヤシチ「あ・・・あ・・・」[汗]

由美の家
サスケは由美の部屋に出た。マグカップは机の上に置いてあるのだが、飛ばされた勢いで床に落っこちた。
サスケ「だぜ!・・・」
由美「あぁ〜お帰り〜」
由美は机に向かって、宿題をしている。
服装・・・上は白色のベストで中はレモン色(長袖)、下は黄緑のミニスカート。白の靴下を履いている(37話【サヨナラ、安純】と同じ服)。
サスケ「人間界まで飛ばされちゃったぜ〜」
ボッカーン
サスケと由美「!!」
由美「な、何〜!?」
サスケと由美は窓から見る。街が攻撃されている。
サスケ「あぁ・・・」[汗]
由美「な、何が起こったの!?」[汗]

拓斗の家
ハンゾーは拓斗の部屋に出た。ハンゾーも床に落っこちた。
ハンゾー「なのら〜・・・」
ボッカーン
ハンゾー「!!」
ハンゾーは窓から外を見る。街が同じく攻撃されている。
ハンゾー「た、大変なのら〜!!」[汗]

由美と拓斗の学校のグラウンド
拓斗はクラブをしている。ボッカーン
拓斗「!!」
クラブの人A「何だぁ?」
クラブの人B「ゴジラかぁー!?」
クラブの人C「それはない!って☆」
ボッカーン・・・ボッカーン・・・。攻撃がどんどんグラウンドの方へと近づいてく。
クラブの人たち「うわあぁぁ!!」
メカモ「メカモでポン!!」
ボッカーン。由美たちの学校を攻撃した。
拓斗「!」
クラブの人たち「うわあぁぁ!!」
クラブD「よっしゃー!! 学校が壊れたぞ」
クラブE「明日から学校に行かなくてもいいじゃねぇか!」
クラブF「喜ぶなよ」
メカモ「メカモでポン!!」
拓斗「ミルモ!?」
監督「な、何が起こったのだ!? 今日はもう、クラブは終わりだ!! 皆気をつけて帰れよ! 解散だぁ!!」
クラブA「これって地球最後の日だったりしてな〜^^」
クラブB「笑いごとじゃねぇだろ!」
メカモ「ケーケケケ!! メカモでポン!!」
ボッカーン
拓斗「・・・」
拓斗はメカモを追う。

結木がアニメどおり、本屋で本を読んでいる。メカモはどんどん街を攻撃している。
???「きゃー!!」
結木は左を見る。外にいる街の人たちは逃げている。
街の人たち「うわあぁぁ〜〜〜!!」
本屋の店長「!! いいぃぃぃぃ〜!!」
店長は本屋の何処かに隠れた。結木は外に出る。
結木「!!」
メカモ「メカモでポン!!」
ボッカーン
???「きゃー!!」
メカモ「メカモでポン!!」
ボッカーン
メカモ「メカモでポン!!」
ボッカーン
結木「・・・ミルモ」
・・・「結木さん!!」
拓斗の声。
結木「拓斗君!!」
拓斗はクラブが終わったばかりだから、クラブの服を着ている。
拓斗「さっき、クラブしている途中でミルモが俺の学校に攻撃してきて・・・」
結木「何だって!?」
メカモ「ケーケケケー・・・あ!?」
メカモはケーキ屋のチョコケーキの近くに来る。
メカモ「うまそうなチョコケーキじゃねーかぁ☆・・・って俺はロボットだから物食わねーんだよな・・・これもミルモの記憶のせいだな・・・まいっか・・・さーてー、宴会を盛り上げてくれるピエロはーっと・・・お!?」
アニメどおり、松竹の車が通った。
平井「坊ちゃま、何があったんでしょう?」
松竹「うん・・・」
メカモ「メカモでポン!」
平井と松竹「うわあああー!!」
平井と松竹の乗ってる車が、アニメどおりにおかしくなった。
車「うおぉぉぉー!!」
結木と拓斗「あっ・・・」
結木と拓斗は松竹の車の目の前にいる。
松竹「僕の車が〜!!」[汗]
平井「操縦不能です! 坊ちゃま!」
結木「松竹・・・」
ボッカーン
結木と拓斗「!!」
結木と拓斗は走る。

街の人たち「きゃー!!」
街の人たちは逃げてる。ミルモ、楓、リルム、ムルモがいて、止まっている。
ミルモ「メカモの奴、好き勝手やってるみてーだな・・・」
結木と拓斗は曲がった。
結木「あっ!南!」
ミルモと楓とリルム「結木<君><様>!!」
結木「ミルモが松竹の車に魔法をかけてロボット・・・?」
結木と拓斗はミルモがいることに気付く。
ミルモ「そいつはメカモってんだ!」
楓「ミルモそっくりのロボットなの」
結木「えぇっ!?・・・あっ」
松竹の車が来る。松竹の車から何かが出て、楓たちに攻撃しようとする。
結木「危ない!!」
結木は楓と拓斗を庇う。
松竹「南さぁ〜ん、僕がやってるんじゃないんだよ〜!!」[涙]
平井「も〜平井ひらな〜い!!」
メカモ「ケーケケケケー!!」
メカモがアニメどおり、チョコケーキを食べている。
メカモ「役者が揃ったな、ミルモ!! 俺を楽しませてくれよー!!」[白目]
ミルモとリルムとムルモ「あぁ!!」
メカモ「ケーケケケケー!!」
ミルモ「メカモの野郎〜!!」
リルム「あれがメカモさん?」
ムルモ「本当にお兄たまそっくりでしゅ〜☆」
ムルモの目がキラキラしている。
楓「でしょでしょー?^^」
ムルモ「面白いでしゅー♪」
リルム「皆が間違うのも無理ないですわー♪」
結木「そうだよな^^」
拓斗「・・・」[汗]
ミルモ「何喜んでんだー!!」
ボッカーン。
松竹の車がミルモ、楓、リルム、結木、ムルモ、拓斗を攻撃している。皆、攻撃から避けてる。
楓「ミルモ何とかしてー!!」
ミルモ「これじゃあ魔法使う隙がねぇよー!!」

ヤシチとサスケとハンゾーは団扇で跳んでいる。由美はヤシチたちと一緒に街の中を走っている。
メカモ「メカモでポン!!」
ボッカーン
ヤシチとサスケとハンゾー「うわぁ!!」
由美「きゃあ!!・・・あっ」
由美はメカモを見た。
メカモ「ケーケケケー、メカモでポン!!」
ボッカーン
由美「あれがメカモ?」
サスケ「そうだぜ!!」
由美「・・・全っ然似てないじゃないの!! 偽物のロボットだってすぐに分かるわ!!」
ヤシチ「何ぃ!? 拙者には区別がつかなかったぞ」
サスケ「すぐに偽物って分かるなんて凄いぜ由美!!」
ハンゾー「僕もミルモとメカモの区別がつかなかったのら〜」
由美「あんたたち、マジで言ってるの・・・?」[汗]
ボッカーン
ヤシチとサスケとハンゾーと由美「!!」
ヤシチ「・・・上に行くぞ、サスケ、ハンゾー!!」
サスケ「だぜ!!」
ハンゾー「なのら!!」
ヤシチとサスケとハンゾーは上に向かう。

メカモ「やれやれー!! もっとやれー!!」
ヤシチとサスケとハンゾーはメカモの所に来た。
ヤシチ「まさか、メカモが人間界に来ていたとは・・・」
サスケ「アニキ、どうやって捕まえるんだぜ?」
ヤシチ「とっておきの作戦があるのだ」
ヤシチはマグネッダーを出した。
ヤシチ「じゃーん!! 超強力マグネッダー!! こんなこともあろうかと裏通販で買ったコイツでメカモを吸い付けるのだー!! スイッチオン!!」
ヤシチは早速スイッチオンとした。磁石の反応がする。メカモは座ってる椅子とともに勝手に動き出す。
メカモ「お? うわぁぁ・・・な、何だぁ?」
メカモは屋上の棒に捕まる。
ヤシチ「はーはっはっはっは!! 無駄な抵抗だぁ!! パワーアップ」
ヤシチは一気に最高のパワーアップした。いろんな金属がくっついてく。
メカモ「く〜くくく・・・」
メカモは頑張ってる。松竹の車が磁石の所に来ている。
松竹「うわぁぁぁ・・・」
それをミルモたちは見ている。
楓「うわあぁぁ・・・」
ボッカーン。松竹の車が一気に磁石にくっついた。
サスケとハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」
ヤシチ「こんなはずでは〜!!」
キラーン・・・ヤシチたちは吹っ飛んだ。
松竹は目が回ってる。平井も気絶?している。

由美は走っていて、ミルモや楓たちの姿に気付く。
由美「あっ・・・楓ちゃーん!! 摂くーん!! 香川くーん!!」
楓「由美ちゃん!!」
由美「サスケたちから話は聞いたよ!! アイツはメカモだろ?」
楓「うん!」
由美「・・・ヤシチとサスケとハンゾーは、ミルモと間違えるくらいに似てるって言ってたけど、アイツがメカモだってことはすぐに分かったわ。他の妖精たちもミルモとメカモの区別がつかないなんて、バカだよね〜・・・。楓ちゃんと摂君と香川君は、アイツがメカモだってすぐに分かったでしょ?」
ミルモ「由美ぃ〜、お前は分かってくれるのか?☆」[嬉し涙]
楓「うそ〜? そっくりだよー!!」
リルム「ミルモ様と間違えるくらいに似てますわー!!」
結木「俺も最初は、メカモがミルモだと思った。凄いな、由美ちゃん」
拓斗「・・・」[汗]
由美「えぇっ!? 香川君は勿論、分かるわよね??」
拓斗「遠くから見たら、ミルモに見えたんだよ」[汗]
由美「うそ・・・?」[ポカーン]
ミルモ「由美、お前だけだ☆ なっ! なっ! 似てねーだろ?」[涙目]
由美「うん・・・」
楓「由美ちゃん、すっごーい!!」
由美「(普通、分かるだろ・・・? あんなロボットと間違われるミルモが可哀そうに思えてきた・・・)。ミルモ、大丈夫だ、似てないから・・・」[汗]
ミルモ「由美ぃ〜お前はいい奴だぁ〜!!」[涙]
ミルモは由美の肩の上に乗った。
由美「よしよし^^」
楓とリルムと結木とムルモと拓斗「・・・」[汗]
ミルモは下に下りた。
ミルモ「よし、2人とも耳を貸せ!!」
リルムとムルモ「ん?」
ミルモ「・・・・・・・でな、メカモの足の裏を・・・ってわけだ!! 分かったな?」
リルム「はいですわ!!」
ムルモ「バッチリでしゅ!!」
楓と結木と由美と拓斗「・・・」
ミルモとリルムとムルモは上に行く。
結木「俺たちも屋上へ」
楓と拓斗「うん<はい>!!」

屋上
メカモ「チッ、宴会が台無しだぜ!!」[白目]
ミルモ、リルム、ムルモは屋上に来た。
ミルモ「やい、メカモ!!」
メカモ「あぁ? またやられに来たのか?」[白目]
ミルモ「うるせー!」[白目]「メカモ、俺と旗揚げで勝負しろー!!」
ミルモは赤と白の旗を出した。
メカモ「何だそりゃ?」
ミルモ「俺が負けたらてめーが本物のミルモだってことにしてやらぁ!!」
メカモ「へっ、面白れぇじゃねぇかー!!」
メカモも旗を出した。
メカモ「俺の電子頭脳をなめんなよ」[白目]
ミルモ「てめーの思い通りにはさせねぇぞ」[白目]
メカモ「ケーケケケ」[白目]
ミルモ「行くぜー!!」[白目]
ミルモとメカモは音楽のリズムに乗る。
リルム「赤揚げて^^」
2人とも、赤揚げた。
リルム「白揚げて^^」
2人とも、白揚げた。
リルム「赤下げないで、足揚げる^^」
2人とも、寝込んだ。
ミルモ「今だー!!」[白目]
リルムとムルモ「どりゃあー!!」[白目]
リルムとムルモはメカモの足の裏ではなく、ミルモの足の裏を擽ってる。
リルムとムルモ「こちょこちょこちょこちょ・・・」
ミルモ「あーっはっはっはっはっは!! コラー!! 間違えるなー!!」[涙]
リルム「あら・・・」
ムルモ「間際らしいでしゅ・・・」
リルムとムルモ「どーりゃあー!!」[白目]
リルムとムルモ「こちょこちょこちょこちょ・・・」
メカモ「あーっはっはっはっはっは・・・」
メカモの中に悪のハートカイロが見えた。
メカモとリルムとムルモ「あ・・・」
リルムが悪のハートカイロを取った。
リルム「やりましたわ!!」
ミルモ「でかした!!」
楓と結木と由美と拓斗は屋上に着いた。
楓「ミルモ!!」
ミルモ「楓、悪のハートカイロを取り出したぜ!!」
楓「本当!?☆ やったね、ミルモ!!」
・・・「はーっはっはっはっは!!」
ワルモ団の声。
楓と結木と由美と拓斗「!!」
ミルモ「ワルモ団!!」
イチロー「ミルモよ、我らのためにメカモを止めてくれて礼を言うぞ」
ジローとサブローとシローとゴロー「ありがとう」
イチロー「さぁ、メカモを渡してもらおうか!!」
ミルモ「ふざけんな。メカモは渡さねぇ!! 楓、マイクだ!!」
楓「うん!! ミルモンミルモンプリクリム・・・お願いミルモ!! メカモを守って!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」「・・・ありゃ?」[汗]
ミルモはマラカスではなく、旗を出している。
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
ミルモ「だーーー!! マラカスじゃねーーー!!」[汗]
ミルモ以外、皆倒れた。
イチロー「バーカーめー^^ 今度はこっちの番だ!!」
ワルモ団「ワル、ワル、ワルモでポン!!」
カアァァァ。
ミルモ「メカモ、ワルモ団に取られる前に、ハートカイロを入れてやるぞー!!」
ミルモはピンクのハートカイロを出して、メカモの所に行く。
ミルモ「!!」
ワルモ団の魔法で、ミルモは檻に閉じ込められて、ハートカイロを落とした。
ミルモ「あぁ!! ハートカイロが・・・」
ハートカイロが下に落ちてく。しかし、何処かの妖精がハートカイロを取って、屋上に向かう。檻の中は、ミルモ1人、リルムとムルモ2人、楓と結木2人、由美と拓斗2人・・・体の大きさに合う4つの檻がある。
ミルモ「くっそー・・・」
皆、困ってる。
由美「ここから出せー!!」
ワルモ団「はーっはっはっはっは!!」
イチロー「出せと言われて出すバカがいるか!!」
由美「すげームカつく・・・」[怒]
イチロー「それでは、メカモを頂こうとするかな」
・・・「そうはさせないよ!!」
ワルモ団「!!」
イチロー「何っ!?」
ドクタがやって来た。そう、ハートカイロをキャッチしたのは、ドクタなのだ。
ミルモ「ドクタ!!」
ドクタ「メカモ、やっと会えたね! 今、起こしてあげるよ」
ドクタはメカモのお腹の中にハートカイロを入れて、蓋を閉めた。メカモが目を覚ました。
ドクタ「おはよう、メカモ。早速皆を助けておくれ」
メカモ「はい、ドクタ博士^^」
メカモはマラカスを出した。
メカモ「メカモでポン!!」
カアァァァ。魔法で、4つの檻が消えた。皆、喜ぶ。
ワルモ団「うわあぁぁ・・・」
イチロー「まずい!!」
ミルモ「ワルモ団、もう許さねぇぞ!!」
ミルモはマラカスを出す。
メカモ「観念しろ!!」
ミルモとメカモはお互いに頷く(アイコンタクト)。
ミルモ「ミルモで」
メカモ「メカモで」
ミルモとメカモ「ポン!!」
カアァァァ。
ワルモ団「うわあぁぁぁ!!」
ボッカーン
イチロー「ミルモー、覚えてろー!!」
ジローとサブローとシローとゴロー「覚えてろー!!」
キラーン・・・。ワルモ団は飛ばされた。
ドクタ「ドクタでバキ」
ドクタは悪のハートカイロを足で踏み潰した。悪のハートカイロは見事に壊れた。
ドクタ「もう二度と、悪のハートカイロを作らないよ」
楓、リルム、結木、ムルモ、由美、拓斗は微笑んだ。
拓斗「・・・近くで見ると、どっちがミルモかメカモかが分かったよ」
楓たち(ミルモとメカモ以外)「えぇ!?」
由美「気付くの遅っ・・・」[汗]
ミルモ「おめぇ、やるじゃねぇか」
メカモ「へへ^^」
2人はタッチした。


楓の家では、メカモ、リルム、ムルモがいる。楓は「何か、今日のミルモは素直だねぇ^^」と言った。楓たちはメカモだって気付いていない。

ドクタの所では、ミルモがいる。ドクタはメカモを強力に改造しようとしている。ミルモは困っている。ドクタもミルモとメカモの区別がついていない。

終わり


■ アニス (126回/2012/12/12(Wed) 21:50:12/No5008)

第42話【オイラたちにおまかせ!】

夕方
何者かが、人間界の一軒家の屋根の上を素早く動いている。何者かの動きが止まった。
??「この街にアイツがいるでござるな・・・フフフのフ♪」
また、何者かが動いた。

安純の家
ヤシチとサスケとハンゾーは布団も敷かずに、胡坐の姿勢で寝ている。何者かが、安純の家に入った。何者かが、ヤシチの鼻ちょうちんを壊した。
ヤシチ「!! んぎゃあぁぁ〜〜〜〜!!」
ヤシチは飛んで倒れた。
ヤシチ「あぁ・・・?」[汗]
??「フフフのフ♪ 久しぶりでござるな、ヤシチ」
ヤシチ「あぁ・・・お、お前はネズミではないか!!」
サスケとハンゾーも目が覚めた。
ハンゾー「ん・・・?」
サスケ「どうしたんだぜ? アニキ・・・」
ネズミ「フフフのフ♪ 相変わらず修行が足りないでござるな〜。拙者がミルモだったら、今頃お前はかりんとうを奪われて、顔中に落書きされていたでござるよ」
ヤシチ「うっ、うるさーい!! わざわざそんなことを言いに来たのか!?」[白目]
ネズミ「冷たいでござるな〜。従兄弟がわざわざ会いに来てやったと言うのに」
ヤシチ「別に来てほしくな〜い!! 一体何の用だ!? 用事がないなら、さっさと帰れ!!」
ハンゾー「アニキ〜、どうしたのら?」
サスケ「せっかく従兄弟が来たのに、何で怒ってるんだぜ?」
ヤシチ「ネズミはすっご〜い嫌味な奴なのだ。自分が学校行かず、旅をしながら修行してるからって拙者をいつもバカにしてるのだ!!」
ネズミ「仕方ないでござる。お前はワルモ団なんかに入ったり、子分を引きつれたり、仲間がいないと何も出来ないでござるか?」
ヤシチ「・・・・・・黙れ〜〜〜!! お前なんかに言われたくない〜〜!!」[白目&汗]
サスケはヤシチにこそっと
サスケ「本当に嫌味な奴だぜ」
ハンゾーもこそっと
ハンゾー「なのら」
ネズミ「しかし子分たちがいても、意味がなさそうでござるな〜。アニキがアニキなら、子分も子分でござる」
ヤシチ「ん!?」
サスケ「何だと!?」
ヤシチ「やいネズミ!! 拙者はともかく、サスケたちまで悪く言うな!!」
ハンゾー「アニキ☆」
ネズミ「フフフのフ♪ 怖いでござるな〜。しかしお前たちなんかに任せていたら、いつまでたってもミルモは倒せないでござる」
ヤシチ「何ぃ〜!?」[白目]
ネズミ「まっ、拙者のように優秀な忍者がいれば、話が別でござるがな〜」
ヤシチ「言わせておけば・・・」[白目]
ネズミ「まっ、お手並み拝見と行くでござる。さらばでござる!!」
ネズミは去った。
サスケ「く、くそー、ムカつく奴だぜ!!」
ハンゾー「なのら〜!!」
ヤシチ「くぅ〜〜〜・・・ネズミの奴見てろ〜!! 拙者たちの力で絶対にミルモを倒してやるからな!!」[白目]
サスケ「だぜ!!」
ハンゾー「なのら!!」

次の日
楓はミルモに付き合わされて走っている。なぜなら、ミルモはずっとチョコ食べてないからだ。だから、楓が今日はお小遣いも入ったことだから、チョコを買いに行ってる。屋根の上にヤシチとサスケとハンゾーはミルモを見つけた。ミルモはチョコが楽しみで楓より先に走っていたが、曲がったら目の前にチョコが1つのチョコが浮いている。ミルモはチョコを追いかける。サスケは釣竿でチョコを動かしている。次はハンゾーがチョコを動かしている。ヤシチはハンゾーの隣に来た。もう少しの所でハンゾーは、ヤシチに当たって、ヤシチは下の洗濯機の中に落ちた。ミルモは洗濯機に入りそうなチョコをギリギリに食べた。楓が「ミルモ何所〜?」と言ってる。ミルモは楓の所に戻った。サスケとハンゾーは、ヤシチが洗濯されているに気付く。

安純の家
ヤシチは見事に重い怪我をしている。
ヤシチ「あぁ〜寒い〜・・・痛い〜!!」[顔真っ青]
安純「で、作戦失敗して、しっかり洗濯されちゃったわけね。情けないわね〜!!」
ヤシチ「情けないとは何だー!!」[怒]「拙者たちは一生懸命・・・! あ〜痛いいたたた・・・」
サスケ「アニキ・・・」
ハンゾー「ごめんなさいなのら・・・。僕のせいで・・・」
ヤシチ「気にするな。怪我が治ったら、また新たな作戦を立てるぞ・・・」
ハンゾー「アニキ・・・うぅぅ〜・・・」
ハンゾーの目に涙が出てきた。

夕方
ハンゾーは、何処かの一軒家の屋根の上にいる。
ハンゾー「はぁ・・・」
サスケ「ん?」
サスケはハンゾーの所に来る。
サスケ「ハンゾー・・・」
ハンゾー「僕はダメな奴なのら・・・」
サスケ「そんなことないぜ!! オイラだって失敗ばっかりだぜ!! 気にするなよ」
ハンゾー「でも・・・」
・・・「フフフのフ♪」
サスケとハンゾー「ん!?」
・・・「へばってるでござるなぁ」
サスケ「こ、この声は・・・」
ネズミが現れた。
ネズミ「やはりお前たちではミルモを倒せなかったようでござるなぁ」
サスケ「うっ、うるさーい!! たまにはこんな日もあるぜ!!」
ネズミ「ほぉ〜そりゃ失礼したでござる。しかし、ヤシチがあの状態では、ミルモを倒すのはいつになることやら・・・」
ハンゾー「あっ・・・」
ハンゾーは落ち込んだ。
サスケ「あっ・・・」
ネズミ「まっ、拙者の忍法にかかればミルモなど、半日で立ち直れなくしてやれるのでござるがなぁ〜」
サスケ「へ? 忍法?」
ネズミ「作用。拙者の忍法は魔法など問題にならないほど強力でござる。どうでござる? 特別に手を貸してやってもいいでござるよ」
サスケ「大きなお世話だぜ!! お前になんか手伝ってもらわなくてもオイラたちだけでミルモを倒してやるぜ!!」
ハンゾー「そうなのら!! アニキの仇は僕たちがとるのら!!」
ネズミ「あっそうでござるか。では精々頑張るでござる」
ネズミが消えた。
サスケ「見てろー!! オイラたちで何とかしてやるぜー!!」
ハンゾー「そうなのら!!」

由美の家
由美の服装・・・上は薄ピンク、下は青の長いスカート、白の靴下。
由美「・・・成る程ね。でも、あんたたち2人でミルモを倒すことは無理ね」
サスケ「無理とは酷いぜ!!」
由美「だって、まだ1度も勝ったことないじゃないか。ヤシチの怪我が治るまでおとなしく待ってたら?」
サスケ「・・・確かにオイラたちだけじゃ不安だぜ。だけど、ハンゾーと約束したんだぜ!! 明日、2人でミルモを倒すって!!」
由美「・・・まぁ、頑張ってね」
サスケ「頑張るぜ!!」

拓斗の家
拓斗の服装・・・上は黒、下は藍色の長ズボン、白の靴下。
拓斗「そうだったのか・・・」
ハンゾー「僕のせいでアニキが怪我しちゃったのら・・・。僕は本当にダメな奴なのら・・・ぐすっ」
ハンゾーは泣いている。拓斗はハンゾーを見て微笑んだ。
拓斗「元気を出せ、ハンゾー。お前のいつもの元気はどこに行ったんだよ? 俺は、ハンゾーからたくさんの元気をもらった。ハンゾーのお蔭で今の俺がここにいるじゃないか」
ハンゾー「拓斗・・・」
拓斗「だから今は、俺がハンゾーを元気にさせたい。ハンゾーが元気じゃなかったら、ヤシチも元気がなくなる。俺も元気がなくなる・・・」
ハンゾー「・・・」
拓斗「お前はダメなんかじゃない!! 俺の自慢のパートナーだよ^^・・・自信を持て、ハンゾー」
ハンゾーは目に涙が出てきて、拓斗の腕にしがみ付く。
ハンゾー「拓斗ぉ〜ありがとうなのら〜」
拓斗は微笑んだ。ハンゾーは涙を拭きながら
ハンゾー「だから、明日は僕とサスケがミルモを倒してみせるのら☆」
拓斗「え?・・・おい、ちょっと待て。どうしてそんなことするんだよ」
ハンゾー「アニキの仇なのら!! ミルモを倒して、アニキの喜ぶ顔が見たいのら^^」
拓斗「・・・そんな無茶してまで、ヤシチは喜ばないぞ。・・・そんなことするより明日、一緒にヤシチのお見舞いに行こうぜ」
ハンゾー「ミルモを倒してから行くのら☆ 拓斗、僕は絶対にミルモを倒してみせるのら!!」
拓斗「ハンゾー・・・」

次の日
リルム「ねぇミルモ様、近くにとっても素敵お店を見つけましたよ^^ 今度、一緒に参りましょう」
ミルモ「えぇ〜!? 面倒くせ〜な〜」
ミルモとリルムは木の上に乗っている。リルムは困っている。
ミルモ「行きたきゃ1人で行けばいいじゃねぇか」
リルム「そ〜んな・・・私はミルモ様と行きたいんです!!」
ミルモ「えぇ?」
リルム「ミルモ様ぁ・・・」
ミルモ「あぁ〜うるせ〜な〜・・・」
・・・「や〜いや〜い!!」
下からサスケの声。
ミルモとリルム「!!」
サスケ「ミルモのバーカ!!」
ハンゾー「悔しかったらここまで来てみろなのら〜!!^^」
サスケとハンゾーはお尻ペンペンしている。
ミルモ「何だとぉ〜!?」[怒]
サスケとハンゾー「ベェ〜〜〜!!」
サスケとハンゾーは逃げる。
サスケとハンゾー「へへ〜!!」
ミルモ「んんにゃ〜ろ〜」[白目]
サスケとハンゾーは逃げてる。
ミルモ「待て〜!!」[白目]
サスケとハンゾーは、公園の中に入って行った。ミルモも公園の中に入った。しかし、ミルモは止まった。
ミルモ「ん?」
サスケとハンゾーの目の前には分かりやすい落とし穴がある。
サスケとハンゾー「やーいやーい、ここまで来てみろだぜ<なのら>〜!!^^ へへへ〜」
ミルモ「・・・」[汗]「何だそれ?」
サスケとハンゾー「!!」[汗]
サスケ「な、何のことだぜ?」[汗]
ハンゾー「べ、別に罠なんか仕掛けてないのら!!」[汗]
サスケ「落とし穴なんか掘ってないぜ〜!!」[汗]
ミルモ「そうか〜」
ミルモは2つのキャンディーを出した。
ミルモ「じゃあほら」
ミルモは落とし穴の上にキャンディーを置いた。
サスケとハンゾー「お菓子だぜ<なのら>〜!!^^」
2人とも、落とし穴の上に行く。
サスケとハンゾー「うわあぁ〜!!」
2人とも、落とし穴に落ちた。
サスケとハンゾー「いててて・・・」
ミルモは上で
ミルモ「バレバレなんだよお前らは〜。そこでしばらく反省してろ。じゃあな〜」
ミルモは行ってしまった。
サスケ「くっそ〜、また失敗だぜ〜」
ハンゾー「やっぱり僕たちだけじゃダメなのら・・・」
サスケ「これくらいで諦めちゃダメだぜ!!」
ハンゾー「僕たちの作戦じゃあミルモは倒せないのら・・・」
サスケ「ハンゾー・・・」
梯子が来たのに気付く。
サスケとハンゾー「ん?」
・・・「フフフのフ♪」
ネズミが現れた。
ハンゾー「あー!!」
サスケ「おお、お前は・・・」

ネズミは「忍法ヒラヒラステッキの術」(棒)でサスケの頭を打った。サスケの服が女の子の服になった。スカートになった。ネズミはサスケとハンゾーに与えた。次に、「忍法ツルツル歯ブラシの術」の歯ブラシもサスケとハンゾーは手に入れた。「忍法ペラペラハンマーの術」のハンマーも手に入れた。ネズミは、空き缶をハンマーで打ったら、空き缶はペラペラになった。
そして、ネズミはさった。
サスケ「よぉ〜し、この忍法で絶対ミルモをやっつけてやるぜー!!」
ハンゾー「なのらー!!」

CM

由美たちの学校
由美は千草と美保と由美の机の所に話している。
由美と千草と美保「あははははは^^」
拓斗は由美の所に来る。
拓斗「鈴木」
由美と千草と美保「!」
由美「何?」
拓斗「ちょっといいか?」
由美「うん」
由美と拓斗は教室を出た。
千草「あの2人って一体何なの!? 最近、いつも一緒にいる時が多いわよ」
美保「羨ましいなぁ〜☆」

屋上
由美「もしかして、サスケたちのこと?」
拓斗「あぁ。昨日、サスケから聞いただろ? ヤシチの代わりにミルモを倒すことを・・・」
由美「そうなのよ。全然、期待してないけどね。アイツら、今頃、ミルモと戦ってる時かな〜・・・」
拓斗「多分な・・・。俺、ハンゾーたちが心配なんだよ」
由美「まぁ、確かに・・・。早く諦めてくれればいいんだけど」
拓斗「学校が終わったらハンゾーとサスケを探しに行こうぜ」
由美「え? でも、香川君はクラブがあるじゃないの!」
拓斗「ハンゾーたちを探す方が大事だ!」
由美「・・・」
由美は微笑んだ。
由美「そうだね・・・」

サスケとハンゾーはお店のチョコをペラペラにした。ミルモはサスケとハンゾーの仕業とは信じない。サスケは「忍法ヒラヒラステッキの術」でミルモの頭を叩いて、ミルモの服をヒラヒラにした。ミルモは「お望み通り、相手にしてやる」言い、サスケたちのところに来ようとするが、ハンゾーは「忍法ツルツル歯ブラシの術」を使った。ミルモは見事に、滑った。そして、ミルモはチョコがペラペラになったのは、サスケとハンゾーの仕業だと分かった。ミルモは2人から逃げる。サスケとハンゾーはミルモ追いかける。街のいろんな人たちが被害にあってる。松竹の服も「忍法ヒラヒラステッキの術」の被害にあった。サスケは見事にミルモをペラペラにした。そして、ネズミが現れた。安純が学校から帰ってる途中に、ミルモとサスケとハンゾーとネズミを見た。

由美と拓斗は学校から帰ってる所。2人とも、走っている。2人とも下校している時だから勿論、制服を着ている。
由美「じゃあ、ここに集合ね!」
拓斗「あぁ!」
由美と拓斗は別れた。2人とも、走り出した。

安純の家では、安純がヤシチにサスケとハンゾーがミルモと一緒にいたことを話す。ヤシチは窓から外に出る。

夕方
川原でサスケとハンゾーは、ペラペラになったミルモを紙飛行機にして遊んでいる。次に、ハンゾーが分厚い本のページにミルモを挟んで、ハンゾーが本の上に乗ってトランポリン代わりとして遊ぶ。そして、ネズミがミルモをティッシュ代わりにして鼻をかんだ。続けて、サスケとハンゾーもミルモをティッシュ代わりに鼻をかんだ。

サスケとハンゾーとネズミが他に何が出来るかをコソコソ話している。
ミルモ「やりたい放題しやがって〜」[白目]
その時、ミルモの身体が光った。
ミルモ「!!」
だんだん、自分の身体が変わっていくのに気付く。
ミルモ「おぉ!?」
完全に元の身体に戻った。
ミルモ「あぁ!!」
サスケとハンゾーとネズミがコソコソ話している。
ミルモ「おい」
サスケ「うるさいぜ!! 今、大事な話をしてるんだぜ!!」
ミルモ「おい!」
ハンゾー「うるさいのら!! 少し黙ってるのら!!」
ミルモ「おい!!」
ネズミ「だから今、拙者たちは」
ネズミたちはミルモを見る。ミルモは完全に怒ってる。
ミルモ「お前ら〜!!」[白目]
サスケとハンゾー「ひいぃぃぃ〜〜!!」
サスケとハンゾーはくっつく。
ネズミ「・・・時間切れでござるか」[汗]
ミルモ「よくもやりたい放題やってくれたな!! 覚悟しやがれ!!」[白目]
サスケとハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」
ハンゾー「ネズミさん、どうしたらいいのら〜?」
ネズミ「拙者は急用を思い出したでござる。さらばでござる!!」
ネズミは去る。
サスケとハンゾー「!!・・・あっ、そんな〜〜!!」
サスケとハンゾーはネズミを追いかける。2人はネズミの後ろのフードを捕まえる。
ネズミ「!!」
サスケ「そりゃないぜネズミさん〜!!」
ハンゾー「置いてけぼりなんてあんまりなのら〜!!」
ネズミ「放すでござる!!」
ミルモは3人の前に出てきた。
ミルモ「何やってんだ?」[白目]
ネズミ「ひっ!!」
ミルモ「さぁ〜今日の魔法は超強烈だぜ〜!!」[白目]
サスケとハンゾーとネズミ「!! ひいぃぃぃ〜〜〜〜!!」
3人とも、後ろに下がる。サスケとハンゾーはくっついてる。
・・・「その勝負待ったぁ!!」
ヤシチの声。
ミルモとサスケとハンゾーとネズミ「ん?」
ヤシチがミルモの目の前に現れた。
サスケとハンゾーとネズミ「アニキ<ヤシチ>!!」
ヤシチ「コイツらに手出しはさせん!! ミルモ、お前は拙者が倒す!!」
ミルモ「何だと〜!?」[汗]
ヤシチはトライアングルを出した。
ヤシチ「・・・」行くぞ!! ヤシチで!!・・・」
ヤシチは倒れた。
サスケとハンゾー「アニキ!!」
ネズミ「・・・」
ミルモ「!・・・」
ヤシチ「くっ・・・くそ〜・・・」
ヤシチはトライアングルの棒を頑張って取ろうとする。
サスケとハンゾー「あぁ・・・」
ヤシチ「ミ、ミルモは拙者のライバルだ・・・」
ネズミ「くっ・・・」[汗]
ヤシチ「ミルモは拙者がぁ〜・・・」
ミルモ「・・・」
ヤシチ「拙者が・・・」
ヤシチはトライアングルの棒を取って、立ち上がる。かなり辛そう。
ヤシチ「・・・・・・」
ミルモ「ヤシチ、そんな体で俺と勝負できるのか!?」
ヤシチ「当り前だぁ!! 行くぞぉ・・・」
ミルモ「・・・」
ミルモはヤシチに背中を向けて
ミルモ「やーめた!!」
ヤシチ「何!?」
ミルモ「怪我人をやっつけたって何の自慢にもならねぇからな!!」
ヤシチ「・・・ミルモ」
ミルモは団扇を出した。
ミルモ「じゃあな」
ミルモは団扇で飛んで帰る。
ヤシチ「・・・」
ヤシチは微笑んだ。ヤシチはサスケとハンゾーとネズミの方を向き
ヤシチ「サスケ、ハンゾー!!」
サスケとハンゾー「は、はい<なのら>!!」
ヤシチ「お前たちって奴はぁ・・・」
サスケ「アア、アニキ、あの・・・」
ハンゾー「僕達、アニキの為だと思って・・・」
ヤシチ「・・・」
ヤシチは微笑みかけた。
ヤシチ「分かってる。もう何も言うな」
サスケとハンゾー「え?」
2人は笑顔になり、涙が出てきた。
サスケとハンゾー「アニキ〜!!」
2人はヤシチの所に行って、ヤシチにしがみ付く。
ヤシチ「おいてててて・・・」
サスケとハンゾーはヤシチから少し放れて
サスケ「ごめんアニキ!!」
ハンゾー「大丈夫なのら?」
ヤシチ「平気だこのくらい^^」
サスケとハンゾー「アニキ・・・」
サスケとハンゾーはヤシチにくっついて泣く。
サスケとハンゾー「うわあぁぁぁ〜アニキ〜!!」
ヤシチ「^^」
ネズミ「フフフのフ〜♪ その身体で助けに来るなど、本当に愚かな奴でござるな〜」
ヤシチ「ふん!! お前に拙者の気持ちなど分からん」
ネズミ「確かに・・・だが・・・」
ネズミはヤシチたちに背中を向ける。
ネズミ「良いものでござるな、仲間というのは」
ヤシチとサスケとハンゾー「え?」
ネズミ「その絆、大事にするでござるよ。さらばでござる!」
ネズミは去った。
ヤシチ「・・・ネズミ」
ヤシチは微笑んだ。
・・・「お〜い!!」
由美の声。
ヤシチとサスケとハンゾー「ん?」
由美と拓斗はヤシチたちの所に向かって走ってる。
由美の服装・・・上は赤、下は黄色のミニスカート、黄土色の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は紫、下は紺色の長ズボン。
サスケ「由美☆」
ハンゾー「拓斗なのら☆」
由美と拓斗はヤシチたちの所に着いた。
由美「や〜っと見つけた〜!!」
サスケ「どうしてここに来たんだぜ?」
拓斗「どうしてって、お前たちが心配だったんだよ。ハンゾー、大丈夫か?」
ハンゾー「大丈夫なのら^^ 後もう少しでミルモを倒せたのら」
由美「え!? それ、本当?」
サスケ「本当だぜ!!」
由美「へぇ、やればできるじゃないの☆ 帰ったら、その話を聞かせてよ!!」
サスケ「勿論だぜ!! いっぱいしてやるぜ」
ハンゾー「僕も拓斗に話したいことがいっぱいあるのら^^」
拓斗は微笑んだ。
由美「あれ? ヤシチ、どうしてここに?」
ヤシチ「コイツらのことが心配だったのだ」
拓斗「・・・ハンゾー」
ハンゾー「ん?」
拓斗「今日は、ヤシチの側にいてやれよ」
ヤシチとサスケとハンゾーと由美「えぇ!?」
拓斗「ヤシチも今日は、ハンゾーがいれば、心細くないだろう^^」
ハンゾー「でも、拓斗は1人で大丈夫なのら? 僕、拓斗が心配なのら・・・」
拓斗「俺は1日くらいなら、大丈夫だ^^ 俺のことより、ヤシチを心配することだよ・・・」
ヤシチ「拓斗、お前・・・」[涙]
ハンゾー「はいなのら☆」
サスケ「・・・由美、オイラも今日」
由美「行ってきな^^ しっかり、ヤシチの看病をすることね!!」
サスケ「やったぜ!! アニキ、今日はオイラたちがついてるぜ^^」
ハンゾー「何かしてほしいことがあったら、何でも言ってほしいのら^^」
ヤシチ「うぅ・・・お前たち、拙者は最高に幸せだぁ・・・」[涙]
サスケと由美とハンゾーと拓斗は微笑んだ。
由美「ふふ^^」
拓斗「安純さん家まで送ってくよ」
ヤシチ「忝い・・・」
由美「さぁ、帰ろう!!」
ヤシチとサスケとハンゾーと由美と拓斗は帰る。ヤシチは由美の頭、サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。


安純の家
アニメどおりに、安純はベッドで寝ていて、ヤシチとサスケとハンゾーはそれぞれの布団で、3人一緒に寝ている。そして、裏ミモモが出てきて、請求書をヤシチに求めた。なぜなら、「ヒラヒラステッキ」「ツルツル歯ブラシ」「ペラペラハンマー」が高い金額だからだ。ネズミが購入した人がヤシチの名前を使って書いているからだ。ヤシチはそれに怒って、大声を出したら、安純は怒って、3人に枕を投げ付けた。

終わり


■ アニス (127回/2012/12/13(Thu) 20:52:26/No5011)

第43話【ナンダカワカンナイノ?】

楓の家
ミルモはアフロ先生のテレビを見ている。楓は横にソファに座っている。その時、マンボから電話がかかった。
マンボ「ミルモ!! 急いで妖精界に来てくれ!!」

妖精界
ギャア「ギャア〜〜〜!!」
ギャアは飛んでいる。
マンボ「行っくぞー!!」
マンボはスケボーしている。
マンボ「ひゃっほー!!」
ミルモと楓とペータとビケーとガビンとムーン「・・・」[汗]
ミルモ「で、急いで来させた理由は、これか・・・」[汗]
楓「スケボーが自慢したかっただけなのね・・・」[汗]
ペータ「だべ・・・」[汗]
マンボ「どーんなもんだい、はっはー!! うわあぁ!!」
マンボはスケボーしてて、転んだ。スケボーが頭に当たって、目が回った。
ビケー「フッ、カッコ悪いなぁ」
ペータ「だべ・・・」
ガビン「カッコ悪い・・・」
マンボ「カッコ悪いって言うなぁーーー!!」[怒]
マンボの隣に紫のナンダカワカンナイノがいる。楓はそれに気づいた。
楓「!! ねぇ、あれなぁに?」
ミルモ「あぁ、あれはナンダカワカンナイノだ」
楓「ふ〜ん。何だか分かんないんだぁ」
ミルモ「そうじゃなくてナンダカワカンナイノだ」
楓「だから、何だか分かんないんでしょ?」
ミルモ「違う!! ナンダカワカンナイノだー!!」[怒]
楓「だから、何だか分かんないんでしょ!!」
ビケーはミルモと楓の所に来て
ビケー「まぁまぁ」
ミルモと楓「!!」
楓[汗]
ビケー「ここはボクの美しさでも見て落ち着きたまえ♪」
ミルモ「余計な●●だろうがー!!」[怒&白目]
ビケー「!!」[汗]
ペータ「ナンダカワカンナイノってのは、コイツの名前なんだべ」
楓「え? 何でそんな変な名前なの?」
ミルモ「そんなの見りゃ分かるじゃねぇか」
ビケー「うんうん」
楓はナンダカワカンナイノを見る。
楓「確かに・・・」[汗]
ミルモ「よぉーし!!」
ミルモはマンボのスケボーに乗ってる。
ミルモ「今度は俺の番だぜーい!!」
ミルモはスケボーで遊ぶ。
ミルモ「ふっひょー!!」
ペータとビケーは追いかける。
ペータ「次は俺だべー!!」
ビケー「その次は僕にしたまえー!!」
楓、ガビン、ムーンも追いかける。
ガビン「ガビ〜ン・・・僕はぁ〜?」
楓「待ってよミルモ〜!!」
マンボは追いかける。
マンボ「返せ〜!! それは俺のだぞ〜〜〜!!」[白目]

夕方
変な黒いイカが空を飛んで、泣いている。
ペータ「気を付けて帰るだべ」
ミルモ「また遊ぼうな〜^^」
楓「それじゃあね」
ミルモは帰ろうと一歩進んだ時、転んだ。
ミルモ「うぎゃ!!」
楓「ミルモ!!」
ミルモ「いててて・・・何だぁ?」
緑色のナンダカワカンナイノがいる。
楓「あっ・・・ナンダカワカンナイノ」
マンボはミルモの所に来て
マンボ「カッコ悪いなぁ」
ミルモ「おめぇに言われたくねぇーー!!」[怒&白目]
ガビン「でも、何だかいつもよりたくさんいるんじゃない?」
黄色、ピンク、青紫、緑、紫、水色、赤、オレンジのナンダカワカンナイノがいる。
ペータ「そう言われてみればそんな気も・・・」
ミルモ「気のせいだろ。じゃあなー」
ミルモは前へ進む。
楓「あっ、待ってよ〜!!」
ペータ「じゃあ俺たちも帰るべ」
マンボ「うん!」

ペータ、ビケー、ガビンは前、マンボとムーンは後ろに並んで帰ってる。
ペータたち「マタタビニャンニャンマタタビニャ〜ン♪ マタタビニャンニャンマタタビニャ〜ン♪」
後ろに7匹のナンダカワカンナイノが集まって、合体した。

次の日

結木の家
リルム「ルン、ルン、ルンルンル〜ン♪」
ミルモ顔のチョコケーキ。
リルム「まぁ♪ ミルモ様そっくりですわ〜^^ これならば、ミルモ様も喜んでくれますわよね〜^^」
結木「おいリルム、何やってんだ?」
リルム「!! ミルモ様のケーキを作っているのですわ♪ 後はクリームで飾り付ければ完成ですわ^^」
リルムは泡だて器を出してボウルの中のクリームを混ぜる。
リルム「はあぁ〜〜〜どりゃあ〜〜〜!!」[白目]
結木「・・・が、頑張れよ^^;」

結木は自分の部屋に戻った。
結木「!!」
部屋のテーブルの上に置いてある1つの本の中に何かが入っている。
結木「何だ?」
結木は本のページを開けた。そこには、紫のナンダカワカンナイノがいた。
結木「え?・・・何だか分かんない?」[汗]

松竹の家
ムルモ「ほえぇぇぇ〜〜〜〜!!」[白目]
ムルモはモグラ叩きのゲームをしている。
松竹「頑張れムルモ!! もう少しで新記録だよ^^」
ムルモ「あいでしゅ!!」
ゲームの中から、黄色のナンダカワカンナイノが出た。
松竹「えぇっ!? 今のは何?」[汗]
ムルモ「ナンダカワカンナイノでしゅ」
松竹「え? そうか・・・ムルモにも分からないのか」
ムルモ「違うでしゅ!! ナンダカワカンナイノでしゅ」

安純の家
安純「ヤ・シ・チ・くぅ〜ん、これは何かしら〜?^^」
ヤシチ「安純のノートだ」
安純は自分のノートを開いて、
安純「ど〜して私のノートにパンツの絵が描いてあるのかな〜?^^」
ヤシチ「拙者が描いたのだ!!」
ブチッ
ヤシチ「!! ああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」

トイレ
ヤシチ「待て待て!! 絶対しません!! 二度としません〜!! あ〜〜助けてください〜〜!!」[汗]
安純「もう遅い!! どりゃあ〜!!」[黄色目(白目の色が黄色)]
安純は何かをトイレの中に入れた。便器の中には青のナンダカワカンナイノがいる。
安純「へ・・・? 何なのよこれ?」[汗]
ヤシチ「ナンダカワカンナイノだ」
安純「だーから何なのよー!!」[怒&白目]
ヤシチ「だーからナンダカワカンナイノなのだー!!」[怒&白目]

由美の家の隣にある武道場
サスケと由美「・・・」
由美は目を開けた。
由美「はあぁぁぁー!!」
由美は瓦ではなく、何かが手に当たっている。プヨ〜・・・
由美「あれ・・・?」
由美の手には瓦じゃなく、赤のナンダカワカンナイノがいた。
由美「何だこれ〜?」
サスケ「ナンダカワカンナイノだぜ」
由美「そうかぁ。サスケも分かんないんだね〜」
サスケ「違うぜ。ナンダカワカンナイノだぜ!」
由美「だから何だか分かんないんでしょ?」
サスケ「違うぜ!! ナンダカワカンナイノだぜ!!」
由美「分かんなかったら素直に言いなさいよー!!」[怒]
サスケ「だからナンダカワカンナイノだぜー!!」[怒]

由美たちの学校のグラウンド
拓斗は、クラブをしている。バッターは拓斗。ピッチャーは気合が入ってる。ハンゾーはいつものように、後ろで応援している。
ハンゾー「拓斗〜、ファイトなのら〜^^」
拓斗はハンゾーを見て微笑んだ。そして、ピッチャーを見た。ピッチャーがボールを投げて、拓斗はバットを振った時、ボールと一緒に何かを打った。
カーン。拓斗は1塁に走った。ボールを取った人が
クラブA「おいちょっと来てみろよ!!」
クラブB「何だよ?」
クラブA「いいから。何か、変なのがいるんだよ」
皆、行く。
拓斗「行ってみよう」
ハンゾー「一体何なのら?」
野球部の皆は、固まっている。クラブの人たちの声が聞こえる。ハンゾーと拓斗も来た。
拓斗「あっ!!」
そこには、ピンクのナンダカワカンナイノがいる。
拓斗「ハンゾー、これ何か知ってるか?」
ハンゾー「これはナンダカワカンナイノなのら〜」
拓斗「ナンダカワカンナイノ?」
あるクラブの人が、ナンダカワカンナイノを触った。
クラブ「おっ、何だこれ、すげー気持ちいいぞ☆」
クラブ「お前、そんな気色悪い物、よく触れるなぁ〜」
拓斗「え? お、おい、それが見えるのか?」
クラブ「はぁ? 普通に見えるぞ!!」
クラブ「当ったりめぇだろ」
拓斗「・・・」
拓斗はハンゾーにこそっと
拓斗「皆にも見えてるぞ・・・。どうなってんだ?」
ハンゾー「僕にも分からないのら〜」
拓斗「え・・・?」[汗]

楓の家
水色のナンダカワカンナイノが楓のママの前に現れた。楓のママにもナンダカワカンナイノが見えてる。ミルモは携帯でナンダカワカンナイノのことをマルモに聞こうとしたのだが、マルモは忙しいと言って、電話を切った。

妖精界
妖精の人々「いやあぁぁ〜〜〜!!」
いろんな妖精たちの周りに、ナンダカワカンナイノがいる。

マンボ「うわぁ〜!! 返せよ〜!! それは俺のだぞ〜!! もう返して〜!!」[白目]
緑のナンダカワカンナイノはマンボのスケボーに乗っている。マンボをそれを追いかけている。
ペータとビケー「・・・」[汗]
ビケー「カッコ悪いなぁ」
ペータ「でも、何だかデカくないべか? さっきのナンダカワカンナイノ」

ガビンの家
ガビン「ガビ〜ン・・・」
黄色のデカいナンダカワカンナイノはガビンのベッドの上にいる。
ガビン「僕のベッド・・・僕のベッドがぁ・・・」

ムーン「・・・」
ムーンは黄色のナンダカワカンナイノと睨めっこ?している。

ミルモと楓は妖精界へ行って、お城へ行く。

お城でも、たくさんのナンダカワカンナイノがいる。サリアは水色のナンダカワカンナイノを抱っこしている。

紫のナンダカワカンナイノがかなりデカくなっている。木がぶっ壊れた。マルモと警備兵はデカいナンダカワカンナイノの前にいる。
マルモ「よいか! 絶対にこのナンダカワカンナイノを里に近づけてはならんぞ!!」
警備兵「はっ!!」

ミルモと楓は妖精学校の図書館に行き、アンナにナンダカワカンナイノの事を調べてもらう。それは、ガイア族の仲が悪くなると発生するとのこと・・・。

結木の家
結木「おーい、リルム」
結木は紫のナンダカワカンナイノを手に持って、リルムの所に来る。
結木「これ、何だか分かるか?」「え!?」[汗]
リルムの前に、黄色、紫、水色、ピンクの4匹のナンダカワカンナイノがいる。
リルム「う〜りゃあ!! この愛のケーキは、絶対に食べさせませんわ〜!!」[白目]

松竹の家
ムルモと松竹は震えている。ムルモは松竹の肩の上に乗っている。
ムルモ「な〜んでこんなにいるのでしゅか〜?」[汗]
松竹「ムルモ〜、何とかして〜!」[汗]
目の前に黄色のナンダカワカンナイノがたくさんいる。そして、ナンダカワカンナイノが合体して、でかくなった。
ムルモと松竹「!! うぎゃあぁぁ〜〜〜!!」

安純の家
安純「フンッ!!」[怒]
安純は青、紫、緑、水色、赤、ピンクのナンダカワカンナイノをセンスで叩く。
安純「あ〜も〜!! どっから湧いてくるのよー!!」[怒&白目]
ヤシチはのんびりとかりんとうを食べている。ヤシチはかりんとうを取ろうとしたら、青のナンダカワカンナイノがいる。
ヤシチ「ん?」
ヤシチはナンダカワカンナイノの臭いをかぐ。
ヤシチ「・・・」[汗]
かりんとうの袋の中身が全部からっぽになった。
ヤシチ「あー!! 楽しみにしていたスペシャルでナチュラルなかりんとうがー!!」[白目]

由美ん家
由美は自分の部屋にいる。武道の服から私服に着替え終わった。
服装・・・上は青、下は灰色のミニスカート、黒の靴下。
RRRR〜♪ サスケの携帯電話が鳴った。
サスケ「ん?」
サスケは電話に出た。そこには、怒っているヤシチの顔が映った。
ヤシチ「サスケー!! 今すぐ妖精界に来〜い!!」[白目]
サスケ「ア、アニキ・・・どうしたんだぜ?」[汗]
ヤシチ「拙者のかりんとうがナンダカワカンナイノに食われてしまったのだー!!」[白目]
サスケ「えぇ〜・・・そんなことでわざわざ行きたくないぜ」
ヤシチ「いいから来〜い!!」[白目]
ヤシチは電話を切った。
サスケと由美「・・・」[汗]
サスケ「面倒くさいぜ・・・」[汗]
由美「あんたも大変ね・・・」[汗]
サスケ「行ってくるぜ」
サスケは団扇で窓から外に出た。
・・・「キャー!!」
由美の姉、可憐の声。
由美「!! お姉ちゃん!?」
由美は、可憐の部屋に行って、ドアを開けた。
由美「姉ちゃん、どうしたの?」
可憐の目の前には、赤、黄色、緑、オレンジの4匹のナンダカワカンナイノがいる。
可憐「何かキモイのがいるよ〜!!」[顔真っ青]
由美「うっ・・・」[汗]
・・・「わあぁーい!!」
由美の妹、麻利の声。
由美「麻利?」
由美は可憐の部屋を出て、麻利の部屋に行った。
由美「麻利?」
麻利「あっ、由美姉ちゃん!! 見て見て〜^^」
麻利は、黄緑のナンダカワカンナイノを持っている。
麻利「面白いおもちゃだよ^^」
由美「ってか、あんた、これ、見えるの??」[汗]
麻利「当り前じゃないの!! 変な事言わないでよ」
由美「どーなってんだ・・・?」[汗]

由美たちの学校のグラウンド
クラブの人たちはナンダカワカンナイノで遊んでた。グラウンドには、ナンダカワカンナイノが増えている。
拓斗「・・・」[汗]
・・・「コラー!!」
監督の声。
クラブの人たち「!!」
監督「何サボってんだ!! 練習だ練習!!」
クラブ「先生、これ、何だか分かりますか?」
部員の人は先生に黄色のナンダカワカンナイノを持って、見せてる。
監督「何だこれは? こんな物、初めて見たぞ・・・」[汗]
拓斗「・・・」[汗]

楓の家
楓のママはお茶を飲んでいる。ピンクのナンダカワカンナイノが現れた。
楓ママ「あれもあなたの仲間なの?」
水色のナンダカワカンナイノに聞いた。
ナンダカワカンナイノ「・・・」

CM

ミルモと楓はガイアの里に着いた。しかし、ガイア族5人の姿が見えない。2人はガイア族を探している。その時、上からフィアとアクアの声が聞こえる。

ガイア族はお菓子のことでケンカをしている。ミルモと楓は雲の上に行き、ガイア族に会う。

警備兵「うわあぁぁ〜!!」
警備兵は紫のバカデカイナンダカワカンナイノから逃げている。
警備兵「うわあぁぁ〜!!」
凄くデカくなっている。マルモ、たくさんの警備兵は震えている。
マルモ「何じゃ? 更に大きくなりおったぞ・・・」[汗]

マンボ「お、俺のスケボ〜〜・・・」[白目&顔真っ青]
マンボはかなり疲れている。マンボのスケボーに赤、青、黄色のナンダカワカンナイノが重なって乗っている。
マンボ「うわぁぁぁ〜〜・・・がく・・・」
マンボは倒れた。

ガビン「ぼ、僕のお家が・・・」
ガビンは外に出ている。自分の家の目の前にいる。ガビンの家に水色、オレンジ、緑、赤のデカいナンダカワカンナイノがいる。
ガビン「ガビ〜ン・・・」

ムーン「・・・」
赤、黄色、緑の3匹のナンダカワカンナイノがいる。

ガイアの里
ガイア族がまだケンカしている。その時、ヤシチとサスケとハンゾーが現れた。ヤシチは魔法で、あみだくじを出した。ガイア族は引いたけど、全部はずれ。ヤシチは当たりを引くのを忘れた。ヤシチがかりんとうが一番と言うことで・・・と言うと、フィアがイライラしだした。フィアは炎、アクアは水、ピクモは雲、ドンタは石、ウィンは風を出して攻撃する。ケンカがますます酷くなった。

人間界
悦美は駅で立っている。かなりデカい紫のナンダカワカンナイノが何匹も線路を通った。悦美たち、人間は回った。

人間界のいろんな所に現れてる。

ニュースまで流れている。楓のママはそのニュースを見ている。

結木の家
リルム「うりゃあ〜!!」[白目]
リルムは泡だて器でナンダカワカンナイノを叩いている。
リルム「ていていていてい!!」[白目]

松竹の家
ムルモと松竹に黄色のバカデカイナンダカワカンナイノは伸し掛かっている。
松竹「助けて平井〜!!」[汗]
ムルモ「潰れるでしゅ」[汗]
平井と何人かの防衛隊はナンダカワカンナイノを押している。
平井「坊ちゃま〜!!」[汗]

安純の家
安純の周りには、ナンダカワカンナイノだらけだった。
安純「一体なんなのよ〜!!」[白目]

由美の家
可憐の部屋
可憐「い、いやぁ〜・・・気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い・・・」[涙]
可憐の部屋にはナンダカワカンナイノが増えていた。

麻利の部屋
麻利「わあぁ〜い♪」
ボインッ、ボインッ・・・。麻利はものすごくでかくなった黄緑のナンダカワカンナイノをトランポリン代わりにして、跳んで楽しんでいた。

由美の部屋
由美の部屋にも、赤、青、紫、ピンクのデカいナンダカワカンナイノがいる。
由美「ハ〜ァ〜・・・」[汗]

グラウンド
グラウンドは、ナンダカワカンナイノだらけだった。
監督「こらー、皆もっと頑張れー!! 休むなー!!」
クラブの人A「俺もう、疲れた〜・・・」
クラブの人B「はー・・・あー・・・」
クラブの人C「手が痛いよ〜・・・お母さぁ〜ん・・・」
何と、野球部は今、たくさんのナンダカワカンナイノを運動場の隅っこに持って行ったり、大きなナンダカワカンナイノを押し付けたりしている。拓斗は、紫、黄色、オレンジの3匹のナンダカワカンナイノを持って、隅っこに置いた。
拓斗「名前通りに、何だか分かんないことばかりだ・・・」[汗]

ガイア族は攻撃し続けている。仲直りが難しい状況。ミルモはいいアイデアを思いついた。ミルモ、楓、ヤシチ、サスケ、ハンゾーは話し合う。楓はマイクを使い、ミルモは魔法を使った。
それは・・・ミルモはアフロ先生になっている。周りは海で夕方。その中にガイア族もいる。いつの間にか、ガイア族は赤と白のシマシマ模様の服を着ている。楓はマネージャ。ヤシチとサスケとハンゾーもシマシマ模様の服を着ている。ヤシチたちも見事な演技。ガイア族は涙を流す。ミルモは最後に「心を1つに!!」と言い、ガイア族とエイエイオーのように手を合わせた。

人間界ではナンダカワカンナイノが消えてく。

結木の家
リルムの目の前にデカくなっている紫、水色、黄色のナンダカワカンナイノがいる。
リルム「負けませんわ・・・!!」
ナンダカワカンナイノが消えた。
リルム「あっ!やりましたわ、ミルモ様!! ミルモ様のケーキお守りいたしましたわー^^」
結木「リルム・・・^^;」
リルム「何ですか? 結木様?」
結木「足の下・・・^^;」
リルム「え? イ〜ヤァァァ〜!!」
リルムは自分で作ったケーキを踏んづけていた。

松竹の家
平井「坊ちゃま〜!!」
黄色のバカデカイナンダカワカンナイノが消えた。
平井「お?」
平井たち「うわぁぁぁー!!」
平井たちはアニメどおり、ムルモと松竹の上に倒れた。
松竹「うわぁぁーん、もっと重いよ〜!!」
ムルモ「でしゅ〜!!」

安純の家
安純の部屋にも、もうナンダカワカンナイノが消えている。
安純「いいかげんいしないと・・・バキバキがボキボキがビキビキとビキビキするわよ〜!!」[白目]「・・・あら? や、やだぁ・・・そんなに恐かったかしら?^^」[赤面]

由美の家
可憐の部屋
可憐「も〜やだやだやだ〜!!」[涙]
ナンダカワカンナイノが消えた。
可憐「へ・・・?」

麻利の部屋
麻利「あはは〜☆」
麻利はまだ、トランポリン代わりに遊んでいる。しかし、ナンダカワカンナイノが消えた。麻利はドスッって落ちた。
麻利「いったぁ〜い・・・ってあれ? いなくなっちゃったよ〜・・・?」

由美の部屋
由美「ハ〜ァ〜・・・」[汗]
由美はベッドの上でごろんとなってる。ナンダカワカンナイノが消えた。
由美「消えた・・・。助かったぁ〜・・・」[汗]

グラウンド
監督「気合だ気合ー!!」
クラブの人「もう全部消えましたよ・・・」[汗]
監督「あれ・・・?」[汗]
拓斗「何だったんだ?」[汗]

妖精界
マンボはスケボーを手に持っている。
マンボ「や、やったぁ〜・・・取り返したぞ〜・・・あぁぁ〜」
マンボは目が回っていて、倒れた。
ビケー「カッコ悪いなぁ」
ペータ「カッコ悪いべ」

ガビンはまだ家の前にいる。
ガビン「き、消えた・・・ガビ〜ン」

マルモ「城を守るのじゃ!!」
警備兵「おぉー!!」
バカデカイナンダカワカンナイノが消えた。
マルモ「おぉ・・・た、助かった・・・」

サリアに懐いているナンダカワカンナイノも消えた。
サリア「あら、あなたまで消えなくても・・・」

ガイアの里
ピクモ「随分迷惑をかけてしまって^^」
ドンタ「すまなかった・・・」
アクア「マイクの力も使い熟せているみたいだね」
ウィン「お蔭で目が覚めたよ」
フィア「まっ、今回は礼を言っとくぜ」
ガイア族「ありがとう」
ミルモ「な〜に、いいってことよ。まぁ確かに今回は俺の」
ヤシチ「拙者のお蔭だな」
ミルモ「何言ってんだ!? 俺のアイデアなんだから俺のお蔭だろ!!」
ヤシチ「ハッ!! 拙者の演技が良かったから成功したのだ。だから拙者のお蔭だ」
ミルモ「お前のヘッポコ演技を俺がフォローしてやったんだから俺のお蔭なんだよ!!」[怒&白目]
ヤシチ「拙者のどこがヘッポコだぁ!! お前こそ、棒読み台詞のくせしやがってー!!」[怒&白目]
ミルモ「何だとー!!」[怒&白目]
ヤシチ「やるかー!!」[怒&白目]
ミルモとヤシチは殴り合いケンカになった。
楓「ちょっとよしなよ、ミルモ!!」
サスケ「今日は休戦だぜアニキー!!」
ハンゾー「●●なのら〜!!」
ピクモ「あらあら^^」
ウィン「さっきはとっても意気が合ってたのに」
フィア「全く、しょうがねぇ奴らだぜ!!」

夕方
ムーン「・・・」
目の前には何もない。ただ、黒いイカが泣きながら飛んでいる。

終わり


■ アニス (128回/2012/12/21(Fri) 22:29:59/No5024)

【雪山のチョコっと事件】には、登場しません。

第45話【由美の憂鬱】

放課後
場所は楓たちの学校。あのいつものメンバーが一緒に帰ってる。
楓と安純は、結木にしがみ付いている。
結木「・・・」[汗]
安純「ちょっと南さん、結木君から離れなさいよー!!」[白目]
楓「日高さんが結木君から離れてよー!!」[白目]
楓と安純は火鉢ってる。
結木「・・・」[汗]
ミルモ「毎日毎日、飽きねぇな〜」
リルム「元気が1番ですわ^^」
ヤシチ「見てるこっちが飽きてきた」
ムルモ「でしゅ」

由美は歩いて帰ってる。サスケは由美の肩に乗っている。
由美「ねぇサスケ」
サスケ「何だぜ?」
由美「私も楓ちゃんのように自由に妖精界に行きたいし、妖精学校にも通いたいのよ・・・。私も自分のマグカップがほしいなぁ〜☆ 何とかなんない〜?」
サスケ「そんなことオイラに言われても分かんないぜ」
由美「あっそう。・・・じゃあ、あんたの魔法で私を妖精にして、妖精界に連れてってよ!!☆」
サスケ「オイラじゃ出来ないぜ。ミルモの魔法じゃなきゃ無理だぜ。」
由美「王子だから?」
サスケ「ムルモから聞いたぜ」
由美「そっかぁ・・・よぉ〜し、そうと決まれば早速ミルモに頼まなくちゃ!!」
由美は走り出した。
サスケ「由美ー、飛ばしすぎだぜ〜!!」
サスケは由美の肩にしっかりと捕まってる。

楓の家
ミルモは軽い体操をしている。楓は宿題をしている。
ミルモ「いちにーさんしー・・・」
ピンポーン・・・
楓「!」
楓は動く。
楓「はぁーい!」
ガチャ。そこには由美がいた。サスケは由美の肩に乗っている。
楓「由美ちゃん!! どうしたの?」
由美「ミルモいる?」
楓「うん」
由美「上がらせてもらうよ」
楓「うん、いいけど・・・」
由美は楓の家に上がって、楓の部屋のドアを開けた。
由美「ミルモー」
ミルモ「由美じゃねーか・・・どうしたんだよ?」
由美「あんたの魔法で私を妖精にしてよ」
ミルモ「は?」
由美「だから、私も楓ちゃんみたいに自由に妖精界に行けるようになりたいんだ!! ミルモなら出来るだろ?」
ミルモ「ダメだ! 本当は人間が妖精界に行くことはダメなんだよ」
由美「じゃあ何で、楓ちゃんが行けるんだよ!?」
楓「由美ちゃん、この前も言ったように、私は遊びに行くために自分のマグカップを手に入れたんじゃないの。ミルモたちを助けるために手に入れたの・・・」
由美「サスケ達に頼めばよかったじゃないか!!」
ミルモ「何言ってんだ! ヤシチたちはワルモ団の手下だからダメに決まってんじゃねーか!!」
サスケ「そのとおりだぜ。オイラたちが助けるわけないぜ!!」
由美「・・・」
由美は悔しそうな顔をしている。
ミルモ「もう諦めろ」
由美の目が前髪で隠れた。
由美「大体ずるいのよ・・・楓ちゃんって・・・」
楓「・・・」
由美は楓の顔を見て
由美「何で・・・何であんたなの!?」
由美は怒鳴った。
楓「由美ちゃん」
由美「何であんただけ・・・何かが間違ってる!! 絶対に間違ってる!!」
由美は大きな声で言った。由美は楓の部屋を出た。
サスケ「由美〜待ってくれだぜ〜!!」
サスケも楓の部屋を出た。
楓「・・・」
ミルモ「何だアイツ!! 楓、気にするな!!」
楓「・・・」
ミルモ「まぁ、アイツはヤシチのおまけのパートナーだからなー・・・。あーゆー奴なら仕方ないだろ・・・。まぁ、拓斗はいい奴なんだけどさ・・・」
楓「何かが間違ってる・・・何かが・・・」

場所は外
安純は下校中。勿論、制服姿。ヤシチは安純の肩に乗ってる。
安純「あー!! 本っ当に南楓は邪魔な女ね!! あの子さえいなければ私と結木君はラブラブなのにー!!」[白目]
ヤシチ「・・・」[汗]
安純は右に曲がったら、由美にバッタリ会った。サスケは由美の肩に乗ってる。
サスケ「アニキー^^」
ヤシチ「おぉー、サスケー^^」
由美「今、南楓が邪魔な女って言ったわよね?」
安純「そうよ!! だからどうしたのよ!?」[白目]
由美「私も南楓が目障りなの・・・。だから・・・」
由美は安純の耳元で囁く。
安純「ニヤッ!・・・いいじゃないの〜!!」
由美「でしょでしょ☆」
安純「私たち、今回は珍しく意見が合うかもね・・・」
安純は腹黒顔。
安純「ヤシチ」
由美「サスケ」
ガシッ! 安純は手でヤシチをしっかりと持ち、由美は手でサスケをしっかりと持った。
ヤシチとサスケ「!!」
安純と由美の目はキラーンと光ってる。
安純と由美「あんたも手伝うのよ!!」
ヤシチとサスケ「はっ、はいぃぃ〜!!」[汗]

次の日
楓たちの学校
安純「ねぇ、結木くぅ〜ん、日曜日一緒にハイキングに行きましょ♪」
楓「私も行くー!!」
松竹「南さんが行くなら僕もー!!^^」
安純「勝手にすれば・・・」
ミルモ「楽しそうだな〜☆」
リルム「私、ミルモ様のためにたっくさんお弁当作って参りますわ〜^^」
ミルモ「ゲッ・・・リルムの弁当かよ・・・」[顔真っ青]

日曜日
皆、芝生に集まった。いつものメンバーとサスケとハンゾーと由美と拓斗も一緒だ。
楓の服装・・・アニメにも来ている服で、上はピンク、下は灰色の長ズボン。
結木の服装・・・上は青、下は茶色の長ズボン。
安純の服装・・・上はオレンジ、下は茶色のミニスカート、靴下は黒?
松竹の服装・・・黄色、下は赤の長ズボン(32話で水族館に行った時の服)
由美の服装・・・上は赤、下は黄色のスカート、靴下は黄土色。
拓斗の服装・・・上は緑、下は紺色の半ズボン、靴下は白。
ミルモ「ちぇ〜、芝生かよ。何もねぇじゃん」
リルム「いいお天気ですわー^^」
ムルモ「でしゅ〜♪」
リルム「ミルモ様ぁ〜、お弁当作って来ましたわ〜♪ たぁ〜くさん、召し上がれですわ〜♪」
ミルモ「ひいぃぃぃ〜!! お、俺は食わねーぞー!!」
ミルモは逃げる。
リルム「ミルモ様ー、ちゃんと食べてくださいませー!!」[怒]
リルムはミルモを追いかける。
楓「結木くぅ〜ん^^」
楓は結木のところに来る。
松竹「あ〜、南さぁ〜ん!!」
拓斗は芝生でごろんと気持ちよくなっている。

安純と由美は陰で隠れている。ヤシチは安純の頭、サスケとハンゾーは由美の頭に乗ってる。
安純「こうしてられるのも今のうちね・・・」
由美「香君って、本っ当に見る目ゼロよね。あんな女のどこがいいんやら・・・」
安純「本当よねー・・・」[怒]
由美「私も安純ちゃんに協力するわ・・・安純ちゃんと摂君をラブラブにしてやる・・・♪」
安純「そーこなっくっちゃ♡」
ヤシチ「お前たち、作戦は覚えてるか?」
サスケ「勿論だぜ!!」
ハンゾー「どうして僕までしなくちゃなんないのら〜? 僕は関係ないのら〜」
ヤシチ「文句を言うなっ!!」
安純「ヤシチ、早速魔法かけるのよ!!」
ヤシチ「合点承知!! ヤシ、ヤシ、ヤシチでポン!!」
カアァァァ。

楓に魔法がかかった。
楓「え?・・・うわぁぁ〜〜!!」
楓は、急にぐるぐる回り始める。
結木「南っ!?」
拓斗「!?」
楓「たぁ〜す〜け〜て〜!!」
ドッカーン・・・
楓と松竹「いたたたっ・・・」
楓は松竹にぶつかってしまった。
楓「!! まっままま・・・松竹君っ!! ごめんなさい!!」[汗]
松竹「平気だよ^^ 大丈夫だから♪」
拓斗「・・・」

安純と由美「やったぁ〜!!^^」
サスケ「やったぜ、アニキ☆」

結木「大丈夫か? 南!?」
楓「う、うん・・・(結木君は、私と松竹君がぶつかっても気にしないよね・・・)」
松竹「僕、南さんにぶつかっちゃったぁ〜♡」[赤面]
松竹はハート目になってる。

由美「サスケ、頼むわよ!!」
サスケ「サス、サス、サスケでポン!!」
カアァァァ。

楓に魔法がかかった。
楓「!! えっ!? きゃあぁ〜!!」
楓の体がゴキブリみたいなポーズで動き出す。
結木「南!!」
楓「あ〜!! 何この動き〜? 恥ずかしいよ〜!!」[赤面]
拓斗「・・・」
楓「いやあぁぁ〜〜〜!!」
ペタッ! 楓は松竹のお尻を触った。
楓「キャアー!! 松竹君、本当に本当にごめんなさい!!」[赤面]
松竹「ポー・・・気にしないでー♡・・・」
楓「私、何やってんだろ・・・?」
楓は落ち込んだ。

安純「やったぁ〜!!」
由美「ナイス、サスケ!!☆」
由美は指を鳴らした。
ヤシチ「次はハンゾーの番だ!!」
ハンゾー「はいなのら〜。ハン、ハン、ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。

またまた楓に魔法がかかった。
楓「!!」
楓は走り出した。
楓「きゃあぁぁ〜〜!!」
結木と松竹「南<さん>!!」
拓斗「・・・」
楓「きゃあぁぁ〜〜〜〜!!」
楓が走ってる先には、川がある。
楓「いやあぁぁ〜〜〜!!」
ドッバーン・・・。楓は川に落ちた。だけど、川は浅い。
結木と松竹「南<さん>!!」
拓斗「楓さん・・・」
結木と松竹と拓斗は楓のところに行く。
楓「いたたた・・・」

安純と由美「やったぁ!!☆」
ヤシチ「どうだ!? 拙者たちの力を見たか!!」

結木「大丈夫か? 南」
楓「うん・・・」

お昼ご飯の時間。
皆、敷物を敷いてお弁当を食べている。
楓と安純「結木くぅ〜ん♪ お弁当作ってきたの〜^^」
楓と安純はお弁当の中身を結木に見せる。
結木「・・・」[汗]
由美はお弁当を食べながら、楓たちを見ている。
由美「!・・・わぁ〜☆ 楓ちゃんのお弁当美味しそう!!」
楓「え? 本当!?♪」[赤面]
由美「うん。だから、私にこのお弁当頂戴^^」
楓とリルム「え?」
ミルモ「おめぇ、自分の弁当があるだろ」
由美「私は育ちざかりなの!!」
楓「でも由美ちゃん、これは結木君に・・・」
安純「私が結木君にあげるんだから気にしないで南さん^^」
由美「てなわけだから、私、貰うね!!」
由美は楓のお弁当を取った。
楓「あっ・・・」
安純「結木君、あ〜ん^^」
結木「お、おい・・・」[汗]
リルム「楓様のお弁当がぁ・・・」
楓「・・・」
ヤシチとサスケとハンゾーは、美味しく食べている。
拓斗「・・・」

夕方
サスケと由美は帰ってる。
由美「今日の作戦は大成功ねぇ☆」
サスケ「だから今日のみたらし団子は2本にしてほしいぜ☆」
由美「わかったわ!! 頑張ってくれたご褒美だもん」
サスケ「やったぜ!!」
由美「♪・・・!・・・いいこと思いついちゃったぁ・・・」
サスケ「由美?」

CM

時刻は勿論、夕方。

由美の家
サスケはごろんとしている。由美は机に座っている。
由美「サスケ」
サスケ「ん?」
由美「妖精のマグカップって何所にあるの?」
サスケ「え? ミモモショップにあるぜ」
由美「ミモモショップ?? 今すぐそのミモモショップに連れってって!!」
サスケ「えぇ!? 何でそんなことするんだ?」
由美「自分のマグカップを手に入れるために決まってるでしょ☆ そして、私も自由に妖精界に行けるようになるのよ・・・♡」
サスケ「だけど、ミルモがそんなことはできないって言ってたじゃないか!」
由美「やってみなくちゃ分かんないでしょ!!」
サスケ「別に妖精界に行かなくてもいいじゃないか。そんなことしたら、オイラまで毎週土曜日に妖精学校に通わなくちゃなんないじゃないか!! そんな面倒くさいことは絶対にやだぜ!!」
由美「いいからやるの!!」
サスケ「わ、わかったぜ!!」[汗]
サスケはミモモの画像が出る青いキーボードを出した。サスケがキーを押したら、由美の部屋がミモモショップに変わった。
由美「えぇ!? ここ、私の部屋でしょ!?」[汗]
サスケ「オイラが呼んだんだぜ」
ミモモ「いらっしゃいませ」
由美「ぎゃあぁぁ〜〜!!・・・・・・何コイツ?」[汗]
由美はお店の中をじ〜っと見る。
由美「変な物ばっか・・・。あーっ!! マグカップだぁ☆」
水色、オレンジ、茶色、黄色、紫のマグカップが並んでいる。
由美「あの〜このマグカップは、新しいやつなの?」
ミモモは頷く。
由美「そうかぁ・・・。じゃあ、私これ〜^^」
由美は黄色のマグカップを取った。
由美「このマグカップ、私にちょうだい^^☆」
ミモモは変身して、ピンクの可愛いミモモになった。
ミモモ「えぇ〜!? 君がそれを持って、どうするんだよ?」
由美「きゃあ!! 何このピンクのタヌキ??」[汗]
ミモモ「僕はタヌキじゃなくて、ミモモだよ!!」[怒]
由美「まぁいいわそんなこと」
ミモモ「そんなことって・・・」[汗]「ところで、どうして君がそのマグカップを?」
由美「私も自分のマグカップが欲しいのよ!! それで、いつでも妖精界に遊びに行けるようになりたいの!!」
ミモモ「それはできないよ」
由美「じゃあ、どうして南楓の時だけ、自分のマグカップを手に入れられたのよ!?」
ミモモ「あれは、楓さんがマイクを手に入れてるからだよ」
由美「それが理由!?」
ミモモ「うん・・・。でも、普通はそんなことないから気にしないで^^」
由美「するわよ!!」[怒]
ミモモ「そんなこと言われても・・・」[汗]
由美「どうして・・・どうして・・・」
サスケ「由美・・・」
由美「サスケ、このマグカップに魔法をかけて、私を妖精界に行けるようにしてちょうだい!!」
サスケとミモモ「えぇ!?」[汗]
ミモモ「ちょっと何バカなこと考えてるの!?」[汗]
由美「さぁ早く!! ダメでもいいから魔法かけて!! あんたは私のパートナーじゃないの!!」
サスケ「・・・わ、分かったぜ」[汗]
ミモモ「や、やめて!!」[汗]
サスケ「サスケでポン!!」
カアァァァ。黄色のマグカップに魔法をかけた。
由美「よし、サスケ!! このマグカップの中に私を入れてちょうだい!!」
サスケ「サスケでポン!!」
カアァァァ。由美に魔法がかかって、マグカップの中に入って、その黄色のマグカップが光ってデカくなってる。
サスケとミモモ「うわあぁぁ!!」[汗]
魔法は収まった。
由美「ん〜・・・ちょっとマグカップの中に入ってないじゃないの!!・・・ってあれ? お店が小さくなってるー!!」[汗]
サスケ「ゆ、由美・・・」[汗]
ミモモ「お店が小さくなったんじゃなくて、君がデカくなったんだよ!!」[汗]
由美「私がぁ?」
ミモモ「ほら、鏡を見て!!」[汗]
ミモモは由美の前に全身鏡を置く。
由美「いぃ・・・いやぁぁぁぁ〜〜〜!!」[汗]
何と、由美の姿はミモモの人間姿のスタイルになって、顔はカバ(色は紫)になってる。
由美「何このブス〜〜!?」[汗]
ミモモ「君がその姿になっちゃったんだよ」[汗]
由美「どうして!? どうしてこんなことになっちゃったの〜〜〜!?」[汗]
由美はミモモを持って、ミモモを乱暴に振っている。
ミモモ「うわあぁぁ〜〜〜!!」
由美「戻して!! 今すぐ戻して〜!!」
サスケ「・・・」[汗]
ミモモ「それは無理だよ〜!!」
由美の手が止まった。
由美「どうして!? どうしてなの!?」
ミモモ「そうゆうことって初めてだから、僕にも分からないんだ。まぁ、その姿でも元気に生きていけるよ^^;」
由美「そ、そんなぁ・・・」[ガ〜ン]
サスケ「・・・」
由美「じゃあ私、一生こんな姿で生きていかなくちゃいけないってこと・・・!?・・・もう私の可愛い顔には戻れないってことなの!?」
由美の目に涙が出てきた。
サスケ「由美・・・」
由美「そんなの嫌〜!! こんな姿じゃあ、明日から学校に行けないじゃないの〜!! あぁぁぁ〜〜〜!!」
由美は泣き出した。
サスケ「お願いだぜ!! 由美を元の姿に戻す方法はないのか!?」
ミモモ「う〜ん・・・あぁ!! あるよ!!」
サスケと由美「!」
由美「どんな方法なの!?」
ミモモ「楓さんが持っているマイクの力があれば、元に戻るよ^^」
由美「!!・・・」
サスケ「本当か!? オイラ、今すぐミルモと南楓を連れて来るぜ!!」
サスケは団扇で飛んで行った。
由美「サ、サスケ・・・」

楓の家
ミルモ「う〜・・・うめぇ〜☆ やっぱり、くもっちょはいつ食っても美味いぜ〜☆」
楓は宿題か何かをしている。
・・・「ミルモ〜!!」
サスケの声。
ミルモ「あ?」
楓「サスケ君!!」
サスケ「由美を・・・」
楓「由美ちゃん?」
ミルモ「どうせまた、妖精界に行けるようにしろって言ってるんだろ。そんな相談には乗らねぇぞ」
サスケ「違うぜ!! 由美を助けてほしいんだぜ!!」

由美の家
由美の部屋はミモモショップから自分の部屋に戻っている。
由美「・・・」
ドアが開いた。
由美「!」
ミルモと楓とサスケがやって来た。
ミルモと楓「えぇ!?」[汗]
ミルモ「コレが由美なのか・・・?」[汗]
サスケ「だぜ!!」[汗]
由美「・・・あんたたち、私を笑いに来たの!?」
楓「違うわ!! 事情はサスケ君から聞いたわ!!・・・由美ちゃん、今、助けてあげるからね^^」
由美「・・・」
楓「ミルモ」
ミルモ「仕方ねぇな〜」
楓「ミルモンミルモンプリクリム・・・お願い、ミルモ!! 由美ちゃん元の姿に戻して!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。由美に魔法がかかって、由美が光って、由美はデカい身体から小さな体に戻った。
由美「・・・」
サスケ「やったぜ由美!!☆」
楓「・・・よかったね、由美ちゃん^^」
由美の目が前髪で隠れて
由美「・・・・・・どうして私を助けたの?」
サスケとミルモ「え?」
楓「どうしてって、私たち友達じゃない^^ 困った時はお互い様でしょ☆」
由美「私に情けを掛けてるつもり?」
楓「え?」
由美「私が妖精界に行けないからって可哀そうだって思ってるんでしょ!!」
楓「そ、そんなこと思ってないわ!! 私も由美ちゃんが自由に妖精界に行けたら嬉しいわ・・・。だけど、今はその方法が分からない・・・。可哀そうだなんて思ってないわ・・・」
由美「どうしてあんたが私が妖精界に行けることを嬉しいって思うの!?・・・あんた、気付いてるんでしょ?」
楓「え?」
由美「私が今日、どうして摂君にやるお弁当を取ったのか・・・。あれは、あんたの恋を邪魔するためよ!! それと、サスケたちの魔法であんたと香君をくっつけたり、川に落としたりしたのよ!!」
サスケ「ゆ、由美・・・」
ミルモ「何だって!? おいお前ら・・・」
由美「どう? 悔しいでしょ!? 私が憎いでしょ!?」
楓「・・・」
由美「・・・黙ってないで何とか言ってよ!! 悔しかったら、あんたも私に同じようにすればいいじゃない!!」
楓「悔しくないわ・・・。私は由美ちゃんにそんなことはしたくない・・・」
由美は机の上にある何かを手に取った。そして、楓にそれを見せた。
楓「これは・・・」
そう、それは楓と由美が一緒に行ったキッズセンターで写真だった。(第26話【由美のまわりはライバルだらけ!?】)由美は、その写真を半分に破いた。
ミルモと楓とサスケ「あ・・・」
由美はこの写真を床に落とす。
由美「・・・」
楓「由美ちゃん・・・」
由美は楓を倒した。
ミルモとサスケ「あぁ」
由美は楓の髪を引っ張る。
楓「痛っ・・・」
由美「私は、あんたにだけは助けられたくなかった・・・。あんたのマイクの力なんかで助けられたくなかった・・・」
楓「・・・!」
由美の目に涙が出てくる。
由美「私は、あんたが大嫌いなんだよ・・・。あんたを見てるだけでイライラするわ・・・」
由美の顔には、怒りがあるのが分かる。
楓「あっ・・・」
由美「私、あんたのこと、友達だって思ったこと・・・1度もないから・・・」
楓「由美ちゃん・・・」
楓は少し震えた。


由美の家
サスケは、みたらし団子を2本食べてる。
サスケ「ん〜みたらし団子2本なんて幸せだぜ〜☆」
由美「・・・」
由美はパジャマ(白)姿。ベッドの上に座ってる。
由美「・・・私、悔しいよ」
サスケ「由美?」
由美「今日、南楓に助けられたことが・・・。自分だけ、妖精界に遊びに行って、楽しい思いをしている奴に・・・。それに・・・」
サスケ「・・・」
由美「それに・・・今日、可哀そうな物を見るような目で私を見てたわ・・・。 私は可哀そうなんかじゃない!! 可哀そうなんかじゃ・・・悔しい!! 悔しいよ!!」
由美の目に涙が出てきた。
サスケ「ゆ、由美・・・」
由美「うぅぅぅ・・・」
由美は両手で顔を覆って泣き出した。
サスケ「・・・」

次の日

由美たちの学校
由美は、千草と美保と教室で話している。
拓斗「・・・」
サスケとハンゾーは拓斗の頭の上に乗ってる。拓斗は由美のところに行く。
拓斗「鈴木」
由美と千草と美保「!」
拓斗「話がある・・・」
由美「うん」
ハンゾー「拓斗・・・?」
千草「キャー!! 気になるな〜♪」
美保「ドキドキしちゃう〜♪」
由美「何故、ドキドキするんだ?」[汗]

屋上
サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
由美「話って何?」
拓斗「楓さんのことなんだけど」
由美「!・・・南楓のこと?」
拓斗「お前、楓さんが嫌いなのか?」
由美「な〜んだ、話ってそんなこと?」
拓斗「ごまかすな!!」
由美「大っ嫌いよ!! 南楓なんか大嫌い・・・」
拓斗「・・・どうしてだ!? 前はあんなに仲が良かったじゃないか!!」
由美「勘違いしないで!! ほら、南楓ってさ、自分のマグカップ持ってて妖精学校に通ってるだろ。普通、人間は妖精界に行けないじゃないか。南楓、アイツだけ、特別に楽しい思いをしている・・・。それって、セコイだろ? 目障りな奴なんだよ!!」
拓斗「それだけの理由で楓さんを・・・!? お前、昨日も何かしてただろ? サスケ、ハンゾー、お前たちも!!」
サスケとハンゾー「・・・」
サスケとハンゾーは頷く。
由美「してたよ。だから何? 悪い? アイツやミルモたちを見てるとイライラするんだよ!!」
拓斗「お前たち、自分が何をしてるのか分かってるのか!?」
由美「分かってるよ・・・。アイツのつらい姿をたくさん見たいだけなんだよ!!」
サスケ「由美・・・」
ハンゾー「・・・」
拓斗「ハンゾー、お前は俺のパートナーなのに、どうしてこんなことするんだよ・・・」
拓斗は悲しそうにハンゾーに言ってる。
ハンゾー「だって、だってアニキとサスケが・・・」
サスケ「人のせいにしないでほしいぜ!!」
ハンゾー「本当のことなのら!!」
拓斗「もうやめろ」
サスケ「・・・由美、ごめんだぜ。オイラがしっかりしてないばかりに・・・」
由美「サスケ・・・・・・そうよ!! 全部サスケが悪いのよ!!」
サスケ「由美・・・」
サスケの目に涙が出てきた。
サスケ「本当だぜ・・・。ミルモに勝てなくて、由美の役に立てなくて・・・。オイラ、パートナー失格だぜ・・・。本当にごめんだぜ・・・ぐすっ」
ハンゾー「サスケ、泣かないでほしいのら・・・。サスケ見てると、僕まで・・・」
ハンゾーの目にも涙が出てきた。
ハンゾー「うわあぁぁ〜〜・・・」
由美は前髪で目が隠れて
由美「ごめんね・・・サスケ・・・」
サスケ「・・・由美」
サスケは涙目で由美を見た。
拓斗とハンゾー「・・・」

終わり


■ アニス (129回/2012/12/26(Wed) 23:01:30/No5031)

第46話【妖精スゴロク大会だコロ】

結木は、本を読みながら帰ってる。リルムは結木の肩に乗ってる。
リルム「結木様、もうすぐ左ですわ!」
結木「ん・・・」
リルム「結木様、前方にバナナの皮がありますわ! 3・2・1・ジャンプ!」
結木はジャンプした。楓が走ってる。ミルモは楓の肩に乗ってる。
楓「結木くぅ〜ん、一緒に帰ろう!!^^」
ズルッ・・・。楓はバナナの皮を踏んで滑った。ガンッ! 結木にぶつかって、結木は前に倒れた。
楓「わっ!! ゴゴ、ゴメンね!!」[汗]
安純「とりゃーっ!!」[白目]
安純が凄い勢いで楓を蹴ろうとする。
楓「きゃっ!!」
楓は頭を伏せた。
ダンッ・・・安純は大きなトラックを蹴って
安純「甘い!!」[白目]
楓の方に向かう。
楓「わ〜っ!!」
ミルモと楓は顔真っ青。楓はさっと避けて
松竹「南さ〜ん! 一緒に・・・」
ドガッ・・・安純の蹴りは松竹の顔に当たった。ドサッ・・・松竹は倒れる。
楓「松竹君・・・日高さん、何てことすんのよ!?」
安純「あなたが避けるからいけないんでしょ!! それに結木君と一緒に帰るのはこの私なんですからね!! ね? 結木君♪」
結木「・・・」[汗]

由美と拓斗が一緒に帰ってる。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。由美と拓斗は曲がる。そこには、楓たちがいることに気付く。
由美「!・・・」
サスケ「あ、ミルモたちだぜ」
ミルモ「ん?」
楓「由美ちゃん、拓斗くん!!」
由美「・・・」
楓「あっ・・・」
楓は由美から言われたあの言葉を思い出す・・・。

−−−過去−−−
由美の目に涙が出てくる。
由美「私は、あんたが大嫌いなんだよ・・・。あんたを見てるだけでイライラするわ・・・」
由美の顔には、怒りがあるのが分かる。
楓「あっ・・・」
由美「私、あんたのこと、友達だって思ったこと・・・1度もないから・・・」

楓「・・・」
拓斗「こんにちは」
楓はハッと現実に戻った。
楓「・・・こんにちは^^」
結木「オス」
ミルモ「ありっ? 拓斗おめー、クラブはどうしたんだよ?」
ハンゾー「今日はお休みだから早く帰れるのら〜^^」
楓「そうなんだ♪」
結木「あれ? しおりがなくなってる・・・」
楓「しおり?」
結木「さっき落としたのかも・・・」
ミルモ「何所だぁ?」
皆、探してる。
リルム「あっ! ありましたわ!!」
結木「あれ? これしおりじゃないぞ?」
楓「福引券みたいね・・・」
ミルモ「福引き?」
楓「くじをやって、当たったら景品がもらえるんだよ!」
ミルモ「へぇー、面白そーだな・・・」
松竹「きっと、誰かが落としたんだね・・・」
松竹は起き上がる。
ムルモ「でしゅね」
楓「松竹君、大丈夫?」
松竹「うん、平気平気!^^」
安純「あら? この福引き、今日までじゃない・・・。落とし主が現れるのを待ってたら、使えなくなっゃうわね・・・。仕方ないわ、私たちでやりましょう!^^」
由美「賛成ー!!☆」

楓「あのー、福引きやりたいんですけど・・・」
福引きのお仕事をしている人「ごめんねー、福引きは3時で終わっちゃったんだよォ・・・」
安純と由美「えぇ〜!!」
楓「そうですか・・・」
安純「何とかなりません〜? 1回だけでいいんですぅ〜♪」
安純はブリッコした。
福引きの人「ごめんねぇー」
安純「ちっ!」
結木「仕方ないさ。あきらめよう!!」
リルム「残念ですわ・・・」
ミルモ「ちぇー、つまんねーの!!」
サスケ「ついてないぜー・・・」
ハンゾー「本当なのらー・・・」
拓斗「我慢が大切だ・・・」
ムルモは松竹にこそっと
ムルモ「チャンスでしゅよ、松竹しゃん!」
松竹「えっ?」
ムルモ「ここでいいところを見せれば、楓しゃんも見直してくれましゅよ!」
松竹「そうか!! お願いします! 1回だけ南さんにやらせてあげてください!!」
福引きの人「そー言われてもねー・・・」
福引きの人は楓たちの方へと振り向く。
松竹「あぁ〜」
楓「平井さん・・・」
そう、福引きしている人はあのボディガードの平井。
平井「あれ? 坊ちゃま・・・」
楓「こんなところで何をしてるんですか?」
平井「何って、ここは松竹グループの商店街ですからね・・・。お手伝いに来ていたんですよ」
皆「え?」
楓「松竹君家って、商店街もあるんだー・・・」[汗]
松竹「そっか、すっかり忘れてたよ!」
楓たち「・・・」[汗]
安純と由美は眉毛がしかめてる。
平井「さぁ、坊ちゃま! 1回と言わず100回でも200回でも心行くまでお引きください!!」
松竹「ううん、1回でいいんだ・・・。券は1枚しかないからね・・・。福引きは公平にやらなくちゃ!」
平井「ぼ、坊ちゃま、何とご立派になられて・・・。平井は、平井は嬉しゅうございます〜!!」[涙]
松竹「さ、南さん!」
楓「えっ!? 私が?」
結木「いいんじゃないか、なっ!?」
拓斗「はいっ!」
安純「もっ、もちろんよ!!」[汗]
由美「どーでもいい・・・」
楓「よーしっ! え〜い!!」
ガラガラ・・・コロン。金色の玉が出た。
楓「あっ!!」
結木たち「!!」
安純と由美の眉毛がしかめてる。
平井「おめでとうございます! 特賞の遊園地ペアチケット、大当たりぃ!!」

楓「わ〜い!! 当たっちゃったー!!☆」
ミルモ「でかしたっ! 楓」
松竹「やったね! 南さん^^」
楓「うん♪ ペアチケットかー・・・。一緒に行こうね! 結木君!!」
結木「え?」
ミルモ「当然俺も連れてくよな?」
リルム「私もご一緒させてください!!」
楓「へっ?」[汗]「まっいっか・・・」
安純「ちょっと待ちなさいよ!! 何であんたが結木君と行くのよ? 私が福引きをしようって言わなかったら特賞は取れなかったんですからね!! だ、か、ら!!」
安純は楓の手からペアチケットを奪った。
ミルモと楓「あぁ!!」
安純「結木君と行くのは私なの!!」
リルム「あら、それでしたら福引券を拾った結木様にこそ権利がありますわ!!」
楓「そうだよ!!」
安純「ご心配なく! 結木君は私と一緒に行くんだから、ね? 結木君^^」
結木「え? 俺、そんなに興味ないから南と行けば?」
楓と安純「それじゃあ意味がないの!!」
楓と安純の顔がデカくなった。
結木「・・・」[汗]
拓斗「結木さんも大変ですね・・・」[汗]
結木「もう慣れたよ・・・」[汗]
ムルモ「ちょっと待つでしゅ!! それだったら、もう終わっていた福引きをやらせてもらえたのは松竹しゃんのお陰でしゅよ!! 松竹しゃんこそ、チケットを貰うのに相応しいでしゅ!!」
松竹「えぇ〜。僕はいいよぉ・・・。どうせそこは家の遊園地だし、いつでも行けるから・・・」
ムルモ「楓しゃんが結木しゃんと一緒に遊びに行ってもいいんでしゅか?」
松竹「そ、それは困るよぅ・・・。チケットは僕のだ!!」
楓、安純、松竹、ミルモ、リルムは言い争う。
ムルモ「(クックックック・・・お兄たまにはいい思いはさせないでしゅよ!!)」[腹黒顔]
由美「私だって行きたいよ!!」
安純「何なのよ〜!! あんたまで〜!!」[怒&白目]
4人は争う。

楓と安純と松竹と由美「ハァハァハァハァ・・・」
結木「いや、何もそこまで・・・」[汗]
拓斗「・・・」[汗]
楓「これじゃラチがあかないよ・・・」
ミルモ「そうだな。こーなったらアイツを呼ぶか?」
楓「アイツって?」
ミルモ「ま、来れば分かるさ」

ミモモ「どーも・・・」
ミモモは1つのマグカップを置いた。ミモモはマンホールの中に帰った。
皆「ん?」
コロロ「皆さん、初めましてコロ!」
ミルモ「サイコロの妖精のコロロだ!!」
コロロ「コロロだコロ! よろしくコロ!」
ミルモ「こいつはもめごとが起きた時、サイコロを使って公平に決めてくれるんだぜ!!」
楓たち「ふ〜ん」
コロロ「で、何をもめているんだコロ?」

コロロ「わかったコロ、それじゃさっそくコロロでポン!!」
カァァァァ。街中がサイコロの道になった。
松竹「あら〜・・・」
コロロ「これは妖精スゴロクと言って、普通の人には見えないんだコロ。このスゴロクを最初にゴールした妖精と人間のペアがチケットを手に入れることができるんだコロ!!」
楓「頑張ろうね! ミルモ!!」
ミルモ「おう!! まかしとけ!!」

リルム「負けませんわよね!? 結木様!!」
結木「まっいいか・・・」

ムルモ「一等賞は僕たちでしゅ!」
松竹「そうだよね!」

サスケ「チケットはオイラたちのもんだぜ!!」
由美「当ったり前だ!!」

ハンゾー「絶対に僕と拓斗が1番にゴールするのらぁ^^」
拓斗「俺、別に遊園地には行かなくていいんだけど・・・まぁ、いっか・・・」

安純「何言ってんの? チケットは私のものよ!!」
コロロ「あれ? 君のパートナーは?」
サスケ「そういえば、アニキがいないぜ!!」
ハンゾー「僕も今気付いたのらぁー・・・」
安純「あんな役立たずとペア組まなくても、私は1人で充分よ!!」
コロロ「それはダメなんだコロ」
安純「どーしてよー?」
コロロ「手を出すコロ」
安純「手?」
コロン・・・サイコロは落ちた。
安純「えぇ!?」
コロロ「ね? 妖精と一緒じゃないと、このサイコロは持てないんだコロ!」
ミルモ「ヤシチを呼んで来るまで待っちゃいられねぇな!! こりゃ安純はここでリタイアか!?」
安純「心配ご無用!!」
安純はカリントウを出し、
安純「ハッ!!」
ヤシチ「ハグッ!!」
ヤシチが現れた。
ヤシチ「ん〜・・・絶妙なこの甘さ・・・」
楓たち「・・・」[汗]
サスケ「すごいぜアニキー!!」
ハンゾー「カッコいいのら〜!!」
安純「さぁ、早速始めましょう!!」

コロロ「それじゃ、最初は君から振るコロ!!」
楓「よーし! な〜にが出るのかな〜?」
コロ・・・楓は3を出した。
コロロ「3だコロ」
楓は進む。
楓「1、2、3っと!!」
カァッ・・・。突然、光り出した。楓とミルモは踊り始めた。
ミルモと楓「あ、あれ〜?」
楓「ど、どうなってるの?」[汗]
コロロ「言い忘れたけど、マス目には必ずやらなくちゃいけないことがあるコロ!! それをクリアーしないと次のサイコロが振れないコロ!」
ミルモ「じゃあ、ここは・・・」
コロロ「10分間踊らないといけないコロ!!」
楓「そんなぁ〜・・・」
楓はいろんな人間から見られてる。
男の子「ママァ、あのお姉ちゃん・・・」
男の子の母「見ちゃいけません!!」
ある親子が通った。
楓「・・・」[赤面]
ミルモ「俺、普通の人間に姿見えなくてよかったぁ・・・」[汗]
コロロ「終わったらまた来るコロー」

コロロ「次は君だコロ!」
安純「それっ!!」
コロ・・・安純は5を出した。
安純「お先〜っ!!^^」
楓[赤面]
楓とミルモチームを抜かした。
安純「ここは踊らなくていいみたいね!」
コロロ「このマス目に止まったら、シルクハットをかぶってタキシードを着た猫を探してくるコロ!!」
安純「なーんだ、そんなことでいいの?」
ヤシチ「おぉ〜安純、心当たりあるのか?」
安純「何言ってんの? あんたが探して来るに決まってるじゃないの!!」
ヤシチ「え・・・? そんな猫、いるわけないだろ!!」
安純「いようがいまいが・・・とにかく連れて来るのよ!!」
ヤシチ「ギャー!!」
ブンッ!! 安純は、ヤシチを投げ飛ばした。

由美「行っくぞー!!」
コロ・・・由美は2を出した。
サスケ「えぇ〜っ!? 2だぜ〜・・・」
由美「ちぇっ! ついてないなぁ〜」
由美は2まで進む。
由美「ここでは何をすればいいの?」
コロロ「このマス目では、この計算ドリルを50冊やらないといけないコロ!」
どーん!! 見事に計算ドリルがずっしりとある。
由美とサスケ「・・・」[顔真っ青]
コロロ「終わったらまた来るコロー」
コロロは消えた。
由美「私、算数嫌い・・・」[顔真っ青]
サスケ「オイラも計算は苦手だぜ・・・」[顔真っ青]
由美「・・・えーい!! とにかくやるわよー!!」[汗]
サスケ「オー!!」[汗]
2人は計算ドリルにとりかかった。

コロ・・・結木は1を出した。
コロロ「1だコロ!」
リルム「アーン!! がっかりですわ・・・」
結木「仕方ないさ・・・のんびり行こう!!」
結木が1のマス目に進んで止まったら、カァ・・・と光った。
結木「え?」
リルムと結木が消えた。

結木「あれ?」
リルム「あぁ!! 結木様!! あれはゴールですわ!!」
そう、目の前にゴールがある。
コロロ「ラッキーマス目!!」
リルムと結木「え?」
コロロ「このマス目は、魔法が成功したら一気にゴールまで行けるコロ!!」
リルム「まぁ・・・」
箱が出てきた。
コロロ「この箱の鍵を魔法を使って開けるコロ!!」
リルム「そんなの簡単ですわ!! リル、リル、リルムでポン!!」
カアァァァ。箱に魔法がかかった。箱が動き出す。
リルムと結木「・・・」
箱に手と足が生えて、何処かへ行った。
リルムと結木「・・・」[汗]
コロロ「残念だったコロ・・・失敗した時は、前のマス目に戻るコロ・・・」
リルム「えぇ〜、そんなぁ〜!!」
リルムと結木は消えた。

松竹「えいっ!!」
コロ・・・松竹は6を出した。
松竹「わぁぁ、6だぁ!!」
ムルモ「やったでしゅ!! 松竹しゃん!!」

ある和風の家
松竹「あ、あの・・・そんなに気を遣ってもらわなくても・・・ご飯を一杯だけ頂ければいいんですけど・・・^^;」
そう、テーブルにあるご飯はオムライスやメロンなど、たくさんある。
おばあちゃん「なーに、遠慮しないでどんどんお食べなさい!!」
おばあちゃん「そうですよ、育ち盛りなんですから^^」
松竹「は、はぁ・・・。じゃあ、遠慮なく・・・^^;」

コロ・・・拓斗は4を出した。
ハンゾー「やったのらー^^」
拓斗は4まで進んだ。ハンゾーと拓斗は消えた。

拓斗「え?」
ハンゾー「ここは何所なのら?」
何とここは、広い運動場だった。
コロロ「このマス目は、この運動場を10周走るんだコロ!」
拓斗「よし、走るのは得意だ!! 行くぞ、ハンゾー!!」
ハンゾー「僕は走るのは苦手なのら〜!!」[汗]

CM

ミルモと楓「ハァハァ・・・」
ミルモ「やっと終わったぜ〜」
2人とも、疲れて座ってる。
楓「妖精スゴロクって、ハードだね・・・」
コロロが出てきた。
コロロ「それじゃ、次のサイコロを振るコロ!」
コロ・・・数は6。

楓は歩いてると、分かれ道。
楓「あ・・・どっちに行けばいいんだろ?」
ミルモ「ん〜・・・俺の勘だとぉ・・・こっちだな!」
ミルモは左を指した。

そこは、マンションかアパートの梯子?の道。
楓「もしかして、ここを昇って行かないといけないの?」
ミルモ「みてーだな」
楓「もー! どーゆー勘してんのよ?」
ミルモ「なははー!! まぁ、細かいことは気にするなー! 行くぞー!!」
楓「あっ! 待ってよー!!」

ヤシチ「ひぇ〜!!」
ドドドッ・・・ヤシチは、シルクハットをかぶってタキシードを着た猫に追いかけられてる。
猫「フギャ〜ッ!!」
ヤシチは安純の両手の掌にジャンプした。
ヤシチ「ハァハァ、み、見つけたぞ」
安純「随分遅かったわねぇ・・・」
ヤシチ「見つけただけでも軌跡と思わんかーっ!!」[怒]
コロロが出てきた。
コロロ「それじゃ、サイコロを振るコロ!」
ヤシチは下に落ちて
ヤシチ「あれ〜」
猫の手に乗られる。
安純「よぉ〜し・・・いい目が出なさいよ・・・」
コロ・・・数は6。

安純は歩いてると、ミルモと楓のように分かれ道。
安純「あら? どっちに進めばいいのよ?」
ヤシチ「ん〜・・拙者の勘だとぉ・・・こっちだな!」
ヤシチは右を指した。

ここは、マンホール。
安純「ん? 何よ、これ?」[白目]
ヤシチ「マンホールだな」
安純「そんなの見りゃ分かるわよ!!」[怒&白目]
ヤシチ「!!」
安純「あんたの勘はどーなってんのよ!?」[怒&白目]
ヤシチ「ま、まぁ、勘違いとゆーことで・・・^^; あはははは・・・」
安純は、ヤシチを拳骨した。
安純「冗談じゃないわ!! 私はこんなところには入らないわよ!!」
コロロが出てきた。
コロロ「じゃあ、妖精スゴロクをやめるコロね?」
安純「え?」
コロロ「一度選んだルートを勝手に変えたら失格になるコロ! 妖精スゴロクのルールコロ!」
安純「だ、誰がやめるもんですか!! 行けばいいんでしょ・・・行けば・・・たくー」
安純はマンホールの中に入ろうとしている。
ヤシチ「じゃーなー!! 気をつけていけよー!!」
安純[怒&白目]
安純はヤシチを手に握って
ヤシチ「!!」
安純「あんたも来るに決まってんでしょー!!」[怒&白目]
ヤシチ「えぇ?」

由美「はぁー・・・やっと終わったぁー・・・」[汗]
サスケ「オイラ、頭が爆発しそうだぜー・・・」[汗]
コロロが出てきた。
コロロ「それじゃ、サイコロを振るコロ!」
コロ・・・数は4。

由美は歩いてると、楓と安純と同じく、分かれ道。
由美「あれ? どっちに行けばいいんだろ?」
サスケ「オイラの勘だとぉ〜・・・こっちだぜ!!」
サスケは右を指した。

行ってみるとそこには、あるサウナの宿がある。
由美「ここに来たってことは・・・まさか・・・?」
コロロ「そのまさかだコロ! このサウナ100度の部屋に20分間いなきゃダメなんだコロ!」
由美「え〜!? 20分間なんて無理よ!! サスケ、あんたの勘はどうなってんのよ!?」
サスケ「ま、間違っただけだぜ!!」
由美「間違えすぎだぁ!!」[怒]「ねぇコロロ、ルートは変えられないんでしょ?」
コロロ「その通りだコロ! 一度選んだルートを勝手に変えたら失格になるコロ! だから、頑張るコロ^^」
コロロは消えた。
由美「そんなぁ〜・・・」[汗]
サスケ「本物の地獄だぜ・・・」[汗]

リルム「・・・リルムでポン!!」
カアァァァ。・・・ドンッ。箱が開けられないように、鎖と鍵が出てきた。
コロロ「残念・・・失敗だコロ・・・」
リルムと結木はまた消えた。

おじいさんとおばあさんの家
おばあさん「さぁ、布団が敷けましたよ! ゆーっくりお休みなさい^^」
松竹「すいません。1回休みなんて出しちゃって」
ムルモは、松竹の隣に寝ている。
おばあさん「何言ってるの? 寝る子は育つって言うでしょ?」
おじいさん「思いっきり眠りなさい^^」
松竹「はい!」

ハンゾー「ハァ・・・ハァ・・・もうダメなのら〜・・・」
拓斗「大丈夫か?」
ハンゾーと拓斗は消えた。

元の場所に戻った。
コロロ「次のサイコロを振るコロ!」
コロ・・・数は6。
ハンゾー「やったのら〜^^」

拓斗は歩いてると、分かれ道。
拓斗「どっちに行ったらいいか分かるか?」
ハンゾー「僕の勘だとこっちなのら〜^^」

行ってみると公園のトイレだった。
ハンゾー「ここで何をするのら〜?」
コロロ「このマス目では、ここのトイレを掃除しなきゃなんないんだコロ!」
ここのトイレは、暗くて汚くて、クモの巣がある。
拓斗「汚い・・・」[汗]
ハンゾー「安純の部屋の掃除をしてるだけで精一杯なのに、こんな所も掃除なんてついてないのら〜・・・」
拓斗「・・・・・・ハンゾー、俺1人でやるからゆっくりしてろよ^^」
ハンゾー「え? そんなのダメなのら!! 僕も一緒にするのらぁ!!」
拓斗「わかった。だけど、疲れた時は遠慮なく言えよ」
ハンゾー「はいなのら〜^^」

ミルモと楓は上に着いた。
ミルモと楓「はぁ〜・・・」
楓「やっと着いたぁ」
ミルモ「で、ここじゃ何をやればいいんだ?」
2人の手にボールと傘が出てきた。
楓「へ?」
ミルモ「なんだこりゃ?」
コロロが出てきた。
コロロ「これで曲芸をしながら向こうまで渡るコロ!」
ミルモと楓「えぇ!?」
向こうのアパートの上に進むには、紐1本で通って行かなければならない。
楓「こんなの無理だよぉ・・・」[汗]
コロロ「大丈夫、妖精スゴロクは安全第一だコロ! 落ちてもスタートに戻るだけコロ!!」
楓「えぇ〜、それもやだな〜・・・」
コロロ「渡ったらまた来るコロ!」
コロロが消えた。
楓[汗]
ミルモ「仕方ねー・・・行くか・・・」
楓「うん・・・」[汗]
ミルモと楓「よ、は、ほっ・・・」

リルム「リルムでポン!!」
カアァァァ・・・ドンッ。箱がデカくなった。
リルムと結木「うわぁ!!」
2人は消えた。

マンホールの中
安純「全くも〜、次のマス目はどこなのよ〜・・・」
ヤシチ「安純が欲張って6なんか出すからいけないのだ」
ガンッ!! 安純はヤシチに拳骨した。
ヤシチ「ギャア!!」
安純「あんたがこっちのルートを選ばなきゃ、こんなことにはなってないのよ!! んもう、真っ暗で何も見えないじゃない!! ヤシチ! 何とかしなさいよ!!」
ヤシチは下に下りた。
ヤシチ「はい!! 合点承知!! ヤシ、ヤシ、ヤシチでポン!!」
光がついた。
ヤシチ「これでどうだ? あ?」
安純「・・・」
安純は震えている。
ヤシチ「どーした? そんなに感動したのか? ん〜・・・あっ! そうか〜・・・。ようやく拙者のありがたさが分かったな!? だったらこれからは掃除やアイロンがけは自分でやるんだな!!」
安純「あ・・・あぁ・・・」[大汗]
ヤシチ「それから、拙者に毎日カリントウを最低3袋は食べさせろよ!!」
安純「あぁ・・・あ、あ・・・」[大汗]
ヤシチ「パンツコレクションにも協力してもらうぞ!!」
安純「あぁぁぁぁ・・・」[大汗]
ヤシチ「あーっはっはっはっはー!! 分かったら拙者について来い!!」
ゴンッ。ヤシチは何かにぶつかる。
ヤシチ「痛っ・・・何だ!?」
ヤシチの目の前に、ワニがいる。
ヤシチ「はあぁぁぁ〜〜〜!! 何でこんなところにワニが〜っ!?」
安純はヤシチを手に持って
安純「何とかしなさいよ!! ヤシチ!!」
ヤシチ「何で拙者が!?」
安純「あんたのありがたさの見せ所でしょ?」
ヤシチ「それはそれ・・・これはこれなのだ・・・」
安純「つべこべ言わず行けーっ!!」
ブンッ・・・安純はヤシチをワニのところに投げ飛ばす。
ヤシチ「どわ〜っ!!」
ヤシチはワニの顔の目の前にいる。
ヤシチ「うわあぁぁ〜!!」

由美はタオルを体に巻いている。
由美「やっと、出られる〜・・・」[大汗]
サスケ「地獄を見たぜ〜・・・」[大汗]
由美「本当ね〜。・・・こんなの・・・やるんじゃなかったよ〜・・・」[大汗]
2人は汗ダラダラ。

サスケと由美は外にいる。2人とも、涼しそう。
由美「あ〜・・・天国〜♪」
サスケ「幸せだぜ〜♪」
コロロが出てきた。
コロロ「お疲れだコロ! 次のサイコロだコロ!」
コロ・・・数は6。
由美「よっしゃ!☆」
サスケ「ナイスだぜ、由美!!」
由美は6まで歩いて進む。着いた。
由美「ここでは何をするの?」
コロロ「ここでは、クイズに答えてもらうコロ!」
サスケ「面白そうだぜ!!」
コロロは画面の機械を出した。
由美「これは?」
コロロ「この画面の中から、クイズが出題されるんだコロ。この中のクイズが分かったら、この右にあるボタンを押して答えればいいんだコロ!」
サスケと由美「へぇ〜」
画面の電源が鳴った。
画面の声「では、問題!! 1+2+3+4は?」
画面の中には、この「1+2+3+4=?」とある。
サスケ「うげ〜・・・また計算だぜ〜・・・」
由美「足せばいいだけでしょ。え〜っと・・・1+2は3だから〜・・・ん〜っと・・・」
ブブーッ!! 不正解の音が鳴った。
コロロ「不正解だコロ!!」
サスケと由美「えぇ!?」
画面には「答えは10」と書いてある。
サスケ「まだ何も答えてないぜ!!」
由美「考え中じゃないの!!」
コロロ「時間切れだコロ! 時間内にも答えられないと不正解になっちゃうんだコロ!!」
サスケ「えぇ〜!!」
由美「そんなぁ〜!!」

リルム「リルムでポン!!」
カアァァァ。箱が膨らんで、風船のように飛んでった。2人は消えた。

おじいさんとおばあさんの家
ムルモと松竹はおじいさんと一緒にお風呂に入ってる。
ムルモ「♪」
松竹「いかがですか? おじいさん・・・」
おじいさん「あ〜、こりゃいい気持ちだ・・・」
松竹「フフフフフ〜^^・・・あれ? 何か忘れているような気がするんだけど・・・」
おじいさん「今度は私が流してあげよう^^」
松竹「あ、どーもありがとうございます!!^^」

トイレ
トイレは綺麗になってる。
拓斗「よし、終わったな^^」
ハンゾー「疲れたのら〜・・・」[汗]
コロロが出てきた。
コロロ「次のサイコロだコロ!」

コロ・・・数は3。
ハンゾー「ここでは何をすればいいのら?」
コロロ「このマス目に止まったら、女装をしてこの地図に書いてある矢印の道を一周歩くんだコロ!」
コロロは地図を2人に見せる。それは、結構時間がかかる道のり。
拓斗「え・・・?」[汗&顔真っ青]
コロロは、ピンクのワンピースと青の傘、頭に付ける黄色のリボン、厚底の靴を出した。(ハンゾーとは、サイズが違うが、お揃いの服)
ハンゾー「よかったのら〜。今度は走ることも掃除もしなくていいのら〜^^」
拓斗「全然よくない・・・」[汗&顔真っ青]

ハンゾーと拓斗は女装になった。
ハンゾー「ヒラヒラしてて変な感じなのら〜」
拓斗「・・・」[汗&赤面]
2人は歩き出す。周りの人々は、ビックリしたり、クスクス笑われている。
拓斗「・・・」[汗&赤面]
ハンゾー「何だか恥ずかしいのら〜」
拓斗「お前は他の奴らには見えてないだろ」[汗&赤面]
ハンゾー「そうだったのら! 妖精でよかったのら〜^^」
拓斗「(最悪だ・・・)」[汗&赤面&涙]

ミルモと楓は無事にゴール。
楓「ハァ〜・・・渡りきったぁ・・・」
コロロが出てきた。
コロロ「サイコロだコロ!」

コロ・・・数は1。
楓「あ・・・1だ」
ミルモ「何だよぉ? 苦労して渡ったのにシケてんなぁ・・・」
楓「まぁまぁ、これで下に降りられそうじゃない?」
2人は消えた。

ミルモと楓はビルの高い所に移動した。
ミルモと楓「!! うわぁぁぁ〜!!」
ミルモと楓「何だここはー?<何なの!?ここー?>」[顔真っ青]
コロロ「ここでは早口言葉をつまらずに10回連続で言ってもらうコロ!!」
楓「えぇ〜!? こんなとこじゃ怖くて言えないよぉ!!」[顔真っ青]

安純はマンホールの中をゴールした。
安純「ハァ・・・やっと出られた・・・」
ヤシチ「しかし、さっきのワニが人形で助かったな・・・」
安純「本当ねぇー・・・。そういえば、あんたさっきは随分なことを言ってくれたじゃない?」
安純はヤシチを力いっぱいに両手で握る。
ヤシチ「な、何も言ってないのだー!!」
コロロが出てきた。
コロロ「お待たせ! ここではラーメンを食べてもらうコロ!!」
ヤシチ「そりゃあいい!! 丁度腹も減っていたところだ!!」
安純「私もラーメンは好きよ!!」
コロロ「それはよかったコロ!」
ドンッ・・・ラーメンはかなりデカい。
ヤシチと安純「・・・」[顔真っ青]
コロロ「全部食べないと次のサイコロは振れないコロ!」
安純「ヤシチ、お腹が空いていたんでしょ? 全部食べていいのよ!」[汗]
ヤシチ「安純こそ、好きだと言っていたではないか! 遠慮するな!」

ピンポンピンポーン。ボタンが赤にピコピコ光ってる。
画面の声「正解〜!」
サスケと由美「はぁ〜・・・」[汗]
由美「やっと正解したぁ〜・・・」[汗]
コロロが出てきた。
コロロ「サイコロだコロ!」
由美「6が出ますように・・・それっ!!」
数字は1が出た。
由美「何で1なのよ〜!?」[怒]
サスケ「しっかりしてほしいぜ〜!!」
由美「うっさい!! 私がクイズに正解したんだから、文句言うな!!」[怒]

リルム「リルムでポン!!」
カアァァァ。箱に芽が生えた。
コロロ「残念だコロ・・・」
リルム「これで153回目ですわ・・・」
結木「155回目だよ・・・」
2人は消えた。

ハンゾー「終わったのら〜^^」
拓斗「ハァハァ・・・もう嫌だ」[顔真っ青]
コロロが出てきた。
コロロ「サイコロだコロ!」
拓斗「その前に、制服に着替えたい・・・」[顔真っ青]

ミルモと楓は下の道路に移動した。
ミルモと楓「ハァ〜・・・」
楓「やっと下りられたぁ〜」
ミルモ「誰だよ、スゴロクなんてやろうって言い出した奴は・・・」
楓「ミルモじゃない!」
ミルモ「!! さ、さぁ、もうひと頑張りしようぜ!」[汗]
コロロが出てきた。
コロロ「サイコロだコロ!」

楓は進んでいる。公園に入ろうとしているところで止まった。
ミルモ「おっ、見ろ! 楓!!」
そこには、ゴールが見える。
ミルモ「ゴールだ!!」
楓「やったぁ〜^^ ご〜、ろく!!」
楓は止まる。
ミルモ「くそ〜、ちょっと足んね〜か・・・」
コロロが出てきた。
コロロ「ここでは縄跳び100回を跳んでもらうコロ!」

ヤシチと安純はラーメンを食べ終わった。麺が1本残っている。安純のお腹が膨れている。
安純「もうダメ、これ以上食べられない・・・」
ヤシチ「だらしないぞ、安純! 後、少しではないか!!」
ヤシチは、1本の麺を食べた。
ヤシチ「ん!!」[顔真っ青]
ヤシチは口を押えたが、耳から麺が出た。
安純「ゲッ!!」[顔真っ青]
コロロが出てきた。
コロロ「サイコロだコロ!」

ミルモと楓「26、27、28、29、30、31・・・」
安純は歩いている。ヤシチは安純の肩に乗ってる。楓は縄跳びに引っかかった。
ミルモ「あぁ、何やってんだよ楓〜!!」
楓「だって私、縄跳び苦手なんだもん!!」
安純「あの2人、あんなところまで進んでいたの?」[怒]
コロロが出てきた。
コロロ「このマス目では知恵の輪を・・・」
安純はコロロの手から知恵の輪を取って
安純「おりゃーっ!!」[怒&白目]
安純は知恵の輪を見事に成功。
コロロ「す、すごいコロ・・・」[汗]
ヤシチ「怒った安純はいつもより3倍凶暴なのだ・・・」

サイコロの数は1。
安純「キィィィ・・・何で1なのよー!?」[怒]
コロロ「ここでは超能力でスプーンを・・・」
安純「うりゃー!!」[怒&白目]
安純は見事、スプーンを曲げた。

ミルモと楓はまた、縄跳びに引っかかる。

コロロ「このマス目では犬小屋を作るコロ!」
安純はイライラしながら、犬小屋を作ってる。

ミルモと楓はまた、縄跳びに引っかかった。

コロロ「腕立て伏せ1000回・・・」
安純「おりゃあぁぁ〜〜〜!!」
安純は腕立て伏せをしている。ヤシチは団扇で飛んでいる。
コロロ「頑張ってコロ・・」[汗]
コロロが消えた。
安純「負けるわけにはいかない!! ヤシチ! なんとかしなさい!!」
安純は腕立て伏せをしながら言ってる。
ヤシチ「合点承知!! ヤシ、ヤシ、ヤシチでポン!!」
カァァァァ。サイコロの数が増えた。

楓「48、49」
ミルモ「50!!」
安純「21、22」
安純は進んでいる。
楓「23、24」
ミルモ「25・・・ん? 何か戻ってねぇか?」
ミルモと楓は縄跳びするのを止める。
楓「え?」
安純「28、29、30」
楓「日高さん、何でそんなに進めるの?」
安純「だってサイコロで50が出ちゃったんですもの!」
楓「すっご〜い!!」
ミルモ「関心するな、サイコロのどこに50なんて目があるんだ!! インチキしたんだよ!!」
楓「そ、そっか!」
ミルモ「頑張れ楓! アイツらには絶対負けるな!!」
楓「うん!」
安純「47、48、49」
安純はゴールに行こうとしたとき、突然、安純の足が光が来て・・・カアァァァ。
安純「え?」
安純の足もとには、砂のお風呂?みたいなのが出てきた。安純を後ろに戻そうとしている。
安純「何なのよ? これ・・・」[汗]
ヤシチ「これもゲームなのか?」
コロロ「違うコロ!! これはインチキをした罰だコロ! 妖精スゴロクはズルをした人にはとっても厳しいコロ!! 強制的にスタート地点に戻されるんだコロ!」
安純「そんなぁ〜!」

楓とミルモが縄跳びをしている姿
ミルモと楓「27、28、29、30、31」

リルム「リルムでポォン!!」
箱が埋まった。

安純は砂の中を犬かきして頑張っている。ヤシチは安純の頭の上に乗ってる。
ヤシチ「まずいぞ、安純!!」
安純「ここまで来て諦めるもんですか〜!! どりゃあ〜!!」
ミルモと楓「69、70、71、72」

リルム「ポォン!!」
箱が増えた。

ヤシチ「行けーっ! 安純ー!! 勝利はもうすぐなのだー!!」
安純は頑張っている。

ミルモと楓「98、99、100・・・」
楓「やったぁ!!」
コロロ「サイコロだコロ!」

楓は6を出した。
ミルモ「おぉー!! これでゴールできるぜ!」
楓「やったね♪」
ミルモと楓「いーち」
楓は進む。

ヤシチ「フレー! フレー! あ・ず・み!! あソレ!! フレー・・・」

ミルモと楓「にーい」

カアァァァ。箱が空いた。
結木「やったな、リルム」
リルム「はい!!」
リルムは疲れている。

ミルモと楓「さーん」

由美「後、もう少しだぁ!! チケットは私たちの物よっ☆」
サスケ「一気にゴールだぜ!!☆」
由美「南楓には、絶対に負けないんだから・・・」
由美は進む。サスケは由美の肩に乗ってる。

ハンゾー「拓斗〜、皆に追い越されちゃうのら〜!」
拓斗「今、ゴールに向かうからな!」
拓斗は進む。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。

安純「シャアァァァ〜〜!!」
ヤシチ「頑張れ安純〜!!」

ミルモと楓「よーん」

リルム「いざ、ゴールですわ!!」

楓「ごーお」

安純の鬼の姿。
安純「どりゃあ〜!!」

由美「遊園地は目の前だぁ!^^」

ハンゾー「僕達が優勝なのら〜^^」

松竹「ゴール!!^^」
松竹はおじいちゃんとおばあちゃんと手を繋いでゴールしている。
ムルモ「やったでしゅ!!」
おじいちゃんとおばあちゃん「ほほほほ^^」
皆「あ、あぁ・・・」
皆ズルッって落ちた。
コロロ「松竹・ムルモチームの優勝コロー!!」

遊園地
松竹とおじいさんとおばあさんが楽しくジェットコースターに乗ってる姿。
松竹「あはははー^^」
遊園地を見ていて、遊園地の外にいる楓、結木、安純、由美、拓斗。
楓(上は紫)、結木(上は青)、安純(上はオレンジ)はアニメ通りの服装。
由美の服装・・・上は黄色、下は茶色のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は黒、下は紺色の長ズボン。
安純「私たちの苦労って何だったの?」
由美「全部、水の泡じゃないの!!」
結木「まっ、これでよかったんじゃないか?」
楓「そうだね♪」
拓斗「はい!」

ミルモたち、妖精はメリーゴーランドに乗ってる。ミルモとリルムは一緒に乗ってる。ヤシチとムルモは1人で乗ってる。サスケとハンゾーは一緒に乗ってる。
ミルモ「考えてみりゃ、俺たちチケットなんかいらなかったんだな・・・」
リルム「そうですわね」
ムルモ「妖精でよかったでしゅ!!」
ヤシチ「全くだな、わははは・・・」
サスケ「スゴロクもする必要はなかったんだぜ!」
ハンゾー「でも、これでいいのら〜^^」
ヤシチ「あーっはっはっはっはっは・・・」
ミルモとリルムとヤシチとムルモとサスケとハンゾー「あはははははは・・・」

終わり


それと、今、レスのタイトルを変更しました^口^;
【ミルモでポン!修正版】→【☆わがままフェアリー☆ミルモでポン!】


■ アニス (130回/2013/01/08(Tue) 23:44:45/No5048)

第47話【ひとりじゃない】

ここは由美と拓斗の学校のグラウンド
そう、拓斗はクラブ中。ハンゾーはいつものように、後ろで応援している。
ハンゾー「拓斗ー、ファイトなのら〜!!」
カーン!・・・拓斗は見事に球を打った。

ハンゾーと拓斗は帰ってる。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
ハンゾー「本当に拓斗はすごいのら〜♪」
拓斗「別に・・・すごくないさ。慣れだよ^^」
その時、後ろから
??「よっ! 拓斗君」
ハンゾーと拓斗「!」
2人が後ろを振り向いたら、体格のいい眼鏡をかけてる男の人がいる。
拓斗「次郎さん!!」
ハンゾー「次郎さん??」

次郎「野球は頑張ってるか?」
拓斗「はい!!」
拓斗は幸せそうに返事をした。
次郎「ふふふ^^」
次郎は、拓斗を見てニヤニヤしている。
ハンゾーと拓斗[汗]
拓斗「な、何ですか!?」[汗]
ハンゾー「気持ち悪いのら」[汗]
次郎「お前、前よりもずっといい顔になってるぞ」
拓斗「はい?」
ハンゾー「拓斗はいつもカッコいいのら〜!!」[怒]
次郎「だーかーらー、お前は前までは学校サボってただろ?」
拓斗「はぁ・・・」
次郎「だけど学校に行って、いつの間にかえっと・・・由美ちゃんだっけ? その子と仲良くなってたり・・・」
拓斗「はぁ・・・」
ハンゾー「次郎さんは何が言いたいのかよく分かんないのら〜・・・??」
次郎「あんな可愛い子が一緒だと毎日、学校も楽しいだろう^^」
拓斗「はぁ・・・」
次郎「でもまぁ何だ・・・。またキャッチボールでもしようぜ♪ 久しぶりにな^^」
拓斗「はい!」
次郎「んじゃまたな」
拓斗「さようなら」
次郎は去る。
拓斗「・・・」
ハンゾー「あの人誰なのら?」
拓斗「次郎さんって言うんだ。次郎さんが俺に野球を教えてくれたんだよ」
ハンゾー「そうだったのらか〜」

拓斗が帰ってる時、後ろにある3人の影がこそっと見える。
??「アイツ、最近調子乗ってるよな」
??「しかも、俺の憧れの鈴木さんにベタベタと〜!!」[怒]
??「ちょっと顔がいいからって透かしやがってよ」
??「何で最近、鈴木由美はアイツと一緒にいるんだ?」
??「まぁ、問題はあの中学生たちだ」
楓、結木、安純、松竹の顔が画像に出てくる。
??「アイツらとはどうゆう関係なんかは知らねーけどよー・・・ぜってー何か隠してるな」
??「鈴木も可愛いけどよー、あの黒髪のロングヘアの女もすっげー可愛いよな〜♪」
安純の顔が画像に出てくる。
??「そうだ・・・俺にいい考えがある・・・」
ある人がニヤッと笑った。

翌朝
楓とミルモ「ふあぁぁぁ〜・・・」
2人は欠伸をした。ミルモは楓の肩に乗ってる。
楓「あっ!」
前に、拓斗がいることに気づく。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。楓は拓斗の方へ走る。
楓「拓斗くぅ〜ん、おはよう!!^^」
拓斗「! おはようございます^^」
ハンゾー「眠たいのら〜・・・」
ミルモ「俺も眠いぜ・・・」
楓「昨日、結木君と日高さんと松竹君と帰ってる途中でね・・・」
楓と拓斗は一緒に登校している。後ろから3人の影が出てきた。
??「あの金髪の女1人か〜・・・。結構楽しそうだぞ、香川の奴・・・」
??「まぁいいさ・・・。今日、作戦通りうまくやれば・・・。ひひひ・・・」

由美と拓斗の学校
キーンコーンカーンコーン。教室で、由美は千草と美保と話してる。
千草「でさでさでさー・・・」
拓斗は、本を読んでる。サスケとハンゾーは教室で追いかけごっこをしている。
サスケ「ハンゾ〜、ここまで来てみろだぜ〜^^」
ハンゾー「サスケ〜待つのら〜^^」
その時、ある男子1人が拓斗の所に来た。その男の容姿は、茶色の髪色で、ごく普通。
??「香川・・・ちょっと話があるけどいいかな?」
拓斗「水野・・・」
拓斗はその水野と教室を出た。

拓斗は水野と男子トイレに入った。
拓斗「それで、話って・・・」
水野「お前さぁ、最近鈴木と仲いいだろ?」
拓斗「それがどうかしたのか?」
水野「あのね、鈴木が陰でお前のこと何て言ってるのか知ってるか?」
拓斗「え・・・」
水野「『いつも側にいていいかげんウザイ。学校に来るな』ってさ!!」
拓斗「!・・・・・・・・嘘だっ!! 鈴木はそんなことを言う奴じゃない!!」
水野「嘘じゃねーよ。本人に聞いたんだからよ」
拓斗「・・・」
水野「あっ! それとねぇ、お前と鈴木が仲がいい中学生4人がいるだろ?」
拓斗「!・・・」
水野「ほら、お前が今朝、一緒に学校に行ってたあの金髪だよ。それと、残りの3人組!」
拓斗「楓さんたちがどうかしたのか!?」
水野「金髪たちが陰でお前のことを言ってたぞ」
拓斗「!!」
水野「『一緒に会話したくない』とか、『お前と一緒にいるとこっちまで嫌われ者になるから私たちのとこに来るな』とか、『不登校者とは同類に見られたくない』ってな!!」
拓斗「嘘だ!! 楓さんたちはそうゆう人じゃない!!」
水野「嘘じゃねーっつってんだろ!」
拓斗「・・・」
水野「お前、もうすぐ捨てられるんじゃねーか!?」
水野はニヤニヤしながら、トイレを出た。拓斗はビクビクしてた。

サスケとハンゾーは、まだ鬼ごっこをしている。
ハンゾー「次はサスケが鬼なのら〜!!」
サスケ「よぉ〜し、絶対にハンゾーを捕まえるぜ!!」
由美は千草と美保と話してる。
千草「だから、そう言うことじゃなくーーー・・・」
美保「じゃあ、どーゆーことなのよ〜?」
由美「私もそれ、思うわー・・・」
??「鈴木、ちょっといいか?」
千草「山田君・・・」
由美「別にいいけど・・・」
由美はその山田と教室を出た。

屋上
由美「話って?・・・(もしかして・・・)」

−−−妄想−−−
山田「俺、前から鈴木が好きだったんだ!! 俺と付き合ってくれ!!」
由美「ごめんなさい^^」
山田「そんなぁ〜!! 君のその魅力に僕はもう・・・あぁ・・・」

由美「(な〜んてね☆)」
山田「お前、香川と一緒にいるだろ?」
由美「へ? そ、そうだけど、それがどうした?」
山田「香川、こぼしてたぞ。お前と一緒にいると疲れるってさ」
由美「アホらし! 香川君がそんなこと言うわけないだろ!!」
由美はその場から去ろうとしたが
山田「こうも言ってたぞ。俺はもう1人ぼっちじゃないし、野球部の仲間が出来たからお前はもう用なしだってな!」
由美「・・・・・・・どーゆーつもりか知んないけど、そんな下手な嘘ついたって無駄だからな!!」
由美は下へ降りて行った。山田はニヤッとなった。

放課後
美保「んじゃ、帰ろっか」
由美「イェーイ!!」
サスケは由美の肩に乗ってる。
拓斗は由美たちの所に来た。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
拓斗「鈴木、ちょっといいか? 楓さんたちのとこへ行って、話したいことがあるんだ・・・」
サスケ「へ?」
ハンゾー「拓斗?」
由美「・・・」
千草「でも今日もクラブなんじゃないの?」
拓斗「今日はどうしてもはずせない用事があるんだ・・・」
由美「・・・・・・・・わかったわ」

楓たちの学校の門。
楓と安純は結木にしがみ付いてる。そして、いつものメンバー。
安純「え〜い! 放れなさいよ〜!!」[怒]
楓「い〜〜〜〜や〜〜〜〜!!」[怒]
結木「・・・」[汗]
松竹「南さぁ〜ん、僕のことも見てよ〜!!」
門を出ようとしたら、由美と拓斗がいることに気付くミルモ。
リルム「あら!」
サスケとハンゾー「アニキ〜^^」
ヤシチ「サスケ、ハンゾー!!」
皆「!」
ミルモ「おめーら、何でここにいるんだ?」
由美「いや、香川君が話があるって言うから・・・」
楓「拓斗君、どうしたの?」
拓斗「・・・・・・・・・皆さんは、俺のことを友達だって言ってくれましたよね・・・。覚えてますか?」
ムルモ「いきなり何言ってるんでしゅか?」
松竹「そうだよ!! 当たり前じゃないか^^」
拓斗「なぁ鈴木、俺のことうざいって本当か?」
由美「ちょ・・・ちょっとまって!! 何の話よ・・・」
拓斗「楓さんたちも、俺と一緒に会話したくありませんよね?」
皆「!!」
安純「ちょっといきなり何言って・・・」
ミルモ「おい、ちょっとまてよ!」
ヤシチ「何が何だかさっぱり分かんないぞ!!」
楓「どうしてそんなこと・・・私たちはそんなこと・・・」
拓斗「弁解しないでください!! いいんですよ、別に・・・。そうですよね。俺なんかと一緒にいたら、皆さんたちまで嫌われますからね・・・」
松竹「嫌われるってどうゆうこと!? 全然意味が分からないよ・・・」
拓斗「とぼけないでください!!」
皆「・・・」
拓斗「俺、ハンゾーが来るまでずっと1人ぼっちだった・・・。誰も信じられなかった・・・」
皆「・・・」
拓斗「だけど、皆さんと一緒にいる時は、すごく楽しかった・・・。俺に優しくしてくれてすごく嬉しかった・・・。もう一度信じてみようって・・・」
ハンゾー「拓斗・・・」
拓斗「でも・・・でも・・・偽者の友情なんかいらない!!」
拓斗は大声で言って、走った。
楓「拓斗君!!」
ハンゾー「拓斗ー!!」
ハンゾーは拓斗を追いかけた。
皆「・・・」

楓の家
ミルモは携帯のゲームをしている。楓は宿題か何かをしている。
楓の服装・・・上は赤、下は青の長ズボン(【ミルモVSメカミルモ】の私服と同じ)。
ミルモ「えいえいえいえい!! そこだ!!」
楓「・・・ねぇミルモ」
ミルモ「あぁ? 何だよ、今忙しいんだ!! 後にしろ」
楓「拓斗君はどうしてあんなことを・・・」
ミルモ「拓斗かぁ? 分かんねぇ。アイツらしくねぇもんな。俺も気になってたとこなんだよ」
ビビーッ・・・。ゲームはクリアできなかった。
ミルモ「あぁ〜!! せっかくここまでいけてたのに〜!!」
楓「でね、明日、拓斗君に会おうと思ってるの。きっと、何かあったのよ!! ほら、拓斗君はハンゾー君に会う前までは、学校に行ってなかったんだし・・・。私、拓斗君のことはあまりよく知らないのよ」
ミルモ「そうだな〜。だけど、アイツ、話すかな?」
楓「・・・とにかく、明日拓斗君に会ってみるわ!! それと、結木君にも相談してくる」
楓は部屋を出た。
ミルモ「・・・」

拓斗の家
拓斗は宿題をしている。ハンゾーは、3色団子を食べてる。
拓斗の服装・・・上は紫、下は緑の半ズボン、白の靴下。
ハンゾー「拓斗・・・」
拓斗「ん?」
ハンゾー「今日は何があったのら?」
拓斗「・・・うん」

ハンゾー「そんなの嘘に決まってるのら!! 由美がそんなこと言うはずないのら!!」
拓斗「・・・本当にそう思うか?」
ハンゾー「え?」
拓斗「人は何を考えてるのか、分からないもんだよ。俺はまだ、鈴木とそこまで一緒にいないだろ。楓さんたちとも・・・。皆、何考えてるのか分かんないんだよ!!」
ハンゾー「拓斗・・・。僕が拓斗を守るのら!! 大丈夫なのら!! 拓斗には僕がついているのら!!」
拓斗「ありがとう、ハンゾー・・・」

結木の家
結木の服装・・・上は茶色、下は青の黒の長ズボン。
結木「わかった。俺も拓斗君の学校に行くよ」
リルムは結木の肩に乗ってる。

楓の家
楓「ありがとう!!」
(電話から)結木「俺も気になってたんだよ。いつもと様子が違ってたからな。それに、拓斗君が学校に行ってなかったのも、何か原因があるはずだ」
楓「うん。私たちが拓斗君の力になってやろう、結木君!!」
(電話から)結木「あぁ。じゃあ、また明日学校で」
楓「うん、ありがとう!!」
楓は電話を切った。

CM

翌朝

由美たちの学校
拓斗は6年3組の教室に入った。クラスの皆は拓斗を見た。
皆「!」
拓斗は皆のことは気にせずに、席に着こうとしたら
拓斗「!!・・・」
何かが拓斗の頭からかかった。
ハンゾー「うわぁ!!」
ハンゾーは拓斗の肩から放れた。拓斗にかかってるそれは、生ごみ。魚やいろんなものが拓斗にかけてる水野。
拓斗「・・・」
ハンゾー「拓斗に何するのら!?」[怒]
水野「きったねー!!」
山田「俺知ーらね〜!!」
由美と千草と美保は教室に入った。サスケは由美の肩に乗ってる。
由美「でねでね〜・・・! 何この臭い」
由美やサスケ、千草と美保は鼻を手でつまむ。
サスケ「臭いぜ・・・」
千草「強烈な臭いね・・・」
美保「あっ、香川君・・・」
サスケと由美「あっ・・・」
サスケと由美は拓斗を見た。サスケはハンゾーの所に来て
サスケ「ハンゾー、これは一体どうゆうことだぜ!?」
ハンゾー「コイツらが拓斗に生ごみをかけたのら!! 許せないのら!!」[怒]「ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。机が動いて水野や山田らに向かう。
生徒たち「きゃあ!!」
水野「何だぁ!?」
机が水野ら男子生徒を吹っ飛ばす。バンッ!! 男子生徒4人は、教室の壁にぶつかる。
男子生徒C「いってぇ〜・・・」
し〜ん・・・
千草「机が動いたわ・・・」[汗]
美保「これって一体何なの??」[汗]
サスケ「いいぞ、ハンゾー!!」
ハンゾー「拓斗を虐めたお返しなのら!!」
拓斗は立ったまま。拓斗の目は前髪で隠れてる。
拓斗「・・・」
由美を見ている。
由美「・・・」

キーンコーンカーンコーン・・・
由美は弁当を持って拓斗の席に来た。サスケは由美の肩に乗ってる。ハンゾーは拓斗の机の上にいる。
由美「かっがわく〜ん!!^^」
ハンゾー「2人とも、どうしたのら?」
由美「一緒にお昼食べよう☆」
サスケ「たまには、一緒にどうだぜ?」
ハンゾー「それはいいのら〜!!^^」
拓斗「・・・俺、1人で食べるよ」
ハンゾー「どうしてなのら?」
拓斗「無理してまでも一緒に食べようとしなくていいよ。嫌いな奴と一緒にご飯食べても楽しくないだけだしよ」
由美「ちょっと何訳分かんないこと言ってるのよ!! 昨日から変だよ!! どうしたのよ?」
サスケ「オイラたち、そんなこと、一言も言ってないぜ!!」
・・・「2人で仲良く何話してんだよ?」
サスケと由美とハンゾーと拓斗「!」
そこには、水野ら男子生徒4人がいる。
由美「別にあんたたちには関係ないだろ」
山田「ふ〜ん?」
山田が拓斗の鞄を取った。
由美と拓斗「!」
そして、鞄のチャックを開けて、鞄の中の弁当を取って、弁当の包みを開けた。拓斗の弁当は、おにぎり、卵焼き、から揚げなど入ってた。
水野「おぉ〜美味そうだな〜!」
水野は卵焼きを手に取って口に入れた。
水野「うめ〜☆」
ハンゾー「勝手に食べないでほしいのら!!」
サスケ「そうだぜ!!」
由美と拓斗「・・・」
山田「おい、これ、母ちゃんが作ったのか?」
拓斗「・・・」
男子A「無視しないで答えろよ!!」
男子Aは怒鳴った。
由美「香川君のお祖母ちゃんが作ったのよ!!」
由美が拓斗の代わりに大きい声で答えた。
水野「ゲ〜マジかよ!? ババアが作ったのなんて食えるかよ!! おえ〜」
水野はわざとらしくおえ〜ってしている。
サスケとハンゾーと由美は水野らを睨んでいる。更に、男子Bが拓斗の弁当を持って、床に落とした。ご飯とおかずは全部落ちて、それを男子らが踏んづけて、ぐちゃぐちゃにしてる。
サスケとハンゾーと由美「あっ・・・」
拓斗「・・・」
山田「ほら、さっさと食えよ!!」
水野「お前にはゴミを食べるのが1番いいんだよ!! バーカ!!」
男子C「掃除しとけよな〜」
水野らが去ってく。
ハンゾー「もう本当に許さないのら〜!!」
ハンゾーは完全に怒ってる。
ハンゾー「ハンゾーでポン!!」
カアァァァ。黒板消しが動いて、水野らに向かう。
クラスの人「きゅあ!! 黒板消しが動いてる〜!!」
更に、黒板消し3つは、水野らにパンパンする。
水野ら「コン、コン、コン、コン・・・」
水野「一体何だってんだ!?」[怒]
由美「バチが当たったのよ!!」
山田「何だと!?」
男子A「おい、誰に向かって口聞いてんのか!?」
由美「弱い者虐めしていて楽しい? あ〜あ、情けないなぁ〜!! こ〜んなことすることしか楽しみがないなんて・・・は〜ぁ、人生楽しくないわね〜!!」
水野「おい、今何て言った!? もう一度言ってみろ!!」
由美「あぁ!! 何度でも言ってやるよ!! てめーらみたいな情けない奴らは人生楽しくない、生きる価値なんてないって言ってんだよ!! 見ているだけでイライラする!!」
水野「何ぃ!?」
サスケ「そうだぜ!!」
ハンゾー「拓斗を虐めるなんて最悪な奴らなのら!!」
千草と美保もクラスの皆と見ている。
千草「ちょっと由美・・・」
拓斗「鈴木、もういいから」
由美「よくねーよ!! 香川君も男だったら、言い返しなよ!! 昔っから言われっぱなしじゃねぇか!!」
拓斗「・・・」
由美「あんたたち1人じゃ何もできないくせに!!」
男子B「黙ってたらさっきからウザい女だ。コイツ、ボコボコにやっつけていいぞ」
男子Bと男子Cは由美の手を持った。
由美「何するんだよ!! 放せよ!!」
サスケ「由美!!」
水野「もう泣いてもおせぇぞ!! 女だからって容赦しねぇぞ、このお転婆!!」
水野たちは完全に怒ってる。男子Bは由美のお腹をパンチした。
由美「うっ!」
サスケ「由美!!」
ハンゾーと拓斗「!!」
クラスの皆「・・・」
サスケ「大丈夫か? 由美」
由美「平気よ・・・」
由美は小声でサスケにウインクして言った。
山田「へっへ〜んだ!! お前は女じゃなくて男だろ!! お・と・こ!!」
由美「・・・痛いなぁ。このっ!!」
カンッ!! 由美は男子Bの股間を蹴った。
男子B「いぃ〜!!・・・いってぇ〜!!」
男子Bは、転んで痛そうにしている。
サスケとハンゾーと拓斗「あっ・・・」[赤面]
美保「ゆ、由美・・・」[汗]
由美「それは嬉しいわ!! 私もお前らに女って思われたくないわ!!」
拓斗「・・・」
拓斗は走って教室を出た。
由美「あっ、香川君!!」
ハンゾー「拓斗〜!!」
ハンゾーは拓斗を追いかけた。
し〜ん・・・

由美たちの教室で授業。拓斗は授業に参加していなくて、拓斗は席にはいない。由美は黒板の字をノートに写している。
サスケ「ハンゾーと拓斗は何所に行ったんだぜ?」
由美「さぁね・・・」
ハンゾーは窓から入ってきた。
サスケ「ハンゾー!!」
由美「香川君は?」
ハンゾー「保健室で寝てるのら」
由美「そうなの・・・」

楓の学校
楓たちは教室にいる。
楓「じゃあ、由美ちゃんと拓斗君の学校に行こう!」
結木「あぁ」
バンッ!! 楓は吹っ飛んだ。
楓「うわぁ!!」
安純は楓を押して結木にしがみ付く。
安純「南楓!! きやすく結木君と帰ろうとしてるんじゃないよ!!」[怒&白目]
ミルモ、リルム、ヤシチはパートナーの肩に乗ってる。
結木「・・・」[汗]
楓「違うよ!! 今日は大事な用があるだけよ!!」[涙]
安純「何よ!! 大事な用って!?」[怒]

楓「と言うわけなの!! だから日高さんも拓斗君のために協力してよね!!」
安純「わかったわ。あ〜拓斗君のことが心配だわ〜^^ ねぇ〜結木君♪」
結木「あのなぁ・・・」[汗]
楓[怒]
ヤシチ「本当に拓斗の事を心配してるのか?」[汗]
松竹は楓たちの教室に入る。ムルモは松竹の肩に乗ってる。
松竹「それなら僕も拓斗君の為に協力するよ!!^^」
ムルモ「でしゅ!!^^」
ミルモや楓たち[汗]

ここは、緑がたくさんある自然の中。そこには、拓斗1人で気持ち良く、ごろんとしている。拓斗は制服姿。
・・・「拓斗〜!!」
ハンゾーの声。
拓斗「ん?」
ハンゾーが団扇で飛んでいて、拓斗の側にやってきた。
拓斗「ハンゾー!」
ハンゾー「僕は拓斗のことが大好きなのら!! 僕達はこれからもずっと一緒なのら〜^^」
拓斗「そうだな^^ お前が来てから俺、少しでも強くなれたかな?」
ハンゾー「強くなれたのら!! 拓斗は強いのら!!」
拓斗「ハンゾー・・・。ありがとう」
拓斗はあまりの嬉しさに目を瞑って微笑んだ。拓斗は目を少しずつ開ける。
拓斗「あれ?・・・ハンゾー??」
目を開けたら、ハンゾーの姿がない。
拓斗「おい、ハンゾー!!」
しかし、ハンゾーの返事が返ってこない。
拓斗「ハンゾー!! ハンゾー!! あっ! ハンゾー!!」
後ろを向いたら、ハンゾーの姿が見えた。
拓斗「何処かへ行ったかと思ったじゃないか!! 驚かすなよ」
拓斗はホッとした感じだった。しかし、ハンゾーは遠くに行ってしまう。
拓斗「おい、ハンゾー!! 待ってくれ!!」
拓斗は走る。しかし、追いつかない。ハンゾーの姿がだんだん小さくなってくる。
拓斗「待ってくれ、ハンゾー!! 俺にはお前が必要なんだよ!!」
しかし、ハンゾーは、行ってしまう。
拓斗「行かないでくれ!! ハンゾー!!」
ハンゾーの姿が見えなくなってしまった。
拓斗「ハンゾー!!・・・お前がいないと俺は、1人になってしまうよ・・・」
そして、次にサスケと由美の姿が見えた。由美は拓斗に微笑みかける。由美は制服姿。
拓斗「サスケ!! 鈴木!!」
しかし、サスケと由美もハンゾーのように遠くに行ってしまう。
拓斗「おい、サスケ、鈴木、お前らもか!! 鈴木はやっぱり、俺のことが嫌いなのか!?」
しかし、2人は何も答えずに行ってしまう。
拓斗「何とか言えよ!! 俺とお前は友達だろ!? それともやっぱり、偽物の友達か?」
由美の姿が見えなくなった。
拓斗「鈴木・・・俺はお前のことを、信じていいんだよな・・・? 友達って思っていいんだよな・・・?」
その次に、ミルモ、楓、リルム、結木、ヤシチ、安純、ムルモ、松竹の姿が見えた。人間たちは皆、制服姿。
拓斗「皆さん・・・」
ミルモたちも遠くに行ってしまう。
拓斗「待って・・・待ってくれー!!」
皆はどんどん小さくなってくる。
拓斗「やっぱり、皆さんも俺の事、嫌いなんですか・・・?」
皆の姿が消えた。
拓斗「皆、何で俺の前から行ってしまうんだよ・・・。1人ぼっちは嫌だ・・・。怖い・・・!!」
拓斗の周りは自然から闇に変わってしまった。
・・・「香川君!!」
由美の声が聞こえる。だが、拓斗は相手にしない。
・・・「拓斗ぉ〜!!」
ハンゾーの声。
・・・「拓斗君!!」
楓の声。
・・・「お〜い!! 拓斗〜!!」
ミルモの声。
そこには、少しずつ光が見えてくる。そして、そこには、ミルモ、楓、リルム、結木、ヤシチ、安純、ムルモ、松竹、サスケ、由美、ハンゾーの顔が見えるが、ぼや〜っと見える。
拓斗「ん・・・ん・・・」
そして、はっきりと皆の顔が見える。
拓斗「あれ・・・?」
拓斗は目が覚めた。
ハンゾー「拓斗!!☆」
楓「気が付いたわ!!」
拓斗「ハンゾー、それと皆さん・・・」
松竹「大丈夫?」
拓斗「はい・・・」
結木「完全に魘されてたぞ」
拓斗「・・・」
リルム「何か怖い夢でも見ましたの?」
リルムは心配している。
拓斗「・・・」
拓斗はハンゾーを見た。
拓斗「ハンゾー・・・俺は今、ハンゾーと一緒にいる」
ミルモとヤシチ「あ?」
サスケ「何を言ってるんだぜ?」
ハンゾー「当り前なのら〜」
拓斗「・・・さっき、ハンゾーが俺の前から何処か遠くへ行ってしまう夢を見たんです・・・」
皆「えぇ!?」
ハンゾー「何なのら、それ!? 僕はそんなことしないのら!!」
拓斗「あぁ分かってる。だけど、怖かったんだ。それと、皆さんも俺の前から遠くへ行ってしまう夢を見まして・・・」
楓「拓斗君・・・」
拓斗「俺、本当にハンゾーが来るまで1人ぼっちだった・・・。小さい頃からずっと虐められたり、仲間外れにされたり、いろいろ怖かったんだよ。それと、先生に相談しても、まともに相談に乗ってくれなかった・・・。俺、人と一緒にいるのが嫌になった・・・」
皆「・・・」
拓斗「それで、学校に行くのも嫌になって、不登校になったんだ。俺が学校に行くと、嫌な物を見るような目で俺を見る・・・。靴の中に画びょうを入れられたり、弁当を捨てられたり、髪の毛を引っ張られたり・・・いろいろとあったんです・・・。俺、同級生の皆から嫌われてるんです・・・」
皆「・・・」
安純「そんな奴らから逃げることないじゃないの!! 男の子でしょ!! 根性出しなさいよ!!」
拓斗「安純さんに僕の気持ちなんて分かりませんよ!! 簡単に言わないでください!!」
安純「分からないよ!! 私だったらそんな奴ら、ぶん殴ってやるんだから!!」
結木「いい加減にしろ日高!!」
ハンゾー「そうなのら!! 拓斗は安純のように乱暴はしないのら!!」
安純「何ですってぇ〜!?」[白目]
ハンゾー「拓斗ぉ〜怖いのら〜!!」
ハンゾーは拓斗の後ろに隠れた。拓斗は微笑んだ。
拓斗「・・・・・・俺、気が弱いんですよ。昔から何言われても言い返せなかったんです。ある人たちとも遊んでたんですけど、結局は俺だけ除け者にされてばかり・・・。そんなことが多かったんです」
皆「・・・」
拓斗「俺はずっと逃げてばかりで、家に閉じこもってて、人間が大嫌いだった。誰とも口を利きたくなかった。もう自分なんかどうでもいい・・・夢も希望もない、つまらない人生を送ってました・・・」
ハンゾー「拓斗・・・」
拓斗「だけど、その時に、俺の人生を変えた小さな光がやって来たんです!!」
由美「小さな光?」
ヤシチ「何だそれは?」
拓斗「ハンゾーだよ^^」
ハンゾー「僕が小さな光?」
拓斗「あぁ、そんな俺の前にお前がやって来た。最初はハンゾーのことも信じられなかった。一緒にいたくない、出て行ってほしいとばかり思ってた・・・。だけどハンゾーは、そんな俺のために泣いたり笑ったりしてくれた。俺の為に頑張ってくれた・・・。俺はハンゾーを見て、自分も頑張らなくちゃっと思ったんだ」
ハンゾー「拓斗・・・」[涙目]
拓斗「そして、クラスメイトの鈴木とも少しずつ仲良くなれたこと・・・」
由美「・・・」
拓斗「皆さんとも自然と話せるようになって・・・。こうやって、ハンゾーと一緒に暮らしている内に、ハンゾーを信じるようになって・・・。そして、野球も楽しくできるようになった」
楓「拓斗君・・・」
拓斗「だから俺はもう、逃げたくないんです!! 虐めと戦って、強くなりたいんです・・・。だけど、また保健室に逃げてしまって・・・ダメだな、俺・・・」
ハンゾー「そんなことないのら!!」
拓斗「ハンゾー・・・」
ハンゾー「拓斗はダメなんかじゃないのら!! 拓斗は、一生懸命で、カッコよくて、頭が良くて、とっても優しい男の子なのら^^ 拓斗は強い男の子なのら!!」
拓斗「ハンゾー・・・」
楓「そうだよ!!」
拓斗「楓さん・・・」
楓「私もそう思う!! 拓斗君は強い心を持った男の子だと私は思うよ^^ 今はこんなに学校に行けてることも凄いことだよ!! 凄く充実してるように見えるんだもん!!」
松竹「それに、野球してる姿もとても清々しいもん☆」
ムルモ「僕にも優しいでしゅし、皆しゃんにも優しいでしゅもん!!」
リルム「私もそう思いますわ^^」
ヤシチ「ハンゾーのことも大事にしてるしな!! 拙者が怪我してる時にも自分のことよりも、拙者のことを考えていたではないか!! 拙者は嬉しかった・・・☆」
サスケ「それに、物凄く頼りがいあるぜ!! 由美も見習ってほしいもんだぜ!!」
由美「大きなお世話よ!!」
結木「だから拓斗君、もっと自分に自信を持つといいよ。今はまだ、立ち直りの途中だけど、拓斗君はもっと、心の強い男の子になるよ」
安純「まぁ、結木君程ではないけどね^^」
拓斗「・・・鈴木」
由美「ん?」
拓斗「今日は、助けてくれてありがとう・・・」[赤面]
由美「べ、別に礼を言われることなんてしてないよ・・・。第一、私も昔、香川君が辛いことがあっても、何も声かけたり、助けてあげられなかった。見て見ぬふりをしてたわ・・・」
拓斗「・・・」
由美「だけどもう、そんなことはしない!!」
拓斗「・・・・・・気持ちは嬉しいけど、俺と一緒にいたら、鈴木まで嫌われて、俺と同じ目に合うかもしれないぞ・・・」
由美「そんなの怖くも何ともねぇよ!!」
楓「そうだよ^^」
拓斗「・・・」
由美「それでも私たちは香川君を嫌ってるって言うの?」
拓斗「・・・」
拓斗は首を横に振る。
由美「だったらもっと私たちのことを信用してよね!!」
由美は恥ずかしげに言う。
拓斗「あ、あぁ・・・」
ミルモ「拓斗は1人じゃねぇよ」
楓「私たちは拓斗君の友達だよ・・・。ずっとね☆」
拓斗「ありがとう、ありがとうございます・・・」
拓斗の目に涙が出てきた。
ハンゾー「拓斗!! どうしたのら? 何処か痛いのら!?」
ハンゾーは慌てて聞いている。
拓斗「違うよ。自分でもよく分からないんだよ」
拓斗の目に涙が溢れて流れる。
拓斗「ハンゾー、俺から離れないって約束できるか?」
ハンゾー「何を言ってるのら!! 僕は拓斗のパートナーなのら!! 僕と拓斗はずーっと一緒なのら!!^^」
拓斗「うっ・・・ハンゾ〜〜!! 俺はもう、1人は嫌なんだ!! ずっと一緒だ、ハンゾー!!」
拓斗はハンゾーを軽く抱きしめて泣いてる。
ハンゾー「ずっと一緒なのら^^」
皆は微笑んでる。
由美「・・・」
由美の顔は少々赤くなってる。

最後に夕焼けの絵が出る。

終わり


■ アニス (131回/2013/01/09(Wed) 00:14:45/No5049)

第48話【ミカンとコタツ】、第49話【またまた、キンタだす!】には、登場しません。

第50話【がんばれ、フェアリーズ】

話がアニメ通りに進んだ。

ミルモと楓は、キャップの為に、選手集めをしている。

妖精界
ペータとガビンがベーゴマで遊んでる。ペータが勝った。
ペータ「やったー!!」
ガビン「ガビ〜ン・・・。また負けたぁー・・・」
ミルモ「お〜い!!」
ミルモは団扇で飛んでて、ペータとガビンのところに行こうとしている。
ペータ「ミルモ!!」
ガビン「どうしたの?」
ミルモ「お前ら、もっと面白れぇことしねーか?」
ペータとガビン「面白いこと?」

結木の家の玄関の前
楓「というわけなの・・・。協力して! リルムちゃん!!」
リルム「わかりましたわ!! お手伝いさせていただきますわ^^」
結木「頑張れよ」
リルム「はい、結木様!^^」

妖精界
ミルモとビケーは、川の所にいる。
ビケー「面白いこと? いいねぇ。話を聞こうじゃないか」

松竹の家
楓「お願いムルモちゃん!!」
ムルモはマシュマロの山に乗っている。
ムルモ「任せるでしゅ!! 楓しゃんの為に頑張るでしゅ!!」
楓「ありがとう!!」
松竹「よかったね、南さん^^」
楓「うん!!」

妖精界
マンボ「丁度退屈してたとこなんだ。いいよ!! やってやるよ!!」
ミルモ「おう!! 助かるぜ!!」
ワルモ団のシローとゴローは陰で見ている。

楓の家
ミルモ「えーと、1、2、3、4、5、6・・・」
ペータ、ガビン、ビケー、マンボ、リルム、ムルモの順に並んでいる。
ミルモ「それに俺とキャップを入れて全部で8人か・・・」
ガビン「ガビーン!! 1人足りないよー!!」
ペータ「これじゃ野球ができないだべ・・・」
ムルモ「お兄たまの自分の無さがありありでしゅね」
ミルモ「うるせ〜!!」[白目]
マンボ「コレ以上、集まりそうもないしな〜」
楓「どうする? ミルモ・・・」
ミルモ「仕方ねぇ。こうなったら楓、お前が入れ!!」
楓「えぇ〜!? 私がぁ? でも私、野球なんてできないよ〜!!」
ミルモ「だったら練習しろ!!」
リルム「キャップさんのためですわ!! 頑張りましょう!! 楓様!!」
楓「・・そーだよね・・・。キャップちゃんのためだもん・・・。私、頑張る!!」
ミルモ「よく言った!! それでこそ俺のパートナーだ!!」
キャップ「ありがとう」
ミルモ「よ〜し、絶対勝つぞー!!」
皆「オーーー!!」
窓からこっそり覗いているワルモ団。
シロー「まだ我々に立てつくつもりだな」
ゴロー「バカな奴らだ」
サブロー「あんな寄せ集めのチームで勝てると思っているのか?」
イチロー「もはや、勝ったも同然だな!! むふふふふ・・・あはははは・・・あははははー!!」
ジロー「しかし、野球をするには9人必要なのではないか?」
イチロー「あー!!」

安純の家
イチロー「と言うわけでお前たちを仲間に加えてやる!! ありがたく思え!!」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「そう思え!!」
ヤシチ「ははー!! ありがたき迷惑・・・あ、いえ、幸せ・・・」
サスケ「でも、オイラたちが入っても1人足りないぜ?」
ハンゾー「なのら〜」
イチロー「うっ、それもお前たちが何とかしろ!!」[汗]
安純「なんだか勝てそうもないチームねぇ」
イチロー「そうでもないぞ・・・。向こうも南楓とかいう人間を加えた寄せ集めチームだからな! むふふふ・・・」
ドンッ
イチロー「ん!?」
安純「南楓ですって〜!? それは本当なの〜?」[怒]
ヤシチとサスケとハンゾーとワルモ団「ひぃぃぃぃ・・・」
安純「あんたたち、何が何でも絶対に負けるんじゃないわよ〜〜〜〜!!」[白目]
安純の爪が鬼のように伸びている。
ヤシチとサスケとハンゾーとワルモ団「ヒェーーーーーーーッ!!」


拓斗が歩いている。拓斗は、野球の服を着ている。拓斗が曲がったら、楓に偶然、バッタリ会う。
楓「拓斗君!」
拓斗「こんにちは!」
楓「こんにちは^^・・・ハァ」
楓は小さくため息をついた。
拓斗「?・・・何かあったんですか?」
楓「!・・・」
楓は拓斗の服を見た。
楓「拓斗君!! お願いがあるの!!」
拓斗「はい」

ハンゾーは、団扇で空を飛んでいる。拓斗の家が見えてくる。ハンゾーは、拓斗の家に戻ろうとした時、拓斗の家の庭の中に、拓斗が球を投げてる姿と、楓がバットを持ってる姿が見える。
ハンゾー「! 南楓なのら。あれは野球なのら!! でもどうして、南楓が拓斗と一緒に野球をしてるのら?」
拓斗は、球を投げた。楓はバットを振ったが、ストライクになった。
楓「あ〜ダメだぁ!!」

結木は、本を読みながら、道を歩いている。丁度、拓斗の家の前を通るところ。
楓「あ〜! 打てないよ〜」
楓の声が聞こえる。
結木「ん?」

拓斗「少し休憩しましょう!」
楓「ごめんね、拓斗君・・・。付き合わせちゃって・・・」
拓斗「いいんですよ、そんなこと^^ 妖精学校の野球部のためですから!! 俺も自分のグラウンドを取られたら、そんなの黙ってられません!!・・・そのキャップって言う妖精の気持ちがはっきりと分かっちゃうんです☆」
楓「拓斗君♪」
結木「お前ら・・・何やってんだ?」
楓と拓斗「!」
楓「ゆ、結木君!?」[赤面]

楓と結木は、道を歩いている。
結木「そうか、ミルモたちの試合に・・・。それで拓斗君と練習してたんだな」
楓「うん・・・」
結木「頑張れよ。俺、応援するからな」
楓「ありがとう! でも・・・私・・・打てるかな・・・」
結木「技術は簡単に身につくものじゃないけど、大事なのは気持ちじゃないかな? 気持ちで相手を上回れば、必ずチャンスが来ると思う! 後は、思い切ってバットを振ればいいんだ!!・・・大丈夫! 南なら出来るよ!」
楓「結木君・・・うん」[赤面]

拓斗の家
拓斗の服装・・・上は紫、下は青の長ズボン、黒の靴下。
拓斗は、ベッドにごろんとなって、小説を読んでいる。ハンゾーは、お菓子の本を見ている。
ハンゾー「拓斗ー、さっきはどうして南楓がいたのら〜?」
拓斗「明日、楓さんは妖精学校の野球部のために野球をするんだよ。それで俺が楓さんに野球を教えてたんだよ」
ハンゾー「そんなことしないでほしいのら!!」
拓斗「どうして・・・?」
ハンゾー「明日、僕がその南楓たちと野球勝負をするのら」
拓斗「! まさか、ワルモ団のチームに・・・」
ハンゾー「そうなのら。だから僕達のチームの応援をしてほしいのら〜!!」
拓斗「・・・それはできないよ」
ハンゾー「どうしてなのら?」
拓斗「だって、フェアリーズの皆がグラウンドを取られちゃうんだ。俺、そのキャプテンのキャップの気持ちが分かるんだよ。ワルモ団は良くないことをしている。お前も分かるだろ、ハンゾー」
ハンゾー「だけど僕は首領たちと一緒のチームで野球をしなくちゃいけないのら〜!!」
拓斗「・・・」

由美の家
由美の服装・・・上は黄色、下は水色の長スカート。
サスケ「というわけで、オイラたちも試合に出るんだぜ!」
由美「へぇ〜。あんた、野球出来るの?」
サスケ「うっ・・・出来ないぜ」[汗]。
由美「・・・」[汗]「アッサリ言うなよ。ヤシチはともかく、ワルモ団アイツらはコントロール悪そうだし・・・。もう勝ち負け決まりだな・・・」
由美は呆れて言った。
サスケ「そんなことないぜ! あっちのチームには南楓がいるんだぜ!!」
由美「!・・・そっかぁ。サスケ」
サスケ「ん?」
由美「何が何でも絶対に勝てよ! どんな手を使ってでも!!☆」

CM

妖精界
ここは、グラウンド。
ケパパ「ケパパでやんす! お久しぶりでやんす! 今日は、ここミルモの里からフェアリーズ対ワルモ団の試合をお送りするでやんす!!」

人間界
(テレビから)ケパパ「解説はモンガさんでやんす!!」
テレビには、楓、ムルモ、ガビン、リルムが映っている。
結木(濃い緑)、安純(薄紫)、松竹(黄色)はアニメどおりの服装。
由美の服装・・・上は赤、下は黄色のミニスカート、黄土色の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は黒、下は白の長ズボン、黒の靴下。
松竹「うわ〜、妖精の南さん可愛いなぁ!!♡」
安純「それほどでもないわよねぇ〜、結木君♪」
結木「皆、頑張れよ」
安純「うえ!?」
由美「何処が可愛いんだか・・・。私には欠片ほど分からん・・・」
次に、テレビには、ワルモ団チームが映る。ハンゾーがいる姿がテレビに映ってる。拓斗はそれを見ている。
拓斗「・・・」

妖精界
ミモモ「審判のミモモだよ。両チームとも、正々堂々と戦ってくださいね!!」
キャップ「私たちが勝ったら、グラウンドを返してもらうわよ!!」
イチロー「フッ、どーせ我らが勝つのだ!! このグラウンドは我らのものだ!!」
ミモモ「それじゃあ、プレイボール!!」
ケパパ「さぁ、始まりましたでやんす!! まずはワルモ団の攻撃ー、1番サーブゴローでやんすー!! ピッチャーミルモ、第1球振りかぶって、投げたー!!」
イチロー「フッ、あの程度の球など、たちまちホームランだ。あ?」
ゴローがイチローのとこに来ている。
イチロー「・・・どうした? タイムか?」
ゴロー「いや、三振だ・・・」
イチロー「何〜〜〜っ!?」

ミモモ「ストラーイク!!」
シロー、三振。

ミモモ「ストラーイク!!」
(後ろ姿だから誰か分かんない)

人間界
由美「え〜い!! 何やってんだ〜〜!? このヘタクソーーッ!!」
松竹「うわぁ〜〜っ!!」
由美は松竹の頬をグーで殴っている。
結木と拓斗「・・・」[汗]
拓斗[汗]「・・・・・・(あれがキャップか!)」
拓斗は嬉しそうな顔をする。
結木「?」

妖精界
ミルモ「へへーん」
楓「すごいじゃない! ミルモ〜!!」
リルム「さすがミルモ様ですわ!!」
ミルモ「まぁ〜、ざっとこんなもんさー!!」
キャップ「さぁ〜、点を取るわよ!!」
皆「オーーー!!」
ケパパ「さぁ、1回裏フェアリーズの攻撃!! 1番サード、キャップでやんす!!」
イチロー「フンッ、俺の球が打てるか?」
キィン・・・キャップ見事に打った。
イチロー「何〜〜!?」
ケパパ「行ったー!! キャップ選手、いきなりの先制ホームランでやんす!!」
イチロー「何〜〜〜っ!!」
楓「キャップちゃん、すご〜い!!」
ミルモ「流石フェアリーズのキャプテンだな!」
マンボ「よーし、俺もカッコいいとこ見せてやる!!」
ペータ「頑張るだべ!!」
イチロー「そうはいかぬ!!」
スカッ・・・スカッ・・・スカッ・・・マンボ、三振。
ガビン「カッコ悪い・・・」
ペータ「カッコ悪いべ・・・」
マンボ「カッコ悪いって言うなーーっ!!」
ペータとガビン「!!」

サスケ「すごいぜ首領ー!!」
シロー「よく立ち直った!!」
イチロー「当たり前だ!! 気持ちの切り替えが早くなければ悪の組織はやっていけん!!」
サスケ「おぉ〜!!」
ケパパ「続いてのバッターはビケーでやんす!!」
ビケー「フッ」
イチロー「!! そ、それは・・・」
キャップ「予告ホームラン!!」
ビケー「(フッ・・・決まったな・・・)」
スカ、スカ、スカ・・・。ビケー、三振?
ミモモ「バッターアウト!!」
ビケー「じゃ」
ビケーは戻る。
ジロー「え?」[汗]
ミルモ「おい、何でバットを振らねぇんだ!?」[汗]
ビケー「動いたら、せっかくの美しいポーズが崩れてしまうじゃないか」
ミルモと楓とキャップ[ガクーッ]

ミルモが球を打った。球がゴンタの方へ来るが、球を手に持つことが出来ない。
ヤシチ「早く投げんかー!!」[白目]
ペータが打った。
ペータ「だべ!!」
サスケとシローがボールを取ろうとしたが、お互いにぶつかった。ゴンッ!!
リルム「おりゃおりゃおりゃ!!」
ミモモ「あの・・・バッターアウト・・・」[汗]
リルム「えっ・・・」[汗]
ミルモ「よーし!!」
ズバッ・・・ジロー三振。
イチローも三振
イチロー「何ぃ〜!?」
キンッ・・・ヤシチが打った。
ミルモ「しまった!!」
パシッ・・・キャップが見事ボールを取って
キャップ「ハッ!!」
ビケーにボールを投げた。パシッ・・・ビケー見事に取った。
ミモモ「アウト!!」
ヤシチはアウトになった。
ミルモ「助かったぁ・・・。サンキュー、キャップ!!」

ガビン「打てなかったらどーしよー・・・」
ミモモ「バッターアウトだよ!」
ガビン「ガビ〜ン!!」

ムルモ「楓しゃーん!! 頑張るでしゅ〜〜!!」
楓「うん!!」
ミモモ「ストライーク!! バッターアウト!!」
楓「あ・・・」
ミルモ「ったく、何やってんだよ・・・」
楓「だって〜」
キィン・・・
ミルモと楓とペータはあっちを見た。
ミモモ「出たー!!」
ケパパ「キャップ選手、2打席連続のホームランでやんす!!」
楓「すごいよ、キャップちゃーん!!」
ミルモ「流石だな」
ペータ「カッコいいだべー!!」
ムルモ「でしゅでしゅ」
マンボが来る。
マンボ「・・・」
ミルモ「ん? どうしたマンボ? カッコ悪く三振か?」
マンボ「カッコ悪いって言うなー!!」[白目]
ケパパ「さぁ、2回終わってフェアリーズ3点のリードでやんす!! モンガさんいかがでやんしょう〜?」
モンガ「モ〜ンガ、モ〜ンガ、モンガモンガモンガ^^」

人間界
由美「しっかりしろーーーっ!! 観ているだけでイライラする〜〜!! あーっ! 私が代わりに出たい〜〜〜っ!!」[怒&白目]
由美は松竹にコブラツイストをかける。ギュ〜ギュ〜・・・。松竹はそれでもハート目で
松竹「南さん、可愛い〜!!♡」
結木「頑張ってるな、アイツら・・・」
拓斗「はい・・・(キャップ、やるじゃないか!・・・ハンゾー)」
拓斗の顔が急に暗くなる。
安純「結木くぅ〜ん♪ この服どーかしら?」
安純は赤いワンピースの服を着ている。
結木「その調子で頑張れよ」
安純「・・・え? あらン♪」[赤面]

妖精界
ワルモ団チームは集まって
イチロー「まずいな・・・このままでは点差が開く一方だ・・・」
ジロー「しかし、奴ら以外に強いぞ・・・」
サブロー「とゆーか、我らが弱すぎるんじゃないか?」
シロー「とくに攻撃がな・・・」
ゴロー「守備もダメだぞ・・・」
ハンゾー「それって全部ダメなのら・・・」
皆「う〜・・・」[汗]
・・・「お困りのようですね・・・」
ミモモの声。
イチロー「ん?」
そこには、ミモモがいる。
イチロー「何だ?」
ミモモはサングラスをかけて、裏ミモモになる。
裏ミモモ「実はいい商品があるんですけどね・・・」
イチロー「いい商品?」

ケパパ「さぁ、3回の表、ワルモ団の攻撃でやんす!! バッターはショートのサスケでやんす!!」
ミルモ「へっ、ヤシチのおまけか!! 三振にしてやるぜ!!」
ミルモは球を投げた。
サスケ「・・・!! もらったぜ!!」
カーン。サスケは、見事に打った。
リルム「あぁ・・・」
ケパパ「ホームラン!! ワルモ団、反撃開始でやんす!!」

サスケはホームインになった。
サスケ「へへっへへへへ、やったぜー!!」
ミモモ「ホームイン!!」
ミルモ「ちょっと待てー!! 今の何かおかしくなかったか?」
ワルモ団「さぁ〜」

人間界
由美「やったぁ!!☆ サスケ、やるじゃないの!! 見直したわ!! さっすが私のパートナーってことだけはあるな!!」
ゴブッ!!
松竹「うげっ!!」
由美は松竹のお腹を肘で力いっぱい撃った。
結木と拓斗「・・・」[汗]

妖精界
ハンゾー「なのらー!!^^」
ハンゾーもゴンタも打った。
ケパパ「この回で一気に同点になったでやんす!! さぁ、面白くなってきたでやんすね、モンガさん!!」
モンガ「モンガ、モンガモンガ!!^^」
ミルモは腰が抜けてる。
楓「大丈夫? ミルモ・・・」
ミルモ「ぢぐじょ〜・・・何でアイツら急に・・・」[白目&顔真っ青]
キャップ「さぁ、反撃よ!!」
カーン。ビケーは、見事に打った。
ハンゾー「うわぁ・・・こっちに来るのらぁ!!」
ムクムク・・・ポスッ。アニメどおり、グローブがでかくなった。
ハンゾー「あはっ^^ 捕ったのら〜〜!!」

ピッチャーはイチロー、バッターはミルモ。
イチロー「むふふ、これが打てるか、ミルモ・・・それっ!!」
ミルモは打とうとしたが、
ボール「ヘイ、ゴメンよ!!」
アニメどおり、ボールが動いた。
ミルモ「げぇ〜!!」
ミモモ「ストライクバッターアウト!!」
ミルモ「こんなんありかよー!!」[白目]
ミモモ「面白いからOK!!」
ミルモ「・・・」[白目&真っ青顔]

人間界
ギュ〜・・・ギュ〜・・・
松竹「うげ〜〜〜!!」[顔真っ青]
由美は松竹の首を腕で締め上げている。
安純「結木くーん^^ 私の作ったサンドイッチはいかがかしら?」
結木「まずいな・・・」
安純[ガ〜ン]
由美「いいぞいいぞー!! このまま一気に勝てーー!!」
ガンッ!! 由美は松竹の頭の上を肘で殴った。
松竹「!! 平井〜・・・」
拓斗「(・・・・・・)」
拓斗は試合を一生懸命に見ている。

妖精界
ケパパ「さぁ〜〜〜、残すところも最終回!! ワルモ団4点のリードでやんす!!」
ミルモ「くそ〜・・・アイツら、ぜってーインチキしてやがる」「そっちがその気ならこっちだって・・・」[白目]
ミルモはマラカスを出した。
キャップ「魔法はダメよ!!」
ミルモ「どーしてだよ!?」
キャップ「正々堂々と戦ってこそ意味があるの!!」
ミルモ「でもよ、それで負けちまったらグラウンド取られちまうんだぜ!? それでもいいのか?」
キャップ「正々堂々がフェアリーズの野球だもの! 負けるのは悔しいけど、インチキして勝っても皆は悲しむと思うわ・・・」
ミルモ「キャップ・・・」
楓「そうだね、キャップちゃんの言うとおりかも・・・」
ミルモ「ちぇ、しょーがねぇな〜」
ミルモはマラカスを直した。
ミルモ「でも、俺はあきらめねーぜ!!」
キャップ「・・・え?」
ミルモ「正々堂々がフェアリーズの野球なら、その野球で勝ってやろうぜ!!」
キャップ「うん! よーし! 逆転するぞー!!」
皆「オーーー!!」
イチロー「フッフフフフ・・・。今更あがいたってもう無駄だ」
ジロー「全くだ」
イチロー「4点リードしているのだ。後はちょちょいで我々の勝利・・・。秘密基地建設まであと一歩だ!!」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「オー!!」

バッターは、リルム。
ケパパ「さぁ最終回の攻撃はリルムからでやんす!!」
イチロー「フッ、もう勝ったも同然だ!!」
イチローは、球を投げた。
リルム「激打ー!!」[白目]
リルムは球を打って、イチローの顔に当たった。
イチロー「あぁ!!」
サスケとシロー「・・・」[汗]
イチロー「な、何のこれしき・・・」[汗]
ガビン「ガビ〜ン!!」
ガビンも球を見事に打った。
シロー「チョロイもんさ!!」
シローは、球を取ろうとして、グローブをデカくしたが、地面に挟まって動けなくて、球が取れなかった。
シロー「うぉぉぉ・・・」
サスケは、シローのグローブを取るのを頑張ってる。ガビンは、1塁に着いた。
ガビン「ガビ〜ン、よかったぁ・・・」
ミルモ「いいぞ! リルム、ガビン!! ムルモも続けー!!」
ムルモ「あいでしゅ!!」
ムルモも打った。ゴローは、ムルモの球を取った。
ゴロー「これが本当のサードマン・・・」
・・・「うりゃあ〜!!」
リルムの声。
ゴロー「!」
リルムはこっちに向かって来る。
リルム「うおぉぉぉ〜!!」[白目]
ゴロー「うわあぁぁ・・・どうぞ^^;」
リルムは3塁?に行った。
楓「すっごーい! これなら勝てるかも!! 次のバッターは?」
ミルモ「お前だろ!?」
キャップ「頑張って!!」
楓「・・・へ?」
ケパパ「さぁ、フェアリーズのチャンス!! バッターは南楓選手でやんす!!」
ミルモとペータとマンボ「かっ飛ばせー!! か・え・で!! イチロービビってるぜ!!」
楓「ど〜しよ〜〜〜!! 全然打てる気がしないよ〜〜!!」

人間界
結木と安純と松竹と由美と拓斗「・・・」
結木「(南・・・)」

イチロー「おのれ〜・・・調子に乗りおって・・・」[怒]
楓「結木君・・・」

−−−回想−−−
結木「大事なのは気持ちじゃないかな・・・」

楓「(あっ・・・そーだ!気持ちで負けちゃだめなんだ!! よぉ〜し!!)」
イチローは球を投げた。
イチロー「これで終わりだー!!」
楓「(気持ちで負けない!!)」
楓は顔面に当たった。
楓「あぁぁ!!」
ミモモ「デッドボール!!」

人間界
結木「・・・^^;」
松竹安純と由美と拓斗「・・・」[汗]
安純と由美の眉毛はしかめている。
松竹「み、南さん、可愛い〜^^」
安純「何なの? あの子・・・」
由美「バカ&運動音痴以上・・・」

楓「いったぁ〜・・・」
リルムはホームインになった。
リルム「やりましたわ、楓様ー!!^^」
ケパパ「フェアリーズ1点追加!!」
バッターはキャップ。
ケパパ「そして、迎えるバッターは、フェアリーズの最強打者キャップでやんす!!」
イチロー「逆転などさせるかー!!」
イチローは、球を投げた。
キャップ「・・・」
キャップは、見事に打った。
イチロー「何ぃー!?」
ケパパ「出ーーたーー!! 逆転ホームラン!! フェアリーズさよなら勝ちでやんす!!」
ミルモとペータとマンボは手をあげている。キャップはホームイン。
フェアリーズの皆「やったー!!」

キャップ「さぁ、約束どおり、グラウンドは返してもらうわよ!!」
イチロー「ふーんだ!! なな、なーんだこんな所!! 使えないようにしてやるぞ!!」
イチローは三味線を出した。
ワルモ団「ワル、ワル、ワルモでポン!!」
カアァァァ。ワルモ団、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ゴンタは大きなフグの上に乗ってる。
ミルモたち「うわあぁぁぁ!!」
イチロー「さぁ、グラウンドをボコボコにしてやるのだ!!」
フグの口の中から、炎の球が出て、皆に攻撃しようとしている。皆、避ける。
ミルモたち「うわぁ!!」
また、避ける。
ミルモたち「うわぁ!!」
キャップ「私たちのグラウンドが・・・許さない・・・」
キャップはバットを出した。
キャップ「許さないわ!!」
イチロー「やかましい!! これでも喰らえー!!」[白目]
フグは口から大きな炎の球を出した。
楓「キャップちゃん!!」
ミルモ「楓!!」
楓「うん!! ミルモンミルモンプリクリム・・・お願いミルモ!! グラウンドを守って!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カアァァァ。キャップのバットに魔法がかかった。
キャップ「熱血!!」
キャップは、大きな炎の球を打った。その球は、ヤシチたちが乗ってるフグに当たって、フグが絞れて皆、吹っ飛んだ。
ヤシチたち「うわあぁぁぁ〜〜!!」
キラーン・・・

そして・・・グラウンドでは、きちんと練習しているキャップたち。
・・・「オーラーイ!!」
キャップ「次、行くわよ!!」
フェアリーズの仲間「よし、来い!!」
それを見ているミルモ、楓、リルム、ムルモ。
楓「よかったね、キャップちゃんたち。練習できるようになって」
ミルモ「あぁ」
リルム「それも皆さんで頑張ったからなのですわ!!」
ムルモ「でしゅでしゅ^^」
楓「頑張れフェアリーズ!!^^」
ミルモ、リルム、ムルモ「頑張れー!!」
キャップ「・・・えへへ^^」
キャップはピースした。

終わり


■ アニス (132回/2013/01/09(Wed) 16:33:42/No5050)

第51話【オトチョコでラブパニ?】

楓ん家
楓は結木へのチョコを作ってる
楓「ニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュ〜〜ン、ニュニュニュニュニュ〜〜ン♪ えへ☆結木君、喜んでくれるかな〜?」

安純ん家
安純「あはっ、結木君、喜んでくれるかな〜? なーんて、間抜け面しながら出来の悪いチョコを作っている頃ね、南楓!」
ヤシチ「おぬしはチョコの用意をしないのか?」
安純「うふふふ♪ 勿論用意してあるわ!」
冷蔵庫を開けて
安純「超有名パティシエ限定の生チョコケーキショコラダブルノワールよ!! 南楓のチョコなんかとは月とスッポン、明日のバレンタインデーではこれで決定的な差をつけてやるわ!」

−−−妄想−−−
楓が悔しがってる所

ヤシチ「甘いぞ、安純!!」
安純「ん?」
ヤシチ「多少出来が悪くたって、男は手作りに弱いものだ!!」
安純「ふんっ! そこはぬかりはないわよ!!」
ヤシチ「?」
安純はアニメどおり、チョコケーキに
安純「こうやって、オリジナルのメッセージを書いて・・・とうー!!」
チョコケーキには、『YUKI AZUMI』と書いた。
安純「手作りの箱に入れれば、あっという間に手作りチョコレートの出来上がり!! オッホッホッホッホ♪」
ヤシチ「オェーー・・・悪知恵の働く奴・・・」[汗]
安純「う〜ん・・・。でも、念のために邪魔しておいた方が安心ね・・・。ヤシチ、あんた今から南楓のチョコ作りを妨害してきて!!」
ヤシチ「えぇ〜!? 拙者は眠いのだ〜!! それにメチャクチャ寒いし〜・・・」
安純「何か言ったかしら!?」[白目]
ヤシチ「ひぃぃぃぃ〜!! 何も言ってませ〜ん!!」

ヤシチはミルモのチョコを食べれなくした。

翌朝
楓はミルモにチョコをやり、ミルモは楓に「安純に負けるな!」と言った。

オトメがヤシチにチョコを渡した。ヤシチはオトメのチョコのロケット?に乗って、安純が結木にやるチョコを潰した。ヤシチがオトメから貰ったチョコを安純に渡す。

松竹も女子にモテモテで、楓に近づけなく、楓と安純はケンカに夢中で、結木は1人で先に学校に行ってしまう。

由美は学校へ向かってる。勿論、サスケは由美の肩に乗ってる。
そして後ろから
千草「由美〜!!」
由美「ん?」
美保「おっはよ〜!!」
千草と美保がやって来る。
由美「おはよう!」
千草「香川君は?」
由美「え? まだ会ってないよ」
美保「えぇ〜!!」
サスケ「一体何なんだぜ??」
由美「さぁ?・・・香川君に何か用なの?」
千草「あんた、今日が何の日かご存知??」
由美「さぁ?? 知らないけど・・・」
美保「やっぱり、そうかと思ったよ・・・。今日は2月14日、バレンタインデーでしょ!!」[汗]
由美「あっそっか・・・。すっかり忘れてた」
千草「本当に毎年毎年、バレンタインには頭にないんだから、あんたは・・・」[汗]
美保「マイペースっつーか・・・」[汗]
サスケ「それに、ものすごく男女って感じだぜ・・・」
由美はサスケをでこピンして、サスケは下に落ちた。
サスケ「うげっ!!」
千草「あんたもう、いい加減好きな男の子くらいは作りなさいよ!!」
由美「私はまだ、若いんだから、どうでもいいじゃないの、そんなこと!!」
美保「よくない!!」
サスケは団扇で飛ぶ。
サスケ「本当にいつもうるさい2人だぜ」
由美「ハァ、いつものことだからいいだろ・・・。私にとってはバレンタインなんかどーでもいい日なんだから!! ひょっとして、あんたたち、香川君にチョコ渡すの?」
千草「そーゆーこと♪^^」
由美「!・・・」
美保「香川君、喜んでくれるかな〜?^^」
由美「・・・」
由美の顔はムッとなった。
サスケ「由美?」

楓たちの学校
結木は楓のチョコを食べた。次に、安純のチョコを食べた。結木が安純のチョコを食べて、結木は安純のことが好きになる。

由美たちの学校
女子は拓斗の席に集まってる。拓斗は囲まれてる。
拓斗「・・・」
女子A「拓斗く〜ん、受け取ってください!!」
女子B「ねぇ、今度私と付き合って♪」
拓斗「え?」
女子C「ちょっと何言ってんのよ〜!!」[怒]
女子「きゃ〜〜〜〜〜!!」
この中に千草と美保もいた。
由美とサスケとハンゾー「・・・」
サスケ「すっごい人気だぜ〜・・・」[汗]
ハンゾー「当然なのら〜^^」
由美は拓斗の周りにいる女子を睨んでいた。
サスケ「由美ぃ?」
由美「な、何?」
ハンゾー「何か怖い顔になってるのら〜」
由美「別に!! ただ、うるさいなぁって思ってただけだよ!!」
サスケ「ふ〜ん?」
由美「・・・」
由美はイライラしているようだった。

楓の学校
学食も一緒にしたけど、楓は会話に入れず、美術のペアの時も楓は悦美とペアになった。
そして、楓は結木を呼び出す。
結木「話って何?」
楓「うん・・・。あのね、結木君って、日高さんのことが好きなの?」
結木「え?・・・あぁ、好きなんだと思う・・・」
楓「・・・・・・・・・そう・・・。わかった・・・」
楓はその場を去った。

放課後
由美と拓斗は一緒に帰ってる。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。拓斗の手には沢山のチョコが入ってる袋を持っている。
由美「・・・」
由美はその多くのチョコをじ〜っと睨んでる。
拓斗「ん? 鈴木・・・」
由美「な、何!?」
由美はドキッとなって、少々赤面顔になった。
拓斗「お前、チョコ欲しいのか?」
由美「い、いらないわよ!! いらないいらない!!」[赤面]
拓斗「そうか・・・。ハンゾー、サスケ」
サスケ「ん?」
ハンゾー「何なのら〜?」
拓斗「俺は甘いものは好きじゃないからお前たちに全部やるよ^^」
サスケ「いいのか〜!?」
ハンゾー「嬉しいのら〜!!」
2人とも涎をたらしまくり。2人は早速チョコを取って、食べ始める。
サスケ「美味いぜ〜!!☆」
ハンゾー「幸せなのら〜!!☆」
拓斗は微笑んだ。
由美「・・・・・・・・私も貰うわよ!!」
サスケとハンゾーと拓斗「!」
由美「私、チョコ大好きなんだし、遠慮なくいただくわ!!」
由美はチョコを1個取った。そして、焼け食いする由美。
サスケ「由美ぃ、行儀が悪いぜ!!」
由美「うっさい!!」
拓斗「・・・」
由美の目から涙が出てくる。
拓斗「!!」
サスケ「どうしたんだぜ!? 由美」
由美「な、何でもねぇよ!! 美味しくて涙が出てるだけだっ!!」
由美はまた焼け食いしてる。
ハンゾー「今日の由美は変なのら〜・・・」
拓斗「(・・・)」
由美「(・・・私、何イライラしてるんだろう・・・・・・・訳わかんねーよ・・・・・・私にとって本当にどーでもいい日なのに!! バレンタインデーなんかどーでもいいのに・・・)」

後はアニメどおり、話が進む。

終わり


■ アニス (133回/2013/01/09(Wed) 16:40:00/No5051)

【ニュース3人娘?】、【そうなんですか?】には、登場しません。【そうなんですか?】は私が大好きなガビンのお話&ミルモフレンズが出てきますけど、由美と拓斗はまだ、ミルモフレンズのことは知りませんし、出す必要ない?ですので^^; サスケとハンゾーは出てきますけど。

第54話【妖精らくがきノート】

ヤシチはミルモを倒す作戦として、ミルモをノートの世界に閉じ込めて、攻撃している途中に安純はヤシチをセンスで叩いた。
安純「何やってるのよー!! あんたはー!?」[怒&白目]
ヤシチ「あ、安純!!」[汗]
安純はヤシチを持ち
安純「庭の草むしりしておけって言ったでしょ〜が〜!! ふんっ!」[怒&白目]
安純はヤシチをポイッと投げた。
ヤシチ「あーーーっ!!」
安純「全く、目を離すとすぐにサボるんだからー・・・」

そして、安純はノートに楓、結木、安純の絵を描いて、3人はノートの世界に入った。

サスケとハンゾーは窓から入って来た。
サスケ「アニキー!!」
ハンゾー「遊びに来たのら〜!!」
し〜ん
サスケ「あれ?」
ハンゾー「いないのら〜・・・」
サスケとハンゾーはノートのとこへ行く。
サスケ「何だぜ!? この虫眼鏡・・・」
ハンゾー「ノートと鉛筆もあるのらぁ・・・。安純たちの絵なのらぁ!」
サスケ「本当だ! 誰が描いたんだぜ?」
ハンゾーは鉛筆を持ち
ハンゾー「ははっ! 僕たちもお絵かきをするのら〜♪ ふふふふふーふー・・・」
サスケ「勝手に描いていいのか?」
ハンゾー「お絵かきは得意なのら。ヤシチのアニキなのら〜♪」
ハンゾーはヤシチを描いた。
サスケ「おぉ! 上手いぜハンゾー!!」

安純の家の庭
ヤシチ「よーし、終わったぞー!!」[汗]
ヤシチは消えた

ノートの世界
安純「ヤシチの奴、こんなときに何で草むしりなんかしてるのよ〜?」
ミルモ「自分が命令したんじゃねーか!!」
安純「私をこんなところに閉じ込めて、どーしてくれようかしら・・・」
ミルモ「自分で来たんじゃねーか・・・」
ヤシチがノートの世界に来た。
ヤシチ「ハッ・・・ここは・・・」
ミルモ「ヤシチ!!」
ヤシチ「ミルモ!!」
安純「ヤ〜シ〜チ〜・・・どーやってここから出るのよ〜!?」[怒&白目]
安純はヤシチを追いかけてる。
ヤシチ「何のことだ〜!?」
安純「ここから出る方法よー!!」[怒]
ヤシチ「ここって一体何処なんだー!?」
ミルモ「ノートの世界だよ・・・」
ヤシチは止まる。

安純の部屋
ハンゾー「じゃじゃ〜ん!! 拓斗なのら〜♪^^」
ハンゾーは拓斗を描いた(野球部の服)
サスケ「似てるぜ〜!!」

由美と拓斗の学校のグラウンド
拓斗はクラブをしていたのだ。
クラブA「次のバッター!!」
拓斗「俺か・・・」
クラブB「三振になるなよな」[笑]
拓斗「任せとけ^^」
クラブBが拓斗の肩をポンッと軽く叩いた時、拓斗は消えた。
クラブB「ぎえぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!! か、か、か・・・香川が・・・消え・・・・・・・消えたぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」[汗]

ノートの世界
安純「最後の生地まで行けば本当に外に出られるのね?」
ヤシチ「画用紙に描いたマグカップに入れば出られるのだ!!」
楓「よかったぁ〜・・・」
その時、皆の前に拓斗が出てきた。
皆「!!」
拓斗「ここは・・・」
ヤシチ「拓斗!!」
拓斗「あれ・・・? 皆さん・・・」

安純の部屋
サスケ「由美だぜー!!」
サスケは由美を描いた(制服姿)

場所は遊園地
千草と美保と来ていたのだ。
由美の服装・・・上は赤、下は黄色のミニスカート、黄土色の靴下。
千草の服装・・・黒の短いワンピース、青のヒラヒラの靴下。
美保の服装・・・上はピンク、下は青のミニスカート、白の靴下。
由美「あーーっ! ジェットコースター最高ー☆☆」
千草「今からアイスクリームでも食べよっか☆」
美保「賛成ー!!」
その時、由美は消えた。千草と美保は4歩くらい歩いて
千草「そうそう由美ー・・・」
し〜ん
千草「由美ぃ〜?」
美保「もう、返事くらいしなさいよ〜。・・・ってあれ? いないよ!!」
千草「えぇっ!?」
美保「バッグなら下に落ちてあるけど・・・」
美保はバッグを拾った。
千草と美保はお互い顔を合わせて
千草と美保「?」

ノートの世界
拓斗「妖精らくがきノートか・・・」
安純「そうよ!! 全く・・・」
ミルモ「ひーひひひ・・・残念だったな、ヤシチ! せっかく俺を閉じ込めたのによー!」
ヤシチ「やかましい!!」
由美が出てきた。
由美「あれ? ここどこ? 千草〜!? 美保〜!?」
楓「由美ちゃん!!」
由美「あれ? 皆・・・此処は何所?」

安純の部屋
ハンゾー「できたのら〜♪」
サスケ「ほぉ〜・・・」
ハンゾー「大怪獣ギンギラクンなのら〜!!」
サスケ「すげー迫力だぜー!!」

ノートの世界
皆は歩いてる
由美「不思議なノートねぇ〜・・・。でも・・・」
ヤシチ「どうしたのだ?」
由美「これからアイスクリーム食べるところだったのにぃ〜〜〜っ!!」[怒」
皆は倒れた。その時、ドンッ! 何か強い音がした。
皆「!!」
怪獣「ガアァァァァーーーーー!!」
鼻息を吹いて
怪獣「グオゥーーーーーーー!!」
皆「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
怪獣が火炎放射をして
皆「あ〜〜〜〜〜〜〜!!」
皆、避ける。そして、逃げる。
皆「あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
安純「イヤッ! 追いつかれる〜〜〜!!」
楓「何であんなのがいるのぉ〜〜!?」
ミルモ「楓、マイクだ!!」
楓「うん!」
し〜ん・・・。何の反応がない。
楓「えぇ〜!? マイクが出てこない〜〜!!」
ミルモ「マラカスも出ねーぞー!!」
ヤシチ「馬鹿めー!! ノートに描いたもの以外は存在しないのだー!!」
楓「えぇ〜〜!?」
ミルモ「何ぃ〜〜!?」
怪獣「グオーーー!!」
皆「あ〜〜〜〜〜〜!!」

CM

怪獣「グォーーー!!」
また火炎放射をした。
皆「うわーーーーーっ!!」
皆避けた。
皆「うわあぁぁぁーーーーーーっ!!」
由美「あ〜〜〜ん!! 私の足の速さでも追いつかれるわ〜〜〜〜!!」
安純「当たり前でしょっ!!」[怒]
怪獣「グオォォォーーーーーーッ!!」
ドンッ! ドンッ! ドンッ!

安純の部屋
サスケ「カッコいいぜー!! オイラにも描かせろだぜ!! よーし、ほほほいほいっと!!」
ハンゾー「これは何なのら〜?」
サスケ「超恐ろしい呪いのお城だぜー!!」

ノートの世界
皆、次のページに逃げて行った。
皆「うわぁぁぁーーー!!」
目の前に呪いのお城があった。
結木「あっ! あの中に逃げよう!!」
拓斗「はい!」
皆、お城の中に入った。
安純「一体・・・!?」
前から変な骸骨みたいなのが来る。
骸骨「ゲラゲラゲラゲラ〜〜〜〜」
皆「イヤーーーーーーーー!!」
皆、逃げる。
骸骨「ゲラゲラゲラゲラーーーー・・・」

安純の部屋
サスケ「お城の中に入ると、ゲラゲラゾンビ村に襲われるんだぜ!!」

ノートの世界
皆、次のページに入ってく。
皆「イーーーーヤーーーーー!!」

安純の部屋
ハンゾー「♪」
サスケ「何だぜ? それは・・・」
ハンゾー「悪魔の底なしの沼なのら〜!」

ノートの世界
皆「・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」
安純「ヤシチー!! どーなってんのよー、これはー!?」[怒&白目]
ヤシチ「い、いや・・・拙者には何が何だか・・・」[汗]
由美「そんなの分かるわけないだろ!!」[怒&白目]
安純「あんた、ケンカ売ってんのー!?」[怒&白目]
結木と拓斗「きっと、誰かがノートにイタズラ描きでもしてるんだ・・・あっ」
結木と拓斗はハモッた。
楓「なんとかして止めないと!!」
ミルモ「どうやって?」
皆「・・・」[汗]
そして、水から葉っぱみたいなのが出てきて、楓たちのところへ近づく。
ミルモ「どーすんだよ!?」
皆は水の方を向く。変な魚が出た。
魚「ウホーーー!!」
皆「ギャーーー!!」
皆、逃げる。
皆「ギャーーーーー!!」
由美「あの魚、絶対に不味いぞーーーー!!」
安純「そんなのんきなこと言ってる場合かーーー!!」[怒]
魚「ギョギョギョギョギョーーー!!」

安純の部屋
ハンゾー「この沼に近づくと、ヒトクイジンメイギョに襲われるのら!!」

ノートの世界
次のページに行く。
皆「イヤァァァァーーーーーー!!」

安純の部屋
サスケ「恐怖のきのこ怪人だぜー!!」
ハンゾー「ほー・・・」

ノートの世界
皆「イヤーーーーーー!!」
安純「何できのこが追いかけてくるのよー!?」
ヤシチ「そんなこと知らんー!!」
皆「ひいぃぃぃぃーーーーー!!」
ヤシチは転んで、皆は逃げる。
きのこ「ショワー」
ヤシチ「がぁ!!」
きのこはヤシチの上に乗った。そして、ヤシチの顔や頭からきのこが生えてくる。
ヤシチ「何だこれはー!?」

サスケ「この怪人に触られると、きのこが生えてしまうんだぜー!!」

安純の部屋
うさぎの絵
ハンゾー「ピョンピョンうさぎロボットなのらー!!」
サスケ「おぉー!!」

ノートの世界
楓「わぁー・・・かっわいー♪」
うさぎは頭を下げて
皆「!?」
さらに、人参も楓たちの方を向き、人参が1本ずつロケットになってく。皆、逃げる。
皆「ギャーーーーーーー!!」
楓「もうヤダーーーーーー!!」

ハンゾー「人参型ミサイルで攻撃するのら〜!」

ミルモ「一体誰が描いてんだ〜!?」

安純の部屋
サスケ「ウォー!」
ハンゾー「次は妖怪のろのろペットを描くのら!」
サスケ「おい、ハンゾー! 次はオイラの番だぜ!!」
ハンゾー「ダメなのら!! 次はのろのろペットなのら♪」
サスケ「お前ばっかりずるいぜ!!」
サスケはハンゾーから鉛筆を奪い取った。
ハンゾー「サスケは下手くそだからもうダメなのら!!」
ハンゾーも鉛筆を奪い取る。
サスケ「オイラが描くぜ!!」
ハンゾー「僕なのら!!」
2人は、鉛筆の取り合いになった。

ノートの世界
安純「何か、ちょっと収まったわね・・・」
ミルモ「今のうちに早く裏表紙・・・」
拓斗「待てよ・・・」
楓「どうしたの?」
拓斗「なぁヤシチ」
ヤシチ「あ?」
拓斗「今日、ハンゾーと一緒じゃなかったか?」
ヤシチ「いや、今日はハンゾーには会ってないぞ」
拓斗「え? 今日、ヤシチの所に行くって言ってたんだけど・・・」
ヤシチ「へ? じゃ、じゃあ、おぬしは今日、ハンゾーとは一緒じゃなかったのか?」
拓斗「うん」
由美「そうそう! サスケもヤシチの所に行くって言ってたわ!!」
ミルモ「ってことは、アイツらが描いてるのかー!?」
結木「いや、まだ分からないぞ・・・」
その時、地面が揺れた。
由美「きゃあっ!!」
ミルモ「何だぁ〜!?」
楓「地震〜?」

安純の部屋
ハンゾー「放すのら〜!!」
サスケ「そっちこそ放すだぜ〜!!」
2人は、ノートを引っ張り合ってる。
ハンゾー「僕が描くのら〜!!」
サスケ「オイラが描くんだぜー!!」
引っ張り合ってて、ノートが半分に破けた。
サスケとハンゾー「うわぁーーーー!!」

ノートの世界
地面がビリビリと割れている
皆「うわぁぁぁーーー!!」
ヤシチ「うわぁぁー!!」
ヤシチは落ちそうになり、結木がヤシチの手を持って助けた。皆はうろちょろしてる。
結木「収まったみたいだな・・・」
ミルモ「これじゃ、先へ進めねーぞ!!」
ヤシチ「下には下りられそうにもないな・・・」
安純「そ、それじゃあ・・・」
拓斗「裏表紙まで行けなくなったってことですね・・・」
楓と安純と由美「えぇぇ〜〜〜!?」
楓「私たち、ここから出られないの〜?」[涙]
安純「あぁ〜ん、お母さぁ〜ん!!」[涙]
由美「この若さで死ぬのはイヤーーーー!!」[涙]

サスケとハンゾーはケンカになって、魔法でお互いを攻撃して、ノートの半分は魔法で外に飛ばされた。

皆、ぐるぐる回ってる。
皆「うわあぁぁぁ〜〜〜〜!!」
よそのサッカー部のサッカーボールに当たった。
皆「うわあぁぁぁ〜〜〜〜!!」
ミルモ「な、何が起こってるんだぁ〜!?」

そして、サスケとハンゾーは絶交と言い出し、ハンゾーは外に出て、ノートを拾った。

ムルモと松竹が出てきて、リルムと会った。

そして、ハンゾーは偶然、リルムとムルモと松竹に会った。

ノートの世界
ミルモ「ったくー、どうしたらいいんだ〜?」
リルムとムルモと松竹が出てきた。
リルム「あらっ?」

ヤシチ「何? ハンゾーが!?」
拓斗「やっぱりそうか!!」
リルム「はい・・・。絵を描いてあげるとおっしゃって・・・」
松竹「描いてもらったらここへ来たんだ・・・」
ムルモ「でしゅ・・・」
由美「サスケは!? サスケはいなかったの?」
リルム「えぇ。サスケさんはいませんでしたわ・・・」
ミルモ「そのノートにマグカップの絵は描いてなかったか?」
リルム「さぁ・・・」
ムルモ「ノートが半分に破れてたみたいでしゅ」
楓「やっぱり・・・」
安純「どーしてくれるのよー!? ヤシチー!!」[怒&白目]
ヤシチ「そ、そう言われても・・・」[汗]
由美「うるさいなぁ!! いきなり大声出すなよ!! 自分でここに来たくせにパートナーのせいにするなよ!!」[怒&白目]
安純「何ですってぇ〜!?」[怒&白目]
由美「本当のことを言ったまででしょ!?」[怒&白目]
ヤシチ「由美ぃ〜!!」[涙]
結木「思ったんだけど・・・ノートに絵を描くと、この世界では本物になるんだろ・・・」
拓斗「そうですよ! だから、裏用紙にマグカップそっくりの絵を描けばここから出られると思いますよ!!」
皆の顔が晴れた。
ミルモ「そうか!」
ヤシチ「よしっ! ハンゾーに知らせるのだ!」
楓「どうやって?」
皆「・・・」[汗]
リルム「携帯もありませんわ!!」
ムルモ「着信モードもないでしゅ・・・」
リルム「これじゃあ、連絡取れませんわ・・・」
松竹「そう言えば、ハンゾーの鉛筆、かなり短くなっていたような・・・」
ミルモ「やべぇなぁ・・・。鉛筆を使いきっちまったらもうマグカップの絵は描けねーぞ・・・」
楓「そしたら私たちはずーっと閉じ込められたままになるの!?」
ミルモ「・・・そうゆうことだな・・・」
ヤシチ「・・・ハンゾーーーーーーーーー!!・・・返事をしてくれーーーーーーーー!!!」
ハンゾー「はいなのら〜!^^」
ハンゾーは目の前にいた。
皆「・・・」[汗]
拓斗「ハンゾー・・・」[汗]
ヤシチ「お、おぬし・・・なぜここにいるのだ?」[汗]
ハンゾー「自分の似顔絵を描いたらここにいたのら〜・・・。ここはどこなのら〜?」
皆、腰が抜ける
ミルモ「もうダメだ〜・・・」

安純の部屋
サスケは心配そうな顔をしていた。

ノートの世界
安純「んもう、何なの、この水ー!?」
下には水溜りくらいの水が溜まってた。
結木「外は雨なんだ、きっと・・・」
ミルモ「どうにかならねーのか・・・」
ヤシチ「そうだ、サスケは!? 本当にサスケと一緒じゃないのか!?」
ハンゾー「サスケなんか知らないのら!!」
由美「え・・・」

サスケは雨の中、ハンゾーを探して、サスケは虫眼鏡を見つけた。

ノートの世界
水が増えてる
楓「だんだん水が増えてるみたい〜・・・」
ムルモ「冷たいでしゅ・・・」

人間界
サスケ「ハンゾー、どこだー!?」
サスケは、外にいて、雨の中、ハンゾーを探している。

ノートの世界
皆の首まで水がある。
ハンゾー「はぁ・・・はぁ・・・プッ・・・」
ハンゾーは溺れそうだ。拓斗はハンゾーを抱えた。
拓斗「大丈夫か、ハンゾー!?」
ハンゾー「大丈夫なのら・・・」
松竹「体が重くて泳げないよ・・・」
ミルモ「ノートの世界だからな・・・」
安純「もうおしまいだわ〜・・・」
リルム「諦めてはダメですわ!! ハンゾーさんがずっと戻らなければ、サスケさんは心配して捜しに来るはずですわ!!」
ヤシチ「そうだそうだ!!」
由美「うんうん!!」
ハンゾー「きっと、来ないのら・・・」
拓斗「!?」
楓「どうして?」
ハンゾー「サスケは僕のことなんか嫌いなのら・・・。捜しになんか来ないのら・・・」
楓「そんなことないよ! サスケ君はハンゾー君の友達でしょう!?」
拓斗「・・・ケンカでもしたのか?」
ハンゾー「・・・」
由美「ケンカが何だ!! ケンカするほど仲がいいって言うだろ!? サスケは助けに来るよ・・・。だから、家(うち)のサスケを悪く言ったら、私が許さないんだから!!」
拓斗「サスケは助けにくる!! 助けに来なかったら、お前たちはそれだけの友情だってことだ・・・」
ヤシチ「そうだぞ、ハンゾー!!」
ハンゾー「・・・・・・・オプッ!」
皆、溺れそう。
皆「うわあぁぁぁーーーー!!」
だんだん、水が減ってきて、水は無くなった。
ミルモと楓はお互いにしがみ付き、、リルムは結木にしがみ付き、ヤシチは安純、ムルモは松竹、ハンゾーは拓斗に・・・由美は1人で頑張ってた。皆、水がないことに気付く。
・・・「あーっ! やっぱり由美だぜー!!」
サスケの声がした。そう、サスケは虫眼鏡でノートを見ている。
ヤシチと由美「サスケ!!」


サスケ「こんなところで何してるんだぜ?」
由美「私たちはこの世界に閉じ込められたの!!」
ヤシチ「助けてくれーーー!!」
サスケ「どうやって助ければいいんだぜ?」
ヤシチ「それは・・・」
そのとき、何か上から影が・・・

ノートの世界
後ろから怪獣が来る。
怪獣「グオーーーーー!!」
皆「うわあぁぁぁーーーー!!」
ハンゾー「あーっ! 大怪獣ギンギラクンなのら〜!!☆」
ハンゾーは怪獣のところへ行く。
拓斗「ハンゾー!!」
ハンゾーは怪獣の足を叩く。
ハンゾー「わぁー・・・凄いのら〜!!☆」
怪獣がハンゾーをつかんだ。
皆「!!」
拓斗「ハンゾー!!」
ハンゾー「うわあぁぁぁ〜〜〜〜!! わぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!」
ヤシチと拓斗は怪獣のところへ行く。拓斗は怪獣の体に登る。ヤシチは怪獣の足を蹴りながら
ヤシチ「コラーーーー!! ハンゾーを放せーーー!! 放すのだ!! このっ!!」
ハンゾー「うわぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!」
拓斗「・・・ハンゾー・・・待ってろよ・・・・・・。今、助けてやるからな・・・」
怪獣はヤシチを睨み、ヤシチを蹴った。ヤシチは皆のことに吹っ飛び、皆避ける。
ミルモ「こうなりゃ、肉弾戦だー!!」
皆(由美以外)「オー!!」
由美だけは動かなかった。
由美「・・・」
ミルモ「ケツアターック!!」
ムルモ「触角ビーム!!」
リルム「おりゃおりゃお〜りゃ〜!!」
ヤシチ「・・・」
ヤシチは立ち上がった。
由美「ヤシチ、大丈夫か!?」
ヤシチ「あぁ・・・これくらいなんとも・・・」
サスケ「オイラはどうすればいいんだぜ?」
ヤシチ「安純の部屋にあるノートの端にマグカップの絵が描いてあるはずだ!! それと同じ絵をこのノートに描くんだっ!!」
サスケ「分かったぜ!!」
穴は閉じた。
由美「頼んだわよ・・・。サスケ・・・」

サスケは急いで安純の部屋に戻る。

ノートの世界
怪獣「グオゥーーー!!」
怪獣は尻尾を降って、皆吹っ飛ぶ。
皆「あーーーーー!!」
拓斗「ハンゾー・・・」
拓斗はハンゾーの側にきた。
ハンゾー「拓斗ー^^」
怪獣は拓斗をつかんだ(片手でハンゾーと拓斗を持ってる)。
拓斗「!!」
ハンゾー「拓斗ー!! 逃げてほしいのらー!!」
拓斗「何言ってんだ・・・。俺が何の為にここまで着たか、分かるだろ!? 俺はお前と一緒だからちっとも怖くない・・・。俺たちはずっと一緒だって約束しただろ・・・」
ハンゾー「拓斗・・・」[涙目]
ミルモ「ケツアターック!!」
ムルモ「触角ビーム!!」
リルム「おりゃおりゃおりゃ!!」
ヤシチ「ハンゾーと拓斗を放せーーー!!」
ハンゾー「うわぁぁぁ〜〜〜!!」
拓斗「くっ!」[汗]

安純の部屋
サスケ「よーし!! これだなー!!」
サスケはマグカップを描き始める。
サスケ「今助けてやるぜー!! ハンゾー・・・」

ノートの世界
怪獣「グオゥーー!!」
皆「うわぁーーー!!」
皆、吹っ飛んだ。
ハンゾー「うわぁぁぁーーーーー!!」
拓斗「・・・」
拓斗は唇を噛んでる。
怪獣「グオゥーーー!!」
ハンゾーと拓斗は、怪獣の口の中に入りそうだ。
ハンゾー「嫌なのら〜!!」
拓斗「・・・!」
皆「!!」
ヤシチ「ハンゾー!!」
由美「香川君ー!!」
ハンゾー「嫌なのら〜!!」
拓斗「!!・・・」
由美「・・・サスケーーーーーーーーーー!!」
由美は精一杯大きな声で言った。その時、ハンゾーと拓斗は消えた。
怪獣「?」
皆も消えた。

安純の部屋
マグカップの絵が光った。
サスケ「!!」
皆、帰ってきた。皆は周りを見てる。人間たちは私服姿に戻ってる(松竹以外)。
ミルモ「戻ったぜ!!」
皆「やったぁ!!」
サスケ「ハンゾー・・・」
ハンゾー「サスケ・・・」
由美「サスケー!! あんたのおかげで助かったぜ!!」
サスケ「そ、それほどでもないぜ・・・」[赤面]
拓斗「俺たち、助かったんだぜ^^」
ハンゾー「よかったのら〜!! 本当に僕たちはずーっと一緒なのら^^」
拓斗は少々涙目で
拓斗「・・・お前がいなきゃ・・・本当に俺・・・」
ハンゾー「もう、何も言わなくていいのら^^」
拓斗は微笑んで
拓斗「・・・ほら^^」
そこにはサスケの姿。
ハンゾー「サスケ・・・」
ハンゾーはサスケのとこに近づく。
サスケ「ハンゾー・・・」
ハンゾー「サスケ・・・」
サスケは鉛筆を出して
ハンゾー「ん?」
サスケ「お絵かきの続きだぜ!!」
ハンゾー「・・・うんなのら^^」
由美と拓斗はお互いに目が合って、微笑んだ。
ヤシチ「人騒がせな奴らだぜ・・・」
安純は白目でヤシチを手に握って
安純「元はと言えば、あんたが原因じゃないの!!」[怒&白目]
ヤシチ「!!」
ハンゾー「ごめんなのら、サスケ・・・」
サスケ「オイラこそごめんだぜ・・・」
2人ともお互いにニコッとした。

終わり


■ アニス (134回/2013/01/09(Wed) 16:51:13/No5052)

【感動の松竹ファイト!でしゅ】には、登場しません。

第56話【昔のミルモを倒せ!】

時間を自由に行き来することができるアイテム「時の宝玉」を何者かに盗まれた。

ワルモ団「ワル、ワル、ワルモでポン!!」

楓「ミルモンミルモンプリクリム・・・お願いミルモ!! ワルモ団を倒して!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
ワルモ団は飛ばされた。キラーン・・・
ミルモ「たく、こりねぇ奴らだぜ」
楓「ミルモ」
ミルモ「ん?」
楓「やったね!!」
楓は制服姿。
ミルモ「おう!! 俺のマラカスと楓のマイクがありゃ、ワルモ団なんて屁でもないぜ!!」
楓「おぉ!? 流石は王子!! たっのもしい^^」
ミルモ「ところで楓」
楓「!」
ミルモ「今日は限定版くもっちょの発売日なんだぁ^^ 帰りに買ってくれ!!☆ 買ってくれねぇと・・・」
楓「・・・はいはい−−;」

由美の家
由美の部屋の周りには、安純の部屋と同じく、由美の部屋もワルモ団のデザインがある部屋に改造されている。
イチロー「やはり、マイクの力が加わったミルモは手ごわいなぁ・・・」
ジロー「今まで勝つ多くの作戦を行ってきたが・・・」
サブロー「いつも後一歩のところであのマイクにやられてるもんなぁ・・・」
シロー「せめて、マイクがなければ何とかなるのだが・・・」
ゴロー「いっそ、ミルモを倒すのは諦めるか・・・」
イチローとジローとサブローとシロー「何ぃー!?」
イチロー「そいつは名案だ・・・」
ジロー「ミルモさえ狙わなければ」
サブロー「痛い目に合うこともないなぁ・・・」
シロー「冴えてるぞ、ゴロー!!」
ゴロー「そ、そうか!?」[汗]
イチロー「これで我らの勝利は確実だー!!」
ジローとサブローとシローとゴロー「オー!!」
イチロー「これからは、ここが我らのアジトだ!!」
ジロー「そうだな〜」
サブロー「あの凶暴女の所にいたら、危険だからなぁ」
シロー「あそこをアジトにしたら、もっと痛い目にあっちゃうからな〜」
ゴロー「ここにいればもう安心だな」
由美は自分の部屋のドアを開けた。勿論、学校から帰って来たから、制服姿。サスケは由美の肩に乗っている。
由美「えぇ!?」[汗]
由美は自分の部屋を見ている。
由美「何この変なデザイン!?」[汗]
サスケ「首領たち!!」
イチロー「おぉサスケか。丁度今、ここが我らのアジトになったところだ」
サスケ「えぇ!?」[汗]
ジロー「だって、もう凶暴女のところにいたら命が危ないからなぁ〜」
由美「そうよね〜^^ あの人の所にいたら、痛い目にあっちゃうもんね〜^^」
サスケ「由美? お、怒んないのか?」
由美「怒る? どうして私が? 私とあの女を一緒にしないでよ」
イチロー「そうかそうか〜。見直したぞ、鈴木由美☆ 感動したか!?」
由美「うん!! とーっても感動したわ〜^^」「・・・・・・・って、んなわけないでしょーがーーー!!」[怒&白目]
パーーーーン!!・・・由美はテニスのラケットでワルモ団を外に投げ飛ばした。キラーーーーン・・・
由美「二度と来るなぁ!!」[怒&白目]
サスケ「あ・・・あ・・・すまないぜ・・・首領たち・・・」[汗]
サスケは小声で言った。
由美「あーーーーーー!! 私の可愛い部屋がーーーー!! あぁぁぁ〜〜〜」
由美はベッドで号泣。由美は涙顔でサスケを持ち
サスケ「!!」
由美「今すぐあんたの魔法で私の部屋を元に戻して!!」
サスケ「えぇ〜〜!?」
由美の目はキラーンとなり
由美「まさか、出来ないって言うんじゃないだろうな・・・? 元はと言えば、アイツらが私の部屋に来たのもあんたが原因じゃないの・・・。元に戻らなかったら、みたらし団子抜きだからな!!」
サスケ「えぇ〜〜〜!? それは厳しいぜ〜〜〜!!」[汗]

ワルモ団は、何処かの外にいる。ワルモ団、皆はボロボロになってる。
イチロー「鈴木由美の奴・・・しっかりと怒っているではないか」
ジロー「やはり、あそこも失敗だな・・・」
サブロー「可愛い顔して酷いことするよなぁ・・・」
シロー「確かに」
ゴロー「今度は何所を我らのアジトにするんだ?」
イチロー「う〜ん・・・何所にしよう・・・」
・・・「何バカなことやってんだよ!?」
女の声。
ワルモ団「!」
アクミだった。アクミ初登場。
アクミ「そんなことだからいつまでたっても、ミルモの里すら、のっとれないんじゃん!!」
イチロー「お前はアクミ」
ジロー、サブロー、シロー、ゴローは立ち上がった。
イチロー「一体、何をしに来た?」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「何をしに来た?」
アクミ「そんな口聞いていいのか?」
アクミはマントから降りた。
アクミ「せっかくいい物持って来てやったのにさ」
ワルモ団「いい物?」

ミルモと楓は家に帰ってる途中。ミルモはイチゴ味くもっちょをたべている。ワルモ団はまた、ミルモと楓の前に現れた。ワルモ団はミルモと楓に時の宝玉を見せた。ワルモ団は過去に行った。ミルモと楓も穴の中に入った。

ミルモと楓は2人が出合った時間に来る。

ワルモ団は、今のミルモと楓に見つかり、ワルモ団は、また穴の中に入った。ミルモと楓も追う。

またまた、ワルモ団はミルモと楓に見つかり、穴の中に入って、2人も追いかける。

安純の家
安純「それじゃヤシチ、私が帰って来る前に、部屋の掃除、頼んだわよ^^」
ヤシチ「はぁーい!!」
安純はドアを閉めた。
ヤシチは早速、取り掛かる。
ヤシチ「・・・ハァ・・・いつの間にやらすっかり、お掃除キャラにになってしまったなぁ。大体拙者はミルモを倒すために人間の世界へ来たはずなんだが・・・どこでこうなってしまったのやら・・・」
ヤシチは青空を見る。
ヤシチ「そう言えば、南楓の恋心を盗んで、ミルモを追い詰めた時もあったなぁ・・・」

過去。ワルモ団は、ヤシチを応援しているところで、ミルモと楓に見つかった。ワルモ団はまた、穴の中に逃げる。2人も穴の中に入る。

安純の家
ヤシチは箒と塵取りを使っている。
ヤシチ「あの時のミルモの情けない姿、今思い出すと、胸がスッとするなぁ・・・。そう言えば、サスケとハンゾーと一緒にマルモ国王を倒そうとしたこともあったなぁ」

過去。ワルモ団はミルモと楓に見つかり、穴の中に入る。2人も穴の中に入る。

ヤシチは安純のドレッサーを雑巾で拭いている。
ヤシチ「しかしまぁ、国王を倒すと言うのは、流石に無理があったなぁ・・・。ま、若さゆえの過ちって言うやつだな・・・。そうそう、ミルモを追って、南の島まで行ったこともあったぞ・・・」

過去。ワルモ団とミルモと楓は穴の中に入る。

安純の家
ヤシチは雑巾で物を拭いている。
ヤシチ「そうそう、サスケとハンゾーが由美の髪を切った時もあったなぁ・・・」

過去。
場所はテニスコートじゃない所。外の休憩所。そこにミルモや楓たちもいる。勿論、他の人たちもいる。
ヤシチ「そろそろ修行の時間だ! お前たち、この大きな手裏剣をあの葉っぱに当ててみろっ!!」
ヤシチはサスケとハンゾーに大きな手裏剣を渡す。
サスケとハンゾー「合点承知」
ハンゾー「なのらー^^」
サスケ「だけどやっぱり、重いぜ〜」
ハンゾー「持つだけでも疲れちゃうのら〜」
サスケとハンゾー「せーの!!」
サスケとハンゾーは手裏剣を投げた。だけど、手元が挫いて、手裏剣は由美の方へと向かう。
サスケとハンゾー「あぁ〜!!」[汗]
ヤシチ「由美ー、危なーい!!」[汗]
由美「え?」
ジャギ〜!!
ミルモや楓たち「あっ・・・」
金色の長い髪が落ちている。由美の髪がばっさり切れた。由美の髪は短くなり、片より上。髪の毛の長さがバラバラになってる。
ヤシチ「あぁ〜!!」[汗&顔真っ青]
サスケとハンゾー「・・・」[汗&顔真っ青]
由美「・・・」
サスケ「ゆ、由美・・・ごめんだぜ!!」[汗]
ハンゾー「ごめんなさいなのら〜!!」[汗]
由美「・・・」
由美は何処かへ行く。
サスケとハンゾー「由美ぃ〜!!」
楓「由美ちゃん!!」
サスケとハンゾーの後ろには、炎が燃えている。
サスケとハンゾー「!!」[汗]
安純はサスケとハンゾーを手にがしっと持って
サスケとハンゾー「ひぃっ!!」[汗]
安純「あんたたち〜、女の髪を何だと思ってんのよ〜〜!?」[白目]
また、安純の髪がタコのうごめいている。
サスケとハンゾー「ひいぃぃぃ〜〜!!」[汗]
イチロー「しつこいぞ〜!!」
ワルモ団は穴の中に入る。ミルモと楓も穴の中に入る。

安純の家
ヤシチはまだ雑巾で物を拭いている。
ヤシチ「リルムの妖精カードで大変な目にあった時もあったなぁ・・・」

過去。ワルモ団とミルモと楓は穴の中に入る。

安純の家
ヤシチは本を本棚に直している。
ヤシチ「ムルモに騙されたこともあったなぁ・・・」

過去。ワルモ団とミルモと楓は穴の中に入る。

安純の家
ヤシチは花が入ってる花瓶をテーブルの上に置く。
ヤシチ「よぉーし!! 終わったぞ〜!!」
・・・「ヤシチのアニキ〜!!」
サスケの声。
ヤシチ「あ?」
サスケとハンゾーは、窓から入ってきた。
サスケ「遊びに来たぜー!!」
ハンゾー「なのら〜^^」
サスケとハンゾーは滑った。
サスケとハンゾー「うわあぁぁぁ!!」
滑って転んで、ヤシチの方に来る。
ヤシチ「あぁ・・・あぁぁぁ・・・」[汗&顔真っ青]
ヤシチの頭にぶつかって、2人は花瓶に当たった。花瓶は割れた。
ヤシチ「あぁぁ〜〜!!」[顔真っ青]
サスケ「いててだぜ・・・」
ハンゾー「なのら〜」
ヤシチ「馬鹿者ー!!」[怒&白目]
サスケとハンゾーはくっつく。
サスケとハンゾー「ひいぃぃぃ〜!!」[汗]
ヤシチ「拙者の苦労を台無しにしおってー!!」[怒&白目]
サスケ「ご、ごめんだぜ、アニキ・・・」
ハンゾー「わざとじゃないのら」
ヤシチ「うるさーい!!」[怒&白目]
サスケとハンゾー「うわぁ!!」
ヤシチ「いつもいつも拙者の後を引っ張るばかりでー!! お前らのようなドジは人間のパートナーを持つ資格なんてない!! 里に帰れー!!」[怒&白目]
サスケ「そんなに怒らなくても・・・」
ハンゾー「酷いのら・・・」
2人とも、涙目になる。
サスケとハンゾー「うぅぅぅ・・・うわあぁぁ〜!!」
2人とも、泣きながら飛んでった。
ヤシチ「フン、全く・・・役に立たない奴らだ・・・」
・・・「それは私のセリフよ」
ヤシチ「!」
顔がブラックな安純がいる。
安純「何で花瓶が割れてるのかな〜? ヤシチ君!!」
ヤシチ「ゲッ、安純!!」[汗&真っ青]
安純「出て行けー!!」
ヤシチ「ひゃあ〜!!」
安純はヤシチを窓から投げ飛ばした。

ワルモ団とミルモと楓は元の時間に戻った。
ワルモ団はマグカップの中に帰った。
ミルモと楓も妖精界に行こうと言った。

ヤシチは団扇で飛んでいる。
ヤシチ「全く・・・サスケとハンゾーのせいで、とんだトバッチリを喰わされた・・・」
・・・「うわあぁぁ〜〜〜!!」
ヤシチ「ん?」
前には、ミルモと楓が走っている。ヤシチに気付かずに、ぶつかって、ヤシチは倒れた。
ヤシチ「おのれミルモー!! 拙者に気付きもせず吹き飛ばしってー!!」[怒]「サスケ、ハンゾー!!」
そこには、サスケとハンゾーはいない。
ヤシチ「あっ、そっか・・・。拙者が里に帰したんだっけ・・・」
ヤシチは携帯電話を出す。
ヤシチ「仕方ない。呼んでやるか」

妖精界
ワルモ団は時の宝玉を壊して、妖精界は止まった。丁度、ミルモと楓が妖精界にやって来た。

人間界
ヤシチはサスケが電話に出るのを待ってる。
ヤシチ「おっ! サスケか!?」
(電話から)サスケ「ただいま電話に出ることができませんだぜ。ピッピコピーと鳴ったら、メッセージをどうぞだぜ!!」
ヤシチ[怒&白目]「・・・何で留守電なんだー!!」[怒&白目]

終わり


■ アニス (135回/2013/01/09(Wed) 18:03:17/No5053)

すみません、由美と拓斗の妖精姿も変えます^^; 由美の色は、金色でしたが、かなり1人だけ色が浮いてるように思えました・・・[汗] よく考えました・・・。本当に修正ばかりですみません!!><;


第57話【止まった妖精界】

妖精界
ミルモと楓はお城の中に入ってる。マルモ、サリア、大臣、皆は当然のように止まってる。
ミルモ「ここもか・・・」
ミルモはマルモの側に来て
ミルモ「お〜いオヤジ、動け〜!!」
ミルモはマルモのヒゲを引っ張る。
ミルモ「まだ今月のお小遣い貰ってねぇぞぉ!!」[白目]
楓はサリアの顔の前で手を振ってる。
楓「・・・」
楓はミルモのところに来て
楓「やっぱり止まってるね」
ミルモ「どうして固まってやがんだ?」

ヤシチは転送ドーム(木)から出た。
ヤシチ「携帯電話にも出ないとは・・・サスケとハンゾーめぇ!! 何をやっているのだ? ! あ?」
そこには、コロロとライチとオチョーとムーンがいる。妖精スゴロクをしている。ヤシチはコロロたちの側に来て
ヤシチ「お前たち、何で止まっているのだ? 動かない世界記録に挑戦しているのか?」
ヤシチはムーンの側に来て
ヤシチ「おい答えろー!! 何とか言えー!!」
ヤシチは、ムーンの顔にアニメの通りに落書きをした。
ヤシチ「全然反応なし・・・」[汗]
ニュース3人娘、メカモとドクタ、パピィとデンタ、テムズ、インチョ、キャップなどなど、止まっている。
ヤシチ「ん〜・・・皆止まっているではないかぁ・・・。これは大変なことになっているのでは・・・あ?」
ヤシチは、サスケとハンゾーを見つけて、2人の側に来る。
ヤシチ「おいサスケ、どうしたのだ? ハンゾー!! ハンゾー!!・・・お前たちもか・・・」[汗]

ミルモと楓は妖精学校の前にいる。
楓「これからどうする?」
ミルモ「そうだな〜・・・!! あぁ、動いてる奴がいるぞ!!」
楓「えぇ!?」
空を飛んでる妖精が見える。
楓「本当だぁ!!」
ミルモと楓は走る。
ミルモ「お〜い!!」
2人は止まる。
ミルモ「あぁ? 何だ、ヤシチじゃねぇか〜」
ヤシチ「ミルモ!! 一体これはどうゆうことだ!?」
ミルモ「わかんねーよ!! 来てみたらみんな止まってたんだ!!」
ヤシチ「・・・人間界にいた拙者たちは助かったというわけか・・・。サスケとハンゾーは拙者が里に帰さなければ・・・。由美と拓斗に何と言ば・・・」
ミルモ「こっちに来てたのか?」
ヤシチ「あぁ、カチンコチンに固まっていたのだ!!」
楓「・・・」
ミルモ「とにかく、こうなった原因を見つけねぇとな」
楓「・・・! ねぇ、これってワルモ団のせいじゃないかな!?」
ミルモ「アイツらの?」
ヤシチ「何を言う!!」
ミルモ「ん?」
ヤシチ「首領たちにこんな凄い真似ができるものかぁ!!」
ミルモ「やっぱおめーもそう思ってんのか?」
ヤシチ「あ・・・あいや〜、口が滑ったのだ・・・−−;」[赤面]
楓「ふふ^^ でもね、あの時の宝玉って、時間を自由に行き来できるんでしょ? それが壊れてたってことは・・・」
ミルモ「あっ! 時間が止まって皆動かなくなったって言うのか!?」
ヤシチ「・・・」
楓「そうじゃないかって・・・」
ヤシチ「ん〜・・・時の宝玉?」

アニメどおりに、話が進んだ。

妖精学校
ミルモ、楓、ヤシチは図書室で時の宝玉のことについて、探している。そこには、アンナがいる。
ミルモ「妖精界を生き返らせるためには、時の廊下を通って、時間鳥捕まえるしかねぇ。あの扉を開ける方法を何としても探すんだ!!」
楓は一生懸命に本を読んでる。
楓「ん〜・・・」
ミルモ「おい、本が逆さだぞ」
楓「えぇ!? 妖精文字って未だに苦手で・・・^^;」
ヤシチ「わぁぁ!!」
ドンッ
ミルモと楓「!!」
本の山になった。本が散らかった。
ヤシチ「あったぞ!!」
ヤシチは1冊の本を開いている。
ヤシチ「読むぞ!!『時の扉を開くには、4人の妖精がひし形に並び、楽器の魔法パワーを最大限にして、ひらけゴマダンスを踊れ』と書いてある・・・」
ミルモと楓「4人・・・」

リルムとムルモと連絡とってる。2人の顔はきちんと見えてる。
リルム「まぁ、妖精界がそんなことに・・・」
ムルモ「ビックリでしゅ・・・」
ミルモ「すぐにこっちへ来て一緒にダンスを踊ってくれ!!」
リルム「分かりましたわ!!」
ムルモ「後でマシュマロくだしゃいね^^」
ヤシチ「ちょっと待て!!」
ミルモ「何だよ?」
ヤシチ「時の扉は、ひらけゴマダンスを踊っている間しか開いていないのだ。一度閉じてしまうと、同じ妖精には二度と開けることができないらしい・・・」
ミルモ「じゃあ、時間鳥を捕まえて帰ってくるまで4人で踊り続けなきゃいけねぇのか?」
リルム「でも、それじゃあ誰が捕まえに行きますの?」
ミルモ「あっ、そっか・・・」
皆「・・・」
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモは楓を見る。
楓「・・・え?・・・任せて!!^^」
ミルモ「ダメだ!!」
楓「え?」
ミルモ「時間鳥はどんな時代に行くか分からねぇんだぞ!! お前は魔法が使えねぇんだからな!!」
リルム「そうですわ!! 心配ですわ!!」
楓「・・・」
楓は微笑んだ。
楓「私ね、いつも思ってたの・・・。ミルモや皆に魔法で助けてもらってるのに、私は何もできないなんて悪いなぁって・・・。でも、今はできることがあるんだもん!! お願い!! 私にやらせて!!」
ミルモ「・・・」
楓「大事なクラスメイトだもんね・・・。ペータ君もビケー君もガビン君もマンボ君もアンナちゃんも・・・それに、国王様だってサリア様だって・・・サスケ君やハンゾー君を助けることは由美ちゃんと拓斗君の為だもん・・・。里中の人、皆、皆大切な人だもん!! 助けてあげたいよ!! ただし、ワルモ団は除く・・・何てね!☆」
ミルモ「危なくなったらすぐに逃げるって約束するか?」
楓「うん!! 約束する!!」
ミルモ「しゃーねーなぁ」
楓「あは^^」
ムルモ「でも、時の廊下って、ずーっと昔からずーっと未来までずーっとずーっと続いてるんでしゅよね? 1人で探せるんでしゅか?」
楓「・・・^^; え、えーっと・・・頑張る・・・」[赤面]
ミルモ「そうか。もっと人数がいねーと無理だよなぁ・・・」
ヤシチ「しかし、動けるのはこの4人だけだぞ」
リルム「あぁ!! ミルモ様の魔法で人間を24時間だけ妖精に出来ますわよね?」
ミルモ「あぁ。妖精が見える人間だったらな・・・」
リルム「私、結木様にお願いしてみますわ!」
楓「結木君に!?☆」
楓は嬉しそう。
リルム「結木様がいてくだされば、心強いでしょう^^」
ムルモ「僕も松竹しゃんにお願いするでしゅ!! 僕が言えば一発でしゅよ!!」
ミルモ「勿論、由美と拓斗にも頼んでみようぜ!! サスケとハンゾーの為にもな!!」
楓「そうだね!!」
そして、皆でヤシチをじーっと見る。
ヤシチ「・・・へ?・・・^^・・・き、期待はするなよ・・・」

CM

結木の家
結木の服装はアニメどおり、上は青、下は茶色の長ズボン。
結木「えっ!? 妖精界が!? わかった! 行くよ!!」
リルム「ありがとうございます!!結木様・・・」
結木「リルムの故郷の為だもんな^^」

松竹の家
松竹の服装もアニメどおり、上はオレンジ、下は紫の長ズボン。
松竹「行く行く!! 絶対行く!!☆」
ムルモ「きゃは^^」
松竹「あ〜〜、妖精の南さんとデートできるなんて・・・♡」
ムルモ「チョロいもんでしゅ・・・」[腹黒顔]

安純の家
安純の服装もアニメどおり、上は手の部分は赤でお腹と背中の部分は白、下は緑のミニスカート。
安純「イーーーヤッ!!」[白目]「何で私が妖精界を救わなきゃいけないのよ!!」
ヤシチ「やはりな・・・。結木や松竹とは違うのだ・・・」
安純はヤシチを握り
ヤシチ「!!」
安純「結木君も行くの? それを早く言いなさいよ♪^^」[赤面]

由美の家
由美の服装・・・上はオレンジ、下は紫のミニスカート、黒の長い靴下。
由美「えぇ!? サスケにそんなこと言ったの!?」
ヤシチ「つい頭に来ちゃったのだ・・・。それで、サスケも妖精界で固まってしまってるのだ・・・。すまぬ、由美!! だから、お主も妖精界に来てくれ!!」
ヤシチは頭を下げた。
由美「何で謝ってんの?」
ヤシチ「は? な、何故って・・・」[汗]
由美「だって、そのお蔭で私も妖精界に行けるんだろ!?☆ あ〜楽しみ〜^^☆」
由美の目はキラキラしている。
ヤシチ「・・・」[ボーゼン]

拓斗の家
拓斗の服装・・・上は紫、下は緑の半ズボン、白の靴下。
ヤシチ「と言うわけだ・・・。だから拓斗、お主も妖精界に来てくれ!! 頼む!!」
ヤシチは頭を下げた。
拓斗「わかった!!」
ヤシチ「本当か!? 拙者があんなこと言わなければ、ハンゾーは・・・」
拓斗「くよくよしててもしょうがない!! ハンゾーは絶対に助ける!」
ヤシチ「拓斗・・・忝い!!」

楓ん家
楓もアニメどおりの服装で、上はピンクと茶色(真ん中にハートの絵がある)、下は茶色のミニスカート。
楓「わ〜〜! 皆来てくれたんだ!!」
安純「当然じゃない! 妖精界の為だもの!! ね〜〜〜〜、結木君♪^^」
安純は結木にしがみ付く。
結木「あ、あぁ・・・」
楓[怒]
ヤシチ「どこが妖精界の為だか・・・」
ミルモ「じゃ、魔法をかけるぞ!!」
安純と由美「ちゃんと可愛い妖精にしてよね!!」
安純「まっ、南さんよりはマシだと思うけど♪」
由美「そんなの当然よ!!☆」
楓はふくれっ面。
ミルモ「そんなのかけてみねーとわかんねーよ!! ちゃんと並べ!!」
ミルモ「ミル、ミル、ミルモでポン!!」
カァァァァ・・・
結木、安純、松竹、由美、拓斗は、妖精になった。
楓「うわぁ〜・・・結木君、可愛い〜♪」
結木「あのなぁ・・・」[赤面]
松竹「うわぁ〜・・・本当に妖精になってるぅ!!」
安純「なんだか子供っぽい感じね・・・でも南さんよりはマシかな・・・」
3人ともアニメどおりの妖精姿。
由美「わお〜・・・私、かっわい〜〜☆☆」
由美は早速鏡で見ている。
由美「いや〜、私って罪な女●>v<●」
拓斗「・・・」

由美の妖精姿
●衣装の色・・・赤
●胸のモチーフ・・・苺
●帽子・・・上にひらひらした綿(ピンク)がある
●袖・・・松竹と同じくらいの長さ
●下・・・ヒラヒラしたミニスカートのよう
●足に履くもの・・・タイツ(白)とブーツ(透明っぽい赤)

拓斗の妖精姿
●衣装の色・・・濃い紫(安純の紫とは違う)
●胸のモチーフ・・・炎
●帽子・・・結木の帽子と形が同じで上にボンボン(薄紫)がある
●袖・・・結木と同じくらいの長さ
●下・・・結木と松竹とほぼ同じズボンの形
●足に履くもの・・・楓くらいの靴で、ソックスはなし

松竹「わぁ! 飛べる飛べる!!」
安純「うそみた〜い!!」
由美「鳥になったって感じ〜!!」
3人は嬉しそうに飛んでる。
結木「すごいな・・・」
拓斗「はい!」
安純「あんたってこうやって見ると不気味な体型してんのね・・・」
ヤシチ「ほっとけ!!」[怒]
ミルモ「これから24時間以内に帰って来ねーと、二度と人間界に戻れねぇから気をつけろよ!!」
安純と松竹と由美「えぇ〜!?」
安純はヤシチの首を手で締め付けて
安純「聞いてないわよそんなこと・・・!!」[白目]
ヤシチ「ぐええ・・・」[顔真っ青]
ミルモは自分のマグカップに入り
ミルモ「よしっ! ついて来い!!」
妖精たちは、それぞれ、自分のマグカップに入る。勿論、結木たちはミルモのマグカップに入る。
結木、拓斗、松竹、安純、由美の順だった。
安純「一生このままなんて・・・」
安純は入った。
由美「マグカップの中か〜・・・そ〜〜れっ!!」
由美も入った。楓は微笑んだ。
ミルモ「お前も早く来いよ!!」
楓「うん!・・・ミルモンミルモンプリクリム・・・」
カァァァァァ・・・

妖精界
皆、飛んでる。
松竹「はははぁー・・・綺麗だなぁー・・・」
安純「メルヘンチックなとこねぇー・・・。私の趣味には合わないわ・・・」
由美「わお〜・・・本当に異世界に来たって感じー!!☆」
由美は見とれてた。楓は由美を見て微笑んだ。
由美「う〜ん・・・。きのこ型の家にカップ型のお店・・・可愛いなぁ〜☆☆」
由美はあっちに行ったり、こっちに行ったりしてる。そう、【ミルモはまってるぅ〜】のペータたちが人間界をあっち行ったりこっち行ったりしてる時と同じように由美も。
ミルモ「おいおい、そこまで喜ばなくてもいいだろ・・・」[汗]
安純「子供ねぇ・・・」[汗]
ヤシチ「まぁ、由美は妖精界に行きたがってたから、すごく嬉しいんだろ♪」
松竹「由美ちゃん、先に行き過ぎだよ・・・」[汗]
ムルモ「でしゅ・・・」[汗]
由美「あーーーー!!」
ヤシチ「どうしたんだ由美!?」
結木「行ってみよう!!」
行ってみたら、サスケとハンゾーのとこだった。
拓斗「ハンゾー!!」
由美「お〜い、サスケ〜・・・」
し〜ん・・・
結木「本当に止まってるんだな・・・」
楓「私たちが時間鳥を捕まえないと皆永久にこのままなの!!」
安純「たかが鳥1羽捕まえるだけでしょ? どうってことないわ!」
由美「本当に反応なしかぁ・・・」
ミルモ「行くぞ!! のんびりしてる時間はないぞ!!」
拓斗はハンゾーを見て
拓斗「ハンゾー、待ってろよ!! 絶対に助けてやるからな!!」
皆、飛ぶ。

ミルモや楓たちは、危険な洞窟(ガイアの里に向かうあの洞窟)に入ってる。あの気持ち悪い生き物は止まってる。
松竹「止まっててよかった・・・」
安純「どうってことないわ」
由美「ゲームの世界って感じ〜☆」

時の神殿の上に昇ってる。安純と松竹が遅れてる。
松竹「ねぇ、どこまで行くの?」
楓「もう少しよ! 頑張って!!」
由美「ったくー・・・だらしないな〜・・・」
安純「どうってこと・・・ないわ・・・」

皆、着いた。
リルム「あれが時の扉・・・」
ムルモ「大っきいでしゅ・・・」
ミルモ「遅いぞ!!」
安純と松竹は座る。
松竹「ふぇ〜・・・何でこんなに遠いのぉ?」
安純「どうってこと・・・あるわぁ・・・」
由美「運動不足だな、こりゃ・・・」
ミルモ「今から俺たち4人がダンスを踊って扉を開ける! そしたら時の廊下へ飛び込んで、時間鳥を捕まえて来てくれ!!」
楓「うん!」
結木「わかった!」
ミルモ「いいかぁ? こいつらが違う時代に閉じ込められねぇように、帰ってくるまでダンスを続けるんだぞ!?」
リルム「はい!」
ムルモ「頑張るでしゅ!!」
ヤシチ「キサマに言われるまでもない!!」
ミルモ「皆、ひし形に並べ!!・・・よし、ひらけゴマダンス開始!!」
妖精4人「ひらけ〜〜〜ひらけ〜〜〜ゴマプリン〜〜〜♪」
楓「立ったり座ったり結構大変そう・・・」
カッ・・・。ドアは開かない。
ヤシチ「うわ〜〜〜っ!!」
楓「どうしたの!? ミルモ」
ミルモ「こいつは生半可なダンスじゃ効かねぇみてーだ・・・」
リルム「もっとパワーを上げなければダメですわ!」
ミルモ「てめぇら! 気合入れ直して行くぜー!!」
リルムとヤシチとムルモ「おう!!」
ギンッ・・・皆、白目になった。
妖精4人「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
カァァ・・・ズズズズ・・・扉は開いた。
ミルモ「やった!!」
楓「あれが時の廊下の入り口!?」
安純「あそこへ入るのぉ!?」
由美「わくわくしちゃうな〜☆☆」
安純以外皆、立ってた。
楓「ミルモ! 行って来るね!!」
ミルモ「こっちは任せろ!!」
結木「行くぞ!!」
安純以外入っていった。
安純「待ちなさいよ〜〜〜!!」
ミルモ「(頼んだぞ・・・)」

パタパタ・・・
結木「ここが時の廊下・・・」
松竹「広〜い・・・」
結木「枝分かれした先がそれぞれの時代につながってるみたいだな・・・」
安純「気持ち悪いとこねぇ・・・」
結木「手分けして時間鳥を探そう!!」
皆「うん<はい(拓斗のみ)>!」

それぞれの時代に行った。
楓「この時代にはちゃんとあるのね・・・これを持っていけば!! やっぱりダメよね・・・」
楓は大分昔のとこに来て、畑にいる男の人に話しかける。
楓「あ・・・あのー・・・時間鳥って知りませんか?」
男の人「さぁ?」

結木は女の人に声をかける。
結木「時間鳥を探してるんだけど・・・」

安純はギターを持って座っているサングラスをかけてるおじさんに声をかける。
安純「時間鳥を見なかったって聞いてるのよ!! 無視しないで答えなさいよー!!」[白目]

松竹は枝分かれした道にいる。
松竹「妖精界がないよ〜〜!!」

ここは、江戸時代くらいの時代。皆、着物を着ている。
由美「わぁ〜・・・。すごい昔だな・・・。江戸時代くらいかな? 何か逆に、人間界の江戸時代に行ってみたいわ・・・。そして、自分の先祖に会ってみたいような〜・・・って、今はそんな時じゃないわ!!」
由美は2人のおばさんに声をかけた。
由美「ねぇあんたたち、時間鳥って知ってる?」
おばさんA「えっ・・・時間鳥? 何言ってるの、この人・・・」
おばさんB「そんなの知らないわよ! 他の人に聞いてよ!!」
由美「あんたたちに聞いた私が間違いだったわ!! このおばさん!!」[怒]
おばさんAとB「!!」

拓斗は中学生くらいの女の子に声をかける。
拓斗「時間鳥って知りませんか?」
妖精「さぁ、知らないわよ」

皆、集まって
結木「いたか?」
楓「ううん・・・」
由美「あ〜楽しかった〜☆」
安純と松竹は座った。
安純「やっぱ無理よ! 永遠に続く時間の中で鳥を1羽見つけるなんて!!」
松竹「・・・・・・・? あれ、何だろう?」
時間鳥の羽だった。
由美「綺麗だな〜♪」
楓「あーっ! 時間鳥の羽っ!!」
結木「本当か!?」
楓「うん! 色が同じだもん!!」
松竹「奥にもあるよ!!」
由美は奥に行って、羽を拾った。
由美「羽ゲットだぜ!! 香君、ちょうだい^^」
松竹「あっ・・・うん」
楓「由美ちゃん、時間鳥の羽を拾ってどうするの?」
由美「こんなことって滅多にないから、記念に宝として捕っておくんだよ☆☆ それに、思い出にもなるし☆」
皆「・・・」[汗]
拓斗「お前、サスケを助ける気ないだろ!?」[汗]
結木「この先に時間鳥がいるんだ・・・。行ってみよう!!」
安純以外、皆行った。
安純「もっと休みましょ〜よ〜!!」

時の神殿
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」[汗&白目]

楓たちは、緑が多い自然に来ている。
由美「綺麗な所だな〜!」
結木「この辺にいるはずなんだがな・・・」
安純「ダメ・・・死にそう・・・」
松竹「お腹空いたね・・・」
楓「ねぇ、見てよ! のどかねぇ♪」
妖精たちが楽しく自然の中にいる。
結木「楽園みたいなとこだな・・・」
拓斗「はい・・・」
ムルモに似た妖精が飛んでる。
楓「どこ行くんだろう?」
パタパタ・・・ムルモM(昔のM)は、クップルの実の木についた。
楓たちも着いた。安純と由美が座ってる。
ムルモM「えいっ!」
クップルの実を3つ籠に入れた。
ムルモM「あーん♪」
安純と由美「美味しそう・・・」
2人とも涎を垂らしている。
松竹「僕たちも食べよう!!」
安純と松竹と由美は木の中に入った。
結木「おい! 勝手に食べていいのか!?」
由美「いいのいいの!!」
松竹「やーとー!!」

結局・・・
皆「ごちそうさまぁ!!」
1番多く食べたのが由美、2番は安純、3番は松竹、4番は結木、5番は楓、6番は拓斗(1個だけ)の順だった。座ってる順は、右から、安純、結木、楓、拓斗、由美、松竹。
楓「拓斗君、果物も苦手なの?」
拓斗「はい」
由美「お腹いっぱい・・・」
結木「以外と美味しかったな・・・」
楓「さ、時間鳥を探しに行こ!!^^」

楓たちはまた動いてる。パタパタ・・・ミルモMと擦れ違った。
楓「ん?」
ミルモMはクップルの実がないことに気付き、ムルモMのところに来た。
ミルモM「お前、クップルの実全部食った!! あれ皆の物!!」
ムルモM「僕は1つだけ・・・」
ミルモM「お前嘘つき!! 許さない!!」
ミルモMがムルモMを殴った。
ムルモM「お返しー!!」[怒]
ポコポコ殴る。リルムMが来て
リルムM「ケンカダメ!! 仲良くする!!」
ミルモM「うるさい、黙れ!! ケツアタック!!」
リルムMが怒って、つっぱりをした。
リルムM「何するの〜!?」[白目]
ミルモMは吹っ飛んだ。
次にヤシチMが来て
ヤシチM「クップルの実なくなったー!!」「返せー!!」[白目]
リルムM「ケンカダメ!! 仲良くする!!」[白目]
ミルモM「お前嘘つき!!」[白目]
ムルモM「僕じゃない!!」[白目]
結木「木の実は皆の食べ物だったんだ・・・」
楓「どうしよう・・・。ケンカになっちゃった・・・。ごめんね、木の実を食べちゃったのは私たちなの! ケンカしないで!!」
時間鳥「ジカンダヨ!!」
安純「!! 時間鳥!?」
由美「姿は綺麗だけど、顔はブッサイクね・・・」
松竹「捕まえよう!!」
楓「・・・」
安純「南さん! 早くしなさいよ!!」
楓「だって私たちのせいでケンカに・・・」
結木と松竹と由美と拓斗は時間鳥を追いかけてる。
安純「今捕まえなかったらまたあてもなく探さなきゃならないのよ!!」
安純は楓の手を引っ張る。
楓「あ・・・」

時の神殿
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
ガクッ・・・ムルモが倒れた。
リルム「ムルモ様!!」
キィィ・・・ドアが閉まりそう。
ミルモ「やべーー! 踊れ踊れ!!」
ムルモ「く・・・」[&顔真っ青]
ミルモ「頑張れ! ムルモ!!」[汗]

時の廊下
楓「ああ!!」
ギイィ・・・時の扉が閉まりそう。
安純「時の扉が!!」
楓「閉じかけてたみたいね・・・。ミルモたち、大丈夫かな・・・」
松竹が出てくる。
松竹「オーイ! こっちこっち!! 時間鳥はあの枝道へ入ってったよ!!」

楓「時間鳥さーん、出ておいでー!!」
結木「どこだー!!」
由美「いたら返事しろーーー!!」
拓斗「オーイ! 出てこーい!!」
松竹「時間鳥やーい!!」
拓斗「時間鳥って素早いんですね・・・」
結木「見失ったな・・・」
安純はバターっと座って
安純「もうイヤー!! 一歩も動けない!!」
結木「仕方ない・・・。少し休もう・・・」
拓斗「はい・・・」
皆「ハァーーー・・・」
楓「疲れたぁ〜・・・」
由美「身体が重いよ〜・・・」
その時・・・ガサッ・・・多くの妖精が姿を現す。
楓「え?」
拓斗「!!」
松竹「!!」
結木「!!」
由美「!!」
安純「何?」
ミルモM「行けーっ!!」[白目]
ムルモM「行くでしゅう!!」[白目]
ヤシチM「かかれぇ!!」[白目]
リルムM「突撃ですわぁ!!」[白目]
4つのグループに分かれてた。ミルモM、リルムM、ヤシチM、ムルモMがグループのリーダー的存在になってる。
楓たち「ええぇ〜〜〜〜〜っ!?」[汗]

終わり


■ アニス (136回/2013/01/10(Thu) 22:26:50/No5056)

第58話【動け!ミルモの里】

ミルモM「行け〜〜〜〜〜っ!!」[怒&白目]
ムルモM「やっつけるでしゅ〜〜〜〜!!」[怒&白目]
ヤシチM「けちらせーーー!!」[怒&白目]
リルムM「ぶちのめすのですわーーーー!!」[怒&白目]
安純「な、何なのよ!? これーーー!!」
結木「逃げるぞ!!」
楓たちは、空を飛んで逃げる。
ミルモM「ケツアターック!!」
ドガッ・・・ミルモMはリルムMにケツアタックをした。
ミルル「やーい、てめーら!! このミルル様はこの国の王子だぞ!! 無駄な抵抗はやめて俺の家来になりやがれ!!」[白目]
ムルモM「くらえー!! 触角ビ〜〜ム!!」
ミルル「うぎゃーーーー!!」
ムルモMはミルルに触角ビームをした。
ムルモM「お馬鹿な兄上なんかに任せておけないでしゅ・・・。この国は弟の僕がいただくでしゅ・・・」[白目&腹黒]
ドスッ・・・。ヤシチMの手裏剣がムルモMのお尻に刺さった。
ムルモM「!?・・・うえ〜〜〜〜〜!! いった〜〜〜〜い!!」
ヤシチM「へんっ!! アホ兄弟は引っ込んでろ!!」
ミルル「なんだとー!? ヤシチー!!」[白目]
ヤシチM「この国の支配者は、我ら忍者軍団なのだ〜〜!!」
後ろから
リルムM「何をおっしゃってるんですの〜〜〜!!」[白目]
ヤシチ「!・・・」[顔真っ青]
リルムM「これからは女の時代ですわ〜〜〜!! 男は皆女の家来になれですわーーっ!!」[白目]
リルムMはヤシチMの頬を拳で殴った。
楓「み、皆ケンカしてるみたい・・・」
松竹「まるで戦国時代だ・・・」
由美「戦争だよ・・・。これは絶対に!!」
安純「ど、どういうことよ!!」
ミルル「うおお〜〜〜っ!!」[白目]
楓「あの妖精!! 何だかミルモにそっくり!!」
ムルモMの戦ってる姿。
松竹「あっちはムルモに似てるよ!!」
ヤシチM「ぬぬぬぬ〜〜〜〜・・・」[白目]
安純「ヤシチの馬鹿と瓜二つだわ・・・」
リルムM「負けませんわーー!!」[白目]
結木「リルムだな・・・」[汗]
サスケMは他の妖精と戦ってる。
由美「ありゃ絶対サスケだね・・・」
ハンゾーMも他の妖精と戦ってる。
拓斗「・・・」[汗]
楓「きっと、ミルモたちのご先祖様たちだね・・・」
安純「だけど、何でケンカしてんのよ・・・」
楓「昔の妖精たち、仲が悪かったのかなぁ・・・」
結木「もしかしたら・・・さっき、俺たちが木の実を食べたせいで・・・。大昔の妖精たちがケンカを始めただろ? あれから何年も経ってあのケンカがだんだん大きくなって・・・」
皆「えぇ〜〜!?」
楓「じゃあこのケンカは私たちのせいで・・・」
拓斗「・・・俺たちが・・・妖精界の歴史を変えてしまったのかもしれません・・・」
安純「それってどういうことになるの?」
結木「この先の未来も、全部変わることになるな・・・。ミルモたちがいる世界も、もう変わっているかもしれないな・・・」

時の神殿
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
ギュ・・・ヤシチがミルモの足を踏んだ。
ルモ「いって〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」「このヤローーー!!」[白目]
バキッ・・・ミルモはヤシチを蹴った。
ヤシチ「何をする!!」[白目]
ドカッ・・・ヤシチがミルモを蹴った。
ヤシチ「このブサイクやろーーー!!」[白目]
ミルモ「このインチキ忍者め!!」[白目]
ムルモ「何さぼってんでしゅか!!」[白目]
リルム「ちゃんと踊ってください!!」[白目]
ミルモとヤシチ「何だとー!?」[怒&白目]
ギイィ・・・
ミルモ「ゲッ!? 閉まるぞ!!」
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」[怒&白目]

楓「どうしよう・・・。ミルモたち、今頃ケンカ始めてるかも・・・」
安純「ちょっと待って!! ダンスをやめたら時の扉が閉まって、二度と開かなくなるんじゃ・・・」
松竹「僕たち、帰れなくなるってこと!?」
由美「冗談じゃないわよ・・・」
楓「どうしよう結木君・・・」
結木「とにかく・・・妖精たちを仲直りさせるしかないな・・・」
皆「うん!」
拓斗「俺と鈴木はハンゾーたちのところに行ってきます!!」
結木「わかった!!」
楓たち、中学生と由美たち小学生は別れた。
ミルル「お、俺が1番偉いんだぁ!!」
ムルモM「ぼ、僕でしゅ〜〜〜〜〜〜っ!!」
楓「待って〜〜〜〜〜!!」
楓たちはミルルたちの前に出る。
ミルル「なっ!? なんだてめーらは!!」
楓「ケンカはダメ!!」
ミルル「邪魔すんな!!」[怒]
楓「仲良くしようよ・・ね♪」
ミルル「何だと!?」
ムルモM「見かけない妖精でしゅね・・・?」
結木「俺たちは人間なんだ・・・」
ムルモM「え?」
ヤシチM「人間だと!? 人間が何で妖精界に来られるのだ!?」
松竹「魔法で妖精になって・・・」
ミルル「何ぃ!? お前たち、魔法使えるのか? なぁ、どうやって使うのか教えてくれ!!」
楓「え? 私たちは使えないけど・・・」
安純「あんたたち、妖精のくせに魔法使えないの?」
リルムM「使えるわけありませんわ!!」
ミルル「魔法使いじゃねーんだぞ!!」
楓「やっぱり、今の妖精と大分違うみたいだね」
結木「あぁ」
由美と拓斗は楓たちのとこに戻った。
拓斗「ケンカをとめることができません・・・」
結木「俺たちのとこもだ・・・」
由美「って言っても・・・サスケたちはもう既に倒れたけどね・・・」
サスケとハンゾーが倒れてる姿。
ミルル「なぁ〜〜〜〜〜〜〜、教えてくれよ〜〜〜〜・・・。魔法でこいつらをぶっ飛ばしてやるんだよ!!」
ムルモM「それはこっちのセリフでしゅ!!」[白目]
ヤシチM「拙者のだーーー!!」[白目]
リルムM「私のですわーーー!!」[白目]
楓「ダメだってば!! ケンカやめて皆仲良くしようよ!! その方が楽しいじゃない!!」
ミルル「こんな奴らと仲良くできるか!!」
リルムM「右に同じですわ!!」
ヤシチM「左に同じだ!!」
ムルモM「右斜め後ろに同じでしゅ!!」
ミルルたち「フン!!」
楓「どうしよう・・・」
結木「困ったな・・・」
拓斗「一体どうすれば・・・」
時間鳥「ジカンダヨ!!」
楓たち「!!」
時間鳥「ジカンダヨ!! ジカンダヨ!!」
安純「!!・・・・・・ふふ・・・魔法が使えるようになる方法を教えてあげるわ!!」
楓「日高さん?」
ミルル「本当かー!?」
安純「あの鳥を捕まえなさーーーい!!」
時間鳥「ジカンダヨ〜〜〜〜〜〜!!」
安純「あれは、伝説のマホウ鳥っていうのよ!!」
リルムM「マホウドリ?」
ムルモM「アホウ鳥みたいでしゅ・・・」
ヤシチM「ジカンダヨって鳴いてるぞ・・・」
安純「マホウ鳥を最初に捕まえた者は、魔法チャンピョンになれるの!! チャンピョンに逆らうとその場でイボガエルになってしまうのよ!!」
ミルル「おー、そいつはすげーぜ!! お先にいただき!!」
ムルモM「おー、兄上!!」
リルムM「私が先にいただきますわ!!」
ヤシチM「拙者のものだ!!」
楓「日高さん、何であんなこと言ったの?」
安純「鈍いわね・・・。イボガエルにされると思ったら、もうケンカなんかしないでしょ? ケンカも収まるし時間鳥も捕まるし、これが本当の一石二鳥ってやつね!!」
楓「そっか〜〜〜〜!!」
松竹「名案だよ、名案!!」
由美「・・・ぐっ」[汗]
ミルル「このーーー!!」
時間鳥「ジカンダヨーーー!!」

時の神殿
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
ミルモ「ヒーヒー、楓たちはまだか!?」[顔真っ青]
ヤシチ「足が吊りそーだ!!」[顔真っ青]
ムルモ「もう、目が回って・・・きたでしゅ・・・!!」[顔真っ青]
ミルモ「このままじゃもたねぇ・・・よし、少しだけ休むぞ!!」[顔真っ青]
リルム「フィ〜〜・・・」
ギイィ・・・
ミルモ「よし、踊れーっ!!」
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
ギイィ・・・
ミルモ「休めっ!!」
リルム「フィ〜・・・」
ギイィ・・・
ミルモ「踊れーっ!!」
ミルモ「楓〜〜〜っ!! 早く戻ってこ〜〜い!!」

楓「み〜んな〜、頑張ってー!!」
松竹「もうちょっとだー!!」
安純「捕まえないと、トイレに流すわよ〜〜〜〜!!」
ミルル「まっ、待ちやがれーーー!!」
結木「・・・まずいな・・・」
楓「・・・え!?」
結木「誰かが勝って、1番偉い奴が決まっちゃったら、結局未来は変わっちゃうんじゃないのか・・・?」
拓斗は頷く。
楓と安純と松竹と由美「あぁ!!」
楓「じゃあ、やめさせなきゃ!!」
安純「やっぱりやめなきゃトイレに流すわよ!!」
楓たちは追いかける。
時間鳥「ジカンダヨ!!」
ミルル「待ちやがれコラー!!」
楓「待ってってばー!!」
一周回って
松竹「話を聞いてよー!!」
また一周して
安純「止まりなさいよー!!」
また一周して
由美「無視しないでー!!」
楓「ねぇ、待って!! やっぱり競争なんてやめて仲良くしようよ!!」
ピタッ・・・ミルルたちは止まった。
松竹「あ、止まった!!」
ミルル「鳥はどこだーー!!」
ズルッ・・・楓たちは落っこちた。
ムルモM「どこに隠れたでしゅかー!?」
ヤシチM「あーーっ!!」
時間鳥は疲れている。
ヤシチM「いたぞ!!」
ミルルたち「うおおおおーーーーっ!!」
がしっ。4人は、時間鳥を捕まえた。
ミルルたち「捕まえたーーー!!」
時間鳥[汗]
楓たち「・・・」[黒丸目]
ミルル「俺が最初に捕まえたんだ!!」
ムルモM「ボークでしゅ!!」
ヤシチM「拙者だ!!」
リルムM「私ですわー!!」
ミルル「俺が1番最初触ったから、俺のもんだぞ・・・」
ヤシチM「いや、拙者の髪の毛の先が触れた方が速かったぞ!!」
ムルモM「僕の触角の先が先に触れていたんでしゅ!!」
リルムM「私の指の方が速かったですわ!!」
ミルル「俺が最初に捕まえたんだ!!」
楓たち「・・・・」[汗]
ミルル「もう許せぬ・・・決戦だー!!」[白目]
リルムMとヤシチMとムルモM「望むところだーー!!」[白目]
ミルル「うおーーーっ!!」[白目]
ムルモM「かかれでしゅーー!!」[白目]
ヤシチM「やっつけろーー!!」[白目]
リルムM「くらえですわーー!!」[白目」
ワーワー・・・。妖精たちはまた、ケンカになった。
松竹「あぁ〜〜〜、また始まった・・・」
結木「結局こうなるのか・・・」
安純「仲直りは無理ね・・・」
由美「結局振り出しに戻るってわけだ・・・」
楓「ダメーっ!! ケンカしないでー!!」
カァッ・・・何か光が・・・
楓たち「!?」
楓「!!」

CM

フワ・・・そこにはガイヤ族がいる。
安純「何あれ?」
楓「ガイア族!!」
結木「ガイア族?」
楓「うん。妖精の神様なの!! きっと皆のケンカを止めに来てくれたんだ!!」
由美「(全然神様には見えないけど・・・)」
フィア「・・・ったく・・・しょーがねーやつらだな・・・」
アクア「魔法を授けようと思ってたけど・・・争いがひどくなるだけだね・・・」
ドンタ「憎しみの心でいっぱい・・・」
ウィン「残念だけど仕方ないね・・・」
ピクモ「1番最初に戻しましょう・・・」
ガイヤ族は上に上がる。
フィア「猛き心よ・・・」
アクア「時のはじまりへ・・・」
ドンタ「太古の静けさへ・・・」
ウィン「闇の彼方へ・・・」
ピクモ「我らは還さん!!」
カアァァァァ・・・ゴオオォォォォ・・・
フィア「フィアでポン!!」
カァ・・・ドォッ・・・
楓「キャー!!」
ガビンM「ガビーン・・・」
ガビンMはビケーMと争ってる。
アクア「アクアでポン!!」
カァ・・・ザザザ・・・ド・・・ド・・・
ドンタ「ドンタでポン!!」
カァ・・・ズズズ・・・ゴ・・・ゴ・・・ゴ・・・
妖精たち「キャー!!」
ウィン「ウィンでポン!!」
カァ・・・ゴオォォォーー・・・
妖精「うわーーー!!」
安純「ど、どーゆーこと?」
松竹「助けに来たんじゃないの?」
由美「どこが神様なんだよ・・・」
拓斗「神様だからこそこうするんだよ」
安純と松竹と由美「え?」
ピクモ「ピクモでポン!!」
カァ・・・ドォン。雷が鳴った。
妖精「ギャーーー!!」
楓「やめて・・・もう、やめて!!」
楓はガイヤ族のところに行こうとしたが
結木「南!!」
ゴォッ・・・
楓「キャッ!!」
楓は吹っ飛ばされた。結木は楓を抱えた。
結木「大丈夫か?」
楓「どーしてこんなことを・・・」
結木「助けに来たんじゃないんだ・・・争って傷つけてばかりの妖精たちを・・・神様として滅ぼすつもりなんだ・・・」
楓「そんな・・・それじゃあ、未来が・・・ミルモが・・・」

時の神殿
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン・・・」
ミルモ「な、なんだぁ?」
ヤシチ「力が抜けてくぞ・・・」
フラ・・・

ドオン
ミルル「うわー!!」
楓「ミルモ!!」
楓はミルルの側に来て
楓「ミルモ!! しっかりして、ミルモ!!」
ミルル「・・・ミルモじゃね〜〜、俺はミルルだ・・・。それより、お前らは早く逃げたほうがいいぞ・・・。妖精界はもうおしまいだ・・・」

ゴオォ・・・風が吹いてる。ゴオッ・・・
リルムM「キャーー!!」
リルムMは風で飛ばされてる。結木はリルムMを捕まえる。
結木「リルム!! 大丈夫か?」
リルムM「はい・・・」

ザザザ・・・ムルモMは滝から落ちそうだ。
松竹「ムルモーーーッ!!」
松竹はムルモMを捕まえて、上に上がる。
松竹「く・・・」

カッ・・・雷がヤシチMのとこに来そうだ。
ヤシチM「!!」
安純「ヤシチーーッ!!」
安純はヤシチを持って転んだ。ザッ・・・雷は落ちた。

サスケMは必死に逃げてる。ズズズ・・・ズ・・・ズ・・・地面が崩れて落ちそうになるサスケM。
サスケM「わーーーーーーーーーっ!!」
由美「サスケーーーーーッ!!」
由美はサスケMを抱えて飛んだ。

ハンゾーMは水に溺れてる。
ハンゾーM「うわっぷ!! ハァ・・・」
ハンゾーMは沈んでく。
拓斗「ハンゾーーーッ!!」
拓斗は水に潜ってハンゾーMを抱えて、水に浮く。ハンゾーMは気を失ってる。
拓斗「もう大丈夫だからな・・・。お前は俺が守る・・・」
2人は水に浮いてる。

楓「・・・・・・・・」
楓は、ミルモと過ごした日々を思い出してる。
楓「・・・ミルモ・・・ミルモーッ!!」
カァ・・・。何かが光った。
楓「な、何!?」
スウ・・・パアァァァァ・・・マイクが光った。
楓「マイクが・・・・・・お願い・・・皆を、皆を助けてあげて!!」
楓は涙目で言ってる。カアァァァァ・・・ドオッ・・・スウ・・・マイクはガイア族の所に来た。
ガイア族「・・・」
フィア「願いだ・・・」
アクア「うん、純粋な願いだ・・・」
ウィン「この世界を救ってほしいって・・・」
ドンタ「強く願ってる・・・」
ピクモ「こんなに綺麗な願う心があるのかしら・・・」
フィア「しょーがねーな・・・もう一度・・・」
ドンタ「この世界を・・・」
ウィン「この世界を・・・」
ガイア族「ガイアでポン!!」
カァッ・・・ゴオ・・・フッ・・・風がやんだ。
結木「ん・・・!?」

松竹「ああっ!!」

安純「え・・・!?」

由美「えぇっ!?」

拓斗は水がなくなったことに気付く
拓斗「ん?」

ズウゥ・・・ン・・・
楓「!?」
ドーーーーーーン!! 山の中から煙が出た。
楓「うわー!!」
パッ・・・山がミックスパフェ山に変わった。ポンッ・・・ポンッ・・・いろんなお菓子が出てくる。
楓「わぁ・・・」
由美「お菓子の国みたーい!!」
ミルルはくもっちょを手に取る。
ミルル「うめー!!」
ヤシチM「うまい!! こんな旨いもんは始めてだ!!」
ムルモM「美味しいでしゅ!!」
リルムM「最高ですわー!!」
妖精それぞれ美味しく食べたり、お菓子を交換している。サスケMとハンゾーMもお菓子を交換してる。カァ・・・石みたいなのが楽器に変わった。
松竹「もう大丈夫だね」
結木「あぁ」
安純「どうなるかと思ったわ」
拓斗「本当によかったです・・・」
時間鳥「ジカンダヨ!!」
楓「あ、卵だ・・・」
松竹「じゃあ、これが時の宝玉?」
由美「綺麗・・・♪」
時間鳥は飛んで行く。
時間鳥「ジカンダヨーーー!!」
楓「閉じ込めたりしてゴメンね!!」
安純「やっと帰れるわね・・・」
結木「よし、急ごう!!」
拓斗「はい!!」
楓たちは飛ぶ。
楓「皆・・・元気でね・・・」

時の神殿
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!! ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
リルム「時の扉が閉じていきますわー!!」
ミルモ「もっと気合を入れて踊れー!!」
ミルモたち「ひらけ! ひらけ! ゴマプリン!!」
ミルモ「(くそー、パワーが足りね〜〜・・・)」

楓たちは急いでる。ギイィ・・・
楓「あ、扉が!!」
結木「まずいぞ!!」

ムルモ「もうダメでしゅ〜〜〜!!」
ミルモ「楓〜〜〜〜〜〜!!」
ばっ・・・
楓「ミルモ〜〜〜〜〜!!」
ミルモ「わっ!!」
ドオッ・・・楓たちはギリギリに着いた。扉が閉まった。
ミルモ「どへっ!!」
卵は落ちそうになる。
楓「あぁ!! 卵が・・・」
フワッ・・・卵は浮いて元に戻る。カアァァァァ・・・ギィ・・・振り子は動き始める。

妖精界
ペータとビケーが一緒にいるところ。ペータはドーナッツを食べてる。ビケーは自分の顔を鏡で見ている。

ライチとコロロ「・・・!?」
ムーン「??」
ムーンの顔は凄いように落書きされてる。

サスケ「・・・ったくアニキは・・・」
ハンゾー「なのらー・・・」

妖精学校の図書室
アンナは本が散らかってることに気付く。
アンナ「あー!?」

大臣がこぼしたジュースがマルモの服にこぼれた。
サリア「あらあら・・・」

イチロー「・・・ん? 時の宝玉がないぞ、どこ行った!?」

マンボとガビンがキャッチボールをしている。ガンッ・・・マンボはお菓子の女神像にぶつかった。
マンボ「いてっ!!」
ガビン「大丈夫?」
マンボ「「お菓子の女神像」にぶつかっちまった・・・。でも・・・よく見ると、この女神像って楓さんに似てるよな・・・」
ガビン「ほんとだぁ・・・」

時の神殿
チクタク・・・
ミルモ「振り子が動いてるぞー!!」
楓「・・・ということは・・・?」
フィア「ああ、そういういことだ!!」
楓たち「!?」
フゥ・・・上からガイア族が来た。
フィア「妖精界の時は・・・」
アクア「動き出したよ・・・」
ドンタ「すべて元通り・・・」
ウィン「君たちのおかげだよ・・・」
ピクモ「ありがとう・・・」
ガイア族「ありがとう!!」
皆「やったーーーー!!」
ミルモ、楓、リルム、結木、ヤシチ、安純、ムルモ、松竹の画像。パートナー同士で手をつないだり、喜んだりしている。しかし、この中には、由美と拓斗がいない。
そして、由美と拓斗の画像。
由美と拓斗「・・・」
由美「一刻も早くサスケに会いたいわ・・・」
拓斗「あぁ・・・俺も早くハンゾーに会いたい!!」

エンディング(さらら)
●ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗はミルモの里でペータとビケーに会う。
●ペータとビケーが笑ってる姿。
●ミルモ、リルム、ムルモ、ペータ、ビケーでおしくらまんじゅう。
●楓、結木、安純、松竹の姿。
●ミルモ、リルム、ムルモ、楓、結木、安純、松竹は、マンボとガビンに会う(場所はお菓子の女神像が建ってるところ)。
●ヤシチと由美と拓斗はサスケとハンゾーに会う(サスケとハンゾーは、由美と拓斗が妖精界にいることにビックリしている)。
●由美は涙を流してサスケを強く抱きしめている。
●拓斗はハンゾーを高く持ち上げる。
●ヤシチは泣いてる。
●サリアと大臣が写ってる。
●ワルモ団が逮捕されてる姿。
●楓ん家のマンションの下で結木たちは帰ってる。安純は結木にしがみ付いてて、松竹と由美と拓斗は普通に歩いてる。妖精たちは、パートナーの方に乗ってる。楓は何か大きな声で言ってる。
●拓斗の家
 ハンゾーと拓斗は一緒に何かを話している。
●由美の家
 サスケと由美は一生懸命テレビゲームしている。
●松竹の家
 ムルモは鉛筆で何かを描いている。松竹は隣にいる。
●安純の家
 ヤシチは安純の部屋の床を雑巾で拭いてる。安純はベッドに座っていて、ヤシチに何かを言ってる。
●結木の家
 リルムは結木の肩に乗ってて、結木が読んでる小説を興味津々に見ている。結木はリルムを見て微笑んでる。
●楓の家
 楓は笑顔でミルモの1口のくもっちょを手に取ってる。ミルモはあたふたしている。
●最後にミルモのマグカップ。

翌朝
ミルモのマラカスが壊れた。

終わり


■ アニス (137回/2013/01/11(Fri) 21:32:14/No5058)

第59話【マラカス、こわしちまった!?】

ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモの楽器が壊れて、ミルモたちはガイアの里へ行く。

楓たちの学校
キーンコーンカーンコーン・・・。楓たちは、授業中。
楓「皆、楽器直ったかな・・・」
??「南楓様!!」
楓「ん?」
そこには、大臣が楓の机にいた。
大臣「学校が終わりましたら、屋上に来てください!! 結木摂様も日高安純様もご一緒に!! それでは・・・」
大臣は、去った。
楓「何だろう?」
結木「さぁ・・・」

ミルモたちは、ガイヤの里に着いた。そして、トプルに会いに行った。

屋上(放課後)
楓はドアを開けた。
安純「一体何の用なのかしら?」
松竹「あれっ、南さん!!」
そこには、松竹、由美、拓斗がいた。
楓「松竹くん!! 由美ちゃん!! 拓斗君!!」
松竹「南さんたちも大臣に呼ばれたの?」
楓「うん。由美ちゃんと拓斗君も呼ばれたんだ! いつ来たの?」
拓斗「はい! さっき来たばかりです」
由美「授業中に大臣が私たちの学校にも来たの。それで、『南楓様たちが通っている中学校の屋上に来てください』って言われたの。それに、面白そうだし☆」
松竹「それでさっき、僕は丁度2人に会って、3人で屋上に行ったってわけさ!」
楓「そうなんだ!」
結木「サスケとハンゾーは一緒じゃないのか?」
由美「アイツらは、妖精界のお菓子デパートに行ったわ。ミルモたちは一緒じゃないの?」
楓「ミルモたちは楽器が壊れてて今、妖精界に行ってるところなの^^;」
拓斗「え?」
由美「それ、どうゆうこと??」
松竹「ほら、昨日、ムルモたちがひらけゴマダンスを踊ってたじゃん。そのせいで楽器が壊れちゃったんだよ」
安純「せっかく結木くんと一緒に帰ろうと思ってたのにぃ・・・」
??「オッホン!!」
楓たち「!!」
そこには、マルモとエンマと大臣がいた。
エンマ「いよっ!!」
楓「マルモ国王様!! エンマ先生も!!」
結木「俺たちに何か用ですか?」
マルモ「今日は諸君たちを表彰しに来たのじゃ!!」
安純「表彰?」
マルモ「妖精界を救ってくれたお礼じゃよ!!」
大臣はマルモに賞状を渡し
大臣「どうぞ」
マルモ「表彰状ー!! 香川拓斗殿! あんたはー、ようやった!!」
拓斗「ありがとうございます!!」
マルモ「鈴木由美殿! 以下同文!!」
由美「ちっちゃくて可愛いな〜☆☆」
マルモ「松竹香殿! 以下同文!!」
松竹「わぁ〜・・・ありがとうございます!!」
マルモ「日高安純殿! 以下同文!!」
安純「小さくて何だかありがたみがないわねー・・・」
マルモ「結木摂殿! 以下同文!!」
結木「ありがとうございます!!」
マルモ「南楓殿! 以下同文!!」
楓「ありがとうございます!!」
エンマ「そうそう!! 楓君にはもう1つ渡すものがあるんじゃ!!」
楓「もう1つ?」
由美「ん?」
由美の眉はしかめてる。
エンマ「妖精学校の卒業証書じゃよ!」
人間にはとても小さく、ピンクの可愛い賞状入れ物だった。
楓「わぁ〜・・・可愛い〜♪」
松竹「よかったね、南さん!!」
楓「うん!」
拓斗「おめでとうございます!!」
楓「ありがとう!!」
由美は楓の所に行く。
楓「ん?」
由美「卒業おめでとう!! 楓ちゃん」
少し嫌味ったらしかった。
楓「あっ・・・ありがとう・・・由美ちゃん・・・あっ!」
楓は沈んだ。
結木「どうか・・・したのか?」
楓「卒業ってことはもう、妖精学校の皆ともお別れなんだよね・・・。マイクももうないから、会いに行けないし・・・」
由美「当ったり前だろ!? 大体、人間1人が特別に妖精界に行けることすらおかしいじゃん!! まっ・・・私は清清したけどね!!」
楓「うん、そうだよね・・・。由美ちゃんの言うとおりだね^^」
由美「・・・」
エンマ「そんなことはないぞい!!」
楓の顔の隣に携帯がポンッと出た。
楓「ん?」
楓は両手に携帯を持った。
楓「これは?」
エンマ「妖精ネットサービスの携帯電話じゃよ! 卒業記念品としてプレゼントじゃ。学校の皆とも話せるぞい」
由美は震えてて、さらに、唇を噛んだ。
拓斗「・・・」
エンマは自分の携帯も出して
エンマ「勿論、わしともだよ♪」
楓「へぇ〜・・・」
携帯は消えた
楓「あぁっ!」
安純「消えちゃったわよ!!」
エンマ「フォッフォッフォッフォ!!『コールフェアリー』と呼べばちゃんと現れるぞい」
楓「そうなんだ♪ ありがとうございまーす!!」
楓はハッとなり、由美を見た。由美の顔には怒りがあるのが分かる。
楓「・・・」
楓は落ち込んだ。
マルモ「そればかりではない!」
楓「ん?」
マルモ「諸君らの活躍で、妖精界ではちょっとした人間界ブームでな・・・」
エンマ「人間界で修行がしたいということでたっくさん現れてのう・・・」
大臣「そこで・・・」
マルモとエンマ「!!」
この2人は焦って大臣を見る。
大臣「妖精学校の1部を人間界に建設し、1週に1回、海外授業を行うことになったんです!!」
マルモとエンマは言おうとしていたセリフを大臣に言われて怒った。
楓「へぇ〜♪」
安純「妖精界っていろいろやるのねぇー・・・」
マルモは怒りを静めて
マルモ「それじゃ、始めますか、エンマ先生!!」
エンマも怒りを静めて
エンマ「そうですな、マルモ国王!!」
マルモ「マルモで・・・」
エンマ「エンマで・・・」
マルモとエンマ「ポン!!」
カアァァァァ・・・ボンッ!!
妖精学校の分校が出た。
楓と松竹「わぁぁー!!」
楓「すごーい!!」
妖精学校の分校の中から、ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、インチョが出てきた。
ペータたち「楓さ〜〜ん!!」
皆、楓のとこに飛んでく。
楓「皆!!」
ペータ、ビケー、マンボ、ガビンは楓の頭、アンナとインチョは楓の両手の手のひらに来た。
由美「(見たことのない妖精がいっぱい!!)」
インチョ「私の計算によるとお久しぶりです!!」
アンナ「卒業おめでとう!!」
楓「ありがとう!!」
ペータたち「はははははは・・・」
その時、分校の隣にミモモショップが出てきた。
皆「!!」
楓「何?」
ミモモが出てきた。
ミモモ「はぁーい!! 僕もここにお店を出すよ!! ご贔屓にね♪^^」
楓[汗]
結木たち「・・・」[汗]
安純と由美は眉をしかめてる。
結木「商売熱心だな・・・」[汗]

ミルモたちはトプルに会った。そして、ミルモたちは必死に楽器を育ててる。

ワルモ団は相変わらず捕まってる。ワルモ団はアクミと会う。

CM

ミルモたちの楽器は大分育ってる。

楓たちの学校の屋上
エンマ「それじゃあ、わしらは先に帰るからな。あまり遅くならんように・・・」
ペータたち「はーい!!」
エンマはろうそくを出して
エンマ「ちなみにこれはろうそくってか^^」
マルモと大臣「・・・」[汗]
チーーン・・・
マルモ「さ、行くぞ・・・」[汗]
大臣「はい・・・」[汗]
マルモと大臣は、団扇で飛ぶ。
エンマ「ってかー・・・」
エンマも飛んだ。
楓たち「・・・」[汗]
安純と由美は眉をしかめてる。
安純「凄い駄洒落・・・」[汗]
由美「親父ギャグって感じ・・・」[汗]
楓「エンマ先生、相変わらずだね・・・」[汗]
アンナ「ところで楓さん、皆さんを紹介して!!」
インチョ「私の計算によれば、初対面です!!」
ペータ「俺たちも人間の姿は初めてだべ!!」
ビケー「そうだねぇ・・・」
楓「そっかぁ・・・」

楓「松竹香君!!」
松竹「やぁ^^」
アンナ「人気者の松竹君ね!!」
インチョ「この人には会ったことがありますー!!」

安純は決まったようにしてる。
楓「日高安純さん!!」
安純「南さん!!『美人の』が抜けてるわよ!!」
マンボ「怖そうだな・・・」
ガビン「ガビ〜ン・・・」

楓「それから〜・・・結木摂君・・・」
結木「どうも・・・」
アンナ「この人が楓さんの好きな結木君ね!!」
楓「ア、アンナちゃん・・・余計なこと言わないでよ!!」[赤面]
ペータたち「はははははは・・・」

楓「そ、それと・・・香川拓斗君!!」
拓斗「どうも・・・」
ペータ「この人が野球が大好きな拓斗君だべ!!」

楓「鈴木・・・」
由美「鈴木由美!! 皆、よろしくね☆」
ペータたち「よろしくー!!」
由美「そうそう!! 私ん家に今、お菓子がたぁ〜〜〜〜っくさん、あるから今度、私ん家においでよ^^」
ペータたちの顔は晴れて、由美のところに行く。ペータとビケーは由美の頭の上、マンボとガビンは由美の肩、アンナとインチョは由美の両手の手のひらに来た。
アンナ「いいの〜?」
由美「もっちろん!!」
マンボ「うわ〜、嬉しいなぁ〜☆」
ビケー「楽しみにしてるよ♪」
インチョ「本当にありがとうございます!!」
由美「いいのいいの!!」
楓「(由美ちゃん・・・)」
由美は楓を見る。
由美「(フンッ! 南楓なんかよりもずーーーっと、仲良くなってやるんだから・・・)」

その時、上からアクミが来て
アクミ「あれが人間界の妖精学校だな・・・あぁ!」
アクミは楓に気付く。
アクミ「あれは・・・」
アクミはノートを開いた。
アクミ「ミルモ王子パートナーの南楓かぁ・・・。挨拶代わりにちょっとからかってやれ!!」
アクミは黒い豆みたいなのを落とす。
アクミ「ほれ」

由美はペータたちと話している。皆はそれを見ている。
ペータたちと由美「はははは・・・」
ボーン・・・
松竹「ん?」
そこには、マンタみたいなデカい怪物がいる。
ペータたち「ははははは」
松竹「ねぇねぇ、これも仲間なの?^^」
怪物は尻尾で松竹の腕を巻いた。
松竹「ん?」
ビリビリ・・・松竹は電気ショックを喰らう。
松竹「ふんぎゃあ〜〜〜!!」
松竹は倒れた。
楓「松竹君!!」
怪物「ウィーーーウィーーー・・・」
安純「何なの?」
インチョ「私の計算では、見たことのない生き物です!!」
アンナ「私もだわ!!」
怪物は楓たちに近づいて
怪物「ウォーーーーーー・・・」
皆「うわぁぁぁ!!」
皆、避ける。
怪物「ウィーーーー・・・」
楓「襲ってきたぁ!!」
怪物「ウーーーーーーーウィーーーーーー・・・」
皆、避ける。
由美「しつっこいなぁ!!」
怪物「ウィーーー!!」
結木「俺たちを狙ってるのか・・・」
安純「冗談じゃないわよ!!」
ペータ「皆、戦うだべ!!」
ビケーたち「おう!!」
ペータ「ペータでポン!!」
アンナ「アンナでポン!!」
ガビン「ガビンでポン!!」
マンボ「マンボでポン!!」
ビケー「ビケーでポン!!」
インチョ「インチョでポン!!」
ペータたち「うわぁぁぁ〜〜〜!!」
ペータたちは怪物から吹っ飛ばされた。
楓「皆!!」
結木「皆、逃げろ!!」
楓「で、でも・・・」
安純「結木君は!?」
結木「いいから逃げろ・・・うわっ!!」
結木は、怪物に突き飛ばされた。
楓と安純「結木君!!」
拓斗「結木さんをおいて逃げられませんよ!! 俺も男です!」
拓斗は怪物の前に出て
拓斗「何で俺たちを狙ってるんだ!!」
怪物は拓斗のところに来て、拓斗を突き飛ばした。
拓斗「!!」
楓「拓斗君!!」
由美「ちょっとあんた、いい加減にしなさいよーー!! 冗談じゃないわよ!!」
由美は怪物を殴ろうとしたが、由美も怪物に突き飛ばされた。
由美「キャッ!!」
安純「由美!!」
怪物は楓と安純のとこへ少しずつ来る。安純は楓の腕を持つ。
安純「行くわよ!!」
安純は楓の手を取って、逃げる。
楓「えぇ〜!?」
楓と安純は廊下に行って、逃げる。怪物は2人を追う。楓と安純は掃除入れの所に隠れる。楓はエンマに貰った携帯電話を使って、ミルモに電話をする。トプルは、人間界に繋がってる穴を作った。ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモは穴の中に入った。

人間界
楓と安純は、怪物から逃げてても、もう、行き止まり。その時、ミルモたちが来た。ミルモたちは、怪物と戦うが、やられる。その時、トプルが現れて、ミルモたちに楽器が戻った。ミルモたちは早速、楽器を使うが、使えない。また、怪物にやられる。楓はミルモを庇う。ミルモは「楓には指1本触れさせねぇ」と言った時、楽器が光った。ミルモは魔法を使った。大きなハンマーが出た。怪物はハンマーで殴られた。怪物の姿は、可愛い蝶々になった。
ムルモ「あれは、ペット妖精のママでしゅ」
リルム「おとなしいペット妖精のはずですのに・・・一体どうして?」
ヤシチ「誰かに操られていたかもしれんな・・・」
ミルモは楓の両手に乗ってる。アクミは絨毯の上に乗ってる。
アクミ「へぇー・・・やるじゃんミルモ!! これからが楽しみ」
アクミは、去る。
楓「楽器が直ったんだね♪ ミルモ」
ミルモ「おう! バッチリだぜー!!」
結木「おーい!!」
ミルモ「ん?」
結木、松竹、由美、拓斗が来た。ペータとビケーは、松竹の頭の上、マンボは松竹の肩、ガビンは由美の頭の上、アンナとインチョは由美の肩に乗ってる。
結木「怪物は?」
松竹「あれ? ミルモ・・・」
楓「ミルモが助けてくれたの♪」
ミルモ「にょほほのほ〜♪」

そして、最後にダアクが出てくる。

終わり


■ アニス (138回/2013/01/16(Wed) 20:29:53/No5084)

第60話【ふしぎ転校生・沙織】、第61話【日高さんの弟?】、第62話【お菓子なおはなし】、第63話【リルムという名の花】、第64話【ミルモとムルモの兄弟船】には、登場しません。

第65話【こんぺいとう、だ〜いすき☆】

由美は体操服のジャージ姿で、ジョギングをしている。
由美「えっほ・・・えっほ・・・」
散歩しているおじちゃんに会う。
おじちゃん「由美ちゃん、おはよう^^」
由美「おっはよー♪」
おじちゃん「今日も頑張ってるねぇー! あまり、無理はしないようにね^^」
由美「はぁーい!!」
由美はまた走り続ける。

そして・・・目の前には時計台があった。由美は近くのベンチに座って、タオルで汗を拭く。由美は時計台の時間を見た。時間は6時。
由美「う〜・・・気持ちいい朝・・・♪」

由美の家
由美は麻利と可憐と朝食を食べてる。メニューは、食パンと野菜(キャベツ、トマト、胡瓜、玉蜀黍)と牛乳。
由美「ねぇお姉ちゃん、どーせなら野菜じゃなく、肉にしてよねー・・・」
可憐「何言ってんの。野菜はお肌にもいいし、健康にもいいんだから! それに、ダイエットにもなるのよ!!」
由美「まぁね・・・」
麻利「肉ばっかり食べてると、豚になっちゃうわよ」
由美「うっさいなー・・・。お腹が満足しないから、痩せていくんだろ!? それがまた、いいんだよねー・・・♪」
可憐「『満足した豚となるよりは満足しない人間でありたい』・・・ってやつねー!」
由美「何それ??」
麻利「麻利も知らないー・・・」
可憐「あんたたち、知らないの〜?」[汗]

由美は自分の部屋へ行って
由美「ふふ♡」
由美は全身鏡で自分を見つめてた。
由美「さっすが私!! 今日も決まってるぅー♪」
サスケ「由美ー、何をやってるんだ?」
由美「何って鏡を見てるのよ。この調子で、女優になるんだから!!」

沙織は歩いて学校に行ってる。
後ろから
楓「江口さーん、おはよー!!」
沙織「おはよう」
2人は一緒に学校に向かう。そして、曲がったら、由美と拓斗に会う。
楓と由美と拓斗「!」
楓「由美ちゃん、拓斗君、おはよう^^」
由美「おはよう」
拓斗「おはようございます!」
由美「・・・」[黒丸目]
由美は沙織をじーっと見てる。
沙織「・・・」
拓斗も沙織に気付いた。
拓斗「あのー・・・この方は・・・?」
ミルモ「あーっそっか・・・。オメーらはまだ、沙織に会ってなかったっけな・・・?」
楓「この人は江口沙織さん! 天才フルート奏者なのよ♪」
拓斗「天才フルート奏者って・・・凄いですね!!」
楓「で、この子たちは、鈴木由美ちゃんと香川拓斗君!!」
拓斗「よろしくお願いします!!」
沙織「よろしく」
ミルモ「そうそう。沙織はなー、俺たちが見えてるんだぜ。妖精のパートナーがいないけどな・・・」
由美「え?? それ、本当なの〜!?」
沙織「えぇ」
ミルモ「俺も最初、驚いたけどな・・・」
拓斗「すごいですね・・・。パートナーがいないのに、妖精が見えてるなんて・・・」
由美は目を大きくして
由美「(美人・・・美人・・・美人で天才フルート奏者でパートナーがいないくせに・・・妖精が見えてる・・・何者なんだー!? コイツはー・・・)」

由美たちの学校
授業中。
由美「(ハァ・・・何か私、自身失くしちゃったな・・・)」
由美はノートを取りながら、心の中で呟く。
由美「(何か面白いことないかな〜・・・)」
その時、ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、インチョに出会った場面を思い出す。
由美「!(・・・そうだ! あの妖精たちと遊びたいわ!! こうなったら、早速サスケに頼まなくちゃ)」

由美の家
ヤシチ「おぉ〜またまた拙者が勝ったぞ〜!!」
サスケ「また負けたぜ〜」
ヤシチとサスケは由美の部屋でテレビゲームをしている。ハンゾーは、2人の対戦を見ている。
サスケ「やっぱり、オイラは弱いぜ〜」
ヤシチ「いや、サスケが弱いのではない。拙者が強すぎるのだ!!」
サスケとハンゾー「えぇ〜!?」
サスケ「それは違うぜ!!」
ハンゾー「納得いかないのら!!」
ヤシチ「うるさーい!!」[怒]
サスケとハンゾー「!!」
ガチャ。ドアが開いて、由美が部屋に入った。勿論、制服姿。
由美「たっだいま〜!」
サスケ「おぉ由美!」
由美「あら、ヤシチにハンゾーじゃない。いらっしゃい!^^」
ヤシチ「今、コイツらとゲームしてたところだったのだ! 拙者は3連勝だぞ!!」
由美「本当!? よぉ〜し、じゃあ次は私とやる?☆」
ヤシチ「面白い!! その勝負、受けて立つ!!」
サスケ「アニキ、由美は滅茶苦茶強いんだぜ!!」
ヤシチ「なぁに、だからこそ、面白いではないか!」
ハンゾー「その次は僕がするのら!!」
由美「あ〜!! そうそう!!」
ヤシチ「どうした、由美?」
由美「ねぇねぇ、あんたたち、あの妖精たちと友達だろ?」
ヤシチ「あの妖精たち??」
ハンゾー「何なのらそれ??」
由美「ほら、私が楓ちゃんたちの中学校の屋上で初めて会ったあの6人の妖精たちだよ。ヤシチと同じクラスの!!」
ヤシチ「おぉ、ペータたちか!!」
サスケ「それがどうしたんだぜ?」
由美「私、あの子たちにお菓子をやる約束をしてるのよ。だから、今週の日曜日の朝10時に私ん家に来るように伝えててよ☆」
ヤシチ「成る程な。そうゆうことなら任せとけ!!」
由美「ありがとう!!」
サスケ「その代わり、オイラにもそのお菓子をくれだぜ」
由美「わーってるって! ヤシチとハンゾーも日曜日来る?」
ヤシチ「いいのか〜!?☆」
ハンゾー「絶対に行くのら〜!!☆」
由美「ついでにミルモとリルムとムルモもお誘いしちゃおっと」

日曜日

由美の家
バーーーーーン!! 由美の部屋のテーブルには、食べきれない程のお菓子がある。ミルモとリルムとヤシチとムルモとサスケとハンゾーは涎を垂らしている。
由美の服装・・・上は藍色、下は黄色のミニスカート、黒の長い靴下。
ミルモ「は、早く食わせろ〜!!」
ムルモ「もう我慢できないでしゅ・・・」
ヤシチ「拙者もだ・・・」
サスケ「う、美味そうだぜ・・・」
ハンゾー「朝ご飯抜いてきたから、お腹空いたのら〜・・・」
由美「焦らない焦らない。もうすぐ10時になるから」
リルム「そうですわ」
ミルモ「うるせー!! もう我慢できね〜!!」
ミルモはお菓子を食べようとして、チョコレートに手を出そうとしたが、由美はミルモをでこピンして下に落とした。
ミルモ「いってぇ〜・・・」
ミルモは立ち上がって
ミルモ「何すんだコラー!!」[怒]
由美「ダーーーーーメッ!! あの子たちが来てからよ!!」
ミルモ「くそー!! 早く来やがれ〜!!」[怒]
ミモモ「お届けものです・・・」
ミモモは由美のベッドの布団から出た。
由美「わーーーーーーーーっ!!」
6つのマグカップが届いた。ミモモはベッドの中に帰った。
皆「・・・」[汗]
由美「いきなり出てこないでほしいよな・・・」[汗]
ペータたちがマグカップから出てきた。
由美「皆、いらっしゃい!!」
ペータ「どーもだべ!」
ビケー「ボンジュール♪ 由美さん」
マンボ「よう!」
ガビン「どうも・・・」
インチョ「おはようございます!!」
由美「おはよう!」
アンナ「わー・・・私、人間界の家に来たのって初めてだわ〜♪」
由美「そうなの〜〜! すっごく嬉しい〜!!」
ミルモ「おい、早くお菓子食おうぜ〜!!」
ヤシチ「もう我慢出来ないのだ〜!!」
由美「はいはい・・・。それじゃあ、皆、どうぞ^^」
皆の目がキラキラと光る。
ペータ「お、お菓子がいっぱいだべ・・・」
ビケー「美しい山だ☆」
マンボ「こんなに沢山いいのか・・・?☆」
ガビン「だけど、沢山あっても、いつかはなくなっちゃうんだ・・・ガビ〜ン」
アンナ「人間界のお菓子も初めてだわ・・・」
インチョ「それでは早速・・・」
妖精たち「いただきまぁ〜す!!☆」
皆、早速お菓子を食べ始める。
由美「・・・・・・そうそう! 皆の名前を教えて♪」
ペータ達は由美の声に気付いて、食べるのを止める。
ペータ「ペータだべ!!」
じわっ・・・ペータは涙が出た。
由美「!! わ、私、何か・・・?」[汗]
アンナ「ペータはものすごい感激屋なのよ! だから今は、由美さんに会えたことが嬉しくて泣いてるのよ^^」
由美「へぇー・・・」[汗]
ビケー「僕はビケー♪ 由美さんも僕の魅力には参らないだろう☆」
由美「は・・・?」
リルム「ビケーさんは妖精界一の美形なのですわ^^」
由美「へ・・・?(これが?)」[汗]
ペータ「女の子には凄くモテモテなんだべ!!」
由美「そうなの!!☆・・・(美形なのかどうかは、分からないのは、私だけなのでしょーか?)」
マンボ「俺はマンボ!」
ガビン「僕、ガビン・・・」
由美「ガビン、あなた具合悪いの?」
ヤシチ「いいや、違うのだ」
由美「でも、顔色が悪いわよ」
ガビン「僕はいつもこうなの・・・」
ペータ「ガビンは何でも悪い方向へと考えちゃうんだべ」
由美「えぇ!? それは良くないわ!! もっとプラス思考にならなくちゃ!! 夢と希望を持って生きなきゃ!! せっかく可愛い顔してるんだから☆」
ガビン「そんなことしたっていつか、大人になってその夢が叶ったらもう夢がなくなっちゃうよ・・・。皆、いつかは夢も希望も無くなっちゃったら・・・ガビ〜ン」
由美「心の病気なの?」[汗]
サスケ「それも違うぜ」[汗]
ミルモ「コイツの性格そのものだ。だから気にするな」[汗]
由美「ダメだこりゃ・・・−−;」
アンナ「私はアンナ!」
インチョ「私はインチョです!! クラスの学級委員長をしています!」
由美「学級委員長かぁ〜・・・偉い!! アンナもインチョも凄く賢そうね☆」
リルム「アンナさんもインチョさんも妖精学校の中ではとても秀才な方なのですわ!!」
由美「凄いなぁ。羨ましい〜!」
インチョ「当然です」
インチョのメガネがキラーンと光った。

皆はまた、お菓子を食べる。
由美「(ふふっ・・・いい感じ♪ この調子でもっと仲良くなるんだから。南楓の奴、そうやって1人だけ楽しくしてたって訳ね・・・。でも、妖精って、変わった子が多いなぁ・・・)」
ペータ「このドーナツ、すごく美味しいだべ!!」
マンボ「これいただきー!!」
マンボはクッキーを捕ろうとしたが、テーブルから落っこちた。
ドテッ!!
マンボ「いった〜・・・」
ミルモ「カッコ悪いなぁ」
ヤシチ「本当に相変わらずカッコ悪い奴だな」
ペータ「カッコ悪いべ・・・」
ビケー「カッコ悪いなぁ・・・」
ガビン「カッコ悪い・・・」
アンナ「ハァ・・・」
マンボ「カッコ悪いって言うなーー!!」[涙]
由美はマンボを持って
由美「キャッ! マンボって可愛い〜〜☆☆ 大丈夫?」
ミルモたち「へっ?」
マンボは赤くなり
マンボ「だ、大丈夫だよ!!」
由美「よかった♪ チュッ」
由美はマンボの頬にキスをした。
マンボ「!!」[赤面]
ミルモたち「あぁ!!」
ミルモたちはボーゼンとなる。マンボはヘラヘラとなり、倒れた。
由美「どうした?」
ビケー「こ、この僕よりも・・・マンボが・・・」
ミルモ「由美、お前、大丈夫か?」[汗]

ミルモたちはまたお菓子を食べてる。由美も食べてる。マンボはこんぺいとうを捕った。
由美「!! マンボってこんぺいとう好きなの?」
マンボ「うん! 俺の1番第好きなお菓子なんだ☆」
由美「へぇ〜、実は言うと私も、こんぺいとう大好きなんだぁ☆」
マンボ「そうなんだ!! 由美さんも好きなんだね、こんぺいとう♪ 何かこう・・・甘いところがいいんだよなぁー☆」
由美「そうそう!! 疲れたときには丁度いいってゆーか・・・♪」
由美とマンボは仲良く話してる。
ペータたち「・・・」
ペータ「何だか俺たち、忘れられてるような感じだべ・・・」[汗]
ヤシチ「意外だな・・・」[汗]
ムルモ「僕もそう思うでしゅ・・・」[汗]
アンナ「マンボのことが気に入っちゃったみたいね・・・」[汗]
サスケ「!!」
サスケは由美とマンボが話してるのを見る。2人はとても楽しそう。
サスケ「あっ・・・」



由美の家
由美「あ〜!! 今日は本当に楽しかったな〜♪ ねぇサスケ!!」
サスケ「そ、そうだな・・・」
由美「しかし、マンボもこんぺいとうが好きだったなんて、嬉しいことばっかり☆」
サスケ「あ、あんな奴と一緒に話してそんなに楽しかったかだぜ?」
由美「楽しかったわよ。あんたもマンボたちに甘えたらどう? 凄くいい子だし☆ 可愛いしハート」
サスケ「そんなバカなこと、絶対にしないぜ!! あんな奴らより、オイラの方がずっと可愛いぜ!!」
由美「ふ〜ん? あんた、ヤキモチ妬いてるの?」
サスケ「バカ言うなだぜ!!」
由美「・・・そうよね〜^^」
サスケ「・・・! そ、そういやオイラ、由美がこんぺいとう好きだったのは知らなかったぜ」
由美「そっか・・・。私ね、小さい頃から大好きだったんだよなぁ♪ 本当に食べると幸せってゆーか・・・うん♪」
由美の顔は幸せがいっぱいだった。
サスケ「・・・」

次の日の放課後
由美は走ってる。サスケは団扇でとんでる。
サスケ「由美〜、何でそんなに急いでるんだぜ〜?」
由美「今日は大切なお客様が来るからよ!!」

由美の家
由美「よぉ〜し!」
由美は私服に着替えた。
由美の服装・・・上は水色、下は青のミニスカート、裸足。
サスケ「お客様って誰なんだぜ?」
由美「まぁ待ってなさい♪」
ミモモ「お届け物です・・・」
ミモモは由美の机の引き出しから出た。
由美「ぎゃあぁ!!」
マグカップが6つある。そう、ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、インチョのマグカップ。ミモモは帰った。
由美「いつ来てもあのデブのおっさんにはビックリするよ」[汗]
サスケ「このマグカップは・・・」
ペータたちが出てきた。
由美「いらっしゃい!!」
ペータ「また遊べるなんて感激だべ!!」[涙]
アンナ「待った?」
由美「ううん、今学校から帰ったとこなの^^」
マンボ「何だか俺たち、とてもいい友達になれそうだね!!」
由美「そうだね!!☆」
ガビン「でも、いい友達になっても、いつかはケンカして仲が悪くなっちゃうかもしれないよ。ガビ〜ン」
由美「・・・可愛いけど、ノーコメント」[汗]
ビケー「今日は何をして遊ぼうか?」
由美「そうねぇ・・・。だったら、私の学校を案内するよ!!」
インチョ「それはいいと思います!!」
サスケ「・・・」
由美「サスケも行こうよ!!」
サスケ「オ、オイラは・・・」
由美「・・・あのね、サスケは皆と遊びたいんだって☆ だから、サスケを可愛がってよ!!」
サスケ「ゆ、由美!!」
アンナ「あら、可愛いとこあるじゃないの^^」
ペータ「わかったべ!!」
マンボ「じゃあ、一緒に行こうぜ!!」
サスケ「・・・」
インチョ「さぁ、サスケ君、行きましょう!!」
サスケは頷く。

次の日の放課後
由美の学校
由美「よぉ〜し!!」
由美は素早く教室を出た。

由美の家
由美「まぁだかな〜☆」
由美の服装・・・上は赤、下は紺色のミニスカート、黒の長い靴下。
ミモモ「お届け物です・・・」
ミモモは、由美の部屋のドアを開けて入ってきた。
サスケと由美「わあぁぁぁ〜〜!!」
由美の机の上に6つのマグカップが置かれた。ミモモは出て行った。
由美「皆、いらっしゃい!!」
ペータ「またまた来ちゃっただべ〜☆」
インチョ「私の計算によると、今日で3日目です!!」
由美「本当だね!!」
ガビン「でもいつかは、遊ばなくなる日が来るんだ・・・ガビ〜ン」
由美「そんなマイナスなことは言わないの☆ そんな日が来ても、また遊べばいいんだし!!」
アンナ「そうゆうことよ、ガビン」
ガビン「そうだね・・・^^」
マンボ「早く遊ぼうぜ!!」
ビケー「今日は何して遊ぼうか?♪」
由美「アイスクリームを食べに行こう☆」
マンボ「賛成ー!!」
インチョ「そうですね。丁度、お腹も空いてきました」
由美「それではレッツゴー!!☆」
サスケ「・・・」
サスケは由美のベッドの上にポツンとしている。
ペータ「ん? サスケ、どうしたんだべ?」
マンボ「早く行こうぜ!!」
サスケ「オイラは行かないぜ・・・」
ペータたち「え?」
由美「どうして? アイスクリーム食べに行こうよ」
サスケ「皆で行って来るといいぜ。オイラはアニキの所に遊びに行ってくるぜ!!」
サスケはそう言って、窓から出た。
皆「・・・」
ビケー「可愛くないなぁ・・・」
ガビン「僕たち、何か気に入らないことでもしたのかなぁ・・・」
由美「ううん、そんなことないわ!! サスケが勝手に言ってるだけだから!! だから、気にしないで、皆!!」

CM

日陰の涼しい場所にあるベンチに由美は座った。ソフトクリームが4つある。
由美「さぁ、食べようか!」
ペータたち「いっただっきまぁ〜す!!☆」
由美は自分のソフトクリームを持って食べる。ペータ、ビケーで1個のソフトクリーム、マンボ、ガビンで1個、アンナ、インチョで1個、由美1個で計4個のソフトクリーム。
マンボ「美味しい〜!!☆」
由美「でしょ!!」
ペータ「人間界のアイスクリームも最高だべ☆」
アンナ「味が濃いところがいいわね!!」
由美「そうそう、私、1回妖精界に行ったじゃん!! 私、妖精界が気に入っちゃったの☆」
インチョ「そうなんですか!! それは委員長の私にとってはとても嬉しいことです!」
由美「私、妖精界で皆と遊びたいよ!! 私の妖精姿も見てほしいんだぁ☆」
マンボ「俺も由美さんの妖精姿、見てみたいよ。絶対に可愛いだろうなぁ〜!!」
由美「まぁね。・・・でも、人間は妖精界には行けないからね」
ペータ「でも、人間界ではいつでも一緒に遊べるだべ!!」
ビケー「そうだね♪」
由美「・・・うん!!」
・・・「由美ちゃん!!」
楓の声。
由美たち「ん?」
楓と楓の肩に乗ってるミルモがいる。楓は制服姿。
由美「!・・・」
ペータ「ミルモと楓さんだべ!!」
ミルモ「あり? おめーら、また一緒に遊んでるのかよ」
ビケー「あぁ。これでもう3日目さ♪」
マンボ「俺、由美さんと趣味も話も合うんだぜ!!」
楓「へぇ〜そうなの」
ミルモ「すげー以外だろ?」
由美「私もこんぺいとうがと〜っても大好きだもん☆」
アンナ「今、アイスクリームを食べてるところよ」
ミルモ「美味そうだな〜。おい楓、買ってくれよ」
楓「そうだね♪ 私も食べたくなっちゃった^^ 一緒にいい?」
ペータ「勿論だべ!!」
ビケー「大歓迎さ♪」
インチョ「人数が多い方が賑やかでいいと思います!!」
マンボ「由美さんもいいよね?」
由美「え?・・・う、うん」

妖精たちは、自然の中で一緒に話ながら食べてる。楓と由美はベンチで座って食べてる。
楓と由美「・・・」
楓「ねぇ由美ちゃん、ペータ君たちとお友達になれてよかったね^^」
由美「・・・うん」
楓「私、嬉しいの☆」
由美「え? どうして?」
楓「だって、久しぶりに由美ちゃんの幸せそうな顔が見れたんだもん^^ だからまたいつか、由美ちゃんと遊びたいなぁって思ってね・・・^^;」
由美「・・・」
楓「あっ、でも、無理に遊ぶことないわ!! 由美ちゃんが私のことを嫌いでも私は由美ちゃんのことは嫌いにはならないから!!^^」
由美「・・・」
楓「本当によかったよ。由美ちゃんに友達が増えて^^」
由美「・・・(どうしてそんなことが言えるの?・・・私は今まであなたのことを・・・)」



由美の家
由美の手には、楓と一緒に撮った写真(第26話【由美のまわりはライバルだらけ!?】)がある。その写真には、セロハンテープが貼ってある。そう、由美が楓の前で破いてしまったからだ(第45話【由美の憂鬱】)。
由美「・・・」
サスケ「どうしたんだぜ? こんな物、修正しちゃって」
由美「いや・・・別に」
サスケ「南楓のことは嫌いって言ってたじゃないか」
由美「そうだけど・・・」
サスケ「・・・」

翌日
由美の家
今日は、ペータ、ビケー、マンボ、ガビンの4つのマグカップが由美の机の上にある。
由美「皆☆」
ペータ「どうもだべ☆」
ビケー「またまた来ちゃった♪」
ガビン「ガビ〜ン」
マンボ「早く遊ぼうぜ!!」
由美の服装・・・上は黒、下は黄色のミニスカート、茶色の長い靴下。

翌日
由美の家
今日もペータ、ビケー、マンボ、ガビンの4つのマグカップが由美の机の上にある。
マンボ「今日は何する?」
由美「テレビゲームでもしよう!!」
ペータ「賛成だべ〜!!」
ビケー「面白そうだね♪」
ガビン「僕は絶対に負けるんだ・・・ガビ〜ン」
由美の服装・・・上は緑、下は茶色のミニスカート、黄色の靴下。



由美の家
由美「あ〜楽しかったぁ〜!!☆」
サスケ「・・・」
サスケは気に入らない様子。
サスケ「ア、アイツらといて、そんなに楽しいのか?」
由美「すっごく楽しいわ☆ 私、気に入っちゃったんだから☆☆ 特に、マンボとは、話も趣味も合うから大好き☆ こんぺいとうのことを話すのも楽しいんだから!!」
サスケ「・・・あっそう!!」
由美「何よ!? あんた、最近変よ。どうしたのよ!?」
サスケ「別に・・・」
由美「ふ〜ん?」
サスケ「・・・(! そうだぜ)」
サスケは何かを思い出してるみたい。

由美の部屋は電気が消えてて、由美はもう寝てる。サスケも自分の布団の中にいるが、サスケは眠ってない。
サスケ「・・・」
サスケは身体を起こす。
サスケ「よし、寝てるぜ・・・」
サスケはマグカップの所に来る。
サスケ「・・・」
サスケはマグカップの中に入った。由美は幸せそうに寝ている。

お日様が出てる。

由美の家
由美はまだ寝ている。サスケはマグカップの中から出てきた。サスケは、デカい箱(色は青)を手に持ってる。
サスケ「フ〜、重かったぜ〜」[汗]
サスケは箱を下した。サスケは鉄琴を出して、小声で魔法をかける。
サスケ「サスケでポン!」
カアァァァ。サスケは魔法で箱を由美のベッドの下に隠した。
サスケ「ふあぁぁ〜・・・眠くなってきたぜ・・・」
サスケは布団に入って寝た。

拓斗は学校に向かってる。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
ハンゾー「いい朝なのら〜^^」
拓斗「そうだな! 今度、久しぶりに2人で散歩に行こうか!」
ハンゾー「勿論なのら〜♪ あーっ! 由美なのら〜!」
前に由美がいることに気付く。
ハンゾー「由美ぃ〜!!」
由美「ん? ハンゾーと香川君」
ハンゾー「あれ? サスケがいないのら〜・・・」
拓斗「今日は一緒じゃないのか?」
由美「うん。起こしてもまだ寝るって言ってたわ。何だか、すっごく眠たそうだったし・・・」
後ろから楓が走ってくる。ミルモは楓の肩に乗ってる。
楓「由美ちゃん、拓斗君、おはよう〜!!」
拓斗「おはようございます!!」
由美「お、おはよう!!^^」
由美は珍しく楓に笑顔で挨拶をした。
楓「由美ちゃん・・・」
拓斗「・・・」
ミルモ「今日はサスケは来てないのか?」
由美「うん。まだ寝るって言ってたわ」
ミルモ「ふ〜ん」
楓と由美と拓斗は一緒に登校する。由美は楓をチラチラ見ている。
由美「・・・・・・楓ちゃん」
楓「ん?」
由美「あのね、私ね・・・」
楓「どうしたの?^^」
由美「今まで・・・その・・・」
ドコーッ!! 安純がいきなり由美の頭を蹴った。由美は倒れた。
楓「由美ちゃん!!」
ハンゾー「ビックリしたのら〜」[汗]
ミルモ「今日は由美にかよ」[汗]
由美は起き上がって
由美「いきなり何すんだよ!! この凶暴女ー!!」[怒&白目]
安純「朝からあんたのブサイクな顔を見てるとこっちがイライラするのよー!!」[怒&白目]
由美「何だってぇ〜!? この私にブサイクって言うのは、あんたくらいよ!! ブサイクはあんたじゃないの!!」[怒&白目]
安純「何ですってぇ〜!?」[怒&白目]
由美「何よ〜!?」[怒&白目]
安純と由美は殴り合いケンカになった。
楓「2人とも・・・」[汗]
ミルモ「やれやれ・・・−−;」
ハンゾー「今日はサスケは一緒に殴られなくてよかったのら−−;」
拓斗「・・・」[汗]

由美の家
サスケはドキドキしながら笑顔で由美を待ってる。その時、由美が部屋のドアを開けた。
由美「たっだいまー♪^^」
サスケ「由美・・・」
サスケは嬉しそう。
由美「あ〜疲れた〜。私、着替えてくる」
由美は部屋のドアを閉めた。
サスケ「あっ・・・」

由美は部屋に戻った。
由美の服装・・・上はオレンジ、下は紫のミニスカート、黒の靴下。
由美「フゥ〜・・・」
サスケ「よぉ〜し・・・」
サスケは顔が少々赤くなり
サスケ「ゆ、由美!」[赤面]
由美「ん?」
サスケ「オイラ、由美に渡したい物があるん・・・」[赤面]
その時、ミモモが由美のベッドから出てきた。
ミモモ「お届けものです・・・」
由美「わーーーーーーっ!!」
サスケ「え・・・?」
1つのマグカップがテーブルに置かれた。そのマグカップはマンボのマグカップ。
サスケ「このマグカップは・・・」
由美「マンボだぁ〜〜〜!!」
マンボは出てきた。
マンボ「由美さん、遊びに来たよ♪」
由美「うわぁ〜・・・嬉しいなぁ〜☆ 今日は1人なんだね!!」
マンボ「うん!!」
サスケ「・・・」
マンボ「あっ、そうそう! 由美さんに渡したい物があるんだよ!」
由美「私に? 何々!?☆」
マンボはサスケが持ってた青いデカい箱を出した。
サスケ「(あぁっ!!)」
由美「これ何!? 空けてもいい?」
マンボ「うん!」
箱を開けてみる。
由美「なぁにかな〜?☆」
サスケ「(あ・・・あぁぁ・・・)」
由美「わぁ〜☆☆」
由美の目がキラキラしている。
由美「こんぺいとうがいっぱい☆☆」
箱の中には、こんぺいとうが沢山入ってる。
由美「おいしそう〜!! これをやるためにわざわざ?」
マンボ「うん! 一昨日から妖精界のお菓子デパートで発売されてたんだよ♪ それで昨日が売り切れだったから、夜中に頑張ってお菓子デパートに行って買って来たんだよ」[赤面]
由美「キャーーーーー!! ありがとうありがとうありがとう!! マンボだ〜いすき☆☆☆」
由美はマンボを抱きしめた。
マンボ「い、いやぁ・・・それほどでも・・・(幸せだぁ〜♪)」
サスケは震えてる。
由美「サスケも一緒に食べる?」
サスケ「い、いらないぜ!!」
マンボ「遠慮するなって。こんなに沢山あるんだからよ! ほら^^」
マンボはサスケに1つのこんぺいとうを手に持って、こんぺいとうをやる。
サスケ「ほ、本当にいらないんだぜ!!」
サスケはマンボの手を撥ね退けた。パシッ! 1つのこんぺいとうが下に落ちた。
由美とマンボ「!・・・」
サスケ「あっ・・・」
し〜ん
由美「ちょっとサスケ、あんた何が気に入らないの!? せっかくマンボが優しくしてんのに何なの、その態度は!? マンボに謝りなさい!!」
サスケ「嫌だぜ!! オイラ、こんぺいとうなんか大っ嫌いだぜ!! 勝手に2人だけで楽しく食べてればいいんだぜ!!」
サスケは窓から出て行く。
由美「コラ、サスケー!!」
マンボ「・・・」
由美「何なの、アイツ!! ごめんね、マンボ・・・。せっかくのこんぺいとうが・・・」
マンボ「いいよ。気にしないで。サスケには何かあったんだよ・・・」
由美「アイツ、最近変なのよ。最近、碌に口も利いてくれないし・・・。気を取り直して、こんぺいとうでも食べようか!!」
マンボ「うん!!」

サスケは団扇で飛んでる。
サスケ「何だぜ、由美の奴・・・。いつもいつも・・・。最近、オイラと一緒にいるよりも、ずっと楽しそうだぜ・・・」

マンボ「こんぺいとう、美味しかったね☆」
由美「うん☆ 本当にありがとう!」
マンボ「ううん、いいんだよそんなこと」
マンボはテーブルから床に下りて、床を歩く。
マンボ「本当に人間の家って広いなぁ〜!!」
由美「そんなことないわよ」
マンボ「こうやって歩いてると楽しいなぁ〜。ん?」
マンボはベッドの下の所に近づく。
由美「どうしたの?」
マンボ「ベッドの下に何かあるよ」
由美「ベッドの下に?」
由美はベッドの中を覗いた。
由美「何かしら?」
由美は手を伸ばして、ベッドの下にある何かを持つ。
マンボと由美「あぁ!!」
これは、サスケが魔法でベッドの下に隠したマンボと同じ青いデカい箱。
マンボ「これって・・・」
由美は箱を開けた。箱の中には、同じこんぺいとうが入ってる。
マンボ「何で、ここに・・・」
由美「あっ・・・もしかしてこれ・・・サスケが・・・」
マンボ「でも何でサスケが・・・。さっき、こんぺいとう大嫌いだって・・・。あぁ! そう言えば俺、夜中にサスケを見たんだ!!」
由美「えぇ!?」
マンボ「確か、俺もさっき由美さんと食べたこんぺいとうを買いに行ってる時に、サスケも何か買ってたから、もしかして、それを買いに行ったんじゃないかと・・・」
由美「・・・間違いないよ・・・。だって、今朝、すごく眠たそうだったし・・・」
マンボと由美「・・・」

マンボと由美は外にいる。マンボは由美の肩に乗ってる。
由美「おーい、サスケー!!」
マンボ「いたら返事してー!!」
し〜ん
マンボ「やっぱり、いないなぁ」
由美「ごめん、私のせいでマンボまで巻き込んでしまって・・・」
マンボ「由美さんのせいじゃないよ!! 俺にも責任があるから・・・」
由美「マンボ・・・。よし、こうなったら手分けして捜そう!!」
マンボ「うん!!」

安純の家
ピンポーンピンポーンピンポーン・・・
安純「うるっさいわねー」
安純の服装・・・上は黄緑、下は白のミニスカート、白の靴下。
ガチャ。安純はドアを開ける。ヤシチは安純の肩に乗ってる。そこには、由美がいる。
由美「・・・ハァ・・・ハァ・・・」
安純「由美じゃないの!! 一体何しに来たのよ!?」
ヤシチ「お主、何だか疲れてるように見えるぞ」
由美「サスケ、ここにいない?」
ヤシチ「サスケか? 今日はサスケには会っていないぞ」
由美「・・・そう、わかった」
安純「ちょっと・・・何? どうしたのよ?」
由美「私、サスケを捜さなくちゃ!!」
由美は走る。後ろから安純が由美の手を引っ張った。
由美「何するんだ!?」
安純「落ち着きなさいよ!! 焦ったところで何も変わらないわ!! 私も捜すわ!!」
ヤシチ「拙者も何が何でも捜すぞ!!」
由美「ヤシチ・・・安純ちゃん・・・」
安純「勿論、結木君にも手伝ってもらうわ♪^^」
ヤシチ[汗]
由美[怒]

結木の家の玄関の前
結木の服装・・・上は赤、下は白の長ズボン。
リルム「まぁ、サスケさんが!!」
ヤシチ「そうなのだ! お前たちも手伝ってくれ!」
結木「わかった!」
由美の顔は嬉しそう。
安純「結木くぅ〜ん、嬉しいわ〜♪」
安純は結木にしがみ付く。
皆「・・・」[汗]
由美は眉毛をしかめてる。

マンボは楓の部屋の窓から入った。
マンボ「ミルモ〜!!」
楓の服装・・・上は赤、下は青のミニスカート、黒の靴下。
ミルモはテーブルの上で、ごろーんとしていて、楓は机で宿題か何かをしている。
ミルモ「マンボじゃねぇか」
マンボ「はぁはぁ・・・」
楓「どうしたの? 何だか、疲れてるように見えるけど・・・」
マンボ「サスケを捜してるんだよ・・・」
ミルモ「サスケを?」
楓「サスケ君に何かあったの!?」

ムルモと松竹が歩いてる。ムルモは松竹の肩に乗ってる。
松竹の服装・・・上は薄い黄色、下は水色の長ズボン。
ムルモ「このマシュマロおいしいでしゅ♪」
ムルモはマシュマロを食べてる。
松竹「また買ってあげるからね!!」
・・・「サスケー!!」
ミルモの声。
ムルモと松竹「ん?」
ムルモと松竹は右に曲がったら、そこには、ミルモと楓とマンボがサスケを探している姿が見える。ミルモとマンボは団扇で飛んでる。
ミルモ「いたら返事しろー!!」
楓「サスケくーーーん!!」
マンボ「お〜い!!」
松竹「南さんだ!! 南さぁ〜〜ん!」
楓「松竹君! ムルモちゃん!」
松竹「こんなところで会えるなんて偶然だね♪」
ムルモ「お兄たま、こんなところで何やってんでしゅか?」
ミルモ「サスケを捜してるんだよ」
松竹「え?」

場所は川原
結木「見つかったか?」
楓「ううん」
由美「もういいわ、皆・・・」
マンボ「由美さん!!」
ヤシチ「諦めるのはまだ早いぞ、由美!!」
由美「サスケは私のこと、嫌いなんだよ!! だからそうやって・・・戻って来ないで・・・アイツ、妖精界に帰るわ・・・」
楓「そんなことないよ!! サスケ君は由美ちゃんのパートナーじゃないの!!」
リルム「そうですわ!! 拓斗様の家に行ってみてはどうでしょう?」
ヤシチ「おぉ、そうか!! ひょっとしたら、ハンゾーの所にいるかもしれん!!」
皆、歩き出す。
松竹「でもどうしてサスケとケンカしちゃったの!?」
由美「それは・・・」
マンボ「全部、俺が悪いんだよ・・・」
皆「え?」
ミルモ「あ? お前、何かしたのか?」

妖精はそれぞれ、パートナーの肩に乗ってる。マンボは由美の肩に乗ってる。
楓「そうだったの・・・」
ムルモ「それはただのヤキモチでしゅね」
リルム「マンボさんのせいでも由美さんのせいでもありませんわ!!」
楓「そうだよ!!」
由美とマンボ「・・・」
その時、由美の目が大きく開いた。
由美「あっ・・・」
それは、サスケの後ろ姿が見える。
由美「あ・・・サ・・・スケ・・・サスケ!!」
皆「あぁ!!」
由美は少し走って、サスケの所に着く。
由美「サスケ!!」
サスケはゆっくりと後ろを向く。
サスケ「由美!!」
楓たちはたどり着いた。
サスケ「由美、どうしてここに・・・」
ヤシチ「このバカ者ーーー!!」[怒]
サスケ「ひぃぃぃぃ〜〜!!」
ヤシチ「お前、今まで何をしてたのだ!? 拙者たちがどれだけ捜したか・・・」[怒]
サスケ「だって・・・」
マンボはサスケの所に行く。
サスケ「あっ・・・」
サスケはマンボの目を逸らした。
マンボ「ごめんよ、サスケ」
サスケ「え?」
マンボ「俺やペータたちが毎日、由美さんと一緒に遊んでたのが気に入らなかったんだろ・・・」
サスケ「・・・」
マンボ「今日だって、由美さんにこんぺいとうを渡そうとしていたんだろ。それで、俺が邪魔しちゃったんだよな」
サスケ「それは・・・」
マンボ「本当にごめん!」
サスケ「もういいんだぜ。ただ、由美が楽しそうにマンボたちと遊んでるのを見てると、オイラのことを忘れてしまったかのように思えてきたんだぜ・・・」
由美「・・・」
ヤシチ「ったくー・・・しかし、由美とマンボが仲良くなるなんてな」
ミルモ「由美がこんぺいとう好きだったことも知らなかったからな〜」
松竹「いやーでも、本当によかったよ!!」」
楓「ふふっ♪」
サスケ「あっ、でもどうしてオイラがこんぺいとう買ったのを知ってるんだぜ?」
マンボ「俺が偶然、見つけたんだよ。それと夜中に、妖精界のお菓子デパートで偶然、サスケを見たんだよ」
サスケ「そうだったのか!!」
由美「サスケ」
サスケ「ん?」
由美「私のために眠い中、こんぺいとうを買いに行ってくれてありがとう^^」[赤面]
サスケ「そ、そんなこといいんだぜ・・・」[赤面]
サスケはマンボの方を向き
サスケ「それと、オイラこそごめんなさいだぜ!」
マンボ「もういいよ!」
ミルモや楓たちは微笑む。
由美「今日の夜にでも一緒にこんぺいとう食べようか☆」
サスケ「・・・由美♪ あっ、よかったらマンボも一緒に食べようぜ!!」
マンボは首を振り
マンボ「ううん。俺はもう帰らなきゃいけないんだ。それに、今日は2人だけで楽しんでよ」
由美「マンボ・・・」
サスケ「分かったぜ!!」
ミルモ「いや〜マンボもいいこと言うじゃねぇか。何だか、カッコ悪いじゃねぇか」
ヤシチ「拙者もそう思うのだ」
マンボ「カッコ悪いって言うなー!!」[怒]
サスケ「うっ・・・」
サスケの目に涙が出てる。サスケは由美の胸に飛びつく。
サスケ「由美ぃ〜・・・」
由美「おいおい、泣くなよ。男の子でしょ」
楓たちは微笑む。マンボも微笑む。
由美「ありがとう」
由美も微笑む。

終わり


■ アニス (139回/2013/01/19(Sat) 13:57:20/No5088)

第66話【ついに解散、ワルモ団!?】には、登場しません。

第67話【ムルモはわたちのもの】

ここは、人間界にある妖精学校の分校。
今日は、ミニ妖精の授業。(ある妖精とある妖精Bは、サスケとハンゾーの代わりです)
ザマス「妖精が人間界で生活していくのには、ぱぴぷぺぽの重要なポイントがあるざます! 『ぱ・・・パートナーと仲良く』、『ぴ・・・ピンチの時はすぐに仲間を呼ぶ』、さぁ、この続き、分かる人、いるざますか?」
ある妖精「はーい! ぷはプリンをいっぱい食う」
ある妖精B「ぺはペロペロキャンディーを舐める」
ザマスはこけた。
ザマス「ぜ、全然違うざます!! ぷは『ぷにょぷにょほっぺは妖精の命』ぺは『ペット妖精虐めない』ざます!!」
ザマスはセンスを自分の机(教師用にある机みたいなの)に叩きながら、言ってる。
ある妖精「あ〜そっか〜」
ある妖精B「間違えた」
ザマス「それでは、ぽ〜は? パピィさん、分かるざます?」
パピィ「・・・」
パピィは何かを考えてるみたい・・・。とても幸せそうな顔をしている。
ザマス「パピィさん!?」
パピィ「・・・」
パピィは、雲を眺めてて、1つの雲がムルモに見える。
パピィ「ムルモ・・・♡」
ザマス「どうしたんざます? 答えるざます!!」
ザマスはパピィの所に来る。その時、チャイムが鳴る。
キーンコーンカーンコーン・・・
パピィ「あっ! 終わったわ!!」
パピィは席を立って、パピィはザマスの顔を蹴って、教室を出た。ザマスは転んだ。
ある妖精B「!・・・」[汗]
ザマス「ぽは「ポケットにお菓子携帯するのを忘れない』・・・ざます」
チーン・・・ザマスは完全にのびた。目が回ってる。

パピィは、団扇で楓たちの学校に向かってる。
パピィ「今日こそ、ムルモに好きって告白するわ・・・」

後は、アニメどおりに続く。

終わり


■ アニス (140回/2013/01/19(Sat) 14:10:26/No5089)

第68話【危険なリサイタル】、第69話【キンタとポンタ】には、登場しません。

第70話【奥さん、カビですよ!】

外は雨。

楓の家
ミルモはくもっちょを食べようとしていたが、くもっちょにはカビが生えている。

ダアクは、アクミに人間界に悪の華を咲かせろと言った。アクミは「分かりました」と言う。

楓はミルモのためにくもっちょを買いに行ってる途中。ミルモはかなり喜んでいる。

アクミの魔法でカビラを呼び、人間界はカビだらけになった。

結木の家
リルムがミルモのために作ったクッキーがカビだらけになった。

図書館
結木は図書館にある本を開いたら、本はカビだらけだった。

沙織の家
フルートを吹いてる。
沙織「あっ!」
気付いたら、フルートの本がカビだらけだった。
沙織「何かしら・・・これじゃ、練習が出来ないわ・・・」

お店の中の喫茶店
そこには、由美と千草と美保がいる。
由美と千草と美保「美味しそう〜☆」
由美の目の前にはチョコケーキとホットココア、千草の目の前にはチーズケーキとオレンジジュース、美保の目の前にはモンブランとクリームソーダがある。
由美の服装・・・上は緑、下は茶色、黄色の靴下。
千草の服装・・・上はピンク、下は青のミニスカート、灰色の長い靴下。
美保の服装・・・上はオレンジ、下は青の長ズボン。
由美「早く食べよう!」
千草「そうね!」
美保「それでは早速」
由美と千草と美保「いっただっきまぁ〜す☆」
由美「ん? ちょっと待って」
美保「どうしたのよ?」
由美「これ、何?」
千草「ん?」
何と、由美たちのケーキと飲み物にカビがある。さらに、テーブルの上にも、カビがチョコチョコあ
る。
千草「これってカビだよ!!」
美保「えぇ〜!? じゃあ、食べられないじゃないの!!」
由美「最悪だぁ〜・・・」[涙]

拓斗の家
拓斗はおばあちゃんと一緒に服を畳んでいる。
拓斗「ん?・・・これって」
拓斗とおばあちゃんの服やタオルなどは、カビがたくさんついている。
おばあちゃん「こりゃカビだよ。やーねーこの時期は」
拓斗「でも、何でこんなに・・・」[汗]
おばあちゃん「また洗い直さなくちゃね・・・」

安純ん家
ヤシチとサスケとハンゾーは、安純の部屋の掃除をしている。だけど、安純の部屋にはたくさんのカビが出てくる。

後は、アニメどおり続く

終わり


■ アニス (141回/2013/01/19(Sat) 14:13:07/No5090)

第71話【とにかくすごい魔法(前篇)】

アニメどおりに、ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ4人のパワーしている魔法をちゃんと使えてるかどうか、トプルとガイア族が占いの水晶玉みたいなので見た。4人とも、全然ちゃんと使えていない。(時間は朝)

アクミはダアクと話す。

拓斗の家
ここは拓斗の部屋。そこには、ワルモ団がいる。何と、拓斗の部屋も、安純と由美と同じように、ワルモ団に改造されているのだ。
イチロー「おはようございます!!」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「おはようございます!!」
イチロー「今日も1日、頑張って悪事に励みましょう!!」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「そうしましょう!!」
イチロー「では、ワルモ体操始め!!」
ワルモ団「ワ〜ルモ、ワ〜ルモ、ワ〜ルモ〜団〜♪ ワ〜ルモ、ワ〜ルモ、ワ〜ルモ〜団〜♪」
イチロー「ワルモ体操終わりー!!」
ワルモ団の体は一気に止まる。
イチロー「よーし、今日からここが我らのアジトだー!!」
ジローとサブローとシローとゴロー「我らのアジトだー!!」
ガチャ。拓斗が部屋に入ってきた。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。拓斗は制服姿。
拓斗「!・・・」
ハンゾー「首領たちなのら〜」
イチロー「おぉ、ハンゾーか!」
ハンゾー「いつ来たのら〜?」
ジロー「お前たちが朝メシ食べてる間に来たのだ」
ハンゾー「何でここにいるのら〜?」
イチロー「喜べハンゾー!! 今日から此処が我らのアジトなのだ!!」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「喜べ!!」
ハンゾー「僕はいいけど、拓斗に聞かなくちゃ分かんないのら」
サブロー「そ〜んなこと、聞かなくてもいいに決まってんじゃねぇか」
シロー「香川拓斗、お前は我らを歓迎してくれるだろ〜☆」
ゴロー「勿論、コイツはダメなんて言わないさ」
拓斗「断る!!」
イチロー「い、今何て言った!?」
拓斗「断るって言ったんだよ。此処は俺の部屋だ。部屋を元に戻してくれないか?」
ハンゾー「拓斗・・・」
イチロー「やーなこったー!!」
サブロー「もう決めちゃったもんねー!」
拓斗「・・・」
・・・「拓斗―、早くしないと遅刻しゃうよ〜!!」
お祖母ちゃんの声。
拓斗「! はーい!!・・・ハンゾー、行くぞ!!」
ハンゾー「それでは首領たち、僕は拓斗の学校に行ってくるのら!!^^」
イチロー「おぉそうかそうか。では我らは新しく出来たアジトでのんびりしてるぞ」
ガチャ。ハンゾーと拓斗は部屋を出た。
イチロー「フ〜・・・最初からハンゾーのパートナーの香川拓斗の部屋にしておけばよかったんだな♪」
シロー「そうだな〜・・・」
お祖母ちゃんは拓斗の部屋のドアを開けた。
ワルモ団「!」
サブロー「誰だ? このババアは?」
ゴロー「さぁ?」
おばあちゃんは拓斗の部屋を見ている。
おばあちゃん「これは・・・」
し〜ん・・・
おばあちゃん「掃除しなくちゃ・・・」」
おばあちゃんは雑巾を持ってきた。
おばあちゃん「よぉ〜し!!」
イチロー「掃除かぁ。そんなことしたって無駄だもんね〜^^」
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー「無駄だもんね〜^^」
おばあちゃんは一生懸命に雑巾で掃除している。掃除している内に、だんだんワルモ団のデザインが消えてゆく。
ワルモ団「え? え?[汗]
更に、どんどん綺麗になってく。
おばあちゃん「フ〜^^」
何と部屋が凄くピカピカになった。ワルモ団のマークも残ってなかった。
おばあちゃん「よしっ・・・これで綺麗になったわ♪」
おばあちゃんは、笑顔になって、拓斗の部屋を出た。
ワルモ団「えぇ〜!?」[汗]
イチロー「な、何だあのババアは??」[汗]
ジロー「我らが魔法で出したアジトが・・・」[汗]
サブロー「あっという間に・・・」[汗]
シロー「なくなってしまった・・・」[汗]
ゴロー「物凄い力だな・・・」[汗]

拓斗は学校に行ってる途中。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
ハンゾー「拓斗〜、このままじゃあ拓斗の部屋が首領たちにアジトにされちゃうのら」
拓斗「それなら大丈夫だよ」
ハンゾー「どうしてなのら?」
拓斗「ばあちゃんが掃除してくれるから。ばあちゃんは、かなりの怪力なんだよ」
ハンゾー「へぇ〜。以外なのら〜」
拓斗「ハンゾー・・・」
拓斗は急に真面目な顔になった。
ハンゾー「何なのら?」
拓斗「・・・お前、ワルモ団から抜けろ!」
ハンゾー「!! どうしてなのら?」
拓斗「ずっと前から言おうと思ってたんだ・・・。ワルモ団は、人間界を支配しようとしたこと、ミルモたち、妖精たちを閉じ込めたりしたこと、時の宝玉を盗み出したこと・・・。こんなことする奴らと一緒にいて、嫌じゃないのか!?」
ハンゾー「ん〜・・・い、嫌じゃないのら」
拓斗「本当か!?・・・無理してるように見えるぞ」
ハンゾー「無理なんかしてないのら・・・」
拓斗「・・・じゃあ、ずっとこのままでいいんだな!?」
ハンゾー「拓斗、何怒ってるのら? 何だか、怖いのら」
拓斗「怒っていないよ。俺はただ、お前のために言ってるんだ、ハンゾー・・・」
ハンゾー「僕のため・・・」
拓斗「ハンゾーは俺のパートナーだ! パートナーのお前に悪いことはしてほしくない!! いつもそう思ってた」
ハンゾー「・・・」
拓斗「俺がワルモ団に言ってやるよ!」
ハンゾー「で、でも・・・」
拓斗「そうだ! ヤシチとサスケも抜けさせようぜ! アイツらのためにもなる!! 安純さんや鈴木もきっと・・・」
ハンゾー「勝手に決めないでほしいのらーー!!」
拓斗「ハンゾー・・・」
ハンゾー「そんなこと・・・そんなこと・・・絶対に出来ないのらーーー!!」
ハンゾーは団扇を持って、飛んで行った。
拓斗「・・・・・・ハンゾー」

ワルモ団は河原にいる。
イチロー「香川拓斗の所もダメだとはな・・・」
ジロー「ツイてないなぁ〜・・・」
サブロー「あのババアさえいなければ・・・」
シロー「そうだな〜・・・」
ゴロー「一体、いつになったら、我らのアジトができるのだろう・・・?」
ワルモ団の後ろには、アクミがいる。アクミが絨毯で飛んでいるのをイチローは見た。
イチロー「あぁー!! アクミ!!」
ジロー「また我らをバカにしに来たのか!?」
サブロー「それとも、コケにしに来たのか!?」
シロー「ひょっとして、しに来たのか!?」
ゴロー「さて、どれでしょう?」
アクミ「・・・」[汗]
ワルモ団「カチカチカチカチカチカチカチカチ、ブー!! 時間切れー!!」
アクミ「あ〜、な〜んでこんな奴らと・・・」[汗]

後はアニメ通りに続く。

終わり


■ アニス (142回/2013/01/19(Sat) 15:13:43/No5091)

第72話【とにかくすごい魔法(後篇)】

話が進んだ。

ミルモとヤシチの初のセッション魔法。
ミルモとヤシチ「●●、●●、●●●でポン!!」
カアァァァ。
アクミ「行けー!!」
アクミは魔法スイッチョに命令する。魔法スイッチョが攻撃したのを、セッション魔法でバリアーする。
皆「うわあぁぁぁ〜〜〜!!」
そして、ワルモ団、アクミ、魔法スイッチョに攻撃して、アクミたちは吹っ飛ぶ。
アクミとワルモ団「うわあぁぁぁ〜〜〜!!」
キラーン・・・

ダアク「これは・・・」

沙織は赤い瞳から青い瞳に戻った。
沙織「・・・!」
皆、喜んでいる。
サスケ「わ〜いだぜ〜!!^^」
ハンゾー「凄いのら〜!!^^」
リルム「さっきのは一体・・・」
ムルモ「物凄い魔法だったでしゅ・・・」
4人(ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ)の所にトプルが現れた。
ミルモ「トプル!!」
トプル「今のは君たちの楽器に備わった力、セッション魔法だよ!」
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ「セッション魔法!?」
トプル「2つの楽器が共鳴し合った時、強力な魔法が生まれるんだ。マラカスとトライアングルだと、反射の魔法。かけられた魔法を数倍にして返すことができるんだよ。ただし、成功するとは限らないけどね・・・」
ミルモ「そうゆうことか・・・」
トプル「セッション魔法の効果は、楽器の組み合わせによって違うんだ。どんな魔法になるかは、お楽しみだよ〜!!」
トプルは消えた。
ミルモ「サンキュー、トプル」
安純は結木にお姫様抱っこされている。安純は幸せそう。
楓「セッション魔法かぁ〜。凄いねぇ!!^^」
結木「そうだな」
ミルモとヤシチは楽器を直した。
ミルモ「おい、ワルモ団に逆らっちまってもよかったのかよ?」
ヤシチ「貴様には関係ないことだ・・・」
ヤシチはそう言って、飛んだ。
ミルモ「あっ!」

ヤシチ「・・・」
サスケとハンゾーも付いて来る。
ヤシチ「お前たちはワルモ団に残ってもいいんだぞ!」
サスケ「何を言ってるんだぜ!」
ハンゾー「僕たちはずっとアニキのそばにいるのら〜!」
ヤシチ「うっ・・・お前たち・・・」[涙]
サスケ「オイラ今日、絶対、由美に言うぜ! ワルモ団から抜けたことを」
ハンゾー「僕も拓斗に言うのら〜!・・・あっ・・・」
ハンゾーは沈んだ。
ヤシチ「ハンゾー、どうした?」
サスケ「何かあったのか?」
ハンゾー「僕、拓斗とケンカしちゃったのら・・・。拓斗はきっと、怒ってるのら〜・・・」
サスケ「ハンゾーと拓斗がケンカなんて珍しいぜ・・・」
ヤシチ「僕がいけないのら・・・」
ヤシチ「一体何があったのだ?」
ハンゾー「今日の朝、拓斗からワルモ団から抜けろって言われたのら」
ヤシチとサスケ「えぇ!?」
ハンゾー「それで僕が反対して拓斗から逃げてしまったのら・・・」
ヤシチ「そうだったのか」
ヤシチは微笑んで
ヤシチ「よぉし、今から拓斗と由美の小学校に行くぞー!!」
サスケとハンゾー「え?」
ヤシチは微笑む。
サスケとハンゾー「・・・アニキ♪」
3人は由美と拓斗の小学校に向かう。

楓と沙織が学校から帰ってるところ。楓と沙織は別れる。

沙織の家
沙織の部屋の全身鏡にダアクが出てきた。

終わり


■ アニス (143回/2013/01/19(Sat) 20:13:03/No5092)

第73話【どっちがどっちでどっちっち?】、第74話【なよなよなようせい 】には、登場しません。

第75話【スーパーお嬢さま・桃ちゃん】

松竹の家
楓の服装・・・上は赤(真ん中に黄色の星がある)、下は青のミニスカート、黒の長い靴下。
結木の服装・・・上は濃い緑、青の長ズボン。
安純の服装・・・オレンジと白、白のミニスカート、灰色の長い靴下。
松竹の服装・・・上は緑、灰色の長ズボン。
由美の服装・・・上はオレンジ、下は紫のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は紫、下は緑の半ズボン、白の靴下。
松竹「今日来てもらった理由は、他にもないんだけど、実はこの夏も皆のことを僕ん家の別荘に招待したいんだ!!」
楓たちはソファに座ってる。拓斗、由美、楓、結木、安純の座ってる順。妖精たちはパートナーの肩に乗ってる。
由美「別荘ーーー!?☆ やっぱ、お金持ちは違うなぁ♪」
松竹「そうか。由美ちゃんと拓斗君は僕の別荘は初めてだね^^」
松竹は指を鳴らして、前には世界地図が出てきた。
平井「オッホン! 我が松竹家には、国内に22箇所・・・海外にも合わせますと、実に100以上の別荘がございます!!」
楓「すごーい!!」
結木「南極にもあるんだ・・・」
拓斗「俺たち、招待されてもいいんですよね・・・」
安純「当たり前でしょ!」
平井「今回は、中でも出来たヒラヒラ、坊ちゃま一様氏のニュー松竹塔にご案内いたします!!」
色々な景色が写る。
安純「へぇー・・・バンドローがあるのー!!」
楓「すっごーい!!」
安純は結木にしがみ付き、ヤシチは挟まった。
ヤシチ「ぐぎゃ!!」
安純「結木くぅ〜ん♪」
楓「あーーーっ!!」
安純「2人で素敵な思い出、いっぱい作りましょ〜♪」
楓「日高さん、くっついちゃダメー!!」
由美「あーあ・・・また始まった・・・」
松竹「(ふふふ・・・何を隠そう、この「ニュー松竹塔」には、僕と南さんが2人っきりになれる仕掛けが用意してあるんだよねぇ・・・)」
松竹の目がキランと光り
松竹「(名づけて、「南さんラブアタック大作戦!!」今度こそ、南さんと・・・)」

−−−妄想−−−
砂浜で、楓と松竹が2人で追いかけっこをしてる(夕方)。
楓と松竹「はははははははは・・・」
松竹「待ってーーー!! 南さぁ〜〜ん!!」
楓「ここまでおーいでー!!」

次に、空は青く、2人で海で水をかけあってる。
松竹「ほら〜」
楓「あはっ!・・・もう〜・・・やったな〜!」

松竹「うふふふふ・・・」
・・・「香お兄ちゃま!!」
松竹「ん?」
その時、ドアが開き、星野らしき人々が入ってきた。真ん中に小さな女の子が運ばれている。顔はセンスで隠してる。
桃「うふふ♪」
そう、桃だった。
松竹「も、桃ちゃん!!」
由美と拓斗「!!」

桃の服装・・・ピンクと白のワンピース
松竹「桃ちゃん・・・」
由美「梅園さん!!」
楓「え?」
桃「香お兄ちゃま♪ お久しゅうございます!!」
桃は松竹に飛びついた。
松竹「うわあぁぁ!!・・・ちょっと、桃ちゃん!!」
桃「お会いしとうございました!! スリスリ♪」
安純「誰この子?」
拓斗「アイツは梅園桃と言って、俺たちのクラスメイトなんです」
楓と結木と安純「ええぇぇぇーーーー!?」
サスケ「オイラとハンゾーも由美たちの教室で見かけるぜ」
リルム「そうなんですの」
ハンゾー「だけど、どうゆう人なのかは分からないのら」
桃は由美と拓斗を見た。
桃「あら、鈴木さん! 香川君! あなたたち、どうしてここにいるのよ!?」
由美「それ、こっちが聞きたいわ!!」
松竹「え? 桃ちゃん、由美ちゃんと拓斗君と知り合い?」
桃「だって、同じクラスメイトなんですもの!」
松竹「えぇ!? そ、そうなの・・・」
桃「でも、あまりお話しなくってよ」
由美はムッとなる。
桃「桃、鈴木さんみたいには、お下品でも何でもないんですもの。オーッホッホッホッホ♪」
由美[怒]「下品で結構よ!! 私も梅園さんみたいにわがままじゃないんですもの。オホホホホ♪」
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
ヤシチ「この2人、仲悪いのか?」[汗]
サスケ「あまり良くないみたいだぜ」
ハンゾー「というか、あの人がいつも1人でいるのら」
ミルモ「友達がいないってことなのか?」
サスケ「多分そうだぜ」
拓斗「・・・梅園は、梅園グループ会長の孫なんです」
楓と結木と安純「えぇぇぇーー!? 梅園グループ!!」
楓「って何?」
皆、倒れた。
安純「あんた、知らないの〜?」
結木「松竹グループと1,2を争う世界的大企業だよ・・・」
楓「ふーん・・・そうなんだぁ・・・」
由美は楓の耳にこそっと
由美「それに私、梅園さんってあまり好きじゃないんだよねー。どうもアイツは苦手だわ!」
星野「ちなみに私は桃お嬢様のお世話役、星野と申します!! チラッ」
平井「ピクリ」
星野「あーら平井さん、お久しぶり!!」
平井「ご無沙汰しています!! 星野さん」
平井と星野は火鉢ってる。
ミルモ「何か、火鉢ってねーか?」
楓「うん・・・」
松竹「平井と星野さんって、ボディーガード養成学校時代からの宿命のライバルなんだよね!!」
桃「ねぇ、お兄ちゃま♪」
松竹「ん?」
桃「昔みたいに桃と遊んでくれるわよね?」
松竹「う、うん・・・え〜・・・でもね、今お客様が・・・」
桃「桃、お兄ちゃまと南の島に行きたいの!! 今年の夏は、家(うち)の別荘に来て!!」
松竹「え〜!?」
桃「いいわよね? 勿論」
松竹「あいや、それはちょっと・・・」
桃「いつからがいい? お兄ちゃまの都合に合わせて別荘を用意するわ!!」
安純「(あら〜♪ どうやらあの子、松竹君のことが好きみたいねぇ・・・)」
松竹「あっ・・・あのね桃ちゃん、残念だけど僕、この夏は一緒に遊んであげられないんだ!」
桃「えー!?」
松竹「この人たちを家の別荘に招待するって先に決めちゃったから!!」
桃「そうなの・・・。じゃあ仕方ないわね・・・」
松竹「ごめんね!! このめあせは必ず・・・」
桃「決めたわ!!」
松竹「へ?」
桃「お兄ちゃま、そのバカンス私もご一緒にさせていただくわ!!」
松竹「えっ!?・・・それは・・・」
桃「そうと決まったら早速支度しなくては!! 星野!! 大至急打ち上げ花火3千万発と、バーベキュー用の国産和牛肉100トン、ヘビでチャーターしてちょうだい!!」
星野「了解しました!!」
桃「あぁ〜・・・それと、スイカ割りは最高級アールステリボルを使うわ!!」
星野「麝香の香りがすることから、一般的にはマスクメロンの名前で知られているものですね・・・」
松竹「(ど、どうしよう・・・桃ちゃんが一緒じゃあ・・・僕の作戦が台無しだよ・・・)よし!! 桃ちゃん、今身長何cm?」
桃「え? 藪から棒にどうしたの?」
松竹「実はさ、この島には身長制限があるんだ・・・」
星野はメジャーで桃の身長を測り
星野「現代139cmジャストです!!」
桃「お兄ちゃま、身長制限なら、鈴木さんと香川君も念のためにしておいた方がよろしいんじゃなくて? 桃とあんまり変わらないんですもの!!」
由美「!」
松竹「え?」[汗]「あっ・・・そうだね!! じゃあ、由美ちゃんと拓斗君も身長教えてくれないかな?^^;」
由美「(くそ〜、余計なことを・・・)」[怒]
星野はメジャーで由美の身長を測る。
星野「現代142cmです!!」
松竹「142cmかぁ〜・・・。それじゃあ、拓斗君の身長も・・・」
星野はメジャーで拓斗の身長を測る。
星野「現代145cmです!!」
松竹は本を開き
松竹「139cmに、142cmに、145cmか〜・・・。ふむふむ・・・うわーー!! 由美ちゃんと拓斗君はOKだけど、桃ちゃんはおしい!! 140cm以下の方のご入場は堅くお断りしますって書いてある!!」
楓「えぇ!? 本当? 何とかならないの?」
松竹「うん・・・。僕も何とかしてあげたいんだけど、ニュー松竹塔のならあしには逆らえないから・・・。ごめんね桃ちゃん、そう言うわけだから・・・」
桃「もういい!! わかったわよ!!」
桃は去ってく。
星野「お嬢様!!」
梅園グループも去ってった。
由美「あぁ〜140cm以上あってよかったぁ〜☆☆」
楓「何だか可愛そう・・・」
由美「そんなことねーよ! 休みにまで梅園さんと一緒なんてごめんだわ!!」
拓斗「・・・」
由美「だってよー、すっげーわがままだし、すぐ梅園グループの自慢話ばっかするから、碌に友達もいないんだよ、アイツ!!」
楓「そうなの・・・」
松竹「ふぅ・・・」

そして、船の中
楓の服装・・・白のワンピースに麦わら帽子をかぶってる。水色のサンダル。
結木の服装・・・上は青、下は緑の半ズボン、道理。
安純の服装・・・上は紫、下は青の膝までの長さの半ズボンに赤のサンダル。
松竹の服装・・・上はオレンジ、下は灰色の半ズボン、道理。
4人はアニメどおりの服装。
由美の服装・・・黄色のワンピース。白のサンダル。
拓斗の服装・・・上は黒、下は茶色の半ズボン、道理。
安純「うぅ〜ん・・・気持ちいい風♪」
由美「サイッコー♪」
楓「ほ〜んと〜♪ 江口さんや悦美も一緒に来られればよかったんだけど!!」
結木「しょうがないよ。江口は演奏旅行でウィーンに行ってるんだし・・・」
楓「悦美はおじいちゃんの仕事のお手伝いがあるって言ってたしね・・・」
ミルモ「おー!! 島が見えて来たぜー!!」

そして、松竹の別荘に着いた。その中は、高級ホテルみたいに贅沢な別荘。
楓「うわ〜・・・すっご〜い!! おっしゃれ〜!! ベッドもふかふか〜!! まるでホテルみた〜い!!」
由美「まるで本物のお嬢様になった気分〜☆ あ〜お風呂も楽しみ〜☆」
楓と由美はかなり浮いてる。
結木と安純と拓斗「・・・」
安純「子供か? あんたらは・・・」
松竹「これだけじゃないよ!! 実は君たちの為に、特別な設備を用意してあるんだ!!」
ミルモとリルムとヤシチとサスケとハンゾーと結木と安純と拓斗「特別な設備?」

ここには、エステやベッドなどがあるお洒落な部屋。3人のエステする人がいる(女性)。
安純「わぁぁ・・・エステサロン♪ わぁぁ〜・・・」
安純は目をキラキラさせてる。
松竹「ここは、日高さんの専用だから、自由に使ってね^^」

結木と松竹はドアを開けた。
結木「あ、ここは・・・」
何と、本がたくさんある大きな図書館。
結木「図書館だ・・・」
松竹「そう、世界中の珍しい本を集めてあるんだ。その数、ざっと5万冊!! 勿論、既に絶版になってるたくさんの本もあるよ!! 結木君ならきっと気に入って・・・」
松竹は結木を見た。その結木は既に本を読んでる。
松竹「・・・くれた・・・みたいだね」[汗]

ここには、マンガ本やインターネット、おしゃれの道具、お風呂の部屋などいろいろある。
由美「わぉ〜☆☆」
由美はかなり目がキラキラしている。
由美「本当にいいの〜?☆☆」
松竹「うん^^ 遠慮しないでね!!」

ここは野球らしき本があったり、ゲームセンターみたいな野球場の部屋。
拓斗「ありがとうございます!!」
松竹「いいよいいよ^^ 思う存分に楽しんでね!!」
拓斗「それでは、お言葉に甘えて!!」

お菓子の部屋
ここの部屋は、何から何までお菓子で出来ている美味しそうな部屋。
ヤシチ「はーーー!! な、何だこの部屋はー!!」
リルム「何から何までお菓子で出来ていますわー!!」
サスケ「う、美味そうだぜ!!」
ハンゾー「あそこのところ、美味しそうなのら〜!!」
ミルモ「これ、食ってもいいのか?」
松竹「勿論だよ!!」
ミルモ「やったー!!」
リルム、ヤシチ、ムルモ、サスケ、ハンゾーは早速、食べに行く。
ミルモ「あーコラ!! 俺もー!!」
妖精たちは、食べてる。

松竹はドアを閉めて
松竹「やった!! 作戦大成功^^ いつまでもお人好しのお坊ちゃまなんて言わせないもんねー!! ははははは、ははははは!!^^」
上からアクミが見える。

アクミ「ミルモの奴、まさかここまでアタイが追いかけて来るとは、夢にも思ってないだろうな。バカンス気分で受かれてる隙を狙ってやっつけてやる・・・。でもその前に」
アクミはバカンス気分の水着姿?になった。
アクミ「アタイもちょっとだけ、新サイドリゾートってやつを満喫してみようかな〜」
アクミは海でサングラスをかけて、傘をさして、本当にバカンス気分になった。

楓は海の砂浜を歩いている。
楓「ん〜・・・結木君たち、何所行っちゃったのかな〜?」
・・・「南さぁ〜ん!!」
松竹の声。
楓「ん?」
松竹が来た。
楓「あっ! 松竹君!! 他の皆が何所に知らない?」
松竹「う〜ん、僕も探してるんだよ。何しろ、この島は広いからね。じゃあ2人であっちの方を探してみようか!!」
楓「うん!!」
2人は歩く。
松竹「(よっしゃぁ!! 作戦通り、ついに南さんと2人っきりだぁ!! うわぁ、どうしよう・・・。そうだ! 何か話かけなきゃ)。み、南さん」[赤面]
楓「ん? なぁに? 松竹君」
松竹「な、何でもない^^」[赤面]
楓「ん?」
後ろから蟹の着ぐるみを着てる平井が着いて来る。
平井「坊ちゃまファイト!! 青春は太陽がくれた季節でございますよ」
楓はあちこち見て皆を探してる。松竹は楓を見ている。
松竹「(あぁ〜、この砂浜がどこまでも続けばいいのに・・・ハート)」[赤面]
楓「あー!! あれ・・・」
松竹「ん? どうかした?」
楓「あれ何だろう?」
松竹「へ?」
楓は空の方を指指してる。何と、ピンクの飛行船がこちらへ向かって来る。
松竹「飛行船?」
楓「こっちに向かって来るみたい・・・」
飛行船に梅園のマークがある。
松竹「(あぁ・・・あのマーク)」
飛行船は楓と松竹の所に来た。そして、飛行船の中から棒みたいなのが出てきて、桃が出てきた。
楓と松竹「あぁ!!」
何と、桃の身長がかなり高くなってる。
松竹「桃ちゃん!!」
桃「ボンジュール香お兄ちゃま♪」
楓「随分大きくなったねぇ」
桃「何しろ、育ち盛りだから」
松竹「そ、そうなのかな〜?^^;」
桃「これなら余裕で身長制限クリアしてるでしょ!! オーッホッホッホッホ!!」
その時、桃は足のバランスを崩す。
桃「! うわ、うわ・・・うわぁ!!」
桃は下に落ちそうになる。
星野「お嬢様!! 星野キャッチ!!」
星野はお姫様抱っこで見事にキャッチした。何と、桃は踏み竹みたいな高い物を足の下においていたのだ。それが今、外れた。
星野「お嬢様、お怪我はありませんか?」
桃「え、えぇ、大丈夫」
松竹「そうゆうことか・・・」
桃は軽く咳をして
桃「コンッ! ところでお兄ちゃま、あちらをご覧になって!!」
何と、砂浜に梅園の別荘がある。
楓「わぁ!!」
松竹「い、いつの間に・・・」
桃は松竹の手を握って
桃「さぁお兄ちゃま、私の別荘にご案内するわ♪」
松竹「えっ、ちょちょちょ、ちょっと」
桃「ほら遠慮しないで!!」
桃は松竹を引っ張ってく。蟹の着ぐるみを着た平井が来る。
平井「ぼ、坊ちゃま」

松竹は完全に桃に振り回され、別荘の中にいることに。

そして、外で松竹&平井VS桃&星野でビーチバレーの試合。
桃「やっぱり夏はビーチバレーね♪」
星野「行きます!! 星野〜サーブ!!」
平井「何の!! ひら〜いレシーブ!!」
星野「星野〜アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
松竹と桃「・・・」[汗]
松竹と桃は場外にいる。
松竹「入れない・・・」[汗]
桃「全く2人とも、困ったものね。仕方ないわ、私たちは向こうで・・・」
松竹「あっ、南さぁ〜ん!!」
松竹は楓の方に行く。
桃「あっ、お兄ちゃま!!」

亀の顔がある。
楓「ん〜・・・」
楓は亀と睨めっこしてる。
・・・「南さぁ〜ん!!」
松竹の声。
楓「ん?」
松竹は来た。
楓「松竹君!!」
松竹「ごめんね、1人にして」
楓「ううん。亀さんと睨めっこしてたから」
松竹「へぇ〜、僕もやってみようかな〜」
楓「中々手ごわいんだよ〜!!」
後ろで桃は気に入らない顔をしている。
桃「何よ、お兄ちゃまったら・・・。あぁ! さては・・・」

−−−妄想−−−
楓は、紫の悪魔の女(第3話で安純が想像してた時と同じ(楓が結木を浚ってる悪魔の姿)になってる。松竹はハート目で楓に甘えてる。

楓「あの女が何かコソ喰らってて、お兄ちゃまを誑かしてるに違いないわ!!」
そして、炎が出て
桃「許せない〜!!」[白目]
桃は帽子を破いた。ドンッ!(桃の足の音)
桃「ちょっと!!」
楓と松竹「ん?」
桃は楓の目の前に来て
桃「あなたおいくつ?」
楓「え?」
桃「何歳かって聞いてるの!!」
楓「え、えーっと、14だけど・・・」
桃は歩き止まり、楓も止まる。
桃「14? 14ですってぇ!? オーッホッホッホ!!」
楓「え?」
桃「とーんだお笑い草だわ!! 14歳って言ったら、完璧なオバさんじゃないの!!」
楓「オ、オバさん・・・」[汗]
桃の顔はデカくなる。
桃「女性のピークは12歳・・・後は枯れてくだけ。そんなの小学生の間では常識中の超常識よ!!」
楓「・・・へぇ〜、そうなんだぁ」
桃「私とあなた、どちらが香お兄ちゃまに相応しいか、これでお分かりよね?」
楓「はぁ?」
桃「いいこと? 二度と私たちの邪魔はしないで!!」
松竹「・・・」
・・・「相変わらずねぇ」
松竹「へ?」
松竹は後ろを向いたら、ゾンビみたいな緑色の顔がある(安純)。
松竹「出たー!!」
安純「失礼ねぇ! 人をお化けみたいに・・・」
安純はパックを外した。
松竹「何だ、日高さん・・・」[汗]
安純の顔がテカッた。
安純「松竹君、あなた南さんとツーショットになりたいんでしょ?」
松竹「え?」[汗]
安純「だったらもっと頑張んなさい!!」
松竹「で、でも・・・」
安純「男は行動力よ」
松竹「行動力・・・」
安純「多少強引でも・・・」
松竹「強引・・・」
安純「ガンガン行くのよ!!」
松竹「ガンガン!! よぉーし!! 頑張るぞー!!」
松竹は楓の所に走る。
松竹「南さぁ〜ん!!」
安純「全く頼りにならないんだから〜・・・仕方ないわね」
安純はニヤっとなる。

CM

場所は妖精たちが食べてるお菓子の家
ヤシチ「あ〜ん!」
ヤシチは板チョコを食べてる。皆、よく食べてる。
ミルモ「んん♪ んおー!! こっちも美味そうだぜ!!☆」
ミルモはピンクのドアのドアの丸い部分の所に来た。
ミルモ「あ〜・・・」
ヤシチ「待てぃ!!」
ミルモ「あ?」
ヤシチもドアの部分に捕まった。
ヤシチ「これが拙者が目を付けてたのだぁ!!」
ミルモ「んなこと知るかよ!!」
ヤシチ「何だとー!!」[怒]
2人は、殴り合いケンカになる。ムルモは宝箱みたいな箱を開ける。中はチョコレートがたくさんある。
ムルモ「おぉ〜チョコレートの宝箱でしゅ☆」
ミルモ「何だって!? 待てムルモー!!」
ミルモは飛んでチョコの所に行く。
ヤシチ「ふふ〜ん、拙者の粘り勝ちだな。では、あ〜うわっ!」
食べようとしたら、ドアの握るところが逆さまになり、ヤシチも逆さまになる。バンッ!! 安純が入ってきた。
安純「ヤシチは何所?」
ミルモとリルムとムルモとサスケとハンゾーは、ドアの方を指さす。
安純「ん?」
ドアが動いて、ヤシチの姿が見える。

砂浜
ヤシチ「放せ安純〜!! ミルモにドアの部を食われてしまうではないかー!!」
安純「いいヤシチ?」
ヤシチ「あ?」
安純「あの2人をラブラブないい雰囲気に盛り上げといてちょうだい!!」
ヤシチ「あの2人?」
そこには、白鳥のボートに乗る楓、松竹、桃の3人の姿。

松竹「さぁ南さん、乗って!」
楓「ありがとう」
桃「ちょっとお待ちなさい!! お兄ちゃまと乗るのは私に決まってるでしょ!!」

ヤシチ「何で拙者が?」
安純「いいからやんなさい!!」
ヤシチ「でもドアの部がミルモに・・・」
安純[怒&白目]「黙って言う通りにしなさーい!!」
ヤシチ「あぁぁぁ〜〜〜〜!!」
安純はヤシチをぐるぐるヤシチを回して、ヤシチを力いっぱいに投げ飛ばした。
安純「おおぉぉぉーーーーー!!」[白目]
安純はゴリラのようになってる。そして、ニコニコ顔になり、
安純「さぁて、これで結木君と2人っきり♪^^ 結木くぅ〜ん!!」
安純は楽しく走ってく。
ヤシチ「あぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」
ヤシチは砂浜に落ちた。

結木の部屋
安純「結木くぅ〜ん!!^^」
安純は結木の部屋のドアを開けた。そこには、本がたくさん下にあって、結木の姿が見えない。
安純「何よこれ」[汗]「ちょっと結木くぅ〜ん、何処にいるの〜?」
結木は安純の声に気づいてなくて、本に夢中になってる。

由美の部屋
鉄アレーを持って運動している。
由美「47・・・48・・・49・・・50〜・・・っと! 終ーーっわり!!」
由美は一気にベッドの上でごろ〜んとなった。
由美「ふー・・・いい汗かいたことだし♪・・・バスルーム♪ バスルーム♪」

由美は部屋の隣のバスルームに行ったらそこには、泡のお風呂やバラのお風呂や紅葉のお風呂など、いろんなお風呂がある。
由美「すっげー・・・☆☆」
由美の目はキラキラしている。
由美「牛乳のお風呂もあるのね〜☆☆」
由美は牛乳のお風呂に入った。
由美「きゃあ〜☆ 温かいし、匂いも甘いわ♪・・・う〜ずっとこうしていたいなぁ〜♪」

拓斗の部屋
カーン! 拓斗は見事、全部打った。
拓斗「ふー・・・水分補給しなくちゃな・・・」

ヤシチ「んん・・・ててて〜安純め〜、力いっぱい投げおって〜・・・。早く済ませてドアの部を取り返さねば・・・」

楓、松竹は、桃は白鳥のボートに乗ってる。楓のボートだけ、黒の白鳥。
桃「ちょっと、もっと離れなさい!!」
桃は楓のボートに乱暴に当たる。
楓「あぁ!!」
松竹「も、桃ちゃん!」

ヤシチ「成る程〜、あのチビッ子をどかせばよいのだな? ヤシチでポン!!」
カアァァァ・・・

アクミは呑気にバカンス気分。

桃はまだ、楓に攻撃している。松竹は楓と桃を追うけど、松竹は脹脛をつる。そこに、桃の隣にサメがいる。桃は怖くなって逃げるが、サメは追いかける。そのサメはヤシチなのだ。桃を楓と松竹から放すため。桃がボートから落ちる。桃は泳げないから、溺れそうになる。楓は桃を助けるが、楓も泳げない。ヤシチが魔法で2人を助ける。

桃は気を失ってる。楓とヤシチと松竹は桃を見ている。楓はヤシチに礼を言う。桃は気が付く。楓は桃にタオルを渡す。しかし、桃はタオルを払う。松竹は「桃ちゃん、いい加減にしなさい!!」と桃を叱る。桃は「香お兄ちゃまなんか大嫌い」と言い、森の奥に逃げてしまう。楓とヤシチと松竹は桃を追いかける。

桃は小さい頃のことを思い出してる。それは桃は小さい頃、男の子から虐められていたのを、松竹から助けてもらった。松竹は「桃ちゃんのことは僕が守る」と言って2人は指切りをした。桃の目には涙が出る。桃は走っていたが、そこには崖の下なのに気付き、桃は止まる。松竹は「桃ちゃーん!!」と言ってる。桃は喜ぶ。しかし、楓の「何所にいるのー!?」のセリフを聞いて、笑顔を失くす。

楓と松竹と松竹は桃を探してる。

桃は後ろへ下がる。そして、崖の下から落ちる。

桃の悲鳴で楓たちは気付く。

お菓子の部屋
ムルモ「お腹一杯でしゅ・・・」
リルム「満ち足りましたわ・・・」
サスケ「幸せだぜ・・・」
ハンゾー「もう食べなくていいのら・・・」
ミルモはまだ食べてる。
ミルモ「だらしねぇな〜、まだ残ってんじゃねぇか〜。俺は全て食い尽くす!!」

桃は崖の部分を手に持ってるが、気を失って落ちそうになる。そこに、松竹が桃の手を持つ。桃は松竹がいることに気付く。しかし、松竹がいる所の崖も壊れて、松竹と桃は下に落ちるが、松竹は崖の途中にある枝を持つ。下には、海。ヤシチが魔法をかける。さっき、楓と桃を釣り道具で助けた魔法を出したが、ヤシチの釣りは何処かの木に引っ掛かって失敗する。楓は「コールフェアリー」と言い、携帯を出す。

お菓子の部屋
ミルモ「うぅぅ〜・・・食った〜食った〜!!」
ミルモはかなり太った。声も違う。
ムルモ「お兄たま、食べ過ぎでしゅ」
リルム「腹八分医者いらずですわ」
RRRRR〜♪ ミルモの携帯が鳴った。
ミルモとリルムとムルモ「あっ」
ミルモは携帯を出す。
ミルモ「みみみ、見えない・・・」
リルムとムルモとサスケとハンゾー「−−;」
ムルモが代わりに携帯のスイッチを入れた。携帯の画面には楓の顔がある。
ミルモ「何だ、楓かぁ」
楓「ミルモ!! 松竹君と桃ちゃんが崖から落ちそうなの!!」
ミルモとリルムとムルモとサスケとハンゾー「えぇ!?」
楓「お願い!! 早く助けに来て!!」
ミルモ「おおおう、分かった!!」
ミルモは団扇を出した。
ミルモ「よし行くぞ!!」
リルムとムルモ「はい<あいでしゅ>!!」
サスケ「だぜ!!」
ハンゾー「なのら〜!!」
皆、跳んだが、ミルモは身体が重くて飛べない。
ミルモ「ん〜・・・あれ?」
リルムとムルモとサスケとハンゾーに置いて行かれるミルモ。
ミルモ「お〜い!! ちょっと待ってくれ〜!!」

楓「頑張ってー!! もうすぐ助けが来るからー!!」
ヤシチは釣りが絡まってるのを取るのに必死。
松竹「分かったよ南さん!! 桃ちゃん、もう少し我慢してね!!」
桃「・・・うん!!」
リルムとムルモとサスケとハンゾーは急ぐ。
リルム「楓様ー!!」
リルムたちは楓たちの所に着いた。
楓「ムルモちゃん!! リルムちゃん!!」
ムルモ「松竹しゃんは?」
楓「あそこに・・・」
楓は下を指さす。
松竹「ムルモ!!」
その時、枝が少し割れる。
松竹と桃「うわぁ<きゃあ>!!」
リルムとムルモとサスケとハンゾー「あぁ!!」
リルムとムルモの楽器が光った。
楓「何!?」
ヤシチ「ひょっとして、リルムとムルモのセッション魔法ではないか!?」
松竹が捕まってる枝が折れる。
松竹と桃「うわぁ<きゃあ>!!」
リルムとムルモ「あぁ<松竹しゃん>!!」
リルム「ムルモ様!!」
ムルモ「あいでしゅ!!」
リルムとムルモ「●●、●●、●●●でポン!!」
カアァァァ。
枝が割れて、2人は落ちる。
松竹と桃「うわあぁぁ<きゃあぁぁ>!!」
松竹「桃ちゃん!!」
松竹と桃は抱き合う。
カアァァァ。2人は魔法にかかって、崖の上に戻った。
楓「あぁ・・・すごーい」
ヤシチ「魔法で2人を呼び寄せたのか?」
サスケ「凄いパワーだぜ!!」
ハンゾー「僕には出来ないのら〜!!」
ムルモ「自分でもビックリでしゅ」
リルム「ですわ!!」
桃はまだ目を瞑ってビクビクしている。
松竹「桃ちゃん」
桃「!・・・お兄ちゃま」
松竹「怪我はない?」
桃「・・・どうして助けてくれたの?」
松竹「だって、ずっと前に約束したじゃない^^」
桃「え?」

−−−回想−−−
小さい頃の松竹「桃ちゃんのことは僕が守ってあげるから^^」

桃「・・・お兄ちゃま・・・」
桃の目に涙が出てくる。
桃「お兄ちゃまぁ〜!!」
桃は松竹にしがみ付いて泣く。松竹は桃の頭を撫でる。
楓「はい」
楓は桃のハンカチを渡す。
桃「え?」
楓は笑顔を見せる。
桃「ありがとう・・・・・・さっきはごめんなさい」[涙&赤面」
楓「桃ちゃん!」
松竹「とにかく、無事でよかったよ^^」
桃「だけど、1つ断っておきます!!」
楓と松竹「え?」
桃「私、香お兄ちゃまのことは絶対、諦めませんから!! そのおつもりで!!」
楓「はぁ・・・」
松竹「何だか、ややこしいことになったなぁ・・・」



アクミ「はぁ〜あ・・・う〜ん、いけね〜。寝過ごしちまった」
アクミはサングラスをかけたまま、寝ていた。
アクミ「さて」
アクミはバカンスの道具を全部片付けた。そして、元の服装に戻って、絨毯に乗る。
アクミ「待ってろよミルモ!! おっと! その前に身だしなみのチェックと・・・」
アクミは自分の顔を鏡で見る。
アクミ「あぁー!!」
アクミの顔にはゴーグル型の日焼けの後がついてる。
アクミ「アタイの美貌が台無しじゃん!! これじゃあ人前に出られないじゃ〜ん!!」

ミルモ「待ってろ楓〜!! 今行くぞ〜!!」
ミルモは太った姿で楓を助けに行ってる。
平井と星野はまだビーチバレーの勝負をしている。
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」
平井「平井レシーブ!!」
星野「星野アタック!!」

バスルーム
由美は泡のお風呂に入ってる
由美「・・・飽きないな〜・・・このお風呂♪ 幸せ〜☆」

拓斗の部屋
拓斗「ふー・・・いい運動になったな・・・」
グウゥ〜・・・
拓斗「腹減ったな・・・」

結木の部屋
結木は見事、全部本を読みきった。
結木「ふー・・・読みきった・・・」
安純「はぁ〜・・・」
結木「ん?」
本の山から安純が出た。安純はボロボロになっている。
安純「見〜つけた・・・♪」

終わり


■ アニス (144回/2013/01/19(Sat) 20:26:37/No5093)

第76話【大切な友達】、第77話【動物ワンサカてんこもり】、78話【すいませ〜ん】には、登場しません。

第79話【ヤマネ参上でございます】

場所は妖精界。ネズミは家に帰ったら、何かの手紙がある。その手紙を読んでみたら「これは・・・」とネズミが反応した。

場所は人間界。ヤシチとサスケとハンゾーは修行をしている。その時、クモモが現れた。1つのマグカップが置かれた。そのマグカップの中から出てきたのは、ヤマネ。ヤマネはヤシチの元で修行をしたいと言い出すのだが、ヤシチから断られてしまう。

ヤシチとサスケとハンゾーは安純の部屋に掃除をしに行くと、部屋がピカピカになってた。ヤマネは料理をヤシチたちにご飯を作った。ご飯はかなり美味しい。しかしヤシチは「料理や掃除ができても戦いに役には立たん」と言う。ヤマネは「それでは、私の腕を試してくださいませ!!」と言い、安純の部屋を滅茶苦茶にしてしまう。そこで、ネズミが来る。ネズミはヤマネに家に帰れと言うが、ヤマネはきかない。ヤマネは「私、諦めないでございます!!」と言い、安純の部屋を出る。その時、安純が来て、「どうして部屋が前より散らかってるのよ〜!?」と言う。ネズミは逃げる。ヤシチとサスケとハンゾーはボコボコにされる。


安純の部屋
ヤシチは見事にボコボコにされてる。ヤシチは布団の中にいる。
ヤシチ「安純、許してくれぇ・・・。いててて・・・ちゃんと掃除するのだぁ」
安純の家の近くにある木の上にヤマネはいる。マグカップは隣にある。
ヤマネ「ヤシチ兄様・・・♪」[赤面]

翌日

ミルモ「あ〜ん。う〜ん、このふわっとした舌触り〜、また買ってくれよな」
ミルモはくもっちょを食べてる。ミルモは楓の肩に乗ってる。
楓の服装・・・上は白、下は薄紫のミニスカート、サンダル。
楓「もう魔法でエアコン留めて催促するのやめてよね」[汗]
ミルモ「あれ〜? この道、遠回りじゃねぇか?」
楓「うん♪ ちょっと図書館でも寄ろうかな〜なんて^^」
ミルモ「おめぇ、くもっちょをダシに結木を待ち伏せする気だな?」

ヤシチとサスケとハンゾーは空を飛んでる。ヤシチのお尻は凄く痛そう。
サスケ「アニキー、大丈夫か?」
ハンゾー「お尻が痛そうなのら〜」
ヤシチ「余計な心配するな」
ヤマネは後ろから付いて来る。
ヤシチはミルモと楓を見つけた。ヤシチはミルモに勝負を挑んだ。ミルモは受けて立つが、ヤシチはお尻が痛くて、魔法が使えない。ミルモはその隙にケツアタックする。ヤシチは負けた。ミルモと楓は図書館に向かう。ヤマネは「兄様〜!!」と言い、ヤシチたちの所に来る。

ミルモと楓は図書館に着いた時、安純が出てくる。安純も図書館で結木を待っていたのだ。2人は殴り合いケンカになる。その時、ヤマネはヤシチの仇を取りに、ミルモに攻撃をする。ミルモはお尻に手裏剣が刺さった。ヤマネは簡単にミルモを倒した。

CM

ヤマネはヤシチたちの所に来る。ヤマネはヤシチの仇を取ったことを言うとヤシチは「余計なことをするな!!」と怒る。ヤマネは泣いて、飛んで行った。

図書館の前
ミルモ「いててて〜・・・」
楓「お尻大丈夫?」
結木「何してるんだ?」
そこには、結木と由美がいる。
結木の服装・・・上は黒、下は灰色の長ズボン。
由美の服装・・・上は緑、下は茶色のミニスカート、黄色の靴下。
楓と安純「結木くーん♪」
楓と安純は結木のとこに行き、楓はミルモを落とした。
ミルモ「あいやいやいや・・・」[汗]
楓と安純[怒&白目]
楓と安純は結木にしがみ付いてて、お互いに睨み合ってる。
結木「−−;」
ミルモ「コラー!!楓ー!!」[怒]「・・・あーあ、ケツがいてーや・・・」[汗]
楓と安純[白目]
由美「アホらし・・・」
安純「ちょっと、何であんたが結木君と一緒にいるのよーーっ!?」[怒&白目]
由美「図書館で偶然会っただけよ!!」[怒&白目]
松竹「南さぁ〜ん!」
ミルモ「ん?」
楓「あっ、松竹君! 拓斗君!」
松竹の服装・・・上は水色、下は黒の長ズボン。
拓斗の服装・・・上は赤、下は青の半ズボン、白の靴下。
由美「一緒にいたんだ」
松竹「うん! さっき、偶然会ったんだ^^ そうそう! 映画に行かない? 恐怖のバケツ男2復讐のしお怒りが今日、あるんだ!!」
ムルモ「ハラハラドキドキでしゅよ♪」
由美「面白そう♪ 絶対行くーーー!!」
ムルモ「リルムしゃんがキャーキャー怖がってるところを見てみたいでしゅ!!♪」
楓「そういえば、リルムちゃん一緒じゃないんだ」
結木「あぁ」
ミルモ「ほっとけほっとけ!!さぁ、皆で行こうぜ!!」

ヤマネは外で泣いている。そこに、ネズミが来た。ネズミは空を飛びながら「早く帰ってくるでござるよ!!」と言うが、ヤマネは帰らないと言う。ヤマネは幼い頃を思い出す。

−−−過去−−−
ヤシチが自分の手裏剣をヤマネにやる。ヤマネはヤシチを好きになる。

ヤマネは泣きながら、その手裏剣を見つめている。その時、リルムが「どうかなさいましたか?」と言って、ヤマネのところに来る。

楓と安純は結木にしがみ付いている。
女性「どうぞ、坊ちゃま」
松竹「ありがとう!」
ヤシチとサスケとハンゾーはミルモたちを見つけた。
ヤシチ「見つけたぞ!!」
ミルモとムルモは早速入る。楓たちも映画館の中に入ってく。
松竹「楽しみだね!!」
由美「早く観たいな〜♪」
楓たちは入った。
ヤシチ「ミルモー!!もう一度勝負だー!!」
ヤシチとサスケとハンゾーも入った

アリ「・・・」[汗]
沙織は、虫眼鏡でアリを見ている。
沙織「・・・理科の自由研究って面倒・・・」

ダアクが出てきて、アクミに命令した。

アクミは映画館の前に飾ってあるバケツ男をちらっと見た。

映画館
映画の中)
女性「あーーっ!!」
バケツ男からバケツをかぶられた。
バケツ男「バケバケ!!」
女性の目が赤くなった。
女性「バケ!!」

安純「くだらないわねー・・・」
由美「全然面白くない・・・」
ミルモは楓の頭の上、ヤシチは安純の頭の上、ムルモは松竹の頭の上、サスケは由美の頭の上、ハンゾーは拓斗の頭の上に乗ってる。
ヤシチ「危ない!! 逃げろー!!」
ミルモ「バケツ男が来るぞー!!」
ミルモ「ん? なぁヤシチ、俺と勝負は・・・」
ヤシチ「うるさい!! 今いいとこなのだ!!」
安純「あんたたちがうるさいのよ・・・」
アクミが来て
アクミ「いたいた・・・」
アクミは楽器を出し
アクミ「よーし!! アク、アク、アクミでポン!!」
カアァァァ。バケツ男は、映画の中から出てきた。
バケツ男「バケバケー!!」
楓「え〜!?」[汗]
松竹「バケツ男が!!」[汗]
アクミ「アイツらだよ、バケツ男!!」
バケツ男「バケバケ!!」
バケツ男は楓たちの所に来る。楓たちは立ってる。
ミルモ「アクミ、てめーの魔法か!!」
安純「こっちに来るわ!!」
結木「逃げた方がいいな・・・」
拓斗「はい」
拓斗、由美、安純、結木、楓、松竹の順に映画館を出る。
他人の男「バケツ男が消えたぞ!!」
他人の女「どうしたのかしら?」
バケツ男は楓たちを追う。
バケツ男「バケー!!」

リルムとヤマネは話ている。

外に出て、妖精たちは団扇で飛んで逃げる。
楓たち「あぁ!!」
安純「コラー、ヤシチー!! 逃げる気ー!?」
ドンッ!(バケツ男の足音)。楓たちは行き止まりでもう逃げられない。
楓たち「あぁ!!」
アクミ「まだ逃げる気かい!? 観念してやられちゃいな!!」
ミルモは前に出て
ミルモ「ヘッ! 勝負してやるぜ!!」
ヤシチも前に出て
ヤシチ「返り討ちにしてやるのだ!!」
ムルモとサスケとハンゾーは後ろで
ムルモ「頑張れお兄たまー!!」
サスケとハンゾー「フレー! フレー! ア・ニ・キ!!」
アクミ「やっちゃいな!!」
バケツ男「バッケバケー!!」
バケツ男はバケツを投げる。
バケツ男「バケー・・・バケー!!」
ミルモとヤシチ「あぁっ!」
ミルモとヤシチの楽器が光った。
ミルモとヤシチ「!!」
ムルモ「セッション魔法でしゅ!!」
サスケ「勝ちはもらったぜー!!」
ハンゾー「楽勝なのらー!!」
ミルモとヤシチはアニメどおり、お尻を痛めてて、魔法が使えない。
ミルモとヤシチ「いてーーー!!」
ミルモとヤシチはバケツの中に閉じ込められた。
そして、ムルモ、サスケ、ハンゾー3人、楓、結木、安純、松竹4人、由美、拓斗2人がそれぞれのバケツに閉じ込められた。
ムルモ「何やってんでしゅか!!」
アクミ「いいザマだね! さぁ、バケツごと踏み潰しておやり!!」
バケツ男「バァケ!!」
ムルモとサスケとハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」

バケツの中(由美と拓斗が入ってる)
拓斗「出られないぞ!!」
由美「何でこんなことになるんだー!?」
拓斗「俺たち2人じゃどうしようもないな・・・」
由美「2人・・・」
由美の頬は赤くなった。

バケツの中(楓たちが入ってる)
楓と安純はバケツの穴から外を見ている。結木と松竹は、バケツの中から出ようと力いっぱい頑張ってる。
楓「ミルモたちが大変!!」
結木「ビクともしない!!」
楓「そうだ!! コールフェアリー!!」

RRRR〜♪ リルムの携帯が鳴ってる。
リルム「あら?」
(電話から)楓「リルムちゃん!!」
リルム「楓様!!」
楓「お願い!! 助けに来て!! バケツ男に襲われてるんだけど、ミルモとヤシチが怪我してて・・・」
リルム「ミルモ様が!?」
ヤマネ「ヤシチ兄様!!」
リルム「え?」
リルムはヤマネを見ている。
(電話から)楓「あのね、場所はね」
リルム「・・・」

ミルモとヤシチ「うぎゃーー!!」
ミルモとヤシチが入ってるバケツをバケツ男は踏み潰そうとしたその時、手裏剣がバケツ男に当たった。
バケツ男「ババ・・・バケーーー!!」
リルムとヤマネが前に出た。ヤマネは手裏剣を持ってる。
リルム「ミルモ様!!」
ミルモ「リルム!!」
ヤシチ「ヤマネ!!」
バケツ男「ぐぅ〜〜・・・」
バケツ男は痛そうにしている。
アクミ「何だアイツは!?」
バケツ男は怒って
バケツ男「バケバケーー!!」[怒]
バケツ男はバケツを投げる。
ヤマネ「てぃ!!」
ヤマネはさっと避けたが、リルムがバケツの中に閉じ込められた。
リルム「キャッ!!」
ミルモ「何しに来たんだ?」
リルム「面目ない・・・」[赤面]
バケツ男「バケ・・・バケー・・・」
ヤマネ「てい!てい!てい!」
ヤマネとバケツ男は戦ってる。
ヤマネ「はっ!!」
ヤマネは手裏剣を投げて、バケツ男の手に刺さった。
バケツ男「バッケーーー!!」
ヤマネ「兄様、避けていてくださりませー!! てーーーーーー!!」
ヤマネは大きな手裏剣をミルモとヤシチが入ってるバケツの所に投げる。
ミルモとヤシチ「えーーーー!!」
バケツが半分に割れた。
ミルモ「俺はいいのかよ!?」[涙]
ヤマネ「ていてい! てい! てい!」
バケツ男「バケ・・・バケ・・・」
ムルモ「凄い戦いでしゅ・・・」
松竹「あの子、やるーぅ!!」
安純は周りを見て、バケツの右の穴(バケツ男の目)に安純と松竹がいて、左の穴からは楓と結木が外をみている。
安純[白目]
安純は左の穴の所を行って、結木にしがみ付き、楓を右にやった。
安純「うふ♪」
結木「・・・」[赤面]
楓[白目]
由美は右の穴、拓斗は左の穴で戦いを見ている。
由美「すっげー!! 行け行けーー!!」
ヤマネ「ヤマネはてんだん!! 稲妻アターック!!」
バケツ男のバケツに攻撃して、上のバケツが壊れる。
バケツ男「!! バケバケ〜!!」
バケツ男は後ろに下がって行き、座りこんだら、お尻には、下にある棘が刺さった。
バケツ男「!! バケバケバケ〜〜〜!!」
アクミ「しっかりしろバケツ男!!」
ミルモとヤシチ「・・・−−;」
ヤマネはミルモとヤシチの前に立った。
ヤシチ「いいぞヤマネ!! 魔法でトドメだ!!」
ヤマネ「はい!! ヤマ、ヤマ、ヤマネでポン!!」
カアァァァ。
アクミ「あぁ!!」
上から団栗が出て、バケツ男にコンッと当たっただけ。
アクミ「へ・・・?」[黒丸目]
ミルモや楓たち「・・・」[黒丸目]
ヤマネ「あのー、魔法の修行はしてないのでございます」
ミルモや楓たち[汗]
アクミ「脅かしやがって〜・・・行け!! バケツ男!!」
バケツ男「バケバケ!!」
バケツ男のバケツがヤマネの所に向かって来る。
ミルモ「あぶねー!!」
ミルモはヤマネを助ける。ヤマネはバケツの中に入らなくて済んだ。
ミルモ「怪我はないか!?」
ヤマネ「はい・・・」
アクミ「え〜い、さっさと終わらせちゃいな!!」
バケツ男「バケバケー!!」
バケツ男は服の中にあるたくさんのバケツを出そうとする。
ヤシチも前に出て
ヤシチ「ヤマネに頼ってばかりでは」
ヤシチはお尻に貼ってある湿布?を外す。
ミルモ「カッコつかねぇよな」
ミルモもお尻に貼ってある湿布を外す。
2人の楽器が光った。
ミルモとヤシチはお互いにアイコンタクトを取る。
ミルモとヤシチ「●●、●●、●●●でポン!!」
カアァァァ。
バケツ男「バケバケー!!」
バケツ男はたくさんのバケツを投げる。
ミルモとヤシチの魔法で、バリアが出た。バケツ男のバケツは消える。そして、バリアの中から、デカいバケツが出て、アクミとバケツ男に攻撃した。
アクミ「きゃあぁ〜!! 覚えてろ〜!!」
キラーン・・・。楓たち、由美たち、リルム、ムルモたちのバケツが消えた。

(映画の中)
バケツ男がボロボロになった状態で帰ってきた。
バケツ男「バケ〜・・・」

映画館
女の人「戻ったみたい・・・」
男の人「何でやられてんだ?」

ミルモ「へぇー・・・お前、ネズミの妹だったのか」
ヤマネ「はい。助けてくださって、ありがとうございました!!」
由美「小さいのにしっかりしてるのね〜。私は鈴木由美! よろしくね^^」
ヤマネ「はい! 未熟者ですが、どうぞよろしくお願いします!!」
リルム「うふ♪ ヤマネさんの愛しい方・・・」
ヤマネ「あぁぁ!!」[赤面]
ヤマネはリルムの口を塞ぐ。
ヤマネ「それは内緒でございます・・・」[赤面]
楓、ムルモ、サスケ、ハンゾーは興味津々にヤマネとリルムの所に来る。
サスケ「へぇ〜?」
楓「何々?」
ムルモ「何の話でしゅか?」
ヤマネ「な、何でもございません・・・」
ヤマネは恥ずかしくて顔を隠してしまう。ヤシチはヤマネに背を向けて
ヤシチ「分かったか、ヤマネ!? 人間界には危険がいっぱいあるんだぞ」
ヤマネ「え?」
ヤシチ「妹のように育ったお前を危険な目に遭わせたくないのだ・・・。妖精界へ帰れ!!」
ヤマネ「兄様・・・うぅ・・・」
サスケ「だけど、ヤマネがいなかったら、アニキはやられてたぜ!!」
ハンゾー「なのら!!」
ヤシチ[汗]「え・・・それは・・・」[赤面」
リルム「ヤマネさんはヤシチさんを信じて人間界へいらしたんですわ!! 帰れなんて言ったら私は投げ飛ばしてしまいそうですわー!!」
ヤシチ「ま、待て!!」
ヤマネは涙目でヤシチを見る。ヤシチは前髪で目が隠れてる。
ヤシチ「あっ・・・」
ヤマネ「うっ、うう・・・」
ヤシチ「・・・・・・ハァ〜・・・修行に来てもいいが、ときどきだぞ」
ヤマネの顔は笑顔になる。
ヤマネ「ありがとうございます!!」
サスケとハンゾーは喜んでお互いに手を繋いでる。ミルモとリルムとムルモもニコニコしている。楓たち、人間も微笑んでる。楓と安純は結木にしがみ付いている。
松竹「ねぇ、バケツ男の続き見ようよ!!」
安純「恋愛映画がいいわ〜♪ 結木君と2人っきりで・・・♪」
楓「日高さん!!」
ミルモは手にくもっちょを持ってる。
ミルモ「やれやれ・・・」
ヤマネ「あのー、それは?」
ミルモ「くもっちょってんだ。美味そうだろ?」
ヤマネ「はい!! とっても☆」
ミルモ「しょうがねぇな〜。ほら」
ミルモはヤマネにくもっちょをやる。
ヤマネ「いただきます^^ あ〜ん」
ヤシチ「よ、よせ!! ヤマネに甘い物を食べさせるなぁ!!」[汗&顔真っ青]
ミルモ「え?」
ヤマネ「あ〜ん」
ヤマネはくもっちょを口の中に入れた。
ヤマネ「うっふふのふ♪ 何だかとってもいい気分でございますわ・・・♪」
バーン!! ○☆×△□〜・・・
ヤマネ「あら? 私、どうしたのでございましょう?」
ヤマネの周りは、見事に外や妖精(ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、サスケ、ハンゾー)や人間(楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗)がボロボロになってる。
ヤシチ「ヤマネは甘い物食べると・・・酔っぱらって、大暴れするのだ・・・」
ミルモ「だから弟子にしたくなかったんだな・・・」
ミルモとヤシチは倒れた。
ヤマネ「え?・・・ひっく」

終わり


■ アニス (145回/2013/01/23(Wed) 16:35:37/No5103)

第80話【ぶっちゃけ、どーよ?】には、登場しません。

第81話【坊ちゃまクエスト・ペラペラ剣の謎】

ある星☆が回ってる。ある声が聞こえる。
・・・「魔王現れし時、金の星型を持つ者を現れ、その者は・・・」
あるおじいさんが出てくる。
おじいさん「勇者だ!!」

ミルモ「うおぉぉぉ〜!!」[白目]
ミルモはテレビゲームしている。右に、ヤシチとサスケとハンゾー、左に、リルムとムルモがいる。
ミルモ「こんにゃろこんにゃろこんにゃろこんにゃろえいえいこんにゃろ・・・はははー!! やったー!! イェーイイェーイ!!」
テレビの上から松竹が
松竹「どう?^^ 松竹エンタテーメントの新作ゲームは? その名も【坊ちゃまクエスト・ペラペラ剣の謎】!! 略して坊クエ!!」
ミルモ「おぉ〜!! メチャメチャ面白れぇぜ!!」
サスケ「アニキー、オイラもやりたいぜ〜!!」
ハンゾー「僕もなのら〜!!」
ヤシチ「まぁ待て。次は拙者の番だから、その後だ」
サスケ「えぇ〜!!」
ハンゾー「ズルいのら〜!!」
ヤシチ[怒]
サスケとハンゾー「オイラだって<僕だって>」
ヤシチ「うるさーい!!」
サスケとハンゾー「!!」
ミルモ「おぉ〜またモンスターだぁ!! よぉ〜し!!」
ヤシチはミルモの隣に来て
ヤシチ「待てミルモ!! 次は拙者の番だぞ!!」
ミルモ「あぁ? んなこと知らねぇよ」
ヤシチ「何ー!?」[怒&白目]
ミルモ「行けー!! 必殺・・・」
ヤシチ「どけー!! 拙者がやるのだー!!」
ミルモとヤシチは押し合いしている。
楓「ちょっとケンカよしなよ〜」
沙織「2人とも、エキサイティングね」
拓斗は沙織の隣にいる。
安純「結木くぅ〜ん」
楓「ん?」
安純は結木にしがみ付いてる。由美は結木のベッドに座ってる。皆の服装は、アニメどおり。
由美の服装・・・上は緑、下は茶色のミニスカート、黄色の靴下。
拓斗の服装・・・上はオレンジ、水色の半ズボン、白の靴下。
安純「私たちは一緒にやりましょうね^^」
楓「日高さん、ズルいわよ!!」
楓は安純の脚を引っ張って
楓「結木君にくっついちゃダメェ!!」
沙織「ぶぇ〜っくしょい〜!!」
楓と結木と安純と由美と拓斗「・・・」[黒丸目]
沙織の鼻水は強烈。
沙織「あっ、ごめんなさい」
由美「な、何〜!?」[汗]
沙織「私、恋愛話を聞いてしまうと、何故かくしゃみが出ちゃうの」
由美「えぇ!? 何で何で??」
楓「江口さんは恋愛話が苦手なのよ^^; だから・・・^^;」
由美「へぇ〜・・・(変な人〜)」[汗]
拓斗「ノーコメント・・・」[汗]
結木「ところで、何で俺の部屋でゲームを・・・」
松竹「まぁ、細かいことは気にしないで^^」
ミルモとヤシチのケンカが目立ってる。
サスケ「アニキー、ケンカしてるんならオイラがやるぜ!!」
ハンゾー「僕が先なのら!!」
ミルモとヤシチのケンカにサスケとハンゾーも混ざっちゃう。
ムルモ「ショッカクビ〜ム!!」
ミルモとヤシチとサスケとハンゾー「んぎゃあぁぁぁ!!」
4人とも、真っ黒焦げになり、下に落ちた。ムルモがゲームの上に乗り、
ムルモ「皆、どいてくれたみたいでしゅから、僕がやるでしゅ!!」
ミルモ、ヤシチ、サスケ、ハンゾーは起き上がって
ミルモとヤシチとサスケとハンゾー「ふざけんな〜!!」[白目]
皆、また、ケンカになる。
リルム「皆さん、やめてくださ〜い!!」
窓からワルモ団が除いている。
ワルモ団「フフフフフフフフ・・・」
ゴロー「ミルモたち」
シロー「ゲームに夢中で」
サブロー「隙だらけだぞ」
ジロー「今日こそ奴らを」
イチローとアクミ「倒してやる!!」
イチロー「ん?」
隣にはアクミがいる。
ワルモ団とアクミ「あぁ〜!!」
ヤシチ「とにかく次は拙者の番だー!!」[白目]
ヤシチはトライアングルを出した。
サスケ「オイラだぜー!!」
ハンゾー「僕なのら〜!!」
サスケとハンゾーも楽器を出している。
ムルモ「僕でしゅ!!」[白目]
ミルモ「俺だ!!」[白目]
リルム「皆さん、いい加減にしろですわー!!」[怒&白目]
窓が開いて、ワルモ団は入ってく。
ワルモ団「ミルモ覚悟ー!!」
アクミも結木の部屋に入ってく。
アクミ「コラ待てー!!」
ミルモ「ミルモで」[白目]
ヤシチ「ヤシチで」[白目]
サスケ「サスケで」[白目]
ハンゾー「ハンゾーで」[白目]
ムルモ「ムルモで」[白目]
リルム「リルムで」[怒&白目]
アクミ「アクミで」[白目]
ワルモ団「ワルモで」[白目]
ミルモ、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ムルモ、リルム、アクミ、ワルモ団「ポン!!」
カアァァァ・・・し〜ん。結木の部屋には、誰もいない・・・。

女の人の声が聞こえる。
・・・「目覚めよ、勇者。この世界を・・・救いたまえ・・・」

ミルモが目を覚ます。ミルモはベッドで寝ている。
ミルモ「ん・・・」
ミルモは身体を起こす。そこは、暖炉やイスなどある。誰かの家にいる。
ミルモ「ん?・・・・・・何所だ此処?」
ドアが開いた。そこには、老人姿の松竹がいる。
ミルモ「ん?」
松竹「あぁ!! ミルモ、気が付いたんだね!!」
松竹の目に涙が出てくる。
ミルモ「松竹、ここは一体・・・」
松竹はミルモに泣きながらしがみ付く。
松竹「ミルモ〜、此処何所なの〜?」
ミルモ[汗]「いや、俺が聞いてんだよ−−;」
松竹「うぅぅぅ・・・」
ミルモ「てゆーか、何だ? その格好?」
松竹「分かんないよ。気が付いたら、ここにいて、皆を探しても何所にもいないし、やっとミルモだけ見つけたんだよ〜!!」
ミルモ「そっか・・・。こりゃあ何か起こったな。とりあえず、俺も他の奴らを探してみるか!! えいよっと」
ミルモはベッドから降りた時、金の星型が落ちた。
松竹「ん?」
ミルモ「何だこりゃあ?」
松竹「あぁ!! これって坊クエの勇者の証の金の星型!!」
ミルモ「坊クエって、さっきやってた松竹ん家のゲームのか?」
松竹「うん。ひょっとして僕達、ゲームの中に入りこんじゃったんじゃ・・・」
ミルモ「ゲームの中に?・・・何ぃ〜!?」
ミルモは家が吹っ飛ぶ程にデカい声で叫んだ。
ミルモ「どうゆうことだよ!? ちゃんと外に出られる出られんだろうなぁ〜!?」[怒&白目]
松竹「そ、そんなの分かんないよ!!」[汗]
ミルモ「お前ん家の作ったゲームだろ〜!!」[怒&白目]
松竹「!!」
ミルモ「・・・とまぁ、取り乱してもしょうがねぇ。とにかく・・・」
ミルモは金の星型を服に飾っている。
ミルモ「コイツを俺が持ってたってことは、俺が勇者だってことだな〜」
松竹「じゃあ、僕は最初に勇者が出会う森の老人だね」
ミルモ「多分、他の奴らもゲームの中のキャラクターになってんだ!!」
松竹「! そっか!! じゃあ、ゲームを進めてみれば皆に会えるかも!?」
ミルモ「うぉ〜!! 何か面白そうだな!! どうすりゃあいいんだ?」
松竹「勇者はまず、タウンの街へ旅に出るんだ!!」
ミルモ「よぉ〜し、とりあえず出発だぁ!!」
松竹「おぉ〜!!」

家の前の外
松竹「と言っても、森の老人は旅に出られないんだよね〜・・・」[涙]
ミルモ「じゃあな〜!!」

ミルモは旅へ出発する。そこで、クマ(イチロー)、ネコ(ジロー)、イヌ(サブロー)、サル(シロー)、トリ(ゴロー)が出てきた。ミルモとワルモ団は魔法が使えない。ミルモはケツアタックをした。ミルモはコインをゲットした。

タウンの街に着いた勇者(ミルモ)。松竹はコロシアムの支配人になってる。ミルモはまた、松竹に会う。ミルモは武道大会に出る。ミルモの相手は無敵のチャンピョンのカンフーンデビル。それは南楓なのだ。楓は走ってやる気を出していたのだが、石ころに躓いて転んだ。ミルモの勝ちとなった。

ミルモと楓は一緒に旅をする。2人は武器を買いに武器を売っているお店に入る。店員はサスケとハンゾー。ミルモはいい剣を選んだが、お金が足りなくて、買えるのはハンマーだけ。

結局、ミルモはハンマーを買った。また、ワルモ団が現れた。今度は、皆で合体している?蟹?になっている(5人の顔はある)。ワルモ団はミルモと楓に攻撃しようとする。2人は避けた。ミルモはワルモ団の顔をハンマーで殴ってるが、効果がない。ミルモは「全然役に立たねぇじゃねぇか!」[怒&白目]と言い、ハンマーを捨てた。ミルモは「楓、お前も戦え!!」と言うが、楓は「無理・・・−−」[涙]と言う。ミルモは「お前、格闘家だろー!!」[怒&白目]と言う。ミルモはワルモ団に攻撃されそうになったが、ヤシチがワルモ団を助けた。

砂漠の中。ミルモと楓とヤシチは砂漠の中を歩いている。
ヤシチ「だから拙者も仲間にになってやると言ってるだろ!!」
ミルモ「いらねぇよ。大体、ゲームの中でも忍者なんて芸がねぇんだよ」
ヤシチ「何だとー!!」
楓「ミルモ!」
ヤシチは止まって
ヤシチ「やはり、貴様とは仲間になれん!! ここで決着をつけてやる!!」
ミルモ「面白れぇ。返り討ちにしてやるぜい!!」
ミルモは剣を持つ。
楓「ちょっと、ケンカしないで仲良くしようよ〜!!」
その時、地面が揺れる。
ミルモ「ん?」
楓「何?」
ヤシチ「何だ?」
その時、ヤシチの下から何かが出てくる。
ヤシチ「あぁぁぁ〜!!」
何か、龍のような化け物が出てきた。
ミルモ「わぁ!!」
楓「何これ〜!?」
ヤシチ「あぁぁ〜!!」
ヤシチは下にミルモの目の前に落ちた。
ミルモ「丁度いい!! 早速、新しい剣を試すか!!」
ミルモは化け物の所に向かう。
ミルモ「トゥ!! あぁぁぁ〜!!」
ミルモは化け物の頭に剣で攻撃したが、化け物の頭が固すぎてて、剣からミルモにまで痛さが響いた。
化け物「ガァ〜〜!!!」
ミルモは落ちて、ヤシチの頭にぶつかる。2人とも、タンコブが出来た。
ミルモ「ぎゃ!!」
楓「ミルモ!! あっ・・・」
楓たちの目の前には、ピラミッドがある。
楓「あんな所にピラミッドが・・・」
化け物「ギャア〜!!」
楓「!! わあぁぁぁぁ〜〜〜!!」
楓はミルモとヤシチを抱えて、化け物から逃げる。楓はピラミッドの中に入った。化け物は下に潜った。

楓「ハァハァハァハァ・・・何とか助かったぁ〜!!」
・・・「誰だい?」
アクミの声。
楓「あっ、あぁぁぁぁ!!」
楓はミルモとヤシチを落としてしまった。
ミルモ「何しやがる!!」[白目]
ヤシチ「鼻がつぶれたらどうするのだぁ!?」[白目]
楓「あっ、つい・・・^^;」
アクミ「騒々しい奴らだな!!」
楓とヤシチ「ん<あ>?」
アクミが出てきた。
ミルモ「アクミ!!」

CM

ミルモ「アクミ!!」
楓「アクミちゃんもいたの?」
ヤシチ「どうしてお主が?」
アクミ「お前らがいっぺんに魔法を使ったからだろ!!」[怒&白目]
ミルモとヤシチ「は<へ>?」

−−−回想−−−
ミルモ「ミルモで」[白目]
ヤシチ「ヤシチで」[白目]
サスケ「サスケで」[白目]
ハンゾー「ハンゾーで」[白目]
ムルモ「ムルモで」[白目]
リルム「リルムで」[怒&白目]
アクミ「アクミで」[白目]
ワルモ団「ワルモで」[白目]
ミルモ、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ムルモ、リルム、アクミ、ワルモ団「ポン!!」
カアァァァ。

ミルモと楓とヤシチ「あぁ〜・・・」
アクミ「『あぁ〜』じゃねぇ!! 人を巻き込んどいて呑気な事言ってんじゃねぇ!!」
・・・「まぁまぁ、怒ったところで何も変わらないから落ち着きなよ」
ミルモと楓とヤシチとアクミ「ん?」
そこにいるのは、由美。由美は魔女の姿をしている(服装は魔女が来ている服で色は黒っぽい紫)。箒を持っている。
楓「由美ちゃん!!」
ヤシチ「お主のその格好は・・・」
由美「私は魔女のオバさんの役だわ。魔道師の下っ端の。私たち、本当にゲームの世界にいるんだね☆ わくわくするなぁ!! それに、魔女になれるなんて嬉しい☆ ねぇ皆、私に魔女、似合う?♡」
ミルモたち[汗]
楓「うん、とっても^^;」
アクミ「え〜い!! そんなことはどうでもいいんだよ!! カルパッチョ!!」[白目]
アクミが持っている掃除機みたいなものから青い球が出てきた。青い球がビリビリなってる。
ミルモと楓とヤシチ「うわあぁ〜!!」
ミルモたちは電気から避けた。
ミルモ「お前何で魔法が使えんだ!?」
アクミ「そりゃあアタイは魔道師だからね!!」
由美「勿論、私も使えるんだよ。だって、魔女なんですもの!!☆」
アクミ「・・・ってんなことどーでもいいんだよ!!」[怒&白目]「オセキハーン!!」
赤い球が出てきた。竜巻が出てきた。そして、安純が出てきた。
安純「ゴオォォォォ〜〜!!」[白目]
安純は、怖い恐竜みたいな着ぐるみな物(赤紫)を着ている。頭に角が生えてる。楓はヤシチの後ろで目を瞑って伏せて震えている。
ヤシチ「安純!!」
楓「えぇ!? 日高さん?」
安純「何で私がこんな役なのよ〜!?」[白目]
安純は口から炎を出している。
ヤシチ「いや、似合ってるぞ」[汗]
楓「うん」[汗]
由美「そんな役できるのは、あんただけよ」
安純は楓とヤシチと由美を見て
安純「何ですってぇ〜!? ゴオォォォ〜・・・」[白目]
安純はミルモ、楓、ヤシチ、由美に炎をかけている。
由美「きゃあ」
由美は箒で飛んだ。3人は炎から逃げてる。
ミルモたち「うわあぁぁ〜!!」
由美「危ない危ない・・・」[汗]
アクミ「あはははは!! いいじゃんいいじゃん!! 行け行けー!!^^」
安純「笑ってんじゃないわよ〜!! ゴオォォォ〜!!」[白目]
アクミ「あぁぁぁ・・・」
アクミは火から避けた。アクミはミルモたちと一緒に逃げる。
ミルモたち「わあぁぁぁ〜!!」
由美は箒に乗って浮いている。
由美「あ〜あ・・・こりゃ終わりそうもないね」
由美は下に下りて、箒を回す。
由美「ハァ〜・・・アブラ〜カタブラ〜・・・」
箒から青い光が出る。由美は箒を持つ。
ミルモたち「わあぁぁぁ〜〜〜!!」
安純「ゴオォォォ〜!!」[白目]
ミルモたちは、まだ追いかけられてる。
由美「え〜い!! 黙らんかい〜!!」[白目]
由美は安純の頭を殴った。
安純「いぃ〜!!」
ミルモたち「え?」[汗]
ミルモたちは止まる。
安純「痛いわね〜!! 何するのよ〜!!」[怒&白目]
由美「うるさいから黙らせただけじゃない!! 相変わらず落ち着きがなさすぎよ!!」[怒&白目]
安純「何ですってぇ〜!? このインチキ魔女!!」[怒&白目]
由美「何だって〜!? この怪物鬼!! 」[怒&白目]
ミルモと楓とヤシチとアクミ「・・・」[汗]
ミルモ「ゲームの中でもケンカするなよ・・・」[汗]
安純「もうイライラするわぁ〜〜!! ゴオォォォ〜〜〜!!」[怒&白目]
安純はまた、炎を出した。
ミルモと楓とヤシチとアクミ「ひいぃぃぃ〜〜〜!!」
ヤシチ「安純をこれ以上怒らせるな由美〜!!」
安純はまた、ミルモたちに炎をかける。ミルモたちは逃げる。
安純「ゴオォォォ〜〜!!」[怒&白目]
由美「・・・ハァ、こうなったら・・・・・」「はあぁぁぁ〜〜〜〜!!」[白目]
由美は安純の頭を足で思いっきり蹴った。安純は吹っ飛んで壁にぶつかった。ガンッ!!
安純「あっ・・・あ・・・」
安純は目が回ってる。
由美「シュートだぜ!!」
由美はウインクして、決めポーズをした。
ミルモたち「はあぁぁぁ〜〜〜・・・」[汗]
ミルモ「助かったぜ〜・・・」[汗]
楓「由美ちゃん、カッコいい!!☆」
ヤシチ「やるではないか、お主!!☆」
由美「うん。だっていつも、やられっぱなしだったから、今、アイツを倒せたことがすっげー嬉しいんだもん!!^^ ヤシチもいつもアイツにコキ使われっぱなしだろ。あんたの仇も取ってやったわ☆」
ヤシチ「ありがとう由美!! 拙者はスッキリしたぞ☆」
由美「それに、ストレス解消にもなっちゃった♡ オホホホ♪」
ミルモ「よっぽど悔しかったんだな−−;」
楓「^^;」
アクミ「アイツはもう、呼ばない方がいいね」
ミルモ「あぁ。都に着くまで持たねぇからな」
アクミ「!! 都・・・」
アクミは身体を起こして
アクミ「じゃあ、お前が勇者なのか? アタイはここで勇者の剣を守ってんだ」
勇者の剣は目の前に床に刺さってある。4人は剣の前にいる。
ミルモ「勇者の剣?」
アクミ「唯一魔王を倒すことが出来る伝説の剣さ!!」
楓「魔王?」
ヤシチ「そいつはいい!!」
ヤシチは剣の所に行って
ヤシチ「ミルモ!! この件はキサマなどより、拙者にこそ相応しい!!」
楓「あぁ!」
ミルモ「ヤシチ!! てめぇ」
ヤシチ「勇者の剣、拙者が頂いたぁ!!」
ところが、剣が抜けない。
ヤシチ「・・・あれ?」[汗]
ヤシチは頑張って引っこ抜こうとしている。
ヤシチ「んぬぬぬぬ〜・・・あれ〜?」
ミルモと楓と由美「ん?」
アクミ「勇者の剣は、真の勇者にしか抜けないんだよ!!」
楓「そうなんだぁ・・・」
ミルモ「成る程な〜」
ミルモは剣の所に向かって歩く。ヤシチはまだ、剣を引っこ抜こうとしている。
ミルモ「ほらどけ、偽勇者!!」
ミルモはヤシチを蹴った。ミルモは剣の目の前にいる。ミルモは剣に触る。
ミルモ「んぬぬぬ〜・・・」
剣は光って、無事に剣を手に入れた。
ミルモ「どうだー!!」
剣はピラピラになった。
ミルモ「え?」[汗]
楓と由美とアクミ「・・・」[汗]
楓「ねぇ、あれって本当に勇者の剣なの?」
アクミ「さ、さぁ・・・」[汗]
由美「全然役に立たなさそうだけど・・・」
ミルモ「何だこりゃ、ペラペラじゃねぇか!!」
ヤシチ「あはははははー!! キサマには似合ってるぞ〜!!」
ミルモは剣でヤシチの顔を殴った(偶然)。ヤシチは倒れた。
ミルモ「くそー!! 松竹出て来ーい!!」[怒]


松竹はまだ、コロシアムの支配人。
松竹「さぁー、武道大会に出る人はいないかな〜!?^^」
お客さんは減った。
松竹「ハァ・・・僕、いつまで支配人のままなのかな〜・・・」

ミルモ、楓、ヤシチ、由美、アクミは都に着いた。由美は箒に乗ってる。都は怖い顔をしている建物?
ミルモ「あれが都か?」
ヤシチ「随分ドロドロしいなぁ・・・」
楓「うそ・・・こんなんじゃなかったはずだけど・・・」
由美「あちゃ〜・・・」
アクミ「一足遅かったみたいだね」
楓「え?」
ミルモ「どうゆうことだ?」
由美「あれは魔王の城よ」
アクミ「恐らく、都はもう、魔王の手に落ちたんだ!!」
ミルモと楓とヤシチ「えぇぇ〜!? じゃあ、あれは○×△□○×・・・」
3人は、由美とアクミに言ってる。
由美「あ〜うるさいうるさいうるさ〜い!!」[怒&白目]
アクミ[怒]「喧しい!! そんなのアタイが知ったことか!! 文句は魔王に言いな!!」[怒&白目]
ミルモ「ちくしょー、魔王め〜!!」「俺の苦労を台無しにしやがって〜・・・」[怒&白目]「ぶっ飛ばしてやる!!」[白目]
アクミ「右に同じじゃん!!」[白目]
ヤシチ「左に同じだ!!」[白目]
由美「右と左に同じよ!!」[白目]
楓「私も!!」
剣がペラ〜となった。
皆「・・・−−」
ヤシチ「何か、やる気がないよな・・・−−」
由美「まぁ、早く行きますか・・・−−」
ミルモ「おい由美、おめぇだけ箒に乗ってズルいぞ!! 俺にも乗させろ!!」
ミルモはジャンプして由美の後ろに乗った。
由美「きゃあ!!」
箒が揺れる。
ヤシチ「なら拙者も!!」
ヤシチもジャンプしてミルモの後ろに乗った。箒がますます揺れる。
由美「きゃあぁ〜〜!!」
ミルモ「うわあぁぁ〜〜!!」
アクミ「アタイも乗させてもらうよ!!」
アクミも乗った。箒はかなり揺れる。右に揺れたり、左に揺れたりしている。
ミルモとヤシチと由美とアクミ「うわあぁぁぁ〜〜〜〜!!」
楓「み、皆〜!!」[汗]
箒は落ちて、ミルモたちも落ちた。ドテッ!!
ミルモ「いってぇ〜・・・。全然使えねぇじゃねぇか〜〜!!」[怒&白目]
ヤシチ「お尻が痛いではないか!!」[怒&白目]
アクミ「やっぱりお前、全然役に立たないじゃねぇかよ!!」[怒&白目]
由美「何だってぇ〜!? あんたたちが重すぎるのよ!! この顔デカ!!」[怒&白目]
4人は、言い争ってる。
楓「・・・」[汗]

イチロー「悪のモンスター」
ワルモ団「ワルモ団!!」
ワルモ団は決まってる。
アクミ「カルパッチョ!!」
アクミは青の球を出した。ワルモ団に攻撃した。ボッカーン
ワルモ団「うわあぁぁ〜!!」
ヤシチは手裏剣を5つくらいワルモ団に向けた。
ミルモ「はあぁぁ〜!!」
ミルモは剣で攻撃した。
ミルモたち「おりゃおりゃおりゃおりゃ〜!!」
ミルモたちは走って魔王の城の中に入った。ワルモ団は倒れた。コインがたくさん落ちた。

サスケ「魔界の戦士サスケだぜ!!」
ハンゾー「同じくハンゾーなのら!!」
2人は鉄の帽子を被ってて、武器も持ってる。
楓「あっちに美味しいお菓子があったわよ〜^^」
サスケとハンゾー「えぇぇ〜!?」
楓「早く行かないとなくなっちゃうかも〜」
サスケ「いい急げだぜ〜!!」
ハンゾー「なのら〜!!」
2人は走った。
ミルモ「役に立たない戦士だな〜」
ヤシチ「不甲斐ない・・・−−」
由美「いつものサスケとハンゾーだね−−」

ミルモたちはドアを開けた。
ミルモ「やい魔王!! 出てきやがれ!!」
し〜ん
アクミ「真っ暗じゃん」
ヤシチ「何も見えんぞ」
いきなり、ドアが閉まった。
ミルモたち「あぁ!!」
皆は、後ろを向く。
ミルモ「しまった!!」
ヤシチ「洒落か!?☆」
ミルモ「ん?」
ヤシチ「閉まった!!^^」
ベチーッ!! ヤシチは叩かれた。ヤシチは大きなタンコブが出来た。
ヤシチ「うぅ〜、痛い・・・」
ミルモ「面白くねぇんだよ!!」[怒&白目]
アクミ[怒&白目]
由美「エンマ先生以上にくだらん・・・−−;」
由美の眉毛が上がってる。
楓「^^;」
・・・「お兄たま〜!!」
ムルモの声。
ミルモ「ん?」
楓「あの声は・・・」
ムルモが走ってこっちに来る。
ムルモ「お兄たま〜!!」[涙]
楓「ムルモちゃん!!」
ムルモはミルモにしがみ付く。
ミルモ「何でお前がいるんだ?」
ムルモ「魔王に捕まっていたんでしゅ」[涙]
ミルモ「じゃあ魔王は・・・」
ムルモ「この向こうでしゅ・・・」[涙]
ミルモ「魔王めぇ〜・・・よくもムルモを泣かしたなぁ〜!!」[白目]
ミルモは魔王の所に行こうとしたが
ムルモ「ショッカクビーム!!」[白目]
ミルモ「ぎゃあぁぁぁ〜!!」
楓と由美とアクミ[汗]
ミルモは倒れた。
ミルモ「な、何でぇ・・・」
ムルモ「バカなお兄たまでしゅ!! 魔王はこの、僕なのでしゅ!!」[白目]
ムルモは魔王になった。
楓「えぇぇぇ〜!?」
アクミ「ハマり過ぎじゃん」
由美「ある意味、似合ってるわ」
ミルモ「ちくしょ〜・・・よくも騙しやがったな〜!!」[怒&白目]
ムルモ「騙される方がバカなのでしゅ!!」[白目]
ミルモ「何だとぉ〜!!」[怒]
ムルモ「フッ、これでも喰らえでしゅ!!」[白目]
そして、急に可愛い顔になり
ムルモ「えい^^」
ムルモはオオカミを出した。
オオカミ「ウゥゥゥ〜・・・」
ミルモ「何〜!?」
ミルモは逃げる。
ミルモ「うわあぁぁぁ〜!!」
楓「ミルモ!!」
アクミは動く。
ミルモ「わあぁぁぁ・・・」
オオカミは行き止まりを作った。ミルモが逃げられないようにしている。ミルモは震えている。
アクミ「カルパッチョ!!」
オオカミに攻撃して、オオカミは倒れた。
ミルモ「・・・」[汗]
アクミ「情けないね〜!!」
ミルモ「アクミ!!」
アクミ「やっぱお前みたいなブサイクが勇者じゃダメだね!!」
ミルモ「何だと〜!?」[怒&白目]
ムルモ「ショッカクビーム!!」
アクミ「ぎゃあぁぁぁ〜!!」
ムルモはアクミにショッカクビームをした。アクミは倒れた。
ムルモ「フッフッフ、覚悟しろでしゅ!! お兄たま〜」[白目]
ミルモは剣を持って構えてる。
ミルモとムルモ「・・・」
ミルモ「マシュマロ」
ミルモはデカいマシュマロをムルモにやった。
ムルモ「わあぁ〜い^^」
ミルモ「えい!!」[白目]
ミルモは剣でムルモの頭を殴った。
ムルモ「!!・・・や、やられたでしゅ〜・・・」
ムルモは目が回って、倒れた。
ミルモ「ヘッ、所詮は子供だな」
後ろにいるオオカミが光り出した。
ミルモ「ん?」
オオカミは結気君の姿になってる。結木は髭が生えていて、国王の格好をしている。
ミルモ「え?」
楓「結木君!!」
結木は立ち上がる。
楓「大丈夫?」
結木「あぁ」
ミルモ「結木はモンスターだったのか」
結木「いや、国王だったんだけど、大魔王に姿を変えられて・・・」
ミルモ「大魔王?」
結木「そうだ!! 姫が大魔王に浚われてしまったんだ!! 遥か西の大陸へ助けに行かないと・・・」
ミルモ「えぇ〜、ま〜だ続くのかよ〜。めんどくせ〜な〜・・・−−」
楓「まぁまぁ、そんなこと言わないで・・・^^;」
由美「またまた旅に出発よ〜!!☆」

ミルモたちは、外を歩いてる。
・・・「あ〜あぁ〜〜〜」
右から赤ん坊の泣き声が聞こえる。
ミルモたち「ん?」
アクミ「何だぁ?」
ミルモたちは右の方を向くと、籠の中から泣き声が聞こえてくる。
楓「あの籠の中から聞こえるわ」
結木「行ってみよう」
行ってみると籠の中には、赤ん坊がいる。
由美「赤ん坊だわ!!」
楓「可愛い〜☆」
楓は赤ん坊を抱いた。赤ん坊が籠の中からどくと、籠の中に何かの手紙が入ってる。
ミルモ「ん? 何だこれは?」
楓たち「ん?」
ミルモ「え〜、何々・・・『この子供にミルクを飲ませてください』・・・ミルク?」
ヤシチ「これのことか?」
籠の中には、ミルクが入っている。ヤシチは楓にミルクを渡して、楓は赤ん坊にミルクを飲ませる。赤ん坊は泣き止んだ。
赤ん坊「ばぁ〜〜♪」
アクミ「あ〜やっと泣き止んだよ」[汗]
ピカーッ・・・赤ん坊が光り出した。
ミルモたち「!!」
ミルモ「何だぁ!?」
由美「眩しいよ〜」
赤ん坊が姿が普通の人間の姿になった。眩しいのが収まった。皆、少しずつ目を開ける。
ミルモ「ん・・・ん・・・」
由美「香川君!!」
ミルモ「あ?」
そこには、拓斗がいる。拓斗は、旅人が出かけるような服装をしている。色は灰色。
ミルモ「おめぇ、何で赤ん坊になってたんだ?」
拓斗「大魔王が俺の姿を赤ん坊にしたんだよ」
結木「ということは拓斗君は1人の正義感が強い旅人ということだな」
拓斗「はい」
ヤシチ「お主、似合ってるぞ!!」
楓「うん!!」
拓斗「あ、ありがとうございます」[赤面]
由美「・・・」[赤面]
由美は嬉しい様子。

西の大陸の城?
リルム「あぁ〜勇者様〜♪ 早く、この囚われの姫を助けてくださいませ^^」
リルムはピンク色のお姫様が着るような服を着ている。
・・・「姫!!」
ミルモの声。
リルム「あぁ!!」
・・・「姫は何所だ!?」
リルム「いや〜勇者様ですわ〜!! 私ちょっと恥ずかしいですわ〜!!」
ボコッ・・・。ドアの所には、ミルモと結木と由美がいる。
ミルモ「あっ!」
リルム「キャ〜!! お待ちしていましたわ〜勇者様〜^^」
ミルモ「アイツか?」
結木「あぁ」
ミルモ「ケツアターック!!」
リルム「バァ〜!!」
ミルモはリルムにケツアタックをした。リルムは吹っ飛んだ。
リルム「な、何をするんですの!?」
ミルモ「うるせー大魔王!! さっさと姫を返しやがれー!!」[白目]
リルム「??? え? 嫌ですわミルモ様〜!! 私がそのお姫様で・・・」
由美「嘘つくな!! 偽姫!!」
リルム「な、何をおっしゃいますの!? 私は本物のお姫様で・・・」
・・・「お姫様がいたわよー!!」
楓の声。
リルム「へ?」[黒丸目]
楓とヤシチと拓斗とアクミは姫を連れて来た。姫は江口沙織。
結木「おぉ姫、無事だったか」
リルム「あ・・・」
リルムはガ〜ンとなった。
リルム「そ、それでは私は・・・」「大魔王だったのですね〜!!」[白目]
リルムはかなり怖い大魔王の姿になった。
ミルモ「行くぞ!!」
ヤシチとアクミ「おう!!」
アクミ「カルパッチョ!!」
リルムにはカルパッチョが効かない。
ヤシチは手裏剣を投げる。
リルム「はあぁぁぁ〜!!」[白目]
リルムは手裏剣を息で吹き返す。
ミルモ「はあぁ〜!!」
ミルモはリルムに剣で殴ろうとする。
リルム「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」[白目]
リルムはミルモにパンチされまくってる。ミルモは吹っ飛んだ。ミルモ、ボコボコ。
楓「ミルモ!!」
ヤシチ「流石は大魔王、手ごわいな・・・」
アクミ「仕方ない、あんまり呼びたくなかったけど・・・オセキハーン!!」
赤い球が出て、竜巻が出た。安純が出た。
安純「ゴオォォォ〜〜!! 何また呼び出してんのよ〜!!」[白目]
アクミ「いや、敵はこっちじゃなくて・・・^^;」
安純「!!」
安純は結木にしがみ付く。
安純「あらぁ、結木君いたの^^」
楓「あぁ〜日高さん、くっついちゃダメェ〜!!」
ヤシチとアクミ「・・・」[汗]
リルムは口から炎を出してる。
ヤシチ「ダメだこりゃ・・・」[汗]
ミルモは起き上がる。
ミルモ「ちっくしょ〜!! やっぱこの勇者の剣、偽物なんじゃねぇか〜?」
ヤシチ「ペラペラだしな・・・」
沙織「その剣には、秘密があるのです」
ミルモや楓たち「え?」
楓と安純は結木の取り合いの途中。
楓「江口さん」
沙織「勇者の剣は、そのままでは本当の力が出せないのです・・・」
アクミ「本当の力?」
ミルモ「どうすりゃいいんだ?」
沙織「それは・・・・・・お湯をかけるの」
ミルモと楓と結木とヤシチと安純と由美と拓斗とアクミ「え?」[汗]
リルム「こうなったらもう、皆纏めて滅茶苦茶にしてやるですわー!!」[白目]
何かが光った。
リルム「ん?」
楓が勇者の剣にお湯をかけてる。
ミルモ「あぁぁぁ・・・」
剣が光った。ミルモは格好が変身した。背中に羽が生えてる。剣は緑色。ミルモのポーズが決まった。
ミルモ「スーパーミルモ!!」
剣がふにゃふにゃになった。
ミルモ「え? おい、今度はふにゃふにゃだぞ!!」
沙織「それが勇者の剣の本当の姿、ワカメ剣です!」
ミルモ「は?」[黒丸目]
楓たち「・・・」[黒丸目]
楓「ワカメ・・・」
リルム「驚かしやがってですわ〜!!」[白目]
ミルモ「ひいぃぃぃ〜!! え〜こうなりゃヤケクソだぁ!! とりゃー!!」
ワカメ剣は伸びて、リルムを縛った。
リルム「えぇ!? わ・・・な、何ですの〜? うぅ」
リルムの足は滑った。
リルム「うわ、うわ、うわあぁぁ〜!!」
リルムはどんどん後ろに下がって、壁が破けた。
リルム「あ〜?」
リルムは崖から落ちた。
リルム「あ〜れ〜??」
ミルモや楓たちはそれを見てる。
安純「やっつけちゃったの?」
結木「みたいだな・・・」
楓「すっごーい!! やったね、ミルモ!!^^」
ミルモ「お? まぁ〜こんなもんだぜ〜!!」[赤面]
ワカメ剣はふにゃ〜っとなった。

そして、勇者(ミルモ)とお姫様(沙織)の結婚式。
司会は松竹。席は、右はワルモ団、左は楓たち(右から、楓、結木、安純、由美、拓斗、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ムルモ、アクミ)。
松竹「オホン! あなたはこの者を夫とすることを誓いますか?^^」
沙織「ぶえ〜っくしょい〜!!」
ミルモと松竹「!!」
沙織の鼻水は強烈。
沙織「はい」
松竹「んん〜・・・あなたはこの者を妻とすることを近いますか?^^」
ミルモ「おう!」
何かの丸の絵?みたいなのが結木の部屋が見えるようになった。
ミルモと松竹「あぁ!!」
ミルモ「結木の部屋だぜ!!」
松竹「きっと、ゲームをクリアすれば、外に出られるんだぁ!! では皆さん、この結婚を認めますか?^^」
楓と結木とヤシチと安純とムルモとサスケと由美とハンゾーと拓斗とアクミとワルモ団(前に妖精たち(右からワルモ団、ムルモ、アクミ、ヤシチ、サスケ、ハンゾー)、後ろに人間たち(右から結木にしがみ付いてる安純、結木、楓、由美、拓斗))「認めま・・・^^」
リルム「・・・せんわ!!」
楓たち「ん?」
後ろには、巨大している魔王姿のリルム。
ミルモ「ゲッ、リルム!!」
リルム「ミルモ様が他の方と結婚なんて、例えゲームでも認めませんわ〜!!」[白目]
皆「○×△□○×△□〜・・・」

終わり


■ アニス (146回/2013/01/23(Wed) 17:41:34/No5104)

この話に初登場する森君の下の名前を変えます。それは、一(はじめ)ってよく考えると、神奈一がいたので、名前が一緒になってしまいますので・・・><;(高校生の時の私はそこまで考えてなかったな・・・)すみません!![汗]

第82話【秘密基地を守れ!】には、登場しません。

第83話【行くぞ!テレビ局】

楓たちの学校
2年6組。今は休み時間。
悦美「楓! 楓! 見てよこれ!!」
悦美は楓のところに来た。
楓「ん?」
悦美は楓に雑誌を見せた。その雑誌には、アイドルが載っている。
悦美「ほらこの子! オーディションに10万人の中から選ばれたんだってー!!」
楓「あー! 私たちと同い年だー!!」
悦美「いっきなりドラマの主役に大抜擢!! アイドル街道まっしぐだよ!!」
楓「へぇー・・・すごーい!!」
悦美「いいよねぇー。あたしも一著オーディションに応募してみようかな・・・。ねぇねぇ、楓も一緒にどう?」
・・・「オーッホッホッホッホ」
安純の声。
楓と悦美「?」
安純「ホッホッホッホッホッホッホ・・・あ〜ら、ごめんなさ〜い♪ その程度のルックスでテレビに出ようなんてちゃんちゃら可笑しくて♪」
楓「いいじゃない!!」
安純「まっ、あたしならその気になれば、簡単にデビュー出来るけど・・・あなたたちはアイドルよりコンドルになった方が早いんじゃない?」

−−−楓がコンドルになった姿−−−

楓「ちょっと何それ!?」
安純「それとも、プードルでもいいかも?」

−−−悦美がプードルになった姿−−−

悦美「もーーー怒ったーーー!!」
3人はケンカになった。
結木「そろそろ席替えしてくれないかな・・・」[汗]
松竹が6組に入ってきた。
松竹「大ニュース!! 大ニュースだよ!!」
楓「ん? 松竹君・・・」
松竹「江口さん、明日テレビに出るんだってー!!」
楓と安純と悦美「えぇーーー!?」
楓「江口さんがぁ?」
松竹「日曜お昼のじゃんじゃん歌うスタジオの生番組でフルートを演奏するんだって!!」
楓と悦美は沙織のとこに来て
楓「江口さん、本当?」
沙織「えぇ」
楓「すっごーい!!」
悦美「こん〜っなすぐ近くにテレビに出ちゃう人がいたなんて!!☆」
安純「フンッ! それしきで大騒ぎしちゃんなんて馬鹿みたい!! ねぇ、結木君もそう思うわよね!?」
結木は机にはいない。
安純「あら?」
結木「頑張れよ!! 江口」
安純「え?」
安純は倒れた。
松竹「というわけでさ、明日は皆で応援に行こうよ!!」
楓「え? そんなことできるの?」
松竹「もっちろん!! だって、松竹テレビの番組だもの!!」
結木「お前ん家って、何でも有りだな・・・」[汗]
楓と悦美「あーーー!! 楽しみーー!!☆」

由美たちの学校
楓たちの学校と同じく休み時間。6年3組の教室には、ある1人の眼鏡をかけてる男の子が自分の席で何かの雑誌を見ている。
男の子「ふふふ・・・」
拓斗は自分の席に着こうとしたとき
拓斗「ん? 森、ちょっと雑誌見せてくれないか?」
森「いいですよ!」

男の子の紹介
●名前・・・森学(もりまなぶ)
●ルックス・・・デュエルマスターズのれく太に似ている。

森が見ている雑誌には、沙織が載っている。
拓斗「沙織さん!!」
森「香川君、君、沙織ちゃんのファンなんですか!?」
拓斗「いや、俺は別に・・・ただの友達だよ」
森「友達〜!? どうしてあなたと沙織ちゃんが〜〜!? えぇ〜〜〜!?」
拓斗「どうしてって言われても・・・」[汗]
千草「何話してるの?」
そこには、由美と美保もいた。
森「藤井さん、鈴木さん、松尾さん」

●名前・・・藤井千草(ふじいちぐさ)
●髪型・・・黒髪で、ショートヘア(少々おかっぱ)
●関係・・・由美の親友

●名前・・・松尾美保(まつおみほ)
●髪型・・・ロングヘアで、下に2つ結び。髪の色は茶色
●関係・・・由美の親友

(2人とも既に前から登場してるけど、まだ紹介してなかったので^^;)

由美「この人、どこかで見たことあるような・・・」
千草「江口沙織だー!!」
由美「え?・・・あぁ!! 沙織ちゃんだぁ!! つーか千草、あんた知ってんの?」
千草「当ったり前でしょ! あんたじゃあるまいし・・・」
美保「何で由美が知ってんのよ?」
由美「何でって、友達の友達だから知り合ったの」
千草と美保「えぇぇーーーー!?」
千草「ちょっと、今度会わせなさいよ!!」
美保「にしても、綺麗だな〜♪」
美保は勝手に雑誌を見ている。
森「あーっ!! 勝手に見ないでください!!」
千草「いいじゃないの、別に!!」
美保「えー・・・何々?・・・ええぇーーー!! 日曜テレビに出るの!?」
由美「!!(テレビ!?)」
千草「うそー!? って、日曜って明日じゃないの!!」
美保「森君って、馬鹿に真面目なわりには江口沙織のファンなんだぁー!! 以外ー」
森「別に・・・僕は・・・」[赤面]
千草「隠すな隠すなー♪」
由美「(ふんっ・・・どーでもいいわ・・・)」
由美はムッとなっている。
森「そうだ!! 皆さんも一緒に演奏を観に行きましょう!」
由美と千草と美保「えぇぇーーーー!?」
拓斗「そんなこと、できるのか?」
森「勿論! この僕が嘘をつくとでも思いますか?」
森の眼鏡がキラーンと光った。そして森は、何枚かの前売り券を出した。
由美と千草と美保「あぁ!!」
森「僕はこの日の為に、たくさん集めていたんです。鈴木さん、香川君!!」
由美「な、何!?」[汗]
森「明日は絶対に沙織ちゃんに会わせてください!! 何が何でもです!!」
拓斗「あ、あぁ」[汗]
由美「はいはい」[汗]
森「・・・(そして、握手してもらって、サインを貰いますよ〜〜〜!!♡)」

翌日

楓、結木、安純、松竹、沙織、悦美はテレビ局に着いた。妖精はパートナーの肩に乗ってる。テレビ局の中に入ったら、有名人だらけ。

楓たちは歩いてる。安純は止まる。安純はヤシチにこそっと
安純「ヤシチ、ちょっと来なさい!」
ヤシチ「え?」
純「いいからこっち!!」
悦美「あれっ、どうしたの日高さん?」
安純「ギクッ」
松竹「スタジオはそっちじゃないよ!」
安純「ちょ、ちょっと急な用事を思い出しちゃって・・・先行っててもらえる? じゃあ」
安純は去った。
楓たち「?」
アクミが出てきた。
アクミ「へへ〜見〜つけた! ダアク様のご命令通り、今日は絶対目を離さないよ!! お?」
廊下を歩いている長髪の青い髪の色の男の人が歩いている。
アクミ「きゃあ〜!! ダアク様そっくり〜!!♡」[ハート目]
アクミはダアクに似た人に着いてく。アクミはミルモや楓たちとすれ違う。楓たちも歩く。

由美、拓斗、千草、美保、森もテレビ局に入って歩いてる。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
由美の服装・・・上は藍色、下は黄色のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は水色、下は青の半ズボン、白の靴下。
千草の服装・・・上は白、下は水色のミニスカート、白の薄い黄色の靴下。
美保の服装・・・上は赤、下はオレンジの長ズボン。
森の服装・・・上は黄緑、下は灰色の半ズボン、白の靴下。
森「今日は何としても絶対に沙織ちゃんとお話をしますよ〜!」
森はブツブツ言ってる。
千草「なーにブツブツ言ってんのよ!」
サスケ「よぉーし、今日は絶対にアフロ先生に会うぜ!!」
ハンゾー「そして、サインを貰うのら〜!!」
拓斗「(サインって言っても、アフロ先生はハンゾーたちが見えてないんじゃ・・・)」
由美「(やれやれ、またアフロ先生かー・・・!・・・ちょっと私、トイレに行ってくるから先行ってて!!」
千草「うん」
由美はサスケにこそっと
由美「サスケ、あんたも来るのよ!」
サスケ「えぇ〜!?」
由美は去る。
ハンゾー「サスケも行っちゃったのら〜」
拓斗「・・・」

楓たちは、スタジオに着いた。
松竹「さぁどうぞ!!」
スタジオは流石に凄い所。
ミルモたち「おぉーーーー!!」
女「あっ! 江口沙織!!」
女B「本当だ! 沙織ちゃんだぁ!!」
女C「握手してくださーい!!」
女D「私もー!!」
沢山の人々が沙織のところに集まる。
悦美「すごいね江口さん、大人気・・・」
楓「何だか私も握手してもらいたくなってきた・・・」
結木「いつでも出来るんじゃないか・・・」
拓斗、千草、美保、森もスタジオの中にいる。しかし拓斗たちの身長では、周りの人の身長で沙織が見えない。
森「み、見えません〜〜!!」[汗]
森は頑張って背伸びしている。
千草「さっすが江口沙織!!」
拓斗「!!」
拓斗は楓たちがいることに気付く。
拓斗「楓さん! 結木さん! 松竹さん!」
ハンゾー「ミルモたちなのら〜!!」
ミルモや楓たち「ん?」
ミルモ「ハンゾー! 拓斗!」
楓「拓斗君!!」
松竹「拓斗君も江口さんの演奏を観に来たの?」
拓斗「はい! クラスメイトの森君が誘ってくれたんです!」
結木「森君?」
森「森学です!!」
千草「江口沙織の大ファンなのよ!!」
楓「そうなの!!」
森「余計なこと言わないでください!!」[赤面]
楓と拓斗「そう言えば、由美ちゃん<安純さん>は一緒じゃないの<じゃないんですか>? あ・・・」
楓と拓斗は見事にハモった。

ドアの外から安純がスタジオの中を覗いている。
安純「フンッ! いい気なもんよね!!」
ヤシチ「安純ー、拙者も中に入りたいのだ・・・」
安純「ダメよ!! 今日はとっておきの計画があるんだから」
ヤシチ「計画?」
安純「ヤシチ、プロデューサー連れて来てちょうだい!」
ヤシチ「プロレスラー?」
安純「プロデューサー!!」
ヤシチ「ひゃ〜〜!!」
安純「番組を作ってる偉い人よ!」
ヤシチ「え?」
安純「で、あんたの魔法で、私を即歌手デビューしてくれるように仕向けるの!!」
ヤシチ「・・・」[汗]
・・・「あーあ、またヤシチの魔法で何とかしようとしてるのね!!」
由美の声。
安純「ん?」
そこには、由美と団扇で飛んでるサスケがいる。
ヤシチ「サスケ!!」
サスケ「アニキー!!」
安純「何であんたがここにいるのよー!?」[怒&白目]
由美「何でって、クラスメイトの森君って人が沙織ちゃんのファンだから、一緒に来ただけよ!!」[怒&白目]
ヤシチ「ほほぅ・・・」
安純「私って、この通りアイドルの素質はバッチリ備えてるじゃない?♪」
ヤシチとサスケ「・・・」[汗]
由美「何言ってんだよ!! そんなわけないじゃないの」
安純「何ですってぇ!?」[怒]
由美「ヤシチの魔法を利用して楽してアイドルになろうとしているバカな考えから間違ってるわ。自分からオーディション受けなきゃ意味ないっつーの!!」
ヤシチはうんうんと頷いてる。
安純「じゃあ、あんたはどうしてここにサスケといるわけ!?」[怒&白目]
由美「私はただ、女優の勉強をするためにサスケと一緒にいるだけよ!!」
安純「はぁ!? どうしてあんたが女優の勉強をするの!?」
由美[ギクッ]「・・・そ、そんなのあんたには関係ないだろ!!」[汗]
安純「ひょっとしてあんた、女優になりたいなんて思ってないでしょ〜ね〜!?」
由美「!・・・んなわけないでしょ〜が!!」[汗&怒]
安純「そうよね〜!! あんたのそのルックスではぜ〜ったいに無理なんだから!!」
由美[怒&白目]
安純「よかったわ♪ 叶わない夢見ていないで・・・♪」
サスケ「・・・」[汗]
由美「何だってぇ〜!? それどうゆう意味よ!? 私のルックスのどこがいけないっての!?」[怒&白目]
安純「顔からスタイルまでよ!! このチビ!!」[怒&白目]
由美「あんたの顔よりずっと私の方が可愛いんだから!! あんただって、叶わない夢見ないでよ!! それに、あんまり怒ってると顔に皺が増えるわよ!! このオバさん!!」[怒&白目]
安純「オ、オバさん!?・・・キイィィィ〜〜〜!! このガキ、ムカつくわぁ〜〜!! あんたが妖精だったらもう、トイレに流してたのに〜!!」[怒&白目]
由美「あ〜ぁ、人間でよかったぁ〜!! つーかヤシチ、あんたよく、コイツのパートナーになったな・・・−−;」
ヤシチ「もう慣れたのだ」[汗]
サスケ「オイラも慣れたぜ」[汗]
安純「私がアイドルだったら・・・♪」
ヤシチとサスケと由美「・・・−−;」

−−−妄想−−−
そこには、アイドルになっている安純。
安純「皆さん、初めまして!! 日高安純です♪ 趣味はポエムを描くこと♪ 休みの日は、専らお部屋のお掃除をしてま〜す^^ デビューしたばっかりでドキドキですが、どうか応援してね♡ チュッ♪」
安純は投げキスをした。

安純「えへへへ〜」
ヤシチとサスケと由美「−−」
ヤシチ「安純がアイドル歌手・・・」

−−−妄想−−−
安純「あははは^^」
安純が自分のお部屋に戻った。
安純「・・・ガァァァ〜〜〜」[白目]
突然、安純の顔が鬼のようになった。歯にキバが生えており、耳が尖がってる。そして、安純の服装は、かなり悪魔。安純の顔はデカく、ヤシチに近づく。
ヤシチ「ひいぃぃぃ〜〜〜!!」
安純「ヤシチ!! 私のCDを100万枚、売り捌いてらっしゃい!!」[白目]
ヤシチ「えぇぇぇ〜!? そんな無茶な〜・・・」
ヤシチはビクビクしている。
安純「出来ないって言うの!? だったら・・・トイレ100回流しの刑よ〜!!」
トイレに流れているヤシチ「嫌〜〜〜!!」

ヤシチとサスケと由美「・・・」[白目&顔真っ青]
ヤシチ「お、恐ろしい・・・」[白目&顔真っ青]
サスケ「悪夢だぜ・・・」[白目&顔真っ青]
由美「地獄にいるようなものね・・・」[白目&顔真っ青]
安純「何してんのよ!? さっさとしなさい!」
ヤシチ「い、嫌だーーー!!」
ヤシチは逃げようとしたが、安純が手で捕まえて
安純「何ですって〜〜!?」
ヤシチ「あ、いやぁ〜、あ、安純はアイドル歌手よりどちらかと言うと、女優の方が向いてるんではないかな?」[汗]
安純「女優・・・」

−−−妄想−−−
安純が女優になって、いい成績を取って、結木が「おめでとう」と言ってるところ。楓は寂しく結木と安純を見ている。

安純「ニッ・・・悪くないわねぇ・・・」
ヤシチ「助かったぁ〜・・・」
由美「考えてることが大体分かるわ」
由美は呆れて言ってる。
・・・「君たち、何してるんです?」
安純「ハッ! い、いえ、別に・・・あー!! あなたは・・・筒井監督!?」
そう、あの【映画スター?結木くん】に登場していた筒井監督。
由美「誰・・・?○П○」
筒井「は、はい・・・そうですが・・・」
安純はヤシチをポイッと投げ
ヤシチ「いーーーー!!」
サスケ「アニキーーー!!」
安純「お願いします!! 私を使ってください!!」
筒井「は?」[汗]
安純「私、女優の卵なんです!! あの劇団星影のトップスターなんです!!」
筒井「劇団星影・・・聞いたことないなぁ・・・」[汗]
安純「周りからは・・・千の仮面を持つ天才だってよく言われます。実は、身体が弱くて、どうしても・・・」
ヤシチ「全部出任せではないか・・・−−」
由美「聞いてるこっちがヒクわ・・・」[怒]
筒井「そ、そんな・・・突然言われても・・・」[汗]
安純は筒井の襟を強く持って、乱暴に振っている。
安純「お願いしますぅ〜〜!! 監督ぅ〜〜〜!!」
めがねの人「筒井ちゃんっ!! 大変ですー!! 役者が1人倒れちゃってー・・・」
安純「あーーーーーあーーーー!!」[白目]
めがね「あーーー!! もうあんな大事な役、そう簡単に代わりいないじゃん!! ん?」
安純「ウガーーーーーウガーーーーーー!!」[白目]
めがねは安純を見る。
めがね「・・・」
めがねの眼鏡がキラーンとなった。
めがね「ちょっとあんた!!」
安純「邪魔しないでよー!!」[白目]
めがね「女優になる気、ないざんすか?」
安純「!!」
ヤシチとサスケ「へ?」
由美「うそ・・・?」

スタジオ
楓、結木、松竹、悦美、拓斗、千草、美保、森が座ってた。席は、森、美保、千草、拓斗、悦美、楓、結木、松竹の順。
楓「江口さん、緊張してないかなー?」
悦美「何か、こっちがドキドキしてきた・・・」
千草「私もー」
森「(沙織ちゃんを生で・・・この目で見れるんだ・・・)」
森はドキドキしている。
楓「学君って本当に江口さんのファンなんだね!」
松竹は席から放れようとしたとき
楓「松竹君、どこ行くの?」
松竹「ちょ・・・ちょっとトイレ」[汗]
楓「ん?」
松竹「(実は南さんをあっと驚かす用意がしてあるんだ・・・楽しみにしていてね!)」
松竹がスタジオを出た時に、廊下にアフロ先生が歩いている。
ミルモ「あぁっ!! アフロ先生だぁ!!」
リルムとハンゾー「えぇ!?」
ムルモ「本当でしゅか!?」
ミルモ「あぁ!! 俺がアフロ先生を見間違えるわけねーだろ!!」
ミルモは団扇で飛ぶ。リルムとムルモとハンゾーも一緒に行く。
ミルモ「アフロ先生ー!!」
楓「ミルモ?」

アクミ「待って〜!! ダアク様似の素敵なお兄さ〜ん♡」[ハート目]
ダアクに似た人「ん?」
ダアクに似た人の顔はかなりブサイク。
アクミ「ゲッ!! お前だったのかよ・・・。しまった、ミルモたちのこと、見失っちまったじゃねぇか〜!!」

ミルモとリルムとムルモとハンゾーは団扇で飛んでアフロ先生を捜してる。
ミルモ「あれ〜? 何所行ったんだぁ〜?・・・ん?」
アフロの髪の毛が見える。
ミルモ「いたー!!」
だけど、アフロ先生ではなく、アフロ(【ちびまる子ちゃん】のまる子のお母さんの髪型に似てる)の髪型のオバさんだった。
ミルモ「・・・」[白目]
リルム「あ〜!! 残念、人違いでしたわ!!」
ムルモ「でも、すご〜くいい匂いがしてるでしゅよ♪」
ハンゾー「これはケーキなのら〜♪」
何と、そこは、お料理番組の生放送をするところなのだ。ケーキ、卵などがある。
オバさん「皆様、おこんにちは^^ シジミ座はアサリでございます。今日は、ふわふわクリームのケーキを作ります。まず、このおボウルにお牛乳を入れてください」
オバさんは、ボウルの中に牛乳を入れる。
ミルモ「うひょ〜美味そう〜!!」
ムルモ「早く食べたいでしゅ!」
ハンゾー「あまり遅くは待てないのら!」
リルム「私、お手伝いして参りますわ!!^^」
リルムはオバさんの所に行く。
ミルモ「! お〜い、リルム〜」
オバさん「お次にお卵を入れます」
リルム「リルムでポン」
カアァァァ。
オバさん「入れましたら、お次はよ〜くかき混ぜて・・・ん?」
何と、ボウルの中のケーキの材料がいきなり膨れだす。そして、ケーキ(作り途中ですが)、ボウルの中からオバさんの顔にかかる。材料が踊ってるみたいに材料が動く。
オバさん「うわ、うわあぁぁ〜〜〜!!」
ミルモ「あっちゃ〜・・・」[汗]
後ろからアクミが来る。
アクミ「見つけたよ、ミルモ!! やいミルモ!!」
ミルモ「うわあぁぁ〜〜!!」
ミルモはその場を離れる。
アクミ「ん?」
ケーキの材料はアクミにかかる。
アクミ「きゃあぁぁ〜〜〜!!」
ミルモ「さぁ、行くぞ」[汗]
ミルモとリルムとムルモとハンゾーは去る。
オバさん「今日のおケーキは失敗です。それでは皆様、また来週^^」
オバさんは頭から足まで白く染まってる。
アクミ「あっ・・・あっ」
アクミも見事に白く染まった。

ミルモ「確かここに入ってったはずだ・・・」
ミルモ、リルム、ムルモ、ハンゾーはアフロ先生を捜している。すると、そこにゴリラっぽい人(失礼ですが^^;)がいる。その人は壺を手に持っている。
ゴリラっぽい人「うほ〜。コイツは掘り出すものだ〜。俺の自慢の胸毛あっても反応してるぜ〜^^」
ミルモ「アフロ先生〜^^」
ミルモは胸毛に抱きつく。
ゴリラっぽい人「うぉ!!」
壺を落としそうになる。
ゴリラっぽい人「ほ〜・・」
壺を取った。落とさずに済んだ。
男性「それでは、●●先生、判定結果お願いしまーす!!」
ミルモ「スリスリ〜^^ ん?」「うげ〜!! 気色悪〜」[白目&顔真っ青]
ムルモ「紛らわしい胸毛するなでしゅ!! ショッカクビーム!!」[白目]
ゴリラっぽい人「うおぉぉぉ〜」
ゴリラっぽい人は、黒こげになった。
ムルモ「お兄たま、あっちを見てみるでしゅ」
ミルモ「そうだな」
ミルモたちは去る。
ゴリラっぽい人「・・・」
壺が落ちて、割れた。

楓はスタジオの外に出てた。
楓「ミルモたち、遅いなぁ・・・」
その時、アクミが通った。楓はアクミを見る。
アクミ「くぅ〜・・・ミルモたちめ〜・・・ただじゃおかね〜・・・」[白目]
楓「大変!!」
結木「どうした南?」
結木と拓斗が来た。
楓「結木君! 拓斗君! 今、アクミちゃんがあっちに・・・」
結木「何だと!?」
拓斗「何でテレビ局にまで・・・」
楓「きっとまた何か企んでるのよ!! 急いでミルモに知らせなきゃ!!」
楓は携帯を出した。
・・・「コラー! ダメじゃないか!!」
楓「ん?」
ダアクに似た人「収録中は携帯電話の使用は禁止されてるんだ!!」
楓「す、すいません・・・」
ダアクに似た人「頼むよ・・・」
楓「どうしよう・・・」
結木「とにかく、アクミを追いかけよう!!」
楓「うん・・・江口さん、ごめんね・・・」
楓、結木、拓斗は走る。

CM

スタジオ
席は悦美、千草、美保、森の順。
悦美「皆、どこ行っちゃったのよー?」
千草「香川君もいないわよー」
ダアクに似た人「はぁーい、本番行きまーす!!」
オレンジの服を着た太っている男の人が前に出る。
オレンジ「イェーイ!! ジャンジャン歌うスタジオの時間です!! 司会は私、肌は餅肌♪ ●●●です!! 今日のゲストは、女の子たちのスーパーアイドル、リョウ・キサラギー!!」
リョウは、下から登場する。
りょう「チャオ!! キサラギリョウです!! 今日も皆のハートを・・・コンコン、入ってますか? あぁ、すみません・・・ってノックするぜー!!」
女の子たち「キャアァァァ〜〜!!」
りょう「(決まった・・・)」
オレンジ「それからもう1人、何と、テレビに初出演、クラシック界の天才美少女、江口沙織ちゃん、イェーイ、ウワーオ!!」
お客たち「うぉーーーーーー!!」
リョウより、沙織に対しての歓声が高い。
りょう「・・・○П○;」
森「沙織ちゃんです沙織ちゃんですーー♡」[ハート目]
美保「わーったから少し静かにして!」[汗]
悦美と千草「・・・」[汗]
オレンジ「おやおや、噂では聞いてましたが、可愛いわねー!!^^」
沙織「そんなことありません!!」
レンジ「学校でも人気者でしょ!?」
沙織「いえ、別に・・・」
オレンジ「またまた、謙遜しちゃって・・・ボーイフレンドだっていっぱいいるんじゃないのかしら?」
沙織「ぶぇーーーっくしょい!!」
オレンジとリョウ「!!」
森「さ、沙織ちゃん?○П○;」
オレンジ「え、えーと・・・沙織ちゃんには、のちほど演奏をしてもらいますよ」
悦美「江口さんって、本当に恋愛話はダメなのね」[汗]
森は悦美の顔に近付いて
森「本当ですかーーー!?」
悦美「う、うん・・・」[汗]
千草と美保「・・・」[汗]
森「あ〜〜、よかったですぅーーー!!」[涙]
悦美「ねぇ、学君っていつもこうなの?」[汗]
千草「ううん、学校の時とはものすごく別人!!」[汗]
美保「私たちも森君が江口沙織の隠れファンだったことは昨日知ったばかりなの」[汗]

安純はどこかの部屋に入ってて、ヤシチは安純の髪をといてる。

由美とサスケは安純が部屋にいる廊下の隣に立っている。
由美「あ〜何で私じゃなくてアイツが選ばれるわけー!?」[怒]
サスケ「仕方ないぜ」
由美「私の魅力に気付かないなんて、あのメガネジジイはセンスないじゃないの!!」[怒]
サスケ「・・・」[汗]
由美「私はもっと、テレビを見るようにするわ・・・。あーそれと、アイドルにも憧れてたわ。私♪ 私がアイドルだったらぜーーーーったいに大人気で、CDも沢山売れてるのになぁ〜・・・♪」
サスケ「ハーァー・・・オイラ、何しに来たんだ?」[汗]

あのメガネが安純の部屋に来て、この着ぐるみを着てっと言った。

ミルモとリルムとムルモはまだ、アフロ先生を捜している。
ムルモ「何所にもいましぇんよ」
リルム「そろそろ江口様のスタジオに戻った方がよろしいのでは?」
ミルモ「嫌だー!! 俺は一目アフロ先生を見るまでは絶対に諦めねぇからなー!!」
ハンゾー「あぁ〜!! あれは・・・」
廊下に歩いているのは、何と、アフロ先生。
ミルモ「アフロ先生だ!!」
ムルモ「お兄たま、見失わないでくだしゃいよ!!」
ミルモ「分かってるって! ミルモでポン!!」
カアァァァ。紐が出て、アフロ先生の髪の毛を捕まえた。ミルモたちは紐に捕まる。
ミルモ「ついて来い!!」

スタジオ
キサラギリョウが歌い終わった。
ファンの女の子たち「キャーーー!!」
リョウ「センキュー!! 即ちありがとう!!」
オレンジ「イェーイ!! いつもながらに素敵なショーでした!! それでは、ファンの熱いエールにお答えして、リョウ君にはもう一曲歌ってきただきましょう^^」
その時、誰かがオレンジを引っ張りだして、何かを話しているよう。
オレンジ「マジなの!?」
オレンジが出てきた。
オレンジ「と思ったんですけど、ここで突然ながら、もう1人、スペシャルゲストに登場していただくことになったようです」
リョウ「What!?」
オレンジ「イェーイ!! どうぞ^^」
松竹がスタジオの前から登場した。服装は凄く派手な黄色。
リョウ「スーパーアイドルの僕を差し置いて、何者だ!?」
悦美「ま、松竹君!?」[汗]
千草と美保と森「・・・」[汗]
松竹は下に下りた。
オレンジとリョウ「・・・」[汗]
松竹グループの防衛隊がオレンジとリョウをどかす。
オレンジとリョウ「あぁ・・・」
松竹がブランコから下りた。
松竹「ふぅ・・・。今日は好きな人を想って、シャウトしちゃいます!! 聴いてください、シンデレラサワー!!」
音楽が流れる。たくさんの松竹防衛隊が可笑しな恰好をしてピンクのボンボンを持って、踊る。
松竹「夏が似合う、シンデレラは、永遠に君だけさぁ〜♪グオォォォ〜〜〜!!」
松竹はぐるぐる回る。
りょう「○П○・・・フッ、負けたぜ!」
松竹「(この想いを届いて・・・南さん!!)」
しかし、楓たちはいない。いるのは、悦美と千草と美保と森だけ。
悦美「松竹く〜ん!!♡」[ハート目]
千草と美保と森「・・・−−」
松竹「ガーン・・・○П○」[真っ白]
松竹は真っ白に固まってしまった。

由美は廊下で1つの部屋を覗いている。
由美「うんうん、かなり納得・・・☆ 話が上手すぎると思ったのよね〜。バチが当たったのよ!!・・・いい気味、日高安純☆」
そこは、アフロ先生たちが演技をしている部屋。
ミルモとリルムとムルモとハンゾー「・・・」
生徒「先生!!」
アフロ先生「いいか、お前たちは1人じゃない!! 友情パワーを忘れるな!! 大切なのは、心を1つにすることだ!!」
ミルモ「さっすが本物のアフロ先生だぜ!!」
アフロ先生「One for all!! All for one!! さぁ、皆で!!」[涙]
皆「One for all!! All for one!!」[涙]
犬(着ぐるみを着ている)「ワン!!」
アフロ先生「もっと大きな声で!!」[涙]
皆「One for all!! All for one!!」[涙]
犬「ワン!!」
アフロ先生「もう一回!!」[涙]
皆「One for all!! All for one!!」[涙]
犬(安純)「ワン!!」
そう、犬の着ぐるみを着ているのは、安純なのだ。
筒井監督「いいじゃないですか、あの子。あの吠え声で芝居が引き締まりました」
めがね「そうざんしょそうざんしょ!? ミーの目に狂いはないざんしょ!?」
安純は震えている。
安純「何で、この私が・・・い、犬なのよ〜!?」[涙]
ヤシチとサスケ「ひゃ〜っはっはっはっは・・・^^」
ヤシチとサスケは安純の後ろで笑う。
安純「笑うんじゃないわよ〜!!」[涙]
安純は尻尾でヤシチとサスケを叩く。
リルム「あ〜感激ですわ^^」
ミルモ「流石は俺のアフロ先生!! いいこと言うぜ!!」
・・・「やっと見つけたぜ!!」
アクミの声。
ミルモ「ん?」
後ろには、アクミがいる。
ミルモ「アクミ!!」
アクミ「さっきはよくもやってくれたな!! たっぷりお礼してやろうじゃん!! アク、アク、アクミでポン!!」
カアァァァ。自転車に使う空気入れが出た。アフロ先生の髪が膨れていく。
アフロ先生「ん?」
どんどんアフロが膨れていく。
アフロ先生「おぉぉぉ〜〜!? 俺のアフロがぁ!!」
ラグビー部の皆「うわあぁぁ〜〜〜!!」
皆は逃げる。
筒井「!!」
めがね「筒井ちゃん、逃げるざんすよ!!」
筒井「うわあぁぁ〜!!」
由美「えぇ!? 何あれ??」[汗]
楓と結木と拓斗がやって来た。
楓「由美ちゃん!!」
由美「皆!! 見てよ、あれを!!」
アフロが部屋からはみ出ている。
楓「あぁぁぁ!!」
アフロ先生「重い・・・頭が、重い・・・」
安純とヤシチとサスケは隅っこで潰されてる。
安純「嫌〜、何なのよ〜!?」[涙]
ミルモ「ミルモでポン!!」
カアァァァ。画鋲がいくつか出て、アフロに刺して、アフロがしぼんでいく。
アクミ「きゃあぁぁ〜〜!」
アクミは抜けた空気の勢いで吹っ飛んで壁にぶつかった。アフロ先生は倒れている。ミルモとリルムとムルモとハンゾーは、アフロ先生の側にいる。楓と結木と由美と拓斗はミルモたちの所に来た。
楓「ミルモ!!」
そこには、安純とヤシチとサスケも倒れている。
結木「あれっ、日高じゃないか!!」
安純「!!」
結木「こんな所で何してたんだ?」
安純「さ、さぁ・・・何してたのかしら・・・」
アクミ「ミルモ、やってくれるじゃん!!」
楓「ん?」
アクミ「でも、このくらいで引き下がるアタイじゃないよ!!」
ミルモ「アフロ先生の仇だ!! ミルモでポン!!」
カアァァァ。

背景は夕日の砂浜。それはまた、ミルモがアフロ先生になってる。アクミはラグビー部の部員。
そして・・・
ミルモとアクミ「One for all!! All for one!!・・・」[涙]
リルム「友情パワーって素敵ですわ♪」[涙]
ムルモ「青春バージョンでしゅ♪」[涙]
ヤシチ「ちくしょう、涙の奴・・・」[涙]
サスケ「涙が止まらないぜ・・・」[涙]
ハンゾー「なのら〜・・・」[涙]
楓「感動ー♪」[涙]
安純「アホらしい・・・何なのよ・・・」[汗]
由美「同じく・・・」[汗]
拓斗「・・・」[汗]
結木「そろそろ、江口の演奏始まるんじゃないか・・・」[汗]
楓「あー、いけなーい!」

スタジオ
オレンジ「イェーイ! 次はいよいよ沙織ちゃんです!!」
お客たち「イェーイ!!」
森「沙織ちゃーん!! 僕が応援してますよ〜〜!!♡」[ハート目]
悦美と千草と美保「じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ」

平井「坊ちゃま・・・落ち込まないでください! 南様に伝わらずとも、この平井が坊ちゃまのハートをしっかり平井キャッチいたしました!!」
松竹「・・・」
松竹はかなり落ち込んでいる。

オレンジ「では、お願いします!!」
その時、ダアクが沙織を操った。沙織の瞳が赤くなった。演奏が始まった。

楓、結木、安純、由美、拓斗は走ってる。妖精たちは団扇で飛んでる。
楓「皆、急いで!!」
リルム「あら、何か聞こえますわ!!」
結木「江口のフルートだ・・・」

スタジオ
皆は沙織の演奏を聴いてる。黒いものが出てきてる。黒いものが女の人の身体に染み込んだ。(席は悦美たちの後ろのにいる女の人たち)
女A「ちょっとあなた、今私の足踏んだでしょ!?」[怒&白目]
女B「あんたこそ、押さないでよね!!」[怒&白目]
悦美「え!?」
千草「何!?」

平井「さぁさぁ、坊ちゃま」
平井にも黒いものが染み込んだ。
平井「おっ? ふんっ! こんなクソガキの世話なんて平井まっぴら!!」
松竹「え?」
井「ひらんぷり!!」
松竹「えー!? 待ってよー、平井ー!!」

廊下でもたくさんの人たちがイライラしたり、泣いたりしている。楓たちは走ってる。
楓「何か変じゃない!?」

何処かの家
そこには、赤ん坊を抱いている母親がテレビで沙織の演奏を観ている。
母親「よちよち^^ いい子ねぇ^^」
テレビの中から、黒いのが出て、赤ん坊と母親の中にも黒いのが染み込んだ。
赤ん坊「あぁ〜〜〜!!」
赤ん坊は泣きだした。
母親「ママまで泣きたくなるじゃない、あぁぁぁ〜〜〜!!」
母親まで泣いてしまった。

ある何処かの家では、テレビの中から黒いのが出てきて、お祖母さんと若い女の人に染み込んで、ケンカになる。

スタジオ
たくさんの人間がケンカだらけ。悦美と千草と美保はスタジオの前にいて、困っている。
悦美と千草と美保「・・・」
楓「悦美!!」
由美「千草!! 美保!!」
悦美「あっ!! 楓ー!! もう何が何だかー!!」
千草「由美ー!! あんた今まで何してたのよー!?」
美保「皆が変なのよー!!」
松竹「皆ー!! 平井の様子がおかしいんだー!!」
松竹も来た。
ミルモ「一体何が起こったんだ!?」
ガシャーン。だんだん崩れてる。
結木「大変だ!! 早く外へ出るんだ!!」

皆が外に出てる姿
皆「きゃあぁ〜〜〜!!」

楓とミルモは沙織のとこに来て
楓「江口さーん!!」
ミルモ「何やってんだ! 逃げるぞ!!」
沙織は演奏をやめて、青い瞳に戻った。
沙織「え、えぇ・・・」
森はまだハート目でいる。
拓斗「森!! おい森!!」
森はハッとなり
森「何ですかこれはーー!!」[汗]
拓斗「演奏が中止になった! 逃げるぞ!!」
ハンゾー「今まで何も気づいてなかったみたいなのら・・・」[汗]
アクミ「よく分かんねーけど、ラッキー!! 皆、混乱してるじゃん!!」

芸能人たちも大パニック。

ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、サスケ、ハンゾー、楓、結木、安純、松竹、沙織、由美、拓斗、悦美、千草、美保、森も外に出た。
楓たち「はぁはぁはぁはぁ・・・」
楓「何あれ?」
何と、外にはたくさんのほころび穴ができてる。
ムルモ「あれって・・・」
リルム「ほころび穴ですわ・・・」
ヤシチ「あんなにたくさん・・・」
ミルモ「どうゆうことだ?」

ダアク「怒り、悲しみ、憎しみ、妬み、それが人間界の〜〜〜〜〜〜〜〜・・・。ついに〜〜〜〜〜〜〜・・・フフフフフ、フハハハハハハハ・・・」

終わり


■ アニス (147回/2013/01/25(Fri) 21:38:42/No5108)

第84話【ダアクがよみがえる時】

外の周りには、、ほころび穴が沢山ある。妖精たちはパートナーの肩に乗ってる。
楓たち「わーーーー!!」
悦美と千草と美保と森「???」
楓の足の下にほころび穴ができた。
楓「うわっわわあ!!」
楓は避けた。
リルム「また出来ましたわ!!」
悦美と千草と美保と森「???」
建物の一部が壊れて落ちてきた。皆避けた。
悦美「これって、大きい地震の前触れじゃない? う、うううう〜・・・」
森「僕たち、生きて帰れますよね〜!?」[汗]
悦美はほころび穴のところに来る。
楓「悦美あぶなーい!!」
悦美「へ? 何が?」
皆(千草と美保と森は除く)、悦美のところに来て座って見る。
楓「落ちなーい!」
悦美と千草と美保と森「?」
楓「悦美、ちょっと場所変わってくれる?」
悦美「へ? うん・・・」
場所は変わって・・・チョコチョコ・・・ピョンピョン
楓「へぇー・・・大丈夫なんだね・・・」
悦美「だから、何がってば?」
森「意味が分かりません・・・」[汗]
結木「ほころび穴って、人間が落ちることはないのか」
リルム「さぁ、考えてもみませんでしたわ」
ミルモ「そういやー、人間が妖精界へ落ちてきた話は聞いたことねーなー」
ヤシチ「穴を通れるのは妖精だけと言うことか・・・」
拓斗「ここがこれだけ沢山穴があるってことは、妖精界にもあるんだと思いますよ!!」
松竹「そっか! こっちにこれだけ開いてるってことは妖精界にも・・・」
沙織「この穴ってどういうときに開くの?」
楓「原因はよく分からないんだって」
ミルモ「楓、俺あっちの様子を見てくるぜ!!」
リルム「私も参りますわ!!」
ムルモ「僕も行くでしゅ!!」
ヤシチ「行くぞー!!」
サスケ「だぜー!!」
ハンゾー「なのらー!!」
ミルモ「じゃあな!!」
ミルモたちは、ほころび穴の中に入った。楓たち(悦美、千草、美保、森は勿論除く)は、ほころび穴の周りに集まってる。
結木「気をつけろよ!!」
拓斗「無理するなよ!!」
松竹「頑張ってね!!」
楓「皆によろしくねー!!」
安純「早く帰って掃除するのよ!!」
由美「やばそうだったら、逃げろよ!!」
悦美「皆、変だよ・・・」[汗]
千草「うん、かなりね・・・」[汗]
美保と森「・・・」[汗]

妖精界
ミルモたちは、ペータとビケーとマンボとガビンに会う。そして、エンマにも会う。

人間界
女の人2人が話している。
女の人A「あらぁ、今日はどちらへ?」
女の人B「えぇ、ちょっと買い物に^^」
2人に黒いのが染み込んだ。
2人「!!」
女の人A「ムカつくのよね、あんたの顔見ると〜!!」[白目]
女の人B「それはこっちのセリフよっ!!」[白目]

あるセーラー服を着ている女子学生3人が喫茶店の椅子に座って話している。
女の子A「私、昨日思い切って彼に告白したの〜^^」
3人に黒いのが染み込んだ。
3人「!!」
女の子A「あ〜ん!! どうせ私の恋なんか儚く散るのよ〜!!」[涙]
女の子B「そうね。あんたはぜ〜ったい無理よね!! 無理無理」
女の子C「私、横取りしちゃお〜っと」

ウサギの着ぐるみを着ている人が風船を小さな女の子にやってる。女の子はとても喜んでいる。女の子のお母さんもいる。
女の子「えへへ^^」
お母さん「よかったわね^^」
ウサギ「ラビラビ〜^^」
3人にも黒いのが染み込んだ。
3人「!!」
女の子「うわあぁぁ〜〜〜!! ウサギの化け物〜!!」
女の子は泣き出した。風船は飛んで行った。ウサギの着ぐるみを着ているオジさんがウサギの頭を取った。
オジさん「何だと!? このクソガキ!!」[白目]
お母さん「家(うち)の子に何するのよ!?」[白目]
3人の中から黒いのが出て行った。
3人「!!」

街の中はかなり荒れている。
結木「何か、町の雰囲気もおかしくないか?」
楓「うん・・・」
由美「見てるこっちが嫌になるわ・・・」
楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗、沙織のグループ(?)と悦美、千草、美保、森のグループ(?)で少し距離が離れて歩いている。黒いのが悦美の中に染み込んだ。
悦美「!!・・・うーーーーーーー、あああ〜〜〜〜〜〜〜!!」
悦美は急に泣き出した。
千草と美保と森[ビクッ]
楓「どうしたの悦美?」
悦美「うわあああ〜〜〜・・・何だか分かんないけど急に悲しくなったのよ〜!!」
次に千草と美保と森の中にも黒いのが染み込んだ。
千草と美保と森「!!」
千草「あ〜〜〜〜〜・・・何か知らないけど、ムカつくわ〜〜〜〜〜!!」[白目]
由美「え? 千草?」
美保「わあああ〜〜〜ん!! 私は悲しくなってきた〜〜〜〜!!」
森「何だか急に・・・イライラしてきました〜〜〜〜〜!!」[怒]
由美「美保? 森君?」
4人の中から黒いのが出て行った。
悦美「あれ? 直った・・・」[汗]
千草「私もだわ・・・」[汗]
美保「・・・」[汗]
森「僕・・・何でイライラしてたんでしょう?」[汗]
楓と由美「はぁ〜?」[汗]
結木と安純と松竹と拓斗と沙織「・・・」[汗]
悦美と千草の中に黒いのがしみ込んだ。
悦美「あ!!・・・ムムム〜〜〜・・・あ〜〜・・・今度は急にムカついてきた〜〜〜〜〜!!」[白目]
千草「あ〜〜〜!! またイライラしてきたぁ〜〜〜!!」[白目]
美保と森にはかからなかった。
美保「ちょっと千草ー、これだけイライラするってことはカルシウム不足なんじゃないの?」
千草「うるさいわねー!!」[白目]
千草は美保を殴り飛ばした。
美保「キャッ!!」
由美「美保!!」
由美は美保を持った。楓は悦美のとこに来て
楓「悦美大丈夫?」
悦美「ムムムム・・・ほっといてよ!!」[白目]
悦美は楓を殴り飛ばした。結木は楓をキャッチする。
安純[怒&白目]「おりゃーーー!!」[怒&白目]
安純は楓を殴り飛ばした。
楓「うわぁ!!」
楓は倒れた。
安純「南楓!! きやすく結木君に触れるんじゃないわよ!!」[怒&白目]
沙織「日高さんも・・・」
松竹「いや、日高さんはいつもこんな感じ!」
沙織「そういえばそうね・・・」
森「これって一体・・・」[汗]

アクミが絨毯で飛んでいる。アクミはダアクの復活を喜ぶ。

沙織の家
ワルモ団はダアクが映る全身鏡を掃除している。そして、ダアクが鏡の中から映る。

ガイアの里
ガイア族はダアクの力を感じた。ガイア族はミルモたちを呼ぶ。

ミルモの里
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモは消えた。残されたサスケ、ハンゾー、ペータ、ビケー、マンボ、ガビン・・・。

ガイアの里
ミルモたちはガイア族に会う。ガイア族はダアクのことを説明する。

CM

ガイアの里
ガイア族は昔、自分たちはダアクと戦ったことを話す。

−−−回想−−−
アクミはダアクを復活させたこと。(その時はミレン(アクミの元彼)と一緒にいたが、アクミは1人で奥に行ってしまう)
アクミが出て行った時、ワルモ団もダアクに会う。
そして、アクミとワルモ団の出会い。アクミが時の宝玉を盗んだ過去。アクミの魔法でダアクが封印の中から出てきた。

ガイアの里
リルム「でも、ダアクさんは何故人間界へ行ったんですの!?」
ウィン「僕らは、人間の世界には手を出せないからね」
アクア「ダアクは封印から逃げたけど、まだ、完全復活したわけじゃないんだ」
ピクモ「誰にも邪魔されない鏡の世界の中で、悪の力を蓄えてるの」
ドンタ「その力が急に強まった」
ミルモ「何でだ!?」
ヤシチ「まさかアクミが!?」
ピクモ「分からないわ。もしかしたら・・・」

人間界
沙織の顔が映る。
ピクモ「ダアクに操られている人間がいるのかも・・・」
楓たちは歩いている。また、楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗、沙織のグループ(?)と悦美、千草、美保、森のグループ(?)で少し距離が離れて歩いている。4人はイライラしている。
悦美「ムカムカムカ〜ムムム・・・何でこんなにイライラするんだろう〜〜〜!?」[白目]
千草「そんなの分かんないわよ!!」[白目]
美保「イライライライラ・・・」[白目]
森「うぅぅぅ・・・」[怒]
4人の中から黒いのが出て行った。
悦美たち「!・・・」
フィア「影響を受けやすい人間はすぐ悪の心に囚われるからな〜」

ガイアの里
ガイア族はミルモたちにダアクと戦ってほしいと言う。


楓たちは駅にいる。
森「(そういえば・・・僕は今、沙織ちゃんの近くにいる!! ようし、チャンスだ・・・)え、江口沙織様・・・」[赤面]
沙織「ん?」
森「あの・・・その・・・」[赤面」
沙織「・・・」
千草「あーもー! じれったいわねー!! あなたのファンなの!!」
森「余計なこと言わないでください!!」[赤面]
沙織「そうなの・・・とても嬉しいわ^^」
森「サ、サインをください!!」[赤面]
沙織「いいわよ^^」
森は沙織に色紙を渡す。沙織は色紙に描いてる。
沙織「はい、これでいいかしら?」
森「あ・・・ありがとうございます!! 一生大事にします!!」[赤面]
楓「よかったね、学君^^」
森「はい!! それと、握手を・・・お願いします!!」[赤面]
沙織「えぇ」
沙織と森は握手をした。
森「ありがとうございます!! とても光栄です!!」[赤面]
沙織「そんな、大袈裟だよ^^」
森「あ〜〜!! 僕は、沙織ちゃんと握手しちゃいましたぁ〜!!♡ 僕は今、最高に幸せですぅ〜〜!!♡」[ハート目]
森は楓たちを見て、
森「この右手は、誰にも触らせません!! 触らないでくださいね!!」
楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗、悦美、千草、美保「・・・」[汗]
由美「誰も触らないわよ!!」[汗]
安純「バカにうるさい子ね」[汗]
美保「森君って、こんな人だったのね・・・」[汗]
千草「人は見掛けによらないんだから・・・」[汗]
松竹「僕は学君が優等生なのが想像できないよ」[汗]
楓「まぁまぁ皆^^;」
その時、ミルモたちは楓の頭の上に出てきた。
楓「ミルモ!?」
結木「どこから来たんだ?」
ミルモ「ガイア族がこっちへ飛ばしたんだよ!!」
楓「ガイア族が?」
由美「サスケとハンゾーは?」
ヤシチ「アイツらはガイア族には呼ばれてないのだ!」
楓「何かあったの?」
リルム「実は・・・」

ダアクはアクミにマントを渡す。ワルモ団は、恐ろしく操られる。

電車が進んでる。楓たちは電車の中にいる。
楓「悪の化身ダアク?」
結木「じゃあ、この騒ぎは全部そいつのせいなのか」
松竹「何か恐ろしそうだね!」
安純「あんたたち、そんなのと戦って大丈夫なの?」
ミルモ「選ばれちまったんだからしょーがねーだろ!!」
リルム「封印の仕方は教わりましたし、何とか頑張ってみますわ!!」
ミルモは、レーダーをおでこにつけた。
楓「それ何?」
ミルモ「悪の心を探知するレーダーだってよ!!」
ミルモたちは窓から出て
ミルモ「んじゃあ、ちょっくら行ってくるぜ!!」
楓「待ってミルモ!! 私も・・・」
ミルモ「心配するな!! くもっちょ用意して待っとけよ!!」
ミルモたちは行った。
楓「ミルモー!! 気をつけてねー!!」
楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗、沙織は窓を見てるかのようだった。
悦美「やっぱり、変・・・」[汗]
千草「ボケちゃったのかな・・・?」[汗]
美保「ずっとあんな感じだし・・・」[汗]
森「・・・」[汗]
また悦美たちに黒いのが染み込んだ。
悦美「私も変だけどー!!」[涙]
千草「私もボケちゃったわー!!」[涙]
美保「あ〜〜〜イライラするぅ〜〜〜〜!!」[白目]
森「もう帰りたいです〜〜〜!!」[涙]

ミルモたち4人はダアクがいる所に向かってる。

楓たちは駅を出るところ
悦美と千草と森「う、うう・・・」[涙]
美保「ムムムム・・・」[白目]
黒い車が楓たちの前に来た。車の中からは平井が出てきた。
平井「坊ちゃま〜!!」
松竹「平井・・・」
平井「私どうかしておりました!! ひらり、ひらりお許しを!!」
平井は土下座する。
松竹「い、いいんだよ・・・平井」
平井「では、平井のご無礼を平井心でお許しいただけると・・・」[涙]
松竹「あぁ^^;」
平井「ありがとうございます!!」
平井は松竹を抱きしめた。
平井「坊ちゃま〜〜!!」[涙]

松竹は車に乗ってる。
松竹「南さん! また明日ねー!!」
楓「じゃあねー、松竹君!!」
車は行った。
結木「じゃあ、俺も帰ってリルムを待つよ!」
結木は歩き出す。
安純「えぇ!? 結木君帰っちゃうの? じゃあ私も帰ろっと!」
拓斗「それじゃ、俺も帰ります! さようなら」
楓「じゃあね、拓斗君^^」
千草「私も帰る〜〜〜!!」[涙]
森「僕はもう帰りたいので帰りますね〜〜!! 沙織ちゃん、御機嫌よう〜〜!!」[涙]
沙織「ばいばい、学君・・・(今日はありがとう)」
沙織は微笑んだ。
美保「あ〜〜〜・・・こんなとこにおれるかってんだ!!」[白目]
悦美「じゃあ、私も帰るね!」[涙]
楓「私たちも帰ろっか!」
由美「うん」
沙織「えぇ」
楓「じゃあね〜」
由美「バイバ〜イ。楓ちゃん、途中まで一緒に帰ろう!!」
楓「うん!!^^」
楓と由美は歩き出す。
沙織「南さん」
楓「ん?」
沙織「きっと大丈夫よ」
楓「え・・・?」
沙織「ミルモたち、悪い奴になんか負けないわよ」
楓「・・・・・・うん、そうだね!!^^ ありがとう、江口さん!! じゃあね^^」
楓と由美は歩き出す。

ミルモたちはダアクがいる所に着いた。しかしそこは、沙織の家なのだ。
ミルモ「ここは・・・沙織の家(うち)じゃねぇか!!」
リルム「江口様の!?」
ムルモ「ここにダアクがいるんでしゅか!?」
ヤシチ「何かの間違いではないのか!?」
ミルモ「どうなってやがるんだ!?」

ダアク「来たっ!!」

沙織は帰ってる途中。
沙織「!!」
沙織の瞳が赤くなった。
沙織「・・・」

由美「じゃあ、またね〜!!♪」
楓「じゃあね、由美ちゃん^^」
楓と由美は別れた。
楓「・・・♪」
楓は由美の歩いてる後姿を見て、微笑んでる。楓は歩きだした。RRRR〜♪ その時、携帯が鳴った。
楓「あぁ!!」
楓は携帯に出る。
楓「ミルモ!!」
(電話から)ミルモ「楓、沙織は一緒か?」
楓「ううん、さっき別れたとこ」
ミルモ「そうか。実はよ、ダアクのいる鏡を捜してたら沙織の家に来ちまったんだ」
楓「江口さんのぉ!?」
ミルモ「まぁいねぇならいいや。俺たちで調べてみるわ。じゃあな!!」
電話は切れた。
楓「あぁ!! ミルモ!!・・・どうして江口さんの家に・・・」

沙織の家の前
ミルモ「よし、入ってみるか」
・・・「そうはさせないよ!!」
後ろからアクミの声。
ミルモたち「!!」
アクミが前に出た。
ミルモ「アクミ!!」
アクミ「ミルモ、リルム、ムルモ、ヤシチ!! お前らはここで終わりだよ!!」
リルム「では、やはりこの中にダアクさんが・・・」
アクミ「そうさ!! いよいよダアク様が復活なさるんだ!! ハー!!」
アクミがマントを使ったら、嫌な悪の景色になった。
ミルモたち「あぁ〜〜!!」
ヤシチ「何だこれは!?」
ムルモ「気持ち悪いでしゅ!!」
崖の上には操られているワルモ団がいる。
イチロー「待ちかねたぞ、ミルモ!!」
ミルモたち「あぁ!!」
ミルモ「ワルモ団!!」
ワルモ団は白目の中が赤になってる。
イチロー「フフフフフフ・・・」
ミルモ「・・・」[汗]

沙織が歩いている。沙織の瞳は赤い。
沙織「・・・」

終わり

わがままフェアリー☆ミルモでポン!はここでおしまいです●^v^●

最終回には、登場しません。

次は、いよいよ待ちに待ったごおるでんです☆☆




全ページ数 / [0] [1] [2] [3] [4]

- UPP-BOARD -
(2009.5 koyamaru edit)