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396/ ミルモストーリーその4
□投稿者/ レインボー -58回-(2007/03/06(Tue) 23:16:32)

皆さん、こんばんは☆

『第12話 水と氷の城、マーキュリー・キャッスル』

無事ワルミの記憶を取り戻す事が出来たリルム達。
今回は時間を戻してヤシチ、マンボ、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、インチョが向かったマーキュリー・キャッスルを見てみましょう。
ヤシチ「では扉を開けるぞ!」
ギギーッ・・・。
ヤシチ達は扉を開けてマーキュリー・キャッスルへと入っていきました。
マンボ「これがマーキュリー・キャッスルか・・・。」
マーキュリー・キャッスルはありとあらゆる場所が氷で覆われており、上から滝も流れており、天井には無数の氷柱があります。
サスケ「何だか綺麗な城だぜ〜。」
ハンゾー「雪合戦でもやりたいのら〜。」
ヤマネ「そんな事を言っている暇はありませぬ、サスケ先輩、ハンゾー先輩!」
インチョ「そうですよ、それよりも・・・」
???「随分と余裕があるみたいですね・・・。」
ヤシチ達の前にカゲミが現れました。
ヤシチ「カゲミとやら!ヤマネと何があったのだ!?」
カゲミ「無駄口を叩くのは時間の無駄です・・・。忍者なのにこの様な簡単な事も分からないのでございますか・・・?」
マンボ「うっわ〜、キツイ事言いやがるな・・・!」
サスケ「ア、アニキをバカにするなだぜ!」
ハンゾー「そうなのら〜!」
カゲミ「おやおや、貴方達の様な雪合戦をしようとしていた半人前の忍者に言われたくありませんね・・・。」
サスケ「そ、そんなだぜ!」
ハンゾー「酷いのら〜!」
ヤマネ「カゲミ殿!先輩方の文句を言うのはやめてくださいませ!文句を言うならば私だけにしてくださいでございます!」
カゲミ「あ〜らそう?じゃあヤマネ!あんたは昔っからしつこいのよ!あんたとの縁は切ったって言ってるでしょ!」
ヤマネ「! ・・・・・。」
インチョ「一体二人の間に何があったんでしょうか?」
カゲミ「貴方達の気にする事じゃありませんよ・・・。ではそろそろ勝負を始めましょうか・・・。」
ヤシチ「勝負と言ってもどうやるのだ?」
カゲミ「少しは考えて欲しいですね・・・。やはり貴方も半人前の忍者の様ですね・・・。」
マンボ「い、いちいち五月蝿い野郎だぜ!」
カゲミ「まぁ、どのみち教えなければいけないから教えてあげますよ。私って親切ですね。やはり一人前の忍者は私だけの様ですね・・・。」
サスケ「い、嫌味な奴なんだぜ〜!」
カゲミ「勝負方法は簡単です。まず第一の関門としてこの城の奥まで来てもらいます。奥まで到達したら第二の関門として私との勝負です。」
ハンゾー「二つも関門を越えなきゃいけないのら!?」
カゲミ「相当のうつけですね・・・。言っても分からないみたいですね・・・。」
ハンゾー「わ、分かってるのら〜!」
カゲミ「これなら結果はもう把握できましたね・・・。では期待はしてませんけど待ってますよ・・・。」
ボンッ!
カゲミは煙と共に消えました。
インチョ「ど、どうします?進みますか?」
ヤマネ「・・・もちろんでございます。」
マンボ「え?」
ヤシチ「ヤマネ・・・。」
ヤマネ「カゲミ殿に私の誤解を解いてもらう為、ヤシチ兄様達を一人前の忍者と認めてもらう為にも前進あるのみでございます!」
サスケ「ヤ、ヤマネ〜・・・!」
ハンゾー「ボク達の為にそこまで言ってくれるなんて感激なのら〜・・・!」
インチョ「では先へ進みましょう!」
ヤシチ達は先に進んでいきました・・・。

一旦、切りますね。


■ レインボー (59回/2007/03/06(Tue) 23:18:33/No397)

続きです。

ヤシチ「いいかお前達。カゲミを見返す為にも決して油断は見せるんじゃないぞ。」
サスケ「合点承知だぜ!」
ハンゾー「なのら!」
ヤマネ「もちろんでございます!」
マンボ「でも仮にも相手は一流の忍者だろ?」
インチョ「そうですね、私の計算によるとこの城にはあちこちに仕掛けがあります。」
ビシュビシュビシュ!
6人「!?」
ヤシチ達の前から無数の手裏剣が飛んできました。
ヤシチ「何だ、こんなもの!」
ヤシチ達は手裏剣をかわしました。
マンボ「でもまだまだ飛んでくるぞ!」
サスケ「どうすればいいんだぜ〜!?」
ハンゾー「分かんないのら〜!」
ヤマネ「私に任せてくださいませ!成功するかは分かりませんが・・・やってみるでございます!ヤマネでポン!」
ヤマネは魔法で目の前に巨大な木の板を出しました。
カカカカカッ!
手裏剣は木の板に次々と刺さっていきます。
インチョ「こ、これなら手裏剣を凌げますね!」
手裏剣が飛んでくるのはやがて収まりました。
ヤシチ「でかしたぞヤマネ!」
ヤマネ「成功して良かったでございます!さぁ、先に進みましょう!」
ヤシチ達は更に進んでいきました・・・。

ヤシチ「今度はどんな罠が出てくるのだ?」
マンボ「それが分かりゃ苦労しねぇって。」
ヒュンヒュンヒュン!
6人「!?」
今度は上から無数の氷柱が落ちてきました。
サスケ「つ、氷柱が落ちてきたんだぜ〜!」
ハンゾー「この距離だと避けるのは無理なのら〜!」
ヤマネ「私にお任せを!ヤマネ爆炎の術!」
ドゴォ!
ヤマネが術を放つとヤマネの手から巨大な炎が出ました。
インチョ「す、凄い技です!私の計算によるとその技を使うには相当の能力が必要です!」
ヤマネ爆炎の術は氷柱を次々と溶かしていき全て溶かしました。
ヤシチ「す、凄いではないかヤマネ!お主そのような能力を持っていたのか!」
ヤマネ「ヤ、ヤシチ兄様の修行のお陰でございます・・・。はっ!そ、それよりも先に進みましょう!」
ヤシチ達は更に先へと進んでいきました・・・。

ヤシチ達はマーキュリー・キャッスルの奥へ到達しました。
ヤシチ「やっと着いたな・・・。」
マンボ「長い道のりだったぜ・・・。」
サスケ「疲れたんだぜ〜・・・。」
ハンゾー「ボクもなのら〜・・・。」
インチョ「皆さん、油断するのはまだ早いですよ!」
ヤマネ「そうでございます!この後は・・・」
???「おや、半人前にしてはなかなかやりますね・・・。」
ヤシチ達の前にカゲミが現れました。
ヤマネ「カ、カゲミ殿・・・!」

以上です。
今回一番考えたのはヤマネのオリジナルの術・ヤマネ爆炎の術です。

ではまた☆


■ こやまる (147回/2007/03/09(Fri) 00:14:39/No398)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、こんばんは☆

カゲミもまたワルミ同様、いきなり攻撃的ですね。
特にヤマネに対しての暴言は、ヤマネに精神的ショックを与えてしまいそうです。
本当はヤシチの兄貴がヤマネをかばうようなことがあればヤマネも多少は救われたのですが、どうやらヤシチたちもそんな余裕はないようで・・・。
相手もヤシチより忍術面では上回っていますし(^◇^;)。

まるで忍者屋敷のような仕掛けがおもしろいです。
そして男性陣全員がヤマネに頼っている光景も・・・。
それにしてもヤマネ爆炎の術はハイレベルな技ですね。
ヤマネ破転弾は自らが回転する技でしたが、爆炎の術は気力を集中させて発動する技なのかな。
だとすると、ヤシチたちには絶対不可能な技のような気がします…(^^;。

ヤマネばかりに頼るヤシチですが、魔法の苦手なヤマネのためにヤシチが魔法でサポートするような光景(たとえば氷柱のシーンでは魔法でコンロを出したりとか)も見てみたいなぁ。
もちろんサスケやハンゾーも微力ながら助太刀として役に立ってくれるとうれしいです。

それでは次回も楽しみにしていますね。


■ レインボー (60回/2007/03/11(Sun) 22:49:55/No400)

こやまるさん、こんばんは☆

『第13話 馴染み親友を惑わす憎しみ』

ヤシチ「出たな、カゲミとやら!」
カゲミ「カゲミとやらだなんて、まだ私の名前を覚えてないんですか・・・?ま、半人前の忍者なら仕方のない事ですよね・・・。」
マンボ「く〜っ!相変わらず五月蝿い奴だな!」
カゲミ「おやおや、短気は損気ということわざを知らないのですか?ま、貴方達なら知らなくても当然でしょうね・・・。」
サスケ「い、いちいちバカにするなだぜ〜!」
ハンゾー「そうなのら〜!」
カゲミ「ほら・・・。やっぱり理解出来てないですね・・・。学習能力のない方達ですね・・・。」
インチョ「わ、私の計算によるとここまで屈辱を味合わされた事はありません!」
ヤマネ「カゲミ殿!このお方達を侮辱するのはやめてくださいませ!どうか私の話を聞いてほしいのでございます!」
カゲミ「・・・あんた馬鹿?私が話をする為にここに来る訳ないでしょうが!」
ヤマネ「!?」
カゲミ「馬鹿話もここまでよ!このマーキュリー・キャッスルが貴方達の死地となるのよ!」
カゲミは空高く飛び上がりました。
ヤシチ「何!?」
カゲミ「カゲミはてんだん!」
カゲミはヤシチ達に向かって突っ込んできます。
マンボ「そんなの当たるかよ!」
ヤシチ達はカゲミはてんだんをかわしました。
ド〜〜〜ン!!!
カゲミは地面に激突しました。
サスケ「何だ、口ほどでもないんだぜ。」
ハンゾー「やっぱりカゲミさんも半人前なのら〜。」
カゲミ「それはどうでしょうか?」
ヤマネ「! 皆さん、上を見てくださいませ!」
ヤシチ達が上を見上げるとカゲミはてんだんの衝撃で氷柱が落ちてきていました。
インチョ「私の計算では今から避けるのは不可能です!」
ヤマネ「ならば私の術で!ヤマネ爆炎の術!」
ヤマネ爆炎の術は氷柱を次々と溶かしていきます。
ヤシチ「おぉ、またその術に助けられたな。」
マンボ「そのまま奴も倒しちまえ!」
ヤマネ「分かりました!行くでございます!」
ヤマネ爆炎の術はカゲミに向かっていきます。
サスケ「これなら流石に消すのは無理だぜ〜!」
ハンゾー「やったのら〜!」
カゲミ「それはどうでしょうか?」
ヤマネ「え?」
カゲミ「少しはやるみたいだけど・・・私には敵わないのよ!カゲミ爆水の術!」
カゲミが術を使うと巨大な水柱が登場しました。
ヤマネ「!」
インチョ「わ、私の計算によるとあの水柱はあの炎よりも能力が遥かに上です!」
カゲミ「消え去りなさい!」
バッシャーン!!!
6人「うわーっ!!!!!!」
ヤマネ爆炎の術はたちまちカゲミ爆水の術に消されてしまい、水柱がヤシチ達に直撃しました。
ヤシチ「ぐっ・・・。」
マンボ「あ、あの凄ぇ炎が消されちまうなんて・・・!」
カゲミ「フフフ・・・。これが一人前の忍者の実力です。半人前の貴方達が敵う筈がありません。」
サスケ「オ・・・オイラ達は半人前じゃないんだぜ・・・!」
ハンゾー「ボク達も立派な忍者なのら〜・・・!」
カゲミ「フン、弱い者ほど強がる・・・ですね。」
インチョ「あ・・・貴方の言う言葉はさっきから人を貶す事ばかりですね!私達は決して半人前などではありません!」
カゲミ「・・・そうですね、貴方達は半人前じゃありませんね。」
ヤマネ「カゲミ殿!」
カゲミ「半人前以下の半人前ですよ!」
ヤマネ「! カ、カゲミ殿・・・!」
カゲミ「あら、それとも半人前以下の半人前以下の半人前の方でしたか?これは失敬。」
ヤマネ「カゲミ殿!いい加減にしてくださいませ!貴方の誤解を解いてこんな惨たらしい事をしたお方を一緒に懲らしめようではありませぬか!」
ヤマネがそう言うと、何処からか声が聞こえてきました。
???「ははははは・・・。何を言ってやがんだ?」
ヤシチ「この声はミルモ!」
マンボ「ど、何処にいるんだ!?」
ミルモ「全ての城にいる奴に言える事だが、そいつらがそういう事になった原因はお前らにあるんだぜ・・・。」
サスケ「ほ、他の城も!?」
ハンゾー「それってみんな同じって事なのら〜!?」
インチョ「私達に原因があるって一体・・・!?」
ミルモ「フン・・・。そんなのそいつらと一番親しかった人物が知ってる筈だぜ・・・。」
ヤマネ「・・・そうでございましょうね。」
ヤシチ「ヤマネ!お主、カゲミと一体何があったのだ!?」
ヤマネ「今から数年前の妖精界の事でございます。」
マンボ「数年前にまでさかのぼるのか!?」

ヤマネはカゲミと一緒に手裏剣投げの練習をしていました・・・。
ヤマネ「てい!たあ!」
トス!トス!
カゲミ「なかなかやるわねヤマネ!じゃあ私も!えい!はっ!」
トス!トス!
ヤマネ「カゲミ殿も上手でございます!」
カゲミ「あんたもね!あら・・・?あんたそんな手裏剣ぶら下げてたかしら?」
ヤマネ「あ、これはヤシチ兄様から頂いた物でございます。」
カゲミ「へ〜、あの腕がイマイチなあの方から?」
ヤマネ「それは違うでございます、カゲミ殿!」
カゲミ「え!?な、何よ?」
ヤマネ「あ、申し訳ございませぬ・・・。つい・・・。」
カゲミ「わ、私の方こそ・・・。」
ヤマネ「どうかこれで許してくださいまし!」
ヤマネはカゲミに棒手裏剣を渡しました。
カゲミ「え、そんないいわよ・・・。それ大切な物なんでしょ?」
ヤマネ「良いのでございます。私との親友の証という事でもらってくださいませ!」
カゲミ「そ、そう?じゃあもらうわね。」
カゲミは首から棒手裏剣をぶら下げました。
ヤマネ「似合うでございます、カゲミ殿!」
カゲミ「ありがとう、ヤマネ。」
二人はその後もしばらく修行を続けました・・・。

一旦、切りますね。


■ レインボー (61回/2007/03/11(Sun) 22:51:52/No402)

続きです。

それから数日後・・・。ヤマネが歩いているとネズミを発見しました。
ヤマネ「ネズミ兄ちゃま、何をしているのでごじゃいまちゅか?」
ネズミ「ヤシチの奴を罠にはめる為に、落とし穴を作っているのでごじゃる。」
ヤマネ「えぇ!?」
ネズミ「ヤシチの奴をからかうのは面白いでごじゃるからな〜。今度はあっちに作ってくるでごじゃる。ヤシチに教えたら承知しないでごじゃるよ。」
ネズミはその場を去っていきました。
ヤマネ「ネズミ兄ちゃま!待ってください!」
そこへカゲミがやってきました。
カゲミ「あら?ヤマネじゃない!」
カゲミはヤマネに向かって走っていきました。
ズボ!
カゲミ「きゃあ!」
カゲミは見事に落とし穴にはまりました。
ヤマネ「カ、カゲミ殿!」
ジャー・・・。
更に上からたらいに入った水が降ってきました。
カゲミ「・・・・・。」
カ〜ンッ!
カゲミ「うっ!」
更にはたらいがカゲミの頭の上に落下しました。
ヤマネ「カ、カゲミ殿〜!」
カゲミ「・・・ちょっとヤマネ。これはどういう事なの?」
ヤマネ「え!?こ、これは・・・。」
カゲミ「親友にこんな事するなんてどういうつもり!?あんた私を馬鹿にしてるの!?」
ヤマネ「ご、誤解でございますカゲミ殿!」
カゲミ「言い訳は結構!ヤマネ!今日限りであんたとの縁は永久に切るわよ!」
ヤマネ「!」
そう言うとカゲミはその場を去っていきました・・・。

そして1週間前・・・。
ヤマネ「カゲミ殿、私の話を聞いてください!」
カゲミ「ヤマネ!あんたとの縁は切った筈よ!何度言ったら分かるのよ!」
カゲミはその場を去っていきました。
ヤマネ「カゲミ殿・・・。」

カゲミ「全くヤマネは本当にしつこいわね!何とか完全に縁を切る方法はないかしら?」
???「いい方法があるぜ。」
カゲミの前にスーパーミルモ姿のミルモがいました。
カゲミ「貴方は確かミルモ殿。何ですかいい方法って?」
ミルモ「そいつはオレについていってからのお楽しみだぜ。」
カゲミ「では信用できませんね。これにて御免。」
ミルモ「そうか・・・。だったら無理矢理にでも来てもらうぜ!」
カゲミ「!?」
ミルモ「ミルモでポン!」
ミルモが黒魔法を使うとカゲミに雷が落ちました。
カゲミ「ああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!」
カゲミは一瞬で暗黒化されました。
ミルモ「どうだ?来る気になったか?」
カゲミ「・・・喜んで。」
ミルモ「そうか・・・じゃあ着いて来い!」
カゲミ「御意!」
ボンッ!
ミルモとカゲミは共に姿を消しました・・・。

サスケ「そ、そんな事があったんだぜ〜!?」
ハンゾー「だったら悪いのはネズミさんなのら〜!」
インチョ「そうですよ、完全に貴方の間違いですよ!」
カゲミ「五月蝿いですね!あれはヤマネがやった事に違いはないのですよ!」
ヤマネ「・・・それでも構わないでございます。」
一同「!?」
ヤマネ「カゲミ殿、私と勝負をしてくださいませ。もし私が勝ったら私の誤解を解いてくださいませ。そしてヤシチ兄様達に謝ってくださいませ。」
カゲミ「フン、面白い・・・。私が勝ったら今度こそ縁を切ってもらうわよ。」
ヤマネ「分かりました・・・。ではいざ尋常に勝負!」
ヤマネは強気で言いましたが、目からは涙が溢れていました・・・。

以上です。

思ったよりも長くなってしまいました・・・。

それでは☆


■ こやまる (150回/2007/03/14(Wed) 23:14:43/No405)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、こんばんは☆

カゲミの忍術もさることながら、言葉による攻撃もかなりのものですね。
年上のヤシチやマンボに対してもまさにお構いなし。
そんな中でインチョの冷静な(?)反論が面白いです。
カゲミ→妖精忍者→インチョ→カゲミというループがまたテンポが良くて、ヤシチたちがじわじわと追い詰められている緊迫感も感じられますね。

それにしてもカゲミのきっかけはものすごい勘違いですね(^^;。
ここまでひどい勘違いだと今さら誤解を解くことは出来るのかどうか心配ですが、責任感の強いヤマネなら何とかしてくれそうな感じがします(ヤシチやサスケだったらそうは思えないけれど^^;)。
それにしてもハンゾーの「だったら悪いのはネズミさんなのら〜!」というストレートな突っ込みがハンゾーらしくってかわいいです。
今頃ネズミはくしゃみをしているんじゃないかと思いました。

それでは次回もよろしくお願いいたします!!


■ レインボー (62回/2007/03/18(Sun) 21:23:46/No406)

こやまるさん、こんばんは☆

『第14話 ヤマネVSカゲミ』

ヤマネ「いくでございます!ヤマネはてんだん!」
ヤマネはカゲミに突っ込んでいきます。
ヤシチ「おぉ!先制攻撃か!」
マンボ「これは幸先の良いスタートだぜ!」
カゲミ「それはどうでしょうか?カゲミはてんだん!」
カゲミもヤマネ目掛けて突っ込んでいきます。
サスケ「ふ、二人がぶつかるんだぜ!」
ハンゾー「勝つのはどっちなのら〜!?」
ドカァ!!
ヤマネ「うっ・・・!」
ヤマネは地面に落ちました。
カゲミ「その程度の技じゃ・・・私には勝てないわよ。」
インチョ「やはりあのはてんだんには相当な攻撃力がありますね。」
ヤマネ「何のこれしき・・・でございます・・・!」
ヤマネは立ち上がりました。
ヤシチ「おぉ!よくぞ耐えた、ヤマネ!」
カゲミ「ならば・・・次はこれよ!」
カゲミは大量の手裏剣をヤマネに投げつけました。
マンボ「しゅ、手裏剣乱れ投げか!」
ヤマネ「こ、こちらも負けませぬ!」
ヤマネも大量の手裏剣をカゲミに投げつけました。
カゲミ「フ、この程度ならいずれこちらが上回り・・・」

「カゲミ殿!」

カゲミ「!?」

「カゲミ殿!今日も修行を共にするでございます!」

カゲミ「ヤ・・・ヤマネ・・・?」
ヤマネ「!? カ、カゲミ殿・・・?」
サスケ「ど、どうしたんだぜ〜?」
ハンゾー「カゲミさんの様子がおかしいのら〜。」
インチョ「わ、私の計算によると今がチャンスです!」
ヤマネ「は!て、ていていてい!」
ヤマネの放った手裏剣はカゲミの頬をかすりました。
カゲミ「く!」
ヤシチ「おぉ!命中したぞ!」
マンボ「参ったか、この野郎!」
カゲミ「わ、私としたことが不覚・・・。今度は負けませんよ!カゲミ爆水の術!」
カゲミ爆水の術はヤマネに襲い掛かります。
ヤマネ「私も負けないでございます!ヤマネ爆炎の術!」
ヤマネ爆炎の術はカゲミ爆水の術に向かっていきます。
ズドン!!
ヤマネ爆炎の術とカゲミ爆水の術は互いを押し合っています。
サスケ「うわ!どっちも凄い威力なんだぜ!」
ハンゾー「で、でもヤマネの方が押されてるのら〜!」
ヤマネ「こ、このままでは・・・!」
カゲミ「フフフ、今度こそあんたとの縁を完全に切って・・・」

「カゲミ殿!いつもながら上手でございますね!」

カゲミ「!?ま、また・・・!?」

「カゲミ殿!その棒手裏剣、似合っているでございます!」

カゲミ「な、なんでまた・・・!?」
ヤマネ「カ、カゲミ殿!?」
インチョ「わ、私の計算によるとまたチャンスです!」
ヤマネ「いくでございます!ヤマネ爆炎の術!」
ヤマネ爆炎の術はカゲミ爆水の術をかき消しました。
カゲミ「し、しまった!」
ヤマネ爆炎の術はカゲミに直撃しました!
カゲミ「ぐはっ!」
カゲミが地面に倒れました。
ヤシチ「でかしたぞヤマネ!拙者達の勝利なのだ!」
マンボ「みんなで力を合わせた勝利だな!」
サスケ「でもオイラ達、何もしてないような気がするんだぜ。」
ハンゾー「そうなのら〜。」
インチョ「終わりよければ全てよし、ですよ。」
ヤマネはカゲミの元へ向かいました。
ヤマネ「カゲミ殿!しっかりしてくださいませ!」
カゲミ「ヤ、ヤマネ・・・?あんたに助けられる筋合いはないわよ・・・!」
ヤマネ「カゲミ殿・・・どうか私の気持ちを聞いてくださいませ!」
カゲミ「・・・何よ?」
ヤマネ「成功してくださいませ・・・ヤマネでポン!」
ヤマネはカゲミの棒手裏剣に魔法をかけました。
するとカゲミの棒手裏剣が光はじめました。
カゲミ「な、何!?」

一旦、切りますね。



■ レインボー (63回/2007/03/18(Sun) 21:26:31/No407)

続きです。

カゲミが気がつくと数年前の忍者の里にいました。
カゲミ「ここはあの時の・・・。」
カゲミはヤマネとネズミを見つけました。
カゲミ「あれはヤマネ!?それに・・・ネズミ殿?」
すると二人の話し声が聞こえてきました。
ヤマネ「ネズミ兄ちゃま、何をしているのでごじゃいまちゅか?」
ネズミ「ヤシチの奴を罠にはめる為に、落とし穴を作っているのでごじゃる。」
カゲミ「!」
カゲミは絶句しました。
そしてネズミが作った落とし穴に落ちる自分を見て言葉を失いました。
カゲミ「そんな・・・。あの落とし穴はネズミ殿が作っていたなんて・・・。じゃあ私はヤマネに・・・!」

そう思うとカゲミは元の世界に戻っていました。
ヤマネ「お分かりいただけたでしょうか、カゲミ殿?」
カゲミ「・・・ヤマネ!」
カゲミはヤマネに泣きつきました。
ヤマネ「カ、カゲミ殿!?」
カゲミ「全部・・・全部私の勘違いだったのね・・・!なのに・・・なのに、長年に渡ってあんたを悲しませちゃって・・・!」
ヤマネもつられて泣き出しました。
ヤマネ「良いのでございます、カゲミ殿・・・!分かっていただければ・・・!」
カゲミ「ヤマネ・・・!ごめんね、ごめんね・・・!」
ヤマネ「カゲミ殿・・・!」
二人は泣きつきました。
ヤシチ「うぉぉぉ!素晴らしい友情なのだ〜!」
マンボ「やっと長年の誤解が解けたって訳だな・・・!」
サスケ「ヤマネ、良かったなだぜ〜・・・!」
ハンゾー「なのら〜・・・!」
インチョ「・・・それはそうと、カゲミさんの服は元に戻りませんね。」
カゲミ「そう言えばそうですね。何故でしょうか?」
ヤマネ「まだ悪の力が残っているからでございましょう!」
カゲミ「そっか!流石ね、ヤマネ!一流の忍者なだけはあるわね!」
ヤマネ「え?」
カゲミ「それにヤシチ殿達もそうですね。結局半人前なのは私だけだったんですね。」
ヤシチ「良いのだ、気にするな。」
マンボ「そうだぜ、操られてたんだから仕方がねぇよ。」
サスケ「それにカゲミさんも十分一人前の忍者なんだぜ〜!」
ハンゾー「そうなのら〜!」
インチョ「ですから私達と一緒にネプチューン・キャッスルへ向かいましょう!」
ヤマネ「そして共に戦いましょう、カゲミ殿!」
カゲミ「皆様・・・ありがとうございます!」
ヤシチ「よーし!それでは行くぞ、お前達!」
6人「お〜(だぜ)『なのら〜』【でございます】!!!!!!」
ヤシチ達はマーキュリー・キャッスルを出てネプチューン・キャッスルへと向かいました・・・。

以上です。
カゲミの黒服というのは描いていませんがカゲミの服が単に黒くなったという感じです・・・。

次回からはウラヌス・キャッスル編です。

ではまた☆


■ こやまる (151回/2007/03/25(Sun) 19:40:49/No417)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、こんばんは☆

ヤマネとカゲミとの対決もいよいよ佳境ですね。
暗黒に支配されていたカゲミの心をカゲミ自身が解放したシーンがとても感動的でよく描かれていますね。
間接的にその手助けをするヤマネもとてもヤマネらしいです。
というかヤマネはずいぶんと魔法の腕を上げましたね〜(^^)。

後半は、カゲミが自分を責めようとする中、皆の暖かい言葉に支えられてすぐに良い雰囲気になるところがとても良いです。
ヤマネの友達想いの行動を見て、ヤシチは「さすが拙者の弟子なのだ」とうんうん頷いていそうです。
それにしても終始マンボが一人浮いていたのが面白いですね〜。

次回のお話も楽しみにお待ちしております。
では!




408/ 『白い雪、青い忍者、小悪魔と恋』
□投稿者/ ピペ -1回-(2007/03/22(Thu) 14:36:53)

初めまして,ピペと申します。
早速ですが小説を乗せさせていただきます。
『まえがき』
この小説にはオリフェは登場しません。
でもあんまりアニメにも出てなくて、マンガにも出ていない妖精は登場します。
エリィ♀エアリ♂
ホッペのマークが♀♂の子達です。
エアリはEarlですが読み方間違ってるかもしれません。
二人メインではありません。


■ ピペ (2回/2007/03/22(Thu) 15:24:09/No409)

『アクミ』
[新商品ホワイトキャラメル]
妖精界で有名なお菓子デパートで、真っ青な忍者服にイナズママークを付けた男の子が、新商品[ホワイトキャラメル]を手に取っていた。
「うぉりゃうぉりゃうぉりゃうぉりゃうぉりゃ〜〜」
この叫び声は赤い髪に黄色い服の女の子、アクミ。
この日は空飛ぶ絨毯に乗って爆走していた。
「アタイのキャラメル〜〜」
アクミはお菓子デパートに入ると、そのまま商品の山に激突する。


■ こやまる (152回/2007/03/25(Sun) 19:51:29/No418)
http://www.murumoya.com/


ピペさん、初めまして!
ムルモ屋本舗へようこそいらっしゃいました(^^)。
管理人のこやまると申します(^^)。
よろしければ通常掲示板の方にも遊びに来てくださいね。

ちょっとお返事が遅くなってしまいごめんなさい。。
小説の投稿、ありがとうございます〜。
タイトルの通り、熱々のネズアクカップルストーリーなのかな。
ピペさんが二人をどんな風に描いていくのかとても楽しみです。

>エリィ♀エアリ♂
>ホッペのマークが♀♂の子達です。
ずいぶんとマニアックな妖精を採用しましたね。
確かにアニメにほんの少しだけ登場していましたっけ。
♂の子の方は、ゲームに付いていた妖精ハンドブックを見ると、『アール』が正式名称のようですよ。

それではこれからもヨロシクお願いいたします。




421/ 13人目のオリフェ
□投稿者/ レインボー -64回-(2007/03/26(Mon) 22:04:58)

皆さん、こんばんは☆

13人目のオリフェを考えてみました。
最近はオリフェを作る事が多い様な・・・。

名前:ビリー
性別:男
楽器;エレキギター

ミルモの里に住む男の子。
雷の力を持っている。
かなりの自分勝手な性格。
ミルモフレンズ6人(ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、インチョ)を倒そうとしている。
実はごおるでん時代のダアクの手下。
しかし、ミルモ達や楓を倒すのはアクミ、ラット、ワルモ団に任せて自分はペータ達を倒そうとしている。
その命令の聞かなさはワルモ団も呆れる程。
しかし、実力はかなりのものなのでそこはダアクから一目置かれている。
ペータ達も毎回ビリーが襲ってくる度に手こずっている。
何やら、ダアクの命令でアクミ、ラット、ワルモ団と共に妖精界の海に『海底神殿』という建造物を建設しているらしい・・・。
好きなお菓子は、ベビースターうどん味(細か・・・)。

以上がビリーの設定です。
ビリーはミルモストーリーにもこの次のストーリーにも登場しません。
その次のストーリーに登場予定です。

それでは☆

400×400

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■ こやまる (155回/2007/03/31(Sat) 13:57:37/No441)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、こんにちは☆
すごいペースでオリフェが思い浮かぶレインボーさんがうらやましいです。

今回のビリーという名前、雷でビリビリしびれることがその由来なのかな?
おでこの黒の紋章がまさにダアクの本物の手下であることの証明ですね。
それにしても目的の対象がミルモ…ではなく、なぜペータたちなんだろう・・・何か彼らに個人的な恨みを持っているのかなぁ。
やたらと攻撃的な表情も気になります。
それは次の次のビリーストーリーで明らかになるのですね!

それではまたオリフェが思いついたら見せてくださいね。
では!




410/ 『白い雪、青い忍者、小悪魔と恋』
□投稿者/ ピペ -3回-(2007/03/22(Thu) 16:20:56)

「っ…痛っってぇ…あっアタイのキャラメル!!」
辺りを見回すと青い服に黒髪の男の子が、アクミが目当てのキャラメルを持って立っている。
「ネズミ!!」
「フフフのフ〜、相変わらずのじゃじゃ馬っぷりでござるな〜。そんなに慌てて一体どうしたんだ?」
ネズミがやや呆れながら言った。
「キャラメル…」
「はっっ?」
「この新商品のキャラメルを買いに来たんだよ!!」
アクミはネズミの手からキャラメルを奪った。
「お前になんか関係ないじゃん!!」
「まぁ、そうだな」
「ちょっちょっと…」
アクミは出て行こうとしたネズミを引き止める。
「…さらばでござる」
「待ちな!!」
散らばったお菓子を片づけないで


■ ピペ (4回/2007/03/23(Fri) 10:35:09/No411)


すいません色々間違えましたすいません。
『』で題名が出ているので一話だと思ってください。

散らばった商品を片付けないで絨毯に飛び乗る。
「たまにはアタイの言うことぐらい聞けーー!!」

2『喫茶店』
絨毯でネズミをさらったアクミは喫茶店の前に着た。
「なんなのでござるか〜?」
「いいから、今日一日ぐらいアタイに付き合え//////」
顔が顔が赤くなったのが分かる。
「最初っから素直に申せばいいでござるのに」
「うるさいっっ//////」
アクミとネズミが仲良く(?)ケンカをしてたとき、別の場所では一人の女の子が泣いていた。
「くすん、くすん…まだかな」


■ ピペ (5回/2007/03/23(Fri) 11:52:01/No412)


「ん〜良い香りでござる」
アクミとネズミは喫茶店でお茶していた。
「お前忍者の癖に、なんでコーヒーばっか飲んでんだよ」
「美味しいから。忍者とか忍者ではないとか関係ないでござる」
「…そうだよな」
ネズミは黙ってコーヒーをすする。
「………」
アクミはネズミに当たり前のことを言われて、気まずくなったことを後悔する。
「んっっ、あれは…」
ネズミは窓の外を見た。
「何あれー?」
「綺麗…」
「初めて見た」
周りも次々に言葉を発する。
「「雪…」」
アクミは、二人の言葉が重なったことが恥ずかしくて、また真っ赤になる。
「何故妖精界に雪など!!人間界と違って、一年中気候は変わらぬのに!!」


■ ピペ (6回/2007/03/23(Fri) 11:55:49/No413)

ネズミは外に飛び出した。
雪はゆっくりと静かにネズミの上に落ちる。いつの間にか、足が埋もれるまで降り積もっていた。


■ ピペ (7回/2007/03/24(Sat) 10:33:32/No414)

3『雪』
「おい、待てよ!!」
アクミも外に出た。ネズミは振り返った。
「何もおいて行くことないじゃん」
「お主がぼっーとしているから、出遅れたんでござるよ」
「なっ、何だとっー!!だいたいお前が…いってーっっ!!」
突然、空から硬いものが落ちてきて、アクミに直撃した。
「ううう…何すんだよ」
アクミは目に涙をためながら言う。
「これは…雹…」
それは透明で冷たくて硬い氷だった。
「来るぞ!」
また雹が降ってきた。
ネズミはアクミの手を引き、喫茶店の中に入った。
「おわ!!?」
「しばらくここで非難するしかないでござるな。しかし、何故雪など??」
「さあな。何でか知らないけどアタイの頭を攻撃しやがって!!許さねーからな!!」


■ ピペ (8回/2007/03/24(Sat) 12:06:46/No415)

「誰に言ってるんだか…。それにしても」
ネズミは辺りを見回す。
「どーしよー。ケータイ繋がらないよー」
「外に出たらケガするじゃないか」
「これじゃあ家に帰れない」
さっきまで雪を珍しがって褒めていた周りの客達も、色々困っている。


■ ピペ (9回/2007/03/25(Sun) 12:20:02/No416)

4『青い紐』
「仕方ねぇ。ここはアタイ達がどうにかするしかねぇよ!!ネズミ、行くぞ!!」
アクミはネズミの手を引っ張って、入り口に行こうとした。
「嫌でござるよ」
ネズミはアクミの手を振りほどいた。
「じゃあどうするって言うんだよ!!」
「あれを見ろ」
ネズミがあれを指した。
「うわ〜ん、オレの自転車ぁ〜」
男の子は慌てて外に出て行った。そして、雹が命中。
「いで〜、いで〜、痛〜い!!」
頭を手で覆い暴れる。
「マンボの奴かっこ悪いな〜」
「かっこ悪いべ〜」
「かっこ悪いって言うなー!!それにしても痛い〜」
マンボは店の中に入る。
外では雹が霰に変わっていた。


■ こやまる (153回/2007/03/25(Sun) 20:02:53/No419)
http://www.murumoya.com/


ピペさん、こんばんは☆

ネズミの前だと顔を真っ赤にしてそして強がるアクミ、ミルモの女の子版という感じもしてかわいいです。
ネズミの態度は相変わらずそっけないですが、でも嫌そうな素振りをしないあたり、アクミにはちゃんと心を開いているようにも見えますね。
後半(積極的に)アクミの手を取って喫茶店に避難もしていましたし。

>別の場所では一人の女の子が泣いていた。
これはエリィなのかな。
ネズアクストーリーにこの熱々カップルがどう絡むのかが楽しみです。

さて妖精界では降るはずのない雪が降ったりと何かただならぬ状態のようで、おそらく何か真の原因(真犯人?)がいるかと思いますが、ネズミとアクミがそれを追うことになるのでしょーか。
続きのストーリーを楽しみにお待ちしております。

ちなみに難しい漢字が使われていましたので、私の方で解説を。
 雹:ひょう
 霰:あられ
私も勉強になりました。

それと連載4回目に到達しましたので「いただきもの小説」コーナーへ掲載したいのですが、よろしいでしょうか?
OKであればOKのお返事をくださるとありがたいです。
では!


■ ピペ (10回/2007/03/27(Tue) 10:24:47/No422)

こやまるさんこんにちは☆
掲載は全然いいですよ。むしろこっちが嬉しいです。
ヤシチ「コメントが鋭いのだ」
遅くなってすみません。

5『空飛ぶ絨毯』
「ああなりたいのなら一人でいけばいいでござる」
「そんな事言ったってこのままだと妖精界が…」
「誰かがどうにかするだろう。わざわざ拙者達がどうにかせぬとも」
そう言ってネズミはコーヒーをすすった。
「アタイ達がやらないと誰がやるんだよ!!
ラットのときもやる気なさげだったじゃん。この人任せ!!おたんこにんじん」「そうは言っても…。大丈夫なのでござるか?」
「大丈夫!!今雪だいぶ止んでんじゃん!!」


■ ピペ (11回/2007/03/27(Tue) 11:07:53/No423)

アクミはいきなり笑顔になる。
「弱まっているだけで止んでるわけでは……まさか暇つぶし…」
ネズミは明らかに不安だ、という表情をしている。
「さあ行くよ!!」
ネズミはアクミに連れられて、空飛ぶ絨毯に乗った。

6『フフフのフ〜』
「いてっ」
アクミに氷の粒、あられが当たった。
「だいぶ塊(かたまり)が大きくなったでござるな。風も強くなってきたし」
そう言いながらネズミは絨毯の上で、自分がかぶっていたすげ傘(多分、旅ネズミがかぶっているもの)をそっとアクミにかぶせた。
「いっいいよ/////」


■ ピペ (12回/2007/03/27(Tue) 14:34:49/No424)

「フフフのフ〜、操縦士がケガしたらキチンと飛ばんでござるからな」
「ふん。素直じゃない奴/////」
「お主もな」
あられはひょうに変わり、雪に風も加わり吹雪になった。
絨毯はふらふらしながら進んだ。
「ぐっっ!!」
ネズミはクナイで降ってきたひょうを壊(こわ)す。
「そろそろ危ないでござるよ」
「仕方ない。寒いし、いったんあそこで非難するか」
絨毯は降下(こうかと読む。飛んでるものが下ること)した。目の前には大きな建物、図書館が見える。
雪で一階の入り口は、半分埋まっている。二人は二階の窓から中に入った。

こやまるさん、アールの名前のことを教えて下さってありがとうございます。


■ ピペ (13回/2007/03/28(Wed) 10:29:31/No428)

『図書館』
「あっ、誰か入ってきたわ」
「しかも二階の窓からです」
アクミとネズミは肩についた雪をはらった。
「あなた達、二階の窓から入るなんてワタクシの計算によると泥棒ですね」
メガネの男の子、インチョが言った。
「誰が泥棒だー!!」
アクミが怒鳴る。
「あー、あなたは!!」
メガネで三つ編みの女の子、アンナが叫んだ。
「何だよ?」
「人間界の学校で、魔法スイッチョを使って悪いことをしてたわよね。なんか前と格好違うけど」
「やはりワタクシの計算によると泥棒ですね」
「だから誰が泥棒だよ。アタイ達は、この雪の原因を突き止めに来てんだよ。あれっ、そういえばネズミは?」
アクミは辺りを見回した。
「ねえねえ、ネズミ君ってヤシチ君のいとこなんでしょ?」
「そうでござるが…」
「好きな女の子は誰?もしかしてアクミちゃんと付き合ってるの?」


■ ピペ (14回/2007/03/28(Wed) 12:23:58/No429)

ネズミは派手な格好で頭に大きな団子をつけた女の子、ライチに捕まっていた。
「はぁ?」
「ななななな、なに言ってんじゃんお前/////」
アクミは耳まで真っ赤になった。

8『おたんこ』
「どうしよう。もしも、このまま雪が降り続けたら。
ずっとこの状態だと二階の窓も雪に埋もれて、外に出られなくなって、ポケットの中のお菓子も無くなったら…がび〜〜ん」
顔に縦線の入った男の子、ガビンが言った。
「そんな不吉なこと言うんじゃねぇ!!」
「だって、ケータイはつながらないし。ますます寒くなってるし。このままだと…」
「その先は言うな!!だからアタイ等が解決しに来たって言ってるじゃん」
アクミが答えた。
「解決するってどうやって」←ガビン
「え?、そりゃあ…」


■ ピペ (15回/2007/03/28(Wed) 14:36:43/No430)

「アクミ、まさか何も考えてなかったんでござるか?」
「だ、だって…」
アクミはまた言葉が詰まる。
「その癖拙者に人任せやら、おたんこ何とか。間抜けにも程があるでござる。所詮アクミか」
ネズミは肩をすくませ、呆れたのポーズをする。
「おたんこにんじんだっっ!!人がさっき言ったことも覚えてないなんて、バカなんじゃねえの!!お前の方が間が抜けてんじゃん??」
「どこに向かって一体何をしていたのやら。バカバカしい」
ネズミはため息をついた。
「うっせーな!!もういいよっ、ネズミのおたんこピーマン!!」
アクミは二階から出て行った。
「なっ!!」
「アクミちゃん…あっ、そういえば」


アクミはまだ、自分がネズミが好きだとは気付いてません(笑


■ ピペ (16回/2007/03/29(Thu) 10:26:03/No432)

9『本』
アンナは本を漁り始める。
「あったわ。ほらここに」
[神々が悲しみにくれているとき、妖精界が雪に包まれん]
その古い本にはそう記されていた。
「ワタクシの計算によると、こんな文章見たこともありません」
「わたしの耳にも入ったことないわ」
「ライチの言ってることは、いつも自分で作ってるようなものでしょうが」
「でもこれってどういうこと?」
ガビンが言った。
「つまり「ガイア族が悲しんだら、妖精界に雪が降るということでござる」
「あなたヤシチのいとこのわりに頭いいわね〜」
「時代遅れの忍者にセリフを取られるなんて、ワタクシ計算によるとありえません。ガクッ」
「フフフのフ〜。ヤシチがバカなだけであって、妖精忍者は違うのだ。貴様は計算ばかりしていて、経験が足らんでござるな」


■ ピペ (17回/2007/03/29(Thu) 12:00:53/No433)

「ねえねえこの二人って、アンナちゃんを取り合う恋のライバルらしいわよ」
ライチがガビンにささやく。
「な、何言ってんのよっ!!」

10『キャラメルとコーヒー』
「ネズミのおたんこ…ふんだ。アンナ奴なんか、もう知らない!!」
アクミは言ってしまって少し後悔した。
自分だって危ないのにすげ傘を貸してくれて。
本当は優しいのに。
「でも…あいつだって」
ネズミの言っていた言葉はもっともだった。図星を付かれて怒鳴って飛び出した。
「謝らないと!!」
アクミは一階の女子トイレを飛び出した。

「ネズミっっ!!」
「なんでござるか」
ネズミはいつも通り腕組みをして立っていた。
言葉にハテナがついていないところを見るとやっぱり怒っているのかもしれない。
「えっーとぉ、どうやったら雪が止むのが分かったか、聞きに来たんだよ…」
アクミは素直になれなかった。
「ほら出発だ」
「え?」


■ ピペ (18回/2007/03/29(Thu) 16:26:33/No434)

「さっさと絨毯を出すでござる」
「で、でも…」
「ひょうが止んでいるのも今のうちだし、早くしないと二階の窓まで雪に埋まるだろうが」
ネズミは窓のふちに立った。
「じゃあ…乗りなよ」

11『lab』
「ガイア族ね、なるほど。そーゆーことか」
アクミとネズミは手袋、マフラー、コートを着込み、猛吹雪の中、絨毯はガイアの森に進んだ。




■ ピペ (19回/2007/03/30(Fri) 10:26:06/No435)

しばらく進むと遠くに小さな光が見えてきた。
「なんでござるか、あれは?」
「ん?」
近づくにつれ声も聞こえてきた。
その声はホッペが♀マークの女の子だった。
しかも周りが光に包まれていて、そこだけ吹雪も避けている。
「ひっく、ひっく…」
どうやら泣いているようだ。
「なんだよ。アレ…」
アクミがつぶやいた。ネズミも驚いている。
「そこのお前、なんだよソレは」
「ひっく…人が泣いているのに話しかけないでよ。でも、何でこういうことになっているかというと…」
「結局答えてんじゃん。で、何で?」
「これは愛の力なの」
「は?あい?」
ネズミは目が点になった。
「この腕輪を付けているラブラブカップルは、二人のラブで育まれた力によって作動して、お互いの身を守ってくれるの。
どぉ、ステキでしょ?」
今度はアクミも、目が点になった。
「でもアールは来なかったの二人の初めての危機よ。どうなるエリィ☆」


■ ピペ (20回/2007/03/30(Fri) 11:37:50/No436)

12『腕輪』
「アクミ、絨毯を出すでござる」
「言われなくても」
「あ〜〜ちょっと待ってよぉ。せっかくのエリィのラブ話を聞かずに、どこ行くつもりよっっ!!」
「エリィ〜〜!!」
遠くから光が近づいてきた。
「アール!!」
「ごめんよ。愛しい君を待たせてしまって」
「待たせすぎよ。でも来てくれて、すごくうれしいわっっ」
すでに二人は抱きしめ合っている。
「ゴメン。くだらなすぎて体が動かねえんだ…」
「謝るな。拙者もそうだ…」
「ところでこの方達は?」
「あなたがステキ過ぎてわすれていたわ。この方達は、私の悩みを聞いてくれた愛の恩人よ。その悩みももう無くなったけどね。」
「そうか。それじゃあ何かお礼をしなくっちゃね」
エリィとアールが振り向いた。
「いや、アタイ等は悩みがなくなったらそれでいいんで(さっさと立ち去ってくれ!!)」
「これぐらいのことで礼はいらんでござる(動け!!体!!)」
アクミとネズミは初めてお互いの心の声が聞こえ、通じあった気がした。
だがエリィとアールには、当然聞こえなかったみたいだ。


■ ピペ (21回/2007/03/30(Fri) 13:45:42/No437)

「さあ、手を出して」
二人は腕輪を外し、アクミとネズミに付けた。
「これであなた達も今までよりもっと、心通じ合うわ」
二人は吹雪の中、手をつないで帰っていった。
「「(もう十分通じ合ってるから!!)」」

私が書くアクミは、自分がラブラブするなのはいいけど、他人のを見るのは嫌い(誰だってそうだ ぇ




438/ 『白い雪、青い忍者、小悪魔と恋』2
□投稿者/ ピペ -22回-(2007/03/31(Sat) 10:27:25)

長くなったので新しくしました。

13『帽子』
「やっと着いた」
「本当にやっとでござったな」
「言うなよ…」
「すまん…」
ガイアの森の洞窟の入り口。入り口は雪には埋まってなかった。やはり神の住処だからだろう。
「一気に行くよ!!」
「ああ!!」
この洞窟には訳の分からない、しかも強い生き物が住み着いている。気を抜けば一巻の終わりだ。
「だぁぁぁ!!」

「アクミでポン!!」
「てぃっ!!」
アクミは魔法でネズミは忍術で倒していった。

「ウェェェン!!」
「ぐすん」
「うわぁ〜ん〜」
「ひっく、ひっく」
「…………ぽろっ」

「また泣き声が?」
「ん?何か言ったか?ぼーっとしてないで手伝えよ。アクミでポン!!
いてっ、クッソー手袋してるのに寒さで手がしびれるじゃん」
洞窟の中は雪こそ降っていないもののやっぱり寒かった。


■ ピペ (23回/2007/03/31(Sat) 12:02:51/No439)

「フッッ!!」
ネズミは黄色いブーメランを投げた。周りの生き物は一斉に倒れた。
「気絶している。アクミ、今のうちだ」
「あいよっっ!!」

ガイアの森に着いた。今はあの美しい景色を潰すように、雪が積もっている。
「ウェェェン!!」
「グスン」
「うわぁ〜ん〜」
「ひっく、ひっく」
「…………ぽろっ」
「何だこれは?」
「さっきも聞こえたが…」
「えっっ(さすが忍者じゃん。さっきもすごかったし)」
アクミは素直にそう思ったが、声に出すことは出来なかった。
「うわぁ!!」
「!?」
とても強い風が吹いた。二人は帽子が飛ばされないよう、必死に抑えた。


■ ピペ (24回/2007/04/04(Wed) 10:24:59/No445)

14『神様』
「ウェェェン!!俺のイモが〜」
「うわぁっっ!!何でござるか」
いきなり現れたのはガイア族の一人、炎の神フィアだった。
「何で泣いてんだよ」
フィアは大泣きしながら暴れ回っている。
「焼きイモ。石焼きイモがくいてぇー!!」
「ったく。アク、アク、アクミでポン★」
アクミは石焼きイモの屋台を出した。
「うぉーー!!これで美味い焼きイモが食えるぜー!!」
フィアは直ぐに飛びついた。
「タコのクセに手間取らせやがって。テメェはどら焼きでも食ってろ」
「ん?何か言ったか?」


■ ピペ (25回/2007/04/04(Wed) 11:47:26/No446)

「ネタはそこまでにして、次にいくでござるよ」
「あーそうだった」
「ムグムグ…そういやお前らだって、人間界で変身して魔法使ったり、ジャングルで日々不幸な目にあったり…」

「[悲しみにくれたとき]とは、泣いているということだったか」
「そうみたいじゃん。とすると、あとの四人も泣きやませればいいってことじゃん。楽勝楽勝♪」

次に二人は、水の神アクアの所に行った。
「グスン…」
「で、お前は何で泣いてんだよ」
「あれ…」
アクアは花畑を指差した。
見ると、花の一部が絡みあっている。
「僕の大切なお花があんなになっちゃった…グスン」

15『魔法』
「う〜ん。花でござるか…」
「こうなったら、片っ端から魔法をかけてみるしかないじゃん。アクミでポン★」
花のツルは解けかけたがまた絡まった。
「やっぱダメか…ぎゃぁーー!!」
いきなり花が牙を向いてアクミに襲いかかった。
「あ、言い忘れてたけど、そのお花は寒くて怒ってるからあんまり刺激しないようにね…グスン」
「きぃゃぁーー!!先に言えー!!」
アクミは絨毯に乗ったまま花達に追いかけられている。
「アクミ!!そうだ…」
ネズミはホラ貝を取り出した。



■ こやまる (158回/2007/04/04(Wed) 22:46:20/No448)
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ピペさん、こんばんは☆
感想が遅くなってしまいごめんなさいです。

雪の原因を探ろうと前向きなアクミがいいですね〜。
ライバルのミルモの影響なのか、ネズミにいい格好したいからか、それともネズミと一緒に行動を共にしたいからなのか…。
そんなアクミにしっかり付き合うネズミにもアクミへの愛を間違いなく感じました。
特に雪の中、絨毯の上でネズミが後ろからアクミをサポートする様はまさにネズアクならではのカッコ良さがあり、すごく絵になりますね。

>アクミはまだ、自分がネズミが好きだとは気付いてません
アクミは見るからに恋に奥手なタイプですものね。
体は無意識にも恋でデレデレ状態になってしまうけど、素直になれずに口では否定し続けるタイプでしょうね。
逆にネズミの方は常にポーカーフェースでここぞというときに手を差し延べる、ミルモタイプなんだなと思いました。

>でもアールは来なかったの二人の初めての危機よ。どうなるエリィ☆
おぉ〜、キャラが濃いですね!
今まで誰も話題にも挙げていなかったエリィとアール、しゃべり方も性格もまったく不明なこの二人のキャラをここまで濃くするピペさんはすごいの一言です。
周りの誰をも動けなくするネバネバな愛のパワーも強烈ですね。
二人の周りで飛んでいるハートマークがアクミとネズミにも乗り移っていそうな絵を思わず想像…(^^)。

>「タコのクセに手間取らせやがって。テメェはどら焼きでも食ってろ」
私も映画を観たばかりということもあり、このネタには笑わせていただきました!
フィアを含めたこの3役はいろいろ共通点がありそうですが、ネズミとハレの方はそれを探すのが難しいですね。
ネズミもハレみたいにたまには絶叫することがあるのかなぁ(^^;。

この後のガイア族とのやり取り、楽しみにしていますね!

「いただきもの小説」コーナーへの掲載許可もありがとうございました。
後日の更新の際に掲載させていただきます〜。
では!


■ ピペ (26回/2007/04/05(Thu) 10:27:53/No451)

感想ありがとう御座います!!


バックに紋章が出て。
「♪はぁっ、とぅ」
周りで小さく稲妻。
「♪やっっ」
右に回って、左に回って。
「フフフのフ〜♪」
宙返り、ヒモがものすごく揺らめいて。
「ネズ、ネズ、ネズミでポン★」
※ネズミの魔法でした。
花のツルは見事に解けた。
「はぁ、はぁ、た、助かった…ガクッ」
「わぁ、お花が元に戻った♪ありがとうvv」
アクアは笑顔になった。
「よかったじゃん…」

「うわぁ〜ん」
次は風の神、ウィンの所に行った。
「お主は何故、悲しんでいるのでござるか?」

16『風と雲』
「うわぁ〜ん…ボクの頭のかざぐるまが、風に飛ばされちゃったんだよ〜」
ウィンは泣きながら、周りをクルクル回る。
「って、自分のせいだろぉがっ!!」
「うわぁ〜ん、うわぁ〜ん」
「寒い…。とりあえず拙者達が探してくるから、泣き止むでござる」
もっと吹雪が強くなった気がした。


■ ピペ (27回/2007/04/05(Thu) 11:56:40/No452)


ネズミとアクミはいつもの様に、絨毯に乗って探していた。
「あ〜〜、見つかんねぇ。しかも寒いし」
「しっかり探すでござる。拙者はあっちの方を探してくる」
ネズミは絨毯からうちわで飛んで行った。
「あ、ネズミ…行っちゃった…」

「ひっく、ひっく」
「また泣き声が。今度は誰でござる?」
ネズミが出会ったのは、雲の神ピクモだった。
「くっっ!!」
ひょうが落ちてきた。ネズミは間一髪の所でソレを避けた。
「危なかったな…」
「ひっく、ひっく…私の雲畑が雪だらけに…」
「?雲畑……それで、雲畑とはドコに?」
ピクモは目の前を指差した。そこには真っ白な銀世界が広がっている。
「まさか、ここ全部が!!?」
「気にしないで。ひっく、ひっく…」
「こんな迷惑なのに、気にしないわけがないだろうがっっ!!こうなったら…」
ネズミは両手にシャベルを持った。
「雪かきだ!!」



■ ピペ (28回/2007/04/06(Fri) 10:29:46/No453)


「かざぐるま〜、どこだ〜」
その頃アクミはかざぐるまを探していた。
「寒いし、疲れたし、手も痛いし。あいつの所にでも行ってみるか」

17『心』
痛いのは手だけじゃなかった。
痛いのは心。
急にひとらぼっちになって寂しくなった。
「…ネズミーー!!」
アクミはわざと大声で叫んだ。

掘って、掘って、掘りまくる。
「くしゅん!!風邪引いたでござるか」
ネズミは雪かきの最中。あのヤマネの何倍もの速さで掘り進めていく。
「つっっ!!」
カチンと音がしてシャベルが止まった。どうやら氷の塊に当たったようだ。
「当たりか…仕方ない。あの技を使うしかないでござる」
ネズミは忍術を使うポーズで手を構えた。
「忍法紐縛りの術!!」
※これはピペが考えました。この様な忍術は存在しません。
ネズミが付けている紐が自動で伸びる。そして、氷の塊に巻きつく。
「はぁっっ!!」
ネズミの力に紐の力が加わり、氷は引っ張られ抜けていく。
「くぅ…」
ネズミは尻餅をついた。そして、ついに氷が抜けた。
「やっと見つけた!!ネズミー!!」
「アクミ!!」
「何してんだ?こんなとこで」
「こっちも色々あったのだ」
「そういうことか」
アクミはピクモを横目でチラリと見た。


■ ピペ (29回/2007/04/06(Fri) 11:29:43/No454)


「ところで「危ない!!」
大きな雪の塊が落ちてきた。ネズミはアクミを突き飛ばした。
「いてて…」
アクミが起き上がると、ネズミがいた位置には姿はなく、変わりに大きな雪の塊があった。

18『シャベル』
「ネズミー!!」
アクミは雪の塊に駆け寄った。
「アクミ!!」
「そこにいるんだな。今、助けるから!!」
アクミはシタールを構えた。
「アクミでポン!!」
アクミは魔法をかけたが、何も起こらなかった。
「アクミよく聞け!!この雪はガイア族が創り出したものだから、魔法は効かん!!拙者のことはいい。お前だけだも逃げろ!!」
「何を言って…」
「いいから早く!!」
周りにも次々と雪の塊が落ちてくる。
「うるせぇ!!一人だと暖かい所にいても寒い。でも、二人だと寒い所にいても暖かい。そんだけだよ。アタイはお前がいないとイヤだ!!」
「バカ!!」
「どうせバカだよ。でも魔法が使えなくったって」
アクミはさっきまで、ネズミが持っていたシャベルを手に持った。
「こうすればイイじゃん☆」
ネズミが埋まっている所を掘り出す。
「うぉりゃぁ〜〜!!」
「はっっ!!」
ネズミもも雪の中から忍術を試みる。


■ ピペ (30回/2007/04/07(Sat) 11:35:19/No455)

↑「も」が多いですね…

「うぉりゃぁぁ〜〜!!」
「いてっっ!!」
ネズミの頭にシャベルが当たった。
アクミはネズミの顔だけ、雪の中から掘り出せた。
「やったーvv」
アクミはおもわず、ネズミに抱きついた。
「おわっっ」
「よかったじゃんvv」
「よくない。まだ顔だけでござるよ」

19『光』
「そうじゃん。あっっ///////」
アクミはいつの間にか、ネズミを抱きしめていたことに気が付いた。
「つっ、次行くぞ//////」
アクミはシャベルを握り締めた。
「上を見ろ!!」
上から巨大な雪玉が降ってきた。
「(せめてネズミだけでも…)」
アクミはネズミに覆い被さった。
「逃げろ、アクミ!!」
雪玉はゆっくりと避けた。
「「……?」」
二人の体は柔らかな光に包まれていた。
「な、なんでござるか??」
「さ、さぁ…ってネズミ!!」
「あっっ!?」
ネズミはいつの間にか、雪玉から抜け出していた。雲畑の雪もとけている。


■ ピペ (31回/2007/04/10(Tue) 10:38:32/No460)

「何が起こったんだ?」
「これは…」
ネズミは手首を見た。そこには、さっき貰った腕輪が光っていた。
「まさか、これがアタイ等を守ったっていうのか…」
「信じたくはないが、その様でござるな…」
二人の頭には腕輪をくれた、バカップルの顔が浮かんだ。
「「あいつらのおかげとは……………」」
「あなた達、ありがとう」
ピクモがふわふわと飛んできた。
「あ、かざぐるま、見つけたでござる」
ウィンのかざぐるまは、ネズミの足元に落ちていた。
「これでこっちも解決だな。早く行こうネズミ!!」

20『目薬』
アクミとネズミはウィンにかざぐるまを渡しに行った。
「ボクのかざぐるま〜」
「ウィンはかざぐるまを頭に付けると、嬉しそうにクルクル回って去っていった。
「って礼もなしかよ。じゃあ次〜」←アクミ
「切り替え早っっ!!」←ネズミ
※上のセリフは、あんまり性格が変わっていたので、分かりやすくしました。



■ ピペ (32回/2007/04/17(Tue) 12:58:20/No466)

こんにちわ。

最後は土の神、ドンタ。
「……ぽろっ」
ドンタは静かに涙を流す。
「何で泣いてんだよ」
「………」
「もしかして、目が痛むのか?」
ドンタはネズミの言葉に頷いた。
「……これは拙者の愛用の目薬なんだが、よかったら使うでござるよ」
ネズミは目薬をドンタに渡した。
ドンタは目薬をさした。
「痛くなくなった」
「当然でござる。目薬なのだから」
ドンタの涙は引いた。
その途端、今まで降っていた雪が止み、一気に消えていった。

「ただいま〜」
振り向くと、体の大きな妖精が洞窟から歩いてきた。
「トプル〜」
「遅いぞ!!」
「お帰りなさい」
ガイヤ族達は一斉にトプルに群がる。
「あいつは?」
「楽器職人兼ガイア族の保護者」
アクミがネズミに説明する。


■ こやまる (162回/2007/04/19(Thu) 09:54:08/No467)
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ピペさん、おはようございます☆

何よりもガイア族それぞれの性格がうまく表現されているのがすばらしいです。
特にピクモのつかみどころのない性格もとてもよく描けていますね。
実際こんな人たちの相手をしろと言われたら、私もアクミのようにイライラしてしまいそうです。。

そのアクミですが、途中から「ネズミと一緒に行動できる!」という思いが強くなってきて、不条理なガイア族の注文でも途中から楽しんでいるようにも見えるアクミの心境の変化がじわじわと読者にも伝わってきました。
本当の神様とも思えるトプルが二人にどんなことを伝えるのかが非常に興味がありますね。
次回以降も楽しみにしています!!

それと、アクミがネズミに言った「ガイア族の保護者」という表現に笑ってしまいました。
確かにこのわがままなガイア族には保護者が必要だ・・・。

ピペさんの小説の掲載はもう少しお待ちくださいませ。
ちょっと立て込んでて数日かかってしまうかもしれません。。。
それではこれからもよろしくです(^^)。




425/ ミルモストーリーその5
□投稿者/ レインボー -65回-(2007/03/27(Tue) 20:26:07)

皆さん、こんばんは☆


『第15話 風と雲の城、ウラヌス・キャッスル』

無事カゲミの記憶を取り戻す事が出来たヤシチ達。
今回は時間を戻してムルモ、パピィ、ワカバ、トモン、チーエ、アクミが向かったウラヌス・キャッスルを見てみましょう。
ムルモ「じゃあ入りましゅよ!」
ギギーッ・・・。
ムルモ達は扉を開けてウラヌス・キャッスルへと入っていきました。
パピィ「これがウラヌス・キャッスルみたいね。」
ウラヌス・キャッスルは城の中にも関わらず強風が吹き荒れ、雲があり、崖下は底が見えない程深い様子です。
トモン「何だか難しそうな城ね・・・。」
チーエ「城の中なのに雲があって、更に強風が吹き荒れてるなんて・・・。」
ワカバ「そうね。そんな事よりも・・・。」
アクミ「あいつはどこにいるんだい?」
???「言われなくても出てきてあげますよ。」
ムルモ達の前にブラクが現れました。
ムルモ「レイボしゃん!何でそんな姿になってしまったんでしゅか!?」
ブラク「貴方達には関係ありません。教える必要などありませんよ・・・。」
パピィ「な、何でちゅってぇ〜!?教えなちゃいよ!」
ブラク「・・・では聞きますが、聞いてどうするつもりですか?」
パピィ「え!?ちょ、ちょれは・・・。」
ブラク「何も考えていなかったみたいですね・・・。これだから馬鹿者は困るんですよ・・・。」
パピィ「う・・・!」
ムルモ「レイボしゃん!パピィをバカにするなでしゅ!」
トモン「レイボさん!どうか元に戻ってください!」
チーエ「そしてまたワカバちゃんと付き合ってください!」
ブラク「ワカバって誰ですか?僕は誰とも付き合った事はないですよ?」
トモン「そ、そんな!?」
チーエ「ワ、ワカバちゃん・・・。」
ワカバ「・・・レイボ君、本当に私の事を覚えてないの?」
ブラク「えぇ。貴方なんて見た事もないですよ。今日、初めて会いましたよ。」
ワカバ「! ・・・・・。」
アクミ「何て奴だい!乙女心を平気で踏みにじるなんて最低な奴だね!」
ブラク「僕はあくまで本当の事を言っただけですよ・・・。それよりもそろそろ勝負を始めましょう。」
ムルモ「どうやって勝負するんでしゅか?」
ブラク「だからこれから説明すると言っているのに。人の話を聞いてませんね・・・。」
ムルモ「な、何でしゅってぇ!?」
パピィ「ちょっとレイボたん!ムルモをバカにするとあたちが許ちゃないわよ!」
ブラク「やれやれ・・・。まずはこの城の奥まで来てください。無事城の奥まで来れたら僕と勝負です。」
トモン「レイボさんと直接勝負しなきゃいけないんですか!?」
チーエ「それに強風が吹き荒れる城の中を進んで行かなきゃいけないなんて・・・。」
ブラク「では、せいぜいがんばってくださいね・・・。」
ボンッ!
ブラクは煙と共に消えました。
アクミ「チッ、あの男あんな軽い発言をしやがって・・・。」
ムルモ「ワカバしゃん、もの凄いショックを受けたでしゅよね・・・。」
パピィ「そうでちょうね・・・。ワカバたんかわいちょう・・・。」
トモン「そ、それよりもどうします?」
チーエ「この城を進んでいきますか?」
ワカバ「・・・決まってるでしょ。進むに決まってるわよ。」
アクミ「え?」
ワカバ「きっとレイボ君を助ければ私の事を思い出す筈だわ!だから皆さん、先に進みましょ!」
ムルモ「ワ、ワカバしゃん!」
パピィ「その調子よ、ワカバたん!」
アクミ「よし、じゃあ先を急ぐよ!」
ムルモ達は先に進んでいきました・・・。

一旦、切りますね。


■ レインボー (66回/2007/03/27(Tue) 20:27:56/No426)

続きです。

ムルモ「それにしても本当に強い風でしゅね〜。」
パピィ「そうね。どこかにカゼトたんがいるのかちら?」
トモン「カゼト?カゼトって妖精界一スケベなあの方ですか?」
チーエ「うん。そのスケベさは尋常じゃないって噂ですよ・・・。」
アクミ「あたいも知ってるよ。南楓と森下はるかとか言う奴が何度も被害に遭ってるって・・・」
ワカバ「ちょっと皆さん!今はカゼトさんは関係ないでしょう!?今はレイボ君を元に戻す事だけを考えてください!」
ムルモ「そ、そうだったでしゅ。」
パピィ「ワカバたん、ごめんなちゃいね。」
ビュウウウウ!!!
その時、これまでとは比べ物にならない強風が吹きました。
トモン「きゃあ!このままじゃ吹き飛ばされちゃいます!」
チーエ「何とかしないと・・・!」
アクミ「でもどうすんだい!?」
ワカバ「私に任せてください!ワカバでポン!」
ワカバは魔法で巨大な岩を出しました。
ムルモ「こ、これなら風の影響が極力減らせるでしゅ!」
パピィ「これで風が止まるのを待ちまちょ!」
しばらくして強風は止まりました。
ワカバ「さぁ皆さん、急ぎましょう!」
ムルモ達は更に進んでいきました・・・。

ムルモ達が進んでいくと道が雲の中に続いていました。
トモン「この雲の中に入っていかなきゃいけないみたいですね。」
チーエ「そうみたいだね。」
アクミ「じゃあ早く行くよ!」
ムルモ達は雲の中に入って進んでいきました。
ムルモ「早くこんな所抜け出そうでしゅ!」
ゴロゴロゴロ・・・。
パピィ「な、何?」
ピカッ!ドーン!
ムルモ達に雷が襲い掛かりました。
トモン「今度は雷が!」
チーエ「これも何とかしなきゃ危ないですよ!」
アクミ「え、え〜と・・・ど、どうすりゃいいんだい!?」
ワカバ「ワカバでポン!」
ワカバは魔法で避雷針を出しました。
ピッシャーン!
雷は避雷針に落ちました。
ワカバ「皆さん、今のうちに早く雲の中を抜けましょう!」
ムルモ達は雲の中を更に進んでいきました・・・。

そしてムルモ達は雲を抜け、ウラヌス・キャッスルの奥へ到達しました。
ムルモ「ようやく到着でしゅ・・・。」
パピィ「ちゅ、ちゅかれたわ・・・。」
トモン「で、でも疲れてる暇はないと思いますよ・・・。」
チーエ「そ、そうですよ・・・。」
アクミ「そうだね・・・。奥に到着したって事は・・・。」
???「どうやら無事に到着した様ですね・・・。」
ムルモ達の前にブラクが現れました。
ワカバ「レ、レイボ君・・・。」

以上です。
ではまた☆


■ こやまる (156回/2007/04/03(Tue) 07:37:56/No443)
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レインボーさん、おはようございます☆
新章突入、今回はワカバ達のウラヌス・キャッスル編ですね。
お城の中とはいえ雲があったり底なしの崖があったりとまるでお城とは思えない描写が迫力を増していてとても良いです。
それにしてもニュース三人娘にムルパピ、そしてアクミという組み合わせがまた斬新だこと…(^^)。
60話「ムルモはわたちのもの」ではパピィはアクミの脅威に怯えていましたが、アクミが黄色化した後にムルモからアクミのことをいろいろ聞かされたので今は何とも思っていないのでしょうね(もしくは始めからアクミのことを脅威に思っていなかったか…)。

>ムルモをバカにするとあたちが許ちゃないわよ!」
レインボーさんのストーリーはムルモとパピィがとてもラブラブな関係で描かれていて、読んでて心温まります(^^)。
とはいえ今回はムルモがパピィのことをかばうシーンが先でしたが、これが逆だったら二人がケンカになっていたかも…と思わず予想してしまいました。

豹変してしまったレイボに責任を感じているのか、ワカバが先頭に立って奥へと進む光景も勇ましいです。
二人のやり取り、そしてレイボをそうさせた原因が何だったのかも楽しみです。
では!


■ レインボー (67回/2007/04/04(Wed) 23:27:21/No449)

こやまるさん、こんばんは☆

『第16話 ラブラブカップルを惑わす悲しみ』

ムルモ「レイボしゃん!早く元に戻ってくだしゃいでしゅ!」
ブラク「これが僕の元の姿ですよ?何度言ったら分かるんですか?」
パピィ「あんたが本当に元に戻るまでよ!」
ブラク「だからこれが僕の元の姿だと言っているでしょう?何度言っても分からないなんて困った人達ですね・・・。」
トモン「レイボさん!どうかワカバに謝ってください!」
チーエ「そうですよ!そしてまたワカバちゃんと付き合ってあげてください!」
ブラク「何度も言いますが、僕は誰とも付き合った事はないです!ワカバって人は、今日初めて知りましたよ!」
ワカバ「レ、レイボ君・・・。」
ワカバはまた悲しみはじめました。
アクミ「純粋な乙女心をまた踏みにじるなんて何て奴なんだい!あたいが一発叩きのめさないと気がすまないよ!」
ブラク「フン、やれるものならやってみなさいよ!」
ブラクは鎌を取り出しました。
アクミ「ぶ、物騒な物持ってんじゃん・・・。」
ブラク「さっきまでの威勢はどうしたんですか?」
アクミ「う、五月蝿いよ!アクミでポン!」
アクミは魔法で弓と弓矢を出しました。
アクミ「串刺しになっちまいな!」
アクミは弓矢を発射しました。
ブラク「甘いですね・・・。」
ズバズバズバ!
ブラクは鎌で弓矢を全部切り落としました。
ムルモ「ぜ、全部切られちゃったでしゅ!」
パピィ「そんな事言ってる場合じゃないわよ、ムルモ!」
ムルモ「そ、そうでしゅね!触角ビ〜〜ム!」
ムルモはブラク目掛けて触角ビームを放ちました。
ブラク「甘いと言っているでしょうが!」
ズババババ!
ブラクは鎌を回転させ、鎌をシールドの様にして触角ビームを防御しました。
ムルモ「ボ、ボクの触角ビームも効かないなんて・・・。」
パピィ「あたち達、万事休すだわ!」
ブラク「やっと分かりましたか・・・。今度はこちらの番ですよ!」
ブラクは鎌から鎌いたちを飛ばして攻撃してきました。
トモン「と、飛び道具で攻撃!?」
チーエ「今からじゃ避けきれないわ!」
ザクザクザク!
鎌いたちはムルモ達を切り刻みました。
6人「うわーっ!!!!!!」
ムルモ達は地面に倒れました。
トモン「こ、これが暗黒化したレイボさんの力なの・・・?」
チーエ「私達じゃとても敵わない・・・!」
ブラク「フフフ・・・。やっと分かりましたか?貴方達じゃ僕には勝てない事が・・・。」
アクミ「畜生・・・。あたい達はここでくたばるのか・・・?」
ワカバ「そんな事はないですよ!」
ワカバは立ち上がりました。
ブラク「おや、まだ体力があったようですね。」
ワカバ「レイボ君!あの酷い事は謝るから元に戻って!お願い!」
ブラク「酷い事って何ですか?僕の計画を邪魔している事ですか?」
ワカバ「! そ、そうじゃなくて・・・」
ブラク「謝らなくても結構ですよ。どっちみち僕は貴方達を始末しますから。」
ワカバ「・・・こっちもいいわ、レイボ君。」
ブラク「?」
ワカバ「必ずレイボ君を元に戻してあげるわ!そしてこんな酷い事をした人を一緒に懲らしめましょう!」
ワカバがそう言うと、何処からか声が聞こえてきました。
???「ははははは・・・。何を言ってやがんだ?」
ムルモ「この声はお兄たま!」
パピィ「ミルモたん、何処にいるの!?」
ミルモ「全ての城にいる奴に言える事だが、そいつらがそういう事になった原因はお前らにあるんだぜ・・・。」
トモン「全ての城の人にですか!?」
チーエ「他のマーズ・キャッスルやマーキュリー・キャッスルの人達もなんですか・・・!?」
アクミ「それよりミルモ!あたい達に原因があるってどういう事だい!?」
ミルモ「フン・・・。そんなのそいつらと一番親しかった人物が知ってる筈だぜ・・・。」
ワカバ「・・・ご明察です。」
ムルモ「ワカバしゃん!レイボしゃんと一体何があったんでしゅか!?」
ワカバ「今から一週間ちょっと前の事です・・・。」
パピィ「それってつい最近の事じゃないの!」

一旦、切りますね。


■ レインボー (68回/2007/04/04(Wed) 23:29:43/No450)


続きです。

ワカバ達はカゼトを取材していました・・・。
ワカバ「それでは昨日も人間界へ行かれて楓さんとはるかさんのスカートを・・・?」
カゼト「うん、ちなみに楓さんはさくらんぼ柄、はるかさんは白とピンクのストライプだったよ。」
トモン「そうなんですか・・・。」
チーエ「そんな事をしてよく楓さん達に見つからないですね・・・。」
カゼト「うん、コオルも協力してくれてるしね。協力プレーはいいもんだよ。」
その後、カゼトの取材は終了しました。
ワカバ「ふぅ、何とかカゼトさんの取材が終わったわね。次回の一面は『妖精界一のスケベ妖精!かわいそうな楓さんとはるかさん』で決まりね!」
トモン「でもカゼトさんって本当スケベよね。」
チーエ「そうだよね〜。ああいう人は彼氏にしたくないよね〜。」
ワカバ「そうね・・・。って!いっけない!今日レイボ君とデートの約束してたの忘れてた!」
トモン「えぇ!?また!?」
チーエ「は、早く行ってあげてよ!」
ワカバ「う、うん!じゃあねトモン、チーエ!」
ワカバは走っていきました。
トモン「ワカバ、ここのところレイボさんとのデート、すっぽかす事多いわね・・・。」
チーエ「そうだね〜、何だか心配だね・・・。」

一方レイボは待ち合わせ場所で立っていました。
レイボ「ワカバちゃん・・・今日も来れないのかなぁ・・・。まぁ、ワカバちゃんは妖精新聞を作っていて忙しいんだから仕方の無い事ですよね。今日は帰りましょうか・・・。」
レイボは道を歩き出しました。すると・・・。
???「そいつはお前との約束を忘れてるだけだぜ。」
レイボの前にスーパーミルモ姿のミルモが現れました。
レイボ「貴方はミルモ王子様。何ですかその格好は?それよりどういう事ですか、ワカバちゃんが約束を忘れてるって?」
ミルモ「そのまんまの意味だ・・・。ワカバはお前とのデートなんて覚えてねぇんだよ・・・。」
レイボ「そ、そんな事ないですよ!ワカバちゃんは忙しかっただけなんですよ!」
ミルモ「フン・・・それよりもオレに着いて来ねぇか?いい事があるぜ。」
レイボ「え、遠慮します!」
ミルモ「そうか・・・。だったら力ずくでも来てもらうぜ!」
レイボ「!?」
ミルモ「ミルモでポン!」
ミルモが黒魔法を使うとレイボに雷が落ちました。
レイボ「うわあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!」
レイボはあっという間に暗黒化されました。
ミルモ「いいか?お前の名前は今からブラクだ。」
ブラク「・・・はい。」
ミルモ「お前は今まで誰かと付き合った事はあるか?」
ブラク「いいえ。ありません。」
ミルモ「フフフ・・・そうか。じゃあオレに着いて来い!」
ブラク「分かりました!」
ボンッ!
ミルモとブラクは共に姿を消しました・・・。
それからしばらくしてワカバが待ち合わせ場所にきました。
ワカバ「あれ?レイボ君がいない・・・。・・・怒って帰っちゃったのね・・・。レイボ君・・・。」

トモン「そんな事があったの・・・。」
チーエ「ワカバちゃん・・・。」
アクミ「でもそれじゃ悪いのは丸っきりお前じゃん!」
ブラク「お喋りはここまでです。そろそろ本気でいきましょうかね。」
ワカバ「・・・分かったわ、レイボ君。」
一同「!?」
ムルモ「ワ、ワカバしゃん本気でしゅか!?」
ブラク「へぇ、僕と戦う気ですか?」
ワカバ「えぇ。でも私が勝ったら元に戻るって約束して!もし出来なかったら私が元に戻してあげるわ!」
パピィ「ワ、ワカバたん・・・!」
ワカバ「行くわよ、レイボ君!」
ワカバは強気な発言をしましたが、目からは涙が流れていました・・・。

以上です。
マーズ・キャッスル編、マーキュリー・キャッスル編、ウラヌス・キャッスル編でのミルモのセリフを使いまわしてしまいすみません。
別々に変えると変になってしまいそうでしたので・・・。

それでは☆


■ こやまる (160回/2007/04/14(Sat) 09:25:45/No461)
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レインボーさん、おはようございます☆

自分に非があるとワカバが最初から思っているところがこれまでと違っていますね。
ワカバはちょっと抜けている部分もある性格の持ち主だから、これはあり得そうです。
それにしても「でもそれじゃ悪いのは丸っきりお前じゃん!」というアクミのセリフがストレート過ぎてアクミらしいですね。
トモンとチーエも予感が的中してしまい、ワカバのために何もしてあげられなかったことを悔やんでいそうです。

>ああいう人は彼氏にしたくないよね〜
チーエがズバッと言っていますね(笑)。
さすがに妖精新聞にはこのコメントは載らないと思うけれど、女の子妖精にこんな風に思われていることにカゼトの方は気がついていなさそうですね。
新聞が発行された後の妖精界を想像すると恐ろしいです。

次回はブラクとワカバの戦いですね。
ワカバがどんな行動に出るのか、そしてブラクを元通りにさせるきっかけが何なのかがとても気になります。
では!


■ レインボー (69回/2007/04/14(Sat) 23:23:58/No463)

こやまるさん、こんばんは☆

『第17話 ワカバVSブラク』

ワカバ「行くわよ!ワカバでポン!」
ワカバは魔法でハリセンを出しました。
パン!
ムルモ「ほぇ?」
ハリセンはブラクの頭を軽く叩きました。
ブラク「これ位の攻撃なんて痛くも痒くもありませんよ?」
パピィ「ワ、ワカバたん・・・。もうちょっと強力な武器で攻撃ちないと・・・。」
ワカバ「そ、そうですね。ワカバでポン!」
ワカバは今度はピコピコハンマーを出しました。
ピコ!
ピコピコハンマーはブラクの頭を叩きました。
アクミ「は?」
ブラク「だからそんな攻撃は効きませんよ?」
ムルモ「ワ、ワカバしゃん・・・。」
パピィ「どうちてもっと強力な武器を出ちゃないのよ!?」
アクミ「お前、やる気あんのかい!?」
ワカバ「・・・・・。」
トモン「ワカバはきっとレイボさんを傷つけたくないんですよ・・・。」
チーエ「ワカバちゃんにとってレイボさんは大切な人ですからね・・・。」
ブラク「今度はこっちから行きますよ!ブラクでポン!」
ブラクは黒魔法を使い、暗黒魔法でムルモ達を攻撃しました。
6人「うわーっ!!!!!!」
ムルモ達は地面に崩れ落ちました。
ブラク「弱すぎですね・・・。」
ムルモ「ワカバしゃん!お願いだから真剣にレイボしゃんと戦ってくだしゃいでしゅ!」
パピィ「そうちないと、あたち達がやられちゃうわよ!」
ワカバ「・・・分かりました。」
ワカバは立ち上がりました。
ブラク「お、来る気ですか?」
ワカバ「行くわよ、レイボ君!」
ワカバはブラクに向かってブリッコをしました。
5人「えっ?????」
ワカバ「どう?レイボ君。私の色仕掛け攻撃は!」
トモン「ワ、ワカバ。何やってるの?」
チーエ「いくらなんでもそれじゃ無理だよ!」
アクミ「お前、ふざけんのもいい加減にしろよ!」
ワカバ「私はふざけてなんかいませんよ。純粋で恥ずかしがり屋なレイボ君なら必ず攻撃出来なくなる筈です!」
ブラク「フ、そんな攻撃がこの僕に・・・」

「レイボ君!」

ブラク「!?」

「レイボ君!今日はどこへ行く?」

ブラク「な・・・な・・・?何であの人の声が・・・?」
ワカバ「! ほら効いてますよ!どんどん行くわよ!」
ワカバは今度は投げキッスをしました。
ブラク「!」

「レイボ君!明日はデートしましょうよ!」

ブラク「な・・・何なんですか、これは!?それに何故、胸がドキドキしてるんですか・・・!?」
ブラクは顔を赤らめて動揺して、動く事が出来ません。
ムルモ「まさかあんな作戦が上手くいくとは思わなかったでしゅね・・・。」
パピィ「本当ね・・・。」
トモン「でもレイボさんの性格をよく知っているワカバならではの作戦だわ!」
チーエ「そうだね!」
アクミ「でも見てるこっちはちょっと恥ずかしいね・・・。」
ブラク「うぅぅ・・・。ド、ドキドキと顔が熱いのが止まりません・・・!」
ワカバ「今だわ!とどめよ!レイボ君、ちょっと痛いからごめんね!」
バキッ!
ワカバは虫取り網でブラクの頭を思いっきり叩きました。
ブラク「ぐえっ!」
ブラクは地面に倒れました。
ムルモ「やったでしゅ〜!」
パピィ「あたち達の勝ちね!」
トモン「よくやったわ、ワカバ!」
チーエ「やったね、ワカバちゃん!」
アクミ「なかなかいい作戦だったじゃないかい。見直したよ。」
ワカバは倒れているブラクを抱き上げました。
ワカバ「レイボ君!しっかりして!」
ブラク「な・・・何でですか・・・?何故、貴方は見知らぬ僕を助けるんですか・・・?」
ワカバ「簡単な事だよ、レイボ君・・・。私が貴方を愛しているから・・・。」
ブラク「・・・!?」
ブラクの頭の中に記憶が蘇りました。

一旦、切りますね〜。


■ レインボー (70回/2007/04/14(Sat) 23:26:26/No464)


続きです。

ワカバ「この前はありがとう。あの絵ちゃんと飾ってるよ。」
レイボ「いえ。ちゃんとお気に召してもらってよかったですよ。」
ワカバ「・・ねぇ、レイボ君。」
レイボ「何ですか?」
ワカバ「これから二人でサーカスランドへ行かない?」
レイボ「!・・は、はい喜んで!」

ブラク「・・・! ・・・ワカバちゃん・・・!」
ワカバ「!」
ブラク「ワカバちゃん・・・。そんな言葉を言ってくれるなんて・・・。僕は嬉しいですよ・・・。」
ワカバ「レ、レイボ君・・・!」
ワカバはブラクに泣きつきました。
ワカバ「ごめんね・・・!ごめんね、レイボ君・・・!私がデートをすっぽかしてばかりだからレイボ君をこんな目に遭わせちゃって・・・!」
それにつられてブラクも泣き出しました。
ブラク「い、いいんですよワカバちゃん・・・!それより今度のデートはちゃんと来てくれますか・・・?」
ワカバ「・・・喜んで・・・!」
二人は泣きつきました。
トモン「よかったわね、ワカバ、レイボさん・・・!」
チーエ「本当だね〜・・・!」
アクミ「フン・・・泣かせるじゃん・・・!」
ムルモ(それにしても羨ましい位のラブラブカップルでしゅね・・・。)
パピィ(本当に羨まちいわ・・・。あたちもムルモと・・・。)
ムルモとパピィは互いを見合いました。
ムルモ「パ、パピィ!な、何でしゅか?」
パピィ「ム、ムルモこそ!あ、あたちは別に・・・。」
ムルモ「ボ、ボクも何でもないでしゅよ・・・。」
二人の顔は赤くなりました。
アクミ「・・・ところで服が元に戻ってないじゃん。」
ブラク「本当ですね。何故でしょうか?」
ワカバ「きっと悪の根源を倒せば元に戻りますよ!」
ムルモ「そうでしゅね!それじゃあ皆しゃん、ネプチューン・キャッスルへレッツ・ゴーでしゅ!」
6人「お〜っ!!!!!!」
ムルモ達はウラヌス・キャッスルを出てネプチューン・キャッスルへと向かいました・・・。

一方こちらはネプチューン・キャッスル・・・。鏡に映された映像でミルモがリルム達の様子を見ていました。
ミルモ「マーズ・キャッスル、マーキュリー・キャッスル、ウラヌス・キャッスル・・・全てが攻略されたか・・・。」
ミルモは鏡の映像を消しました。
ミルモ「フフフ・・・。だが、全ては計算通りだ・・・。後はこのネプチューン・キャッスルで倒すだけだ。」
ミルモは不敵な笑みを浮かべました。
ミルモ「更に万が一、危なくなってもオレには最強の切り札・・・『ブラックホール・キャッスル』があるからな!」
ミルモは更に不敵な笑みを浮かべました。
ミルモ「さぁ、早く来い!そしてお前らを血祭りに上げてやるぜ・・・!」
ミルモは不敵に笑いました・・・。

以上です。
これで中盤までが終了しました。
次回からはミルモがいるネプチューン・キャッスル編です。
次回から、この話もいよいよ後半戦です。

ではまた☆


■ こやまる (163回/2007/04/25(Wed) 22:50:32/No469)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、こんばんは☆

レイボとワカバの恋のストーリーはまさにレインボーさんの得意分野ですね。
何とワカバが色仕掛け攻撃に出るとは…その光景はなかなか面白そう。
普段は何にも考えてなさそうなワカバも、好きな人のこととなると女の子らしく、そしてとても積極的になるのが何とも微笑ましいです。
「愛しているから」という超積極的なセリフもウブなムルモとパピィには攻撃力抜群で(笑)。
そしてダアク無き今の失恋状態のアクミにはどう写ったかなぁ。

さて次回は大ボスのミルモがようやく動き出すのでしょうか?
なぜ妖精たちを倒さなくてはいけないのか、ミルモの真の目的が少しずつ見えてくるであろう次回以降が楽しみです。
では!




393/ 運命のはぐるまその2
□投稿者/ 甘夏 -14回-(2007/03/04(Sun) 14:34:45)

こんにちわー!小説遅くなってしまいすみません><

??「おい・・・」
??「なに?」
??「ミカノに彼氏がいるコトデーターに書いてあったか・・?」
??「はぁ?・・ミカノがそう言ったの?」
??「いや・・ただ聞いてみただけだ。」
そういい終わると、その少年はコツ・・コツ・・としずかに姿をけしたー・
??「・・・あいつ・・まだミカノの事すきなのかしら・・?」
そういって、ニッと笑った
第9話4人目の天使ハルネ

松竹「なるほどねー・・!うん!わかったよ!僕も協力するよ!」
ムルモ「ミカノしゃんのためでしゅwがんばりましゅねwwきゃはww」
ムルモと松竹は、変身したあと、楓と結木からミカノと6人の天使について話しをした。
かえで「ありがとう!松竹君ww」
松竹「ううん!南さんのためならどうってことないよ!」
ムルモ「きゃはwwそうでしゅよww」
ミルモ「・・おいムルモ、どうせ腹の中では「ちっ!なんでこの僕が守護神しなくちゃならないんでしゅか・・!」なーんて思ってんだろ。」
ムルモ「狽ネ・・なんのことでしゅか?wwきゃはww」
そんな事をいいつつ、ミカノはただ1人、テンションが上がりまくっていた
ミカノ「さあ!!早く4人目の天使さがすわよー♪皆早く乗ってのってー♪」
リルム「ミカノさん、どうしてそんなにテンション上がりまくりなんですの?」
ミカノ「そりゃもちろん4人目の天使がすぐそこにいるからよ!さあ!いきますよー!!!!」
すると皆は光の中へと消えていった・・・
シュン!!
全「わあ!?」
皆がたどりついたのは・・・はるかの家であった
日高「えー!?もしかしてあの森下さんなのー!?」
ヤシチ「偶然にもほどがあるな・・・」
ミルモ「しょうがねーよ・・作者の甘夏がなんかそれしか書くのができなんだしよ」
甘夏(ぎくっ煤j
ミカノ「私の名前もてきとーに辞書でひいてそこがちょうどミカンの場所だったからミカだけ抜いてミカノにしたんだよねー」
甘夏(ぎくぎくっ!)
かえで「み・・みんなよしなよ・・・;;」
そんな会話が続いたのであった
ミカノ「よし!森下さん?ってやらヒトをハルネにしましょー!」
ピンポーン
はるか「はい。・・って皆?どうした・・きゃ!?誰!?貴方!」
ミカノ「ふふふ〜ww幽霊族のパンア!守護神になあ〜れ!」
はるか「きゃああ!?なに!?」
パンタ「はるかおねーたん、なにがあったんですかっち??」
はるか「パンタ!危ない!!」
パンタ「え?」

えーーとこれでおわりですw
でわー!


■ こやまる (146回/2007/03/05(Mon) 23:27:08/No395)
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甘夏さん、こんばんは☆
お久しぶりの連載、うれしいです!
ストーリー作りは大変ですが、ぜひ最後まで続けましょう!!

さすがは松竹くん、物わかりが良いというか単純なところが彼の良いところだと私は思います(^^)。
ムルモはみんなが協力するから自分も仕方なく…という感じでしょうか。
ミルモの突っ込みも図星っぽいですしね(^^;。

主要キャラの次は、ちゃあみんぐキャラが天使になるのですね。
突っ込み好きなミルモとヤシチには作者に突っ込まずにはいられない性格のようで(^^;。
ここまできたら甘夏さんもいっそのこと妖精になってストーリーに参加するのもありかもですね(^^)。

次回のパンタが気になりますが、個人的にはその後に登場予定(?)のパピィがやたらと気になっています。
まずはパンタはどんな風に豹変するんだろう?
それでは次回も楽しみにお待ちしていますね!


■ 甘夏 (15回/2007/03/26(Mon) 18:31:41/No420)

こやまるさん、お久しぶりです!
第10話☆パンアが現れない!?

ここは悪魔族が住む、魔界ー。
そして魔王のすむ魔王城ー。
??「あー・・なんかムカツクわー・・」
1人の少女は、長い廊下をコツコツと音を鳴らしながら歩いていた。
??「あーーもう・・!ミカノがまた現れてからなぜかムカムカする!!」
すると、今度は小さな悪魔がその少女に向かって走ってくる。
アメデ「ナナ様〜!魔王様がおよびです〜!」
そう言うと、ナナと名乗る少女はえ〜!とした声をあげた。
ナナ「はぁ〜・・またなんか説教かな〜・・はぁ・・」
そういいながら、とぼとぼと魔王の部屋へと向かっていった・・・・

場所はかわり、森下はるかの家ー。
パンタ「・・・?なんですかっち?今の光は・・?」
パンタはミカノにふしぎな光(ってか魔法?)をあてられて、守護神になるはずだったが・・・?
ミルモ「・・?なんともねーぞ・・?」
ヤシチ「あてまちがえたんじゃないのか?」
あずみ「あんた馬鹿?ちゃんとあたったところみたでしょ!」
かえで「でも・・・パンタちゃん・・なんともなんないよ?」
リルム「!もしかしてパンタさんは幽霊だからなんなかったんじゃーないですの?」
するとミカノは「あ!」と声をもらした。
ミカノ「・・・あはは・・忘れてたw幽霊は透き通ってるから・・光を体に浴びさせられないんだったw」
と、お馬鹿な発言をしたミカノに一同がくっとおちてしまった。
その中で、はるかとパンタだけが、ハテナマークをうかべていたのであった。
ミカノ「だいじょーぶ!ちゃーんと神化するからwえ〜っと・・・」
するとミカノは自分のバックからごそごそと物をさぐった。
ミカノ「じゃーん!幽霊魂すっぽりくん!これさえあれば幽霊のあなたもたちまち人間の肉体をGETできちゃう!さぁ今すぐ人生エンジョ・・「いいからやりやがれ!;;」
それはミルモの声によってさえぎられた。
そして、ミカノはパンタの顔にペタっ!はりつけたー。

すみませんー途中できらせてもらいます!!


■ こやまる (154回/2007/03/31(Sat) 13:50:50/No440)
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甘夏さん、こんにちは☆
昨日はチャットにていろいろありがとうございました!
私も甘夏さんといろいろ話せて楽しかったです!

パンタが幽霊であることをすっかり忘れていたミカノ…ミカノの天然ボケっぷりがかわいいです。
ミカノのやる気あるんだか無いんだかわからないセリフに一同がっくり…というか相変わらずミカノにみんなが振り回されているシーンも面白いですよ。

>幽霊魂すっぽりくん!
何だかとてつもないアイテムが出ましたね(^^;。
ネーミングセンスが妖精ちっくで素晴らしいのに加え、これを使うと人間の体をゲット…つまり死者が蘇るのとイコールなのでは?と思ったりも。。
まさに天使だけが持ち合わせるスペシャルアイテムなのでしょーか。

冒頭の魔界のシーンも気になりますね。
ナナとミカノの間に以前登場した幼馴染みの男の子が関係してそうな予感がします。
それでは次回も楽しみにお待ちしております!
では!


■ 甘夏 (16回/2007/04/08(Sun) 20:10:23/No457)

こんばんわw
第11話☆パピィと住田君w

ぜんかい、ミカノに『幽霊魂スッポリ君』をはりつけられたパンタは、みるみると人間になっていった。
パンタ「ほわわわ〜!?すごいですっち〜!」
ミルモ「パンタが人間いなったぞ!?」
皆が唖然としてる中、ミカノは目をキラキラさせていた。
ミカノ「わわーwwすごいわーwでわさっそく・・・・。」
すると、ミカノは、今までとちがう呪文を唱えた。
ミカノ「幽霊族のパンアよ・・!今ここに、ハルネを召喚せよ・・!」
ここからは、みんなと同じように、パンタに光をあびたのであったー。
パンア「幽霊族、パンア参上ですっち!!今からここに、水の神・・ハルネさんを召喚します!トロワマストアダテーナイト!はぁ!!」
その光は、はるかの方へとむかっていった。
はるか「きゃあ!?」
光とともに、はるかは水色の服をまとい、スカートはバルーンスカートであった。
ハルネ「・・・水の神!ハルネ参上・・!ってきゃあ!?何この格好!!」
ミルモ「おおー・・なんかさわやかって感じだな・・。」
ムルモ「でしゅねv」
あずみ「ムッカ〜・・!私よりいいじゃないー!!」
すると、楓がはるかにミカノの事を説明した。

数十分後・・・
はるか「分ったわ!こんなすばらしい事見逃すはずは無いわ!!」
パンタ「僕たんもOKですっち〜!」
ミルモ「よし・・!じゃあミカノ!次行くぞ!」
ミカノ「OK−!じゃあ行くよー!瞬間移動ー!!」
シュン!!
その場から皆はきえた。
そして着いた場所は・・・・

ムルモ「・・・買p・・パピィの家・・でしゅか!?」
そう、ココはパピィの家であったー。
ミルモ「・・やっぱりな・・・」
そう、ここは住田家であった。
ミカノ「さぁー!行くわよー!!」
ミカノは住田の家のチャイムをならした。


っと!ここいったんきらしてもらいます!


■ 甘夏 (17回/2007/04/08(Sun) 20:38:54/No458)

 
魔界城・・−。
ナナ「およびでしょうか・・。ディエ様。」
ナナは、何段もある階段の奥に、でかい椅子に座ってる魔王に問いかける。
ディエ「うむ。ナナよ・・。ミカノについてだが・・・。」
ナナ「・・・!はい。」
ディエ「??がこの前、ミカノにあったそうだ。」
ナナ「・・!そうなのですか・・?」
ディエ「ああ。・・で、ナナにお願いがあるのだ。」
ナナ「はっ!なんなりお申し付け下さい。」
ディエ「お主にこの粉を、ミカノのいる場所にまいてほしい。」
ナナ「・・・!lこれは・・・。ブラックパウダーですか・・?!」
ディエ「さよう。この粉をまけばブラックモンスターがあらわれるハズだ。かミカノの天使集めをすこしでもさせるな。よいな?」
ナナ「はい!おまかせください。(クス・・・)」


住田家

ピンポ〜ン
パピィ「住ちゃん、お客さんよー」
住田「あ。うん。」
バタバタと、住田を玄関へと向かっていった。
ガチャ・・とあけると、そこには、ミカノと皆が立っていた。
住田「!南さんたち!・・と・・どちら様?」
南「住田君!ちょっとパピィちゃんよんでくれる?」
住田「あ、うん?・・パピィ!南さんたちが呼んでるよー!」
パピィ「?はーい?」
パピィが玄関に来る。
パピィ「あら?楓さんじゃない!どうちたの?」
すると楓は、パピィにこう言った。
南「パピィちゃん!ゴメンンネ!!」
すると楓はしゃがみ、ミカノがそこにたって、光を発射寸前だった。
パピィ「きゃあ・・!?」
ミカノはパピィに光を放った

この続きはまた今度ww

☆予告☆
ミカノ「ミカノが放った光はパピィに直撃!だがその神化したパピィに鼻血をだした!」
ムルモ「そこまでなってないでしゅー!!!」
ミカノ「そして私たちのもとに現れた敵はブラックパウダーを使って大暴れ!!次回!ミカノとアイツの過去!こうご期待!!」
ムルモ「・・・聞いてないでしゅね・・。」

こんどから予告をつけますwでわわー!


■ こやまる (161回/2007/04/14(Sat) 09:36:57/No462)
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甘夏さん、こんにちは☆

パンタの人間姿、話し方が妖精のときと変わっていないので私の中でいまいちイメージが沸かなかったり(^^;。
みんなの驚きが少ないことより、妖精のイメージとあまり変わらない、やはり幼い男の子の顔をしているのでしょーか。
逆にはるかの方は皆の反応が集まりましたね。
次回パピィが人間の姿になったときはどんな反応があるか楽しみです。
そしてムルモはやはり鼻血を・・・?(^◇^;)

まるで予告編はまるでアニメの次回予告みたいで面白いですね。
強引で話を聞かないミカノにこれからもいろんなキャラが振り回されそうです。
そして悪魔との対決も迫っているようで、こちらも楽しみです。
では次回のストーリーも楽しみにお待ちしています。


■ 甘夏 (18回/2007/04/29(Sun) 18:41:47/No472)

こんにちわwどもりんごですw最近変更おそくなってすみません><
でわw本編の方楽しんでくださいませw

第12話☆ミカノとアイツの過去

ムルモ「・・・・で?なんでパピィも一緒についてくるでしゅか」
ムルモはムスッとした態度でパピィをにらむ
パピィ「あら!失礼ね!ちょーがないでちょ!ミカノたんの為よ!ここは私もたすけてあげないといけないでちょ!」
ムルモ「・・・だからって・・・・なんでしゅかその格好!!」
ムルモはパピィの私服を指さした。
そう、パピィは守護神となり、人間になってしまったのであった

約10分前ー。

パピィ「・・我は第5の守護神、トロワ。今ここに、我の主人、コウノを召喚する!」
住田「わああああ!」
すると住田君は結木くんの色違いのような緑色の服をまとっていた。

●●●●●●●

あらすじおしまいw

と、言うことで、パピィは急いでそこら辺の服屋にいって、安くてかわいい服を女の子3人組みから買ってもらったのだった。
ちなみに、パピィの服装と言うと・・・。
白のブレザーにチェックの赤いリボンをつけ、ちょーミニスカのスカート。
・・・・いわいるそこら辺にいる女子中学生か、高校生ってかんじだった。
楓「近くにあったのがちょうど高校生に人気の制服売り場だったの・・3点セットで3,000ぐらいだったから・・ちょうどでいいんじゃないってことでね;;」
楓は申し訳なさそうに言った。
パピィ「ううん!気にちないで!楓たん!私この格好けっこう気ってるから♪」
と、楓に向かってにこっと笑った。
するとミカノはなにかを察知したかのようにこう叫んだ。
ミカノ「!!!皆!!伏せて!!」
とっさに言われた皆はええ?!とした顔でミカノの言うとおりにした。
するとそこには、手裏剣のようなものがささっていた。
ミカノ「誰!?」
ミカノがそう言うと、なにか黒い塊のようなものがでてきていた。

いったんきりますね!


■ 甘夏 (19回/2007/04/29(Sun) 20:36:02/No473)

続きですw

モンスター「ギュッゲリギュチャー!」
黒い塊はモンスターだった。モンスターは、ヌメヌメしたナマコみたいなモンスターだった。
それをみた女子のみなさん(ミカノは除)は・・・・
楓「いやああ狽ネにこれっ!?気持ち悪いいい!」
あずみ「ちょっと南さん!押さないでよ!キモイ怪物にあたっちゃうでしょ!」
リルム「やーっ!ミルモ様たすけてくださいませーっ煤v
パピィ「気持ちわるーい!」
はるか「狽「やああ!こっちこなで!」
と、超嫌ってます。
そんな姿をみたモンスターはちょっと傷ついたのであった。(笑
ミカノ「ちょっとー!こんくらいのモンスターでぎゃあぎゃあ騒がないでよー!魔界にいったらこんなのもっといっぱい居るわよ!!」
ミカノの言葉に、楓はこのモンスターがいっぱいる姿を想像してみると、気持ち悪いー!といって泣き叫んだのであった。
ミカノ「んもう!いいわ!これくらいの超ヘボなモンスター私1人で大丈夫よ!男たちは女子を守っててね!」
するとミカノはきっとモンスターに睨み、だっとモンスターえとかけよっていったかと思うと、モンスターをギュム!っと踏んで、天高く舞い上がる。
ミカノ「くたばりな!メテオ・インパクト!!」
ミカノの手から、赤い隕石のような燃えた石が、モンスターに直撃!
モンスター「ギョッギョレミッチョーーーーー!!!」
するとシュンっとそのことは無かったかのようにその場に消えた。
皆はミカノの戦いをみて、ポカン・・としてるのであった。
楓「・・す・・すごい!」
ミルモ「あのでけーモンスターを1人で倒すなんて・・めっちゃすげー・・・」
リルム「ええ・・・すごいですわ!」
ムルモ「でもなんでモンスターがここにきたんでしゅかね・・?」
結木「・・なぞだな・・・・」
ミカノ「・・・・いったい誰が・・・・?」
するとどこからか、女の子の声が聞こえてきた。
??「あーあ!やっぱナマゴンじゃーミカノにかてなかったかー。ざんねーん!」
パチンッと指をならして、ちっ!と舌打ちをしていたのであった。
ミルモ「お前・・・・誰だ!?」
ミルモが叫ぶと、そいつがいきなり現れた。
??「は〜い!ミカノwお久しぶり〜!元気にしてた?・・・っていっても・・ここがあんたの墓場になるから聞いても意味ないわねw」
ミカノ「!!!ナナ!・・チッ・・やっかいなのが来たよ・・はぁ・・」
ナナ「ちょっとぉ〜!なによその態度!」
その子はぷんぷんしながらミカノにいったのであった。


☆次回予告☆

ミカノ「なんと目の前にあらわれた超美少女の正体はミカノの幼馴染!ミカノとナナは感動の出会いになるハズだったー!!」
ミルモ「ってかミカノ、さっきため息だしてなかったk・・「次回!悪の天才ナナ様参上!こうごきたい!」
ミルモ「おい!!!」
でわ〜


■ こやまる (167回/2007/05/03(Thu) 23:20:02/No480)
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甘夏さん、こんばんは☆

>白のブレザーにチェックの赤いリボンをつけ、ちょーミニスカのスカート。
ちょーミニスカのスカートという点にムルモはどんな反応を示したのだろう?(^◇^;)
顔を真っ赤にしてしまうか、パピィの保護者みたいな役回りになるのかのどっちかかな?
普段と違う格好が出来て喜ぶパピィの表情も目に浮かびますね。

>ヌメヌメしたナマコみたいなモンスターだった。
名前もナマゴン…まさに見た目そのまんまですね(笑)。
女の子たちはきゃーきゃー騒いでいますが、女の子でなくてもこれは気持ち悪くて逃げたくなりますよね。
(テレビ放送だとモザイクがかかりそう^^;)
少なくとも私は…デリケートな松竹くんも気を失ったかも。
しかもミルモ曰く「でけーモンスター」ですし。。
こんなモンスターがたくさんいる魔界は想像したくないです。。。

そしていよいよミカノとナナのご対面…この先の展開が読めないだけに楽しみです〜(^^)。
では!




470/ ミルモストーリーその6
□投稿者/ レインボー -71回-(2007/04/26(Thu) 07:22:08)

皆さん、おはようございます☆


『第18話 創造と神聖の城、ネプチューン・キャッスル』

リルム達はマーズ・キャッスルを出てネプチューン・キャッスルの入り口へとやって来ました。
リルム「これがネプチューン・キャッスルですか!?」
パンタ「今までの3つのお城よりも大きいですっち〜!」
ペータ「本当だべ〜・・・。」
ビケー「これは今まで以上に厳しい戦いになりそうだね・・・。」
アンナ「そうね。でもヤシチ達やムルモ達が来るのを待ちましょ。」
ワルミ「そうだね、アンナ姉ちゃん。」
ヤシチ「お〜〜〜い!」
後ろから声が聞こえてきたので、リルム達が振り返るとマーキュリー・キャッスルからヤシチ達がやってきました。
リルム「ヤシチさん達、無事でしたのね!」
ヤシチ「何とかな。リルム達も大丈夫みたいだな。」
パンタ「カゲミお姉ちゃんも元に戻ったんですっちね!」
マンボ「あぁ。ツグミも元に戻ったみたいだな!」
ペータ「後はムルモ達が来るのを待つだけだべ。」
サスケ「そうなんだぜ。」
ムルモ「お〜〜〜いでしゅ〜〜〜!」
再び後ろから声が聞こえてきたので、一同が振り返るとウラヌス・キャッスルからムルモ達がやってきました。
ビケー「ムルモ達も無事だったんだね!」
ハンゾー「良かったのら〜!」
ムルモ「あいでしゅ!ツグミしゃんやカゲミしゃんも記憶を取り戻したみたいでしゅね!」
アンナ「レイボも元に戻ったみたいで何よりだわ。」
ヤマネ「本当でございますね!」
パピィ「そうね!それよりも・・・。」
リルム達はネプチューン・キャッスルへ目を向けました。
インチョ「いよいよ最後の城・・・ネプチューン・キャッスルへやって来ましたね!」
ワカバ「この城の中にミルモ王子がいる筈です!」
トモン「そしてミルモ王子やレイボさん達を操っていた人もいる筈です!」
チーエ「その人を倒せばミルモ王子もレイボさん達も元に戻りますね!」
アクミ「それじゃあ入るよ!」
ギギーッ・・・。
リルム達は扉を開けてネプチューン・キャッスルへと入っていきました。
ワルミ「ここがネプチューン・キャッスルだよ!」
ネプチューン・キャッスルは城の中にも関わらず青空が見え雲があり天国、或いは神の住む世界を思わせる様な雰囲気です。
カゲミ「最後の城らしい光景でございますね!」
ブラク「そ、それよりも・・・」
???「ククク・・・。遂に来たか・・・。」
リルム達の前にミルモが現れました。
リルム「ミルモ様!」
ミルモ「よくマーズ・キャッスル、マーキュリー・キャッスル、ウラヌス・キャッスルを攻略したな!それは褒めてやるぜ!」
ヤシチ「な、何だと!?」
ミルモ「だがそれもここまでだ!このネプチューン・キャッスルがお前らの最期の地となるんだぜ!」
ムルモ「お兄たま、冗談はやめてくだしゃい!」
ミルモ「バカ言え!冗談な訳ないだろうが!一人残らずなぎ倒してくれるぜ!」
ミルモは翼を羽ばたかせ、宙に浮かびました。
ミルモ「ミルモでポン!」
ミルモは黒魔法をネプチューン・キャッスル中に飛ばしました。
パンタ「うわ!危ないですっち〜!」
マンボ「何て攻撃をしやがんだ!」
パピィ「ミルモたん、何時の間にこんな力を身につけたのよ!?」
ペータ「そ、そう言えば学校で習った事があるべ!」
サスケ「妖精界には白い翼を羽ばたかせる伝説の妖精がいるって習ったぜ!」
ワカバ「ま、まさかその伝説の妖精って・・・。」
ビケー「ミルモだったんだね!」
ハンゾー「お、驚きなのら〜!」
トモン「で、でもミルモ王子なら十分ありえますよね!」
ミルモ「何分かりきった事をゴチャゴチャ言ってんだ!とっととくたばれ!」
ミルモは更に黒魔法を飛ばしてきました。
アンナ「く!流石に強力な魔法を使うわね!」
ヤマネ「しかしこちらも反撃をしなければ永久に勝てないでございます!」
インチョ「そうですね!皆さん、一斉攻撃です!」
リルム達は魔法で色々な物を出し、ミルモ目掛けて飛ばしました。
ミルモ「甘いぜ・・・!」
ミルモは闇の波動でリルム達の攻撃を防ぎました。
チーエ「そ、そんな!」
アクミ「何て技なんだい!ミルモ、お前は完全に悪に魂を売っちまったのかい!?」
ミルモ「そういう事だぜ!ミルモでポン!」
ミルモは再び黒魔法を飛ばし、黒魔法はリルム達に直撃しました。
リルム達「うわーっ!」
リルム達は倒れました。
ミルモ「ククククク・・・。どうだ!これがオレの力だ!」
ワルミ「な・・・何て力なのかちら・・・。」
カゲミ「こ・・・このままでは私達の負けになってしまいます・・・。」
ブラク「い・・・一体誰がこんな力をミルモ王子様に・・・?」
???「それは我だ・・・。」
ミルモの後ろに妖精が現れました。
ミルモ「おぅ、あんたか。見てくれよ、あんたがくれた力のお陰でこいつらを痛めつける事が出来たぜ。」
???「フフフ・・・。いいぞ、もっとこいつらを痛めつけろ・・・。」
ミルモ「んなもん、言われるまでもねーよ。」
ムルモ「だ、誰でしゅか・・・?」
ヤシチ「ミルモをこんな風にしたのは貴様か・・・!」
リルム「ミルモ様を元に戻してください!貴方は一体誰なんですか!?」
???「我か?我の名は・・・いずれ妖精界を支配する事になる王・・・ジャキだ!」
ジャキはそう叫びました・・・。

以上です。
今回からネプチューン・キャッスル編です。
もしかしたら他の3つの城よりも長くなってしまうかもしれません・・・。

それでは☆


■ こやまる (165回/2007/05/02(Wed) 10:27:05/No475)
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レインボーさん、こんにちは☆

いよいよ悪の真打ち登場ですね。
まさにボスにふさわしいしゃべり方をしていますが、実際の姿と実力のほどはいかに!?
その前にまずは目の前にいるミルモですね。
リルムに対しても容赦なく攻撃を加えるミルモなので(リルムはミルモに容赦なく攻撃するけど)、今までのような言葉や思い出作戦はなかなか通じないような気がしますが、誰がミルモを元通りにするきっかけを与えるのかが楽しみです。
長編になりそうとのことで、いろんな妖精がこれからも活躍していくのでしょうね!
それにしてもこんなに大勢の妖精を敵に回したミルモ、ミルモが元通りになった後、みんなからひどい仕返しを受けそうな気がする…(^◇^;)。

では!


■ レインボー (72回/2007/05/02(Wed) 22:53:47/No476)

こやまるさん、こんばんは☆


『第19話 謎の妖精ジャキ、そしてミルモを惑わす怒り』

リルム「妖精界を支配する・・・!?」
ヤシチ「そして妖精界の王になるだと・・・!?」
ムルモ「ジャキしゃん!何で妖精界を支配しようとしてるんでしゅか!?」
ジャキ「フ、お前達に教える必要などない・・・。」
パンタ「な、何でですっちか〜!?」
マンボ「そうだ!気になるだろうが!」
パピィ「教えなちゃいよ!」
ジャキ「五月蝿い奴らめ・・・。おい、こいつらを片付けろ。」
ミルモ「言われなくてもそうするぜ!」
ミルモは再び黒魔法でリルム達を攻撃しました。
ペータ「うわ!ミルモ、やめてくれだべ〜!」
サスケ「そうだぜ〜!オイラ達を倒してもいい事なんてないんだぜ〜!」
ワカバ「今、私達を倒してもジャキさんの為になるだけですよ!」
ミルモ「んなもん知るか!今はお前らを倒す事だけしか考えてねぇよ!後はどうなっても知らねぇよ!」
ミルモは闇の波動を放ちました。
ビケー「くっ!何て強力な波動なんだ!」
ハンゾー「このままじゃやられちゃうのら〜!」
トモン「それにしても何でミルモ王子は私達を倒そうとしてるんですか・・・!?」
ミルモ「簡単な事だ!お前らが憎いからだよ!」
アンナ「あたし達が憎い!?」
ヤマネ「・・・という事はやはりあの事が原因でございますね。」
チーエ「え・・・?」
ミルモ「ほぅ・・・。よく分かってんじゃねぇか。」
ワルミ「あの事って何なの?」
カゲミ「何があったのでございますか?」
ブラク「気になりますね。」
インチョ「・・・実は1週間近く前に私達はミルモ君主催のお菓子パーティーに招待されたんですよ・・・。」
アクミ「何だって!?」

今から1週間近く前の楓の家・・・。ミルモがお菓子パーティーの準備をしていました。
ミルモ「ようし、これで準備万端だな。後はあいつらを呼ぶだけだな!」
ミルモはリルムの携帯に電話をしました。
リルム「あっ、ミルモ様!どうされたんですの?」
ミルモ「おぅ、リルムか!今から楓の家でお菓子パーティーを開くから来いよ!」
リルム「え、本当ですか!?喜んで参加させてもらいますわ!」
ミルモ「おぅ!あ、悪いけど後ヤシチ、ムルモ、パピィ、パンタ、ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、インチョ、サスケ、ハンゾー、ヤマネにも連絡してくれねぇか?」
リルム「はい!分かりましたわミルモ様!」
その後ミルモはお菓子パーティーの準備を続けました・・・。
それから数分後・・・。
ミルモは少し疲れた様子で欠伸をしました。
ミルモ「ふわ〜ぁぁ。疲れたな〜。一眠りすっか。」
ミルモは昼寝をしだしました。

それから数十分後・・・。
ミルモ「ん・・・んぁ〜ぁ。よく寝たな〜・・・。」
ミルモは起き上がりました。すると周りにリルム達がいました。
ミルモ「おぉ、お前ら来てたのか。」
ミルモはそう言いました。しかしリルム達は怖い形相でミルモを睨んでいます。
ミルモ「な、何だよ・・・。どうかしたのか?」
リルム「どうしたもこうしたもありませんわ!酷いですわミルモ様!」
ミルモ「は?何の事だ?」
ヤシチ「とぼけるなー!よくも拙者達を騙しおったな!」
ミルモ「はぁ!?」
ムルモ「お兄たまがボク達にお菓子パーティーに招待してくれるなんておかしいと思ったんでしゅ!」
パピィ「見損なったわよ、ミルモたん!」
パンタ「ミルモお兄ちゃん、酷いですっち〜!」
ミルモ「ちょ、ちょっと待てよ!何の事だよ!?」
ペータ「この期に及んでまだシラをきる気だべか!?」
ビケー「だったら教えてあげよう!ミルモ、このクッキーを食べてごらん!」
ミルモ「は?何言ってんだよ・・・。」
ミルモはクッキーを噛もうとしました。しかし・・・。
ガキィッ!
ミルモ「堅ぇぇっ!」
マンボ「何だよ、そのクッキーは!そんなダイヤみたいに堅いクッキーなんて食えるか!」
ミルモ「オ、オレはちゃんと食えるクッキーを用意したぞ!」
ガビン「じゃあ今度はこのシュークリームを食べてみてよ・・・!」
ミルモ「お前らなぁ、いい加減にしろよ・・・。」
ミルモはシュークリームを食べました。しかし・・・。」
ミルモ「辛ぇ〜〜〜〜〜っ!!!」
アンナ「何よ、この辛すぎるシュークリームは!バラエティー番組の罰ゲームじゃないのよ!」
インチョ「いたずらにも程がありますよ、ミルモ君!」
ミルモ「だからオレは知らないっての!」
サスケ「まだとぼける気なんだぜ!?」
ハンゾー「じゃあ、このリンゴジュースを飲んでみるのら〜!」
ミルモ「あぁ、分かったよ・・・。これで何も起こらなかったらオレは無実だからな。」
ミルモはリンゴジュースを飲みました。しかし・・・。
ミルモ「!? ぐぁぁぁっ!はっ腹が痛ぇぇぇ・・・!」
ヤマネ「このリンゴジュースには下剤が入っていたでございます!」
ミルモ「だ・・・だからオレは知らないって・・・」
一同「問答無用!!!」
リルム「ミルモ様!お仕置きですわ〜〜〜っ!!!」
ミルモ「ちょ、ちょっと待てお前ら〜〜〜!!!」
ドカバキボコスカグサブスベキゴキ!!!!!
ミルモ「ぎゃあああああああ!!!」
ミルモはボコボコになって倒れました。

一旦、切りますね。


■ レインボー (73回/2007/05/02(Wed) 22:55:24/No477)


続きです。

リルム「ミルモ様なんて嫌いですわ!」
ヤシチ「お主を信じた拙者がバカだった!」
ムルモ「全く不愉快でしゅ!」
パピィ「もうミルモたんの言う事なんか信用出来ないわ!」
パンタ「ミルモお兄ちゃんのいたずら、はるかお姉ちゃんに言ってやるですっちからね!」
ペータ「親友にこんな事をするなんてもうミルモなんて友達じゃないべ!」
ビケー「全くだよ!」
マンボ「絶交だな!」
ガビン「絶対に許さないからね・・・!」
アンナ「ミルモの事、少しは王子らしく思ってたのに・・・がっかりだわ!」
インチョ「この事はエンマ先生にも報告しますからね!」
サスケ「や〜い、エンマ先生に100万点減点されちゃえだぜ〜!」
ハンゾー「いい気味なのら〜!」
ヤマネ「もうミルモ殿とは口を交わしたくないでございます!皆さん、帰るでございます!」
リルム達は怒って帰ってしまいました。
残されたミルモはしばらく放心していました。そして・・・。
ミルモ「ちくしょう・・・。ちくしょーーーーーっ!!!!!」
ミルモは地面を叩き叫びました。
ミルモ「何だよ、あいつら!オレは本当に知らねぇのに!一方的にオレばっか責めやがって・・・!」
ミルモは怒り涙を流しました。
ミルモ「・・・許さねぇ・・・。リルムも・・・ヤシチも・・・ムルモも・・・パピィも・・・パンタも・・・ペータも・・・ビケーも・・・マンボも・・・ガビンも・・・アンナも・・・インチョも・・・サスケも・・・ハンゾーも・・・ヤマネも・・・!」
ミルモの精神は怒りに支配されていきます。
ミルモ「誰一人として許さねぇ・・・!誰も彼も叩き潰さねぇと気がすまねぇぜ・・・!」
???「その叩き潰す為の力・・・欲しくはないか?」
ミルモの前にジャキが現れました。
ミルモ「何だおめーは。オレは今すげーイライラしてんだ。とっとと消えろ!」
ジャキ「まぁそう言うな。だから力をやると言っているのだ。話ぐらい聞かぬか。」
ミルモ「うるせー!とっとと消えろ!ケツアターック!」
ミルモはジャキ目掛けてケツアタックをしました。
ジャキ「やれやれ、乱暴な輩だ・・・。ジャキでポン!」
ジャキが魔法を使うとミルモの動きが止まりました。
ミルモ「な、何だ!?」
ジャキ「お前にくれてやろう、力を・・・。そしてその力で思う存分憎い奴らを叩きのめすがいい!」
次の瞬間、ミルモに雷が落ちました。
ミルモ「うわぁぁぁ〜〜〜っ!!!」
ミルモの姿はスーパーミルモの姿になっていきます。
そしてミルモは完全にスーパーミルモの姿になりました。
ジャキ「どうだ?それがお前の持っている最高の力だ。更に我の黒魔法の力も加えた・・・。今のお前に敵う奴などおらぬ。」
ミルモ「・・・凄ぇ・・・。みるみるうちに力が溢れていくぜ・・・!あんたは何者なんだ?」
ジャキ「我の名はジャキ・・・。悲しき者の味方だ。」
ミルモ「そうか・・・。じゃあ早速あいつらを倒しに行くぜ!」
ジャキ「まぁ待てミルモよ。そう簡単に倒したのでは面白くない。せっかくだから奴らの親しき者達を洗脳して悲しませてみてはどうだ?」
ミルモ「・・・そりゃいい案だ。奴らをたっぷりと苦しめてやるぜ!」
ジャキ「では我について来い!天空城へ案内してやろう!」
ミルモ「あぁ!分かったぜ!」
ジャキとミルモは楓の部屋から消えました・・・。その直後楓が帰ってきました。
楓「ただいま〜。・・・ってあれ?ミルモいないの〜?」
楓はミルモがいない事に気がつきました。
楓「出かけちゃったのかな・・・?話したい事があったのに・・・。」
楓はそう呟きました・・・。

以上です。
今回は回想シーンがメインでしたね・・・。
次回もそうなりそうです・・・。

ではまた☆


■ なっちん (1回/2007/05/04(Fri) 19:19:59/No481)

レインボーさん、こんばんは^^私は少し前からミルモストーリーを読み
始めて引き込まれてしまいました!とってもドキドキしてくるし知らない
間に時間が過ぎて行ってしまうお話だと思います^^

これからも楽しみにしているのでがんばって下さい^^それでは!


■ こやまる (168回/2007/05/08(Tue) 01:02:45/No484)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、なっちんさん、こんばんは☆

ついにミルモに潜む心の闇の理由が明らかになりましたね。
お菓子に関連した恨みというのがミルモらしくって良いですね〜。
それにしてもお菓子には目がないミルモがみんなにお菓子を振る舞おうとするなんてどういう風の吹き回しだろう?と思ったりもしましたが、アニメでミルモが人間界を去ろうとしたときにみんなにお菓子を配ったときの気分と一緒なのかな?

用意したお菓子はおそらくジャキによってひどい状態にされてしまったと思いますが、ミルモは怒りにまかせて冷静さを完全に失ってしまったようですね。
それにしても誰一人としてミルモのことを信じてあげられないなんて…ミルモの王子としての人望っていったい・・・と思ってしまいました(^◇^;)。

>ムルモ「ジャキしゃん!」
こういう状況でも悪役を”さん付け”で呼ぶムルモがかわいいです(^^)。
そういえばダアクに対しても”さん付け”だったかどうか…記憶が曖昧なため私には復習が必要のようです。。

それでは次回も楽しみにしていますね!
では!


■ レインボー (74回/2007/05/10(Thu) 07:33:17/No486)

なっちんさん、こやまるさん、おはようございます☆

『第20話 仕組まれた怒り』

リルムは結木の家へと戻ってきていました。
リルム「もぅ、ミルモ様酷いですわ!」
結木「リルム、どうかしたのか?」
リルム「あ、結木様。聞いてください、ミルモ様がお菓子パーティーで私達を騙したのですわ!」
結木「ミルモが?本当なのか?」
リルム「はい!ミルモ様ったら酷いですわ!」
結木「本当にミルモがそんな事を?・・・でもありえるかもな・・・。」

一方ヤシチ、サスケ、ハンゾー、ヤマネは安純の家へと戻ってきていました。
ヤシチ「全く、とんだ時間の無駄だった!」
サスケ「本当だぜ!」
ハンゾー「なのら!」
ヤマネ「以後、ミルモ殿とはお会いしたくないでございますね!」
安純「何なの、あんた達?五月蝿いわね〜・・・。」
ヤシチ「おぉ、安純。ミルモの奴が拙者達を騙しおったのだ!」
サスケ「お菓子パーティーなんて嘘だったんだぜ!」
ハンゾー「全部食べれないお菓子だったのら〜!」
ヤマネ「私はお菓子は食べられませんが、ヤシチ兄様達を騙したのが許せないのでございます!」
安純「そんなのミルモならやりかねないじゃない。引っかかるあんた達が悪いのよ。」
ヤシチ「し、しかしだな・・・!」
安純「そんな事よりあんた達。さっさと掃除をしなさいよ!」
サスケ「わ、分かったぜ!」
ハンゾー「なのら〜!」
ヤマネ「で、ございます!」
ヤシチ達は怒り任せに掃除をし始めました。

一方ムルモは松竹の家へと戻ってきていました。
ムルモ「あぁ、頭にくるでしゅ!」
松竹「ムルモ、どうしたの?機嫌悪そうだね・・・。」
ムルモ「松竹しゃん!実はお兄たまにとんでもない仕打ちで酷い目に遭わされたんでしゅよ!」
松竹「ミルモが?」
ムルモ「ボクとした事がお兄たまのあんな簡単な罠も見抜けないなんて・・・。情けないでしゅ。」
松竹「大変だったんだね・・・。」
ムルモ「あいでしゅ。それよりも松竹しゃん、マシュマロをくだしゃい!」
松竹「はいはい、分かったよ。」
ムルモは松竹からマシュマロをもらって食べ始めました。
ムルモ「う〜ん、美味しいでしゅ☆松竹しゃんはおバカなお兄たまとは大違いでしゅね〜。」

一方パピィは住田の家へと戻ってきていました。
パピィ「ミルモたんったら頭にきちゃうわね!」
住田「パピィ、何かあったの?」
パピィ「あぁ、住ちゃん。それが酷いのよ!ミルモたんにまんまと騙されたの!」
住田「そうなのかい?大変だったね・・・。」
パピィ「本当!ミルモたんったら今日はムルモよりも生意気だわ!」

一方パンタははるかの家へと戻ってきていました。
パンタ「ぷんぷんですっち〜!ミルモお兄ちゃん、酷いですっち〜!」
はるか「パンタ、どうしたの?」
パンタ「はるかお姉ちゃん!ボクたん、ミルモお兄ちゃんにいたずらされたんですっち〜!」
はるか「ミルモが?ミルモがそんな事するとは思えないけど・・・?」
パンタ「本当ですっち〜!ボクたんは被験者ですっち〜!」
はるか「はいはい。分かったわよ。」

一方ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、インチョは妖精界へと戻ってきていました。
ペータ「全く、散々だったべ!」
ビケー「本当だね!」
マンボ「親友にあんな嘘をつくなんてカッコわるいよな!」
ガビン「ボクはもうミルモに愛想が尽きちゃったよ・・・。」
アンナ「あたしもよ!もうミルモなんて知らないわ!」
インチョ「本当ですね!」
そこへニュース3人娘とばったり出会いました。
ペータ「あれ?ニュース3人娘だべ。」
ワカバ「はい!妖精界の新聞屋さん、ワカバでーす!」
トモン「特ダネゲット、トモンでーす!」
チーエ「チーエでーす。・・・おやすみなさ〜い。」
ワカバ&トモン「寝るなー!」
ビケー「キミ達、何か用かい?」
ワカバ「それが最近、特ダネがなかなか見つからないんですよ・・・。」
トモン「何か特ダネがありませんか?」
マンボ「・・・あるぜ。ミルモがオレ達を騙しやがったんだ!」
チーエ「え!?本当ですか!?」
ガビン「うん・・・。お菓子パーティーと偽って・・・。」
アンナ「あたし達を騙したのよ!」
インチョ「ダイヤみたいに堅いクッキーやバラエティー番組に出される様な辛いシュークリームや下剤入りリンゴジュースなど・・・。本当に酷かったですよ!」
ワカバ「本当!?これは凄いスクープね!」
トモン「次回の一面は『意地悪王子!クラスメートを騙まし討ち!』で決まりね!」
チーエ「ではもっと詳しい話を聞かせてください!」
ペータ達とワカバ達の話はしばらく続きました・・・。

数日後、妖精新聞が配られました・・・。その新聞をアクミが読んでいました。
アクミ「何だい、この記事は?ミルモの奴、何て事をしてんだい!」
アクミは呆れながら言いました。
アクミ「やっぱりミルモはまだまだだね。こんな事をやるなんて呆れたよ。」
アクミは新聞を投げ捨てて人間界へと戻っていきました・・・。

一方この様子を、ジャキとミルモは天空城で見ていました・・・。
ミルモ「・・・・・・・・・・。」
ジャキ「どうだ?誰一人としてお前の誤解を疑う輩はおらんぞ。」
ミルモ「・・・へっ、疑いを解いてたら見逃してやろうと思ったがとんだ無駄な考えだったみたいだな。」
ジャキ「ではミルモよ。早速奴らの親しい人物を操ってくるがいい!」
ミルモ「言われるまでもねーよ!」
ボンッ!
ミルモは煙と共に消えました・・・。

以上です。
最近は話の長さが長かったり短かったりとバラバラですね・・・。
ミルモの闇の原因編はまだまだ続きます。

それでは☆


■ こやまる (171回/2007/05/12(Sat) 09:28:37/No489)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、こんにちは☆

「ミルモがそんなことをするはずがない!」と誰も疑わないのは、まさにミルモの日頃の行いの悪さから来ているのは言うまでもないですね(笑)。
「いいんだよ、オレなんて・・・」と普段ならいじけてしまうミルモなので、みんなはミルモのことを放っておこうと思ったのかもしれませんが、今回はジャキの入れ知恵により怒り大爆発といういつもと違う展開になってしまったわけですね。

そういえば今回は登場キャラにアロマやカメリが含まれていなかったのは、おしとやかな二人はミルモを怒らせる原因にならないから、だったわけですね。
アロマは「ミルモ様はそんなことをするようなお方ではありませんわ」とミルモをかばう発言をして、ストーリーをがらっと変えてしまいそうです。
では!


■ なっちん (2回/2007/05/12(Sat) 13:24:50/No490)

こやまるさん、レインボーさん、こんにちは^^

わわぁ〜〜!!クライマックスがどんどん分からなくなってきましたね!
わくわくドキドキです!

パーティーに招待された妖精たちがパートナーやほかの妖精達に言ったら
里中の妖精が知ってそのことをサリア様が知ったら・・・・・・・・・・
想像しないことにします・・・(怖)




491/ スミマセン><
□投稿者/ 甘夏 -20回-(2007/05/12(Sat) 20:50:00)

こんばんわwりんごですw
えっとですね・・・5月21日に、テストがあるんです・・orz
なので、テストが終わるまで、来れないと思いますが、よろしくおねがいします><
本当に申し訳ありませんorz
でわ!また21日にお会いしましょう!でわ!!!!!


■ こやまる (172回/2007/05/13(Sun) 09:59:08/No492)
http://www.murumoya.com/


甘夏さん、こんにちは☆
おぉ、早くも中間テストのシーズンですね。
学年で最初のテストでガクッとへこまないよう、気合いで勉強してくださいね。
私からも応援しています!!!
甘夏さんのストーリーもすごく盛り上がってきていますので、テスト終了後にまたがんがん書き込んでくださいませ〜。
では!


■ こやまる (173回/2007/05/14(Mon) 02:12:41/No495)
http://www.murumoya.com/


甘夏さん、付け足しです。

先ほど甘夏さんの小説を「いただきもの小説」に掲載しましたが、以下のタイトルが書かれていませんでしたので、テスト終了後に何か考えていただけないでしょうか?
・第7話
・第9話

ではでは、よろしくお願いいたします!




500/ 小説の登場人物紹介
□投稿者/ レインボー -79回-(2007/05/16(Wed) 21:11:24)

皆さん、こんばんは☆

今回は僕の各ストーリーの登場人物紹介です。
少しでも登場したキャラも含めます。

レイボストーリーの登場人物
新登場キャラ:ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、パピィ、パンタ、イチロー、ジロー、サブロー、シロー、ゴロー、ワカバ(ヒロイン)、トモン、チーエ、レイボ(主人公、オリジナル)、デビカラス(オリジナル)

マジクストーリーの登場人物
登場キャラ:ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、パピィ、ワカバ、レイボ
新登場キャラ:サスケ、ハンゾー、ヤマネ、アロマ、ジダイ、コヨミ、ワッチ、ミライ、チムル、クロロ、ベルル(ヒロイン)、チック、フィア、アクア、ドンタ、ウィン、ピクモ、マジク(オリジナル、主人公)、楓、結木、安純、松竹、住田、桃、死皇帝(始皇帝)ガーゴイル(オリジナル)、ミズカ(オリジナル)

ミズカストーリーの登場人物
登場キャラ:ミルモ、リルム、ヤシチ、ムルモ、パピィ、パンタ、イチロー、ジロー、サブロー、シロー、ゴロー、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、アロマ、楓、結木、安純、松竹、住田、ミズカ(主人公)
新登場キャラ:ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、カメリ、キャップ、アオイ、ライア、トルス、はるか、兵士、チハル(オリジナル)、カゼト(オリジナル)、ツグミ(オリジナル)、キッド(オリジナル)、ジャキ(オリジナル)、カマキリ大王(オリジナル)、ケベロン(オリジナル)
ミルモストーリーの登場人物
登場キャラ:ミルモ(主人公)、リルム、ヤシチ、ムルモ、パピィ、パンタ、ペータ、ビケー、マンボ、ガビン、アンナ、サスケ、ハンゾー、ヤマネ、ワカバ、トモン、チーエ、楓、結木、安純、松竹、住田、はるか、ジャキ
新登場キャラ:インチョ、マルモ、サリア、アクミ、ムーン、オチョー、ライチ、チャイ、エンマ、沙織、ブラク(オリジナル、レイボ)、ワルミ(オリジナル、ツグミ)、カゲミ(オリジナル)(第22話終了時点)

登場人物は総計すると・・・75人です。
自分でもよくこれだけのキャラを登場させたなぁ、と思いますよ・・・。

ではまた☆


■ ムラサメ・シュン (74回/2007/05/17(Thu) 21:47:27/No501)

レインボーさんこんばんは、ムラサメ・シュンです。
記事の返信をします。レインボーさんの小説は
前々から好きでしたが。確かにレインボーさんの
オリフェと実際の公式キャラを加えると
相当なものですね。なので、ボクも小説を書いているので
色々と見習える所がありますね。
これからもオリフェ作りや小説を更新するのを
頑張ってください。ボクも自分の小説を完結させるのを
頑張りたいと思います。こんな所です。

それでは。


■ こやまる (175回/2007/05/19(Sat) 12:58:05/No503)
http://www.murumoya.com/


レインボーさん、ムラサメ・シュンさん、こんにちは☆

改めてリストアップしてみるとその数はすごいですね〜。
しかも各話でたくさんのキャラがセリフを担当し、それでいてちゃんと話を進めていくレインボーさんの小説はいつもすごいなぁと思いながら読ませていただいています。
個人的に好きなのは、ムルモとパピィの距離がレインボーさんのストーリーだと急接近するところですね。
読者の方も顔が赤くなってしまいそうです(^^)。

とても個性的なオリフェとの共演も見所満載ですよね。
カゼトという憎まれ役なオリフェもいい味出しています!

これだけ登場キャラが多いとストーリーを考えるのもすごく大変かと思いますが、がんばって最高の結末を書き上げてくださいね。
ムラサメ・シュンさんも完結にむけてがんばってくださいませ〜。
私もソフトとアロマのストーリー完結に向けてがんばります!
では!


■ レインボー (80回/2007/05/19(Sat) 16:03:46/No504)

ムラサメ・シュンさん、こやまるさん、こんにちは☆

お二方ともレスをありがとうございます!
レス返しをしますね〜。

☆ムラサメ・シュンさん☆
>確かにレインボーさんのオリフェと実際の公式キャラを加えると相当なものですね。
そうですね〜。
公式キャラ、オリフェ、どちらにしてもかなりのキャラを登場させてきましたからね〜。
見習える点があるなんて嬉しい言葉です〜。

>これからもオリフェ作りや小説を更新するのを頑張ってください。
はい、がんばっていきますよ〜。
ムラサメ・シュンさんも小説作りやオリフェ製作をがんばってくださいね!
レス、ありがとうございました!

☆こやまるさん☆
>しかも各話でたくさんのキャラがセリフを担当し、それでいてちゃんと話を進めていくレインボーさんの小説はいつもすごいなぁと思いながら読ませていただいています。
ありがとうございます。
でもあまりにも登場人物が多いとある人物を書くのを忘れてしまう事があります・・・。
注意して書きませんとね。

>個人的に好きなのは、ムルモとパピィの距離がレインボーさんのストーリーだと急接近するところですね。
嬉しいお言葉です!
確かにレイボストーリー、マジクストーリー、ミズカストーリー、ミルモストーリーとどれも最低一回はムルモとパピィの恋を描いていますね〜。
僕自身もムルモとパピィのカップリングは好きですからね。
上手に描けているか心配になる時もありますけどね・・・。

>とても個性的なオリフェとの共演も見所満載ですよね。
これまたありがたきお言葉です!
憎まれ役であるカゼトの主人公のお話も始めようと思います〜。
話の筋書きは大体考えています。
後は内容だけです〜。

・・・後、小説の登場人物でミズカストーリーのケベロンやカマキリ大王を忘れていました・・・。
これで何度目の訂正でしょう・・・。
目立たなかったキャラはどうも忘れてしまうもので・・・。

こやまるさんも怪盗チョコソフト、恋する妖精・アロマ編をがんばってくださいね!
レス、ありがとうございました!

それでは☆




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(2009.5 koyamaru edit)