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5060/ Memory
□投稿者/ 梨璃 -174回-(2013/01/13(Sun) 00:44:36)

Memory-第一章-記憶のない少女
プロローグ


夜中の妖精界のとある森の中。
月明かりのみをたよりに、わたしは歩いていた。
ロープを身に着け、顔を見られないように気を配って。




「みつけたぞ。さあ、俺たちと一緒に来てもらおうか?」
話しかけたのは一人。
後ろにも妖精はいる。

ついて行ってはいけない。
わたしはその場から急いで逃げた。

「さすがに逃げるか…。追うぞ!」

後ろから追ってくる。



わたしは走っていたが、崖に気づかず落ちてしまった。
この高さだと怪我では済まない…。

しかし、一つの穴が開いた。
噂で聞いたことがある。ほころび穴に似ていた。


私はその穴にすいこまれていった。


■ 梨璃 (175回/2013/01/13(Sun) 17:49:09/No5064)

第1話 久々の学校と転校生

妖精学校のミルモのクラス。

「あーめんどくせえ。」
ミルモは愚痴をこぼす。
「ミルモ様、頑張りましょう。」
リルムはそんなミルモを励ます。
「やい、ミルモ拙者とテストの点数で勝負だ!」
「へいへい。」
「なんだそのめんどくさそうな返事は!拙者だってめんどうなのだ!」

人間界で修業をしている者は妖精学校に通わなくてもよい。
その決まりの通り、ミルモたちは妖精学校に通わずに人間界での日々をすごしていた。
しかし、本日は大切なテストのためミルモたちも強制的に学校に来る羽目になった。
「ミールモ。リルムもおはようだべ!」
「おはよう。勉強ははかどったかい?」
「…ってその顔を見ればわかるか。」
「僕だけ不合格になったらどうしよう。ガビーン。」
ペータたちも登校してくる。
「よう。…なーんでこんなめんどくさいのがあるんだよ。」
周りを見渡せば、テスト前に最後の勉強をしている生徒。
「今日は日頃の勉強の成果を試す日!私の計算によれば…。」
「相変わらず熱心ね…。」

「おはよう。」
聞きなれない声。

「おー!レグルス、おはようだべー。
レグルスとよばれた男の子はミルモたちのもとに来た。
「みんな、おはよう。…あれ、きみは…もしかしてミルモ王子?」
「そうだけど、お前は?」
「あぁ、先週転校してきたばっかりなんだ。オレはレグルス。」
と、微笑みかけた。
「私はリルムですわ。」
「拙者はヤシチだ。」
「この3人は人間界に来ていたから、可哀想なことに今回のテストのためにきたんだ。」
「それは災難だね…。オレも今回のテスト頑張らないとな。」
それからレグルスたちも交えて最後に勉強していたときに、担任のエンマが入ってきた。

「諸君おはよう。ではテストを始めるぞ。」


********あとがき

久々の小説開始です。
エンマの口調は難しいです。
駄洒落を言わそうと思いましたが、思い浮かばず…。






■ 梨璃 (176回/2013/01/13(Sun) 21:10:22/No5067)

第2話 学校帰り

「はい、そこまで。テストは回収するぞ。後ろから回して。」

「よっしゃー!テスト終了!!」
ミルモは伸びをした。
「ミルモ様。一緒に帰りましょう。」
「あぁ、いいぞー。」
テストが終わって機嫌がよいのか、あっさりと承諾したミルモ。
「はぁ。帰ったら安純の部屋の掃除か。」
と3人で話しながら帰り支度を始める。
「レグルス。今日一緒に遊びに行くべー!」
「ごめん。オレちょっと用事があるんだ。また誘ってくれる?」
「残念だな。じゃあまたな。」
ペータたちも急いで外に出た。

「おにいたまたちもようやく終わったんでしゅね。僕たちより教科が多いから大変でしゅね。」
外でムルモとサファイが待っていた。
ムルモたちの学年では2教科のみなので、早い時間に終わったのだろう。
「お疲れ様です。」
とサファイ。

「あ、申し訳ございません。私図書室に用事があったんですわ…。」
「図書室?」
「ええ、お菓子を作りたくて…。」
リルムがうっとりと話す。
ミルモは聞くんじゃなかった。と小さくつぶやいた。
「わかったでしゅ。ついて行くでしゅ。」



図書室では、テストが終わったため人が少ない。
「うーん。残念ながらよさそうな本は全部借りられてますわ…。」
「残念だったなー。」
ミルモが言った。
「あっ、ラムダさんよ!」
女生徒の声。
声のした方をみれば、紺色のセミロングに前髪に銀のメッシュが入った一人の男性。
自分たちよりも年上だろうと思った。
「誰だ?」
「ラムダさんよ。」
答えたのはアンナだった。
「最高学年で、常に成績はトップ。今年主席で卒業するって言われてる方よ。」

本を返して終わったのか、図書室から出ようとする。
「ねえラムダさん!一緒に帰りましょう。」
「ずるい、私と帰りましょう!」
「申し訳ございません。急いで帰らないといけないのでこれで。」

申し訳なさそうに、ラムダは図書室を出て行った。

「ねえ、あの噂本当かな。」
「あぁ。彼女が家にいるって噂…。ライチって子が噂してたわよ。」

「ライチならデマじゃねえか…。」
ミルモが突っ込みを入れる。
「あら、本当らしいわよ。マンボのお姉さんのルンバさんが一緒のクラスらしいんだけど、ルンバさんも彼女を見たんですって。」
「へえ…。どうでもいいけどな。」



廊下の影にてラムダが一人携帯で話していた。
「もしもし。私です。彼はどうやらこの学校にいるようです。…作戦がばれなければいいんですけどね。」



■ 梨璃 (177回/2013/01/13(Sun) 22:50:47/No5071)

第3話 少女との出会い

ミルモたち学校にいる頃の人間界。
ラットは、廃ビルの屋上に向かっていた。
何時もアクミとの作戦会議はそこで行われている、

ダアクの手下に入って数ヵ月。
アクミとの協力も大分慣れてきた。
河原の近くを通りかかる。

橋の下にほころび穴が開いた。
「ほころび穴…?まだ開いていたのか…。」
そこへ、落ちてきたのは一人の妖精。
川の中へ落ちて行ってしまった。
「くそ…。」
さすがに、目の前で起こっては助けるしかない。
魔法で浮かせ、引き上げた。

「おい、大丈夫か?」
「う…ん。」
女の子は目を開いた。
紫色の髪に右目はオレンジ、左目は緑色をしていた。
「…ここは?」
「人間界だ。お前はほころび穴から落ちてきたんだ。」
「ほころび穴…」
クシュンと、小さくくしゃみをした。
「うう…寒い。」
「コーヒーでも飲むか?」
「あ、ありがとう。」
冷ましながら一口飲む。
「おいしい。」
笑顔で言われたからか、ラットは顔が赤くなった。
「…そ、そういやお前妖精界へ戻らなくていいのか。」
「妖精界…。」
しかし、少女は顔が暗くなった。
「わからない。」
「わからない?」
「うん。妖精界のどこから来たのか…。わからないけどとても怖かった。」
淡々と話すが、落ち込んでいる。
「オレはラット。…お前名前は覚えてるか?」
「…ネラ。」

「当分の間、記憶が戻るまで付き合ってやる。」
「いいの?」
「…暇だからな。」

********あとがき
メインヒロイン登場。
女の子に優しくするラットを書きたかったです。






■ 梨璃 (178回/2013/01/14(Mon) 22:14:36/No5080)

第4話 ネラとの日々

ネラと出会ってから、ラットはネラと過ごす時間が多くなった。
アクミとの作戦会議も、ネラと出会って以来していない。
そんな日々が数日続いた。


「いやーテストも無事合格点だったし、ラッキーだぜ。」
楓の部屋でミルモはくもっちょを頬張る。
「こんな日はくもっちょがうまいぜ。楓ーおかわり。」
「合格点ギリギリだったくせに。…それにくもっちょはもうないよ。」
「なんだと!じゃあ今すぐ買いに行ってきてくれ。」
「ダメ。私ももうすぐテスト期間なんだから。」


「ミルモ様、楓様遊びに来ましたわ。」
「おにいたま遊びにきてやったでしゅよ。」
窓からリルムとムルモがやってきた。
「まあいいけど。…そういやお前らテストはどうだったんだよ。」
「私も合格点ですわ。」
「おにいたまとは違うでしゅ。」
「なんだと!」
ミルモとムルモがにらみ合う。
「まあミルモ様落ち着いてください。私ケーキを持ってきたんです。」
リルムが持っていた風呂敷を広げる。
中に入っていたのは、異臭を放つ青紫色の動くケーキ。
「ゲエッ」
ミルモの顔が真っ青になる。ムルモはそんなミルモを見て黒い笑みを浮かべる。
「よかったねーミルモ。お腹すいてたんでしょ?」
「楓ええ!…そ、そういや最近アクミたち見てねえな!」
無理のある会話のそらし方だが、リルムたちは怪しく思わず会話に乗った。
「アクミさんたちですか?そういえば見ていませんね。」
「来なかったらそれはそれで暇だけどな。」

「フンなら拙者の相手をしろ!」
窓からミルモを指さすヤシチ。

「…それにしてもあいつ等なにか企んでなきゃいいけどな。」
「ラットしゃんも僕ほどではないでしゅけど、頭よさそうでしゅしね。」
「気を付けましょう。」
「無視するなー!」
ヤシチはミルモたちの元にいく。
「つーかなんでお前一人なんだよ。」
「サスケとハンゾーは補修で、ヤマネはパートナーとの付き合いだと言っていた。拙者一人でも倒して見せる!」
「わかったよ…。」
といいつつも、めんどくさそうな顔をしている。


「ようやく補修が終わったぜ。」
「兄貴はミルモのところに行くってメールが来ていたから早くいかない行かないと怒られるのら。」
補修も終わり、急いで楓のアパートに向かっていた。

一旦切ります。


■ 梨璃 (179回/2013/01/16(Wed) 01:49:29/No5083)

前回の続きです。

河原の途中に差し掛かった時2人は見慣れた人物を見つけた。
「あれって確かラットとかいうやつだぜ。」
「女の子と一緒にいるのら。」
「あ、早くいかないと兄貴が怒っちゃうぜ。」
「兄貴勝ってるのら?」
「わからないぜ。」
2人は急いでその場を後にした。


「さあ、どこからでもかかってこい!」
「へいへい、とっとと終わらせてやるよ。」
2人は楽器を構える。

「待ちな!」
4人が顔を向けた先には、絨毯に乗り得意げな顔をするアクミの姿。
「なんだよ今日は。」
「やいアクミ!今拙者がミルモを倒そうとしているのだから邪魔をするな!」
「お前には無理だよ。アタイが相手になるよ!」
「あら、アクミさんも一人ですの?ラットさんはどうされたのですか?」
リルムがアクミに問いかける。
「あいつなら最近見てねえよ。作戦会議にも来ねえし。」
「ふーん。しょうがねえし2人まとめて相手をしてやるぜ。」
アクミも楽器を構える。

「あーにき!オイラ達も助っ人するぜ!」
「なのら〜!」
サスケとハンゾーが窓から入ってくる。
「おお!サスケ、ハンゾー来たか。ようし拙者たちの…」
「あれ?アクミもいるぜ。」
「ラットとは別行動なのら?」
「だからあいつなんて最近見てないって。」

「でもさっき見たぜ。」
「女の子と一緒だったのら。」
2人は顔を見合わせて言った。
「まさか、そんなわけねえだろ。」
「あいつに限って。」
ミルモたちは信じ切っていないようだ。
「ホントなんだぜ!」
「河原のところで2人きりで話してたのら。」

「しかたない。今日のところは引き返す。」
「お、ラットが気になるのか?しょうがねえからオレも見に行くぜ。」
「僕も行くでしゅ。」
「なら決闘は河原で行うぞミルモ!」
と3人は妙に乗り気だ。
「私も行きますわ!」

結局妖精たち全員で河原へと向かった。



「これでようやく静かに勉強できる。」
楓はそういうと再び机に向かった。





■ 梨璃 (180回/2013/01/18(Fri) 20:06:39/No5087)

第5話 ネラとの出会い

「あ、あそこの河原だぜ!」
「まだいたのら〜」
サスケとハンゾーに案内され、河原へとたどり着いたミルモたち。
「本当に女の方といらっしゃいますわね、ミルモ様…?あら?」
ミルモの姿が見えない。ヤシチとムルモも姿が見えなかった。
しかし、すぐに見つける。
「ラットてめえ!何楽しくデートなんかしてるんだよ!」
ミルモは不満そうにラットを指さす。
「…ミルモ!?なんでお前がここにいるんだ!?」

「貴様…どうせたいした女では…」
「お似合いでしゅね…。」
ヤシチもムルモも不満そうに睨む。
リルムたちもあきらめて、ミルモたちのそばに行った。
「アクミ!?」
ラットも驚いていた。
「えっと?誰…?」
ネラは不安そうに見つめる。
「まあ。可愛いお方ですわね。」

「あ、俺…じゃなくて、ぼくミルモ。」
「拙者はヤシチだ。」
「僕ムルモでしゅ。僕と同じぐらいすっごく可愛いでしゅ。」
とデレデレ状態の男3人。
「本当に綺麗な人だぜ。」
「びっくりなのら〜。」
ミルモたちとまではいかないが、若干顔を赤らめるサスケとハンゾー。
「ねえねえ君の名前は?」
「えっと…ネラ。」
「素敵な名前でしゅね。」
アクミは先ほどからラットをにらんでいる。

「ネラちゃん。なあ、俺たちと一緒に来ないか?俺の部屋で遊ぼうぜ。」
「え?」

ネラの頭の中に響き渡る声。




「俺たちといっしょに来てもらおうか。」








「…イヤ。来ないで…。」
「え?ごめん、そんなつもりじゃ…。」
「来ないでえええええ!」
ネラは叫んだあと気を失ってしまった。


「悪いが帰ってくれ。アクミもだ…。作戦会議はまた今度な。」

ラットはネラを背負うと団扇をだし、何処かへと飛んで行った。


■ 梨璃 (181回/2013/01/22(Tue) 00:56:25/No5101)

第6話 姫の誘拐

「俺の誘いを断るとはな…。」
楓の部屋に戻ってきたミルモたち。
楓は結木を誘い図書館に勉強をしに行くと言い出かけて行った。
「ミルモの誘い方がわるかったんじゃないのか?」
「僕が誘えば付いてきてくれるはずでしゅよ。」
「なんだと!」
「ミルモ様あああ!」
リルムも我慢できなくなったのか、ミルモの元へ向かう。
殴られると思ったミルモは慌てて弁解をする。
「い、いや待てリル…」
「ミルモ様のバカー!」
リルムの右ストレートがミルモに喰らう直前…。


「すいませーん。」
クモモの配達サービスがやってきた。
リルムも殴る直前でクモモを見た。


「久しぶりじゃなミルモ、ムルモ。」
「げ、親父。」
「おとうたま!?遊びに来たんでしゅぁ?」
「げ、とはなんじゃ!…今日は遊びではない。お前らに探してもらいたい人がいるんじゃ。」
「探してもらいたい人?」
「ああ。…バリスの里という場所がある。そこの姫が行方不明なんじゃ。」
「行方不明ですか?」
リルムが問いかける。
「どうやら里を探したが、見つからなくてな。もしかしたら人間界へ来たんじゃないかと言われてるんじゃ。」
マルモは続けて言った。
「姫はその…よく城から逃げ出しては街へと遊びに行っていた。今回もそれとは思っていたが…。」
「違うってことでしゅか?」
「そうじゃ。今回はバリスの里では誘拐との意見になった。犯人は相当重い罪になるじゃろう。」

「わかったよ…手伝ってやる。」
「ありがたい。わしも別の里を探してみる。」
「姫の名前は?どんな奴なんだ。」

「姫の名前はアレン。これが写真じゃ。」
マルモは写真を手渡す。
「親父、本当にあってるのか?」
「ああ。じゃあわしは里に戻るぞ。」
マルモはマグカップに入り、妖精界へと帰って行った。
「ミルモ様、どうしたんですの?」
「この写真、みてみろよ。」

写真に写っていたのはネラの姿であった。


■ 梨璃 (182回/2013/01/22(Tue) 21:18:23/No5102)

第7話 ラムダ

ミルモたちは急いで外に出た。
ネラ…アレンを探すために。
「分かれて探したほうがいいな。」
ミルモの提案に従うことにした。
「私はムルモ様とさがしますわ!」
「河原の近くを探してみるでしゅ。」
2人はアレンと会った河原へと向かった。
「よしサスケ、ハンゾー付いてこい!商店街へ行くぞ!」
「「合点承知!」」
3人も商店街へと向かった。
「よし、俺はアクミとだな。学校へ行くぞ」
「し、しかたないから付き合ってやるよ。ラットが心配とかそんなんじゃないからな。」


「ここは…?」
「気づいたか。学校の屋上だ」
学校の屋上にてネラは起き上がる。
「わたし…気絶していたんだ。」
「ああ…。もう大丈夫か?」


「ようやく見つけましたよ。」


そこに立っていたのはラムダと妖精の少女であった。

「ラムダ…!?」
ラットは驚いた表情であった。
実はラムダとはネズミの師匠でもあるシグレの知り合いの子であった。
幼いころから気に食わない性格のため喧嘩が絶えなかった。

「…おや、私の名前をしってるんですか。それはいいですが私はそこの彼女に用があるんですよ。…アレン姫。」
「アレン姫…!?ネラじゃないのか」

「アレン…。わたし…の名前。」
「城から出たら、偽名を使っていたとは。わたしと一緒に里に帰ってもらいますよ。」
ラムダは楽器のテルミンを出した。
アレンはラットの後ろに隠れる。
「ラットごめんね。名前は本当は覚えてたの。それ以外は…覚えてない。騙すつもりはなかったの。」
「わかった。お前は隠れてろ。」
ラットもからくりガンを構える。

「ちょっと待て!」
そこへミルモとアクミが駆けつける。
「アクミ、ミルモ…。なんでお前らが。」
「後で話すよ。あいつを追い払ってからな!」
2人も楽器を構える。

「仕方ないですね。…私も本気を出しましょう。シーナ、いきますよ」
ラムダは隣の少女に話しかける。
「はい。ラムダ様。」
「アレン様には傷をつけないように。他の連中はお好きに。」
「はい。」
シーナは答えた。


■ 梨璃 (183回/2013/01/23(Wed) 21:58:24/No5105)

第8話 兵士ハイネ

ミルモたちがラットたちと合流したころ、リルム・ムルモペアは河原を探していた。
「見つかりませんわね。」
「そうでしゅね。ヤシチしゃんたちと合流するでしゅ。」


「兄貴ー見つからないぜー。」
「いったいどこに行ったのら。」
「絶対にミルモより先に見つけるのだぞ!」
コンビニの屋根に座っているサスケとハンゾーを怒る。
2人も仕方なしに立ち上がる。
「ヤシチさーん。」
そこへリルム・ムルモがやってきた。


「そうか、どこにもいないのか。」
「もしかしたらミルモ様がもう見つけてるのでは…。」
「ほえ?あそこにも妖精がいるでしゅ。聞いてみるでしゅ。」
ムルモが指をさした先には騎士のような恰好をした一人の妖精。
全員で妖精の元へ向かう。

「あのーちょっと聞いてよろしいでしょうか?」
「はい。なんでしょうか。」
「僕たち探してる人がいるんでしゅ。この人見かけなかったでしゅか?」
ムルモは写真を手渡した。
写真を渡された妖精は驚いた表情を見せる。
「アレン様!あなたたちが手伝ってくれている方だとは…!」
「え、ええええええええ!」
今度はリルムたちが驚いた声を出す。
「お主も知っているのか。」
「知ってるも何も私はバリスの里の住民にして、アレン様の護衛をしているハイネと申します。」

「え、ええええええ!」
再び驚いた声を出すリルムたち。
「世間は狭いっていうけど、」
「まさか探してる人に会うなんて凄いのら。」

「私もアレン様を探しているんです。とりあえず他の場所を探しましょう!」






■ 梨璃 (184回/2013/01/26(Sat) 21:07:47/No5110)

第9話 シオン


「もう終わりですか?そこの女性も参戦してみればよかったのに…。」
「ふん、お前らが2人だからな。俺たちも2人で戦ったんだよ。」
アクミはミルモからアレンを守ってくれと頼まれていた。
そのためミルモとラット2人で戦っていた。
しかし、実力の差なのか手も足も出ない状態であった。

「大人しくアレン様をお渡しください。そうすれば…」

「アクミ…!」
ラットが最後の力を振り絞って立つ。
「アレンを連れて逃げろ。」
「あ、アタイだって!」
「いいから、はやく!」
ミルモも立ち上がる。
「くそっ…(リルムたちに頼んで…)」
アクミは絨毯に乗る。後ろにアレンを載せて。



「逃がさない。」

男の声が聞こえる。
アクミは楽器をだそうとするが、アレンもろとも吹き飛ばされてしまった。
「アクミ!アレン!」

「なんで逃げる…さあアレン。僕と一緒に行こう。」
その男は左目がオレンジ色をしており、右目には眼帯を付けていた。


「わかった。あなたたちについて行く。…だから、もうやめて…!」
「わかったよ。アレンの頼みだ。ラムダ、シーナ!引き上げるよ。」

「くそ…まて!」
ミルモはマラカスを構える。
しかし、ミルモが魔法を唱えるよりも先に、
「ハイネでポン!」
眼帯をはめた男…ハイネが魔法を唱えるとあたりは深い霧に包まれた。
霧が晴れるころにはアレンたちの姿は消えていた。

「おーい!」
ミルモたちの元にやってきたのはつい先日会った…
「レグルス!?お前なんで…」

「学校に忘れ物をしてね…。外が騒がしいから来てみたけど大丈夫?
「大丈夫だって。」

ラットとアクミもミルモたちの元へ寄る。

「くっそー!強すぎじゃんあいつら!」
「オレもまだまだだな…。」
「悪い。」
ラットがつぶやいた。
「関係ないお前らまで巻き込んだな。」
「ラット…」










■ 梨璃 (185回/2013/01/27(Sun) 21:13:54/No5115)

第10話 2人の出会い

「気持ちわりーな。」
「なっ!?」

「謝るなんてお前らしくないっての。…お前だけにかっこいいところみせてアレンの点数あげようたってそうはいかねえよ。」
「あ、アタイも早く南楓を倒す作戦を考えたいからな。お前の作戦は結構いいし…別にラットが心配とかそんなんじゃないからな!」

「ああ…。」

「ミルモ様ー。大丈夫ですかー!?」
そこへリルムたちがやってくる。
「レグルスさんも一緒だったんですわね。」
「久しぶり…ところで何かあった?」
「そっちこそ、そいつは誰だよ。」
ミルモはハイネを指さす。
そのため、まずはそれぞれ先ほどの状況を説明した。

「なるほどね。…大変な目にあったみたいだ。オレも協力するよ。…」
「ラムダってやつは学校に通ってるらしい。」
「…ラムダね。了解。」
「そして奴らのリーダーであるのがシオンという男だ。」
「シオン…!?」
ハイネが小声で驚いた声を出す。

「シオンね…了解。」
レグルスはにっこりと笑って見せた。
いつもとは違う笑顔。
「じゃあ、オレはこれで。」
「おう、協力してもらって悪いな。」
レグルスは帰って行った。
「ハイネしゃんどうしたんでしゅか?顔が真っ青でしゅよ。」

「ご、ごめん。何でもないよ…。じゃあ今日はいったん解散しましょう。明日またここで作戦会議をしましょう。」
ハイネの提案により、全員は自宅へと帰る。
一人ハイネは空を見上げながら呟いた。

「まさか…シオンが…」



■ 梨璃 (187回/2013/02/16(Sat) 22:28:31/No5134)
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第11話 アレンとシオン

翌日、ミルモたちは再び屋上に集まっていた。
「よーし、絶対アレンを救い出すぞ!」
ミルモはとても張り切っている。
それに応えるようにムルモたちもうなずく。
「あのー。」
リルムは言いにくそうにしている。
「…アレンさんを助けに行くにしても、どこへ行くんですの?」
「そういやそうだな…。」
一同はため息をついた。
「ハイネはどこか心当たりないか?」
アクミはハイネに尋ねる。
しかしハイネはどこか気分が悪そうだった。
「ハイネ?」
「え、あ…はい。なんですか?」
ようやく気付いたが、どこか気のない返事だった。
「ハイネ、何か知ってるんじゃないのか?。」
ラットはハイネに聞いた。
「…えぇ。心当たりはあります。」
「本当か!?」
「はい。恐らくラムダに会いに行ってみましょう。もしかしたら…」
「あいつか…。」
「そして…」
シオンの顔はとても辛そうであった。

「彼、シオンは…アレン様の兄です。数年前に行方不明になって以来お会いすることはありませんでした。」



「あ、兄!?」
「どういうことですの!?」
「行方不明のことに関しては、今回は関係ないでしょう。…さぁ、ラムダの元へ行きましょう。」
「ラムダの住所なら、エンマ先生に聞きましょう!」
リルムは妖精学校へ向かった。
数分後、リルムが一枚の紙切れを手に帰ってくる。
「これが地図ですわ。」

「よし、さっそく向かうぞ!」


■ 梨璃 (188回/2013/02/16(Sat) 22:58:51/No5135)
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第12話 研究所


「ここか。」
妖精界の住宅街から外れた場所に一件の家。
見た目は研究所のようであった。
「ラムダに話を付けるぞ。」


「侵入者…。」
聞き覚えのある声が聞こえる。ラムダと一緒にいたシーナの声。
周りを見渡すとシーナが立っていた。
「アレンをどこへやった!」
「…こちらへどうぞ。お話があります。」
シーナは研究所の戸を開く。
「安心してください。罠ではありません。」
一同は警戒しながらも研究所の中へ進んでいく。




「あ、ラットだ。」
紅茶を飲みながらアレンは呑気に答える。
「ようこそ、意外と早かったですね。これは私の一人勝ちです。」
「って…あの賭けは本当だったのか!?」
シオンとラムダも紅茶を飲みながら話しかける。
「皆さんも自由にしていてください。」
シーナはミルモたちに話しかける。
「なぁ、どういうことだ。」
ヤシチが呆れたように言った。
暴行された様子もない。
「久しぶりだね、ハイネ。」
「シオン様…!生きておられたのですね。」
「うん。…さて、何から説明すればいいか。ぼくたちがアレンをさらったのは、アレンを守るためなんだ。」
「ま、守るため?」
ミルモは聞き返す。
「そう…アレンは他の奴から狙われている。ある力を目的にね。」
「ある力?」
「アレンさんには里ひとつぐらいを消すほどの魔力があります。数年前よりその魔法は忘れていますが。」

「わたしも、覚えてないけど…。ここで説明をされたの。それにきっとすぐに皆がきてくれるって。」
アレンと答える。
最近それを狙う人物が現れましたからね。そのタイミングでアレンさんが人間界へきてしまった。あなたたちに対しては申し訳なかったです。…私たちの敵と仲良くしてましたからね。」
「そ、それって…!?」
「その人物は…。」

「奴らが来ました。」
シーナは言い残すと、部屋から出て行った。


■ 梨璃 (189回/2013/02/16(Sat) 23:59:48/No5136)
http://mikazukinowarutsu.web.fc2.com/


第13話 対決 ミラク

「敵!?…俺たちも行くぞ!」
ミルモたちはシーナの後を追う。


「あれ?ここにアレンがいるんだろ。」
「…答えることはできない。早くこの場から立ち去って。」
ミルモ達も駆けつける。
紫色の髪を三つ編みにした男の妖精がシーナと向き合っている。
「あれ?里の王子だな。俺が用あるのはアレンだけだ。」
「お前がアレンを狙っているんだな!アレンは渡せねえぞ!」
ミルモたちはマラカスを構える。
「ふうん、ここにいるってわけ。それにお前じゃなくてミラク。覚えといて。」
ミラクは楽器のハンドベルを構える。
「ミラクでポン!」
魔法をかけると辺りの木が倒れ始める。
「早く出さないとこの研究所を壊すぞ。俺は気のいい性格じゃないんでね」
「まったく、騒々しいですね。」
その直後に、ミラクの頭上に水がかかる。
「冷た…!」
「早く帰ってください。アレンさんはお渡ししませんよ。」
楽器のテルミンを出した状態でミラクをにらみつける。
「ラムダ…!」
「ぞろぞろと出てきやがって…。ミラクでポン!」
地響きが響き渡る。
「これは敵を怒らせてしまいましたね…。」
ラムダは困ったように言った。
その時、ラムダの頭上に瓦礫が落ちてくる。
「ラムダ様!」
シーナはラムダを突き飛ばす。
しかし、シーナの頭上に瓦礫が降り注いだ。
「シーナさん!」
「これに懲りたら…。はやくアレンを…」

「ダメ。」
そこに立っていたのは黒髪で長髪の女の子。
「カペラ…。ここに来るなって言っただろ!」
「ダメだよ、ミラク君。リーダーが早く来いって怒ってる。」
「わかったよ。」
そういうと2人の姿が消える。

「なんとか、なったみたいだな。」
「けど、シーナしゃんが…。」
全員で瓦礫の山を片付ける。
そこには気を失ったシーナの姿。
「シーナ…大丈夫ですか!?」
「腕が痛い…だけです。」
「それだけですか?」
「は、はい・・・。」
シーナは顔を赤らめる。

「さぁ、皆さんも中に入って。きっと敵は当分来ないはずです。」
ラムダに続いて研究室の中へ入っていく。

「なぁ本当に大丈夫なのか!?あんな怪我して…。」
「怪我…それにしては血も何も出ていないぞ。」
ラットの言ったように、シーナからは血の一つも出ていない。
「血?そんなものでませんよ。…彼女は私の作ったロボットなんですから。」


■ 梨璃 (190回/2013/02/19(Tue) 22:39:16/No5141)
http://mikazukinowarutsu.web.fc2.com/


第14話 ロボット シーナ

「ロ、ロボット!?どう見たって妖精ではないか!」
「そうですよ。見た目は可能な限り妖精にしたんですから。」
修理を続けながらラムダは答える。
「あ、そういえば彼女と一緒に住んでいるって…!もしかしてシーナさんのことですか?」
彼女という言葉を聞いてシーナは顔を赤くする。
「そ、そんな!わたくしが…ラ、ラムダ様の彼女だなんて…!」
「はいはい。シーナ、落ち着いて。…はい、これで修理完了です。」
「あ、ありがとうございます…。」
シーナは顔を赤くしながらお礼を言った。
リルムはそんなシーナを見て微笑んだ。

「無事か!?」
「すまない、私も手伝いに行けばよかった。」
「みんな、怪我はない?」
中に残っていたシオン、ハイネ、アレンがやってくる。
「そういえば、話が途中でしたね。…先ほどの敵がアレンさんを狙う人です。そして、リーダーの名前は…」


一方、ミラクとカペラはリーダーの前にいる。
「おい、リゲルはどうした。」
「出かけてくるって。もうすぐ帰ってくるよ。」


「ミラク、勝手な行動は許さないよ。」
「リーダー…さっさと支持を出してくれ。俺は気が短いんだ。」
「ミラクくん…!」
ミラクの態度にカペラは戸惑った。
「わかったよ。もうすぐ指示を出す。」

「リーダーの指示に従うよ…。レグルス。」





■ 梨璃 (191回/2013/03/22(Fri) 00:09:15/No5180)

久々の更新です。
第15話 不思議な美少女?

「レグルス…!?」
ミルモたちは驚いた。
「この間拙者たちのクラスに来たあいつなのか!?」
「そうですよ。どうやら妖精学校で探ろうとでもしたんでしょうね。」
「そんな…信じられません。」
ミルモ達は信じたくなかった。
あんなに友好的だったレグルスが実は敵。
その事実を認めるのが嫌だからだ。
「とにかく一度この場を離れましょう。奴らがいる場所はシリウスの里でしょうね。」
シオンは皆に話しかける。
「シリウスの里?」
「行く途中で話す。」


一行は研究所から出て、賑やかな住宅街に出てきた。
「明るいなここは。ラムダもあんなところに研究所なんて作らなければいいだろ。」
「いえいえ。ああいうところの方が進むんですよ。」

「あ、あそこにお菓子がうってるでしゅ!」
「本当だ!」
お菓子に目のないミルモ、ヤシチ、ムルモは急いで見に行った。
「全く彼らは…緊張感がないですね。」
ラムダが呆れたように話す。

そこで一人お菓子を購入している少女と出会った。
「カステラ一個くださいな。」
「はい。200円ね。」
「ほえ〜あの子すっごく可愛いでしゅ。」
「確かにちびっこだけど可愛いじゃないか。」
「まぁ。可愛いな。」
と照れている3人。
後ろでリルムが睨んでいた。

「あれ?ミルモ王子たちだ。」
「おお!俺のこと知ってるのか!」

「うん。…消せって言われてるからね!」
少女は何か小さなものを投げる。
ミルモたちは急いで交わした。
「うわっ!あっぶねえええ」
足元に小刀が転がる。
「…小刀投げつけてくるなんてな。」
ラットは冷静に言った。
「冷静に言ってる場合か!何者じゃんあの女!」
「あの女って…。僕のこと?」
少女は首をかしげていった。
「あの女じゃないよ。僕はリゲル。女じゃなくて男!」




5181/ Memoryオリフェ紹介
□投稿者/ 梨璃 -192回-(2013/03/22(Fri) 00:19:20)

皆さんこんばんは★
このスレで私の連載している小説「Memory」のオリフェを紹介していきます。

まずはヒロイン、アレンから。

名前 アレン
性別 女
好物 ホットケーキ
楽器 チェロ

ほころび穴に落ちたところをラットに助けられた。
記憶喪失。
シオンの双子の妹で、ハイネとは幼馴染。
実はバリスの里の姫。
性格はマイペース。


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■ 梨璃 (193回/2013/03/22(Fri) 00:26:35/No5182)

オリフェ紹介その2


名前 ラムダ
性別 男
好物 マフィン
楽器 テルミン

妖精学校の最上級生で発明家。
学校内で常に成績トップで、主席で卒業すると言われている。
研究が好きで、ロボットであるシーナを作った。
性格はSで少し人を馬鹿にしたような言い方をするが、根はいい人。
ネズミの師匠であるシグレの知り合いの子でネズミとは古い付き合い。
ネズミを実験台にしたこともあってか、ネズミはラムダを嫌っている。
ラットの正体を見ぬいている。

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■ 梨璃 (194回/2013/03/22(Fri) 00:32:13/No5183)

オリフェ紹介3

名前 シーナ
性別 女
楽器・好物 なし

ラムダによってつくられたロボット。
料理が得意。
ロボットなので楽器は使えないが、格闘を得意としている。
好物もないが、何でも食べる。
ラムダのことが好きで、ラムダのことを悪く言われるのを嫌う。

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■ 梨璃 (195回/2013/03/22(Fri) 00:37:52/No5184)

オリフェ紹介4 

名前 ハイネ
性別 男
好物 バウムクーヘン
楽器 オーボエ

アレンの城で働く兵士。
性格は冷静だが、アレンが絡むと冷静でなくなる。
アレンとは幼馴染で、アレンのことが好きだが想いを伝えられずにいる。
アレンのリボンを送った人物

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■ 梨璃 (196回/2013/03/22(Fri) 00:42:57/No5185)

オリフェ紹介4

名前 シオン
性別 男
好物 マドレーヌ
楽器 バイオリン

アレンの双子の兄。
昔、アレンとは事故にあって以来分かれて過ごしていた。
アレンが狙われていると知り、ハイネたちに協力を申し込んだ。
あまり素直でない。アレンを大切にしている。

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■ 梨璃 (197回/2013/03/22(Fri) 19:58:55/No5187)

オリフェ紹介5

名前 レグルス
性別 男
好物 わらびもち
楽器 クラベス

ミルモたちのクラスメイトとして転校してきた。
しかし実はアレンを狙う人物。
シリウスの里の出身。

詳しくはもう少し小説が進んでから。。

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■ 梨璃 (199回/2013/03/22(Fri) 20:10:32/No5189)

オリフェ紹介5

昨年のチャットで名前が決まったミラク!

名前 ミラク
性別 男
好物 ババロア
楽器 ハンドベル

レグルスの手下の一人。
性格は意地っ張りで素直ではない。
幼馴染のカペラが好きで、カペラには態度が優しい。
カペラ以外の女子は苦手



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■ 梨璃 (201回/2013/03/22(Fri) 20:19:43/No5191)

オリフェ紹介7

名前 カペラ
性別 女
好物 ういろう
楽器 篠笛

レグルスの手下の一人。
ミラクとは幼馴染。ミラクからの思いには気づいていない。
大人しい性格。
少しオタク趣味?

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■ 梨璃 (202回/2013/03/22(Fri) 20:24:27/No5192)

オリフェ紹介 ラスト!

名前 リゲル
性別 男
好物 カステラ
楽器 オカリナ

見た目は女の子だがれっきとした男。
レグルスの手下の一人。
ムルモと同じ年。無邪気だが少々腹黒い。

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5035/ 地下世界動乱篇
□投稿者/ キメラ -1回-(2012/12/31(Mon) 02:10:07)

ここは地下世界ネオスランド
地上世界から遥か地下深くに存在する世界である。
そのネオスランドの大都市ニッタ.シティーのとあるビルでは

???「まもなくか」

???「はい もうすぐで地上世界、妖精界、クリスタルランドなど地球を構成する世界すべてを我リメア=ハンタ社のものになります。

???「長い年月をかけてやっと完成したんだ。世界は私のものだ。」

世界征服をたくらむ地下世界の大企業リネア=ハンタ社
この事件をめぐる物語が今始まる。



■ キメラ (2回/2012/12/31(Mon) 03:10:31/No5036)

第1話「偶然」

ここは地上世界のとある町
そこにとある女の子と妖精がやってきた。

楓「結木君 おはよう。」

結木「オッス南」
リルム「おはようございます楓様 ミルモ様」

結木「待ち合わせ時間に間に合ったな」

楓「うん一緒に遊園地に行くってなるとワクワクしちゃってちょっと早起きしちゃった。」
ミルモ「5時に起きて何がちょっとどころだよ。おかげでオレまで起きちまったじゃねえか。」
楓「しかたないじゃないいろいろ準備しないといけないんだから。」
ミルモ「そうゆうの昨日のウチにしとけよな。」

二人の近くに

日高「南楓、今日こそ二人の仲を引き裂いてやるわ」
ヤシチ「決着はついたとゆうのにまだ諦めがつかんとは」
日高「何かいった!」(白目)
ヤシチ「いいえ何でもありません。」(焦)
日高「二人の交際は認めるけど邪魔しないとは言ってないわこれからも南楓を邪魔しまくってやる」

恋の決着はついたがいまだ諦めがつかない日高
また別の場所では

松竹「今日こそ南さんに振り向いてもらうんだ!
松竹「いた南さーん

すると突然大勢の女の子たちが

女1「きゃー松竹君」
女2「松竹君」

松竹「あー!南さーん」

松竹は女の子の集団に連れて行かれた
ムルモはうちわで辛うじて助かった。

ムルモ「松竹しゃん」(汗)

一方ほかの場所では

森下「あ!角田くーん」
住田「森下さん おはよう」
森下「じゃあ早速行こうか遊園地に」
住田「そうだね」
パピィ「住ちゃんと森下たんすっかりラブラブね」
パンタ「ですっち」

偶然にもデート先が同じの二組み果たしてどうなるのか


■ キメラ (3回/2012/12/31(Mon) 03:12:40/No5037)

こんにちはキメラです。
不定期で投稿させていただきます。


■ きらりん (96回/2012/12/31(Mon) 15:33:33/No5040)

とても面白そうです!続き待ってます!


■ キメラ (4回/2013/01/01(Tue) 00:11:33/No5041)

第2話「SOS」

ここは松竹グループが運営する遊園地
世界一早いジェットコースターや世界一怖いお化け屋敷など富士●アイランドとは比べものにもならない程である。
そして楓.結木ペアと森下.住田ペアが入り口前に来た。

楓「すごい」
ミルモ「確かに遊園地にしてはでかすぎる。」

広さは東京ドーム100個分お大きさである。

結木「確かここは松竹グループが作った遊園地のはずだ。」
楓「へェーそうなんだ。」
ミルモ「だいたい予想はついてたけど。」
楓「それにしても凄い人だね。」

百メートル離れた場所では。

森下「凄い人ね」
住田「この遊園地はディズ●ーランドよりも人気だからね。」
パンタ「大きいですっち」
パピィ「やりすぎよ」

一方ネオスランド(地下世界)のとあるマンションでは。

???「地上界に行って助けを求めましょう。」
???「そうだな できれば妖精とパートナーになってる人たちにしよう。もう時間がないこれ以上リメア社の思い通りにさせるわけにはいかない。」
???「パートナーリストで調べます。」
???「頼んだぞヤマト」

彼の名はヤマト=タケウチ特殊警察隊RXのエリート警察官
警察はリメア=ハンタ社の企みを知っていたが巨大企業のうえ証拠すらないので動けずにいた。
ヤマトはリメア社の動かぬ証拠を見つけるためにスパイとしてリメア社の社員として働くが世界征服に関することは一部の幹部しか知らず多くの社員はその計画すら知らなっかたため結局証拠を見つけることはできなかった。
そしてついに地上世界の人間や妖精に協力を求めることになった。

ヤマトは警察署内のコンピュータールームに来ていた。
役に立ちそうなパートナーを見つけるためだ。

ヤマト「パートナーリストにアクセスっと」
ヤマト「出た!よしこの中から選ぶか」

有力なパートナーを探して1時間が経過した。そして

ヤマト「よしこの人たちで決定だ。」

ヤマトは急いで上司のところまで駆けつけた。

上司「ヤマト!見つけたのか?」
ヤマト「はい この人たちでどうですか?」

ヤマトはパートナーの情報が書いてある紙を見せた。

上司「みんな子供だが大丈夫なのか?」
ヤマト「大丈夫ですよ。彼らはあのダアクを倒しただけでなく妖精界の時間が止まったときも見事に解決させ さらにクリスタルランドが争ったときも終結させ平和を取り戻しました。」
上司「なるほどなこの人たちならやってくれるというのだな。」
ヤマト「おそらく。特にこの二人は妖精界と人間界の掟を変えたぐらいですから」
上司「考えている時間はない早速だがお前には地上界にいってこのパートナーたちを見つけてくれ。」
ヤマト「了解しました」
上司「頼んだぞ」

そしてヤマトは地上界に行くためにアップルートと呼ぶ空間ゲートの前に来た。
ヤマトは首からかけている写真入りペンダントを開けた

ヤマト「母さん今敵をとるからね。」

そしてヤマトはアップ空間に入り地上世界へ行った。
つづく

次回「遊園地パニック」



■ キメラ (5回/2013/01/03(Thu) 00:52:51/No5042)

第3話「遊園地パニック」

楓「あ!もうすぐ開くよ行こう結木くん」
結木「あぁ」

楓たちは遊園地へ入っていった。

遊園地から遠く離れた場所では。

ヤマト「久しぶりだな地上界は早速例のパートナーたちを見つけないと」

ヤマトは持ってるタブレットでパートナーの居場所を見つけ出した。

ヤマト「遊園地に全員いるだいぶ距離があるな よし行くか」

ヤマトは遊園地へ向かった。
その頃リメア=ハンタ本社内部では

総裁「ふん楽しそうに遊んでるじゃないか」

総裁は楓たちがいる遊園地の様子をモニターで見ていた。

楓「結木くんあれ乗る?」
結木「いやあれはちょっと」(汗)
楓「え!ダメなの?」
結木「あーゆうのはちょっと」
楓「じゃあやめようか」
ミルモ「情けねぇな」

楓はジェットコースターに乗りたいが結木は絶叫系は苦手なため諦めた

リルム「ミルモ様実は今日のために一生懸命作ったお弁当用意してきましたの」
ミルモ「ゲッ」(汗)

ミルモは青ざめた。その頃森下と住田はほかのエリアにいた。

住田「次どこ行く?」
森下「じゃあメリーゴーランドにしよう」
パンタ「わーいメリーゴーランドですっち」

またほかの場所では

日高「南楓 結木くんとくっついちゃって許さん」
ヤシチ「まったく」(ため息)

リメア社の総裁はその様子を見ていた。

総裁「ふん 楽しむがいいもうじき地獄に変わる。おいラーズ」

総裁室の扉が開き一人の男性がやってきた。

ラーズ「お呼びでしょうか総裁」
総裁「この遊園地を実験台にする。あそこに兵を送れ」
ラーズ「かしこまりました。少々時間をいただきます。」
総裁「これが成功すれば本格的な侵略の開始だ。まぁ失敗して大量の死者は出るだろうがな」

ラーズは携帯で電話をした。

ラーズ「おい 実験開始だ準備にかかれ!」

彼の名はラーズ=オピリット
リメア社のエリート幹部で総裁に忠誠を誓っている。
ちなみにプロローグで総裁と話してたのも彼である。

ラーズ「10分後実験兵たちがあそこへ送りこまれます。」
総裁「意外と早いじゃないか。さあ暴れるがよい。」

ヤマトもようやく遊園地に着いた。

ヤマト「やっと着いた まずはこの人たちを」

楓と結木はボートにのってリルムは自分が作った料理をミルモに食べさせようとしていた。
住田と森下はジェットコースターに乗るために並んでおりパンタはコースターの頂上を見ておりパピィは二人の様子を見ていた。
日高は楓たちがのったボートの様子を双眼鏡で見ていた。その近くに

ヤマト「いた あのすいません。」
日高「え?わたし」
ヤマト「はい 日高さんとヤシチさんですね。」
ヤシチ「お主妖精が見えるのか?」
ヤマト「はい私は地下世界の人間なんで」
日高「地下世界?」
ヤマト「その話は後でします。それよりほかの皆さんはどこですか?」
日高「ほかのみんな?」
ヤマト「ミルモさん、南さん、リルムさん、結木さん、ムルモさん、松竹さん、パピィさん、住田さん、パンタさん、森下さんです。」
日高「南さんと結木くんなら知ってるけど」
ヤマト「どこですか」
日高「あそこに」

っと言ったとたん離れた場所から大きい爆発が

日高「な...なに」
ヤシチ「なにが起こったのだ?」
ヤマト「まさか」
日高とヤシチ「え?」
ヤマト(バカなもう始まったのか)

楓「なにが起こったの?」
結木「なんだ一体」
リルム「爆発ですわ」

ミルモ...気絶

その時池から大きな怪物が現れた。

楓「きゃああああああ」
ミルモ「何だ?」

ミルモは意識を取り戻した。

ヤマト「あれは」
ヤマト(間違いない奴らだ)
日高「なんなのアレ」
ヤシチ「怪物だー」

怪物は楓たちの近くにいたボートを食わえ呑み込んだ。
乗っていた人は辛うじて池に飛び込んだ。

結木「早く逃げるぞ」

怪物は楓たちのボートを襲おうとした。

ミルモ「やべぇ」

ミルモはマラカスを出した。

ミルモ「ミルモでポン」

ミルモが魔法で作った衝撃波で怪物は吹き飛んだ。

ミルモ「早く逃げるぞ」
楓「わかった」

楓と結木は急いで陸に向かった。

ヤマト「とりあえず安心だ。」

ジェットコースターでは。

住田「爆発!?」
パピィ「早く逃げるわよ」
パンタ「なにがあったんですっち?」
森下「行くわよパンタ」

ジェットコースターの近くに怪物が現れた。

森下「何なのアレ」

怪物は逃げ回る人たちを捕まえて食べ始めた。

森下「ひどい」
住田「このままじゃ僕たちも食べられる。みんな逃げよう」

住田たちは怪物のから離れた。

突如現れた無数の怪物たち果たしてみんなの運命はいかに。
つづく

次回「少将サカキ」


■ まつりんら (1回/2013/01/04(Fri) 08:07:47/No5043)

キメラさんこんにちは!ご存知ないかと思いますが、
まつりんらです(^^;

私、第3話を読ませていただきました(*^_^*)
ちょっとホラーでおもしろいですね。

次回の「少将サカキ」楽しみにしてますねo(^o^)o

それでは!


■ キメラ (6回/2013/01/04(Fri) 20:55:15/No5044)

第4話「少将サカキ」

楓たちがいる遊園地に突如無数の怪物たちが現れ人間たちを襲い始めた。
リメア社による実験が始まったのだ。果たして楓たちはどうなるのか。

従業員A「皆さん急いで外へ避難してください。」

「一体何なんだ。」
「きっと夢よ」(汗)
「きゃー怪物が」

巨大な怪物が出口近くに現れた。

従業員A「みなさん逃げてください。」

怪物は従業員Aを襲った。

従業員A「うあー!誰か助けて。」

そして従業員Aは怪物に食べられた。

「食べやがった。」
「きゃあああ」
「早く逃げよう」

出口が怪物によってふさがれ犠牲者は増え続ける一方であった。

リメア=ハンタ中央モニター室では。

総裁「ふん いい叫び声だ。」
ラーズ「総裁まもなく怪獣兵がすべてあの遊園地に送り込まれます。さらに機械兵もまもなくあそこに」
総裁「この責任者は誰だ?」
ラーズ「今回はリメア軍の将校サカキ=オオツカ少将が実験の責任者です。」
総裁「サカキか。あいつは私も気に入っている。」
ラーズ「サカキ少将もまもなく向かわれると思います。」
総裁「もっと楽しませてくれよ。」

ヤマト「リメアめここまでやるとは」
ヤシチ「お主一体何者なんだ?」
日高「リメアって何なの?」
ヤマト「今回の事件は地下世界の大企業リメア=ハンタ社のせいなんです。」
ヤシチ「リメア=ハンタ?」
ヤマト「とりあえずほかのみんなを」

ヤマトは急いで楓たちのところへ行った。

日高「ちょっと待ってよ」

日高もヤマトの後についていった。またほかの場所では。

園長「えーい救助隊はまだか!」
従業員B「もうすぐ来ると思いますが」
従業員C「大変です園長」
園長「何だ」
従業員C「爆発現場から数え切れないほどの機械の兵みたいなが現れました。」
園長「なんだと!」
従業員C「すでにそのエリアは全滅し今まっすぐこちらに向かっています。」
従業員B「そ...そんな」
園長「もう軍を呼ぶしかなさそうだな。」

その時園長たちのいる近くに爆発が起こった。

園長「何なんだこれは」

機械兵がすでに近くまで来ていた。

園長「あ...あれは」

機械兵が園長たちのいる建物に向かってレーザー銃を一斉に発射した。

従業員B「逃げ...どぁー!」

建物は大爆発し園長たちも巻き込まれた。

楓「ありがとうミルモおかげで助かったよ。」
ミルモ「どうってことないぜ」
リルム「素敵ですわミルモさま」

ヤマト「皆さん大丈夫ですか?」
楓「あなたは?」
ヤマト「私はヤマトです。あなたたちに助けを求めてネオスランドからやってきたんです。」
ミルモ「ネオスランド?」
ヤマト「そうです。地下世界のことです。」
ミルモ「お前オレのことが見えるのか」
ヤマト「はい。私たちの世界の人間は妖精が見えるのです。」
リルム「驚きですわ。」
結木「助けを求めてってどういうことですか」
ヤマト「それは」

「きゃー何か来たー」

機械兵がやってきた。

ヤマト「アレは機械兵!」
楓「機械兵?」
ヤマト「リメア社の兵のひとつです」
ミルモ「なんだリメアって」
ヤマト「今回の事件を起こした世界征服を企む企業です。」
ヤマト以外「世界征服!?」
日高「それより早く逃げましょうよ」
楓「日高さんいつの間に」

機械兵はレーザーを放った。

結木「とりあえず逃げるぞ」
楓「うん」

楓たちは機械兵から逃げた。

森下「出口がふさがれたみたいよ」
パピィ「まったくどうなっちゃってんのよ」
パンタ「怖いですっち」
住田「ほかの出口をさがそう」

遊園地の中央エリアに一人の男がいた。

???「破壊しつくせこの実験が成功すれば私の昇進は間違いない。」
部下「サカキ少将 実験用の兵はすべて遊園地に送り込まれました。」
サカキ「そうか」

サカキ=オオツカ
リメア軍の将校で階級は少将今回の実験計画の責任者で成功させ昇進を狙っている。

サカキ「さて私も戦地へいくとするか」

サカキが現れ果たしてどうなるのか。
つづく

次回「全員集結」


■ キメラ (7回/2013/01/13(Sun) 20:22:34/No5065)

第5話「全員集結」

機械兵から逃げているミルモたち
アトラクションはすでに破壊尽くされていた。

ミルモ「なんて事を」
リルム「酷すぎますわ」
結木「早くこの遊園地から出よう」

近くに住田たちがいた。

森下「あれ南さんたちじゃない」
住田「本当だ」

楓「森下さん!」
ミルモ「お前らもいたのか」

その頃遊園地の外では

松竹「南さんが本当にこの中にいるの?」
平井「間違いありませんここから電波の反応が出てます」
松竹「南さん大丈夫かな?」
平井「松竹防衛隊砲撃用意」

防衛隊は入り口にいる怪物めがけて砲撃準備をする。

平井「撃てー」

砲撃が発射し怪物に命中した。

怪物「ぐおおおお」

怪物は倒れ入り口が通れるようになった。

隊員「よし突入!」

防衛隊が戦車で遊園地の中へ入っていった。

松竹「南さんを助けないと」
平井「坊ちゃま!」
松竹「南さん今助けるから」

と言い松竹も中へ入っていった。

ムルモ「松竹しゃーん!」
平井「坊ちゃまー!」

平井も松竹の後を追いかけていった。

サカキ「地上の軍どもが入ってきやがったかだが無駄なことだ」
部下「サカキ少将!まもなく実験終了です。」
サカキ「そうかこのままいけば成功だ。そしてオレの昇進も」

ミルモ「あいつら誰だ」

サカキの近くにミルモたちがいた。

サカキ「妖精!」

ヤマト「あいつはリメア軍の一人サカキ」
サカキ「誰だお前は」

サカキはヤマトがつけている警察のバッジを見た。

サカキ「お前警察か」
つづく

次回「波動」


■ キメラ (8回/2013/01/14(Mon) 23:12:28/No5081)

第6話「波動」

ラーズ「実験はまもなく終了いたします。」
総裁「あんなガラクタで成功できるとはな」
ラーズ「想像もつきませんでした。」
総裁「誰だあいつらは」
ラーズ「見たところ警察ですね」

総裁はモニターでサカキとミルモたちの様子を見ていた。

サカキ「地下世界の警察が何故ここにいる。」
ヤマト「それは教えられないな」
サカキ「まあいい。秘密を知られたからには生きて返すわけにはいかないな」
ヤマト「やっぱりリメアの仕業か」
サカキ「そこまで知っていたとはなほかにも社の秘密を知ってる奴がいるのか?」
ヤマト「それも教えられない」
サカキ「だったら殺す」

サカキは銃をヤマトに向けた。

ミルモ「やべぇぞ」
楓「このままじゃヤマトさんが」
ミルモ「よーし」

ミルモはマラカスを出した。

ミルモ「ミルモでポン」
サカキ「何だ?」

ミルモの魔法で銃口がふさがれた。

サカキ「魔法?それじゃお前ら妖精だな」
ミルモ「そうだなんでこんなことするんだ。」
サカキ「お前らが知る必要はないみんな死ぬんだからな」
ヤマト「この人たちに手を出すのはやめろ」
サカキ「ダメだ!どうせこいつらも俺たちの秘密を知ってるんだろ。だったら口封じのために消す!」

サカキは口笛で機械兵や怪獣兵を呼び寄せた。

結木「やばいぞ このままじゃ俺たちもやられる」
ヤマト「そんなことさせませんよ」

ヤマトは剣を出した。

サカキ「そんな安もんの剣でこの大群どもをやっつけられるとでも思うのか」
ヤマト「これを見てもか。」

ヤマトの剣が青色の光に包まれる。

サカキ「あれは波動」
森下「波動?」

ヤマト「行くぞ!」

ヤマトは襲いかかってきた兵たちを次々と切り裂いていった。

ミルモ「すげぇ」
楓「たった一人だけであんな大群を」

そしてヤマトは兵団たちを全て倒した。

サカキ「お前神質型の波動だな」
ヤマト「そうだ私は波動も使えるし剣術も得意だ。」
サカキ「なるほどな」

ミルモ「神質?波動?」
ヤマト「それは...」

波動とは生き物全般に隠されている能力のこと波動には8つの型に分かれており
そのひとつが神質型である。神質型は物体の能力を最大限に高めることができるのである。
(例 切れ味の悪いの刀に神質能力を与えると鉄も簡単に切れる斬鉄剣になるなど)

ミルモ「なるほどな」
楓「そんな能力があったなんて」
ヤマト「波動を使いこなせる人は世界でも少数でそれも地下世界に集中してます。」
サカキ「お話はそこまでだ私の能力も見るがいい」

サカキの体が赤色に包まれた。

ヤマト「あいつも波動を使えるのか」
リルム「しかしさっきの時と感じが違いますわ」
ヤマト「あれは瞬力型の波動です」
住田「瞬力型?」

8つの型のひとつ瞬力型
自分が持っている腕力、脚力、持久力を極限まで高めることができる。

サカキ「さあ 対決だ」
つづく

次回「ヤマトvsサカキ」


■ キメラ (9回/2013/01/16(Wed) 00:10:41/No5082)

第7話「ヤマトvsサカキ」

サカキ「さあ 対決だ」
ヤマト「望むところだ」

二人の戦いが始まり波動と波動がぶつかり合った。

ミルモ「すげー」
日高「二人とも互角みたいよ」

サカキの部下「お前たちの相手は俺たちだ」

ミルモたちは部下たちに囲まれた。

ミルモ「やばいぞ」
リルム「絶体絶命ですわ」

ヤマト「みなさん」
サカキ「よそ見をするな」

ヤマトは襲い掛かってきた拳を剣で止めた。

ヤマト「くそー」

部下A「覚悟はいいか」

部下たちは銃を出した。

楓「このままじゃやられちゃう」
森下「どうしたらいいの?」
パンタ「まかせるですっち ひょひょいのひょーィ」

パンタはウクレレを出した。

パンタ「パンタでポン」

パンタは部下Bの警棒と同化した。

部下B「何だ」
パンタ「いくですっちよ とりゃ とりゃ とりゃ」

パンタは警棒で部下たちを攻撃した。

部下C「何するんだ やめろ」
部下B「痛い!痛い!痛い!」
部下D「やめろ」

ミルモ「いいぞパンタ」
森下「パンタ」

部下Aがパンタに銃を向けた。

部下A「やってくれるじゃないか」
楓「パンタちゃん!」

ミルモは慌ててマラカスを出した。

ミルモ「ミルモでポン」

部下A「何だ?」

部下Aが持ってた銃がミルモの魔法で水鉄砲に変わった。

パンタ「くらえですっち」
部下A「やめろ 痛い 痛い 痛い」

そして部下たちは反撃する間もなく倒れた。

森下「ありがとうパンタ」
パンタ「どういたしましてですっち」

サカキ「あいつら私の部下をよくも」
ヤマト「おい お前こそよそ見するな」
サカキ「すまんすまん」

ヤマトとサカキは互角に戦いあってた。

ヤマト「これでもくらえ」

サカキはヤマトの攻撃をよけた。

ヤマト「なに!」
サカキ「次はこっちだ!!」

サカキはヤマトの腹部に強烈なパンチを喰らわせた。

ヤマト「どぁ!」
楓「ヤマトさん」

サカキは連続攻撃をした。

ヤシチ「このままじゃやられるぞ」

ヤマトは地面に叩きつけられた。

ヤマト「う..」
サカキ「これで終わりだ死ぬがいい」
ヤマト「やられる」

ミルモとヤシチとリルムの楽器が光りだした。

ミルモ「これは?」
リルム「セッション魔法ですわ」
ヤシチ「やるぞミルモ」
ミルモ「おう」

ミルモたちは一斉に魔法をかけその魔法がサカキにあたった。

サカキ「何だこれは?」

サカキの波動が封じられた。

サカキ「力が入らん」
ヤマト「形勢逆転だな」

ヤマトは自分の手に神質能力を付けサカキの顔面を殴った。

サカキ「ぎゃー!」

数メートルぐらいまで飛ばされた。

サカキ「おのれー」
ヤマト「さあ もう一度やるか?」
サカキ「波動が出せん一体どうなってるんだ」

???「もういいサカキ」

どこからか声がした。

サカキ「その声は」
つづく

次回「撤収」


■ キメラ (10回/2013/01/19(Sat) 23:55:14/No5094)

第8話「撤収」

サカキ「その声はレオ中将」
レオ「そうだ もう実験は終わった直ちに撤収するんだ」

レオ=コートリアス=エドワード
サカキの上官で階級は中将

サカキ「しかしこいつらは我々の秘密を」
レオ「そいつは特殊警察RXの隊員だ。うかつに手をだすな」
サカキ「さっき私はこいつを倒す寸前まで行きました。それなのに何故?」
レオ「総裁の命令だ」
サカキ「総裁が」
レオ「それにお前妖精たちによって今波動が使えない状態なんだろ。」
サカキ「そ...それは」
レオ「今のお前にそいつを倒すことはできない。撤収するぞ」
サカキ「了解しました。お前ら行くぞ」
部下たち「はい」

ヤマト「待てお前ら」

サカキと部下はアップルートを使ってネオスランドへ戻った。

ミルモ「何だったんだ」
楓「総裁って?」
ヤマト「リメア社の大ボスですよ。7素顔と名前は分かりませんがとりあえず
今回の事件を引き起こした黒幕です。」

松竹「南さーん」
楓「松竹君!」

松竹とムルモと平井もようやく楓たちの所へ到着した。

平井「皆様ご無事ですか?」
結木「はい。何とか」
ムルモ「良かったでしゅ」

空から救助ヘリもやってきた。

松竹「救助ヘリも来たよ」
日高「とりあえずこの遊園地から脱出しましょう」
ミルモ「そうだな」

ミルモたちは救助ヘリで遊園地を脱出した。

遊園地篇 完

陰謀篇 開始

ミルモたちはヘリで避難所に到着した。

楓の母「楓!大丈夫?」
楓「うん大丈夫」

避難所のテレビで今回の事件が報道されていた。

アナウンサー「以前誰がやったのか分からずテロリストの犯行の可能性が高いと思われます」
アナ「今回の事件で700名以上の死傷者が出ており50名以上の行方不明者が出ています」
アナ「政府は直ちに緊急会議を開き今回の事件を深く追及すると述べています。」

そしてミルモたちは楓の家に集まりヤマトの話を聞くことにした。
つづく

次回「過去の話」


■ キメラ (11回/2013/01/20(Sun) 22:49:41/No5095)

第9話「過去の話」

ミルモたちは楓の家に集まり今回の事件の詳細をヤマトから詳しく聞くことにした。

ヤマト「私は地下世界ネオスランドの警察なんです。」
ミルモ「なぁ 地下世界って一体何なんだよ。」
ヤマト「地下世界ネオスランドは名前の通りこの世界の地下にある世界のことです。」
楓「そんな世界があったなんて」
ヤマト「私はある組織の野望を打ち壊すためにあなたがたに助けを求めたのです」
ミルモ「その組織って言うのがさっきお前がいってたリメアって奴か?」
ヤマト「はい。正式な名前はリメア=ハンタ電子電気株式会社」
ヤマト「表向きは電気関連の企業なんですが裏では独自の軍隊を保有し世界支配を目論んでいる凶悪な組織です。」
結木「警察や政府は動かないんですか?」
ヤマト「リメアは超厳密企業なので決定付ける証拠がひとつもないんです。」
ヤマト「私たちは奴らの野望を打ち砕くために証拠を見つけ出そうとしたのです。
スパイとして私は奴らの秘密を探ろうとしましたが結局ダメでした。そして考え出したのがあなたがたです。」
楓「どうして私たち何ですか。」

楓は疑問をぶつけた。

ヤマト「あなたがたは過去に時の宝玉の事件やダアクの野望、クリスタルランドの争いそして人間界と妖精界の
掟を変えましたね」
ミルモ「うん。確かにそんな事があったな」
ヤマト「今回の件は私たちの力だけではどうしようもならないのです。」
ヤマト「妖精の魔法や絆が必要なんです。」

そう言うと土下座をした。

ヤマト「お願いです。協力してください」

ミルモたちは黙り込んだ。

楓「救わないと。世界が終わるんだよね。」
ミルモ「しゃあねえな やってやるか」
ヤマト「ミルモさん、楓さん」
結木「俺もやる」
リルム「わたくしもですわ」
松竹「やろう」
ムルモ「やるでしゅ」
日高「しょうがないわね」
ヤシチ「やるぞ」
住田「行こう地下世界に」
パピィ「やるわよ」
森下「私も行くわよねぇパンタ」
パンタ「ですっち」

ヤマト「みなさん。ありがとうございます」

こうしてヤマトに協力することになったミルモたち
その頃事件となった遊園地では

調査団A「まったく分かりませんね」
調査団B「この性質が分かればいいんだが」

調査団は壊れた機械兵を調べていたが性能、性質共に分からずにいた。

調査団C「一旦研究所に持って帰ろう。もっと詳しく調べるんだ」

調査団たちは機械兵を車に乗せた。

自衛隊隊長「これは派手にやりやがって」
隊員A「隊長 園長の安否が確認されました。」
隊長「どうだった」
隊員A「意識不明の重症だそうです。」
隊長「そうか」
隊員A「隊長これは本当にテロの仕業なんですか。」
隊長「分からんだが得体の知れない何かが動いているのは確かだろう」
隊員A「得体の知れない何か...」

調査団D「オーライ、オーライ」
調査団E「よしこの怪物も研究所へ」

ネオスランド ニッタシティー
リメア社の本社がある大都市

総裁「これは成功かラーズよ」
ラーズ「目標は達成されましたので成功でいいでしょう」
総裁「それじゃサカキに褒美を与えなければならないな」
ラーズ「了解しました。」

ラーズは社内放送でサカキを呼んだ。

サカキ「お呼びでしょうか総裁」
つづく

次回「妖精界へ」


■ キメラ (12回/2013/01/23(Wed) 22:26:04/No5106)

第10話「妖精界へ」

ここはネオスランドのとある警察署の内部である。

???「ヤマトの奴やってくれるのか」

署内にはヤマトのことを心配する人がいた。

???「そうだな」
???「しかし、リメアの奴らあそこまで計画が進んでたなんて」
???「もう時間がない早くしないと世界は」

するとドアが開き一人の男がやってきた。

???「お前らも同僚が心配か」
???「アソー部長!」
アソー「大丈夫だヤマトのことならヤマトを信じろ」
???「はい!」

アソー=ソルトディス
第2話でヤマトと話していたヤマトの上司である。

アソー「しかし本当に心配性だなマルドとハヤト」
ハヤト「ヤマトとは親友なんで」
マルド「親友であり仲間でもありますから」

ハヤト=ナカヤマとマルド=ホウレーン
ヤマトと同い年であり親友

アソー「ひょっとしたら今回の事件は予想以上の事態になるかもしれん二人とも十分覚悟するように」
ハヤトとマルド「は!」

アソーは二人に注意をすると部屋を出て行った。
そしてリメア社の総裁室では

総裁「まあトラブルもあったが今回の実験は成功としとこう」
サカキ「では総裁」

サカキはうれしそうな顔をした。

総裁「お前は中将昇進だ」
サカキ「ありがとうございます!」

彼はうれしそうに総裁に感謝した。そして昇進手続きを済ませ総裁室から出た。

サカキ「では、失礼します」

そういうとドアを閉めた。

サカキ(やったぞこれで私の地位が上がった)

そう心でいいサカキは廊下を歩いた。

ラーズ「しかし実験に使われた機械兵や怪獣兵の亡骸を地上の人間たちに持ち去られてしまいましたが」
総裁「ばれる事はない製造元は分からないようにしてあるからな」

ラーズは総裁に新たな質問をした。

ラーズ「総裁例の生物兵器の件ですが」
総裁「あーあれかもうすぐ完成する今度のバイオハザード計画の道具としてな」

彼らはまた新たな計画を立てておりそれが何なのかはまだ分からない。
地上界の楓の部屋では

ミルモ「早速そのネオスランドに行くのか?」
ヤマト「いいえ。まずあるアイテムを探さなくてはいけません」
楓「あるアイテム?」

ヤマトはアイテムのことについて話した。

ヤマト「世界中に散らばってる魔法石です。」
一同「魔法石!?」
ヤマト「魔法石とは魔力が込められた石のことです。魔法の力を強化できると言われています。」
ミルモ「魔法の力を強化できるってことは」
ヤマト「はい。今回は妖精たちの協力も必要なんです。」

楓は疑問に思った。

楓「でもなんでその魔法石が必要なんですか」

ヤマトは楓の質問に答えた。

ヤマト「リメアの裏組織や軍隊などの本拠地は社内の地下にあるんです。」
ヤマト「地下への入り口は厳重な警備が施されています。またさらに社内内部には魔法がつかえないように魔封じがかけられています。」

日高「それじゃ魔法が使えないじゃない」
ヤマト「魔法石で強化した魔法はそれを無効にできるのです。ですからまずその魔法石を探す必要があるんです。」

住田「それって一体どこにあるんですか」
ヤマト「もう分かっています一つ目の魔法石は妖精界にあります。」
ミルモ「妖精界に」

一つ目の魔法石の在り処が分かったところで妖精界に行く準備をした。

ミルモ「じゃあ行くぞ」

ミルモはそういうとマラカスを出した。

ミルモ「ミルモでポン」

魔法で楓たちは妖精になった。しかしヤマトは腕に付けていた機械で人間のまま小さくなった。

ミルモ「そんなのまであるのか」

ミルモは驚いていた。

ヤマト「では行きましょう魔法石は全部で6つです。」

ミルモたちはマグカップで妖精界へと出発した。

陰謀篇 完

次回「探検篇開始 親友との協力」


■ キメラ (13回/2013/01/24(Thu) 21:48:48/No5107)

第11話「探検篇開始 親友との協力」

リメア社のとある部屋である実験が開始されようとしていた。

収容者「何だこの部屋は」

一人の男がこの部屋に連れられた
彼は手錠で手を動かされなくなっていた。

社員「それでは開始しろ」
部下「はい」

管制室のスイッチを押すと向かい側のドアからなぞの生物が現れた。

収容者「なんだあれは!」

男は震えていた。

社員「よし手錠をはずせ」

そう言うと手錠がはずれた。

放送「お前の前にいるのは実験用のハチだ」
収容者「ハチ!あれが」

ハチといってもサイズは人間と同じくらいで無数の手に触覚、針もあった。

放送「お前にはそいつと戦ってもらう」
収容者「冗談じゃないあんなのと戦える訳がないだろ」
放送「だったら逃げ廻るんだな」

ハチは男の顔を見つめおり徐々に彼のところに近づいていった。

収容者「やめろ来るな」

するとハチは羽で飛んで彼のところへ一直線に向かった。

収容者「うあー!」

ハチは手を鎌に変え彼に襲い掛かった。

収容者「ぎゃーーー」

体を引き裂かれ死亡した。そして死体はハチの餌食となった。

社員「実験結果を上に報告しろ」
部下「はい」

部下は実験結果を幹部に伝えた。

幹部「まあこんなもんか」

妖精界のミルモの里では

ヤマト「始めてきたな妖精界」

ヤマトは始めてきた妖精界のあたり一面見渡していた。

ミルモ「それでヤマト1つ目の魔法石は何処にあるんだ」
ヤマト「レーダーではかなり遠い場所にありますね」

ヤマトは妖精界の地図とレーダーの位置を照らし合わせた。
するとある島にあることが分かった。

ミルモ「ここって」
ムルモ「間違いないでしゅ」

妖精たちは魔法石のある島を見て驚いていた。

楓「この島がどうしたの?」

楓の質問にリルムが答えた。

リルム「ここは暗黒島ですわ」
日高「なんだか不気味そうな島ね」
ミルモ「危険な動物や罠がたくさんある場所で妖精は誰も近づかない島だ」
ヤマト「それじゃどうすれば」

そこに二人の妖精がやってきた。

ペータ「ミルモだべ」
ビケー「久しぶりだね楓さん」

ミルモ「ようお前ら」

ヤマトは楓に

ヤマト「誰ですかあの人たちは」
楓「ペータ君とビケー君、ミルモの友達なんです。」

ペータ「みんな何しに来たんだべ」

ミルモは今までの経緯を二人に教えた。

ビケー「なるほど理由は良く分かったよ」
ペータ「でも暗黒島に入るなんて危険すぎるだべ」

ミルモは考えた。

ミルモ「とりあえず妖精学校へ行こう」

妖精は団扇で(パンタは浮遊)妖精になった人間たちは羽でヤマトは飛行スケボーで妖精学校へ向かった。
つづく

次回「暗黒島への準備」


■ キメラ (14回/2013/01/25(Fri) 23:30:38/No5109)

第12話「暗黒島への準備」

妖精学校へ着いたミルモたち

アンナ「ミルモじゃない」
マンボ「久しぶりだな」

この二人のほかにムーン、インチョ、ガビンがいた。

ミルモ「なあアンナ暗黒島へ行くには何人でいけばいいか調べてくれないか」
アンナ「暗黒島!いいけどなんでいきなり」

これまでの経緯を話した。

マンボ「なるほどな」
インチョ「そんなものがあるなんて」
アンナ「世界を救うためでしょ分かったわ」

アンナは脅威のスピードで図書館の本を調べた。そして

アンナ「分かったわ」
ヤマト「それでどうしたら?」
アンナ「暗黒島には1組に7人以上はいないといけないらしいわよ」

ミルモ「1組に7人がかりか」
アンナ「そのペアの一人には必ず魔力が強い人が必要よ」

みんな悩んでいた。

ミルモ「人数は揃ってるんだけどな」
楓「私たちは魔法が使えないし」
ヤマト「私の波動が役に立つかどうか」

みんなが悩んでる所に

マンボ「何悩んでるんだよ」
インチョ「わたくし達も一緒に行きますよ」
ペータ「俺たち友達だべ」
ビケー「レディーが大勢でいくとなると守らなくちゃいけないしね」
ムーン「...」
ガビン「怖いけど僕も行くよ」
アンナ「私もよ」

ミルモ「お前ら」

ミルモたちは暗黒島へ行くのが決まり必要な道具を揃えて明日出発することになった。

そして翌日

ミルモ「みんな集まったか」

ミルモたちは妖精界の浜辺に来ていた。

アンナ「みんないるわよ」
ペータ「なんか増えているだべ」

昨日のメンバーのほかにサスケ、ハンゾー、ヤマネがいた。

サスケ「おいら達もいくぜ」
ハンゾー「なのら」
ヤマネ「わたくしも一緒に行かせてもらいます」

さらにもう一人

???「僕はセイルです」
楓「誰この人」
ミルモ「船を操縦してくれるやつだよ」
セイル「僕の船ならすぐに暗黒島に着くからね」

セイルが用意していた船で出発することになった。

ヤマト「さあ行きましょう」

船は動き出し暗黒島へ出発した。
つづく

次回「10人の幹部」


■ キメラ (15回/2013/01/26(Sat) 21:29:06/No5111)

第13話「10人の幹部」

リメア社には10人の最強幹部がおり「アント10」と呼ばれている。
ラーズもその中の一人である。今回はその幹部たちの話である。

ラーズ「例のハチの実験終わったのか?」

ラーズは誰かとソファーで会話をしていた。

???「ああ だが成功までいってないけどな」
ラーズ「それじゃまだ続くって事だな」
???「そう言う事だ」

ラーズとしゃべっているのは「アント10」の一人メレ=ギャライである。

ラーズ「次の実験はいつやるんだ」
メレ「今度は少し時間がかかるんだよ。前回の遊園地の実験みたいに地上で行おうと思うんだ」
ラーズ「なるほどな」

次の実験の話をしている二人に一人の男がやってきた。

ラーズ「来たかロバート」
ロバート「何か話しでもしてたのか」

ロバート=ジスレクト
「アント10」の一人で瞬力型の波動が使える。

メレ「今度の実験の話をしてたんだよ」
ロバート「俺にも聞かせてくれよ」

一方、3人のいる部屋から離れた場所では

社員「許してくださいクロダ幹部」
クロダ「情報を誤って漏らすとは絶対許さん」

リョウジ=クロダ
「アント10」の一人。社員の一人が社内の情報を誤って漏らしてしまったため激怒していた。

クロダ「お仕置きする必要があるな」

クロダはそう言うと体から黄色の光に包まれる。そして

社員「体が動かない」
クロダ「俺の波動は威圧型だ」

威圧型
8つの型のひとつで相手に威圧を加えることで動けなくしたり、吹っ飛ばすこともできる。
さらに力が強ければ相手の体がバラバラに吹き飛ぶ

社員「やめてください」
クロダ「いくぞ」

手を突くと社員が突き飛ばされた。

社員「っあ...う」

社員は気絶した。

クロダ「まったくとんだアホだな」

これまで四人の幹部が登場したがあとの6人はしばらく登場することはない

そして妖精界の海

ペータ「見えて来たべ」
パピィ「あれが暗黒島ね」
ヤマト「あそこに1つ目の魔法石が」

ミルモたちは暗黒島まもなく到着する。
つづく

次回「暗き島」


■ キメラ (16回/2013/02/04(Mon) 22:09:30/No5120)

第14話「暗き島」

ミルモたちは暗黒島に到着した。空は紫の雲に覆われ薄気味悪い島だ。

ミルモ「何か暗いな」
楓「暗黒島って言うほどだから」
日高「本当にこんなところに魔法石なんてあるの」
ヤマト「間違いありませんよレーダーもこの島に反応してます」
セイル「それじゃ僕はここで待ってるからね」
ミルモ「よし行くぞ」

ミルモたちは森の中へと入っていった。

マンボ「何か出そうだ」
ガビン「もしこのまま帰ってこられなかったらどうしようガビーン!」
アンナ「そんな事言わないでよ」
インチョ「みなさん向こうに看板らしきものがあります」

看板には妖精文字で「この先は3つの班になって分かれるように」と書かれていた。
そして看板の先は3つの分かれ道があった。

ミルモ「どうゆう事だよこれ」
インチョ「3つのグループを作ってそれぞれほかの道に進めって意味ですね」
日高「みんなで一緒に行くほうがいいんじゃない」
楓「私も賛成」
ムルモ「ちょっと待つでしゅまだなんか書いてあるでしゅ」

小さい字で「なお三つに分かれないと災いが起こり命を落とす」と書いてある。

ヤマト「これは分かれたほうがいいですね」
アンナ「そうねもしこれが本当なら大変なことになるわね」
ビケー「決まりだね」

そして話し合いの結果班のメンバーは決まった。

1班 ミルモ、楓、リルム、結城、ビケー、アンナ、ペータ、ヤマト

2班 ムルモ、松竹、パピィ、住田、パンタ、森下、日高、ヤシチ

3班 マンボ、ガビン、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、インチョ、ムーン

日高(何で結城君と南楓が一緒の班なのよ)怒

ミルモ「それじゃ」
ムルモ「みんな気をつけるでしゅ」
マンボ「ああ」

ミルモ「そういえば人間が妖精界にいられるのは24時間だ」
楓「そういえばそうね」
ミルモ「とりあえず早く魔法石を見つけださねーとな」

そして3つのグループに分かれたミルモたちそこに立ちはだかるのは
つづく

次回「トラップ×試練×モンスター」


■ キメラ (17回/2013/02/10(Sun) 02:38:41/No5125)

第15話「トラップ×試練×モンスター」

3つのグループに分かれたミルモたち
ミルモたちのグループは真ん中の道を歩いていた。

ミルモ「ずっと歩いてるな」
楓「もう疲れたよ」
リルム「わたくしもですわ」
アンナ「何も手がかりなしね」

すでに歩き出して1時間が経過していた。
暗黒島にきてから4時間が経過しており人間がいられる時間はあと20時間である。

楓「ねえ見て」
結木「地面にスイッチみたいなものがあるな」
ビケー「何か嫌な予感がするよ」
アンナ「そうね」
ミルモ「踏まないようにいくぞ」
ヤマト「みんな気をつけて」
楓「うあ」

楓がつまずいてしまいスイッチを踏んでしまった。

ミルモ「バカ!」

ゴオオオオ

ヤマト「何か近づいてくる」
ペータ「後ろから」

振り向くと大きな岩が迫ってきた。

一同「うああああああ」

ミルモたちは猛スピードで走り出した。
何とか逃げぬけた。

楓「はぁー助かった」
ペータ「あれこの紐は何だべ」

上から釣り下がっている紐を引っ張ると今度は水が迫ってきた。

ヤマト「水だ!」
結木「みんな逃げろ!」
ミルモ「何なんだよこの島は」

すると今度は落とし穴に落ちてしまった。

一同「うああああ」

落とし穴に落ちたミルモたち果たしてどうなるのか。

一方ムルモグループは

日高「何で結木君と南楓が」怒
ヤシチ「まだそんな事を」
ムルモ「みんなしっかりついて来るでしゅ」
パピィ「何あんたが指揮ってんのよ」
ムルモ「何か文句あるんでしゅか」
パピィ「大有りよ」

ムルモとパピィが喧嘩を始めた。

松竹「まあまあ二人とも」
住田「でもこんなに歩いてまだ何もないよ」
森下「そうね」
パンタ「ですっち」

こちらも歩き出して時間がたっているが何も見つからない

住田「ねえ何かあるよ」
パピィ「何よこれ」

ムルモたちの前には大きな門があった。

松竹「この門閉まってるよ全然開かない」
日高「これじゃ前に進めないじゃない」
ムルモ「何か書いてあるでしゅ」

門の入り口に電子板らしき物があった。内容は「我問いに答えよさもなくばこの道は通さん」と書いてあった。

森下「我問いに答えろだって」
ムルモ「仕方がないでしゅね」

一方マンボたちは

マンボ「何なんだこいつ」
ガビン「ガビーン」

マンボたちの目の前に大きなモンスターがいた。

インチョ「これは緊急事態です」
サスケ「だぜー」
ハンゾー「なのら」

つづく

次回「モンスター襲撃」


■ キメラ (18回/2013/02/10(Sun) 15:09:26/No5126)

第16話「モンスター襲撃」

マンボたちの目の前に現れた巨大なモンスター

ムーン「.....」
マンボ「どうしたらいいんだ」
ヤマネ「戦うしかありません」
インチョ「賛成です」

モンスターと戦うことになったマンボたち

マンボ「いくぞ」

マンボは楽器を出した

マンボ「マンボでポン」

魔法でモンスターを攻撃した。

モンスター「ぐおおおおお」

ガビン「ガビンでポン」
インチョ「インチョでポン」
サスケ「サスケでポン」
ハンゾー「ハンゾーでポンなのら」
ムーン「ムーンでポン」

一斉に魔法をかけモンスターを攻撃した。

モンスター「ぐあああああ」
ヤマネ「行くぜございます。」

最後にヤマネの攻撃でトドメをさした。

サスケ「やったぜ」
マンボ「よし先に進もう」

先を急いだマンボたちしかし

ハンゾー「またなのら」
マンボ「何なんだこの島は」

今度はドラゴンが現れた。

インチョ「私の計算が正しければこのドラゴンはさっきよりもずっと強いはずです」
サスケ「見れば分かるぜ」

ドラゴンはマンボたちめがけて火を吹いた

一同「うあ」
ヤマネ「また戦うしかありません」
サスケ「ヤマネの言うとおりだぜ」

立ちはだかるドラゴンそしてマンボたちの運命は
つづく

次回「クイズと質問」


■ キメラ (19回/2013/02/18(Mon) 00:37:39/No5137)

第17話「クイズと質問」

門の問いに答えることになったムルモたち

ムルモ「質問に答えるでしゅ」
???「よろしいだろ」
日高「何?」

門から声が聞こえた。すると電子板から顔らしきものが現れた。

???「私は門の番人だ。これからお前らにクイズを出す」
住田「クイズ!?」
番人「私のクイズに答えるんだな」
パピィ「何よ偉そうに」
ムルモ「そうでしゅ」
ヤシチ「まったくだ」
番人「あっそうだったら帰れクイズに答えんとこの道は通さん」

戸惑う三人に森下が

森下「分かったはやりましょう」
番人「うむ」

こうしてクイズに答えることになったムルモたち

番人「それでは第一問」

-内容-
二つの分かれ道があり右と左に分かれていました。
どちらを選ぶか迷ったときにとっさに選ぶのは右か左か

松竹「何だこれ」
住田「心理的なクイズだね」
ヤシチ「どっちを選べばいいんだ」

皆が悩む中森下が

森下「思い出した」
パンタ「何か分かったんですっち?」
森下「確か前にテレビでとっさに選ぶのは左って言ってたわ」
日高「じゃあ左ね」
ムルモ「分かったでしゅ答えは左でしゅ」
番人「左でいいんだな」

そして答えは

番人「正解だ」
パピィ「やったわね」
番人「よく知ってたなそれじゃ次いくぞ」

こうしてクイズに答えていき10問のクイズのうち6問正解で4問不正解という結果になった。

番人「なかなかだ。最後は私の質問に答えろ」
ムルモ「質問?」
番人「お前たちはなぜこの島に来たんだ。」
森下「ちょっと探し物を」
番人「探し物とは?」
ヤシチ「魔法石という不思議な力を持つ石を探しているのだ」
番人「成る程この先は危険な場所が多々あるそれでも行くか」
パピィ「当たり前よ」
ムルモ「世界を救うためでしゅ」
番人「よかろうならば通るがよい」

そういうと門が開いた。

住田「ありがとう」

そして先を進むムルモたちどんな困難が待ち受けるのか
つづく

次回「トラップだらけ」


■ キメラ (20回/2013/02/26(Tue) 01:18:08/No5142)

第18話「トラップだらけ」

罠にはまり落とし穴に落ちたミルモたち

楓「みんな大丈夫?」
ミルモ「何とかな」
ペータ「一体何だったんだべ」
ヤマト「落とし穴に落ちて気絶してたんだな」
リルム「それにしても真っ暗ですわ」
アンナ「それじゃこれを」

アンナはカバンから懐中電灯を出した。灯をつけると遺跡のような空間が広がっていた。

結木「これって」
ビケー「まるで古代遺跡みたいだね」
ミルモ「ここにもさっきみたいな罠があるんじゃないか」
ぺータ「危険だべ」
アンナ「落とし穴の出口はふさがってるみたいだし」
ヤマト「ここにいても何も始まりません行きましょう」

ミルモたちは出口を探すべく遺跡を探索し始めた。

楓「もうヘトヘトだよ」
ミルモ「頑張れ楓」

すると楓が踏んだ床がいきなり沈んだ。

楓「な..何!」

後ろのほうから何かが近づく音がした。

アンナ「何か不吉な音が」
ビケー「するね」
リルム「そうですわ」

予感は的中!前のように岩が迫ってきた。

一同「うわあああああ」
ミルモ「みんな逃げろー!!」

横幅が狭い階段を下りて振り切った。

ペータ「助かっただべ」

しかし楓が再び罠の仕掛けた段差を踏んでしまった。

ミルモ「まさか」

いきなり段差が消え滑り台のように滑っていった。

ミルモ「何でお前はそう引っかかるんだ」
楓「ごめん」

そのほかにも弓が飛んでくる罠、怪物が襲ってくる罠、大砲が飛んでくる罠などにはまった。
そして地上へ流される水の罠にはまりようやく地上に出られた。

ミルモ「やっと出られたぜ」
リルム「死ぬかと思いましたわ」
楓「ハア」(ため息)
ペータ「おいミルモ」
ミルモ「ん?」

ペータのところへ駆けつけるミルモ

ペータ「これなんだべ」

台がありその真ん中に赤色の玉が置いてあった。
立て札があり妖精文字で「この玉をもってこのさきにある神殿に捧げよ」と書いてあった。

結木「向こうに建物のようなものがあるな」
楓「そこにこの玉を持っていけって事」
ミルモ「とりあえずこの玉もって行こうぜ」

ミルモたちは神殿へ向かった。

つづく

次回「対決ドラゴン」


■ キメラ (21回/2013/02/26(Tue) 01:19:10/No5143)

しばらくの間投稿を休止します。


■ キメラ (22回/2013/03/18(Mon) 23:43:34/No5175)

第19話「対決ドラゴン」

ドラゴンと戦うことになったマンボたち
マンボたちは次々と魔法で攻撃するが歯が立たず圧倒されていた。

インチョ「一方的に攻撃してもダメでしょう」
サスケ「それじゃどうすればいいんだぜ」
インチョ「いい考えがあります」
ハンゾー「なんなのら」
インチョ「それは」

インチョの考えたアイデアに賛同し実行した。

マンボ「おいこっちだ」

マンボはドラゴンをおびき寄せる
そしてドラゴンはあらかじめ用意してあったロープに引っかかり倒れる

マンボ「今だ!ガビン」
ガビン「うん」

ガビンの魔法で大きな岩が現れそれがドラゴンの頭部に直撃し倒した。

サスケ「やったぜ」
ハンゾー「なのら」
ムーン「....」

するとドラゴンが光だした。

マンボ「なんだ?」

光が消えるとドラゴンは消えていた。しかしそこには緑色の玉があった。

ヤマネ「これは一体」
マンボ「倒したご褒美じゃないのか」
インチョ「何かあるのかもしれません持って行きましょう」

マンボたちは緑色の玉を持って先に進んだ。
つづく

次回「宝箱」


■ キメラ (23回/2013/03/20(Wed) 16:00:01/No5178)

第20話「宝箱」

門のクイズを突破したムルモたちは何もない道をただ歩いていた。

日高「随分と歩くわね」
ムルモ「もう疲れたでしゅ」
パピィ「わたちもよ」
住田「みんな頑張って」

暗黒島にきてからすでに8時間が経過していた。残り16時間
しばらく歩くと湖がありその真ん中に宝箱があった。

ムルモ「何でしゅかあれは」
パンタ「宝箱ですっち」
森下「行って見ましょう」

ムルモたちは宝箱の所へ行ってみた。

パピィ「何が入っているのよ」
日高「開けてみましょうよ」
住田「うん」

住田は宝箱を開けようとした。しかしどんなに力を入れても宝箱は開かない。

住田「鍵がかかってるよこれ」
ムルモ「魔法で開けてみるでしゅ」

ムルモとパピィとパンタとヤシチは魔法で開けようとしたが開かなかった。

ムルモ「ダメでしゅ」
住田「何か特別な魔法でも掛けられてるんだよ」
松竹「それじゃどうしたら」

皆が悩んでいる中ムルモは湖から光る何かを見つけた。

ムルモ「あれは何でしゅか」
パピィ「え?」
ムルモ「あそこに何かあるでしゅ」
松竹「本当だ」
森下「湖の底に何か光ってるわね」

湖の光るのを見てヤシチが

ヤシチ「ひょっとして宝箱の鍵じゃないのか」
森下「きっとそうよ」
住田「つまりあそこに誰かが鍵を取る必要があるってことか」
パンタ「それで誰が行くんですっち」

皆ヤシチの方へ目を向けた。

ヤシチ「せ...拙者が」
日高「だってあんた妖精忍者でしょ」
パピィ「こんなの朝めし前でしょ」
ヤシチ「だって」
日高「すべこべ言わずにさっさと行ってきなさい!!」(白目)
ヤシチ「ひいいい」

ヤシチは湖に潜り鍵を取りに行った。

松竹「ねえ あそこに神殿みたいなのが建ってるよ」

松竹は湖の先にある神殿に気づいた。

住田「本当だ」
日高「何なのよあれ?」

一方ヤシチは

ヤシチ(あったぞやっぱり鍵か)

ヤシチは鍵を手にした。

ヤシチ(う...呼吸が)

すぐにヤシチは鍵を持って上にあがった。

ヤシチ「げぼ」
パピィ「これが鍵ね」

宝箱の鍵穴に差し込むと宝箱が開いた。

ムルモ「開いたでしゅ」

宝箱の中には青色の玉が置いてあり「この玉を先にある神殿に捧げよ」と書いてあった。

ムルモ「この玉を持っていけばいいんでしゅね」
日高「また歩くの」
ヤシチ「休憩ぐらいさせろ!」

そしてムルモたちはヤシチを置き去りにして神殿に向かった。

ヤシチ「ちょっと待て!」

ヤシチもすぐに皆についていった。
つづく

次回「合流」


■ キメラ (24回/2013/03/23(Sat) 00:32:18/No5193)

第21話「合流」

ミルモたちはそれぞれ違う色の玉を持って神殿に向かっていた。
その頃、フェアリーキャッスルでは

サリア「ミルモたち大丈夫でしょうか」

ミルモは事前にマルモたちに暗黒島へ行くと言っていた。

マルモ「大丈夫だサリア、ミルモたちを信じるのだ」
サリア「はい」

ミルモの里の街では

ネズミ「全くヤマネはどこに行ったのだ」

旅から帰ってきたネズミはヤマネを探していた。

カメリ「パピィーちゃん達大丈夫かしらー」
アロマ「ムルモ様だったら心配ないです」
カメリ「それならいーんだけどー」

アロマ「ムルモ様」

アロマは暗黒島の方角を見てそう言った。

ネオスランドでは。

クロダ「例のハチの捕食実験はまだ続いてるのか」
部下「いえ先程終了しました。」
クロダ「そうか。ではいよいよ」

リメア社の恐ろしい計画が動き出そうとしており総裁が最終結論を出した。

総裁「1ヵ月後人食いハチを地上世界のシベリア送り込む」
ラーズ「了解」

ドイツの沙織の家では

桐生「どうしたの沙織ちゃん」
沙織「いえ何にもありません」

沙織は何か不吉な予感がして窓を眺めていた。

アクミ「さおり?」

そして暗黒島、神殿にやって来たミルモたち

ミルモ「ここが神殿か」
ペータ「広いだべ」

神殿の中は吹き抜けた広い空間が広がっていた。

ムルモ「着いたでしゅ」
松竹「疲れたー」

ムルモたちも神殿に到着した」。

楓「松竹君!」
ミルモ「お前ら無事だったんだな」

そしてマンボたちも到着した。

ガビン「着いた」
サスケ「もう疲れたぜ」
ハンゾー「僕もなのら」
インチョ「皆さんご無事で何よりです。」

ようやく合流することができたミルモたち
つづく

次回「三つの玉」




5219/ 新しい妖精は幼きもの
□投稿者/ まみいー -7回-(2013/04/13(Sat) 20:08:23)
□U R L/ http://なんて不可思議

3話 その妖精突然現る!

今日もいつも通りの登校。
しかし今日はキリノがいる。
リルム「キリノさまがいるって
ことはピネルも来るかもしれ
ませんわ」
楓「ピネルって誰?」
楓が訪ねました。
リルム「ピネルは私。。。
リルムが言いかけた時、、
???「キリノさま~~」
どこからか呼ぶ声がした。
その声はどんどんちかくなっ
て行く。
それは妖精だった。
そして
ドーーーーーン!
壁にぶつかった。
その妖精は緑の綺麗な髪で
可愛らしいぼうしのかぶった
リルムによく似ている妖精でした。
楓「大丈夫?」
楓が手を差し延べました。
すると
???「触らないでください!」
急に声を上げるのです。
楓「へ?」
楓は自分のどこかが気にい
らなかったのかな?と思い
ました。
???「私はキリノさまや、
お姉様以外の方とは触れ
たくありません。」
その妖精は強い調子で
言いました。
リルム「ピネルは私や、
キリノさまにしかなぜか
心を開かないのです」
みんな「え~~~~~~~~」
楓「それじゃあこの子が
ピネルちゃんなの?!」
結木「リルムはピネルの
姉だったんだな」
楓と結木が言った。
リルム「はい。そうですわ。」
楓「すごく警戒心が強いのかな?
でもお姉ちゃんだけにに心を
開くのは当たり前だけどなんで
キリノにも心を開くの?」
キリノ「心を開かれて悪いか」
リルム「それはわたくしにも。。。
リルムは難しい顔をした。
ピネル「それは、、、
たすけて、、もらったからです。
私が幼稚園の頃、ほころびあな
に落ちそうになった私をキリノさまが
助けてくださったのです。」
その時から私はキリノさまにきにいって
もらおうと思い。。。」
楓「へー日々努力してるんだー!
えっらーい!私もね結木君が好きで
頑張っているんだーリルムちゃんもいれて
3人で協力しよう!」
楓は元気よく言った。
ピネル「うん!」
ピネルもげんきにいった。
急に心にへんかが出てきたのだ
ピネルは明るい性格になり、
誰にでも心を開けるようになった。
仲間がいるという暖かい楓の
気持ちがピネルにもつたわった
んだ。



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■ こやまる (1169回/2013/04/17(Wed) 23:47:20/No5225)

まみいーさん、こんばんは☆

初めまして、ムルモ屋本舗の管理人のこやまるです。
小説の投稿ありがとうございます!
ミルモやヤシチがすっかりとりこになるくらい、キリノは美人なのですね。
それでいて最強の妖精忍者とは…。
まさに無敵とは彼女のことを言うのでしょうか。
ピネルというちょっと変わった妖精とのやり取りも楽しみです。

それと、ちょっと気になったところがあるので注意しますね。
 ・関係ない画像は貼らないでくださいね。
 ・一人二役もNGです(名前を変えてもわかってしまいます)

これを守った上で、これからも投稿をお願いしたいです。
では!




4844/ 愛なのですっ!
□投稿者/ サファイア -63回-(2012/08/13(Mon) 01:06:08)



こんばんわっ♪サファイアです(*^^*)

実は新しく短編小説を書こうと思いますv
最近スランプでして…ようおじょやムル×パピの更新が思ったように進まなくて…;←
なので気分転換?に一話一話の短編小説を書こうと!なんか掛け持ちばかりスイマセン…本家のほうも更新頑張りますので!!

ここでは、妖精たちのCPを書こうかな…と。
ミルリルであったり、ムルパピであったり、ヤマヤシだったりとvV

短い小説なのでぜひ暇潰しに…(笑)

では^^


■ サファイア (64回/2012/08/13(Mon) 01:29:45/No4845)



ムルパピですv


*病人にはお優しく!*


パピィ「あたちね、バカは風邪引かないと思ってたの」

じぃっと僕の顔を見つめるパピィ。

ムルモ「…なにが言いたいんでしゅか?」
パピィ「バカも風邪ひくのね!」

なんて笑顔でいいやがるんでしゅか、コイツは。

ムルモ「バカじゃないでしゅ!てか病人に向かってバカってなんでしゅか!もっと優しく接するでしゅ!!」

そう、僕は不覚にも風邪を引いてしまった。
なんででしゅかねぇ。

パピィ「病人だったら静かにしてなちゃい」

…誰のせいだ、誰の。

ちなみにコイツ(パピィ)は出掛けてしまったお兄たまとリルムしゃんの代わりに看病に来てくれた…らしい。
看病なんか名ばかり。現にコイツは風邪引いてる僕をからかっているだけでしゅ。はぁ、風邪なんか最悪でしゅう…

ぴぴっ

パピィ「熱はかれた?」

僕は脇に挟んでいた体温計をパピィに渡す。

パピィ「やだ、38.6度!?また上がってるじゃない」

本当、誰のせいだと…

パピィ「大丈夫?」

突然パピィが僕の顔を除き混んだ。

ムルモ「ほぇ!?///」
パピィ「顔真っ赤じゃない…氷枕かえるわよ」

…なんか

パピィ「熱冷まシートってあったっけ?」

…パピィが

パピィ「喉渇いてない?ジュースいる?」

優しいでしゅ…!!!!!
あのパピィが…僕に優しい…!!

ムルモ「あの…大丈夫でしゅよ…?」
パピィ「いいから寝てなちゃい、ね?」にこ

…たまには風邪ひくのもいいな…なーんて


これもまた…愛なの…でしゅか?…ね。


■ サファイア (65回/2012/08/13(Mon) 01:50:19/No4846)


ミルリルですv

*くもっちょor*


ミルモ「なぁ、リルム」

大好きな婚約者が私の名前を呼ぶ。

リルム「はい!どうされましたか?ミルモ様」
ミルモ「俺は思うんだ…」

いつになく真剣な表情…これはまさか告はk「最近くもっちょの新製品がでない!!」

む〜っ。

リルム「そんなすぐに新製品なんてでませんわ」
ミルモ「でもよ、4週間前に発売された『バニラミルくもっちょ』されて以来出てねーぜ?」
リルム「ポテチでもそんなすぐには出ないですわよ」

ちぇ、と舌をならすミルモ様。

リルム「ミルモ様は本当にくもっちょがお好きなんですわね」
ミルモ「あったりめーよ!!」

…くもっちょに嫉妬ですわ

リルム「では!!」
ミルモ「?」
リルム「くもっちょと私でしたらどちらがお好きですか!?」
ミルモ「はぁ???」

言ってしまいましたわ…///
私に決まってますわよね…!!

ミルモ「くもっちょに決まってんだろ?」

え。今くもっちょっておっしゃいましたか…?
う…ミルモ様の…ミルモ様の…ミルモ様の…!!

リルム「ばかぁ…!」「なーんてな」

え?

ミルモ「リルムも…キライでは…ないぜ?」

小さな声でしたがはっきり聞こえますわ!!
はぁ、なんて嬉しいんでしょう!

リルム「ミルモ様〜vだぁーい好きですわv」
ミルモ「やめろ、くっつくんじゃねーよ///」


これこそが、愛なのですわ!!


■ サファイア (66回/2012/08/13(Mon) 02:11:42/No4847)



ネズアクですv




アクミ「おい!おい!ネズミ!」

ふと通りかかった木の下でネズミがいた。
しかも気持ちよさそーに寝ているネズミ。珍しい。

といってここで寝てたら風邪ひいちまうから起こさなきゃな。

アクミ「おーい、ネズミー?風邪ひいちまうぞー?」
ネズミ「すぅ…すぅ…」

…ダメだ、起きない。
ち、コイツの耳元でシタールひいたてやろうか、ったく。

アクミ「ネズミー?」
ネズミ「…アクミ…」
アクミ「へ?」

今の…寝言だよな?アクミって…なんの夢みてんだ?

ネズミ「…あ…好きだ…」

!!!!!!!///はぁ!?なにいってんだ、コイツ!?好きって…えぇぇぇぇえ!!?///

ネズミ「お主は…?」

あ、あたい!?…そんな急に///てかコイツ寝てるんだよな…?

ネズミ「拙者も好きだ」

…//帰ろう!!!
今コの場にいたらあたいダメだ!)

アクミ「//じゃあな、ネズミ!!せいぜい風邪でもひいてやがれー!!!!!///」


ネズミin夢

アクミ「ネズミってキャラメル好きなのか?」
ネズミ「アクミ!…まぁ、嫌いか好きかで言えば好きだ。お主は?」
アクミ「あたいはもちろん好きに決まってんじゃん!!」
ネズミ「ま、拙者も好きだ」


…これは愛じゃねーよな


■ サファイア (67回/2012/08/13(Mon) 02:14:01/No4848)



スイマセン、タイトルいれるの忘れてましたっ。
ネズアクは

*好きだなんて、寝言*

ですv


■ サファイア (68回/2012/08/13(Mon) 09:46:06/No4849)



アンセンですvこの場合はコンビですね


*側にいるよ*


アンリ「ねぇ、センリ」

僕センリの双子の姉・アンリが話しかけてきた。

センリ「なぁに、アンリ」
アンリ「昨日ね、すっごく怖い夢を見たの」

僕の顔を見ずに、うつむいて話すアンリ。
アンリがこうする時は、怖い夢を見たときだ。小さいころから癖は変わらない。
どんな夢だったの?ってきくと

アンリ「あのね、センリと離れ離れになっちゃう夢」
センリ「!」
アンリ「センリがもう二度と会えなくなるような遠いところにいっちゃうの」

アンリのキレイな瞳にうっすら涙。

アンリ「私達もいつかはバラバラになっちゃうのかなぁ」
センリ「大丈夫だよ」
アンリ「え?」
センリ「僕はずっとアンリの隣にいるよ!」

アンリの手をつかんで立ち上がる。

センリ「遠くなんか絶対行かないよ!ずっとずっとずぅっとアンリの隣にいるよ!」
アンリ「センリ…」
センリ「だから泣かないで」
アンリ「センリ…うん!ありがとう、センリ!」

ぱぁ、と可愛らしい笑顔をうかべるアンリ。

アンリ「センリ」
センリ「なぁに?」
アンリ「だぁい好き」
センリ「僕も大好きだよ」
アンリ「さ、遊ぼっ」
センリ「そうだね、ポンタも誘う?」

これが僕たちの姉弟愛なのです!






初、アンセンv


■ サファイア (69回/2012/08/13(Mon) 11:27:12/No4850)



ヤシヤマですv





ヤマネ「てやぁ!」

投げた三つの手裏剣が見事的の真ん中にあたる。

ヤマネ「次は五つ同時で投げるでございます…はぁ」

自然とため息をついてしまった。
…兄様にお会いしとうございます…。

ヤマネ「しかしいきなりいってはご迷惑では…」

でも…少し見に行くぐらいなら…!
ぽん、とうちわを出して兄様がいるであろう場所に向かう。きっと兄様は川原に…!!

―――――――…

ヤマネ「いるでございましょうか?」

あ、いたでございます!
ヤシチ兄様と先輩方。何をしてらっしゃるのでしょうか?

ハンゾー「兄貴〜、なにするのら?」
サスケ「ヤマネの誕生日プレゼント」

え、私の誕生日…?

ヤシチ「今考えているのだ」
ハンゾー「ヤマネってなにをあげたら喜ぶのら〜?」
ヤシチ「う〜ぬ;;」

まさかとは思いますが、私の誕生日プレゼントを考えてくださっているのでございますか…?
だから今日修行は中止に…。

サスケ「みたらしだんご」
ヤシチ「無理」
ハンゾー「すあま」
ヤシチ「無理」
サスケ&ハンゾー「あ!お菓子の詰め合わせ」
ヤシチ「お主らわざとだろ?」

誕生日なんてすっかり忘れてました。

ヤシチ「いいか、お前ら。軽く考えてはだめだぞ。ヤマネにはいつも何かしら世話になっているんだから、その感謝の気持ちをこめるのだ」

…兄様…

ヤマネ「…さ、頑張るでございます!」

これもひとつの愛なのでございます!


■ サファイア (71回/2012/08/13(Mon) 18:56:29/No4852)




うう、またタイトル忘れてた…。。

ヤシヤマは、*ないしょゴト*です…。
何度も何度もスイマセン;;


■ サファイア (72回/2012/08/13(Mon) 21:52:31/No4853)


サスカメですv

*お漬物*


オイラの初恋はヤマネだった。でも、その恋は叶わず。オイラは今違う女の子に片想い中。

カメリ「サスケく〜ん」

彼女がオイラの片想い中のカメリ。
優しくておっとりしてるけど、しっかりしている。

サスケ「カメリ、どうしたんだぜ?//」
カメリ「新作の〜お漬物を〜つけてきたの〜。よかったら〜食べて〜」

カメリのつくるお漬物はすごく美味しい。

サスケ「ありがとうだぜ//なにでつけたんだぜ?」
カメリ「えっとね〜、ザマス先生の〜怒った感情の石〜でてけたの〜♪多分辛い〜かも〜」

ザマス先生の怒り…そりゃ辛そうだぜ。
ぶっちゃけザマス先生は苦手。

サスケ「いただきます」ぱく
カメリ「どう〜?」
サスケ「うん、辛いけど美味しいぜ!」

本当のことを言うと超辛い。
ザマス先生どんだけキレてたんだぜ…。。でも

カメリ「よかったぁ〜」

この笑顔が見れるんだったらオイラはいくらでも食べると思う。それがたとえ、激辛であろうが、激苦であろうが、激甘だろうがこの笑顔が見れるなら。

カメリ「そうだ〜今度〜サスケ君に〜漬物石づくりを〜手伝ってほしいの〜」
サスケ「なんの石だぜ?」
カメリ「ラブラブの漬物石だよ〜」

ぶっ/////

サスケ「え?ラブラブってオイラとカメリが!?///」
カメリ「うん〜だめかなぁ〜?私〜サスケくんとしか〜出来ないかも〜。パピィちゃんたちはね〜今喧嘩中なの〜」
サスケ「カメリがいやじゃなければ////」
カメリ「じゃ来週またくるね〜♪」
サスケ「あ、うん。バイバイだぜ」

…これはオイラの一方的な愛なのかだぜ?それとも…?


■ サファイア (74回/2012/08/14(Tue) 23:13:26/No4855)



またまたムルパピですv前回の続き的な


*美味しい*


パピィ「ごほっ、ごほっ」

風邪ひいちゃったでちゅ。
この前風邪ひいたムルモの看病にいったからうつっちゃったのね…。
今日はお母たんもどうしてもはずせない用事があるからって出掛けちゃったし、家にはあたちしかいない。はぁ。

パピィ「寒い…」

ピンポーン♪

そう呟いた瞬間、インターホンが鳴った。

パピィ「…まったく、誰よこんなときに」

渋々起き上がり、渋々玄関に向かう。
足元はフラフラ。

パピィ「はーい…」
がちゃ
ムルモ「パピィ、大丈夫でしゅか!?」
パピィ「!ムルモ!!どうちて…」
ムルモ「エンマ先生から聞いたでしゅよ。風邪って多分僕のがうつったんでしゅよね」

とりあえずムルモを中にいれ、部屋に案内する。

ムルモ「大丈夫でしゅか?」
パピィ「大丈夫よ、あたちは元気だもの」
ムルモ「風邪引いて学校休んでる時点でアウトでしゅう。とりあえず横になるでしゅよ、パピィ」

素直にベッドで横になろう。
はっきりいってだるい、寒い、しんどい、頭いたい。

ムルモ「家の人は?」
パピィ「いないわよ、 出掛けた」

そうだ!!そういえば今二人っきりだわ!!!!!!←
家には誰もいないち、ワオ;

ムルモ「何かしてほしいことありましゅか?」
パピィ「…どうちたの、気持ち悪い」
ムルモ「気持ち悪いって…;;僕の風邪がうつったんでしゅから僕がしっかり看病してあげるでしゅ!!」
パピィ「…逆に熱が上がるわよ」

ムルモに背を向けてボソリと呟く。

ムルモ「そうだ!僕が元気のでる料理をつくってあげるでしゅ!!」
パピィ「お約束の展開が待ってるわよ」
ムルモ「そ、そんな事ないでしゅっ。台所借りるでしゅよ」

といって部屋を出たムルモ。

…あなたは昔からそうだわ。
いつもは腹黒くてぶりっ子でケンカばっかりしちゃうけど、あたちに何かあったら絶対に来てくれるわよね。
本当は優しくて紳士的だって…知ってる。

パピィ「…///寝よ」

目をつぶって夢におちる。

――――…

ムルモ「パピィ!」
パピィ「ん、ムルモ…」
ムルモ「寝てたんでしゅね、起こしてゴメンでしゅ。料理できたでしゅよ」

ムルモがお鍋のふたをあける。するとふわっ、と湯気が立ち上る。それと少し間をあけていい匂いがする。

パピィ「…美味しそう」
ムルモ「えへへ。ムルモ特製『卵おじや』でしゅ!美味しいでしゅよ♪食べるでしゅ」
パピィ「いただきます」

小さなれんげで軽くすくって口に運ぶ。

パピィ「あつっ!!」
ムルモ「どうでしゅか?」
パピィ「…美味しいでちゅ」
ムルモ「よかったでしゅ♪」

多分今まで食べたおじやの中で一番美味しいかも。

ムルモ「早く元気になるでしゅ」
パピィ「へ?」
ムルモ「あ!別に深い意味はないでしゅよ!?///ただ、ケンカ相手がいなかったら調子狂うでしゅ…///」

顔をほんのり赤らめて視線をそらすムルモ。
ヤバい…嬉しい…。風邪ひくのもたまにはいいかも…なんてね。


これもまた愛なのでちゅ!


■ サファイア (75回/2012/08/16(Thu) 18:06:58/No4856)


ハンゾー←ポプリですvオリフェでスイマセン;;


*妖精デパート*


ポプリ「ウ〜!何もするコトがなくて暇だわ・・・」

なんていいながら川原をお散歩中。
お姉さまはお出かけ、友達は旅行中・・・私もいっそのこと旅行に行こうかしら?

ハンゾー「あれ?ポプリなのら?」
ポプリ「!ハンゾー///なんでここにいるの?」
ハンゾー「兄貴はお出かけ、サスケはカメリとデートなのら。ヒマだたかちょっとお散歩してたらポプリ発見なのら」

うわぁ・・今日も可愛いな・・・///
ムルモさんも可愛いと思うけど、ハンゾーも可愛いわ。声とか容姿とか。

ハンゾー「どうしたのら?」
ポプリ「!べ、別にハンゾーのことなんて考えてないんだからねっ!?」
ハンゾー「何もいってないのら;ポプリはどうしたのら?」
ポプリ「別にっハンゾーには関係ないでしょ!お姉さまがお出かけで、友達は旅行中だってことは!」
ハンゾー「・・・(全部いってしまってるのら)」

うぅ・・・なんかまた顔が赤くなってきた・・・。
ハンゾーの前だとなんか顔が赤くなってきちゃうのよね・・・なんでだろ。

ハンゾー「ヒマだったら一緒に妖精デパートに行くのら」
ポプリ「へ?」


――――…

てなわけで、来ました妖精デパート・・・

ハンゾー「お菓子がいっぱいなのら〜♪」
ポプリ「ねぇハンゾー」
ハンゾー「?」
ポプリ「ようせいでぱーと・・・ってなに?」
ハンゾー「え。何って?」

え、何々!?何その心底驚いた顔!?だって本当にしらないんだもん!

ハンゾー「まさか来たことないのら?」
ポプリ「ええ・・だって買い物って初めてだもの」
ハンゾー「(どんだけお嬢様だ)う〜ん、お菓子がい〜っぱい売っているところなのら」
ポプリ「お菓子が・・・?・・・クッキーも売ってる?」
ハンゾー「クッキーならこっちなのら〜」

!!ハンゾーが手をつないできた!!
で私を引っ張る。////なにこの状態wwwwますます顔が赤くなってきちゃった///
・・・普通の男の子に比べたら小さい方だけど、私よりも少し大きい手。やっぱりハンゾーも男の子なんだなぁ・・・。

ハンゾー「ここなのら」
ポプリ「あれ、ここって・・・私の家の店」

だって『ポプリ*パルファム』って・・・確かに私の家が経営しているクッキーやさんの一つ。
こんなところにもお店をだしていたのね。結構並んでるし

ポプリ「なーんだ。ハンゾー・・」
ハンゾー キラキラ+。+。

な、何?このハンゾーの眼の輝きは・・・

ハンゾー「もしかしてポプリの家ってクッキー食べ放題!?」
ポプリ「まぁいっぱいあるけど・・・・」
ハンゾー「行くのら!!ポプリの家にレッツゴーなのら!!!!」
ポプリ「えぇ!?」

そうしてまたもや手を引っ張るハンゾー。


…これを愛だと思います?

300×300

hannzo.jpg
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■ イチゴ★ (34回/2012/08/19(Sun) 09:53:33/No4860)

サファイアさん、こんにちは♪・・・はじめましてですねッ。^^
自己紹介させていただきま〜す。

名まえ イチゴ★    性別 女!

好きなキャラ ミルモ リルム ヤシチ ムルモ パピ、ヤマ、ハン、ゴロ。
   などです。(ほとんどレギュラー;

好きなCP ミルリル、ヤシヤマ、ムルパピ、サスカメ、ワルモ団!(ぇ
                   
長々?すいませんッ!早速感想かかせてもらいますぜ。

きゃぁ〜〜〜♪ か、くぁわいい。全部読み返しました。
ヤ・シ・ヤ・マ。きゅーーーーーんッッッッ!
サ、サスハン、だんごとかすあまとかいってんじゃないよッ!
ヤマネの誕生日なんだよっ!記念日だよっ、パーティなんだよっ(ぇ

ムルパピもはまりました。かわいいw。がんばってくださいネッ!

では☆


■ サファイア (77回/2012/08/19(Sun) 23:15:15/No4861)



>>イチゴ★さん

初めまして!サファイアです^^自己紹介をw

名前*サファイア 性別*♀
年齢*中学三年生
好きなキャラ*ハンゾー、ムルモ、ポンタ、パピィ
好きなCP*ムルパピ、サスカメ

時の妖精ではベルルん、ミラベル、ガイア族ではアクア、ドンピク、その他ゲストキャラでは、ピカリ&カメリ&ユリン姉様を愛しています!
ヨロシクお願いしますねっ。

小説の感想ありがとうございます〜♪嬉しいです^^
可愛いだなんて…イチゴさんはヤシヤマ好きなんですね。確かにヤシヤマ可愛いですよね^^*
最近はヤシ→ヤマが好きだったりしますwwムルパピはムル→パピ、ムル←パピが好きですw
サスハンは天然、天然www愛してるよハンちゃんhshs///
ハンちゃんのお相手はいないんですよね…。

私の文章でよければリクエストもしてみたいですね!イチゴさんも何かあったら遠慮なく言ってくださいっ。

では^^


■ サファイア (79回/2012/08/20(Mon) 22:49:04/No4864)



サスハンですvCPではなくCBですwカメリはいりま〜す


*お菓子な喧嘩*


サスケは意地悪なのら!!
今日も僕に内緒で僕のお菓子を食べちゃったのら!だから僕たちは今、絶賛喧嘩中なのら。

ハンゾー「ふん!サスケは酷いのら、僕だってお菓子食べたかったのら」

お菓子といえば妖精にとってなくてはならないもの。僕たち妖精はお菓子が大好きだから、お菓子のことに関してはそう簡単には許せないってもんなのら!お菓子の恨みは怖いのら〜!

ハンゾー「ぷんぷん」
カメリ「あら〜、ハンゾーくんじゃない〜」
ハンゾー「カメリなのら」

クラスメートのカメリ。おっとりしてて初な子だけど、カメリが漬けるお菓子の漬物は凄く美味しい。
僕の頭の中ではカメリ=サスケの恋人(まだ違うけど)なってるのら。

カメリ「どうかしたの〜?」
ハンゾー「聞いてほしいのら!サスケったら…」

カメリにサスケに対する愚痴を言った。
カメリは女子にしては話しかけやすくて、意外にモテる。

ハンゾー「どう思うのら?」
カメリ「クスクス」

話終わったら、カメリが笑っているのに気づいた。

ハンゾー「なんで笑ってるのら?」
カメリ「いや〜、サスケくんと〜ハンゾーくんは〜仲がいいのね〜って〜」
ハンゾー「え?」

今の話聞いてたのら?カメリ。

カメリ「私は〜喧嘩なんてする相手が〜いないから〜ちょっと羨ましいなぁ〜て。お菓子のことで〜喧嘩したこと〜ないもの〜」
ハンゾー「羨ましいのら?」
カメリ「うん〜。ほら〜、喧嘩するほど〜仲がいいって〜いうじゃない〜」

喧嘩するほど…?

サスケ「ハンゾー!」
ハンゾー「…サスケ…」
カメリ「あ〜、サスケく〜ん」

サスケがこっちにくる。

サスケ「か、カメリ///な、なんでだぜ!?」
カメリ「ハンゾーくんと〜あったから〜ちょっと話してたの〜」
サスケ「そっか…///あ、あのハンゾー!これ」

そういって差し出したものはすあま。僕の大好物。

ハンゾー「これは…?」
サスケ「あの、勝手にお菓子食べてゴメンだぜ!」
ハンゾー「サスケ…!」
サスケ「一緒に食べようだぜ」
ハンゾー「…うんなのら!カメリも一緒に食べるのら〜♪」
カメリ「うん〜」
サスケ「ドキドキ///」
ハンゾー「あれ?サスケ、顔真っ赤なのら」
サスケ「う、うるさいんだぜ!」

これは僕らの友情愛のお話だったのら〜♪


■ イチゴ★ (35回/2012/08/21(Tue) 20:51:21/No4867)

サファイアさん、こんばんはッ!いきなりですが、リクエスト
させていただきます♪

ヤシヤマのつづきとか・・・。とにかくヤシヤマなら、なんでもいいので!!
プレセントの続きがきになるのです・・・。ヤマネちゃんッ♪よかったね☆
ヤシチからプレセントなのら〜。

話が変わッて、サスハンよかったですよぉ。^^かわいいの。
ケンカになりましたが、ぶじ仲直り〜♪二人の仲は永遠不滅ですな!

短いですが、では☆


■ サファイア (80回/2012/08/21(Tue) 22:07:14/No4869)



イチゴ★さんリクエスト>ヤシヤマで*ないしょゴト*の続き


*小さな花は*


ヤシチ「ぅ〜ん、いい天気だなぁ…」

青い空、澄んだ空気、心地よい風、これほどまで気持ちいい朝を迎えたのはいつぶりだろうか。窓から入る太陽の光がそう思わせる。

コンコンコン

玄関からノックの音、誰だ?こんな朝早くに。

サスケ「兄貴ー♪」
ハンゾー「おはようございますなのら〜♪」

サスケにハンゾー。拙者の弟子である。

ヤシチ「こんな朝早くにどうしたのだ?」
サスケ「兄貴もしかして今日なんの日か覚えてないのかだぜ」
ハンゾー「なのら〜」

今日は…あぁ、そうか

ヤシチ「…ヤマネの…誕生日」
ハンゾー「早くお祝いにいくのら〜♪」
ヤシチ「ま、待て!拙者は今起きたばっかりなのだ!しかも朝早くから行っては逆に迷惑だろうが!」
サスケ「ヤマネはずいぶん前から自主練に剥げんでいるんだぜ」

へへん!と胸をはるが、貴様らも励め。

サスケ&ハンゾー「兄貴〜…」
ヤシチ「…はぁ、ちょっと待ってろ…」
サスケ「わ〜い♪」
ハンゾー「ちょっと待つのら〜♪」

――――――…、

いた、ヤマネ。

ヤマネ「てやぁ!ヤマネ覇転弾!!」

確かに自主練に励むヤマネの姿が。

サスケ「お〜い、ヤマネ〜!」
ヤシチ「あ、おいっ」

拙者たちに気づいたのかヤマネは嬉しそうにこっちに来た。

ヤマネ「兄様、先輩方おはようございます!」
ハンゾー「おはようなのら〜」
ヤマネ「今日は早いのでございますね」

ニコと微笑むヤマネ。少しだけポニーテールが揺れる。

サスケ「へへ〜実は〜♪」
ハンゾー「ハッピーバースデーなのら〜!」

ヤマネが驚く。

サスケ「兄貴っ」
ヤシチ「わ、分かってるのだ!!…ヤマネ、誕生日プレゼントだ」
ヤマネ「え!?///兄様か私に…?」
ハンゾー「皆で選んだのら〜」

ヤマネはプレゼントを受け取り、プレゼントをぎゅっと抱き締める。

ヤマネ「ありがとうございます、兄様、先輩方。ヤマネは嬉しいでございます…」
ハンゾー「よかったのら」
サスケ「開けてみるんだぜ」
ヤマネ「はい!」
ヤシチ「あ、あの大したものじゃないぞ!?///」

ヤマネはプレゼントを大事に袋が破けないように開けていく。

ヤマネ「これは…!!」

黄色と薄いオレンジ色のした小さな花の形をした髪飾り。

ヤシチ「修行もいいけど、ヤマネも年頃の女なんだし…オシャレって感じで」
ハンゾー「…気に入らなかったのら?」
ヤマネ「いえ、とても気に入ったでございます!」

そういうとヤマネは髪飾りをつけて

ヤマネ「どうでございますか?」ニコッ
ヤシチ「///!!」
サスケ「似合うぜ、ヤマネ!」

小さな花はヤマネによく似合った。

ヤマネ「サスケ先輩、ハンゾー先輩。本当にありがとうございますっ」
サスケ「えへへ…」
ハンゾー「なのら〜」
ヤマネ「…ヤシチ兄様…あの、本当に嬉しいでございます。ありがとうございます。これからも兄様の元、ご指導お願いします!」
ヤシチ「あぁ、よろしくなヤマネ」

これも一種の愛なのだ!



■ イチゴ★ (39回/2012/08/26(Sun) 10:08:13/No4880)

こんにちは☆ イチゴ★ですッ。

リクエストに答えていただき、ありがとうございますッ!
やっぱり私は、ヤシヤマひとすじですっ!
えへ・・・♪

オレンジの花、ヤマネちゃんによく似合いそうですねッ♪
ぅおう・・・。ヤシチ、そこを変わりなさい!!
そこは私の場所だ! おッほん!
あぁぁ、いいですなァ。
サファイアさんの書く、小説大好きですッ^^
頑張ってください★

では☆


■ うさぎ (1回/2012/09/23(Sun) 18:58:48/No4912)

初めまして!
前に見たミルモでポン!をまた見たいと思い、
動画を検索して見ています
ヤシヤマ良いですね!
サファイヤさんの小説は、いくつか見させて頂きました。
どれも面白いです
これからも頑張ってください!


■ サファイア (82回/2012/09/29(Sat) 17:45:15/No4916)



こんにちわっ♪サファイアです(*^^*)

>イチゴ★さん

こちらこそリクエストしてくださってありがとうございます!
イチゴ★さんはヤシヤマ好きですか…!私はムルパピ好き好きですが、ヤシヤマも好きですw

プレゼントのセンスもなんか無いような…ヤマネ自体はオレンジが似合いそうです。
好きといってくださって嬉しいです><サファイアももっと頑張りますねっ。

>うさぎさん

初めましてです♪
わーい、ミルモ好きさんだあ((
今ミルモは再放送していますよ!YouTubeにはキャラソンなどが数多く存在していてイイですよねwうらはらはぁと、ふたりゴトが好きであります←聞いてねーよ

私の小説見てくださいましたか!!はわわ…ありがとうございます!!///
出来が悪いものばかりですが、暇潰し程度で読んでくださいませ〜。

では^^


■ サファイア (84回/2012/10/27(Sat) 21:58:26/No4930)



ミルリルですvv

*嫉妬*


私たちが婚約者同士になってから、まもない頃の話、魔法幼稚園に通ってた頃ですわ。

ミルモ「ツツジ先生〜」

はぁ、婚約者のミルモ様は担任のツツジ先生に甘えてました。

ツツジ「あらあら、ミルモ君ったら」

にっこりと微笑む先生。
この笑顔でさらにでれっとなさるのですよね、ミルモ様は。

確かに先生は美人で大人っぽくて、おまけに優しいから。小さい私が勝てる要素なんてないです。
でも…

ミルモ「先生〜」

やはり私にも嫉妬というものがありまして。

リルム「ミルモ様〜」
ミルモ「げ、リルム…」
ツツジ「あら、リルムちゃん」
リルム「ねぇ、ミルモ様。あちらで私と一緒に遊びましょう!」
ミルモ「げぇ〜、リルムと〜?」
ツツジ「ふふ、二人は本当に仲がいいのね」

笑顔を見せる先生。にまたデレデレなさるミルモ様。

リルム「勿論ですわ!『婚約者』ですものっ!」

あえて強調しました。

ツツジ「ふふ、ミルモ君、行ってきたら?」
ミルモ「…ちぇ」
リルム「行きましょう!」

ミルモ様の手を取り走る。走ると言っても小走り程度で。

ミルモ「はぁ、ったく。せっかくツツジ先生と話してたのに!」
リルム「申し訳ありません。でも…」
ミルモ「でも??」
リルム「好きだから、嫉妬したのですわっ」

少し強気な顔で言ってみる。

ミルモ「はぁ?なにいってんだよ…。いいか、リルム俺はなぁ…」
リルム「分かってますわ!」

ミルモ様の手を離して微笑む。

リルム「まだ無理だとしても、いつか…大きくなったら必ずミルモ様に好きと言わしてみせますわ!」
ミルモ「!」
リルム「ふふ、さっ、アンナさんたちのところに行きましょう。ペータさんたちもいますわ♪」
ミルモ「…おぅ」

必ず振り向かせると宣言した。だから必ず。
あなたを振り向かせてみせますわ。

嫉妬もまた愛なのですわっ!






■ まみいー (9回/2013/04/20(Sat) 19:31:19/No5231)

サファイアさんはじめまして!
小説見てます!全部とっても
面白いです!
あ!自己紹介しますね!

名前 まみいー

性別 女

好きなキャラ 妖精忍者(全員)
パピィ
イカス
ワルモ団(三味線を弾く)
アクミ
安純
好きなCPムルパピ
です^_^
サファイアさんのしょうせつで
ムルパピが一番キュンと
きちゃったりして❤
いつもサファイアさん
のを探しているんです!
他のも読むんですが
やっぱりサファイアさんのは
中でもはまるかな!
では!




5233/ ムルモ&パピィ
□投稿者/ まみいー -11回-(2013/04/21(Sun) 00:08:35)
□U R L/ http://なんて不可思議

いつも通り
の学校2年6組
ミルモが
楓の机の中でぐうたら
している。
安純はヤシチと
作戦を練っていた。
結木とリルムは
安純とヤシチが何をする気だ?
というヤレヤレ顏で見ていた。

2年1組では、松竹くんが
松竹「あ~あ南さんと同じクラスだったらな
そうだったら勉強中にも南さんの顏が
見れるのになあ」
ため息をついていた。
するとムルモが呆れた顔つきで
ムルモ「一体なにをなやんでいるんでしゅか?
楓しゃんならいつも会っているじゃない
でしゅか」
松竹「もう!ムルモは恋心が
分からないなあ ムルモは
好きな人とかいないの?」
松竹君はムルモに真っ直ぐな視線で聞いた。
ムルモ「僕でしゅか?
秘密でしゅ」
ムルモはいたずらな笑顔で言った。
松竹「え~~気になるよ」
松竹君が物欲しそうに言った。

妖精学校1年教室では
うさぎの耳の可愛らしい
パピィがムルモのことを
考えていた。
パピィ「ムルモ〜〜〜会えるかちら
今日こそは好きって伝えるんだから」
パピィはムルモのことばかりで
授業が終わった。

ーーーキーンコーンカーンーーー
チャイムがなる。
その瞬間パピィが窓から
飛び出て人間界へ行った。
松竹「知りたいなー」
ムルモ「な.い.しょでしゅ」
まだそんなやり取りをしている中
「ムルモーーーー」
ムルモ「なんでしゅか?」
パピィ「あたちよ!」
パピィが窓に立っていた。
ムルモ「なんでパピィがいるんでしゅか!」
パピィ「あら!あたちがわざわざ
きてやったのよ」
ムルモ「別にきて欲しくなかったでしゅ
帰ってくだしゃーーい」
パピィ「なによ、、、
あたちだってあたちだって
ムルモなんか大嫌いよーー」
ふたりは大げんかになり、
いつものパターン。
パピィ「はっあたちったらまた、、」
ムルモはボコボコになって倒れている。





■ まみいー (12回/2013/04/21(Sun) 00:46:12/No5234)
http://なんて不可思議


パピィ「決めたんだもん。
ムルモあたちが運んで
あげるわ」
ムルモ「ほえっ」
ムルモにはとても
信じられなかった。
でもパピィは
真剣な顔だ。

パピィ「結構あんた重いのね」
パピィはフラつきながら
自分の家に運ぼうとする。
パピィからでる汗は
ムルモからは、変に感じた。
ムルモ「大丈夫でしゅ」
ムルモはパピィからおりよう
とする。
でもパピィがその手を掴んで
パピィ「だめよ!
こんな体で、、、」
そういうとムルモを
優しくベッドにのせた。
ムルモを優しく包み込む
パピィの部屋でムルモは
ついウトウトしてしまった。
目が覚めるとそこには
可愛い女の子がいた。
「目、さめた?」
起きると
ムルモ「あれえええ
パピィ!いつの間に
そんなにかわいくなってん
でしゅか」
パピィ「へ」
パピィはびっくりしました。
ムルモがきずくと
あしには包帯が巻かれて
ありました。
いたみもほとんど引いています。
ムルモ「パピィ!ありがとでしゅ///」
パピィ「どういたちまして!
ハイ!特製スープ!
一生懸命作ったの
絶対元気になるわ!」
ムルモ「なんでで
しゅか」
パピィ「ムルモが
元気になれるように
おまじないかけたからよ!」
ムルモ「じゃあ、いただきましゅ」
ムルモはスプーンでのもうとせず、
直接飲んだ。
パピィ「スプーンで飲んだら。」
ムルモ「いやでしゅ!パピィの
作ったスープは直接飲まなきゃ
意味がないでしゅ」
パピィ「///」



■ まみいー (13回/2013/04/21(Sun) 01:03:56/No5235)
http://なんて不可思議


そこでムルモは
パピィがボロボロ
になっていることに
気がついた。
なぜか自分にここまで
やってくれてるのが
とってもうれしかった。
ーー恋、、何でしゅかね、、ーー
ムルモ「とっても美味しいでしゅよ!
このスープ!一口飲んで見て
ください!」
パピィ「でも
それって
か、かん、、
かんせつ、、
なんじゃ、、」
ムルモ「いらないんで
しゅかとっても美味しいのに」
ムルモ(いつかぼくも
看病して
あげましゅね!)

何よりも大切なのは

あなたの笑顔

ケンカしても

それでもキライ

っていう訳じゃない

君に素直になれない

それでもいつも

みている

スキだから

いいよね?


お終い
見てくれてありがとう
ございました。
ながかったー!
手がつかれて
しまいました。
ほんとうに
ここまでありがとう
ございました^_^





4922/ ☆★クレヨンゴールデン★☆
□投稿者/ アニス -101回-(2012/10/08(Mon) 20:31:23)

皆さん、こんばんは^^

皆さんは【クレヨンしんちゃん】をご存じでしょうか?
私は子供のころから(現在20歳)クレヨンしんちゃんが大好きで、今でもパソコンで動画を見ています。勿論、アニメも見ています。
現在小説で書いている【☆わんだほう☆】とともに書いていきます。とはいいつつも、【☆★クレヨンゴールデン★☆】はそこまで長くは書きませんので^^;

それでは、ミルモでポン!とクレヨンしんちゃんを合体させたお話を書いていきますね♡

第1話【野原家との出会い】

電車が走ってる。その中にはあのいつものメンバーのミルモや楓たちがいた。楓たちはすわっていないで立ってた。
楓は窓の景色を見ている。結木は本を読んでる。安純は結木にしがみ付いてる。松竹は窓の景色を見ている。そして、ミルモたちも
楓たちは、ゴールデンウィークのお休みの日に埼玉県の春日部市に遊びに行くところです。
なぜなら、春日部に最高に美味しいチョコレートケーキがあるとCMであってたのをミルモが見て、行きたいと言い出したからだ。

埼玉県春日部市に到着
楓「あ〜空気がおいしい〜」
ミルモ「やっと着いたぜ〜。なぁなぁ早くケーキ買ってくれよ〜!」
楓「え〜今着いたばかりでしょ」
安純「春日部市ってどうゆうところか楽しみね〜結木君♪」
楓「あ〜日高さんダメ〜!!」
安純「何よ!!」[怒]
楓と安純は火鉢ってる
皆「・・・」[汗]
ミルモ「春日部に来てまで喧嘩するなよな〜」[汗]

ミルモたちは今、予約している宿に行くところ。そこの近くには公園がある。
公園には5人の子供がいる。それは、クレヨンしんちゃんの主人公の野原しんのすけ、風間君、マサオ君、ネネちゃん、ボーちゃんのかすかべ防衛隊のメンバーだ。
ネネ「もう、あなたったらまた酔っぱらっちゃて!!」
マサオ「ごめん。どうしても社長に付き合わされちゃって」
しんのすけ「オラ、今日はここに泊まるぞ〜・・・」
ネネ「んまぁ〜冗談じゃないわ!!」
丁度、楓たちが通る
安純「あの子たち、何やってるのかしら」
ヤシチ「あれはお飯事だな」
リルム「楽しそうですわ〜」
松竹「だけど、聞いていたら子供らしくないなぁ・・・」
しんのすけ「オラお飯事あ〜きた」
ネネ「えぇっ!?」
風間「じゃあ他の遊びにしようよ!!」
マサオ「賛成!!」
しんのすけ、風間君、マサオ君、ボーちゃんはいつものように嬉しそう
ネネ「逃げたな・・・」
ネネちゃんは小声で言った。しんのすけはミルモと目が合った
しんのすけ「おっ?」
ミルモ「?」
しんのすけは妖精たちを見ているかのようだった。楓たちは公園から放れて行ってる時、しんのすけはミルモたちの所に早歩きしてくる
がしっ
ミルモ「お?」
しんのすけはミルモを捕まえた
楓たち「!!」
しんのすけ「人形が団扇で空を飛んでるぞ〜」
ミルモ達「えぇっ!?」
ミルモ「おめぇ、俺たちが見えるのかよ?」
しんのすけ「人形がしゃべったぁ!! これは、儲かるかもしれないぞ」
ミルモ「質問に答えろー!!」[怒]
ヤシチ「拙者たちは人形ではないぞ!!」[怒]
しんのすけ「だったら何者なんだ!!」
リルム「私たちは妖精ですの」
しんのすけ「おぉ〜絵本に出てくる妖精ちゃんとは全然違うぞ。顔でかいし、脚短いからガッカリだぞ〜」
ミルモとヤシチ「なんだとー!!」[怒]
楓「2人ともっ!!^^;」
しんのすけはタコに気付く
しんのすけ「おぉ〜黄色のタコだぞ〜」
タコ「ワイはタコやなくてタコスや〜!」
しんのすけ「うわ〜タコがしゃべったぞ〜!! このタコ、儲かるも・・・」
タコ「せやからタコやないてゆーてんねん!! このジャガイモ頭がぁ!!」[白目]
しんのすけ「そんなに怒らなくてもいいじゃん。怒りっぽいんだから」[汗]
ミルモたち「・・・」[汗]
楓「ねぇ、妖精が見えてるってことは、妖精と住んでるの?」
しんのすけ「オラ、妖精は初めて見たぞ。一緒に住んでないぞ」
ミルモ達「えぇっ!?」
タコ「不思議な方ですわぁ」
しんのすけ「オラ野原しんのすけ、5歳! 好きなものは綺麗なお姉さんとアクション仮面♪ 趣味はオラのプリティなお尻を出すこと〜♪ ブリブリ〜」
しんのすけはお尻を出してお尻フリフリしてる
楓たち「・・・」[汗]
安純「何なのこの子?」[汗]
安純の眉は引きつってた
タコ「恥じらいというものがありまへんやろか」[汗]
楓「わ、私は南楓^^;」
松竹「僕は松竹香!^^;」
しんのすけ「よろしく〜!」
ムルモ「かなり変わってる子供でしゅ」[汗]
・・・「しんのすけ〜!!」
風間君の声だった。風間君たちはしんのすけのところに来た
しんのすけ「風間く〜ん! わざわざオラに会いに来たなんて〜オラ、嬉しい〜♪」
しんのすけは風間君にスリスリしてる
風間「キモいことするなよ!!」[怒]
楓たち「・・・」[汗]
風間「あっ・・・どうもしんのすけがご迷惑をおかけしまして・・・」
楓「ううん。(うわ〜礼儀正しい子)」
しんのすけ「だって見てみて〜ここに妖精がいっぱいいるんだもん」
ネネ「え? 妖精??」
マサオ「しんちゃん、何言ってるの??」
ボー「妖精はいない・・・」
しんのすけ「え? だってほら、ここに妖精が・・・」
風間「しんのすけ、いい加減にしろよ。お姉さんたち、困ってるだろ」
しんのすけ「え〜!? 皆何言ってるの?? オラ、楓さんたちを困らせてないもん!!」
ボー「でも、妖精というより、黄色のタコがいる・・・」
ネネ「言われてみれば・・・」
マサオ「こんなタコ見たことないよ」
風間「こ、この僕も初めてみた・・・。美味しいのかなぁ??」
タコ「せやからタコやないてゆうてんねん!!」[怒]
風間たち「しゃべったぁ!!」
風間君たちはタコから離れた
しんのすけにはよく分からなかった。なぜなら、ミルモたちの存在を否定している風間君たちだが、タコの存在を認めているからだ。
安純はこそっと
安純「ちょっとこれ、どうゆうことなのよ。どうして、この子(しんのすけ)だけが」
結木「要するにしんのすけ君だけが特別に見えてて、他の子たちには見えてないわけだな」
松竹「江口さんの時だって、最初はそうだったけど、もうダアクは封印されているんだし・・・」
楓「・・・」
風間「しんのすけ、そろそろ行くぞ」
しんのすけ「え〜?? オラ、妖精に会えたんだからもう少し一緒にいるぞ!!」
マサオ「もうそんな嘘つかなくてもいいから!!」
ネネ「そんなのいるわけないじゃないの!!」
楓「あ、あのね、私達ちょっとしんのすけ君とお話あるから・・・^^;」
風間「わかりました。皆、行こう」
風間君たちは行った
しんのすけ「何だよ風間君たち!!」
ミルモ「おい、しんのすけは妖精と暮らしてないって言ったよな?」
しんのすけ「うん。妖精に会うのも初めてだぞ」
ミルモ「そうか。それと俺はミルモ」
リルム「私はリルムと申します♪」
ヤシチ「拙者はヤシチ」
ムルモ「僕ムルモでしゅ〜」
しんのすけ「おぉ〜! 初めて聞く名前だぞ〜」
ミルモ「それとよ、普通は妖精と暮らしてない人間は俺たち妖精が見えないんだよ」
しんのすけ「えぇ〜!? じゃあどうしてオラだけ見えてるの??」
楓「それが分からないのよ・・・」
グゥ・・・
ヤシチ「それはそうと腹が減ったのだ」
ムルモ「僕もでしゅ」
しんのすけ「じゃあオラん家来る?? 母ちゃんが御馳走してくれるぞ」
松竹「でも悪いよ」
結木「気持ちは嬉しいけど、俺たち他のところに行くよ」
しんのすけ「えぇ〜せっかく友達になったんだから、オラん家行こうよ〜」
楓「でも・・・」
ミルモ「しんのすけが誘ってくれてるんだ。行こうぜ」

しんのすけん家に着いた
しんのすけ「ここがオラん家だぞ。母ちゃん〜おっかえり〜!」
安純「ただいまでしょ」[汗]
みさえ「んもう、ただいまでしょ〜。あら? お友達??」
しんのすけ「さっき会ったばかりだぞ〜」
みさえ「あれ?? この小人みたいなものは何?」
ミルモたち「えぇっ!?」
しんのすけ「母ちゃん、ミルモたちが見えるの?」
みさえ「ミルモ?」
ミルモ「俺のことだよ」[汗]
みさえ「わぁっ! しゃべったぁ!! これは一体何なのよ」[汗]

−−−妖精の事についての説明−−−

皆、しんのすけの家に上がってる
みさえ「なるほど・・・。ミルモたちは人間に見えなくてもタコスはどんな人にも見えてるってわけね。でもどうしてその妖精が私やしんのすけにだけ見えてるのよ」
ミルモ「俺たちも分かんねぇんだよ」
ひまわりは目を覚ました
みさえ「あ〜ひまちゃん、起こしちゃったみたいね〜」
ひまわり「!! きゃきゃ?」
楓「可愛い〜♪」
松竹「本当だね!」
ムルモ「僕に比べたら全然大したことないでしゅ」[怒]
ひまわりはミルモたちを見ているかのようだった。ひまわりは歩く
ひまわり「きゃきゃきゃきゃ」
ひまわりはムルモを捕まえた
ムルモ「ほえっ!?」
ひまわり「きゃきゃきゃきゃ〜〜〜!!」
ひまわりはムルモを振り回した
ムルモ「ほえぇ〜〜〜〜」
松竹「ムルモ〜」
みさえ「こらっひまわり、止めなさい!!」
ひまわりはムルモを投げ飛ばした
ひまわり「きゃきゃきゃきゃきゃ〜〜〜〜!!」
ひまわりは楽しそう
しんのすけ「ひまにもミルモたちが見えてるぞ!!」
ミルモ「みたいだな〜」
ムルモ「何で僕がこんな目に。最悪でしゅ・・・」
ムルモは疲れてた
ひまわりは松竹を見て、目がキラキラした
松竹「どうしたの?」
ひまわりは松竹にしがみ付く
ひまわり「きゃきゃっ♪」
松竹「わっ・・・」
しんのすけ「どうやら、香君のことが気に入ったみたいだぞ。ひまわりはイケメンや綺麗な宝石やアクセサリーには目がないからねぇ」
楓「そうなの」
安純「生意気な子供に育ちそうね」
しんのすけ「そうそう、母ちゃんに似ましたからなぁ☆」
ガンッ。みさえはしんのすけに拳骨した
みさえ「余計な事は言わんでよろしい!」
楓たち「・・・」[汗]
ひまわりは松竹にまだ甘えてて幸せそうだけど、松竹は少々困ってる
ヤシチ「(安純と同じくらい凶暴かもしれん)」[汗]
結木「これだけ、家族が見えてるってことはしんのすけ君のお父さんにも見える可能性が高いかもな」
安純「そうよ! 絶対そうよ! さっすが結木君♪」
しんのすけ「晩御飯が出来る前に足くさ父ちゃんが帰ってくるから」
楓「足くさ父ちゃん???」[汗]
ヤシチ「それはそうと拙者腹が減ったのだ」
しんのすけ「そうだった。母ちゃん、ミルモたちも晩御飯いいよね!?」
みさえ「えっ・・・え〜・・・そんな急に言われても楓ちゃんたちにはちゃんと予約しているホテルがあるのよ」
しんのすけ「でもオラ、約束したもん!!」
楓「あっ、私達、帰ります!!」
しんのすけ「オラは嫌だぞ!! 一緒にご飯食べるんだもん」
みさえ「(本当は出て行ってほしいんだけど、ここで出て行かせると不親切に感じちゃうよね・・・)・・・じゃあ、しんのすけの言うとおりに一緒にご飯食べましょう^^」
結木「でも・・・」
ミルモ「しんのすけの御袋もそうやって言ってるんだし、いいじゃねぇか!!」
ヤシチ「拙者ももう、腹が減って我慢できないのだ」
楓「じゃあ、すみません・・・^^」
みさえ「いいのよ〜。遠慮しないでね^^・・・(妖精共は少しは遠慮せろってーの!!)」[汗]
安純「(ぜ〜ったい無理してるわね)」
リルムは飼い犬のシロに気づく
リルム「あら?」
結木「どうしたんだリルム?」
シロ「ワンワンワンワン」
結木はベランダの窓を開けた
シロ「ワンワンワンワン」
シロはリルムに挨拶してる
楓「わぁ〜可愛い♪ 犬飼ってるんだね^^」
しんのすけ「シロだぞ」


ひろし「ただいまー」
みさえ「おかえりなさい」
ひろしは靴が多いのに気付く
ひろし「ん? 靴が多いけど、お客さんか??」
みさえ「うん、ちょっとねー^^;」
ミルモ、妖精たちは玄関の前に来た
ミルモ「これがしんのすけの親父かぁ〜」
ひろし「ん? おい、何だよこの小人みたいなのは」
ヤシチ「おぉ、やはりお主も拙者たちが見えるのか!!」
ひろし「しゃっ、しゃべったぁ〜!!」
ひろしは気絶した
みさえ「あ、あなたー!!」
しんのすけ「父ちゃんが死んじゃったぞ」
ミルモ「気絶しただけだ」
ムルモ「驚き過ぎでしゅ」
リルム「無理もありませんわ」
楓たち「・・・」[汗]
結木「とりあえず、向こうに運びましょう」
みさえ「そうね」
リルム「私たちは靴を並べましょう」
ムルモ「でしゅ」
楓やみさえたちはひろしを運んでる
ミルモたちはしんのすけたちの靴を綺麗に並べてた
ミルモ「くっ!!」
ミルモはひろしの靴の臭いを嗅いでしまった
ミルモ「くっせ〜〜〜〜〜!!」
ミルモは気絶した
リルム「あぁ〜ミルモ様!!」
リルムはミルモの所に来て、ひろしの靴の臭いがした
リルム「・・・たっ、たまりませんわ・・・」
リルムも気絶した
ヤシチ「強烈だな・・・」
ムルモ「こんなに靴が臭い人は生まれて初めて見たでしゅ・・・」
ヤシチもムルモも気絶した
タコ「ごっつ臭いですわ〜・・・」
タコも気絶した
しんのすけ「皆、気絶しちゃったぞ」
みさえ「あらあら、可哀そうに」
楓たち「・・・」[汗]

−−−そして、ひろしにもミルモやタコの説明をした−−−

ひろし「なるほどな〜。妖精にロボット・・・俺たち野原一家には見えてるのが面白いなぁ。まぁ、今夜はゆっくりしていってくれ」
楓「本当にすみません」
ひろし「いいのよいいのよ」
しんのすけ「よかったら、泊まっていったら?」
ミルモ「俺は賛成だぜ〜!!」
楓「ちょっとミルモ!!」
ひろし「かまうな、せっかくミルモたちに出会ったんだし、しんのすけにも新しい友達が出来たことなんだし、ひまも喜んでることだし」
ひまわり「きゃきゃ〜」
ひまわりはまた松竹に甘える
松竹「あはは^^」
安純「それではご遠慮なく〜♪」
ひろし「おぉ〜安純ちゃん、笑顔が可愛いなぁ」
安純「あらぁ、見る目あるじゃないの!!」
みさえ「お待たせー!!」
みさえは天ぷらに肉にいろんなご飯を持ってきた
ミルモとヤシチとムルモ「おぉ〜☆☆」
3人は涎を垂らしてる
楓「美味しそう!」
しんのすけ「母ちゃん、楓さんたち、ここに泊まるから」
みさえ「えぇ〜!! そんな急に・・・」
ひろし「ケチケチするなよ〜。せっかく賑やかになったんだからよ〜」
結木「あの、無理があるなら、俺たち、別の宿でお泊りしますから・・・」
みさえ「いいのよ〜遠慮しないでね〜^^」
安純「よかったぁ〜さっき、予約していた宿、取り消ししたばかりだったからね〜」
ヤシチ「(安純と同じくらいケチかもしれない・・・)」

こうして、ミルモたちは野原家の人々に会いましたとさ

終わり・・・


■ アニス (106回/2012/11/10(Sat) 20:45:36/No4937)

こんばんは☆

第2話【かすかべ防衛隊の子供たち】

翌朝。野原家と楓たちは朝食を食べ終わった
皆「ごちそうさまー」
ミルモ「ふぅ〜美味かったぜ〜」
みさえ「当然よ☆!!」
ひろし「んじゃ俺、行ってくるわ」
みさえ「いってらっしゃーい」
楓「お気をつけて」
ひろし「ありがとよ」
ひろしは家を出た
みさえ「しんのすけ、用意できてる?」
しんのすけはいない
安純「しんのすけならトイレに行きましたよ」
みさえ「えぇっ!? ちょっとしんのすけーバス来ちゃうわよ!!」
しんのすけ「え〜オラまだかかるぞ〜」
松竹「いつもこんな感じなのかな?」[汗]
楓「う〜ん・・・」[汗]
ムルモ「面倒くさそうでしゅ・・・」[汗]
結木「あの・・・今はゴールデンウイークなので幼稚園もお休みなのでは・・・?」
みさえ「あ〜そうだった!!」
安純「親馬鹿」

ミルモ「も〜いいかい」
しんのすけとリルムとヤシチとムルモとタコ「もういいよ〜」
ミルモたちはかくれんぼしてた
ミルモ「さ〜て、皆どこにいるんだぁ〜?」
ミルモは2回の部屋やトイレなど、探し回ってる
ミルモ「くそ〜アイツら、何所に隠れてるんだぁ?」
楓たちはみさえとひまわりと一緒にテレビ見てる
ミルモ「ここかな?」
ミルモは箪笥の中を開けようとする
みさえ「この中はダメェー!!」
ミルモ「え?」
ミルモはもう、箪笥の中を開けてしまった。そして・・・ドダダダダー・・・。見事にアニメのようにいろいろな物がありすぎて、散らかってしまった
ミルモ「うわあぁぁー!!」
楓「ミルモッ!!」
みさえ「あ〜・・・」[汗]
しんのすけたちは出てきた
ヤシチ「何だこれは!?」[汗]
ムルモ「山のようでしゅ」[汗]
タコ「整理整頓ができてないやないですかぁ」[汗]
楓はミルモを助けた
楓「大丈夫ミルモ?」
ミルモ「くそーひで〜目にあったぜ。何でこんなに整理整頓ができてねぇんだぁ?」
みさえ「悪かったわね!! あ〜また片付けなきゃ」
安純「それならご心配なく。ヤシチ、今すぐ片付けなさい」
ヤシチ「えぇ〜何で拙者がぁ?」
安純「あんたの得意分野でしょ!!」
みさえ「そうなの!?☆ それじゃあお願いしようかしら。よろしくねヤシチ!」
ヤシチ「妖精使いが荒い女共だ」
安純とみさえ「何か言った!?」[怒]
ヤシチ「な、何も言ってないのだー!!!」
みさえ「そうそうヤシチ、ついでにお皿洗いとお洗濯もよろしくねぇ♪」
ヤシチ「・・・」[汗]
ミルモ「仕事が増えたなぁヤシチ」
ヤシチ「うるさーい!!」
楓たち「^^;」

そして・・・
ヤシチ「終わったぁ〜・・・」
しんのすけ「おぉ〜母ちゃんよりずっといい母ちゃんになれそうだぞ〜」
ヤシチ「拙者は男だぁー!!」[怒]
みさえ「本当に綺麗になったわー。すっごーい!! じゃあ、今夜のお風呂掃除も頼もうかしら」
ヤシチ「いい加減にしろー!!」[汗]
タコ「うわ〜安純さんにそっくりや〜」[汗]

そして・・・
みさえ「しんのすけー、シロのお散歩に行って来てー」
しんのすけ「えぇ〜」
みさえ「えぇ〜じゃないでしょ。あんたが責任もってお散歩に連れて行く約束だったでしょ」
しんのすけ「オラ、そんな約束してないぞ」
みさえ「嘘おっしゃい」
ミルモ「しんのすけー行こうぜ。俺、春日部の町に行ってみたいしよ〜」
リルム「賛成ですわ〜!」
しんのすけ「えぇ〜オラ、今日は外に出たくないもん」
結木「皆でお散歩に行けば楽しくなるよ」
楓「お散歩の途中にチョコビ買ってあげるから!!^^;」
しんのすけ「そうだよね〜可愛いシロを放っておくことはできん!!」
シロ「・・・」[汗]
ヤシチ「ミルモそっくりだな」
ムルモ「僕も同じ意見でしゅ」
タコ「それでは出発やでー!!」

しんのすけたちは散歩の途中、マサオ君の家を通る
しんのすけ「マサオ君家だぁ!」
リルム「マサオ君??」
しんのすけ「とても泣き虫でおにぎり頭の男の子だぞ」
楓「おにぎり頭??」[汗]
しんのすけ「マサオく〜ん!! マサオく〜ん!!」
すると、逆の家からマサオ君が出てきて
マサオ「あぁ〜やっぱり・・・」
松竹「え?」
しんのすけ「また引っ越ししたの? 引っ越したなら早く言ってよ」
マサオ「ずっとここに住んでるよ!! いい加減覚えてよ〜」
ミルモ「コイツ、昨日しんのすけと一緒にいた奴だ」
マサオ「しんちゃん、昨日から思ってたんだけど、この人たちと知り合いなの?」
しんのすけ「昨日会ったばかりだよ。だって、ミルモたちを見たとき、ビックリしたんだもん」
マサオ「ミルモ?? あぁ〜この喋るタコのこと?」
タコ「僕はタコスですぅ。昨日も言ったやありまへんか〜−−;」
マサオ「じゃあミルモって何??」
楓たち「!!」
しんのすけ「そっか〜マサオ君には見えなかったもんね〜」
マサオ「はぁ?? 見えないって・・・」[汗]
楓「なっ、何でもないのっ!!^^;」
安純「そう、コイツ(しんのすけ)が悪戯して言ってるだけだから!!」[汗]
安純はしんのすけの頬っぺたを酷く抓ってる
しんのすけ「いたたた・・・」[汗]
タコ「そうゆう訳で失礼いたしますー!!」[汗]
楓「ごめんねーマサオ君!!^^;」
楓たちは走った
マサオ「・・・何だったんだろう・・・」[汗]

ミルモ「ふぅ〜危なかったぜ〜」[汗]
安純「ったくーあんたのせいよ!!」[白目]
しんのすけ「ひいぃぃぃ〜〜こっ、怖い・・・。ネネちゃんより10倍怖いぞ〜」[汗]
リルム「ネネちゃんって昨日の紅一点の方ですわよね?」
しんのすけ「うん」
いつの間にかネネちゃん家が見えてる
しんのすけ「あれがネネちゃん家だぞ」
しんのすけは走ってベルを鳴らす。ドアが開いてネネちゃんが出た
ネネ「しんちゃん・・・と昨日の人たち」
しんのすけ「よっ」
タコ「どうも〜^^」
ネネ「きっ、昨日のタコね!!」[汗]
タコ「せやからタコやなくてタコスですー!!」[怒]
ネネ「どう見てもタコじゃないのー!!」[怒]
ネネの母「まぁ、見かけない人たちねぇ」
ネネの母は後ろから出てきた
楓「はっ、初めまして」
ネネの母「はじめまして^^ (・・・ジャガイモ小僧もいたのか)」
タコ「僕はタコスといいますー!!」
ネネの母「わぁっ!」[汗]
ネネ「しんちゃんたち、家に入ってよ」

リビング
ネネの母「そうだったの〜。東京から春日部に・・・」
結木「はい」
ネネの母「ネネちゃん、優しいお兄ちゃんとお姉ちゃんに出会えてよかったわね^^」
ネネ「うん! ねぇ皆、ネネの部屋で遊ぼう!」

ネネの部屋。うさぎの大きなぬいぐるみ(殴られうさぎ)がある
楓「あ〜うさぎのぬいぐるみだぁ。可愛い♪」
ネネ「でしょ〜^^」
楓「ネネちゃんはうさぎ好きなの?」
ネネ「うん!!」
安純「子供っぽい部屋ねぇー」
ネネ「子供だもん!! ねぇねぇ、リアルお飯事しない?」
楓たち「リアルお飯事??」
リルム「まぁ、昨日遊んでいらしてた」
しんのすけ「オラ、他の遊びがしたいぞ!!」
安純「別にいいじゃないの。私が美人で優しい主婦になって、結木君が私の優しい旦那様になったらしてあげてもいいわよ♪」
楓「何言ってるのよ日高さんー!!」[怒]
・・・「ネネちゃんー!!」
ネネ「ママだわ」
ネネちゃんは下に下りる
しんのすけ「オラ、腹減ったぞ〜」
松竹「そう言えばもう、お昼だね」
時計は12時5分。ネネちゃんは部屋に戻って
ネネ「しんちゃんたちも一緒にお昼食べよう。丁度できたところだし」
楓「え・・・そんな悪いよ」
ネネ「気にしないで! お客様だもん」
しんのすけ「オラ、腹減ったから丁度いいや〜」

下に降りて、ご飯はお好み焼きだった
ミルモ「お好み焼きだぜ〜!!」
結木「あの・・・僕達の分まで・・・」
ネネの母「遠慮しないでたっくさん食べてね^^」
安純「それではお言葉に甘えまして♪」
皆「いっただっきまぁ〜す!!」
楓たちは口に入れる。ミルモたちはネネちゃんとネネの母にバレないようにこっそり食べる
楓たち「・・・!!」
ミルモ「普通に美味いけど、味がしつこいぜ・・・」[汗]
ヤシチ「拙者の口には合わん」[汗]
楓たち「(こっ、こゆっ・・・)」
ネネ「ママのお好み焼きどう?」
しんのすけ「相変わらずしつこいお味ですなぁ〜」
ネネの母[怒]
ネネの母の顔はいつもみたいに怖い
ミルモや楓たち「!!」
ネネ「いっ、いつものママじゃない!!」[汗]
楓「とっても美味しいです!!」[汗]
ネネの母「本当!? よかったわぁ〜」

皆、食べ終わって、ネネの母は皿を台所に置こうとする
楓「あのー手伝いましょうか?」
ネネの母「いいわよ。ゆっくりしてって」
しんのすけ「まぁ、お腹空いてたからどんなお味でも美味しく感じるものですからねぇ〜」
ネネの母[怒]
楓たち「!!」
しんのすけ「それにミルモも味がしつこいって言ってたし、ヤシチはお口に合わないって言ってたもん」
ミルモとヤシチ「バカー!!」
ネネ「ミルモ?? ヤシチ??」
ネネの母「ちょっとおトイレ・・・」
ネネちゃんのお母さんは一番向こうのお部屋に行った。ミルモたちはネネちゃんのお母さんについてくる。
ネネちゃんのお母さんは大きなうさぎのぬいぐるみをもった
ミルモたち「?」
ドスッ!! ネネちゃんのお母さんはうさぎのぬいぐるみを殴ってる
ミルモたち「ひいっ・・・」[汗]
タコ「ごっつ怖いですわぁ〜」[汗]

ミルモやしんのすけたちはネネちゃんと別れた
ミルモ「マジで怖かったぜ〜」[汗]
ヤシチ「恐ろしい・・・」[汗]
ムルモ「でしゅ・・・」[汗]
しんのすけ「まぁまぁ、いつものことですから〜」
安純「全部あんたが原因でしょーがー!!」[白目]
しんのすけ「ひいぃぃぃ〜っ!! 母ちゃんより鬼婆だぞ〜」[汗]
安純「何ですってぇ〜!?」[白目]
結木「日高、もう許してやれよ」
安純「結木君がそう言うなら〜♪」
皆[汗]
しんのすけ「あ〜怖かった〜」[汗]
シロ「ワァァン」[汗]
楓「もう大丈夫だよ^^;・・・あーーーっ!!」
ミルモ「いきなりどうしたんだよ?」
楓「私、英語の宿題するの忘れてたー。どうしよ〜私、英語全然分からないのに〜」[汗]
しんのすけ「英語なら風間君が分かるぞ」
リルム「風間君?」
楓「ひょっとして昨日いた男の子?」
しんのすけ「そう。男前でオラ、風間君にベタボレだもんね〜♪」
皆[汗]
結木「しんのすけ君も男の子だよな・・・」[汗]
タコ「気色の悪いこと、言わんでくだはいな〜」[汗]

風間君の家の前
安純「随分高級なマンションに住んでるのね〜」
松竹「みたいだね」
ピンポーン。風間君は中からインターホンで出る
風間「はい」
しんのすけの唇が見える
風間「うっ・・・」[汗]
しんのすけ「か・ざ・ま・くぅ〜ん、オラが遊びに来てやったぞ〜♪」
風間「来てやったって頼んでないぞっ!! 僕は今、塾の宿題してるから君の相手をしてる暇はないんだよ」
安純「かなりませてる子供ね」
しんのすけ「そうそう、楓さんが英語を教えてほしいんだって!!」
風間「え?」
風間君はドアを開ける
楓「あははははどうも・・・^^;」
風間「こんにちは!! どうぞ上がってください」
ミルモ「コイツ、急に態度変わったな〜」
風間君は楓たちに紅茶を出す
風間「どうぞ寛いでください」
楓「ありがとう」
風間「そうそう、僕に英語を教えてほしい人は・・・」
楓「あははは^^;」
安純「でもあんたなんかに分かるの? まだ5歳でしょ」
風間「こう見えても僕、塾の成績は上位なんですよ!!」
楓「へぇーすっごーい!!」
タコ「自信満々ですなぁ」

楓「ここが・・・I want・・・・」
風間「そうそう、あっ、ここは三人称ではないので、sはつけません」
ミルモ「楓の奴、5歳児に英語を教えられてるじゃねぇかよ」
結木「でも、大した子供だよ」

楓「ありがとうトオル君^^」
風間「いえいえ、それくらいチョロイもんですよ!!」
ムルモ「かなり威張ってるでしゅ。気に入らないでしゅ」
ヤシチ「しかし、しんのすけの家とは比べ物にならないくらい綺麗にしてるではないか」
しんのすけ「んまぁ、失礼しちゃう!! オラと風間君はいつでもどんなときでも何でも一緒だぞ♪」
風間「しんのすけ、誰に話してんだよ!? それにお前と一緒にされたら困る!!」
しんのすけ「そうか。風間君も妖精見えなかったもんね。あ〜残念無念・・・」
風間「妖精ならこのタコのことだろ」
タコ「せやからタコじゃなくてタコスです〜」[汗]
風間「ごめん。どう見ても妖精じゃんないだろ!! ったくー」[汗]
しんのすけは風間君の耳にふ〜っと息を吹きかけた。風間君はいつものように感じてふ〜ってなった
楓たち「・・・」[汗]
タコ「何してはるんですか??−−;」
風間「しんのすけーーー!!」[白目]
ミルモ「何なんだコイツら・・・」[汗]
しんのすけ「風間君の部屋入ろうっと」
風間「ハッ!! ま、待てっ・・・。部屋に入るなっ!!」
しんのすけ「いいじゃないの〜。オラと風間君の仲じゃん♪」
しんのすけは部屋を開けた
風間「あぁ・・・」
しんのすけ「おっ?」
楓たち「あっ・・・」[汗]
何と、風間君の部屋は今、あの大人気の【魔法少女もえP】のグッズがあった
し〜ん・・・
松竹「これってもえPだよね・・・」[汗]
安純「あんた、こうゆうの好きなのね」[汗]
安純は眉が引きつってた
風間「い、いや違うんですっ!! これは、その・・・そう、親戚が好きでして〜・・・」[汗]
楓「あはは・・・でも、もえP可愛いもん!! 私もたまに見てるよ!!」[汗]
風間「本当ですか〜。でも僕はもえPは全然好きじゃありませんし、興味も全くありませんので〜!!」[汗]

しんのすけやミルモたちは風間君と別れた。楓たちは歩いてる
タコ「もえP好きなのがバレバレでしたわ」
リルム「でもそれは個人の自由ですわ♪ 風間さんはそれ程もえPさんに対しても愛が深いのですわ〜!!」
結木「・・・」[汗]
ヤシチ「かなりプライドが高そうな子供だったな」[汗]
しんのすけ「あーボーちゃん!!」
ボーちゃんが道路の隅っこに座って何かをしている
ボー「しんちゃん・・・と昨日の人たち」
楓「こんにちは^^ 私楓♪」
ボーちゃん「楓さん・・・可愛い」
楓「え?」[赤面]
安純はムカッときて
安純「何言ってんのあんたは〜!! 私の方がずーっと可愛いわよー!!」[白目]
ボー「ひいぃぃぃ〜〜〜」
楓「日高さんっ!!」[汗]
ボー「こ、怖い・・・」[汗]
ミルモ「にしてもコイツ、鼻水が出てるぞ」
ヤシチ「汚いな」
結木「なぁボーちゃん、鼻水が出てるよ」
ボー「うん。僕、いつもこうだからいい」
楓「良くないわ。私が鼻をかんであげるね」
楓はボーちゃんの鼻水をかんでやった
松竹「そっちの方がずっといいよ^^」
リルム「さっぱりしていてとてもいいですわ♪」
だけど、ボーちゃんの鼻からまた鼻水が出てきた
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
しんのすけ「鼻水があるからこそボーちゃんなんだぞ。それよりボーちゃん今、何してたの?」
ボー「これ、見てたの」
ミルモたち「ん?」
5つの大きな石があった
ミルモ「石じゃねーか」
楓「石が好きなの?」
ボー「うん。石は僕にとっての生きがい・・・」
し〜ん
タコ「渋い子供でんなぁ」[汗]

ボーちゃんと別れて、しんのすけの家に帰ろうとする
ミルモ「しんのすけー、おめぇの友達ってすげー個性的だな〜」
しんのすけ「いや〜それほどでも♪」
ミルモ「褒めてねぇよ」[汗]
楓「だけど皆、素直で可愛らしかったわね」
結木「あぁ」
しんのすけ「あーっ!!」
ムルモ「どうしたんでしゅか?」
しんのすけ「楓さん、オラにチョコビ買う約束してたじゃん。買ってよ〜」
楓「そうだった! すっかり忘れてた^^;」
ミルモ「チョコビか〜あれはうめぇよな〜☆」

こうして、ミルモや楓たちはチョコビを買って帰るのでした

終わり


■ まみいー (10回/2013/04/20(Sat) 20:50:03/No5232)

最後まで読ませて頂きました
しんのすけやミルモたち
のやり取りも面白かったです。
しかしミルモはどこに行っても
チョコのこと
なんですね!
とっても個性が出ていて
けっさくでした。


■ moon (1回/2013/04/21(Sun) 17:40:21/No5236)

アニスさん、こんにちは。moonです。
クレヨンしんちゃんとのコラボ。とてもおもしろかったです。
ミルモたちが野原一家にしか見えないという設定が
また良いですね。
毎年、映画で色々なことにまきこまれてますから。
きっと妖精も見えてしまうのでしょうね。

クレヨンしんちゃんは、小さいころは、はまってましたが
今は、だいぶさめてしまいましたね。
でも最近ちょくちょく見るようになりました。
SINMENがすごく面白かったですね。
またやってくれないかなぁ。

おっとっと。これ以上は、注意事項に引っかかりそうなので
これにて失礼いたします。




5157/ ☆わんだほう☆
□投稿者/ アニス -162回-(2013/03/04(Mon) 22:40:07)

第1話【それは、タコからはじまった】、第2話【やっぱりカールでしょ】には、登場しません。

第3話【Pマンだ〜いスキ】

結木の家
結木「御馳走様・・・」
結木は朝食を食べ終えて、テーブルから放れる。リルムは結木の肩に乗ってる。しかし、そこには、残っているピーマンがある。

楓の家
ミルモとタコは、Pマンを見ている。そして、楓は「ミルモ―、そろそろ行くよー」と言う。

結木は、本を読みながら登校している。リルムは結木の肩に乗ってる。
・・・「PマンPマンP〜マン♪」
ミルモは歌っている。
リルムと結木「!」
後ろから楓が走ってくる。
リルム「あっ! 楓様たちですわ!!」
楓「おはよう! 結木君、リルムちゃん^^」
リルム「おはようございます!! 楓さま、ミルモ様、タコ様!!」
結木「オス・・・」
結木は何所か具合が悪そうにしている。
楓「あれ? 結木君、どうかした?」
結木「えっ、いや、別に何にも・・・^^」
タコ「PマンPマ〜ン♪」
結木「!・・・」
リルム「ん?」
ミルモ「タコォ、そうじゃなくって、P〜マン♪だぞ」
タコ「そやから、Pマ〜ン〜♪やろ?」
結木「・・・」
ミルモ「違うってー!! PマンPマンP〜マン♪だってば!!」
結木「・・・」
結木はだんだん顔色が悪くなっている。
タコ「P〜マ〜ン、PマンP〜マ〜ン〜♪ 同じやろが!!」
結木「・・・」
結木はさっきよりも顔色が酷くなっている。リルムはそれに気づいた。
ミルモ「いいか!! よく聞いてろよ!! PマンPマンP〜マン♪」
結木はミルモたちの姿を見なくなる。
リルム「結木様?」
楓「結木君、本当に大丈夫? 顔色良くないよ・・・」
・・・「ちょっと待ったぁっ!!」
安純の声。
楓とミルモとタコ「ん?」
安純「喰らえ!! 必殺デコピーマンビーム!!」
安純は楓にデコピーマンビームをした。
楓「はあぁぁぁー」
楓は倒れた。
ミルモ「おぉーこの技は」
タコ「今朝ピーマンが使ってた」
ヤシチ「驚いたか?」
ミルモとタコ「ん?」
ヤシチ「安純は既に直接ヒーローの技まで自分の物としているのだ」
サスケ「日々進化し続ける戦火等生物、それが日高安純だぜー!!」
ハンゾー「手の内からこうせいも出すのらー!!」
由美と拓斗もいる。
由美「それは流石にないない。ん?? 何この黄色いタコ!??」
サスケ「オイラも今、気付いたぜ」
ハンゾー「だけど、あんまり美味しそうじゃないのら〜」
タコ「せやからタコやないてゆうてんねん!! それに、僕は食えまへん」[怒&白目]
拓斗「あっ!!」
由美「しゃべったぁ!! このタコ、かなりのレアものじゃん!!」
タコ「せやからタコじゃなくてタコスちゅーとるねん!!」[怒&白目]
由美「タコだろうとタコスだろうとタコスケだろうと変わんねぇだろ!!」[怒&白目]
ミルモ「やっぱ、由美もそう思うだろ?」
安純「おはよう、結木君^^」
結木「・・・」
安純「何、何所か悪いの?」
結城「いや・・・」
拓斗は楓のところに来て
拓斗「大丈夫ですか!?」
楓「うん・・・。あったぁ・・・日高さん何するのよ〜」
安純は結木にしがみ付き、楓に舌を出して
安純「フンッ、私の結木君の周りをうろちょろするからよ!!」
楓「えぇ〜!! 日高さんの結木君じゃないでしょ!!」
安純[怒&白目]「何ですってぇ!?」[白目]
楓も白目になり、2人はにらみ合いになる。結木は溜め息ついた。由美も溜め息をついた。松竹は走って
松竹「南さぁ〜ん、おはよ〜!!」
その時、松竹と隣に走ってる車の上にある鞭がちぎれて、沢山のピーマンがこぼれて、松竹も埋まった。
皆「うわあぁぁ」
妖精たちは避けた。し〜ん・・・
ムルモ「松竹しゃあ〜ん」
ミルモ「楓ー無事か?」
楓はニョキっと顔を出した。
楓「あ・・・あ〜ん何とか」
松竹も顔を出した「あぁぁ・・・ほぉ」
拓斗も顔を出した。
拓斗「はぁ・・・」
由美も顔を出した。
由美「プファ・・・何このピーマンの量!?」[汗]
安純も顔を出した
安純「プファア・・・んもう何なのよ!!」[怒&白目]
結木も顔を出したけど、後ろ姿。
安純「ん? 結木君?」
結木は走った。
皆「あっ!!」
リルム「あぁ結木様!! どうなさったのですかー!!」
リルムは結木を追いかけた。残った楓たちはポカーンとなる。

後は、アニメどおりへと続く・・・。

終わり


■ アニス (163回/2013/03/05(Tue) 16:50:19/No5158)

第4話【ぼくたちの宝物】、第5話【岩が割れなイワ】には、登場しません。

第6話【妖精忍者!ガラガラ大戦】

ヤシチとサスケとハンゾーとヤマネは、川原にいる。ヤシチは3人に旋風を教える。最初にヤシチが見本を見せる。上手く出来ている。次に、ヤマネも挑戦する。ヤシチよりもヤマネの旋風が倍に大きい。ヤシチは旋風をやめて、ヤマネもやめる。ヤシチは「やるなぁ、ヤマネ」[汗]と言う。ヤマネは礼を言う。サスケとハンゾーがボーッと見ている。ヤシチは「コラーッ!! お前らもやらんかぁー!!」と怒鳴る。サスケとハンゾーが旋風の術をしようとして、ヤシチの方へと走る。3人はぶつかって、たんこぶが出来て目が回る。ヤマネ「・・・−−;」。ミルモと楓とタコが川原の上を通る。楓は勿論、制服姿。ミルモたちはくもっちょ特売日のために走る。ヤシチはサスケとハンゾーに怒る。2人はヤシチに謝る。ヤシチは「全く・・・お前ら、恥ずかしいと思わんのか・・・。弟子入り間もないヤマネに負けておるのだぞー!!」と言う。ヤマネは「とんでもございません!!」と言う。サスケは「アニキだって大したことないぜ!!」。ハンゾーは「ヤマネの旋風の方が大きかったのら〜!!」。ヤシチ[怒]「うるさーい!!」と怒鳴る。ヤシチは円を描く。サスケとハンゾーは円を走り出す。サスケは石に躓いて転んで、ボス猫に当たる。ハンゾーはサスケの頭をタッチして、「サスケ〜捕まえたのら」と言う。ボス猫を怖がるサスケとハンゾー。ヤシチは2人を守る。ボス猫は、下の土を掘って、ヤシチのかりんとうを食べる。ヤシチは怒って、手裏剣を投げる。しかし、ボス猫は手裏剣を跳ね除ける。ヤシチはサスケとハンゾーに「コイツには手加減無用」だと言う。サスケとハンゾーは火鉢って、ボス猫を旋風で倒そうとする。2人は、同じ距離に走っている。サスケ「ハンゾー邪魔だぜ!!」。ハンゾー「サスケこそなのら〜!!」。2人は言い合いしている時に、ボス猫から踏まれる。ヤマネは「忍法鰹節の術」を使う。ボス猫は鰹節の香りを追う。サスケとハンゾーは助かった。サスケとハンゾーはまたケンカになる。ヤシチは怒鳴る。サスケとハンゾーの目には涙が出てくる。ヤシチは「今日の修行は中止だ。反省しろ」と言って、団扇で飛んで行く。ヤマネも桃との約束の時間だと言い、帰って行く。

夕方
サスケとハンゾーはまだ、川原にいる。
サスケ「あんなに怒ったアニキ、始めて見たんだぜ・・・」
ハンゾー「僕達、嫌われちゃったのら・・・」
サスケ「オイラが妖精忍法の才能がないからだぜ・・・」
ハンゾー「僕もなのら・・・」
2人の目はうるうるしている。
サスケ「ハンゾー、オイラたちはもう、ヤシチのアニキにはいらないかもしれないぜ・・・」
ハンゾー「うっ・・・うぅぅ・・・」
2人は泣き出す。


由美の家
サスケ「・・・」
サスケはみたらし団子も食べずにボーとしている。
由美の服装・・・上は水色、下は青のミニスカートで裸足。
由美「ねぇねぇ、本当は何かあったんでしょ? あんたがみたらし団子を一口も食べないなんて」
サスケ「・・・オイラ、ヤシチのアニキに怒られちゃったぜ」
由美「え?? どうして?」
サスケ「アニキはオイラのことを嫌いになったんだぜ」
由美「んなわけないじゃないの。あんたのことを想ってるからこそ、ヤシチは怒ったんじゃないの!!」
サスケ「違うぜ。オイラが妖精忍法の才能がないからだぜ・・・」
由美「ハァ〜・・・そんなんじゃ本当にヤシチに嫌われるぞ!!」
サスケ「・・・」

拓斗の家
ハンゾーは泣いている。
拓斗の服装・・・上は赤、下は白の長ズボン。
ハンゾー「そんなわけでアニキからいっぱい怒られちゃったのら〜」
拓斗「成る程な。でも、今日、ヤシチがハンゾーとサスケに怒ったのは有難いことなんだぞ」
ハンゾー「どうしてなのら?」
拓斗「ハンゾーはサスケとケンカしたから、修行に失敗した。それは自分が間違っていることだって分かるだろ?」
ハンゾー「・・・」
拓斗「ヤシチはハンゾーとサスケのことを可愛い弟子だからこそ、叱ることもあるんだ。それを忘れないでほしいな・・・」
拓斗は優しくハンゾーに言う。
ハンゾー「でも、明日、アニキに合わせる顔がないのら・・・」
拓斗「・・・」

翌朝
由美と拓斗は一緒に登校している。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
由美「あんたたち、本当に修行に行かなくていいの?」
サスケ「いいんだぜ・・・」
拓斗「ヤシチとヤマネはお前たちのことを待ってるはずだ」
ハンゾー「待ってないのら・・・」
由美「あんたたち、逃げる気!? 情けないなぁ〜。それでも男の子!? 根性出しなさいよ!!」
サスケ「うっ、うるさいぜ!!・・・・・・ハンゾー、何処か適当な所に行こうぜ」
ハンゾー「それはいいのら!! 拓斗ー、ちょっと行ってくるのら〜!!」
拓斗「・・・・・・あ、あぁ」
サスケとハンゾーは団扇で飛んで行く。
由美「・・・・・・勝手にしろーーー!!」

安純の家の前には、ヤシチとヤマネがいる。ヤシチはサスケに携帯電話で連絡を取る。しかしサスケは留守電話のフリをして、電話を切った。

サスケとハンゾーは妖精界にいる。下に何か音がする。2人は崖の下を見たら、ミルモ、タコ、ペータ、ビケー、マンボ、ガビンが縄跳びで遊んでいる。そして、ペータ達がひょえ〜山のことを言う。それを聞いたサスケとハンゾーはひょえ山へと向かう。ミルモはそれに気付く。

ヤシチとヤマネは空を飛びながらサスケとハンゾーを捜している。
ヤマネ「サスケせんぱーい!!」
ヤシチ「ハンゾー!!・・・全くアイツら、何所で遊んでおるのだ。しょうがない奴等だ・・・」

サスケとハンゾーはひょえ〜山の中に入って行く。

CM

由美たちの学校
由美と拓斗は話している。拓斗は自分の席にいて、由美は拓斗の席の側いて、立っている。
拓斗「昨日、千草と美保とアイスを食べてる途中にね・・・」
・・・「お〜い!!」
ヤシチの声。
由美と拓斗「!」
ヤシチとヤマネが入ってきた。
由美「ヤシチとヤマネ・・・」
ヤシチ「サスケとハンゾーはいないか?」
由美「いないわ!! アイツら、逃げて行ったわ!!」
ヤシチ「逃げただと・・・!?」
ヤマネ「どちらへ行ったのかご存知で御座いますか?」
拓斗「それは、分からない・・・」
ヤシチ「全く・・・アイツら・・・」
ヤシチとヤマネは、由美たちの教室を出た。

アニメ通りに進んで、無事サスケとハンゾーは妖精界で旋風の術が成功。

そして、アニメ通りにミルモ、楓、タコが帰ってるところ。
楓「サスケ君とハンゾー君、見つかってよかったね」
タコ「はい。物凄い技を浴び出して大活躍やったんですわ」
楓「そうなんだぁ」
公園に入ってく。
楓「あっ、噂をすれば」
そこには、ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、由美、拓斗がいる。そして、ボス猫もいる。
ヤシチ「よぉーし、お前たちー今日こそボスらをギャフンと言わせてやるのだ!!」
サスケ「合点召致だぜ!!」
ハンゾー「なのら!!」
由美「う〜ワクワクしてきたぁ」
拓斗「頑張れよ」
ハンゾー「はいなのら〜」
サスケとハンゾーはお互いに手を繋いで回る。
サスケとハンゾー「台風の術ー!!」
ボス猫の周りを回る。
サスケとハンゾー「ぐるぐるぐる〜」
ボス猫「にゃお〜・・・」
サスケとハンゾー「ぐるぐるぐる〜」
ボス猫の尻尾に跳ねられた。
サスケとハンゾー「ぎゃあ〜」
ヤシチとヤマネ「あぁ・・・」
由美と拓斗「あぁ・・・」[汗]
由美「全然ダメじゃないの・・・」[汗]
由美の眉は吊り上っている。
ミルモ「ガラガラガラガラ」
タコ「まだまだだなって言うてます」
楓「^^;」
ミルモ「ガラガラガラガラ・・・」
タコ「ミルモさん、2回もガラガラ液かけられましたからなぁ−−;」

終わり


■ アニス (164回/2013/03/05(Tue) 21:56:52/No5159)

第7話【やっぱりドジだね!ワルモ団 】

ワルモ団は、妖精界のほとんどの人たちから忘れられている。

ワルモ団は、ミルモを倒そうと言う。

スーパーで、楓はお買い物をしている。勿論、ミルモとタコもいる。ミルモはチョコやくもっちょなどなど見て、欲しがる。ワルモ団はミルモを倒そうとするが、皆失敗・・・。

ワルモ団はお店のどこかに入っている。ワルモ団、皆ボロボロになっている。
ワルモ団「くっそー!! ミルモの奴め・・・」
イチロー「中々やりおるな〜」
ジロー「敵ながらあっぱれ」
サブロー「しばらく見ないうちに」
シロー「随分と力を尽けたなぁ」
ゴロー「てゆうか、我々が単に自滅してたような・・・」
5人は円になり
イチロー「で、これからどうする?」
ジロー「それは勿論、アイツを倒すまで何度も向かっていくぞ」
イチロー「じゃあお前から行け!!」
ジロー「!! えぇ!? そ、それは・・・」
ジローはサブローを指さして
ジロー「お前から行け!!」
サブロー「!! 何ぃ!?」
サブローはシローを指さして
サブロー「お前から行け!!」
シロー「!! ギクゥ・・・」
シローはゴローを指さして
シロー「お前から行け!!」
ゴロー「!! えぇ!? えっとえ〜っと・・・」[汗]「!! そうだ!! たまには気分を変えて、ターゲットを他の奴にしてみてはどうだろうか?^^」
イチローとジローとサブローとシロー「ん?」
イチロー「成る程・・・斬新なアイデアだ」
ジロー「悪くない」
シロー「でも、誰にするんだ?」
ワルモ団「ん〜??」[汗]
そこには、楓、リルム、結木、ヤシチ、安純、ムルモ、松竹、サスケ、由美、ハンゾー、拓斗、ヤマネ、桃の顔が紙に載ってある。安純の顔は白目で怖い。
イチロー「可愛子ちゃん並びにチビッ子を攻撃するのは、ジェントルメンな我々には相応しくないと思う!!」
楓、リルム、ムルモ、由美、ヤマネ、桃の顔に×を描いた。
ワルモ団「意義な〜し!!」
ジロー「頭が良さそうな奴、お金を持ってそうな奴はお友達でいよう」
結木、松竹、拓斗の顔に×を描いた。
ワルモ団「意義な〜し!!」
サブロー「元子分を相手にするのは、気が引けるよな〜」
ヤシチ、サスケ、ハンゾーの顔に×を描いた。
ワルモ団「意義な〜し!!」
シロー「とすると、残ったのは・・・」
安純の怖い顔が見えてくる。
ワルモ団「凶暴女〜!!○◇○」[顔真っ青]
ゴロー「コ、コイツだけはやめよう・・・。凶暴過ぎる・・・」[顔真っ青]
安純の顔に×を描いた。
ワルモ団「意義な〜し!!」
イチロー「困った・・・。攻撃する奴がいないではないか・・・」
ワルモ団「・・・」[汗]

後はアニメ通りに続く。

終わり


■ アニス (165回/2013/03/05(Tue) 22:11:59/No5160)

第8話【アンナ恋、コンナ恋】には、登場しません。

第9話【タコのクリスタル大作戦】

アニメどおりに進んで、タコは楓の家を出た。

CM

結木の家に行って、図書館に行って、結木は何冊の分厚い本を読んでクリスタルのことについて調べてる。リルムは寝たり、軽い運動している。タコは散歩に行ってくると言った。

次に、外でヤシチと安純に会い、安純の家に行き、タコが「何でもお願いを言うてくだはい」って言うて、安純がヤシチとタコに部屋の掃除をさせて、掃除は終わった。タコは「クリスタル探しに行きましょか」と言ったら安純が「探してきなさい」と言って携帯をタコに渡して、「今日中に探さないとトイレ流し」と言われてヤシチとタコは手分けして探すけど、タコは松竹の家に行った。

松竹の家に行って、南極?みたいなところに行って、ムルモと松竹は凍ってしまった。

「このコンビもあきまへんわぁ」と言って・・・

由美の家
由美の服装・・・上は藍色、下は黄色のミニスカート、黒の長い靴下。
由美「えぇ〜!?? ミルモと楓ちゃんからお尻蹴られて追い出されたぁ??」
タコ「はいぃ」
サスケ「可哀そうだぜ」
由美「ミルモはともかく、楓ちゃんはそんなことしないと思うけどなぁ・・・。安純ちゃんだってそこまで鬼じゃあないし」
タコ「ギクゥ!!」[汗]
由美「な〜んか、怪しいなぁ。楓ちゃん家に行ってみるかぁ」
タコ「やめてください!! 僕はあの2人とは縁を切ることに決めましたから!!」
サスケ「それはそうと、何でオイラたちのところに来たんだぜ?」
タコ「はい。僕と一緒にクリスタル探しやりまへんか?」
サスケ「オイラたちが?」
由美「面白そう!!☆☆」
由美の目はキラキラ輝いてる。
タコ「これを持っていればいつでもクリスタルが手に入るんですぅ」
由美は楓たちと色違いの赤色の携帯電話を手に入れた。
由美「きゃあ〜〜☆☆ 可愛い〜!! ヤシチから聞いたんだけど、この携帯で妖精と人間がセッション魔法で取り出すんだよな!!」
タコ「はいぃ!!」
由美「私とサスケのセッション魔法だぁ〜☆☆」
サスケ「オイラ、セッション魔法って使ってみたかったんだぜぇ〜☆」
由美「あ〜私も魔法使えるんだなぁ〜」
サスケ「でもどうして1人で探さないんだぜ?」
タコ「あ、足が痛くて・・・」[汗]
サスケ「ふ〜ん。でもこれで願い事はオイラたちの物だぜぇ」
由美「本当だね!! クリスタルって※9つだったよなぁ☆ あぁ〜食べきれない程の焼肉にケーキ、スーパーアイドル・・・アイドルや女優になる夢も遠くないわ!!☆☆」
由美の脳裏には美味しそうな焼肉とたくさんのケーキ、自分がアイドルになってる絵が浮かんでいる。それは、たくさんのファンの前で1人で歌を歌っていて、ピンクの可愛い服を着ている姿なのだ。
由美「よっしゃークリスタル探しにレッツゴー!!」
サスケ「だぜー!!」
サスケと由美は気合が入ってる。
タコ「・・・(ここに来たら、間違いなく、クリスタルが手に入りますわ〜!!♪)」

※私の小説ではクリスタルが9つになっていますので、要注意!!

由美たちは外に出て探してる。由美は携帯を眺めている。
由美「クリスタルまぁだかな〜・・・♪」
サスケ「楽しみだぜぇ」
タコ「まぁまぁ^^ 本当にあなたたちは運のいい方たちですぅ」

由美たちは森を歩いてる。
由美「ねぇ〜まだ見つかんないの〜??」
サスケ「オイラもう、やだぜ〜」
由美「もう・・・やめたやめた〜〜!!」
タコ「えぇ!?」[汗]
由美「続きはまた明日!!」
タコ「まだもう少し探しましょうよ〜」
サスケ「だって、こんなに探しても見つかりっこないぜ。それにオイラ、疲れたし腹減ったぜ」
由美「私も暇人じゃないんだよ」
サスケと由美は逆になって帰る
タコ「あ・・・あのぉ・・・」[汗]
し〜ん
タコ「・・・な〜んじゃこりゃあ!! ここのコンビもあかんやないかぁ!!」[白目]

由美たちの学校の運動場。皆は解散している途中。
クラブの人「じゃあな、香川」
拓斗「お疲れ〜」
ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。拓斗の服装は勿論、野球部の服。
ハンゾー「今日も拓斗は大活躍だったのら〜^^」
拓斗「そうかな。ん?」
目の前にタコが来た。
ハンゾー「タコなのらぁ」
タコは涙目になって
タコ「会いたかったですぅ〜!!」
タコは拓斗にしがみ付く。
拓斗「お、おい・・・何かあったのか?」
タコ「はいぃ・・・。実はぁ」

ハンゾー「ミルモは酷い奴なのらぁ!!」
拓斗「・・・でも、楓さんまでそんなことするなんて俺には想像できないよ」
タコ「拓斗さんはボクの事、疑ってますかぁ?」[涙]
拓斗「いや、そんなわけじゃあ・・・。俺が今からミルモと楓さんに事情を聞いてみるよ」
タコ「!! そ、そんなことしないでください!! 僕はもう、あの2人とは話さないことに決めましたから!!」[汗]
拓斗「・・・わかった。じゃあ、今日から俺のところに来いよ^^」
ハンゾー「僕も大歓迎なのらぁ♪」
タコ「ありがとうございますぅ!!」

拓斗の家に着いた。
拓斗「ただいまぁ」
お祖母ちゃん「お帰り^^ ん? 何なのこのぬいぐるみ」
拓斗「(あー・・・そうだった。確か、タコスはどの人間にも見えてるんだった)。こっ、これは・・・」[汗]
タコ「僕、タコス言います〜!!」
お祖母ちゃん「ひゃあっ・・・。しゃべったよ。不思議な物だねぇ」
拓斗「うっ、うん^^;」
お祖母ちゃん「まぁまぁ、タコスさんもお入りなさい^^ 」
タコ「ありがとうございますぅ!!」
お祖母ちゃん「後でお菓子持ってくるからね」
タコ「はいぃ〜!!」
拓斗は部屋に入った
タコ「いや〜優しいお祖母さんやないですかぁ♪」
拓斗「うん」[赤面]「でも、祖母ちゃん、大して驚かなかったなぁ」
タコ「あのぉ、クリスタル探しに行きまへんか?^^」
拓斗は紫の携帯電話を手に入れた。
タコ「これを持っていればいつでもクリスタルが手に入るんですぅ」
拓斗「本当にもらっていいのか?」
タコ「勿論ですぅ☆」
ハンゾー「でもどうして1人で探さないのら?」
タコ「ず、頭痛が酷くて・・・」
拓斗「大丈夫か? 自分の家だと思ってのんびりしていいからな」
タコ「ありがとうございますぅ!! あぁ〜僕は優しい方たちのところに来て幸せですわぁ♪」[涙]
ハンゾー「拓斗は誰よりも優しいのら〜☆」
タコ「それでは早速、クリスタル探しに行きましょか〜!!」
ハンゾー「えぇ〜?? 今から行くのら??」
タコ「当り前やないですかぁ!! 善は急げやないですかぁ」
ハンゾー「でも今日はもう、無理なのらぁ」
タコ「へっ?」[汗]
拓斗「ごめんな、もう晩御飯の時間になってるから俺、祖母ちゃんの手伝いをするんだ。また、明日一緒に探そうよ^^」
ハンゾー「そうゆうわけなのらぁ。僕ももう、疲れたのらぁ」
拓斗「ごめんな」
拓斗は部屋を出た。ハンゾーはのんびりしてる。
タコ「僕、ちょっとお散歩行ってきますわぁ」
タコは窓から出た。
タコ「ここのコンビもあきまへんわぁ・・・」

楓の家
ミルモはくもっちょを食べてて、楓は何かを縫っている。楓はタコが帰って来ないから心配している。

タコは公園のベンチで眠ってしまった。

楓の家
タコは目を覚ました。
タコ「・・・いっ!?」
楓「あーよかったぁ! 気が付いて〜^^」
ミルモ「だから言ったじゃねぇかー。寝てるだけだって」
タコは瞬きをして
タコ「・・・僕何でここに・・・」
ミルモ「お前、公園で寝てただろ。起こしても起きねぇから運んで来てやったぞ」
タコ「ミルモさんが?」
ミルモ「楓が心配だから探しに行こうってうるせーからよ」
楓「だって、夜になっても帰って来ないんだもん。公園で何してたの?」
タコ「い、いや、その・・・あっ」
タコは今、自分の顔が載ってる掛布団に気付く。
タコ「これ・・・」
楓「あっ、気に入ってもらえるかな?^^ ミルモとお揃いなんだけどね」
タコ「僕のために・・・」
タコは楓の親指にカット版が貼ってあるのに気付く。
タコ「作ってくれはったんですかぁ?」
ミルモ「ケッ、サービスし過ぎじゃねぇのか!? コイツは勝手に住み着いてるだけなんだぞ」
楓「そんなことないよ。壊れた物直してくれたり、ミルモだっていつも一緒に遊んでもらってるじゃない!!」
ミルモ「!・・・バーロー!! 俺が遊んでもらってんだ!!」
楓「どっちでもいいの!! 友達でしょ」
ミルモ「ケッ・・・」[赤面]
タコ「・・・友達・・・僕が?」
楓「あっ、そうだ! 今度の日曜日、皆でピクニック行かない?^^」
ミルモ「えぇ〜めんどくせ〜」
楓「いいじゃない。タコさんの歓迎会もやってなかったし、結木君とリルムちゃんも誘ってぇ♪」
タコ「・・・」
ミルモ「お前、結木が目当てなんだろ?」
楓「そ、そんなことないよー!!」
ミルモ「しょーがねーなー。くもっちょたっぷり用意しろよ!!」
楓「うん!! お弁当もいっぱい作ってー」
タコ「あのー・・・」
ミルモと楓「ん?」
タコ「・・・ピクニックええでんなぁー!! メッチャ楽しみですわぁ!!」
楓「うん!!」
タコ「・・・(まぁ、クリスタル探しは気長に行こうかぁ)」
・・・「あーっ!! いたー!!」
ヤシチの声。
タコ「・・・」
ヤシチとサスケとハンゾーは窓から入ってきて、タコの近くに来る
ヤシチ「このタコー!! 何所へ行っていたのだ!? クリスタルを見つけないとトイレに流されるんだぞー!!」
サスケ「オイラたちとのクリスタル探しはどうなったんだぜ!?」
ハンゾー「拓がかなり心配してるのら〜!!」
タコ「あ、あぁ・・・」[汗]
ミルモ「クリスタル探し?」
楓「ヤシチとサスケ君とハンゾー君がどうして?」
ヤシチ「途中でサスケとハンゾーに会ってな」
サスケ「アニキとハンゾーもお前を探してるって聞いてビックリしたぜ」
ヤシチ「リルムとムルモにも会ってな、2人もお主を探していたぞ!! 一体何人にクリスタル探しを頼んだのだ!?」
ミルモと楓「はぁー??」
タコ「あはっ、あは、あは^^;」
ハンゾー「大体何で此処にいるのら?」
ヤシチ「尻を蹴られて追い出されたんだろうが!!」
ミルモ「尻を蹴られて」
楓「追い出されたー!?」
タコ「あはは、あはは、あはは^口^;」
ミルモ「おいタコ!!」
タコ「は、はい!!」[汗]
ミルモ「おめー他の奴等にもクリスタル探し頼んだのかぁ!?」[白目]
楓「私たちのことを皆に何て言ったの〜?」[白目]
2人とも指をボキボキ鳴らしてる
ミルモと楓「う〜〜〜〜」[白目]
タコ「・・・いやぁ〜あっ、まぁ細かいことは気にせんとクリスタルあっ、皆で探せば怖くない!!、言うてね〜あはっ、あはっ、あはは・・・およよよ^口^;」
ミルモ「このタコー!! 型結びにしてやるー!!」
タコ「イヤァ〜〜!!」

終わり


■ アニス (166回/2013/03/07(Thu) 15:24:14/No5163)

第10話【ごめんねって言えたらいいのに】

由美の家
時刻は夕方
サスケと由美は一緒にこんぺいとうを食べている。
由美の服装・・・上は水色、下は白のミニスカート、白の靴下。
コンコン・・・ノックの音。
父「由美、父さんだよ」

※由美の父
 大柄で体格が良いけど、男前。髪の色は薄い黄色
父の服装・・・上は白、下は灰色の長ズボン。

由美「ん? 何?」
父「ちょっと下に来なさい」
由美「?」
サスケ「由美ぃ、何かしたのか?」
由美「何もしてねぇよ。何だろ」

由美は下に降りた。サスケは由美の肩に乗ってる。可憐と麻利はもう、来ている。
可憐の服装・・・上は薄紫、下は赤の長ズボン。
麻利の服装・・・上はオレンジ、下はピンクのスカート。
父「おっ、来たか」
由美「姉ちゃんと麻利も呼んだの。何?」
父「今度の日曜日にバイキングに行こうか」
サスケと由美「バイキング〜!!☆☆」
サスケと由美の目はキラキラしている。
可憐「急じゃん! どうして?」
父「どうしてって父さんも久しぶりにお前たちとお出かけしたいしよー。父さんとお出かけは嫌なのか?」
可憐「何も嫌って言ってないじゃないの」
麻利「バイキングって何?」
由美「バイキングってのは、いろんな料理がテーブルに並べてあるの。それで、好きなものを好きな分だけ食べていいのよ〜!!☆」
麻利「お父さん行きたい行きたい!!☆」
サスケ「オオ、オイラも行きたいぜ!!☆」
サスケは涎がいっぱい垂らしている。
可憐「・・・まぁいっか」
父「よぉし、決まりだ。そうそう、よかったらお友達も誘っていいよ」
由美「本当!?☆」

日曜日。朝
由美のお父さんと麻利は車に乗ってる
麻利の服装・・・水色のワンピース、ピンクのサンダル。
お父さんの服装・・・上は灰色、下は青の長ズボン。
麻利「早く行きたいなぁ〜・・・」
父「そんなに焦らなくても大丈夫だぞ^^」
麻利「うん。お父さんだ〜いすき☆☆」
麻利はお父さんに抱きつく。
父「おいおい」[赤面]
由美は車の隣にいる。サスケは団扇で飛んでる。
由美の服装・・・上は黒、下はレモン色のミニスカート、靴下は長い黒。
由美「皆、まぁだかな〜?」
ブーン。桃のピンクの車が来た。
由美「あっ!♪」
桃が降りてきた。ヤマネは桃の肩に乗ってる。
桃の服装・・・緑と白のワンピース。
星野「それではお嬢様、楽しんで来てくださいね^^」
桃「ありがとう」
車は行った。
由美「おはよう桃☆」
桃「おはよう^^」
ヤマネ「おはようございます!」
サスケ「おはようだぜ!」
お父さんは車から出た。
お父さん「おはよう」
桃「おはようございます。今日はお誘いくださり、とても嬉しくってよ^^」
お父さん「いやいや、おじちゃんも梅園グループのお嬢様と一緒にお出かけなんて光栄だよ。服も高級品だね〜。車も凄く高そうだったし」
ハンゾー「サスケ〜ヤマネ〜」
サスケ「ハンゾー、やっと来たぜ〜」
ヤマネ「おはようございます!」
ハンゾー「おはようなのら〜」
拓斗もやって来た。
拓斗の服装・・・上はオレンジ、水色の半ズボン。
拓斗「ごめん、待った?」
由美「ううん」
拓斗はお父さんに
拓斗「おはようございます。今日は本当に僕達までいいんでしょうか?」
父「勿論。おじさんは大歓迎だよ。今日は思う存分食べてくれたまえ」
拓斗「ありがとうございます!!」
由美「よっしゃー皆揃ったから行くかぁ」
麻利「それが可憐姉の支度がまだなの」
由美「えぇ〜!! 早くしろ〜」
桃「可憐さんは起きるのが遅かったの?」
由美「違う、お姉ちゃんは昔っから人を待たせすぎる人なの」[怒]
可憐は出てきた。
可憐の服装・・・濃いピンクの短いワンピースに黒の短いズボン。バッグは黄土色。
由美「おっせーよ!! 香川君と桃も来ちゃってるよ!!」[怒]
可憐「ごめんごめん。着る服迷っちゃってさ〜」
拓斗と桃「・・・」[汗]
父「それでは行こう^^;」
可憐「やっぱり、バッグ替えてくる」
可憐はそう言ってまた家に入って行った。
ガクーッ。皆は倒れた。
由美「ふざけるなー!!」
麻利「もうやだ〜」

大食い選手たちが10人いる。選手は太ってる男や体格の良い男や女がいる。何と、その中には安純がいる。勿論、ミルモや楓たちもいる。
楓の服装・・・上は赤(真ん中に黄色の星がある)、下は青のミニスカート、黒の長い靴下。
結木の服装・・・上は茶色、下は白の長ズボン。
安純の服装・・・上は黄緑、下は青っぽいスカート、白の靴下。
松竹の服装・・・上は白、下は青の長ズボン。
楓「日高さん、大丈夫かな?」
ミルモ「アイツだったら大丈夫だろ」
司会「さ〜ジャンボパフェが来ました〜!!」
そう、10人分のパフェが選手の目の前に置かれた。
ミルモとリルムとヤシチとムルモ「おぉ〜☆☆」
タコ「ごっつデカいですわ〜」
司会「優勝者には焼肉無料券プレゼント!! よ〜い、ドン!」
安純はバクバク食べてる。
松竹「凄い食べ方・・・」[汗]
結木「流石だな」[汗]
安純は勢いよく食べてるけど、だんだん辛い顔になって、顔も青くなってきた。
安純「ま、まだまだ・・・」
楓「大丈夫かな?」[汗]
リルム「かなりお辛そうですわ」
安純「も、もうダメ・・・。あんたたち、手伝って・・・」
安純のパフェが半分以上残っているのだ。
ミルモたち「おぉー☆」
ミルモたちが食べようとした時、カンカンカン・・・鐘の音が鳴った。
司会「完食者が出ましたー!!」
ミルモたち「えぇ!?」
松竹「早いなぁ!」
楓「誰だろう?」
何と、司会が由美の手を上げてて由美が立っていた。
由美「よっしゃー!!」
ミルモたちと楓たち「!!」
安純「ブッ」
安純は吹きだした。
楓「由美ちゃん!!」
・・・「あーっ!! 香お兄ちゃま〜!!♡」
楓たち「ん?」
桃が松竹にくっついてきた。
松竹「も、桃ちゃん・・・どうしてここに?」[汗]
桃「由美が誘ってくれたのよ。桃、ここでもお兄ちゃまに会えるなんてとても嬉しくてよ♪」
桃は楓を見て
桃「あ〜らあなたまだお兄ちゃまとご一緒でしたの。あまり香お兄ちゃまにしつこく纏わりついてたら香お兄ちゃまが可哀そうじゃないの!! まぁ、香お兄ちゃまがこんなオバさんを相手にするはずなくってよ♪ オーッホッホッホッホッホ!!」
楓「・・・」[怒]
拓斗もサスケとハンゾーとヤマネもいた。そして、麻利たちも。
結木「拓斗君」
拓斗「こんにちは」
楓「こんにちは^^」
ヤシチ「サスケ、ハンゾー、ヤマネ」
ハンゾー「アニキ〜」
サスケ「どうしてここにいるんだぜ?」
ヤシチ「拙者が聞きたいくらいだ」
麻利「皆、久しぶり〜♪」
楓「本当だね^^ 元気にしてた?」
麻利「うん! 今日は皆でご飯を食べに来たんだよ」
楓「そうなの♪ 私達も同じよ」
お父さん「由美が言っていた中学生のお友達のようだね」
結木「はい。僕達のことはご存知なんですか?」
お父さん「あぁ、君たちのことは由美からきちんと聞いてるよ。それと、私は由美のお父さん」
楓「初めまして、南楓です」
結木「結木摂です」
松竹「松竹香です」
タコ「僕はタコスと申しますー」
お父さんと可憐と麻利「いぃっ!?」[汗]
可憐「きゃ〜何これ〜?? 超キモい・・・」[汗]
タコ「キモいとは何やねんコラー!!」[怒&白目]
可憐「あ〜こっちに来るなー!!」
麻利「黄色のタコだぁ。しかもおしゃべりしてるから面白〜い!!」
タコ「せやからタコスやー!!」[怒&白目]
麻利「あ〜怖いタコさんだよ〜」
麻利はお父さんの背中に隠れた
お父さん「あはは・・・。これは一体^^;」
楓たち「あははは^^;」
楓たちは何も言えない状態。
由美「あっちにギブアップしてるのが日高安純さん」
安純はまだ死にかけてる。
お父さん「おぉ由美、優勝おめでとう^^」
桃「おめでとう由美☆」
由美「サンキュー! って、楓ちゃんたちは何故ここに?」
楓「私達も食べに来たの。由美ちゃん、あんなにデカいパフェを食べきれるなんてすごいよ」
由美「えっへん!!」
ヤシチ「安純以上にデカい胃袋をしてたとはな」
サスケ「由美は大食いなんだぜ」
由美「見てみてー焼肉無料券ゲットしちゃった☆」
麻利「やったね由美姉!」
ガンッ!! 安純は由美の頭を殴った。
皆「!!」
由美「いったぁ〜〜・・・」
麻利「由美姉!」
由美「いきなり何すんだよ!!」[怒&白目]
安純「あんたのせいで私が優勝できなかったじゃないの!!」[怒&白目]
由美「早い者勝ちだってーの!! それにもう、死にかけてたじゃん!!」[怒&白目]
安純「なんですってー!! あんたが出てなければ私が優勝してたわよ!!」[怒&白目]
由美「どーせ食べきれない分はヤシチたちに任せてたくせに!!」[怒&白目]
皆「・・・」[汗]

夕方
皆、歩いて帰ってる。由美のお父さんと可憐はいない。
ミルモ「ふーすげー美味かったぜ♪」
ムルモ「もう入らないでしゅ♪」
安純は結木にしがみ付いてて、桃は松竹にしがみ付いてる。
由美「ねぇねぇ香川君と桃、来週の日曜日の夜にこの焼肉無料券を使って焼肉食べに行こうよ! 丁度3名限定だからさ。あそこの焼肉屋美味しいって評判なんだ〜☆」
桃「いいわね〜☆」
拓斗「あぁ」
サスケ「勿論オイラたちも付いて行くぜ」
ハンゾー「ヤマネも一緒に付いて行くなのら〜」
ヤマネ「! ヤシチ兄様もご一緒にどうぞ☆」
ヤシチ「おぉ拙者も行くぞ!」
ミルモ「勿論、俺も連れて行くだろ?」
ムルモ「僕も行きたいでしゅ!!」
楓「ミルモったらー」
麻利「麻利も行きたいよ由美姉」
由美「ダーメ!」
麻利「何でよケチー!!」
由美「私がゲットした券なんだよ。私が決めるのは当然じゃないか。それに3名限定なんだからあんたは無理よ」
麻利「でも麻利も行きたい行きたいー!!」
由美「ダメったらダメ!!」
楓「由美ちゃん、麻利ちゃんも連れってってやったら? 可哀そうだよ」
由美「楓ちゃんは黙ってて! 焼肉は香川君と桃で行きたいの!」
拓斗「俺はいいから麻利ちゃんを連れて行くといいよ。それか、俺と麻利ちゃんの食べるものを半分にして食べるとか」
由美「それじゃあ楽しいのが台無しだよ!!」
麻利「行きたい行きたい行きたい!!」
麻利は由美の手に持っている券を奪った。
由美「あー返せこら!」
由美は怒った。
麻利「やーだよ〜だ! 麻利も一緒に行くもんね〜」
由美「コイツー!!」
由美は券を取って、麻利と取り合いになった。
由美「放せよ!」
麻利「やだやだやだ〜! 麻利も焼肉食べたいんだもんっ!!」
楓「2人ともやめて!!」
その時、券はやぶれた。
由美と麻利「!!」
楓たち「あっ・・・」
由美「麻利・・・あんた、何てことを・・・」
麻利「麻利は悪くないもん!」
麻利は少々ビクビクしてて、逃げた。
由美「逃げるなっ!! 私の焼肉返せ馬鹿!!」
由美は麻利を必死に追いかける。
麻利「由美姉が意地悪するからいけないじゃないの!!」
麻利は楓の後ろに隠れる。
楓「麻利ちゃん・・・」
麻利は楓から放れてまた逃げようとしたら由美が麻利を捕まえて、麻利の頬を力強く叩いた。バシーッ!!
皆「!!」
麻利の頬は真っ赤になって、麻利の目に涙が溜まった。
麻利「・・・うっ・・・うわ〜〜〜〜〜〜〜!!」
麻利は泣き崩れて地面に倒れて泣いてる。
楓「麻利ちゃん!!」
由美は麻利の頭を精一杯に叩きながら
由美「・・・どうしてくれるのよ私の焼肉を!!」
拓斗「・・・」
桃「由美・・・」
松竹「由美ちゃん、何もそこまですることなかったんじゃ・・・」
由美「あんたのそうゆうわがままなところが本当にうざいわ・・・。私、あんたのこと、絶対に許さないから!!」
由美は走った。
サスケ「由美!!」
サスケは由美を追いかける。
麻利はまだ大声で泣いてて、楓は麻利を軽く抱いてて、背中を摩ってる。麻利は楓の胸で泣いてる。
麻利「うわあぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!! 由美姉のバカァ〜〜〜〜〜!!」

由美は自分の家の隣の武道場に入って、瓦を持ってどんどん割ってく。バキッ、バキッ、バキバキッ・・・。由美は涙目で瓦を割っている。
サスケ「由美・・・」

CM

由美たちの学校
由美は千草と美保と一緒に話している。
桃「由美ー」
由美「桃」
桃は由美たちのところに来た。
桃「日曜日に桃の家で焼肉しましょうよ♪」
由美「いいわね〜!!☆」
桃「藤井さんと松尾さんもどう?」
千草「いいの〜!?☆」
美保「行く行く行くー!!☆」

楓たちは由美の家に着いた(学校の帰りがけ)。ピンポーン・・・ガチャ。麻利が出た。
麻利の服装・・・上は黒、下は青のミニスカート、白の靴下。
麻利「楓お姉ちゃん。皆・・・」
楓「麻利ちゃん、大丈夫?」
麻利「うん」

麻利「・・・」
楓「・・・ねぇ麻利ちゃん、由美ちゃんに謝ろう^^」
麻利「嫌だ。あんな意地悪ともう話したくないもん!!」
可憐「そんなこと言わないの。元はと言えば、あんたが悪いじゃないの」
可憐はソファに寛いで雑誌を読んでる。
可憐の服装・・・上は白、下は水色のミニスカート、黄色の靴下。
結木「とりあえず、謝ろう。そうすれば、気持ちも楽になる」
楓「そうしよう、麻利ちゃん^^ 謝ったら許してくれるよ」
安純「由美のことよ。あの馬鹿のことだから、そんなに怒ってるはずないって」
麻利「・・・うん」
・・・「ただいまぁー」
由美の声。
ミルモ「丁度由美が帰ってきたぜ」
リルム「噂をすればですわー!!」
由美「!・・・」
サスケ「アニキたち! 皆揃って何やってるんだぜ?」
楓「由美ちゃんと麻利ちゃんのことが心配で・・・」
由美は何も言わずに部屋に行く。
楓「由美ちゃん」
由美「何? お節介なら聞かないよ」
楓「・・・麻利ちゃん、さぁ^^」
麻利「うん・・・。お姉ちゃん、あのね・・・ごめんなさい。だから、許して」
由美「フンッ!」
由美は部屋に行ってしまった。
楓「由美ちゃんっ!!」
リルム「由美様!」
麻利は泣きそうになる。
楓「麻利ちゃん・・・」
麻利は由美の部屋のドアのところに
麻利「お願い許して!!」
楓「由美ちゃん、許してあげて。麻利ちゃんも反省してるんだし・・・」
由美はドアを開けた。そして、麻利を見て
由美「私、今度の日曜日に桃ん家で焼肉食べるの!! 勿論、香川君や千草と美保も一緒なの。羨ましいでしょ!! あんたなんか絶対に入れてやらないもんね!!」
そう言って由美はドアを酷く閉めた。
皆「!!」
ミルモ「おい!!」
麻利は泣き出した「うわあぁぁ〜〜〜!!」
楓「麻利ちゃん!!」
麻利「・・・うっ・・・いいもん!! 麻利は由美姉のように欲張りじゃないもん!! 由美姉は意地悪だもん!! 由美姉なんか大っ嫌い!!!」
そう言って麻利は楓に泣きつく。
麻利「あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」
楓「麻利ちゃん・・・」

由美の家の隣の武道場。夜。由美は柔道服を着ている。
由美「はあぁぁぁーーー!!!」
由美は瓦3段見事割った。
由美「あ〜気持ちいい〜♪」
サスケ「いつ見てもお見事だぜ」
由美「大したことじゃないよ」
由美は家に入って冷蔵庫を見る。そこにはイチゴのエクレアがあった。
由美「ま〜だ残ってたんだ、ラッキー☆」
由美はエクレアを取ろうとしたら
由美「ん? ゲッ、これ賞味期限がかなり前までじゃんか」
由美は冷蔵庫を閉じてソファに寛いだ。
サスケ「エクレアはどうしたんだぜ?」
由美「賞味期限切れてた」
サスケ「えぇ〜ついてないぜ」
麻利はリビングに入ってきた。
サスケと由美「・・・」
麻利は冷蔵庫を開けてあの賞味期限が切れているエクレアを取った。
麻利「やったぁ〜!! 最後のエクレアまだあったんだ!」
サスケ「!! そ、それは・・・」
由美「・・・」
麻利「お姉ちゃんには上げないもんね〜!! これは麻利の物だもん」
由美「あっそ。私はこんなものいらないから好きにしたら?」
麻利「ベー」
麻利はドアを閉めた。
サスケ「由美ぃ、麻利があのエクレア取っていったぜ!!」
由美「いいのよ、麻利なんか。私の焼肉券ダメにしたんだから」

次の朝
由美は制服姿で階段を降りて、ドアを開けると
麻利「お腹が痛いよ〜〜〜痛い痛い〜〜」
お父さん「大丈夫か?」
可憐も困っている。可憐と麻利も制服姿。
サスケ「麻利がお腹痛いって言ってるぜ」
由美「知ったことないわ」
お父さん「よし、今から病院に行こう麻利!」
麻利「痛いよ〜痛いよ〜」

由美の学校。授業中
担任「だからここの41と5を・・・」
他の先生がドアを開けた。
担任「岡部先生、どうかされましたか?」
クラスの皆も?の感じ。
岡部「鈴木、ちょっと」
鈴木「え?」
拓斗と桃「?・・・」

由美は職員室の電話の受話器を取って
由美「もしもしお父さん? 何?」
(電話から)お父さん「麻利を病院に連れて行って、お医者さんから・・・」


−−−回想−−−
麻利は病院のベッドで寝込んでる。
麻利「痛い・・・痛いよ〜・・・」
医者「何か腐ったものか生ものかを食べましたか?」
お父さん「え?」


由美「・・・」
お父さん「何か心当たりあるか?」
由美は麻利が持っていったエクレアが脳裏に浮かんだ。
由美「・・・知らない」
お父さん「そうか。父さん今から仕事があるからお前学校早退して麻利の面倒を見てやってくれ。可憐は今日テストだから可憐には連絡してないんだ」

由美は走って病院に着いて、麻利の部屋に急いでる。勿論、サスケも一緒で団扇で飛んでる。
由美「麻利・・・」
由美は麻利の部屋の番号の名前を書いてるのを見た。
サスケ「ここだぜ」
由美はドアを開けて入った。
由美「麻利・・・」
麻利は寝ている。
由美「・・・」
由美は麻利の傍に座る。
サスケ「昨日のエクレアのせいだぜ。由美が黙ってたのがいけないぜ」
由美「・・・分かってるよそのくらい。私、怒ってる時、恐ろしいわ・・・。だって私、あのエクレア食べられないことを知っていて黙っていたんですもの。私は汚い人間よ・・・」
サスケ「そ、そんなことないぜ! 誰でもケンカはするんだぜ!! 麻利が起きたらごめんって言えばいいんだぜ」
由美「言えたら苦労しないわよ・・・。私、面と向かって謝るのは苦手なのよ。姉として失格よ・・・うぅぅぅ」
由美は麻利の寝ている布団で泣き出した。
サスケ「由美・・・」

ミルモや楓たちはいつものメンバーで帰ってる。楓と安純は結木にしがみ付いてる。妖精たちは団扇で飛んでいる。
楓「それでねー結木君」
安純「それでそれで、私がね〜」
結木と松竹「・・・」[汗]
ミルモ「結木も大変だな〜」[汗]
ヤシチ「全くだ」[汗]
・・・「アニキ〜」
サスケの声。
皆「!!」
サスケがヤシチのところに来る。
ヤシチ「サスケ」
松竹「何だか疲れてるみたいだけど・・・」
楓「何かあったの?」
サスケ「由美が・・・麻利が・・・オイラどうしていいか分かんないぜ・・・」
サスケは泣き出した。
ヤシチ「おい、泣いてたら分からんではないか!!」
リルム「話してくださいませ!!」
ミルモ「・・・」

病院
由美「・・・」
由美は麻利を見ている。コンコン・・・
由美「!・・・どうぞ」
拓斗と桃だった。勿論、ハンゾーは拓斗の肩、ヤマネは桃の肩に乗ってる。拓斗の手にはお見舞いの花がある。
桃「由美、麻利ちゃんの具合はどう?」
由美「お医者さんが薬を飲んだから後は寝てれば良くなるって言ってたわ」
ハンゾー「よかったのら〜!!」
ヤマネ「無事で本当に嬉しゅうございます!!」
拓斗「そう言えばサスケは?」
由美「・・・どっか行った。麻利がこうなったのも私のせいなの」
桃「え?」
拓斗「・・・」
コンコン・・・。
由美「どうぞ」
ドアが開いた。楓たちだった。サスケも一緒。楓の手にお見舞いの果物がある。
由美「サスケ、楓ちゃんたちを呼びに・・・」
サスケ「だって・・・」
桃「お兄ちゃまぁ〜♪」
桃は松竹にしがみ付く。
松竹「桃ちゃん・・・」
由美「・・・楓ちゃんたちは麻利がこうなった理由はサスケから聞いたんでしょ?」
ミルモ「あぁ」
麻利「・・・んっ・・・」
麻利は目が覚めた。
皆「あっ」
ムルモ「麻利しゃんが起きたでしゅ」
麻利「由美姉・・・拓斗兄ちゃん、桃姉ちゃん、楓お姉ちゃん・・・皆・・・」
由美「・・・」
楓「麻利ちゃん、具合大丈夫?」
麻利「うん! さっき薬飲んだから良くなったんだ。だけどもう少し寝てなきゃ」
楓「そっか。よかった^^ はいこれ、お見舞いに♪」
楓は果物を物置の所に置く。
麻利「わぁ〜メロンに林檎に蜜柑に葡萄だぁ☆」
拓斗「それとこれ」
拓斗は花を花瓶に挿した。
麻利「わぁ〜綺麗なお花☆ 皆ありがと〜」
皆は微笑んだ。
リルム「とても素直で可愛いですわ^^」
由美「・・・麻利、あんたがお腹が痛くなったのは私のせいよ。だって、あんたが昨日食べたエクレア、かなり賞味期限が切れてたやつだもん。あんたがエクレア取った時、私はあんたに教えなかった。・・・ごめんね」
麻利「え〜エクレア美味しかったけど・・・。でももういいよ。麻利の方こそごめんね。お姉ちゃんの焼肉ダメにしちゃって」
由美「もういいんだ。そうそう、私昨日、桃ん家で焼肉するって話してたじゃん。麻利も日曜日、行こうよ! 桃、いいわよね?^^」
桃「もっちろん!! 麻利ちゃん、一緒に焼肉食べましょう♪」
麻利「わ〜い焼肉だぁ焼肉だぁ☆☆」
桃「お兄ちゃまも来てちょうだい!!♪」
松竹「う、うん・・・。じゃ、じゃあ南さんたちも行こうよ!!^^」
桃「え〜桃はあまり招待したくないけど」
楓と結と安純「・・・」[汗]
麻利「麻利は楓お姉ちゃんたちとも一緒がいい!!」
拓斗「決まりだな」
桃「じゃあ仕方ないわね」
ミルモ「俺たちも焼肉食べ放題だぜ〜!!」
リルム「楽しみですわ〜!!」
ヤシチ「今でも涎が垂れてくるぞ!!」
ムルモ「早く食べたいでしゅ!!」
サスケ「人数が多い方が焼肉も美味しくなるぜー!!」
ハンゾー「皆でお腹いっぱい食べるのら〜!!」
ヤマネ「でございます!!」
楓「・・・よかったね麻利ちゃん^^」
麻利「うん!!」
由美は麻利の頭を撫でた
サスケ「本当によかったぜ^^」

日曜日
皆、梅園家で焼肉パーティしている。肉や野菜がかなり贅沢。勿論、千草も美保も来ている。
楓の服装・・・上は白、下は水色のミニスカート、サンダル。
結木の服装・・・上は赤、下は茶色の長ズボン。
安純の服装・・・上は青、下は黄色のかなり短いズボン、サンダル。
松竹の服装・・・上は緑、下は灰色の長ズボン。
由美の服装・・・上はオレンジ、下は紫のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は灰色、下は青の半ズボン、白の靴下。
桃の服装・・・水色のワンピース、白の靴下。
千種の服装・・・白のワンピース、サンダル。
美保の服装・・・上は青、下は水色のミニスカート、白の靴下。
楓「おいし〜♪」
ミルモたち、妖精はバクバク食べてる。
千草「私、こんな贅沢な肉初めて〜♡」
美保「このキャベツもかなり甘みがあるよ!!」
桃「お兄ちゃま〜はい、あ〜ん♪」
松竹「え・・・え〜・・・」[汗]
由美「この肉ゲーット!!」
由美は箸で肉をつかんだら誰かが由美と同じスピードで箸をつかんでる者がいた。
由美「ん?」
安純だった。安純と由美は火鉢る。
安純「ちょっとこの肉は私のよ!!」[白目]
由美「何言ってんだ、私が早かったわよ!!」[白目]
安純「私が早かったわよ、この食いしん坊!!」[白目]
由美「うっさい、凶暴女!!」[白目]
2人は肉の取り合いしてて、肉が滑って跳んだ。
安純と由美「あっ!!」
カプッ。麻利が食べた。
安純と由美「あぁ〜〜〜!!」
麻利「う〜美味し〜〜〜☆☆」
安純「ちょっとあんた〜私の肉返してよ〜〜!!」[白目]
麻利「わぁ〜〜〜〜怖いよ〜楓お姉ちゃ〜ん助けて〜〜!!」
麻利は楓の所にきた。
楓「ひっ、日高さん、やめなよ!!」[汗]
安純「許さんー!!」[白目]
麻利「いや〜〜〜鬼婆だぁ〜!!」
由美「はーぁ・・・付き合ってらんないよ」[汗]
サスケ「やれやれだぜ・・・」[汗]
サスケは微笑む。

終わり


■ アニス (167回/2013/03/07(Thu) 21:58:43/No5164)

第11話【フェアリンピックだす!】

アニメ通りに話が進んだ。

CM

妖精学校の分校
分校の中には、ジャージを着ている沢山の妖精がいる。楓、結木、安純、松竹、由美と拓斗も来ている。
楓(黄色と黄緑)、結木(黄緑)、安純(ピンク)、松竹(緑)は、アニメ通りの服装。
由美の服・・・上は緑、下は茶色のミニスカート、黄色の靴下。
拓斗の服装・・・上は黄色と黒のシマシマ模様、下は茶色の半ズボン、白の靴下。
楓「うわぁー」
松竹「まだ予選だっていうのに何だか盛り上がってるねー」
拓斗「はい」
由美はキョロキョロしている。
由美「うふふっ♡」
安純「あ〜あ〜な〜んで私まで来なきゃなんないわけ〜??」
結木「まぁ、せっかく招待状ももらったんだし」
楓「うん! それに・・・ちょっと楽しみ」
安純は楓を押した。
楓「うわぁ!!」
楓は倒れた。安純は結木にくっつく。
安純「一緒に応援しましょうね♪ 結木く〜ん」
楓「何すんのよ日高さーん!!」
楓は結と安純を放そうと安純の腕を引っ張ってる。
楓「ダーメッ! 放れてよ〜」
安純「何言ってんのよ」[白目]

ペータ、ビケー、マンボ、ガビンの姿。
由美「お〜い!!」
マンボ「あっ、由美さん!!」
ペータ「久しぶりだべ!!」
ビケー「由美さんは相変わらず美しいなぁ♪」
由美「いや〜そんなことないわよ!^^(当然じゃないの!!☆)・・・。それより、予選頑張ってね!」
ペータたち「うん」
ガビン「でも、僕なんかあっという間に負けちゃうよ・・・ガビ〜ン」
由美「・・・もっと自信を持ちなさいよ、男の子なんだから^^;」
マンボ「俺は絶対勝つぞ〜!! 由美さん、俺の活躍見ててね」
由美「うんっ! サスケも勝てたらいいんだけど、果たしてどうなることやら・・・」

ムルモ「そういえば、お兄たまの姿が見えないでしゅね」
ヤシチ「そういやキンタに負けて以来ミルモが見かけないな〜」
サスケ「言われてみればー」
ハンゾーも一緒にいる。
リルム「楓様ー」
楓「ん?」
リルム「ミルモ様はあれからずっと落ち込んでいるのではありませんか?」
楓「ううん。そんなことはないんだけど」

−−−ミルモの練習の回想−−−

楓「朝早くから夜遅くまで・・・。タコさんと2人でトレーニングで嘆いてたみたい」
結木「相当気合入ってるなぁ」
ムルモ「キンタしゃんに負けたのが本当に悔しかったんでしゅね」
ミルモ「よぉ!!」
リルムとヤシチとムルモ「!!」
ミルモとタコの姿
リルム「まぁ、ミルモ様」
ミルモ「フフフ、見よ。この引き締まったボディを」
ミルモは決めてる
楓と結木と安純と松竹と拓斗「・・・」[汗]
松竹「どの辺りが引き締まってんの?」[汗]
ミルモ「更に凄いのは」
タコは瓦をミルモの前に持ってきて
タコ「どうぞ」
ミルモ「ほっぺたで」
ミルモはほっぺたで瓦を割ってる。
ムルモ「すっ、すごいでしゅ」
ヤシチ「何というほっぺただ」
サスケ「カッコいいぜ」
ハンゾー「なのら〜」
リルム「素晴らしいですわ〜♪」
安純「そんな凄いようには見えないんだけど・・・」[汗]
ミルモ「ふぅ」
タコは鞄を持ってきて
タコ「どうぞ」
中身はバナナ。
楓「バナナ?」
ミルモ「試合前のバナナはトッパースイートの常識だぜ」
ミルモはバナナを食べてる
結木「筋肉系を防ぐ−−−−−−」
ミルモとタコの演技? それでタコは「クリスタル集めに」と言ったら、ミルモから叩かれた。

ハートたちはラッパを吹いてる。
大臣「えー皆様、フェアリンピックの予選へようこそ。本日の−−−−−−、旧居妖精界と人間界、2つの会場に別れて行う・・・

妖精界
マルモ「・・・ことにした。悔いのないよう、精いっぱい戦ってくれたまえ!」
キンタは頷く。

大臣「それから1つ、重大なお知らせが御座います。今回のフェアリンピックから特別招待●●を設けました」
楓に注目の光がなった。
楓「!! 何?」
大臣「南楓様には聖火ランナーを始めとして、様々な競技にご参加いただくとなっております」
楓「えぇぇ〜!? 聞いてないよ〜」
大臣「温かな拍手を」
妖精たちは拍手をしている。
結木「頑張れよ、南」
松竹「僕、応援するから」
結木と松竹と拓斗は楓の側にいる。
楓「困ったなぁ」
安純「何で南楓が選ばれるのよ〜〜!!」[白目]
由美は不機嫌な顔をしている。
由美「・・・」
サスケ「由美・・・」
ミルモはバナナを食べてる。
ミルモ「フン。運動音痴の楓が出たって何の特にもなんねぇのになぁ」
大臣「ではそろそろ予選戦を始めていただきます」
ミルモ「よっしゃあ、張り切っていくぜぃ!!」
ほっぺた相撲の風景。
大臣「予選通過の条件はほっぺた相撲で3連勝すること。1度でも負けたらその時点で失格とします」
楓「あー見て! ムルモちゃんの試合が始まるよー」
ムルモと誰か知らない女の子と勝負をするところ。
審判「はっきょーい、のこった!!」
女の子「とりゃあー!!」
女の子はムルモに攻撃しようとする。ムルモはしゃがみ込んで
ムルモ「待ってくだしゃい!!」
女の子「ん?」
ムルモは泣きまねしていて
ムルモ「お姉しゃん、僕のこと本気で倒すつもりでしゅか?」
女の子「え?」
ムルモ「しょんな酷いことできるわけないでしゅよね・・・?」
女の子「・・・・・・わ、私の負けだわ・・・」
女の子は場外に出た。
審判「ムルモ選手の勝ちー!!」
ムルモ「フッ、チョロイもんでしゅ!! 後1人もやっつけるでしゅ!!」[腹黒&白目]
その時、何かの影がムルモの後ろに現れた。
審判「さぁー見合って見合ってー!!」
ムルモは振り向いて
ムルモ「よろしくでしゅ^^ えへ♡^^ うえぇ!?」
そう、パピィなのだ。
パピィ「何ブリッコちてんのよ!?」
ムルモ「何でパピィがぁ・・・」
審判「はっきょーい、のこったー!!」
パピィ「おぉー!!」
パピィは攻撃してくる。
ムルモ「うぇぇ・・・でしゅ」
パピィはムルモの頬っぺたに当たって、攻撃している。
ムルモ「こうなったら本気でやるでしゅ!! お〜りゃ!! おりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」
パピィ「どりゃどりゃどりゃ〜・・・」
ムルモ「おりゃおりゃおりゃおりゃ・・・」
松竹「ムルモー頑張れー!!」

サスケ「オイラの出番だぜ〜」
ハンゾー「頑張るのら〜」
由美「サスケ、ファイト!!」
由美とハンゾーがいる。マンボは由美の所に来る。
由美「マンボはまだ誰とも戦ってないの?」
マンボ「うん。でも、ぜ〜ったいに由美さんにカッコいいところを観せるから!!」
由美「うん!! ちゃんと観てるわ^^」
サスケはムッとなり
サスケ「オイラと勝負しろだぜ!!」
由美とマンボ「え?」
マンボ「別にいいけど、俺に勝負を挑むとは、いい度胸じゃないか!!」
由美「ちょっとあんた、大丈夫なの!? マンボはあんたより大きいのよ!!」
サスケ「そんなの関係ないぜ!!」
ハンゾー「そうなのら!! サスケはやる時はやるのら!!」

サスケとマンボは陣地の中に入った。
サスケ「由美ー」
由美「ん?」
マンボ「オイラ、絶対勝つぜ!! 由美のためにも勝つぜ!!」
由美「サスケ・・・」
審判「はっきょーい・・・」
サスケ「(マンボには絶対に勝つぜ!! 由美、観ててくれだぜ・・・)」
審判「のこったー!!」
サスケとマンボ「だあぁぁぁー!!」
2人は、ほっぺた相撲して、勝負している。
ハンゾー「サスケー頑張るのら〜!!」
由美「・・・」
マンボは一生懸命にサスケを押して、サスケは押されまくって
サスケ「ま、負けないぜ〜!!」
由美「サスケ・・・」
しかし、サスケは押されまくって最後に場外からはみ出てこけた。
ハンゾーと由美「あぁ!!」
サスケ「あっ・・・」
審判「マンボ選手の勝ち!!」
ハンゾー「サスケー」
マンボ「やったー!! 由美さんー俺勝ったよ。!!」
由美「おめでとう!!^^」
由美はハッとなり、サスケのところに行く。ハンゾーはもう、サスケのところにいる。
ハンゾー「サスケ、大丈夫なのら?」
サスケ「オイラ、悔しいぜ・・・」
由美「あ〜あ、負けちゃったな」
マンボ「・・・俺、余計な事しちゃったかな」

ハンゾー「次はボクの出番なのら〜。サスケの分まで勝つのら!!」
拓斗「頑張れよ」
ハンゾー「はいなのら〜」
サスケ「ハンゾー・・・」
そこには、サスケと拓斗がいる。そして、ハンゾーの前にいるのは知らない女の妖精。女の子はリルムくらいの大きさ。
審判「はっきょーい、残ったー!!」
女「はあぁぁぁー!!」
ハンゾー「わあぁっ」
ハンゾーは場外負け。
サスケ「ハンゾー!!」
ハンゾー「サスケ、拓斗、2人ともごめんなのら。僕も負けちゃったのら」
拓斗「いいんだよ。負けたっていいんだ・・・。俺も野球で負けたら悔しい気持ちになるからその悔しさは分かる。だがな、その悔しさは忘れないでほしいな・・・」
ハンゾー「はいなのら^^」

結木「! リルム」
リルム「とぉー!!」[白目]
対戦相手はマンボ。
マンボ「わあぁ〜。いってぇ」
マンボは場外負けした。アンナとインチョもいる。3人ともボロ負け。
審判「リルム選手の勝ち!!」
リルムは星3つになった。
リルム「お恥ずかしいですわ〜」[赤面]
ペータ「さっすがリルム!! 予選突破だべ」
ビケー「それにしても、マンボはアッサリ負けてカッコ悪いなぁ」
ペータ「カッコ悪いだべぇ」
ミルモ「カッコ悪ー」
タコ「ごっつカッコ悪いですわぁ」
マンボ「カッコ悪いって言うなぁ〜」[涙]
由美「リルムに勝てた方が凄いって・・・」[汗]

ペータ「だぁ〜」
ペータは場外負け。
ペータ「しまっただべぇ」
ヤマネ「ありがとうございましたぁ」
サスケとハンゾーはヤマネのところに来て
サスケ「凄いぜヤマネェ!! あっという間の予選突破だぜぇ」
ハンゾー「僕達はあっという間に負けちゃったのらぁ」
ヤシチはサスケたちのところに来て(ヤシチは今、☆が2つある)
ヤシチ「ははっ、安心しろ。お前たちの分も頑張ってやるからな〜。さって〜、最後の相手は誰にしよっかな〜?」
ヤシチはキョロキョロ探している。後ろからヤシチの肩を人差し指で突く。
ヤシチ「あ? フッ、生意気に拙者に勝負を挑むとは・・・」
ヤシチは目を開ける。
ヤシチ「ゲッ!!」
それは、オトメなのだ。
オトメ「ふふっ、ヤッ君♡^^」
ヤシチ「オッ、オ、オトメ〜!!」
オトメ「久しぶり〜^^ こんな所で会えるなんて、嬉しい♡」[赤面]
ヤシチ「・・・あっ、いや、その・・・・・・」
オトメ「ヤッ君と頬っぺた相撲できるなんて、夢みた〜い♡」
ヤシチ「えぇぇぇ〜!?」
そう、一緒の陣地にいるのだ。
ヤシチ「ゲッ・・・」
審判「はっきょーい、のこったー!!」
オトメはヤシチに近づく。
オトメ「うふっ^^♡」
ヤシチ「!!」
ヤシチはオトメから少しずつ逃げている。サスケとハンゾーとヤマネはヤシチを応援している。オトメは自分の頬っぺたとヤシチの頬っぺたをくっつける。
オトメ「うっふんっ^^♡」
ヤシチ「いったっ!!・・・○П○」
ヤシチに真っ白に固まった。
オトメ「あら嫌だ、今朝剃ったばっかりなのに!!」
オトメの声は裏の声になった。オトメは陣地から出て、お髭を剃る。
審判「ヤシチ選手の勝ちー!!」
由美「・・・!」
そこには、楓がいる。由美は楓と目が合った。由美は楓の所に来て
由美「よかったわね、聖火ランナーに選ばれて!!」
楓「いや、私は・・・」
由美「いろんな競技にも出られてさ。私、本当に楓ちゃんと違って拒絶されてるわ」
楓「そんなことないよ!! 私が大臣に由美ちゃんを出すように頼んでみるわ!! だって、私と違って由美ちゃんの方がずっと運動神経いいんだし、その方が絶対に盛り上がるし、いい勝負が出来るわ!!」
由美「やめてよ!!」
楓「由美ちゃん・・・」
由美「そこまでされて出たいなんて思わないわ。・・・頑張ってね」
楓「由美ちゃん・・・」

ムルモとパピィはまだ勝負している。
ムルモとパピィ「うぅぅぅ〜・・・」[白目]
楓「見てー、ムルモちゃんとパピィちゃんすごーい!!」
松竹「頑張れームルモー!!」
パピィ「いい加減負けたらどうなの!?」[白目]
ムルモ「そっちこそでしゅ!!」[白目]
ムルモとパピィ「うぅぅぅ〜・・・」[白目]
その時、ハエがやって来る。ブゥゥゥ〜・・・
パピィ「もぉ〜うるちゃいわね〜!! 気が散るじゃないの〜!!」[白目]
ハエはムルモの頭の上にいる。
パピィ「はっ!!」
パピィはムルモの頭を叩いた。
ムルモ「何するんでしゅか!!」
パピィ「えいっ!!」
パピィはムルモの頬っぺたを叩く。
パピィ「今度こそ!! え〜い!!」
ムルモ「!!」
ムルモは目が回って、倒れた。
審判「パピィ選手、手を使ったので反則!!」
パピィ「えっ!?」
審判「よってこの勝負、ムルモ選手の勝ちー!!」

妖精界
キンタは余裕で2回、勝った。

分校学校
ミルモ「・・・」[白目]
ミルモは鼻息を鳴らしている。
ビケー「やれやれ・・・♪」
審判「見合って見合ってー・・・はっきょーい・・・」
ビケー「参った♪」
審判「ミルモ選手の勝ち!!」
ミルモはこける。
ミルモ「やっ、やったぜ・・・」[白目]
ミルモは☆2つになった。
ビケー「フッ、降参だよミルモ。君のブサイクさに完敗さ♪」
リルム「ミルモ様ー、特訓の成果、バッチリ出てますわよー!!」
ヤシチ「・・・」[汗]
楓と結木「・・・」[汗]
結木「そうだろうか?」[汗]
ミルモ「・・・」[汗]
タコはバナナを持って来て
タコ「さぁ、後1勝ですわ!!」
ミルモはバナナを食べる。
タコ「うふふ〜^^」
ミルモ「余裕余裕」
バンッ!! ドアの音がした。
ミルモとキンタ「ん?」
そこには、マサコとマサコに乗ってるキンタがやって来た。
タコ「あっ、あれは・・・」
楓「キンタ君!!」
キンタはマサコから降りて
ミルモ「何だよ? 俺とやるつもりか?」
キンタは前髪で目が隠れてる。
キンタ「・・・」
キンタは涙を流してる
リルム「まぁ、どうなさったのですか? キンタさん」
キンタ「オラ・・・オラ・・・負けてしまっただす」
リルムに泣きつく。
キンタ「うおぉぉぉぉ」
ヤシチ「キンタが負けたぁ?」
楓たち「えぇぇぇ!?」
ミルモ「ど、どうゆうことだよ!? お前が予選ごときで負けたなんてそんな、冗談だろ」
キンタ「オラだって、信じられないダス。楽勝だって思ってたダス。でもぉ」

−−−キンタの勝負の回想−−−

キンタ「頭ん中真っ白になって、気が付いた時にはオラ、ショックだす」
ミルモ「相手は何所のドイツだ?」
キンタ「アテネって名乗ってただす」
皆「アテネ?」
ヤシチ「初めて聞く名だなぁ」
ムルモ「でも、キンタしゃんを打ち負かすなんて」
ミルモ「相当のヅラ者に違いねぇなぁ」
キンタ「・・・・・・・フェアリンピックに出てミルモと金メダル争いするつもりだったのに・・・オラ、情けなか〜〜悔しすぎるだす〜〜〜!!」
キンタは大泣きしている。
楓「キンタ君・・・」
キンタ「うわ〜あ〜あ〜」
リルム「・・・」
リルムはハンカチを出し
リルム「キンタさん、そんなに落ち込まないでくださいませ^^」
キンタ「リルムしゃん・・・ブブーッ!!」
キンタは鼻をかむ。
リルム「あぁっ!!」
由美「ゲッ・・・」[汗]
キンタ「ありがとうだす」
キンタはリルムにハンカチを返す。
リルム「・・・」[汗]
キンタ「そうだすなぁ。終わってしまったことでウジウジするのは男らしくないだす。ミルモ」
ミルモ「何だ?」
キンタ「頼む! オラの分もフェアリンピックで頑張ってくれだす!! そして、アテネを負かしてほしいだす!!」
ミルモ「あぁわかった!!」
ミルモとキンタは握手した。
ミルモ「任せとけ!! 俺がそのアテネとかいう奴をやっつけてやるぜ」
キンタ「あぁ、ミルモ」
大臣がチランチランと鳴らす。
大臣「予選も残すところ、1試合のみとなりました。最後の対戦はミルモ選手対」
ミルモはバナナを食べてる。
大臣「ガビン選手」
ガビン「ガビ〜ン」
ミルモ「お前かよ」
ムルモ「チッ、ガビンしゃんが相手なんて」
ヤシチ「楽勝だなぁ」
ミルモはバナナを食べ終えて、バナナの皮をポイッと捨てた。ミルモは自分の頬っぺたを叩いて、白目になる。
ガビン「ガビ〜ン、絶対負けるよ・・・。きっと思い切り投げ飛ばされて、メチャメチャ痛い思いをするんだぁ・・・」[汗]
大臣「それでは、見合って見合って」
ミルモ「ぜってー勝つ、ぜってー勝つ」[白目]
ガビン「・・・」
ガビンは震えている。
大臣「はっきょーい、のこった!!」
ミルモは早速向かう。
ミルモ「おりゃあーーー!!」[白目]
ガビン「うえ〜怖いよ〜」
ミルモ「おりゃあーーー!!」[白目]「おぉっ??」
ミルモはバナナの皮で滑ってる。
ミルモ「うわあぁぁ〜〜〜〜」
ミルモは場外からはみ出した。バンッ。ミルモは倒れて、バナナの皮がミルモの顔に落ちた。
大臣「ガ、ガビン選手の勝ち」[汗]
ガビン「ガビ〜ン、勝っちゃった」[汗]
楓たち「・・・」[汗]
キンタ「ミルモに期待したオラがバカだっただす−−;」
ムルモ「最悪な負け方しゅ−−;」
由美「勝てるはずの試合だったのに・・・−−;」
ミルモ「そんな・・・そんなバナナ〜〜○П○」

終わり


■ アニス (168回/2013/03/08(Fri) 17:04:32/No5165)

第12話【走れ跳べ挙げろ、そして泳げ】

場所はフェアリンピック
司会「発表ーします! ただ今より、フェアリンピックの開会式です!!」
たくさんの妖精たちが入場している。
司会「発表ーします!! ここ、チョコドーナツスタジアムに選手が次々と入場してきます!!」
リルムとムルモが入場している。
リルム「応援ありがとうですわー!!」
ムルモ「頑張るでしゅー!!」
ガビン「僕がこんなところに出るなんて・・・これはきっと、誰かが仕組んだ罠なんだ。ガビ〜ン」
ヤシチ「拙者の活躍をよ〜く見とけよー!!」
サスケとハンゾーは応援席にいる。
サスケ「頑張れよアニキー!!」
ハンゾー「●●●取るのら〜!!」
サスケ「それを言うなら金メダルだぜ」
ハンゾー「そうゆう名前のお魚も取るのら〜」
サスケはガクッと倒れた。
ワルモ団も入場している。
ワルモ団「やぁやぁどうもどうもー^^」
イチロー「(フッフフフフ・・・作戦は大成功だぁ)」
ジローとサブローとシローとゴロー「だな」


−−−ワルモ団の回想−−−


ミルモ「あ〜あ〜俺も出たかったぜぇ」
タコ「しゃ〜ないやないですかぁ。何しろ予選で負けてしもうたんやからぁ」
ミルモはタコの1本の脚を掴んで
ミルモ「てめ〜また片結びにされてぇかぁ〜」[白目]
司会「発表します! 今大会注目のナンバーワン!」
アテネの入場姿。
司会「アテネ選手の入場です!」
タコ「あの人かいな。キンタさんを負かしたのは」
ミルモ「ふ〜ん。何だか普通の奴だなぁ・・・」
司会「発表します! 続きまして、聖火の入場です!」
楓は聖火を持って入場する
結木、安純、松竹、由美、拓斗は勿論、一緒に座ってる(席の順は松竹、結木、安純、由美、拓斗)。後ろにはマルモとサリアがいる。
松竹「あっ、南さんだぁ」
楓「−−−−−−−思わなかったよぉ〜」
松竹「妖精姿の南さんって何度見ても可愛いなぁ♡」
安純と由美[怒]
安純「あらぁ、私の方が可愛いわよ!! ねぇ〜結木くぅ〜ん♡」
そう言って、安純は結木にしがみ付く。
結木と松竹と拓斗「−−;」
由美「何言ってんだよ!! 私が1番可愛いに決まってるじゃないの!!」
安純「私が1番可愛いわよ!! あんたなんか、幼稚じゃないの!!」[白目]
由美「何だって!?」[怒&白目]
安純と由美「うぅぅ〜・・・」[白目]
安純と由美は火鉢る。
結木と松竹と拓斗「・・・−−;」
由美「でも、妖精になったのは久しぶりだよね〜♪^^」
結木はマルモたちの方を向いて
結木「そう言えば、僕達まで招待してもらってよかったんですか?」
マルモ「一向に構わんよ。冠婚葬祭とフェアリンピックの時は特別じゃ」
サリア「それに、今大会からも●●●ことですしね」
楓は階段を上って、火を灯した。そして、コーンの中からポップコーンが沢山出てくる。
妖精たち「わぁ〜」
司会「発表します! 聖火が無事に●●されました!」
楓「・・・ハァ」[汗]
司会「発表します!! ただ今より、妖精おしくらまん柔道開始します!!」
リルムとヤマネの試合。リルムが勝った。

次にイチローとジローの試合。2人は、お尻突きしているかのよう。
ミルモとタコとサスケとハンゾー「・・・−−」
イチローとジロー、どちらとも負け。

ヤシチとアテネの試合。ヤシチが勝った。

妖精おしくらまん柔道決勝戦。リルムVSヤシチ。リルムが勝った。

1位がリルム、2位がヤシチ、3位がヤマネ。

沢山の競技。

アテネが足を挫いて、アテネがパートナーのレイのことについて話した。

CM

競技に出る選手は集まっている。その中には楓もいた。
審判「競技に出場する選手は以上ですね?」
・・・「待ちたまえ」
ミルモがアテネの覆面を被って入場してくる。
ミルモ「私も出場する」
審判「あなたは?」
ミルモ「アテネに決まっているだろ」
ヤシチ「何だ? そのふざけた覆面は?」
ミルモ「え・・・。ふ〜ふざけてなどいない。気を引き締めるためにつけたのだ。細かいことは気にしないで早く競技を始めようではないか」[汗]
審判「はぁ」
楓「何だかミルモの声に似てるわねぇ」
ミルモ「・・・おおお、お嬢さんそれは人違い。あっ、いや、妖精違いというものだよぉ」[汗]
楓はジロジロ見ている
楓「まぁそうだよね。ミルモだったら目立ちたがり屋だから、こんな時に顔隠すなんてこと、絶対しないよね」
ミルモ「・・・」[汗]
ホトス「発表します!! ただいまから妖精障害物競争が始まります!!」
アテネとタコは一緒に見ている。
アテネ「ミルモさん、本当に大丈夫ですかね?」
タコ「心配いらへんて!! あの人はやる時はやるお人や」
アテネ「・・・そうですか」

−−−回想−−−

アテネ「頑張ってください、ミルモさん・・・」
ホトス「発表します!! 妖精障害物競争は、コースに置かれたお菓子を飛び越えて行く競技です!! 飛び越える時だけ、飛行系のアイテムを使うことが許されています!!」
アテネ(ミルモ)、ヤシチ、楓などなど、いろんな妖精たちは、集中している。
審判「いちにーついてー、よーい」
由美「くそ〜私も出た〜い・・・」
ドンッ! 皆、走り出す。そこには、5つのデカいホットケーキがある。
ある妖精「おっ先に〜!」
ある妖精「いっただきま〜す!」
何人かの妖精は、団扇で飛んで、ホットケーキを食べる。次に、8つのデカいプリンが見えてくる。プリンを食べる何人かの妖精たち。走り出す妖精たち。そして、5つのデカいかき氷(イチゴ、メロン、ハワイアンブル、レモン、オレンジ)を食べている妖精たち。
ある走っている妖精「うぅ〜♡ パフェだわ〜♪」[涎]
ある走っている妖精「美味そう〜♡」[涎]
デカいパフェがある。パフェを食べる妖精たち。
楓は頑張って走ってる。
由美楓を観ていてはイライラしている。
由美「遅い遅い・・・。私が出てたらもうゴールしてるのにぃ〜・・・」
拓斗「・・・」
楓が走っている後ろのミルモが走っている。
ミルモ「(このままじゃ負けちまう・・・。くそ〜・・・)」[汗]
ミルモは結木を見る。
ミルモ「お〜い、楓!! 結木がお前のこと応援してるぞー!!」
楓「えぇ!? 結木君がぁ!?☆」
楓は止まる。
楓「何所っ!? 何所何所!?☆」
ミルモ「お先〜!!」
ミルモは楓を抜かした。
楓「結木君・・・♡」[赤面]
アテネ「あっ、やりましたよ!! ミルモさんがトップだ!!」
タコ「なぁ!? 僕の言うた通りやろ! あの人やる時はやるお人なんや〜」
ミルモは走っている時、
ミルモ「あぁ!!」
そこには、デカい板チョコがある。ミルモは涎を垂らす。
ミルモ「よぉし、行くぞー!!」
ミルモは団扇を使って飛ぶ。
ミルモ「あ〜でも、ちょっとだけ〜・・・」
ミルモはそう言って、板チョコを舐める。
ミルモ「おぉ〜こりゃあうめぇや〜☆」
ミルモは、板チョコを舐めまくる。そして、齧る。その時、板チョコが崩れ始める。それに気付かないミルモは板チョコを舐めまくったり、食べてばかり。そして、板チョコが完全に壊れて、ミルモはチョコの中に閉じ込められた。
ミルモ「ぎゃあ!!」
そして、ガビンが走っていて、チョコの上を団扇で飛んで、ゴールした。
ガビン「ハァハァハァハァ・・・」
ホトス「発表します!!」
1位はガビン、2位はその他の妖精、3位もその他の妖精。
ホトス「妖精障害物競争優勝者は、ガビン選手です!!」
ガビンは金メダルを受け取った。
ガビン「僕が優勝するなんて、これはきっと悪いことが起きる前触れなんだ・・・ガビ〜ン!!○П○」
ガビンは真っ白になった。

アテネ「ミ・・・ミルモ・・・さん・・・」[汗]
タコ「まぁまぁまぁまぁ、次はきっとやってくれまっせ〜!!」[汗]

しかし、妖精新体操はムルモが優勝した。

アテネ「・・・・・・どうなってるんですか!?」
タコ「まぁ、こないなこともありますで! 競技はまだあるんやから、その内、どれかで金メダルを取ってくれはるんやないかなぁ〜^^;」

安純「結木くぅ〜ん、あ〜ん♡」
安純はお弁当を持って来ている。その中の卵焼きを結木にやっている。
安純「結木君のために、お弁当作って来たの♡ 私って、以外と家庭的でしょ? さぁ^^ あ〜ん♡」
結木「いや、あの・・・」
・・・「あーっ!! 日高さん!!」
楓の声。
楓は画面から出てきている。
楓「何やってんの〜!?」[怒&白目]

妖精重量揚げはムーンが優勝。

妖精水泳はヤマネが優勝。

控室。
そこには、ミルモ、タコ、アテネがいる。ミルモは身体を痛めていて、マラソン出来ない状態。そして、最後に楓にミルモがアテネになっていたことがバレた。

終わり


■ アニス (169回/2013/03/08(Fri) 17:15:32/No5166)

第13話【涙のゴール】

楓はミルモがアテネのフリをして、競技に出場した訳を理解する。アテネは自分がマラソンに出ると言う。

司会「発表します!! いよいよフェアリンピック最後の競技、妖精マラソンの時間になりました! 実教は私、司会担当のホトスがお伝えします!!〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・ただ、ひたすら走って、ゴールを駆け巡らなければなりません!!」
観客からの大きな歓声。
リルム「はいですわ!!」
ムルモ「任せるでしゅ!!」
ヤシチ「・・・」
ホトス「え〜、因みにルール違反と観なされた選手は、スタートからやり直しです!!」
ヤシチ「おーしっ!! あっ?」
ヤシチはアテネに気付く。アテネはパートナーのレイの写真を見ている。
ヤシチ「何だアテネか。覆面はやめたのか?」
アテネ「あっ、はい^^」
ヤマネ「不思議でございますね。覆面がないと別の方のようでございます」
リルム「そうですわね。何故かとても賢そうに見えますわ!!」
ヤシチ「う〜ん・・・性格も凄く良さそうに見えるしな〜」
ムルモ「しゃっきまでは、な〜んかムカついたんでしゅよね」
ミルモ「・・・」[怒](楓とタコもいる)
ムルモ「何処かの誰かさんみたいでしゅたからね・・・」
ミルモ「コラーお前らー!!」[白目]
タコはミルモの口を塞いで
タコ「まぁまぁまぁ」
楓「怒ったらバレちゃうよ〜」

由美「マラソンかぁ〜・・・。いいなぁ〜。出たいよ〜!!」
マルモ「皆、頑張るのじゃぞ!」
松竹「頑張れムルモー!!」
結木「リルム、頑張れ!!」
安純「頑張れ頑張れ、結木君!!」
結木「え?」
安純「応援、頑張ってね♡」
安純はキラキラした目で言った。
結木と松竹と由美と拓斗「・・・−−;」(由美の眉毛は吊り上っている)
結木「あのな−−;」
由美「意味分からん・・・」[怒]
安純「何ですってぇ〜!!」[白目]
由美「あんたがヤシチの応援しないでバカなことやってるから本音言ってるだけでしょーがー!!」[白目]
安純「結木君の応援してて何が悪いってのよー!!」[白目]
由美は落ち着いて
由美「・・・頑張れヤシチ、ヤマネー!! ・・・でもやっぱり、マラソン出たい出たい〜!!」
拓斗「・・・(皆、ハンゾーとサスケの分まで頑張ってくれ!!)」

サスケ「ヤマネー、頑張れだぜー!!」
ハンゾー「なのらー!!^^」
サスケ「ん? ハンゾー、お前はアニキの応援するんだぜ!!」
ハンゾー「僕もヤマネがいいのら〜!!」
サスケ「えぇ〜!?」
ハンゾー「だってヤマネの方が勝てそうなのら」
サスケ「それもそうだぜ!!^^」
ヤシチ[怒&白目]「(アイツら〜・・・)」
サスケとハンゾー「頑張れ頑張れヤマネー!!」
ヤシチはこけて、サスケとハンゾーの所に来る。
ヤシチ「お前らー!!」[白目]
サスケとハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」
サスケ「ごめんだぜアニキ〜」
ハンゾー「なのら〜・・・」
サスケ「じゃあもう一度行くぜ!!」
ハンゾー「なのら〜!!」
サスケ「頑張れヤマネー!!」
ハンゾー「ファイトなのら〜!!^^」
ヤシチは倒れた。

マラソンが始まった。

ガビンは挫折・・・?

リルム、ムルモ、ヤマネ、ムーンは順調に走っている。アテネは皆に負けないように走る。ヤシチはスタート地点からやり直しされるばかり・・・。

お玉ちゃんが通ったので、橋の上を通れないリルム、ムルモ、ヤマネ、ムーン。4人はダンスを踊る。アテネは追いついた。ヤシチも来たけど、またスタートからやり直しになったヤシチ。アテネは頑張って踊っている。橋が元に戻って、橋を通るリルムたち。

水中マラソン。ムーンは息が苦しくてギブアップ。アテネ、頑張っている。ヤシチは水団の術を使ったからまたまたやり直し。

水中マラソンが終わった。アテネは倒れた。

CM

リルム、ムルモ、ヤマネ、タコ、楓はアテネのことを心配する。リルムとムルモとヤマネはレース中だから、先に行く。アテネは起き上がるけど、上手く立てない状況。ミルモはアテネと一緒に走る。その時、楓はレイの写真に気付く(下に落ちている)。楓はレイの写真を見て、何か思いついたよう。

ホトス「発表します!! 現在の順位はトップは前ヤマネ選手、それを追うリルム選手とムルモ選手・・・−−−−−」
結木「・・・! おい」
松竹と由美「ん?」
結木「あれって、ミルモじゃないか?」
松竹「え? あっ、そうだね!」
カメラにはミルモとアテネが走っている姿。
安純「何やってるのかしら・・・」

人間界の図書館
タコはパソコンでレイのことを調べている。楓はレイの住所を見て、分かったみたい。楓とタコは行く。

ヤマネ、リルム、ムルモは崖を登っている。それに続いて、ミルモとアテネも頑張っている。ワルモ団が来て、ふざけているからミルモからケツアタックされた。ヤシチがやってきた。ヤシチのお蔭でアテネも上に登ることができた(ヤシチがアテネにぶつかって、2人が一緒になって登った)。ヤシチは速く進む。

楓がアテネのパートナー・レイがいる病院へ行き、レイはテレビでアテネがマラソンで活躍している姿を観る。テレビでは「アテネ、アテネ」の声援が聞こえてくる。

ミルモ「行けるぞアテネ」
アテネ「はい」
・・・「アテネ!! アテネ!!・・・・・・」声援は続いている。
ホトス「発表します!! 会場に−−−−」
ミルモとアテネの姿が会場の皆に見える。
ヤシチが1位、ヤマネが2位、3位はリルムとムルモ。ガビンとムーンはヤシチ達の後ろにいる。
ヤシチ「アテネー!!」
リルム「後一周ですわ〜!!」
ムルモ「頑張るでしゅ〜!!」
松竹「頑張れアテネー!!」
結木「後少しだ!!」
安純「頑張りなさーい!!」
由美「ファイトー!!」
拓斗「頑張れー!!」
アテネ「うわっ」
アテネは転んだ。
ミルモ「アテネ!!」

レイ「あぁ!!」

妖精たち「あぁ・・・」
ヤシチとヤマネ「あぁ・・・」
結木と安純と松竹と由美と拓斗「あぁ・・・」

楓とタコ「・・・」

リルムとムルモ「あぁ〜・・・」

レイ「・・・・・・アテネ」

アテネは頑張って立とうとしている。
ミルモ「後もう少しだ!! ゴールは目の前だぞ!!」
アテネ「・・・・・・」
ゴールは本当に目の前だ。

レイ「アテネ・・・」
レイの目に涙が出てくる。

アテネは立ち上がった。
ミルモ「よしっ! 後ちょっとだ!!」
アテネは走り出す。

レイ「・・・・・・」

アテネ「・・・・・・」
アテネはゴールした。

マルモ「ゴールじゃ!!^^ よく頑張ったー!!^^」
大きな拍手と歓声・・・。

サスケとハンゾー「・・・」
サスケ「優勝したアニキの時より、大きな拍手だぜ」
ハンゾー「アニキは結局、何回走ったのら?」
サスケ「5回だぜ」
ハンゾー「ズルしなきゃ道切りの優勝だったのら〜」

ミルモとアテネ「ハァハァハァハァ・・・」
ミルモ「金メダル、取れなかったな・・・」
アテネ「え、えぇ・・・でも・・・凄く気持ちがいいです!!^^」

レイ「アテネ・・・運動苦手なくせに・・・ボロボロじゃない・・・・・・^^」
レイは涙を流しながら、そう言った。
楓とタコ「・・・・・・^^」

松竹の家
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、楓、結木、安純、松竹はオリンピックのテレビを観ている。テレビにはアテネとレイが出ている。アテネはレイの肩に乗っている。ミルモは自分だけお菓子がない(リルムとヤシチとムルモにはたくさんのお菓子がある)。リルムはミルモにやる。ムルモとヤシチは1つだけ。それで、ミルモとヤシチとムルモはまたまた殴り合いケンカになった。

終わり


■ アニス (170回/2013/03/09(Sat) 21:26:36/No5167)

第14話【イカはイカが?】

CM

タコはイカにクリスタルを見つけ出すと約束をする。

楓の家
タコはミルモと楓にクリスタ探ししを一緒にしてほしいとお願いする。

翌朝
楓の服装・・・上は黄色のベストと黄緑の半袖、下は青のミニスカート、白の長い靴下。
ミルモと楓とタコはクリスタル探しをしている。学校やいろんな所に行ったりしている。だけど、中々見つからない。その時、イカがジュースをミルモと楓にやる。2人は飲む。ジュースが少ししか出ない。それは、ストローが細くなっているからだ。その時、いきなり、ミルモと楓のお腹が膨れていく。イカは「そのジュースを飲まないと膨らんだのが戻らない」と言う。

無事、飲み終わって、歩いている楓。次にイカは、お菓子をたくさんミルモたちにやる。ミルモはひっかかって、お菓子を食べる。楓もお菓子を食べたら、いきなり頬っぺたが膨らんだ。ミルモの頬っぺたも膨らんだ。イカは「全部食べたら治るからね〜^^」と言う。

無事、食べ終わった。次にゲームを用意したイカ。ミルモはまたまた、ひっかかった。何と、このゲームのボタンから手が放れない。ゲームをクリアしないとダメと言うイカ。

無事に終わった。楓は歩いている。

川原
楓は歩いている。その時、楓の携帯が反応する。川原の所でミルモと楓とタコはクリスタルを捜す。楓は黄色のクリスタルを見つけた。しかしそれは、クリスタルではなくて、風船みたいな物になって、3人は炭がかかった。

図書館
ここには勿論、結木が本を読んでいる。リルムは結木の肩に乗ってる。
結木の服装・・・上は黄緑、下は
結木「・・・」
RRRR〜♪ 結木の携帯が反応する。クリスタルの音楽が流れる。周りの人たちは結木を睨む。結木は携帯を閉じて
結木「すいません・・・」[赤面]
リルム「結木様、これはクリスタル発見の合図では・・・」
結木「あぁ、そうだな・・・」

結木は本棚の中でクリスタルを捜す。水色のクリスタルを見つけた。
結木「あった。これだ」
結木はクリスタルを取る。
リルム「伝説のクリスタルですわ!!」
ボォンッ!! クリスタルからデカい目覚まし時計に変わった。音はかなりうるさい。
リルムと結木「・・・」[汗]
周りの人たちは結木を睨んでいる。
リルム「あぁぁぁ〜・・・」[汗]
結木「ど、どうも・・・」[汗]

安純の家
ヤシチは草むしりをしている。
安純の服装・・・白とオレンジ、下は白のミニスカート、灰色の長い靴下。
安純「ほらほら、まだ雑草が残ってるでしょ!」
ヤシチ「え〜い・・・」
RRRR〜♪ 安純の携帯が反応する。クリスタルの音楽が流れる。
ヤシチ「何だ?」[黒丸目]
安純「クリスタルよ!! クリスタルがあるんだわ!!」
安純は草をむしる。
ヤシチ「おぉ〜・・・」[汗]
どんどん、草が綺麗になくなっている。
ヤシチ「自分でやった方が早いではないか!!」
安純「あったぁ!!」
安純は紫のクリスタルを見つけた。
安純「これで南楓の隙にはさせないわぁ♡ オッホッホッホッホ・・・」
ボォンッ!!
安純「うわぁ!!」
何と、草が伸びていて、安純とヤシチは草に巻かれて、上に上がって行く。
安純「うわぁぁ・・・いやあぁぁ〜〜!!」[汗]
ヤシチ「何なのだこれは〜!?」

松竹の家
ムルモと松竹はプールでのんびりプール道具の上でごろんとしている。松竹は水着姿。2人はサングラスをかけてる。RRRR〜♪ 松竹の携帯が反応する。クリスタルの音楽が流れる。
ムルモ「!」
松竹「あれ?」
ムルモ「もしかしたら、クリスタルが近くにあるんじゃないでしゅか?」
松竹はプールの中を見て探している。
松竹「ん? ん? ん?」
プールの中に、緑のクリスタルがある。
松竹「あぁ!! あれだー!!」
松竹はプールの中に入る。ボォンッ!!
ムルモと松竹「・・・П」[黒丸目]
松竹「は・・・?П」[黒丸目]
目の前にサメがいるのだ。そして、2人に近づく。
ムルモと松竹「うわぁ〜!!」
2人は必至で泳ぐ。サメは付いて来る。2人はプールから上がる。
ムルモと松竹「うわあぁ!!」

ゲームセンター
このゲームセンターのカラオケでは、由美と千草と美保がいる。勿論サスケも一緒だ。サスケはテーブルの上にいる。
由美の服装・・・上は黒、下はレモン色のミニスカート、靴下は長い黒。
千草の服装・・・上はオレンジ、下は青の半ズボン、サンダル。
美保の服装・・・上は赤茶色、下は黄色のミニスカート、黒の長い靴下。
由美「・・・して〜いる〜♪・・・イェ〜イ!!」
由美がマイクを持って歌っていたのだ。パチパチパチパチ・・・千草と美保は拍手をしている。
由美「あ〜カラオケ最高〜!!☆」
美保「千草〜曲入れたの?」
千草「ちょっと待って!! 見つからないのよ」
千草はリモコンみたいな機会を使っている。RRRR〜♪ 由美の携帯が反応する。クリスタルの音楽が流れる。
サスケと由美「あぁ!!」
サスケ「クリスタルだぜ!!」
由美「きっとこの中にあるはずよ!!」
千草「もう〜ビックリするじゃないの!!」[汗]
美保「あんた、携帯持ってたんだ!!」[汗]
千草「まだ早すぎるわよ!!」
由美「うん、ちょっとね^口^;」
サスケと由美はクリスタルを捜す。
千草「あんた、何してんの?−−;」
由美「クリスタルを捜してるのよ」
千草と美保「クリスタル??」
サスケ「あったぜ!!」
由美「えぇ!? どこどこ!?」
サスケはテレビの裏の中に入っている。由美はテレビの裏の中を覗いたら、赤のクリスタルを発見。
由美「こ〜んな近くにあったなんて・・・ラッキー☆」
由美はクリスタルを取る。ボォンッ!!
由美「きゃあ!!」
デカいマイクが出てきて、キィィィィ〜って嫌な音がする。しかも、かなり音は高い。
サスケと由美と千草と美保「!!」
4人は、耳を塞ぐ。
由美「なっ、何〜!?」[汗]
サスケ「耳が痛いぜ〜!!」[汗]
千草「私の嫌いな音だわ〜!!」
美保「黒板を爪でひっかくような音に近いわね・・・」[汗]

由美たちの学校のグラウンド
拓斗は今日も野球の練習なのだ。拓斗はチームの人たちと後ろにいる。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
ハンゾー「暑いのら〜・・・」
拓斗「あぁ・・・」
RRRR〜♪ 拓斗の携帯が反応する。クリスタルの音楽が流れる。
ハンゾーと拓斗「!!」
拓斗は携帯を閉じる。
クラブA「お前、携帯持ってたのかよ・・・」
クラブB「以外だな〜。つーか、何だ今のは・・・」
クラブC「すっげーダサいぞ・・・−−;」
クラブD「お前、こーゆーのが好きだったのか・・・」
拓斗「あっ・・・いや、これは・・・」[赤面]
ハンゾー「拓斗、この近くにクリスタルがあるはずなのら!!」
拓斗「そうだな・・・」
拓斗はグラウンドの下をうろちょろして探している。そこに、キラーンと光った。
ハンゾーと拓斗「!」
2人は光った所に行く。そう、オレンジのクリスタルを発見。
ハンゾー「伝説のクリスタル見つけたのら〜!!^^」
拓斗「何でこんな所にあるんだ?」
拓斗はクリスタルを取る。ボォンッ!! かなりデカい黒のボウリングのボールが出てきた。
ハンゾーと拓斗「いぃっ!?」[汗]
ボールは勢いよく転がる。拓斗は逃げる。
ハンゾー「追いつかれちゃうのら〜!!」[汗]
ピッチャーやいろんな人たち「!!」[汗]
ピッチャー「何だこれは!?」[汗]
出番のまだの人たち「!!」
クラブA「こっちに来るな〜!!」[汗]
拓斗(ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる)、クラブの皆はボールから逃げている。
ハンゾーと拓斗とクラブの皆「うわあぁぁぁ〜〜〜〜!!」[汗]

ミルモと楓とタコはまたまたひっかかった。

夕方
ミルモと楓とタコは、川原にいる。イカがやってきた。イカはお菓子をあげると言い、たくさんお菓子を出す。タコは2人は休んでいてと言う。タコは僕はまだ探すと言う。タコは土の中を探している。ミルモと楓も一緒に土を掘る。イカは「クリスタルはここだよ」と言い、本物のクリスタル(黄色)を見せる。イカはクリスタルを川の中に落とした。イカは去る。

翌朝
楓は学校に行ってるところ。勿論、ミルモとタコも一緒。また楓の携帯が反応する。いろんな変なデカい物が次々と出てくる。街の人たちも大迷惑・・・。

終わり


■ アニス (171回/2013/03/21(Thu) 20:51:14/No5179)

第15話【悦美14−0】には、登場しません。

第16話【女の子らしくなろう!】

拓斗の家
ハンゾーと拓斗は、広い座敷にいる。ハンゾーはお膳の上でPマンを見ている。拓斗はその横で宿題をしている。
拓斗の服装・・・上は白、下は水色の半ズボン、裸足。
テレビには獅子党師匠が出てくる。
ハンゾー「あ〜!! 獅子党師匠なのら〜^^」
拓斗「・・・」
お祖母ちゃんは拓斗の所に来る。
お祖母ちゃん「お前、よくテレビ観ながら宿題出来るものねぇ・・・」
拓斗「いや、俺じゃなくてハンゾーが観てるんだよ」
お祖母ちゃん「ハンゾー?? 何だいそれは」
拓斗[ギクッ]「・・・あっ、いや・・・・・・俺に何の用?」[汗]
お祖母ちゃん「そうそう、祖母ちゃん明日ちょっとね、用事で帰れないんだよ」
拓斗「どうゆうこと?」
お祖母ちゃん「私の古い友達の娘さんの結婚式にご招待されちゃってね。だから明日はホテルに泊まることになっちゃったから、祖母ちゃんは帰って来れないんだよ、ごめんね」
拓斗「ううん。楽しんできてよ」
お祖母ちゃん「お前を1人にさせて・・・」
拓斗「大丈夫だって。俺は1人でも平気だから」
お祖母ちゃん「そうだわ! よかったら明日はお友達を家(うち)に誘ったらどうかね?^^」
拓斗「友達を・・・うん!!」
拓斗は嬉しい顔になる。

翌日
楓は走っている。勿論、ミルモとタコも。
楓の服装・・・上は赤、下は青のミニスカート、黒の長い靴下。
ミルモ「急げ楓〜!!」
楓「そんなこと言ったって〜!!」
ミルモ「今日はくもっちょ特売日だから絶対に遅れるわけにはいかねぇんだよ!!」
タコ「そんなことよりもクリスタル捜しをしましょ〜よ〜!!」
ミルモ「そのうちな〜」
楓「・・・ん?」
前に、由美と桃の姿が見える。サスケは由美の肩、ヤマネは桃の肩に乗ってる。
由美の服装・・・上は濃い青、下は水色のミニスカート、白の靴下。
桃の服装・・・黄色のワンピース、白の靴下。
楓「由美ちゃんと桃ちゃん・・・」
ミルモ「何止まってんだよ楓〜!! 置いてくぞ〜」
楓「あっ、待ってよミルモ〜!!」

拓斗の家
ハンゾー「サスケ〜ヤマネ〜^^」
サスケ「ハンゾー☆」
ヤマネ「うふっ^^」
由美と桃「お邪魔しまぁ〜す!!」
由美たちは歩いて、座敷の中に入る。サスケ、ハンゾー、ヤマネは団扇で飛んでいる。
拓斗の服装・・・上は赤茶色、下は灰色の長ズボン、白の靴下。

拓斗「はい」
拓斗は、由美と桃に冷たいお茶をお膳の上にやって置く。
由美と桃「ありがとう!」
拓斗「礼を言うのは、俺の方だよ。今日は来てくれてありがとう」
桃「何言ってんのよ!! 桃たち、凄く嬉しいんだから☆ 由美なんて、来る時もドキドキしてたんだから♡」
拓斗「え・・・」
由美「ちょっ、ちょっと桃!! 何言ってんのよ!! ち、違うの、気にしないでね!!」[赤面]
拓斗「うん・・・」
ハンゾー「今日は1日中サスケとヤマネと一緒なのら〜^^」
サスケ「そうだな〜。時間を気にせずにここにいられるわけだぜ☆」
ヤマネ「はい!!☆」
桃は由美にこそっと
桃「もっと積極的にならなきゃダメじゃないの!!」
由美「だって・・・」

夕方
拓斗は台所にいて、ジャガイモの皮を包丁で上手に剥いている。由美と桃は隠れてそれを見ている。
桃「今よ・・・。さぁ!!」
由美「う、うん・・・」[赤面]
由美は台所に来て
由美「香川君・・・」
拓斗「ん?」
由美「わ、私も何か手伝おうか・・・?」[赤面]
拓斗「いいよ。お客さんなんだから、ゆっくりしてろよ」
由美「いっ、いいから!!・・・私も何か手伝いたいの・・・」[赤面]
拓斗「・・・・・・じゃあ、このジャガイモの皮を剥いてくれないか?」
由美「うっ、うん・・・。わぁっ!! これ、香川君が剥いたの?」
拓斗「あぁ」
由美「上手ねぇ〜!!」
拓斗「ばあちゃんの手伝いをよくするから・・・」[赤面]
由美「ふ〜ん・・・」
桃「(頑張れ、由美!!)」
由美「ん〜・・・これ、難しいわ・・・」[汗]
拓斗は冷蔵庫からお肉を取り出す。
由美「あ〜っ!!」
拓斗「どうしたんだ?・・・あっ」
何と、由美が剥いたジャガイモは、少々小さくなっていて(ジャガイモの実が半分くらいなくなっている)、剥き方がかなり雑。
拓斗「あ、ありがとう・・・^^;」
由美「私、こーゆーの全然ダメなのよ!! すっげー不器用だし、料理も出来ないんだもん!!」
桃は倒れた。
拓斗「・・・後は俺がやるからゆっくりしてていいよ」
由美「!・・・うん」

ジャーン!! お膳の上には、炊き立てのご飯、みそ汁、ハンバーグ、ポテトサラダがある。しかも、かなり上手で、美味しそう。盛り付けはベリーグッド。
サスケとヤマネと由美と桃「おぉ〜・・・☆」
サスケ「こ、これ全部拓斗が作ったのか?」
ハンゾー「そうなのら!! 拓斗は料理が上手なのら^^」
拓斗「さぁ、食べよう」
皆「いただきまぁ〜す!!」
由美はハンバーグを食べる。
由美「!!・・・美味しい☆」
桃「うんうん☆ みそ汁も味が丁度良くってよ!!」
拓斗「ありがとう。梅園みたいな金持ちには口に合うかどうか、心配だったんだ」
桃「そんなこと気にしないで♪ だって、こんなに落ち着いて、健康的なご飯を食べるのは久しぶりなんですもの・・・♪」
由美「そっかぁ〜・・・」
ヤマネ「それに、栄養のバランスが整っています!!」
サスケ「本当に美味いぜ☆」
ハンゾー「当り前なのら♪」
由美「・・・ね、ねぇ、明日、家に帰る途中に何処かデパートに行かない?」
桃「いいわね!!」
サスケ「お、お菓子を用意しろだぜ!!☆」
ハンゾー「そうなのら!!☆」
由美「お菓子があれば何でもいいのね〜」
桃「香川君もどう?」
拓斗「あぁ、行こう」

2日後
由美たちの学校
由美と桃は屋上にいる。
桃「昨日も全っ然ダメじゃないの!! 香川君のことが本当に好きなら、もっともっと積極的にアプローチしなくちゃダメよ!!」
由美「そんなこと言われたって私、どうしていいか分かんないのよ!!」[赤面]
桃「ほら、普通に好きって言えばいいじゃないの!! 桃が香お兄ちゃまに好きって言ってるように!!」
由美「そ、そんな急に好きなんて言ったら、香川君、ビックリちゃうわよ!!」[赤面]
桃「そうよね〜。由美はお転婆で素直じゃないところがあるから、そこを直していけばいいのよ☆」
由美「直すったって・・・」
桃「もっと女の子らしくなれば、香川君も振り向いてくれると思うわ!!」
由美「そうかな・・・」
桃「そうよ!! 香川君はまだ、由美の魅力に気づいてないのよ!!」
由美「・・・」
桃「とりあえず、頑張りなさいよ!!」
由美「う、うん!!」

由美と桃は教室に入った。拓斗は席にいて、本を読んでいる。
桃「さぁ・・・」
由美「うん・・・・・・」[赤面]
由美は拓斗の所に来て
由美「か、香川君・・・」[赤面]
拓斗「ん?」
由美「今日、クラブないでしょ?」[赤面]
拓斗「うん」
由美「あのね、今日、私と・・・デ・・・デ・・・」[赤面]
拓斗「・・・」
由美「デー・・・デー・・・」[赤面]


−−−桃と屋上にいる場面−−−
桃「いい? まずは、香川君をデートに誘うこと!!」


由美「私とデート・・・」[赤面]
由美の声が小さくなっている。
由美「私とデート・・・デザート食べよう!!^^」[赤面]
桃は倒れた。
拓斗「デザート・・・ごめん、俺、デザートも苦手なんだよ」
由美「あっ・・・そっか〜^^ デザートは糖分いっぱいで甘いもんね!! ごめんね!!」[赤面]
由美は席に戻る。
拓斗「・・・」

屋上
由美と拓斗は2人で弁当を食べている。
由美「・・・」[赤面]
拓斗「なぁ」
由美「ん?」[赤面]
拓斗「梅園はどうしたんだ?」
由美「あっ、桃は今、食欲ないんだって!!」[汗]
拓斗「・・・そうか」
由美は拓斗を見て
由美「・・・・・・香川君」[赤面]
拓斗「ん?」
由美は自分のお弁当のハンバーグをお箸で挟んで
由美「あ・・・あ〜・・・」[赤面]
拓斗「・・・」


−−−桃と屋上にいる場面−−−
桃「次は、香川君にあ〜ん♡ってご飯を食べさせるの^^♡ 愛を込めて、香川君にやること!! それが1番効果的なの!!」


由美は拓斗の方へ少しずつ持って来て
由美「あ〜ん!!っと見せかけて」
由美は唐揚げを自分の口に入れた。
由美「自分の口に入れること、遊びでよくするよね〜^^; あ〜美味しい☆ あははは〜」[赤面]
拓斗「あ、あぁ・・・」

放課後
由美と拓斗と桃は3人で帰ってる。
桃「ねぇねぇ、今から桃ん家に来る?」
由美「行く行く〜!!」
桃「勿論、香川君も来るよね?」
拓斗「あぁ」
桃は由美にウインクした。
由美「・・・」
由美は頷いた。

由美「わぁ〜☆☆」
何と、いろんなお寿司の種類がたくさんある。卵、雲丹、大トロ、中トロ、ネギトロ、穴子、サーモン、マグロ、イカ、タコ、ちらしずしなどなど・・・。
由美「美味しそう〜☆☆」[涎]
ここは、食堂で、料理人は寿司を作っている。
星野「さぁさぁ、ご遠慮なく、お腹いっぱい食べてくださいね!!」
拓斗「え・・・でも・・・」
桃「今日は桃の家で夕飯にしましょう^^」
由美「うん!! 大トロなんて、簡単に食べられないじゃないの!! それに、見たことのない食べ物もたくさんあるんですもの!!☆」
星野「香川様も遠慮なく、満ち足りるまでお食べくださいませ!!」
拓斗「ありがとうございます!! それでは、お言葉に甘えて!!」
由美「じゃあ早速、いっただっきまぁ〜す!!☆」
由美は雲丹を取ろうとしたら、桃が由美の手を止めた。
由美「な、何!?」
桃は由美を少し隅っこに連れて行って
桃「ここは女の子らしく、食べきれないフリをするのよ!!」
由美「えぇ〜!?」[汗]
桃「「えぇ〜」じゃないわよ!! そのくらいしなきゃ香川君に振り向いてもらえないわよ!!」
由美「・・・わかったわよ」[赤面]
由美はトボトボ戻る。
桃「・・・(由美って、黙ってれば可愛いのにね・・・)」

17皿(1個分)重ねてある。
拓斗「御馳走様でした!!」
由美「香川君、17個で足りるの?」[汗]
拓斗「あぁ。もう十分だよ」
由美「あっ、そうなんだ・・・」[汗]
拓斗「鈴木はまだ食べるんだろ?」
由美は6皿(1個分)重ねてある。
由美「あっ・・・いや、私はもうこれでいいのよ^^;」
拓斗「え?」
桃「由美はもう、お腹いっぱいなの」
拓斗「大丈夫か? いつもならもっと食べるはずなのに・・・」
由美「気にしないで!! 私、胃袋が小さくなっちゃったみたいなの!! オホホホ^^;」
拓斗「ふぅん・・・」
由美「(本当ならもう、150個は余裕で食べてるのに〜・・・)T口T;」


サスケ「えぇ〜!? 寿司ならオイラも食べたかったぜ!! 由美たちだけズルいぜ!!」
由美「学校に来なかったサスケが悪いじゃないの!!」
サスケ「今日は掃除の修行だったんだぜ!!」
由美「はいはい、ご苦労さん。今日も安純ちゃん家でヤシチとハンゾーとヤマネと掃除をしてたってわけね」
サスケ「そうだぜ。でも由美が寿司6個だけなんて拓斗はかなり怪しんでるかもしれないぜ?」
由美「それ、どーゆー意味よ〜」
サスケ「男の子以上に食べる由美が急に食べる量を少なくすると返って拓斗から変に思われるだけだって言ってるんだぜ!!」
由美「仕方ないじゃないの!! 桃が出したアイデアなんだから!!」[汗]
サスケ「桃はいつも無茶なことばかり言い過ぎだぜ。ヤマネも大変だぜ」
由美「じゃあ私はもう寝るね」
サスケ「え? まだ早いぜ」
由美「明日は早起きしてお弁当を作るの」
サスケ「え? 弁当ならいつも可憐が作ってるじゃないか」
由美「香川君のお弁当を作るのよ・・・」[赤面]
サスケ「でも由美は料理出来るのかだぜ?」
由美「!・・・で、出来るわよ!! バカにしないで!!」[汗&赤面]

翌日
由美たちの学校。キーンコーンカーンコーン・・・。由美たちのクラスメイトは、弁当を食べたり、弁当を持って教室に出たりしている。由美は弁当(黄色の弁当袋に入れている)を持って拓斗の所に来ようとしている。
サスケ「頑張れだぜ!!」
由美の肩に乗ってるサスケが応援している。
由美「うん・・・。か、香川君」[赤面]
拓斗「ん?」
由美「は・・・は、はいこれ!!」[顔真っ赤]
由美は拓斗に弁当を渡す。
拓斗「え? これは・・・」
ハンゾー「弁当がどうかしたのら?」
由美「か、か・・・香川君のために頑張って作ったの・・・。どうぞ、受け取って!!」[顔真っ赤]
拓斗「え・・・俺のために・・・。凄く嬉しいけど俺、自分の弁当があるから・・・」[汗]
由美「え・・・?○П○」[ガ〜ン]
由美は真っ白に固まった。
サスケ「じゃあオイラが拓斗の弁当を食べるぜ!!」
ハンゾー「サスケ、何を言ってるのら?」
サスケ「だって由美は、拓斗のために朝早く起きて一生懸命作ったんだぜ!! 由美の気持ちを無駄にしないでほしいぜ!!」
由美「サスケ・・・」
拓斗「・・・・・・わかった。俺の弁当はサスケにやるよ。ハンゾー、お前も遠慮しないで食べてくれ^^」
ハンゾー「やったのら〜^^」
拓斗「鈴木、ありがとう。遠慮なくいただく」
由美「・・・・・・うん!!^^」[赤面]
拓斗「屋上に行こうぜ」
由美「そうだね!!^^」

屋上
サスケとハンゾーは、拓斗のお弁当を食べている。
サスケ「本当に拓斗のばあちゃんが作ったご飯は美味しいぜ!!」
ハンゾー「当然なのら☆」
由美「・・・」[ドキドキ]
拓斗は弁当の蓋を外す。
拓斗「!!」[汗]
何と、お弁当の中身は、1段はかなり形が汚く、ぐちゃぐちゃで雑なおにぎり。2段はかなり焦げている卵焼き(ほとんどが黄色じゃなく茶色になっている)、真っ黒なハンバーグ、じゃが芋や人参の形が大きかったり小さかったりかなりバランスの悪いポテトサラダ、潰れているイチゴが入っている。見た目はかなり酷い。
サスケとハンゾー「うっ・・・」[汗]
由美「わ、私なりに上手く出来たと思うのよ・・・。さぁ、遠慮しないで食べて^^」[赤面]
拓斗「・・・じゃあ、いただきます・・・」[汗]
拓斗は卵焼きを口の中に入れる。
拓斗「・・・・・・!!」[汗&顔真っ青]
由美「ど、どう?・・・美味しい?」[赤面]
拓斗「あ、いや・・・」[汗&顔真っ青]
由美「え? 美味しくないの?」
由美は不安な顔。
拓斗「いや、その・・・」[汗]
由美「ちょっと食べるわ!!」
由美はポテトサラダを口に入れる。
由美「!! 何これ!? かなり不味いじゃないの!! じゃが芋固いし、味が何もしないわよ!!」[汗]
由美は他の物を1口ずつ食べる。
由美「不味い不味い不味い!! おにぎりなんて辛いじゃないの!!」[怒]
サスケとハンゾーと拓斗「・・・」[汗]
由美「ごめん香川君、こんな物食べさせちゃって!!」
拓斗「・・・」
由美「私の弁当、美味しくないでしょ? 正直に言って!! ねぇっ!!」
サスケとハンゾー「・・・」
拓斗「・・・あぁ、美味しくないよ!! こんな物出されたら誰でも困るだけだ」
由美「な、何でそこまで言われなくちゃなんないの!? そう思ってるなら最初からそう言えばいいじゃないの!!」
拓斗「何怒ってんだよ」
由美「怒るわよ!! 香川君はいつもじれったいのよ!! 言いたいことがあるならはっきり言えよ!!」
拓斗「お前、俺のことをそんな風に思ってたのか・・・」
由美「思ってたよ!!・・・もういい!!」
由美は弁当を急いで片付ける。
由美「私のこと嫌いならはっきりとそう言えばいいじゃないか!!・・・・・・香川君のバカッ!!」
由美は屋上を出る。バンッ!! ドアの音がした。
サスケ「ゆ、由美ーーー!!」
サスケは由美を追いかける。
拓斗「・・・」
ハンゾー「拓斗、気にしなくていいのら!! 今のは由美が悪いのら!!」
拓斗「・・・」
ハンゾー「女心は分からないのら・・・」

ミルモや楓たちはいつものメンバーで帰っているところ。
楓「もうすぐで夏休みだね〜!」
結木「あぁそうだな」
松竹「今年も長い夏休みがやってきたなぁ♪」
安純は結木にしがみ付いて
安純「夏休みになったら結木君に会えなくなっちゃうから寂しいわ〜^^♡」
楓「あー!! くっついちゃダメー!! 放れてよ〜!!」
楓は安純の腕を引っ張る。
安純「何よ!!」[白目]
結木「・・・−−;」
ミルモ「拓斗!!」
楓たち「!」
そこには、拓斗の肩に乗ってるハンゾーと野球部の服を着ている拓斗がいる。
拓斗「!・・・」
拓斗は元気がない様子。
楓「拓斗君、どうかしたの?」
リルム「何だか、お元気がないようにみえますわ」
松竹「また学校で何かあったの?」
拓斗「いや・・・」
タコ「拓斗さんらしくありまへんよ」
ハンゾー「拓斗は由美とケンカしちゃったのら・・・」
ミルモや楓たち「えぇ!?」
ヤシチ「お主たちがケンカなんて珍しいな」
ハンゾー「全部由美が悪いのら!! 拓斗は何もしてないのに、由美は拓斗にバカって言ったのら!!」
ムルモ「どうゆうことでしゅか?」

皆、歩いている。妖精たちは団扇で飛んでいる。
ヤシチ「それは由美が悪いな」
ミルモ「だな。不味い弁当食わされて文句言われる拓斗が可哀そうだぜ」
タコ「せやけど、由美さんもそんな意味もなく怒ったりするような人やありまへんやろ」
皆「・・・」
楓「由美ちゃん、もしかして・・・」
楓は嬉しい顔になる。

CM

由美の家
由美の服装・・・上はオレンジ、下は紫のミニスカート、黒の長い靴下。
由美は机の上でボーっとしている。
由美「・・・」
サスケは由美のベッドの上にいる。
サスケ「・・・・・・なぁ由美」
由美「ん?」
サスケ「元気出せだぜ!! 明日になったら拓斗は忘れてるはずだぜ!!」
由美「忘れてるわけないじゃないの」
サスケ「で、でも、拓斗だったら絶対に分かってくれるはずだぜ!!」
由美「分かってくれるわけないじゃないの!!」
サスケ「由美・・・」
由美「香川君は私の気持ちに気付いてないんだもの!! いきなり怒られたり、バカって言われたりしたら、訳分からないのも当然よ」
サスケ「あっ・・・」
由美「香川君は私のことを嫌いになったはずよ!!」
サスケ「そんなことないぜ!! 拓斗もいつか、由美を好きになるはずだぜ!! 由美なら絶対に拓斗と上手くいくはずだぜ!!」
由美「どうしてそう分かるの? 私、料理はかなり下手で無駄に大食いで、自分勝手で、可愛くないところばっかり見せてるのよ・・・。そんな女を香川君が好きになってくれるはずがないじゃないの!!」
由美の目に涙が出てきた。
サスケ「由美・・・」
由美「うっ・・・うぅぅぅ・・・ああぁぁぁ〜〜〜〜!!」
由美は机の上に顔を伏せて泣き出した。
サスケ「・・・」

翌日
由美たちの学校。キーンコーンカーンコーン・・・。
由美「あ〜お腹空いた〜^^」
千草「由美〜一緒に食べよう!」
千草と美保がやって来る。
由美「OK〜! あっ、桃〜!!」
由美は桃を呼ぶ。
由美「桃も一緒に食べよう☆」
桃「いいわね〜!!」
4人は机をくっつける。由美と桃、千草と美保の列で四角になって机をくっつけてる。由美は拓斗を見る。
拓斗「・・・」
拓斗は席に座っているまま。
由美「・・・」
桃は由美にこそっと
桃「由美、香川君はどうするのよ? ずーっとこうしてるつもり?」
由美「か、香川君は関係ないじゃないの!!」
千草「2人とも、どうしたの?」
由美と桃「え?」[汗]
美保「2人でコソコソしちゃってさ〜」
桃「なっ、何でもなくってよ!! ねぇ由美^^;」
由美「うん!!^^; さぁ、食べよう!!」
拓斗「・・・」
拓斗は弁当を持って、教室を出る。

拓斗は学校の裏側に来て、ベンチに座る。
拓斗「・・・」
その時、上から人の影が見える。
拓斗「!」
ここには、4人の男の子がいる。
拓斗「・・・」
A「お前、まぁ〜た1人ぼっちだな^^」
B「鈴木と梅園と縁を切ったのか?☆」
拓斗「・・・」
C「図星のようだな〜」
D「可哀そうに^^」
拓斗「な、何しに来た・・・」
A「何しにって俺ら、拓斗君とお話ししに来たんだよ」
拓斗「・・・」
C「お前、鈴木がいなかったら何にも出来ないもんね〜^^」
拓斗「!・・・」
B「そうだな〜。お前ってマジで1人じゃ何にもできねぇもんな〜」
D「それともお前、ひょっとして鈴木が好きなのか?」
拓斗「!・・・」
A「何も言わねぇってことは当たりだな!!」
4人「あははははははは〜〜!!」
4人は笑い出す。
A「やめとけやめとけ!! 鈴木はお前なんか何とも思ってねぇからよ!!」
拓斗「!・・・・・・」
B「そうそう!! お前、鈴木から遊ばれてるんだよ!! からかわれたりな〜^^」
拓斗「・・・」
C「鈴木はお前なんか友達だと思ってねぇからな!! そのくらい気付けよ、バァ〜カ!!」
D「お前、いつか捨てられるぞ。いや、マジで!!」
4人「あははははははは!!」
4人はまた笑う。
拓斗「・・・すっ、鈴木はそんなことしない!!」
拓斗は立ってから言う。
A「あぁ? 何でそんなことが分かるんだよ?」
拓斗「鈴木はそんないい加減なことは絶対にしない!! 鈴木は俺のことを友達だって言ってくれた・・・」
D「そんなの嘘に決まってるだろ!!」
拓斗「嘘じゃない・・・。鈴木はそんな嘘は言わない・・・」
A「お前、本当にバカで面白いなぁ〜!!」
ドコッ!! Aは拓斗のお腹を強く蹴った。
拓斗「うぅっ!!」
拓斗は倒れた。
4人「あははははははは!!」
B「あ〜愉快愉快!!」
Dは拓斗の弁当を取って、弁当の蓋をとる。
拓斗「・・・」
Dは拓斗のお弁当を近くの汚い溝に落として、弁当箱は拓斗の近くに落とす。
A「お前の祖母ちゃんが作った飯はいつ見ても不味そうだな〜」
C「お弁当と一緒にお前もここのお仲間にしてあげましょうかね〜^^」
Cは拓斗を玩具のように、蹴って転がして、溝に落とした。
C「あははははははは何だコイツ、超キモいんだけど!!」
拓斗「・・・」
A「これでもプレゼントしてあげましょうかね〜^^」
Aは、コーラのペットボトルを出して、ペットボトルを思いっきり振る。
A「おりゃおりゃおりゃおりゃ〜!!」
B「あははは、もっと振れ〜!!」
A「おりゃおりゃおりゃ〜〜!!」
C「イェーイ!!」
D「もういいんじゃね〜の」
A「よぉ〜し、行っくぞー!!」
Aは拓斗に向けて蓋を開ける。コーラが一気に出て、拓斗に激しくかかる。
4人「あははははははは!!」
C「おもしれ〜!!」
D「最高だぜ〜!!」
コーラがなくなった。し〜ん・・・。拓斗は見事にびしょびしょに濡れている。
A「何だコイツ、気狂い(きちがい)かよ!!」
4人は拓斗を蹴りまくる。
4人「オラオラオラオラ!!」

算数の授業。先生は黒板に書いている。生徒はノートに写している。
担任「おい皆、香川はどうしたんだ?」
由美と桃「・・・」
クラスの人A「さぁ〜」
B「サボりじゃないっすか〜!!」
担任「もうすぐテストだって言うのに、こんな時に何をやってるんだ、アイツは!!」
キーンコーンカーンコーン・・・
担任「終わったか・・・。皆、誰でもいいから香川を見つけたら、職員室に来るように言っといてくれ!!」
森学「起立!!」
生徒は立つ。
生徒「ありがとうございました!!」
担任は出て行く。し〜ん・・・。多くの生徒たち(さっきのAとBとCとDと水野や山田もいる)は掃除具置場に集まる。残った生徒(由美と桃と千草と美保と森も一緒)の8人は、机に座ったまま。
水野「開けるぞ」
水野は開ける。そこには、ロープで身体を縛り付けられていて、口にガムテープを貼られている拓斗がいる。拓斗は気絶している。
水野「何だコイツ、お漏らししちゃってるよ!!」
何と拓斗は、失禁しているのだ!! 皆はそれを見て笑っている。
山田「きったね〜!!」
Bは拓斗の髪の毛を引っ張って、酷く壁にぶつけた。
E「コイツ、生きてるのか?」
C「さぁな〜」
皆「あははははははは・・・」
千草と美保と森「・・・」
桃「あっ・・・あ・・・」
由美「・・・・・・」
由美は立って席を放れて、皆の所に行く。
桃「ゆ、由美・・・」
由美はクラスの人たちの身体を強く押す。
男の子「いってぇ〜!!」
男の子「何すんだよ!!」
由美は無視して、拓斗の所に来た。
由美「・・・」
水野「お前、コイツに何すんだよ」
由美「何って助けてるのよ・・・」
山田「や〜っぱりお前ら、出来てんのか?☆」
山田は嫌味ったらしくからかっている。
由美「・・・」[赤面]「な、何言ってんの!? バッカじゃないの!!」[怒]
A「じゃあ何で助けてんだよ」
由美「わ、私は弱い者いじめが大嫌いなんだよ!!」[怒]
由美はロープを解いて、ガムテープを剥がした。
由美「・・・」
桃は由美と拓斗の所に行く。
桃「香川君!! 香川君!!・・・しっかりして!!」
拓斗「・・・ん・・・んん」
拓斗は目を開ける。
由美と桃「香川君!!」
桃「よかったぁ〜」
拓斗「・・・」
桃「大丈夫?」
拓斗「あぁ・・・」
由美は嬉しい顔になる。
桃「由美が助けてくれたのよ^^」
拓斗「!・・・」
由美「・・・」[赤面]
由美はクラスの人たちを押し退けて、教室を出る。
女の子「きゃあ」
拓斗は由美を追いかける。
桃「あっ、香川君!!」
桃も追う。

由美は廊下を走っている。
拓斗「鈴木!! 鈴木、待ってくれ!!」
由美は無視して走り続けている。桃も走っている。
桃「ハァハァ、2人とも、速いわよ・・・」
桃は、由美と拓斗の足の速さについていけないよう。

外に出て、中庭の所で拓斗が由美の腕を捕まえる。
由美「!・・・」
拓斗「何で、何で逃げるんだよ・・・」
由美「・・・!!」
パシッ!! 由美は拓斗の手を跳ね除ける。
拓斗「あっ、ごめん・・・」[赤面]
由美「・・・」
桃は追いついた。
桃「ハァハァハァハァ・・・疲れた・・・」[汗]
拓斗「鈴木、さっきは助けてくれてありがとう」
由美「・・・べっ、別に礼を言われることなんてしてないわよ!! 私はただ・・・ただ弱い者虐めが大嫌いなんだよ!! ただそれだけよ・・・」
拓斗と桃「・・・」

放課後
由美「桃〜、一緒に帰ろう!!」
桃「ごめん由美、今日は星野と約束があるの!!」
桃は両手を合わせて謝る。
由美「ううん、いいのよ」
ヤマネは窓から入ってくる。
ヤマネ「桃殿〜」
桃「ヤマネ、来たわね♪」
由美「サスケとハンゾーはヤシチの所にいるの?」
ヤマネ「はい!!」
桃「じゃあ、桃たちは先に行くわね」
由美「うん、バイバイ!!」
桃「御機嫌よう!!」
ヤマネ「また明日でございます!!」
ヤマネは団扇で飛んでいて、桃は教室を出ようとする。桃は、後ろを振り向いて
桃「早く香川君と仲直りしなさいよー!!」
由美「!」
桃はそう言って、教室を出た。
由美「・・・」

由美は学校の校門を出た。
由美「!・・・」
そこには、リルムと楓と安純がいた。
楓「由美ちゃん」
由美「なっ、何!?」
楓「由美ちゃんとお話ししたいことがあるの!!」
由美「・・・どうせ香川君のことなんでしょ」
安純「そうよ!! あんた、拓斗君にバカって言ったんでしょ!! ハンゾーから聞いたわよ!!」
由美「だ、だから何? 関係ないじゃないの!!」
安純「何ですって!?」[怒]
楓「2人ともやめて!! ここで話しても何だから、公園に行こう!! ねっ?^^」
由美「うん・・・」

拓斗は1人で帰ってるところ。
・・・「
拓斗〜!!」
ハンゾーの声。
拓斗「!」
後ろを振り向いたら、ミルモとヤシチとムルモとタコとサスケとハンゾーと結木と松竹がいる。
拓斗「ハンゾー、それに皆さん・・・」
タコ「昨日のことについて話したいことがありますけど・・・」
ヤシチ「お主、今時間あるか?」
拓斗「あっ、うん・・・」

公園
由美「で、私に香川君のことで話したいことって?」
由美は素っ気なく言う。
楓「間違ってたらごめんね。由美ちゃんは拓斗君のこと好きなんでしょ?^^♡」
由美の顔は赤くなって
由美「う、うん・・・。そうだよ!! だから何だっての?」[赤面]
リルム「楓様!!♡」
楓「やっぱり!! 由美ちゃんと拓斗君なら絶対にお似合いだから上手くいくよ!!」
由美「桃からもそう言われたわ・・・。だけどもう、遅いわ・・・」
リルム「どうしてですの? 諦めたらそこで終わりですわ!!」
由美「終わったのよ!!」
楓「終わってないわ!!」
由美「・・・」
安純「あんたって、本当に意地っ張りねぇ〜」
由美「!・・・」
安純「好きな男の子とケンカしたからもう諦めるの? あんたの拓斗君への想いはその程度ってわけね!!」
由美「なっ・・・」
安純「私だったら」
由美「・・・」
安純「私だったら、絶対に諦めない!! 結木君とケンカしたからって終わらせないわ・・・」
由美「・・・」
楓「そうだよ!!」
由美「・・・」
楓「諦めたらダメ!!」
リルム「恋は体当たりなのですわ!! 料理で悩む気持ち、私も分かりますもの^^」
楓と安純と由美「!!」[汗]
楓「だから由美ちゃん、拓斗君に謝って、自分の想いを素直に伝えよう^^」
リルム「きっと上手くいきますわ!!^^」
由美「・・・うん」[赤面]

松竹の家
テーブルの上には、美味しそうな豚肉や野菜、ご飯がある。
松竹「皆、お腹空いてるでしょ? 遠慮なく食べてね^^」
拓斗「!・・・」
拓斗は一気に食べ始める。
ミルモとヤシチとムルモとタコと結木と松竹「!!」
タコ「た、拓斗さん!!」[汗]
ハンゾー「拓斗、どうしたのら?」[汗]
松竹「拓斗君、落ち着いて!! そんなにお腹が空いてるなら平井にたくさん頼んであげるから!!」[汗]
拓斗「!・・・すみません」
ムルモ「一体どうしたんでしゅか?」[汗]
拓斗「俺、今日はお昼ご飯食べてないんです・・・」
ヤシチ「お主、また何かあったのか!?」
拓斗は頷く。
ハンゾー「またアイツらが拓斗を虐めたのら!!」
サスケ「そうとしか思えないぜ!!」
タコ「話してくだはい!!」
拓斗「すみません、俺のために・・・」
結木「拓斗君が謝ることじゃないよ」
ミルモ「それよりも拓斗、お前、由美の気持ちに気付いてんだろ?」
拓斗「鈴木の気持ち・・・」
サスケ「由美が拓斗のことを好きだってことだぜ!!」
拓斗「・・・」[赤面]
松竹「大当たりのようだね^^」
拓斗「だけど俺、女の子の気持ちが分かりません」
ヤシチ「拙者もだ」
ミルモ「俺も分からん」
ハンゾー「僕も分からないのら〜」
拓斗「リルムはミルモにアタックしていて、楓さんと安純さんは結木さんにアタックしている。俺、それを見ていて思うんです。ミルモと結木さんも大変だなって・・・」
ミルモ「あぁ、大変以上に苦労してるぜ」[汗]
拓斗「・・・・・・結木さんは、嫌って思う時、ありますか?」
結木「俺は最初、南や日高のことを鬱陶しいとばかり思っていた。だけど、時間が経つうちにだんだん慣れてきて、仲良くなれて、そうゆう気持ちはどこかに吹っ飛んだんだ・・・」
拓斗「・・・」
結木「2人の気持ちは嬉しいし、今は毎日がとても楽しいと俺は思うな」
拓斗「・・・」
ミルモ「拓斗は由美のことをどう思ってんだ?」
拓斗「・・・・・・鈴木は俺の1番の友達です。俺がハンゾーと暮らしてから鈴木といる時間が一気に増えました。ハンゾーが来る前までは、鈴木と帰ったり遊んだりしたことなかったのに、いつの間にか、時間が経つうちに・・・。鈴木は俺の希望です!!」
ヤシチ「希望・・・」
拓斗「サスケとハンゾーのお蔭で鈴木と仲良くなれましたし、本当の友達だと思えるようになったんです。鈴木には、いろいろ助けてもらってばかりです・・・。今日も助けられました」
サスケとハンゾーは照れてる。
ミルモたち「・・・」
拓斗「俺、鈴木とケンカして分かったんです・・・。鈴木が俺の前からいなくなったら、俺はどうなるんだろうって・・・」
タコ「拓斗さん・・・」
拓斗「俺は鈴木から夢と希望、そして勇気をもらいました・・・。鈴木のお蔭で毎日が楽しくなって、梅園とも仲良くなれたこと・・・クラスの何人かとも話せるようになったこと・・・」

−−−千草と美保と森の顔が出てくる−−−

ミルモたち「・・・」
拓斗「鈴木とケンカして、今日もまた1人でした・・・。今日はケンカですみましたけど、もし、交通事故に遭ったり、遠くに引っ越したり、自然消滅で話さなくなったり・・・」

−−−由美の笑顔−−−

拓斗「そしたら鈴木はもう、俺の前からいなくなる・・・。アイツとはずっと友達でいたいんだよ・・・」
ミルモたちは微笑む。タコは泣いている。
タコ「うぅぅぅ・・・」
ミルモ「拓斗、お前の気持ちはよく分かったよ」
結木「その気持ちをいつまでも忘れないことだな」
拓斗「はい」
松竹「今度、由美ちゃんに困ったことがあったら、拓斗君が助けてあげなきゃね!!^^」
拓斗「はい。ですけど鈴木は強いですから、俺に頼らなくても大丈夫です・・・。俺が助けようとしても返って足手まといになるだけです・・・」
サスケ「そんなことないぜ!!」
ヤシチ「由美は拓斗の助けを待っているのだぞ!!」
ムルモ「でしゅ!! 女心とは時としてわがままなものなのでしゅ!!」
拓斗「そうなのか・・・」
ミルモ「お前もこれから大変になるぞ」
拓斗「え?」
ミルモ「だって、不味いメシを食わされるんだぜ〜!! 俺なんて、リルムにどれだけ不味いメシ食わされたか・・・」[汗&顔真っ青]
ヤシチとムルモタコとサスケとハンゾーと結木と松竹と拓斗「・・・」[汗]
拓斗「皆さん、今日はありがとうございます!!」
ミルモたちは微笑む。
サスケ「だけどいつかは、拓斗が由美のことを好きになってくれたら、由美だけじゃなく、オイラも嬉しいぜ・・・」
ハンゾー「サスケ・・・」
拓斗「・・・」

リルムと楓と安純と由美は歩いている。皆、勿論制服姿。
楓たち「・・・」
その時、曲がり角でミルモたちの姿が見える。
楓たち「!」
楓「あっ、ミルモ〜!!」
ミルモたち「!」
ミルモ「おぉ楓!!」
楓たちはミルモたちの所まで早歩きする。
ミルモ「上手くいったか?」
楓「うん!!^^」
由美と拓斗は目が合う。
由美と拓斗「・・・」
リルム「由美様、さぁ・・・」
由美「・・・・・・か、香川君」
拓斗「!・・・」
由美「昨日はごめんなさい!!」
拓斗「もういいよ。俺の方こそごめんな」
ミルモや楓たちは嬉しい顔になる。
由美「それと私、香川君のことが好きなの・・・」[赤面]
拓斗「あ、あぁ・・・」[赤面]
由美「も、勿論香川君は私から好かれても嬉しくないだろうけど・・・」[赤面]
拓斗「どうして?」
由美「だって、私ってすっげー大食いだし、下品で足音だって響くんだし、ガサツで怒りっぽくて、料理も下手で、女の子らしくないって言うか・・・・・・。だからほら、お寿司食べに行った時だって、6個しか食べなかったでしょ・・・。あれは香川君に可愛いところを見せてただけなのよ!!」[赤面]
拓斗「・・・」
由美「お、可笑しいでしょ・・・。笑いたけりゃ笑ってよ!!・・・私は可愛くない女の子よ!!」[赤面]
拓斗「可愛いとか可愛くないとか関係ないよ」
由美「え?」[赤面]
拓斗「無理して、自分を誤魔化したり、変わろうとしなくていいんじゃないのか・・・。そりゃ、悪いところは直していかなきゃならないけど、それは違うだろ。鈴木には、裏表のないのが1番似合ってるんだよ」
由美「・・・」
拓斗「好きになった奴が1番に決まってるだろ・・・」[赤面]
由美「え・・・?」[赤面]
リルム「じゃあ、拓斗様は由美様のことが好きなんですの!?」
リルムは慌てて訊く。
由美「・・・」[赤面]
拓斗「あぁ」
皆(由美以外)「えぇ〜!?」
由美「!!」[顔真っ赤]
拓斗「あの・・・勘違いしないでください。友達としてですから・・・」[汗]
皆は倒れる。
楓「拓斗君って正直者だね・・・^^;」
由美「あはは−口−;」
拓斗は由美を見て
拓斗「俺は今のありのままの鈴木が好きなんだよ・・・。鈴木、お前といると安心できて、落ち着くんだよ!!」[赤面]
由美「香川君・・・」[赤面]
拓斗「これが俺の本当の気持ちだ・・・」[赤面]
由美「・・・」[赤面]
楓「よかったね、由美ちゃん!!^^」
由美「うん・・・」
拓斗「それと鈴木・・・」
由美「ん?」
拓斗「何か困ったことがあったら何でも俺に言ってくれ!!」
由美「香川君・・・」
拓斗「いつも助けられてばかりだから、俺もお前を助けたいんだよ・・・」
由美「・・・うん、ありがとう!!^^・・・・・・」
由美の目に涙が出てくる。
由美「うっ、うぅぅぅ・・・あああぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」
由美は幼い子供のように泣き出す。
タコ「由美さん・・・」
安純「全く、本っ当に子供なんだから・・・−−;」
拓斗「・・・」
リルム「でも楓様、本当によかったですわ^^」
楓「うん!!^^」

終わり


■ アニス (172回/2013/03/24(Sun) 20:43:52/No5194)

第17話【クイズ・ワルモキッズをさがせ!】、第18話【バラモが来た!?】、第19話【アクミと沙織】、第20話【ローレライ伝説】には、登場しません。

第21話【カッコ悪いっていうな!!】

妖精界
あのいつものメンバーのペータ、ビケー、マンボ、ガビンがスケボーで遊んでいる。順番はペータ、ビケー、ガビン、マンボ。
ペータ「イェーイ!!」
ビケー「ははははは・・・・」
ペータとビケーとマンボ「はははははは・・・」
ペータ「わは〜気〜持ちい〜だべ〜!!」
ビケー「風を切って颯爽として走る僕って美しい♪」
ビケーは、鏡を持ってそう言った。
ガビン「妖精界の端まで行ったら、そこから落ちちゃうんだ・・・ガビ〜ン」
マンボ「な〜んだ、皆大したことないなぁ〜・・・」
ペータ、ビケー、ガビンは止まる。
ペータ「何ぃ!?」
マンボ「俺が今からカッコいいところを見せてやるぜー!!」
マンボ「ん〜・・・よっと!! ハッ!! ホイッ!! ハイーッ!!^^」
マンボは、スケボーの上でいろんなポーズをやっている。
ペータ「凄いだべ・・・」
ビケー「フッ、やるじゃないか♪」
マンボ「こ〜んなことだって出来るんだぜ〜!!」
マンボは何と、手押し車をする。
マンボ「ハァッ!!」
ペータとビケーとガビン「おぉぉ〜!!」
マンボ「へへ〜!!」
マンボは片手だけ浮かすけど、バランスを崩す。
マンボ「あっ・・・うわあぁぁ〜・・・いたぁっ!!」
マンボは、頭をスケボーで打ってしまった。目が回る。
ペータ「カッコ悪いだべ・・・」
ガビン「うん、カッコ悪い・・・」
ビケー「カッコ悪いなぁ〜・・・」
マンボ「カッコ悪いって言うなぁ〜!!」[涙]
・・・「あはははは・・・」
女の子たちの声。
マンボ「!!・・・○П○」[赤面]
そこには、3人の女の子。真ん中はマンボの姉・ルンバがいる。
女の子A「ほらルンバ!! あれあれ・・・」
女の子B「あの子、ルンバの弟じゃな〜い!!」
女の子A「またカッコ悪いって言われてるわよ〜!!」
女の子Aと女の子B「あはは、あははははは・・・^^」
ルンバ「・・・・・・・・・」[赤面]
ルンバは下に視線を向けた。
マンボ「あぁ・・・ルンバ姉ちゃん・・・・・・」[汗&赤面]

楓の家
楓の服装・・・上は水色、下は紫の長ズボン。
ミルモはかなり暑がっている。楓はかき氷を作っている。その時、クモモがやって来て、マンボのマグカップを置いた。マンボがマグカップの中から出てきた。マンボはミルモにカッコいい人を紹介してほしいと頼む。しかし、ミルモはそれは自分だと言う。ミルモはタコにコキ使わせて、周りを散らかす。ミルモは「男はワイルドが1番だぜ!!」と言う。楓はミルモが散らかしていることに怒る。ミルモはタコに片付けさせる。ミルモは楓に「自分で片付けなさい!!」[怒&赤目]と怒られる。タコとマンボは外へ逃げる。

結木の家
リルムはミルモのためにデザートを作っている。
結木の服装・・・上は黄緑、下は黒の長ズボン。
タコとマンボがやって来た。リルムに相談をする。結木も聞いている。しかしリルムは、カッコいい人はミルモだと言う。そしてミルモが丁度やって来た(楓から逃げてきた)。リルムはミルモにデザートをやる。ミルモは嫌がる。

楓は外を走っている。
楓「・・・・・・全くミルモったら・・・見つけたらただじゃおかないんだから〜・・・」
その時、ムルモがやって来た。
ムルモ「楓しゃ〜ん!!」
楓「あっ、ムルモちゃん!」
ムルモ「お兄たまがどうかしたんでしゅか?」

公園
ベンチの上にミルモ、タコ、マンボがいる。ミルモはお腹が膨れていて、気持ち悪そう。
ミルモ「う〜・・・ぷぅ・・・」[白目&真っ青]
タコ「大丈夫でっか?」[汗]
マンボ「カッコ悪いなぁ、ミルモ」[汗]
ミルモ「うるせ〜、今日はたまたまこうなっただけだ! いつもの俺はもっとカッコいいぞ!!・・・ぷぅ・・・」[汗&真っ青]
タコとマンボ[汗]
・・・「はーっはっはっはー!!」
ヤシチの声。
マンボ「ん?」
ヤシチがベンチの上にやって来た。
ヤシチ「哀れな姿だな〜ミルモ!!」
ミルモ「ヤシチ!!」
ヤシチ「お主が拙者のライバルだと思うと、情けなくなってくるわ」
ミルモ「何だと〜!? 久しぶりに勝負するか〜、ヤシチ〜!?」
ヤシチ「おぉ〜!! 望むところだ〜!!^^」

公園の真ん中にいる。
ミルモ「マンボ、よく見とけよ!! 今から俺様がカッコ良く勝つところを見せてやるぜ〜!!」
ミルモは走り出す。
ミルモ「とりゃあ〜!!」
ミルモは落とし穴に落ちた。
タコとマンボ「−−;」
サスケとハンゾーがヤシチの所にやって来た。
ヤシチとサスケとハンゾー「プッ、あはははははは〜!!^^」
サスケ「だ〜い成功だぜ〜!!^^」
ハンゾー「昨日のうちから掘っておいた甲斐があったのら〜!!^^」
ヤシチ「見たか!? これぞ妖精忍法『準備は前の日にしておきましょ〜』だ!!」
ミルモ「くっそ〜・・・」[怒&白目]
タコとマンボ「・・・」[汗]
ミルモは落とし穴から抜けて
ミルモ「ヘッ、これくらいどうってことねぇぜ〜!! おりゃあ〜!!」
ミルモはまた、落とし穴にひっかかった。
タコとマンボ「−−;」
ヤシチとサスケとハンゾー「プッ、あははははは〜!!^^」
サスケ「また大成功だぜ〜!!^^」
ハンゾー「同じ手に2回もひっかかったのら〜!!^^」
ヤシチ「な〜んて間抜けな奴だぁ〜!!」
ミルモ「くそ〜・・・」[怒&白目]
タコとマンボ「・・・」[汗]
ミルモはまたまた立って
ミルモ「ハメやがったな〜! てめぇら纏めて地獄へ送ってやるぜ!! お〜りゃあ!!」
ミルモはまたまた落とし穴にひっかかった。
ヤシチとサスケとハンゾー「プッ、あはははは〜!!^^」
サスケ「またまた大成功だぜ〜!!^^」
ハンゾー「同じ手に3回もひっかかったのら〜!!^^」
ヤシチ「超〜お間抜けな奴だ〜!!」
ミルモ「くそ〜・・・」[怒&白目]
マンボ「カッコ悪いなぁ・・・」[汗]
タコ「今日はまた特別やられてんわ・・・」[汗]
ヤシチ「それにしても間抜け過ぎるぞ。こんな単純な罠にひっかかるとは・・・^^」
ヤシチは歩き出す。
サスケとハンゾー「あぁ!!」
ヤシチも落とし穴にひっかかった。
ヤシチ「・・・」[汗]
サスケ「アニキも間抜けだぜ」[汗]
ハンゾー「なのら〜」[汗]
・・・「ヤシチ〜!!」
安純の声。
ミルモとヤシチとサスケとハンゾー「ん?」
安純「かりんとう味のアイスがあったわよ〜^^ 一緒に食べよう〜^^」
安純は、かりんとう味のアイスクリームを両手に持っている。
安純の服装・・・上はピンク、下は紫のミニスカート、白の靴下。
ヤシチ「あっ、安純・・・」
サスケ「そっから先は・・・」
ハンゾー「来ちゃダメなのら〜!!」
安純「うわぁっ!!」
安純は落とし穴に落ちた。
ヤシチとサスケとハンゾー「・・・」[汗]
サスケ「あそこには・・・」[汗]
ハンゾー「スペシャル落とし穴が掘ってあったのら〜・・・」[汗]
落とし穴から、安純がかなり怖い顔で出てくる。アイスのコーンが角のようになっている。
安純「ヤァ〜シィ〜チィ〜・・・」[白目]
ヤシチとサスケとハンゾー「ひいぃぃぃ〜〜〜!!○◇○」[顔真っ青]
3人は逃げる。
ヤシチ「おた、おた・・・お助け〜!!」
サスケ「ごめんだぜ〜!!」
安純「許さん〜!!」
安純は3人を追いかける。
ミルモとタコとマンボ「・・・」[汗]
ミルモ「ヘッ、逃げ出しやがって弱っちぃ野郎だぜぇ。これで俺様の実力が分かっただろうか!」
マンボ「あぁ、ミルモが間抜けなとこがな!!」[汗]
ミルモの頭に大きな矢印が刺さった。
ミルモ「グサッ」[汗」
タコ「それも同じ手に3回も引っ掻かるとこのごっつお間抜けなのがよ〜分かりましたわ−−;」
ミルモは矢印が沢山刺さった。
ミルモ「グサッ、グサッ、グサッ」[汗]
マンボ「! ねぇねぇ、今から由美さん家に行こうよ!! 由美さんならカッコいい人を知ってるかもしれない・・・」
タコ「ええでんなぁ〜^^」
ミルモ「成る程な〜」

由美の家
由美の服装・・・上は藍色、下は黄色のミニスカート、黒の長い靴下。
由美はベッドの上でごろんとなって、ゲームボーイアドバンス(ピンク)で遊んでいる。
マンボ「由美さ〜ん」
由美「! マンボ!!」
ミルモたちは由美のベッドの枕元に腰を下ろす。
マンボ「久しぶり!!^^」
由美「本当ねぇ〜! そうそう、金平糖食べる?☆」
マンボ「金平糖!!☆」
由美「今、下から持ってくるから^^」
マンボ「うん!!☆」
ミルモ「お前ら、相変わらずだな〜−−;」
タコ「あの〜・・・−−;」
由美とマンボ「ん?」
タコ「水を差すようで悪いんですけど、金平糖なんか食べてる暇なんてありまへんやろ?−−;」
マンボ「あっ、うん^^;」
由美「何? どうしたの?」

由美「ふ〜ん・・・成る程ね。それでカッコいい人を探しているわけね」
マンボ「由美さんならカッコいい人知ってそうだから」
由美「う〜ん・・・。カッコいい人ねぇ〜」
ミルモ「由美も知らないみたいだぞ」
由美「ごめんねぇ〜」
マンボ「ううん。由美さんに会えただけでも嬉しいから^^」
由美「私もよ!!^^ でもマンボにお姉ちゃんがいたなんてね〜。ねぇねぇ、今度ルンバさんを家(うち)に連れて来て紹介してよ!!☆」
マンボ「うんっ!! ルンバ姉ちゃん、喜ぶぞ〜!!」
タコ「この2人、以外と仲がええでんなぁ−−:」
由美「とりあえず、散歩にでも行こう!! 散歩してたらいいアイデアが浮かぶかもしれないわ!!」
マンボ「そうだね!!」
ミルモ「そんなことする必要ねぇだろ」
タコ「何でですか?」
ミルモ「俺を見習うだけでいいからだ!!」
タコとマンボ「−−;」
由美「はぁ??」[汗]
由美の眉毛が吊り上っている。
ミルモ「さっき、マンボに俺様のカッコよさを見せたからだ!!」
由美「えぇ!? マンボ、あんたミルモを見習ってるの?」[汗]
マンボ「いや、そうじゃないんだけど・・・」
タコ「さっきなんてお間抜けなところを仰山見ましたわ−−;」
由美「だろうなぁ〜」
ミルモ「どーゆー意味だオイ!!」[怒&白目]
由美「そのまんまの意味よ!!」[怒&白目]「だけどマンボにはカッコ良くなってほしくないなぁ〜」
マンボ「え?」
タコ「どういうことでっか?」
由美「だって私は今のマンボが大好きなんだもん♪」
マンボ「ゆ、由美さん・・・」[赤面]

由美は外を歩いている。ミルモは由美の頭、タコとマンボは由美の肩に乗ってる。
由美「本当に暑いわね〜・・・」[汗]
ミルモ「だから外に出たくなかったんだ!!」[怒]
由美「じゃあ今からアイスでも食べる?」
ミルモとマンボ「アイス!!☆」
由美「決まりね^^」
曲がり角で曲がろうとしたら、拓斗にバッタリ会う。拓斗は野球部の服を着ている。
由美と拓斗「!」
由美「香川君!!」
拓斗「鈴木・・・」
ミルモ「お前、さっきまで野球してたのか?−−;」
ミルモは暑そうに言う。
拓斗「あぁ」
タコ「毎日お疲れ様です!」
拓斗「ありがとう。でも、変わったメンバーだな」
由美「うん、ちょっとね・・・^^」

由美と拓斗は歩いている。ミルモとタコは拓斗の肩、マンボは由美の肩に乗ってる。
拓斗「そうだったのか」
マンボ「うん」
拓斗「俺、マンボはカッコいいと思うけどな」
マンボ「えぇ!? 俺、カッコいいって言われたのは初めてだよ!! カッコいいのは拓斗さんだよ!! だって、落ち着いてて、野球も上手で、優しいし、頭良くて、女の子には人気があるし・・・」
拓斗「どうして俺のことをそんなに知ってるんだ?」
マンボ「だって、由美さんがよく拓斗さんのことを話すんだもん」
由美「!っ」[顔真っ赤]
拓斗「え?」
由美「あっ、あはは^口^;」[赤面]
マンボ「だから拓斗さん、カッコ良くなるためにどうしたらいいのか教えて!!」
拓斗「俺から教えることは何もないよ」
マンボ「あるよ!! 俺も拓斗さんのようにカッコよくなりたいんだ!!」
拓斗「・・・」
マンボ「でもどうして俺がカッコいいと思うの?」
拓斗「だって、マンボは元気で、人見知りもしないで、裏表もなくていい子だと思うから・・・」
マンボ「だ、だから俺がなりたいのは、そういうのじゃなくて・・・」[汗]
拓斗「俺はマンボや皆が思ってるような人じゃないよ・・・」
マンボ「え?」
拓斗「俺、気が弱いんだ。ケンカは弱くて、すぐに泣いて、人見知りで鈍臭いんだよ」
マンボ「そんなの嘘だ!!」
拓斗「嘘じゃないよ。嘘つきで、引きこもりで、泣き虫で、何も言い返せなかったんだ・・・。皆から浮いてて、皆から嫌われ続けてきたんだよ。」
マンボ「俺には想像できないよ・・・」
拓斗「それと、女子から好かれてるわけでもないんだ」
マンボ「そんな・・・」
拓斗「だから無理してカッコよくなる必要なんてないよ。誰でもそのままの自然体が1番だと俺は思うな」
マンボ「!・・・・・・」
マンボは感動してるかのよう。
ミルモとタコと由美「・・・」
マンボ「でもやっぱり俺、カッコよくなりたいんだよ!! ルンバ姉ちゃんのためにも・・・」
拓斗は微笑んで
拓斗「頑張れ!! マンボならカッコ良くなれるよ。俺はそう信じてる・・・。自分に自信を持て!!」
マンボ「・・・」
拓斗「いいな?」
マンボ「・・・・・・うん!!^^ ありがとう」
ミルモとタコと由美と拓斗は微笑む。
・・・「やーっと見つけた!!」
楓の声。
ミルモとタコと由美と拓斗とマンボ「!」
ムルモは楓の肩に乗ってる。
楓「ミルモ!!」
ミルモ「いぃぃ!!○◇○;」
楓「散らかしっぱなしでどっか行っちゃって〜!!」
ミルモ「あや〜、だ、だからさぁ、せっかくマンボが俺を頼ってわざわざ人間界へ来てくれたんだからさ〜・・・俺としても放っておけねぇじゃねぇか〜。それでさ、こうしてカッコ良さについていろいろとレクチャーをしてたんだよ〜!! ななぁ〜、そうだよな〜マンボ〜!!」[汗]
タコ「レクチャーねぇ〜・・・」[汗]
由美「・・・」[汗]
由美の眉毛が吊り上っている。
マンボ「しかし今んとこ、ミルモのカッコいいところはひと〜つも見てないけど〜・・・」
ミルモ「−−;」
タコ「逆にカッコ悪いとこやったらぎょ〜さん見ましたけどな〜・・・」
ムルモ「あはははは!! それはそうでしゅよ!! お兄たまなんかカッコいいわけないでしゅ!!」
ミルモ「何ぃ〜!?」
ムルモは下に下りて
ムルモ「カッコよさを身に付けたいなら、お兄たまなんかより、ぼ〜くをお手本にした方がよっぽど勉強になるでしゅ!!」
ミルモ「何だと〜!? お前なんかより絶対絶対ぜ〜ったい、俺の方がカッコいいに決まってる!!」
ムルモ「だったらどっちがカッコいいか、勝負するでしゅか?」
ムルモは得意げに言ってる。
ミルモ「面白い!! やってやろうじゃねぇか〜」
ミルモとムルモは火鉢っている。龍VS虎の絵がある。

CM

松竹の家の庭
松竹の服装・・・上は緑、下は灰色の長ズボン。
松竹「わぁ〜南さぁ〜ん!!^^ ようこそ我が家へ〜^^ 今日は僕に何か?^^」
楓「あれあれ・・・」
楓はミルモとムルモを指さす。楓と由美は呆れながらミルモとムルモを見ている。
松竹「へ?」
ミルモとムルモは睨み合っている。

そこには、凄い川の遊び場。
ムルモ「これが松竹しゃんに造ってもらった妖精用のフィールダーアスレチックでしゅ〜!!」
楓「アスレチック?」
由美「面白そう☆」
ムルモ「ここの各ポイントをカッコよくクリアーして、先にゴールした方が勝ちってことでいいでしゅね?」
ミルモ「いいだろう!!」
松竹「それじゃーいちにーついてー・・・」
ミルモとムルモは構える。
ミルモ「いいか、マンボ!? 俺のカッコいいところをしっかり見とけよ!!」
マンボ「カッコよかったらな」
タコ「期待せんと応援しときますわ」
松竹「よーい」
ドンッ!!
ミルモとムルモ「おりゃあ〜!!」
2人は走り出す。
ミルモ「うりゃりゃりゃりゃ!!」
ミルモは何もない所で転んだ。狭い梯子をスラスラ渡って行くムルモ。
ムルモ「ホイホイホ〜イ!!」
ミルモ「おぉぉぉ・・・わあぁぁ〜!!」
ミルモはぎくしゃくになって水に落ちた。

ムルモ「ホイ、ホイ、ホイ・・・」
ムルモは順調に持つもの(電車の中で立っている人が手をあげて手に掴んでおくもの)を持って進んでいる。ミルモも後ろから頑張っている。
ミルモ「うわぁ!!」
ミルモはまた水に落ちた。

ムルモは木の上をピョンピョン跳んでいる。
ムルモ「ホイ、ホイ、ホイ、ホイ・・・」
ミルモは後ろから頑張っている。
ミルモ「ホッ、ホッ、ホッ、ぎゃあ!!」
ミルモはまたまた水に落ちた。

ミルモ「うわぁ!!○◇○」
またまた水に落ちてる。

ミルモ「ぎゃあ!!○◇○」
またまた落ちている。

ミルモ「わぁ〜!!○◇○」
またまた落ちている。

ミルモ「おぉぉ〜!!○◇○」
またまた落ちている。

ミルモ「ぎゃあ〜!!○◇○」
またまた落ちている。

タコとマンボは楓の肩に乗ってる。左から松竹、拓斗、由美、楓の順。
松竹と由美とタコとマンボ「・・・」[汗](由美の眉毛は吊り上っている)
タコとマンボ「ハァ・・・−−;」
タコ「やっぱりミルモさん、メッチャカッコ悪いわ〜・・・」
マンボ「あぁ、カッコ悪い!」
由美「カッコ悪いわ」
松竹「あははは^^;」
楓「そんなことないよ」
拓斗は頷く。
松竹と由美とタコとマンボ「え?」
楓「カッコ悪くなんかない!」
マンボ「何で?」
タコ「どう見たってあの姿、カッコ悪いんとちゃいますか?」
松竹と由美「・・・」[汗]
楓「だって、ミルモは何度失敗しようと、決して諦めず、必死に頑張ってるじゃない・・・。頑張ってる姿ってカッコ悪くなんかないよね・・・。どんなに失敗しても、私はとってもカッコいいと思うけどな・・・」
マンボ「頑張ってる姿が・・・カッコいい・・・」

ミルモはボロボロな姿でゴールして、倒れた。1位の旗を持っているムルモが
ムルモ「残念だったでしゅね、お兄たま!!^^ やっぱり、僕の方がカッコよかったでしゅ♪」
楓「大丈夫、ミルモ?」
松竹「よく最後まで頑張ったね^^」
拓斗「お疲れ!」
タコ「いや〜見直しましたぜ、ミルモさん!!」
ミルモ「へへ・・・」
ミルモは立って
ミルモ「これくらいどうってことねぇぜ!!」
マンボはミルモの前に来て
マンボ「ミルモ、いろいろありがとう!! 俺、何となくカッコいいってことが分かったような気がするよ!!」
ミルモ「そうか!! いや〜やっと俺のカッコよさが分かったか〜☆」
マンボ「あっ、うん・・・^^; とにかく、後は自分の力で頑張るよ!!」
ミルモ「おう!! しっかりやれよ!!」
マンボ「うん!!^^」
タコ「よかったでんな〜マンボさん!!^^」
楓「本当!!^^」
松竹「よかったよかった!!^^」
拓斗は頷く。
由美「めでたしめでたし!!^^」
ムルモは後ろを向いて
ムルモ「僕が勝ったって言うのに、面白くないでしゅ!!」[怒&白目]

妖精界
マンボは頑張ってスケボーの練習をしている。
マンボ「・・・・・・えいっ!!」
マンボは手押し車(片手は上に浮かせている)をするけど、バランスが崩れる。
マンボ「おぉ・・・うわあぁぁぁ〜〜〜!!○◇○・・・いたっ!!」
マンボはスケボーで頭を打った。マンボは立ち上がって
マンボ「くっそー!! もう一度!!」

スケボーに乗って頑張っているけど、また失敗。
マンボ「たぁっ!!」

マンボ「わぁっ!!○◇○」
またまた失敗。

マンボ「うぉぉっ!!」
またまた失敗。

マンボ「わあぁ!!○◇○」
またまた失敗。

マンボ「たぁっ!!○◇○」[涙]
またまた失敗。

夕方
マンボは湖の側に来ている。水の中には、自分の顔が映る。
マンボ「・・・・・・・・・やっぱり、俺がカッコよくなるなんて・・・無理なのかなぁ・・・」


−−−回想−−−

楓「頑張ってる姿ってカッコ悪くなんかないよね・・・」

拓斗「頑張れ!! マンボならカッコ良くなれるよ。俺はそう信じてる・・・。自分に自信を持て!!」


マンボ「あぁっ・・・・・・よぉーし!!」

マンボ「・・・・・・えいっ!!」
手押し車をしたけど、バランスを崩す。そこには、陰で見ているルンバの姿。
ルンバ「・・・・・・」
マンボ「うぅぅ・・・うわあぁぁ〜〜〜〜!!」
ガンッ!! マンボが失敗した凄い音。
ルンバ「!! マンボ・・・」

楓の家
リルムがミルモとタコにマンボからメッセージが届いたことを知らせる。早速、3人でそのメッセージを見る。特訓の成果を皆に見せることにしたと言う。

妖精界
マンボはミルモ、リルム、タコ、ペータ、ビケー、ガビンの前に立っている。ミルモにカッコいいところを見せると約束するマンボ。

マンボはミルモたちの前でスケボーをするけど、失敗する。

マンボは諦めずに、スケボーを頑張る。そこには、陰で隠れているルンバがいる。また失敗した。

たくさん失敗するマンボ。皆「・・・」[汗]となり、真剣に見ている。そして、皆で応援する。そしてついに、マンボは成功したけど、その近くには木があるからぶつかりそうになるマンボ。リルムは魔法をかけたけど(ロケットを出した、失敗した。マンボはロケットのスピードであっち行ったり、こっち行ったりしている。ミルモは魔法で縄を出して、皆で協力して縄を引っ張る。しかし、ロケットの力の方が強くて、皆、引っ張られて、あっち行ったり、こっち行ったりする。何処か1つの家の屋根をぶっ壊して、おじさんがかなり怒る。そして、湖の所のに行き、ミルモたちは湖に落ちる。マンボは時計台にぶつかりそうになる。ルンバは魔法でマンボを助けた。

周りは真っ暗。しかし、目が明いて、明るくなる。
ルンバ「マンボ!」
ルンバが見える。
ルンバ「しっかりして!! マンボ!!」
そこには、マンボの側にいるルンバとミルモ、リルム、タコ、ペータ、ビケー、ガビンもいる。
マンボ「・・・・・・ルンバ姉ちゃん」
マンボ「大丈夫? マンボ」
マンボ「皆も・・・」
リルム「ごめんなさい!! マンボさん、私のせいで・・・」
マンボ「いいんだよリルム^^ それよりも、姉ちゃん、ごめんね!」
ルンバ「え?」
マンボ「今日こそ、皆にカッコいいって言われて、ルンバ姉ちゃんに恥ずかしい思いをさせたくなかったんだけど・・・」[赤面]
ルンバ「いいのよマンボ。私の方こそ、ごめんね! マンボに無理させちゃって・・・。でもね、マンボ、無理してそんなことすることないわ!」
マンボ「え? どうして?」
ルンバ「だって、マンボはマンボらしくしてればそれでいいのよ!! 私はそんなマンボが大好きよ♪」
マンボ「あっ!・・・」
マンボの目に涙が出てきた。
マンボ「ルンバ姉ちゃん・・・」
タコ「美しい兄弟愛やなぁ〜!! およよよよよ・・・」
タコは泣く。
ペータ「そうだべ! 姉ちゃんの言うとおりだべ^^」
ガビン「そうそう」
ビケー「自分らしく生きるのが1番さ^^」
ミルモ「マンボ、お前がカッコよくなったら、何だかカッコ悪いじゃねぇか〜^^」
ペータ「マンボは、いつも通りカッコ悪い方がいいべ!^^」
ミルモとリルムとペータとビケーとガビン「うんうん^^」


−−−回想−−−

由美「だって私は今のマンボが大好きなんだもん♪」

拓斗「だから無理してカッコよくなる必要なんてないよ。誰でもそのままの自然体が1番だと俺は思うな」


マンボ「・・・・・・へへへ^^」
マンボは幸せそう。
マンボ「カッコ悪いって言うな^^」

終わり


■ アニス (173回/2013/03/24(Sun) 22:13:02/No5195)

第22話【スイカとプール】

松竹の家
松竹の家の庭であのいつものメンバーのミルモや楓たちがいる。ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、タコはプールの中で遊んでおり、楓、安純、松竹はスイカを食べている。結木は本を読んでいる。
楓の服装・・・上は水色、下は黄色のミニスカート、白の靴下。
結木の服装・・・・・・上は赤、下は黄色の長ズボン。
安純の服装・・・・・・上は黄緑、下は水色のスカート、白の靴下。
松竹の服装・・・・・・上は紫、下は青の長ズボン。
松竹はまた、皆を別荘に招待したいと言う。楓と安純と松竹は何所がいいかな〜と考える。楓は「結木君は何所がいいの〜?」と訊く。結木は「え? う〜ん・・・そうだな・・・」。結木は目を瞑る。

何と、楓たちは宇宙に行くことになった!! 勿論、宇宙服を着ている。

宇宙に着いた。中に入ったけど、皆の身体は浮いてしまう。その時、急に無重力じゃなくなった。平井は「はいはーい、え、ただいま人口重力装置をONにしました」と言う。ミルモは怒って平井をセンスで殴った。

ミルモや楓たちは、地球が大きく見える所に来る。
皆「・・・! うわぁ〜・・・」
楓は前に出て
楓「素敵ぃ・・・♪」
結木「地球って、本当に青いんだな」
松竹「(うふふふ・・・南さんラブラブアタック大作戦、今度こそ成功させるぞ〜!!)」[赤面]


−−−松竹の妄想−−−

それは勿論、楓と松竹のラブラブな妄想。


松竹「うふふふふ^^♡」
安純「ねぇ!」
松竹「!!」
安純「何か近づいてるわよ!」
松竹「へっ? ま、ま、まさか」
松竹は皆と同じ前の距離に出る。梅園家の乗り物がミルモたちの所へ向かっている。
松竹「うわぁ・・・」[汗]

由美と拓斗と桃と星野が出てきた(ピンクの宇宙服来ている)。宇宙に浮かんで楓たちのところに来る。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩、ヤマネは桃の肩に乗ってる。
由美「やっほ〜^^☆」
桃「香お兄ちゃま〜!!♡」
松竹「やっ、やっぱり桃ちゃん」[汗]

由美たちは楓たちのところにいる(当然ながらもう宇宙服は着てない)。
由美の服装・・・上はピンクで、下はミント色のミニスカート、白の靴下。
拓斗の服装・・・上は黄色と黒のシマシマ模様、下は茶色の半ズボン、白の靴下。
桃の服装・・・ピンクの長袖にオレンジのワンピース。
拓斗「こんにちは」
楓「こんにちは^^」
桃は松竹にしがみ付いてる。
桃「御機嫌よう、香お兄ちゃま♡」
松竹「何しに来たの? 桃ちゃん−−;」
桃「あらやだ、香お兄ちゃまったら。私たち、そろそろ正式な形で将来を約束した方がいいでしょ♪ だからぁ♡」
松竹「はぁぁぁ?」
楓と結木と安純と由美と拓斗「・・・−−;」
楓「相変わらずだねぇ、桃ちゃん−−;」
結木「あぁ−−;」
桃[白目]ギロ!!
桃は楓の近くに来て
桃「まぁあなた、まだお兄ちゃまに纏わりついてたの?」
楓「え?」
桃はさっと松竹にしがみ付いて
桃「いい加減身の程を知った方がよろしくてよ。オ・バ・さ・ん!!」
楓「・・・−−」[怒]
桃「オーッホッホッホ!!」
安純「そうよ南さん」
ミルモと楓「ん?」
安純「ついでに結木君も諦めなさい!!」
楓「何でよ日高さん!!」[怒&黄目]
安純「何でもよ!!」
楓と安純は白目で火鉢る。
結木と松竹と由美と拓斗「・・・−−;」
松竹「平井〜何とかして〜!! お?」
平井と星野はお互いに見詰め合っていて、赤くなっている。
平井「星野さん、御無沙汰してひらわした」[赤面]
星野「お久しぶりね、平井さん」[赤面]
松竹「平井ってば〜!!」

食事時間になった。席は隅っこから楓、結木、安純。そして、反対側には松竹、桃、由美、拓斗で座っている。
平井「さぁ〜皆様、お腹が空きましたでしょう!!」
星野「全て地球から食い移しました料理でございます!!」
楓「わぁ〜♪」
由美「美味しそう〜!!☆」
安純「宇宙だから、宇宙食かと思ってたけど」
結木「凄いなぁ」
星野「お勧めは何といっても、ビストロスペシャル梅園オムライスです!!」
平井「いいえいいえ!!」
平井も食べ物を持ってきた。アニメ通りに2人の争いが始まった。
楓たち「・・・」[汗]
・・・「●●●ー!!」
皆「ん?」
松竹防衛隊が3人入ってきた。テーブルに何か入ってるのを置いた。そして、動いた。
楓「あ!」
ミルモ「おい、何か動いてるぞ!!」
ムルモ「意気のいいお魚しゃんでしゅ!!」
平井と星野が袋を取った。
イカ「アローハー!!」
イカが出てきた。
平井と星野「ひいぃぃぃ〜〜!!」
平井「アンビリー!!」
星野「バボォ〜!!」
2人は倒れた。
楓たち「あぁぁ!!」
イカ「おぉーっと、失敬。驚かせてしまったみたいだねぇ」
桃「な、何なのこのイカ?」
拓斗「タコの次にイカ・・・」[汗]
イカ「!! うぉおお♡」[ハート目]
イカは、桃に近づく。
桃「わぁっ!!」
イカ「コイツは参ったせろりーたセブン! こんなキュートなお嬢さんにお会いできるなんて素晴らしい〜!!」
桃は少々イカと距離を置く。
由美「何コイツ・・・」[汗]
イカ「!」
イカ「・・・あ、有り得ない・・・。こんな美しい美女が存在するなんて!!♡」
由美「へぇ〜見る目あるじゃないの!!☆」
ミルモ「だけどコイツは、楓や安純にも似たようなことを言ってたぞ」
由美「何だって!?」
イカはヤマネを見てから
ヤマネ「?」
イカ「うぉ・・・」
イカは倒れた。
リルム「あら」
イカ「く、苦しい・・・」
ヤマネ「どうされたでございますか?」
イカ「美しい君を見たとたん」
イカ「心臓が−−−−−しまったんよ!!♡」[ハート目]
サスケはムッとなった。
サスケ「ヤマネから放れてほしいぜ!!」
イカ「いいじゃないの〜!!」
楓と結木と安純「・・・−−;」
楓「イカさん−−;」
ミルモ「相変わらずだな−−;」
由美「成る程! 女の子には誰にでも言ってるってわけね・・・−−」[怒]
タコ「おい、お前何しに来たんじゃ!?」[怒&白目]
イカ「ん? わぁぁー何だこの不細工は〜?」
タコ「質問に答えろボケェー!!」[怒&白目]
イカ「だぁから、君のお間抜けな短気なお顔を見に来たに決まってんじゃないか〜」
タコはイカに顔をいじられてる。
タコ「ムカァー!! 今は楽しいバカンス中や!! 自分はとっとと帰れー!!」[怒&白目]
イカ「どうも〜!!」
タコ「ん?」
イカはミルモと楓のところにいる。
タコ「ん?」
イカ「すみません、タコがご迷惑をおかけしてて、ほんのお詫びでげんそ」
イカはミルモにくもっちょ、楓に花をやった。
ミルモ「うぉ〜くもっちょ〜♪」
タコ「何がお詫びじゃあ!!」[怒&白目]
ププププププ・・・。突然、非常ベルみたいなものが鳴り出した。
楓「何この音?」
松竹「ま、まさか」
松竹はリモコンをピッと押した。画面が出た。何かがこちらに近づいてる。
楓たち「あぁ!!」
リルム「怪しげな飛行物体が近づいてますわー!!」
ヤシチ「もしや宇宙人の襲来・・・」
安純は結木にしがみ付いて
安純「結木君怖いわぁ」
松竹は平井のところで
松竹「どうしよ〜平井〜!! 目覚ましてよ〜!!」
桃「星野、起きなさいったら〜!!」
結木「なぁ、皆よく見ろ!」
皆「ん?」
結木「ほら、あれ」
皆も見る。
皆「え?」
スイカが宇宙の中にいるのが見える。
皆「スイカー」

スイカがこっちに来た。お皿が出た。ミルモや楓たちはスイカの近くに出た。勿論、宇宙服は着ている。
ミルモや楓たち「あぁ」
結木「あれだ」
スイカの下が光った。
ミルモや楓たち「うわぁ」
何者かが出てきて、皆に近づいてくる。
ミルモや楓たち「・・・」
何だか、スイカの中から出てきた2匹は怯えているようだ。
ミルモや楓たち「・・・」
由美「これって宇宙人!?☆」
サスケ「多分そうだぜ」
由美「私、1度でいいから宇宙人に会ってみたかったのよね〜^^☆」
ミルモ「呑気だな、由美・・・−−;」

中に入って
ミザリ「私達、●●●第7せいけいに住むミザルと弟のメラクです」
メラク「はぁ〜い」
楓「ミザルさんとメラクさん・・・」
ミザル「実は、お家で買っていたペットが逃げてしまったのです」
メラク「はぁ〜い」
ミザル「それで探しに出たのは良いのですが、途中で悪い海賊に追われてしまって」
リルム「まぁ」
結木「海賊?」
メラク「はぁ〜い」
ミザル「気付いたら道に迷ってしまって・・・」
結木「●●●かぁ」
拓斗「遠いな」
ミザルメラク「・・・」
ヤマネ「大変お疲れの様ですわね」
桃「・・・ねぇお兄ちゃま、今夜はここに泊めて差し上げたら?」
松竹「そうだね。心配しなくていいよ^^ ゆっくりしてって」
ムルモと松竹とヤマネと桃「ん?」
ミザリとメラクはコソコソしている
ミザリ「ねぇメラク、どう思う? この人たち」
メラク「はぁ〜い」
ミザリ「悪い人たちではなさそうだよね」
メラク「はぁ〜い」
ミザリ「でも・・・取り立てて良い人でもなさそうだよ」
メラク「はぁ〜い」
ミルモや楓たち「・・・−−;」
安純「思いっきり聞こえてるんだけど・・・−−;」
結木「警戒心の強い宇宙人だな−−;」
由美「言われたこっちは不愉快なんだけど−−;」
イカ「フンッ、ここは僕の出番のようだね」
タコ「何でやねん!?」[白目]
イカ「僕のスマイルは宇宙共通さぁ♪ やぁやぁ君たち」
イカはミザリとメラクのところに行く。
イカ「ボンジュール●●●」
ミザリとメラク「ん? はぁぁー」
ミザリとメラクは笑顔になった。
楓「笑ったぁ」
イカ「僕の名前はイカス。せーのでイッチーと呼んでくれないかな〜? いくよ〜せ〜の」
ミザリとメラク「ポチー!!」
ミザリとメラクはそう言ってイカに抱きついた。
イカ「えぇぇ?」
ミザリ「探したよーポチー」
メラク「はぁ〜い」
イカ「ポ、ポチって」[汗]
ミルモ「わははは、お前のことペットと勘違いしてんじゃねぇかぁ」
イカ「ゲェ」
イカはミザリたちから放れて
イカ「そ、それは君たち、とんだイカ違いだよ。断じて僕はポチという名前じゃあ」
ミザリとメラク「ポチィ」
ミザリたちはまたイカに抱きついた
タコ「わーははは傑作や傑作や」
タコは爆笑している。
ミルモや楓たち「・・・」[汗]
ポポポポポポポ・・・。非常ベルらしきものが鳴った。
ミルモや楓たち「!!」
楓「まただぁ」
安純「今度は何よぉ」
松竹はリモコンを出してピッと押した。また何かが向かってくる。
皆「あぁ」
松竹「もう一機来たみたい」
イカとミザリとメラク「あっ」
ミルモはミザリたちのところに来て
ミルモ「おめーらの仲間じゃねぇのか?」
ミザリ「もっと拡大できますか?」
松竹「うん」
拡大してみた。プールだった。
ミルモや楓たち「・・・−−;」
結木「スイカの次は・・・−−;」
楓「プールみたいね・・・−−;」
由美「これって夏だから?−−;」
ミザリとメラクは怖がっている。
ミザリ「やっぱり・・・」
メラク「はぁ〜い」
ミルモ「どうしたんだ? おめぇら」
ミザリ「こ、これは・・・か、海賊です」
ミルモや楓たち「えぇぇ!?」
ミザリ「超克は空中海賊、ターベホウダイです」
ミルモや楓たち「ターベホウダイ?」

CM

ミルモや楓たち「・・・」
結木「ターベホウダイ・・・タベホウダイ・・・●●か。つまり、海賊ってことか」
ミザリ「ワープいっぱいして逃げ切ったのに。つけられてたんだ」
メラク「はぁ〜い」
突然、スイカから緑の縄みたいなのが出てきた。ボッカーン!!
ミルモや楓たち「きゃあぁぁぁ」
楓と安純は結木にしがみ付いていて、桃は松竹にしがみ付いてる。由美と拓斗は1人で頑張っている。
ミザリ「怖いよ〜」
メラク「はぁい」
ミルモ「面倒くせーことになったぜ」
楓「大丈夫、落ち着いて」
松竹「僕が冷静に話してみるから。もしもーし、そこは駐車禁止ですよー!!」
ボッカーン!!
ミルモや楓たち「うわあぁぁ!!」
梅園ステーションが破壊された。
桃「うわあぁぁ!! 梅園ステーションがぁ」
ヤシチ「流石海賊」
サスケ「テレビに出ている海賊みたいに暴れてるぜ!!」
ハンゾー「最強なのら〜!!」
ムルモ「メチャメチャ荒っぽいでしゅ」
ミルモ「やい、いきなりやって来てどうゆうつもりだぁ!!」[白目]
突然、ミザリたちと同じ容姿の宇宙人が画面に映った。
ミルモや楓たち「あぁぁぁ」
楓「これが、宇宙海賊ターベホウダイ」[汗]
宇宙人「ミザリとメラクを引き渡せ。さもなくば、5秒以内で攻撃する!!」
皆「攻撃!?」
結木「5秒以内とは、気が短いな」
安純「どうするの?」
ヤシチ「引き渡すのか?」
楓「そんなぁ」
ミザリとメラクは震えてる。
楓「ダメだよ」
ボッカーン!!
ヤシチ「いやぁぁぁ、シャトルがぁ」
ムルモ「地球に帰れないでしゅう!!」
何処も彼処も攻撃している。
楓「やめてぇー!!」
松竹「ダメだ。話にならない」
拓斗「これは、宇宙戦争ですね」
結木「・・・」
ミルモや楓たち(結木意外)「宇宙戦争?」
楓「そんなぁ・・・」
桃「香お兄ちゃまー!!」
桃は松竹にしがみ付いた。
松竹「桃ちゃん・・・。あっ、そうだ! 緊急脱出用のカプセルがあったんだ!!」
攻撃は続いてる。

皆、カプセルに乗った。
松竹「やったぁ!! 脱出成功!!」
1番前は松竹と桃、後ろには楓と由美と拓斗、その後ろには結木と安純、一番後ろは平井と星野が座ってる(気絶しているまま)。
桃「とりあえず一安心ね!!」
由美「助かったぁ〜」
イカ「でもないみたいげそ」[汗]
ミルモや楓たち「えぇぇ!?」
プールが追いかけてくる。
ミルモや楓たち「うわあぁぁ」
カプセルは逃げる。プールは追いかけて、プールに攻撃しようとしている。カプセルは避ける。
ミルモ「くっそー。ミルモでポン!!」
カアァァァ・・・。花火みたいなのが出た。プールに攻撃した。
楓「わあぁ♪」
タコ「命中ですなぁ!!」
ミルモ「へへーん、だまぁみろ!!」
ハンゾー「助かったのら〜!!」
プールは怒りマークがついてて、追いかける。
ミルモや楓たち「わぁ〜あ〜」
由美「全然助かってないじゃないの!!」
プールは中から黒い煙を出して、竜巻みたいに回ってる。
ミルモや楓たち「・・・」
桃「何よあれ!?」
結木「もしや・・・ブラックホールだ!」
ミルモや楓たち(拓斗意外)「ブラックホール?」
拓斗「吸い込まれたら、いっかんの終わりです!!」
結木「気をつけろ」
リルム「ってー、気をつけようがありませんわぁ!!」
ヤシチ「もうダメだぁ〜!!」
皆「あぁぁぁぁ〜!!」
カプセルは吸い込まれた。

青い空・・・
ミルモ「・・・あぁ・・・あっ!」
ミルモは起き上がる。
ミルモ「ここは・・・おい! 起きろ楓!!」
楓とタコは目を覚ました。
楓「んん・・・あぁ!」
楓も起き上がった。
楓「・・・ここは・・・」
皆、一気に目を覚ました。
安純「ひょっ、ひょっとして・・・」
松竹「ち、地球!?」
結木「俺たち、助かったのか!?」
リルム「そうみたいですわね」
由美「よかったぁ」
ヤマネと桃「あぁ・・・」
平井と星野「ん、んん・・・ピカッ」
平井と星野も起きる
平井と星野「こ、ここは・・・」
松竹「あっ、平井ー!!」
平井「! 坊ちゃま。あれ? 宇宙ステーションにいたはずでは・・・?」
松竹「話すと長くなるんだけど、僕達助かったんだよ〜!!」
平井「よくは分かりませんが、御無事で何よりです坊ちゃま、ムルモ様〜!!」[涙]
松竹「平井〜!!」[涙]
ムルモ「平井しゃん〜!!」[涙]
お互い抱き合って泣いてる。そして、桃と星野も。
桃「星野〜!!」[涙]
星野「お嬢様〜!!」[涙]
ミザリ「綺麗な星だねぇ」
メラク「はぁ〜い」
楓「ミザリさん、メラクさん・・・。お家に帰らせてあげないと。何とかならない? ミルモ」
ミルモ「んなこと言われてもよ〜」
松竹「大丈夫だよ、南さん」
ミルモと楓「ん?」
松竹「平井、ロケットを用意してよ」
平井「はぁい。ヒラリ! ヒラッと!!・・・」
松竹「どうしたの? 平井・・・ん?」
上にはプールがあった。
皆「あぁぁぁ!!」
ミルモ「まだいたのかよぉ」
突然、プールの下に光が見えて、2人の宇宙人が出てくる。
ミルモや楓たち「・・・」
宇宙人が下に降りてきた。安純は一歩下がって
安純「一体何なのよ?」
ヤシチ「・・・・・もうダメだぁ!!」
桃「私たち、捕まるのね!!」
星野「お嬢様・・・」
星野は桃を抱きしめる。
ミザリとメラク「・・・」
2人の正体がわかった。おじさんとおばさんだった。
みんな「・・・−−;」
ミルモ「コイツらが宇宙海賊−−;」
楓「そうは見えないけど・・・−−;」
ミザリ「パパァ、ママァ」
ミザリとメラクはパパとママに抱きついた。
ミザリとメラク「うわあぁぁぁ〜」
皆はガクッと倒れた。
安純「どうゆう・・・ことよ?・・・パパとママって・・・−−;」
パパ「いやぁ〜家の子たちがとんだ迷惑をおかけして〜すみませんでした」
ママ「この子たちったら、ポチを探しに行くって黙って家を飛び出したんです」
パパ「でも、夕方になっても戻って来なくて・・・」


−−−回想−−−


ママ「あの時どうして逃げたりしたの?」
ミザリ「パパとママ、すごく怒ってると思ってたの。お仕置きが怖かったからつい・・・」
メラク「はぁ〜い」
松竹「それで、悪者に追われてるなんて嘘ついて僕達のとこに来たんだ・・・」
ミザリとメラク「うん」
ママ「私たちは悪い宇宙人に捕まった者だとばかり思ってしまって^^」
パパ「ちょっぴり、手荒なことをしてしまいました^^」
ミルモや楓たち「−−;」
タコ「ちょっぴり?」[汗]
ミルモ「あれがか?」[汗]
パパ「いやぁ、申し訳ありませんでした」
ママ「こら、あなたたちも謝りなさい」
ミザリ「ごめんなさい」
メラク「はぁ〜い」
松竹「もういいよ^^」
桃「気にしないで^^」
由美「そうそう! 宇宙人に会えたわけなんだし♪^^」
ミルモ「その代わり、もう二度と勝手に家を出たりするんじゃねぇぞ」
タコ「パパさんとママさんを心配させたらあかんでぇ」
ミザリとメラク「はぁ〜い^^」
パパ「さぁ、帰るぞ」
ミザリとメラクはしゅんとなった。
パパ「ん?」
ママ「どうしたの?」
ミザリ「帰りたくない」
メラク「はぁい」
ミルモや楓たち「えぇ?」
ミザリ「地球のこと、とっても気に入っちゃった」
メラク「はぁ〜い」
ミザリ「それに、ポチもみつかったし」
イカ「え!?」[汗]
メラク「はぁ〜い」
イカ「だからぁ違うってー!!」[汗]
ミザリ「ねぇ〜ここに住みた〜い」
メラク「はぁ〜い」
パパとママ「・・・」
楓「ダメだよ、2人とも。これ以上、パパとママを困らせちゃあ」
ママ「それもそうねぇ」
楓「へ?」[汗]
ママ「あなたもそう思うでしょ^^」
パパ「あぁ^^ ここは綺麗だし、住み心地も中々良さそうだな」
ママ「じゃ、決まりね」
ミザリ「やったぁ」
ミザリとメラクはパパとママに抱きつく。
メラク「はぁ〜い」
ミルモや楓たち「−−;」
タコ「あのー・・・−−;」
ミルモ「何でそうなるんだ?−−;」
パパ「よぉし、こうしちゃあいられないぞぉ」
パパは笛を吹いた。
ミルモや楓たち「ん?」[汗]
安純「な、何?」[汗]
桃「あぁっ!! 見てあれ」
プールの数が増えた。
ミルモ「な、なんだぁ?」
パパ「申し訳ありませんが、ちょっぴり侵略させていただきま〜す」
光った。ミザリたちが消えた。
ミルモや楓たち「えぇ?」[汗]
プールがこっちに来て、攻撃しかけようとしている。
松竹「あぁ!!」
松竹と平井は逃げる。突然、周りが黒くなった。
楓たち「わあぁぁぁ!!」
楓たちも逃げた。結木は必死に逃げてるけど、皆に追いつけないでいる。
結木「ハァ・・・ハァ、ハァ・・・。(あ、脚が・・・進まない・・・)」
皆は逃げてる。
結木「(ま、待ってくれー!!)・・・え?」
ミルモ「おい平井、何でこうなるんだよ?」
平井「私に言われましても・・・」
ムルモ「星野しゃん、何とかならないでしゅか?」
星野「さぁ・・・」
結木「な、何であの2人が妖精と・・・あっ」
ハンゾー「由美ぃ〜怖いのら〜!!」
ハンゾーは由美にしがみ付く。
由美「そのくらいで怖がるな!! 男の子だろ!!」
拓斗「サスケは俺のパートナーだ! お前は俺が守る!!」
サスケ「嬉しいぜ!!」
結木「え・・・? 何でパートナーが入れ替わってるんだ?・・・!」
結木は後ろを振り返ってみると、楓と安純が松竹にしがみ付いてる。
安純「怖いわ松竹君♡」
楓「あ〜ずるい日高さん、放れてよ〜!!」
安純「松竹君は私の者よ〜!! あんたが放れなさいよ〜!!」
楓「いやだぁ!!」
結木「お前ら、危ない・・・え・・・え?」[汗]
リルムとヤシチが一緒にいる。
リルム「ヤシチ様、私とデートしてくださいませ♡」[赤面]
ヤシチ「しょ〜がないなぁ、特別だぞぉ」[赤面]
結木「リルムまで・・・一体どうなって・・・」[汗]
桃は結木にしがみ付く。
桃「摂お兄ちゃま、私たちそろそろ正式に将来を約束した方がぁ♡」
結木「こんなときに何を・・・」[汗]
プールが結木に攻撃しようとしている。
結木「え・・・? わあぁぁー・・・」

結木は目が覚めて結木の夢だって分かった。結木が寝ている間に、楓たちは行く所が決まったと言う。

それは宇宙に行くこと・・・[笑]

終わり


■ アニス (174回/2013/03/24(Sun) 23:17:19/No5196)

第23話【お菓子のつけもの】、第24話【さよなら結木くん】には、登場しません。

第25話【最強対決!アイツVSコイツ】

結木は本を読みながら登校している。リルムは結木の肩に乗っている。
結木「・・・」
・・・「う〜・・・」
リルム「ん?」
前に、頭を抱えている楓と楓の肩に乗っているミルモとタコがいる。
楓「う〜・・・う〜う〜・・・」
結木「南」
楓「! 結木君!!」
結木「どうした?」
楓「えへへ・・・徹夜で暗記した英単語が頭から零れてきそうで・・・」
その時、安純が楓の頭を持って、ミルモとタコは楓の肩から下に落ちた。
楓「!! あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!」
安純は、楓の頭を振っている。
安純「シェイクシェイクシェイクシェイク・・・」
楓「やめてよ日高さん!! 忘れちゃうよ!!」
安純「シェイクシェイクシェイクシェイク・・・」
リルムと結木「・・・」[汗]
松竹がやって来る。ムルモは松竹の肩に乗っている。
松竹「南さぁ〜ん!!」
その時、桃がやって来て、松竹にしがみ付いた。ヤマネは団扇で跳んでいる。
桃「香お兄ちゃま〜♡」
松竹「うわぁ!!」
桃「嬉しいわ♪ 朝からお会いできるなんて、桃幸せ〜♡」
松竹「わ、分かったから放れて!!」[汗]
安純はまだ楓の頭をシェイクしている。楓の目は回っている。楓は鞄と教科書を投げて
楓「ぜーんぶ忘れちゃったじゃな〜い!!」[涙]
楓の鞄と教科書が松竹と桃の所に向かってる。
松竹と桃「わぁっ<きゃっ>!!」
平井「坊ちゃま〜!!」
星野「お嬢様!!」
平井と星野が現れた。星野は本をパンチした。
平井「とぉっ!!」
平井は鞄を蹴った。鞄と本は楓の所に返ってきた。
ミルモと楓たち「あぁ」
平井「坊ちゃま、お怪我はございませんか?」
松竹「大丈夫だよ、平井」
星野「ご無事で何より? お嬢様」
桃「ありがとう・・・星野」
ミルモと楓たち「・・・」
楓「2人とも、さっすがー・・・」
平井は松竹に礼をして
平井「では、私はこれで」
星野も礼をする。
星野「御用の際は、いつでもお呼びください」
平井と星野は目が合う。
平井と星野「!! ほ、星野さん<平井さん>!!」[赤面]
平井「あ・・・」[赤面]
星野「あ・・・」[赤面]
2人とも、顔が赤くなった。
平井と星野「・・・」[赤面]
松竹と桃「ん?」

桃の家
桃の部屋に桃は、ベッドの中にいる。ヤマネは桃のベッドの隣に、自分専用のベッドにいる。
星野「さぁ、そろそろ御就寝の時間ですわ、お嬢様」
星野は部屋の電気を消した。
桃のベッドの近くに、松竹の写真がある。
桃「お休みなさい、香お兄ちゃま♪ ねぇ星野」
星野「はい」
桃「星野は好きな人っていないの?」
星野の顔が赤くなった。
星野「えぇぇ〜!?」


−−−回想−−−
ごおるでんのダアクの話の時に、2人はケンカしている場面
平井「好きだー!!」
星野「私もよー!!」
平井と星野「あっ・・・」


星野「嫌ですわ、お嬢様ったら・・・突然何をおっしゃいますやら・・・」[赤面]
桃「ひょっとして、星野が好きなのって平井・・・」
星野「いや、いや・・・失礼します!! お嬢様!!」[赤面]
星野は桃の部屋を出た。
桃「ん?・・・やっぱり桃の思ったとおり・・・そうだ!! いいこと思いついちゃった♪」
ヤマネ「・・・ん?」

翌朝
桃の家のお庭?
そこには、星野と星野らしき人たちが5人いて、体操をしている。
星野「いちに、さんし、にーにーさんしー、いちに、さんし・・・」
星野らしき人が星野の所に来た。
星野らしき人「失礼します!!」
星野「!」
星野らしき人「ポストに星野さん宛てのお手紙が入ってました」
星野らしき人が手紙を星野に渡す。
星野「あら、ありがとう」
星野は手紙を受け取った。
星野「ん?」

松竹の家の庭
平井も体操をしている。平井も平井宛ての手紙をもらった。

2人は、手紙を読んだ。
平井と星野「えぇぇ〜!?」

由美たちの学校
お昼休み。6年3組の教室で、由美と拓斗と桃は机をくっつけて、お弁当を食べている。サスケとハンゾーも一緒だ。
サスケとハンゾーと由美「えぇぇ〜!?」
由美「星野さんと平井さん宛てのラブレターを書いたの?」
桃「そうよ☆」
サスケ「あの2人って、そんな関係だったのか〜・・・」
ハンゾー「全然分からなかったのら〜」
桃「ヤマネは今、そのラブレターを2人の所に持って行ってるのよ!!」
拓斗「・・・俺、そんなことするのは、あまり好きじゃないな」
桃「どーしてよ〜!?」
ヤマネは教室の窓から入ってきた。由美たちの机に戻った。
ヤマネ「あの、桃殿・・・」
桃「あぁ、ヤマネ♪ 平井さんに手紙、ちゃんと渡してくれた?」
ヤマネ「はい! しかしながら、まさかひょっとして桃殿が・・・」
桃「あら〜? よく分かったわね〜」
ヤマネ「何故そのようなことを?」
桃「何故って、決まってるじゃない。星野と平井さんがカップルになれば、ほらぁ、桃とお兄ちゃまもカップルに♡」


−−−妄想−−−
●平井&星野、松竹&桃のカップルの絵が映っている。


サスケとハンゾーとヤマネと拓斗「・・・」
由美「成程ねっ☆」
由美は指を鳴らした。
桃「ねぇ? とってもいいアイデアでしょ?」
ヤマネ「ですが、もし、ラブレターが偽物と言うことを知ってしまったら・・・大変なことになるのでは?」
桃「バレッこないわよ」
拓斗「もしバレなくても、そんな嘘はダメだ。後になって、後悔することになるぞ」
桃「後悔なんてしないわよ。香川君は本当に心配性なんだから・・・。それにね、桃、どうしても星野を応援してあげたいのよ・・・。星野はね、桃が生まれた時から、ずーっと側にいてくれてるのよ・・・」


−−−過去−−−
●桃の小さい頃と星野が映っている。


桃「だから、星野にはいっぱいいっぱい幸せになってもらいたいの♪」
サスケとハンゾーとヤマネと由美と拓斗「・・・」
ヤマネは微笑んだ。
ヤマネ「分かりましたでございます!! そうゆうことでしたら、私も及ばずながら、お手伝いするでございます!!」
由美「そのデート、私もお手伝いするわ☆」
桃「え? でも・・・」
由美「いいから!! 私も星野さんの幸せを応援したいのよ・・・ねっ♪」
由美はウインクした。
桃「ありがとう、由美☆」
由美「サスケも手伝うのよ^^」
サスケ「えぇ〜!? 何でオイラまで・・・」
由美はサスケにこそっと
由美「ここで、サスケが頑張れば、ヤマネはサスケのことを認めるわ・・・。ヤマネにカッコいいところを見せるチャンスじゃないか☆」
サスケ「・・・わ、わかったぜ」[赤面]
サスケはヤマネを見て
サスケ「ヤマネ、オイラも一緒に頑張るぜ!!」[赤面]
ヤマネ「ありがとうございます!! サスケ先輩^^」
サスケ「へへへ・・・」[赤面]
ハンゾー「僕も一緒に協力するのら^^」
拓斗「・・・」

夕方
桃の家のお庭
星野「ま、間違いないわ・・・な、何度読んでも、こ、これは平井さんからのラ、ラブレター・・・あっ、弱った・・・あぁ、本当に弱ったわ・・・」[赤面]
桃が後ろから出てきた。もう、私服に着替えている。
桃の服装・・・ピンクの長袖にオレンジのワンピース。
桃「どーしたのー?☆」
星野「へえぇぇぇ〜〜〜!!」[赤面]
星野はラブレターを隠して、桃の方を向く。
星野「べ、べ、別に何にもありませんわ・・・」[赤面]
桃「隠しても顔に書いてあるわよ♪ デートに誘われたって☆」
星野「えぇ!?・・・そんな・・・申し訳ございません」[赤面]
桃「謝ることないわ!!」
星野「えぇ!?」
桃「思いっきり楽しんでいらっしゃいなー♪」
星野「でも・・・」
桃「いいの! これは桃からの命令よ」
星野「お嬢様・・・ありがとうございます。では、仕事に戻らせていただきますルンルルンルン♪」
星野は機嫌がいい。スキップしている。
桃「うっふふ♡ 上手くいったわ〜♪」

松竹の家
平井は星野のラブレターのことで頭がいっぱいで、失敗ばかり・・・。平井は松竹に星野からラブレター貰ったことを話す。松竹は平井に「明日、頑張って来てね」と言った。

平井と星野のデート当日
平井は噴水前で待ってる。平井の顔はアニメどおりに真っ赤。
平井「・・・」
陰で隠れてるあのいつものメンバーのミルモや楓たち。妖精たちはパートナーの肩に乗ってる。タコは楓の肩に乗ってる。
楓の服装・・・上は黄緑の長袖に黄色のベスト、黄色のミニスカート、赤の長い靴下。
結木の服装・・・上は溝の緑、水色の長ズボン。
安純の服装・・・赤と白、緑のミニスカート、黒の長い靴下。
松竹の服装・・・上は紫(中に茶色の服を着ている)、青の長ズボン。
松竹「ごめんね。皆、せっかくの休みに」
安純「本当よーいきなり呼び出して」
松竹「^^;」
ヤシチ「掃除中だったのになぁー」
ミルモ「たくー、松竹家私情緊急事態発生って言うから何事かと思ったぜ」
松竹「だって平井のことが心配で・・・。でも僕とムルモだけじゃあどうしていいか」
楓「松竹君・・・」
ムルモ「僕からもお願いするでしゅ!! 松竹しゃんのためにも平井しゃんと星野しゃんのデートを盛り上げてくだしゃい!!」
楓「わかった!! 皆で協力すればきっと上手くいくよ!!」
リルム「そうですわね!!」
結木「あぁ」
安純は楓を押して
安純「頑張りましょうね結木君^^♡」
結木「−−;」
ミルモ「俺は帰る。今日はやりたいことがあるんだ」
ミルモは帰ろうとしたら
楓「あっ、星野さんよ」
楓はミルモを捕まえる。
ミルモ「あぁ放せぃ!!」

星野が来た。
平井「あっ・・・」
星野「お、お待たせしました・・・」[赤面]
平井「い、いえ・・・私も今、来たばかりで・・・」[赤面]
星野「・・・」
2人とも顔が真っ赤。

由美と拓斗と桃が出てくる。勿論、サスケとハンゾーとヤマネも一緒だ。サスケたちは団扇で飛んでいる。
由美の服装・・・上は藍色、下は白のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は上は黒、下は紺色の半ズボン、白の靴下。
桃の服装・・・ピンクの長袖にオレンジのワンピース、白の靴下。
桃「待ち合わせは成功ねー」
由美「うんうん」
サスケと由美たちは動き出す。

平井と星野は歩いてるけど、無口。楓たちが隠れて見てる。
松竹「(平井、頑張れ!!)」

桃「(しっかり、星野!!)」

CM

アニメどおりに平井と星野がボートでデート。
平井「・・・お、お天気になってよかったですね」[赤面]
星野「えぇ・・・」[赤面]

安純「あら、案外お似合いじゃない♪」
リルム「大人の雰囲気が漂ってますわ〜♪」
松竹「うん」

ヤマネ「いいムードでございますね!」
サスケ「オ、オイラもいつか、こんなことしてみたいぜ」[赤面]
サスケは顔を赤くして隣にいるヤマネを見る。由美はサスケをじ〜〜〜っと見る。
桃「わかってないわね〜。会話がちっとも弾んでないじゃないの」
ヤマネ「成る程・・・。言われてみれば・・・」
桃「う〜ん・・・。何とかしないと」
アニメどおり、あるカップルが乗っている。男の子がボートを揺らしてる。
女の子「や〜んやめてよ〜」
男の子がボートを止めて
女の子「あぁ〜」
男の子と女の子がくっついた。
桃「!! これだわ!! ヤマネ、星野たちのボートを揺らしてちょうだい!!」
ヤマネ「分かりましたでございます!! ヤマネでポン!!」
カアァァァ・・・

魔法がかかって、見事にボートが揺れてる。水が揺れてる。
平井と星野「!! あぁぁ」
星野「・・・」
平井「え、えぇぇ〜!?」

結木「一体、どうしたんだ?」
松竹「波に呑まれちゃう」
ムルモ「僕に任せるでしゅ!! ムルモでポン!!」
カアァァァ・・・

アニメどおりに手が出て、水がなくなっていってる。
平井と星野「・・・へ・・・へ??」

ヤマネ「あぁ!!」[汗]

ムルモ「ほぉ〜これで大丈夫でしゅ〜!!」

桃「ヤマネッ、何やってんのよ!! ムードぶち壊しじゃない!!」
ヤマネ「申し訳ございませぬ!!」
サスケ「ヤ、ヤマネを責めないでほしいぜ!!」
由美「あ〜あ・・・」

喫茶店
平井と星野「・・・」[赤面]
お店の人「ご注文は」
平井「で、では、ア、ア、アイスコーヒーを・・・」[赤面]
星野「じゃ、じゃあ私も・・・」[赤面]
お店の人「かしこまりました」

楓たちも喫茶店の中にいる。ミルモたち妖精はアニメどおりに、アイスかマフィン?を食べてる。
安純「ん〜ちょっと緊張してるみたいだけど、まぁいいじゃない」
ミルモ「あ〜あ〜●●よ〜」
楓「ちゃっかりマフィン食べちゃってるくせに〜」
松竹「ファイト、平井!!」

平井と星野「・・・」[赤面]

サスケや由美たちは外から見ている。
桃「んも〜何で固まったまんまなのよ〜!! 」
サスケ「由美ぃ〜オイラ、中に入って何か食べたいぜ!!」
由美「ダーメ!!」
ハンゾー「拓斗〜僕も何か食べたいのら〜」
拓斗「後でちゃんと買ってやるから今は我慢することだな」
ハンゾー「わかったのら」
桃「・・・そうだ!! デートと言えばあれよあれ!」

お店の人「お待たせしました」
アイスコーヒーが置かれる
平井と星野「・・・いただきます」

ヤマネ「ヤマネでポン!!」

カアァァァ。アニメどおりに2つのアイスコーヒーが1つのコップにハート型ストローのクリームソーダーに変わった。
平井と星野「えぇぇ〜??」[汗&赤面]

桃「ふふふふ、やっぱりデートにはクリームソーダでなくっちゃね〜♡」
由美「さっすが桃!☆」
由美は指を鳴らした。

平井「(・・・ど、どうしよう)」[赤面]
星野「(飲むべきかしら)」[赤面]
平井「どうぞ、お先に・・・」[赤面]
星野「いいえ、平井さんから・・・」[赤面]
平井「いやいや、星野さんから・・・」[赤面]
平井と星野「・・・」[汗&赤面]
平井「では、一緒に」[赤面]
星野「はい」[赤面]
2人は一緒に飲もうとしている。

松竹「頑張れ平井・・・もうちょっと」
安純「や〜ね〜クリームソーダなんてガキの飲むもんじゃない。大人なんだから・・・そうだわ!! ヤシチ」
ヤシチ「あ?」
安純「シャンパンを出してちょうだい」
ヤシチ「シャンパン? 何だそれ??」
安純「シャンパンも分からないの!?」[赤目]
ヤシチ「いぃ・・・」[汗]
リルム「私にお任せください、リルムでポン!!」
カアァァァ・・・

平井と星野が頑張って飲もうとしている時、
平井と星野「おぉ!?」[赤面]
平井「お、おぉ??」[赤面]
アニメどおりに、平井のズボンが短パンになっている。
平井「あ、あぁぁ・・・」[汗&赤面]

楓たち「・・・」[汗]
リルム[汗]「あ〜〜〜〜シャンパンにするはずが短パンになってしまいましたわ〜!!」[涙]

桃「ちょっとヤマネ、あんた一体どんな魔法かけたのよ!?」
ヤマネ「??? も、申し訳ございませぬ」
サスケ「ヤマネは精一杯頑張ったんだぜ!!」
桃「うるさいわねー!! 変な魔法かけたヤマネがいけないじゃないの!!」
ハンゾーと拓斗「・・・」[汗]
由美「何か誤魔化す方法は〜・・・」

喫茶店の中から、ある1つのテーブルで2人のカップルがいる。水を零して服にかかった男の子がいる。それを拭いている女の子。

由美「これよ!! サスケ、平井さんの服を濡らしてちょうだい!!」
サスケ「わかったぜ。サスケでポン!!」

カアァァァ。水を配っているメイドさん(?)に魔法が掛かった。メイドさんの足が挫いた。
メイド「きゃっ」
バシャー。平井の頭にしっかりとかかった。
平井「・・・」[汗]
メイド「きゃあぁ〜!! も、申し訳ございません!!」[汗]
平井「い、いえ・・・」
星野「わ、私が拭きます」
星野が平井の服を拭き始めた。

安純「これじゃあ風邪ひいちゃうじゃないの。デートが台無しよ!!」
リルム「私が風邪をひかないようにさせてみせますわ、今度こそは成功してみせますわ! リルムでポン!!」

カアァァァ。平井に魔法がかかった。
平井「おっ??」
急に平井の体がムクムク動く。
星野「ピカー?」
平井の服がビリって破けて、筋肉マッチョになった。
平井と星野「!!」
平井「ひらぁ〜〜〜〜!! ひらひらぁ〜〜〜〜〜!!」

ミルモや楓たち「・・・」[汗]
結木「・・・ある意味で成功してるな」[汗]
リルム「成功してるか失敗してるか分かりませんわ〜!!」[汗]

サスケ「???」
ハンゾーや由美たち「・・・」[汗]
由美「ちょっとサスケ、あんたもどんな魔法かけてんのよ!!」
サスケ「オイラ、こんな魔法掛けてないぜ!!」
由美「じゃあどうして平井さんがマッチョになっちゃったのよ!?」
サスケ「そんなこと知るかだぜ!!」
桃「大失敗ね!」[汗]

平井と星野は歩いてる。

桃「んもうっ、何か話さなきゃ意味ないじゃないの!!」
由美「ん〜何かいい方法は〜・・・そうよ、アレがあるじゃない!」
桃「何か思いついたの?」
由美「うん。ほら、よく漫画である」


−−−由美の教えてるシーン−−−
あるカップルがデートしている時、男2人が2人の方に向かってく
男A「よぉ姉ちゃん、俺たちと遊ぼうぜ」
彼女「いやぁっ、助けて!」
彼氏「おい、俺の恋人に手を出すな」
彼は男2人の腕を持って、痛めた
男2人「いったったった・・・」
男A「お、覚えてろよ!!」


由美「ってな感じ。どうかな☆」
桃「すっごーい由美!!」
由美「あっ、あのチャラチャラしている男2人に決まりね。サスケ、お願いよ!!」
サスケ「合点承知だぜ。サスケでポン!!」
カアァァァ。男2人に魔法をかけた。

男2人は平井と星野のところに来て
男A「おい、そこのお姉ちゃん」
星野「私のことでしょうか?」
男B「あんたしかいないだろ。俺たちと一緒にどこか行こうぜ」
平井「おやめください!! 突然何ですか!!」

由美と桃「いい感じいい感じ☆☆」
サスケとハンゾーとヤマネと拓斗「・・・」

楓「大変・・・星野さんが危ない!!」
松竹「ムルモ、星野さんを助けてあげて!!」
ムルモ「わかったでしゅ。ムルモでポン!!」

カアァァァ。魔法は平井にかかった。
平井「!!」
突然平井の顔が真っ赤になった。
男B「おい、どうしたんだよ?」
平井「もう、我慢できませんっ・・・」
ブウウゥゥ〜〜〜・・・。何と、平井が強烈なデカいオナラをしたのだ。
平井「ひらぁ〜〜〜〜」
星野「!!」[赤面]

ミルモや楓たち「○П○;」

サスケや由美たち「○П○;」

男共「くっせ〜〜〜〜!!」
男A「覚えてろ!!」
男共は去った。

ミルモ「助かったぞ〜」
松竹「ありがとう、ムルモ^^」

サスケ「???・・・あれ〜?」
由美「『あれ〜?』じゃないよ!! 何よ、この魔法は!?」
サスケ「オイラ、こんな魔法かけてないぜ!!」
桃「ヤマネもサスケも全っ然ダメじゃないの!!」
由美「何1つ成功してないじゃない!!」
ヤマネ「申し訳ございませぬ!!」[汗]
サスケ「文句言うなだぜ!!」
拓斗「魔法なしの方がいいんじゃないか・・・?」[汗]
ハンゾー「僕もそう思うのら〜」[汗]

平井と星野は歩いてる。
平井と星野「・・・」
平井「(星野さん、つまらないと思っているのだろうな)」
星野「(平井さん、私と一緒にいても楽しくないと思っていそうだわ)」

サスケや由美たち
桃「全然盛り上がらないじゃないの」

ミルモや楓たち
松竹「どうしたらいいのかな?」
ミルモ「もういい加減帰ろうぜ」
楓「ミルモ!!」

平井「あの、乗りませんか?」
星野「え?」
平井は指を指して
平井「観覧車。せっかくですから・・・」
星野「はい」

観覧車のところでお客さんが並んでいる。
女の子「ねぇねぇ知ってる?」
列に並んでいるあるカップルがいる。
女の子「天に来た時にチューした2人は幸せになれるんだよ♡」
平井と星野「チュー??」[赤面]
男の子「へ〜そうなんだ」

楓たち「・・・」

由美たち「・・・」

平井と星野は乗った。

松竹「よぉし」
松竹は観覧車のところに行く。

桃「行くわよ!!」
桃も観覧車のところに行く。

松竹と桃は偶然に一緒の観覧車に乗った。
松竹と桃「えい!!」
観覧車は閉まる。
ヤマネ「ムルモ殿ではございませぬか」
ムルモ「あれ? ヤマネしゃん」
松竹「えぇ・・・あっ! 桃ちゃん」
桃「香お兄ちゃま」

下にいる楓たちは由美と拓斗に会う。
楓たちと由美たち「あっ」
ヤシチ「お主達、何故ここに?」
サスケ「アニキたちこそ何でここにいるんだぜ?」
楓「私たちは松竹君と一緒に平井さんのデートの応援を・・・」
由美「えぇ〜!? 私たちは桃と一緒に星野さんのデートの応援をしに来てるのよ」
安純「じゃあ今、松竹君と一緒に乗ったのって・・・」
拓斗「梅園と一緒に乗ったのって・・・」
楓と由美「桃ちゃん<香君>だったよね」

松竹「えぇ!? あのラブレターって桃ちゃんが書いたものだったの?」
桃「そうよ」
松竹「ダメだよ、そうゆうことしちゃあ。バレたらどうするの?」
桃「平気平気。それよりお兄ちゃまも見てごらんなさいよ、なかなかいい雰囲気よ」

少々アニメどおりに進んで、ラブレターのことがバレて、平井と星野がケンカになって、ムルモとヤマネの魔法で観覧車のスピードが速くなった。
松竹「うわっ!! 何だ?」
ムルモ「降りられないようにするために回転アップしてみたでしゅ」
桃「アップし過ぎじゃな〜い!!」
松竹「早く止めて!!」
平井と星野は脱出した。
平井「脱出成功!! 急にどうしたんでしょう?」
星野「故障かしら?」

ムルモ「ムルモでポン!!」
ヤマネ「ヤマネでポン!!」
カアァァァ。観覧車が止まったけど、1番上の観覧車の乗り物が壊れた。それは松竹と桃が乗っている観覧車。
楓たち「あぁ!!」
松竹「うわあぁ!!」
桃「きゃあぁぁ!!」
結木「あれは・・・」
由美「きゃあっ」
平井「坊ちゃまー!!」
星野「お嬢様!!」
桃「助けて星野ー!!」[涙]
タコ「偉いこっちゃー!!」
楓「どうしよう!!」
平井と星野は2人を助けに行く。アニメどおりに上に登って行く。
平井「坊ちゃまー!!」
星野「お嬢様ー!!」
平井「お待たせしました」
松竹「平井〜」[涙]
星野「もう大丈夫ですよ」
桃「あぁ〜星野〜」[涙]
楓たち「ハァ・・・」
楓「よかったぁ〜」
リルム「危機一髪でしたわ〜!!」

平井と星野と松竹と桃の4人から楓や由美たちは少し距離を離して後ろにいる。
桃「ごめんね、デートの邪魔して・・・」
星野「いいえ、私達の方こそお2人を危険な目に合わせてしまって」
平井「もう二度とこのようなことがないように気をつけます」
松竹「いいんだよ平井。それよりも、後は2人だけで楽しんでよ」
平井「もうデートはおしまいでございます」
松竹と桃「えぇ?」
星野「では、失礼します」
平井「それでは」
2人は礼をしてから解散する。
松竹「待ってよ平井ー」
桃「星野ー、何でこうなるのよ?」
松竹「きっと、僕のせいだ。僕のボディーガードなんかしてるから平井は幸せになれないんだ」[涙]
桃「そんなの嫌。星野は桃と一緒に幸せにならなくちゃいけなくてよ!!」[涙]
リルム「こんな終わり方ってあんまりですわ」
楓「ミルモ、何とかならない?」
ミルモ「仕方ね〜な〜。じゃ〜ん」
楓「何それ?」
ミルモ「リメンバーウォーター。ミモモの店で買い立てホヤホヤのアイテムだぜ!」
ミルモは楓から放れて
ミルモ「よっと」
ミルモは湖にリメンバーウォーターを垂らす。
皆「ん?」
湖が光り出して綺麗になった。
松竹「どうなるの一体?」
ミルモ「自分にとって大切な思い出のある場所へ瞬間移動できる水なんだ。俺はアフロ先生に会いにテレビ局へ行こうと思って買ったのによ〜全く、ミルモでポン!!」
カアァァァ。釣り針がでて、平井と星野を湖の中に入れた。
桃「ちょっと何てことするのよ!!」
ミルモ「いいからいいから」

アニメどおり、平井と星野は思い出の場所にいる。

ミルモや楓たち「・・・」
平井と星野が握手してる姿が湖に映ってる。
桃「んも〜もっと好きとか付き合ってほしいとか告白しなきゃ意味ないじゃないの!!」
松竹「いいんだよ桃ちゃん」
桃「お兄ちゃま?」
松竹「あの2人にとってはこれって1番のハッピーエンドって気がするんだ」
桃「えぇ〜・・・いや〜よ!! 桃、納得できない!!」
松竹「まぁまぁ」
由美はサスケにこそっと
由美「サスケ、いつかヤマネとこうやってラブラブできたらいいわね☆」
サスケ「・・・」[赤面]「ほ、本当にそうなったら嬉しいぜ。 由美もいつか拓斗とこうやってできたらいいなぁだぜ」[赤面]
由美「・・・」[赤面]「・・・そうだね」[赤面]
サスケはヤマネを見る。由美は拓斗を見る。楓はニコニコしている。
ミルモ「ん? 何だよ楓、ニヤニヤ笑っちゃって」
楓「えへへ、私も大人になったらあんな風に中学生の自分と結木君のことで2人で思い返せたら幸せだなぁって思って」
安純「何すっ呆けたこと言ってんのよ〜!!」
安純は楓に掛かる。
楓「やめてよ日高さん!!」
2人はケンカになって、楓と安純のバッグが松竹と桃に向かってくる。
松竹「あっ」
桃「きゃあ!!」
平井「ひら〜いミラクルレシーブ!!」
星野「星野ドラマチカルアタック!!」
平井「ハッ!!」
星野「ホッ!!」
2人ともバッグから2人(松竹と桃)を守って、バッグは楓と安純のところに返ってくる。
平井「ご無事ですか? 坊ちゃま」
松竹「う、うん」
星野「お嬢様、お怪我ありませんね?」
桃「だ、大丈夫よ」
ミルモと楓とタコ[汗]
ミルモ「一体どうやって戻ってきたんだー?」[汗]
タコ「神出鬼没でんな〜」[汗]
楓「でも、本当2人は優秀なボディーガードだよね」
最後に松竹、桃、平井、星野の姿。

終わり


■ アニス (175回/2013/03/30(Sat) 19:00:46/No5201)

第26話【いいぞ!ヨイモ団】

楓は登校している。ミルモは楓の肩に乗っている。その時、ミルモの頭に団栗が当たった。ミルモは後ろを見たら、それはワルモ団。ミルモは無視した。何故なら、構ったら喜ぶだけだから。

ワルモ団はアジトでお茶を乾杯する。それは、今回の王国打倒計画に成功したからだ。ワルモ団は喜んでいる。ワルモ団はバンザイをする。

ワルモ団は自分たちが成果が上がっていないことについて話す。そのことについて考えるワルモ団。ゴローはいいことをしてみることを皆に言う。イチロー、ジロー、サブロー、シローは賛成する。皆はいいことをしようと言い合うけど、ワルモ団にはいいことがどんなことなのかが分からない。

ヤシチとサスケとハンゾーは、修行をしている。ヤシチは木の上にいて、サスケとハンゾーは下にいる。サスケとハンゾーはペットボトルを上に上げて、ヤシチはペットボトルの上に乗る。上手く落ちていってたけど、逆さまになって失敗して、地面に頭を打ったヤシチ。サスケとハンゾーはヤシチの所に来る。
・・・「うっふっふっふっふ!!」
ワルモ団の声。
ヤシチとサスケとハンゾー「!!」
ワルモ団「相変わらずの間抜けぶりだな、ヤシチ」
ヤシチ「この声は・・・」
イチロー「この世に光があるところ♡」
ジロー「善と優しさあるところ♡」
サブロー「そよ風と共に現れて♡」
シロー「そよ風と共に去って行く♡」
ゴロー「我ら5人のピンクの影♡」
イチロー「ラブリーイチロー♡」
ジロー「キューティジロー♡」
サブロー「チャーミーサブロー♡」
シロー「プリティシロー♡」
ゴロー「●●ゴロー♡」
ワルモ団「愛の秘密組織ヨイモ団参上!!♡」
何とワルモ団は、ピンクの服装をしていて、ヨイモ団となったのだ。
ヤシチ「○П○」
(ピンクの子豚5匹、ピンクの桃、オトメが5人)のイメージ。
サスケとハンゾー「○П○」
ヤシチは倒れた。
ヤシチ「元首領たち、何ですか!? その格好は」
イチロー「我らはもうワルモ団ではない!! 良いことをするヨイモ団として生まれ変わったのだぁ♡」
ジローとサブローとシローとゴロー「どうだぁ?♡」
ヤシチ「そのヨイモ団が拙者たちに何の用が・・・−口−;」
ジロー「うん。実は我ら、ヨイモ団になってはいいが、1つ重大な問題が発生してな・・・」
サブロー「我ら、悪いことばかりしてきたので、いいことがどういうものなのか、すっかり忘れてしまったのだ!!」
ヤシチは倒れる。
シロー「遠い記憶を辿ると、いいことは確か、甘い味がしたような気がするのだが・・・」
ゴロー「俺はしょっぱかった気がするぞ〜♡」
イチロー「いや、苦かったぞ〜」
イチローはコーヒーを手に持っている。
ジロー「俺は薄味だと思うのだが・・・」
サブロー「うぅ〜」
ヤシチ「・・・」[汗]
イチロー「そこでだ!!」
イチローはヤシチに顔を近くする。
ヤシチ「○П○!!」
イチロー「昔の部下の●●のヤシチ君に良いこととはどんなものなのか、教えてもらおうと思ってな!!」[白目]
ジロー、サブロー、シロー、ゴロー[白目]
ヤシチは後ろの下がる。
ヤシチとサスケとハンゾー「・・・○П○」
イチロー「教えてくれたお前に、1番最初にいいことをしてやろうではないか〜」[白目]
ヨイモ団「さぁ、とっとといいことを教えろ〜!!」[赤目]
ヤシチとサスケとハンゾー「いぃぃぃ〜・・・」[汗]
ヤシチ「・・・いや、拙者たちは、パスする!!」
ヤシチとサスケとハンゾーは逃げる。
シロー「何故逃げるのだ!?」
ヨイモ団「待て〜!!」

安純の家
安純の服装・・・上はピンク、下は紫のミニスカート、白の靴下。
安純は鳥になりたい・・・と言っている。その詩を書いている。ゴミ箱のような部屋になっている。上手く書けないでいる安純。その時、いいアイデアが浮かんで詩を書いてる時に、ヤシチは「助けてくれ〜」と言い、安純の部屋に入るヤシチとサスケとハンゾー。安純はヤシチと捕まえて「ヤシチ〜何てことするのよ〜!!」と怒る。ヤシチは「怒るのは後回しだ!! 拙者たちはいなかったことにしてくれ!!」と言うヤシチ。ヤシチ達は安純の箪笥の中に隠れる。そしてまた、詩を考えてる安純。ヨイモ団の「待て〜!!」と言う声が聞こえて集中できない安純。怒った安純はヨイモ団を捕まえる。ヨイモ団の姿に「・・・」[汗]の安純。(ピンクの子豚5匹、ピンクの桃、オトメが5人)のイメージ。安純も「○П○;」になる。ヨイモ団は凶暴女と言う。安純は「あんたたち〜ケンカ売りに来たの〜!?」[赤目]と怒る。ヨイモ団は「ヤシチを捜しに来ただけで・・・」と言う。安純はヤシチ達が隠れた訳が分かった。安純はヤシチはいないと言うが、ヨイモ団は疑う。安純は怒って、ヨイモ団は窓から逃げる。安純はまた、詩を考える。ヨイモ団は安純が鳥になりたいと言ってることを聞く。ヨイモ団は安純に魔法をかけた。ヤシチ達は箪笥を開けて、元首領たちがいないかを聞く途中に鳥の姿を発見。ヤシチ達はビックリする。何と、安純は紫のダチョウになっている。ヤシチは「安純は何所に行ったのだ?」と言う。安純は「ここにいるわよ・・・」と言う。安純は「アイツら、魔法でアイツらをこんな風にして行ったのよ!! それもこれもあんたたちが、あんな奴らを連れて来たのがいけないのよ〜!!」と言い、ヤシチたちを嘴で突こうとする。ヤシチたちは逃げる。

ヨイモ団は空を飛んでいるとリルムの「きゃあぁ〜!!」という悲鳴が聞こえてくる。リルムはミルモにやるおやつを作っていたのだ。そのデキはかなり悪く、凄い怪物に見えてくる。しかし、リルムにとっては今までで1番デキがいいと言う。そのデキに喜んでいるリルム。ヨイモ団は結木の家に行って、リルムが怪物に襲われていると勘違いして、魔法をかけて、リルムの手作りおやつを壊した。リルムは泣き出す。結木は「どうしたリルム?」と来る。
結木の服装・・・上は黄緑、下は黒の長ズボン。
結木はヨイモ団に気付く。結木「・・・」。(ピンクの子豚5匹、ピンクの桃、オトメが5人)のイメージ。目を瞑って首を横に振る結木。ヨイモ団は結木にもいいことをしてやるぞと言う。結木には困ったことがない。しかしヨイモ団は「遠慮するな〜」と言う。結木の部屋には本が少々散らかっている。ヨイモ団は魔法をかけて、壁から壁まで本を並べた。壁は少々壊れた。ヨイモ団は出て行く。

CM

松竹の家
ムルモはお庭で松竹の家のスケッチをしている。そこに松竹が来る。
松竹の服装・・・緑と黄色、下は赤紫の長ズボン。
松竹「何を描いているの? ムルモ」
ムルモ「松竹しゃんのお家でしゅよ。でも上手く描けないでしゅ」
松竹「ん?」
松竹はムルモのスケッチの絵を見る。
松竹「そんなことないよ。とってもよく似てるよ」
ムルモ「上手に描けるようになりたいでしゅ」
ヨイモ団(ワルモ団)は木から覗き込んでる。
ヨイモ団の誰か「ムルモの奴が困っているぞ」
ヨイモ団「あの建物の絵が上手く描けないらしいな」
ゴロー「ここは我らヨイモ団の出番だな」
シロー「我らの力で建物を絵に似せてやろうではないか」
ゴロー以外皆、楽器を持った。
ゴロー「おぉっ!!」
ゴローも楽器を持った。
ヨイモ団「ヨイモでポン!!」
カアァァァ。松竹の家に魔法をかけた。
ムルモ「あぁ!! そっくりでしゅ」
松竹「え?・・・あぁぁぁぁひ、平井ー!!」
平井「はいはい、おやつなら今出来たところですよ。お?」
平井は松竹の家を見た。
平井「ひらー!!」
そう、アニメどおりに松竹の家がムルモの絵にそっくりになっている。
松竹「僕の家がー!!」
イチロー「またいいことをしてしまったなぁ」
全員「してしまったなぁ」

由美の家
由美の服装・・・上はオレンジ、下は紫のミニスカート、黒の長い靴下。
由美は自分の部屋にいる。由美の目の前には生クリームたっぷりのチーズケーキがある。
由美「あ〜美味しそう☆☆ 買った甲斐があったな〜。でも、食べたらもったいないような〜・・・。あ〜このケーキがもぉーっと大きかったらどれだけ幸せか・・・♪」
ヨイモ団は窓から覗いている。
イチロー「鈴木由美がケーキが大きかったらいいなぁっと言っているぞ」
ジロー「よぉし、ここは我らヨイモ団がケーキを大きくしてやろうではないか!」
サブロー「これでもう、鈴木由美から来るなって言われなくて済むぞ」
シロー「よぉし、やるぞ」
ゴロー「や、やるぞ」
ヨイモ団「ヨイモでポン!!」
カアァァァ。ケーキに魔法がかかった。
由美「ん?」
ボォン!! ケーキが由美以上にデカくなった。
由美「わぁっ!」
イチロー「どうだ鈴木由美!!」
由美「ん? あんたたちが魔法でやったのね!! え?」
由美はヨイモ団を見る。
由美「・・・」[汗]
(ピンクの子豚5匹、ピンクの桃、オトメが5人)のイメージ。
由美「○П○;」
サブロー「喜んでもらえて嬉しいぞぉ♪」
由美「ちょっと何よ、その恰好??」[汗]
シロー「我らはもう、ワルモ団ではなく、ヨイモ団として生まれ変わったのだ」
ゴロー「これからは悪いことはしないで、良いことをすることにしたのだ」
由美「・・・うわっ、似合わねー」[汗]
ヨイモ団は由美の家を出た。
由美「でも、ケーキがデカくなったのはラッキー☆☆」

由美たちの学校のグラウンド
拓斗はクラブしている。
監督「よぉーし、休憩だ」
クラブA「ふ〜やったぜ〜」
クラブB「喉渇いたぜ」
クラブC「もう水筒の中、からっぽ。最悪だな〜」
拓斗「俺が自動販売機で買って来るよ」
クラブB「おぉーサンキュー」
拓斗はグランドの近くにある自動販売機に行く。ヨイモ団はそれを見ている。
ジロー「喉が渇いたって言ってるぞ」
サブロー「よぉし、助けてやろう」
ヨイモ団「ヨイモでポン!!」
カアァァァ。自動販売機に魔法がかかって、自動販売機が暴れ出す。
拓斗「!」
自動販売機からたくさんのジュースが出てくる。
拓斗「・・・故障かな?」[汗]
イチロー「どうだ。これならたくさん飲めるだろ!!」
拓斗「ワルモ団・・・!」
拓斗はヨイモ団を見る。
拓斗「・・・」
(ピンクの子豚5匹、ピンクの桃、オトメが5人)のイメージ。
拓斗「・・・」[汗]
シロー「礼ならいらないぞー」
ゴロー「いらないぞー」
ヨイモ団は去った。
拓斗「・・・」[汗]
拓斗は何も言えない状態。

ヨイモ団は「ヨイモ♪ ヨイモ♪ ヨイモ団〜♪」と歌う。その時、タコと偶然会う。ヨイモ団はタコにヨイモ団として生まれ変わったことを話す。ヨイモ団は困ったことがあったら何でも言ってと言う。タコは喜んで、クリスタル探しをヨイモ団に頼む。しかしヨイモ団は、クリスタルが何なのかが分からないでいる。そして魔法で、栗とザルを出したヨイモ団。それは栗とザルでクリスタルとのこと。タコは「うわ〜しょ〜もな・・・○П○;」と言う。上からザルが落ちてきて、タコの頭に当たった。タコは倒れた。ヨイモ団はタコを倒せたことを喜ぶ。ヨイモ団はいいことって凄いと言う。ミルモにもいいことをしたら、倒せると思っているヨイモ団。その時、
・・・「バカヤロー!!」
突然、ミルモの叫ぶ声。
ヨイモ団「うわあぁぁ!! わーごめんなさいー嘘ですー!! あ?」[汗]
楓が歩いてる。ミルモは楓の肩に乗ってる。
楓の服装・・・上は溝色の緑、下は赤のミニスカート、茶色の長い靴下。
ミルモ「くもっちょ大人のためのビター味は期間限定なんだぞ!!」
財布を除いてる楓「今月分はもう終わり。食べたかったら来月まで待ってよ」
ミルモ「待てるかー!! あれは今月だけしか売ってねーんだぞー!! 来月になったら食べられねーじゃねーかー!!」
楓「ダメダメ。もうーわがままなんだからー」
ミルモは涙目で
ミルモ「お〜大人のためのビター味どんな味だか食いて〜・・・」

イチロー「哀れだな」
ジロー「ミルモには散々悪事上働いたしな」
サブロー「ここは1つ罪滅ぼしに」
シロー「我らヨイモ団が願を叶えてやろう」
ゴロー「だな」
ヨイモ団は楽器を出して
ヨイモ団「ヨイ、ヨイ、ヨイモでポン!!」
カアァァァ。アニメどおり、お店にある全部のビター味のくもっちょが袋から出てきて
ミルモ「は〜ぁ〜・・・お?」
何と、上からくもっちょの大きな雲がミルモたちに向かってくる。
ミルモ「!! 何だありゃ〜!!」[汗]
楓「え? あぁぁぁ〜!!」
後ろを振り向いた楓は大きなくもっちょを見た。
楓「やだ、こっちに向かって来る」
ミルモ「逃げろ楓ー」
楓「うん」
楓は走る。
楓「追いつかれちゃうよ〜!!」
ミルモ「2手に別れて逃げるんだ!!」
楓「わかった!!」
ミルモと楓は2手に別れて、くもっちょはミルモを追いかける。
ミルモ「ゲエェェ〜俺の方かよ〜!!」

結木の家
リルムはまたあのデラックスパフェを作ってる。
リルム「ルン、ルル、ルンルン♪ 先ほどではないですけど、まぁまぁいい出来ですわ」
・・・「うわあ〜あああ〜」
ミルモの声。
リルム「ん?」
ミルモがリルムの方にに向かって来る。
リルム「あっ、ミルモ様丁度いいところに。私の●●●の〜」
ミルモ「うわあぁぁ〜!!」
ミルモはリルムを見ずに結木ん家に入った。そして、アニメどおりに、デラックスパフェがくもっちょと一緒に混ざり
リルム「あぁ〜!! あ〜私の●●●のお料理が〜」
結木は自分の部屋で、紙の整理?か何かをしている。
結木「ここは、これだろ・・・これは・・・」
ドアが開いて、ミルモは逃げる。紙が少々バラバラになった。
ミルモ「うわあ〜ああ〜!!」
くもっちょはミルモを追いかける。1枚の紙がくもっちょについた。
結木「あっ、それがないと困るんだ!!」

タコ「あ〜・・・全くぅ〜一体いつになったらクリスタル集まるん」
・・・「いや〜!!」
楓の声。
タコ「ん?」
楓は逃げてる
タコ「楓さん!? あの慌てぶりはもしかしてクリスタルが見つかったんだかも」
楓「いやあぁ〜」
タコ「僕も行くで〜!!」
タコは楓と一緒に走る。

安純の家
安純「もっとテキパキできないの〜!?」[白目]
ヤシチ「鳥になっても妖精使いの荒い奴だ〜!!」[汗]
サスケ「部屋を片付けるより、人間に戻る方が先だと思うぜ」
ハンゾー「女心は分からないのら〜」
安純はイライラしている。外から
ミルモ「しつこい奴だぜー!!」
リルム「お待ちくださいー!!」
結木「待ってくれ!!」
安純「!! 今の声は・・・結木く〜ん♡」[ハート目]

ミルモ「・・・うえぇぇぇ〜」
くもっちょは動きが速くなってる。楓と偶然会って、楓と一緒に走る。
楓「やだまだ追いかけてくる」
ミルモ「バーロー追いかけられてんのはずーっと俺だー!!」
ミルモは早く逃げる。くもっちょはミルモを追いかける。楓は止まった。
楓「え?」
リルム「お待ちくださいー!!」
リルムはくもっちょを追いかける。結木も追いかけてる。
楓「結木君!!」
結木「オス」
結木は走りながら言った。
楓「・・・」
楓は走ろうとしたとき、安純が嘴で楓の頭を突く。
楓「あたたたたたたたたっ・・・」
楓と安純は止まる。
安純「結木君と並んで走ろうなんて南楓のくせに生意気よー!!」[白目]
楓「その声は・・・日高さん!! どうしてそんなー・・・」
安純「結木君と一緒に走れるのは私だけなのよ!!」[白目]「待って〜結木く〜ん♡」[ハート目]
安純は走った。羽が1つ落ちた。
楓「・・・」[汗]

由美の家
由美「う〜ごちそうさまぁ☆ あ〜幸せ〜^^♡」
窓からミルモが走ってる姿が見える。
ミルモ「んあぁぁ〜〜〜!!」
由美「ん?」
くもっちょが追いかける。リルムの姿。
由美「何あれ?? 面白そう☆☆」
由美は早速家を出てミルモとリルムとくもっちょの姿が見える。そして、結木に会う。由美は結木に追いつく。
由美「摂君、皆で何やってるの〜?」
結木「これは・・・」
安純は由美の頭も嘴で突く。
由美「いててててててててっ・・・」
由美と安純は止まる。
由美「!・・・あんた、誰??」
ヤシチ、サスケ、ハンゾーは安純のダチョウの羽根から顔を出して
サスケ「これは安純だぜ」[汗]
由美「はぁ??」[汗]
安純「あんた何結木君と一緒に並んで走ってるのよー!? 邪魔なのよ!!」[白目]「結木く〜ん♡」[ハート目]
安純は走って、由美も走る。
由美「あんたのそのダチョウ姿が邪魔なのよー!!」[白目]

拓斗はクラブから帰ってる。服はいつものようにクラブの服を着ている。
ミルモ「うおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!」
ミルモが通る。
拓斗「!」
くもっちょ、リルム、結木が通る。鳥になった安純が通る。
拓斗「・・・」[汗]
ハンゾーは安純のダチョウの羽根から顔を出して
ハンゾー「あっ、拓斗なのら〜!!」
拓斗「ハンゾー」
由美が通る。
由美「あっ、香川君!!」
拓斗「鈴木」
楓も通る。
拓斗「・・・」
拓斗も追う。

松竹の家の庭
家が元通りになってる。
平井「これで元通りですよ、坊ちゃま」
松竹「うん、ありがとう平井、皆^^」
ミルモ「んあ〜〜〜〜!!」
ミルモの姿。
ムルモと松竹「!!」
松竹「あれ?」
ミルモは松竹の家の隣を通る。そして、くもっちょが松竹の家に当たって、家が壊れた。
平井たち「うわあぁぁぁ〜!!」[汗]
平井「せっかく立て直したお屋敷が〜!!」[汗]
リルムと結木由美と拓斗も通る。鳥になった安純が通る。
松竹「え?」[汗]
楓が通る。
松竹「あっ!! 南さんだ。南さ〜ん」
松竹も走る。
ミルモは一生懸命走ってるけど、くもっちょに捕まえられた。
ミルモ「うわあぁぁぁ〜〜〜!!」
楓「ミルモ!!」
ミルモ「わ〜あ〜あ〜あ〜」
ミルモはくもっちょに呑みこまれた。団扇は落ちた。
楓「ミルモー!!」
・・・「わーっはっはっはっは!!」
イチローの声。
皆「!!」
イチロー「どうだ? 我らの力を思い知ったかー!!」
楓「ワルモ団!! あなたたちの仕業だったの・・・」
ヨイモ団の姿に気づいた楓。(ピンクの子豚5匹、ピンクの桃、オトメが5人)のイメージ。
楓「プッ・・・」
ムルモと松竹「○П○」
リルム「○П○」
楓「どうしてこんなことするの?」
楓は笑いを堪えながら言ってる。
ヨイモ団全員「だから〜」
ジロー「我々はヨイモ団として生まれ変わったのだ」
サブロー「いいことをしているのにそうゆう言われ方は心外だぞぉ」
結木「いいことでも無理矢理やられたら誰だって嫌さ」
安純「そうよ。ねぇ〜結木く〜ん♡」
安純は結木にしがみ付いた。
結木「・・・」[汗&顔真っ青]
ヤシチ「ダチョウの姿でそんなことしても逆効果だと思うぞ」
サスケとハンゾー「うんうん」
由美「勝手にやらせとけよ」
リルム「ミルモ様、今お助けしますわ!! リルムでポン!!」
カアァァァァ。気が凶暴になった。
タコ「ぎゃ〜〜〜〜!!」
タコは木から叩かれて追いかけられてる。
タコ「いたた、いたた、いたた〜」
リルム「失敗ですわ〜!!」[涙]
楓「ミルモ・・・」
松竹「南さん・・・。ムルモ、何とかしてよ」
ムルモ「え〜!?」
ムルモは白目になって
ムルモ「本当は放っておきたいでしゅけどね!!」[白目]
松竹「あはは^^;」
ムルモ「ムルモでポン!!」
カアァァァ。気に柔道服を着させて、木がカッコよくポーズを決めてる。
木「ギー!!」
木はくもっちょに向かって、くもっちょを半分に割った。
松竹「やった!」
楓「ミルモ」
ミルモは幸せそうにくもっちょを食べてる。
ミルモ「あ〜んんぐんぐ・・・うめ〜〜〜!!」
ガクッ。皆、倒れた。
ミルモ「うめ〜♡ ビター味の苦味ばしったところがなんとも〜♡」
楓「ミルモ・・・」[汗]
松竹「^^;」
ムルモ「やっぱり放っておけばよかったでしゅ!!」
リルム「ミルモ様そんなことしてる場合ではありませんわ!!」
ミルモ「いいじゃねぇか〜あん♡」
ミルモは幸せそうに食べてる。
ミルモ「もう少し食わせろよ〜・・・んぐんぐんぐんぐ」
楓「ミールモー!!」
ミルモ「御馳走様でした・・・」
ミルモは動く。
ミルモ「やい!!」
ヨイモ団「!!」
ミルモ「話は中で全部聞かせてもらったぞワルモ団あん?」
ミルモはヨイモ団の姿を見ている。(子豚5匹、桃、オトメ4人に真ん中にリルムがウインクしている。リルム「えへ♡」)のイメージ。
ミルモ「なーーー・・・○П○」
ヨイモ団「ヨイモ団だ!!」
シロー「良いことをして何が悪い!!」
ミルモ「ううっ、うるせーお前らがいいことをすると迷惑なんだ!! 二度といいことはさせねーからな!!」
ゴロー「何っ、いいことの邪魔をするのか!?」
ヨイモ団は楽器を出した。
ヨイモ団「許せん。ヨイモでポン!!」
カアァァァ。くもっちょがロケットになった。
楓「ミルモ、危なーい!!」
ミルモは眉毛が太くなり、親父顔。涙も出ている。
ミルモ「くらえ。大人のケツアターックー!!」
くもっちょロケットはヨイモ団に向かう。
ヨイモ団「うわあぁぁぁ!!」
ボッカーン!!
ヨイモ団「いや〜ん」
キラーン・・・
リルム「やりましたわミルモ様!!」
ミルモは目が前髪で隠れて
ミルモ「さようなら・・・大人のためのビター味・・・」
背景が夕日になり
ミルモ「もっと食いたかったぜ・・・ビター味・・・」

翌朝
楓は結木と一緒に登校している。ミルモは楓の肩に乗ってる。ワルモ団は、ミルモをからかった。そう、ワルモ団はいつものワルモ団に戻ったのだ。ミルモは無視するが、ワルモ団がしつこくからかうからミルモは怒って、ケツアタックする。ワルモ団はキラーンと吹っ飛んだ。安純はまた、楓の頭に嘴で突く。安純はまだ鳥のまま。安純はせっかく鳥になったからこのままがいいと言う。安純は「あぁ、私は鳥なのに何故飛べないの?♡」となど、幸せそうに言う。楓と結木「・・・」[汗]

終わり


■ アニス (176回/2013/03/30(Sat) 22:16:56/No5206)

第27話【ウサギがこわい!】

楓の家
ミルモと楓とタコはトランプをしている。ミルモは勝った。楓とタコが勝負しようとする時、イカがやって来た。楓はイカに今まで何所に行っていたのかを訊く。イカは雨にも負けず、風にも負けず、雪にも負けず、人間界を旅していたと言う。イカは「これみ〜んな僕の友達^^」と言って、写真を見せる。写真には女の子ばっかり。イカはタコにクリスタルいくつ集まったのかを訊く。タコは3個と答える。イカはタコを怒らせる。イカは出て行こうとしている時に、「クリスタルを欲しがってるのは僕達だけじゃない」とのことを言う。ミルモと楓は疑問になる。

川原
川の上から何か光って、ウサギの影が見えた。

松竹の家
松竹の服装・・・上はピンク、下は青の長ズボン。
松竹は、平井と松竹防衛隊とお庭でゲームをしている。松竹はゲームを成功して、ジュースを飲もうとしている時
松竹「お?」
可愛いウサギを発見。
松竹「うわあぁぁ〜ウサギだぁ♪ 可愛いなぁ!!」
その時、ウサギの目からピンクの光を出す。
松竹「え・・・?」
ウサギは松竹を調べているよう。松竹の胸の所には、緑の携帯がある。ウサギはニヤっとなる。
松竹「な、何!?」[汗]
ウサギの右耳が動く。松竹の身体が浮く。
松竹「うわあぁぁ〜!!」
松竹はゆらゆらと動かされる。
松竹「何だ何だぁ〜!? うわあぁぁぁ〜平井〜!!」
しかし、平井は気付いていない。
平井「よぉーし、バランスを崩すなよ〜!!」
松竹「ほはあぁぁ〜〜〜あ〜〜!! 平井助けてよ〜!!」[涙]「だあ〜ふ!!」
松竹は下に落ちた。しかし、身体が動かないよう。
松竹「・・・か、身体が、動かない・・・あぁ・・・」
ウサギ「・・・」
ウサギは腕輪みたいなのを動かした。松竹の携帯が出てきた。
松竹「えぇ!?」
ウサギはニヤッとなる。また、腕輪みたいなのを動かす。しかし、当然ながら松竹はまだ、クリスタルを手に入れてないから、クリスタルは出てこない。携帯は下にそっと落ちる。ウサギは携帯の近くに来て、目からピンクの光を出す。携帯を観察している。ウサギは白目で松竹を見る。
松竹「あぁ〜ムルモ〜!! 助けて〜!!」[涙]

ムルモは幸せそうにマシュマロを食べている。
ムルモ「あ〜ん^^」
・・・「ムルモ〜!!」
松竹の声。
ムルモ「ん?」
ムルモは空を飛ぶ。

ウサギは消えた。
松竹「あっ!」[涙]
ムルモがやって来た。
ムルモ「松竹しゃん、何してるんでしゅか?」
松竹「あっ、ムルモ・・・怖かったよ〜!!」[涙]
松竹は泣き出した。
ムルモ「ん???」[汗]

由美たちの学校のグラウンド
拓斗は、クラブをしている。
監督「よぉーし、休憩だ!!」
クラブの人たちは休憩所に行ったり、自動販売機など、行ってる。拓斗は木の陰で腰を下ろす。ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
拓斗「ふぅ・・・」
ハンゾーと拓斗「ん?」
そこには、ウサギがいる。
ハンゾー「ウサギなのらぁ♪」
拓斗「だけど何でここにいるんだ?」
ウサギの目からピンクの光を出す。
ハンゾー「何なのら?」
ウサギは拓斗を調べている。拓斗の胸の所には、紫の携帯がある。ウサギはニヤっとなる。
拓斗「!」
ハンゾー「怖いウサギなのら!!」[汗]
ウサギの右耳が動く。拓斗の身体が浮く。
ハンゾー「うわあぁぁ〜〜!!」
拓斗「な、何だ!?」
拓斗はゆらゆら動かされている。
ハンゾー「目、目が回るのら〜〜!!」
拓斗は下に落ちた。ハンゾーは目が回っている。
拓斗「!・・・体が動かない・・・」
ウサギは腕輪みたいなのを動かした。松竹の携帯が出てきた。
拓斗「え・・・?」
ウサギはニヤッとなる。また、腕輪みたいなのを動かす。しかし、当然ながら拓斗もまだ、クリスタルを手に入れてないから、クリスタルは出てこない。携帯は下にそっと落ちる。ウサギは携帯の近くに来て、目からピンクの光を出す。携帯を観察している。ウサギは白目で拓斗を見る。
拓斗「!・・・」
ウサギは消えた。
拓斗「え・・・?」

ウサギは空を飛んでいる。その下には、由美がいる。由美は歩いている。サスケは由美の肩に乗ってる。
由美の服装・・・上は黄色、下は茶色のミニスカート、黒の長い靴下。
由美「ん?」
目の前にはウサギがいる。
サスケ「ウサギだぜ!!」
由美「きゃあ〜☆ 可愛い!!」
由美はウサギに近づこうとする。ウサギの目からピンクの光を出す。
サスケと由美「え?」
ウサギは由美を調べている。由美の胸の所には、赤の携帯がある。ウサギはニヤっとなる。
サスケと由美「!」[汗]
ウサギの右耳が動く。由美の身体が浮く。
サスケ「う、うわあぁぁ〜〜!!」
由美「えっ?・・・えっ?・・・なっ、何ぃ〜!?」[汗]
ウサギの両耳がバッテンになって、サスケと由美が離れて、由美は壁にぶつかる。
由美「きゃあっ!!」
サスケ「由美〜!!」
由美「ちょっと何すんのよ!! 痛いじゃないの!!・・・あっ、あれ? 身体が動かない・・・」
ウサギは腕輪みたいなのを動かした。由美の携帯が出てきた。
由美「あぁっ! 私の携帯!!」
ウサギはニヤッとなる。また、腕輪みたいなのを動かす。しかし、当然ながら由美もまだ、クリスタルを手に入れてないから、クリスタルは出てこない。携帯は下にそっと落ちる。ウサギは携帯の近くに来て、目からピンクの光を出す。携帯を観察している。ウサギは白目で由美を見る。
由美「!」
サスケ「な、何だぜ!!」[汗]
ウサギは消えた。由美は地面に落ちた。
由美「いったぁ〜・・・」
サスケ「由美、大丈夫かだぜ!?」
由美「うん・・・くっそ〜!! 何よあのウサギ〜!!」[怒]

楓たちの学校
松竹はミルモや楓、タコ、リルム、結木、ヤシチ、安純にウサギに襲われたことを話す。だけどミルモたちにそれを信じてもらえない。タコは「ウサギ・・・まさか・・・」と呟く。タコは心当たりがあるよう。

楓は学校から帰ってる。ミルモとタコも一緒。ミルモはくもっちょを食べてる。ミルモはくもっちょを食べ終わって、楓にくもっちょを買いに行こうぜと言う。楓はもうお小遣いがないと言う。ミルモは無駄遣いするんじゃねぇっと怒る。楓は全部くもっちょでなくなったんだからねーっと言う。タコは何かを考えてるみたいで、何処かに行くよう。タコは用事があるから先に帰っててと2人に言う。

松竹の家
松竹は車から降りて、学校から帰って来た。ムルモは松竹の肩に乗ってる。タコは「松竹さぁ〜ん」と言う。2人はタコの声に気付く。タコはさっき話していたウサギのことを話してほしいと言う。松竹は普通に可愛いウサギに見えたけど、腕輪みたいなのをしていたことを言う。その腕輪を触ったら携帯が跳び出したことを言う。何かそれを調べてたみたいとタコに言う。タコは「ええ、偉いこっちゃ〜・・・楓さんが危ない」[汗]と言って、帰ってくタコ。

ウサギは一般人の女性の方2人を調べる。2人の胸のところには携帯も何もない。

タコは「楓さぁ〜ん!!」と言う。楓は何所に行ってたの?と訊く。タコは楓が無事でホッとする。「ウサギにはくれぐれも気ぃつけてくださいね」とタコは言う。ミルモははぁ〜?と言う。タコはメチャメチャ危ない奴だと言う。

結木は帰ってる途中。本を読んでる。リルムは結木の肩に乗ってる。ウサギは結木に付いて行ってる。ウサギは目からピンクの光を出した。結木の中には、青の携帯が見える。リルムと結木は後ろを向いて、ウサギに気付く。
リルム「あぁ」
結木「ウサギ・・・」

楓「クリスタルを?」
タコ「はい。間違いなくねろうてるはずですわ!!」
ミルモ「おめぇの仲間じゃねぇのか?」
タコ「ちゃうがな〜!!」
タコは首を振る。
楓「じゃあ、私の持ってるクリスタルも・・・」
タコ「はい! きっと奪いに来ますで!!」
ミルモ「横着な奴だな〜^^ ●●で探さないで人が捜した物を取ろうてのかよ^^」
タコ「ギクッ・・・そ、そうでんなぁ・・・」[汗]
楓「あぁっ!! ねぇ、結木君と日高さんも1こずつクリスタル持ってるんだよね!?」
タコ「そやったぁ〜!! 知らせに行かな〜!!」
タコは行く。
楓「あっ、私も行くー!!」

ウサギ「・・・」
結木「松竹が言ってたのって、このウサギか?」
リルム「とっても可愛らしいですわ〜!!」
ウサギの右耳が動いたら、結木は浮く。
リルム「結木様!!」
結木「身体が勝手に・・・」
ウサギの両耳がバッテンになって、リルムと結木が離れる。
リルム「結木様!!」
バンッ!! 結木は酷く壁にぶつかった。
結木「うわぁっ!!」
リルム「あぁぁ!!」
結木「・・・体が、動かない・・・」
リルム「結木様に何をなさいますのー!?」[怒&白目]「やめないと、こうですわー!! リルムでポォン!!」[白目]
カアァァァ。センスが出た。
ウサギ「!」[汗]
センスが攻撃してくる。ウサギが消えて、センスはリルムの所に来る。
リルム「うわぁ!! 来ないでですわ〜!!」[涙]
リルムはセンスに追いかけられてる。
リルム「うわあぁぁ〜〜〜!! うわあぁぁ〜〜〜!!」[涙]
結木「・・・−−;」
ウサギが出てきた。ウサギは腕輪を触った。
結木「え・・・?」
携帯が出てきた。携帯がウサギの方へ行く。
結木「え・・・?」
ウサギはまた、腕輪を触った。クリスタルが出てきた。
結木「ク、クリスタルが・・・」
ウサギはクリスタルを手に取った。
ウサギ「フッ」
ウサギはニヤッとなり、腹黒い顔になった。
結木「クリスタルを、どうする気だ・・・?」
ウサギは消えた。
結木「あっ・・・あぁっ!」
結木は壁から落ちた。結木は起き上がって
結木「くそー・・・何所行った?」
結木はキョロキョロ見る。イカは上から見ていてニヤニヤする。
イカ「フッフフ・・・中々いかす●●●」
イカはニヤっとなり、腹黒い顔になった。

CM

安純の家
ヤマネは雑巾で掃除をしている。
ヤマネ「ていていていていていていていていていていてーい!!」
すらすらと出来ていて、窓を拭き始める。
ヤマネ「ていていー!!」
次に、また移動。
ヤマネ「ていていていてい・・・ていてい・・・ていてい!!」
安純「ヤマネってよく働くわねー。何処かの役立たずみたいに文句も言わないし!!」
ヤシチとサスケとハンゾー「−−;」
ヤマネ「これも修行でございますから!!」
ヤシチ「いや〜全くヤマネは大した奴だぁ!!」
ハンゾー「掃除機より早いのら〜!!」
サスケ「お、お嫁さんにしたい妖精ナンバーワンだぜ・・・」[赤面]
安純「あんたたち〜!!」
ヤシチとサスケとハンゾー「ひぃぃっ○◇○;」
安純の目がキラーンと光っている。
安純「ごちゃごちゃ言ってないでさっさと掃除しなさいよ〜!!」
ヤシチとサスケとハンゾー「ひいぃぃぃ〜!!」

安純の家では暴れているよう。ウサギが安純の家を見ている。ウサギの耳が動く。

安純「〜〜〜!!」[白目]「え?・・・」[汗]
安純の身体が動き出す。
安純「いやあぁぁぁ〜〜〜〜!! 一体何なの〜!?」
安純は窓から飛んで行った。キラーン・・・
ヤシチとサスケとハンゾーとヤマネ[汗]
ヤシチ「な、何だぁ?」[汗]
ヤマネ「あ、安純殿が・・・」[汗]
サスケ「飛んで行ったぜ・・・」[汗]
ハンゾー「凄い技なのら〜・・・」[汗]

結木は立ち上がった。リルムは結木の所に来た。
リルム「お怪我はありませんか!? 結木様」
結木「あぁ」
楓「結木君!!」
楓は走って来る。
結木「南」
楓「ハァハァハァ・・・どうしたの?」
リルム「ウサギにやられたのですわ!!」
楓「えぇっ!?」
結木「クリスタルを取って逃げてったよ。目的は、クリスタルだったみたいだな」
楓「結木君・・・」
タコ「くそー、遅かったか〜!!」[汗]
楓「あぁ! じゃあ日高さんも・・・」
タコ「そや! 急ぎましょ楓さん!!」
楓「うん!!」

安純は下に落ちてく。
安純「いやあぁぁ〜〜!!」
滑り台で滑って、地面に酷く落ちた。
安純「ぐえっ!!」
安純は目が回ってる。ウサギが安純の目の前に来る。
安純「ん・・・ん・・・えぇ!?」
ウサギ「・・・」
ウサギはニヤっとなる。
安純「!」[汗]
安純はウサギから離れて
安純「な、何する気よ!?」
ヤシチとサスケとハンゾーとヤマネが団扇で飛んでやって来る。
ヤシチ「安純ーー!!」
ウサギ「・・・」
ヤシチたちは安純の前に来た。
安純「ヤシチ・・・」
サスケとハンゾー「あぁ〜!!」
ヤシチ「お前たち、どうしたのだ!?」
サスケ「オイラ昨日、このウサギを見たぜ!!」
ハンゾー「僕も見たのらぁ!!」
ヤシチと安純とヤマネ「えぇっ!?」
サスケ「いきなり出てきて、由美を襲ったんだぜ!!」
ハンゾー「拓斗も襲われたのら!!」
ヤシチ「何だって!?・・・やい!! きさま、何者だぁ!?」
ウサギは一歩後ろに下がって、ニヤッとなる。ウサギの片耳が動く。緑の高い棒が地面から取れて、ヤシチ達に向かう。ヤシチ達4人は見事に避けた。
安純「あぁっ!!○П○;」
ヤシチ「何をする!! これでも喰らっえーーーー!!」
ヤシチは手裏剣をウサギに投げる。
ウサギ「・・・」
ウサギは片耳を動かして、手裏剣を止めてゆるりと落ちた。ウサギはニヤッとなる。
ヤシチ「何ぃ!?」
ヤマネ「ヤマネはてんだん!! ていっ!! ていっ!! てーいっ!!」
ウサギはヤマネはてんだんを全部避けた。
ヤシチ「行くぞサスケハンゾー!! 手裏剣乱れ打ちー!!」
サスケ「だぜー!!」
ハンゾー「なのらー!!」
ウサギ「!!」
ウサギは全部避ける。ヤシチたちは前に出る。ウサギは腕を上げる。
ヤシチたち「あぁ」
ヤシチたちの後ろにピンクの光が出る。
ヤシチたち「あぁ」
ウサギが2匹増えた。
ヤシチたち「あぁっ・・・」
ウサギ2匹はニヤッとなり、片耳を動かす。木が出て、ヤシチたち4人は閉じ込められる。
ヤシチ「し、しまったー!!」
サスケ「だぜー!!」
ハンゾー「なのらー!!」
ヤマネ「でございますー!!」
安純「ヤシチー!!」
安純「え・・・? えっ?」
ウサギ3匹は安純の前にいる。
安純「あっ・・・あっ・・・あぁぁぁ・・・」
真ん中にいるウサギは腕輪を触る。
安純「あぁぁぁ・・・」
安純の紫の携帯が出た。
安純「えっ?」
携帯がウサギの方へ向かう。
クリスタルが出てきた。
安純「あぁっ!! 私のクリスタルー!!」
ウサギはクリスタルを取った。
ウサギ「!」
安純「私のクリスタル・・・」[白目]
安純の髪がうごめいている。
ウサギ[汗]
安純「返しなさいよ〜!!」[白目]
ウサギ「!!」[汗]
ウサギは消えた。
安純「ぐあぁぁ〜!!」
安純は地面に倒れた。起き上がって
安純「あれ? 何所行った!?」
安純はウサギをキョロキョロ探している。上からイカが見ている。
イカ「はぁ〜2個目ゲット!」

楓と結木は走っている。
楓「あぁ!」
公園で安純はヤシチたちを助けている。
楓「日高さん!!」
安純「あっ、結木君!!」
ヤシチとヤマネは安純の肩、サスケとハンゾーは安純の頭の上に乗ってる。楓と結木は安純の所に行く。
楓「靴も履かずにどうしたの?」
安純「ウサギにやられたのよ。クリスタルも取られたわ」
タコ「くそー1足違いやー」
サスケ「すっげー強いんだぜー」
ハンゾー「しかも2匹増えたのら〜」
タコ「仲間を呼んだんやな〜。かなり厄介ですわ」[汗]
楓「あぁっ!! 由美ちゃんと拓斗君も危ないよ!!」
結木「いや、由美ちゃんと拓斗君はクリスタル持ってないから大丈夫だ」
サスケ「だぜ!! 昨日、由美もウサギに襲われたけど、何もなかったぜ!!」
ハンゾー「拓斗も無事なのら!!」
楓「よかったぁ・・・」
結木「次は、南のクリスタルを奪いに来るな・・・」
楓「どうしよう・・・」
3匹のウサギは楓の携帯を観察している。ウサギたちは上から楓たちを見ている。ウサギはニヤッとなってる。

松竹の家
楓たち皆は松竹の家のセキュリティールームにいる。

ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、タコは松竹の家の屋根の上にいる。

それはウサギを見張ってること。タコが皆に「皆さん、頼みますでー!!」と言って、話している途中に急にイカがタコの上に乗って現れた。イカはウサギたちの隠れ家へ案内してやると言う。ミルモたちは取り返しに行こうとして、タコも行こうとしたら、以下はタコの足を引っ張った。イカはウサギたちと入れ違いになったらどうする?とタコに言う。ミルモたち妖精皆とイカはウサギの隠れ家へ向かった。

ウサギの隠れ家に着いた。中を覗いたら、真っ暗。ミルモたちが中に入ったら、真っ暗で何も見えない。ミルモは魔法で明るくした。ミルモは「おーい、イカー!! 誰もいねぇぞー!!」と言う。イカは「あれー? 可笑しいなぁ〜!! もっとよく探してみてよ!!」と言って、目から出る光でドアに当てている。

タコはミルモたちを待っている。

ウサギ3匹は楓たちがいるセキュリティールームの中に入ってきた。

タコは楓たちの悲鳴が聞こえる。タコはセキュリティールームに急いで行く。

楓の身体が浮いている。結木はウサギに怒って、「お前ら!!」と言って、コップを投げようとする。1匹のウサギの耳がバッテンになり、結木の身体を操る。後ろにいる松竹と壁にぶつかる。安純も壁にぶつかる。楓も壁にぶつかる。楓のピンクの携帯が出た。

タコは「楓さ〜ん、どないしたんでっか〜!?」と言いながら、ドアを叩いている。タコは番号を目から出る光でドアを開けようとしている。

ウサギはクリスタルを取った。ドアが開いて、タコが出てきて、ウサギに攻撃しようとするが、ウサギは消えて、タコは床にぶつかった。ウサギがしゃべって、楓は驚く。ウサギは怒って「この略奪者共め!!」と言う。結木と松竹は「え?」と言う。タコは「略奪してるのはお前らの方やないかー!!」と言う。3匹のウサギは消えた。

ミルモたちはドアが開いて、勢いよく転んだ。ミルモたちはイカが自分たちと閉じ込めようとしていたことが分かった。ミルモたちは戻る。

3匹のウサギは外を飛んでいる。タコは「待て―!!」と言って、追いかける。タコは3匹に攻撃する。3匹のウサギは剣を持って、タコに攻撃する。タコは避ける。タコは攻撃する。1匹のウサギがタコを攻撃して、爆発した。気付いたら、3匹のウサギはいない。タコは勝ったと言って喜ぶ。喜んでいる時、後ろから1匹のウサギ、横から1匹、前から1匹のウサギが出てきた。タコはビックリする。3匹のウサギは「愚か者め!!」と言って、タコに攻撃して、爆発した。タコは壊れて、学校の運動場の隅っこに落ちた。ウサギは行った。

イカはタコの側にいる。イカはタコに言いたいことを言って、「チャオ」と言って、去る。

ミルモたちは楓たちの所に戻った。
ミルモ「おーい、楓ー!!」
楓「あっ、ミルモ・・・ミルモ、大変なの!! ウサギたちが来て、クリスタルを・・・」
ミルモ「! 何っ!? タコはどうした!?」
楓「それが・・・ウサギたちを追いかけてったっきり、戻って来ないの・・・」
ミルモ「え・・・?」

タコは壊されてて、動かない。

終わり


■ アニス (177回/2013/03/30(Sat) 23:07:08/No5207)

第28話【タコの故郷】、第29話【楓、モテテモーテ】、第30話【インチョが委員長でイイーンチョ?】には、登場しません。

第31話【オトナになりたい】

道路に、デカい箱がある。隣に、猫が通る。その箱の中には、ヤマネと桃が入っている。
桃「うっふふふ^^♡ 我ながらいい作戦を思いついたわ〜。後は、お兄ちゃまが通りかかったところで・・・」


−−−妄想−−−
松竹「ん?」
箱が動いて、桃が出てきた。
松竹「わぁっ!!」
桃「香お兄ちゃま〜♡ うふっ」
松竹「桃ちゃん・・・こーんな素敵なプレゼントは初めてだぁ♪」
桃「うっふふふ^^♡」[赤面]


ヤマネと桃「うふっ^^」

楓「ファッションビル?」
松竹「うん。松竹グループの作ったアホーレ松竹ってビルなんだけど、土曜日、オープンなんだ」
楓「へぇ〜」
松竹「よかったら皆で行かない?」
安純「悪くないわね〜。丁度秋物の服もほしかったし・・・」
安純は結木にしがみ付く。
安純「ねぇ、結木君も一緒に行きましょうよ〜♪^^」
楓「・・・」[怒&白目]
結木「・・・そうだな−−;」
松竹「よかったら皆もどう?」
松竹は、ミルモたち、妖精に言ってる。妖精たちは、団扇を使って、空を飛んでる。
タコ「是非、ご一緒させてください。こう見えても僕、お洒落には気ぃ使うてるもんで・・・」
ミルモ「俺は行かねーぜ。ファッションなんて興味ねぇからな〜」
ミルモは行く。
ヤシチ「忍者は服装ではない。ハードなのだ」
ヤシチも行く。
ムルモ「お家でゲームしてるでしゅ」
ムルモも行く。
リルム「私、妖精デパートに行きつけのブランドがあるものですから」
リルムも行く。
タコ「およ?」[汗]
松竹「そっかぁ。じゃあ、仕方ないなぁ。オープン記念に最上階の展望レストランで来場者全員に世界のデザート1万種類が食べ放題なんだけど・・・」
ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモは素早く松竹の肩に乗る。
ミルモたち「行かせてください!!☆」
ミルモたちの目がキラキラしている。
タコ「ちゃっかりしとるわ〜」[汗]
楓たちは桃が入っている箱に気付かず、通る。
松竹「わかったわかった。皆で行こう^^」
ミルモたち「わぁぁ〜い!!」
楓と安純は結木にしがみ付いて、火鉢ってる。
楓「何よ日高さん!!」
安純「何なのよ!!」
結木「・・・」[汗]

ヤマネ「!! 大変!! 松竹様が行ってしまいます!!」[汗]
桃「えぇ!? ちょ、ちょっとお兄ちゃま〜!! お待ちになってうわぁ!!」
箱が動いて転ぶ。桃が箱の中から出た。
桃「お兄ちゃま〜!!」
安純は結木にしがみ付いてる姿と、楓と松竹が話している姿が見える。

松竹「いやぁ。楽しみだなぁ〜。きっと南さんに似合う服、見つかると思うよ。綺麗だろうなぁ〜^^」
楓「えへ^^」

桃「・・・うぅぅ〜」
桃の顔が完全に怒って真っ赤になった。

桃の家
桃「悔しい〜!!」
桃はハンカチを歯で噛んでいる。
桃「せっかく可愛く登場するはずだったのに、何で何で何でこうなるのよ〜!? 全くもう〜!!」[怒]
ハンカチは破けた。
ヤマネ「申し訳ございませぬ、桃殿!! 私がもっと、きちんと見張っているべきでした・・・」
ヤマネは土下座した。
桃「・・・いいのよ、ヤマネ。それより、頭に来るのはあの女よ!!」


−−−楓が松竹をベタベタしている姿−−−
●楓が紫の悪魔姿(安純が想像したのと同じ)


桃「いつもいつも香お兄ちゃまにベッタリくっついて・・・。それに、お兄ちゃまもお兄ちゃまよね!! 何であんな中学生のオバさんにデレデレするのかしら!? あっ・・・ひょっとしてお兄ちゃま、年下が嫌いなのかも・・・。そうよ!! きっとそうに違いないわ!!」
ヤマネ「桃殿?」
桃「こうしちゃいられないわ!! 桃も一刻も早く大人になって、香お兄ちゃまを振り向かせてみせるわ!! ヤマネ!!」
ヤマネ「ひぃ!」
桃「何とかして!!」
ヤマネは土下座した。
ヤマネ「は、はい!!」

クモモ「大人っぽいレディになれる商品クモ?」
桃「そう。う〜んと大人っぽく、綺麗なレディよ・・・。男の人が一目でコロンっと参っちゃいそうなやつ♪」
ヤマネ「何か、いい商品はないでございますか?」
クモモ「そうねぇ〜・・・。これでもない、これも違う」
クモモはいろいろ探している。
クモモ「あっ!! これなんかどうクモ?」
クモモは大きな箱を押して持ってくる。中には、メイク道具がいっぱいある。
クモモ「メイクすることに大人のレディになれるお化粧セット。ア〜ユ〜レディレディクモ♪ 使い方は超簡単!! ●●●●〜〜〜〜〜なく使えるクモよ。だけど、説明書はきちんと読んでほしいクモ」
桃「素敵〜・・・。気に入ったわ♪ これいただくわ」
クモモ「まいどありがとうクモ〜!!」
画面が消えた。だけど、すぐにクモモが現れた。
クモモ「すいませ〜ん・・・」
桃「うわあぁぁっ!!○◇〇」
クモモはメイク道具を置いた。
クモモ「すいませ〜ん」
桃「あぁ・・・」
桃は早速箱の中を開けた。
ヤマネ「これが説明書でございますね」
桃は説明書を取った。
ヤマネ「あぁ!」
桃「初級者でも楽に使えるんでしょ? こんなのいちいち読まなくても大丈夫よ!!」
桃は説明書をポイっと捨てた。
桃「うふふ・・・これさえあれば、香お兄ちゃまのハートはゲットしても当然よ!! オーッホッホッホッホ!!」

次の日
由美たちの学校
場所は6年3組。由美と拓斗と桃は一緒にいる。サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩、、ヤマネは桃の肩に乗ってる。
由美「行く行く行く!!☆ 絶対に行く!!☆」
桃「ふふ^^ 明日、オープンなのよ!!」
由美「丁度新しい服も欲しいって思ってたのよ!! あ〜楽しみ〜☆ 香川君も行こうね^^」
拓斗「あぁ」
桃「香お兄ちゃまにお会いするのが楽しみだわ〜♡」「あの邪魔なオバさんたちさえいなければもっといいけどね!!」[怒]
拓斗「オバさんって、俺たち、楓さんたちとは2つしか年違わないだろ」[汗]
ヤマネ「サスケ先輩もハンゾー先輩もどうでございますか?」
サスケ「ん〜・・・オイラ、ファッションなんて興味ないから行かないぜ」
ハンゾー「僕も行かなくていいのら」
桃「そう。それじゃあ仕方ないわね。オープン記念に最上階の展望レストランで来場者全員に世界のデザート1万種類が食べ放題なんだけどね〜」
サスケとハンゾーは桃の肩に乗って
サスケとハンゾー「行かせてくださいだぜ<なのら>!!☆」
2人は、ミルモたちと同じように目がキラキラしている。
桃「お菓子のことになると本当にこうなんだから」

由美と桃は階段を歩いてる。サスケとヤマネはいない。
由美「えぇ〜!? 大人のレディになれるお化粧?」
桃「そう! これを使って明日、香お兄ちゃまを振り向かせて見せるわ☆」
由美「・・・」
桃「ふふっ^^」
由美「桃」
桃「ん?」
桃「私も明日、お手伝いしようか?」
桃「いいわよ。桃はあれさえあれば、大丈夫だから☆ 香お兄ちゃまのハートもゲットしちゃうんだから^^」
由美「でも・・・ほら、桃はいつも私と香川君のことを応援してくれてるんだし、たくさん手伝ってもらったわ。だから、今度は私が桃と香君のことをお手伝いしたいのよ!!」
桃「ありがとう。でも、由美は由美で楽しんでよ^^ せっかくのデパートなんだから☆」
由美「・・・わかったわ☆ 桃と香君なら、お似合いだから大丈夫よ^^」
桃「由美・・・☆」

当日
楓、結木、安純、松竹はビルに着いた。ミルモたちも勿論、一緒だ。妖精たちは皆、パートナーの肩に乗ってる。
楓の服装・・・上は黄緑の長袖に黄色のベスト、黄色のミニスカート、赤の長い靴下。
結木の服装・・・上は白、下は紫の長ズボン。
安純の服装・・・上は赤と白、下は緑のミニスカート、茶色の長い靴下。
松竹の服装・・・上はオレンジ、下は紫の長ズボン。
楓「えぇ!? ここ?」
凄いハデなビル。
結木「これがアホーレ松竹・・・」
タコ「名前のまま、アホっぽいとこやね〜」
安純「本当にファッションビル?」
松竹「うん^^ 人気ブランドの服は全部買えるよ^^」
ミルモ「世界のデザート早く食おうぜ〜^^」
梅園家の車が来て楓たちの前に止まった。
楓たち「!!」
桃、由美、拓斗の順に車から降りた。サスケとハンゾーとヤマネはパートナーの肩に乗ってる。
由美の服装・・・上は藍色、下は白のミニスカート、黒の長い靴下。
拓斗の服装・・・上は水色、下は紫の半ズボン、白の靴下。
桃の服装・・・ピンクのワンピース。
桃「お待たせ〜!! 香お兄ちゃま〜!!^^」
桃は松竹にしがみ付いた。
松竹「うわぁ・・・桃ちゃん」
由美「これがアホーレ松竹ね」
拓斗「ハデな所だな・・・」
楓「由美ちゃんと拓斗君も・・・」
由美「やっほ〜☆」
拓斗「おはようございます!」
楓「おはよう^^」
松竹「どうしてここに?」[汗]
桃「うふふ^^ いいでしょ別に^^」
松竹「でも、今日は僕、南さんたちと・・・^^;」
桃はふくれっ面になる。
楓「せっかくだし、由美ちゃんたちも一緒に行こうよ!!」
桃[怒]
桃は凄い顔をしている。
拓斗「はい!」
松竹「え?」
桃「フンッ!!」
桃は松竹の方を向き
桃「行きましょう、お兄ちゃま^^」
桃は松竹を引っ張って行く。
松竹「うわぁ!!」
楓と結木と安純と由美と拓斗「・・・」
由美は小声で
由美「頑張れ、桃・・・」

アホーレの中には、たくさんの可愛い服、綺麗な服がある。
楓「うわぁ〜!! 可愛い〜♪」
安純は水色の服とオレンジの服を取って、見ている。
安純「きゃあっ!! これ、私にピッタリ〜♪ あら〜こっちも素敵じゃな〜い☆」
由美「これも可愛い!! こっちも可愛い!! あ〜迷っちゃうわ〜☆ 私って本当に何でも似合うわ〜☆」
由美は、ピンクのワンピース、黄色の服などを見ている。楓と安純と由美は楽しくうろちょろしていろんな服を見ている。
楓「これも可愛い!!」
安純「これもいいわ〜!!」
由美「こっちは綺麗だな〜☆」
楓「どれにしようかな〜?」
結木と拓斗「・・・」[汗]
安純は結木の側に来て
安純「ねぇねぇ結木く〜ん、これ、お揃いで着てみましょうよ〜^^」
安純はオレンジの服でピンクのハートがついてる服を結木に見せる。
結木「いや、そうゆうのは・・・」
楓「日高さん、ずるい!! ねぇ結木君、これなんか結木君にピッタリじゃないかな〜?」
楓はピンクの服を結木に見せる。
安純「あんたは引っ込んでなさいよ!!」[白目]
楓「何よ!! 日高さんこそ!!」[白目]
2人はまた、火鉢ってる。
結木と由美と拓斗「・・・−−;」

ミルモたちは退屈している。
ミルモ「世界のデザートはまだかよ〜!?」
ムルモ「お腹減ったでしゅ」
ハンゾー「いつまでこうしてればいいのら〜?」
ヤシチ「わざわざ朝メシ抜いて来たんだぞ」
リルム「早く食べたいですわ!!」
サスケ「お腹と背中がくっつきそうだぜ!!」
タコ「ん〜まっ、色気より、食い意地の張った方たちでんなぁ」[汗]

楓と安純はまだ、火鉢ってる。
松竹「・・・」[汗]
桃は松竹にしがみ付いている。
桃「相変わらずねぇ、あの2人・・・」
松竹「桃ちゃんは服の方はいいのかい?」
桃「こーんな売り場、桃にはお子様過ぎてよ♪ もっと大人っぽい服のある所へ行きましょう^^」
桃は松竹を引っ張ってく。
松竹「うわぁ」

かなり派手で、大人が着る服がたくさんある。綺麗な服がいっぱい・・・。
松竹「・・・」[汗]「ここは桃ちゃんには、大人っぽ過ぎるんじゃ・・・」
桃「あ〜ら、そんなことなくってよ^^」
桃は動き出して、早速服を探す。
桃「えーっと、えーっとぉ・・・これなんかいいかな〜?」

桃「これ着てみたいんだけど♪」

桃はたくさん服を買ってる。

そして、桃は試着室に行く。
桃「香お兄ちゃま、華麗に変身する桃を見てね^^」
松竹「う、うん^^;」
桃はカーテンを閉める。
桃「^^・・・いいわね? ヤマネ」
ヤマネ「はい^^」
ヤマネは桃の肩から下に下りた。
ヤマネ「ヤマネでポン!!」
カアァァァ。メイク道具にかかって、桃は変身する。

松竹「・・・」
楓、結木、安純、由美、拓斗は来る。
楓「松竹君、ここにいたんだ」
安純「私たち、買い物済ませちゃったわよ」
ミルモ「デザート食い行こうぜ!! デザート!!」
松竹「そ、それが桃ちゃんが・・・」[汗]
楓「桃ちゃん?」
由美「(よぉ〜し、桃が大人になるころね☆)」
・・・「終わったわよ。お兄ちゃま」
桃の大人っぽい声。桃はカーテンを開けた。
ミルモや楓たち「!!」
桃の姿がかなり、大人になっている。服装は紫のワンピース。ワンピースって言っても、かなり、短い。
桃「♪・・・」
桃の顔はすましている。
皆「・・・」[ポカーン]
安純「誰よあんた!?」
楓「ひょっとして桃ちゃん?」
由美「・・・(すっご〜い・・・。本当に大人になってるわ)」
桃「うっふ♡」
桃は松竹の所に来る。歩き方もかなり色気あり。桃は決まった感じで
桃「どう? 香お兄ちゃま? 服に合わせてメイクも変えてみたの・・・。桃、綺麗?」
松竹「うぅ・・・これはちょっとその・・・^^;」
桃「あら? お気に召さなくて? じゃあ、別の服に着替えてくるわね〜^^」
松竹「あぁ・・・」[汗]
桃は試着室に戻る。
桃「ちょっと待っててね♡ んん〜♡」
桃は投げキスした。
皆「・・・」[汗]
妖精たち「うわぁ〜・・・」
安純は楓にコソッと
安純「桃ちゃんって由美と拓斗君と同い年だよね?」
楓「私よりも年上に見えたわ・・・」
結木「変われば変わるもんだな・・・」
楓と結木と安純は由美と拓斗を見る。
楓と結木と安純「・・・」
由美と拓斗[汗]
由美「な、何だよ!?」[汗]
安純「何もないわよ」
拓斗「・・・」[汗]
由美「・・・(ファイト、桃!!)」

ヤマネ「ヤマネでポン!!」
カアァァァ。

桃はカーテンを開けた。
桃「これはどう? お兄ちゃま?」
松竹「いや、それは、その・・・」[汗]
桃「これも気に入らないの?」

桃「これではどう?」
松竹「いや、あの・・・」[汗]

桃「じゃあこれは?」
松竹「・・・」[汗]

桃「これは?」

桃「これはどう?」

桃「これでは?」

桃「ど〜お?」
松竹「いや、だからね、桃ちゃん」[汗]
桃「これもダメ?」[汗]

ヤマネ「はぁはぁはぁはぁ・・・」
ヤマネはかなり疲れている。
桃はカーテンを閉めた。
桃「まだまだダメよヤマネ!! もっともーっと大人っぽいのをお願い!!」
ヤマネ「・・・分かりました!!」[汗]

松竹「・・・」[汗]
安純「もう見飽きらないわね〜。いい加減褒めてあげなさいよ!」
楓「そうよ。桃ちゃんが可哀そうだよ・・・」
松竹「で、でも・・・」[汗]
リルム「松竹様は乙女心が分かって分かってませんわ!!」
由美「桃の魅力に気づかないの!?」
ミルモ「早くデザート食おうぜ、デザート!!」
松竹「ん〜・・・」[汗]
カーテンが開いた。
皆「えぇ!?」
桃は、かなり大人っぽくなった。
桃「うっふ♡」
桃はウインクした。
皆「あ〜・・・」[汗]
由美「桃、綺麗〜☆」
松竹「ここにこんな服売ってたっけ?」[汗]
桃「今度はど〜お?」
桃は松竹の所に来る。松竹にくっつく。
桃「桃、綺麗? うふ♡」
桃はウインクする。
松竹「・・・そ、そうね。綺麗、かな?^^;」
桃「わぁっ♡ 桃、嬉しい!!^^」
桃は松竹にしがみ付いた。
松竹「うわぁ!」[汗]
桃「さぁ、行きましょ行きましょう^^」
松竹「うわぁ・・・」[汗]

デパートの中の喫茶店
いろんなお客さんがいる。
桃は座っている。ヤマネは桃の肩に乗ってる。
男のお客は見惚れている。ある男の人がコーヒーを零す。
男の人「・・・あーっち!!」

あるカップルの男の人も桃に見惚れている。
女の人「ちょっとあんた!!」[怒&白目]
男の人「!!」

仕事している男の人はお盆を落とした。
男の人「いって!!」

松竹と桃は2人で座ってる。テーブルの上には、1つのアイスクリームソーダーでストローが2つ。桃はクリームソーダーを飲んでる。
松竹「・・・」[赤面]
桃「お兄ちゃま、お飲みにならないの?」
松竹「何か、胸がいっぱいで^^;」
桃「そう^^・・・(お兄ちゃまったら、桃が急に大人っぽくなって綺麗になったから照れてるわ♡ 作戦大成功ね^^)」
楓、結木、安純、由美、拓斗は一緒のテーブルに座ってる。そのテーブルの上に、ミルモたちはお菓子を食べている。
楓たち「・・・」
楓「何だか松竹君、カチカチねぇ」
安純「完全、押されっぱなしよね」
由美「あの2人、本当にお似合いね☆ ラブラブカップルに見えるわ♡」
結木「そうか?」
拓斗「そんな風には見えないな・・・」
ミルモ「いいじゃねぇか。やりたい奴にはやらせとけば・・・」
ミルモは食べながら言ってる。
ムルモ「そうでしゅ」
サスケ「オイラたちには関係のないことだぜ」
ヤシチ「そんなことより、拙者たちは」
リルム「デザートですわよデザート!!」
ハンゾー「本当に美味しいのら〜☆」
タコ「皆さん、ほんまよう食いまんなぁ−−;」


桃は松竹にしがみ付いて歩いている。楓や由美たちは少し距離を置いて歩いている。ミルモたちは団扇で空を飛んでいる。風が吹いて、桃のスカートが捲れる。
皆「うわぁ!!」
桃はスカートを抑えて
桃「いや〜ん^^♡」
皆[汗]

楓、結木、安純、由美、拓斗は木に隠れている。ミルモとタコは楓の頭、リルムとムルモは結木の頭、ヤシチは安純の頭、サスケは由美の頭、ハンゾーは拓斗の頭に乗ってる。
松竹と桃はベンチに座っている。ヤマネは桃の肩に乗ってる。桃は松竹にくっつく。
松竹「うわぁ・・・」[赤面]
桃「ねぇお兄ちゃま、桃、今日1日で随分大人っぽくなったと思わな〜い?」
松竹「そうだね・・・」[赤面]
桃「これならお兄ちゃまも桃を選んでくれるでしょ?」
松竹「え?」
桃「桃のこと、お兄ちゃまの婚約にして・・・」[赤面]
松竹「あ、あぁ・・・」
桃「・・・」[赤面]
松竹「・・・ごめん、桃ちゃん」
ヤマネと桃「えぇ!?」
松竹「僕、桃ちゃんの気持ちには答えられない」
松竹は立って、桃に背中を向ける。
桃「何で!? どうしてよ!? 桃、こんなに大人っぽくなったのに・・・」
松竹「分かってほしいんだ、桃ちゃん・・・。僕は、僕はね・・・・・・全くの片想いだけど、それでもやっぱり、南さんのことが・・・」
ヤマネと桃「あっ」
桃の目には涙が出てくる。桃は立って
桃「分かんないわよ!!」
松竹「桃ちゃん」
桃「・・・そんなの・・・そんなの全然分かんない!!・・・お兄ちゃまのオタンコピーマン!!」
桃は泣きながら、走る。
松竹「桃ちゃん!!」
桃「うわあぁぁぁ〜〜〜!!」
松竹「・・・」

CM

桃は川原にいる。ヤマネは桃の肩に乗ってる。川原には、誰もいない。
ヤマネと桃「・・・」
桃の目に涙が出てくる。
桃「うぅぅ・・・」
ヤマネ「あぁ!!」
桃「あぁぁ〜〜!!」
桃は号泣し、座って泣く。ヤマネは桃の肩から放れる。
桃「お兄ちゃまのバカァ〜!!」
ヤマネ「すみません桃殿・・・。私の力が足りないばかりに・・・」
桃「そうよ!! みんなヤマネが悪いのよ!! 何とかしてちょうだい!!」
ヤマネ「はい!! で、でもどうすれば・・・」
桃「それは・・・そうよ! まだまだ足りないのよ!!」
桃は立ち上がって
桃「ヤマネ、もう1回魔法をかけて!!」
ヤマネ「えぇ!?」
桃「お兄ちゃまを振り向かせるには、もっともっともぉ〜っと大人っぽく綺麗にならなきゃダメなのよ!! だから、さぁ、やって!!」
ヤマネ「はいでございます!! ヤマネでポン!!」
カアァァァ。桃に魔法がかかって、ボォンと紫の煙が出た。
ヤマネ「あぁ!!」
ヤマネにも魔法がかかった。
桃「今度はどんなレディになったのかしら?♪」
桃はメイクの箱の鏡を見た。桃の姿は蛙になってた。
桃「あっ・・・いやあぁぁ〜〜!!」
桃は暴れ出す。
桃「何これ!? 何で桃がこんな醜い姿にぃ〜? !」
桃のお腹に何か、紫の小さいのがいるのに気付く。
桃「あぁ・・・」
それは、ヤマネは紫の虫?になっていて、おしゃぶりを口に銜えている。
ヤマネ「バブバブ・・・」
桃「ヤマネェ〜!!」
後ろに、デカい緑の蛇が現れる。
桃「あぁ・・・」
桃は後ろを向く。目の前には、蛇がいる。
蛇「シャア〜」
桃「いやあぁぁ〜!!」[涙]
桃は跳んで逃げてる。
桃「助けて〜!! いやぁ来ないで来ないで〜!!」[涙]
蛇は桃を追いかけ続ける。そして、行き止まり。何故なら、後ろには、川があって、逃げられない。
桃「うううう・・・うぅぅ・・・」[汗]
蛇「シャア〜」
蛇は桃を捕まえようとする。
桃「いやぁ〜!!」
桃はジャンプして、川の中に入った。桃は泳ぐ。

楓「桃ちゃーん!!」
結木「おーい!!」
安純「何所行ったのよー!?」
松竹「桃ちゃーん!!」
由美「桃ー!!」
拓斗「梅園ー!!」
皆で、桃を探している。妖精たちは、団扇で跳んでいる。
松竹「僕が桃ちゃんを傷付けちゃったから・・・」
由美「そうよ!! 香君が悪いのよ!! 桃の気持ち、全っ然分かってないんだから!!」
松竹「由美ちゃん・・・」
由美「桃は昨日、どれだけ楽しみにしてたか・・・少しは桃のことも考えてよ!!」
松竹「・・・由美ちゃん、それは・・・・・・」
結木「くよくよしてても仕方ない。もう一度探してみよう」
楓たち「うん!<はい(拓斗のみ)>」

桃は川から顔を出した。
桃「・・・」

桃は、川から出てジャンプする。
桃「皆の所へ帰らなくちゃ・・・。ん?」
トラックがこっちに来る。
桃「うわぁ〜!!」
桃は、ジャンプして、避ける。
桃「はぁ・・・うわあぁぁ〜!!」
また、車が来て、ジャンプする。
桃「ハァハァハァハァ・・・」[汗]
カラスが上から桃の所にやって来る。
カラス「カァ〜!!」
桃「うわ、うわぁ!!」
桃はカラスに捕まった。カラスは空を飛ぶ。
桃「いやぁ〜!! やめて!! 放して!! ヤマネ何とかして!!」
ヤマネ「バブバ〜ブ!!」
カラス「カァ〜!!」
カラスは相手のカラスとケンカ?する。
カラス「カァカァ〜!!」
桃を放した。
桃「!! いやぁ〜〜〜!!」
桃は下に落ちる。そして、川に落ちて、沈んだ。しかし、ある生き物の目がキラーンとなる。
桃「!!」

楓「桃ちゃーん!!」
ミルモとタコは楓の肩に乗ってる。
ムルモ「いないでしゅね」
ミルモ「家(うち)に帰ったんじゃねぇのか?」
リルム「それならいいんですけど・・・」
・・・「助けて〜!!」
桃の声。
皆「ん?」
桃の目の前には、ザリガニがいる。
桃「いやあぁ〜!!」
タコ「珍しいなぁ。蛙がしゃべっとる!!」
松竹「あっ、待って。このリボン!!」
桃「!! あっ!!」
桃はジャンプして、松竹の所に行く。松竹の胸にしがみ付いた。
楓たち「!!」
桃「香お兄ちゃま〜!!」[涙]
松竹「・・・桃ちゃん!?」[汗]

夕方
ミルモ「そうかぁ。ミモモショップで買ったそのア〜ユ〜レディレディとか言うやつで・・・」
楓「それで桃ちゃん、急に大人っぽくなったのね・・・」
桃とヤマネはベンチの上にいる。
桃「最初は上手くいっていたんだけど、急に桃もヤマネもこんな姿に・・・」
ヤマネ「バ〜ブバ〜ブ!」
由美「・・・」
ミルモ「どえれぇことになったなこりゃあ」
リルム「ミモモショップに問い合わせた方がよろしいのでは?」
ミルモ「そうだな」
ミモモが画面に出てきた。
ミモモ「はぁ〜い^^ ミモモの妖精何でも通販だよ^^」
ミルモ「おうミモモ! ちょっとお前の所で買ったア〜ユ〜レディレディとか言う商品のことで聞きてぇんだが・・・」
ミモモ「ア〜ユ〜レディレディ? そんな商品、家(うち)にあったかな〜?」
クモモが出てきた。
クモモ「ほら!! 倉庫の隅にあったクモ!!」
ミモモ「えぇぇっ!? あ、あれ、売っちゃったの?」[汗]
クモモ「な、何かマズかったクモ?」[汗]
ミモモ「あれは使い方を間違えたらど偉いことが起こる危険なアイテムなんだよ」[汗]
クモモ「えぇぇ〜!?」
ミルモ「だからそのど偉いことが起こっちまったみてぇなんだよ」
桃「何とかして〜!!」
ヤマネ「バブバ〜ブ!!」
ミモモ「弱ったなぁ〜・・・」[汗]
クモモ「きちんと説明書を読むように言ったクモ!!」
ヤマネと桃「!! バブバブ〜<何とかして〜>!!」[涙]
ミルモ「元に戻す方法はねぇのかよ?」
ミモモ「それがないんだよ」
ヤマネと桃「!! バブバブバブバブ〜!!<そんなぁ〜!! 桃、一生このままなの〜?>」[涙]
サスケ「ヤマネ・・・」
ミモモとクモモ「・・・」
赤ちゃんミモモ「ミモミモミモミモ〜」
ミモモ「そうか!! あれがあったね!!」
赤ちゃんミモモ「ミモ〜^^」
ミモモ「ちょっと待ってね!!」
ミモモは画面から放れる。
ミモモ「えっとぉ、これでもないこれでもない・・・あった^^」
ミモモはハートの絵がついている箱を持ってきた。
ミモモ「ほら、これ。ヤッシッシの実の液で作ったクレクレクレンジングクリーム^^ 魔法をかけて顔に塗れば、ちゃんと元に戻るよ!!」
ミルモ「本当か!?」
ヤマネと桃は嬉しい顔になる。
ミモモ「本当本当。いや〜ラッキーだったね。家もたった1本だけ残ってたんだ。次のヤッシッシの実がなるまでは、入荷の予定はないからね。明日かもしれないし、100年後かもしれないし〜」
ヤマネと桃「バブバブ^^<わかったわ!! すぐ届けてちょうだい!!>」
ミモモとクモモ「まいどあり〜!!」
画面が消えた。川の中から、クモモが出てきた。
クモモ「すいませ〜ん・・・」
皆「うわあぁぁ!!」[汗]
クモモはベンチに置いた。
クモモ「すいませ〜ん・・・」
皆「・・・」
ミルモは箱を開けた。説明書とクリームを取った。
ミルモ「ちっちぇ〜。え〜今回は、当社のクレクレクレンジングクリームをお買い上げありがとうございます。同封の瓶は、丁度1人分の量になっており・・・!! 1人ぶ〜ん!?」
皆「えぇぇ!?」
タコ「ちゅうことは、もしかして、もしかすると・・・」
ミルモ「・・・1人しか元の姿に戻れねぇってことだ」
桃「あぁ・・・」
ヤマネ「バ〜ブ〜・・・」
リルム「何とかもう1本手に入れることは出来ないんですの!?」
ムルモ「ミモモショップでやっと1本残ってたくらいでしゅからねぇ・・・」
ヤシチ「まぁ、無理だろうなぁ・・・」
サスケ「そんなのあんまりだぜ!!」
タコ「次の入荷がいつになるかが分からん言うてましたし・・・」
楓「そんなぁ・・・」
安純「2人のうち、1人しか使えないなんて・・・」
由美「桃・・・」
結木と拓斗「・・・」
松竹「桃ちゃん・・・」
桃「・・・ヤマネに使ってちょうだい!!」
皆「えぇ!?」
松竹「桃ちゃん・・・」
桃「元はと言えば、みんな桃がいけないのよ。わがままで自分勝手で、いつもヤマネに迷惑かけて・・・」
ヤマネ「バブ〜・・・」
桃「そのせいでヤマネはこんな姿にしてしまって・・・。ごめんね、ヤマネ・・・」
桃はミルモに
桃「だからお願い!! 早くヤマネを元に戻して!!」
ミルモ「本当にいいのか!?」
桃「桃に二言はなくてよ」
ミルモ「・・・」
桃「・・・」
楓「・・・ミルモ」
松竹「・・・ミルモ、僕からもお願いするよ」
皆「えぇ!?」
結木「松竹・・・」
松竹「大丈夫・・・。元に戻るまで、桃ちゃんのことは、僕がずっと守ってあげるから!!^^」
桃「えぇ!?」
松竹は微笑んで
松竹「姿は蛙でも、桃ちゃんは桃ちゃんだよ!!」
桃「!! あぁ・・・」
桃の目に涙が出てきた。
桃「お兄ちゃまぁ・・・」
松竹は微笑みながら頷く。
桃「う・・・うん^^」
ミルモ「わかった。じゃあやるぜ!! ミルモでポン!!」
カアァァァ。クリームの蓋が開いて、ヤマネに魔法がかかった。ヤマネは元の姿に戻った。
皆「あぁ・・・」
ヤマネ「あぁ・・・」
サスケ「ヤマネェ!!」
ハンゾー「元に戻ったのらぁ!!^^」
ヤマネ「私・・・」
桃「ヤマネェ!!」
ヤマネ「桃殿」
桃「よかったわね、ヤマネ」
桃の目に涙が流れる。
桃「うっう・・・」
ヤマネの目にも涙が出てくる。
ヤマネ「桃殿・・・桃殿〜!!」
ヤマネは桃にくっついた。
ヤマネと桃「あぁぁぁ〜・・・」
ヤマネ「申し訳ありません!! 私だけ、私だけ元通りに戻ってしまって〜・・・」
桃「いいのよ、いいのよヤマネ〜!!」
ミルモとリルムとヤシチとムルモとサスケとハンゾーとタコ「・・・」
タコはハンカチを出して、涙が出ている。
楓と安純と由美「・・・」
楓と由美の目に涙が出ている。
結木と松竹と拓斗「・・・」
松竹の目に涙が出ている。
皆「・・・」
突然、何かが光り出した。
皆「あぁ!」
それは、川の方から。
ミルモ「何だあれは!?」[汗]
結木「光ってるな・・・」
由美「綺麗・・・♪」
タコ「!! これは・・・」
川が紫色に光っている。突然、花びらが上に上がる。
楓「あれは・・・」
楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗の携帯が反応した。RRRR〜♪ クリスタルの音楽が鳴った。
タコ「あぁぁぁ〜!! クリスタルや〜!! あの花の中にピンクのクリスタルがあるんや!!」
楓「えぇ!?」
タコ「あれは美しさのクリスタルですわ!!」
安純「美しさの? やぁだ、じゃあ私に反応したってことぉ?^^」
タコ「それは僕には何とも〜・・・」
安純[怒&白目]
松竹「きっと桃ちゃんとヤマネだよ。2人がお互いを思いやる美しい心に反応したんだ」
ヤマネと桃「・・・」
突然、桃が光り出した。
ヤマネ「あぁ!!」
楓「桃ちゃん!?」
桃「あっ・・・桃、どうしちゃったのかしら?」
タコ「あっ! ひょっとして、クリスタルの力かもー!?」
皆「えぇ〜!?」
タコ「そうや!! きっとそうや!! あそこからクリスタルを取り出したらきっと、桃ちゃん、元の姿に戻りますぜー!!」
松竹「・・・よし、ムルモ、僕達のセッション魔法で取り出そう!!」
ムルモは松竹の肩に乗って
ムルモ「あいでしゅ!!」
松竹「クリスタルみーっけ!! うふふ^^ 送信!!」
ピーン・・・
ムルモ「ムル、ムル、ムルモでポン!!」
カアァァァ。花びらが開いて、クリスタルが出てきた。
桃「・・・」
桃はクリスタルを見ている。突然また、桃が光り出した。
桃「あぁ!!」
桃が元の姿に戻った。
皆「あぁ!!☆」
桃「あぁ・・・戻ったわ!!」
ヤマネは桃の肩に乗る。
ヤマネ「桃殿!!」
ヤマネと桃の目に涙が出てくる。
桃「ヤマネ!! うぅぅぅ・・・」
ヤマネ「よかったでございますぅ〜!!」
桃「うんうん!!」
ミルモ「すげ〜!!」
ヤシチ「あぁ・・・確かに凄い威力だ!!」
リルム「クリスタルってこんなパワーもあったんですわね!!」
サスケ「早くオイラもクリスタルを取り出したいぜ!!」
由美「絶対に、セッション魔法で取り出そうね、サスケ☆」
タコ「僕も知らんかったわ・・・。こりゃ9つ全部揃ったらど偉い願いが叶えられるにありまへんわ!!」[汗]
クリスタルは松竹の携帯に入った。
ムルモと松竹「きゃは<入った>!!」
タコ「やっほー^^ 4つ目のクリスタル、頂きや〜^^」
リルム「めでたしめでたしですわ〜!!」
楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗は微笑みながら桃を見ている。
楓「本当よかったね、桃ちゃん☆」
桃は楓、結木、安純をポイっと倒して、松竹にしがみ付いた。
楓たち「うわぁ!!」
由美と拓斗[汗]
桃「嬉しい〜お兄ちゃま〜^^」
松竹「え?」
楓と結木と安純[汗]
桃「さっき、ずっと守ってくれるって言ってくれたの、勿論、愛の告白よね?^^」
ヤマネ「あはは^^」
松竹「え?・・・さ、さっきのはそうゆうのじゃなくて、あ・・・えぇっと・・・」[汗]
桃「桃、超幸せよ〜^^」
楓と結木と安純と由美と拓斗「・・・」
桃は楓、結木、安純を見て
桃「そうゆうことだから、関係ない人たちは帰ってちょうだい!!」
楓と結木と安純[汗]
楓「はいは〜い、分かりました。さっさと帰ります!!」
楓、結木、安純は行く。ミルモたち、妖精も団扇で跳んで行く。ムルモも松竹の肩から放れて、ミルモたちと一緒に行く。
松竹「え?」
ミルモ「俺たちも〜」
由美「それじゃあ私たちも帰るね〜♪」
由美は桃に手を振る。
桃「御機嫌よう〜♪」
桃も由美と拓斗に手を振る。
拓斗「・・・」[汗]
由美と拓斗も行く。
松竹「あぁ!! ちょ、ちょっと待ってよ!! 行かないで!! 南さぁ〜ん!!」
楓と安純は楽しく結木と一緒に話している。由美と拓斗は一緒に話している。妖精たちは団扇で跳んでいる。
桃「香お兄ちゃま〜!!♡」

終わり


■ アニス (178回/2013/03/31(Sun) 13:56:47/No5208)

第32話【アフロだサトルだピーマンだ】、第33話【なんだか強いぞワルモ団!?】、第34話【グルミ族の勇者キンタ!?】には、登場しません。

第35話【怪盗パパン】

妖精界
夜、怪盗パパンがマルモが大切にしている「さんじのゆめ」を盗んだ。

楓の家
楓は鉛筆を鉛筆削りで削る。
楓の服装・・・上は白の長袖とオレンジのベスト、下は抹茶色のミニスカート、黄色の長い靴下。
ミルモとリルムとムルモ「うぅぅぅ〜・・・」
3人は、鉛筆削りの上に顔を乗せて、頬っぺたが揺れてる。
リルム「いい気持ちですわミルモ様ぁ〜」
ムルモ「お兄たまには●●●●でしゅ〜」
揺れが止まる。楓は鉛筆を削るのが終わったからだ。
ミルモとリルムとムルモ「お?」
ミルモ「何で止めんだよ、楓ー!!」
楓「だって、必要もないのに鉛筆削ってたら無くなっちゃうもん!!」
ミルモ「いいじゃねぇか。減るもんじゃねぇし」
楓「減るよ!! 確実に」
ミルモ「ちぇ〜、細かいこと言うなよ」
タコはミルモの側に来る。
タコ「頬っぺたをプルプルさせるのがそんなに楽しいんか?」
ムルモ「妖精にとって、頬っぺたは命でしゅからね」
リルム「程よい振動を与えると、お肌がツヤツヤになるんですのよ」
その時、鉛筆削りが揺れる。
ミルモたち「ん?」
楓の机の引き出しが開いて、楓は椅子とともに、倒れる。
ミルモや楓たち「うわぁっ!!」
ミモモが出てきた。ある1つのマグカップが置かれた。
ミモモ「お届け物です・・・」
ミモモは、引き出しの中に入って、引き出しが閉まった。マグカップの中から、リルムの父のラルムが出てきた。
ラルム「パパ、パパ〜!!」
リルム「お父様!!」
ラルムがマグカップの中から、下りようとしている。
ラルム「お父様ではないで、パパ、パパァ!!」
リルム「え? これからはパパとお呼びするのですか?」
ラルムが下りる。
ラルム「違〜う!! パパンだ!! パパンが予告情報を送りつけて来たのだ〜!!」
ミルモとリルムとムルモ「ん?」
タコ「ん〜?」

ラルム「パパンとは、ミルモの里荒らし回っている危害の大泥棒で、予告して、狙った獲物は絶対に逃さない奴なんだよ。つい先日も、お城から「さんじのゆめ」と呼ばれる宝物が盗まれたばかりで・・・」
ミルモ「さんじのゆめがぁ〜!?」
リルム「まぁ〜」
ミルモ「あれは親父が1番大切にしていた宝石で、現住の警戒がされてたじゃねぇか〜」
ムルモ「お、お父たま、今頃、寝込んでるかもしれましぇんねぇ」

マルモの寝込んでる姿。サリアは心配している。

ラルム「その怪盗パパンが我が家に予告情報を送りつけて来たのだ!!」
ラルムが予告情報の手紙を見せる。
ミルモとリルムとムルモ「ん?」
ミルモはページを捲る。
ミルモ「何々・・・『皆さん、元気ですか? 僕は元気であ〜る。明日の夜、7時45分に家宝のシュープリンセスを頂きに参上するのであ〜る。よろしくなのであ〜る』」
リルム「シュープリンセスって何ですの? お父様」
ラルム「これだよ」
ラルムは、包みの中から、出した。それは、とても綺麗なティアラ。
ミルモとリルムとムルモ「わぁぁ〜☆」
楓「綺麗☆」
タコ「うっひょ〜☆」
ラルム「我が家では、仔細花嫁は、結婚式の時に、このシュープリンセスを付けることになっていてね〜、もしこのティアラが盗まれたら、我が家ではもう、花嫁は出せなくなってしまうのだ!!」
リルム「えぇぇ〜!? では、私はミルモ様のお嫁さんにはなれないのですか〜!?」
リルムはミルモの襟をつかんで、ミルモを乱暴に振る。
リルム「嫌ですわ!! そんなの絶対に何が何でも嫌ですわ〜!!」[白目]
ミルモ「うわぁぁぁ〜〜!!」
楓とタコ「・・・」[汗]
楓「お、落ち着いて、リルムちゃん!!」[汗]
リルム「こうなったらシュープリンセスは、私が命代えても、守ってみせますわ〜!!」[白目]
ミルモの上に乗ってるリルム。リルムのドレス姿。
ミルモ「わぁぁぁぁ〜!!」[涙]
リルム「ミルモ様と結婚するために〜!!」[白目]

楓は、外を歩いてる。ある1人の女の人が自転車に乗ってて、楓とすれ違う。ミルモは楓の肩に乗ってる。タコは、空を飛んでる。
楓「リルムちゃん、大丈夫かな?」
ミルモ「あ〜今のアイツから盗むのは、相当難しいだろ〜な」
・・・「楓ちゃ〜ん!!」
由美の声。
ミルモと楓とタコ「ん?」
由美が自転車(黄色)に乗ってる。楓の所に来る。
由美の服装・・・上はピンク、下は赤のミニスカート、白の長い靴下。
楓「由美ちゃん☆」
由美「お散歩中?」
ミルモ「こんな時に何呑気なこと言ってんだよ!」
由美「こんな時って・・・」
・・・「南さぁ〜ん!!」
松竹の声。
ミルモと楓と由美とタコ「ん?」
松竹「ハァハァ」
松竹は楓と由美の所に来る。ムルモは松竹の肩に乗ってる。
松竹の服装・・・上は黄色、下は青の長ズボン。
松竹「ハァハァハァ・・・。ムルモから聞いたよ! リルムちゃんが大変なんだってね!」
楓「うん」
由美「リルムが大変?? どうゆうこと?」
タコ「詳しいことは後で話します」
楓「それで、今から結木君の家にね・・・」
その時、安純がラートしていて、楓たちの所に向かって来る。物凄く、スピードが速いタイヤみたいに・・・。
安純の服装・・・上は赤と白、下は緑のミニスカート、茶色の長い靴下。
楓と松竹と由美「○◇○!!」
ミルモと楓とタコはラートで潰れた。
楓「うわっ、うわぁぁぁ〜!!」
松竹と由美「!!」
松竹「うわぁぁ」
楓は潰れたけど、元の形に戻った。ミルモとタコもボロボロ。
楓「何するのよ!! 日高さぁん!!○П○」[涙]
安純「んん〜、それはこっちのセリフよ!! 私の許可もなしに、結木君の家に行くなんて、3万6千500日早いのよ〜!!」[白目]
安純が、楓と松竹と由美の方に向かう。
楓と松竹と由美「!! うわっ、うわあぁぁ〜〜〜!!○◇○」
由美は自転車で、楓と松竹は走って安純から逃げる。安純は白目で3人を追いかける。

結木の家の前
楓、安純、松竹、由美は結木の家の前に立ってる。ドアが開いて、結木が出た。
結木の服装・・・上は水色、灰色の長ズボン。
結木「皆」
楓「結木君!! リルムちゃんのことが心配で・・・」
拓斗が結木の家から出てきた。
拓斗の服装・・・上はダアク系の紫、下は白の半ズボン、灰色の靴下。
拓斗「皆さん・・・」
楓「拓斗君!!」
安純「どうしてあんたが結木君の家にいるのよ!?」
拓斗「勉強を教えてもらってるだけですよ」

結木の部屋
リルム「・・・」[白目]
リルムは、シュープリンセスを守っている。結木は、自分の部屋のドアを開けて、楓、安純、松竹、由美、拓斗は入った。
結木「昨日からあんな調子なんだ。寝ていないし、あのままだと身体が持たないぞ」
ミルモはリルムの側に来る。
ミルモ「よぉリルム」
リルム「わあぁぁぁ〜〜〜!!」[白目]
ミルモ「うわあぁぁ」
ミルモは吹っ飛んだ。
ミルモ「何だぁ?」
楓「困ったねぇ」
松竹「心配しないで、南さん!! こうゆう時は、僕の出番^^」

松竹の家
松竹「僕の家の展示室は、24時間監視のテレビカメラに、部屋中に貼り廻られてるレーザーセンサー。床には、重さを感じて成り立つ●●●。そして、展示台を囲っているガラスケースには、物凄い電流が流れているんだ! そして、この部屋が展示室を監視する警備室!!」
楓「すご〜い」
由美「やっぱ、金持ちって何でも有りだよね〜☆」
松竹「ここならば、その怪盗パパンて言う奴だって、近づけないさ!!」
結木「だけど、相手は希代の大泥棒だからなぁ・・・」
安純「心配しないで、結木君!! 目には目を、泥棒には泥棒よ!! ヤシチー!!」
ヤシチとサスケとハンゾーは、出てきた。
由美「サスケ」
ヤシチ「拙者たちは忍者だ!! 泥棒ではないぞ!!」
楓「リルムちゃん、ミルモたちもいるし・・・」
リルム「うぅ・・・」
ムルモ「任せてくだしゃい!! ねぇ、お兄たま?」
ミルモ「えぇ〜・・・面倒くせ〜な〜・・・」
松竹「美味しいお菓子もたっくさん用意してあるよ!!」
ミルモ「! 俺たちがバッチリ守ってやるぜ!!」
ムルモ「!」
ミルモは涎を垂らしながらそう言った。
リルム「・・・」
ヤシチが箱を用意した。
ヤシチ「拙者がいい物を持ってきた! これを使うといいぞ!!」
ミルモ「何だそりゃ?」
ヤシチ「これは魔法防御箱だ!! この箱の中に入れれば、どんな魔法を使っても取り出すことはできん!!」
リルム「へぇ・・・」
楓「リルムちゃん」
結木「俺たちも一緒に守ってやるからさ・・・」
リルム「・・・はい!」
松竹は、たくさんの画面を見ている。
松竹「パパンが予告した時間は、7時45分だったよね? リルムちゃん」
リルム「・・・はい!!」
今は、4時30分。

結木と安純は、一緒に松竹の家を回ってる。安純は結木にしがみ付いている。

由美は1人で松竹の家を回ってる。

拓斗も1人で松竹の家を回ってる。

タコは松竹の家の外の周りを回ってる。

楓も外を回ってる。

外でカラスは鳴いている。
カラス「カ〜カ〜カ〜カ〜・・・」

松竹の家の廊下で、楓は結木と安純に会う。
楓「結木くぅ〜ん!! 外は異常ないみたい!!」
結木「そうか。こっちもだ」
由美「お〜い!!」
由美と拓斗は一緒に楓たちの所に来る。楓たちは2人を見る。
拓斗「何も異常ないみたいでした」
結木「そうか。俺たちの所もだ」
楓「ところで、ミルモたちがいないんだけど・・・」
安純「そういえば、ヤシチも・・・」
由美「サスケもいないわ・・・」

ある部屋の中に、ミルモ、ヤシチ、ムルモ、サスケ、ハンゾーはお菓子を食べている。お菓子はどんどんなくなる。
ミルモ「うめ〜☆ 流石松竹の家のチョコはうめ〜な〜^^」
ヤシチ「このプリンも最高なのだ^^」
サスケはみたらし団子、ハンゾーは3色団子を食べている。
サスケ「美味いぜ〜^^」
ハンゾー「なのら〜^^」
ムルモ「食べてばかりいないで、周りに行ったらどうでしゅか? お兄たま^^」
ミルモ「そうゆうおめ〜の方こそ行けよ!!」[白目]
楓と結木と安純と由美と拓斗「・・・」[汗]
楓「やっぱりこうなるのね・・・」
結木「あぁ・・・」
松竹がケーキや、いろんなお菓子を持ってきた。
楓「ん?」
松竹「皆も、ちょっと休憩しようよ^^ 予告の時間はまだなんだからさ^^」
楓「わぁ〜美味しそう^^☆」
由美「どれにしようかな〜? 迷っちゃう〜☆☆」
安純はチーズケーキ?みたいなのを取った。
安純「私これ〜^^☆」
松竹「結木君は?」
結木「・・・俺は別に」
松竹「拓斗君には他に何か用意しようか?」
拓斗「ありがとうございます。でもいいです」
安純はチョコケーキを出す。
安純「結木くぅん、これがいいんじゃない?^^」
楓はモンブランを出す。
楓「こっちの方が美味しそうだよ^^」
安純「こっちよ!!」
楓「こっちだよ!!」
安純「こっちよ!!」
楓「こっちだよ!!」
由美「あ〜もう!! うるさいよ2人とも!!」[怒]
結木「もう!! 俺はこれでいいよ!!」
結木は、ガムを取った。

結木はガムを取って、口の中に入れた。皆は、展示室にいる。監視テレビを見ている。
楓「本当に来るのかな?」
時間は、7時44分。
ミルモ、リルム、ムルモ、サスケ、ハンゾー、タコ「・・・」
ミルモ「何だかドキドキしてきたぜ・・・」
皆「・・・」
時計の針は、45分になった。突然、周りが真っ暗になった。皆は何か言ってる。
皆「×○×○△□×○・・・」
電気が点いた。楓と安純は結木にしがみ付いてる。
楓「何だったのかしら?」
安純「怖かったわ〜結木君・・・」
ミルモ「たく、人騒がせだぜ〜」
リルムはミルモを捕まえた。
ミルモ「!! ぎゃあ〜!!」
リルム「ミ、ミルモ様ぁ〜!!」
シュープリンセスがない。
リルム「ティアラがありませんわ〜!!」
皆「えぇぇぇ〜!?」

CM

リルム「ぎゃあぁぁ〜〜!! ティアラがぁ〜!!」
ミルモ「・・・」[汗]
ミルモはまだ、リルムの腕に捕まえられてる。
松竹「そ、そんなバカな・・・。家(うち)の警備システムは、万全なのに!!」
安純「どうやって盗んだのかしら?」
楓「へぇ〜、予告通りなんて凄いねぇ☆」
タコ「感心してる場合とちゃいますぜー!!」[怒&白目]
結木「とにかく、行ってみよう!」
皆「うん<はい(拓斗のみ)>!!」
皆、行く。ミルモ、リルム、ムルモ、サスケ、ハンゾーは団扇で飛ぶ。

ヤシチは窓の所に移動した。
ヤシチ「あっ! おい、あれを見ろ!!」
楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗は来る。
安純「ヤシチ?」
皆、空を見る。
皆「あぁ〜」
怪盗パパンの気球が見える。
楓「何?」
ヤシチ「あれはパパンの気球だ!!」
ミルモたち、妖精は気球を見て、団扇で飛ぶ。タコも跳ぶ。
ミルモ「くそ〜!! 待ちやがれ〜!!」
楓「私たちも追いかけよう!!」
松竹「うん!!」
楓たち、人間も追いかけるが、ヤシチは窓から気球を見ている。

楓たちは、外に出る。皆、走る。結木だけ、止まって、松竹の家の方を見る。
結木「・・・」
拓斗も止まる。
拓斗「・・・」

ミルモたち、妖精とタコはパパンの気球を追いかけてる。
サスケ「待てだぜー!!」

楓、安純、松竹、由美は走って追いかけてる。

ミルモたちは、必死に追いかけてるが、気球のスピードが速くなる。
ムルモ「あの気球速いでしゅ〜!!」
ミルモ「ぬ〜ぬぬぬぬ・・・」
ミルモは必死に追いつこうとしている。
ミルモ「何とかしろ!! タコ〜!!」
タコ「任せてはられ〜!!」[白目]
タコは口からデカいロケットを出した。
タコ「ハァハァハァ・・・発射ー!!」
ロケットは、気球に向かって、気球ごと、爆発させた。ボッカーン!!

楓と安純と松竹と由美「あぁ!!」

タコ「へん!! どんなもんや!!」

楓と安純と松竹と由美「・・・」[汗]
安純「爆破してどうすんのよ?」

ムルモとサスケとハンゾー「あぁぁぁ〜!!」
ミルモ「バーロー!! ティアラまで粉々になっちまっただろー!!」
ミルモは後ろにいるリルムを見る。
リルム「あー・・・○П○」
リルムは真っ白になってる。

展示室
展示室は暗い。ドアが開いて、ヤシチは魔法防御箱の所に素早く行く。魔法防御箱のガラスを割った。ヤシチが箱に触ろうとした時、電気が点いた。ヤシチの手が止まった。
結木「やっぱりティアラを取りに来たな」
ヤシチ「・・・」
ヤシチは後ろを振り向いた。後ろには、結木と拓斗がいる。
拓斗「その箱には仕掛けがあるんだ」
ヤシチ「・・・」


−−−ティアラを盗んだ仕掛けの過去−−−


ヤシチは歯を噛んでいる。
ヤシチ「・・・」
結木と拓斗は側に来る。箱を開ける。その中には、ティアラがある。
結木「ほらね」
ヤシチ「・・・」
・・・「そうゆうことだったのね!!」
楓の声。
ヤシチ「!!」
そこには、楓、安純、松竹、由美がいる。
松竹「家のセキリティが簡単に破られるなんておかしいと思ったんだ!!」
由美「やってることが汚すぎるわ!!」
安純「ヤシチのフリして!!」
ミルモたち妖精とタコは、下にいる。
ミルモ「よくも騙してくれたな!! ケツアタックだぜ!!」
リルム「覚悟ですわ!! パパン!!」
ムルモ「でしゅ!!」
ヤシチ「はーっはっはっはっは!! 拙者がパパンだとぉ!? 何を言っているのだ!! 手がかりがないかを、魔法防御箱を調べようとしていただけだぁ!!」
サスケ「本当にアニキがパパン?」
ハンゾー「どう見てもアニキなのら〜」
結木「本当のヤシチなら、何でかりんとうに目もくれないで、プリンを食べていたんだ?」


−−−回想−−−
ヤシチがプリンを食べてる姿。


ヤシチ「! そ、それは・・・」[汗]
安純「あのヤシチが大好物のかりんとうに手を出さないなんて、有り得ないわね!!」
ヤシチ「・・・」
結木「箱の仕掛けでティアラを俺たちの目から隠したな」
拓斗「そのトリックは、側に近づかれるとバレてしまう。だから、おとりの気球を飛ばしたんだろ?」


−−−回想−−−
パパン(ヤシチの姿)が気球を飛ばした場面。


ヤシチ「くっ・・・」[汗]
結木「見てもないパパンのマークを一目見て、パパンの気球だと言い切ったしな・・・」
ヤシチ「くっ・・・そこまで見破られたら・・・」
パパンの声になる。
パパン「仕方がない!!」
パパンは、ヤシチの姿から、本当の姿になった。
ミルモ、リルム、ムルモ、サスケ、ハンゾー、タコ「あぁ!!」
楓、安純、松竹、由美「あぁ!!」
パパン「フッフフフフ、いかにも吾輩が怪盗パパンであ〜る!! フッ、お主ら、結木、拓斗と言ったな。中々、見事な推理だったのであ〜る! 褒めてあげるのであ〜る!」
ヤシチ「はーっはっはっはー!! 俺様だって、お前の悪事は全てお見通しだぁ!!」
ミルモたち「あぁ〜!!」
サスケ「アニキ〜!!」
安純「今頃何言ってるのよ!?」
ハンゾー「一体、今まで何をしてたのら〜?」
ヤシチ[汗]「こここ、公園で昼寝をしていたら、アイツにふん縛られてしまったのだ〜!! 魔法を解くまでに豪い時間がかかってしまって・・・」[赤面]「って、そうゆうことはどうでもいい!! 今までの借り、纏めて返してやるぞ!!」
ヤシチは、爆弾をパパンに向けて投げた。
パパン「!!」
ボッカーン。煙は、楓たちの所にも来る。
楓、安純、松竹、由美「コン、コン、コン、コン・・・」
サスケ、ハンゾー、タコ「コン、コン、コン、コン・・・」
サスケ「アニキ、これはえん爆弾(?)なんだぜ〜・・・」
ハンゾー「なのら〜・・・」
ミルモ、リルム、ムルモ「コン、コン、コン・・・」
ミルモ「バーロー!! 余計なことすんじゃねー!!」
パパンは、ティアラを盗んで、窓から逃げようとする。
ヤシチ「コン、コン、コン、コン・・・」
パパン「諸君、さらばであ〜る!!」
パパンは窓から逃げた。
ヤシチ「あ、あ、あぁ!!」
リルム「まぁ〜!! 逃げやがりましたですわ〜!!」[白目]

パパンは屋根の上で走る。
パパン「わーっはっはっはっはっはっは!!」
リルム「お〜りゃ〜!!」[白目]
リルムは後ろから、追いかけて、パパンの手からティアラを取った。
パパン「ぎゃあぁぁぁ〜〜!!」
パパンの身体は、回る。
リルム「シュープリンセスは渡しませんわ〜!!」[白目]
リルムは止まる。
リルム「あっ・・・。やりましたわ〜!!」
・・・「うえ〜」
突然、赤ん坊の泣き声が聞こえる。
リルム「ん?」
・・・「うえ〜うえ〜・・・」
1人の妖精のお母さんが赤ん坊を泣き止ませようとしている姿。顔は見えなくて、後ろ姿。リルムはその妖精の近くに来る。
お母さん「あ〜、はいはい・・・。よしよし・・・」
リルム「どうされたんですの?」
お母さん「いくらあやしても、泣き止まないんです。少し、抱いていただけます?」
リルム「は、はいですわ!!」
リルムは女の人と、ティアラと赤ん坊を交換した。
赤ん坊「うえ〜うえ〜・・・」
リルム「あばばばですわ〜^^」
何と、その赤ん坊はパパンのぬいぐるみ。
リルム「うわあぁぁぁ〜!!」
リルムは赤ん坊を投げ、その女性はパパン。パパンは、女の服を捨て、元の姿になった。
パパン「わははははー!! シュープリンセスは返してもらったのであ〜る!!」
ミルモ「んなろー!!」[白目]
ミルモは上から、パパンの方へ行き、シュープリンセスを取った。
パパン「わあーーー!!」
ミルモは止まった。
ミルモ「ヘーッ、どんなもんだい!!」
ピー!! 笛の音が聞こえる。
ミルモ「ん?」
後ろに、パパンが警察官の格好をしている。
パパン「君、今、制限スピードを超えて飛んでいたね!!」
ミルモ「!!」[汗]「すみません・・・」
パパン「じゃあ罰として、これを貰っていくからね!!」
パパンは、ミルモの手からティアラを取った。
ミルモ「え・・・?」
パパンは走って
パパン「わはははははははー!!」
パパンは、警察の服を捨て、元の格好に戻った。
パパン「はーはーはー!!」
ヤシチ「そうはさせん!!」
ヤシチは、早いスピードでパパンの手からティアラを取った。
パパン「泥棒ー!!」
ヤシチは、たくさんの屋根の上を跳んで行く。
パパン「泥棒から物を盗むのは、泥棒の始まるなのであ〜る!!」
パパンはヤシチを追いかける。ヤシチは逃げてる。サスケが来る。
サスケ「アニキ、パスだぜ!!」
ヤシチはサスケにティアラを渡す。
ヤシチ「おう!!」
ハンゾー「サスケー、パスなのら〜!!」
サスケはハンゾーにティアラを渡す。
サスケ「はい!!」
ハンゾーはティアラを持って、走ってる。すると、隣から
・・・「パスであ〜る!!」
ハンゾー「ん?」
ラグビーの格好をしているパパンがいる。
ハンゾー「はいなのら」
ハンゾーはパパンにティアラを渡す。パパンは逃げる。
ハンゾー「ん?」
パパンは元の格好に戻る。
パパン「全くー、諸君たちがバカで助かったのであ〜る!!」
ヤシチとサスケとハンゾー[ガーン]

パパン「タ〜ッタッタッタララ♪」
ミルモ「待ちやがれ〜!!」
皆は、街中、パパンを追いかけてる。

ミルモは、パパンを屋根の上で追いかけてる。
パパン「パ〜パパパパパ・・・」
ミルモ「待てコラ、待て〜!!」

ミルモはまた、屋根の上でパパンを追いかけてる。

ついに、パパンは行き止まり。そこには、前には妖精たち(左から、サスケ、ムルモ、リルム、ミルモ、ヤシチ、ハンゾー)、後ろには人間たち(左から拓斗、松竹、結木、由美、楓、安純)がいる。
皆「ハァハァハァハァ・・・」
ミルモ「もう逃がさねぇぞ〜!!」[汗]
パパン「仕方がない!! 手荒な真似はしたくないのであ〜るが」
パパンは楽器を出した。
パパン「パパン〜でポン!!」
カアァァァ。パパンはカメラを出した。
ミルモとリルムとムルモ「それー!!」
ミルモたちは、カメラを取ろうとするが
パパン「はーい、チーズ!!」
ミルモたち「イェーイ^^」
カシャ。
ミルモとリルムとムルモ「あ・・・」[汗]
ミルモ「いぃ・・・動かねぇ・・・」[汗]
そう、妖精たちは身体が動けないようになってる。
リルム「金縛りですわ〜」[汗]
ヤシチ「お前らは、バカか・・・」[汗]
ハンゾー「そうゆうアニキもなのら〜!!」[汗]
パパンの背中には、蝙蝠?の羽根がある。
パパン「諸君、さらばであ〜る!!」
楓「どうしよう!! 結木君!!」
結木「はっはっはっはっは・・・」
楓「え・・・?○П○」
結木「っはっはっはっは・・・」
パパン「な、何がおかしいのであ〜る?」
結木「それは偽物だからだ!!」
パパン「なーにー!?」
楓と安純と松竹と由美「えぇぇぇ〜!?」
結木は、ズボンのポケットの中から
拓斗「本物はここだ!!」
拓斗は結木の手に持ってる物を指さした。結木は本物を出した。
パパン「お〜の〜れ〜!! よくも吾輩に偽物を使わせたであ〜るな〜!! くっそ〜!!」
パパンはティアラを投げて、リルムの手に回った。リルムはティアラを取った。
リルム「あぁぁ!!」
安純は結木にしがみ付いてて
楓「いつの間にすり替えたの?☆」
安純「あ〜ん♡ さっすが私の結木く〜ん^^」
結木「すり替えてなんかないよ」
楓「え?」
拓斗「よく見てください」
結木は、よく見せる。
楓「あぁ! それってガムの銀紙?」[汗]


−−−回想−−−
結木がガムを口に入れてる時に、ポケットの中に銀紙をティアラの形にした時。


パパン「おのれおのれー!!」[怒]「ティアラを返せー!!」
リルム「あぁぁ!!」
ミルモ「させるかー!! ミルモでポン!!」
カアァァァ。急にショーみたいになった。
パパン「ん? な、何だ〜かな?」
ミルモは、司会さんのハデな格好をしている。
ミルモ「さぁーやって参りました!! ●●チャーンス!! 大きな宝箱と小さな宝箱、あなたなら〜どっち?」
緑の箱が2つある。
パパン「ん〜・・・大きな方は罠臭いであ〜る。小さい宝箱にするであ〜る!!」
小さい宝箱から、大きなパンチが出た。パパンはパンチを見事に喰らった。
ミルモ「残念でしたー!!^^ そっちが罠だったので〜す!!^^」
パパン「ん〜〜〜!! じゃあこっちであ〜る!!」[涙]
大きい宝箱からもパンチが出てきて、パパンはパンチを喰らった。
ミルモ「残念ながら、両方とも、外れでした^^」

リルム「ありがとうございます!! 結木様、拓斗様☆ お蔭様で、ティアラを守ることができましたわー^^」
楓「よかったね、リルムちゃん!」
RRRR〜♪ 楓、結木、安純、松竹、由美、拓斗の携帯が反応した。クリスタルの音楽が流れる。
皆「・・・」
タコ「クリスタルや〜!! この近くにクリスタルがあるんや〜☆」
楓と安純と由美「え?」
楓「あー!! あそこ!!」
楓は上を指さす。そこには、光ってる。
安純「今度は何で現れたのかしら?」
タコ「あの色は黄色のクリスタル・・・知恵のクリスタルや!! 結木さんと拓斗さんの知恵に反応したんや^^」
リルム「じゃあ、結木様、セッション魔法ですわ〜!!」
ハンゾー「ちょっと待つのら〜!! 僕と拓斗がセッション魔法を使うのら〜!!」
リルム「何言ってるんですの!? 私と結木様がセッション魔法を使うのですわ!!」
ハンゾー「拓斗が頭いいからティアラを取り戻せたのら!!」
リルム「いいえ、結木様のお蔭ですわ!!」
ハンゾー「拓斗なのら!!」
リルム「結木様ですわ!!」
皆「・・・」[汗]
安純「そうよ!! 全部結木君のお蔭よ!! だ〜から、結木君優先よ!!」
由美「何言ってんだよ!? 香川君優先よ!!」
安純「何ですって!? 結木君よ!!」[白目]
由美「香川君よ!!」[白目]
安純「結木君!!」[白目]
由美「香川君!!」[白目]
皆「・・・」[汗]
拓斗「結木さん、お願いします!!」
皆「え?」
ハンゾー「拓斗〜何を言ってるのら〜!?」
拓斗「最初に気付いたのは、結木さんです。俺は、ガムの銀紙で偽物のティアラを作ることまで思いつきませんでした。パパンがおとりの気球を飛ばして、その気球を追いかけてる時に、結木さんが止まってから分かったんです・・・」


−−−回想−−−

楓たちは、外に出る。皆、走る。結木だけ、止まって、松竹の家の方を見る。
結木「・・・」
拓斗も止まる。
拓斗「・・・」


皆「・・・」
拓斗「結木さんは本当に凄いです!! あの知恵のクリスタルは、結木さんが取るべきです!!」
結木は首を振り
結木「・・・俺は何も凄くないよ。拓斗君もよくパパンを見破れたな。俺だけのお蔭じゃないよ。それに、拓斗君はまだ、クリスタルを取ってないじゃないか。拓斗君が取るべきだよ」
リルムとハンゾー「・・・」
拓斗「ありがとうございます!! でも、結木さんが取ってください・・・。お願いします!!」
結木は微笑んで
結木「分かった」
皆は微笑む。
リルム「じゃあ、結木様、セッション魔法ですわ〜!!」
結木「!・・・またやるのか、あれ」[赤面]
楓と安純「あははは〜☆」
楓と安純の目はキラキラしている。
結木「クリスタルみーっけ!! 送信!!」[赤面]
リルム「リル、リル、リルムでポン!!」
カアァァァ。クリスタルを取り出せた。
タコ「黄色のクリスタルは、知恵のクリスタルや!!」
結木の携帯にクリスタルが入った。
結木「・・・−−」[赤面]
楓「やったね!! 結木君」
結木「また、やってしまった・・・−−」[赤面]

そして、翌日、パパンはマルモと警備兵に捕まった。パパンは中に入って、リルムの父のラルムが出てきた。リルムは「もう騙されませんわ、怪盗パパン!!」[白目]と言い、ラルムをボコボコにする。

終わり


■ アニス (179回/2013/04/18(Thu) 15:29:43/No5227)

第36話【誕生ミルモ王】、第37話【本気で誕生!?ミルモ王】には、登場しません。

第38話【さいゆうき】

タコ「むか〜し昔、ある所にカエ蔵という女の子がおりました・・・」
楓は馬に乗って街を歩いている。楓は三蔵の格好。
タコ「頭の悪いカエ蔵は、誰でも簡単に100点が取れる本、天竺を目指して旅して・・・」
カエ蔵「あぁ・・・」
タコ「その途中、ミル空(ミルモ)というわがままな猿と、リル戒(リルム)っちゅう乱暴な豚と、ムル浄(ムルモ)というずる賢〜い河童が仲間になった!!」
ミル空とリル戒とムル浄は、お菓子を買って、喜んでいる。
カエ蔵「・・・」[汗]
ミル空「お〜いカエ蔵〜、お金払っといてくれ〜!!^^」
リル戒「こちらもお願いしますわ!!^^」
ムル浄「こっちもでしゅ〜!!^^」
カエ蔵「・・・−−;」
カエ蔵の眉毛が吊り上っている。

芝生の木の下でお菓子を食べているミル空とリル戒とムル浄。
ミル空「にょほほほ〜^^ あ〜んんん・・・♪」
ミル空はチョコ餃子を口に入れた。
ミル空「うめ〜!! このチョコ餃子、ラー油が効いてて最高だぜ〜!!^^」
リル戒「シュークリームも●●●乗っていて、バラエティにとんだ味ですわ!!^^」
ムル浄「このマシュマロ春巻きも中々でしゅよ!!^^」
カエ蔵「ねぇ〜、食べてばかりいないで、早く誰でも簡単に100点が取れる本、取りに行こうよ〜!!」
ミル空「んなもん取りに行かなくてもいいじゃねぇか^^」
カエ蔵「えぇ〜!? 協力してくれるって言ってたじゃない!!」
ムル浄「そうでしゅたっけ〜?^^」
リル戒「さぁ〜^^」
カエ蔵「!・・・そんなこと言わないで早く行こうよ^^; 天竺には、変わったお菓子もあるそうだよ!!」[汗]
しかし、ミル空たちは、無視してばかりで、お菓子を食べ続けている。
カエ蔵「あっ・・・○П○ 変わったお菓子も沢山あるそうだよ!!^^;」
ミル空たちは無視して、食べ続けている。
カエ蔵「え・・・?○П○; ものすごぉ〜く美味しい変わったお菓子がたぁ〜〜くさんあるんだってぇ〜〜!!」
ミル空とリル戒とムル浄「!」
カエ蔵「だから、速く天竺に行こう^^」
ミル空たちの顔がデカくなって
ミル空とリル戒とムル浄「喜んで協力します!!」
カエ蔵「ど、どうも・・・」[汗]
ミル空「よっしゃー!! リル戒、ムル浄、気合入れて行くぜー!!」
リル戒とムル浄「はいですわ<でしゅ>!!」
ミル空とリル戒とムル浄「うおぉぉぉ〜〜〜〜!!」
ミル空「1位じゃなくて、誰でも簡単に100点が取れる本、待ってろよ〜〜〜!!」
ミル空たちは勢いよく走って行く。
カエ蔵「あっ、あぁぁ・・・○П○;」
カエ蔵の眉毛は吊り上っている。
カエ蔵「ハァ・・・よかったぁ・・・」[汗]「って、ああぁぁぁ!! 私を置いて行かないでよ〜〜〜!!」
カエ蔵は、馬に乗って、ミル空たちを追いかける。
タコ「・・・」[汗]「あぁぁぁぁ〜〜、こんなんでほんまに天竺へ辿りつけるんかいな〜?^^;」

アズ蔵と悟シチ(ヤシチ)とサス浄(サスケ)とハン戒(ハンゾー)も登場する。アズ蔵はカッコいい男の子を探しに旅に出るところ。

アズ蔵は悟シチが連れて来た男の子に不満だらけ。ペータ、マンボ、インチョはアズ蔵から酷く殴られた回想。その時、女の子3人がいる。その1人の子が「この川の上流にある古いお城に、目は星のように輝いていて、身体は柳のようにしなやかで、宙を舞うように仕草が華麗な王子様がいるんですってー♡」と言う。それを訊いたアズ蔵たちは、古いお城へ出発する。

古いお城に着いた。そこは、とても不気味で古く、怖い所。ハンゾーは怖いと言う、悟シチは引き返した方が・・・と言うが、アズ蔵は「ビビッてないでさっさと王子様を探しなさい!! さもないと〜・・・」と言う。アズ蔵の髪がうごめいている。悟シチとサス浄とハン戒は「ひいぃぃ〜〜!!○◇○」と言い、中に入る。しかし、中には誰もいない。悟シチは「帰るぞ、サス浄、ハン戒!!」と言った時、後ろから何かの影が見える。サス浄とハン戒は怖がる。悟シチは後ろを見る。そこには、デカい龍がいる。悟シチたちは逃げようとするが、安純にぶつかる。ハン戒はアズ蔵が探してた王子様があれなのら〜?と言う。悟シチは「よかったな、アズ蔵」と言うと、アズ蔵は「やっつけなさい」と言う。悟シチは「しかし相手が・・・」と言うと、アズ蔵は「いいからやっつけなさい!!」[白目]と言う。悟シチとサス浄とハン戒は「はいT口T」と言う。3人は龍に飛び掛かるが、簡単にやられる。アズ蔵は「役立たず」[汗]と言って、龍を拳で倒した。その時、龍が光り出して、龍の姿が人間の姿になる。アズ蔵は「あなたが王子様!?☆」と喜ぶ。王子様は「そうさ!!」と言う。アズ蔵が喜んでる時に、王子様の姿が妖精の姿になって、アズ蔵は「え?」[汗]と言う。その王子様はビケーなのだ。アズ蔵は「どこが美しいのよ!?○П○;」[汗]と言う。ビケーは「僕の美しさが分からないなんて、困るなぁ♪」と言い、鏡で自分の顔を見る。アズ蔵は怒って「あんたが王子様なわけがないでしょ!! さぁ、カッコいい王子様を出しなさ〜い!!」[白目]と怒鳴る。ビケーはビックリしている。ビケーは「そんなこと言われても・・・−口−;」と言う。ビケーは思い出して、天竺に結木君というカッコいい男の子がいるとアズ蔵に教えて、写真を渡す。アズ蔵は結木に一目惚れする。悟シチやアズ蔵も天竺へ目指して旅をすることになった。

カエ蔵たちは崖の上に上がっている。ミル空はお腹空いたと言う。カエ蔵は仕方なく、チョコをやる。ミル空は喜んでチョコを食べようとするが、チョコは下に落ちた。ミル空はショックを受ける。その時、「今、チョコを落としたのは君ですか?」と言う声がする。ミル空は「え?」と言う。下から雲に乗ってる仙人(エンマ)がやって来た。エンマは金のチョコと銀のチョコを出す。ミル空は普通のチョコを落としたと言うが、そのチョコはエンマが食べてしまって、下に戻って行った。その時、アズ蔵たちがやって来た。カエ蔵は「アズ蔵さんたちも天竺を目指してるんですか?」と訊く。ムル浄は「だったら一緒に行くでしゅよ!!^^」と言う。しかしアズ蔵はそれを却下する。アズ蔵は結木君は渡さないと言う。カエ蔵は疑問を持つ。リル戒は「私たちは天竺に誰でも簡単に100点が取れる本を取りに行くとこですわ!!」と言う。ハン戒は「豚のくせにその本必要なのら!?」と訊く。リル戒は「そちらこそ豚さんではありませんか!!」[怒]と言う。リル戒とハン戒は豚同士で言い争う。ミル空と悟シチもケンカになりそうになるが、安純は「悟シチ、行くわよ!!」と言う。アズ蔵はカエ蔵に「どちらが先に天竺に行けるか勝負よ!!」と言う。カエ蔵は「私だって、負けないもん!!」と言う。

CM

夜。雨が降っている。カエ蔵たちは、ある家に来て「ごめんくださーい!!」と言う。そこには、平井が出た。ミル空たちは道に迷っちゃったから一晩泊めてほしいと言う。そこに、松竹がやって来て「泊めてあげようよ、平井」と言う。カエ蔵は松竹にお礼を言って、家の中に入る。

平井は部屋へ案内した。その部屋は、とても豪華なベッドでミル空、リル戒、カエ蔵は大喜び。最後に平井は「食べちゃいたいくらい、可愛いですね」と腹黒な顔で言って戸を閉めた。

カエ蔵たち、4人はぐっすり寝ている。そこには、平井がこっそりと覗いていて、サングラスがキラーンと光った。

平井は松竹のいる部屋に来た。部屋は真っ暗。平井は松竹にカエ蔵たちは安心して寝ていることを言う。平井と松竹の歯にキバが生えている。2人は、「ウッ、ウゥゥゥ・・・」と言い、何かに変身しているみたい。狼みたいな泣き声みたいに。その声に目が覚めたムル浄。ムル浄はカエ蔵を起こす。

カエ蔵、ミル空、リル戒、ムル浄はビクビクしながら廊下を歩く。松竹たちがいる部屋に行ったら、そこには、パンダに変身している松竹と平井がいる。2人は、笹を食べている。カエ蔵たちは「・・・○П○;」になった。

翌日
そこには、中華料理を作る中国用の紫のエプロンをしている少年がいる。その少年は、拓斗なのだ。拓斗は歩いている。
拓斗「・・・!」
拓斗は、向こう側から来ているカエ蔵たちに気付く。
ミル空「あ〜昨日はよく眠れなかったぜ〜−−」
カエ蔵とリル戒とムル浄「・・・−−」
グウゥゥゥ〜・・・ミル空のお腹が鳴った。
ミル空「ちくしょ〜腹減って死にそうだぁ〜!!」
ムル浄「僕もお腹空いたでしゅ〜」
リル戒「私も・・・」
グウゥゥゥ〜・・・4人のお腹が一斉になった。4人はヘトヘトと歩いている。
・・・「あの〜・・・」
カエ蔵たち「ん?」
そこには、拓斗がいる。
拓斗「僕は拓斗と申します!! よかったら、家(うち)に来ませんか?」
カエ蔵たち「え?」

ここは、中華料理店のお店。お店の名前は「中華料理T店(Tてん)」なのだ。ミル空とリル戒とムル浄はガツガツ食べている。料理は、凄く豪華。お客もたくさんいる。
カエ蔵「あ、あの〜・・・本当にお金はいいんですか?」
拓斗「えぇ、構いません。遠慮なく食べてください」
カエ蔵「あ、ありがとうございます!!」
ミル空「こんな美味い料理、始めてだぜ☆」
リル戒「このカスタード春雨スープも最高ですわ〜☆」
ムル浄「でしゅでしゅ☆」
あるおじさんA「ったりめぇよ〜。何たって拓斗君が作ったんだからな!!^^」
カエ蔵「えぇっ!? これ全部、あなたが作ったの!?」
拓斗「はい」[赤面]
カエ蔵「すっご〜い!!☆」
おじさんB「このT店に敵う店なんかねぇからな〜!!」
おじさんC「あぁ。Y店なんかとは全然比べ物にならねぇもんな〜^^」
カエ蔵「Y店?」
おじさんA「もう1つのお店だよ。すっげーデキが悪くて、味は不味い!! その上、見た目は酷く、お客は少ない少ない・・・」
おじさんE「あそこは、女の子が作ってるんだろ」
おじさんC「あぁ。女のくせして、メシ作れねぇとかダメ過ぎるだろ!!」
拓斗「・・・」
カエ蔵「・・・」
ミル空「いつでも食ってやるぜ〜!!」
拓斗「はぁ・・・」[汗]「あの、何処かを目的に旅をなさってるのですか?」
カエ蔵「はい・・・!!」
拓斗「・・・」

そこには、中華料理を作る中国用の赤のエプロンをしている少女がいる。その少女は、由美なのだ。由美は歩いている。
由美「あ〜あ・・・誰かお客さん来ないかな〜・・・! ん?」
由美は、アズ蔵たちに気付く。
グウゥゥ〜・・・アズ蔵と悟シチとサス浄とハン戒のお腹の音が鳴った。
アズ蔵「お腹空いたぁ〜・・・」
悟シチ「死にそうだぁ・・・」
サス浄「アニキ〜、何か食べたいぜ・・・」
ハン戒「もう一歩も歩けないのら〜・・・」
・・・「だったら、私の店に来る?」
アズ蔵たち「ん?」
そこには、由美がいる。
由美「あんたたち、お腹空いてるんだろ?」
悟シチ「おぉ!! 死にそうに腹が減ってるのだぁ!!」
由美「そう。だったら、私がお腹いっぱい御馳走してやるからおいでよ!!」
サス浄「本当かだぜ!?☆」[キラキラ目]
ハン戒「優しい女の子なのら〜!!☆」[キラキラ目]
アズ蔵「ちょっと誰よあんた!! かなり馴れ馴れしいわね!!」
由美「私は由美!! そういうあんたは?」
アズ蔵「何よその態度!? マジで気に入らないわ、このガキ・・・」[怒&白目]
由美「じゃあ行こうか!!」
悟シチとサス浄とハン戒「おぉ〜!!^^」
アズ蔵「ちょ、ちょっと待ちなさいよ〜!!」[怒&白目]

ここは、中華料理店のお店。お店の名前は「中華料理Y店(Yてん)」なのだ。
ジャーン!! 見た目はかなり酷く、黒焦げで「これ、ご飯か?」と言いたいくらいに、不味そうな中華料理がたくさんある。しかも、お客は誰もいない。
アズ蔵たち「・・・○П○;」[顔真っ青]
由美「こ〜んなにたくさん作ったの久しぶりよ!! 今日はお客さんの為に、い〜っぱいサービスしちゃったわ〜^^ 遠慮なく、全部食べてね〜!!^^」
悟シチとサス浄とハン戒「あっ・・・あはは^口^;」[顔真っ青]
アズ蔵「こんな物、食べられるわけないじゃないの〜!!」[怒&白目]
由美「何だって!? 人が一生懸命作ったってのに!!」[怒&白目]
アズ蔵「こんな酷い料理は始めてよ!! こんなの、ただのゴミよ!!」[怒&白目]
由美「ゴ、ゴミ!?・・・何この女、すっげームカつくんだけど!!」[怒&赤目]
悟シチとサス浄とハン戒「・・・」[汗]
悟シチ「お客さんが来ないのがよく分かるな・・・−−;」
サス浄「だぜ・・・−−;」
ハン戒「なのら・・・−−;」

カエ蔵とミル空とリル戒とムル浄と拓斗は、歩いている。
カエ蔵「ただで御馳走になった上に天竺まで一緒に行ってくれるなんて・・・」
拓斗「・・・・・・僕も天竺へ行きたいんです」
カエ蔵たち「え?」
ミル空「どういうことだ?」
拓斗「料理の修行をしたいんです!! もっともっと腕を上げて、Y店を助けてあげたいんです!!」
リル戒「Y店ってさっき、おじ様たちが言ってた・・・」
拓斗「はい」
カエ蔵「拓斗君なら出来るよ!! 私も何か協力できることがあったら言ってね^^」
拓斗「はい!!」

タコ「饅頭〜あっ饅頭いかがでっか〜!!」
タコは饅頭を売っている。
タコ「饅頭〜!! 饅頭〜!! 饅頭こうてぇなぁ〜!!・・・」「あかん・・・ちっとも売れへんわぁ・・・」[汗]
・・・「悟シチ〜!!」
アズ蔵の声。
タコ「!」
近くには、悟シチのこめかみをぐりぐりしているアズ蔵と悟シチとそれを見てビクビクしているサス浄とハン戒、じ〜っと見ている由美がいる。
アズ蔵「何が道案内は拙者に任せろよ!!」[白目]
アズ蔵は悟シチを下した。
アズ蔵「この街、さっきも来たじゃない!!」[白目]
悟シチ「だってやっぱり、分かんないんだもんTT」
アズ蔵「今更何言ってんのよー!! このままじゃ、あの子たちに先に天竺に行かれちゃうじゃない!!」[白目]
タコ「饅頭〜饅頭〜^^」
タコはアズ蔵たちの周りのキョロキョロ動いている。
タコ「饅頭〜饅頭〜・・・^^」
悟シチ「いいではないか! 減るもんでもないし・・・」[涙]
アズ蔵「バカ言ってんじゃないわよ!!」[怒&白目]
タコ「饅頭こうてぇ・・・^^」
アズ蔵[白目]
ガンッ!! アズ蔵は、タコの頭を殴った。
タコ「うわぁったぁ!!」
アズ蔵「うるさいわね!! 今度饅頭って言ったら、あんたをタコ饅頭にするからね!!」[白目]
タコ「ひゃあぁぁぁぁ・・・○◇○ タ、タコ饅頭だけは勘弁してぇ・・・」[汗]
アズ蔵「もう〜・・・天竺へ行く道を知ってる人はいないかしら・・・」
タコ「ん?」
アズ蔵と悟シチとサス浄とハン戒「ん〜・・・−−」
タコ「あのぉ・・・」[赤面]
アズ蔵と悟シチとサス浄とハン戒「ん?」
タコ「それやったら、僕が知ってまっせ^^;」
アズ蔵「本当!?☆」
タコ「あはいな〜」
アズ蔵「ねぇ〜教えてくれない〜?^^」
タコ「それはええですけど、ただで教えるわけにはいきまへんなぁ〜。この饅頭をこうてもらわんと〜・・・」
アズ蔵「つべこべ言わずにさっさと教えなさ〜い!!」[怒&白目]
タコ「はっ、はいな〜!!」
由美「本当にコイツは怒ることが生きがいみたいね−−」
アズ蔵「大体、何であんた、ここにいるのよ!?」[怒&白目]
由美「美味しいご飯が作れるように修行しにいくのよ!!」[怒&白目]

ここは、熱い火山帯。アズ蔵たちは、崖の上を歩いている。
タコ「この火山帯を抜けたら、天竺は目と鼻の先ですで〜」
アズ蔵「これでいよいよ結木君に会えるのね〜♡」
・・・「ウ〜ッフッフッフッフ!!」
アズ蔵たち「ん?」
アズ蔵たちは上を見る。そこには、何者かの5人がいる。
??「それは無理だな!!」
5人は下に下りる。
金閣(イチロー)「金閣!!」
銀閣(ジロー)「銀閣!!」
城郭(サブロー)「城郭!!」
鉄角(シロー)「鉄角!!」
アルミ角(ゴロー)「アルミ角!!」
金閣「ここから先は、我ら割れないも団が通さん!!」
銀閣、城郭、鉄角、アルミ角「通さん!!」
由美「何コイツら・・・−−;」(由美の眉毛は吊り上っている)
タコ「お・・・あ・・・わあぁぁ〜〜〜!!」[汗&顔真っ青]
アズ蔵と悟シチとサス浄とハン戒と由美「!」
アズ蔵「逃げるんじゃないの!! ここまで来て、冗談じゃないわ・・・。悟シチ、サス浄、ハン戒、追い払って!!」
悟シチ「おう!!」
サス浄「だぜー!!」
ハン戒「なのらー!!」
3人は前に出る。
悟シチ「やい!! ワカメイモ団、覚悟しろ!!」
サス浄「違うぜーアニキー、ワサビイモ団だぜ!!」
悟シチ「え?」
ハン戒「僕はサツマイモがいいのら〜^^」
金閣たち「−−;」
悟シチ「あぁ〜それもそうだな〜♪」
サス浄「だぜ〜^^」
金閣たち「割れないも団だぁ!!」[白目]
金閣「くっそ〜・・・コケにしおって・・・」[怒]
ボンッ!! 金閣はツボを出した。
悟シチ「何だぁ?」
金閣「悟シチくぅ〜ん!!^^」
悟シチ「はい・・・うわあぁぁ〜!!○◇○」
何と、悟シチは吸い込まれてしまった。
アズ蔵とサス浄とハン戒と由美「あぁ〜!!」
サス浄「アニキ〜!!」
割れないも団「はーっはっはっは!!^^」
金閣「見たか〜!! サイクロンヒョウタンの威力を!!」
アルミ角「返事をした者はみ〜んな、吸い込まれてしまう無敵のヒョウタンだぁ!!^^」
銀閣「次、サス浄君にハン戒くぅ〜ん!!^^」
サス浄とハン戒「し〜ん・・・」
割れないも団「???」
アルミ角「あれ?」
鉄角「どうなってるのだ?」
サス浄「へん!! 返事しなきゃそんなのちーっとも怖くないぜー!!」
ハン戒「なのら〜!!^^」
割れないも団「あっ・・・○◇○;」[顔真っ青]
金閣「破られたら仕方がない。こうなったら・・・」
金閣は、掃除機みたいなやつを壺の口にくっつけて、スイッチを押す。強い空気がサス浄たちを誘う。
サス浄とハン戒「うわあぁぁ〜〜〜!!」
サス浄とハン戒の武器が吸い込まれる。サス浄、ハン戒、アズ蔵、由美は壺の方へと押されている。
アズ蔵と由美「きゃあぁぁぁ〜〜〜!!」
サス浄とハン戒とアズ蔵と由美「うわあぁぁぁ〜〜〜〜!!」
3人も壺の中に吸い込まれてしまった。
金閣「見たか!!^^」
割れないも団「わーっはっはっはっは・・・」
アルミ角「? 最初からこうすればよかったのだが・・・」
金閣「さぁ、この連中は牛魔王様の城へ運ぶぞー!!^^」
銀閣、城郭、鉄角、アルミ角「おう!!^^」
割れないも団「ワ〜レモ、ワ〜レモ、割〜れないもだ〜ん♪・・・」
タコ「・・・」[汗]
タコは陰で隠れて、それを聞いている。
タコ「え、偉いこっちゃ〜・・・」[汗]

ミル空「よし、ここまで来れば天竺ももうすぐだな!!」
カエ蔵「ミル空〜・・・」
ミル空「ん?」
カエ蔵とリル戒とムル浄はバテている。拓斗はまだまだバテていないよう。
リル戒「何回この街通るんですの〜!?−−」
ムル浄「道に迷ったんじゃないでしゅか〜?−−」
ミル空「ま、まぁな!!」[汗]
カエ蔵たちは倒れた。
・・・「だあぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」
ミル空「!」
タコがこっちに向かって来る。
ミル空「!! だあぁぁぁ〜〜〜○◇○」
タコはミル空にぶつかった。
タコ「どないしよ〜どないしよ〜どないしよ〜!!○П○」
タコは慌てている。
ミル空[白目]「ケツアターック!!」[白目]
タコ「あた〜〜〜〜!! およ〜・・・」
タコは倒れた。
カエ蔵とリル戒とムル浄と拓斗「−−;」
ミル空「何しやがんだーこのタコー!!」[白目]
タコ「それどころやないでー!!」
ミル空たち「ん?」
カエ蔵「どうしたの?」
タコ「アズ蔵という人たちが捕まって、牛魔王っちゅう恐ろしい魔物の所へ、連れて行かれてしもうたんや〜!!」[汗]
カエ蔵たち「えぇ!?」
ミル空「へん!! これで楽勝だぜー!!」
ムル浄「しゃきに(先に)天竺に着けるでしゅよ!!」
リル戒「今のうちですわ!!」
カエ蔵「ん〜・・・」
拓斗「・・・」
ミル空とムル浄「あ?」
ミル空「どした?」
カエ蔵「・・・」
リル戒「カエ蔵様?」
カエ蔵「・・・!」
カエ蔵は助けようと決心した顔になった。

アズ蔵たちは牢屋に閉じ込められている。
悟シチ「出せ〜!! 出してくれ〜!!」
アズ蔵「私たちをどうするつもりなのよ〜!?」
割れないも団「はーっはっはっは!!」
金閣「もうじき牛魔王様ががお見えになる!!」
由美「牛魔王!?」
銀閣「お前たちの運命もここまでだな!!」
銀閣、城郭、鉄角、アルミ角「だな!!」
割れないも団「はーっはっはっは・・・」
・・・何かミル空の声が聞こえる。
割れないも団「あ?」
そこには、カエ蔵たちとタコがいる。
ミル空「さぁ〜、そこの間抜けで弱虫でへっぴり腰の連中をさっさと出せ!!」
悟シチ「誰がだ〜!!」
金閣「おのれ、誰だか分からんが生意気な奴め〜!!」
銀閣「お前たちもサイクロンヒョウタンの餌食にしてやるぞ!!」
金閣は壺を出した。
ミル空「へん!! そんなもんでこのミル空様に勝てると思ってんのか?」
城郭「ほほう、お前はミル空と言う名前か〜」
割れないも団「はぁ〜い、ミル空〜」
ミル空「あ? あ〜・・・」
タコはミル空の口を塞いで、ミル空にこそっと
タコ「返事をしたらあのヒョウタンに吸い込まれますぜ〜」
ミル空「何だとっ!!」
金閣「や〜い!! ブサイクミル空!!」[白目]
ミル空[白目]「あぁ!?」[白目]
ミル空は饅頭を食べている。
ミル空「うめぇなぁ〜!!^^」
カエ蔵「・・・」[汗]
銀閣はツツジ先生の格好をして
銀閣「ミル空くぅ〜ん、お返事はぁ〜?^^」
ミル空「はぁ〜いタッチでお出迎え〜^^」
ミル空は野球の格好をして、タコとタッチをする。
城郭は、アメリカ人の格好をして
城郭「はぁ〜い、ミル空〜^^」
ミル空「へぇ〜い、てんでぇ〜す(閉店)」
ミル空は、閉店のフリをした。割れないも団はお店のドアを叩く。
金閣「おのれ〜、しぶとい奴だぁ〜・・・」
鉄角「こうなれば奥の手だ!!」
リル戒「そうはさせませんわー!!」[白目]
ムル浄「でしゅー!!」[白目]
リル戒「おりゃおりゃですわー!!」[白目]
リル戒は割れないも団を殴ってる。
ムル浄「ショッカクビーム!!」[白目]
割れないも団は焦げ焦げになってる。カエ蔵は、牢屋の鍵を壊した。
カエ蔵「やったぁ!!」
アズ蔵は、プイとしている。
カエ蔵「さぁ、早く」
カエ蔵は、アズ蔵を中から出した。
アズ蔵「フンッ!! あんたなんかに助けられたくなかったわ!!」
カエ蔵「私だって別に助けたかったわけじゃあないもん!!」
由美と拓斗「!」
2人は目が合う。
由美「こ、この服を着てるってことはあんた、T店の人よね?」
拓斗は頷き
拓斗「じゃあ君は、Y店の・・・」
由美「そ、そうよ!! あの評判の悪いY店の由美よ!! 笑いたけりゃ笑ってよ!!」
拓斗「・・・天竺へ向かってるのか?」
由美「そうよ!! そういうあんたも天竺へ向かってるの?」
拓斗「あぁ」
由美「どうして!? 料理上手なあんたが天竺に行く必要なんかないじゃないか!!」
拓斗「あるよ。俺もまだまだ1人前じゃない。それに・・・君を助けるために修行しに行くんだ」
由美[ドキッ]「え・・・?」[赤面]
カエ蔵「何かあの2人、お似合いだね^^」
アズ蔵「そうかしら?」
ドドドド・・・ドアの方から何か音がする。
カエ蔵とアズ蔵「ん?」
ドアが開く。
金閣「おぉ〜牛魔王様が・・・」
割れないも団「いらっしゃった!!」
ミル空とリル戒とムル浄とタコ「あぁ!!」
牛魔王がやって来る。
悟シチとサス浄とハン戒とカエ蔵とアズ蔵「あぁ」
その牛魔王は、ガビンなのだ!! ガビンは震えている。
皆「・・・」
皆、倒れた。
ミル空「お、お前が牛魔王か!?」[汗]
牛魔王「そうみたい・・・」
由美「可愛い牛魔王ね・・・−−;」
悟シチ「へへーん、こんな奴なら楽勝だぞー!!」
悟シチとサス浄とハン戒は武器を持っている。
牛魔王「ガビ〜ン・・・あんな物振り回されたら、お城が壊れちゃう・・・○П○」
お城の上が割れて、屋根が下に落ちる。
皆「うわあぁぁ・・・」
カエ蔵「どうなってるの?」
牛魔王「凄い魔法で巨大化して、凶暴になっちゃったりするんだ・・・あっ、あ、あ・・・」
牛魔王はどんどん、巨大化していく。
ミル空とリル戒とムル浄「あぁ!!」
ミル空「何だぁ?」
牛魔王「うおぉぉぉ〜〜!!」[白目]
皆[汗]
牛魔王「うおぉ〜〜!!」[白目]
牛魔王は皆を踏もうとする。
皆「うわあぁぁ〜〜〜!!○◇○」
皆は牛魔王から逃げる。牛魔王は追いかける。
皆「うわあぁぁ〜〜〜〜!!○◇○」
由美「凶暴になっちゃったじゃないの〜!!○◇○」
牛魔王「うおぉぉ〜〜〜!!」[白目]
ムル浄「このままじゃ踏み潰されるでしゅ〜!!○◇○」
皆「うわあぁぁ〜〜〜!!○◇○」
ミル空「!」
ミル空は止まった。それは、壺を見つけたから。
ミル空「そうだ!!」
ミル空は素早く壺を取った。
牛魔王「うおぉぉ〜〜!!」[白目]
ミル空「や〜い、牛魔王!!」
牛魔王「何だぁ〜!!」[白目]
牛魔王は吸い込まれていく。
牛魔王「うおぉぉぉ〜〜〜!!」[白目]
牛魔王は身体が大きいから中々吸い込まれない。ミル空は頑張ってる。
牛魔王「うおぉぉぉ〜〜〜〜!!」[白目]
牛魔王は無事に吸い込まれた。
皆「・・・」
皆は喜ぶ。
ミル空「フゥ・・・やったぜ!!」

タコ「こうして、カエ蔵たちとアズ蔵たちは、天竺へとたどり着いたんや〜!!」
皆は、天竺にいる。
皆「・・・」
・・・「よく来たな」
結木の声。
皆「あぁ!!」
そこには、アズ蔵が写真で見た王子様の結木がいる。
アズ蔵「きゃあっ!! 素敵〜!!♡」[ハート目]
アズ蔵は早速、結木にしがみ付く。
アズ蔵「結木君、私とデートしな〜い?^^」
結木「いや・・・^^;」
ミル空とリル戒とムル浄は、結木の前に来て
ミル空とリル戒とムル浄「あの〜」[キラキラ目]
ミル空「すご〜く美味しい」[キラキラ目]
リル戒「変わったお菓子が」[キラキラ目]
ムル浄「たくしゃんあるって聞いたんでしゅけど」[キラキラ目]
ミル空とリル戒とムル浄「ありますか〜?」[キラキラ目]
結木「え? そんな物、ここにはないぞ・・・」
ミル空とリル戒とムル浄「ガ〜ン・・・だ、騙された・・・○П○」
3人は真っ白に固まった。
拓斗「あの・・・調理の腕を上げに修行に来たんですけど・・・」
結木「あぁ、それなら向こうの奥の部屋に行くといいよ^^」
由美「よぉ〜し、ぜ〜ったいに美味しい料理を作れるようになって、いいお店に生まれ変わるように頑張るぞ〜!!」
結木「2人とも、頑張れよ」
拓斗「ありがとうございます!!」
由美「・・・」[赤面]
由美は拓斗を見つめている。
カエ蔵「あのー、誰でも簡単に100点が取れる本はありますか?」[赤面]
結木「あぁ、それならこれだよ。はい」
結木はカエ蔵に本を渡す。カエ蔵は受け取る。
結木「頑張って100点取れよ」
カエ蔵「はい!! うふっ^^」
カエ蔵は本を抱きしめる。

ここは、楓たちの学校の2年6組の教室。
楓「やったぁ〜−−」
クラスメイト「ん?」
楓は寝ている。
結木「テスト中に平和な奴・・・」[汗]
そこには、ミルモとリルムとタコがいる。
リルム「起こさなくてもよろしいんでしょうか?」
ミルモ「いいじゃねぇか〜。楽しい夢、見てんだろうからさ〜」
楓「・・・・・・これでテストはバッチリだぁ♪ へへへ♪」

終わり


■ アニス (180回/2013/04/18(Thu) 16:01:17/No5228)

第39話【タコの秘密】には、登場しません。

第40話【デビル忍者見参ダゼ!】

ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ヤマネは公園のブランコで似顔絵描きの修行をしている。
ヤシチ「今日は似顔絵描きの修行だぞ。妖精忍者たる者、芸術戦争を磨くのも大切なことだからな〜・・・」
サスケ「・・・」
サスケはヤマネの似顔絵を描いてる。ヤマネも頑張って描いてる。
サスケ「・・・」[赤面]
ハンゾー「あぁ〜!!」
サスケ「あっ!」
ハンゾーはヤマネの隣にいる。
ハンゾー「ヤマネ〜、とっても上手いのら〜!!」
ハンゾーはヤマネのスケッチブックを取る。
ヤマネ「あぁっ」
ヤシチを描いてる。ヤシチを実物どおりに上手に描いている。
ハンゾー「アニキそっくりなのら〜!!」
ヤシチ「おぉ〜上手いぞ〜!! ヤマネ。実物どおり、男前に描いているではないか!!」
ヤマネ「ありがとうございます」[赤面]
ハンゾー「流石ヤマネなのら〜!!」
サスケ「・・・」
サスケは自分が描いたヤマネの絵を見る。あまり見せられない様子。
サスケ「・・・」
・・・「相変わらずくだらぬことをしておるでござるなぁ〜」
サスケ「あっ!」
ヤシチとハンゾーとヤマネ「あぁ!!」
そこには、ネズミがいる。
ネズミ「フフフのフ〜!!」
ヤシチ「ネ、ネ、ネズミ!!」

ネズミ「久しぶりでござるな〜!! ヤシチ」
ヤシチ「全くだ!!」
ハンゾー「久しぶり過ぎて、誰だか忘れたのら〜^^」
ヤシチとサスケとネズミ[汗]
サスケ「アニキの従兄弟で、ヤマネの兄さんのネズミさんだぜ!!」
ハンゾー「あぁ〜・・・」
ハンゾーは思い出したよう?
ヤマネ「お久しゅうございます!! 兄様」
ヤシチ「一体何所で何をしていたのだ?」
ネズミ「フッ、知れたことよ。旅をして修行を重ねていたのでござる!! たら〜んこたら〜んこ遊び呆けているお前とは、違うでござるよ!!」
ヤシチ「遊び呆けてなどおらん!! 拙者だって苦しい修行を積んで来てんのだぞ!!」
サスケ「そうだぜ!!」
ハンゾーは自分が描いたシシトウ師匠を見せてる。
ハンゾー「今だって、似顔絵描きの修行の真っ最中だったのら〜^^」
ネズミ「!」[何でござるか〜? それは〜・・・」[汗]
ハンゾー「獅子党師匠なのら〜!!」
ネズミ「ん〜・・・ま、まぁ、ヤシチよりはマシだな〜」
サスケ「失礼だぜ!!」[怒]
ネズミ「ならあれを見ろ」
サスケとハンゾー「ん?」
何と、ヤシチが描いたのはピンクの水玉のパンツの絵。
ヤシチ「はーっはっはっはっはっはっはっはっはー!! どうだ、参ったかー!!」
ネズミ[汗]
ヤシチ「あははははーははははははははー!!」
ハンゾー「うわぁ〜パンツの似顔絵なのら〜^^」
サスケ「流石アニキ〜!! よく似てるぜ〜!!☆」
ネズミは倒れた。
ヤマネ「あはははは」
ヤシチ「あははははーまぁな」
ヤシチは得意げに言う。ネズミは立って
ネズミ「呆れるのは通り越して、哀れに思えてきたでござる」
ヤシチ「何だとー!?」
サスケ「どうゆう意味だぜー!?」
ネズミ「おい、ヤマネ!!」
ヤマネ「はい!!」
ネズミ「今すぐ旅の支度をするでござる!!」
ヤマネ「えぇ!?」
ネズミ「今日からは、拙者と共に、旅をするでござる!!」
ヤシチとサスケとハンゾー「えぇ!?」
ヤマネ「何故(なにゆえ)でございますか!?」
ネズミ「これ以上、こんな間抜けかつ変態の元へは置いておけないでござるからなぁ〜」
ヤシチ「拙者は間抜けでも変態でもない!!」
ヤマネ「ネズミ兄様、ヤマネは此処に残りたいでございます!!」
ネズミ「ならん!!」
ヤマネ「嫌でございます!!」
ネズミ「嫌だと!?」
ヤマネ「ヤマネは、此処を離れとうはございません!!」
ネズミ「ぐっ・・・だったら兄弟の縁を切るまででござる!!」
ヤマネ「えぇ!?」
ヤシチ「おいネズミ、いい加減にしろ!!」
ヤマネ「ヤシチ兄様・・・」
ネズミ「フッフーン! そりゃあお主はヤマネを引き留めたいだろうなぁ・・・。何せヤマネなしじゃあ、なーにも出来るからな!!」
ヤシチ「な、何だって〜!?」
ネズミ「この脳なしダメ忍者め!!」
ヤシチ「うるさーい!! 拙者はヤマネなんかいなくったって、痛くも痒くもないわー!!」[怒]
ヤマネ「!! えぇ・・・」
サスケ「ア、アニキ・・・」
ヤシチ「し、知らん!!」
ヤシチは飛んでく。
サスケとハンゾー「あぁ!!」
ヤマネの目が前髪で隠れてて、涙が出る。
ヤマネ「うっ、うぅ・・・」
サスケとハンゾー「アニキー!!」

川原
ある石の上にサスケとハンゾーとヤマネは座ってる。ハンゾー、ヤマネ、サスケの順。
ヤマネ「私、旅になど出たくないでございます・・・。桃殿にだって、どのように話したらよいか・・・」
ハンゾー「いきなり来て勝手なこと言い出して、ネズミさんは酷いのら・・・」
サスケ「ヤシチのアニキだって、あんまりだぜ!」
ハンゾー「このままヤマネがいなくなるなんて、嫌なのら〜・・・」
ヤマネ「でも、仕方ないでございます!」
ヤマネはまた、体育座りになって、顔を伏せる。
ハンゾー「あぁ・・・」
サスケ「あぁ・・・」
ヤマネは立って
ヤマネ「サスケ先輩、ハンゾー先輩、長らくお世話になったでございます!!・・・うっ、う・・・」
ヤマネは泣いてる。
サスケ「・・・」[赤面]
サスケの目が前髪で隠れた。ハンゾーはヤマネにくっついて、泣き出した。
ハンゾー「うわあぁ〜ん!! また会える日も来るのら〜!?」
サスケは立ち上がって
サスケ「ちょっと待ってくれだぜ・・・」
ハンゾーとヤマネ「!」
サスケの目は前髪から出た。
サスケ「・・・・・・ヤマネを旅になんて行かせないぜ!!」
ハンゾーとヤマネ「え?」
ハンゾーとヤマネは涙が残ってる目でサスケを見る。
サスケ「こんなことになったのは、ネズミさんとヤシチのアニキの仲が悪いからだぜ。オイラ、いいこと思いついちゃったぜ!!」


由美の家
由美の服装・・・上は白色のベストで中はレモン色、下は黄緑のミニスカート。白の靴下。
由美「いいじゃないの、その作戦!! 男の子だねサスケ!!☆ 成長したじゃないか!」
由美は指を鳴らした。
サスケ「それ程でもないぜ〜!」[赤面]
由美「だけど、桃には内緒にしてた方がいいわね・・・。ヤマネのお兄さんは相変わらず、何を考えてるんやら・・・」
サスケ「オイラにもネズミさんの考えてることが分かんないんだぜ!!」
由美「でもチャンスじゃないの♪」
サスケ「は?」
由美「あんたが立てたその作戦で、ヤマネを助ける。そしたらヤマネはあんたのことを気に入るに決まってるわ☆」
サスケ「そ、そんなこと分かんないぜ・・・」[赤面]
由美「もっと自分に自信を持ちなさいよ!! 男の子だろ!! ヤマネをヤシチに持ってかれていいの?」
サスケ「そ、それは・・・」
由美「だったら、ヤマネを自分の物にするような気持ちで頑張りなさい!! ヤマネを助けた最後に、あんたはヤマネに告白して、デートに誘うこと♡ いいわね?」
サスケ「え・・・? そ、そんなことできるわけ・・・」[顔真っ赤」
由美「もう!! 男の子でしょ!! ハッキリしなさいよ!!」[怒]
サスケ「由美・・・」
由美「ヤマネがサスケを好きになるように、今度こそ、頑張りなさい!!」
サスケ「・・・ありがとうだぜ由美!!」

翌朝
楓、結木、安純、松竹は4人で学校に行ってる。勿論、妖精たちもいる。ヤシチは安純の肩でかりんとうを自棄食いしている。ミルモは楓の肩に乗ってる。
ミルモ「おーいヤシチ、何ふて腐れてんだよ!?」
ヤシチ「何でもない!!」
タコ「ほんまでっか〜?」
ヤシチ「やっかましい〜!!」[怒&白目]
タコ「ひいぃぃぃ〜!!」
ヤシチ「くっそ〜・・・あの男、拙者をバカにしまくりやがって〜・・・ににににに〜・・・」
安純「あんたねー」
ヤシチ「あ?」
安純「どうでもいいけど、かりんとうを食べるか、グ〜垂れるか、どっちかにしなさいよ〜」
安純はかりんとうを取る。ヤシチはかりんとうに捕まる。
ヤシチ「あぁぁぁぁ〜!! 持ってかないで〜!! 返して〜!! やめてぇ〜!!」
ハンゾーは後ろに隠れてる。ハンゾーは携帯でコソコソ話してる。
ハンゾー「ヤシチのアニキ、発見なのら!!」
(電話から)サスケ「よぉ〜し、ハンゾー!! ●●通りの作戦、●●だぜ!!」
ハンゾー「合点承知なのら!!」
ハンゾーは団扇で飛ぶ。
ハンゾー「アニキ〜!!」
ミルモたち「ん?」
ヤシチは安純の頭の上に移動する。
ヤシチ「ハンゾー」
ハンゾーも安純の頭の上に乗る。
ハンゾー「大変なのら!!」
楓「大変?」
松竹「どうかしたの?」
ハンゾー「サスケからこんな物を預かったのら〜!!」
ハンゾーは1枚の手紙をヤシチに渡す。
ヤシチ「あ? 手紙? 何々・・・『前略元アニキのヤシチへ』元アニキ?」
ムルモ「どうゆうことでしゅか?」
ヤシチ「『お前には程々愛想が尽きた。お前のようなアンポンタンに学ぶことはもうないぜ。よってオイラはデビル忍者として、新たな一歩を踏み出すことに決めたんだぜ・・・」
皆「ん?」
ヤシチ「デビル忍者?」
ミルモも安純の頭の上に乗る。
ミルモ「何々・・・『そんな訳でヤマネを浚ったぜ!!」
楓「えぇ!? ヤマネちゃんを浚った?」
ミルモ「『ヤマネを助けたかったら、今すぐ妖精界のワッフルタワーまで来いだぜ!!』かしこ」
結木「それ、本当にサスケが書いたのか?」
ハンゾー「! た、多分なのら」[汗]
ヤシチ「たく、アイツ何考えてんだぁ?」[汗]

公園
滑り台の上にネズミがいる。
ネズミ「おっそいでござるな〜、ヤマネ〜。すぐ旅の支度をして来いと言ったでござるのに〜・・・ん?」
ハンゾーがネズミの所に来る。
ハンゾー「た、大変なのら〜!!」
ネズミ「・・・」
後ろの木の緑の陰には、サスケとヤマネが隠れている。
サスケ「シメシメだぜ! ヤシチのアニキもネズミさんバッチリ信じ込んだぜ!!」
ヤマネ「良いのでございましょうか・・・。サスケ先輩が私を浚ったなんて、嘘八百申し上げてしまって・・・」
サスケ「全然いいんだぜ!! だって、こう言えば・・・」


−−−妄想−−−

ヤシチ「大変だぁー!!」
ネズミ「大変でござるー!!」
ヤシチとネズミがバッタリ会う。
ヤシチ「ネズミ!!」
ネズミ「ヤシチ!! もしやお主も・・・」
ヤシチとネズミは手を繋ぐ。
ヤシチ「拙者たち、ケンカなどしている場合ではない!!」
ネズミ「そうでござるな!!」
ヤシチとネズミ「シャー!!」
(説明)サスケ「2人は協力して、ヤマネを助けようと思ってるはずだぜ!!」
ヤシチとネズミは走る。ワッフルタワーが見えてくる。そこに、ヤマネが見える。
ヤマネ「あはは」
ヤシチとネズミがヤマネを抱えている姿。
(説明)サスケ「2人でゴールインした時は・・・」
サスケとハンゾー「バンザーイバンザーイ^^」


サスケ「これで2人は仲良小好し!! ヤマネも旅に出ないで済んでめでたしめでたしだぜー!!」
ヤマネ「・・・」[汗]
サスケ「我ながら、名案だぜ〜!!」
ヤマネ「あっ・・・」
ヤマネは悩んでるみたい。

由美たちの学校
由美と拓斗は、学校の噴水前に座ってる。
由美「今頃、サスケたちは上手く行ってるかな〜☆」
拓斗「・・・俺はあまり、こうゆうのは好きじゃないな」
由美「どーゆーこと?」
拓斗「どんな理由があっても、嘘はいけないことだ」
由美「香川君は固いのよ! いいじゃないの、サスケがヤマネにアタックするチャンスなんだから☆」
拓斗「サスケが犠牲になってもいいのかよ」
由美「それは・・・でも、私は応援するわ!! 好きな女の子の為に、自らを犠牲にする男・・・♡^^ これが本当の愛じゃないの!! 私、嬉しい気持ちでいっぱいなんだから」
拓斗「・・・」
由美「私はそんなサスケを応援したいのよ☆ 頑張れ、サスケ!!」
拓斗「・・・」

妖精界
アニメどおりに進んだ。ヤマネは旅に出ずに済んだ。

人間界
場所は公園。ネズミは鉄棒に乗ってる。楓、結木、松竹、由美、拓斗は鉄棒の前にいる。安純はブランコに座ってる。ヤシチは隣のブランコで身体を寝かして、目を瞑ってる。ミルモは楓の肩、リルムとヤマネは結木の肩、ムルモは松竹の肩、サスケは由美の肩、ハンゾーは拓斗の肩に乗ってる。
楓の服装・・・上はオレンジと白、下は緑のミニスカート、白の長い靴下。
結木の服装・・・上は濃い緑、下は青の長ズボン。
安純の服装・・・上は赤と白、下は緑のミニスカート、黒の長い靴下。
松竹の服装・・・上は水色、下は灰色の長ズボン。
由美も服装・・・上は赤紫、下はかなり短い青の半ズボン、靴下は長い茶色。
拓斗の服装・・・上は黒、下は紺色の長ズボン。
ネズミ「では、そろそろ行くでござる! ヤマネ、達者で暮らすでござるよ!」
ヤマネ「はいでございます!!」
楓「また来てね!!」
結木「元気でな」
ネズミ「・・・」
ネズミは団扇で飛んでった。
松竹「気をつけてー!!」
ミルモ「じゃーなー!!」
ヤマネ「うふふふ・・・ふふふ」
ヤシチ「・・・」
安純「あんたねー、見送りくらいしたらどうなの?」
ヤシチ「フンッ、胸糞悪い」
安純「たくー、素直じゃないんだからー・・・」
サスケとハンゾーとヤマネは鉄棒の上に乗ってる。
ヤマネ「サスケ先輩」
サスケ「ん?」
ヤマネ「この度は、本当にありがとうございました!!」
サスケ「そんな、大したことないぜ・・・」
サスケは手を頭の後ろに置く。
ヤマネ「いいえ、私、どうしても何か、お礼をさせていただきたいでございます!!」
サスケ「お礼?」
ヤマネ「はい!! 何なりと申し付けください!!」
サスケ「え・・・」
由美はサスケにこそっと
由美「チャンスよ☆」
サスケ「!・・・」[赤面]
サスケはヤマネの方を向いて
サスケ「だ、だったら・・・!」[赤面]
サスケ「だったら、その・・・オイラと、オイラと・・・」[赤面]
サスケの声は小さい。
ヤマネ「サスケ先輩?」
由美は小声で
由美「行け行け!! サスケ!!」
サスケ「いやその・・・オイラとオイラの・・・似顔絵を描いてくれだぜ!!」[赤面]
由美は倒れた。
ヤマネ「似顔絵?・・・はい!! 喜んで!!^^」
サスケ「へ・・・へへへへ^^」[赤面]
ヤマネは団扇で飛んでく。
サスケ「お・・・」
ヤマネはヤシチの所に来る。
ヤマネ「えへへ♪」
ヤシチは目を開ける。
ヤシチ「あ?」
サスケは鉄棒の上を早歩きで、ヤシチとヤマネが見える所まで来る。
サスケ「ん?」
そこには、ヤシチとヤマネが話している姿が見える。ヤマネは幸せそうに笑ってる。サスケは微笑む。由美は立ち上がって
由美「バカーッ!!」[怒]
サスケ「ゆ、由美・・・」[汗]
由美「せっかくのチャンスなのに・・・どうしてあんたは!!」
サスケ「だって・・・ヤマネは本当にアニキが好きなんだぜ。オイラなんかじゃアニキに敵わないぜ・・・」
由美「どうしてそうなるの!? あんた、本当にこれでいいの!?」
サスケ「これでいいんだぜ・・・。ヤマネが幸せだったら、オイラはこれでいいんだぜ」
由美「サスケ・・・」
サスケはヤシチとヤマネを見て微笑む。
サスケ「・・・これでいいんだぜ、これで・・・」
ハンゾーは後ろからサスケの肩をトントンと叩く。
サスケ「ハンゾー」
ハンゾー「サスケ、僕もいっぱいいーっぱいサスケの似顔絵描いてあげるのらー!!^^」
サスケ「・・・へへへ」
サスケとハンゾーは夕日を見る。
サスケ「サンキューだぜ」
由美「・・・(納得いかない)」
由美は不満だらけ。

終わり


■ まみいー (15回/2013/04/24(Wed) 23:01:49/No5238)

こんにちわー!まみいーです!
最後まで読ませて頂きました。
由美や拓斗など新しいキャラが
登場していて、おもしろかったです!
キャラ設定もしっかりしていて
良かったです!

では!




5214/ キリノはモテモテ
□投稿者/ まみいー -4回-(2013/04/13(Sat) 11:43:17)
□U R L/ http://なんて不可思議

前回は中途半端な終わり方でゴメンナサイ!!!
今回は本格的に仕上げようと思います!
では始まります!!!

楓「へーミルモにそんないとこがいたなんてね
ちっとも知らなかったよー」
ミルモ「でもあいつあれで結構もてるからよう」
ミルモが意地悪そうに言った。
ミルモ「ま、おれは別に何とも思ってないけどな!」
ワイワイ話しているミルモたちの前にシュッーーーと
ものすごい風が吹き通った。
楓「何だろ」
楓が気になって覗いて見ると、キリノが駆け回っていた。
その後ろはというとゾローーーーーーーと
十万にん程の妖精がキリノをおいかけていた。
楓「あのこキリノだよね?何あれ」
楓はぼう然としていた。
ミルモ「あれはキリノのことが好き
な奴がキリノを追いかけ回している
光景だ。妖精界の方がすげ〜けどな
すげ〜なあいつら人間界までついて
来たのか」
楓「へー本当にモテモテなんだね。松竹君みたい」
ミルモ「そうだな」
ミルモ達がワイワイやっているうちに
キリノがミルモの前にあらわれた。
ミルモ「おうおうキリノお前のために
団子買って来たぞ!!!」
キリノ「え、本当か?!」
楓「ほら、お団子だよ」
キリノ「わあ~ありがとな!」
キリノは可愛らしく微笑んだ。
その瞬間ミルモの心は心臓が止まりそうな
くらいドクドクしていたのだ。
顔も当然真っ赤。
楓「ミルモ?」
リルム「遂に私ダメだったのですわね~(泣)」
リルムが泣きながら言う。
楓「リルムちゃん、、、」
二人にはもうどうすることもできません。
ミルモ「よし!」
ミルモはそう言い残して飛んでいった」
楓「ミルモ!!!どこ行くの!」
その頃キリノはいつの間にやら
ヤシチ達の所にいました。
ヤシチ「キリノ!!!僕は
あなたに一生ついて行きます」
キリノ「だからいいよ、、、」
ミルモ「キリノーーーーー」
ミルモが飛んで来た」
キリノ「ミルモ?」
キリノは驚いた。
ミルモ「俺はキリノが好きだ〜っ!」
ミルモは告白した。
キリノ「な、なにを!」
ミルモ「俺はなお前が好きなんだ。」
キリノ「ば、馬鹿言うでない。」
ヤシチ「そうだ!貴様は帰れ」
キリノ「これ以上邪魔者をふやせぬ!」
キリノはもう散々だった。
ミルモ「邪魔者?」
ミルモはヤシチに顔を向けた。
ヤシチは何をする気だ!という顔で立っていた。
そしてミルモは
ミルモ「尻アターック!!!」
と、ヤシチを空高くとばしてしまった!
ミルモ「これで邪魔者はいなくなったぞ!」
その瞬間キリノは
キリノ「キリキリキリノでぽん」
竹笛で穏やかな音色を奏でた!
そしてミルモの心から恋心が消えた。
ミルモ「キリノの奴~~さっきはよくも~~
って俺今までなにしてたんだ?」
キリノ「あ、ヤシチは?」

ー安純の家ー
ヤシチ「ミルモの奴 安純の家に飛ばすとはな」
安純「さっさと掃除しなさい!その後は
洗濯よ!その後お風呂掃除よ!」
ヤシチ「残酷だ」


お終い


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■ まみいー (17回/2013/04/26(Fri) 19:33:30/No5240)

こんにちは!まみいーです!
今回は続きです!続きとか言って
日にちだいぶ経っているし、たまたま
書きたくなっただけですけどね。
ま、つまらないネタ?は辞めまして、
前回の続き小説を書きたいと思います!
でも、あまり期待はしないで下さい!
思いつきで即書いたものなので、、、。
では、始めていきます!

2話(2) キリノとヤマネ

いつも通りの朝。太陽がギラギラ光る朝。
結木は楓達より先に登校していた。
リルム「右前方右折ですわ!」
リルムに口案内して貰いながら結木は
小説を読んでいた。

すると、後ろから

楓「結木君おはよう!」
楓とミルモがやって来た。
結木「オス!」
リルム「おはようございます!楓様!
ミルモ様!」
ミルモは、土日に買ってもらった、新発売の
ハチミツ味のくもっちょを嬉しそうに食べている。
ミルモ「うんめー!やっぱり我慢して、
取っておいた甲斐があったぜ!あ~ん!ん~」
楓「もう!ミルモったら!もう当分くもっちょ
買えないよ!!今月お小遣いピンチなんだから!」
ミルモ「シュン」
リルム「まあまあミルモ様!ミルモ様には私が
手作りチョコを作って差し上げますわ!」
ミルモ「げっ?!リ、リルムが!?」
賑やかに話していると
安純「みーなーみーかーえーでー
結木君と楽しそうにしてんじゃないわよ!」
その瞬間安純が楓に襲いかかってきた。
楓「何するのよ日高さん~(泣)」
安純「あら。南さんが結木君と楽しそうに
話しているのがいけないんじゃない!」

一旦切ります。


■ まみいー (18回/2013/04/26(Fri) 23:31:21/No5241)

はい、始めます!
ミルモ「あいつら、賑やかだな!
でも、なんかもの足りねえなあ。
あ!そういや、ヤシチの奴なんもして来ねえし、
暇だな。またキリノを束縛してるのか?」
安純「ヤシチ?知らないわよ!あんな奴!
掃除もしないでどっか行くんだから!!」

キキーーーー

松竹「有難う、平井!」
平井「頑張ってください。坊っちゃま!
では!」

松竹「おはよう!南さん!」
松竹が高級車から降りて言った。

楓「何よ~日高さんが急に襲いかかってきた
からでしょ」
松竹「南さん~~僕にも話ししてよ〜」
ミルモ「あいつら、よくやるぜ!」
結木「もういい加減辞めたらどうなんだ。」

安純「結木君がそう言うなら」
日高は結木の手を組む。
楓「日高さん!いちいちくっ付かないでよ!」

こうしていつも通りの登校が始まる。

その頃、ヤシチは・・・

ヤシチ「なんでそんなに嫌がるのだ?
キリノ「だって、今日は用事があるから」
ヤシチ「用事なんて明日で
いいのではないか?」

やはりヤシチはキリノを無理矢理何処かへ
連れて行こうとしていたみたいだ。

キリノ「分かった。ちょっとだけ。」
キリノは渋々とヤシチについていった。

そこはヤシチ達が修行をする、川原だった。
そこでは、いつものメンバーの
サスケ、ハンゾーが的に手裏剣を飛ばして、
修行をしていた。
サスケ「えいっ!やあっ!だぜ!」
ハンゾー「それっ!ほいっ!なのらー」
サスケとハンゾーは修行に夢中で
こちらに気付かない。

するとサスケ達の前からもにょもにょもにょ。
ファンシーショップの店長が地面から出て来た。

サスケ「うわあ!急になんだぜ!」
ハンゾー「僕たち、今日は何にも買ってないのら~」
店長「お届け物です」
そう言って荷物を置くと
店長「有難うございました。」

またもにょもにょと地面へと戻って行った。

そこにおいてあった荷物はオレンジの
マグカップだった。
サスケ「このマグカップはきっと」
そこでマグカップが光った。
ヤマネ「お久しぶりでございます。」
ヤマネが笑顔で言った。
ヤシチ「あの子は一応拙者の弟子の
や・・・
言いかけた時、さすが忍者として感がいいのか
ヤマネ「そこに誰かいるでございますね!」
ヤシチ「ギクッあいつはすごく強いんだ!
でも、最強忍者のおぬしには負けるがな
でも気をつけろよ!」
ヤマネ「盗み聞きとは許せませぬ‼いきます‼
ヤマネはてんだん‼‼」
キリノ「このくらい、はてんだん返し‼‼」
そういうとキリノは誰一人ヤマネも傷付けずに
ヤマネのこうげきをはてんだん返しをして
止めたのだ。
周りの空気は一気にぼうぜんとした
空気となった。

すると一番にヤシチが、
ヤシチ「すごいぞーすごいぞキリノ!」
ヤシチが一気に歓声をあげる。




■ まみいー (19回/2013/04/27(Sat) 13:39:13/No5243)

ヤシチが歓声をあげると一気にぱあっとした
雰囲気になった。

サスケ「あいつなかなかやるぜ!」
ハンゾー「だれなのら?」

皆が明るくなった。しかし、ヤマネだけは気分が
あまりのらない表情だった。

その訳は、ヤシチが自分を褒めては
くれなかったからだ。

ヤマネ「キリノ姉様、さすがでございます。
やはりヤシチ兄様はキリノ姉様の事が・・・。」

ヤマネキリノ以外「ええっ!!」
ヤシチ「ちょっと待て!キリノはヤマネの事を
知っていて、ヤマネもキリノの事を知っていた
という訳か!それにキリノ姉様というまでの
仲だったのか。世の中狭いんだな」
ヤマネ「はい!その通りでございます‼

私達は、ヤシチ兄様に出会った日に
出会ったのでございます‼」
ヤシチ「え?」
キリノ「そう!私達は、ヤシチがヤマネの修業を
終えて去って行った後に出逢ったんだ。
ヤマネがヤシチの背中を眺めて、
寂しそうにしていたんだ。
それを見た私は、一緒に修業を
徹底的に教え込んだんだ!それから、
ヤマネは成長し、こんなに大きく、強く
なったんだ。ヤマネには忍者の才能ってもんが
あったのかもな。何時も修行を頑張っていたよ。
私がいない時もずっとね。いつしかヤマネは
私の事をキリノあねさま。と呼ぶようになった。
とっても嬉しかった。」

キリノは思い出すように思い出話を語った。
ヤマネはすこし嬉しくなった。

しかし、ヤシチを取られるのは、
当然嫌だった。

ヤマネ「キリノ姉様、ヤシチ兄様を掛けて
・・・いえ、勝負して欲しいでございます!」
ヤマネはキリノに、ヤシチを掛けて、勝負
を挑んだ。キリノは訳がわからなかった。
しかし、ヤマネは、すこしもぶれず、
ヤマネ「きえい!きえい!きえい!」
手裏剣を思わぬ速さで飛ばす。
しかし、キリノはそれを綺麗にかわす。
キリノ「ほいっ!やあっ!」

しかし、これでは川原がめちゃくちゃになる
と思ったキリノは手裏剣を一瞬にして
拾い上げたのだ。
もう勝てないと分かったヤマネは、
攻撃をするのを辞めた。
ヤマネ「やはりキリノ姉様は、
ヤシチ兄様の事が」
キリノ「何を言う!私はヤシチの事など
思っとらん」
ヤマネ「え?それでは今までのは
全て私の勘違いだったのでございますか?」
キリノ「そういう事だ!私が嫌がっているのに、
ベタベタくっついて来るんだ‼」
ヤマネ「そうだったのでございますか!
私の勘違いでしたか。でも、
あんしんはしてないでございます‼
これでヤシチ兄様への恋は終わったのですね!
ヤシチ兄様の好きな人がいるとわかった限り!
キリノ姉様をこんな立場にしたくなかった
でございます!」
キリノ「ちがう!私はむしろ、ヤマネと
ヤシチがなってくれた方が楽だし、
お似合いだと思う。」
キリノがそう言うと、今まで黙って
話を聞いていたヤシチが、
ヤシチ「そうだったのか・・・。
ヤマネに変な誤解をさせちまったのだ!
拙者はキリノへの恋心を辞める!」
ヤマネ「ですが・・・それではヤシチ兄様は」
ヤシチ「もう良いのだ!このまま相手に
されなかったらこっちも虚しいしな‼
だからヤマネ落ち込むな‼
今はただミルモを倒す事を考えてれば良いのだ‼
キリノにもなかまにはいってもらいたいしな!」
ヤマネ「え?」
ヤシチ「ミルモを倒すためにな‼キリノは
強いからな‼ミルモなんか一撃だからな‼
まずはキリノを仲間にいれる事からだ‼
そしたら、拙者、ヤマネサスケ、ハンゾー
そしてキリノで頑張ればいい‼
ヤシチが優しい笑顔で言った。
ヤマネ「そうでございますね!」
サスケ「だぜ!」
ハンゾー「なのら」
キリノ「ええっ!わたしも?!」

こうして恋の決闘は終わったのであった。
そのころミルモはくもっちょをたべながら、
キリノと戦う夢を見ていたのであった。




5245/ ガイア族☆物語〜リクエスト(こやまるさん)編〜
□投稿者/ レイラ -40回-(2013/04/28(Sun) 11:52:13)

皆さん、大変お久しぶりです。
今回はこやまるさんからのリクSSを
(失礼なほど遅れて)投稿しにきました。
遅くなって本当に申し訳ありません。
ではこやまるさん、その他の皆さんも
楽しんでいただければ幸いです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(メイン:ウィン×ピクモ ゲスト:ムルパピ)

「いれかわり☆ソフトクリーム☆ぱにっく」


-ミルモの里の上空に漂うとある雲の上にて-

「〜〜〜♪すうりょーげんてー(数量限定)
 ミックスバニラチョコストロベリーの
 ソフトクリームはホントおいし〜ね〜♪」
「ウィンは本当にソフトクリームが好きなのね♪」
「うん♪ボク、ソフトクリームだ〜いすき♪」
雲の上で仲良く会話をしている2人の妖精。
ガイア族の風の神•ウィンと雲の神•ピクモ。
ガイア族の中でもとりわけ仲の良いこの2人は
雲に乗ってミルモの里の上空を散歩していた。
本日限りの数量限定販売のソフトクリームを
どうしても食べたいと言い出したウィンに
朝早くからピクモは付き合わされて、
まだ眠気が残っているのかあくびをした。
「ふぁ〜まだ少し眠いわね〜…え?」
目をこすったピクモは雲の進む先を見ると…。

-ミルモの里のとある道にて-

一方、時を同じくして
普通の妖精より一回り小さな女の子妖精が
本日数量限定のソフトクリームを「2つ」
手に持って「ある妖精」の元へ走っていた。
「あ〜危なかったでちゅ!
 あと一歩遅れたら売り切れに
 なってたところでちた!」
ウサギの帽子を被った妖精•パピィは
独り言を呟きながら走っていた。
「(これをムルモに渡ちて…一緒に食べるでちゅ!
  そ…それで…今日こそは
 「好き!」って告白するでちゅ!)」
顔を赤くしながら一人そう心に決めて
走っているうちに目の前に「例の妖精」に
近付いてくるのが見えた。
「あっ!いたでち!ムルモ〜〜〜!」
「ホエ?ぱ!パピィ!」
走ってくるパピィに気付いてムルモは
一瞬戸惑う素振りを見せた。
「こ、このソフトクリーム!一緒に…!」
言いかけたところでパピィは
足下の石に思いっきりつまづいた。
「きゃあっ!!!」
転んだ瞬間、パピィは手に持っていた
ソフトクリームの一つをすごい勢いで
投げてしまった。ちなみに片方は無事だ。
そして…

“ベチョッ!”

という不快な音が一瞬その場に響き渡った。
「いたたた……えっ?」
パピィが顔を上げると目の前に
とんでもない光景が映ってしまった。
「あぁ〜〜〜!ムルモ〜〜〜!!!」
そう…ムルモの頭にソフトクリームが
ベッチョリとかかっていた。
「ホ、ホエ〜〜〜〜〜!!!」
あまりにも突然の出来事だったので
一瞬自分に何が起きたのかわからなかった
ムルモはハッ!となった瞬間悲鳴をあげた。
「なっ!なにするんでしゅか!パピィ!」
当然ムルモはパピィを責めたてた。
「そっ!そっ!そんな怒る事ないでちゅよ!」
「こんな事してまで何でしゅかその口は!」
「あ、あたちはそんなつもりで
 ソフトクリーム持ってきた訳じゃないてちゅ!
 よけないムルモが悪いじゃない!」
「カーーーッ!なんでしゅってーーー!」
「もーーーっ!なによーーー!」
いつものように素直じゃないケンカを
はじめてしまったムルモとパピィ。
ケンカはおよそ5分続いた…。
「あー!もういいでしゅ!
 パピィなんか知らないでしゅ!」
「ふん!それはこっちのセリフよ!」
ムルモとパピィはお互い反対方向に進んでいった。


■ レイラ (41回/2013/04/28(Sun) 12:17:49/No5246)

-あんみつ池-
「あー!もう!あたちのバカバカ!
  どうちていつもこうなるのよ!」
パピィは先程のムルモとのケンカを
いつものように反省していた。
「今回ばっかりはあたちが悪いのに…
 またやっちゃいまちた…
 どうすればいいでちゅー!」
池の前に座ってパピィは自分を責めていた。
すると、後ろから一人の声が近付いてきた。
「む〜っ!ソフトクリーム、
 うりきれちゃったじゃん!」
「えっ?」
パピィが振り返ると何やら歩きながら
ぷんすかと怒っている男の子妖精がいた。
「あ…あれ?…あなたって…?」
「えっ?…!!!きみは…!」
男の子はパピィの存在に気付くと
何故か少し戸惑ったような顔をした。
「たしか…あなたって…」
少し見覚えのあった男の子の正体を思い出すと
パピィは「どうしてここに?」という顔をした。

-誰もいない広場-
その頃ムルモは人気のない広場にいた。
「まったく…パピィときたら…」
ムルモは先程の事をまだ怒っていた。
ぶつけられたと思われるソフトクリームは
魔法できれいになくなっていた。
ぶつぶつ言っていると一人の女の子妖精が
ムルモの方へ近づいてきた。
「あの〜?ちょっといいかしら〜?」
「ほえっ?…!あっ!あなたは!」
「お久しぶりね、ムルモ」
「ど、どうしてここにいるのでしゅか!」
「ちょっと用事があってお散歩していたんど、
 思わぬアクシデントが起こっちゃって…
 それであなたに用があるの…」
「えっ?僕になんの用でしゅか?」
「ええ…実は…」


■ レイラ (42回/2013/04/28(Sun) 13:24:47/No5247)

-再びあんみつ池-
「えっ?ウィンたんも限定ソフトクリームを
 買いにきたんでちゅか?」
「そ〜だよ〜♪ボク、ソフトクリームが
 い〜っちばん大好きなんだ♪」
「でもさっき「売り切れた」とか
 言ってまちたよね?
 買えなかったのでちゅか?」
「ううん、「一つ目」はちゃんと買えたよ?
 でもちょっと「トラブル」があって
 ダイナシになったんだ。
 それで2つ目を買いにいったんだけど
 もう売り切れてたんだよ」
「それはついてなかったでちゅね…」
「そーだよー!もうサイアクだよー!
 まだちょっとしか食べてなかったのにー!」
「そんなに怒ってるという事は
 「誰かと」トラブルになったんでちゅか?」
「えっ!?」“ギクッ!”
「?」
普通に質問しただけなのに
まるで内緒事の図星をつかれたような
反応をしたウィンにパピィは疑問を浮かべた。
「えっ…えっと…その…まぁ…」“オロオロ”
「(わかりやすいでちゅ…)」
明らかに動揺しているウィンに
パピィの猜疑心はさらに深くなっていった。
しかし、こうして気軽に話しているとはいえ
相手はあくまでも妖精界の五大元素を司る
妖精の神様•ガイア族の一人…。
神様の心境をえぐるようなまねをしたら
後々自分に神罰が下りそうで怖かったので
パピィはこのわかりやすい神様の内緒事には
もう首を突っ込まない事にした。
「まぁ、あたちには関係ない事でちょうから
 言う必要なんてありまちぇんよね」
「えっ…あ…いや…そ、そうでも…」
「?」
話しを変えるつもりで言ったのに
ウィンは安心するかと思いきや
逆に迷ってしまった様子で
なんというか…複雑な表情だった。
パピィはウィンを不思議そうに見つめた。
「(ホントは…カンケーなく…ないんだけど…)」
ウィンは心の中でそう呟いた。


■ レイラ (43回/2013/04/28(Sun) 14:20:26/No5249)

それは…つい先程の事だった。
ウィンが限定発売のソフトクリームを
満足そうに堪能していた頃、
乗っていた雲を操っていたピクモが
わずかな眠気からあくびをした時だった。
「えっ…?」
ピクモがあくびをして目をこすった後、
雲の進む先を何気なく向くと…
「ギャアー!」
「きゃっ!」
突然目の前にペット妖精•ギャアが現れ、
驚いたピクモは進んでる雲に
慌てて急ブレーキをかけた。
「わっ!」
急ブレーキの衝動でウィンは雲の上で倒れた。
そしてその時、手に持っていた
ソフトクリームをはなしてしまった。
「あー!ボクのソフトクリームー!」
ソフトクリームは雲から落ちて
地面へ真っ逆さま…。
そして…

“ベチョッ”

という音が下から聞こえた。
ウィンとピクモは思わず下をのぞいた。
すると、2人の目に映ったのは
地面に落ちたソフトクリーム…ではなく、
ムルモの頭に落ちたソフトクリームだった。
「えーーーっ!」
「あらまぁ…」
ムルモの運の無さに2人は同時に驚いたが
ムルモは何故か目の前で片手にウィンと同じ
ソフトクリームを持っていたパピィと
ケンカを始めてしまった。
理由はケンカの内容を聞けば大体わかったが
ムルモの頭の上にあるソフトクリームが
ウィンの落としたソフトクリームである事は
間違いなかった。
何故なら、下の2人は気付いていないようだが
ムルモの遥か後方にパピィが投げたのだろう
もう一つのソフトクリームが
落ちていたからである。
ウィンとピクモは丁度2人の真上にいるので
ウィンが落としたソフトクリームが
あんな所に落ちているわけがない。
つまり、ムルモの後方に落ちている
ソフトクリームこそパピィが転んで
投げたソフトクリームであり、
ムルモの頭に落ちたソフトクリームは
ウィンのソフトクリームという事になる。
しかし、ムルモもパピィも後方の
ソフトクリームに気付いていないため、
お互いにムルモの頭に落ちたソフトクリームを
パピィの物だと勘違いしてしまったのだ。
「あわわわ!ど、どうしよ〜!」
ウィンはパピィに思わぬ濡れ衣を
着せてしまった事に動揺してしまった。
「ウィン、2人に謝ってきなさい」
ピクモが慌てるウィンにそう言うと
ウィンはその言葉に引っ掛かりを感じた。
「えっ?ボクだけ?」


■ レイラ (44回/2013/04/28(Sun) 14:57:26/No5250)

そう…元はといえばピクモがギャアに驚いて
急ブレーキをかけなければ
ウィンはソフトクリームを落とす事はなかった。
「ケンカの原因」を作ったのは自分だが
「原因の原因」を作ったのはピクモじゃないか。
その「原因の原因」を作った人に
謝ってくるように促されるのは
少々理不尽のような気がした。
「な!なんでボクだけあやまらなきゃいけないの!
 そもそもピクモがキューブレーキかけなければ
 こんなことにならなかったんだよ〜!」
ウィンは不満そうに声を上げて返した。
「確かにそうかもしれないけど…」
「おまけにせっかくのソフトクリームが
 ダイナシになっちゃったじゃないか!
 まだちょっとしか食べてないのに
 どうしてくれるの!」
ウィンの言葉にピクモは少し声を重くした。
「ウィン…大事なのはソフトクリームなの?」
「だって!だってだって!」
「自分が原因であの2人がケンカしているのに
 大切なのはソフトクリームなの?」
「だーかーらー!「ゲーインのゲーイン」は
 ピクモじゃないかーっ!」
「ウィンっ!いい加減にしなさいっ!」
いつもお淑やかなピクモは珍しく声を上げた。
ウィンは一瞬ビクッと体をこわばらせたが
顔がだんだん怒りの感情をあらわしてきた。
「なんで…なんでボクだけが悪いんだよ!
 ボクはあの2人をケンカさせたくて
 ソフトクリーム落としたわけじゃないんだよ!
 ピクモがキュー(急)ブレーキかけたからだろ!
 なのになんでボクだけが
 あやまらなきゃなんないんだよっ!」
ウィンはいつもより言葉遣いを
乱暴にしてピクモに反論した。
「まぁ!そんな悪い言葉遣いはダメでしょ!
 いつからそんな子になったの!」
「どーだっていいだろ!そんなこと!
 だいだいボク悪くないもん!
 なんどもいうけど「ゲーインのゲーイン」
 作ったのはピクモだろ!
 なにボクが悪いからあやまれとかいってるわけ!」
「もう!ウィンったら!少し考え直しなさい!」
「それはこっちのセリフだよ!!!
 ピクモのバーカッ!!!!!」
「そんなに悪い口叩くなら
 もう遊んであげないわよ!!!」
「い!いいもーんだ!べーーーっ!」
ウィンはピクモに向かって舌を出すと
雲の上から飛び降りた。
「ウィン!待ちなさい!」
ピクモはウィンを引き止めようとしたが
ウィンはピクモの方を振り向くと
「べーっ!」と再び舌を出して飛んでいった。
「もう…ウィンったら…」
「ふーんだ!ピクモのバーカッ!」


■ レイラ (45回/2013/04/28(Sun) 15:45:43/No5251)

そして現在…
「(う〜ん…ホントのこといえば
  2人もなかなおりできるんだけど…
  なんてセツメイすればいいんだろう?
  そもそもアレはボクが悪かったの?
  たしかにボクはソフトクリーム
  落としちゃたけどもとはといえば
  ピクモのせいだし…
 ボクは悪気あったわけじゃないし…
  でも2人をケンカさせたままに
  するわけにはいかないし…
  でもでも!ボクがあやまって
  ピクモがあやまらないなんて
  すごくリフジン(理不尽)なきがするし…)」
「あの〜?ウィンたん?」
ものすごく悩んだ顔をして一人
モヤモヤしたオーラを発するウィンに
パピィの声は聞こえてもいなかった。

「パピィ!」

すると、後ろから新たなる声が聞こえてきた。
その声に反応してパピィとウィンは振り返った。
「ム!ムルモ!」
声の主は先程パピィがケンカしたムルモだった。
そしてムルモの隣には
もう一人の妖精が立っていた。
ウィンはその妖精を見た瞬間、
顔が真っ青になってしまった。
「ピ!ピクモ!?」
ムルモとピクモ…
この2人が一緒にいるという事は
事情を知るウィンにとって想像がたやすかった。
「あら、ウィン?」
ピクモがウィンの存在に気付くと
ウィンはビクッ!と体をこわばらせた。
ウィンは正直、今すぐこの場を逃げ出したかった。
しかし、体が固まったせいで
足が動いてくれなかった。
ウィンがそうこうしているうちに
ムルモはパピィに近づいてきた。
「パピィ…」
「ム、ムルモ…あの…」
目の前に来たムルモにパピィは少し戸惑った。
「さっきは悪かったでしゅ」
「えっ?」
何故かムルモが謝ってきた事に
パピィは声が裏返ってしまった。
「あれはパピィのじゃなかったんでしゅ」
「あれって…ソフトクリームの事…?」
「そうでしゅ」
「どういうことでちゅ?」
話しを進めるムルモとパピィを見て
ウィンは内心、さらに焦っていた。
「(あわわ…やっぱりムルモ、
  ピクモからぜんぶきいたんだ〜!)」
そんなウィンをピクモは密かに
何かを思ってるような目で見つめていた。
そしてムルモは事の本質をパピィに伝え終えた。
「えーっ!あ、あれはあたちの投げた
 ソフトクリームじゃなかったの!」
「そうでしゅ。ピクモしゃんの
 言った事は本当みたいでしゅ」
「じゃ、じゃあ…」
パピィはウィンの方を見た。
「っ!!!(ど、どうしよ!おこられる!)」
パピィの視線にウィンの恐怖心は爆発寸前だった。
「パピィ…ウィンしゃんの事は
 許してやってほしいでしゅ…」
「「えっ?」」
ムルモの意外な発言にパピィとウィンは
ポカンとした顔になってしまった。


■ レイラ (46回/2013/04/28(Sun) 16:16:33/No5252)

「どういう事でちゅか?」
「「自分の不注意が原因でウィンしゃんは
  ソフトクリームを落として、
  僕達をケンカさせてしまった…
  悪いのは自分だからウィンしゃんは
  許してあげてほしい」って
 ピクモしゃんがお願いしにきたんでしゅ」
「えー!」
ムルモの発言に最も驚いたのはウィンだった。
あれほど自分に謝れと促し、
ケンカまでしてしまったピクモが
そんなお願いをしていたなんて…。
ピクモはムルモとパピィに近付いてこう言った。
「ごめんなさい、パピィ…
 あなたに思わぬ濡れ衣を着せてしまって…
 でもね、ウィンは悪くないのよ?
 私が寝不足で周りに不注意だったから
 あんな事になってしまったの…
 原因を作ったのは私だから
 ウィンの事は許してあげて?」
「え…あ…はぁ…」
「………」
ウィンはパピィに謝るピクモを見て
罪悪感が湧き上がっていた。
「(どうして…?ピクモ…?ボク…
 あんなにひどいこといったのに…!)」

自分だけ謝るように言われて納得いかない自分が
散々「原因の原因」呼ばわりしたピクモが
自分をかばうような行動をとっている…。
ケンカしてから間もないのに
全く怒ってる様子はなく、
むしろ自分が全て悪いと名乗りでてくる…。
それに比べて自分は「どっちか悪い」という事に
こだわって「ホントの事」を言い出せず、
謝る事さえしようとしなかった…。
あぁ…やっぱり自分は子供なんだ…。
「怒られたくない」とかくだらない理由で
都合の悪い事から逃げようとして
誰かに迷惑をかけてしまう「弱虫」なんだ…。
その上そんな自分に優しくしてくれる人に
ケンカをふっかける程の「愚か者」なんだ…。
ホントの「バカ」は自分じゃないか!!!
ピクモに吐き捨てた言葉が…
自分に返ってくるなんて…!

「っ……うっ……ひっ……」
ウィンの目にはじわじわと涙が溜まってきた。
そして目からポロッと涙が落ちた。


■ レイラ (47回/2013/04/28(Sun) 16:59:20/No5253)

「うああぁぁぁん!!!!!」
「「「!?」」」
突然大声で泣き出したウィンに
3人はビックリしてしまった。
「ウィン!どうしたの?」
泣き出したウィンに真っ先に
駆け寄ったのはピクモだった。
「ごめんなさい!ごめんなさい〜!
 ピクモは悪くないんだよ〜!
 悪いのはぜんぶボクなんだよ〜!
 うわああぁぁぁん!!!」
「ウィン、違うのよ?あなたの言う通り
 私が急ブレーキさえかけなければ
 こんな事にはならなかったのよ?」
「ちがうっ!ちがうもんっ!!!
 あれはボクが悪かったんだよ〜!!!
 ボクが「ソフトクリームたべたい」
 なんていわなければみんなに
 メーワクかけなかったんだよ〜!!!
 ピクモは悪くないんだよ〜!!!
 うわああぁぁぁん!!!」
ピクモが優しくなだめても
ウィンはわんわん泣くばかりだった。
「ウィン、泣かないで?
 私もう気にしてないのよ?
 ウィンはソフトクリームを
 食べたかっただけですものね?
 ウィンに付き合ったのは私の意思よ?
 ねぇ?だからもう泣かないで?」
ピクモは泣き喚くウィンの手を
ぎゅっと握って慰める体勢をとりながら
なだめの言葉をかけていた。
しかし、泣き声はおさまる事を知らず、
ウィンはただただ泣くばかりだった。
いつもなら素直に泣き止んでくれるのに
いつものように泣き止んでくれない
ウィンにピクモはすっかり困ってしまった。
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!
 ごめんなさいぃ!うああぁぁぁん!」
「もう、ウィン、赤ちゃんみたいよ?
 いい子だから泣き止んで?ね?」
すっかり2人だけの空間が
出来上がっているウィンとピクモ…。
若干蚊帳の外の存在になりかけていた
ムルモとパピィは呆然としながら
2人の母子劇場を見つめていた。
するとパピィは何か思い付いたような
顔を浮かべてピクモに近付いた。
「あの〜ピクモたん?」
「はい?」


■ レイラ (48回/2013/04/28(Sun) 18:09:52/No5254)

「うああぁぁぁん!ごめんなさい!
 ごめんなさいいぃぃぃ!!!
 うわああぁぁぁん!!!!!」
「は〜い♪ウィン♪お口あ〜ん♪」
「ふぇ?」
ピクモの発言と共に口の中に
ひんやりとした物が入ってきて
ウィンは思わず口を閉じた。
その瞬間、口の中に
濃厚なバニラと甘いチョコ、
そして甘酸っぱい苺の味が広がった。
「お…おいしい…」
口の中で溶け合った「おいしいもの」に
ウィンの泣き声はぴたりと止まった。
「どう?すぐに泣き止むおまじないよ?」
ピクモは片手にスプーンとあるものを
持ったままニコリとしてそういった。
「ピ…ピクモ…それ、どうして…」
ピクモの持った「おいしいもの」を
見た瞬間、ウィンは内心驚いた。
ピクモが持っていたのは
ウィンが落としてしまった
あのソフトクリームだったのだ。
「これはね、パピィがくれたのよ?
 私達の事、許してあげる印だって」
「えっ?ど…どうして?」
ウィンはパピィに尋ねた。
「ちゃんと謝ってくれたからでちゅ。
 それにわざとじゃないなら
 責めたって仕方がないでちゅ」
パピィに怒ってる様子がないのを見て、
ウィンは少しうつむいて口をもごもごさせた。
「えっと………めん…」
「えっ?」
「………んね……」
ウィンは恥ずかしそうに顔を赤らめて
何か言いたそうに口を動かしていた。
「ウィン?もっと大きな声で
 言わないと聞こえないわよ?
 ちゃ〜んと言えるわよね?」
「うん…」
ピクモに言われてウィンはパピィの方を向いた。
「……パピィ…ごめんね…」
少し小さかったけどウィンの言葉は
しっかりとパピィにも聞き取れた。
「いいんでちゅよ!あたち怒ってないでちゅ!」
「うん…」
「ウィンいい子ね〜♪よく言えました〜♪」
「えへへ…」
ピクモに褒められてウィンは
少し照れくさそうに笑った。


■ レイラ (49回/2013/04/28(Sun) 18:40:43/No5256)

そしてその後…
ウィンとピクモ、ムルモとパピィは
一騒動を終えてそれぞれ別れた。
ムルモとパピィは妖精デパートで
一緒にお茶をするらしい。
ムルモがパピィを責めてしまった
お詫びとして誘ったのだ。
2人を見送って2人きりになった
ウィンとピクモは再び雲に乗って
上空散歩を再開していた。
ウィンはパピィからもらった
ソフトクリームを持ったまま
ピクモに話しかけた。
「ピ…ピクモ…」
「ん?」
「えっ…と…あの…ごめんなさい…」
「えっ?」
「いろいろ…ひどいこといったり…
 メーワクかけちゃって…」
ウィンは恥ずかしそうにそう言った。
するとピクモはにっこりと微笑んで
ウィンの頭を撫ではじめた。
「いいのよ?気にしないで?」
「…うん」
ピクモのいつもの笑顔に安心したのか
ウィンは少しだけ嬉しそうに笑った。
そして2人はいつもどおり仲良く
ガイアの里に帰っていった。


           〜おしまい〜


■ レイラ (50回/2013/04/28(Sun) 18:54:04/No5257)

後書き

やっと書き終わりました…。
この機種で書き込みし続けるのは
本当に大変です。早くPC欲しい…。
そしてなんとかしたい私の二次創作の
クオリティーの低さ…。
リクエストしてくださったこやまるさん。
遅過ぎる上にせっかくのリクエストが
こんなんで本当に申し訳ありません。
完全にリクエストからそれてますよね?
パピィの喋り方ってこれであってましたか?
曖昧だったので違っていたらすいません。
もっと修行してきます…。
それでも楽しんでいただけたなら本当に幸いです。
では、すいませんでした。


■ まみいー (20回/2013/04/28(Sun) 21:27:42/No5258)

まみいーです!初めまして!
小説ここまですごくワクワクしながら読ませて
頂きました!
ガイア族・ムルパピ中心というすごく斬新なお話
だとおもいます!ここからのお話はどんな
お話になるのやら・・・
すごく楽しみです!
レイラさんのお話は誰も作れないないような
すごく斬新なお話で、とてもレイラさん
独特の楽しさ、面白さがあって、とても
楽しく読めます!
それにとてもワクワクなお話が長く書いてあって、
すごく真剣になって一人騒ぎながらよんでいます。
この後、ムルパピ、ガイア族はどうなるん
でしょうか。そんな事を思うだけで、
すごくテンションがMAXMAXになる
私です。でもまさかパピィとウィン
が出会うとは・・・
予想外ですね!
これからも私を驚かせてくれるお話、
がんばってください!私は、もう我慢出来ないくらい
楽しみです!これからも小説頑張ってください!
応援してます!楽しみにしてます!


■ レイラ (51回/2013/04/29(Mon) 19:06:14/No5260)

まみいーさん、こんばんは。
この度はいち早いリクSSのご感想、
誠にありがとうございます。
こんな低クオリティーかつ幼稚な作品に
そこまで言っていただけるとは
半日かけて書き込んだかいがあります。
このリクエストSSは元々、
リク主のこやまるさんからの
「ムルパピのケンカに巻き込まれ、
 神様であるガイア族なら
 どんな言葉をかけるか」
というリクエスト内容を元に
考えたストーリーなのですが、
見ての通り「カ•ン•ゼ•ン•に」
リク内容から話が逸れています。
メインのウィンとピクモまで
ムルパピにつられてケンカしています。
それでも楽しんでいただけたようで
まみいーさんのご感想に安心しました。
先程、掲示板で募集しはじめた
SSリクエストにもいち早い
第一オーダーありがとうございます。
できる限り、ご要望にお応えした
リクSSにしたいと思います。
リクエスト以外のオリジナルSSは
それなりに考えてありますので
リクエストSSを優先にしつつ
オリジナルSSも時間があれば
更新していきたいと思います。
幼稚な駄作になるかもしれませんが
それでも楽しんでいただければ幸いです。
私は元々小説よりもイラストを中心に
このサイトで投稿していたのですが
不運にも愛用PCが壊れてしまい、
かれこれ半年くらいPCからの投稿不可を
余儀なくさせられています。
現在使用している機種では
文章のみの投稿しかできないため、
小説しか創作手段がないのです。
私は来年で学生卒業の予定(?)なので
新しいPCを手に入れるには
早くても後一年くらいかかるでしょう。
早く新しいPCが欲しいです。
それでは、今回はこれで失礼します。




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(2009.5 koyamaru edit)