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皆さん、こんばんは☆
『第12話 水と氷の城、マーキュリー・キャッスル』
無事ワルミの記憶を取り戻す事が出来たリルム達。 今回は時間を戻してヤシチ、マンボ、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、インチョが向かったマーキュリー・キャッスルを見てみましょう。 ヤシチ「では扉を開けるぞ!」 ギギーッ・・・。 ヤシチ達は扉を開けてマーキュリー・キャッスルへと入っていきました。 マンボ「これがマーキュリー・キャッスルか・・・。」 マーキュリー・キャッスルはありとあらゆる場所が氷で覆われており、上から滝も流れており、天井には無数の氷柱があります。 サスケ「何だか綺麗な城だぜ〜。」 ハンゾー「雪合戦でもやりたいのら〜。」 ヤマネ「そんな事を言っている暇はありませぬ、サスケ先輩、ハンゾー先輩!」 インチョ「そうですよ、それよりも・・・」 ???「随分と余裕があるみたいですね・・・。」 ヤシチ達の前にカゲミが現れました。 ヤシチ「カゲミとやら!ヤマネと何があったのだ!?」 カゲミ「無駄口を叩くのは時間の無駄です・・・。忍者なのにこの様な簡単な事も分からないのでございますか・・・?」 マンボ「うっわ〜、キツイ事言いやがるな・・・!」 サスケ「ア、アニキをバカにするなだぜ!」 ハンゾー「そうなのら〜!」 カゲミ「おやおや、貴方達の様な雪合戦をしようとしていた半人前の忍者に言われたくありませんね・・・。」 サスケ「そ、そんなだぜ!」 ハンゾー「酷いのら〜!」 ヤマネ「カゲミ殿!先輩方の文句を言うのはやめてくださいませ!文句を言うならば私だけにしてくださいでございます!」 カゲミ「あ〜らそう?じゃあヤマネ!あんたは昔っからしつこいのよ!あんたとの縁は切ったって言ってるでしょ!」 ヤマネ「! ・・・・・。」 インチョ「一体二人の間に何があったんでしょうか?」 カゲミ「貴方達の気にする事じゃありませんよ・・・。ではそろそろ勝負を始めましょうか・・・。」 ヤシチ「勝負と言ってもどうやるのだ?」 カゲミ「少しは考えて欲しいですね・・・。やはり貴方も半人前の忍者の様ですね・・・。」 マンボ「い、いちいち五月蝿い野郎だぜ!」 カゲミ「まぁ、どのみち教えなければいけないから教えてあげますよ。私って親切ですね。やはり一人前の忍者は私だけの様ですね・・・。」 サスケ「い、嫌味な奴なんだぜ〜!」 カゲミ「勝負方法は簡単です。まず第一の関門としてこの城の奥まで来てもらいます。奥まで到達したら第二の関門として私との勝負です。」 ハンゾー「二つも関門を越えなきゃいけないのら!?」 カゲミ「相当のうつけですね・・・。言っても分からないみたいですね・・・。」 ハンゾー「わ、分かってるのら〜!」 カゲミ「これなら結果はもう把握できましたね・・・。では期待はしてませんけど待ってますよ・・・。」 ボンッ! カゲミは煙と共に消えました。 インチョ「ど、どうします?進みますか?」 ヤマネ「・・・もちろんでございます。」 マンボ「え?」 ヤシチ「ヤマネ・・・。」 ヤマネ「カゲミ殿に私の誤解を解いてもらう為、ヤシチ兄様達を一人前の忍者と認めてもらう為にも前進あるのみでございます!」 サスケ「ヤ、ヤマネ〜・・・!」 ハンゾー「ボク達の為にそこまで言ってくれるなんて感激なのら〜・・・!」 インチョ「では先へ進みましょう!」 ヤシチ達は先に進んでいきました・・・。
一旦、切りますね。
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