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2667/ ネズアクにミクルをそえて。りた〜んずっ☆
□投稿者/ ゆり -115回-(2010/08/11(Wed) 18:21:21)

こんにちは!
「最終章 わかっていた・・・はずなのに」の最終話でユーリが百物語も土器をやるといってましたね。
今回は、去年の夏に書いた読みきり「ネズアクにミクルをそえて」
の続編としてはじめます!
夏が終わる前に書き終えることを目標にしています。
※「最終章 わかっていた・・・はずなのに」から後の話です。

それでは、次のレスから始まります!


■ こやまる (884回/2010/08/13(Fri) 22:26:25/No2671)
http://www.murumoya.com/


ゆりさん、こんばんは☆

おぉ、ネズアクミクルの続きが読めるとは!!
最終章でのミクルの熱い気持ちの余韻も冷めやらぬ中、果たしてどんな展開が待っているのだろうか?
何かユーリが悪巧み(?)を行いそうですが、ここはそっと見守ることにします。

それでは連載を楽しみにお待ちしています。
では!


■ ゆり (118回/2010/08/22(Sun) 08:39:51/No2705)

おはようございます!
小説「最終章【以下略】」に出てきたオリフェが二人出てきます。
はじめます☆

ネズアクにミクルをそえて

ユーリ「現在時刻午前1時43分、場所は廃れた病院・・・。
全員いるかい諸君?」
ミルモ「何なんだよお前はぁ(怒」
リルム「寝不足はお肌の大敵ですわぁ」
ヤシチ「夏休みの宿題徹夜しようと思ったのに」
ネズミ「情けない・・・。夏休みの宿題くらい初日で終わらせるくらい
簡単でごz(ry」
アクミ「ユーリ何する気だよ(汗」

いったんきります


■ ゆり (120回/2010/09/03(Fri) 22:45:10/No2735)

つづきです。

ユーリ「ふっふっふ・・・聞いて驚け!
今日はなんと百物語大会もどきをするために集まってもらったのだ!!!」
ネズミ「じゃあ帰るでござるか」
ユーリ「ちょちょちょななな何で〜〜〜!?゜Д゜」
ネズミ「面倒くさいからに決まっているでござろう(嫌味笑い+ためいき)」
ユーリ「ほんとは怖いんじゃないの〜〜?(>∀<」
ネズミ「ほう・・・少し痛い目をみないとわからない様でござるな」
ユーリ「こわいよ;・・・じゃあルール説明よろぴく♪」


■ ゆり (121回/2010/09/13(Mon) 10:21:39/No2758)

つづきです。

ミクル「はいっ、わかりました♪」
ネズミ以外全員「ミクル!!?」
ネズミ「やはりそこに居たか・・・」
ミルモ「いつの間に・・・?(ってかネズミ気づいてたのか)」
ミクル「では説明しますね♪
今から、受付室、診察室、病室、手術室、霊安室の順にまわっていき、
歩きながら怖い話を順番にするんです。そして、」

ミクルはろうそくをみんなに配った。
リルム「ミクルさん、このろうそくは何に?」
ミクル「火を点けたろうそくを1人1本ずつ待って、話し終えた人から火を消すんです。」
ミルモ「ちょっと待てよ・・・全員話し終わったら真っ暗になっちゃうだろ」
ユーリ「そりゃそうだ。何当然の事言ってんだよ(^ー^)じゃあ出発〜〜♪」
ネズミ「面倒でござるな・・・」
ユーリ「補足〜〜。途中で帰ったら逃げたと見なす。」
ネズミ「・・・・・ハァ」

《メンバー確認》
ミルモ、リルム、ヤシチ、ネズミ、アクミ、ユーリ、ミクルの7人。
時間的に考えてちびっ子たちは不参加。


■ ゆり (122回/2010/09/13(Mon) 11:40:49/No2760)

こんにちは。
冒頭場面修正しました〜。だいぶ遅れててすみません><;
次の行から再開です。

*****

 あたいの名はアクミ(あたいは誰に名乗ってるんだ?)
 またユーリの企みに巻き込まれているところだ。
 ユーリの奴が“帰ったら逃げたと見る”とか言ったからかえれねぇ
 こっちも暇じゃねえのによ。
 中でもミルモが相当ビビってるようだな。あーだせぇ

ユーリ「受付室〜受付室〜♪」
アクミ「車掌かよお前は」
ヤシチ「誰が最初に話すのだ?」
ユーリ「言いだしっぺの私だよ♪じゃあ早速はじめるよん」
ミルモ「待て待て!まだ心の準備が」
ユーリ「私は今回の大会もどきの会場をどこにするかムーンに聞いたんだよ。」
ミルモ「ひとの話を聞けー!!」

 あーあ、ミルモの奴完全に無視されてるよ・・・。

ユーリ「そしたらこの病院を教えてくれたんだけど、
ムーンは百物語大会なんて止めておけって言うんだよ。
なぜかと聞いたらさ、私にこの話をしてくれたんだよ。

ムーンが歳の離れた従兄に聞いた話らしいんだけどさ。
そうだな・・・。その従兄を仮にAさん、その友達をBさん、Cさんとして話すぞ。
Aさん、Bさん、Cさんも私たちと同じようにこの廃病院で探検したんだって。

でも特に何もおきなかったから、一番最初に飽きたBさんが帰るかと言い出したんだよね。
AさんとCさんも飽きてきてたから、じゃあ帰るかという事になったんだ。

・・・そのとき懐中電灯の光がいきなりブツッと切れたんだよ。
3人とも驚いたけど、電池が切れたんだろうとケータイを取り出したんだけど、
ケータイの画面も真っ暗なんだよ。それも3人とも。電源を入れてもつかないからあれ〜おかしいな〜って不思議がったんだよ。
真っ暗な中どうするか〜って悩んでたら、Bさんが急に叫びだしてさぁ・・・。」

 なんかみんな水を打ったように静まり返ってやがる・・・
 ユーリのやろー調子乗りまくってんな

ユーリ「Aさんがさぁ、どうした!?どうした!?・・・ってパニックになっちゃってさぁ。
Cさんがあわててろうそくに火をつけたらさぁ・・・」

ミルモ「・・・ごくっ」


■ こやまる (911回/2010/09/14(Tue) 11:04:01/No2767)
http://www.murumoya.com/


ゆりさん、こんにちは☆

妖精たちの百物語大会、これは盛り上がりそうですね。
妖精たちの普段見られない表情や反応、そして悲鳴がいろいろ見られそうで。。
提案者のユーリもいつも以上に調子乗りまくりだこと(^^;。
協力者にミクルまで引き連れていますが、二人で何かいろんなことを企んでいるのでしょうか?
ミクルはみんなに意地悪するキャラには見えませんが、でもユーリがミクルに指示を出すことは十分に考えられるなぁ。。

そんなユーリの被害者とも言える妖精たち。
ミルモ以外はみんな割と平然としていますね。
中でもアクミとネズミはまったくびびるところもなく。。
こういう妖精ほど、びびらせて崩壊させて欲しいです(^^;。
(さすがにネズミはそう簡単にはいかないでしょうけど)
とにかくユーリの今後の活躍(?)に期待大です!

それでは続きを楽しみにしていますね。
では!


■ ゆり (123回/2010/09/18(Sat) 11:29:07/No2785)

つづきです。

ユーリ「Bさんの足に血だらけの腕が絡みついてたんだって〜〜〜!!!」
ミルモ「うっぎゃ〜〜〜〜〜〜!!!!」

350×350

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/106KB

■ ゆり (124回/2010/09/25(Sat) 16:24:35/No2814)

もうだいぶ涼しくなってしまいましたが、怪談話の続きです。

ユーリ「あーっはっはっは!!やーいやーい^^」
ミクル「ユーリさん大人気ないよ・・」

注)ユーリ、ミクルはミルモより年上

 ユーリの奴完全にミルモをもてあそんでやがる;
 ん?ちょっと待てよ

アクミ「じゃなんで会場?をこの病院にしたんだよ」
ユーリ「面白いから(きっぱり。」
ネズミ以外全員「おいおいおいおいおいおをいおいおいおい」
ネズミ「・・・・(フー」
ユーリ「じゃろうそくの火を消すねっ(ふー」

いったんきります


■ ゆり (125回/2010/09/26(Sun) 15:53:18/No2820)

こんにちは。
久しぶりにGBA「ミルモでポン 黄金マラカスの伝説」を
プレイしたら異常なまでにバグりました(; ;)
思えば、購入から5,6年は経っている・・・
ではつづきです〜

ユーリ「診察室〜、診察室〜♪」
アクミ「車掌ネタもういいよ・・・」
ユーリ「次は誰に話してもらおうかな〜?
    そうだっリルムちゃん君に決めた!!」
リルム「わっわたくしですか?」
ユーリ「うん、ここんとこ発言数少なくて気の毒だから」
リルム「はあ・・・何かよく分かりませんけど・・・では遠慮なく」
ミルモ「(ドキドキドキドキ・・・;)」

  青ざめてるミルモを見てユーリがニヤニヤしてる
  ユーリ趣味わりぃからきっと友達いねぇんだろーな 

リルム「これは私が実際に体験した話なんですが・・・」

またきります。毎度短くてすみません・・・
リルムの口調がおかしくなるかもしれませんが見逃してください><


■ ゆり (126回/2010/10/03(Sun) 08:18:20/No2840)

おはようございます、ゆりです。
最近、「荒野の大レース」を久しぶりに観ました。
「レースは勝ったほうが勝ちバイね・・・」「勝ったほうが勝ちって当たり前じゃねーかーっ!」
というやり取りは今見ても面白いです♪
・・・なんていってる場合じゃないですね。
うっかりすると秋も終わってしまう・・・・
次の行から続きです。

ユーリ「なるべく短くね。あんま時間無いから」
リルム「あ、はい。小さい頃、風邪をこじらせて1週間くらい寝込んでいた事があるのです。熱にうなされていた時に知らないおじい様が」
ユーリ「助けてくれたんだね?OKOK
で、そのおじいさんは誰だったの?」
リルム「(・・・汗)後でお母様に聞いたら、私が生まれる前に亡くなったおじい様では無いかと・・・」
ユーリ「はいどーもありがとーじゃろうそく消してね」
アクミ「おいおい適当すぎんだろ。お前が言いだしっぺの癖に」
ユーリ「うっかりすると朝になっちゃうもん急がなきゃ」
ミルモ(なるべく早く朝になってほしい・・・・)

つづきます。


■ こやまる (934回/2010/10/07(Thu) 23:17:57/No2851)
http://www.murumoya.com/


ゆりさん、こんばんは☆

いやもうユーリの一人舞台ですね(^◇^;)。
ミルモを思いっきり驚かすことが出来てミッションコンプリート状態なのでしょうか。
その後のリルムへの振り方があまりに適当過ぎて…(笑)。
ミルモにとっては中休み的な感じでありがたいところですが、この後にまだまだしゃべらせたら大物キャラに化ける妖精が待っていそうです。
(ミクルがそうなりそうな予感!?)
秋は猛スピードで過ぎ去ってしまいますので、怪談話もやや加速気味で続きをお願いしたいです〜。

>久しぶりにGBA「ミルモでポン 黄金マラカスの伝説」を
>プレイしたら異常なまでにバグりました(; ;)
そう言われてみると我が家のソフトも心配になってきます。
その前にGBA本体がちゃんと動くかどうかも怪しいです。。

>「レースは勝ったほうが勝ちバイね・・・」
この回は凝ったセリフが多かったですよね。
スタート時にエンマ先生は何て言っているんだろう?
いまだによく分かっていない私。。ゆりさんは分かりますか?

それでは続きも楽しみにしていますね。
では!


■ ゆり (127回/2010/10/08(Fri) 23:12:01/No2856)

こんばんは☆
リルムの出番が適当すぎてすみません!!m(;_;)m
>やや加速気味で
はいっがんばります!!!(滝汗
次の行から続きです。

ユーリ「は〜いここからは別行動〜〜☆」
全員「は?(汗」
ユーリ「なんか妙にマンネリ化してきたから、
ミル・リル・ヤシチチームとネズアクミクルチームに分かれて行動だ」
ミクル「・・・それってやっぱり思いつきですか?」
ユーリ「うん♪あ、私はミルモ達のチームに行くから〜。」
ミルモ「え〜〜〜〜(汗」
ユーリ「文句言わない(怒
こっちは病室行くから、ネズミたちは手術室行ってね。
最後は霊安室に集合な」
リルム「でも百物語は・・・・」
ユーリ「ケータイ使えばOK♪それではレッツ別行動♪」

****

いったんきります。
  


■ ゆり (128回/2010/10/16(Sat) 08:24:52/No2888)

おはようございます。
つづきです。
ちなみに、荒野の大レースでのエンマ先生のセリフ、私もよくわかりません;

ユーリ『じゃあ次ネズミが話してよ〜』
ネズミ「話す順番に決まりはあるのでござるか?」
ユーリ『とくにないよ。とびきり怖い話よろしく〜♪』
ネズミ「・・・・。」

  ネズミがまたため息をついた・・・。
  ネズミとミクルと一緒ってなんか気まずいな
  
  前にミクルはネズミが好きだと言ってた・・・・
  あれ?・・・じゃあもしかして三角関係?
  南楓と日高安純のあれか?
  
ネズミ「しかたない・・・じゃあ話すでござるよ

・・・・とびっきり怖いのをな」

いったんきります。
  >前にミクルはネズミが好きだと言ってた・・・・
「最終章 わかったいた・・・はずなのに」で言ってます。

ネズミの話は結構自信あります!!


■ ゆり (129回/2010/10/16(Sat) 08:51:11/No2889)

つづきです。

  ネズミがにやりと笑った・・・。
  何なんだよ・・・一体

ネズミ「・・・赤い靴をとても欲しがっている少女がいたという。
だがその少女の家は貧乏で、とても新しい靴を変える状況ではなかったでござる。
あるとき、少女の住む町で町外れの神社で願い事をすると願いが叶う≠ニ言う噂が流れた。
早速少女はその神社へ行き、願いを唱えた・・・。」

ミクル「・・・・・・(汗」

  ミクルが震えてる・・・
  こいつも怪談苦手なのか?

いったんきります。


■ ゆり (130回/2010/10/16(Sat) 16:44:17/No2892)

こんにちは、つづきです。
ネズミの話は結構自信ありますと書きましたが、
本当にそうか自信がなくなってきました・・・。
期待しないでください。
次の行から続きです。

ネズミ「そのとき、強い風が吹いたかと思うと、足元に激痛が走った。
見ると、足が真っ二つに斬れて、足首から血が溢れていたのでござる。
・・・少女が至極動揺していると、声が聞こえた。


・・・ね?まっかなくつになったでしょう・・・?≠ニ。」


ミルモ『zsxdfcvgbhんjmkl!!!(声にならない声)(泣』

ミクル「怖・・・ッ!!怖いよネズミ君(@D@;)」
ネズミ「そうでござるか?」
ヤシチ『その話前にも聞いたぞ・・・使いまわすなよ』
ネズミ「いちいち話を考えてられないでござる」
ミルモ『あ、今の話はネズミが考えたのか?』
ネズミ「いや。実際あった話らしいでござるよ。」
ミルモ『えええええええええーーーーー』
ミクル「一体どこからそんな情報が・・・。(汗」
ネズミ「フフフのフー。旅をしているといろんな事があるのでござるよ」

  なんか昔なじみ同士で盛りあがってんな・・・
  話に入り込めねぇ

ユーリ『さすがにミルモが可哀相になってきたから、
いったん怪談きゅ〜け〜い。しばらくしたら再開すんね。
後で連絡するから〜。じゃっ』ブチッ

いったんきります。


■ ゆり (131回/2010/11/01(Mon) 11:10:29/No2919)

つづきです。
夏の怪談のつもりが秋の会談に・・・
うっかりすると2010年が終わってしまう
>こやまるさん
ガジェットムルモインストールしました!可愛いです*^▽^*

次の行から続きです。

ミクル「怪談が一休みして良かった・・・」
ネズミ「全くミクルは相変わらず怖がりでござるな。
このサイトのきゃら紹介≠ナは臆病なのが克服されたとか何とか」
ミクル「今撤回する。やっぱ怖い。
ネズミ「あっさり言うでござるな・・・」
ミクル「怖いものは怖いんだもん〜〜(泣」

  ミクルはいつの間にか、大胆にもネズミの腕に抱きついていた。
  ミクルは自分では男っぽいと思ってるらしいけど、
  ぜんぜんそんなことねぇよな。


  ・・・あたいよりかは・・・ずっと女っぽいよな・・・


  ・・・ってなんかネガティブな感じになっちゃったじゃん!!!
  ネズミとミクルはなんか思い出話?で盛り上がってるし!!
  なんか置いてけぼりになってるし!!

  ・・・・・・何とかして話題に入りたい・・・

  あっ別に寂しいとかそういうのじゃなくてだなっ・・・
  って誰に言ってんだよあたいは!!
  とにかく話題に入ろう!!うんその方がいい!!

アクミ「・・・あっ」
ネズミ「アクミ?」
ミクル「アクミさん?」


アクミ「あ あたい先行ってるから」

そう行ってあたいは2人の横をすり抜け、早足で歩いていった。


■ ゆり (132回/2010/11/01(Mon) 12:03:11/No2920)

つづきです。

アクミ「はぁ・・・・はぁ・・・・」

  あたいはいつの間にか走っていて、手術室を通り過ぎて霊安室に来ていた。

アクミ「・・・あ〜〜〜〜ちきしょ〜〜〜!!どうしてこうなるんだよ〜〜〜!!ネズミのバカヤローーーーーー!!!」

  あたいは一人なのをいいことに文句を叫びまくった。
  声が暗闇の中におもいっきし響いた。

アクミ「やべ・・・ネズミたちに聞こえたかな?」

  あたいは霊安室のドア横に座り込んだ。
  まだ息切れはおさまってなかった。

  ・・・走ったからなのか、ろうそくの火は消えていた。
  月の光だけが光源だった。

  霊安室入り口の向かいにある窓から青白い光が差し込んでくる。
  床に落ちていた時計は、ピッタリ午前2時を指していた。
  ふいに、背中にぞくりと何かの気配を感じた。


  ・・・中に・・・何か、いる?

  そんなはずない。
  ユーリたちはまだ来てない様だし、ネズミたちもまだいない。

  ・・・ね?まっかなくつになったでしょう・・・?
  こんなときに限ってネズミの話を思い出す。

  霊安室の中から何かを引きずる様な音が聞こえた。
  だんだん音が近づいてきて、ドアノブがガチャガチャと音を立てた。
  幸い鍵がかかっていてドアは開かなかった。
  ほっとしたのもつかの間、今度は無理矢理ドアをこじ開けようとしてきた。

ドンドンドンドンドンドン

「・・・ネズミ」

それは、恐怖で声が出ない中、やっと出てきた言葉だった。


■ こやまる (958回/2010/11/02(Tue) 23:01:05/No2923)
http://www.murumoya.com/


ゆりさん、こんばんは☆
まずはガジェットのインストールありがとうございます!
ちゃんと動いてくれたようで、めちゃくちゃホッとしていたりします。

小説の方は、ユーリがいろいろと盛り上げている中(一人楽しんでいるだけ?)、その輪の中に入り込めないアクミが良い感じですね。
ミクルに対しても微妙に嫉妬していたりと…。
この微妙な空気は、今後アクミとネズミをくっつけるための伏線と捉えて、アクミのこれからの行動を楽しみにしていたいと思います。

>ミクルはいつの間にか、大胆にもネズミの腕に抱きついていた。
嫌がる素振りを見せないネズミ…。
これがアクミだったらすぐに嫌みを言ってふりほどくのでしょうか。

そのアクミが大ピンチですね!
霊安室でこの状況は、さすがのアクミも…。
恐怖に顔を青ざめるアクミはなかなかレアな感じですが、この後もアクミらしくない行動に出て欲しいなぁ。
果たして思い人は助けに現れてくれるのか!?
(全然違うキャラが現れそうですが^^;)

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ ゆり (133回/2010/11/28(Sun) 18:07:08/No2982)

こんにちは、つづきです・・・
まじめにやばいですよ・・・
夏どころか今年が終わってしまう・・・・(汗

****
ユーリ「はーーぐーーれーーたーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・人間の皆さんこんばんはユーリです・・・
なんてね・・・これパクリネタだな」

ナレーター)ユーリは手に懐中電灯を持ってぶらぶら歩いていた。・・・

ユーリ「ッたくミルヤシめ〜どこ行った〜〜
私に隠れて投稿エラーしそーな事してんじゃないだろうな・・・」トントン

ナ)誰かに肩をたたかれたユーリは後ろを振り向いた。

ユーリ「はいなんでしょ〜ぉ・・・・・・。」

ナ)しかし後ろには誰もいなかった。

ユーリ「・・・・・?」トントン

ナ)ユーリはまた肩をたたかれて振り向いた。
しかしまただれもいなかった。

ユーリ「・・・・もうふりむかねぇ(怒
トントントントントン

ユーリ「・・・誰だよオイ!!!!!!!(劇怒」

ナ)ユーリのうしろにしろいひとかげがいた!
  ユーリはあおざめてぜんりょくでにげた!
  しかしいっしゅんでおいつかれた!!

****

うぎゃぁぁぁああぁあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜・・・・

アクミ「!?今のはユーリの声か!?」
ネズミ「その様でござるなぁ」
アクミ「へ?」


二人の間を結構長めの沈黙が走った。

  
アクミ「な・・・な・・・なんでここに・・・
・・・ミクルはどうしたんだよ。一緒にいたんだろ?」
  
  あたいはぶっきらぼうな感じで言いそっぽを向いた。
  正直、涙目になってるのを見られたくなかった。
  ・・・どうしてもっと素直にっていうか、
  普通に言えないんだろあたいは。

ネズミ「なぜか知らんがユーリの奴が来てな。
なんでもミクルと“があるずとーく”とやらがしたいとか言っていた」
アクミ「ユーリの奴ガールズって柄か?(苦笑」
ネズミ「全くだ。・・・ところで、何があったのでござるか?
アクミが泣くことなんてそうそう無いでござろう」
アクミ「!」

  どうやら気づかれていたらしい。

現在この記事修正中です




2764/ ミルモ達と猫
□投稿者/ ミヤカ -1回-(2010/09/13(Mon) 23:12:48)

こんばんは☆

やっと時間ができましたので、企画12の私のオリフェ、ムムの絡ませストーリーを小説で書いていきたいと思います!

文章を書くのは苦手なので、わかりにくい所があったらすみません(~▽~;)

では始めていきます!


☆1番目のお話☆


それはとある朝の事でした。

ミルモ「ふわ〜。もう朝か?」
今まで寝ていたミルモが起きました。
ミルモ「あれ?楓の奴何処に行ったんだ?今日は日曜日だって言うのに…。
ああ、そういえば昨日結木とデートに行くって言ってたな。じゃあもう一回寝るか…。」
ミルモはそう言ってまた眠ろうとしました。
しかし、ミルモはある異変に気がつきました。
ミルモ「そういえば何でおれはこんな所で寝てたんだ?」
よく見ると、ミルモは何故か布団からはみ出ていたのでした。
そして、布団の方を見ると更なる異変に気がつきました。
ミルモ「誰だ?」
ミルモの布団で誰かが寝ているのです。
寝ていたのは妖精の女の子でした。
ミルモ「見かけねー顔だな…。とりあえず起こすか。お〜い!!」
ミルモはその妖精を揺すりながら声をかけました。
しかし全く起きる気配がしません。
その時でした。
リルム「ミルモ様〜!」
リルムが何かを持って楓の部屋に入ってきました。
ミルモ「何か用か?」
リルム「はい!実はミルモ様のために…チョコケーキを作ってきたのです
わ!!」
そう言うとミルモの目の前に茶色い動く物体が現れました。
リルム「さあ、召し上がってください♪」
ミルモ「そんな意味不明なもの食えるかーー!!(怒)全国のチョコケーキにに謝れ!!
大体おれはこいつを起こすのに忙…」
リルム「ひ、ひどいですわ…ミルモ様の…ミルモ様の…」
ミルモ「え!?」
リルム「バカーー!!(怒)」
ミルモ「うわーー!!」
リルムの怒りに触れてしまったミルモはいつものようにリルムに殴られるのでした。
その殴る音とミルモの悲鳴が大きかったからでしょうか、ミルモがあんなに起こしても起きなかったあの妖精の体が起き上がりました。
「うるさーーーーーい!!(怒)」
ミルモ&リルム「え!?」
突然あの妖精が起きたかと思うとその妖精は大声を出しました。
その事に対してさすがのリルムも手が止まりました。
「いい加減にするにゃ!!喧嘩するならよそでやってほしいにゃ!!(怒)」
リルム「す、すみませんですわ…。」
ミルモ「じゃあ、おれらは外にでも出てるか…じゃねーー!!
説教する前に人ん家で寝るなー!!大体それはおれの布団なんだぞ!!」
「え!?そうだったのかにゃ?それはごめんだにゃ。」
リルム「ミルモ様、この方はどちら様ですの?」
ミルモ「おれもよくわかんないんだ。おれが起きたらいつの間にかおれの布団で寝てたから。そういえばおめーは誰何だ?」
「さあ?」
ミルモ&リルム「え!?」
リルム「どういうことですの?」
「よくわかんないにゃ。気がついたらここにいてこの布団で寝てたし、何でここにいるかもわかんないにゃ。」
リルム「そのほかの事も覚えてないんですの?」
「そうにゃ…。」
ミルモ「記憶喪失って奴か?」
リルム「名前とかは覚えてないんですか?」
「名前?名前・・・あ、そうだにゃ!!」
ミルモ「思い出したのか!?」
「ムム。それが私の名前にゃ!」
リルム「ムムさんとおっしゃるんですね!!」
ムム「そうにゃ!後もう一つだけ思い出した事があるにゃ!」
ミルモ「何だ?」
ムム「実は私は今は何故かこんな姿になってるけど実は・・」
ミルモ&リルム「実は?」
ムム「猫だったのにゃ。」
ミルモ「ふ〜ん。…え!?」
ミルモ&リルム「猫ーー!?」

つづく…


■ こやまる (914回/2010/09/19(Sun) 10:10:58/No2787)
http://www.murumoya.com/


ミヤカさん、こんにちは☆
ちょっと遅くなりごめんなさいm(_ _)m。
そしていよいよ小説の連載ですね!
企画12をきっかけに小説の連載にチャレンジしていただけるなんて、企画を行った私としてはうれしい限りです(^^)。

さてさてストーリーの方は…
突然現れた女の子妖精がミルモの平和の生活を乱しましたね。
(リルムも恐怖のチョコで乱そうとしていましたが^^;)
ミルモはこういうことは慣れっこかもしれませんが、本当の姿は猫という前代未聞の事態にはさすがにびっくりですね。
これからミルモたちがムムとどんな風に接していくのか気になります。

それにしてもムムの猫らしい(?)天然ボケな性格がいいですね〜。
こういう性格を前にするとミルモは必ずツッコミを入れますが・・・とにかくこれからどんな風にストーリーが展開していくのかが楽しみです。

それでは続きをお待ちしております。
では!


■ ミヤカ (2回/2010/11/21(Sun) 23:38:18/No2969)

☆2番目のお話☆

リルム「ほ、本当に猫なんですの!?」
ミルモ「どう見ても妖精にしか見えねえぞ!?」
ムム「ぼんやりとしか覚えてないけど、確かにそうだにゃ。」
ある日、ミルモ達の目の前に姿を現わした謎の少女、ムム。
彼女が告げた突然の告白にミルモたちは驚きを隠す事はできませんでした。
ミルモ「まあ、でもそういわれてみると猫みたいな尻尾と耳がついてるしな。」
リルム「そういえばそうですわね。」
詳しくは企画12『オリフェと公式キャラを絡ませてみよう』のムムの絵を参照
ムム「そういえば君達はだれだにゃ?」
ミルモ「まだ言ってなかったな。おれはミルモって言うんだ。」
リルム「私はリルムといいますわ!」
ムム「ミルモとリルムね、覚えたにゃ」
ミルモ「それで、これからどうするんだ?」
ムム「何の事だにゃ?」
ミルモ「おめーの事だよ。」
リルム「そうですわね。ムムさんは何処から来たのかもわからないんですか?」
ムム「わかんないにゃ。」
ミルモ「そうなると、帰すにも帰せねえな…。」
リルム「一体どうしましょう…。」
ミルモとリルムがムムこれからを考えていると・・
ムム「ねえ、ちょっといいかにゃ?」
リルム「何でしょうか?」
ミルモ「どうしたんだ?」
ムム「さっきから気になっていたんだけど、あの茶色いのは何だにゃ?」
リルム「これでしょうか?」
そう言うと、リルムはムムの目の前にチョコケーキを見せました。
ムム「そうだにゃ。」
リルム「これは私がミルモ様のためにつくったチョコケーキですわ!」
ミルモ「だから、そんなものはチョコケーキとは言えねー!!」
リルム「何ですって!?(怒)」
ムム「リルム。」
リルム「何ですか?」
ムム「それっておいしいのかにゃ?」
リルム「もちろんですわ!ミルモ様への愛情をこめてすくったのですから!」
ムム「じゃあ食べてみてもいいかにゃ?」
リルム「是非食べてくださいですわ!たくさん作ってきましたから。」
そう言うとリルムはチョコケーキだと思われる物体の一部をムムに渡しました。
ミルモ「おい、食べない方が良いぞ!」
リルム「ミルモ様、それはどういう意味ですの?(怒)」
ミルモ「い、いや、それはその・・・っておいムム!!」
ムムはミルモとリルムが言い合っている間にチョコケーキを食べてしまいました。
リルム「ムムさん、お味はどうでしょうか?」
ムム「えっとね・・・う!!」
急にムムの顔が青ざめた色になったと思うと、ムムはその場に倒れてしまいました。
ミルモ「ムム!?」
リルム「気絶なさるほどおいしかったのですね!」
ミルモ「なわけあるか!!逆だよ逆!!」
リルム「なんですって!!(怒)」
ミルモ「だいたい、あれがチョコケーキだって言う時点でおかしいんだ!!チョコケーキだって・・チョコケーキ・・チョコ?」
リルム「どうかなさいました?」
ミルモ「なあリルム、あれにチョコ入ってるよな?」
リルム「もちろんですわ!!チョコケーキですもの!!」
ミルモ「そういえば猫って確か・・・チョコ食べたら死ぬんじゃなかったか・・?」
リルム「言われてみますと・・・ま、まさか・・・!?」
ミルモとリルムの視線が倒れたままのムムに集まりました。
リルム「そんな、そんなことって・・・、私、なんて事を・・・。」
ミルモ「リルム・・。」
その時でした、ピクっとムムの小さな指が動きました。
そしてムムの体がゆっくりと起き上がったのです。
ミルモ「ムム!?」
リルム「ムムさん!?良かったですわ!!死んでいなかったのですね!!本当に良かったですわ!!」
ミルモ「一時はどうなるかと思ったぜ。」
ムムが無事に起きた事を喜ぶミルモ達。
しかし、そんなミルモ達の前でムムは思いがけない言葉を言いました。
ムム「・・・・誰だ?・・・この俺に・・あんなものを食わせたのは!!(怒)」
ミルモ&リルム「え!?」
ミルモとリルムはまた驚いた声を出しました。
ムム「だから、誰だって聞いているだろうが!!」
リルム「どうしたんですのムムさん?」
ムム「ムム?誰が俺がムムだって言ったんだよ!!」
ミルモ「さっきおめーが言ったじゃねーか!!」
ムム「んなの知るか!!」
ミルモ「だったらおめーは誰だって言うんだよ!?」
ムム「俺か?俺は・・カヤミだ!」

つづく…

お久しぶりです!

第1話から2ヶ月以上も経ってしまいましたが、やっと第2話が書けました!

でもまた当分は書けないかもしれません(~▽~;)

こんな感じで終わるまでに時間がかかるかと思いますがどうかこれからもよろしくお願いします!

では☆


■ こやまる (978回/2010/12/01(Wed) 08:35:19/No2988)
http://www.murumoya.com/


ミヤカさん、おはようございます☆
こちらこそお返事遅くなりごめんなさいです。

第1話に続き、第2話でも不思議の連続ですね。
ムムの姿はそのままに、中身の性格が入れ替わり!?
企画12話のオリフェ紹介では、カヤミの人格は、ムムの覚えていないことを覚えているとのことですが…。
口調は悪いですが、ムムの人格の時よりも話は早く進みそうです(笑)。

気になるのは人格の入れ替わりの理由ですね。
チョコを食べたことが原因でしょうか?
それともリルムの料理の味の悪さとか…(笑)。
ミルモが「まずい!」と言うのはともかく、ムムに「あんなものを食わせたのは!!」と言われて、リルムはショックを受けそうです。
(ミルモはちょっとうれしかったりして^^;)
途中の「あれがチョコケーキだって言う時点でおかしいんだ!!」というミルモの苦情には笑わせていただきました♪

小説掲載はゆっくりでも全然構いませんよ〜。
ゆっくりでもぜひ最後までじっくり投稿していただけたらうれしいです(^^)。

それでは続きも楽しみにしていますね。
では!




2337/ 学園パピィ(4)
□投稿者/ 夏田みかん -157回-(2010/04/07(Wed) 08:23:41)

おはようございます(^^)夏田です♪

恒例のスレ引っ越し♪
学園パピィ(3)がそろそろ30レス突破
するので、今のうちに引っ越しスレを立てておきますw
なんか今回の表紙は気に入らないですね(-_-;)
なんかバランス悪いような。。
衣装合ってるかなぁ。自分で考えたモノなので、だいたい
覚えてますが、最近描いてないのでちょっと自信がないですね・・・。
ちなみに、ぱぴ子ちゃんは冬服の制服を着ています♪
そういえばマジックステッキ描くの忘れたな・・(^^;
では☆


■ こやまる (785回/2010/04/10(Sat) 10:00:44/No2345)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、こんにちは☆
スレッドお引っ越しですね。
これまで通りの内容の濃い(濃すぎる?)小説を楽しみにしています(^^)。

>なんか今回の表紙は気に入らないですね(-_-;)
いえいえ、全然そんなことはなく、絵の細かさで言えば今までの絵の中でも最高級レベルかと思いますよ。
パピィの青い制服が鮮やかですごく似合っているなぁ。
最近はこの3人の関係もバランスを保ちつつありますが、4スレッド目となる今回ではそのバランスはどうなることやら・・・。

それではこれからも連載よろしくおねがいしますね!
では!


■ みずもも (10回/2010/04/10(Sat) 17:26:13/No2346)

こんにちは☆

お引越し!!!まだまだ続きますね、学園パピィ!!
この3人がどうなっていくのか
気になりまくりですよーーーーーー(^0^)
私が小説を考えているときも
みかんさんのオリフェなのに
ミカンを私の小説の中に
入れたくなっちゃいます(笑)
ここでミカンを入れたら
「こうなるだろうな」
みたいなことを思ってます!!

>今回の表紙
かわいいですよ!!もうサイコー☆
こやまるさんの言うとおり
細かいところとかもすごく上手です♪
私が書いた絵を見てください。
笑っちゃいますよ(^□^)

とにかく楽しみにしていますね。
この3人、どうなるんだろう。。。
待ち通しーーーー!!!!!!!!!!

では★☆


■ ゆり (95回/2010/04/10(Sat) 19:47:52/No2348)

こんばんはで〜す★

スレッドお引越しですか。
スレ引越しするほど長期連載するのは、
根気がないと出来ませんよね。凄いです!!

>表紙
相変わらずの確かな画力は
ただ脱帽するばかりですっっ☆

☆ぶしつけですが私はミカンのファンです☆
性格とか服装とかとにかくカッコイイです!
ストーリー26のミカンとかもうかっこよすぎです!!

☆これからの展開を楽しみにしています!
それでは@


■ 夏田みかん (162回/2010/04/17(Sat) 16:31:23/No2363)

こんにちは(^^)夏田です♪

皆さんコメント有難うございますw
こやまるさん
ありがとうございますw
最近はペンと鉛筆の組み合わせで描いてるんですが、
だいぶ書くのに慣れて来ました。
みずももさん
おお、これは嬉しいですね(笑)沢山妄想に使って下さいませw
どうせなら小説にもd(調子に乗るな
「まぁ、どっちにしろオレ様が勝つけどな」←
みずももさんの小説も待ってますよw
ゆりさん
いえいえ、まだまだですよ。長期連載で有名なレインボーさんと
ムラサメさんに比べたらまだ全然短いです(笑)
でもかなり続く予定にしてます。まだ魔王も出てないし・・・(ぇ
嬉しいコメント有難うございました(T_T)(嬉し泣

「学園パピィ」

story27「桃色生活指導員!お目当てはお兄ちゃま?」

楓「え? 生活指導員の人、新しく来るの?」
職員室にて・・・・
結木「あぁ。南も良く知ってる人だよ。多分
英語教員が目当てで来たんだろうな」
楓「へぇ〜!先生同士の恋かぁ。ん?待って・・・?
英語教員の先生って松竹先生よねぇ・・・・
・・・・・じゃあ今日来る人って・・・・・!!」

「あら、結構服装は皆ちゃんとしてるのね〜」
正門の前で 仁王立ち。そして入ってくる
生徒達をキョロキョロと見渡す女の子。
背の高さからして、楓先生達より年下だという事が
伺えます。金髪カールに頭にリボン。
大きな目を持つ彼女・梅園桃は学園の生活指導員でした。
桃「ん?」
その生活指導員の目に映ったのは・・・・
ムルモ「ほぇー・・・・眠いでしゅう〜・・・」
パピィ「ムルモ〜♪」
ムルモ「げ!パピィ・・・」
パピィ「げって何よ!!せっかく声かけてあげてるのにィ!」
ムルモ「うるさいでしゅ!眠いから今日はあんまり喧嘩する
気分じゃないんでしゅよ!お前が来るとミカンまで来るし・・・」
ミカン「呼んだか?」
ムルモ「・・・・言ったそばから来やがったでしゅ・・・」
ミカン「さぁどけ。眠いんなら、さっさと教室に行って
ぐっすりねりゃいいだろ? おはようパピィちゃん。朝から元気だね」
ムルモ「だーーかーーらーー!来るなって言ってんでしゅー!」
ミカン「やるかてめぇ!」
ムルモ「やってやるでしゅ!」
ミカン「オレ様はパピィちゃんを愛する男だ!」

バチバチバチバチバチバチバチバチ
桃「ねぇ!」
そんなミカンに誰かの声がかかりました。
ムルモ「ほぇ?桃しゃんでしゅ・・・」
パピィ「新しい生活指導員?」
桃「ミカンでしょ?黒いコートに拳銃・・・!」
ミカン「・・・・?あぁ。そうだけど」
桃「あんた部外者の知り合いなんでしょ?」
3人「部外者?」
桃「ホラ、青い髪の毛のクノイチよ!」
ムルモ「あぁ〜!」
パピィ「ティトたんの事ね!」
桃「何?皆知り合いなの?生活指導のためって
生徒会の一人に捕まえるの頼まれたのよ。」
パピィ「ティトたんも大変ね・・・・」
住田「仕方ないよ。この学園には魔王の息がかかってるんだ。
他の妖精を不用意に入れるワケにはいかないんだよ」
パピィ「・・・・・って!住ちゃん・・・あんたセリフ出たの何話ぶりよ!?」
住田「しーーっ!前回ちょっと出たよ?(^^;)・・・・だって元々喋る
機会があんまりないから・・・・」
ストラップが小声でパピィに話しかけます。
パピィ「・・・・・今回魔物出るわね・・・・」
住田「な・・・・なんで?」
パピィ「住ちゃんが久しぶりに喋ったから」
住田「・・・・;」
ムルモ「1人で何やってんでしゅか?」
パピィ「はっ 何もしてないわよ!ムルモのバカっ///」
ムルモ「ムカッ!いきなりなんでしゅか・・・・!?パピィのアホ!!!」
ミカン「いや、それはお前だろ」
ムルモ「お〜前〜は〜〜〜〜〜!引っこんでろでしゅううううううぅ!!!」
桃「ちょ・・・・ちょっと〜〜〜〜〜〜ッ!!」
3人はそのまま走って校舎へと行ってしまいました。
桃「・・・・・・」

桃「桃の話を聞きなさ〜〜〜〜〜い!!!」


―――・・・・
松竹「分からない所があったらドンドンquestionしてきてね♪」
女の子達「はーーい♪」
松竹先生は、生徒に勉強の指導をしていました。
女の子A「松竹先生カッコイイよねぇ〜!」
女の子B「ホント!全部松竹先生が授業してくれれば
成績あがるのにぃ〜♪」
女の子A「そういえば知ってる?今日入った生活指導員!
噂だけど、松竹先生の彼女候補の一人なんだって〜〜〜!」
女の子B「うっそーーーー!!」

――・・・一方
はるか「あっ、そういえば南先生とはいつ結婚するの?」
結木「あぁ、来年に。南がもう少し生徒と一緒にいたいらしいから。」
はるか「あはは、それもそうね♪・・・・・・・はぁ」
結木「?・・・どうした、森下・・・」
はるか「住田先生・・・・・いつ戻って来るのかしら・・・・」
結木「・・・・・」
楓先生は それを近くで聞いていました。
楓「・・・・・・。」(森下先生にだけは・・・本当の事
言った方がいいんじゃないのかな・・・でもそれじゃあ、あの2人は
困るよね・・・)
ストラップにされてしまった住田と、正義を任されてしまったパピィ
を知ってる楓先生は かなり複雑な心情でした。

廊下の掲示板に貼られているポスター1枚に・・・
「魔の誘いに気をつけろ」と書いてありました。
その廊下にて・・・・

チムル「待て〜〜〜〜〜〜!!」
ティト「待たーーーーーーん!!」
生徒会と部外者の追いかけっこは、まだまだ続いています。
チック「あ!」
チムル「チック!手伝って下さい!!」
ティト「何ッ!?・・・・し・・・仕方ない・・・・」
すると、 スコンブを取り出して、投げ捨てます。

バフンッ!!

煙幕です。
チック&チムル「ゴホゴホッ・・・」
チムル「ま・・・・・また・・・・ゴホッ・・・取り逃がしました・・」
チック「ゴホッ・・・・手ごわい奴だな・・・・」

ハンゾー「おぉ〜〜!見たのらサスケ!」
サスケ「見たぜ見たぜ♪ティトはなかなか捕まらない
んだぜ〜〜」
ヤシチ「お主ら・・・・・修行はどうするのだ・・・・」
ヤマネ「・・・・;;」

一旦キリマスカット!!((




■ 夏田みかん (163回/2010/04/24(Sat) 13:53:38/No2378)

こんにちは(^^)夏田です♪

続きを・・・・

松竹「ふんふんふふ〜〜ん♪」
「お兄ちゃま〜〜♪」
松竹「!!!」
聞き覚えのある女の子の声。どこか子供っぽい少女の声に
ふり向くと・・・・
桃「お久しぶり!お兄ちゃま!」
予想通りの人間がそこに居ました。
松竹「もっ・・・桃ちゃん!?ま・・・まさか・・・新しい生活指導員って
・・・・・」
桃「そう!今日から桃も先生なの♪」
松竹「ぼ・・・・ボク用事があるから、また今度ね!」
桃「あっお兄ちゃま〜〜〜!!・・・・!」
すると、松竹が向かった先には楓先生が・・・・
桃「ムカ・・・・またお兄ちゃまったら・・・またあの人と・・・!」
 「うらめしいか?」
桃「えぇ!」
 「そうか、そうか。久しぶりの獲物だ〜ウヒヒ〜」
桃「・・・・・・・へ?」
 「私がその願い・・・・叶えてやろう!」
ズズズズズズズズズズズズズ―――・・・・

これが廊下の「魔の誘いに気をつけろ」という広告が
後日、増えていくキッカケになりましたとさ。

ベルル「新しい生活指導員・・・・?」
ジダイ「うむ。今日入ったのじゃが・・・」
ベルル「何言ってるんです!?そんなの聞いてませんよ!」
ワッチ「!」
ベルル「転勤も転校も部外者も、この学園には禁止が出されている
んですよ?!折角平和なのに、万が一魔物化の対象になったら
どうするんです!?」
最近の学園からの呼びかけの効果か、すっかり魔の誘い
に乗らなくなった生徒達。魔慣れしていた学園は、すっかり油断
状態でした。
ベルル「全く・・・マルモ校長も何を考えてるんでしょうか・・」
クロロ「報告―――!!魔物が出現しました――・・・!!!」
    ベルル 絶句。

住田「!魔物!!」
パピィ「やっぱりね・・・」
住田「・・・・・;;」

ミカン「む・・・・魔物か」
そういうと、グラサンをかけて不敵に笑いました。

ムルモ「!!魔物でしゅね!」
ミルモ「よーし、避難するぞ皆〜〜〜〜!」

楓「パピィちゃん!!」
パピィ「どうしよう・・・・抜けるに抜けられないでちゅ・・」
皆全員並んで、順調に避難しています。その中にパピィが。
楓「パピィちゃん、用があるから、私についてきて!皆は
森下先生にちゃんと付いていくんだよ〜〜!」
パピィ「楓先生・・・・!」

楓「よし、ここなら大丈夫。」
パピィ「有難う、楓たん♪住ちゃん!」
住田「行くよ」
パピィ「ば てれん♪レンコン♪とまとぉーーMax!!」
ベジタリアンなかけ声と共に
パピィが光につつまれ、シルエットを作ります。
ゆっくりと姿が現れ――・・・
住田「変身完了だ。今から君はパピィじゃない、
魔物ハンター・まじかる ぱぴ子だ!」
ぱぴ子「久々のお仕事ね!」
すると、向こうから先生らしき人が向かって来ます。
松竹「あッ!ぱぴ子ちゃん!!」
ぱぴ子&楓「松竹先生!?」
松竹「助けて・・・・あの魔物・・・桃ちゃんがなっちゃったんだ・・」
ぱぴ子「えっ!?桃たんってあの生活指導員の!?」
住田「あちゃーーー・・・転勤してきたばかりで知らされて
なかったんだ!」
ぱぴ子「し・・・・しょうがないわね・・・」

「これが 愛の試練なのだから・・・」

BGMと共に現れる・・・言わなくても分かるグラサン拳銃男。
ミカヤ「ぱぴ子よ、この身がつきるまで愛しあおうではないか・・!」
ぱぴ子&住田「きちゃったよ・・・・」
はぁ〜〜。大きなため息。    しかし数秒後・・・
「久しいですね・・・・ぱぴ子」
今度は聞き覚えのある頼りがいのある男の子の声でした。
ぱぴ子「青騎士たん♪会いたかった〜♪」
青騎士「え・・・・///」
ぱぴ子「あっ・・・////」
ちょっぴり微妙な雰囲気。
ミカヤ「あぁっ!この私を差し置いて良い雰囲気になるなぁ〜っ」
青騎士「・・・・さぁ、とっとと終わらせますよ!」
ミカヤ「月光のガンファイター・ミカヤF♪今宵も正義に走る私―・・!」
ぱぴ子「ムカーーっ!いつも邪魔してる癖に何が正義よぉっ!」
魔物は目の前まで来ました。3人を見つけると、拳を振りおろしてきます。
ミカヤ「ヤベェいなぁ。あと2ページしかないぞ・・・」
ぱぴ子「は?」
ミカヤ「早く終わらせないと8ページオーバーしてしまうゾ☆」
青騎士「テンション高めに言うことじゃないです。・・・っていうか、
そういう事は作品中で言うな」
ぱぴ子「そうよ そうよ!誰のせいで戦いがいつも長引いてると思って
るのッ!?」
ミカヤ「なぁに、連帯責任さ。私とぱぴ子の愛のタッグがいつも
学園を救っているではないか♪」
ぱぴ子「全部あんた一人の責任よッ!!!」
そう言った後、背中からデカい拳銃を取り出しました。
そう、それは『story17』でも登場した、擲弾銃。
手榴弾を装填し、擲弾銃又はグレネードランチャーと呼ばれる
銃器を引き金を引いて魔物に打ち込みました。

バコーーーーーーーーンッ
魔物「ぐあぁあぁあぁあぁあぁ〜〜〜〜!!!!!」
まともに食らったようです。
ぱぴ子「もう!そんな武器があるなら最初から使いなちゃいよ・・」
ぱぴ子一人ごちました。

青騎士は形を整え構えます。
剣舞いのような攻撃でした。
マントがやっぱり風に棚引いています。
魔物が何か石のような物を飛ばしてきますが、青騎士は
剣ではじき返しました。早くて、手先と剣先が良く見えません。
ぱぴ子「さっすが青騎士たん♪かっこいい・・・」
住田「ぱぴ子!今だよ!!」
ぱぴ子「うん!blacklimited!!」
手に持っていたマジックステッキを前に出し、いつものセリフを叫びます。
すると、ステッキから光が出て魔物を包みます。段々と元の
人の形に・・・桃ちゃんに戻っていきました。
ぱぴ子「魔物退治も慣れて来たわね・・・」
住田「そうだね、退治にかかる時間もだいぶ以前に比べて
早くなってるし!」
松竹「桃ちゃん!!!!」
桃「お・・・・・お兄ちゃま・・・・?私何を・・・」
松竹「良かった――!無事みたいだね!!」
桃(何か良く分からないけど お兄ちゃまが桃を心配してくれてる・・//)
 
「まーーーーーーーーーてーーーーーーーーー!!!」
突然そんな声。
ティト「さて、次は何の術で足止めするか・・・」
ジダイ「は〜〜ッは〜〜〜ッ・・お・・・追いつかん・・・」
桃「!!・・・あれが部外者ね!」
すると、前の方から・・・・
ヤマネ「師匠〜〜〜〜!」
桃「え?・・・・ヤマネ?師匠・・・?」
ヤマネ「桃殿!すいません、師匠を助けてもらえませんか!?」
桃「はい?!ヤマネの師匠・・・・?」

この後、生活指導員が部外者の味方になったという話が広まりましたとさ。


あとがさin夏田の頭の中

今回の登場人物も相変わらず・・・
夏田みかん:本作の作者であり、みかんであり、夏田である。
「手がつかれたよ〜。ゴールデンウィークまだかよ。」(夏田談)

冬田かき:本作のレアキャラであり、かきであり、冬である。
「勉強しろよ。大学行くんじゃねーのかよ・・・・」(冬田談)

夏田「いやぁ、人間なんて描くの慣れてないわー。楓以外の人間
描くの初めてですよ。」
冬田「松竹だよね、左にいるの松竹だよな?誰かと思ったけど」
夏田「うーん。松竹とか誰この人化しちゃってんだよね・・・」
冬田「あ、そうそう。小説の予定見たら、これからムルパピの
ラブラブな話が結構出てくるみたいじゃない。やっと学園パピィっぽく
なるんじゃない?」
夏田「ふっまあな」
冬田「・・・・・・」
夏田「あと魔王編もまだだし」
冬田「は!?まだ続くの!?」
夏田「次回story28「野球部熱血!戦いは誰のため?」」
冬田「また無視かよ・・・」
夏田&冬田「では次回もお楽しみにィw」

では☆



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■ みずもも (11回/2010/04/24(Sat) 18:10:38/No2379)

こんにちは☆

待ちに待った学園パピィーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
もうこのお話のメイン3人の絡みがやばすぎます!!
普通のときはパピィちゃんはよくムルモちゃんとケンカしてるのに
魔物が出るとまあ仲の良いこと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「青騎士たん♪会いたかった〜♪」
パピィちゃん。。。じゃなくてぱぴ子ちゃんのこのセリフ
それだけでキャーみたいになっちゃうのに
その後2人とも照れてるぅーーーーーー!!!!!!!!!
1人じたばたしっぱなしですよ(*^^*;)
しかも今後の小説の予定では
ムルパピのラブラブな話が結構出てくるんだって!?
つまり。。。小説読んでるときじたばたしっぱなしじゃないですか!!
画面がぶれて小説読めませんよ!!
でも楽しみだぁーーーーーーーーーーー(笑)

さて今回のお話ですが(←今さら!?)桃ちゃん来ましたね!!
松竹くん目当てで転勤してくるなんて桃ちゃんらしい!!
最終的に転勤してきた意味まったくなくなってるし!!
桃ちゃんと松竹くんの今後も気になります♪

絵のほうですが、さっすがみかんさんって感じがします☆
初めて書いたとは思えないくらいうまいです!!!!!!!!
私もみかんさんくらいうまくなりたい。。。

それでは私も小説のほう頑張ります!!
みかんさんも頑張ってください!!

では♪


■ こやまる (798回/2010/04/30(Fri) 09:32:28/No2387)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、みずももさん、ゆりさん、こんにちは☆

今回は騒ぎを大きくする桃ちゃんらしさが出ていていいですね〜。
桃ちゃんがまさか魔物化するとは全く予想出来ませんでしたが、部外者や転勤を禁止する生徒会の方針に沿った見事なストーリー展開だと思います。
その桃ちゃん・・・部外者に味方したとかの話もあって、桃ちゃんはこのままクビになってしまうのでしょーか?(^◇^;)
素敵なお絵描きもありがとうございます!
大人っぽくなった桃ちゃんの服装がかわいい…というかすごい!
胸元のあたりは描くのはかなり大変だったのでは?
服のシワと良い、みかんさんのお絵描きレベルがますます上達していて驚かされます。

部外者と言えばティトさん。。。
ってまだ学園に残っていたのか〜!と思わずツッコミを(^^;。
何か目的があって今も残り続けているのでしょーか?
それともハンゾーとヤマネがしつこく後をくっついてくるから帰れなくなってたりして!?

>ミカン「呼んだか?」
一瞬にしてムルモの表情が不機嫌に変わるのが目に浮かびます。。
ムルモとミカンの日常のバトルも何だか久々に見られた感じがしますが、魔王登場と並んで、この2人のライバル関係もまだまだ膠着状態ですね(^^。
あ、でも次回からはムルパピのラブラブが見られるんですか!?
恋するパピィがムルモへの愛で顔を赤くするシーンを期待していいのですね(^^)。
出し抜かれたミカンからの妨害がおそろしいことになりそうな予感もしますが、私はムルモを応援します!
でも次回のサブタイトルからは全然予想も出来ないなぁ(笑)。

それでは次回も楽しみにしています!
では!


■ 夏田みかん (164回/2010/05/08(Sat) 17:26:33/No2416)

こんにちは(^^)夏田です♪

実は、ついさっきボカロ好きの友達に「見ろ」と言われて、
鏡音リン・レンの「悪ノ娘」「悪ノ召使」を聞いたのですが、
すんごく号泣してしまいました・・・・;;
なんかこの悪ノシリーズを土台にしてアンセンで小説描いてみたいなぁ。
君は王女〜ボクは召使〜運命別つ〜哀れな双子ー

すんません;;小説描きます;;
   「学園パピィ」

story28「野球部熱血!戦いは誰のため?」

「はい、もーいっかーーーい!!!!」
フェアリー学園の放課後、部活動の時間・・・・
学園校舎の前にある校庭は第一グラウンドと呼ばれ、
その少し離れた場所にもう一つ。
第二グラウンドはありました。運動部が何気に多い学校のため、
校庭が2つだけでは足りないと、場所が無いのでもっと離れた
所に第三グラウンドと呼ばれる校庭があります。
キャップ「しっかり走れ〜〜〜♪」
キャップ事、野球部部長は今日も声を張り上げ
校庭一体をとどろかせます。第二グラウンドは野球部
の練習用コート。部員達は今日も部活に励みます。
ミルモ「おっ、野球部やってんな〜」
校庭(第一グラウンド)で掃除をしていたミルモ達は
隣の第二グラウンド(通称2グラ)を見ていました。
ミカン「そろそろ切り上げて部活に行くか・・・今日
チョコフォンデュだし」
ミルモ「待ってましたーーーー!!」
リルム「?何ですの・・・?あれはテニス部の集団ですわ!」
ミルモ「あれェ?テニス部って第三グラウンドだよな向かってる
場所がちげぇぞ・・・」
テニス部と思われる集団は2グラに向かっていました。
部員「部長〜〜!!」
キャップ「ん?ど〜した〜」
部員「テニス部の連中がこっちに来るんですけど・・・」
キャップ「え?」キャップは眉を顰めます。
テニス部軍団は着々と迫って来ます。
野球部員A「な・・・なんでしょう?」
野球部の一人が集団に駆け寄り、質問します。
するといかにも集団の中で偉そうな女の子が現れました。
女の子「野球部部長を出してくれる?」
キャップ「私だけど・・・テニス部の部長さんが一体何の用・・・?」
キャップが多少怒り気味に言います。
女の子「私達・・・・2グラを賭けてあなた達に勝負を申し込みに
来たのよ!」
その台詞に野球部絶句。
キャップ「どういう事・・・?」
女の子「3グラが遠くて移動に時間がかかって部活に時間が
かけられないって校長に申し出たら、2グラのキャプテン
と話して了承を得たら2グラにしていいって言って下さったのよ」
キャップ「そ・・・それって、近くで練習したいってだけじゃない!!」
女の子「そうよ。もちろん あなたが許可してくれるとは思ってないわ・・
だから力づくの」
キャップ「勝負にしたってワケね・・・」
野球部員「部長・・・・・」
キャップ「いいわよッ!売られた喧嘩は買うのが礼儀!
ただし、負けたらもう2度とそんな事言わないって約束出来るわね・・・!」
野球部員「部長!!」
キャップ「もうすぐフェアリー甲子園も迫ってる・・・
こんな所で負けてられないわ!」
女の子「フフフ・・・・いいわよ・・・ただしあなたが負けた時は
3グラに移動してもらうからね・・・」
それを遠巻きに見ていたミルモ達は・・・・
ミルモ「なんか えれぇ事になったな・・・」
ミカン「野球部も大変だね・・・」

野球部員「ど・・・・どうするんですか部長!勝負は明日なんて
・・・明日は休みですよ!?」
キャップ「あれ?・・・そうだったっけ・・・?」
野球部はキャップの熱血ぶりによって、休みも扱かれていたのでした。
しかし、こうして月に一度だけ休みを置いています。もちろん、
「ボク明日彼女とデートの予定が・・・取り消しなんて今更・・」
「私明日友達と遊ぶ約束」「親戚の誕生日パーティにお呼ばれしてるんだ・・
誕生日過ぎちゃったのにボクが行くの待っててくれてるんです!」
家族とショッピングや、久しぶりの再会等。部員達の休日はビッシリ。
キャップ「あーーーーーーーーーーーっ!もう!!全部キャンセル
しなさい!!なんでこんな肝心な時に予定入れちゃうの!?」
「今更キャンセルは無理です(汗」「すみません」
「明日断っちゃうとなぁ」部員達は口々に言いました。
キャップ「どうしよう・・・・これじゃあ人数が居なくて
勝負所じゃないじゃない・・・・!!はっそうだ!
ミルモ達にまた頼もう!!」


――――・・・・
リルム「え!?部員が居なくて勝負出来ない!?」
キャップ「そうなの・・・」
ムルモ「2グラ渡しちゃえばいいんじゃないでしゅか?」
キャップ「絶対嫌!あんな自分勝手で私達のコート
取られてたまるもんですか!!」
パピィ「でも、人数が居ないんでちょ?」
キャップ「うん。そうなの・・・それでミルモ達にまたお願い
しに来たんだけど・・・・ミルモは?」
リルム「そ・・・・それが・・・・」
ムルモ「あいつらなら 妖精パチンコで遊んでましゅ・・・
あの2人相変わらずギャンブル好きでしゅからね」
キャップ「え・・・・パ・・・パチンコ・・?あいつら・・・?」

ミカン「知ってるかぃミルモ。明日の天気晴れだってよ」
ミルモ「そうねぇ。オレの運勢も晴れてくんねーかなぁ・・そっちは?」
ほぼ垂直に立つ多数の釘が打たれた盤面とガラス板の間に、
小さな鋼球を最上部に弾き入れ、釘にはじかれながら落ちる玉が
特定の入賞口に・・・・入りません。
ミカン「さっぱり。天気予報より当たり台予報とかしてくんねぇかな」
2人でパチンコをしていました。もちろん目当ては景品のお菓子。
とても美味しそうな菓子袋がたっくさん。
見つかったら捕まりますねぇ。
パチンコ玉を転がしていると、背後から殺気。
リルム「ふ〜〜〜〜〜〜た〜〜〜〜〜〜り〜〜〜と〜〜〜も〜〜!!!!!」
リルムちゃんアッパーーーーー
ミルモ「いってーーーー!!!」タンコブを抑えて涙目ミルモ。
ミカン「・・・・・」あまり表情を変えず頭を撫でるミカン。
リルム「こんな所で何してるんですかァ!キャップさんが
ピンチなんですよ!お二人とも手伝って下さい!!!」

ミルモ「で。ムルモとパピィとリルムとキャップ現在4人か。
ちぇっまた人集めかよ・・・めんどくせーなぁ。キャップ
おめぇもそんなメンドクセェ勝負よく引き受けたな・・・」
ミカン「めんどくさいけど、オレ様とミルモ入れたら6人か。
あと2人くらいなら適当に選んで・・・・・、・・・。」
ミルモ「そーだな、テキトーにペータ達の中からつれて来るか!」


ミカン「いや。    丁度いい奴がいる・・・・」


「何っ2グラをかけた勝負に私が出ろだと!?」
そう言ったのはティトでした。
ミカン「どーせ暇だろ?」
ティト「おい!貴様、私は主の戦いに必要であらば参戦するとは言った。
それもこれも、昔の借りを返すためだ!だが貴様のパシリになった覚え
はない!!・・・・・それに、私が入っても1人足りないぞ。」
ヤマネ「ご安心を!」
その一言で皆振り返りました。
ヤマネ「師匠の援護は私がするでございます!」
ティト「ヤマネちゃん・・・」
すると、ついて来たハンゾーがティトの頭の上に乗っかり
ハンゾー「間近で試合が見れるのら〜〜♪」
ティト「おい!?まさか乗ったまま試合させるつもりか!?」
いつものコントをしていました。
サスケ「相変わらずだぜー」
ヤシチ「お主生徒会から逃げているのではないのか?
そんな所で目立つ事していいのか部外者!!貴様のせいで
この前は生徒会に問い詰められたのだぞ!?」

ちなみに桃ちゃん先生は・・・
桃「ももは知らなくってよ!」
で終わらせたそうです。何故か説得力がある桃ちゃん先生。

ティト「主こそ部活ほっぽってこんな所でお散歩ですか
今に廃部にされるぞ貴様。」
ヤシチ「廃部になどもうされんわ!!」
ティト「主の実力でそんな余裕がどこから湧くんだ!!」
ヤシチ「なんだと!?高齢者だからって偉そうな口聞くじゃねーか
ティトさんよォ!!」
ヤマネ「あわわ〜〜っ兄様、師匠〜〜」
ムルモ「・・・・2人とも妙にキャラが被ってる気がするのは
ボクだけなんでしゅかね・・・;;」
キャップ「えぇっと・・・;取りあえず人数は揃ったのよね・・;」
ミルモ「何なんだ・・・このいつものメンツは・・;」




うぁとぐぁき☆
冬田「・・・・あれ?あとがき早くね?小説の中盤で描くの?」
夏田「おう。新鮮ダロ。作者の私が残り4ページ分とお絵かきとアトガキ
をいっぺんにやるのがメンドクサイだけww」
冬田「・・・・・・」
夏田「新たなアトガキにも挑戦したいな、時雨沢殿みたいに!!!」
冬田「・・・・お前の小説は時雨沢恵一のマネ事ばっかりだろーが!」
夏田「えー。でも小説自体はほとんどオリジナルだぞ。」
冬田「あのね。」
夏田「ミルモはギャンブルに凄くハマりそうなタイプだなぁと思い、
ミカンも少々ギャンブルっ気があるので、2人で妖精がパチンコをするという
面白いシーンを実現させました(笑)
でも、そこまでギャンブルに中毒になってるワケではありません、少しです。
今回の話はミカンとミルモの共通点が光ってますのでお楽しみに」
冬田「をい!何普通にあとがきしてんだ!」
夏田「ティトの立ち位置は妖精忍者の中では、一番の相談役ですね。
簡単に言うと・・・・銀魂でいうお登瀬さんみたいな・・・・」
冬田「漢字あってんのかソレ・・・・ネタバレはないみたいだな」
夏田「次回の題名は小説の最後に記載するので宜しくお願いします」
冬田「以上、中盤アトガキでしたw」

多分見にくい小説になります;;すんません;;
一旦切ります。


■ こやまる (813回/2010/05/13(Thu) 12:50:25/No2430)
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夏田みかんさん、こんにちは☆

>実は、ついさっきボカロ好きの友達に「見ろ」と言われて、
>鏡音リン・レンの「悪ノ娘」「悪ノ召使」を聞いたのですが、
>すんごく号泣してしまいました・・・・;;
ボーカロイドは私はあまり詳しくないのですが、号泣するほどのストーリーがあったとは…。
双子好きとしても気になるので今度探して見てみます。

学園も普通の学校と同じくいろいろなタイプの妖精がいますね〜。
毎日練習に汗を流すキャップたちの傍らで、毎日好きなお菓子ばかりを食べているミルモたち・・・。
って毎日お菓子を食べまくるのは普通の学校では無いか。。

勝負を引き受けると仲間が集まらないのはキャップのお約束・・(笑)。
そういう困ったときこそパピィたちの出番ですね。
パピィは果たして野球は得意なのだろーか?
ムルモより良い成績を残そうと集中力全開で取り組みそうえはありますが。
パピィ以上にミカンの参加も気になりますが、反則しまくりの予感がします。。

>ヤシチ「なんだと!?高齢者だからって偉そうな口聞くじゃねーか
>ティトさんよォ!!」
最近影の薄かったヤシチがティトを高齢者呼ばわり〜〜っ。
ヤマネがティトの後をくっついてばかりだから、ヤシチは不機嫌になっているのかな?
いつかヤマネをめぐるティトとヤシチのバトル(?)を見てみたかったりします。
(いやそういう展開にはならない?)

>ミルモ「そうねぇ。オレの運勢も晴れてくんねーかなぁ・・そっちは?」
パチンコでのこの二人のやり取りが面白いです。
でも楓先生に見つかったら停学になっちゃう!?
リルムのアッパーを食らっても、二人は懲りずにまた妖精パチンコに入り浸りそうだなぁ。

それでは続きを楽しみにしています。
では!


■ チョコ (18回/2010/05/15(Sat) 10:26:01/No2431)

夏田みかんさん、お早うございます♪

夏田さんは悪の娘と悪の召使を見たんですね。
実は私もそれに今、はまっています(笑)じゃあ、リグレットメッセージは見ましたか?
もう、あれは涙めっちゃでますよ(笑)見てなかったら見てください☆

小説もとっても面白いですね。得にミルモとミカンがギャンブルをしている所のシーンは大ウケでした(笑)でもミルモとミカンは今までに何回かギャンブルをしているような感じがします…

連載がんばって下さいね
それでは♪


■ 夏田みかん (165回/2010/05/15(Sat) 17:38:56/No2432)
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こんにちは(^^)夏田です♪

キャップ初描きww遠近法になってねーーーーぃ;;;
うわ・・・変な絵。ティトとヤシチはくだらん喧嘩をしてます。
ミカンがぱぴたんに抱きついてる(笑)ヤマネやらムルモやら入らなかった
なぁ・・・・。
>ヤマネを取り合う
うーーん(^◇^;)これはリクエストされても難しいかも・・
ティトはそういうキャラじゃないので。
補足ですが、ヤマネは「師匠!」と勝手に呼んでますが、ティトに
その気は無かったりしますよ。最初の頃のヤシチとヤマネみたいな物です。

続きです。



――――・・・放課後
ミルモ「しっかし・・・グラウンドの持ち権で争いになるたぁな・・・」
ミルモとミカンとムルモの3人は学園の近くにある茶屋で団子を
食べていました。
ムルモ「運動部の部長って大変なんでしゅね」
もぐもぐと団子を食べるムルモ。
ミカン「女同士の戦いは激しいからなぁ」

するとある事に気づきます。
ミルモ「おっとわりーミカン、オレ金持ってきてねぇや」
ミカン「んなもんオレ様もねーよ」
すると2人して同時にムルモを見ました。
ムルモ「なッ・・・なんでボクを見るんでしゅかっ
年下におごらせるつもりでしゅか!!」
すると、
ミカン「はぁーあ・・」頭を掻いて、面倒くさそうなため息をつくミカン。
3人が自然に去ろうとすると、
店の者が口を開きます。
店員「勝負はともかくミカンよォ、お前溜まってる店のツケ払ってけよ・・
一昨日来た時は三色団子だろ、先週食べたのが饅頭だろ、その前が
オレンジパフェ、その更に前が寒天でその前の前の前の・・」
ミカン「おめぇ、よくそんなの覚えてんなァ、そんなに記憶力
いいなら んなもん覚えるより円周率覚えた方がモテるぞ」
店員「えっマジで!?」
すると
ムルモ「ほぇ」
ムルモの首根っこ掴んで、その場から走って逃げ去りました。
店員「あッ!!!おーいミカン!

3、14159 26535の次ってなんだっけ〜!!」

     ・当日・
キャップ「さぁ、約束の日よ!グラウンドをかけて勝負!」
テニス部長「バカねぇ。私達はテニス部よ?野球で勝負するワケ
ないでしょう?」
キャップ「なっ・・・なんですって!?」
テニス部長「勝負の内容は・・・・コレよ!」
すると、目の前に、的当てのような物が現れました。
テニス部長「これをチーム全員で交代で打って、得点が高かった方が
勝ちよ。・・・・ちょうど8人いるみたいだし・・・」
キャップ「的当てゲーム・・・?上等じゃない!!
・・・・と言いたい所だけど・・・・・」
キャップは寄せ集めの強いかどうか分からないチームを見ます。
おっと ここでため息。
キャップ「まさか・・・・寄せ集めのチームになるという事をあらかじめ
狙っていたの・・・?」
すると相手の部長はフッと鼻で笑います。
テニス部長「当たり前じゃない♪」
ヤマネ「卑怯でございます!!勝負は正々堂々する物でございますっ」
クナイを持って向かおうとするヤマネと、それを制止するティト。
ティト「ヤマネちゃん。どんな戦いでも・・・非常になっちゃ
いけないよ。 人は人でしか正せない。 勝負で教えてやろう
じゃないか?」
ヤマネ「師匠・・・」
ティト「・・・あと、ハンゾー。お前も降りろ・・・」
ハンゾー「ボクも戦うのら〜!」
ティト「どこで!!!」

―――・・・
テニス部長「始めましょう」
すると、先行はテニス部から始まりました。
テニス部長「はぁっ!」
部長は大きくラケットを振って、ボールは見事にド真ん中命中。
ムルモ「うわ・・・いきなり満点の100取られたでしゅ・・・」
ミカン「流石に手強いな・・」
キャップ「・・・・今度は私ね・・・!せぃやっ!!!」
キャップは愛用のバットを大きく振って風を切ります。
こちらも見事にド真中。
ミルモ「おッ!」
リルム「良い勝負ですわ!」
テニス部長「ふふ・・・相手は寄せ集めのチームよ。軽くひねって
やりなさい」
部員「はい・・・・♪」
2人は不適に笑いました。
部員「はァッ!!」  ボールは軽く90点の所に命中。
リルム「次はわたくしですわ!!」
キャップ「頑張って、リルムちゃん!」
リルム「はい!うおりゃあああ!!」ボールは同じく90点!
テニス部長「チッ・・・・まぐれの同点・・・」
部長は顔を歪めます。
部員「はーっ!」 またもや満点。
キャップ「次ィ!」
パピィ「あたちね!」
バットを持って構えるパピィ。
ミカン「うっ・・・・かわいい・・・」
ムルモ「むっ・・・(怒)」

住田「ちゃんと良くボールを見るんだよ」
パピィ「うんっ」

パピィ「えいっ!」

思い切り振って、ボールは的の60に命中。低いです。
ムルモ「はァ・・・・だからパピィは駄目なんでしゅ」
パピィ「何よっ!!!」
ムルモ「何でしゅか!!」
ミルモ「コラー!ケンカしないで集中しろーーーー!」
部員「しゃあっ!!」90点!
ムルモ「ボクでしゅね・・・・えいっ!」
80と描かれた所に命中。
すると、先程撃った球がテニス部員の顔目がけて飛んできます。
テニス部長「はっ!!危ないッ」
部員「キャアアッ!!・・・・・?」
球は、部長の頭に当たり、止まりました。
部長「無事・・・?」
部員「は・・・はい・・・でっでも部長が・・・!」
部長「私はいいから、次あんたでしょう?」
部員「は・・・はい!有難うございます部長っ」
ミカン「・・・・・」

ムルモ「バットはこうやって振るんでしゅよっ!」
パピィ「むか〜〜〜〜〜〜っ!!100点じゃないくせにぃ!」
部員「でやぁっ!ありゃ・・・80点か・・・」
テニス部長「寄せ集めのチームの割にはやるじゃないの・・・でも
私達の勝ちだわ」
ヤマネ「まだ分からないでございます!はァッ!」
100点!
テニス部「!!」
部員「えーーいっ!」90点に命中。
ティト「バットを持つのは初めて・・・かな」
ぱーーんっ
連続100点!
部員「はっ!よし、100点!!」
ミルモ「やぁっとオレ様の番かぁ!!・・・・・
って。オレ様じゃあミカンと同じか」
すると、ミルモらしい力強いスイングでボールは思い切り飛び、
3連続100点になりました。
キャップ「凄い!!」
部員「なっ・・・・・え・・・えいっ!」
70点。
部員「し・・・しまった!」

キャップ「いよいよ最後ね・・・・」
ムルモ「ミカンが打ったらゲーム終了でしゅ・・・」
リルム「全部ミカン様の点にかかってますわ!」

するとムルモは言います
ムルモ「でも・・・・これでボク達が勝っちゃったら、あの子達
ずっと遠いコートに通わなきゃいけないんでしゅか・・?」
キャップ「え?」
パピィ「なんか可愛そうね・・・」
「・・・・・」

誰もこれ以上言いませんでした。

ミカン「さっさと終わらせてしまおうか。」
すると

ミカンが持っていたのは バットではなく ラケットでもなく

自動連射式のパースエイダーでした。

一瞬の静寂 そして
ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱんっ

騒がしい発砲音と共に、的は崩れて原型をとどめない無残なガラクタへと
姿を変えていました。

全員「えっ?」
ミカン「はい終了!」
キャップ「なっ」
ミカン「丸く収めるにはこいつが一番だろ?」
キャップ「っていうかコレ丸いか・・・?;」
ミカン「オレ様は人の人生かけて勝負出来る程たいそうな妖精
じゃないんでね。こっちの勝ちって事で。こんな勝負で誰かが
何かを失うなんてバカげてるぜ〜」
テニス部長「−−−−ッ!卑怯な!キャップ!まさかお前最初から
こうするつもりだったのか!!」
ミルモ「何言ってんだ!お前らはただ、歩くのが面倒なだけじゃねーか!」
テニス部長「うっ・・・うるさーい!」
部長はそう言ってミカンにラケットをぶつけようと
殴りかかって来ます。
キャップ「はっ・・!」
しかし、彼女が振りおろした先にはもうミカンは居ませんでした。
部長「何・・・?」
すると、隣にいつの間にかバットを構えているミカン
部長「は・・・・・早い・・・・!!叩かれる・・・!」
一瞬の刹那ー・・・・
パコーーーーーーーン!!!
ラケットはミカンのバットで真っ二つに折れていました。
ミカン「ケンカってのはよォ、何かを守るためにやるもんだろうが。
お前が部員を守ろうとしたように」
テニス部長「!」
ミルモ「・・・・」
テニス部長「・・・・・守るって、あんた寄せ集めで来たんでしょう?
あんたは何守ったっていうのさ」

ミカン「オレ様のルールだ」

ミルモ「おめーら、グラウンドの事は親父にもう一度正直に話せよ
その方がお互いいいじゃねーか」
ムルモ「そうでしゅ。お父たまならきっと分かってくれましゅ」
パピィ「そうね!」

テニス部長「ええ。・・・・ごめんなさい、キャップ。」
キャップ「ううん、分かってくれればそれでいいの!」

リルム「めでたし、めでたし・・・ですわね♪」

次回story29「大物妖精M!チェンジバトル婚約」
では☆

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■ ゆり (99回/2010/05/15(Sat) 22:25:13/No2433)

今晩は!ゆりです☆
やっぱりミカンはかっこいいですね!!
惚れました(オイ
「学園パピィ」はアニメにできそうなくらい面白いです!!(本気>▽<
>ミカン「ケンカってのはよォ、何かを守るためにやるもんだろうが。」
・・・・(絶句)
いい事言いますねミカンさん。かっこいいなぁほんと(何度いう気だ
>リルム「めでたし、めでたし・・・ですわね♪」
こういう台詞はリルムが最適と思うのは私だけでしょうか?
次回も楽しみにしています!!
(「大物妖精M電撃婚約!?」と何か関連があるのでしょうか!?)
それでは@


■ みずもも (14回/2010/05/17(Mon) 14:53:51/No2442)

こんにちは☆

今回の小説もさすがみかんさんって感じです!!
みかんさんの小説は、続きがすごく気になります。
読んでいてすごく楽しいです(^^)
>パチンコ
ミルモとミカンにぴったりな遊びですね。
授業をサボったりしながら
毎日ココで遊んでそうなイメージがあります。
>年下におごらせるつもりでしゅか!!
ムルモちゃんのこのセリフ。。。
めっさかわいいーーーーーーーーー!!!!!!!!!
なんだか最近ムルモちゃんとパピィちゃんが
周りにいるミルモ達よりも幼いという設定を
妙に可愛く思えているみずももなので
このセリフは私のハートをいとめてくれました( ̄ー ̄)
>「大物妖精M!チェンジバトル婚約」
これに似ている題名を聞いたことがあるぞ!?
確かその話はムルパピがメインだったはず!!
ってことは次回の話はムルパピがメイン!?
めちゃくちゃ楽しみです(>▽<)♪
ミカンがどんなかたちで入ってくるんだろう?
早く続きがみたいです!!!!!!!!!!

でわ★☆


■ こやまる (49回/2010/05/19(Wed) 08:31:49/No2444)
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夏田みかんさん、チョコさん、ゆりさん、みずももさん、おはようございます☆

てっきり野球勝負かと思っていたら的当て勝負になるとは…!
これは一本取られました(^◇^;)。
そして誰もが勝負に夢中になる中で、敗者を一人も作らずに丸く収める提案を一人行うミカンの存在感がすごかったです。
負けず嫌いのムルモも今回は「くやしいでしゅがボクの負けでしゅ」と素直にミカンを称えそうです。
まぁもともとこういう大きな提案は小さなムルモには似合わなくて、ムルモはパピィにちょっかいを出すのが似合ってるわけですけど(^^)。

絵の方は焦る二人の後ろで、外野が騒がしいのがかわいいです。
キャップは帽子のかぶり方をうまく描かないとおかしなことになりやすいのですが、そこはバッチリですね!
絵に入りきらなかったムルモは、ミルモの後ろあたりでミカンに飛びかかろうとしているのでしょーか?

>ムルモの首根っこ掴んで、その場から走って逃げ去りました。
ムルモも食い逃げに参加!?
両親に連絡が入ったら大変なことになりそうです。
それにしてもミカンはいろいろなところで伝説を作ってますね(^^;。

>うーーん(^◇^;)これはリクエストされても難しいかも・・
あ、ヤシチだけでもティトにライバル心を持って欲しいかも…と思いましたが、すでにヤシチはティトとケンカ状態にあるので取り下げますね(^^;。

それでは次回も楽しみにしています。
チェンジバトル婚約っていったい・・・?
そして大物妖精Mは果たしてムルモと期待していていいのかどーか!?
(もしかして別の妖精!?)
では!


■ 夏田みかん (186回/2010/07/19(Mon) 09:35:50/No2596)

おはようございます(^^)夏田です♪

イラストの置き場間違いはけーんw
いただき物小説のstory26の絵がおかしな所に置かれてます。
ウィミ「私もそうする!」
の辺りに置いてください。
番外編も更新しましたので、そっちの方宜しくお願いします(^^)
(題名一部変更。)
   
     
     「学園パピィ」

story29「大物妖精M チェンジバトル婚約(前編)」

ドクタ「んーー・・・・いいデキ・・・!」
そこは研究所。ドクタ博士はマイナスドライバーとプラスドライバー
を使って、何かを作っていました。それは、乗り物ですが機械が
沢山取り付けられています。ドクタは手を顎に当てて、唸っていました。
ドクタ「これぞ研究者の夢!!タイムマシィィィィィン!!!」
ドクタが心の底から喜びを口に出しました。
まるでジュースの定番 「クーー」 のような表情でした。
ドクタ「でも、ちゃんと作動するかが問題なんだよな・・・
誰かにやってもらわないと・・・」
ドクタは考えました。

ミカン「あァ!?お前はマシュマロでも食ってな!」
ムルモ「お前はサー○ーワンのアイスでも舐めくりまわしてろでしゅ!!」
いつもの喧嘩をしていました。
パピィ「ムルモ!やめなちゃいよ、どーせ弱いんだから」
ムルモ「なっ・・・何でしゅってー!」
パピィ「あっ・・・そ・・・・そうじゃなくて・・・・」
止めようとしただけなのに余計な事を言うパピィ。
パピィ「ホントの事でちょ!」
ムルモ「ムカー!」
すると
アロマ「あら、またやってる・・・・」
カメリ「ホント〜だ〜」
アロマ「3人とも、落ちついて〜!」
ムルモ「む・・・・・アロマしゃんに言われたら仕方ないでしゅね・・・」
パピィ「むッ!(怒)」
ミカン「アロマちゃんか・・・3人の問題だから手出しは無用だよ」
アロマ「そ・・・・・それは・・・・そうね」
カメリ「えぇ〜〜〜〜〜!」
アロマ「じゃなくって!喧嘩は良くないの」
ムルモ「ほぇ〜♪・・・アロマしゃんは相変わらずおしとやかで
ステキでしゅ〜。優しいでしゅね☆」
アロマ「そんな事ないわよ♪」
ムルモ「そんな事あるでしゅ〜♪」
ミカン「そういや、アロマちゃんと仲良さげだけど 幼馴染か何かかい?」
パピィ「?あ・・・・そういえばミカンたんには言ってなかったわね・・・」
ムルモ「ボク達元婚約者なんでしゅ♪」
元という言葉が少し嬉しくて、婚約者という言葉が少し複雑なパピィ。
ミカン「は?婚約者ァ?」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ
5人「???」
ドドドドドドドドドドドドドドドド
いきなり絶叫する声と勇ましい走る音が激しく聞こえたと思ったら・・・
ミルモ「限定 チョコアイスパンが売り切れちまうじゃねぇかァァァァァァァァ!!!!!!!!」
カメリ「チョコ〜〜アイ〜〜ス〜〜?」
ムルモ「そういえば・・・ってうわぁッッ」
5人は勢いよく走って来るミルモの勢いに負け
吹っ飛ばされました。
「いてっ」「ほぇ」「きゃああっ」「いたぁっ」
ムルモ「〜〜〜〜ッ・・・・お兄たま 急ぎ過ぎでしゅ・・」
パピィ「いたたっ・・・頭打っちゃった〜・・・」
アロマ「そうね・・・・あら?ミカンさんがいないわ」
カメリ「??ほんと〜だわ〜〜」

――――・・・・
――――――――――――――――・・・・
ミカン「ってーーーぇ・・・・・ ・・・・・何だココ。」
ミカンが飛ばされて来たのは学園の校舎内にある
研修室・・・・その隣にあるドクタ博士専用の研究所。
かなり広い作りになっていました。
科学の授業のスケットや、実習等で活躍している
『博士兼先生』のドクタは、天井から入ってきたミカンに
びっくりしていました。
ドクタ「あれ・・・・・君ミカンくんじゃないか・・・研究を見に来たの
かな?」 生徒だと分かると、博士はすぐに研究資料を取り出そうとしました。  ・・・・・しかし
ミカン「?何だぃこりゃー・・・でけぇ乗り物だな、何に使うんだぃ?」
ドクタ「!!そ・・・・それは・・・えっと・・・
タイムマシーンなんだ・・・・」
ミカン「タイムマシン??」
ドクタ「実はもう完成してるけど、実験はまだなんだ・・・・
・・・・そーだ!ミカンくん、試しに使ってくれないか!?」
ミカン「はぃ?オレ様が?悪いけど興味ないね。パピィちゃんと
お昼食べに行く所なんだ、じゃーな」
ドクタ「あぁっ待って!10分程度で済むと思うんだ!
頼むよ〜〜困ってたんだ・・・ミカンくんみたいに実力がある人
だったら丁度いい!」
ミカン「パピィちゃんもう行ったかな・・・」
ドクタ「ミカンくぅ〜〜〜〜〜〜ん! 聞いてるぅ〜〜〜〜!?」
すると ハァとため息を付いて、頭を掻きます。
ミカン「めんどくせぇな・・・・10分だけだぞ」
こうして、ミカンは已む無くタイムマシンに乗る事になりましたとさ。

ドクタは準備に取り掛かったかと思ったらすぐに終わりました。
ドクタ「タイムマシンだからね・・・・どこに行く?未来は無理だけど
過去ならどこでm「どこでもいいんだよ 早くしてくれるか?」

ドクタ「うぅ・・・じゃあ三日前くらいにして、試してみよう・・・」
ポチッ ―――――― ツーツーツー

機械は唸り始めて、壊れそうなくらい震えています。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴーーーーーン・・・
すると―――――――数秒後タイムマシンごと消えました。
ドクタ「おおおおッ!成功ォーーーー!!」
歓喜の声。 と同時に、無線のボタンを押して
ミカンの方へと繋げました。ザーザーーーーーノイズが煩いです。
ドクタ『聞こえる?ミカンくん!』
ミカン『あぁ・・・・・まァな・・・ ・・・・ん?』
すると、バチバチバチバチッと変な音がしたかと思うと、
画面に大きくエラーと出て来ました。
ミカン『エラー?エラ呼吸しろとでも言うのかぃ?
おい、何だコレ、壊れてんぞ』
ドクタ『えぇ〜〜〜〜〜っ!そっ・・・・そんなァ・・・ミカンくん、
取りあえず3日前についたら、指示通りにしてこっちにもど・・・』
ミカン『3日前?行き先随分変更してるけど、大丈夫なのかぃ?』
ドクタ『えェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!』
    ドクタ絶句。

――――――――・・・・

ミカン「・・・・ついた」
ドクタ『ついたって・・・一体何処なんだソコは・・・うぬぅ・・・
完全に失敗か・・・コントロールが出来ないなんて致命的な欠陥だ』
ミカン「めんどくせぇな・・・・・」
すると、ミカンはある事に気付きます。そして
それが何か分かった時 今まで不敵な笑みか、表情を特に変えずにいた
(パピィの場合は特別←)ミカンですら絶句しました。
髪の毛が少し長くなっています。
黒いロングコートも、拳銃も何処にもありません。
薄オレンジの服はピンクに。鏡を見つけて慌てて見ると
そこにはミカンは居ませんでした。そこに居たのは


     パピィちゃんでした。


一旦切ります。




■ 夏田みかん (187回/2010/07/19(Mon) 12:36:39/No2598)

こ・・・・細かい・・・!(汗
いや・・・疲れた((
マウスでこんな絵に挑戦するなんて無謀だ自分・・・
シンフォニアさんのような絵師が描いたら、見惚れるような
細かい機械になるに違いないと勝手に想像しています(^^;
誰か、ペンタブが無くても素敵な絵になる方法教えて;;;

続きですー・・・

パピィ(ミカン)「おい・・・・何だコレ。」
ドクタ『えぇ!?何ソレェ!?そんな事あるの?・・・いや・・・
過去に来た影響かも・・・未来の妖精は過去に行っちゃいけないんだ・・
ミルモでポン!コミックスにもあったなァ・・・触るのも話しかけるのも
何するのも駄目・・・つまり、入れ替われば問題はないって事か・・・
しまった〜もうちょっと漫画読んでくるんだったー』
パピィ(ミカン)「ハァー・・・んで?どーすんだい?」
ドクタ『取りあえず 調べて来る!いい?君は今パピィさんなんだ!
パピィさんになりきってくれよ??』
パピィ(ミカン)「あぁ・・・・」
プツン・・・・・無線が切れました。
すると、ミカンは改めて鏡を覗きます。
パピィ(ミカン)「か・・・カワイイな・・・・良く分かんねぇけど・・・
まァいいか・・」
他人が見たら、ナルシストな女の子だと思うことでしょう。
すると、ミカンの居た場所から聞き覚えのある声が降って来ました。
ミカンは一応、タイムマシンから降りて、いつの時代だかを
伺おうと試みています。
「婚約者ァ!?」

パピィ(ミカン)「?」
ムルモ「そうなんでしゅ〜♪明日お城で婚約式がとり行われるんでしゅよ〜」
パピィ(ミカン)「ムルモ・・・・という事は最近の過去か・・・?
けど、つい最近耳にした事のあるワードだな・・・なんだっけェ・・・」
楓&リルム「あぁっ!!」
パピィ(ミカン)「!?」
楓「パピィちゃん・・・・」
パピィ(ミカン)「(・・・・あ・・・・そうか、オレ様の事か・・・)」
ムルモ「げ!パピィ・・・・何しに来たんでしゅかっ?」
しかし、この「げ!パピィ」に異様にイラッとしたミカン。
パピィ(ミカン)「知らねーよチンカス。おめぇこそ何でここにいんだよ」
・・・・・・はい。パピィちゃんじゃな〜〜〜〜い。
楓「へっ?」←おとぼけモードON
ムルモ「なっ・・・・なんでしゅかぁ・・・!その言い方はぁ!!
全く・・・・本当ッアロマしゃんとは大違いでしゅ」
当たり前です。
パピィ(ミカン)「アロマちゃん?・・・・!!!!思い出した・・・
そうか・・・そーいや婚約者がどうとか言ってたな・・・・
まさかそのアロマちゃんと婚約でもするのかぃ?」
ムルモ「そ・・・・そうでしゅけど・・・何か文句あるんでしゅか?!」
パピィ(ミカン)「(やっぱりな・・・・って事は婚約解消する前の話
だな・・・・それならオレ様のやる事は決まってる!)いや、
末長くお幸せに。」
ムルモ「!」
楓&リルム「えぇっ!?」
ドクタ『コラァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!』
すると いきなり無線機にドクタの叫び声が入ってきました。
キィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン。
パピィ(ミカン)「ぐっ・・・うるっせーな!!耳が痛ぇよ!!鼓膜破る気
かてめぇ!こっちはボランティアで来てやってんだぞ!・・・・
で、何か分かったのかぃ?」
ドクタ『うんっ・・・・その婚約はね、ほとんどパピィちゃんが
解消させた物でもあるんだ、だから、いいかぃ、タイムマシンのアレが
アレになってアレになるまで、2人を妨害する事考えてよ!いいね??』
プツンッ――――――ツーーー
パピィ(ミカン)「ぼーがいってお前・・・かったるいな・・・」
2人の婚約をパーにしたのはパピィちゃんが原因だと・・・?
あんまり良い気しないね。
そこまでムルモのヤローが好きか?ちょっと複雑なミカン。
ムルモ「言われなくても幸せになってやるでしゅ!もうお前とは
話もしましぇんから・・・・」
そう言ってムルモは、アロマとのデートに向かってしまいました。
パピィ(ミカン)「この展開はいいのか?ま、いっか」
楓「パピィちゃん・・・・駄目だよ・・・もっと素直にならなきゃ、
ムルモちゃん本当にアロマさんと婚約しちゃうよ・・?」
パピィ(ミカン)「(素直全開だけどね)」
ミカンは言いません。
リルム「そうですわ・・・・あら?なんですの、ソレ・・・・」
すると、リルムが指差した方向に袋が。なんとパピィ・・・いや
ミカンの肩に掛って、持っていました。
パピィ(ミカン)「??」中を開けると・・・・
パピィの素直な気持ちが籠った手編みのマフラー。
ムルモの顔が縫い付けられています。
楓「わーーー・・・!ムルモちゃんにプレゼントするの?」
リルム「素晴らしいですわ〜!」
パピィの気持ちが伝わるような気がして―――。
ますます複雑なミカン。
パピィ(ミカン)「ヤロ〜〜〜〜〜〜・・・・・」
ミカンは怒りにワナワナ震えていました。
パピィ(ミカン)「アロマちゃんと絶対くっつけてやる・・・・」



場所は変わって。
ムルモ「えへへ〜〜〜楽しいでしゅ〜〜♪」
アロマ「ふふ、私もよ♪」
ムルモ「///////(固)」
アロマ「ん?」
ムルモ「ほぇ//なんでもないでしゅ・・・」
(はぁ〜〜〜〜・・・癒されるでしゅ〜〜〜///)
楓「ほぅ・・・・あれが敵ね」
コソコソして見る3人。
楓「って・・・・ねぇ、別にコソコソする必要ないかもよ?」
リルム「そーですかぁ?」
パピィ(ミカン)「ふぁぁ〜〜〜〜〜っ・・・何やってんのあんたら。」
相変わらず寝むそうに言います。
パピィ(ミカン)「・・・・・しかし・・・・随分順調だなあの2人・・
・・・・・・ん?」
ミカンの目に入るのはダンボールと枝で偽装したミルモの姿。
パピィ(ミカン)「何だぃありゃ。」
ミルモ「ふっふっふっ・・・・悪いなムルモ・・・・婚約式が終わったら
取ってやるからな〜〜〜ソレっ!」
ミルモはダンボールを素早く上げ、何かを、投げました。シールです。
しかし、それはアロマの笑顔とともにやってくる、ささやかなそよ風
によって靡き、ムルモは難を逃れました。
シールは・・・偶然来た土田先生の犬に直撃。
犬「きゃいん!」犬が楓達の所へ一直線に走って来ます。
2人「きゃあああああああああ〜〜〜〜〜っ!」
パピィ(ミカン)「また吹っ飛ばされてたまるかよ」
ミカンは、スタッと公園に着地。
すると、さっきの犬は、ムルモとアロマの方にも向かっています。
ムルモ「ほぇ!・・・逃げるでしゅ!!」
アロマ「きゃあ」スベってこけるアロマ。
ムルモ「アロマしゃん!・・・・・っムルモでポン!」
ムルモが魔法でタケコプターを出し、犬(と土田先生)を
天へと送ってゆきました。
ムルモ「ふぅ――――・・・    !?」
パピィ(ミカン)「 あ 」
ムルモ「お・・・・・・お前・・・・・」


次回・・・・・どうなる!?


あとがきのあとがきはアトガキ。
ムルモ「冬田不在にて、ボク達があとがきしましゅ〜♪」
パピィ「え?作者はいるんでちょ??」
ミカン「作者一人でやると、あとがきになんねぇんだよ」
ムルモ「いや、いつもあとがきになってないと思うんでしゅけど・・・」
パピィ「ちょっとー!言いたい事があるんだけど!!あたち主役のハズよね?
最近出番が少ない気がするのはなんでよ!!」
ムルモ「パピィの人気が無いからでしゅよ!」
パピィ「なんでちゅって〜〜〜(泣)」
ミカン「大丈夫だよ、パピィちゃんこれは作者の考えらしい。
ティト登場以来、パピィちゃん視点が減ってるのは、夏田のミスらしい。
ムルパピ以外にもいろんな話をやる予定だから(アニメみたいに)
その間にごちゃごちゃになったらしい。そこで25話以降から
作戦開始」
ムルモ「ほぇ!?そうなんでしゅか??」
ミカン「だから今まで以上に主要メンバー3人がメインになってるってよ。
予定では41話までには主導権が戻ってるハズ・・・」
パピィ「何をしてるの・・・?」
ミカン「それ以降はネタバレになる。本当は作品世界でこんな話しちゃ
いけないんだけどな・・・・序盤頃との違いが激しいから、きっと
心配してた奴もいただろうけど、安心しろや」
パピィ「ならいいけど・・・」
ムルモ「っていうかなんでしゅか、今回の話!
タイムスリップしてめちゃくちゃになりそうでしゅよ!?」
パピィ「次回story30「大物妖精Mチェンジバトル婚約(後編)」!!」
ミカン「さて・・終わった事だし、デートに行こうか?」
パピィ「へっ!?//」
ムルモ「コラーーーー!!」

っておい・・・・・もはや後書きじゃないぞこれ・・・・
次回のアトガキはなんと「アレ」に挑戦――!?
ご期待下さい!by夏田

では☆


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■ こやまる (863回/2010/07/22(Thu) 08:40:03/No2615)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、おはようございます☆
イラストの置き場所についてはごめんなさいですm(_ _)m。
いただきもの小説の更新は作業量が多いのでスピード勝負になるのですが、最近はミスが多いのでもう少し慎重に更新していかねば。。
ということでこの後修正させていただきます〜。

今回はあの伝説ストーリー『大物妖精M』のパロディということで驚きました!
ムルモを想う気持ち全開のパピィをミカンが演じることになるなんて…。
未来を変えてはいけないとお願いする方が無理があるな。。。
アニメミルモ史上最大の奇跡とも言えるムルアロ婚約解消を果たしてミカンが手助けできるのでしょーか!?
う〜ん、ムルパピの未来が本気で心配です。。
当のパピィ本人はどこか別の場所で昼寝でもしているのかな?
それにしてもタイムマシンの実験台を誰かにお願いするドクタ・・・。
ストーリー展開の都合とはいえ、恐ろしい科学者ですね。。。

ミカンの方も、パピィがムルモのことをずっと前から好きだったことを知って、どういう行動に出るのか楽しみです。
もっともミカンのことだから、過去のことは知ったことないねとか言うのでしょうけど。
後半はアロマちゃんの方も何かやらかしてくれそう…と勝手に予想してます。

一旦切ります。


■ こやまる (864回/2010/07/22(Thu) 11:04:51/No2616)
http://www.murumoya.com/


続きです〜。

お絵かきもありがとうございます(^^)。
細かい物を描くのが苦手な私も、メカものはすごく苦手です。
SFなどの世界にも精通していないし・・・。
でもびっくりして白目を剥いているパピィちゃんがかわいいからすべてOKです。
あ、でも中身はミカンなんですよね?(笑)
この世界のどこかに本物のパピィが…。
見た目がまったく同じなパピィが2人いる光景を想像するとまたかわいいです。
その場合、ムルモはどっちのパピィを選ぶのかなぁ。
愛の力で、果たして本物のパピィを選ぶことができるのか!?

ストーリーの方はパピィ絶望のシーンで終わりましたが、ミカンが本編に無い余計なことを言わないことを願いたいところです(^^;。
出番が大幅に減っている本物のパピィの登場もあるのかな?
そして後書きの「アレ」とはいったい・・・!?

それでは次回も楽しみにしています!
では!


■ みずもも (17回/2010/07/27(Tue) 10:04:37/No2624)

こんにちは☆

文字の色を変えてみましたー!
特に理由はありませんが、たまにはいいかな(^^)

今回のお話、ムルパピストーリーでかなり感動した
「大物妖精M、電撃婚約!?」のパロディ、、、
みかんさん、天才です!!!!最高です、この話!!!!
そして絵、これもまたすごいです!!
細かいところまですごく上手で、私もこんなふうにかけたらなーと思います。
白目のパピィちゃん(ミカン)、これもかわいいですね☆
「ほぇ〜かわいいでしゅう〜〜〜〜」って
ムルモちゃんも思わず言っちゃいそうです♪
(中身がミカンだと知ったらどんな反応するんだろう?)

小説のほうですが、ミカンはちゃんとパピィちゃんを演じることが出来るんでしょうか?しょっぱな「知らねーよチンカス。おめぇこそ何でここにいんだよ」ですからね(^^;)かなり心配です。
ドクタから『婚約解消したのはパピィちゃんのおかげ』と聞いたミカン
かなり複雑な気持ちですね。
そこまでパピィちゃんに思われているムルモちゃんは本当に幸せっすよ!!
「幸せになってやるでしゅ」っなーんてうそなのに!
アロマちゃんといても楽しいけど、パピィちゃんとケンカしてるほうが
ムルモちゃんも幸せなはず、、、(*^^*)♪(アロマちゃん、ゴメン><!!)
あー続きどうなるんだろう!!!!!!!!!!めがっさ気になります!!!!!!!!!!!!
ドクタ先生に早くタイムマシンをなおしてもらいたいです。
っと思いつつも、このままミカンがどんな行動に出るのかが気になるので
もうちょっと故障のままがいいなとも( ̄ー ̄)
そして「アレ」とはいったい!?
続き早く読みたいです!!楽しみにしています☆

では♪


■ 夏田みかん (191回/2010/08/02(Mon) 15:34:15/No2647)

こんにちは(^^)夏田です♪


「学園パピィ」

story30「大物妖精Mチェンジバトル婚約(後編)」

ムルモ「お・・・・・・・お前・・・・・」
パピィ(ミカン)「?」
アロマ「?」
ムルモ「って事はましゃか・・・・これ全部お前のしわざでしゅか!?」
ムルモの形相がみるみるうちに変わります。
しかし、そんなムルモのセリフをバッサリと
パピィ(ミカン)「何でその結論に至るんだクソチビえぇ?
パピィちゃんがこんな事するかッ!もし、ここに本物がいても
てめぇらを引き裂こうとしていたなんて認めん!断じて認めん!!」
ムルモ「さ・・・・・さっきから何ワケの分からない独り言言って
るんでしゅかっ・・・・クソチビって・・・・(わなわな。。)
お前・・・・見ないうちに随分口が悪くなったでしゅねッ!」
パピィ(ミカン)「てめぇ後で弾丸めり込ませてやる」
2人は白眼向いて睨みあっています。花火〜た〜まやぁ〜。
アロマ「え・・・・えっと・・・・・(汗)」
ムルモ「お前・・・・!アロマしゃんを危険な目に合わせたのに・・・
謝りの言葉もないんでしゅかッ!?」
アロマ「ムルモ様、私はいいのよ・・・?」
パピィ(ミカン)「そんな捨て身の発言、あんまりしない方がいい
後悔するよ・・・・」
ムルモ「ムッ・・・アロマしゃんはただ謙虚なだけでしゅ!!」
パピィ(ミカン)「黙ってろハゲ!」
ムルモ「ボクがいつハゲた〜〜〜〜〜ッ!!!」
パピィ(ミカン)「そーいや、自分の意見をはっきり言わない
タイプだったなァ、・・・・自分の意志を通す事は必要だぜ。
芯は通す事に意味があるんじゃねーの?そんなに他人に流されてたら
折れちまうわ。鉛筆みたいに折れたら何も描けないじゃねぇか」
相変わらずめんどくさそうである。
ムルモ「いや、意味分かんないでしゅ」
パピィ(ミカン)「・・・・まァ最初は驚いたけどなんか良い感じ
みたいだし、2人でこの先頑張れや。邪魔者は退散するからよ、
オレ様も式には出てやるよ」
いつもの不敵笑み。パピィに入れ替わって初めての笑みでした。
ムルモ「!・・・・・・、・・・・・・・」
その時、ムルモはなんとなく切ない表情になっていたような。

いなかったような。(忠告・ハッキリさせろや・・・by冬田)

アロマ「(自分の・・・・・芯・・・・)」
何かを考えてるアロマ。
パピィ(ミカン)「何黙ってんだ?チンカス」
ムルモ「むかッ!!何でしゅって!?」
アロマ「あっ・・・そろそろ時間だわ・・・ごめんなさい、
そろそろ帰ります。」
ムルモ「あ、あい、ボクそこまで送りましゅよ♪」
アロマ「有難う♪」
パピィ(ミカン)「そんじゃ」
アロマ「待って!!!」
パピィ(ミカン)「?」
すると、ごそごそと紙が出て来ました。手紙です。
アロマ「捨ててもいいよ、読まなくてもいい。・・・・
ただのわがままだから。」
パピィ(ミカン)「はぃ?」
そう言って2人は去って行きました。
遠くから、カップルらしくマフラーのプレゼント
が行われる声が聞こえました。  ふと。
ミカンは思います。・・・・・・ムルモの奴は本当にこれでいいのかと。
パピィ(ミカン)「あッパピィちゃんのマフラー!・・・いや、これは
オレ様が頂こう。」
こんな所に泥棒が!誰か110番呼んで。

楓「もう!ミルモったらあんな事して〜〜〜〜っっ」
リルム「3人とももう帰ってしまいましたわ・・・・・ん?」
すると、緑の袋に赤いハートの可愛い刺繍が入った物を見つけました。
楓「・・・・・!これ・・・・・」

ミカンは暇そうに歩いていました。
パピィ(ミカン)「なんか良くワカンネェけど読むか・・・」
さき程貰った手紙でした。封を開け、中にある紙を取り出して広げます。

――――・・・ミカンは一通り目を通すと眼を少し鈍くしました。

婚約式が始まります。
ミモモ『えぇっ・・・拳銃?カラクリガンならいろんなタイプ沢山あるけど
・・・・今ウチにあるのはシグザウエルP226レイルと フルオート射撃
のコルトM4A1カービンと・・・デザートイーグルがあるだけ・・・こんな物
買ってもらったの何年ぶりかな・・・・1人だけ居たんだけど・・・』
クモモ『パピィさんって、射撃得意なのクモね?』
『今の3つくれ。後、手榴弾も宜しく。・・・・・ミモモ・・・お前今、
ロングコートとバイク持ってねぇか・・?』
ミモモ『え・・・・?えぇ・・・・あるけど』
『今すぐ宜しく』
ミモモはそのアイテムを書き出し、はっとする。
ミモモ『・・・・・・ミカンさん・・・・?ミカンさんなんでしょ!?』
クモモ『えぇ・・・・?』
ミカン『・・・・・。・・・・・さあね・・』
パピィちゃんの顔で不敵笑み。

ゴーグルをはめ、茶色のロングコートをはおる。
腰にはホルスター。パースエイダーがずらり。
キックスターターを蹴り下げる。
ブロン・・・・・ブロン!!
モトラドは走りました。

大臣「これから婚約式を執り行います」
楓「いよいよ始まっちゃうね・・・・」
リルム「ご本人同士の事ですから私達からは口出し出来ませんわ・・・」
楓「う〜〜〜ん・・・・・」
ブロロロロロロロロロロロロロロロ―――・・・・・
これは―――・・・私のわがままを文章にした物です。きっと
誰の目に触れる事もないでしょう・・・・
大臣「呪文を唱えます」
安純「呪文?」
大臣「お互いがいつまでも好きで居続けられますようにという
おまじないでございます。」
元から積極的じゃなかった私・・・・その私と鈍感な彼。
気付いてはいたんです。この気持ちが叶うわけないって。
マルモ「コホンっ、では・・・」
まるで漫画みたいだけど、私の身分は自分が思ってるより
低くないらしくて――身分違いがここまで恨めしいとは思わなかった。
つい最近に私は王子と婚約するという話を親から突然聞きました。
大変な名誉であり、喜ぶ親を見て何も言えない私。親孝行のつもりで
彼への気持ちを諦めるつもりで婚約を承諾しました。

でも   私はこのままでいいのでしょうか・・・?
恋を諦めて、自分を制限して。私は無法になりたい・・・・
今私を縛っている物を取り除いて自由になりたいんです―――・・・


ドシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンツッ

兵士「なっなんだァ!?」
兵士は門の番をしていましたが、モトラドが突き破って来たため
びっくりしていて目を白くしていました。
パピィ(ミカン)「パーティー・・・しに来たぜ」
ゴーグル越しに 不敵笑み。

ズガァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!
手榴弾爆破。ミカンは、閃光手榴弾やスタングレネード等と
呼ばれる特殊な武器を使っていました。
安全ピンを抜き、レバーが外れたら着火し四秒ほどで爆発する。
手順は普通の手榴弾と同じですが猛烈な光と音を発生させます。
兵士は爆発に呑まれてしまいました。
煙を切り裂いて、モトラドを運転します。
大臣「お互いのお菓子を食べる事によって、婚約は成立します
―――・・・ムルモ王子!」
ムルモ「あっあいでしゅ!」

兵士A「侵入者が出たぞーーーーー!!」
兵士B「なんだって!?大切な式を執り行ってる最中だぞ!?」
ドクタ『ち・・・・・ちょっと ミカンくん!?一体何を―――・・・』
パピィ(ミカン)「ちょっとしゃくだけど、行ってやるさ。
本当の自由って奴を取り戻しに―――・・・」

前方に兵士。
ミカンはデザートイーグルを取り出し一発目が弾倉から薬室に送り込まれ・・
――――――装填。
ばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば

兵士達を確実に撃っていきます。
兵士C「はああッ!!!!」
さき程使っていたパースエイダーをクルクルと回転させホルスターに
戻します。床には沢山の空薬莢。
兵士はトロンボーンを構え、その先端をミカンに向けようとしました。
パピィ(ミカン)「!(こいつは・・・・・)」
本来なら音が出るハズの穴から、緩いゼリーのような
紫色の液体が発射されました。そしてそれが空中で放物線を
描いている時に一瞬で燃え上がり、炎のアーチが出来ました。
ペダルから離れ、その場でジャンプするミカン。
間一髪で避け、くるりと身をひるがえすとギリギリで燃えなかった
今でも走っているモトラドに、両足で座席に着地。
パピィ(ミカン)「やっぱり火炎放射器か・・・なんつー武器持ち出してんだぃ・・・・」
左手で腰の後ろからパースエイダーを抜き、
安全装置を外して、兵士に狙いをつけます。
それを少し外して撃ちました。乾いた破裂音がし、
スライドが猛烈な速度で往復し、空薬莢をはじき出して次弾
をくわえ込みます。弾丸が兵士の脇を通過した瞬間に、
兵士はトロンボーンを相手に、つまりパピィの顔をしたミカンに
向け終えていました。兵士の顔は厳しくなり、体全体にくっ、と
力が入りました。
そして次の瞬間、ぷぷぷしゅうーーーぅぅぅぅ、と情けない音がして、
兵士の右肩から紫の噴水が立ち上がりました。
兵士C「?」
落ちて来た液体で紫に染まった兵士が保然とします。
パピィ(ミカン)「肩に隠して通ってるホースを撃ったんだ。
小さい穴だけど、そこに圧力をかければ破裂するぜ?“降参”
してもらえるかぃ?」

兵士C「―――――・・・・!!!まさか・・・・・」

一旦切ります。
※マニアックなバトル表現すいませんでした;;


■ 夏田みかん (192回/2010/08/03(Tue) 12:36:30/No2648)

こんにちは(^^)夏田です♪

デザインがミカンではないのは、新しく手に入れた物だからです。
※余談ですが、拳銃はハードキックデザートイーグル・50AEクロームステンレスを参考にしています(


続きです。

兵士A「ば・・・・・化け物か・・・!?アレ・・・・!」
兵士B「ミカン様」
兵士A「・・・・?」
兵士B「コートにバイク、やたら腕の立つ拳銃使い・・・・・
ミカン様そっくりだ―――――」
兵士A「誰だよそりゃ。それに、あれってパピィ殿だろ・・・?
ムルモ様の幼馴染の・・・・」
兵士B「何故パピィ殿になってるかは知らないが・・・・・・
・・・・もしそうなら


      私達が勝てる相手じゃないぞ・・・」



モトラドの運転と拳銃の両方を扱うパピィ。
ブロロロロロロロロロロロロ・・・・・

バキィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!
中央にあったデカい扉が前にすっ飛んで行きました。
パピィ(ミカン)「ふぅーーーーーっやっとついたぜ・・・・」
ムルモ「なっ・・・・・」
アロマ「!!!!」
楓「パピィちゃんーーーーー!!」
パピィ(ミカン)「パーティー会場はここであってるのかぃ?」
いつもの不敵笑み。
扉を吹っ飛ばしてかなり、広間をめちゃくちゃにしてのパピィ
の乱入に混乱する皆。
リルム「パピィさん♪きっと来ると信じていましたわ!」
何かを期待する人2名。
ムルモ「ぱ・・・・・パピィ!?一体これはどういう・・・」
パピィ(ミカン)「わりぃなムルモアロマちゃん貰うぜ・・・
アロマちゃん、こいつ被って後部席に乗りな――・・・」
アロマ「はっ・・・・・まさか・・・・!あの手紙を・・・
・・・・っでも、そんなつもりは」
パピィ(ミカン)「オレ様には全く関係ねぇよ。・・・・・アロマちゃんの事情なんて。自分の幸せは自分で決めるもんだ」
アロマ「・・・・」
パピィ(ミカン)「・・・オレ様はただ、あんたに選択肢を作ってやっただけさ。結婚相手くらいてめぇで決めたいだろ・・・乗るのも、乗らないのも
アロマちゃんの自由だ。自由になりたいんだろ?でも、
自由と無法は違う。本当の自由ってぇのは己のルールで生きる事
言うんだよ。無法?あんたは一体何にそんなに縛られてるんだぃ?
自分の意見を曲げて来た結果じゃねぇか」
アロマ「!!!」
パピィ(ミカン)「アロマちゃんはまだ小さいんだ。わがままの1つ2つ
溜めてどうする?早ぇうちから苦労しておく必要ねぇんじゃないの?
他人に流されて あんたが不幸になったって誰も喜びやしないよ・・・」

アロマは・・・・・目から涙を浮かべて
強く頷きました。
パピィ(ミカン)「で?どーすんだい?」
アロマ「乗る!!」

「なるほどな・・・・・・・・飛んだ茶番に付き合わせれてたみてぇだな」
2人「!」
声の主は・・・・・・・ミルモでした。
ミルモ「そういう事なら加戦してやらァ」
パピィ(ミカン)「ミルモ・・・・」
話を聞いたミルモが納得したような顔で言いました。
ミルモ「ところでパピィ、お前本当にパピィか?随分雰囲気変わったな・・・
アレか?イメチェンって奴か?」
パピィ(ミカン)「いや・・・」
大臣「何をボサッとしておる!パピィ殿を捕まえるんじゃーーー!!」
アロマはヘルメットをかぶってモトラドに跨ります。
パピィ(ミカン)「ロードローラーに挟まれた」
今回何度目かの不敵笑み。
城中の兵士達が一ヶ所に集まって来ました。
大臣「散々暴れまわったみたいだから、捕まえたら
ただでは済まさないぞ!」
しかし2人は戦闘態勢を崩しません
大臣「この人数ではいくらなんでも逃げられない、
勝ち目は無いぞ、」

パピィ(ミカン)「勝ち目?そんなモン―――」
ミルモ「はなっから頭にねぇよ」

パピィ(ミカン)&ミルモ「勝ち目なんて無くてもやる事は同じだろ?
オレ(様)達は守りたいモンを守るだけだ!!」

サリア「あなた・・・あれは・・・」
マルモ「彼にそっくりじゃないか。手出しは無用じゃな、
2人に任せてみよう。」
赤みがかった橙色を挟むような黒。
棚引いて 夕日色の髪の毛を際立たす漆黒のロングコート。

ミルモとパピィ(ミカン)は次々に兵士を片づけて行きます。
兵士「化け物か・・・・あいつら―――――・・・・!」
えー、本日2回目の「化け物か」発言です。
ミルモ「行くんなら先に行け、後は任せたぞ!」
パピィ(ミカン)「あぁ!」
ブロン!!
ムルモ「・・・・・・」
アロマを連れて城内を抜け出すミカン。


無線がいきなり繋がりました。
ドクタ『タイムマシンのコントロールがアレ的な事になったけど、
こっちからミカンくんを転送できるよう作りなおした!!』
ミカン『そうか・・・・』
いつの間にか城から離れた所にある川の付近まで来ていた2人。
すると、ミカンはモトラドを止めて、アロマを降ろします。
パピィ(ミカン)「さよならだ。悪いけど、オレ様も元の場所に
帰らないといけないから」
アロマ「!・・・・・そう。有難う。そしてごめんなさい。
こんな事で迷惑かけて・・・・あなたのおかげで自分の芯を
通せそうな気がするわ・・・・本当に・・・・・」
真っ直ぐに見据えて 別れを言います。
アロマ「・・・・・・・さようなら」
また いつか。

ムルモ「はぁ・・・・・全く何だったんでしゅかね・・・
今日はパピィのせいで散々な目にあったでしゅっ・・・!」
「そんな事ないよ」
ムルモ「ほぇ・・・・楓しゃん」
楓「これ、パピィちゃんからのプレゼントなんだって・・・」
ムルモ「えっ・・・」
落としていった袋を渡す楓・・・・・
中の、手作りのマフラーと自分の顔の刺繍を見て
なんとなく照れるムルモ。
ムルモ「ホント・・・・・素直じゃないでしゅ」

マルモ「今回の事は無かった事にしようか、ムルモに
婚約者は必要ないみたいじゃしの・・・・」
大臣「えっ・・・じゃあパピィ殿は」
マルモ「そっとしておきなさい。あれは幻じゃ。」
国王様、無謀です。




――――
―――――
――――――――――・・・・・・・・

ドクタ「いやーーーー、大変だったねぇ〜〜〜♪
でもカッコよかったよミカンくん・・・・・」
ミカン「テメェ・・・・不良品に乗せやがって・・
おかげで無駄な時間過ごしたじゃねぇか!!!」
ドクタ「えっ ちょっっ まっ・・・」

どがばきぐぼかぼかどかづぎずばばばばばばばば
ドクタ「ぎゃあああああああああああああああああああ」

後日、おかしくなった過去を修正すべく1ヶ月も
研究室にこもるドクタがいたそうな。



あとがきを一旦切ります((ええ
長くなりそうなので、今回はレス35までにします←


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■ 夏田みかん (193回/2010/08/03(Tue) 14:31:54/No2649)

太字あとがき

夏田「今回の物語はちぃとばかし言い訳が多いぜ。
こんな見苦しいアトガキ見たくねぇよwwという方、お察しします。
その方は「back space」というキーを押すと、元に戻るハズなので」
(夏田談)

冬田「・・・・おまwwそのキーどこで知ったんだよwwwしかも
太字後書きとか・・・・いつかやるとは思ってたけど、今やるかwww
おいおい、『アレ』っていうから期待してる人居たのに何なのコレw」
(冬田談)

夏田「えー、いろいろすいませんでした。。
ミルポンっぽく無いし、学園パピィっぽくないし・・・
正直、↑のような感じだったので書き込むの迷ったのですが。
今回のは「大物妖精」に感激した私が“ミカンが+@したらどうなる?”
という妄想に過ぎません。」
冬田「妄想www学園パピィ自体お前の妄想じゃないのか。。」
夏田「黙れハゲ。なので、『ミルポンらしい』『学園パピィの世界観』というのをかなり無視してしまっています。すいませぬ;;今回だけですぜ」
冬田「私がいつハゲた!!言ってみろコラ!!言えコラ!!」
夏田「小学生の時。 後は、アロマちゃんの個人的イメージも
混ざっています。少々強引ですし、「何コレwwアロマちゃんってこんなキャラでしたっけww」な方も居た事でしょう。個人的にアロマちゃんは
重要な決断で自分の意見を主張せず謙虚にいる人だと思ってます。」
冬田「小学生でハゲたらもう終わってるわwwwえ?他人に左右される
タイプって事?」
夏田「他に気になる奴が居たのにムルモと婚約してしまった裏には
こんな事情があった・・・みたいな。婚約解消も、
ムルモとパピィの関係を知って「自分は手を引いた方が良い」という
2人の関係に左右されて解消してますしね。」
冬田「アロマ氏の御身分はどう推理したのだね?」
夏田「おまwwアロマ氏てwwwwええとだね、美人だし
第二王子とは言え王子のムルモと婚約って事はそれなりの身分かと。
リルムの場合、親同士が最初から仲が良いみたいだし(アロマの場合は
それが伺えない)という。」
冬田「ふーんじゃがりこ、じゃがりこじゃがりk(ry」←食ってる
夏田「よこせ。」
冬夏「次回story31「タコスと学園のイカしたシグナル!」」

夏田「誰だ!!今、題名がいつも意味不明だとか言った奴!!」
冬田「以上、アトガキでした」


では☆


■ こやまる (882回/2010/08/07(Sat) 15:00:48/No2661)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、こんにちは☆

後編に入り、いきなり鮮やかな展開へと変わってびっくり(^◇^;)。
パピィの姿をしたミカンがもうやりたい放題だなぁ。
中の人がミカンだということも、その振る舞いからバレてますし。
婚約式を中止させた結末は何とか同じにはなりましたが、これもアロマから差し出された手紙が無かったら危なかったですね(^^;。
そのミカンによる戦闘シーンは(私はあまり詳しくないのですが)、みかんさんやたら詳しすぎ…いったいその知識をどこで!?

今回はアロマちゃんの描写もとても良かったです。
本当は好きな相手がいるのにお見合いを優先してしまった事実から、「重要な決断で自分の意見を主張しない性格」を導き出したのはさすがですね。
王国という封建制度がある限り身分の違いというものも存在するでしょうし、身分の違いを理由に自分の意見(本当の恋人)を封印しようとするアロマもまた有りだと思います。
ミカンが戻った先の現代では、アロマは以前よりも自分の意見を主張するような性格に変わったのだろーか?

さて国王様や兵士たちにもミカンの存在は知られていますが、その過去がどんなものだったのかがやはり気になりますね。
「勝ち目がない」と言った兵士達の言葉からも、やはり過去に一戦交えたのではと予想します。
マルモ国王はミカンのことを評価しているみたいでしたが・・・。

お絵描きもありがとうございます(^^)。
パピィちゃんがホント物騒な姿をしていること…(笑)。
拳銃を構える格好を描くには角度を付けて描く必要があり、かなり大変そうなイメージがありますが、みかんさんのナイス取り組みによりすごくイメージが伝わってきますね。

それでは続きも楽しみにしています。
では!


■ みずもも (19回/2010/08/11(Wed) 16:08:36/No2665)

こんちは☆

とりあえず、、、110番を呼べばいんですね(^^)笑
あー!!間違えて119番呼んじゃったあー!!

っとそれはさておき、
「大物妖精M」のパロディの後編、やっぱり面白かったです(*^^*)
ミカンはやっぱり色々とすごい、、、
そしてそれを書いてるみかんさんも、、、笑

前半ではミカンがどのようにしてムルモちゃんの婚約解消するのか、
毎日気になりまくりでしたよ☆
ミカンだから戦闘シーンは絶対あると思っていましたが、、、
く、詳しすぎますみかんさん!!しかも国王様とかにバレてるし!!
それにしても、、、ミカンかっこいいなあ(*´ω`*)

アロマちゃんですが、キャラが気に入りました!!
本編で見たアロマちゃんがきっと元ですが、
みかんさんの小説のアロマちゃん大好きww
このアロマちゃんを見て、
「自分の意見ははっきり言わないといけない」
ということを学びました!
小説から学べる人がいるということは、
この小説は完璧じゃないですか!!!!
ナイスみかんさん(^^)!!笑

それでは時間なので、、、
次回も楽しみにしています☆

では♪


■ 夏田みかん (198回/2010/08/21(Sat) 17:09:09/No2703)

こんにちは(^^)夏田です♪

   「学園パピィ」

story31「タコスと学園のイカしたシグナル!」

「まじかる♪まじかる♪カラフジカル♪
ば てれんレンコントマトぉーMax!」
今まで長いので省略していた部分もしっかりと
叫び、変身装置を高々と上げて変身します。
パピィは様々な光に包まれてシルエットを作り、
光が納まった頃には、中等部一年を示す校章は
無くなり代わりにパピィの髪飾りのリボンへと変化。
制服のリボンは赤から青へと、スカートのシルエットは
微妙に動きましたが 0.1mmくらい上がって止まりました。
はい。誰も気づいてません・・・いやミカヤだけは気付いてるらしいけど。
すると、先程は無かったマジックステッキと言われる物を持ち
ぱぴ子「早く終わらせまちょ!」
住田「善は急げ!」
ぱぴ子は、変身した後に自分の近くで暴れている
魔物を見つけるとすぐに狙いを付け、
ぱぴ子「ぶらっく りみてっど!!」
と叫ぶと、マジックステッキが魔物を妖精へと戻しました。
史上最速の仕事ぶりでした。
住田「すっかり魔の誘いに乗らなくなったと思ったら出たか・・・・」
ぱぴ子「油断しちゃったのね・・・。・・・・ハァ・・・・・・・
それにちても・・・・・・邪魔さえなければこんな簡単に倒せる
・・・のよね。」酷く感慨深く言いました。
元に戻った生徒は完全放置で去っていく魔ハント娘を、
体育館の屋上の陰から見ながら
ミカヤ「ふっ・・・・グラサンをかけるのが・・・2秒遅かったか。」
赤い帽子に赤いロングコートに赤いトマトの拳銃男が呟きました。

そして倉庫の中で、ぱぴ子が片づけてしまった事件を惜しそうに
見ながら
青騎士「仮面をハメるのに、0.6秒手間取ったです・・・・」
青い帽子に羽の飾り、表情が良く覗けない仮面に
白い服を来た青い騎士が呟きました。

こいつらは後で出て来ます。

「ほっほーーーー・・・これが噂の学園でっか!?」
関西弁を喋る、明らかに人間でも妖精でもない誰かが
感嘆の声をあげて言いました。
「まずは生徒会に挨拶しに行くんやろ?」
すると、隣にも似たような誰かが喋ります。
「当たり前でしょーが!国王(この場合は校長先生又は校長様の事を示す)
にも挨拶はしたんだし・・・・・・王様。」
王様と呼ばれた者は頷くと、懐かしげに ある人物達を思い浮かべます。

時は5時間目。 校門でした。
(問題:今の文章をWhenを使った疑問文にしなさい)


校舎内にて
ミカン「パピィちゃん、バイクに乗ってドライブでもしながら
今日帰らないかぃ?」
パピィ「バイクっ!?乗ってみたいでちゅ!」
ムルモ「ほぇっ!2人乗りは危険でしゅ!!」
パピィ「何言ってんの、今更!あたちと乗りたいなら
素直にそう言ったらいいでちょ?」
ムルモ「ムカッ・・誰がお前なんかと乗りたがるんでしゅか!!」
パピィ「何よその言い方〜〜〜〜っ!」
ミカン「まぁ コイツを乗せる気はねぇし」
ムルモ「ボク何度も言ったでしゅよ・・・お前の指図は受けないでしゅ!!」
ミカン「やるかてめぇ」
ムルモ「やってやるでしゅ!!」
パピィ「また始まった・・・・・(汗)」

「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!」

3人「?」
いきなり呼ばれ、3人は声の主の方へと振り向きました。
そこには、制服ミルモ。
ミルモ「客来たからよ、菓子倉庫のトビラ開けてくれねぇか?」
パピィ「お客たん?」
ムルモ「ほぇ?誰でしゅか??」
ミルモ「 タコが学校見物に来たんだよ。 」

クリスタルランド国王・学園に来日。

イカス「なるへそ!これが甘味部・・・男部長と副部長というむさ苦しい環境にしては、このスイーツの甘い香りはワンダフル!!」
楓「あはは♪イカさんも久しぶりね、お菓子はいっぱいあるから
ミルモが来たら、ドンドン食べて良いよ!」
リルム「ですわ〜〜♪」
イカス「それにしても、お二人は相変わらず何て美しいんだっ!今のボクの
心は2人に射抜かれてしまったようダ・・・・!」

ガラガラ・・・
楓「あっ、来た!」
楓先生のアホ毛がピクッと動きます。
すると甘味部にお待ちかねの倉庫のカギ・・いやミルモ達が入って来ました。
イカス「アローーーーーハーーーーー!!」
ミルモ「うおっ!?よっよぅ!・・・・おめぇ・・相変わらずテンションたけぇな・・・・アレ?タコは?」
イカス「王様なら、ちょっと校舎を散策に―――――・・・って
うわーーーーーーお♪」
パピィ「ひっ!?なっ何・・」
イカス「なっなんと!可愛い女の子がもう一人居たなんて〜〜〜♪美しいっ
今ボクは完全に君の瞳にノックダウンしてしまったよ・・・・!!」
パピィ「???(汗)」
パピィは実はイカには初めて会うのです。いきなりで戸惑うパピィ。
いきなり団子はおいしいよ。
ムルモ「安心するでしゅ、いつもの事でしゅから」
後ろからついて来たムルモがすかさず、説明を入れます。
ミカン「タコも居るけどイカも居るって事かぃ?魚介類だらけの
パラダイス王国だな・・・・」
オレンジティー(蜜柑の紅茶)を片手に言いました。
イカス「・・・・・・もしかして・・・・・・あなたが部長・・・・?」
ミカン「?そうだけど」
イカス「な・・・・・なんて事だ・・・・」
イカス 絶句。
イカス「天使にでも撃ち抜かれた気分だ!むさ苦しい男部長!?
とんでもないっっ!それどころか可憐な美形部長じゃないかー!
ごめんよ、前言撤回☆・・・あなたのような美女を一瞬でもむさ苦しい男
と勘違いしたなんて・・・・なんて罪な男なんだボク!!!」
一同「え・・・・」
ミカン「おい、誰が女だ。」ミカンさん、形相が変わって行きます。
イカス「な、なんとっ!その荒口調もまたギャップがあってイイ・・・!!
これはほんのお詫びの気持ちでげそ!」
そう言って薔薇の華。
ムルモ「ほぇ?」
パピィ「イ・・・・イカスたん?」

楓「・・・・・・・・・・・・・・・ねぇ、忘れてたけど結局
ミカンくんってどっちなの?」
リルム「・・・・・・・やっぱり女性なのかしら・・・・」
イカス「れっきとした女の子じゃないか〜♪」
ミカン「何処見て言ってんだぃ、オレ様の何処にそんな要素があんだ」
しかし イカス以外はどう見てもミカンは男にしか見えません。
リルム「この件はまた保留ですわね・・・(汗)」
楓「そうね・・・・・・・・(汗)」
ミカン。拳銃現在、黒帯8段、パピィちゃんをこよなく愛する
性別不明の自称男。

ガサリ・・・・・・ガサリ・・・・・
ミルモ「・・・?何か菓子倉庫の方から妙な音が聞こえねぇか?」
ミカン「泥棒かぃ?・・・・そーいや今日あの3人(不良)休みだったな。」

バァァァァァァァァァァァァンッ
とドアを蹴り開け、叫ぶ主はミルモ。
ミルモ「誰だゴルァ!!!」
するとミルモの前には、とっても見慣れた黄色いロボット。
ミカンが後ろから、中の様子を見に来ました。
ミカン「イカの次はタコかぃ」
ミルモ「おめぇ〜・・・・何一人でお菓子あさってんだァ〜?・・・」
タコス「Σギクッ いっ・・・・いやぁ!ミルモさんじゃ
ありまへんかぁ〜〜〜♪なんや散歩してたらお腹が減りまして〜
エエ匂いがしとったからつい・・・;;」
ミルモ「おい ミカン、縄用意しろ。カタ結び逆さ吊りの刑だ」
ミカン「あいよ」
潤めで首を傾け高い声で小さくなって一言
タコス「イジメルっ??」
ミルモ「・・・イジメてやる、イジメてやる、イジメてやるーーーッ!!!」
お約束の返答が返って来ました。
タコス「いやァァァァ勘弁してぇなああああああ!!!!!」
あっ、今の元ネタ分からなかった人は夏田が随時質問を
受け付けますので よろぴこww ktkr←←

中盤アトガキー1ー
夏田「やぁやぁ。帰って来た中盤アトガキ。」
冬田「疲れたね。早くしてね。」
夏田「まずは、イカスの口調。以前イカスが居る話を視聴したけど
テンションの高いキャラだったのでそんな感じにした。
おかしかったらすみません。後、関西弁分からないので適当です。」
冬田「適当なのかよ・・・」
夏田「ミカンの性別設定。実は大体の設定はもう決まってるけど、
念のため、男のパターンと女のパターンがあるので どっちとも言えない。
実はずっと昔考えたミカンは女で、あの感じで女の子の制服とか着せて
みたら意外に似合ってて、妙にカワイイ女の子になっちゃったので今だに
どっちのがいいのか少々迷い中。」
冬田「喋り方うぜぇ・・・丁寧語でしゃべれよ・・・・平仮名っぽく喋れw」
夏田「まぁ、じょそうしてもびけいなたいぷってこと。」
冬田「読みにくい!!!平仮名読みにくい!!!」
夏田「後は―――・・・・・

       アトガキ2に続く!!


一旦切ります。


■ 夏田みかん (199回/2010/08/23(Mon) 17:49:39/No2709)

続きでっせ。


ミカンはタコにカタ結びで縄を結びます。
タコス「い・・・・いややなぁ・・・部長さん〜
反省してますで・・・イダダダダダダダダダダダダダダ」
ミカン「カタ結びってタコの足でどうやって結んでるんだい?」
ミルモ「こうすんだ」
タコス「なんなんやこの2人・・・・ドSや・・・・
絶対ドSや・・・・・・・ぎゃああああああああああああ」
楓「そういえば明日冬休みだよね・・・」
リルム「つい最近夏休み明けましたのに・・・・早いですわね〜・・」
ムルモ「ここにいると時間を忘れるでしゅ・・・」
楓「校長先生の方針も横暴ね・・最後の日が6時間もあるなんて〜」
リルム「っていうか今まで冬休みが近づいて行ってるっていう描写ありました??いきなりな気がしますの」
ムルモ「ソレ、ボクも思ったでしゅ。」

うん。作者は悪くない。断じて。

住田「びくッ!!!!」
パピィ「住ちゃん・・・?」
住田「魔の気配がする」
パピィ「えっ!?でもまだ騒ぎは起きてないでちゅよ・・・・?」
すると ガラガラガラーーーーーーッと
勢いよくドアを開ける音がしました。
むっ!?とパピィが反応します。
結木「南!2階の理科室が家事になった!!」
楓「えぇっ!?」
一同絶句。
結木「とにかく急いで!行くぞ」
楓「うっうん!!」
リルム「お手伝い致しますわ!!」
イカス「ボクも行くよっ!」
ムルモ「火を消すでしゅ!!!!」
パピィ「住ちゃん・・・これって・・・」
住田「分からない・・・でも可能性は高いよ・・」
全員部屋を離れ、2階へと行きました。
しかし・・・・・
タコス「あのォーーー・・・・」
ミカン「なんだぃ?」
タコス「いや!!なんだぃやのうて!!!手伝いに行きましょや!!」
ミルモ「・・・・・・でもよ、さっきから何か聞こえるんだよな・・」
ミカン「あぁ何かこっちにくるね。」
ドカーーーーーーーーーーーーーーァンッ!!!!!!
すると、間もなく壁が粉砕され魔物が現れました。
と・・・・いっても小さいです。どうやら分身のようで数にして30匹。
ミルモ「タイミングが良いじゃねぇか・・・・・」
ミルモがぼやくと、その魔物を見て一番驚いたのはタコでした。
タコス「これが・・・・・魔物・・・・・迫力や・・・・ん・・・?
・・・・・・!!!!!お・・・・お前・・・!101号!?」
ミカン&ミルモ「は?!」
タコス「101匹わんちゃんとは無関係や。アイツは
ボクは国王になってからよく働いてくれて・・・・最近結婚の
話をしてたんやけど・・・・・ ・・・・・何でこんな事にっ・・」
タコス王。実はちゃっかりマルモ様から魔物の事は聞いてたりします。
タコス「っていうか!!ほどけんわ!!!」
ミルモ「ったくこんな時に・・・縄でカタ結びなんだよ〜〜〜」
ミルモは手こずりながら縄を解こうとします。
タコス「っていうかなんで魔法使わんのや・・・まさかワザと
やないやろうな・・・・」
ミルモ「ごめんワザと」
タコス「アホかああああああああ!!!」
すると、ミカンはホルスターから拳銃を抜き出し
ぱーーーーんっ
けたたましい発砲音を撒き散らして撃ちました。
弾丸はタコの縄を付きぬけて、縄が落ちます
タコス「さ・・・・・最初からそれしてくれや・・・」
ミカン「ごめんワザと」
タコス「なんでやねんんんんんんん!!!!」

ミルモ「結婚ねぇ・・・分かるぞ・・確かマリッジブルーって奴だな」
ミカン「にしても魔物化しても誰か分かるなんてスゲーなおめぇ」
タコス「せやな・・・・・そういえば悩んでたわ・・・・もうちょっと
ボクが親身になって話を聞いとったら良かったわ。魔物の説明も
疎かやったし・・・・」
頭を抱えます。
ミカン「っていうかおめぇカタ結びの足解いたのかぃ・・?」
ミルモ「やるな」
タコス「感心してる場合とちゃいますわぁ!!!危険や、ともかく
今は避難してそれから退治人に・・・・・」
ミカン「タコ、あいつは早く戻りてぇんじゃねぇか?だったらよォ
黙ってていいのかい?あんた国王なんだろ」
タコス「!」
ミルモ「仲間助けずに居て明日食う飯がうめぇかよ・・・」
タコス「ミカンさん・・・ミルモさん・・・」


ぱぴ子「よーし!あの邪魔者が来る前に片づけちゃうわよ!!」
前方には101匹わん・・・じゃなかった101号の魔物。
今朝のようにステッキを構えるぱぴ子。
しかし。
魔物は火を出して、辺りを燃やしながら移動していました。
そして、また分身を作り始めました。
ぱぴ子「うぅっ・・・・やっかいな敵ね・・・・」
もうっ!青騎士たんもミカヤも何ちてるのよ・・・・・
・・・・・・いや、ミカヤはいらないわね。

『お〜♪君は見たか〜♪あのグラサンを〜♪
華麗に撃つは愛のため♪カレーを食べるはIのため♪
加齢に鬱は会いのため(※なんだよソレ(冬田談)♪
月光のガンファイターーーー!!!ミカヤV(ヴィクトリー)!』
歌に合わせて、ぱぴ子が今最も聞きたくない声が降って来ます。
ミカヤ「ふっ・・・呼んだかなっ?とぅ!」
ぱぴ子「・・・・・・・・」
ミカヤ「正義のために戦い、愛の為に散る
月光のガンファイターミカヤf(フォルティッシモ)!ケンザン!!!」
ぱぴ子「Vかfどっちかにしなちゃいよ・・」
とりあえず、いろいろ言いたい事はあるけどそれだけ言いました。
ぱぴ子「ついに終わったわね・・・・」
住田「今回だけは出てきて欲しくなかったね・・・・」
素直な感想を述べました。
魔物「ぐあああああああああああああああああああ」
すると、またも火を噴きました。
ぱぴ子「パピィでポ  ミカヤ「ぱぴ子・・・無視するなんて酷い事だゾ」
ゴォォォォォォォォォォォォォォォッ・・・・・・

ぱぴ子は 丸コゲになってしまいました。
火・・・・ホースを出して消してやろうと思ったのに・・・魔法を
かけるのを邪魔するとは・・・・ ・・・絶ッ対ゆるちぇないわっ
ミカヤ「貴様ーーーーーーーッ!私のぱぴ子になんて事をォ!!!!」
ぱぴ子「あんたのせいでちょーーーーーーーー!?」
「 油をかければいいんじゃないですか? 」
今度はぱぴ子がとっても信頼出来る人の声がしました。
ぱぴ子「あっ!青騎士たん♪」
しかし、今の丸焼け状態の自分を青騎士には見せたくない気がして
ぱぴ子は少々焦ります。
ミカヤ「ふっ来たか2流ヒーロー」
青騎士「居たんですか3流ヒーロー」
ここに1流ヒーローは居ないのか・・・・
青騎士「大丈夫ですか・・・?」
少し心配していた青騎士がぱぴ子を見て言います。
ぱぴ子「へっ・・・平気・・・・」
焦るぱぴ子。
青騎士「あの魔物、火を吹くのなら油をかければ、自分の火が点火して
自分が燃えます。そうして動きが止まった時に―――!」
ぱぴ子「なるほどね!(やっぱり超頼りになるでちゅ♪)」
するとぱぴ子はミカヤを睨みつけて
ぱぴ子「今度こそ邪魔ちないでよ・・・・?」
一応注意を言うのでした。
ぱぴ子「パピィでポン!」
ぱぴ子の魔法で無数の入れ物に入った油が出て来ました。
それ!と合図を送ると一斉に魔物にかかります。
ミカヤ「む?」
ミカヤは油を入手すると、いきなりフライパンを
出して帽子の中にあるトマトを取り出すと調理を
始めました。
青騎士「何遊んでるんですかァーーーーーーッ!!!!」
すると魔物は3人を見つけると、深く息を吸い込みました。
――――――――そして
ボワァアアアアアアアアアァアァァァ
魔物「ぐあああああああああああ」
炎を出そうとした魔物に火が点火し、燃えます。
青騎士「ぱぴ子!」
ぱぴ子「うんっ!・・・・ブラックリミテッド!!!」
呪文をかけると、ぱぴ子の持っているステッキは反応し、
光を放って魔物を元の妖精へと戻しました。
それを遠くからーー・・・
タコス「おぉ〜〜〜〜っ!あれが魔物ハンターでっか!?」
楓「そうだよ!」
イカス「彼女もまた美しい☆」
タコス「(でも・・・・あの女の子誰かに似てはりますわー)」
イカス「(あのグラサンの妖精・・・・どこかで・・・)」


ミルモ「もうこんな時間になっちまったな・・・・」
タコス「ミルモさん、今日はおおきに!いろいろ楽しかったですわ!」
101号「すみません・・・・迷惑かけてしまって」
楓「いいのよ、気にしないで♪マリッジブルーは誰にでもあるから♪」
パピィ「そうよ!」
タコス「でも・・・・・こんな楽しい学校やったら毎日が楽しいやろうな。
羨ましいで」
ミルモ「何行ってんだ。お前はもう甘味部の一員だろうが」
ミカン「またいつでも来いよ、息抜きしたい時でもな」
タコス「――――――――――――――・・・!はい・・・・!」


住田「明日から冬休みか〜」

パピィ「冬休み・・・どうしようかなぁ・・・♪」


寒い季節がやってきて、
学園はいよいよ冬期へと突入する―――。



アトガキ2

夏田「アトガキ1の続きだよぉーーーん」
冬田「軽いなおめぇ。冬休みの描写が酷い、酷過ぎる。」
夏田「さて・・・このパロディ満載の小説。多分ネタがマニアックなのも
多いので、アニメに詳しい人はきっと元ネタが分かって更におもし」
冬田「ろくないんだよねぇ。パロディなのに」
夏田「・・・・・・・。自分のネタは多く出てるけど
滑ってる気がするよ、全部」
冬田「うわww」
夏田「後。凄く重要な事を説明するのを忘れてました。
知ってそうで知ってない学園パピィの世界観・・・
1話の前に書いた注意事項読めば分かりますが、
パートナー設定及び妖精が見えない設定は無いです。
関係はこうなってます↓
楓&ミルモ→親戚
結木&リルム→いとこ
住田&パピィ→友人
沙織&アクミ→姉妹(帰国子女編にてアクミは「沙織の妹だ!」と名乗ってます)
松竹&ムルモ→歳の離れた幼馴染。
安純&ヤシチ→養子(は
といった関係です。
悦美や神名、みずきくんと言った妖精が見えないせいで
小説では扱われにくくてあまり出番が無い人達も登場します。
(楓のかーさんも(笑))」
冬田「お・・・・おいおい・・・この小説の基本設定じゃん!?
お前説明遅過ぎ!!!」
夏田「注意事項読めば分かるかなってwwwぐはwww」
冬田「えー・・・次回は
story32「ザ・リベンジワルモ団!冬休みの戦い!」

夏田「次回もお楽しみにしてげそ」
冬田「いや語尾おかしい。」

では☆



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■ りょく (61回/2010/08/23(Mon) 20:15:01/No2710)

みかんさん、こんにちは!

一つの話にたくさんのキャラクターを登場させていて、大変だとおもうけど一人一人をきちんと書き分けているいてすごいと思います。

それとミカンが好きです。
とにかくかっこいい(*^-^*)
私的には女の子だったらいいな〜、と思いますがどっちでもファンなのは変わりません!

私もバイクの後ろに乗せてほしい〜!
この後、バイクには掲示板に描かれていたイラストみたいに三人で乗ったのでしょうか?

それでは!


■ こやまる (897回/2010/08/28(Sat) 09:46:33/No2724)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、みずももさん、おはようございます☆

今回は特別ゲストのタコとイカですね。
二人は軽く挨拶代わりに学園にやってきたのだと思いますが(おそらく)、小説の流れに従って、やはり騒動に巻き込まれてしまいましたね。
いや、二人の強い個性が逆に騒動を起こしているようにも見えます(笑)。
特にイカスの女の子レーダーは・・・。
そのレーダーがミカンを女性と写していましたが、設定は未決定なのでしたか。
流れ的に「本当に男でした」という可能性は低そうな気がしますが(^^;、もしくはこのまま不明のまま貫き通すのもありかも!?

タコと言えば固結び逆さ吊りがお約束ですね(笑)。
そのきっかけを作るのはタコスの方からというのもお約束ですが、ミルモとSとMの関係(?)になれるのってタコスくらいしかいないのかも。
そういう意味でもタコスっていいキャラだなと思いますし、みかんさんの小説もその辺りをバッチリ抑えていてさすがだなと思いました(^^)。
でもあの関西弁のセリフを考えるのは関東人泣かせ…。

魔物対戦も相変わらずにぎやかですね。
ぱぴ子の言うとおり、ミカヤが現れなければ一瞬で片付きそうなものを…。
ミカヤにも何らかの考えがあっての行動かなと思いますが、このあたりはまだなかなか見えてきませんね〜。
初見のタコスとイカスも、ゲストキャラ扱いなので疑惑の眼差しを持つまでか。。

さて次回からいきなり冬休みとは〜。
学園にも間もなくクリスマスのイベントがやってくるのでしょうか?

それでは次回も楽しみにしております。
では!


■ 夏田みかん (205回/2010/09/20(Mon) 15:57:09/No2792)

こんにちは(^^)夏田です♪

久々(?)に更新・・・・(笑)

「学園パピィ」

story32「ザ・リベンジワルモ団!冬休みの戦い!」

冬休みにも関わらず、学園の正面左側の方にある
一階の窓、元相談室の所で全身黒の男子共通の制服に
胸元を全部開けて、鎖のような物を付けた違反的な服をした
不良が3人居ました。
なんと校章がありません。
「出番が少ないまま冬休みになってしまった」
嘆く3人組。
「これじゃあ1回のみ登場のクノイチレンジャーと
かわんねぇなぁ・・・」
「それだけは避けねば。・・・キャラ被り問題だ」
モヒカンにリーゼントが呟きます。
「オレ・・・実は財布が無いんだよな・・彼女に預けてんだけど」
「・・・・・・・・は!?」
彼女いたの・・・・?


3人「ん?」

イチロウ「しっかし・・・第2王子人質作戦の時は失敗したな・・・」
ジロウ「おのれ・・・あの拳銃使いさえいなければ成功していた
というのに!」
サブロウ「しかし・・・・・あの妖精・・・・以前確かにこの学校の
校門をくぐる所を見た。もしかしたら生徒なのかもしれんぞ」
シロウ「あの時の屈辱を晴らすチャンスというワケだな!」
ゴロウ「突入するか??」
全員「うむ・・・・」
5人が校舎に入ろうとするとドアが開きません。
心なしか、学園に活気が無くなったような雰囲気でした。
イチロウ「何ィーーーーーー!?開かないぞ!!?まさか・・・
我らを恐れて皆帰ったのでは!!」
ジロウ「ありうるな・・・」
マヌケ5人は冬休み初日の校舎の玄関に向かって
高笑いをしました。
通りゆく人々はそれを冷めた目で見てあげるのでした。
子供「チャーン あのオジサン達何してるのチャーン?」
母さん「ボクちゃんは、あんな大人になっちゃダメよ〜」

サブロウ「しかし・・・どうする?学園が開いてないという事は
奴の手がかりがないぞ・・・・?」←あんな大人
シロウ「折角リベンジしに来たのに意味無いよな〜〜」←あんな大人
ジロウ「そうだ!!!こうするのはどうだ!?確か奴は部を持っていた
ハズ!そこをめちゃくちゃにしてやるのだ!!」←あんな大人
イチロウ「おうっ!?いいなァそれ」←あんな大人
サブロウ「じゃあ早速行こうか!?」←あんな大人
イチロウ「っ・・・・・ておい!さっきから何だこの
テロップ!あんな大人ってどんな大人だァァァ!!!」←そういう大人だァァ
ゴロウ「セリフ・・・少ないんですけど・・・」←駄目な大人

5人が部活部屋の前に来るとハンマーを出そうとして・・・
「てめぇら何の用だ・・・」    呼び止められました。
イチロウ「何だ?お前ら我らに刃向かうつもりか?」
ジロウ「部活をめちゃくちゃにしてやりに来た」
サブロウ「邪魔をするなら」
シロウ「容赦はしないぞ?」
ゴロウ「(セリフ・・・・無いんですけど)」
呼びとめたのは3人。冒頭に登場した不良です。
「この部活の用心棒のリィゼ・ヒカン・グレンだ
ゴルァ」
なんと、最近めっきり登場が減っていたあの人達でした。
イチロウ「うん?お前達・・・・何処かで会ったような・・・・


5人「あああああああああああああああああああああああッ!!!!!!」


5人は不良の顔を見るなり、青ざめました。
本編59話「ついに解散、ワルモ団!?」の話参照♪に登場した
あの不良3人―――・・・・
部下を求めて、適当に勧誘した若者3人組。
結局突っ張られて怖くて逃げたワルモ団。
リィゼ「よォ 久しぶりじゃねぇか〜あんだコラやる気か?」
ヒカン「ケンカ売ってんの〜?」
グレン「ケンカなら受けてたつぜェ今なら3分の2殺しで
許してやるよ・・・」
ジロウ「3分の2ってほとんど死んでますけどォ〜;;
いっいやだなぁ♪君達〜ここは平和的に・・・・・」
リィゼ「あ゛ァん!?」
イチロウ「す・・・・すいませんでしたァァァァァァァァ!!!!」
5人は早々に立ち去っていきました。
その直後―・・・

ミルモ「冬休み開始っつー事で甘味部全員で2学期最後の甘味会ねぇ・・・」
リルム「寒いですわ〜」
楓「う゛〜〜〜〜んっ・・・・コタツが欲しい・・・コタツで
移動したい・・・」
ミルモ「いや・・・・それは怪しすぎるだろ」



一方。
パピィ「はぁ。2学期の成績最悪でちゅ・・・・」
住田「そりゃそうでしょ。授業じゃなくてムルモの事
見てるんだから」
パピィ「―――――!///う、うるちゃいわねぇ!!
べっ別にっ見てないし・・・・//」
住田「これが変身したら全部パーフェクトになるんだもんなぁ・・」
パピィ「願わくば「ぱぴ子」で学校行きたいわよ・・・」

余談ですが、パピィの成績は中の上くらい(ムルモも)
この二人は頭の悪いイメージが無いですからねぇ。
変身すると、上の上。

更に一方。
ムルモ「ほぇ、ミカン・・・・」
ミカン「何だ おメェか。パピィちゃんは?一緒
じゃないみたいだな」
ムルモ「ふんっパピィなら準備に手間取って時間がかかってましゅ。
お母たま達が煩いから迎えにいかなきゃいけないんでしゅよっっめんどくさいでしゅ・・・」
ミカン「オレ様が代わってやろーか?」
ニヤリと不敵笑み。
ムルモ「むっ・・・」
すると前方に個性的ファッションのカップルがいました。
男の方は金髪でヤンキー顔。女の方は化粧が濃くて、ギャル語で喋って
いました。チャラチャラです。
ムルモ「ほぇ・・・・あんな所に変なファッションの人がいるでしゅ」
ミカンは、自分の口を軽く押さえて吹いていました。が、ムルモの本音が
2人の耳に入ってしまいました。
ケバ子「ちょっと そこのガキマジウゼェーんですけどォ
つか このファッションの良さが分からないとヵある意味パネェ!」
ぎゃははっと笑います。
ムルモ「ほぇっ」 ムルモはしまった という顔で震えます。
ケバイ顔がムルモを怖がらせているのでした。
ムルモ「でも そのズボンは変でしゅ・・・・」
ケバ子のズボンは重ね着という感じでスカートの中からズボンが
出ています。むろん、人間ではよくあるカッコですが、妖精間
では珍しいのです。体形的に。
ケバ子「ちょっとアナオ!なんかウザイガキがチョー絡んでくるんです
けどォーなんとかしてくんない〜?」
するとケバ子は、さっきのヤンキー顔の腕に絡みつき舌を出しました。
ミカンは・・・・「アナオwwwww」と笑っていました。
アナがいっぱい空いてるからアナオなんですねーはい。
ピアスとかで開けまくりです。この男こそアナオに相応しい。
アナオ「なんじゃいワレェェェ!!オレの女にしつこく付きまとう虫は
何処のヤローじゃァァ!!!」
ミカン「あァ、わりぃ コイツガキなんだ許してやってくれ」
アナオ「んだとォ?!」
すると、ミカンがムルモに2人に背を向けるようにして、
耳に口を近づけ、コソコソと話しました。
ミカン「(いいか、あれはなァあいつらの間では流行なんだよ。
ファッションに託(かこつ)けて身長ごまかしてんだよ)」
アナオ「って・・・・・くぉらァァァァァァァァ!!全然フォローに
なってねェだろがァァァァァァァァ!!!!」
ムルモ「(ほぇっ そーなんでしゅかっ)」
アナオ「何おめぇも納得してんじゃァァーーーー!!!」
すると、アナオが腕をポキポキ慣らしながらポッキーを
かじり
アナオ「覚悟は出来てんだろぉなぁ」
ムルモの手を強引に掴み、ムルモの短い悲鳴が聞こえます。
すると、静寂ーーー。今度はアナオの悲鳴が聞こえました。
ムルモが目を開けると、ミカンがアナオの胸倉を掴み
ミカン「こっちは謝ってんだろ。口論すんならまだしも

ガキに手ェ出すとはどういう了見だぃ」

睨みつけて言いました。
アナオ「ひぃっ」
ミカン「思い上がってんじゃ・・・・ねェーーーーーッ!」
投げ飛ばして、瓦礫に激突。アナオは見事に気絶しましたとさ。
ムルモはその間ケバ子に「カッコ悪いから直した方が良いでしゅ」
と言うと、渋々下のズボンだけ取り除きました。
ムルモ「ふぅ・・・・とんだトラブルでしゅ・・・・・
それにしても言ってる事が違うでしゅー。いつもそのガキに手ェ出しまくってるじゃないでしゅか・・児童虐待で訴えるでしゅよ!」
ミカンは不敵に笑うと、
ミカン「保健室いきゃ治るだろ」
そう言いました。
ムルモ「ほぇ・・・」



ミカンと喧嘩をして
実は一度も怪我をした事が無いのです。


ムルモは答えられなくなりました。



パピィ「お〜〜〜〜い!2人共〜!何やってんの〜」
ミカン「パピィちゃん」
ムルモ「時間かけ過ぎでしゅよ!!」
当然ミカン以外は皆制服をきています。
スカートは夏と変わらず鼠色のスカートで
夏用よりも厚くなっていて赤の紐リボンに青っぽいブレザー。
ミカンはいつものように横から優しく抱きしめてやりながら
ミカン「一緒に行こうか・・・・」そう言いました。
パピィ「きゃっみっっミカンたん・・・・!///」
ムルモ「ムカッ!お前は部長なんだから先に行って部室を
開けてこいでしゅよ!!!」
ミカン「じゃあカギはやるからてめぇが開けてこいや」
ムルモ「うるさいでしゅ!お前が先に行けでしゅ!!」
ミカン「テメーが行け!」
パピィ「うるちゃーーーーーーいっっ!!!」
ムルモ&ミカン「ム・・・・」
パピィ「一緒に行けばいいでちょ!?」


一旦切ろうかな((ぇ

ミカンはしょっちゅう、ムルモに銃口向けたり
あろう事か発砲したりまでしていますが、実は
際どい所で外れていたりと結構加減をされています。
なので今までの話の中でもムルモが怪我をした事は
無かったかと。(単に私がムルモびいきだからかww(^o^)


■ 夏田みかん (206回/2010/09/25(Sat) 17:28:31/No2817)

・・・・。なんか最近新しい小説思いついちゃった。。
その名も「南楓の幼い頃!」一見楓ちゃん視点の過去編に
聞こえますが、悦美や沙織、松竹、日高、結木etc・・・など
いろんな出会いを描いてく話です。想像してたら割と面白かったww

でも・・・めんどいんですよね、ぶっちゃけww((
下書き3つ書かなきゃいけなくなるし。。
最近本当にボカロ見てるなぁ。proof of lifeとか泣く(T_T)
proofといえば・・ムルパピのパロディ最初考えてたけど結局ナシにwww
まぁ内容を、簡潔に言うとパピィがムルモに想いを伝えられずに死ぬ
話でございます。
(みずももさん、ネタバレ・・すいません(^^;)←



続きです

楓「あれぇ?あの3人もう居る・・・・偉いなぁ」
リルム「さすが用心棒ですわ〜」
ミルモ「っていうかあいつら、部員じゃなくてあくまで用心棒なのかよ・・?;」
リィゼ「あっ、ミルモ副部長とリルムさん・・・南ティーチャー」
ヒカン「丁度いいッスね、ちょうど部室破壊しようとしてた奴ら
追っ払った所ッス」
楓「えぇ!?」
リルム「そうなんですか!?」
ミルモ「だッ・・・・誰だソイツら!」
グレン「ワルモ団ッス」
全員「・・・・・・・・」

ムルモ「今日の話妙にグダグダでしゅね」
パピィ「いつもそうだけどいつも以上に筋が無いでちゅ」
ミカン「いいんじゃねぇの・・・たまにはこういうのもあった
方が良いんだよ」
校門に付きました。
パピィ「あらっもう皆集まっちゃってるわ」
ミカン「めんどくせぇや、今日はこれで終わりにしようか」
甘味部メンバーは冬休み初日から盛り上がった。
今日が終わる。  

冬休みはまだ始まったばかりなのです。









〜〜あとがk


「まだ 終わってなーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!」


と大声張り上げて突入して来たのはなんとイチロー。そう、
終わって無かったのです。ちっ。
ジロウ「リベンジがこれで終わりだと思うなよォ!?」
サブロウ「そーだ そーだァ!」

するとミカンはホルスターからサブマシンガンの
wz63というパースエイダーを取り出しました。
wz63は全長四十センチ弱の銃器です。
グリップの中に入った長い弾倉で、拳銃弾を四十発連射出来ます。
その辺の石に先端を押しつけて
スライドを後退させ、撃てるようにしました。

シロウ「ムム・・・やはり拳銃でうつ気か・・・・」
ゴロウ「ならばこれでどうだ!!!!」
ワルモでポン!と掛け声が聞こえると、
尖った無数の鉛筆が出現。
イチロウ「尖った鉛筆はチクチクして痛いぞ攻撃ぃ〜〜〜っ!」
一斉に鉛筆がミカンを襲いかかりますが、
ミカンはまるで踊るような回転をして鉛筆を避け花壇の後ろまで回避、
三回転で すっ と止まります。
その時近くにいたゴロウに銃口がピタリと止まっていました。
ゴロウ「ぎゃっ」
ミカン「うつけど どうする?」
ミカンの少しの微笑み(この場合は不敵笑み)
も残酷に見えました。
イチロウ「ちょっ・・・待て・・・」
ジロウ「お・・・おい・・・相当手慣れっぽいぞ・・・」
サブロウ「こんなに強いなら我らに欲しいな・・」
シロウ「あ、それ良い考え!良く見たら全身黒っぽいじゃないか・・
ワルモ団に入ろう!今なら、入会費無料でスペシャル特典!
幹部見習いになれますよ〜〜〜〜〜♪」
ミカン「うつけど どうする?」
不敵笑み。ミカンは表情一つ変えず引き金に指をかけます。

イチロウ「ぐっ・・・・わ・・・・分かった・・ゴロウを・・」
すると、ミカンはゴロウに銃をつけたまま移動し始めました。
ゴロウ「え!?ちょ ちょっとォ〜どこ行くんだ〜!?」
ミカン「コイツを放して欲しけりゃ、学園から遠くに行くんだね。
そうだな。10キロ位は離れた所に行けよ。」
イチロウ「ひっ卑怯な!」
ミカン「安心しろよ、コイツには用はねぇし。
帰ってもらうだけだ。どうせ今銃口放したら
5人でまた面倒起こそうとするだろうし。」
5人「ぎくっ」
図星。

 そ し て
―――――ゴロウも無事解放し、
事なきを得た甘味部一同であった。

ミルモ「にしても・・・何だよワルモ団のリベンジって」
ムルモ「あぁ、前にミカンにボコボコにされた事があったんでしゅ。
王子でも、凄い魔法が使えるわけでも、忍者でもないミカンにあっさり
負けて、悔しかったんじゃないでしゅか?」
楓「あ・・・・・あはは(汗)なるほどね」

すると、さき程ムルモとミカンに絡んできたケバ子が
現れました。
ムルモ「ほぇ!?あの人さっきの・・・・、・・・えぇっとケバい人でしゅ」
ムルモきゅん、ヒドイぜ。
ケバ子「やっだ〜〜っやっと見つけた〜拳銃使いさんとちっこいの!
超カッコイイから追っかけて来たみたいなァ!」
グレン「ナナコ」
ケバ子「!?」
突然雰囲気が一変します
ムルモ「ほぇ??」
ミカン「知り合いかよ」
グレン「いや・・・・・・・   彼女ですけど」

一瞬の静寂・・・・そして、

リィヒカミルリル楓パピムルミカ「何ィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?!?!?」
ミルモ「おっ・・・・・おまっおまっ・・・・彼女・・・いたの!?!?」
リルム「初耳ですわ!!!」
ムルモ「ち・・・・・ちょっと待って下しゃい!!
さっき違う男の人と歩いてたじゃないでしゅか!!」
ミカン「う・・・浮気かよ・・・」
ケバ子「ひっ!そ、それは」
グレン「何だそれは、聞いてないぞ!?」
ミルモ「お、おいドロドロしだしたぞ、ヘドロ状態の昼ドラだよ」

リィゼ「そういやお前、彼女に財布貸してるって・・・」
すると、ケバ子は不気味に笑い始めました。
ケバ子「あーーーっはっはっはっ!そうよ!お金に困ってるから
持ってそうな男見つけては近づいていたのよ! じゃあねグレン君♪」
そう言って去って行きます。
グレン「えぇっ!?」
ケバ子「あんたみたいな不良好きになるわけないじゃな〜〜〜〜〜〜い。
最初っから金目当てよ、バーーーーーカ」

グレン「・・・・・・」



ケバ子がミカンの横を走り去る時、ミカンは
睨みつけていました。
ミカン「バカはてめぇだーーーーーーーーっ!!」
二二口径のパースエイダーを出し、あろう事かそれを
投げつけて、後頭部に激突。ケバ子を気絶させました。
ケバ子「かはッ・・・・」
拳銃は、跳ね返って地面に落ちます。

ミルモ「なんちゅー女だ・・・」
グレン「はぁ・・・・・」
ムルモ「大丈夫でしゅか、グレンしゃん」
パピィ「落ち込んじゃ駄目よ あんな奴の言う事聞く必要無いんだから!」
リィゼ「安心しろ・・・・    オレ達なんか100回振られたから」
ヒカンがコクンと頷きます。

グレンが笑います
グレン「はは・・・・空が青いや・・・・青すぎて涙が出て来た・・・・」



冬休み。それは白く儚く。



―――線のある、あとがきktkr―――

夏田「線のあるあとがき!スタート!」(夏田談)

冬田「・・・・毎度読みにくいあとがきを考えるなよ・・・」(冬田談)

夏田「さて、今回の話はワルモ団ファン向けの話!!
ムルモ屋にワルモ団ファンは何人居るかな!?」
冬田「・・・・・ワルモ団向け・・・・」
夏田「今まで出て来た妖精・キャラ全部登場させる予定だからねぇ。
最近こういうグダグダ多いけど、次の話終わったら本格的に・・・」
冬田「とか言って先延ばしにしなきゃいいけどね〜」
夏田「おめぇはそこでハゲ散らかしてろ」
冬田「ハゲてねぇええええええ!もしハゲてても散らからないように
整備されたハゲにするわ!!!」
夏田「あ〜な〜た〜は髪の毛ありますか〜〜〜♪はーげはーげそんなの
や〜だ髪の毛〜消え去ってゆく〜」
冬田「・・・誰か黙らせてくれ、お願いだから」
夏田「室内でも被れる、快適お帽子。」←桂の事です。
冬田「次回story33「冬の取材新聞部!ターゲットは?」」
夏田「次回はあの3人娘好き向けの内容だZE☆」
夏冬「まーたらーいしゅー!」

では☆

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■ こやまる (927回/2010/09/25(Sat) 22:30:42/No2818)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、こんばんは☆

確かに言われてみれば、ミカンが原因でムルモが怪我したことは無かったですね。
(精神的なダメージは毎回のように受けていますが^^;)
年齢の違いとか、上下関係というものをミカンは何よりも意識しているのでしょうか。
何というか少年漫画的なノリ・・・。
そちらの方面にもお詳しいみかんさんに驚きの連続です(^◇^;)。

さて今回は、あの不良たちが影の主役ですね。
アニメでも一瞬しか登場しなかった不良3人組をここまで活躍させるのは、今後もみかんさん以外では現れなさそう…。
その3人組も良い感じにキャラが立ってきて暖かみも感じます。
見た目や言動は変わらないですが、ミカンの下僕となって寒い中部室の用心棒にまで成り下がった3人組の行動は見ていて憎めないですね。
楓やリルムも用心棒のいる光景に妙に馴染んでいるところも暖かくて、そしてラストは振られたリィゼを慰めるムルモやパピィたち・・・まさに青春ですね(^^)。


そんな和やかな雰囲気に割って入ってくるのはやはりワルモ団でしたか。
やはりというかミカンに圧倒的にやられてしまうワルモ団ですが、ムルモ屋本舗でワルモ団が一番好きという人は聞いたことないので、思う存分やられ役に使ってOKです。
ワルモ団特有の最後のあがきも、ワルモ団お得意の仲間に誘うお約束な作戦がワルモ団らしくて面白かったです(^^)。

お絵描きもありがとうございます(^^)。
かわいい第二王子の姿はいったいどこへやら。
ムルモはいつも本気で怒っているけど、ミカンはそれを楽しんでいるかのような余裕も感じますね。
連載開始時と比べて、ムルモとミカンの関係も少しずつ変化してきたようにも見えますが、今後それがどういう方向に進むのかが楽しみです。

それでは次回も楽しみにしています〜。
では!


■ みずもも (24回/2010/09/26(Sun) 15:31:04/No2819)

こんにちは☆

ネタバレ、だいじょぶですよ!!

いやーん!学園パピィーーーーー(♡ω♡)笑
♡ムルモ♡パピィ♡ミカン♡
3人の絡み、大好きです!!!!!!!!!!!!!
パピィちゃんのとりあいでのケンカなら、いくらでもやりなさいwww

あ!確かにー!!ムルモちゃんは保健室にお世話になったことはないですね♪
ミカン、やっさしいーーーー!!、、、けどパピィちゃんは渡さないぞ!!笑
一応先輩後輩の関係があるムルモちゃんとミカンですが、
前よりも仲良く(?)なってきて、パピィちゃんのとりあいも増えてきて、、、
読んでいてすごく楽しいです!!また来週も見られるんですね!!
楽しみだあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

実は私、ワルモ団が1番好きーーー☆
、、、なんて、ウソの中のウソです。(なんだとーーーー!! byワルモ団)
まあ好きっちゃあ好きですが(その中途半端はなんだーーーー!! byワルモ団)
あのバカな感じが☆(バカとはなんだ!!byワルモ団)
うるさい、ミルモにやられっぱなしのくせに!!(う、、、 byワルモ団)
やーいやーい!言い返せないでやんのー!!

すいません、ふざけすぎました><

ワルモ団は、扱いやすいですよね。弱いから特に☆(なんだt(ぼこっ
個人的にイチローが1番好きです。1緒に八百屋やろうかな〜(笑)

それにしても、グレンは残念でしたね(´д`)
ムルモちゃんとパピィちゃんになぐさめてもらえていいなあ!
リィゼとヒカンのなぐさめ方はなんか、、、かわいそうになってくる(^^;)

次回も楽しみに待っています!!

ハゲパゲハゲパゲハゲパー♪

では♪





■ 夏田みかん (211回/2010/11/23(Tue) 14:52:34/No2975)

おはようございます(^^)夏田です♪

 「学園パピィ」

story33「冬の取材新聞部!ターゲットは?」

冬休みが始まって数日経過したある日の事。
グレンは、一人もうじきクリスマス!という中たそがれていました。

冬なんて――・・・・

冬と共に青春とお別れをした彼は、ずるずるずるずる引きずっていました。
the unhappy Xmas.  あ、まだクリスマスじゃねぇや・・・・。

ミカン「パフェ食べるー?」
前店の中から出て来たのはミカン。片手にパフェというスタイルでした。
グレン「ミカ兄・・・・・」
ミカン「何 たそがれてんの?・・・・そういや知ってるかぃ、パフェって
パーフェクトだからパフェって言うんだぜ。」
グレン「そうなんですか!?」
ミカン「でもその店によって入ってる物違うだろ。だから完璧なんて人によって違うんだよ。・・みろコレアイスの上にケーキが乗ってる・・・その下はゼリーだ、おっ蜜柑発見」
グレンは既に笑顔を取り戻していました。
グレン「一口いッスか?」
『フフフ・・・噂通りの甘い物好きね・・・・・』
遠くからその様子を見る謎の陰3人・・・・・・
ミカン「!」
グレン「うはっ!うまいっ!・・・ん?ミカ兄?どうしたんッスか・・・」
ミカン「いや。」
ミカンは無言で一定の方向を見ながら、不敵な笑みでピース
しました。そしてその方向は―――・・・
3人『 !?!? 』
さっきからミカンをずっと見ている人達はびっくりしました。
妖精2『ねっねぇ、バレてない?』
妖精3『・・・・。はっ!?寝てない!寝てない!今日は寝ないよ!?』
妖精1,2『「・・・・・。」』
妖精3『なんで黙るのさ!!!!』
この3人組は妖精界の毎日新聞的存在。
フェアリー学園新聞部ニュース3人娘。ワカバ、トモン、チーエ。
何故こんな事をしているのかというと―――

ベルル『最近掲示板が寂しいんです。生徒会長直々に
新聞の依頼をしたいのですが・・・・』
ワカバ『かっ・・・会長自ら!?』
トモン『これって名誉な事だよねぇ?』
チーエ『さっ・・・・流石の私も目がパッチリ!!』
ベルル『冬休み明け・・・3学期までに大きな新聞を作ってほしい
のです。題材は何でも構いません。』
3人『・・・・・・・』

ワカバ『どうする・・・?皆が注目しそうな物ってある?』
トモン『まぁ・・・私達の得意分野って言ったら取材だし・・・
また注目されてる人を取材するか・・・』
ワカバ『注目され無さそうな人も割と面白いのよねぇ。意外な一面
があったりして。』
チーエ『ミカン様・・・』

数秒静寂――・・そして
2人『へ・・・・』チーエの突然の発言に呆ける2人。
ワカバ『ミカンさん?』
チーエ『いや、隣のクラスだし注目されそうな人って言われると
どうしても・・・・・;』
トモン『拳銃使いのクールな人か・・・確かに女子の人気は高いわねぇ』
チーエ『うんうん』
ワカバ『ミカンさんは・・・・取材しても駄目なタイプだと思う。』
トモン&チーエ『え・・・?』
ワカバ『長年やってきたカンかしら。重要な事は話さないというか、
全部を話してくれないで、軽くあしらわれてしまいそうな気がする・・・』
トモン『そうかな・・・・うーん・・でもこういう時のワカバのカンって
良く当たるのよねぇ・・・・じゃあどうするの?』
ワカバ『隠れてネタを拾いましょう!彼にも意外な一面があるハズだもの!』
そして 今に至ります。

ミカン「さあて。駄菓子屋行こうかな。お前はどうすんだい?」
グレン「また甘い物食べに行くんですかっ!オレはどうしようかなァ・・」

ワカバ「いっ移動するみたい、先回りしましょ!」
トモン「バレてたら意味ないような・・・・・」
チーエ「わわ・・写真写りバッチリ・・・・」
それぞれ言いました。


しかし、3人は・・

自分達をつけている男には気付きませんでした――・・
――――・・・・
ムルモ「ボクはあ!マシュマロ買いに行くんでしゅ!!洋服なんて
1人で見に行けでしゅ!!!」
パピィ「何よっ!付いてきてくれたっていいでちょ!?」
ムルモ「ボクには関係無いじゃないでしゅかっ!」
ワカバ(あれっムルモ王子とパピィさん・・・・?)
ミカン「おい・・・性懲りもなくパピィちゃんに近づいて
覚悟は出来てるのかマッドサイエンティスト!!!」
飛び蹴りを食らわしながら言いました。
ムルモ「ほぶッ・・・どこがマッドサイエンティストなんでしゅかあ!!!!・・気に食わない奴が来たでしゅ・・・・・ッ
お前の脳ミソ溶けて腐ってるんじゃないでしゅか!?このサディスト!!」
ミカン「嫌なら何処かへ行け、オレ様はパピィちゃんに用があんだよ税金ドロボー。」
ワカバ(あの2人といつも一緒にいる情報も本当のようね・・・)
トモン「・・・・・」
ワカバ「・・?どうしたのトモン」
トモンは恐る恐る言います
ワカバ「まっ・・・まさか心霊写真?」
違います。
トモン「今まで撮った写真全部ミカンさん気付いてる・・・」

―ワカバ絶句・・・

ワカバ「こっ・・・ここから相当距離あるのよ!?」
写真を奪い取り、一枚一枚見ます。良く見ると、
後ろ手にカメラに向けてピースサインを出していますね。その他には
偶然にしちゃあ出来過ぎてる程、目線がカメラに合ってたり。
ワカバ「う・・・・うっそ・・・こんな事初めて・・・」
チーエ「・・・・・・」
ワカバ「・・。チーエ、寝てる場合じゃないわよっ」
チーエ「ミカンさん・・・噂通りの美少年だぁ・・・//」
ワカバ「・・・・・・・。」
寝てませんでした。
トモン「ね、ねぇ、新聞に使わない写真って貰ってもいいのよね?//」
ワカバ「2人共何しに来たんですか・・・」
呆れるワカバ。

ムルモ「誰がッ!!税金ドロボー!!なんでしゅかっ!!」
言葉の筋筋に力を込めるムルモ。
ミカン「失せろ税金!!」
ムルモ「火薬の匂いしかしないお前よりかはマシでしゅ!」
ミカン「うっせーな。どうせお前は「香水何使ってる?」って言われたら
迷わず平然と「ファ●リーズ」って答える馬鹿だろ!?」
ムルモ「使うかあああああああ!!!!」
ムルモはミカンの頭に突っ込み蹴りをしました。
ムルモ「ファブ●ーズは除菌スプレーでしゅう!香水じゃありましぇん!
強いて言えばお部屋の香水でしゅっ」
ミカン「作者の真ん中の弟はそれを香水と呼ぶんだーーーーッ!!!」
ムルモ「そうなんでしゅかああああ!!」
パピィ「2人共っ!いい加減にしないと買い物出来ないじゃないっっ!」
ミカン「む・・・・悪いねパピィちゃん、じゃあ行こうか。
ファブリー●寛ぐフローラルブーケの香りは置いといて」
ムルモ「お前・・・・それボクの事じゃないでしゅよね・・・!?」

3人は本屋に立ち止まり、ある本に興味を示していました。
ミカン「これは・・・・・週刊「いただき」。もう今週号出てたのか・・・」
ムルモ「しょんなの読んでるんでしゅか〜!?月刊「いただき」の方が
面白いでしゅよッ!!」
ミカン「数的にはこっちの方が売れてんだよ!月刊「いただき」なんてなァ
所詮月刊誌だろ!?すぐに続きの読めない上に内容が
皆同じでつまんねぇし、めんどくせぇんだよ」
ムルモ「お前に月刊誌の何が分かるって言うんでしゅか!?
週刊誌だって絵適当なのあるし、休載なんてしょっちゅうじゃないでしゅか!こっちはほとんど休まないでしゅよ!」
店員「お客様 店内ではお静かに・・・」
ミカン「仕方ねーんだよ!週刊誌はそっちと違って締め切りが早いの!!
てんめ、何本アニメ化されてると思ってんだぃ」
ムルモ「何が仕方ないでしゅか!絵が適当な漫画なんて読みにくいでしゅう!
大体トーンが一つもないってどういう事でしゅか!?」
店員「お客様店n・・・」
ミカン「月刊誌なんかトーン使い過ぎてて逆に腹立つわ!」
ムルモ「週刊誌に比べたらそんn」
店員「をいいッガキ共無視してんじゃねええええ!!黙れっつってんだろーがぁ!!!何意見の合わないオタク同士みたいな戦い繰り広げてんだっ
インターネットでやれえええ!!!!」


――・・・
ムルモ「はァ・・・パピィ、まだ買うんでしゅか・・・」
パピィ「あたり前でちょ!まだ持ってもらうからね」
ムルモ「ムカぁぁ・・・・ミカンに言えでしゅよッ
何でボクがっ何で折角の夏休みにこんなヤツ(※パピィ)と一緒に
いなきゃいけないんでしゅかッ」
ミカン「何で2回言ってんぞ」
way endless?
ムルモ「黙れでしゅ、ダブルミカン!!!」
私がみかんだからですね、分かります。
パピィ「な・・・っ何よ・・暇そうだから誘ってあげてるんでちょ!」
ツンデレなんですね、分かります。
ムルモ「?ミカン・・・さっきから何やってるんでしゅか?」
無視ですね、分かります。
パピィ「ムルモの癖に無視するんじゃないわよーーーッ!!」
パピィはムルモに無視されて怒っています。
ミカンは先程から誰も居ない方向を見たり、ピースしたりしています。
ミカン「笑っときな。カメラに写ってんぞ・・・そろそろ来るかもな」
パピィ&ムルモ「ほぇっ??」

ワカバ「・・・・・・・・どうしよう。」
トモン「後ろの2人も気付き始めましたね・・・」
チーエ「どうしますか?」

ワカバは一息置いて、

ワカバ「名乗り出ましょ・・・・なんかあっちも待ってるみたいだし。」
最終的にはそんな結論になりました。


   数     分      後



ワカバ「・・・・っていうワケでした。」
ミカン「・・・・」
場所は何処かの喫茶店。ムルモとパピィがミカンを挟んで座っています。
ムルモ「こんなめんどくさがりでテキトーでアバウトなギャンブル好き
取材して何が良いんでしゅかね・・・」
ムルモがぼやきます。
トモン「黙ってた事は謝るわ・・・その代わり、取材させて欲しいの!」
チーエ「ご協力お願いします!」
パピィは羨ましいわね・・とか言いながら独り言。住ちゃんはまるで空気。
ミカン「めんどくさいな・・・・一体何を聞くんだぃ?
それならパチンコでスロット回してた方がよっぽどいいね。」
ワカバのカンが的中。ムルモとパピィは分かっていたような顔。
その時、ミカンは誰か別の視線を感じて黒目だけ別の方向を見ていました。
トモン(ワカバの言った通りになっちゃった・・・でも!)
「お願い!少しだけで・・・



ミカン「3人とも。机の下に隠れろ、早くッ!!!」


早くの所だけ大声で叫びます。咄嗟の事で理解が出来ない3人は、ワケが
分からずに首を傾げながら机の下に隠れます・・・・すると・・・・・・


ばすんっっ 
ばすんっっ
ばすんっっ



弾丸が3つ。ニュース3人娘のいた所に的確に当たってめり込んでいます。
ムルモ「なっ・・・・・何事でしゅか!?」
パピィ「何なの!?」
ミカン「ワカバちゃん達、狙われてるね・・・あんたらに恨みがある奴が
いるみたいだぜ・・」
3人「!!??」

ミカンはもう一度見ると、拳銃だけが見えました
ミカン(トカレフ・・・)
しかし、こんな所でやるわけにはいきません。
ミカン「取りあえず危険だ、この場を離れよう・・・」
パピィ「どうするの・・・・?」
ミカン「車で移動した方がいいね」
ムルモ「む・・・・・・お前・・・運転出来るんでしゅか」
パピィ「バイクに乗れるんだから、出来るんじゃないの・・?」
ワカバ「でっ・・・でも何でっ!?」
ミカン「分からない・・・急ぐよ。」


一旦切ります。

いつもより駄文だ・・・・・。
文章がおかしい気がする・・でもこれが精一杯。。


■ 夏田みかん (212回/2010/11/27(Sat) 16:00:59/No2979)

車はアレだよアレ。楽器出すみたいに出すんですよ。
免許取ってたけど使ってないみたいな。
バイクがいいけど、さすがに5人乗りは無理ですよね。
ミカンのこの表情は「なんで車なんだようぜぇな」という顔でs(違


続きを。。


「急いで!また撃たれちゃうわ!」
緊張感たっぷりのかなり焦った様子でトモンは叫びます。
ミカン「やべぇ オレ様車乗るの何年ぶりだろ・・・」
ワカバ「此処に来てまさかのペーパードライバー!?」
トモン「これも新聞のネタになるかしら・・紙だけに・・」
ワカバ「・・・全ッッ然うまくないわよ!!!」
ミカン「オレ様はパピィちゃんを愛する男だ」
いや、聞いてないからそんな事。
チーエ「なんでこんな事にぃ〜〜〜っ・・・・」
ミカン「大丈夫だろ。どうせ大した腕じゃなさそうだし」
あっさりと言いました。 そしてシートベルトを締めて、6人にも
締めるように促します。助手席のワカバは、シートベルトを締めて
更に窓ガラスを閉めようと自動開閉スイッチを押し始め、
ミカン「窓は開けておいてくれないか?」
運転席のミカンに注意されました。
ワカバ「たッ・・・弾とか・・・飛んできたらどうするの!?」
ミカン「あんたに当たる確率より、ガラスに当たる方が高い。
ガラスが割れると怪我するよ。それにオレ様が撃つ時も具合が悪い」
ワカバ「・・・・・」ワカバは窓を開放位置に戻しました。
ミカンはハンドルを握り、しばらくゆったりと走っていました。無表情でした。
しかし・・・・なんと後ろから黒く、いかにも怪しい車が
後をつけてくるではありませんか。
トモン「ちょ・・・・ちょっとアレ・・・!!!!」
トモンがその車に気付きます。
黒い車の後部座席の窓ガラスが開き、四四口径のリヴォルバーが
顔を出しました。
パピィ「ちょっと・・・!こっち狙ってるじゃない!!」

ぱすんっ ぱすんっ

撃って来ました。2発ともギリギリの所で車に当たっていません。
ミカン「もう車なんか乗りたくねェや・・・・」
こちらは、金属製のベルトに繋がった口径四十ミリのグレネード
(榴弾)がたっぷりと入っていました。その機械は全長1メートルは
ある物を小型化し、持ち歩ける程度の大きさになっている、
ミカンお得意の自動連射式グレネードランチャーでした。
筒は当然他の拳銃の倍はデカいです。物騒ですねー。
ミカンは車を半回転させ、ストップさせて撃ちやすい様に
真横に。ミカンの窓からは走って来る車が一望できます。
両手でグリップを持ち窓から顔を出し  一発。

ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ

同じ場所でもなく離れ過ぎてもいないという的確な場所に着弾して
最大の効果を発揮しました。
黒い車はもうボロボロ。
ミカン「素人相手にやり過ぎだったかな・・・・」
ミカンが呟きました。
チーエ「え、素人だったの・・・・?」
ミカン「前を走る標的に後部座席からの狙撃はNGだよ。
それに、対応が無さ過ぎる。オレ様が腰にぶら下げてる
ホルスター見てこっちも拳銃をもってる事を想定出来ないなんて
マヌケ通り越してただのアホだよ」

黒い車は、煙をあげながらゆらゆらと影を出します。
「許さん・・・」
そう言いながら、彼の姿は妖精ではなくなりました。
住田「まずいね、追手の妖精・・・多分魔物になったよ」
パピィ「えっ!!!うそっ・・・」

パピィ「ミカンたん!・・その・・・もう降りてもいいんじゃ・・」
ミカン「あぁ・・・・そうだね、そろそろ降りよう。奴はもう追ってこな
さそうだし」
5人がベルトを外し、車から降りたその時でした。

ぐしゃああああああああんッ!!!!!

建物の一つが破壊される壮絶な音が聞こえます。
ムルモ「ちょっ・・・・ちょっと待ってくだしゃい・・・今度は魔物でしゅ!!」
ニュース3人娘「えぇーーーーーーーーーーッ!?!?」
その魔物は、高く大きいビルをひとふみでペシャンコにしました。
とても大きいです。今回は的が大きいのですぐに終わりそうかも。
しかし、やはりニュース3人娘を狙っているようでした。
3人の方向へ明らかに向かっています
ワカバ「なんで・・・?なんで狙ってくるの・・・?」
3人は、すぐに逃げますが魔物はそれを追っています。





ぱぴ子「5人とも!さがりなちゃい!!」
そんな時。正義の少女が現れました。え?呪文?
これは省略という描写法だ(※そんな描写法ねぇよ。冬田談)
ワカバ「ねぇ、あの女の子って・・・」
トモン「そうよ!魔物ハンターだわ!」
チーエ「大スクープかも!?」
ぱぴ子「でも、魔物がもしホントにワカバたん達を狙ってるなら
理由があるハズでちゅ。だってさっきの狙撃者なんでちょ?」
住田「そのハズだよ」
住田がそう言うと、魔物は表情をしかめて言います。
魔物「私は―――・・・その3人に取材を頼んだ事がある・・・」
ぱぴ子「え・・・」
魔物「しかし!それは私が望んでいた物とは、全ッ然違う!
ある事ない事大袈裟に書かれてッ・・・・私は今までずっと周りの白い目
を気にしながら生きて来た!!この一年間の苦労も悲劇も全部
そこの女達が元凶なんだよォ!!おかげで学校生活は台無しだァ!!」
それを聞いてぱぴ子が怒ります。
ぱぴ子「何よソレ!逆恨みじゃない!!」
すると、後ろから声がします。
ミカン「全くその通りだな。・・・これだからマスコミやら取材やらは
嫌いだよ。確かに後ろの3人も悪いけどそいつは自分勝手だぜ。
取材してもっらのに内容が気に食わなきゃ恨むだ?笑わせんな。
勘違いを起こすような振る舞いをするおめぇが一番わりぃんだよ!!」
いつの間にか楽器を出しドラムのバチを魔物に向けて言うミカン。
ドラムセットは大きく、ミカンの前を囲むように置かれています。
黒と赤の配色でした。
すると、先程グレネードランチャー(擲弾銃)で使ったグレネード
を取り出し、投げました。黒い物体は放物線を描いて魔物に向かいます。
ミカン「ミカンでポン!」黒い塊は、魔物の前で爆発しました。
ミカン「楽器使うの久しぶりだったりして」
ミカン一人ごち。今のは魔法で起爆する特殊な手榴弾だったりします。
ぱぴ子「さっすがミカンたん・・・いっそミカヤの代わりに戦って欲しいでちゅ。」
住田「ノーコメント」
住田が言いました。
魔物「ごおあああああああああああ」
かなり致命傷を負いましたが、なかなかしぶといです。
ぱぴ子「ひっ!まだやる気なの!?」
住田「体のデカさと体力は尋常じゃないね!」


「任せてください――・・・!」

遠くから聞き覚えのある少年の声が降って来ました。正体はやっぱり・・
ぱぴ子「青騎士たん!!」
いつもお馴染の青騎士です。ぱぁぁっとパピィの顔が明るくなります。
青騎士「はぁーーーーーーーッ!!!」どこかの建物から飛び降りて、
魔物の頭の上に着地して、グサリと剣を差し込みました。
青騎士「・・・・今回の標的は大きいから早く済ませますよ・・・」
揺れる魔物の上で、刺さった剣に掴んでふんばる青騎士。
ぱぴ子「かっこいいでちゅ!どっかのばかたんとは大違いねっ」
住田「ノーコメント」
住田が再び言いました。
しかし。   魔物現る地―まるで一つの嵐が来るような紅き変態は
必ずやってくる。グラサン携えて。

ミカヤ「ナボコフが私にもっと輝けと囁いている・・・・・」

月光のガンファイターミカヤでした。言ってる事は相変わらず意味不明です。
ぱぴ子、酷く疲れたような顔に変わります。
ミカヤ「正義〜がかける〜♪大地を〜かける〜♪
戦え!月光のガンファイター・ミカヤP!正義のために!
殺す!やる!切る!キル!kill!!!」
最後は「異影<イエイ>!」と相変わらず、戦ってる最中に
無駄なテンションを撒き散らします。
しかし魔物はそれにはお構いなしで攻撃していきます。
豆鉄砲のような物が魔物の口の中から無数に飛んできます。
ぱぴ子「きゃーーーーっこれじゃあ呪文唱えらんない〜〜〜っ!!」
ギリギリの所で全部避けて、一方のミカヤはパフュームを踊るように
避けていました。サイコーになりたくって♪一番になりたくって〜♪(※FAKE IT/パフュームの歌) ラジカセから流れてるゾ・・・
ぱぴ子はずっこけます。
ぱぴ子「じ・・・自重しなちゃいよ・・・・」
ミカヤ「まるで愛のダンスだなぱぴ子よ」キラッw
ぱぴ子「だまんなちゃい!変態ガンファイター!!」
ヘンタイ、ダメ絶対。
ミカヤがぱぴ子にちょっかいを出していると、豆が一直線にミカヤの方へ
飛んでいき、当たりそうになります。
ミカヤ「む!」
           
         カキィーーーーーンッ

誰かがその豆を剣ではじき返しました。
青騎士「貸しは無しです―・・・」
いつの間にか2人の前に出て来た青騎士が一人そう言いました。
ミカヤは不敵に笑います。
貸しってなんでしょうね?前回の話しを見返せばいいなんてのは内緒です。

そうこうしていると、魔物はどうやら弾切れならぬ豆切れです。
魔物「!!!ふぎゃあ?」
マヌケな声を発すると同時に。
青騎士「今ですよ!!」
ぱぴ子が頷きます。
ぱぴ子「ぶらっくりみてっど!」


――
――――――・・・

ワカバ「今回は・・・・・ちょっと反省したわ」
パピィ「ワカバたん・・・」
トモン「うん、取材する人の気持ちも考えてやらなきゃ・・・」
ムルモ「で、新聞の方は出来たんでしゅか?」
チーエ「エヘヘ・・・」
3人はニヤリと笑います。
ワカバ「魔物退治人3人の特集よ!」
トモン「特ダネよ特ダネ!!」
ミカン「そうかぃ・・・良かったじゃねぇか」
ワカバ「ただ・・・・・


私達はまだ諦めてませんよ。そのうちまた取材してデッカイ新聞
作って見せますからね、覚悟してなさいミカンさん!」



誤字の多過ぎるあとがすは、そこの角を右に曲がってまっすぐ行った所(※あとがき)

夏田「はーい、あとがきでーす、絵はかなり短時間で書けましたーわー」
棒読み。
冬田「どうでもいいけど、又今日も意味不明な文相が多かったなぁ・・」
夏田「意味不明って言えば。拳銃の知識は一部デタラメかもしれません。
正直、拳銃はある小説で憧れ、弟が拳銃(モデルガン)を集めているのを
見て「良いのう」と思ったサクシャが必要のない無駄な知識を此処で使ってる
だけで、本当に詳しい人が見たら、「デタラメじゃね?」と思う部分が
あるハズ駄。」
冬田「アトガキってか要するに言い訳じゃねーーかあああ!!!」
夏田「覚えておけ!この小説のアトガキは、アトガキなんかじゃない!
ただの言い訳場だあああああ!」
冬田「堂々と言う名ーーーーーーーーーー!!!」
夏田「次回story34「猫と兎のクリスマスラブ合戦!」
冬田「予定にムルパピが云々行ってから何ヶ月立ってんだ・・・・
もう皆白けてるよ、今更予定発動かよ」
夏田「以上あとがきでした!」
冬田「虫!?まさかのスルー!!?」


では☆

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■ こやまる (981回/2010/12/04(Sat) 10:28:57/No2997)
http://www.murumoya.com/


夏田みかんさん、こんにちは☆

何とミカンは運転免許の資格まで持っていたとは…。
驚きの新事実!
ってそんなに驚くところでもない!?
とはいえペーパーという点がいつものミカンとはギャップがありますね。
(ペーパーと言ってるのでまさか無免許ではないはず…)
楽器を出すようにして現れた車が日産キューブみたいなファミリーカーで、それを運転するミカンを想像すると妙に面白いです。
自称ペーパーと言いつつも、運転は世の中のペーパードライバーより格段と上手のような気も。

そして今回のゲストさんはニュース3人娘。
>ワカバ『長年やってきたカンかしら。重要な事は話さないというか、
>全部を話してくれないで、軽くあしらわれてしまいそうな気がする・・・』
今日のワカバはとてもリーダーらしくて見直しちゃいました。
いまいち集中していないトモンとチーエを見事に引っ張ろうとする姿も微笑ましいなぁ。

しかし主役3人に近づいたことで、やはりニュース3人娘にも災難が降りかかりましたね。
結局3人に助けられて、大スクープ記事も取材できて万事解決したわけですが、魔物に逆恨みされるほどの記事の内容が気になります。
まぁアニメでもミルモに対しては中傷記事を載せていましたからね(^^;。
ミカンにも「確かに後ろの3人も悪いけど」と言われて、ニュース3人娘は明日から新しい取材をしてくれそうです。
何だかトレンディドラマにもありそうな、主役が脇役を良い方向へ変化させるというすかっとした展開が今回は特によかったですね(^^)。

>ミカン「うっせーな。どうせお前は「香水何使ってる?」って言われたら
>迷わず平然と「ファ●リーズ」って答える馬鹿だろ!?」
今回の私的なベストオブセリフです。
ムルモが本当に香水代わりに除菌してたら…。
ミカンのセリフに「ぎくっ」とかしたら…ってそんなわけないか。
ちなみに我が家にもしっかり1本常備していますよ。

それでは続きを楽しみにしています。
では!




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(2009.5 koyamaru edit)