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第1話 久々の学校と転校生
妖精学校のミルモのクラス。
「あーめんどくせえ。」 ミルモは愚痴をこぼす。 「ミルモ様、頑張りましょう。」 リルムはそんなミルモを励ます。 「やい、ミルモ拙者とテストの点数で勝負だ!」 「へいへい。」 「なんだそのめんどくさそうな返事は!拙者だってめんどうなのだ!」
人間界で修業をしている者は妖精学校に通わなくてもよい。 その決まりの通り、ミルモたちは妖精学校に通わずに人間界での日々をすごしていた。 しかし、本日は大切なテストのためミルモたちも強制的に学校に来る羽目になった。 「ミールモ。リルムもおはようだべ!」 「おはよう。勉強ははかどったかい?」 「…ってその顔を見ればわかるか。」 「僕だけ不合格になったらどうしよう。ガビーン。」 ペータたちも登校してくる。 「よう。…なーんでこんなめんどくさいのがあるんだよ。」 周りを見渡せば、テスト前に最後の勉強をしている生徒。 「今日は日頃の勉強の成果を試す日!私の計算によれば…。」 「相変わらず熱心ね…。」
「おはよう。」 聞きなれない声。
「おー!レグルス、おはようだべー。 レグルスとよばれた男の子はミルモたちのもとに来た。 「みんな、おはよう。…あれ、きみは…もしかしてミルモ王子?」 「そうだけど、お前は?」 「あぁ、先週転校してきたばっかりなんだ。オレはレグルス。」 と、微笑みかけた。 「私はリルムですわ。」 「拙者はヤシチだ。」 「この3人は人間界に来ていたから、可哀想なことに今回のテストのためにきたんだ。」 「それは災難だね…。オレも今回のテスト頑張らないとな。」 それからレグルスたちも交えて最後に勉強していたときに、担任のエンマが入ってきた。
「諸君おはよう。ではテストを始めるぞ。」
********あとがき
久々の小説開始です。 エンマの口調は難しいです。 駄洒落を言わそうと思いましたが、思い浮かばず…。
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