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4270/ ファースト★プラネット
□投稿者/ りょく -349回-(2011/10/29(Sat) 20:09:34)

皆さん、こんにちは(*^▽^*)
自己紹介をしたことが無かったのでここでします。

名前
りょく

性別


好きな妖精
ネズミ、ミレン、ピカリ、インチョ、アロマ

書きやすい
ハンゾー、リルム、パピィ、ムルモ

好きなカプ
ヤシ→ネズ、アクラト、ネズアク、インピカ、アロ→ピカ

…こんなもんでしょうか。
少女漫画や作者が女性の本を読むことが多いです。
それから腐…と言うより女の子同志がラブラブしているのが好きです。公式さんは自重します。オリフェはしません(キリッ

次のお話について。
散々ワルモ団メインで書きたいと言っておきながら、いざトライすると難しくて挫折しました。実は二回目だったり。うう…(/_<。)
でも彼らも出します。
モットーは出来るだけオリフェを新たに増やさない。
時系列は恋化シリーズのエンディングからパラレルです。

では*


■ りょく (350回/2011/10/29(Sat) 20:11:38/No4271)

一,初な女の子


妖精学校一年生の教室。
休み時間に彼らはだらだらと喋っていた。

サスケ
「(ハンゾーの髪はどこにあるんだぜ?)」

プラネ
「サスケくん、何をそんなに思い悩んでいるの?
分かった、便秘だね。お腹に溜まっているものが出なくて困っているんだね」

サスケ
「違うぜ。ハンゾーの髪の毛がどこにあるのか、分からなくて気になっているんだぜ」

プラネ
「なぁんだ。そんなことか。
サスケくんとハンゾーくんはそんなことも聞けない間柄? 二人の友情はそんなもの?」

サスケ
「そうじゃないぜ。でも聞いて失礼なことだったら…。
おいらにはとてもそんな勇気無いじぇ…」

プラネ
「あっそう。じゃあプラネが聞いてくるよ」

サスケ
「えっ! まぁいいぜ。この際プラネに聞いてきてもらおう」

前々から何かの度に頭を過る疑問だったのだ。
サスケはプラネの後ろ姿を見守ることにした。


プラネ
「パピィちゃーん」

パピィ
「あら、プラネ」

プラネ
「パピィちゃんの髪の毛ってどうなっているの? それは自毛? それともカツラを被っているの?
サスケくんが知りたがっているよ」

パピィ
「ちょっとあんた! どこをどう見たら、この髪がヅラだって言うのよ!
あたちは禿げて無いわよ!」

サスケ
「おいおい。おいらが気になっているのはハンゾーの髪だぜ。
質問する相手が間違ってるぜ」

パピィ
「ハンゾーたんの? そりゃ気になるわね」

サスケ
「だろ?」

パピィ
「あんた聞いてらっちゃいよ。仲良しじゃない」

サスケ
「無理だぜ」

パピィ
「意気地なしね。良いわ。あたちが行って来るでちゅ」

パピィは元気良く乗り出したが、前方に二人の妖精発見。
すると、ターゲットがズレるズレる。

ムルモ
「アロマしゃんは今日もスーパー美人でしゅね」

アロマ
「どうもありがとう。
ムルモ様はいつだってお可愛いわ」

本当に綺麗な子は言われ慣れているため、変に謙遜せず堂々と受け入れることが出来るのだ。
おまけに性格も良いから、いちいち腹黒い計算はしない。

ムルモ
「アロマしゃんに言われると照れちゃうでしゅ…」

パピィ
「何、デレデレちてんのよ! 気持ち悪いわね! 目の毒でちゅ」

ムルモ
「パピィ!?
プリティなボクのどこが気持ち悪いんでしゅか! パピィはこっちに来ないでくだしゃい!」

パピィ
「何ですってぇ!
あたちはたまたま通り掛かっただけよ! ムルモがそこに居るのが悪いのよ」

そして、蹴りあい殴りあいのケンカへ。


アロマ
「大変…! またケンカになっちゃった」

サスケ
「パピィに任せると十中八九、こんなだぜ…」

アロマ
「二人を止めなくっちゃ」

サスケ
「しばらく止まないぜ、あれは。
自分からハンゾーの髪の毛のことを聞いて来るって言ったのに。使命感ってものが足りないぜ。
次はアロマがチャレンジしてみるのはどうだ?」

アロマ
「わ、私は無理無理…。
でも気にはなるね。スキンヘッドとか?」

ハンゾー
「ボクに用なのら?」

サスケ
「わっっ、ハンゾー!?」

アロマ
「ハンゾーくん…!」

ハンゾー
「プラネに聞いたのら」

プラネ
「あのね、サスケくんが聞きたいことがあるって」

アロマ
「(サスケくん、ファイト!)」

サスケ
「(プラネの奴、余計なことを…)んーとー…宿題やってきたぜ?」

ハンゾー
「やってきてないのら。
ふふふ、聞けば何でも答えられると思ったら大間違いなのら」

サスケ
「(ふぅ…何とか誤魔化せたぜ…)だからって威張るのは間違いだぜ」

プラネ
「プラネもやってきてない。えっへん!」

サスケ
「真似するなだぜ。おいらもやってきてないけど…」


サスケはその時、教室の隅からカメリがこちらを見つめていることに気が付いた。
初(うぶ)な女の子は友達に話し掛けたいけれど、パピィはケンカ中、アロマは男子と居るのでどうにもしにくい様子だった。
(同じ女子でも、掴み所がないプラネとはあまり接点が無い)

アロマ
「カメリちゃん。こっちおいでよ」

カメリ
「アロマちゃーん…」

カメリはお菓子の大会に出たり目立つのは苦手ではないが、基本的におとなしく、同じ女子としか喋らない。
アロマの影に隠れてひょっこり顔を出す仕草は可愛らしかった。

サスケ
「(何だか可愛いじぇ…)」

プラネ
「カメリちゃんは一人かくれんぼ中?」

ハンゾー
「それ、お化けを呼び出す儀式なのら」


ムルモ
「きゅう…」

パピィ
「今日はこれくらいにちてあげるわ!
…じゃなくって、またやっちゃった。ううっ、あたちったら…」


■ りょく (351回/2011/11/01(Tue) 11:14:59/No4279)

二,空威張りしないで


妖精学校、一年生の教室にて。

アロマ
「昨日、雨降ったじゃない。それで雷が落ちてきて怖くて一人で眠れなかったから、久しぶりにお母さんと一緒に寝たんだ」

カメリ
「わたしも怖かったけど〜、いつもママと一緒に寝るから〜、ママにしがみ付いちゃったわ〜」

パピィ
「へ〜、雷落ちたのね。
あたちは気付かずにぐっすり寝てたわ。あんた達は怖がりね」

ヤマネ
「私も怖くて、ネズミ兄様のお部屋で寝かせてもらったのでございます。
パピィ殿はお強いでございますね」

アロマ
「うん。パピィちゃんって勇気あると思う」

パピィ
「まあね。プラネは雷に気付いた?」

プラネ
「家の人と一緒に寝たよ。プラネの自分の布団はないよ」

アロマ
「布団がないって、自分のお部屋がないの?」

プラネ
「ないよ」

カメリ
「自分のお部屋が〜、欲しくないの〜」

プラネ
「ないよ。欲しい方が良いの?」

パピィ
「大抵の子供は欲しがるわね」

プラネ
「ふーん」



女子五人が話に花咲かせているのを、ぼんやり見ている男子が一人。

サスケ
「(ヤマネも可愛いけど、カメリも…)」

ハンゾー
「サスケ〜。
崩れた顔で何を考えているのら?」

サスケ
「(はっ、おいらの考えが知られたら恥ずかしいどころじゃないぜ…!)
あの…ハンゾーは、サキラさんとはどうなったんだぜ」

ハンゾー
「どうもなってないのら。
サキラさんはオーカさんっていう妖精のことが好きなのら。オーカさんは、サキラさんより少し歳上の女の子なのら」

サスケ
「ええっ! あの物語は一体…。三部作まで続いたのに…」

ムルモ
「ふぅ…」

ハンゾー
「(腹黒王子が来たのら)」

サスケ
「(男子の友達居ないのか?)」

ムルモ
「アロマしゃんはおしとやかで美人だし、カメリしゃんはたおやかでおっとりしてるし、ヤマネたんはしっかりしてて大和撫子だし、プラネしゃんは掴み所がないけどちょっと可愛いし…、
その四人の中に、どーして気が強くて凶暴なのが、一人紛れこんでいるんでしゅかねっ! 何かの間違いでしゅ」

サスケ
「ふーん…。
ムルモは五人の中で誰と付き合いたいんだぜ?」

ムルモ
「うーん…、悩みましゅね〜。
とりあえずパピィはナイでしゅ」

ハンゾー
「婚約を解消したアロマもないのら?」

ムルモ
「うっ…」

サスケ
「何で解消したんだぜ?」

ハンゾー
「何でも他に好きな妖精が居るかららしいのら」

サスケ
「ムルモの好きな妖精は誰なんだぜ?」

ムルモ
「(婚約を解消した理由はパピィが来たからでしゅ…)」

そう。パピィが祝福に来たからムルモは婚約を解消したのだ。
もし、悪戯まがいに反対されていたら果たして解消しただろうか。
その後もパピィとはケンカの日々が続いている。
大きな進展はないが、距離は少しずつ確実に近付いていく。


プラネ
「頭にしょっかくを生やした髪がピンクの男の子が、パピィちゃんのことを見つめているよ」

パピィ
「えっ!?」

アロマ
「あっ、本当ね。ムルモ様がこっちを見てるみたい」

ヤマネ
「パピィ殿、行ってきて下さいませ」

カメリ
「パピィちゃん〜、頑張って〜」

パピィ
「う、うん…」

皆から励まされた今、今度こそ素直にならなくては。
まずはムルモに非を詫びるのだ。

パピィ
「(落ち着いて…深呼吸すれば素直になれるわ)」

自己暗示で心を落ち着ける。
しかし、落ち着こうとすること事態、落ち着いていない証だった。

パピィ
「むりゅもっ!!」

ムルモ
「げっ、パピィ…!」

パピィ
「(ごめんなさいって言うのよ…)ムルモ、あのね…」

ムルモ
「ほぇ?」

パピィ
「ご、ご…ゴリラみたいな顔でヘラヘラしてんじゃないわよ!不愉快だわ」

ムルモ
「なんでしゅってぇ!!」


アロマ:カメリ:ヤマネ
「あらら〜…」

サスケ:ハンゾー
「あーあ…」

プラネ
「お腹空いたな〜」

ムルモ
「むかつくでしゅ!!」


■ りょく (352回/2011/11/10(Thu) 11:49:21/No4295)

三,アロマちっく


プラネ
「ちくちくちくちく…」

家庭科の授業中。
クラス全員が雑巾縫いに精を出していた。
皆が苦戦する中、プラネだけ手際が良い。プラネは裁縫が得意なのだ。
一人で縫った枚数、なんと三十枚。


ハンゾー
「また針が外れたのら」

サスケ
「指に針が刺さったぜ。でも皮だったから痛くないし血も出ないぜ」

カメリ
「ちく〜ちく〜、ちく〜ちく〜」

サスケ
「(丁寧だけど、あのペースじゃ日が暮れるぜ…)」

アロマ
「プラネちゃんは一人でクラス全員分作れちゃいそうね」

ヤマネ
「プラネ殿は手際が良いでございます」

と褒めつつ、ヤマネも三枚ほど縫い終わっている。
器用なヤマネは大抵のことを苦なくこなせるのだ。凄い。


ムルモ
「ふぇー、凄いでしゅね〜。プラネしゃん、ボクにも教えてくだしゃい」

パピィ
「ムルモにはあたちが教えてあげるわ。プラネに迷惑よ」

ムルモ
「パピィなんかに教わったら、雑巾以下のものが縫いあがるでしゅ」

パピィ
「ムカッ! 雑巾以下のものって何よ」

ムルモ
「いざ言われてみたら思い浮かばないでしゅ」

パピィ
「ふんっ! 答えられないくせに、このあたちに逆らうんじゃ無いわよ!」

お寿司やざる蕎麦に付けるワサビよりツンと澄ましたパピィ。

ムルモ
「(このあたち、って絶好調でしゅね…。怒りを通り越して面白く思えてきたでしゅ…)」

プラネ
「雑巾イカってどんなイカ? 大王イカより大きい?」

パピィ
「海の生き物のじゃなくて、"それより下"ってことよ」

プラネ
「ふぅん。舌って口にあって自由に運動できる器官のこと?」

パピィ
「…その舌じゃないわ」

プラネ
「舌きりすずめは糊を食べたから舌を切られたんだって。知ってた?」

ムルモ
「知ってるでしゅ。糊って美味しいんでしゅかね?」

プラネ
「糊は糊の味だよ。それ以上でもそれ以下でもない」

以下、という言葉を使いこなしてるではないか。
だったら何故わざわざ聞いたんだ? 唖然とさせられたパピィとムルモの耳に、大きな嘆息が聞こえてきた。

ハンゾー
「はあぁ…どうせ家庭科を習うのならお菓子作りを習いたかったのら〜」

アロマ
「そうね。わたしも雑巾よりお菓子が良かったな」

ヤマネ
「そう言えば…ネズミ兄様のクラスは調理実習で"カップケーキ"を作ると仰っていたでございます」

ハンゾー
「サキラさんも言ってたのら」

カメリ
「ヤマネちゃんのお兄さんって〜、どんなひとかしら〜?」

サスケ
「えーっと…かっこ良くて結構モテる…」

ハンゾー
「嫌味な性格をつり目が物語っているのら」

サスケ
「ハ、ハンゾー…、ヤマネの前で失礼だぜ…!」

アロマ
「休み時間に会いに行きましょう。ふふっ」






休み時間。
このクラスは家庭科室から移動しても焼きたての甘い香りが残っていた。
何故かというと、出来たばかりのカップケーキは自分が食べるだけでなく、誰かにプレゼントしたりするからだ。
男女比率は言うまでもなく女子が圧倒的に多く、プレゼントしているのはその中の三分の二だった。
約一名を除き、女子から好きな男子に手渡されている。


アクミ
「(一個だけ、一番綺麗なのを食べずに取っておいたけど…。
あいつはモテるから色んな女子から貰ってるだろーし、あたいのなんて貰っても嬉しくないに決まってんじゃん!
なのに何で丁寧にラッピングまでしてんだ、あたいってば!
まるで渡す気満々だよ…)」

ネズミ
「何を物欲しそうな顔をしているのでござるか。あれだけがっついていたのにまだ満たないと? 食欲旺盛でござる」

アクミ
「うるさいな! あたいだって一つは残してあるよ。 お前が食うと思って取っておいたんだ。
さっさと食べなきゃあたいが食べるよ!」

ネズミ
「今日はずいぶん素直でござるな。いつもこうだったら…ふふ…」

アクミ
「ふん…(あっ、食べた!)」

ネズミ
「(これは…味が薄い。…口の中の水分が奪われる。…パサパサしていて飲み込む時、喉に引っ掛かる。…まあ食べられないことはないが)」

つまり微妙らしい。

アクミ
「やっぱ不味かった? 教科書見るの面倒だから適当に作ったんだよ」

軽く笑い飛ばすアクミにさっきの恥じらう乙女の面影はない。
女の子なんてこんなもん。気まぐれなのだ。

ネズミ
「………」


ヤマネ
「ネズミ兄様〜!」

カメリ
「ヤマネちゃんの〜お兄さんは〜、素早そうな〜ひとなんですね〜」

プラネ
「カップヌードルを作ってたんだよね」

アクミ
「それはお湯入れて三分じゃん。調理実習でわざわざ作るもんじゃねーじゃん」

プラネ
「三分って偉大だよ。悪い怪獣から地球を救えるんだからね」

アクミ
「え、何こいつ…」

ハンゾー
「プラネは常にこんなんなのら」

プラネ
「プラネは常にこんなんなのです」

サスケ
「サキラさんはどこ行ったんだぜ? 確か同じクラスだったよな?」

ネズミ
「ああ、奴なら…」

ネズミの話によると、サキラは授業終了と同時に学年が違うオーカのクラスへ直行したそうな。
サキラは常にこんなんなのです。


アロマ
「ピカリさーんっ!」

ピカリ
「アロマちゃん。何だか嬉しそうピカね」

ピカリはともかく綺麗な女の子だった。
輝くオーラはやたら妖精を惹き付けて止まない。服装はむしろ地味だが、洗濯糊で毎日パリッとさせてアイロンを丁寧に掛けている。
清潔で涼やかで、そして優しかった。

アロマ
「そりゃあ、もう!(だって、ピカリさんに会えたんだもの。心が踊らないわけないじゃない!)」

ポーロ
「ピカリちゃん、僕のカップケーキを味見してくれる?」

ピカリ
「ん? 良いピカよ」

ピカリは大切そうにカップケーキを受け取った。
恋愛感情があって照れたようにも見えず、ただのお菓子として喜んだようにも見えない。
二人の間に漂う甘い空気が、カップケーキの香りのせいではないと、アロマは気が付いていた。

アロマ
「(ポーロくんがピカリさんに……)」

ピカリ
「う〜〜〜んっ…不味いっ!」

ポーロ
「えぇ!」

ピカリ
「うそうそ〜。美味しいピカ」

ポーロ
「もーっ、ピカリちゃんったら」

ピカリ
「うふふ」

ピカリはインチョと相思相愛の仲だが、実はポーロのことも気になっていた。
ポーロはピカリとインチョの仲を承知で、ピカリがやんわり気になっている。
アロマはポーロがほんのり好きで、ピカリに強烈な憧れを抱いていた。
インチョはピカリと相思相愛だが、美人のアロマにもドキドキしてしまう。好みらしい。

こんな具合にふんわりと奇妙な四角関係に陥っていた。











インチョ、ピカリ、ポーロ、アロマ。
自分の恋にも他人の恋にも素直で一直線なリルム系が居ないから(笑)、なかなか進展しないんだと思います。
ピカリちゃんは心のオアシス。


■ りょく (353回/2011/11/10(Thu) 11:51:07/No4296)

四,食べ物の話


サキラ
「オーカさんオーカさん!」

オーカ
「げっ、来よったが…」

オーカのあからさまに迷惑な表情をなんともせず、サキラはまっしぐらにやってきた。
オーカは目眩を感じ額を押さえる。

オーカ
「(いい加減しつけぇわ…)」

サキラ
「えへへ…!」

サキラは休み時間の度に、こうして学年が違うオーカのクラスに押し掛けていた。

サキラ
「来ちゃった。
あのね、オーカさんに会いたくって、身体が勝手に動いちゃうの…。だから…。
今日は授業でカップケーキ作ったんだ。はい、食べて」

オーカ
「……!!?」

オーカはサキラを鬱陶しいと思っているが、非常に物に釣られやすい性格だった。
それゆえあっさり受け取る。

オーカ
「んまんま。ん〜、ありがと」

サキラ
「オーカさんが私の作ったカップケーキを食べてくれてる…きゅーん感激…!!
大好きです…!」

頬をピンクにして臆面なく恋の言葉を並べるサキラ。
サキラの髪の毛と同じ濃いピンク色をしたハートが身体中から湧いていた。
恋は盲目とはよく言ったものだ。


メイガ
「…相変わらずだな」

クロア
「やぁ」

サキラ:オーカ
「あっ、ガチョウコンビだ!」

蛾と蝶でガチョウ。
ちなみにメイガが薄紫色の肌をしている方で、クロアが茶色の肌をしている方。
二人はだいたい一緒に居るサキラのクラスメイトだった。
そしてオーカとメイガは仲が悪く、ことあるごとに啀み合っている。

メイガ:クロア
「ガチョウって言うなーっ!」

メイガ
「ほ、ほらよ!」

オーカ
「えっ…」

オーカは投げ付けられたそれをキャッチすると、驚きのあまり目の奥まで見開いた。
それはラップに包まれたカップケーキだった。
汚れないように最低限の工夫しかせず、飾り気が無いところがメイガらしい。

メイガ
「お前のために作ってきたんじゃねーからな!毒味役を任せようと思っただけだ」

自分の手作りに毒味役と言うのは微妙に謙遜しているような。

オーカ
「はっ、どんなものか確かめてやるったい!」

サキラ
「(こ、恋敵だ…)」

クロア
「素直になりま蝶」

※全員女子です。



休み時間の終わり頃、教室に戻ると美少女はそう言った。
憂いを帯びた表情の幼気(いたいけ)な彼女は、まるで映画のワンシーンのように見るものを釘付けにする。

アロマ
「わたしもピカリさんと同じ学年だったら、もっと一緒に居られたのに。ポーロくんとも…」

プラネ
「例え同い年だったとしても、クラスが同じとは限らないじゃない」

ハンゾー
「同感なのら」

アロマ
「うぅ…」

カメリ
「アロマちゃん〜、元気出して〜。
さっきだって会ってきたじゃない〜」

サスケ
「(カメリは友達想いだぜ…)」

アロマ
「そういうものじゃないの。そういうものじゃ…」

ヤマネ
「アロマ殿…」

アロマ
「でも、ピカリさんとポーロくんのどちらか一人なんて選べない…。どうしよう…」

ヤマネ
「ピカリ殿でしたら、私も憧れてしまう気持ちは分かるでございます。あんなに清涼でお綺麗な方はどこを捜しても居られないでしょうから」

アロマ
「そうだよね。唯一無二だよねっ。
そして男の子を好きになる気持ちとも違うんだ」

サスケ
「(ヤマネも憧れるのか…! 一体どう違うんだぜ?)」

プラネ
「違うってどう違うの?
ニワトリの卵とウズラの卵くらい?
ほうれん草と小松菜くらい?
おにぎりとおむすびくらい?
ねぇ、教えて〜」

ハンゾー
「ニワトリの卵とウズラの卵は、大きい方がニワトリの卵なのら。ウズラの卵は柄が入っているのら」

カメリ
「ほうれん草は〜灰汁が強いから〜下茹必須で〜、小松菜は〜灰汁がほとんど無いから〜不要なんです〜」

サスケ
「三角がおにぎりで、俵型がおむすび…?」

ヤマネ
「丸型もございますね」

プラネ
「あれっ、何の話をしてたんだっけ?」

アロマ:カメリ:ヤマネ:サスケ:ハンゾー
「さぁ…?」


■ りょく (354回/2011/11/20(Sun) 19:56:59/No4304)

五,プラネミステリー、ハンゾーの髪


今日も一年生のクラスは何事もなく平穏無事。
四時間目前の十五分休み。そろそろお腹が空いてきた妖精達は片手に取るお菓子が増えていた。
人間と違い休み時間の度にお菓子を口にする妖精だからこそ、あのぷよぷよボディが維持できるのだ。

サスケ
「おい、ハンゾー。昨日のドラマ観たか?」

ハンゾー
「観た観たのら〜。プラネは観たのら?」

プラネ
「ドラマ? 観てないよ」

サスケ
「わーっ、遅れてるぜ」

プラネ
「うちにテレビは無いよ」

サスケ:ハンゾー
「えっ…(きっとビンボーなんだな…)」

テレビ。今やどこの家庭にもあるもの。無いほうが珍しい。寧ろ変。
プラネの家がテレビを設置出来ないほどお金に困っているわけでは無いが、保護者が観ないので無いのだった。
その代わりパソコンでは一応、観られるようになっているが、習慣付いていない。何よりプラネが興味無いようだ。


アロマ
「ジュースが美味しくてちょっと飲み過ぎちゃった。お腹の中がたぷたぷ〜」

プラネ
「ちょっとしか飲んでないのに飲み過ぎなの?」

アロマ
「うーん…たくさん飲んだから飲み過ぎなの。何て言ったらいいか…言葉が見付からないな」

プラネ
「見付けてもらえるまで待つしかないね」

アロマ
「そ、そうね…」

プラネ
「アロマちゃんの顔は困惑しているね。何をそんなに困っているの?」

アロマ
「…………」

優しく真っ直ぐな心を持った美少女は、ちょっと可愛い得体の知れない妖精に翻弄されていた。


パピィ
「(絶句してるアロマたんには悪いけど、プラネって結構面白いわ)」

ムルモ
「アロマしゃんのピンチでしゅ。ボクがお助けするでしゅ!
(くっくっくっ…ついでにボクのポイントをあげるでしゅ…)」

腹黒フェアリーは言葉とは別のことを考えながら、アロマとプラネにこそこそ近付いていく。
外見はとても愛くるしいが、その腹黒いオーラは気付く者には見えるようだった。

ムルモ
「きゃはっ!
アロマしゃん、プラネしゃん、ボクも会話に混ぜてくだしゃい」

アロマ
「あっ、ムルモ様」

プラネ
「ムルモくんは表面上ぶりぶりしてるけど、本当は邪(よこしま)な事を考えてるんでしょ」

サスケ
「そうそう。プラネもたまには的を得た発言をするぜ」

ハンゾー
「ムルモのぶりっ子が効かない女子発見なのら」

ムルモ
「しょっかくビーム!」

ムルモの触角から放出された電撃がサスケとハンゾーを直撃する。
電撃によって身体の底までやられた二人は真っ黒焦げにされた。

プラネ
「いたーっ!やられたーっ!」

サスケ
「やられたのはおいらとハンゾーだぜ」

ハンゾー
「プラネはやられてないのら」

ムルモ
「(プラネしゃんってさっぱり謎でしゅね…)」

プラネ
「あーあ。お腹空いたなぁ」

カメリ
「良かったら〜、これ食べて〜」

カメリは持参した樽から、お菓子の漬物を取り出す。

ヤマネ
「昨日、カメリ殿とプラネ殿と一緒に作ったのでございます」

ハンゾー
「何と漬けたのら?」

カメリ
「プラネちゃんと〜、ヤマネちゃんの会話なの〜」

サスケ
「ぱくぱく。
だから甘さと酸っぱさが整った味と、わけ分かんない不思議な味が交互にするのだぜ」

パピィ
「もぐもぐ。
二人の性格が良く出ている味ね」

プラネ
「むしゃむしゃ。
じゃあヤマネ味だね。ヤマネが出ている味なんだね」

サスケ
「!」

ハンゾー
「プラネ味でもあるのら」

サスケ
「(だよな…)」

プラネ
「次はカメリちゃんとヤマネちゃんの会話を漬けたら良いよ。きっとサスケくんが大喜びするよ」

ヤマネ
「?」

カメリ
「そうなんだ〜」

サスケ
「どわぁ!! な、何言ってんだぜ?」

プラネ
「忘れた。ねぇ、ハンゾーくんの髪の毛ってどうなっているの?
見せてよ。知りたいよ」

アロマ:パピィ:カメリ:ヤマネ:サスケ
「!」

唐突な質問に五人が驚愕している中、ハンゾーはいつもの調子で喋ろうとした。

ザマス
「授業を始めるザマス」

するとチャイムと共にやってきた先生に、あっさり妨害されたのだった。

パピィ
「(残念ね…)」

アロマ
「(知りたかったわ…)」

カメリ
「(永遠の謎〜なんだわ〜)」

ヤマネ
「(びっくりしたでございます…)」

サスケ
「(ちっ…)」

プラネ
「ねぇ?」

ハンゾー
「ん?」

プラネ
「サスケくんってカメリちゃんとヤマネちゃん、どっちが嫌いなの?」

ハンゾー
「多分どっちのことも気に入っているのら」


■ りょく (355回/2011/11/20(Sun) 19:58:21/No4305)

六,ボーダーラインは一生越えない、越えられない


アクミ
「………」

アクミが顔をしかめたかと思うと、その瞳から透明な涙がぽろぽろ零れた。
拭いきれなかった涙が黒い服を濡らす。アクミのとても辛そうな表情からは何が起こったのか予想出来ない。

ラット
「!」

ふと見ると泣いていた相棒に、ラットは動揺を隠しきれなかった。
気持ち良く晴れている今日は、いつものようにアクミの絨毯で空を飛びながら作戦を練っていた。

ラット
「(涙を流すのは何故…)」

自分のせいか、ダアクのせいか、あるいはアクミを付け回す"なよなよ"妖精のせいか。
ラットが思い当たるのはそれくらいだ。出会って一月も経たない己は遥かに付き合いの長いミレンのように、アクミの素性を何も知らないのだった。
初めは目的を達成する間だけの仲間なんてどうでも良かった。素性を隠しているのは他ならぬ己だと言うのに。
アクミの事がこんなにも気になって仕方がないというのは贅沢過ぎる。優先しなければならないのは妹だというのに。


アクミ
「あー、目がいてぇじゃん…」

ラット
「(何だ、ドライアイか…)」






ネズミ
「!」

夢の世界から引きずりだされたネズミは、正面から飛んできたクナイを片手で受け止めた。
休み時間の教室ではクラスメイトが騒がしかった。正面には冷や汗をかいて苦笑するくの一の姿。

サキラ
「お、おはよー…」

ネズミ
「拙者の寝首をかこうとするとは良い度胸。お陰で寝呆けることなく目が覚めたでござる」

サキラ
「寝てたから起こそうと思って、バナナに当てようとしたの。当たらなくてごめんね…」

バナナとはネズミの額に付いている稲妻模様のことだ。
上記のセリフのみで二回もバカにしているが、本人には自覚が無い。

ネズミ
「寝ている相手に当てられないとは修行が足りないでござるな。最近は弟子の教育方法をヤシチから真似ていると聞いたが、あのようなくだらん真似は修行とは呼べん。
貴様の弟子が可哀想でござるよ」

サキラ
「あのねぇ、昨日は映画鑑賞の修行をしたんだけど、すっごく面白かったよ。
ネズミもすれば良いのに。…あっ」

サキラはぎょっとし、慌てて口をつぐんだ。
弟子が居ないネズミに申し訳無さそうに。

サキラ
「性格が悪いから弟子が出来ないネズミに、こんなこと言ってごめんなさい…。私って嫌味だな…」

ネズミ
「…………」

サキラの毒舌は、辛辣(しんらつ)で嫌味なネズミを絶句させるほど成長していた。


ビクル
「サキラって可愛いばい」

ポーロ
「確かに可愛いね。女の子らしいし」

アテネ
「一見しおらしいから表面しか見えない他のクラスの子にはモテるとか。実は毒の塊ですけど」

ミレン
「サキラさんが恐くって、アクミちゃんに近付けないよぉ…」

ミレンは「恋化しない日々」の十九話にて段ボールを口に詰め込まれた時に見捨てられた出来事がきっかけで、サキラを苦手としていた。
そして主人公&ヒロインを卒業すると同時に、サキラの人徳は地に堕ちていた。

ポーロ
「あの二人ってよく喋ってるけど恋人かな」

アテネ
「はぁ…、ネズミさんの顔を見る限り、そうは見えないですね…」

ビクル
「ええーっ、そーだったら最悪ばい。ぼくは半分本気ばい!」

アテネ:ミレン
「(面食い…いや、物好き…。
たで食う虫も好きずきっていいますし…)」

ポーロ
「(半分本気って矛盾してるよね)」


男子側がネズミとサキラについて噂をしている時、同じく女子側も二人について噂をしていた。


ピカリ
「ネズミとサキラちゃんって同じ忍者だから親しいみたいピカね」

キャップ
「運動神経抜群だからうちの部に入ってほしいわ。まぁ、断られちゃったんだけど」

ソフト
「ネズミくんって、結構手厳しいからわたしは苦手ぽよ…」

ハルノ
「時々告白されているって話を耳にするノ。でも絶対OKしないらしいノ。好きな子居るって本当ナノ〜?」

ソフト
「ネズミくんの好きな子ってサキラちゃんぽよ?」

キャップ
「分かんないけど、ネズミくんの嫌味に対抗出来てるのはサキラちゃんくらいでしょ。
会話聞いてて思ったけどお似合いだったりして。けっこー面白くない?」

ハルノ
「面白がっているのはキャップちゃんくらいナノ。サキラちゃんは女の先輩に夢中ナノ」

ピカリ
「それって本当ピカ…?」

実はその場に居合わせたピカリだったが半信半疑のようだ。もしかしたら、サキラの恋心はただの憧れだったりして。
ネズミとサキラは目立つので噂になりやすかった。

アクミ
「(あたいの見た感じ、あの二人が好きあっているようには見えないじゃん。でも直接聞いたわけでも無いからね…。
あーあ、あたいも忍者だったらもう少しネズミの近くに行けたかもしれないのに…)」

向こうはこっちを気になっているようだが、こっちも向こうを気になっている。
つまりは両想い。残念ながら意志の即通はまだまだだけど。

そこへちび妖精達がやってきたのはその時だった。

ハンゾー
「何か来たのら」

サキラ
「あっ…(ハンゾーが居る…)」

途端にサキラは顔が熱を帯びてくるのを感じた。
身体中の血液が顔面に昇って来るのだ。それを赤面という。

ハンゾー
「あはっ、忍法りんごの術なのら」

プラネ
「りんごジュースの銃だね」

アロマ
「りんごの術って言ったんだよ」

プラネ
「うん。りんごジュースの銃だね」

アロマ
「(全然分かってない…)」

サキラ
「(オーカさんを好きだって気付いた日からほとんど会ってなくて、会うの久しぶり…)
あ、あの…美味しそうな武器だね…」

プラネ
「気になるなら味を確かめてみたら?」

実在しない武器の味は確かめられっこ無い。
プラネの発言をいちいち相手にしていては身が持たないのだ。
しかし、真面目に推測した妖精が居た。

りんごジュース入りの水鉄砲を思い浮べるは覗きの青忍者。

ネズミ
「敵を攻撃し、喉が渇いたら飲める。ま、悪くないな」

アクミ
「は?」

ネズミ
「いや…」

訝しげな視線を向けられ、慌てて妄想の産物を追い払う。
今のが知られると結構恥ずかしい。

サキラ
「えとえと…サスケとヤマネは一緒じゃないの?」

ハンゾー
「二人は兄貴のクラスに遊びに行ったのら」

サキラ
「ハンゾーは行かないの?」

ハンゾー
「じゃんけんに負けたから来たのら。ホントは兄貴のクラスに行きたかったのら」

サキラ
「そ、そなんだ…。私はオーカさんのクラスに行ったんだけど、オーカさん居なかったんだ」

ネズミ:アクミ
「(鬱陶しいから避けられているんだろ…)」


アロマ
「ピカリさん、ポーロくん!」

ピカリ
「はいピカ?」

ポーロ
「アロマちゃん、どうしたの?」

アロマ
「うちのクラスには、ピカリさんもポーロくんも居なくて寂しいな…」

ピカリ
「アロマちゃん…。会えない時も心と心とは繋がっているピカよ」

ポーロ
「ピカリちゃんの言う通りだよ。そんなに寂しがらないで。今はこうして会っているじゃないか」

アロマ
「でも…でも…」

アロマはごねてもどうにもならないことくらい理解していたが、納得出来なかった。
二人が過ごす場所に混じれないなんて寂しすぎるではないか。


ハンゾー
「憧れと好きはどう違うのら?」

サキラ
「バターとマーガリンの違いって感じ。憧れと好きって、近いようでとっても差があるんだよ」

ハンゾー
「ポカ○スエットとア○エリアスみたいなのら?」

サキラ
「そうそう。似て非なるもの、なの」

プラネ
「じゃあコ○・コーラとペプ○コーラは?」

サキラ
「うーん。あんまり飲まないから分かんないや。味の違いってどんな?」

プラネ
「知らないよ。飲んだことない」










キャラ改変が酷いので捕捉

ピカリ
清潔で綺麗。やたら妖精を魅了する。
ミルモの隣のクラスの委員長。
汚れた場所を見ると掃除したくなる。軽い潔癖症かも。
インチョとは相思相愛だが、ポーロのことも気になる。

アロマ
おしとやかなスーパー美人。
ポーロが好きでピカリに憧れている。幼いので恋と憧れの区別がつけられない。
どちらも選べず苦悩する日々。

ポーロ
天然な優男。
ピカリが好き。尊敬し、妖精としても気に入っている。
美形じゃないけど"恋プリ"の友也くんがモデル。

インチョ
眼鏡の奥はまだ誰も見たことが無いとか。
計算ばかりで考えがお堅い。
ピカリとは相思相愛だが、恋人らしいお付き合いはまだ。


ネズミ
稲妻のように素早い優秀な忍び。
目付きが悪い。かっこいい。
辛辣だがアクミにはほんの少し違った表情を見せる。
恋に忍びに勉強に妹に忙しく、時に思考回路がおかしな方向へ。

アクミ
快活。それなりに可愛いが本命はなかなか振り向いてくれず、ストーカーから付き纏われている。
かっこいいネズミが他の女の子に取られないか不安。
素直になりたいツンデレ。わりとあっさりしていることも。


■ りょく (356回/2011/11/22(Tue) 22:01:38/No4307)

七,シーサイド物語、塩味の水


一年生の教室。
時は放課後。


アロマ
「ねぇねぇ、これから海に行こうと思ってるんだけど、サスケくん達も一緒にどう?」

プラネ
「海?」

アロマ
「そう。水温が低いから遊泳は出来ないけど、砂浜に海の生き物が居て綺麗な貝殻があって…そして出店で売ってるお菓子が美味しいんだって」

サスケ
「へ〜、メンバーは決まってるんだぜ?」

アロマ
「えーっとねぇ…わたしと、ムルモ様と、パピィちゃんと、カメリちゃんと、ヤマネちゃんよ」

ハンゾー
「ボクは行くのら。サスケも一緒に来るのら」

プラネ
「行こう行こう」

サスケ
「(カメリとヤマネも…)」



こうして、八人は海へ。

日差しは強めだが気温はぽかぽかしていて気持ちが良い。
観光客はぼちぼち。浜辺に寝転び、肌を焼いている妖精も居る。
海水は冷たく泳げないのは残念だが、海の生き物を観察したり海の砂を弄ったり、することはたくさんあった。


カメリ
「よいしょ〜…」

サスケ
「うんせっ…」

カメリとサスケは向かい合って、ぺたぺた砂のトンネルを作っていた。
完成まで後少し。
だが…、

カメリ:サスケ
「あっ…」

穴が開通しかけたところで崩れてしまった。

カメリ
「崩れちゃった〜…」

サスケ
「つ、次はお城に挑戦してみるぜ?」

ハンゾー
「トンネルも出来ないのに、より難易度が高いお城なんて作れるわけ無いのら」

サスケ
「うっ…」

ヤマネ
「完成でございます!」

ヤマネの前には砂で作られた和風の城が建っている。
瓦など、細部まで凝られており、見事としか言いようがない。

アロマ
「ヤマネちゃんすごーい!」

アロマが可愛い歓声を上げたときだった。
ぼこっ。

プラネ
「やぁ」

城の中から金髪ツインテールのちょっと可愛い女の子が顔だけ出した。
そのせいで砂の城は崩れてしまう。

サスケ
「うわっ、ヤマネがせっかく作ったのにだぜ…」

ヤマネ
「プ、プラネ殿!?」

ヤマネが驚いているのは城が崩されたことではない。
プラネの斬新な登場のしかたにだ。

プラネ
「海に潜れないから、代わりに海の土に潜ってみたんだ」

ハンゾー
「こいつ、何なのら…」

プラネ
「土の中は温かいよ。潜ってみたら? 特にアロマちゃん」

アロマ
「ふふっ。プラネちゃんは愉快ね。汚れを落とさなくっちゃ。出ておいで」

プラネ
「ふぅ…」




五人が平和に遊んでいる時、二人は少し離れた岩場に居た。

ムルモ
「貝殻を背負った生き物が岩場を伝ってこっちへ来るでしゅ」

パピィ
「ヤドカリかちら?」

ムルモ
「違うみたいでしゅ…? でもかぁいいでしゅう」

パピィ
「そうね…(ムルモを意識すると、口が可愛くないことを言っちゃいそう…。せっかくアロマたんが応援してくれたのに…)」

パピィはここへ来る前、

アロマ
「パピィちゃん! 今日こそ、ムルモ様に気持ちを伝えて!」

と、アロマに二人きりになれるよう、セッティングしてもらったのだ。

パピィ
「(優しいアロマたんの気持ちを無駄にするわけにはいかない…。ここはあらかじめ調べてきた"あの"話題で盛り上げるのよ!)」

ムルモ
「む?」

パピィ
「ムルモは知らないでしょうから教えてあげる。
ヤドカリは共食いするのよ。特に脱皮直後は柔らかくて美味しいのでちゅって!」

パピィは得意げに言った。
ケンカを回避するにはムルモの悪口を言わないことが重要。ムルモ以外を話題にすれば良いのだ。
出だしが偉そうなのは慣れないことをしたから。
ちなみに色々と言葉が足らなくて間違った情報が伝わりそうだ。

ムルモ
「へ、へぇ…」

ムルモは視線を逸らし、パピィも海の生き物も見ることなく、気の無い返事をした。
この話はムルモは望んでいなかったようだ。

パピィ
「(ケンカにはならなかったけど、退かせてちまってどうすんの、あたち…。マズいわ…)」

プラネ
「海水ってどうして塩が入ってるの?」

アロマ
「プラネちゃんっ、こっち!」

ハンゾー
「温暖化が進んで海水の温度が上昇したら、シーフードスープが出来るのら」

プラネ
「悪くないね」

ムルモ
「プラネしゃん、アロマしゃん」

女の子ひいきなムルモは、ハンゾーを数に入れない。

パピィ
「助かったわ、アロマたん。…ケンカは避けられたけど、ちょっと気まずくなって困ってたとこなの」

アロマ
「そうだったの…。でも、パピィちゃんは頑張ったわ。
ムルモ様、そろそろオヤツにしませんか? あっちにいくつか出店があるの」

ムルモ
「行くでしゅ!」





沖には出店(デミセ)が十軒ほど並んでいた。
全てが食べ物系、お菓子や飲み物。

サスケ
「…みたらし団子味と芋ようかん味、どっちにしようか迷うぜ」

ポップコーン屋の前で足を止めたサスケは、好物味をどちらにするかで悩んでいた。
二つ購入したいのは山々だが、お小遣いに余裕がない。
とそこへ、三種類のポップコーンを抱えたスーパー美人がやってきた。

アロマ
「迷っているのなら、どっちも買えば良いよ。わたしならそうするかな〜」

サスケ
「(このブルジョアめ…)」

ヤマネ
「迷うでございますね…」

パピィ
「ヤマネたんは塩味ね」

ハンゾー
「ボクはタピオカジュースを飲むのら」

プラネ
「イッキ、イッキ!」

ハンゾー
「何でイッキコールするのら?」

ムルモ
「プラネしゃんは何を頼みましゅか?」

プラネ
「カルーアミルク」

カメリ
「初めて聞く言葉だわ〜。どんな食べ物なの〜?」

プラネ
「飲み物だよ」

サスケ
「軽い牛乳だぜ?」

ムルモ
「美味しいんでしゅか?」

プラネ
「そんな感じ。飲んだことない」

パピィ
「お口に会わなかったら勿体ないから、無難なものにちといた方が良いわよ」

プラネ
「じゃっ、ハイボール」

サスケ
「それはさすがに分かるぜ! 子供は飲んじゃダメだぜ!」

ヤマネ
「プラネ殿、アルコールは二十歳になってからでございます」

プラネ
「二十歳って、生まれてから二十年経ったひとのことでしょ。プラネはそれ以上生きてるから大丈夫」

ハンゾー
「今、いくつなのら?」

プラネ
「知らない。数えたことない」

カメリ
「ともかく〜、他のにしなくちゃ〜」

プラネ
「仕方ないなぁ。そんなに言うんなら海水でも飲むか」

ムルモ
「そこまでしなくても良いでしゅ…」

飲み物を買うだけで、何故全員に突っ込みを入れさせるんだろうか。
みんな心の中でそう思っていたが、優しいので誰も口に出さなかった。
そして、掴み所のないプラネの信憑性が薄いので、彼女の話を本気で捉える者は居ない。














"ちょっと可愛い"プラネ。
私が設定したのですが時間が経っているので、どう思って付けたのか忘れてしまいました。
でも突っ込まれた事だけは覚えてます。
角のCM好き。


■ りょく (357回/2011/11/22(Tue) 22:05:14/No4308)

八,ポーロくんここに居て


アロマ
「ええっ! 本当なの、ポーロくん…」

朝。
通学路を歩きながら美少女は悲鳴に似た声を上げた。

ポーロ
「うん。僕、転校することになって」




アロマ
「はぁ…」

アロマは自分の席に着くと、ため息を吐いて視線を落とした。

パピィ
「おはよー、アロマたん」

カメリ
「何だか元気が〜、無いみたいよ〜」

ヤマネ
「どうかされましたか?」

アロマ
「実はポーロくんが転校することになっちゃって…」

パピィ
「ポーロたんって、アロマたんの好きなひとよね」

アロマ
「す、好きだなんてそんな…」

照れるアロマだが、それらしきことは何度か口に出している。
本人は気付いていないようだ。

カメリ
「好きなひとが〜転校するなんて〜寂しいわよね〜」

ヤマネ
「アロマ殿、お可哀相に…」

アロマ
「でもピカリさんのことも好きなの」

パピィ
「何言ってるのよ。それは憧れに決まってるじゃない。
ピカリたんは女の子なんだから、アロマたんが好きなのは、男の子のポーロたんの方よ」

アロマ
「そうかな。わたしはピカリさんにはいつも好きって言っているけれど、ポーロくんには一回も言っていないの。
どうしてか恥ずかしくって…」

パピィ
「そりゃそうよ。好きだなんて簡単に口に出せるものじゃないわ。
あたちなんか一回も言ったこと無いんだから」

ヤマネ
「(私もでございます…)」

カメリ
「学校が違ったら〜気軽に会えなくなるね〜」

アロマ
「そうなの。それが寂しいの…」

パピィ
「そうね…そうだわ! 告白すれば良いじゃない。そうすれば直接会えなくても、いつでも気軽にメールでも電話でもやり取りが出来るでちゅ」

アロマ
「でも、急すぎる…」

パピィ
「転校するのなら毎日顔を会わせることがないし、例え振られても恥をかかずに済むじゃない」

ヤマネ
「(なるほど…)」

アロマ
「じゃあやってみようかな」

パピィの提案は強引ではあったが、アロマは背中を押され告白することにした。


サスケ
「アロマの奴がポーロさんに告白するんだってな。美少女だから成功率高そうだぜ」

ハンゾー
「幼なじみで顔を見慣れているから、今さら美少女だと意識はしてないと思うのら」

サスケ
「それもそうなんだぜ。じゃあ上手くいかないってこと…?」

ハンゾー
「そうとも言えるのら。
だって仮にサスケが告られたら付き合うのら?」

サスケ
「う〜ん…(ヤマネとカメリで迷っているおいらなのに、その上他の奴から告白なんてされたら、頭の中がこんがらがってどうにかなりそうだぜ…)」

ハンゾー
「ほらなのら」

プラネ
「てんこうって天気の話?」

サスケ
「別の学校に通うことなんだぜ。そしたら遠い場所に住むことになって、今までみたいに毎日会えないんだぜ」

ハンゾー
「会いたいのに会えないなんて辛いのら」

プラネ
「ふぅん。毎日会いたいのなら付いていけば良いのに」

サスケ
「そんな簡単に出来ないからアロマは悩んでいるんだぜ」

二人はちっとも理解していないプラネに説明する。
するとプラネは言った。

プラネ
「でも難しくっても不可能じゃないでしょ。恋ってそんなもんじゃない。
誰かを愛することは簡単なことじゃないよ。違う?」

サスケ
「だ、大正解だぜ…」

プラネの言葉は、サスケに納得を通り越して恐がらせた。
普段は何も考えていないのに。

ハンゾー
「良く分かんないけど、あってるとは思えないのら」






上級生のクラス。

ソフト
「昨日、山に芝刈りに行こうとしたら道を間違って川に着いたから、仕方なく川で洗濯をして帰ったぽよ。方向音痴は辛いぽよ」

ピカリ
「それはご苦労様ピカ…。
(絶対、方向音痴の範囲をはみ出しているピカ…。それ以前に山に芝刈りって何ピカ…)」

ソフト
「そしたら桃が流れてきたから、みんなで食べようかと思って学校まで持ってきたぽよ」

ピカリ
「どこまで昔話ピカ!」

ポーロ
「ピカリちゃん、ちょっと話があるんだけど…」

ピカリ
「ん、ポーロ。なぁに?」

ソフト
「待つぽよ〜! まだ桃の途中ぽよ〜」

ソフトは引き止めるがポーロが何か事情を抱えているようなので、ピカリは川から流れてきた桃は後回しにすることにした。


ピカリ
「で、何の話ピカ?」

ポーロ
「実は転校することになって。それが明日なんだ」

ピカリ
「どこへ!?」

ポーロ
「遠いところ。すぐに会える距離じゃなくて…」

ピカリ
「そんなの嫌ピカ!! だって私はポーロのこと…」

ピカリは真剣な表情で必死に言葉を絞りだそうとしていた。
どう見ても告白の雰囲気。

ポーロ
「…!」

アロマ
「ポーロくん、アロマさんっ!」

すると、ピカリの言葉を遮るようにアロマがやってきた。
息を切らしているのは走ってきたかららしい。

ポーロ
「やあ、アロマちゃん」

アロマ
「あのね、転校って中止に出来ない?」

ポーロ
「親の仕事の都合で決まったことなんだ。だから無理なんだ。僕も寂しいヨ…」

アロマ
「ごめんなさい…」

ポーロ
「さっきの話なんだけど、ピカリちゃん、あのさ…」

ポーロが言い掛けた時、突然、場にそぐわない明るい音楽が流れる。

ピカリ
「あっ、インチョからメールピカ」

そこには「今日の放課後、一緒に勉強しませんか?」と書いてあった。

ピカリ
「喜んでピカ…っと。
私はポーロのこと大切な友達だと思っているから、離れ離れになるなんて寂しいピカ」

ポーロ
「(…僕、振られちゃった)
…ごめんね。僕、早退するから、先生に伝えておいてくれる?」

アロマ
「えっ…」

ピカリ
「(ポーロ…)」






ポーロ
「悲しいナ…。悲しくても涙が出ない時もあるんだなぁ…」

自宅に帰ったポーロは気を失うようにベッドに倒れこんだ。
睡眠が必要なほど疲れてしまったのだ。

ポーロ
「むにゃむにゃ…桃に包丁を入れたら中に居る生き物ごと切れちゃうネ…」



ポーロが爆睡中、アロマはペンを持って紙に文字を書こうとしていた。

アロマ
「う〜…」

しかし、指がまったく動かない。
やはり面と向かって言えない、手紙で気持ちを伝えようとしているのに。
休み時間の教室は騒がしいので視聴覚室とかいう、あまり使われていない教室を選んだのだが、場所は関係なく逆に静かすぎて落ち着けない。

ムルモ
「じゃあこんなのはどうでしゅか? "すき焼きの焼きを取って"でしゅ。
(ちっ、今日は出番が少ないでしゅね)」

サキラ
「えー、ダサい…。紙に書いたものって捨てるまで残るんだもん」

ムルモ
「じょ、冗談でしゅ…」

プラネ
「ダサい冗談だね。冗談でもダサいはダサいよ」

どういう脈略でこの三人がアロマの応援団として選ばれたのかはさて置いて。


アロマ
「どうして書けないのかな。
『す』と『き』の二文字なのに…」

プラネ
「アロマちゃんはノロマちゃんだね」

サキラ
「くすっ。
わ、笑ってしまったけれど…アロマさんは緊張しているの」

プラネ
「たった二文字、紙に書くだけでアロマちゃんは緊張するんだ。へ〜」

サキラ
「ただの二文字じゃないんだよ。『好き』って短い言葉だけれど、胸がドキドキするとても大切な二文字なの」

プラネ
「そんな大切な言葉なのに、直接伝えなくて良いの?」

アロマ
「え…」

プラネ
「好きなんでしょ。早くそう言ってきなよ」

アロマ
「…うん」




部屋の物は段ボールに詰める途中らしく、雑然としている。
ベッドの上で目を覚ましたポーロ。
窓の外には見慣れた幼なじみが居た。

ポーロ
「アロマちゃん」

アロマ
「来ちゃった。ポーロくんにどうしても言っておきたい言葉を言いそびれないように…」

ポーロ
「あのさ、転校がやっぱりなしになったヨ」

アロマ
「へっ!?」

ポーロ
「父さんがやっぱり無しになったって言ってたって母さんがネ。ああ、良かった。
ところで僕にどうしても言っておきたい言葉って?」

アロマ
「…す、すき焼きのすきを取って」

ポーロ
「焼き?」










すき焼きの。
ずっと前、ちゃおの後ろらへんに載っていた言葉です。
後で読み返したら寒かった。


■ 梨璃 (164回/2011/11/23(Wed) 00:05:58/No4309)

りょくさんこんばんは☆

新連載の小説楽しく読んでいます!
小さい妖精たちが可愛くて癒されます^^*
ワルモ団もでるっぽいので楽しみです!

プラネちゃんのマイペースやサスケがヤマネとカメリで悩んでいたり、腹黒ムルモが楽しいですね。
6話の冒頭のネズミの夢にニヤニヤしてしまいました^P^
アクミが泣いているのをみて動揺するラットが可愛いです。

アロマの告白も気になりますね。
すき焼きは、「みい子」やタイトルは忘れましたが、4コマで好きと文字で告白しようとしたら好きの後に色々付け足して他の言葉にしてしまう漫画を思い出しました。

私もヤシ→ネズとか好きだったり…。





■ りょく (360回/2011/11/30(Wed) 21:18:14/No4340)

梨璃さん、こんばんは★

>ワルモ団もでるっぽいので楽しみです!
はーい!
ちゃんと出しますです(笑
おっさん愛してるv

>6話の冒頭のネズミの夢にニヤニヤしてしまいました^P^
>アクミが泣いているのをみて動揺するラットが可愛いです。
梨璃さんにニヤニヤして頂けて良かった!
ニヤニヤ(・∀・*)

>アロマの告白も気になりますね。
私の書くポーロくんは鈍感なので全く気付いてないです。
多分、告ったら即OK(笑
両想いになりそうでならない関係が好きです!

>すき焼きは、「みい子」やタイトルは忘れましたが、4コマで好きと文字で告白しようとしたら好きの後に色々付け足して他の言葉にしてしまう漫画を思い出しました。
「みい子」…懐かしい!
アップ後に恥ずかしくなりましたが、反応してもらえて嬉しいです。
しかもアイデアはムルモさんに出させているという(←

>私もヤシ→ネズとか好きだったり…。
ん!
わぁ…?
えぇーーっ!?
そう言って頂けて嬉しいよぉ(ノд<。)゜。
同性カプはだいたいヤシチ受けやミルモ受けにしか巡り逢えなくて…(涙
女装イラストはムルモ屋以外だと二回目ほど目にしたことがありますね。
絶対に妄想に忠実には書けない(笑

では★





九,何でも占えますか?


カメリ
「パピィ〜ちゃ〜ん〜」

パピィ
「なぁに、カメリ?」

カメリ
「パピィ〜ちゃ〜んは〜、ムルモくんと〜、ラブラブなのよね〜」

パピィ
「何言ってんのよ! そ、そんなわけないでちょ!」

猛烈に否定するうさぎさん。
そんなわけあった。
しかしパピィには

パピィ
「そうよ。あたちはムルモがだーい好きでちゅ!」

と言える素直さが足りなかった。

サスケ
「やーい、ムルモ」

ハンゾー
「パピィに振られたのら〜」

ムルモ
「違いましゅ! あんな奴のことは、ボクだって好きじゃないんでしゅからね!」

プラネ
「違うの?」

ムルモ
「違いましゅっ!!」

プラネ
「……………」

ムルモ
「(はっ…ボクとしたことが、女の子に強気な態度を取ってしまったでしゅ)」

パピィも女の子だが彼女は別格なのだ。
どう別格なのかは説明するまでもない。

ムルモ
「ちょっとキツく言ってしまったでしゅ! きゃはっ!」

プラネ
♪ばーけっものっよーせープラネ〜

ムルモ
「(聞いてなかったりして…)」

ヤマネ
「(…プラネ殿は個性的なお方でございます)」

アロマ
「だいぶ曇ってきたね。降られないか心配…」

アロマは濃い灰色の空を見上げる。
今にも雨が降り出しそうな天気だった。
教室の窓からは雨傘の代わりに大きな葉を用意する妖精もちらほら。

ハンゾー
「雨の日はジメジメする代わりに、気配が消しやいってヤシチの兄貴が言っていたのら〜」

ムルモ
「忍者特有の思考でしゅ」

カメリ
「忍者さんは〜、逞しいわ〜」

サスケ
「て、てへへだぜ…」

プラネ
「雨の日は田んぼで飛び跳ねるのが常識だよね」

アロマ:カメリ:ヤマネ:パピィ:ムルモ:サスケ:ハンゾー
「(どこが?)」

そんなことするのは蛙くらいだ。


アロマ
「そ、そう言えばこの時間帯、学校の近くで占いの館が営業してるよね。今から行ってみない?」

パピィ
「結構並ぶわよ。雨の中、外に居たら風邪引いちゃう」

ムルモ
「残念でしゅけど、ボクは用事があるでしゅ。また今度誘ってくだしゃい(…ってパピィと一緒に帰りたいみたいじゃないでしゅか…!!)」

カメリ
「わ〜た〜し〜は〜、行ってみたいわ〜」

サスケ
「降り出したら葉っぱを差せば良いんだぜ」

ヤマネ
「占いでございますか…」

良く言えば獅子奮迅、悪く言えば猪突猛進、しかし恋愛においては奥手のヤマネは戸惑いを見せていた。

ハンゾー
「ヤマネも行くのらー」

プラネ
「じゃっ、プラネも行ってやるか。
パピィちゃんとムルモくんは一緒に帰るの? ねぇ二人? 二人っきり? ねぇったら」

パピィ
「な、何言ってんのよバカ!!
まぁムルモが帰りたいって言うなら帰ってあげても良いわよ」

ムルモ
「方向が同じだから一緒に帰ってやるでしゅ」

パピィ
「何よ、その言い方! レディにはもっと優しくしなちゃい!」

ムルモ
「早くしないと置いてくでしゅ。ボクは急いでるんでしゅからね」

パピィ
「待ちなちゃいよ!」

パピィとムルモは競走するように帰っていった。


アロマ
「ケンカしてるように見えても、心の奥では仲良しなのね」

カメリ
「やっぱり〜、ラブラブ〜、なのね〜」

プラネ
「サスケくんは誰とラブラブしたいと思う?」

サスケ
「べ、別に…」

アロマ
「行こう!」




妖精学校のすぐ近くにその占いの館は建っていた。
外観はやたらゴージャスで、いかにも占いの館といったミステリアスな雰囲気が醸し出されている。『ケロリちゃんのお告げ』という看板がでかでかと掲げられていた。

アロマ、カメリ、ヤマネ、サスケ、ハンゾー、プラネ、六人の前には女の子妖精が七〜八組列を作っていた。
順番が回ってくるのは一時間以上掛かりそうだ。

サスケ
「占い師ってどんな奴だぜ?」

アロマ
「元気でノリの良い妖精なんだって。
場所が学校の近くじゃない。何よりお値段が良心的だから、ついつい足を運んでしまうそうよ」

カメリ
「何を占って〜もらおうかしら〜」

ヤマネ
「(やっぱり恋愛運を…)」

ハンゾー
「ボクは特に無いのら」

プラネ
「占いって何?」

アロマ
「占って言うのは"そのひと"の未来や運命を知ることなの。それって凄く気になるよね」

プラネ
「ふぅん」

アロマから説明を受けたプラネだったが、あまり分かっていない様子だった。



ケロリちゃん
「あーあ…仕事柄、他人を勇気づけてばかりの私だけど、己の恋愛は全くだよ…」

ここの占い師である彼女は客足が途切れると、思わず愚痴を漏らした。
己を占えない者が他人に未来を告げられるものか。つまりケロリちゃんの占い能力は当てにならない。
ケロリちゃんは高いテンションとノリの良さで、毎回、客にアドバイスをして元気を与えていた。

次のお客がカーテンを捲る。

ケロリちゃん
「(スマイルスマイル…)
さてさてーっ、今日の相談者さんはどなた?
このオラクル★フェアリー、ケロリちゃんが元気いっぱい占うケローっ!」

プラネ
「物事のなりゆきや人の身の上を支配し、人の意志で変えることも予測することもできない力が視えるって本当?」

ケロリちゃん
「(ちび妖精らしからぬ悟ったような口振りは一体…。ともかく上手く逃げないと)
いらっしゃい! こんにちはーっ!
ずいぶん難しい事を述べるのねぇお客さん。何でも視えることは無いけれど、お客さんの悩みに関することだったらある程度解決へ導くぞーっ!」

サスケ
「なるほど。ハイテンションな奴だぜ」

ハンゾー
「なのら」

プラネ
「ある程度ってどの程度?」

ケロリちゃん
「(うっ、しつけーな…。何も考えてなさそうな顔しながら、こんなこと言うのか…)
はーいっ、誰から占いましょーかーっ! 順番だよ」

プラネ
「今日のおやつを占ってよ。今日のおやつが何か知りたいよ」

アロマ
「…おやつって家に帰れば分かると思うな」

カメリ:ヤマネ
「…うん」

ケロリちゃん
「…おやつですか。それで、あなたの好きなお菓子は?」

プラネ
「レモンパイ」

プラネの答えを聞き、ケロリちゃんは妖精カードではなく、オラクルカードを切っていく。

ケロリちゃん
「ケロロロローーーーン……………………。
カードはこう告げているケロ。
おウチのひとが、あなたの好きなお菓子を準備して待っているでしょう…だって☆」

プラネ
「何で知ってるの?
さっきメールが来たんだ。今日のおやつもレモンパイだよって」

ケロリちゃん
「ああそう…」

サスケ
「今のは占うまでもなく、誰もが予想できたぜ」

ハンゾー
「占いの結果なのか怪しいのら」


ケロリちゃん
「つ、次に占ってもらいたい子はどなたケローっ!」

カメリ
「それじゃあ〜、次の漬物コンテストの結果を〜、予想して下さい〜」

ケロリちゃん
「(この子は確か優勝者常連の…)
ほいほい、カードはこう告げているケロ。
妥協せずに漬物石だけでなく、付け込むお菓子にも手間を掛けると良い結果を残せるでしょう…だって☆」

サスケ
「で、順位は?」

ケロリちゃん
「こっ、ことによると、ベストスリーに入っているぞーっ!」

サスケ
「ことによると、って多分ってことだよな」

ハンゾー
「やっぱり疑わしいのら」

アロマ
「ヤマネちゃん。
ヤマネちゃんは恋愛運を占ってもらったら?」

ヤマネ
「それを仰るならアロマ殿こそ…」

アロマ
「だって…」

二人は占った結果が象徴的過ぎてはっきりと言わないケロリちゃんを見て、当てにならないと思ったのだ。


ハンゾー
「もう飽きたのら」

ケロリちゃん
「(まずい…当てにならないと思われ始めている…)」

プラネ
「ケロリちゃんは何でも占える?」

ケロリちゃん
「ケロロン☆ 何でも占っちゃうよ」

プラネ
「じゃあケロリちゃんの占いが、当たるのか当たらないのか占ってよ」

ケロリちゃん
「そっ、それは出来ないケローっ!!」










ネーミングセンスが無いなら、サブタイトル付けるなって話じゃないですか?
でも後で「自分、あの話なんて書いたんやっけ?」って時に、目印みたいになって捜すのが楽になるのです。

ルエカ
ファスプラ(※この小説の略称)で新登場のオリフェ。
鎖骨部分が広く開いた茶色い服は、地味ながら都会的。「KERO」と書いてある。
頭の帽子は蛙を模したデザイン。


■ りょく (361回/2011/11/30(Wed) 21:20:04/No4341)

十,蛙恋騒


いつも休み時間は騒がしい。
今回は一年の教室ではなかった。

ミルモ
「チクショー、テストが三十六点だから、先生に宿題たっぷり出されちまったーっ!」

水色の服に金髪に帽子にボンボンを二つ付けた妖精が、どんよりした表情で机に突っ伏す。

ヤシチ
「はーっはっはっ!! とんだ間抜け王子だな。王国の恥だ恥〜」

真っ赤な忍者装束にボサボサの黒髪を生やし、片目を隠した妖精は、大声でゲラゲラ笑った。
よほど嬉しいのか、大口を開け腰に手を当てている。

ミルモ
「ヤシチ! そーいうお前は何点だったんだよ!」

ヤシチ
「ふん、見て驚け!」

ミルモ
「んげっ! 八十七点…」

ヤシチ
「ざまーみろ! 参ったか!」

ミルモ
「うるせー、んなの偶然に決まってらぁ!」

ミルモは悔し紛れに憎まれ口を叩くが、負け惜しみは聞き入れられず余計バカにされ、ますます悔しい思いをするばかり。
そうして騒ぎが起こるのは、もはやこのクラスの名物となっていた。


リルム
「お止めになって下さいませ〜! ミルモ様ったら…」

ライチ
「あーあ、男子って野蛮よねぇ。ビケーくんとか例外も居るけど」

ルエカ
「…そうね」

ライチに話し掛けられたのは、鎖骨部分が広く開いた「KERO」と書いてある服を着た女の子妖精だった。
ちなみに頭の帽子は蛙を模したデザイン。

ルエカは、ミルモを止めようと必死なリルムと、聞き入れず殴りあいを繰り広げるミルモを、机に肘を突きながら交互に見てため息を吐いた。

ルエカ
「(…気楽なもんだっつーの)」

ライチ
「そんなことより、隣のクラスのソフトちゃんの好きな妖精を知らない? 絶対に居るはずなのに、なかなか尻尾が掴めないのよね〜」

ルエカ
「(知ってるけど、守秘義務があるから教えられない。とも言えん…)
知らないよ、んなこと…」

ライチ
「なんだ、残念。新しい噂を早くばら撒きたくて仕方がないわ」

ルエカ
「…………」

ルエカは、分厚く塗りたくった口紅で唇を強調した噂好きの友人を横目で見ると席を立つ。
そのまま扉へ歩いていく。

ライチ
「どこ行くの?」

ルエカ
「お手洗い」



髪を上げて蛇口から出た水を顔に叩きつける。
顔を洗うことによって、少しはこのモヤモヤとした気分が晴れてきた。

ルエカ
「あたしもミルモのこと好きなのに…」

ルエカが呟いたその時だった。
背後から気配がしたと同時に鏡に何者かが映った。そして幼く高い女の子の声。

プラネ
「ミルモってムルモと一文字違いだけど類似品か何か?」

ルエカ
「ケローーーっ!!」

大絶叫したルエカの真後ろに居たのはプラネ。
しかも背中に付いている水玉模様の羽根でパタパタ飛んでいる。見た目的にはふわふわ浮いている、と言った方がしっくりくるのかも。

ルエカ
「(こないだの…)マジ、ビビったし…。キミは一年生だよな。
ミルモはムルモのお兄さんだけど…」

プラネ
「プラネだよ。プラネットのプラネ。
昔は違う名前だったけど忘れちゃった」

ルエカ
「ところでさっきの独り言、聞いてたよな?
悪いけど秘密にしといてくんない。お菓子やるからさー。この通り…!」

ルエカは持ち合わせのお菓子を強引にプラネに手渡した。
プリッツ一箱、ポポロン一箱、ピザポテ二袋、ポリンキー五袋、雪の宿七袋、ポン菓子三袋、ひよこ饅頭一つ、くもっちょ三袋。
自分の好物だけは渡さない。渡せない。

ルエカ
「(ミルモ本人にばれるより、もしかしたらリルムにばれるより、ライチにばれる方が何百倍も恐ろしい…。奴の噂は信憑性に欠ける
真実味こそ無いものの広まるのだけは早いんだからな)」

プラネ
「お腹空いたな〜」

ルエカ
「今、あたしがやったお菓子食べれば良いじゃん」

プラネ
「違う違う。今じゃなくてね、明日の話なんだ」

ルエカ
「は?」

プラネ
「明日のお昼に持っていくお菓子どうしよっかなって考えて、もし忘れたならお腹空くだろうなって想像したんだ」

ルエカ
「え…何、こいつ…」

プラネ
「プラネです」

ルエカ
「ともかく秘密にしとけよ。じゃあね」

ルエカが心配になって振り返ると、プラネはすでに窓から飛び去っていた。



ルエカ
「(ま、心配しても仕方ねーし…)あむあむ…」

自分の席に戻ったルエカは好物のクレープを食べていた。

ライチ
「ねぇ、噂になるような面白い出来事無かった?」

ルエカ
「あるわけねーじゃん??」

口ではそう言いながら内心ヒヤヒヤ。
ルエカは満面の笑みで冷や汗をかいていた。
そうして、一つ目のクレープを食べ終えた時だった。

ミルモ
「一個くれよ」

クレープの甘い香りに惹かれたらしい。近くを通っていたミルモが不意にそう言った。

ルエカ
「い、良いけど…!」

ミルモ
「うんめーっ! どこで買ったんだ?」

ルエカ
「う、うまいって…自分で作ったんだよ」

ライチ
「この子ったら口調は少々乱暴だけど、家事は得意なのよねー」

ルエカ
「でもクレープなんかそんなに凝ったものじゃないし。
生地を焼いて、生クリームを混ぜて、フルーツやソースなんかと生地に包むだけ。ね、簡単でしょ?」

ミルモ
「じゃねーだろ。ルエカが手間暇掛けたから美味いんだよ。サンキュー」

ミルモは当たり前のように褒めると、お礼を言って残りのクレープをガツガツ平らげた。

ルエカ
「(何でそんなこと…)」

そう言われたら余計に好きになる。
ただでさえ叶わぬ恋を諦められなくて悩んでいるのに、あんまりじゃないか。

ルエカ
「(ミルモには婚約者が居るのに…。
…それにしても、さっきのプラネとか言う子が、うっかりバラしてないか不安だな…)」





下級生のクラス。

サスケ
「上級生のソフトさんが、山に芝刈りに行こうとした時の話なんだけど…」

ハンゾー
「うんうん」

アロマ
「そ、そうなんだ…?」

サスケ
「道を間違って川に着いたから、仕方なく川で洗濯をして帰ったらしいぜ」

アロマ
「ええっ、本当!?」

ハンゾー
「脈絡は理解出来るけど、どういう経緯でそういうことになったのか想像つかないのら」

アロマ
「(それで桃は! 桃は流れてきたの!?)」

プラネ
「まぁまぁ。そんなに疑問がらなくても、ソフトバンクもそういう気分になることだってあるよ」

アロマ
「(桃桃…)むしろ疑問づくしね」

サスケ
「てか、バンク要らないぜ」

プラネ
「じゃあ銀行が無かったらどこへお金を預けたら良いの?
床下? それとも引き出しの奥?」

サスケ
「んな簡単に無くならないぜ! 潰れたら預金パーだし…」

ハンゾー
「プラネは他人を困らせることが好きなのら?」

プラネ
「好きなことは秘密なのです。
ルエカがミルモを好…」

ルエカ
「ケローーーっ!!」

やっぱり。
不安は的中していた。
心配になってプラネを捜し回っていたルエカは、やっと見付けたプラネの前に滑り込む用にして会話を邪魔したのだった。

プラネ
「ケロを逆さまから言うとロケだね。
ロケーション、バケーション、立ちション、しょんぼり、ぼんぼり、リボン、仲良し、ちゃお!」

アロマ
「くすくす…」

プラネ
「それで、シャンプーとコンディショナーを使い間違えた顔してどうしたの?」

ルエカ
「んな顔してねえっつーのっ!
黙っててって言ったじゃん」

プラネを教室の隅に追い詰めたルエカは声を潜めて言った。

プラネ
「でも良かったね。ボディーソープ頭に使ったら髪絡まるもん」

ルエカ
「だから使ってねえ。何でバラそうとするかなあ…」

ルエカは自ら撒いた不安の種と上手く付き合うことが出来るだろうか。
プラネは何も考えていない顔で不思議そうに、頭を抱えるルエカを眺めていた。


■ りょく (362回/2011/12/02(Fri) 11:31:05/No4349)

十一,ミルモのBP騒動


今日も上級生のクラス。
朝から何やらおあついようで。

ビケー
「アンナ…」

妖精界一美形のクラスメイトは恋人の名を呼んだ。
幼なじみでもあるアンナは三つ編みに眼鏡を掛けた真面目で頭が良い女の子。ナルシスト思考で女好きでチャラチャラした格好のビケーとは性格は逆だが、二人の間を邪魔出来る妖精は居ない。

アンナ
「何かしら?」

ビケー
「君に食べてもらいたくて、モンブランを作ってきたんだ。どうか受け取って欲しい」

アンナ
「ありがとう! とっても美味しいわ」

少し不恰好なモンブランはお世辞にも綺麗とは言えないが、手作り感たっぷり。味は超初心者が初めて作ったにしてはまあまあといったところ。
しかし彼からの心の籠もった贈り物は十分すぎるほどの出来栄えだった。
ビケーがいつもはしていない手袋を嵌めているのは、火傷や切り傷を隠す為だとアンナは感付いた。

ビケー
「良かったよ。アンナの喜ぶ顔が見たかったんだ」

アンナ
「ビケー…」

そして飛び散る大量のハート。
ミルモのクラスでは恒例行事となっていた。
すると友人の熱愛っぷりを見ながらマンボが言った。

マンボ
「毎日毎日、よくやるよなぁ。
それにしてもビケーの手作りか。おれも最近お菓子作り始めてんだー。ねーちゃんとソフトちゃんの影響で。
これがなかなか面白くて。学校に持って行こうと思うんだけど、作りたてって美味いからソフトちゃんと二人で平らげちゃって」

その言葉に、うんうんとヤシチは頷く。

ヤシチ
「拙者は忍者修行の一環で料理はもとより、お菓子作りもよくするのだ。
昨日はプリン味のかりんとうを作ったぞ。やはり手作りは市販品と一味違うのだ」

マンボ
「だよなぁ。正直途中、面倒だと思って妥協すると出来に反映するのが面白いんだ。
小麦粉をきちんと篩(ふるい)にかけるとか、調理器具の水気をしっかり吸い取るとか」

マンボは趣味で楽しんでいるようだが、ヤシチの場合は習慣化している様子。
お菓子作りについて語る二人の話を、引け目に感じながらずっと聞いているクラスメイトがいた。ビケアンのように周囲から公認の仲ながら自分からは一切好意を示したことが無いのだ。

ミルモ
「料理男子どもめ…」

婚約は親が勝手に決めたことで自分は認めちゃいねーと言ってはいるものの、向こうは(はた迷惑ながら)サツジン手料理を振る舞ってくれる。
鬱陶しかったり照れくさかったりもするが、何より好いてくれる事は悪くない。

マンボ
「つべこべ言わずにミルモも一度やってみろよ。たまにはビケーのように、リルムにお菓子でも作ってやれよ」

ヤシチ
「そうなのだ。貴様はいつも文句を言っているが作る方の気持ちも少しは気遣え」

ミルモ
「うるせー。特にヤシチ」

とは言うものの手作りお菓子に興味が湧いてきた。
お返しなんて。

ミルモ
「いっちょ作ってみっか!」






昼休みの図書室。

ミルモ
「こんなの作れねー…」

手作りお菓子の本を漁りながらミルモは呟いた。
幸いなことに調理器具はお城の厨房にいくらでもあるだろう。厨房なのだから一般家庭のキッチンと比べるまでもなく広い。
環境が恵まれているとはいえ、生まれつきなので、未来の国王は自覚できないのだった。

ミルモ
「どれもこれも面倒くさ過ぎんだよ!」

本に載っているレシピはシュークリームなど、上級者向けばかり。
全くの初心者はどの本を参考にしていいのか分からない。

ルエカ
「何か探してる?」

クラスメイトの女子が小説を手に現れた。
聞いただけで実際目にしたわけではないが、ルエカは家事が得意らしい。先日ミルモが口にした彼女お手製のクレープはとても美味しかった。見た目も整っていて販売されていてもおかしくない出来だ。

ミルモ
「ちょうど良かったぜ! 手伝ってくれ〜」

ルエカ
「?」

ミルモ
「たまにはお菓子でも手作りしてみよーかと思ってな。初心者でも簡単に作れるやつを教えてくれ」

ルエカ
「…リルムにあげるんでしょ。分かるよ」

ミルモ
「うるせー…。どいつもこいつも冷やかしやがって…」

ルエカ
「蒸しパンなんてどう? 二十分だよ」

ルエカはちょっと笑った後、そう提案した。
蒸しパンというのは、ミルモが憧れているツツジ先生の好物だ。

ミルモ
「ホントかよ」

しかし本にはそう掛かれている。
★レシピ★
・卵、砂糖、牛乳、油、薄力粉、BPを泡立て器で混ぜる
・同時に水を沸騰させておく
・型に入れたカップに材料を流し込む
・型を鍋に入れ三分の一、お湯を注ぐ
・弱火〜中火で十五分蒸す
・竹串で刺して付いてこなければ出来上がり

ルエカ
「ね、簡単でしょ?」

ミルモ
「た、確かに…。お前が言うと説得力に欠けるけどな」

ルエカ
「まずはチャレンジしてみなよ。頑張ってね」


ルエカの親切な応援にミルモは軽く感謝する。
ところで放課後。


ミルモ
「BPってなんだ?」

ミルモはスーパーを探したが、そう表記されているお菓子作りの材料は無かった。
もしかして略語かもしれない。

ペータ
「ミールモっ! どうしたんだべ?」

買い物カゴをぶら下げた親友は、親に頼まれたお使いの途中らしい。

ミルモ
「ペータじゃねーか。今、蒸しパンの材料を探してるんだ。
BPを知らねーか?」

ペータ
「ああ、ベスト・ポジションだべ」

ミルモ
「食いもんじゃねーどころか、物じゃねーし!!」

ペータ
「じゃっ、バトル・ポイントっていうのはどうだべ?」

ミルモ
「食いもんじゃねーどころか、物じゃねーし!!
同じツッコミさせんなよ」

ペータ
「ゴメンだべ。役に立たなくて親友として申し訳ないだべ…」

ミルモ
「う〜ん、面倒になってきた予感…。
いや、気を取り直して別の奴に聞いてみるか」

スーパーを出たミルモの前へ現われたのは、学級委員長のインチョだった。
分厚い眼鏡の横にはいつもキラリと黄色く光モノが付いている。

インチョ
「ミルモくん、買い物ですか? 珍しいこともあるのですね」

ミルモ
「蒸しパンに入れる材料を買いにな。インチョはBPって分かるか?」

インチョ
「もちろん分かりますとも。ふふふ…ワタクシの計算によると、バイパスのことですね」

ミルモ
「それってどんなのだ?」

インチョ
「バイパスとは…広く、迂回のための流路、あるいは迂回することそのものを意味し、道路や人工の血管、電気回路などに対する用語です。
ほら、バイパス道路とか聞いたことはありませんか?」

ミルモ
「だから食えねーもん答えんな!」

インチョ
「で、では…ブラッド・プレッシャーでしょう。血圧のことです」

ミルモ
「インチョはそれ入れて、蒸しパン作れんのか?」

インチョ
「違いましたか…。
バッティング・プラクティス…打撃練習です…」

ミルモ
「………………」

二人のクラスメイトに聞いても不明だったBPの謎を、ミルモは説き明かす事が出来るのだろうか。









プラネの出番が無かったけれど、ルエカが出たからいいの。

ビケアン。
アニメで両想いになった後は、ビケーのナルシスト・女好き・チャラ男は日に日に改まってきているように見えました。
アンナは真面目で頼れる性格だから、女の子側からの妬み僻みは一切無いっぽい。お似合いv
むしろビケーにエスコートされるアンナが男子にモテたりして。
幼なじみじゃなかったら、アンナさんミーハーだと思うところだった。ビケーとの仲を噂されてキャーキャー騒いでるシーンにはビックリですが。

いくらミルモがお菓子作りをする展開へ自然に持っていく為とはいえ、深く書きすぎた。
あ、公式キャラ非公式カプは大体こやまるさんのを真似してます。
無意識マン→ソフは、マンボはリルムやアンナを呼び捨てだけど、こやまるさんからの影響でちゃん付けがしっくり来たのでそうしました。
意味はありません。

BP騒動は実際の出来事をもとにしています。人の話ですが、ネットで調べたレシピにそう書いてあって私も聞かれたのですが答えられず、二人で暫く謎でした。
蒸しパンは私が作ってみました。簡単なのは実証済み。

お菓子作り。
ケータイで「おかしづくり」と入力すると「お菓子」が、毎回別の漢字に変換されます。
その漢字は全然使ってないよ!

回によってセリフと描写の量に差がありますね。


■ りょく (363回/2011/12/02(Fri) 11:32:24/No4350)

十二,ミルモの蒸しパン、ヤシチの料理上手、リルムのモンスター


ミルモ
「オレはいつになったら作り始めることが出来るんだーっ!」

ミルモは叫びながら適当に歩みを進める。
いつの間にか学校の近くに着いていた。

アンナ
「あら、ミルモじゃない」

ミルモを呼び止めたアンナは、怒るような呆れるような疲れたような顔をまじまじと見つめた。

ミルモ
「やっとマトモな奴に会えたぜ。
蒸しパンに入れるBPって何か教えてくれ! 一応言っておくけど、食べ物だからな」

アンナ
「う〜ん…料理はしないけど、強いて言えばブラック・ペッパー?」

ミルモ
「今までで一番しっくりくる回答だぜ! 合ってるに違いねー!
サンキュー」

アンナ
「黒胡椒のことよ。基本的な蒸しパンの材料とは無縁じゃない」

ミルモ
「…でもよー…面倒だから、もう合ってることにしてーわ…」

アンナ
「不味かったらどうしようも無いのに。じゃあルエカに聞いてみれば? お菓子作りには慣れてるみたいよ」

ミルモ
「あいつなら絶対知ってるぜ」

ミルモはルエカのケータイに連絡を入れる。
しかし、電源を切っているのか電波の届かない場所に居るのか、ルエカが出ることはなかった。

ミルモ
「出ねーじゃんかよ!」

アンナ
「あら、やっぱり。
ルエカってこの時間帯、いつも用事があるみたいなのよね。今日も占いの館に行こうって誘ったら断られたし。
そうだ。占ってもらえば? おあつらえ向きにそこに建ってるし」

妖精学校のすぐ近くにある占いの館。
『ケロリちゃんのお告げ』と書かれている。繁盛しているらしく、妖精学校の生徒らが五〜六人列を作っていた。

ミルモ
「はー? いちいち占い師に占われるほどでもねーよ」

アンナ
「それもそうね。なら、お城のコックにでも聞いてみれば?」

ミルモ
「そうすっか。あんま大人には聞きたくねーけど仕方ない」

アンナと別れたミルモはとりあえず家に帰ることにした。
面倒だと感じているのなら、始めっからそうすれば良かったのに。


プラネ
「あっ、ムルモだ」

空から現れたプラネはミルモを見てそう言った。

ミルモ
「オレはミルモだ! お前はムルモのクラスメイトの…」

プラネ
「ムルモって目からビームを繰り出す奴のことでしょ」

ミルモ
「どこのでじこだよ。
おめーにも一応聞いてみるか。蒸しパンの材料の一つ、BPって分かるか?」

プラネ
「ブラジャー&パンティ」

ミルモ
「変態赤忍者かよ。聞くだけ無駄だったぜ」

そう言った時だった。
ミルモのセリフを聞き付けたその彼がやってきた。

ヤシチ
「やかましい! あの触り心地が貴様に分かってたまるか!」

ミルモ
「どっから沸いて出たんだよ。
間抜けなヤシチには、蒸しパンに入れるBPのことを聞いてやらねー。どーせ分かんねーだろ」

ヤシチ
「それぐらい知っとるのだ!
"ベーキングパウダー"が無いと膨らまんだろう」

ミルモ
「!」

ヤシチ
「何だぁ?」

ヤシチははっと驚き目を見開いた状態のミルモを見つめる。

ミルモ
「ベーキングパウダーか…。
よっしゃ! ようやく蒸しパン作りに取り掛かる事が出来るぜ」

ヤシチ
「拙者も行くのだ〜」

プラネ
「バイバーイ」





所変わって、ミルモの自宅。つまりお城。
場所は厨房。

ミルモ
「あぁん? 何で付いてきたんだよ、ヤシチ。邪魔するとただじゃおかねーぞ」

ヤシチ
「間抜けなミルモの事だから、どーせ上手く行かずに助けを求めると思ったのだ。
つまりその手間を省き、なおかつ手伝ってやる!」

ミルモ
「やけに親切じゃねーか?
変な細工でも施しやがったら承知しねーからな」

ヤシチ
「変な細工しているのはリルムではないか」

ミルモ
「シツレーダナー」

そんなこんなで、ミルモの蒸しパン作りがようやく始まった。


ミルモ
「卵と牛乳と砂糖と油を混ぜて、薄力粉を篩(ふるい)に掛ける…と。
面倒くせー。篩使う意味あんのかよ」

ヤシチ
「ダマになるのを防ぐ為なのだ。混ぜすぎても膨らまんぞ」

ヤシチに言われるのが癪らしいが、ミルモは舌打ちをしながらも一応従う。

ミルモ
「最後は材料をカップに移すんだっけ」

ヤシチ
「おい、ベーキングパウダー入れたか?
紙カップに移すのは、プリン型に紙カップを入れた後だ」

ミルモ
「う、うるせー」

ミルモの言葉はこのタイミングで鳴った、笛吹やかんの音でかき消される。

ヤシチ
「湯が沸いたようだな。
鍋に型を並べ、型の高さ約半分まで熱湯を注ぐのだ。布巾で蓋を包むのを忘れるなよ」

ミルモ
「(このオカンめ…)」

そして十五分後。


蓋を開けるとさっきまで液体だったそれが、綺麗に蒸しあがっていた。

ミルモ
「意外と本格的だな」

ボウルに残った材料を意地汚く舐めていたミルモは、手を止めると軍手を嵌め、型の湯に浸かっていない部分を持ち上げる。

ミルモ
「あちあち…」

そうして、蒸しパンを型から取り出そうとした時だった。
型を手のひらに傾ける。すると沸騰したお湯が入っていたらしく、それがミルモの左手に掛かった。

ミルモ
「あちーーっ!!」

量は少ないが熱湯だ。
軍手は水を通す。ミルモは熱さと痛みで、型と出来たばかりの蒸しパンを放り投げた。

ヤシチ
「バカ者! 早く脱がんか」

ミルモ
「いってぇ…」

目に涙を溜め、ミルモは軍手を外し、真っ赤に腫れた患部を水で冷やす。
小指の先より小さな火傷だったが、とても鋭い痛みを伴う。

ヤシチ
「まぁこの後は、明日に痛みが無くなる→水ぶくれ→剥がす→染みる…なのだ。
早く治したければ、風呂や水仕事以外は患部を剥き出しにしておく事だな。二日で染みなくなり、一週間でほとんど跡が無くなるだろう」

ミルモ
「ひとがケガしてんのに、冷静に上から語ってんじゃねー!」

ヤシチ
「拙者は料理を日常的に行う為、慣れておるのだ。
火傷も切り傷も怖かない」

ヤシチに冷めた目で見つめられ、ミルモは拗ねたように顔を逸らす。
手慣れた動作で型から蒸しパンを外していく様子は、普段の間抜けな姿とは違い、冷静沈着という言葉がピッタリだ。
城で何もせずわがまま放題の己に劣等感を覚え、ミルモはジトリとヤシチを睨んだ。

ヤシチ
「はっはっはっ! 経験の差だな」

ヤシチの笑い声にカチンと来るミルモ。
するとその時、バタンと扉が開き、リルムとムルモがやってきた。

リルム
「ミルモ様ーっ!」

ムルモ
「お兄たまでしゅ!」

ミルモ
「げっ、何で来んだよ!」

ヤシチ
「拙者が連絡してやったのだ」

リルム
「ミルモ様がわたくしの為に蒸しパンを作って下さると聞いて、駆け付けましたの!
ミルモ様、大好きですわーっ!」

ミルモ
「うるせーやい。…ちょっと作ってみただけだ」

ストレートな婚約者に照れるミルモ。
しかし次の言葉にミルモは震え上がった。

リルム
「こうしては居れません! お返しにチョコケーキを作らなくては。
腕がなりますわぁ」

リルムの手作り料理は説明するまでもなく、見た目はモンスター、味は絶叫&気絶するほど激マズ。
毎回食べさせられる事になるのだが、慣れることはない。そんでもって食べたくないし。
ミルモは恐怖におののいた。

ムルモ
「良かったでしゅねぇ、ミルモお兄たま」

ヤシチ
「羨ましいぞ、ミルモ」

ミルモ
「ふざけんなーっ!」












BPはベーキングパウダーでした。
初心者には仕方ないね。商品には略して表示しないし。
(常識の範疇だったら恥ずかしいです…)

恋愛話以外を書きたいのにお話を考えるのが難しいです。
パンをおかずに米を食す系が良いです(理解できないアナタ様は正常
炭水化物の邪道物語。
プラネ、ちょっとしか出てない。
ネタが浮かべば、ルエカメインで良し(←準主役なの)。

ともかく(?)次の出だしはグレープフルーツですよ。


■ りょく (365回/2011/12/02(Fri) 16:54:02/No4352)


十三,ムルモのお兄たま


朝、授業が始まる前の一年生の教室。

ムルモ
「火傷した翌日のお兄たまがギャーギャーうるさいから、水ぶくれを破いてやったでしゅ」

朝っぱらからムルモが女の子を集めて、兄のヘタレる話を自慢げに語っていた。

アロマ
「まぁ…それは、さぞかし痛かったでしょうね」

心配する美少女は朝から美しい。
見た目だけではなく、心が澄んでいるのだ。

ムルモ
「心配無用でしゅ。その方が治りが早いんでしゅから」

カメリ
「そういう〜ものかしら〜」

ムルモ
「でしゅ」

笑顔で酷いことを口にするムルモは見た目とは裏腹に腹黒い。
しかし、その愛らしさに皆はころりと騙されるのだった。
しかし、騙されない者も居たりする。

プラネ
「断面図は見た? 赤だった?
どんな風に取れたの、手は?」

騙されるとか騙されないとかではなく、自由気ままなプラネは誰にも左右されない。

ムルモ
「切断はしてないでしゅよ…。
でも、肉がもろに見えてて…。患部は小指の先の四分の一くらいでしゅけど」

プラネ
「ああ、ピンクグレープフルーツみたいな感じね。
火傷の患部の水ぶくれを潰した後は、まるでピンクグレープフルーツ!
それはさぞかし痛かっただろうね」

アロマ:カメリ
「……………」

プラネの発言に、普通の優しい女の子達は絶句するしかない。

ムルモ
「そんなこと言ったら読者の方にダメージ与えてしまいましゅから、控えたほうが良いでしゅよ…」

プラネに悪気はないし、うさぎさんとも別物で、基本的に紳士なムルモは、あまり強気に出られないのだった。

アロマ
「ええっと…葡萄は外国語でグレープって言うよね。でも、グレープフルーツとは全然違う。
それってどうしてかな?」

困惑しながら話題を変えようと質問を投げ掛ける。
機転の利くスーパー美少女、アロマちゃん。

カメリ
「そう言えば〜どうしてかしら〜」

ムルモ
「気になってはいたでしゅけど、わざわざ聞いたり調べたりするには至ってないでしゅ」

プラネ
「つまりは知らないって事だね。無知だね。知識が無いんだね。
無能なんだね。バカなんだね〜」

ムルモ
「うっ…」

アロマ
「プラネちゃん言い過ぎだよ…」

カメリ
「プラネちゃんは〜、何か知ってるの〜?」

プラネ
「ううん。ちっとも知らないよ。
無知だよ。知識が無いんだよ。無能なんだよ。バカなんだよ〜」

プラネはさぞ愉快だ〜、と言うように笑っている。
周囲の空気はお構い無し。

サスケ
「自分で言ってどうするんだぜ」

ハンゾー
「朝からおかしな話に惑わされてるのら」

そこへやってきたのは見習い忍者二人組。

カメリ
「あっ、サスハンくんだ〜」

サスケ
「(え? 何で今、略されたんだぜ?)」

ハンゾー
「説明なのら!
グレープフルーツは柑橘系の果物のら。
葡萄と同じ"グレープ"と付くのは実の付き方なのら。グレープフルーツは、蜜柑のように果実同士が離れて実るのではなく、葡萄の房のように固まって実るのら。
だから「グレープフルーツ」と名付けられたのら」

アロマ
「すごいね。ハンゾーくんは物知りだね」

ムルモ
「(…このボクより目立ってムカつくでしゅ!)
そんなこと知ってたって大して役に立たないでしゅっ」

ハンゾー
「さっきプラネに聞いたのら」

カメリ
「え〜〜、プラネちゃんは〜、知らないって〜、言っていたのに〜」

プラネ
「プラネはなーんにも知らないよ」

ハンゾー
「ついさっきの事なのに、もう忘れてるのら」

プラネ
「だって、そんなこと知ってたって大して役に立たないもんね。
ねっ、ムルモくん! そうだよね。ねっ!」

ムルモ
「う……」

その通りだけど、念を押されるととても言いにくい。
ムルモは再び言葉に詰まる。

プラネ
「ムルモくん、何をあんなに考え込んでいるのかなぁ」

プラネは小首を傾げ、ムルモの顔を覗き込む。
ムルモの顔は縦線が何本も入り、どんより曇っていた。

サスケ
「(…プラネのせいだけど、ムルモのことはあんまり好きじゃないから黙っとくだぜ)」

プラネ
「そう言えば、昨日、ミルモさんに会ったよ。顔がムルモくんとそっくりだった」

サスケ
「あー、ミルモはブサイクだけど、ムルモとそっくりだぜ」

ハンゾー
「そうなのら。ムルモはブサイクなミルモと顔がそっくりなのら!」

二人はムルモを小バカにしてケラケラ笑う。

ムルモ
「ほぇぇっ!! 似てないでしゅっ! ブサイクを強調するなでしゅっ!」

サスケ
「ブサイクにそっくりってことはぁ」

ハンゾー
「つまりブサイクなのら」

アロマ
「でもムルモ様とミルモ様のお顔はそっくりね」

カメリ
「やっぱり兄弟なんだね〜。ムルモくんとミルモさんはそっくりだわ〜」

ムルモ
「ほぇぇ…アロマしゃんとカメリしゃんまでぇ…」

サスケ
「そっくりだぜ」

ハンゾー
「そっくりなのら」

アロマ
「そっくりね」

カメリ
「そっくりだわ〜」

プラネ
「そっくりそっくり。あははっ、愉快だね。実に痛快だね」

ムルモ
「あ、あり得ないでしゅ〜…」


ムルモはがっくりとうなだれた。

ブサイクと呼ばれる兄と「そっくり」と言われるなど、自惚れ屋なムルモにとって許されない屈辱だったが、からかってくるサスケやハンゾー、人の神経を逆撫でするプラネになら未だしも、優しいアロマやカメリに言われるとさすがに気が滅入る。
つまりは言われた通りなのだろうか。

ムルモ
「プリティなボクとお兄たまを比べるなでしゅ〜っ!」






ムルモ
「ふぅ…」

ムルモは一人、校庭をとぼとぼ歩いていた。
青く澄み渡る空を小鳥達が仲良く飛んでいく。

今は一時間目後の十五分休み。
ムルモは皆から言われた言葉を忘れることが出来なかった。
そのせいで授業中も暗い気分から抜け出すことが出来ず、先生の話が頭に入って来ない。おかげでノートを取り損ねてしまった。
…別に普段は熱心な勉強家でも何でもないのだけれど。

校庭の隅にある体育倉庫の後ろは、日影になっており人気(ひとけ)の無い場所となっている。告白スポットとして選ばれることの多い場所でもあったが、幸い誰も居なかったのでムルモは地面の上に腰を下ろした。

ムルモ
「…………」

一人になると、気分もようやく落ち着いてきた。

ミルモのことは嫌いじゃない。むしろ大好きな兄。リルムと一緒にミルモにくっついて回るのがムルモは好きだった。
でも容姿が似ていると言われるのが嬉しいかどうかは別。
兄弟争いで優位に立ちたいのだ。

休み時間はもう少しで終わってしまう。
急げば先生が来るより早く教室に辿り着くだろう。
ムルモが腰を上げた時だった。

誰かの喋り声が聞こえてきた。どうやらムルモのことを噂している模様。
それは隣のクラスメイト。
二人組の彼らは悪い顔をしていた。

「ムルモの奴、ぶりっ子で女子に媚びまくってムカつくんだよな〜」

「そうそう。男のくせに可愛いこぶりやがって。
だいたい王子ってこと、里の妖精に全然知られてねーじゃん」

二人はムルモをこけにして笑う。
ムルモは体育倉庫の影から飛び出した。

ムルモ
「そんなこと言う奴はしょっかくビームでしゅよ!」

頭に血が上ったムルモは二人の前に立ちはだかった。
二人はムルモの登場に驚く事無く澄ました表情だったが、眉がピクリと上がる。

「居たのか。こんな所に一人で淋しい奴め。
ムルモにやられたって言い触らしてやるからな!」

「それでもやれるならやってみろ!
女子とばっかり戯れて男子の友達居ないくせにぃ。恥ずかしく無いの?」

ムルモ
「………」

男子と言えば兄や兄の友達と良く遊ぶので特別淋しいと感じることはなかったが、確かに同い年では女子との方が親しい。

言い返す言葉が無いムルモを、二人は意地の悪い笑みを浮かべながら眺めている。

「これに懲りたらぶりっ子すんじゃねぇよ」

「ぶりっ子やってんの見掛けたら…」


もう授業には完全に遅刻。間に合わない。
そんなことを半分思いながら、ムルモはこの状況をどうやって切り抜けるか考えていた。
黙ったままで居ると二人は教室に帰るだろう。しかし他の場所で会えばまた意地悪されるに違いない。
しょっかくビームで倒せば、ムルモが悪いのだと言い触らされる。
大抵の場合はぶりっ子で切り抜けるが、今はそのぶりっ子が効く状況ではなかった。

ムルモ
「(さて困ったでしゅ…)」

ミルモ
「見掛けたら何だ?」

すると彼らの背後から現れた妖精が、一人の頭を拳で叩く。

二人
「!」

ムルモ
「ミルモお兄たま!」

ミルモ
「一人の妖精を二人がかりで苛めるたぁ、恥ずかしくねーのか?
男なら一対一だろ。弱い者苛めよりくだらねーことなんてねーよ!」

「何だよ。兄貴がしゃしゃり出てくんじゃねぇ。
バッカじゃねぇの?」

「そうそう。
それに、年下相手なんてカッコ悪くないのぉ?」

ミルモ
「カッコ悪いわけあるか!
弟がピンチの時に駆け付けるのが兄ってモンだろ。
オレの弟を苛めたらタダじゃおかねーぞ!」

ミルモは二人を見下ろすとたっぷり睨み付けた。
さすが王子、人の上に立つように生まれているようで、その迫力に二人はすごすごと引き下がった。

「も、もう行こうぜ!」

「似たもの兄弟め…ふん…」


ムルモ
「お兄たま…」

二人の姿が校舎へ消えるとムルモは口を開いた。

ミルモ
「どーだ! カッコ良かっただろ?
オレに掛かればあんな奴の一人や二人どうってことねーよ」

ムルモ
「ぜーんぜんっ!」

ミルモ
「なにぃ!?」

ムルモ
「ぜーんぜんっカッコ良く無かったでしゅ!」

ミルモ
「ひとが助けてやったのに…!
ムルモ! 少しは感謝しやがれ」

ムルモ
「嫌でしゅ。怒鳴るとブサイクなお顔がますますブサイクになってしまうでしゅよ〜」

嘘。
本当は助けに現れた瞬間、すごくカッコ良く見えた。言い過ぎだろうけど正義のスーパーヒーロー並に。
ミルモが直ぐに茶化したのは照れくさいからだ。そして素直じゃない部分こそ似たもの兄弟。

ミルモ
「誰がブサイクだぁーっ!」

ムルモ
「ボクの方が可愛いでしゅ!」










次回は誰を出そうかな。どうしよ。


■ りょく (366回/2011/12/02(Fri) 16:56:23/No4353)

十四,謎だらけプラネ、行くよ家


授業が終了し、先生が教室から出ていった放課後。

ハンゾー
「今日の宿題は面倒なのら」

サスケ
「このご時世によくこんな宿題を出せたもんだぜ」

プラネ
「そうだね。リストラされて無職だったら気まずいかもね」

カメリ
「そんなこと無いわよ〜」

パピィ
「…あんた言い過ぎよ」

アロマ
「ムルモ様は簡単なんじゃない?」

ムルモ
「そうでしゅね。お父たまは"おうち"でお仕事なさってましゅから。
いつも見ているでしゅ」

ヤマネ
「忍者は秘密主義でございますから…」

プラネを除くいつものメンバーは、この日出された宿題のことで困っていた。
それは、両親の仕事を作文にして皆の前で発表すると言うもの。


プラネ
「プラネは簡単だよ。"おうちのひと"はちゃんと働いているよ」

ムルモ
「プラネしゃんのお父たまとお母たまはどんな妖精でしゅか」

プラネ
「…うーん…うーん…うーん…………………………忘れた」

顎に手を当て少し悩んだ末、プラネは答えた。

パピィ
「忘れたって、ちょんな。毎日会ってるでちょ。
少しは冗談、控えなちゃい」

プラネ
「でも最後にあったのがねぇ、ずっと前だよ」

アロマ
「ご両親とは一緒に暮らしていないの?」

プラネ
「うん」

ヤマネ
「ではお家の方と仰るのは?」

プラネ
「おともだち。もう帰るね。
じゃあ!」

プラネはそう言うと開いている窓から、スィーと泳ぐように飛んでいった。
水玉模様の羽根が陽の光を通し煌めく。

サスケ
「…プラネはどこまでも謎だらけな奴だぜ」

ヤマネ
「何だか気になるでございます…」

アロマ
「"おうちのひと"ってどんな妖精かなぁ」

カメリ
「おともだち〜って〜、歳が近いのかしら〜」

パピィ
「オリフェなのは間違いないわ!」

ハンゾー
「この小説はオリフェを増やさないがモットーだから、多分存外のオリフェなのら」

ムルモ
「じゃあプラネしゃんの後を付けてみるでしゅ!」

ムルモの言葉にアロマ、カメリ、ヤマネ、パピィ、サスケ、ハンゾーは頷く。
七人は身を潜め、プラネの後を付けることにした。





プラネ
♪世界中がもしも背中、向けたとしても
♪私はあなたの味方だからね

プラネは歌いながら校門を出ると、壁添いに真っ直ぐ飛んでいく。

すると外観はやたらゴージャスでミステリアスな雰囲気な建物が見えてきた。
『ケロリちゃんのお告げ』という看板が掲げられた建物に、プラネは近付いていく。

プラネ
「こんにちはーっ、ルエ…」

ケロリちゃん
「ケローーっ!
この姿の時は元気よーく、ケロリちゃんって呼んでね☆」

占いの館から出てきたのは、ここで占い師として働くケロリちゃん。
営業前の一時、彼女はテーブルを拭いたり商売道具を並べたり、とても忙しそうだ。実はテンションだけでごり押ししているわけではないという、ケロリちゃんの意外な一面を見ることが出来た。
何より普段は薄く半透明のベールで顔を覆っている彼女だったが、営業前の今は素顔が剥き出しだ。


ハンゾー
「変な格好してるけど、顔はわりと普通なのら」

アロマ
「そうねー。それに歳はミルモ様ぐらいだったなんて…。
でも納得!」

ヤマネ
「そうでございますね。声や口調等から妥当なお歳でございます!」

パピィ
「この場所で仕事してるってことは、あたち達と同じ学校の生徒かもね。見掛けたことないけど」

ケロリちゃんの素顔は意外と普通だったようである。
用心深い性格故、さらに変装を重ねているのかもしれない。

プラネ
「今から遊ぼうよ。ねぇ、何して遊ぶ?」

ケロリちゃん
「今から商売するってこと察してくれよ…。
あたしは忙しいんだっての。もうすぐお客が来るんだから。
ほら、帰った帰った」

プラネ
「つまんないっ。ケチっ!」

ケロリちゃん
「店が休みの日にね」

ケロリちゃんは薄らため息を吐くと、館の中に消えていった。

プラネ
「暇だなーっと。これからどうしようかな〜」

プラネは再び飛び立つ。
ふわふわと周りの景色を眺め、散歩するように真っ直ぐ進んでいく。




サスケ
「おいおい。暇って宿題あるのに…」

カメリ
「それはわたし達もだわ〜」

ムルモ
「あっ、商店街の方向へ行くみたいでしゅ!」


色々な店が並び建ち、たくさんの妖精が立ち寄る賑やかな場所。

時折プラネを目にした妖精が、「うちわを使わず飛べて良いなぁ」と羨ましそうな言葉を口にしている。
「あの子ってちょっと可愛いねー」と、プラネを褒める言葉も同時にあった。

プラネはいつでも自由気ままな妖精。
何時いかなる時でも誰もプラネを縛ることは出来ない。

カメリ
「プラネちゃんって〜、自由で良いね〜」

カメリはサスケににっこり笑いかける。

サスケ
「お、おうだぜ…」

サスケは少しはにかんで、それから小さく頷いた。
ヤマネに対するように大げさに態度には出ないけれど、ほんのり意識する。

サスケ
「(好きだなぁ…)」

ハンゾー
「あれっ、プラネの姿が無いのら」

ヤマネ
「商店街を抜けた所までは、見えていたのでございますが…」

パピィ
「逃がしてしまったでちゅ」

ムルモ
「まだこの辺りに居ると思うから捜すでしゅ!」

アロマ
「そうね…ひゃんっ!」

皆がプラネを捜して色々な方向を向いている時だった。
アロマの背筋を何者かがスゥっと撫でた。可愛らしく悲鳴を上げ、ビクリと身体を強張らせたアロマが振り返ると、そこにはプラネがいた。

プラネ
「やぁ」

アロマ
「プ、プラネちゃん…!?」

ムルモ
「こ、こんなところでばったり会うなんて偶然でしゅねぇ!
ボク達はここへたまたま通り掛かったのでしゅっ」

知っている場所に向かう時、「たまたま通り掛かった」とは言わない。
腹黒ぶりっ子のわりに嘘が下手なムルモ。

プラネ
「プラネは誰か一緒に遊ぶひとを探してるところなんだ。暇だから一緒に遊ぼう」

カメリ
「じゃあ〜、プラネちゃんのお家に〜、行ってみたいわ〜」

プラネ
「良いよ。行こう」

アロマ:カメリ:ヤマネ:パピィ:ムルモ:サスケ:ハンゾー
「わーーい!」




プラネは商店街の先、キノコ住宅街だった。
五階建てマンションの一階。

サスケ
「えと…カメリの手柄だぜ。ここまで来れたのは…」

カメリ
「サスケくん〜、なぁに〜?」

サスケ
「べ、別に大したことじゃないぜ!」

プラネ
「ただいま〜」

プラネは鍵を開き、皆を家に招き入れる。
"おうちのひと"は留守らしく、家には誰も居なかった。

ムルモ
「何だぁ…残念でしゅ」

サスケ
「何ていうか、片付き過ぎだぜ…」

この家は狭いが物が少なく、よく言うとシンプルだが、生活感がなく寂しい印象。
置物等はなく、カレンダーがポツンと貼ってある。必要最低限しかないようだ。しかもテレビが無い。
気ままなプラネは持ち物が少ないが、家主も似たような人物なのだろう。
ちなみに掃除はしていないのか、よく見ると薄らホコリや髪の毛が落ちている。

パピィ
「"おうちのひと"って何人居るのよ?」

プラネ
「一人だよ」

ハンゾー
「どんな妖精なのか具体的に教えてほしいのら」

プラネ
「えーとっ、昨日の夜は雑穀米と梅干しとお漬物と小松菜のおひたしとお吸い物と肉を食べていたよ。
後はねぇ、今日の朝は白米と味噌汁と焼き魚と納豆と卵焼きを食べていたよ」

ヤマネ
「和食派の御方ですね」

カメリ
「それだけじゃ〜分からないわ〜」

プラネ
「プラネは分かるよ。一緒に住んでいるから毎日会うよ。
羨ましいでしょ」

羨ましいとかそうじゃないとかの問題ではない。
ともかく皆は本質が見極められないプラネの謎に少しでも迫りたかったが、謎は深まるばかり。
聞くだけ無駄だろう。

プラネ
「ちょうどトランプがあるから、これで遊ぼう。それともお菓子食べる?
レモンパイだよ」

アロマ:カメリ:パピィ:ムルモ:サスケ:ハンゾー
「だめーっ!」

ヤマネ
「?」











"おうちのひと"は、プラネの"おともだち"です。
あっ、人間ではなく妖精ですよ。一応。
存外のオリフェだよ。うん。

厳密に言えば二人暮しだけど、毎晩誰かしら泊まりにきて、わりと賑やか。
家がシンプルなのは外派だから(アウトドア派って言おう

サブタイは語呂が大事ですね。


■ りょく (367回/2011/12/03(Sat) 17:03:24/No4356)

十五,ワルモノ団らん


どこかの森の奥に建つ、狭くて悪者が住んでいる秘密基地の前。
黒い影が五つ。
爽やかな早朝での出来事。

イチロー
「我らは長年、王国、及び王子ミルモをターゲットに打倒を目指していた。
しかし何故だ? 未だ目標が達成出来ていないのは!
一人ずつ意見を述べろ!」

ジロー
「常に作戦を立ててきたのはこの俺だ。他の奴に責任がある。
お前はどうだ、サブロー」

サブロー
「実行は全員でやってきたじゃないか! 少なくとも俺は一生懸命やってきたぞ」

シロー
「俺も精一杯努力してきた!
作戦内容にも問題があるんじゃないのか?」

ジロー
「俺に文句があると言うのか?
賛成したのはお前らだったよな。だったら自分で作戦を立ててみれば良いではないか」

悪者達は悪者なりに考え、意見を出しあっていた。
すると一人だけ言葉を発しない妖精が。

ゴロー
「…………」

イチロー
「どうしたゴロー? お前だけ一言も発言していないな」

サブロー
「そうだぞ。黙ってないで何か言え」

ゴロー
「責任の擦り付けをしたって無限ループじゃないか。
この際、みんな悪いで良いんじゃないか? ほら我らは悪の組織だし」

何か話が逸れてきたような。

イチロー
「確かに悪の組織だから悪いのは悪い」

サブロー
「我らはワルモ団だからな」

シロー
「だな。納得したら腹が減ったぞ。
今朝の食事当番は誰だ?」

完全に、逸れた逸れた。
五人はともかく朝食を済ますことに。


シロー(ピンク)
「ふぅ…。味噌汁って毎日食っても厭きないよな」

ジロー
「具材が決まってないから味に変化を付けやすくて楽しめるし」

イチロー
「出汁も変えてるのだ。いりこ、鰹、昆布とか。お粉だが」

サブロー
「味噌だって変えてるぜ」

ゴロー
「俺実は出汁も味噌も適当に入れて、薄かったら醤油で味を整えてるんだ」

シロー
「えっ、知らなかった!」

サブロー
「味噌と醤油は大豆から出来てるから、分かんないって」

ゴロー
「良かった。バレたら怒られると思って内緒にしてたんだ。
肩の荷が降りてホッとしたぞ」

イチロー
「で、今日は何して過ごす?」

ジロー
「今朝の会議の件について考えていたのだが、我らには足りないものがある。
何だと思う?」

ジローは顎に手を当てて、難しそうな表情をして言った。
イチローのセリフは無視されている。

イチロー
「カリスマ性、人気、知名度…どれをとっても我らに勝る悪の組織は存在しないはずだ」

シロー
「身長?」

シロー
「歳を取りすぎているとか?
最近、アイドルのデビュー年齢の若いことと言ったら…あっ、足りてるか」

ゴロー
「五人組だから、戦隊モノにだって対等に張り合うことが出来るぞ。
一体何が足りないと言うのだ?」

ジロー
「ゴロー、惜しい。我らに足りないモノ…それは部下だ」

イチロー:サブロー:シロー:ゴロー
「!?」

ジロー
「優秀な部下が居たら、俺の完璧な作戦が完璧に実行されるはずだ。
優秀な部下が居なかったのが悪い」

つまりは他力本願。

サブロー
「おおっ、ジロー、冴えてるぞ!
確かに"優秀"な部下は今まで居たことが無かったな。ヤシチの奴はバカだったし」

イチロー
「では、早速、探しに行くぞーっ!」

ジロー:サブロー:シロー
「おーっ!!」

ゴロー
「…別の小説でやって失敗らなかった?」











ワルモ団出すまで長かった(泣
五人のセリフが分かるようにテストで書いたのが、この小説の始まり。

しかし、五人のかき分けが全く出来てないですね。
アニメを観る限り、何か法則があると思います。
イチロー=まとめ役、ジロー=一番頭が良い、ゴロー=冴えてるorバカ…みたいな。
サブローとシローが分かんないし。
でも掲示板でご教授して頂いた事をモットーに頑張ります!


■ りょく (368回/2011/12/03(Sat) 17:04:52/No4357)

十六,まだ掃除されたい?


新しい部下を探しに出掛けたワルモ団は妖精学校を覗いていた。
俗に言う侵入である。

サブロー
「で、どの子にする?」

ジロー
「幼すぎると知能が低いからな。ある程度、妖精が出来上がってないと」

イチロー
「性格も大事なのだ。ヤシチのようなバカは使えん。
賢くてもアクミ系のじゃじゃ馬や、ラット系の生意気っ子はこっちからお断りなのだ」

シロー
「入り好みするなぁ」

ゴロー
「するさ! 失敗しているからな〜。気合いが入るのだ」

ゴローは言いながら、教室の窓を覗く。
そこはミルモの隣のクラスだった。

ピカリ
「起立、礼、着席ピカ!」

そこでは綺麗な女の子妖精がクラスを取りまとめていた。
ピカリは朝から爽やかにピカピカ輝いているが、決して派手過ぎることなく出しゃばらず、服装は寧ろ地味だった。
それでも輝く理由は洗濯糊でパリッとさせて、アイロンで丁寧に皺を伸ばしているからだろう。
何よりオーラが清潔で涼やかなのだ。

ピカリ
「学校に提出するプリントを集めましたピカ」

先生
「ピカリさんに任せたら、どこのクラスより提出率が高くて、先生は安心出来ますよ」

ビクル
「ピカリはカリスマあるばい」

キャップ
「ピカリに迷惑は掛けられないわ」

ピカリ
「そんなことないピカ〜。みんなが頑張ったからピカよ」

ピカリがクラスメイトから慕われ纏めることが出来るのは、綺麗な外見、優しい性格、何より人徳があるからだろう。
人望の厚いピカリは担任の先生からも信頼を得ていた。


シロー
「あの子が学級委員長のようだな」

ゴロー
「カリスマ性、人気、知名度…どれをとっても我らに勝ること間違いないな」

イチロー
「勝っちゃ良くないだろっ!」

サブロー
「だが、部下にすれば大きな戦力になるはずだ」

ジロー
「狙いはあの子に決まりだな」

イチロー:ジロー:サブロー:シロー:ゴロー
「フフフ…」

不敵な笑みと共に悪いオーラが辺りを支配する。
ピカリは背筋に寒気が走ったような気がした。





四時間目の次は昼休み。

ピカリ
「さーてとっ、インチョのところにでも顔見せに行こうかなピカ」

うーん…と伸びをしたピカリはクラスメイトに声を掛けると、元気良く教室を後にした。

ピカリはインチョのことを考えると、オーラの煌めきが増しているようだ。
廊下を歩き、隣のクラスへ。

ピカリ
「!」

すると、突然視界が真っ暗闇に変わった。
続いて身体が拘束される。

ピカリ
「(何が起こったピカ…!?)」

もがくも身動き一つ取ることが出来ない。
状況を知る唯一の聴覚からは、不気味で間抜けな笑い声が聞き取れた。


そうして身体が自由になったピカリの目の前には、黒い影が五つ。

ピカリ
「あなたたちはどちら様ピカ?
私をここへ連れてきてどうするつもりピカ?」

ずいぶんと離れた場所に連れてこられたみたいだ。
小窓から見えるのは鬱蒼とした木々のみ。あまり日の光が入ってこない。
ピカリの言葉に五人は「我らの存在を知らないとは…」「最近大した騒ぎを起こしていないから、忘れ去られたのかもな…」「一時は里の有名人で、外を歩く度に後ろ指を差されていたのに…」など、ひそひそと言葉を交わしていた。
やがて話がまとまったのか、リーダー格の妖精がピカリの方を向いた。

イチロー
「フフ…我らはワルモ団だ」

ピカリ
「ワルモ団ピカ?」

ジロー
「そうだ。王国打倒とミルモ打倒に野望を燃やす、悪の秘密組織…」

サブロー
「新しい部下よ。我らのアジトへようこそ」

シロー
「選ばれし妖精よ。歓迎してやろう」

ゴロー
「おとなしく我らの言うことに従うのであれば縄を解いてやることにするが…?」

ゴローは「抵抗すると酷い目に遭わせるぞ」と威圧で念を押す。

ピカリは薄汚れた部屋を見渡すと息を呑んだ。
囚われた女の子は、ワルモ団に抵抗する魔力や逃げ出す術は無かった。











インチョ
「ピカリさんが来ません…」

いつもこの時間帯に尋ねてくる、隣のクラスの彼女が今日は来ない。
原因はなんだろうか?
インチョは教室をうろうろ歩き回る。蒼白のどんよりオーラの眼鏡くんはまるで不審者だ。
クラスメイト達から不気味がられていた。

インチョ
「…ワタクシに飽きた? 他に好きなひとが?
どうしましょう…」

ルエカ
「来ないのなら自分から出向くべきだよ」

インチョを不憫に思い、ルエカは声を掛けた。
二人の相性が良い事を良く知っているので、恐らく考えすぎだろうとルエカは思った。

プラネ
「ピカリさんは遠くへ行ったよ」

すると隣に居たプラネがそう言った。
いつの間に現れたのだろう。

ルエカ
「うわっ、いつ来たんだよ…」

インチョ
「やっぱりワタクシに飽きて…」

ルエカ
「お、落ち着きなって!
遠くってどこに? まだ学校、終わってないし」

プラネ
「何かね、ばーんって黒いのが来てね、ぐるぐるにしてね、森に行ったよ」

ルエカ
「黒いの?」

プラネ
「うん。ワルモ団だよ」

インチョ
「え」

ワルモ団、という言葉を聞いたインチョの顔色が変わった。
いくら間抜けで有名なおっさんとはいえ、五人で使う魔法は強力で厄介だ。
ピカリに何をする気か知らないが、彼女の身が心配だ。

ルエカ
「それ、攫われたのか!?
助けに行こう! プラネ、道案内して」

プラネ
「おっけー」



学校をサボる事になったにも関わらず、生真面目なインチョは何も言わなかった。
プラネの言葉はいつでも良く分からない。ピカリはワルモ団から必ずしも酷い目に遭っているわけでは無いだろうと考え、先生に報告していない。
しかし厄介ごとに巻き込まれたのは間違いないだろう。

急ぎ足で森を進んでいくと、インチョはピカリの気配を感じた。

インチョ
「(何処に居るのですか?
無事で居てください…)」

ルエカ
「ねぇ、ここ!」

するとルエカは黒い小屋を見付けた。
屋根の天辺には黒魔法の旗が飾られている。
壁に耳を当てるとゴウンゴウンと、洗濯機が回っているような音が外へ漏れていた。

プラネ
「扉を開けよう」

鍵を締め忘れていたのか、扉はすんなりと開いた。(だから間抜けだと言われるのです)
家に入った三人が目にしたものは、異様に片付いた部屋の中央に設置された巨大洗濯機と、それを見張るように腰に手を当て仁王立ちしているピカリだった。

ピカリ
「あ、インチョにルエカちゃんにプラネちゃん。
いらっしゃいピカ」

ピカリは三人を見つめ、微笑んだ。
蒼白だったインチョの顔に赤みが戻っていく。

インチョ
「ピカリさん、これは一体どういう…」

ルエカ
「ワルモ団に誘拐されたんじゃ無かったの?」

プラネ
「ピカリさんが誘拐犯だったの?」

ピカリ
「私は気が付いたらここに居たピカ」

ピカリはまた洗濯機に視線を移し、話し始めた。

外見が綺麗でオーラが魅力的で心が涼やかなことは、普通の女の子と変わらないピカリに、ワルモ団から逃れる手段は無かった。
しかし、ピカリは謎のオッサンに拉致られたこの状況をどう回避するかよりも、気になっていることが一つ。

整理整頓がされておらず、引き出しからはみ出たモノ。
床に落ちている紙くず。
ホコリっぽい黒装束を着たおっさん五人組。

綺麗好きには我慢ならない景色。
ピカリの中で何かが切れる音がした。

ピカリ
「そ…」

ワルモ団
「?」

ピカリ
「掃除ピカ! 掃除を行うピカ!
こんな汚れた場所に居ると…掃除をせずにはいられないピカっ!」


そうして今に至る。


インチョ
「ワルモ団は何処に行ったのですか?」

ピカリ
「ここピカ。うふふ…」

ピカリの視線は部屋の中央を陣取る巨大な洗濯機を捉えている。

ルエカ
「まさか…」

ピカリ
「汚いから丸ごとお洗濯ピカよ」

残り時間が零になると魔法が切れ、消滅した洗濯機からワルモ団が出てきた。
漂白されキラキラ煌めく目を回したおっさん五人。

ワルモ団
「じ、地獄を見た…」

ピカリ
「うふふ。まだ掃除されたい?」

ワルモ団
「と、とんでもない…」

部屋の隅に固まりガタガタ震えるおっさん五人。
二度とピカリに同じことをしようとは思わないだろう。


プラネ
「無駄に綺麗だね」

ピカリ
「久々に掃除しがいのある場所だったピカ!」

インチョ
「とにかくピカリさんが無事で何よりです。
…あっ、ワタクシの計算によると報告せずに抜け出したので、先生に注意を受けること間違いなし…。
どうしましょう…」

ピカリ
「んー、どうせサボりしたから、ゆっくり戻るピカ」

インチョ
「たまにはそう考えるのもありですね」

ピカリと居ると一人より思考が軽くなり楽しい。
二人は自然と手を繋ぎ歩きだした。


ルエカ
「あたしらは二人を邪魔しないように、後ろからゆっくりゆっくり行こう」

プラネ
「うん」










サブタイは「ピカリに掃除されました」の方がしっくりくる。
でもタイトルでばれたくなかったから止めた。無駄に秘密主義です。


■ りょく (369回/2011/12/04(Sun) 17:35:51/No4363)

十七,赤い忍者と青い忍者と


この日は曇りで空気は湿っていた。降水確率は低く雨の心配は少ない。
学校帰りに、いつもの修行場に向かったヤシチは、先客を発見した。
修行場と言っても、忍者村の奥にある森の一部を勝手に使用しているだけだったりする。

先客は同い年のいとこであるネズミだった。
手にしたクナイが、目にも止まらぬ速さで、的の中心に突き刺さる。切り裂かれた空気は風になり木の葉を揺らした。

ネズミは忍者の実力が高い者の中でも特に優秀で、皆に一目置かれている。
しかし、冷たく嫌味な性格のせいで、ヤシチは素直に認めたくはないが反論出来なかった。ネズミが本気を出せば己など簡単に息の根を止められるだろう…そう考えると背中がゾクリとした。

覗き妖精は覗かれることを嫌う。
きっと見付かったら命はない。横顔はそんな真剣さだった。

ともかく立ち去ろう。
そう思い、ヤシチが音を立てぬよう後ずさった時だった。
今しがた、そこに居た彼が目の前に居た。
ネズミは笑みを浮かべて入るが、つり目には静かな怒りが宿っている。視線は氷のように冷たい。
移動したような気配は全く感じなかったのに。

ヤシチ
「何故…」

ヤシチは震える唇から声を絞りだした。
冷や汗が背中を伝う。
普段からネズミは、物事をズバズバ言ったり融通が利かない部分は真面目過ぎて少し恐いが、怒りに支配された状態は恐怖そのものだった。

ネズミ
「拙者をこれほど不機嫌にさせたのは、お主が初めてのようでござる。ヤシチ」

そう言ったかと思うとネズミは眉を少しつり上げ、横目で背後をちらりと気にしたようだった。
すると、いつの間にか姿を消していた。

ヤシチ
「(た、助かった…)」

ヤシチは安堵したのと同時に、糸が切れたようにその場に崩れ落ちた。










サスケ
「あ、兄貴〜」

サスケはヤシチの姿が見えてくると声を掛けた。
今日はこの場所で修行を行うのだ。もちろんハンゾーとヤマネも一緒。

ハンゾー
「ちょっと遅れたのら」

ヤマネ
「お待たせして申し訳ありません」

ヤシチは地べたにぼんやりと座り込んでいた。
黒い瞳が三人を捕える。

ヤシチ
「(そうか、ヤマネが来たから…)」

はっとしたヤシチは、ヤマネの顔をじいっと見つめる。
するとヤマネの頬がぽっと赤く染まった。

ヤマネ
「あの…ヤシチ兄様?」

ヤシチ
「何でもない。今日は真面目に修行を始めるのだ!」

サスケ
「どうしたんだぜ?」

ハンゾー
「きっと、いつも真面目じゃないから心を入れ替えたのら」

ヤシチ
「やかましい!
ともかく、今日は厳しくいくぞ!」

ヤシチが弟子を怒鳴り付けた時だった。
何かがヤシチのボサボサな髪の毛の先を掠め、ふわりと地面に舞い降りた。

プラネ
「忍者ごっこしてるんでしょ。
いいな〜。プラネも混ぜて」

背中に付けた水玉模様の羽根が妙に目立つ。
プラネは神に加護を乞うような両手の指を絡めた仕草で、ヤシチの元へと駆け寄った。

ヤシチ
「何者だ?
ここは忍者の里が所有する森。忍者以外が出入りすることは固く禁じられているのだぞ」

ハンゾー
「あ〜」

サスケ
「何でお前がここに…」

ヤマネ
「プラネ殿」

プラネ
「村の方にアクミさんが居たよ。何でアクミさんが良くてプラネは悪いの?」

ヤシチ
「はぁ…」

ヤシチはため息に近い返事をする。
それは多分、ネズミに会いに来たのだろう。いつから忍者の村は無法地帯になったのか。
ネズミとアクミは絶対に会うだろう。そして雷の如く怒鳴る。でも最終的には許す。そうに違いないとヤシチは思った。
そのことについて口を挟むと十倍の嫌味で返されるだろう。
どうせネズミには何をやっても勝てないのだから、余計なことはするまい。

ヤシチ
「仕方ない。
ただし、今回だけなのだ」

プラネ
「わーい」

プラネは喜んだ。
そっとヤシチの顔を伺っていた三人は、ぱあっと笑顔になる。

ヤマネ
「兄様、ありがとうございます!」

サスケ
「良かったな、プラネ!」

ハンゾー
「兄貴、太っ腹なのら!」

ヤシチ
「忍者"ごっこ"ではないぞ。
拙者らは厳しい修行に打ち込む由緒正しき忍者なのだ」

プラネ
「よいしょカカシ?」

ヤシチ
「全然分かっとらん…。
まぁ良い。説明するより見た方が早かろう。
見ておれ!」

ヤシチは木に設置された的に手裏剣を投げる。
五枚中三枚、中心に刺さった。

ヤマネ
「お見事でございます!」

プラネ
「プラネもやりたい。ヤマネちゃん手裏剣貸して」

ヤマネ
「どうぞ、プラネ殿。
手裏剣の持ち手は刃物でもあるため、十分注意でございます」

ヤマネはプラネの右手を両手で包み込み、自分の手裏剣を握らせた。

ハンゾー
「頑張るのら」

サスケ
「そんな簡単に出来るわけないぜ」

プラネ
「えいっ!」

手裏剣は刺さった。
ただし、的ではなく額に。

サスケ
「ぎゃあああ!」

プラネが投げた手裏剣は三百六十度緩やかに方向転換したかと思うと、サスケの額に突き刺さった。

ヤシチ
「まるでブーメランだな…」

ヤマネ
「(的に稲妻の模様が…)」

ハンゾー
「サスケ大丈夫なのらーっ!」

プラネ
「ごめんごめん。痛かったでしょ」

サスケ
「(うう、もっと心配してくれだぜ…。
カメリがここに居たらな…)」






おまけ,ネズミと師匠


よく晴れた午後だった。
白く大きな雲がゆったりと流れ、真下に影を落とす。
窓から強い日差しが降り注ぎ、眩しさにネズミとヤシチは目を細めた。
師匠の仕事場であるこの集会所は、部屋の壁の殆どを本棚が覆っている。棚には本やら資料やらが押し込められており天井は高い。
隅にはハンモックがぶら下がっており、師匠はよく仮眠という名の昼寝をしていた。

「では、行ってきます」

ヤシチはそう言うと立ち上がり扉へ向かう。

「気を付けてな。もっと帰って来いよ」

黒いサングラスを掛けている師匠の目は隠れているが、きっと寂しげな別れを惜しむ視線を送っているに違いない。
ヤシチは「分かりました」と嬉しそうにお辞儀をすると、ゆっくりと扉を閉めた。
ネズミには目もくれずに。

ネズミはヤシチからあまり良く思われていない。
それはネズミ自身もヤシチを好いていない、強いて言えば嫌っていたので、そこはどうでも良い事であった。
二人を知る者は犬猿の仲だと誰もが承知している。

ネズミがヤシチからよく思われていない理由は、ネズミがヤシチに嫌味ばかり言うからだ。
他人のことにあまり興味が持てないネズミだったが、いとこ・同い年・同性のヤシチとは比較されやすい。
当然ネズミの方が何を取っても優れているが、その分ヤシチは間が抜けていて人情深い。

その為、師匠は自然とヤシチばかり注意の目を向けるようになった。
危なっかしくて手の掛かるヤシチからは目が離せなかったのだ。

それがネズミがヤシチを気に入らない理由である。

「(当分来るな…)」

どうせ呼ばないと来ないだろうが、腹立たしくなったネズミは、ヤシチが出ていったばかりの扉を睨む。

「何だ? 恐えぇ顔して」

師匠はそんなネズミを見やると、ニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべた。
もともと人相の悪い顔に、拍車を掛けるように付けた黒いサングラスのせいで、まるで極悪人のような顔付きである。

「別に何でも…」

ネズミは口籠もった。
目上の前では礼儀正しく振る舞う為に、冷静を保ってきた自分が崩れそうで。
他の目上の前ではそんなことはあり得ないのに。
サングラスの奥に隠された瞳にすべてを見透かされる。

「んなに嫉妬すんなって。俺がお前に言葉足らずなのは信頼している証拠なんだ。
何が起こってもその場に置ける一番正しい方法を判断して行動し、いつかは俺を越える忍者になってほしい」

師匠がネズミにほとんど干渉しないわけは、ネズミに備わる忍者としての能力を伸ばす為。
それは個々により差があるので指導方法も異なる。
極悪グラサンもエリート忍者と言われる弟子の成長を楽しみにしているのだ。

「ま、今のところは到底無理だがな」

ニヤリ。怪しげに弧を描く口元にはほんの少しだけ優しさが含まれていた。






>こやまるさんへ
>おまけは十七話に収納して下さい。

このネズミさんは、同じ弟子なのにヤシチの方が師匠から構われている事に腹を立てているのです。
師匠はネズミの能力の芽を詰んでしまわないために、あえてあまり関わらないように、最低限の教えしかしてないみたいな。
師匠の本名はシショーなのですが、私が違和感を感じるので「師匠」で。
にしてもひねり無さすぎる。これがミルポン・クオリティか。師匠大好きv

しっかし、言葉が重複していてクドイね。
これがりょくの精一杯。
文章力と、ラブっぽくならないようにと。(見えたらゴメンです)

でもでも好みなのは、描写が少なく文章も短めのお話。
平仮名や顔文字や記号(感嘆符と疑問符以外の)がちりばめられているのも大好き。

自分のとすっごい真逆。
真似してやったことがあるけれど続かなかった。
自分のは分からん。例え客観的に見て出来が良かったとしても、自分で読むと飽きてるんだよね。
文字間違えなど無いかチェックする時はうんざり。

今回はいつも以上にオチが無くてすみません(=_=;)

次の話は出来るだけ描写を減らす。
キャラの動作は要らん。


■ りょく (370回/2011/12/04(Sun) 17:37:48/No4364)

十八,サキラこわい


一年生の教室。
時刻は午前八時前。
今から登校してくる生徒の数が増すだろう。
朝っぱらから頭に包帯を巻いた紫は、机に突っ伏して唸っていた。

サスケ
「あー…。ぐるぐるで、あー…」

ケガの原因は昨日の修行中に起こった。
忍者ではない妖精が修行に参加したいと言ってきたので、仲間に入れてあげたところ、手裏剣投げをさせたら的ではなく不思議とサスケの頭部ばかり命中してしまったのだ。
妖精はわざとではないのだが悪びれる素振りもなく、しかも他にその場に居た三名のうち一名にしか労ってもらえなかったことをサスケは気に病んでいるのだった。

ハンゾー
「サスケ、大丈夫なのら…」

三名のうち一名である、一番仲の良い友人は若干引き気味のご様子。
もう一人は兄貴(実兄ではなく、師匠の方だということは、言うまでもなく)のクラスに遊びに行ってしまった。サスケは眼中にないのだ。
傷の深さはさほど無く、それより精神的なダメージが大きかったりして。

その時、教室の扉が開き、問題の妖精がやってきた。

プラネ
「おはよう。
サスケくん、サスケくん。
頭に包帯なんかして、どうしたの?」

ハンゾー
「(出たのら…)」

サスケ
「お前にやられたんだぜ!」

プラネ
「プラネにやられたんだってさ」

サスケ
「誰に言ってんだぜ。
あー、頭が痛いぜ…」

プラネ
「何か悩みごと? プラネで良ければ話を聞くけど」

サスケ
「だから、プラネにやられたんだぜ!
お前のせいでケガしたから、おいらは頭が痛いんだじぇ」

プラネ
「それはそれは、誠に申し訳ありませんでした」

ハンゾー
「今さら流暢に謝られても、罪悪感のカケラも感じられないのら」

プラネ
「あ、カメリちゃんだ」

プラネは言った。
おっとりした雰囲気の女の子が、ゆっくりとした足取りでこちらへ近付いてくる。

カメリ
「プラネちゃん〜、おはよう〜」

ハンゾー
「おはよーなのら」

カメリ
「ハンゾーくん〜おはよう〜。
サスケくんも〜」

サスケ
「お、おうだぜ…」

カメリ
「そのケガ〜、どうしたの〜?」

カメリは、照れくさくなり視線を逸らしたサスケの頭を見つめると、はっとしたように顔を曇らせた。

サスケ
「このケガは昨日の修行中に負ったんだぜ。大げさに包帯なんか巻いてるけど、平気なんだぜ」

カメリ
「痛くないかしら〜…。心配だわ〜…」

サスケ
「これぐらい、どうってことないじぇ!」

サスケはカメリに向かって精一杯強がってみせる。
不安げだったカメリに、ようやく笑顔が戻った。

プラネ
「プラネにはさ、プラネのせいでケガしたって責め立てたくせに、平気だぜって言ってる。
サスケくんは嘘つきだね。ホラ吹きだね。オオカミ少年だね」

ハンゾー
「法螺(ホラ)貝を吹くのはネズミさんなのら。
ネズミさんの楽器は法螺貝なのら」





その頃のネズミのクラス。

キャップ
「もう一度言うけど、野球部にはあなたの力が必要なのよ!
だからネズミに、野球部に入ってほしいの!
見学だけでも良いから…」

ハルノ
「ねーねー、ネズミくん。
忍者ってあんまり他の部族と関わらないけど、どのような生活をしてるノ?
て言うか、忍者特有のシールがあったら私にちょうだいナノ!」

ピカリ
「最近このクラスの成績が下がってきているって先生がため息を吐いていたピカ。
クラス全体の成績を上げる為に、知的なネズミの協力が必要ピカ」

ソフト
「私はいつでも遅いから、素早いネズミくんに、機敏になれるコツを詳しく教えてほしいぽよ」

ネズミ
「……………」

ネズミは自分の席に集ってくる女子どもを見やると、うんざりとした口調で言い放った。

ネズミ
「拙者はお主らがどうなろうが、知ったこっちゃないでござる」

ネズミのクールな物言いに四人は言葉を失い、その場に立ち尽くす。
ツンと澄ましたネズミは片手で四人を追い払った。


ビクル
「あんなに女子に話し掛けられてネズミはモテモテばい。
羨ましいばい」

ポーロ
「すごい人気だねぇ。ネズミはカッコいいし頼れるし、言うことないもんネー」

サキラ
「え〜〜、違う。
誰も好きだとか付き合いたいとか言ってないもん。
妖精としては何でも出来るかもしれないけど、何しろ手厳しくってすっごい嫌味な性格は好まれるものじゃないよ?
あんなの好きになる子の気持ちは分かんないね。あははっ!」

アテネ
「サキラさんこそ、その口の悪さを治したほうが良いと思うのですけど…」

おとなしめながら、わりと辛口なアテネ。
そんなアテネの言葉がサキラの耳に届くはずもなく。


ミレン
「アクミちゃん、キャラメル食べる?」

アクミ
「うるせーな。分かってんなら、さっさと寄越せってんだよ」

アクミはミレンから奪い取るようにキャラメルを受け取ると、脇目も振らず貪った。
他の女子のようにネズミに気軽に話し掛けられない自分に苛つくのだ。
キャラメルの甘さが身体に染みる。
ネズミは机から教科書を出すと勉強し始めた。


サキラ
「荒れてる。アクミさんってネズミの彼女なんだよね」

アクミ
「分かった上であたいを苛つかせてくれてんだな?」

サキラ
「昨日ね、忍者の村に忍者じゃないアクミさんが侵入したとき、お咎め無かったんだよ。
師匠クラスのひと達も知ってて何も仰らなかった。それはアクミさんがネズミと一緒になるって認めているから…。
だから…自信を持って…」

アクミ
「し、知ってるよ!
ネズミが旅から帰ってきたのは、あたいと一緒に居たいからなんだって。
きっとそうだと感じるんだ」

サキラ
「ほ、本当に…!
じゃあ…ラブになるね。

ねーねー、ミレンさん。
ネズミにアクミさんのことどう思ってるか聞いてきて」

ミレン
「え゛っ!?」

大好きな(自称)彼女が目の前で他の男の話をしており、絶望のどん底だというのに、追い討ちを掛けられ、ミレンは狼狽える。

アテネ
「(こわ〜…)」

アクミ
「(厄介払い出来ていいんだけど、こわ〜…)」

サキラ
「ミレンさん、よろしくです」

ちなみにネズミの会話がアクミに聞こえたように、アクミの会話もネズミに丸聞こえ。
それを知っているのは微かに震えているネズミだけだった。










アテネはおとなしいけど辛口だと思う。

十七話の後書きで嘘ついた。すいませんです。りょくには出来ない約束だったみたいで…。ごめんなさい。
次も描写多いかつ、登場人物少ないという。
しかもセリフの前にキャラの名前を表示するという、このやり方が無意味になる。


■ りょく (375回/2012/01/05(Thu) 22:44:08/No4464)

十九,ミントちゃん(コラボ)

※ミントちゃんは掲示板にて募集した、サファイアさんのオリフェです。


サキラ
「うーーん…」

真昼、サキラは街のベンチで、一人でうんうん唸っていた。
休日の昼の街は子供達の声で賑わい、活気に満ちている。

サキラ
「どうしようかな…」

サキラには好きな相手が二人居る。
一人は男の子で、もう一人は女の子。
一人は恋ではなく憧れなのだが、困ったことに本人はなかなか気付けないのだ。

サキラ
「今日はどっちと会おうかな。
何でだかなかなか決められないの」

独り言を言っていると、サキラの上に雲とは違う影が降り掛かる。
ふと見上げると、年下の女の子が空を飛んでいた。

サキラ
「あ」

それは、ちょっと可愛い女の子、プラネだった。
背中に付いている水玉模様の羽根で羽ばたく、と言うよりふわふわ浮いている。

大抵の妖精は羽根を所持しておらず、飛ぶ時は"うちわ"を使う。
しかし、サキラとプラネは学年もクラスも異なる上にあまり接点が無く、ただでさえ謎の塊だと言うのに、サキラはプラネの事を何一つ知らないのだった。
だからと言って、別に日常生活に支障が出るわけではない。

が、プラネの不思議に興味が湧き、ふと後を付けてみようと思った。

サキラは目立つ配色だが一応忍者であり、普通の妖精より尾行に優れている。

そうしてサキラがプラネの後を付けている時だった。
自分と同じように、空を見上げている妖精が居た。
スカイグレイの地面に届きそうなくらい伸ばしたサラサラの髪。瞳の真っ直ぐな輝き。
涼やかで美しいオーラは外見だけではなく、内からも醸し出されているのだろう。
優雅に着こなす高価な服装で、サキラは彼女がお嬢様だとすぐに理解した。
物陰に身を隠しながら平然を装い、プラネを追っている。忍者だとしたら失格だろう。その"こそこそ"感が逆に怪しいのだが。

ばれるのは時間の問題だ。
サキラがそっと視線を送ると、気付いた妖精がサキラを見つめ返す。
しかし、思い切り人見知るサキラは困惑しつつ顔を紅潮させるばかり。
すると妖精が可愛らしくも良く通る声で言った。

ミント
「初めまして。私はミントと申します。
あの…変に思わないで下さいね。
私がここでこうしているのは、水玉模様の羽根を付けたお方が気になっているからなのですが、もしやあなた様もでしょうか?」

サキラ
「え、えとえと…そ、そうなんだ。
あの子はプラネさんって言うの。
あんまり他の子と違うから、何だか妙に気になっているの」

ミント
「まあ! では私達、同じですね。
ところで…」

言い掛けたミントの言葉をサキラが遮り、茂みへ引っ張り込んだ。

サキラ
「もっと…こっそり忍ばないと、プラネさんにバレちゃう」

ミント
「考えが至らず申し訳ありません。
ご指摘くださるとは、さすが忍者様。
ミント、尊敬致しますわ」

純真無垢なミントの眼差しに猛烈に照れ、サキラは全身真っ赤になった。
でも買いかぶり過ぎ。
サキラは忍者だと言うのに姿を隠すことが下手だ。その上、美少女と配色が派手な忍び装束を着た子という、目立つ組み合わせ。
が、幸いにも周囲に注目されることは無かった。

こうして考えが同じ二人は、一緒にプラネを尾行することにした。


プラネは二人に気付く様子なく、ふわふわと空の散歩を楽しんでいる。

しばらくすると疲れたのか、どういう構造になっているのか羽根を折り畳み、アイス屋の前に設置されているベンチにちょこんと座った。

プラネ
「(…あなたは一体どこにいるの。これだけ捜しても見付からないなんて…。
プラネに逢いたい…)」

普段は見れない憂いを潜めた静かな表情をしているプラネ。
寂しそう。
哀しそう。

ミント
「(アイス…)」

サキラ
「(アイス…)」

しかし、アイスに気を取られた二人はプラネの様子に気が付かない。
ミントは好物なのでより夢中だった。
妖精のサガだから仕方ないね。


サキラ
「あ、あれ…?」

たった数十秒(わりと長い時間)、目を離していた隙に、プラネの姿が消えていた。

ミント
「な、何ということでしょう!」

慌てて周囲を見渡す二人の背後から、楽しそうな声がした。

プラネ
「ばあ」

サキラ
「プラネさん…!?」

プラネ
「ちょうど良かった。アイス奢って」






ミント
「本日はトリプルで行きましょう!
苺水味、餃子の皮味、エクストラバージンオリーブオイル味をお願いします」

ミントは大きな瞳を宝石のようにキラキラ輝かせ、大好きなお菓子をご注文。

好奇心からプラネの後を付けていた二人は、見付かったのをキッカケにアイスを食べることにした。
最も付けられていたことに気が付いていたのかはプラネだけが知っている。
水玉模様の羽根を付けたちょっと可愛い女の子は不思議な妖精。

そんなことよりミントの注文したアイスが、サキラは気になっていた。

苺水…苺ではなく苺水、あまり聞かないが普通に美味しそう。
餃子の皮…焼いてあるのか生なのか、どちらの味が表現されているかはさておき、どちらにせよ味が無さそうだ。
エクストラバージンオリーブオイル…片仮名は洒落ているが、油である。
なーんと言うか。

サキラ
「(下二つはお菓子にしていい食べ物じゃない…。
売ってる方も売ってる方だけど…)」

プラネ
「プラネはレモンパイ味、餃子の中身味味(あじ)、卵の殻味にして」

サキラ
「あっ…」

サキラはアイス屋の看板に、ミントの顔が入っているのを目撃した。
多分親が経営しているとかそんな感じなのだろう。

ミント
「うふふ。うちのアイス屋は何でも揃っているところが魅力なのです」

それぞれ"変わった"部分を持ち合わせた三人が、仲良くなるのにそう時間は掛からなそうだ。

サキラ
「(…プラネさんもアレだけど、ミントさんも…)」

ミント
「(ところで、この方のお名前は何と仰るのでしょう?)」

プラネ
「アイス、アイス!」







こんにちはです!
今回はサファイアさんにオリフェをお借りして、お話を書かせて頂きました。

・サキラの好きな妖精は二人居る(笑
・ミントちゃんがいかに美少女であるか
・プラネの謎に触れる
・ミントちゃんの変わったアイス

四つのテーマをどうしても書きたくて、書いてみたらまとまっていなくてスミマセン。
しかもサキラがミントちゃんに名乗っておりません。
この後、プラネのせいでしばらく「桜」と名前を間違えられると良い。

サファイアさん、ありがとうございました!


■ サファイア (44回/2012/01/10(Tue) 22:49:57/No4472)



りょくさんこんばんわっ♪サファイアです(*´∇`*)
りょくさんんんんんん!!!!少しの間お久しぶりです><最近来られてなかったので心配しましたよ!
また掲示板でも色んなお話しましょ♪

さて小説のオリフェコラボありがとうございます♪ヽ(´▽`)/
もうりょくさんにコラボしていただけるなんて嬉しくて嬉しくて…wwりょくさんは神ですから!!!←

サキラの尾行姿を想像するだけで可愛すぎるΣ!!
プラネは羽がついているんでしたよねvv
確かに基本うちわで飛ぶ妖精はプラネか珍しいんでしょうね♪でその妖精が気になったかミントよ(笑)
ミントに急に話しかけられて焦るサキラが可愛い♪ミントがなにかいいかけたのか気になりますね…。
名前でも聞こうとしたのかな?サキラの指摘を受けたミントの反応が凄くミントらしいです///

プラネの思い詰めた感じが凄く気になります><
いつも悩みがなさそうな彼女には何があるのか…。しかしそれを見逃したサキラとミントww(アイスで)
この時のミントは目がハートなってたに違いない!!
ちゃっかりおごってもらおうとするプラネが可愛いですvv

ミントが頼んだアイスクリーム;;しかもトリプルですか;;私の小説での描写はだいたいシングルでしたからね!
は…まさか不満!?ww
苺水…ジュースの薄いバージョンみたいな感じですかね?餃子の皮は味がなさそうですね(笑)
エクストラバージンオリーブオイル…なんか脂っこい感じがしますがミントはこういうのが好きなんです♪
プラネの頼んだアイスクリームも気になるところですねww
しかしりょくさんは凄いですね、どうしてミントの親がアイスクリーム屋を経営していることが分かったのですか!?
これは今後小説で出そうー♪と思っていたんです!!ちなみにアイスクリームを経営しているのは父でミルモの里だけでも20店舗以上経営しているというvV
ちなみにクッキー屋さんなんかも経営してたりして(*^^*)

あぁもういつもファスブラの更新かなり楽しみにしているんです><♪
りょくさんの小説は本当におもしろいので…ww
私のオリフェなんぞでよかったらいつでも使ってくださいね!!ミントを使っても全然構いませんので!
コラボ本当にありがとうございました!
これからのファスブラを楽しみにしています☆
では^^


■ こやまる (1149回/2012/01/12(Thu) 08:17:47/No4479)
http://www.murumoya.com/


りょくさん、サファイアさん、おはようございます☆

りょくさん、体調は方は良くなりましたでしょうか?
年末PCをお休みする程でしたから心配になっていました。

サファイアさんのオリフェとのコラボは素晴らしい出来ですね。
りょくさんに任せると、オリフェにいろんな設定を付けてもらえそうな気がしてきました(^^)。

アイスに気を取られてプラネを見失う二人が、すごく妖精らしくってかわいいですね。
いくらお嬢様妖精でも、お菓子好きな妖精の特性を忘れずに描くところがりょくさんの素晴らしいところだと思います。
それにしてもこの変わった味のアイスは果たして美味しいのでしょうか?
エクストラバージンオリーブオイルにはタバスコをかけるともっと美味しくなりそうな予感…。

本編の方も、アロマちゃんの恋の続きをもっと見てみたいです(^^)。

それでは続きを楽しみにしています!
では!


■ りょく (376回/2012/02/06(Mon) 23:50:51/No4578)

*サファイアさん*
感想ありがとうございます!
書いていて、ミントちゃんの美少女っぷりが改めて可愛いと思いましたvV
そうです。ミントちゃんはサキラに名前を聞こうとしてました。
サキラは自分のことで手一杯で名乗るのを忘れてます。失礼ww

プラネは基本、白昼夢を見ています。無意識に行動しています。なので常に考えがおかしいのです。
それでたま〜に過去を振り返る事があります。

トリプルアイスは私の趣味だったり。なんか可愛いなーって(*^∇^*)
自分で食べる時はダブルで二つとも小さいサイズが限界なので、妖精さんに食べさせてみました。
本当は変な種類のアイスを登場させたいだけでした(笑
エクストラバージンオリーブオイルは、普通のオリーブオイルよりクセが無くて炒め物や和食に使っても大丈夫な油です。
まんま油です(笑
苺水は「赤毛のアン」と言う小説に出てきた飲み物です。
苺を煮詰めてマッシュして漉して砂糖を多く入れるので、冷たくても甘いです。でも美味v
餃子の皮は仰る通りです! 生だったら粉っぽかったりして。

おおっ、本当にアイス屋を経営されてるとは!
ミントちゃんはアイス食べ放題ですね。う、羨ましい…!
私も買いに行きたいです(´▽、`)


*こやまるさん*
感想ありがとうございます!
エクストラバージンオリーブオイルは、指に垂らして舐めてみたのですが、味が無かったです。
ですが、蒸しパンに入れたら変なクセが出たので、仰る通り甘くない調味料と合うのでしょう。
タバスコの辛さと塩っぱさで味を整える訳ですね!

パソの不調はよくよく考えると、無線LANに替えた頃から始まったのかもしれません。
マウスは元から無線なのですが、パソを無線LANに替えてから操作がしにくいのです。
私のせいだと書いたのは、ページがなかなか更新されないのでボタンを連打して固まらせたり、更新途中なのに次のページを更新したり、シャットダウンせずにコンセントを引っ込抜いたりしているので…。
(箱のくせに偉そうだから苛々する…いちゃもんです…ウィルスよりタチ悪いですね)

チャットは妹に見られるのが嫌なので私には無理みたいです。
親にバレたら…。
すみませんm(_ _)m

では!


■ りょく (377回/2012/02/06(Mon) 23:53:14/No4579)

二十,サファイくん

※サファイくんは掲示板にて募集した、梨璃さんのオリフェです。


プラネ
「おーい、ルエカ」

学校帰り、仕事場に向かっていたルエカを呼び止めたのは、空から降ってきた声だった。
水玉模様の羽根でふわふわ浮かぶ、ちょっと可愛い女の子。

プラネ
「ルエカってさ、逆から呼んだら蛙だね」

年下に呼び捨てされることはいい加減慣れたが、プラネの掴み所無い性格には永遠に慣れないだろうとルエカは改めて感じた。

ルエカ
「今さら何よ…」

呆れたような視線を送ると、視界に入ったのは、水色の蒼玉だった。
ツルリとした光沢を放つ勾玉の腕輪がプラネの左手に収まっている。
新しい物ではなく、長い間大切に扱われた味が出ている。
しかし、プラネがこれを付けているのを見たのは今日が初めてだ。

ルエカ
「へ〜、キレーじゃん。どうしたの、これ?」

プラネ
「サファイアの腕輪だよ。
飴みたい。美味しそう」

ルエカ
「食べない方が良いと思う…」

プラネ
「じゃーねー」

プラネは現れた時と同じように、ふわりと空へ消えていった。

ルエカ
「気ままな奴…」

それより使命が大切。
ルエカが再び歩きだした時だった。

サファイ
「す、すいません…」

今にも泣きだしそうな弱々しい声の男の子が肩を上下させながら、ルエカの前に転がり出てきた。
歳はプラネと同じくらいで、濃紺色の妖精忍者だった。
大分走ってきたらしく、額に汗を掻いている。それに慌てているのか顔色は思わしくない。

サファイ
「あの女の子が手にしていた勾玉、僕のなんです!」

ルエカ
「ケロ!?」






男の子の名はサファイ。
散歩中にプラネに出くわし、勾玉の腕輪を持っていかれたらしい。
気ままで掴み所が無いプラネなので、初対面の相手からいかにも大事そうな品を持ち去っていく事くらい特に理由もなくやり遂げるのだろうが、された側は迷惑なことこの上ない。

ルエカ
「プラネの奴め!
多分、すごく綺麗だから借りてちゃったんだろうと思うけど。
ごめんね。あたしも一緒に捜して絶対取り戻すから」

サファイ
「いえ。僕もあの腕輪を褒められたのが嬉しかったから。
プラネ殿に悪気が無いのは理解できます」

素直に喋るサファイは先程の慌てた様子からはずいぶん落ち着いている。
歳のわりに大人で謙虚な年下の男の子を見習わねばと、蛙妖精はケロケロと感心していた。

サファイがふと前方に目を向けると、濃い紫や金色で彩った、ゴージャス感がやや胡散臭い看板が目に留まった。
看板にはでかでかと『ケロリちゃんのお告げ』と書かれている。
立派な看板のわりに小さい建物はどうやら占いの館をやっているようだ。

サファイ
「無闇に走り回るより占ってもらう方が良いかな」

ルエカ
「!」

館は営業開始時間まで五分を切っており、すでに列が出来ている。

サファイ
「十四…十五人も並んでますね〜。
こんなに居るってことは良く的中するんだろうな。どのような方が占ってらっしゃるんだろう」

ルエカ
「(こんな時に!
わざわざ訪ねてきた大切なお客を蔑ろにするわけにはいかない。
けど、サファイくんの大切な腕輪を取り戻さないと…)」

サファイ
「そう言えば無駄にテンションが高くて胡散臭い占い師に視られた事があると、忍者仲間から伺ったんですよ。
的中率−500%だって言ってました。
場所が近いですが、まさかココの事じゃないですよねぇ。こんなにお客さんが居るんだもの。
ルエカ殿、何か知ってます?」

ルエカ
「ししし、知るわけねえだろ??」

滝汗を流す妖精は事情を知る者からすると、物凄く滑稽だ。

ルエカ
「(ヤバい…)
ちょっと待ってて!」

猛ダッシュで姿を消したルエカにトイレかなぁ…なんてサファイが思っていると、物陰から少し胡散臭い声が聞こえてきた。


ケロリちゃん
「そこの紺色忍者くん。ここへおいでなさい」

ここ、と言うのは路地裏。
人気の無い狭い通路の事だ。
無駄にテンションが高くて胡散臭い、的中率−500%かもしれない占い師が、小さな机と神秘的なカードを構えてそこに居た。

サファイ
「あ、あなたは…?」

ケロリちゃん
「さーてさてっ、今日の相談者さんはどなたかな?
このオラクル★フェアリー、ケロリちゃんが元気いっぱい占うケロケロ!」

さて、誰でしょうか。
半透明なベールに隠された素顔は、厳しい修行を積んだ忍者のサファイでも見破ることは出来ないはず。

サファイ
「えっと…気持ちは嬉しいのですが、先に並んでいるひとを差し置いて占ってもらうわけにはいきませんから。
それに何故僕を優先しようと?」

サファイはそう言って、不安そうに手首を撫でる。大切な腕輪を常に付けていた場所。

ケロリちゃん
「心から困っているお告げが今すぐ必要なお客さんを見極めるのも、占い師の仕事だからケロ!
さあ、占いを始めよう」

どう見ても怪しかった。
居なくなったルエカの事も気に掛かる。
しかしサファイは心配されたのが嬉しくて、胡散臭さ満載の占い師をひとまず信頼してみようと思えたのだった。

サファイ
「よ、よろしくお願いします…!」

ケロリちゃん
「そんなにオカタクならないで。
あなたの悩みを一つだけ思い浮べるの。
そしてお告げをこのオラクルカードに尋ねるケロ」

カードを机の上で丁寧にシャッフルしたケロリちゃんは、一まとめにしゆっくりと一番前のカードをめくる。
そうして選んだカードの意味を真剣に読み解いた。

ケロリちゃん
「これは…君の大切なものは一時の冒険を楽しんでいます。直に正しい持ち主が恋しくなって自分から戻ってくるでしょう。
…カードはそう告げています」

サファイ
「本当ですか!」

ケロリちゃん
「イェース! 本当ケロ★」

自信満々に答えると、ケロリちゃんは「じゃーあ、またねえ★」と言い残し、カードをまとめ机を折り畳むと路地裏の奥の奥へ姿を消した。

サファイ
「(どうして………………………………………………………………………………………………「ちゃん」まで表示名に入ってるんだろ?)」


サファイは疑問に首を傾げるが、解ったところで為になることではない。
バカバカしい考えは徹底的に省くべし。
嫌味で厳しい師匠の教えを思い出し、湧いたばかりの疑問を頭から追い出したところで、ルエカが現れた。
何をしていたのか知らないが、ゼイゼイ荒い息をしている。まるで全力疾走した後のように。

ルエカ
「今日は開店休業だな…」

サファイ
「あ、お帰りなさい」

ルエカ
「た、ただいま…」

サファイ
「今、とても良いことが起こったんです!
良く当たる占い師殿から特別にお告げを頂きました」

サファイはルエカの様子を気に留めず、起こった出来事を話した。
とても嬉しそうなサファイの笑顔に、ルエカは目を丸くすると言った。

ルエカ
「あんなに抽象的過ぎるのに?」

サファイ
「一生懸命元気づけようとしてくれたのが伝わってきて嬉しくて…」

ルエカ
「良かったね。
じゃあプラネ捜しを再開しようか」

しかし、ルエカの言葉にサファイは首を横へ振った。

ルエカ
「?」

サファイ
「後は一人で大丈夫だから、ルエカ殿も頑張って下さい。
じゃーあ、またねえ!」

サファイは礼儀正しくお辞儀をすると、忍者らしい素早い身のこなしで駆けていった。
砂ぼこりも立てず瞬きの速さで。

ルエカ
「忍者は素早いな〜。
あたしがしているのは占い師の真似事に過ぎないけど、そう言ってもらえたらやる気が出てしょうがない…」



ルエカが占いの館に向かった後、壁から紙が剥がれ、サファイが顔を出した。
実は忙しいルエカに迷惑を掛けぬよう、忍術で身を隠していたのだ。
しかしルエカの前では大見得を切ったものの、プラネを見付ける手立ては特に無かった。

サファイ
「やっぱり捜して捜して捜しまくるしかないか。
こんな迂濶な場面を師匠に見付かったら破門になっちゃう…。
直に戻ってくるって言っていたけれど…」

弱気になると瞳に雫石が溜まる。
視界がじんわり滲んでくると、虫のでもなく鳥のでもない不思議な羽音がサファイの耳に届いた。


サファイ
「あ」

捜していた人物が手の届く距離にいた。
プラネはサファイの腕輪をはめ、空気に乗るような体勢で低空飛行を楽しんでいる。

プラネ
「やあ」

サファイ
「見付けたっ!」

飛び掛かるとスルリと交わされ、地面にダイブしたサファイ。
痛みのあまり涙が零れたが、これで泣き虫を誤魔化せる。

サファイ
「僕の腕輪を!」

プラネ
「お」

サファイ
「返して下さい!」

プラネ
「追い掛けっこー。くるくる」

ツインテールをひょこひょこ揺らし、またしても軽やかな動きでサファイを交わしたプラネは、彼の行動を遊びの一環と捉えているのか、この状況を楽しんでいる。

サファイ
「ど、どうして捕まらないのかな…」

プラネは、まるで修行を積んだ忍者のように素早く、そして隙がない。ただ浮いているように見え、動きに無駄がないのだ。
修行不足だな、と言う師匠の声が聞こえてきた気がした。

サファイ
「ネズミ師匠…助けて…」

思わず師匠を頼る声が口から漏れた。
居ないと分かっているのに。
サファイがうなだれたのと、風を切る音がしたのはほぼ同時だった。

プラネ
「わ!」

プラネの身体は木に張り付いており、身動きが取りにくそう。
プラネの両羽根にはクナイが合わせて六本木は突き刺さっている。
すべてのクナイには見慣れた稲妻印が付いていた。

サファイ
「師匠のクナイ…」

クナイの一つには手紙が巻き付いている。目頭を熱くしたサファイが手紙を開くと、そこにはこう記されていた。
『腹筋、背筋、一千回。兎跳びで忍者村百周。日没までに出来ねば、一ヶ月間お菓子抜き』

サファイ
「あわわわ…」

プラネ
「あー、痛い。ぶー」

サファイ
「……はっ! あまりのショックに軽く気絶してた。
これは返してもらうよ」

プラネ
「良かったね。えっへん。これは返してやろう」

プラネがはり付けられた状態で両手を腰に当てると、背後からポコンと頭を叩かれた。

ルエカ
「お前が言うなっつーの! そして威張るな」

サファイ
「ルエカ殿」

ルエカ
「えーと…並んでたの捌いたらパッタリ客足途絶えちゃって…。
だから今日は店じまい」

照れ隠しに頭を掻いたルエカは、プラネに刺さるクナイを抜きにかかったが、全体の五分の一ほどしか刺さっていない筈なのにびくともしない。

ルエカ
「かたっ!」

プラネ
「人気があるのか無いのか分かんないね」

ルエカ
「まあね。お財布に優しい所が唯一の魅力だからな…って、コラ!
いつかもっと正確にお告げを読み取れるようになって、相談に来たみんなの悩みを無くしてやんだかんな!
あたしの地道な努力をなめんなよ??」

サファイ
「かっこいい目標ですね。僕の目標は師匠のように優秀な忍者になることで…。
こ、こうしちゃおれない!
日没までに書かれていたすべてのメニューをこなさないと!!
それでは失礼しますっ」

サファイはルエカと出会った時と同じように、大慌てで駆け抜けていった。

ルエカ
「ひとまず一件落着ってとこね。
にしても抜けねえんだけど…」

プラネ
「弟子を困らせた師匠の愛と憎しみが詰まってます」









こんにちはです!
サファイくんはネズミの弟子。
二人は原作(梨璃さんの小説)でもあまり絡んでいないにも関わらず、勝手に絡ませてみました。
厳しいのは愛があるからなのです(笑




4498/ 恋する妖精3きょうだい☆
□投稿者/ 尾砂かな -9回-(2012/01/15(Sun) 20:39:12)

こんばんは☆尾砂です!オリフェ紹介で予告していた小説を始めようと思います!では!

第1話「忍び寄るダアクの影!?」

「ただいまーミルモ♪」
そう言って楓がドアを開けた。学校でいいことがあったのか全身から幸せオーラ(?)的なものが出ている。
そんな楓とは対象的なミルモが机に座っていた。
ミルモ「わかったよ!じゃーな!!」
  ブツッ
ミルモ「あれ?楓じゃねーか!」
 楓 「ただいま!どうしたの?そんなにイライラして。」
ミルモ「おやじだよ!折角くもっちょを食おうとしてたのに大事な用があるからすぐに来いだとよ!」
 楓 「・・・;ミルモまた何かイタズラしたの?^^」
ミルモ「してねーよ!てーかなんだよ『また』って!!」
 楓 「まぁまぁ♪それより国王様の所に行かなくていいの?」
ミルモ「あぁ。そーだった!じゃーな!」
 そう言うとミルモはぴょこんとマグカップに入った。
  〜妖精界〜
 ミルモが1人で歩いてお城に向かって歩いていると何人かの妖精が歩いていた。
ミルモ「(リルムたちじゃねーか!)おーい!リルムー!」
この声に気づいた妖精たちは同時に振り向いた。
リルム「あら?ミルモ様も国王様に呼ばれたのですか?」
ミルモ「あぁ。おめーらも呼び出されたのか?」
 そう言ってミルモはリルムとパピィと以下略を見た。
ムルモ「ちょっと待つでしゅ!なんで僕が以下略なんでしゅか!!」
ヤシチ「そうだ!納得いかんのだ!!」
 あら?ごめんなさい;以下略と言う名のムルモとヤシチでした。
ムルモ「きー!このナレーションムカツクでしゅ!」
パピィ「こんなショートコントはおいといて話に戻るわよ!」
ムルモ「ショートコント・・・;」
リルム「・・・;(汗)えぇ。私達もお城へ向かう途中に合流したのですわ!いったいどうされたのでしょうか?」
ミルモ「しらねーけどつまんねー事だったら文句言ってやるぜ!」
ヤシチ「いいからさっさと行くぞ!!」
ミルモ「お前何急いでんだよ!」
ヤシチ「早く帰って部屋の掃除をしないとトイレに流されるのだぁぁぁぁ!」
ミルモ・リルム・ムルモ・パピィ「・・・;」
  〜一方人間界では〜
楓 「じゃあリルムちゃんも妖精界にいったの?」
結木「あぁ。ダアクのときみたいなことじゃないといいんだけどな・・・。」
楓 「・・・。うん。そーだね!じゃあね♪結木君♪」
結木「またな。」
  ガチャン
楓(そっか・・・もしもダアクのときみたいになってしまったら・・・)
〜♪〜♪←携帯の音
 このタイミングでかかってきた電話に嫌な予感がしながら楓は携帯を開いた。
 楓 「もしもし!ミルモどうだった!?」
ミルモ「ちょっと大変なことになっちまった・・・;」
  つづく

あとがきv
まず、こんな下手な小説を読んでくれてありがとうございます!そして・・・すみませんでしたぁぁぁぁぁ!! これでも私の限界でした!!ほんとにごめんなさい! あとヤシチとムルモもごめんね! 

では☆


■ こやまる (1159回/2012/01/27(Fri) 08:35:49/No4548)
http://www.murumoya.com/


尾砂かなさん、おはようございます☆

感想が遅くなってしまいましたが、いよいよ連載開始ですね(^^)。
この後どんな展開が待っているのかすごく楽しみです。
ぜひこの調子でどんどん連載していってくださいね。

>ムルモ「ちょっと待つでしゅ!なんで僕が以下略なんでしゅか!!」
ムルモの「ちょっと待つでしゅ!」はムルモにとっての名セリフですね(笑)。
ムルモとヤシチの苦情に思わず笑ってしまいました。
そしてそれを冷ややかな視線で見るパピィ…。
今回のムルパピ勝負(?)はパピィの勝利ですね!

それでは続きを楽しみにしています。


■ 尾砂かな (12回/2012/02/12(Sun) 21:13:09/No4598)

こやまるさんこんばんは♪

遅くなってごめんなさい;感想ありがとうございます!

楽しみなんて…><嬉しいです!!

実はそのシーンがヤシチ&ムルモ好き(私もだけど)の人に嫌な感じかなぁと思ってたのでよかったです!
ムルパピ勝負は完全にパピィの勝利でしたねwムルモ!!ファイト!(何を言ってんだ

本当にありがとうございます!
では☆


■ 尾砂かな (13回/2012/02/12(Sun) 22:03:18/No4600)

皆さんこんばんは!尾砂です♪
では続きです↓

第二話「妖精学校」

 楓 「ちょっとミルモ!大変なことってなんなの!!?」
ミルモ「…実は…」
 楓 「実は…?」
ミルモ「実は…妖精学校…らしいんだ!」
 楓 「えっ?」

長くなるのでスタッフが編集いたしました!(おい!!

 楓 「なーんだ♪よかった♪」
ミルモ「よかねーよ!!ったく、せっかく修行中は妖精学校に行かなくていいと思ってたのに…」

どうやら新しいオキテっぽいものが出来たらしいですね♪
内容は「修行中の妖精は月の初めの1週間は妖精学校で授業を受ける」みたいなものです。
はっきり説明しろよ!みたいなことは各自心の中でお願いします☆

 楓 「じゃあ次の週までミルモと別々なの?」
ミルモ「あぁ、そういうことだ。ったく…めんどくせぇ;」
 楓 「あはっ♪じゃあねミルモ!」
ミルモ「おう!」

〜次の日 ムルモたちのクラス〜

ムルモ「みなしゃーん!お久しぶりでしゅ〜♪」
女子 「きゃあぁぁぁ〜!ムルモ様!!お久しぶりですぅ〜!」
パピィ「ムッ!何ぶりっ子ちてんのよ!気持ち悪いったらありゃしないわ!」
ムルモ「なんでしゅって〜」
女子A「あはは!この二人相変わらずだね^^」
女子B「そうだねぇ♪すごく仲良しだねぇ^^」
ムルパピ「ありえないで」ドスン!!
 皆 「煤G」
パピィ「なっ何の音!?」
???「あっ!パピィちゃん!おはよ〜♪」
 はたしてこの妖精はいったい!?
      続く♪

あとがき☆
オラに文才分けてくr(殴
じゃなかった;えっと…読みにくい!wwしかも遅い!
皆様の素敵小説見習えよ!って感じですが無理ですね!頭にお花が咲いちまうww(?)
やっぱり文才分けてk((ry
グダグダで始まりボロボロで終わってさよ〜ならぁ(蹴

それでは♪




4475/ 悪の道連れ
□投稿者/ 緋龍 -20回-(2012/01/11(Wed) 10:46:40)

 皆さんこんにちは!緋龍です!^^前に小説の予告をしていたので、いよいよ小説に
 取り組みたいと思います!><
 では早速〜♪ ↓
 
 
  ワルモ団小説
   #『プロローグ』
 
 
 ここは平和な妖精界。
 

 しかし、そんな平和な里が、まさか“こんな事態”になろうとは、誰も予想していなかった。
 
 
 ある日、一人の妖精が道を歩いていた。
 
 「いやぁ〜今日は久々ににフンパツしたなぁ〜♪」
 
 妖精はお菓子デパートで買い物をし、自宅へ帰る途中だった。
 
 しかし、突然黒いマントを羽織った5人組がその妖精の前に現れた。
 
 「ん?なんだおま―――・・・・」

 妖精が尋ねようとしたとき、視界が真っ暗になった。
 
 とたん、妖精の体が透けていき、消えた。


 たくさんお菓子がつめこまれた買い物袋だけを残して。
 
 
 妖精が消えたのを確認した5人組は、ただ不敵に笑っているだけだった。
 
 
 
 続く。
 
 
 こんな感じで進めていきたいなと思っております^^ちょっとシリアスじみておりますが、
 そこは勘弁してください><; 
 
 ではでは!


■ 緋龍 (21回/2012/01/12(Thu) 11:16:48/No4480)

 皆さんこんにちは!緋龍です!では、小説の続きを始めます!^^
 
 
   ワルモ団小説
  #『異変に気づく妖精界』
 
 最近の妖精界では、どこかいつもと違った雰囲気を纏っていた。
   
 お城も、この“異変”はなんなのかわからなかった。

 サリア「・・・ねぇ、あなた?このところミルモの里はなにかいつもと違いませんか?」 

 マルモ「うむ・・・確かに妙じゃな・・・なんか住民の数が前より減っているような・・・」
 
 そこまで言って、マルモは腕組みをして深く考え込んだ。
 実は最近、城の兵士の数まで減ってきているようなのだ。

 それは兵士だけの話ではない。

 ミルモの里の住民も減ってきているのだ。

 このまま放っておけば、妖精が全滅してしまう。

 そうならないようにするには、原因を探らなくちゃいけない。
 
 しかし、その“原因”が分からない。
 
 マルモ「くそ・・・!一体どうなっておるんじゃ・・・!」
 
 マルモはこの緊急事態に、頭をかかえていた。
 
 
 一端きります。


■ 緋龍 (22回/2012/01/12(Thu) 14:29:57/No4481)

 続きです。
 
 
   同時刻、人間界。
 
 
 今日は学校が早く終わり、楓は家でくつろいでいた。
 ミルモはというと、いつものようにくもっちょをほおばっていた。
 
 ミルモ「にょほほ〜やっぱくもっちょは最高だぜぃ♪」
 
 楓「ミルモったら・・・あんまり食べ過ぎないでよ?おなか壊すよ?」
 
 ミルモ「うるせぇ!そんなん関係ねぇよ!!くもっちょくもっちょおいし〜ぞ〜♪」
 
 楓「もう・・・知らないからね!」
 
 


 いつもと変わらない、この日常。
 
 


 リルム「どおぉうりゃあぁぁ!!!!」
 
 結城「リ、リルム・・・一体何つくってるんだ?;」
 
 リルム「それはもちろん、ミルモ様の為にチョコレートケーキをつくっているのですわ♪」
 
 結城「・・・・・・そうか・・・・・」
 
 リルム「どおぉうりゃあぁぁぁ!!!!!どっせぇい!はぁああぁぁぁ・・・・・」
 
 

 しかし、この普通の日常が、



 安純「やぁぁしちいいぃぃぃぃ!!!!!!!」
 
 ヤシチ「ひ、ひいぃいぃぃぃ!!!!!」
 
 安純「あれほど掃除しとけって言ったじゃないのぉぉぉ!!!!!またサボったわね〜!!!!
    罰としてトイレ100回流しの刑!!!!」
 
 ヤシチ「ひいいいい!!!い、今します!!今するから
     トイレ100回流しはやめてくれぇぇぇぇぇ・・・」 
 
 
 
 もうすぐ悪の手によって壊されてしまうことに、
 
 
 
 ムルモ「ねぇねぇ、松竹しゃ〜ん、ボク、ボク、また最高級マシュマロが食べたいでしゅ〜」
 
 松竹「ああ、いいよ!お〜い!平井〜!!最高級マシュマロちょうだ〜い!」
 
 平井「は〜いぼっちゃま!」
 
 
 
 人間達も妖精達も、まだ誰も知らなかった。
 
 

 
 
 続く。 

 はい、第二話終わり^^いかがでしたでしょうか?読みにくかったら申し訳ありません><;
 
 ではこれで!^^


■ 緋龍 (24回/2012/01/13(Fri) 18:23:20/No4487)

 皆さんこんにちは!緋龍です!^^では小説第三話!いきますよ〜!><
 
 
   ワルモ団小説
   #『黒いマントを羽織った5人組』
 
 
 人間界、翌日。
 
 
 楓「あ、結城君〜!おはよ〜!!」
 
 結城「南・・・オッス・・」
 
 楓「今日もいい天気だね〜こんな日はピクニック行きたいね!」
 
 結城「ああ・・・そうだ」
 安純「結城く〜ん!お・は・よvvv今日もいい天気ね〜vv」
 
 楓「ああ!!日高さん!!結城君にくっついちゃダメ〜!!!」
 
 安純「あら、南さんいたの?」
 
 楓「いたわよ!」
 
 松竹「南さ〜ん!おはよう!!」


 人間界ではいつものように、楓と安純が喧嘩をして、結城がいつも苦労する。
 そして松竹も加わり、楓に話しかけようとする。
 
 これがいつもやっている風景。
 
 すでに見飽きているほど、同じパターンを繰り返す。
 
 
 ミルモ達も、それは同じ。
 
 
 ミルモ「ホントよくやるなぁ、あいつら。」
 
 ヤシチ「全くだ。」
 
 ムルモ「珍しいでしゅねぇ、二人の意見が合うなんて」
 
 リルム「やはり、仲良しですのね♪」

 ミルモ&ヤシチ「「仲良くない!!!!!こいつだけはまっぴらごめんだ!!!」」
 
 ムルモ「息もぴったりでしゅ。気持ち悪いくらいに」
 
 ミルモ&ヤシチ「「なにぃ〜!!??」」
 
 リルム「まぁまぁミルモ様、落ち着いてくださいまし。ヤシチさんも・・・」
 
 
 しかし、それはマルモからのメールで事態は急変する。

 
 ♪〜〜♪〜♪〜〜〜
 
 
 ミルモの携帯が鳴る。 

 ミルモ「おっと、親父から電話だ」
  
 ミルモは早速携帯を開いた。
 
 
 マルモ『ミルモにムルモ、元気にしておるか?実はおとといあたりから妖精界の様子がおかしいのじゃ』
 
 ミルモ「あ〜?どうゆうことだよ!」
 
 マルモは、ミルモの顔をじっと見て、いつになく真剣な表情をする。
 マルモのその表情をみて、ミルモは少し身構えた。 

 マルモ『うむ・・・どうやら住民の数が減ってきておるようなのじゃ。住民だけではない、
     城の兵士の数まで合わないのじゃ』
 
 ムルモ「ほぇ!?それってどうゆうことでしゅか!?」

 マルモ『わしも原因はわからんが、恐らく誰かが妖精を“消している”のじゃろうと思う。』
 
 ヤシチ「妖精を“消す”!?そんな魔法や忍術はないはずでは・・・!!」
  
 リルム「一体誰がそんなこと・・・」
 
 ムルモ「ほ、ほぇ〜・・・」
 
 楓「え?何々どうしたの?」
 
 
 いつの間にかミルモの周りに全員集まっていたようだ。 


 ミルモ「おいおめぇら!もうちょっと離れろ!!」
 
 
 マルモ『ゴッホン!もし人間界にも被害が及ぶかもしれんのでな・・・注意するんじゃぞ』
 
 ミルモ「おう!わかったぜ親父!」
 
 マルモはミルモ達に十分注意するように警告した後、電話を切った。
 
 
 ミルモ「・・・ふぅ」
 
 楓「な、なんか大変なことになっちゃったねミルモ・・・・」
 
 ミルモ「しょうがねぇや、楓、俺達は妖精界の様子を見に行ってくるから、お前らは学校に行ってな。
     よし、リルム、ムルモ、ヤシチ!妖精界へ行くぞ!」

 そう言うとミルモ達はうちわを出して、飛ぼうとした。

 楓「ま、待ってミルモ!あたしも行く!」
 
 ミルモ「馬鹿野郎!おめぇには学校があんだろ!」
 
 楓が自分も行くと懇願すると、ミルモは大声を張り上げた。
 
 楓「で、でもミルモ・・・」
 
 ミルモ「心配すんな。必ず戻ってくるぜ!」
 
 
 ミルモは楓達を安心させる為に、自信をもってそう言ったとき・・・
 
 
 
 「「「「「ハーッハッハッハッハッハ!!!!!」」」」」
 
 
 
 むかつくほどカン高い笑い声を出して、ミルモ達の目の前に現れた。
 
 
 ミルモ「だ・・・誰だ!?」
 
 ミルモが振り向くと、その黒い影はさっと並び直し・・・・
 
 


 イチロー「この世に闇があるところ・・・」
 
 ジロー「恐怖と悪があるところ・・・」
 
 サブロー「風と共に現れて・・・」
 
 シロー「風と共に去ってゆく・・・」

 ゴロー「我ら五人の黒い影・・・」
 
 
 イチロー「イチロー!」
 
 ジロー「ジロー!」
 
 サブロー「サブロー!」
 
 シロー「シロー!」
 
 ゴロー「ゴロー!」
 
 
 イチロー「悪の秘密組織・・・」
 
 
 5人「「「「「ワルモだ・・・・」」」」」
 ミルモ「ケツアターーーーーーック!!!!!!」
 
 
 最後のシメであるポーズを決めようとすると、ミルモの必殺・ケツアタックが炸裂する。
 
 
 イチロー「うおぉぉ!!!??あぶなぁぁぁ!!???」
 
 ジロー「お、おい!危ないではないか!!危うくひき飛ばされてしまうとこだっただろうが!!」
 
 サブロー「そうだそうだ!」
 
 シロー「普通、主役の決めポーズシーンには敵役は黙ってみているものだろう!!」
 
 ゴロー「汚いぞミルモ!!!」 
 
 
 ミルモ「うるせー!!!今日はおめぇらにかまってるヒマなんかねぇんだよ!!!」
 
 ムルモ「とっとと失せろでしゅ!!」
 

 ヤシチ「どうやら、元首領殿達は消えていなかったようだな・・・」
 
 リルム「そうですわね・・・」
 
 楓「・・・・・(^_^;)」

 ミルモとムルモはワルモ団に悪態を、ヤシチとリルム、楓達はそれを静観していた。
 
 
 ミルモ「大体、なんでお前らはここにいるんだよ?」
 
 イチロー「ふん!そんなのミルモを倒すために決まっているだろう!!」
 
 他4人「「「「決まっているだろう!!」」」」
 
 ミルモ「めんどくせぇなぁ、さっきも言ったろ?俺はお前らにかまってるヒマなんかねぇんだよ」 
 
 イチロー「ミルモがそうこう言ってる今のうちに倒すぞ!」
 
 他4人「「「「おう!!!!」」」」


 ワルモ団はいつものようにミルモに攻撃をしかけようとする。


 ワルモ団が三味線を出そうとした瞬間――――
 
 
 
 「悪いけど、それは出来ないよ?」
 
 
 
 突然目の前に現れた妖精が5人。
 
 
 その妖精達は、冒頭で出てきた、あの黒いマントを羽織った5人組だった。
 
 
 
 続く。
 
 これで、第3話は終了です^^なんか今回、会話文が多かった気がしてならない・・・><;
 
 ではこれで!!^^/


■ 緋龍 (25回/2012/01/13(Fri) 18:27:45/No4488)

 いぃやああぁぁぁ!!!!間違えてたとこがあったーー!!!!!◎□◎; 
 『それはマルモからのメールで事態は急変する。』
 

 ではなく 
 
 『それはマルモからの電話で事態は急変する。』
 
 に変えて読んでください!!申し訳ありませんでした!!><;
 
 


■ 緋龍 (26回/2012/01/15(Sun) 11:36:00/No4494)

 皆さんども☆緋龍でございますですよ!(←日本語ェ・・・)
 では小説の続きをどうぞ〜・・・
 
 
   ワルモ団小説
  #『我が名はブラック団』
 
 
 ミルモ「――――誰だお前」
 
 
 突然目の前に現れた5人組をみて、ミルモは顔を顰めた。
 
 楓達は、特に危機感は持っていないようだ。
 それもそうだろう。
 今奴らは、殺気を消しているのだから。
 
 
 「・・・くだらんな、それを言う必要があるのか?」
 
 
 先頭に立っている暗い緋色の髪をした妖精はそう言った後、手を前に掲げる。
 すると後ろに立っていた4人も、まるで連動するかのように手を前に出す。
 
 そして、5人そろってこうつぶやく。 
 
 

 「「「「「――――― badend.  」」」」」
  
 
 
 すると急に黒い霧に包まれたのだ。
 
 これは、妖精界でも使える者はまずいないだろうと言われる、“暗黒魔法”。
 
 ワルモ団が使用する黒魔法よりも、さらに強力な禁術。
  
 
 黒い霧が、まるで意思を持っているかのようにミルモに向かって動き出す。
 ミルモはとっさに避けたが、その先には楓やリルム達が―――――
 
 
 ミルモ「!! しまった!!!」
 
 
 楓「きゃあぁぁあぁぁあぁ・・・!!!!!」
 
 結城「うわっ・・・!!!」
 
 安純「な、なんなのよ!!?」
 
 松竹「み、南さ〜ん!!」
 
 リルム「ミ、ミルモ様〜〜〜〜・・・!!!!!」
 
 ヤシチ「う、うわぁぁぁぁぁ・・・!!!!」
 
 ムルモ「ほ、ほぇ〜〜〜・・・・!!!!」
 

 楓、結城、リルムにヤシチ、ムルモが黒い霧に包まれて、忽然と消えた。 

 ミルモ「楓!結城!リルム!ヤシチ!ムルモ!!!」
  
 安純「!!ヤシチーーー!!!!」
 
 松竹「南さん!!!」
 
 ミルモが振り向いた時には、すでに元の風景になっていた。
 ただ、そこに楓達がいないだけで。
 
 
 グリム「おいおい、人間達まで消しちまったけどどーすんだ?」
 
 暗い緑色の髪をした妖精・グリムはブラック団のリーダーであるアクムに聞く。
 
 アクム「ふん・・・・興味はない」
 
 アクムは静かな、それでも冷たい目を目の前のミルモに向けながら、そう言った。
 
 
 ミルモ「くっそ〜〜〜!!!楓達をどこへやった!!!」
 
 
 ミルモは楓達が消えたことで、これまで以上に激怒していた。
 
 
 ブロウズ「別に・・・この世から消えた奴にどこへ行ったもなにもないだろう。」
  
 アクムの横に立っている茶髪の妖精・ブロウズは目を閉じたまま、静かに言った。
 
 
 ジロー「わ・・・我らに当たらなくて良かったな・・・」
 
 サブロー「当たってたら今頃・・・」
 
 シロー「この世から・・・・」
 
 ゴロー「消えていた・・・」
 
 4人「「「「ひ、ひぃぃぃぃいぃ!!!!(滝汗)」」」」 
 
 
 どうやら、ワルモ団には当たっていなかったようだ。
 


 しかし―――――
 
 
 
 グリム「あ、お前らは実験体として連れてくぞ」
 

 そういうと素早く黒霧(くろぎり)を召喚させる。
 
 
 ゴロー「ぅええ!!!???実験体!!??」
 
 ジロー「なぜ我らは実験体なのだ!」
 
 サブロー「痛いのはごめんだぞ!!」
 
 シロー「拷問系も受け付けんぞ!!」
 
 
 自分達にも危害が加えられることを悟ったワルモ団は一斉に否定する。
 
 グリム「うるせぇな!とっとと来いよ!!」
 

 イチロー「―――――・・・待て!!」
 
 
 実験体にされることを恐れたジロー達を無理矢理連れて行こうとするグリムを、
 今まで黙って事の成り行きを見ていたイチローが止める。 
 
  
 グリム「・・・・なんだよ」
 
 イチローが声をかけたとたん、グリムが静かになった。
 そのままの姿勢で、グリムはイチローを見る。 


 イチロー「ジロー達を実験体にしてどうするつもりだ?」

 グリム「どうもこうも。それをアンタに言う必要があるのか?」
 
 
 口調は穏やかではあるのだが、それでも剣呑な雰囲気は隠せない。
 
 
 アクム「グリム。奴の相手をするな、行くぞ」
 
 
 アクムが喧嘩腰になりそうなグリムを止めて、踵を返した。
 ブロウズ達はアクムについていく。
 グリムもぶつぶつ文句を言いながら、ジロー達を特殊カプセルに閉じ込めて、
 そのままアクム達に続く。
 
 
 だが、何故かイチローは去っていこうとするグリムを止めないのだ。
 ジロー達が捕まったというのに。
  
 ミルモ「お、おい!止めなくていいのかよ!」
 
 ミルモはジロー達が捕まった時点で、イチローが助けに行くと思っていたのだが、
 当のイチローはただ黙ってアクム達を見ているだけだ。
 
 アクムは楽器を使わずに、異次元へと繋がるゲートを開いた。 


 アクム「――――我らはブラック団。悪の道しるべとなる者。」
 
 
 去り際、ブラック団と名乗った五人組は、人質をとってゲートへ向かった。
 


 ゲートが閉じる音を聞いた者は、ごくごくわずかだった。
 
 
 
 続く。
 
 ・・・・ん?なにがしたいんだ自分は?(汗;)
 『badend』(バッドエンド)のスペルが間違ってたらごめんなさい><;英語苦手なのです・・・><;
 今回イチローのセリフが少ない・・・・次はいっぱい入れられる、かな?(おぃ)
 
 では!!
 
  


■ こやまる (1152回/2012/01/16(Mon) 08:10:55/No4500)
http://www.murumoya.com/


緋龍さん、おはようございます☆

ワルモ団小説が始まりましたね!
どう見てもミルモが主役にしか見えないのですが、そして早くもイチロー以外のワルモ団が捕まっちゃいましたが、どの辺りからワルモ団小説という名の通りの展開になるのかが楽しみです(笑)。
そして…、
> サブロー「痛いのはごめんだぞ!!」
> シロー「拷問系も受け付けんぞ!!」
こんなシリアス展開でもいつものワルモ団らしさを描くところがさすがです。

イチローの行動はかなり意外に感じましたが、ワルモ団の中で最も策士なイチローに何か考えはあるのでしょうか?
次回が早速気になります!!

それでは連載がんばってくださいね(^^)。


■ 緋龍 (28回/2012/01/16(Mon) 13:00:37/No4504)

 こやまるさんこんにちは!緋龍です!
 私の小説に感想をくださるとは・・・!!!感謝です!><
 
 >どう見てもミルモが主役にしか見えないのですが、そして早くもイチロー以外のワルモ団が
 >捕まっちゃいましたが、どの辺りからワルモ団小説という名の通りの
 >展開になるのかが楽しみです(笑)。
 
 楽しみと言ってくださり、ありがとうございます!^^
 ワルモ団が主役のはずなのですが、確かに私から見てもミルモが主役にしかみえない・・・^^;
 一応、『起承転結』の法則に従って、ひっぱってひっぱって最後に盛り上げるような感じに
 したいなぁと考えていたので、今の今までワルモ団が出てくる頻度が少なかったと言う・・・><;
 (なに・・・・?(怒)byワルモ団)
 こ、これから出してあげます!出してあげるから殺気を向けないでぇぇ!!!
 でもまぁ、ワルモ団(というかイチロー)が主役の小説にしては、
 ミルモの登場頻度が高いことには変わりないですが・・・
 (理由を言ってしまうとネタバレの可能性大なのであえて言いません^^)
 
 >イチローの行動はかなり意外に感じましたが、
 >ワルモ団の中で最も策士なイチローに何か考えはあるのでしょうか?
 
 アニメと比べてしまったら、かなり意外な行動をとったなぁ、イチロー・・・(失敗したかな・・・;)
 私が描くと、何故か頭が良くなってるですよねぇ・・・イチローの場合は特に><;
 正直、キャラ崩壊レベルじゃなくなってきております(汗;)
 今回の小説では、軽くキャラが違っているような気がしてなりません><;
 前回(イルル話)のはそれほどでもないのですが、何故だ・・・?
 
 あと、これからの回でかなりオリジナル設定があるのがでてくるのですが、よろしいでしょうか・・・?
 (もちろん出来る限り抑えますので><;)
 
 応援ありがとうございます!私は突っ走るぞおぉぉ!!!(うるせぇ;)
 
 ではまた!


■ 緋龍 (29回/2012/01/16(Mon) 16:07:24/No4505)

 皆さんどうもこんにちは!緋龍ですよ!^^(だから何だ)
 では小説の続きを。↓
 
 
  ワルモ団小説
  #『攫われた仲間』
 
 
 ブラック団が去った後、ミルモ達は松竹宅で楓達をどう助け出すか作戦を練っていた。
 
 松竹「まさか、南さんまで攫われちゃうなんて・・・」
 
 楓が目の前で突然消えたことで、松竹はかなりショックが大きかったらしい。
 
 安純「全くもう!男が過ぎたことをぐちぐち言ってもしょうがないでしょ!?」
 
 イチロー「まぁ、確かに凶暴女の言うとおりだな」
 
 安純「誰が凶暴女ですってぇ・・・?」
 
 イチロー「え!?あ、いやそのー・・・・(^^;)」
 
 イチローが安純に聞き捨てならない言葉を言ってしまい、今にもハリセンが炸裂しそうな中。

 ミルモ「ともかく、まずブラック団がどこにいるのか調べねぇとな。」
 
 ミルモが話をふった。
 安純がその声に反応したおかげで、ハリセンは来なかった。
 ここは素直に感謝すべきなんだろうか。
 
 
 イチロー「・・・む。だが今は抑えた方がいいと思うぞ」
 
 ミルモ「あぁ!?なんでだよ!!」
 
 ミルモがもっともな疑問をぶつける。
 
 ミルモ「このまんまあいつらを黙って見逃せってのか!!」

 イチロー「見逃せとは言っていない。戦力が足らんのだ。今の我らが行っても返り討ちに
      合うだけだと言っている」
 
 ミルモ「何でお前が分かるんだよ?」
 
 ミルモはいかにも何か知っていそうなイチローに問い詰めると、
 イチローは少々呆れたような口調でこう言った。
 
 イチロー「魔力(パワー)の大きさが分からんかったのか?それでなくともついさっき
      楽器も使わずに南楓達を消し去ったところを見ただろうに。」
 
 ミルモ「う、ぐ・・・そ、そういえばなんで奴らは楽器を使わなかったんだろうな?」
 
 いつも馬鹿にしているワルモ団(イチロー)に言い返せないのが悔しくて、とっさに別の話題で
 話をそらす。
 
 イチロー「それは・・・・」
 
 ミルモが話をふったとたん、イチローが口ごもる。
 言うか言うまいか迷っているようだ。
 その様子を見たミルモは悪人のような笑顔でイチローに問い詰める。

 ミルモ「ははぁ〜ん?さっきの説明といい、お前なんか隠してるな?」
 
 にやりと笑ったミルモがやばいと感じ取ったのか、イチローは少々焦った。
 
 イチロー「い、いやその・・・た、ただ魔力(パワー)が強いから
      楽器を使う必要もないのではないかっっ??」
 
 イチローはミルモの悪人顔(笑)に少々びびりながら、手を大きく左右に動かしながら答えた。


 それもそうだな。
 
 
 とミルモは思った。
 少し考えてみれば簡単なことだった。
 仲間達を人質にとられてしまったことで、何故か怒りの矛先(?)がイチローに向かってしまった。
 イチローは完全なるとばっちりである。
 

 安純「で?これからどうするのよ?」
 
 安純が今後のことについて聞いてくる。
 
 イチロー「ん?ああ・・・まずは情報を集めるのが先決だろうな。」
 
 松竹「てことは・・・」
 
 イチロー「うむ、妖精界に行く方がいいだろうな。」
 
 イチローは腕組みをしながら言う。
 その格好が微妙にむかつくのはいつものことだろうが。
 
 ミルモ「よし!行ってやるぜ!」

 イチロー「うむ、俺も行こう。」
 
 そう言うと二人はうちわを出して飛んだ。
 
 松竹「うん、気をつけてね!」
 
 
 
 
 続く。
  謎の会話中↓(てか反省会?;) 

 ・・・・イチロー、なんか変なものでも食べたかい?
 (む?急にどうした?byイチロー)
 
 いや、その・・・うん、何で頭が良くなってるんだい?
 (は!?(驚;)喧しい!!普段の俺が頭悪いような言い方をするな!!(怒)byイチロー)
 
 アニメを見た後にこれ読んだら多分皆あまりの違いさにびっくりすると思うよ?
 (どういう意味だ!?Σ◎△◎;byイチロー)
 
 
 はい、なんというかその・・・
 

 すんませんした><;

 小説版の注意事項に引っかかりそうな会話をさせてしまった・・・・イチローのイメージが
 壊れてしまったらホントごめんなさい>△<;
 
 ではまた!(逃亡) 
 


■ 緋龍 (32回/2012/01/18(Wed) 11:35:09/No4517)

 皆さんこんにちは!緋龍です!^v^♪
 ではでは小説の続きをどうぞ☆ ↓

 
  ワルモ団小説
  #『妖精界大図書館にて』
 
 
 イチローとミルモは、情報を集める手段として、妖精界にある大図書館にやってきた。
 
 大図書館は妖精界でもかなり大きい図書館で、学校にある図書館とは比べ物にならないほど広い。
 広い分書物も豊富で、学校にはない色々な本がズラッと並んでいるのだ。
 ・・・まぁ広すぎて特定の本を探し当てるのに相当骨が折れるのが欠点ではあるが。
 
 
 ミルモ「うわ・・・すげぇ・・・」
 

 あまりの広さに、ミルモは思わず声を上げた。
 
 
 イチロー「む?何だ、お前ここに来るのは初めてか?」
 
 
 イチローは少々意外とばかりにミルモを見る。
 
 
 ミルモ「おう、学校の図書館に行くことはあったけど、ここはさすがにねぇな」
 
 イチロー「ほう、ここなら菓子のレシピ本も腐るほどあるのに?」
 
 
 イチローはにやりと意地悪そうに笑って、ミルモをけしかける。
 お菓子に一際執着心があるミルモが、その美味しい話を聞き逃すはずもなく。


 ミルモ「な、なにぃ!!!???ほ、本当か!!??」
 
 イチロー「そこの角を曲がったとこに・・・」
 
 ミルモ「うっしゃあ!!待ってろよ俺の愛しき愛するチョコよ!!!!!」
 
 
 イチローの説明を途中で遮って、ミルモは目を輝かせながら走り去っていった。
 
 
 イチロー「・・・まだ説明してる最中なのだが・・・・まぁいいか」
 
 
 イチローはすでにチョコのレシピ本の方へ走り去ったミルモを放っておいて、
 ある本を探しに図書館の奥まで歩いて行った。
 
 
 
 大図書館の奥はカウンターあるのだが、イチローはそこに立っている司書員に話しかける。
 
 
 イチロー「すまん、ちょっと“調べたいこと”があるんだが、いいか?」

 司書員「・・・貴方様でしたか、少々お待ちを」
 
 
 司書員はそう言うと後ろを向き、壁際にある隠し扉を開いた。
 
 司書員「あ、分かっておられますでしょうが・・・」 

 イチロー「無論だ。連れはいない」
 
 
 司書員は入る前に、イチローに連れがいるのか確認する。

 ここから先は、一人じゃないと入れない場所なのだ。
 
 連れ・・・ミルモも一緒に来たのだが、当のミルモはお菓子レシピに夢中だ。
 
 イチローはわざとミルモを遠ざけたのだ。黒魔法を使わない者がここに入ると、
 重罪になってしまう。
 
 現在黒魔法が使えるのは、ワルモ団の5人しかいないだろうが。 


 司書員「・・・ではどうぞ」
 
 
 司書員が通した先には、薄暗い部屋。
 
 その部屋には、表の本ほどじゃないが、たくさんの本棚が並んでいた。
  
  
 イチロー「・・・前より増えたな・・・しょうがない、片っ端からあたるか」

 
 イチローは少しため息を吐くと、近くにあった本に手をかけた。
 
 
 
 続く。
 
 
 何で『大図書館』なんてナンセンス(?)なネーミングをつけてしまったのか・・・(汗;)
 
 ここでもイチローの悪知恵(らしきもの)が働きました^^;
 しかしミルモはお菓子に執着ありすぎだろ・・・><;
 
 ではまた!^^/


■ 緋龍 (34回/2012/01/21(Sat) 16:43:55/No4526)

 皆さん!こんにちは!近頃、冬なのにあったかい感じがしてきたと思う緋龍です!
 
 では、小説の続きをどうぞ! ↓
 
 
 
  ワルモ団小説
  #『異次元空間にて』
 
 
 楓「・・・・ぅう、ん・・・・?」
 

 今までうつぶせになって倒れていた楓が目を覚ました。
 

 楓「ここは・・・・どこ・・・?」
 
 
 楓が目を覚ましたそこは、暗く澱んだ亜空間だった。
 視界いっぱいに広がった、深い闇のような世界。
 つぅ、と楓の頬に汗が流れる。
 どこからもなく、誰かに見られているような気がして、あたりを見回す。
 
 楓「ゆ、結城くーん!ミルモーー!リルムちゃーん!どこにいるのー?」
 
 大声で叫んでも、返ってくる声はなく、ただ聞こえるのは、自分が歩いていく足の音だけ。
 ここまで音がないと、急に不安になってくる。
 楓は、その場に座り込んだ。
 
 楓「ミルモ・・・皆・・・・助けて・・・」
 
 
 
 別の亜空間では、リルムとムルモ、ヤシチがここからどう脱出するか話し合っていた。
 
 リルム「困りましたわ、ここからどう行けばいいんでしょ?」
 
 ムルモ「楓しゃんや松竹しゃん達も心配でしゅ・・・」
 
 ヤシチ「むう・・・それにここはどこだ!?魔法を使おうにも楽器がでなくては意味がないぞ!」
 
 ヤシチ達は、どうにかして亜空間から出ようと楽器を出そうとしたのだが、
 何故か楽器が出てこないのだ。
 

 楽器が使えないと、魔法も使えない。

 
 この大変な状況で魔法が使えないというのは、まさに最大のピンチだ。
 
 
 
 ブロウズ「いくら足掻いたって無駄だ」
 
 
 
 ヤシチ達は声が聞こえた方向に目を向ける。
 
 そこには盲目の妖精・ブロウズが立っていた。
 

 ヤシチ「だ、誰だお主は!?」
 
 ムルモ「“無駄”ってどういう意味でしゅか!?」
 
 リルム「説明してほしいですわ!」
 
 
 ヤシチ達が矢継ぎ早にそう言っても、ブロウズはただじっと立って、静かにつぶやく。
 

 ブロウズ「お前達がいるこの空間は異次元の世界なのだ。魔法が使えないのは当然だろう。」
 
 リルム「えぇ!?」

 ムルモ「ほぇ!?」

 ヤシチ「異次元世界だと!?」 
 
 
 魔法を使えない理由が分かったリルム・ムルモ・ヤシチは、驚きの声を上げる。
 
 ヤシチ「しかし待てよ、異次元空間は確か“裏の世界”ではなかったのか?
     迷い込んだら二度と戻れないと聞いたぞ!」
 
 リルム「そうでしたわ!学校で習いましたわね!」
 
 ムルモ「ここがその“裏の世界”なんでしゅか?」
 
 ブロウズ「そうだと言ったら?」
 
  
 ブロウズの言った衝撃の事実に、ヤシチ達はただ驚くことしか出来なかった。
 
 さらに、ブロウズはヤシチ達に指を向けて、こう言い放つ。


 ブロウズ「我がブラック団のボスであるアクム様の命令だ。妖精を全滅させろ。」
 


 ヤシチ「何!!??」
 
 リルム「妖精を全滅させるのが貴方達の狙いでしたのね!!」
 
 ムルモ「なんで僕達に言うのでしゅか!?」
 
 
 ブロウズの突然の命令に、ヤシチ達は激怒した。
 
 
 ブロウズ「抵抗しても無駄だ。今この洗脳魔法にかかれば最後だ・・・」
 
 
 ブロウズはそう言いながら、右手を前に出して、呪文を唱えた。 
 
 

 ヤシチ達は、それが何を意味する呪文なのか、分からなかった。
 

 
 続く。
 
 うーん、やはり小説は難しいですね><;
 ではまた!


■ asuka (101回/2012/01/23(Mon) 17:24:56/No4532)

緋龍さん こんばんわ asukaです♪

レスすごく遅れてごめんなさい<(_ _)>
あっ緋龍さんのワルモ団小説読んでいますよ(*^_^*)
最初はワルモ団なかなか出てこなくてあれ?っと思いましたが
そういうところもすごいと思いました\(^o^)/
それに緋龍さんほぼ毎日更新されてすごいですね♪

あっあとわたしも小説かきていますがむずかしいですよ(>_<)

では小説の続き楽しみにしていますね♪



■ 緋龍 (35回/2012/01/23(Mon) 17:36:03/No4533)

 asukaさんこんにちは!緋龍です^^小説の感想ありがとうございます!レスが遅くもなくも、
 読んでくださるだけで私は嬉しいです♪><///
 
 >最初はワルモ団なかなか出てこなくてあれ?っと思いましたが
 >そういうところもすごいと思いました\(^o^)/
 
 フフフ・・・ワルモ団は最後の最後でいいとこ取りをする、とだけ教えときます♪
 どんな展開になるかはもちろんお楽しみと言うことで。^^
 
 私もasukaさんの小説読んでますよ!
 お互いに小説の更新がんばりましょうね!^^♪
 では!


■ 緋龍 (36回/2012/01/24(Tue) 18:42:35/No4537)

 皆さんこんにちは!福岡にも雪が降って興奮している緋龍です!(だからなんだ?)
 では小説の続きを! ↓
 
 
  ワルモ団小説
  #『ブラック団の目的』
 
 
 この暗い亜空間の中、結城は一人で仲間を探していた。
 

 結城「おーい!リルムーー!南ー!どこだー!?」
 

 そう大声で叫んでも、もちろん返ってくる声も音もない。
 
 結城は、ただ嫌な予感しかしない。
 
 
 結城「ここは一体どこなんだ・・・?」
 
 
 アクム「おい貴様、どこを見ている?」
 
 
 突然後ろから声がして、結城はすかさず声のした方へ向く。
 
 結城が振り向いた視線の先には、アクムとその仲間が立っていた。 
 

 イルモ「アンタ、人間の癖に生意気な顔してるわね。むかつく」
 
 
 黒い髪をした妖精・イルモが結城の顔を見て不満そうにつぶやく。
 
 
 ピラモ「まぁまぁ、イルモちゃん。『空間移動』が上手く働かなかったからって人間に当たっちゃダメよ」
 
 
 と、薄いピンク色の髪をしている妖精・ピラモはご立腹らしいイルモを宥めた。

 どうやらこちらの妖精は幾分優しそうだ。
 

 アクム「茶番はいい。人間よ、貴様は色々と面倒そうだ。排除する。」
 
 
 二人の先頭に立っているアクムはそう言うと、結城に向かって手を伸ばす。
 
 
 その動作を見た結城はとっさに後ろに下がった。
 
 
 アクムは結城のとったその行動に、少なからず興味を持った。
 
 
 アクム「・・・・ほう、この動作の意味が分かるのか。たいした奴だ」

 
 結城「・・・それは俺達をここに連れてくる直前にした動作だろ。覚えているから避けるのは
    そう難しいことじゃない。」 
 
 アクム「何・・・?」


 アクムは驚いたように目を少し見開く。
 

 あの時は目の前に“奴”がいたから少し焦っていた。
 
 黒い霧は、手を前に出したと同時に出現させたのだ。
 
 そして呪文を唱えたと同時に消したのだ。
 
 
 その一瞬の間に、わずかな動作を記憶していたとは。
 

 イルモ「ねぇボス、チャチャっと人間片付けようよ、鬱陶しいったらありゃしない」
 

 アクムが一向に攻撃しないのに痺れを切らしたのか、イルモが攻撃態勢に入が、


 アクム「・・・・いや、やめよう。」
 
 
 アクムが止めた。
 
 
 イルモ「えぇ!?どうして!」
 
 アクム「殺すのはもったいない。我らの配下にしてやろう」
 
 
 そう言うとアクムは結城の前に立ち、また手を前に出す。
 この程度のスピードなら距離をとるのは難しくはなかったのだが、結城は何故か動こうとはしなかった。
 
 
 いや、結城は動かなかったのではなく、動けなかったのだ。
 
 
 腕に力が入らない。
 
 仰け反って距離をとろうと思っても、体がいうことを利かない。
 
 
 結城「な、なんで・・・」
 
 
 アクム「動けないか、か?当然だ。今お前の行動は制限されているのだからな。」
 
 
 アクムの手に、異質な雰囲気を纏ったオーラが出てきた。
 
 それを結城に向けて、こう言い放つ。
 
 
 

  「お前ら人間は、この俺に従うしかないのだ。」 
 
 
 
 
 
 ―――― ブラック団アジト ――――
 
 
 いかにも禍々しい雰囲気を纏った不気味なアジトでは、ジロー達が捕まっていた。

 
 ジロー「・・・はぁ・・・どうやらここを出る方法を考えるしかないようだな」
 
 サブロー「でもどうすんだ?ここに来る途中で俺ら、楽器取り上げられたじゃんかよ。」
 
 シロー「う〜ん・・・・どうしたらいいんだ?」

 ゴロー「特殊カプセルの中って、なんか変な感じだね〜」

 
 ゴローだけ呑気なことを言う中で、グリムが顔をのぞきに来た。
 
 
 グリム「ようおめぇら、気分はどうだ?」
 
 
 ゴロー以外「「「最悪だ」」」
 
 ゴロー「? そうなの?」
 

 本当にゴローだけ、危機感を感じていないような空気。
 連れ去られる直前までガタガタ震えていたのに。

 
 ジロー「お前達の作戦に、我らは関係ないだろう。」
 
 グリム「それが、“おおあり”なんだな」
 
 サブロー「じゃあどう関係あるんだよ?」
 
 シロー「きっちりと説明してもらうぞ!」
 
 
 ジローの次にサブロー、シローと順々にグリムに向かって聞く。
 
 

 グリム「お前らは俺らの仲間だ。それだけ。」
 
 
 
 一瞬訳が分からなかった。
 
 

 今こいつ、なんて言った? 
 
 
 
 ジロー「・・・・何を馬鹿げた冗談を・・・」
 
 グリム「冗談なんかじゃないぜ?事実だ」
 
 
 ジローが嘲笑うと、グリムは少し姿勢を正してジローを見ながらこう言った。
 
 
 グリム「お前らが使う“黒魔法”は俺らの使う“暗黒魔法”と似てんだよ。似ているものほど
     力を合わせやすい。そうすれば妖精どもをいっぺんに消すことができんだろ?
     ま、アクムの考えた作戦ってのはお前達を仲間に入れて妖精界を全滅させることだからな」
 
 
 初めてブラック団の目的を聞いたジロー達は、心底驚いた。
 
 
 しかし、そこでジローは少し疑問に思った。
 
 
 ジロー「なら、何故イチローまで連れて行かない?黒魔法が使えるのは我らワルモ団の5人だけなんだぞ」
 
 サブロー「・・あ、確かに。」
 
 シロー「ジロー、お前頭良いな・・・」
 
 
 ジローがもっともらしい疑問をグリムにぶつけると、グリムを少し顔を顰めながら言う。 

 
 グリム「・・・・“奴”は仲間に回すと厄介極まりない存在だからな。あえて連れて来なかったんだよ」
 
 ゴロー「・・・なんで“厄介極まりない”の?」
  

 グリム「・・・・そこまでお前達に言う必要はない!」
 
 
 ゴローが聞くと、グリムは少し間を空けた後、いくらか声をあげてそう言い放った。
 
 
 
 ――――“奴”だけは味方に回すとホントに厄介だからな・・・今のうちに抓んでおくか
 
 
 グリムは一人そう思うと、左手を前に出して、三味線を召喚させた。
 
 
 ジロー「あ!」
 
 サブロー「俺らの三味線!!」
 
 シロー「無事だったか〜!」
 
 ゴロー(なんで今更返してくれるんだろ・・・?)
 
 
 自分達の三味線が自身の手元に返ったことで、ジロー達は少しほっとした。
 しかし、“それ”が作戦の始まりの合図だった。
 
 
 三味線が突然、黒く染まりだしたのだ。
 
 
 ジロー「な・・・・!!??」
 
 サブロー「こ、これは・・・!?」
 
 シロー「なんっ・・・!?」
 
 ゴロー「っう・・・・」 
 

 三味線が黒いオーラで包まれたとたん、力が入らなくなり、ジロー達は耐え切れずに倒れた。
 
 
 


 グリム「お前らは“人質”だ。“奴”を止める為のな。」
 
 
 
 
 続く。
 
 ふぅ、疲れた疲れた><;今回はいろんな意味で精神を削ってしまった感がする・・・
 少し休まなくては!
 
 ではでは!


■ 緋龍 (37回/2012/01/25(Wed) 11:01:58/No4539)

 皆さんども☆緋龍です!今回はオリフェ・ブラック団の紹介でもしようかなと思います!
 
 では設定をチラリと。 ↓
 
 
 
 アクム:『ブラック団』のリーダー。イメージカラーは緋色。
     暗い緋色の髪をしていて、後ろに束ねている。
     ブラック団の中では一番機転が良く、多分ワルモ団のリーダーであるイチローを
     危惧している。
     
 
 ブロウズ:『ブラック団』の副リーダー的な役割を果たす、盲目の妖精。イメージカラーは藍色。
      盲目になったのは、幼い頃暗黒魔法の光(オーラ)にやられた為。
      極めて冷静な性格で、たびたび暴走するグリムやイルモを止めるストッパー係。
      ちなみに、ブラック団の中で一番の苦労者はブロウズである。
 
 
 グリム:『ブラック団』のメンバー。イメージカラーは翡翠色。短気で怒りっぽい性格故に、
      イルモと喧嘩になることもしばしばある。そのたびに、ブロウズかピラモに
      止められる。アクムの良き(?)理解者。
 
 
 ピラモ:『ブラック団』のメンバー。イメージカラーは薄い桃色。
     少し天然なところがあるものの、ブラック団の中では唯一の癒し系(?)に属している。
     性格はメンバー中もっとも優しく、聡明な美人。しかし、本気で怒った時は
     アクムでも手をつけられなくなるほど凶悪になる。グリムやイルモの宥め役に
     回ることが多い。
 
 
 イルモ:『ブラック団』のメンバー。イメージカラーはレモン色。
     ブラック団の中では一番年下。活気な性格で、よくグリムと喧嘩をする。
     ピラモを実の姉のように慕っている。アクムのことは「ボス」と言う。
 
 
 
 ・・・と、こんな感じでしょうか。
 小説には『黒いマントを羽織った5人組』と書いてあるのに、マントを羽織ってる
 妖精が少ないと言うのはどゆこと。(汗) 

 ちなみにこの5人はほっぺのマークはないですが、
 これはブラック団が妖精でも人間でもない為です。(決して描き忘れたとかでは断じてない;)
 まあそこら辺は小説で明かします><楽しみにしてください!^^
 
 ではでは!
         
      
 
 

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■ 聖華 (4回/2012/01/27(Fri) 13:48:27/No4550)

w( ̄△ ̄;)wおおっ!
とても上手いですね^^
そして、小説も上手いです
アクムがとてもかっこいいですね
プロウズも、まぁ、全員かっこいい+かわいいですね
私はゴローがすきなんです^^
なんかかわいいですよね、まぁ、ワルモ団も本当はいいやつと言う感じかな^^


■ 緋龍 (39回/2012/01/27(Fri) 14:46:12/No4551)

 聖華さんこんにちは!緋龍です!
 早速小説&絵の感想ありがとうございます!><
 
 >アクムがとてもかっこいいですね
 >ブロウズも、まぁ、全員かっこいい+かわいいですね
 
 気に入っていただけて嬉しいです^^♪
 関係ないことですが、アクムの名前の由来は『悪夢』から来ているのですよ〜^^
 後のメンバーはそれぞれの色の頭文字を取りました><
 (ブルー、グリーン、ピンク、イエローとかの・・・)
 
 >私はゴローがすきなんです^^
 >なんかかわいいですよね、まぁ、ワルモ団も本当はいいやつと言う感じかな^^
 
 ゴローは本当にかわいすぎる!!ワルモ団、根は良い人達なのになんで『悪の組織』を
 やっているのか謎ですよね(笑)
 
 ではまた!!



■ 聖華 (5回/2012/01/27(Fri) 17:28:12/No4552)

本当ですね^^きっと目立ちたいからじゃないんですか?
悪の組織やってるのは、まぁ、弱すぎて反対に目立ちすぎ
皆、もともといろんなことしていたらしいけど、
私的、ワルモ団のほうが好きですね^^b
ダークより、いいやつだし・・・本当はいい子なんだよね^^b
ワルモ団、出来て良かったと思います^^b
ワルモ団が、居ないとなんかさびしい気がしますよね^^
やっぱりやられ役が居たら、面白いですよね^^b
ではまた!!


■ 聖華 (6回/2012/01/27(Fri) 17:40:49/No4553)

もう一つ、言い忘れがありました^^
ワルモ団が本気になったら、ギャグじゃなくなりますよね^^;
ギャグがあっての、ワルモ団だよね^^
やっぱり(・∀・)イイネ!!
ワルモ団は^^b


■ 緋龍 (40回/2012/01/27(Fri) 18:41:45/No4554)

 聖華さん、こんばんは!緋龍です!^^
 コメントありがとうございます!!ではレス返しを・・・
 
 
 >ワルモ団が、居ないとなんかさびしい気がしますよね^^
 
 正直、ミルポンアニメの場合はワルモ団がいなかったら80%ほどおもしろさが
 なくなると思います><(←そんなに?;)
 
 >ワルモ団が本気になったら、ギャグじゃなくなりますよね^^;
 
 私の書く小説は割りとシリアスめが多いのですが、アニメ(公式)でも
 ワルモ団が本気を出すところを見てみたいものです><//
 一応、私個人はこんなとき ↓ になったらワルモ団は本気になると妄想してます(笑)
 
 ◎ 仲間がやられた時(又は操られた時)
 
 ◎ なにかの拍子(?)でブチ切れた時(ぇ
 
 
 ↑ これがスイッチになりそう><;
 特に仲間思いのイチローはこのスイッチが入りやすいです><//(私の中では)
 
 しかしワルモ団はギャグ専門キャラなだけに、シリアスな展開はそうそうないという・・・
 私としてはたまにでいいからワルモ団にもシリアスな展開をさせたほうがいいと思うのですが・・・
 どう思いますか?皆さん><
 
 ではここで!


■ 緋龍 (41回/2012/01/30(Mon) 12:28:31/No4562)

 皆さんどーもー。緋龍です!^^では小説の続きをどうぞどうぞ☆
 

  ワルモ団小説
  #『手がかり』
 
 
 
 妖精界・大図書館では、ミルモがまだチョコのレシピ本に夢中だった。
 
 
 ミルモ「にょほほ〜vvこれうまそうだなぁ〜あ!こっちも捨てがたいなぁ〜vv」
 

 と一人ぶつぶつ言ってるところ、イチローが戻ってきた。
 
 
 イチロー「・・・まだいたのか・・・・」
 

 イチローはすでに呆れ状態である。

 
 ミルモ「だってよ〜このチョコめっちゃくちゃうまそうなんd・・・ってイチロー!!
     お前なんでここに・・・!!ってあれ?俺ら確か・・・」
 
 
 ミルモのほうは完全に目的を忘れているようだ。
 いくら自分が“あの部屋”から遠ざけるように言ったこととはいえ、
 ミルモのチョコに対するものすごい執着心に、イチローはただ呆れることしか出来なかった。 
 
 
 イチロー「・・・まったく・・・南楓達を助ける為じゃなかったのか?」
 
 ミルモ「あ!!そうだった!こんなことしてる場合じゃねぇ!!お前の方はなんか見つけたか??」

 
 自分は何もしていなかったくせに・・・・と内心イチローは若干顔を顰めた。
 
 
 イチロー「・・・ああ、ちゃんと見つけたぞ。」
 
 ミルモ「おおそうか!・・・で、その本はどこにあるんだ?」
 
 
 ミルモが期待を込めた目でイチローを見る。
 するとイチローは、ミルモから少し視線をそらしながら、こう言った。

 
 イチロー「ここにはない。だが大体のことは把握した」
 
 ミルモ「そうか・・・じゃあそれを教えてくれよ」 


 “大体”という言葉に少々不安を感じるものの、“ある程度の情報しか分からなかった”と
 言うことだとミルモは思い直し、更に聞き出す。


 イチロー「・・・・ここでは言えん、場所を変えるぞ」
 
 ミルモ「え?あ、おいちょっと・・・」
 
 
 すでに踵を返しているイチローの後を、ミルモは少々戸惑いながらもついていく。
 



 大図書館の裏側にでてから、イチローはミルモに視線を戻しながらこう言った。
 
 
 イチロー「“裏世界”の行き方が分かったぞ」
 
 
 ミルモ「何!?“裏世界”って確か・・・」
 
 イチロー「そうだ。入り込んだら二度と戻れない、あの“裏世界”だ」
 
 
 ミルモ「だ、だがよ、何で楓達がそこにいるって分かるんだ?」
 
 
 ミルモは何故イチローがそんなことを知っているのか疑問だった。
 するとイチローは少し言いにくそうな顔をしてから、更にこう言った。
 
 
 イチロー「それは・・・・まぁそれ専門の本が置いてある部屋があってな・・・」
 
 
 ―――――ミルモは知る必要はあるまい。


 俺が“あいつら”に関係していることなど。 
 
 
 ミルモは思ってもいないはずだ
 
 
 このことは知らない方が、身のためだ

 
 イチローはため息をつく。
 
 ミルモはイチローのその様子に、何か知っているのかと思うが、そこはあえて聞かないで置く。
 


 話したくないなら話したくないで別にいい。
 
 
 ただ、その所為で楓達に危険が及んでしまわないか不安だ。
 
 
 
 ミルモはただ純粋に楓達を助けたいだけだ。
 

 ワルモ団のゴタゴタなんぞ知ったこっちゃない。
 
 
 
 ミルモ「・・・で?“裏世界”へはどうやって行くんだ?」
 
 
 
 妖精界に吹く風が、二人をそばを駆け抜けた。

 
 
 次回へ続く!!(かもしれない!!)←え;
 
 
 さて、イチローの言う“あいつら”っていうのは誰なんでしょうねぇ^^♪
 続きをお楽しみに〜!

 では!


■ 緋龍 (42回/2012/02/02(Thu) 11:16:40/No4567)

 皆さんどうも〜緋龍です☆それでは小説の続きです☆
 
 
 
  ワルモ団小説
  #『いざ、裏世界へ!!』

 
 
 イチローとミルモは、裏世界へ行く為に深い森の奥まで来ていた。
 
 
 ミルモ「こんなとこに来て・・・何を始めようってんだ?」

 
 イチロー「俺が裏世界へ繋がる魔法陣を描く。その上で待機しておけばいい」
 
 
 イチローはそう言うと、近くに落ちてあった木の枝で、魔法陣を描き始めた。
 
 
 ミルモ「・・・なんかやたらこまけぇ魔法陣だな・・・」
 
 イチロー「そうか?慣れてしまえばどうということはないのだが」
 
 
 ミルモは描き終わった魔法陣を見て、思わず声が震える。
 
 実はミルモは、こういう魔法陣を見るのは初めてだったのだ。
 教科書でならいくつか見たことはあるが、どれもこんなに複雑な形はしていなかった。
 
 
 イチロー「・・・ふぅ。さてミルモ、ここに立っていろ」
 
 ミルモ「お、おぅ・・・」
 
 
 イチローの言葉で物思いから我に返ったミルモは、急いでイチローの言った場所に立つ。
 
 

 イチロー「・・・よし。  ワルモでポン!!」
 
 

 ミルモ「・・・・!!!??」
 
 
 
 イチローが魔法を使うと、それに呼応するように魔法陣が光り出した。
 
 
  
 
 ――――気が付けば、そこはまるで夜の海の中にいるような感覚だった。
 

 視界いっぱいに広がった暗く、重い色をした空間に、思わずミルモは吐きそうになった。
 


 冗談抜きで、気持ちが悪い。
 
 
 
 なにか、澱んだものが蠢いているような錯覚に陥ったミルモは、叫ぼうとしたのだが、
 何故か声が出ない。
 
 

   ―――――これは根源的な、恐怖・・・?
 
 
 

 イチロー「・・・・何をぼーーっとしているのだ?貴様」
 
 
 
 イチローの声ではっとしたミルモは、後ろに立っていたイチローに振り向く。 
 

 イチロー「まさか・・・・この裏世界の空間で怖気づいたか?」 

 ミルモ「うっうるせぇやい!!////裏世界に来たんならとっとと行くぞ!!」
 
 
 イチローがからかったことが本当だった故に、ミルモは顔を真っ赤にしながらイチローより先を歩く。
 
  
 
 ――――誰でもこの空間に来た時は恐怖するものだ 

 

 かくいう自分だって。


 この裏世界では一人では絶対にやっていけない。
 
 少しでも場を和ませないと、ミルモの心が折れてしまう。
 
 
 イチローはそう思って、ミルモをわざとからかったのだ。
 
 


         そういう場所なのだ。この裏世界は。



 ―――――南楓達が壊れるのも時間の問題だな。
 
 
 
 
 イチローは時間がないと、ミルモを連れて走り出した。
 
 
 
 続く。
 
 今回はちょっと短めです^^;
 
 イチローが描いた魔法陣というのは、「奥さん、カビですよ!」でアクミが描いていた
 魔法陣を想像していただければ。^^
 
 
 それでは〜!
 


■ 緋龍 (43回/2012/02/05(Sun) 11:48:56/No4573)

 みなさんどうもです☆では小説の続きをどうぞ〜!^^
 
 
 
  ワルモ団小説
  #『悪の世界へ続く扉』
 
 

 イチロー達は、裏世界の中を走っていた。

 
 ミルモ「・・・・くそっ一体いつになったらあいつらのところに着くんだ・・・!」
 
 
 何処までも続く空間に、ミルモは舌打ちした。
 さっきから、もうずっと走り続けてる。
 もう何時間たったか分からないほど、走り続けてる。
 
 

 もう限界なのか、ミルモの足は止まってしまう。
 
 
 ミルモ「・・・ッ ハァ、ハァ、ハア・・・!」
 
 
 イチロー「・・・おい!大丈夫か?」
 
 
 イチローはさほど息を乱してはないのだが、さすがに汗を掻いていた。
 
 
 ミルモ「・・・・っくそぉ、こんな、ところで、立ち止まっ、てる、場合じゃ・・・!!」
 
 
 もはや楓達を助けられるのは、イチローとミルモしかいない。
 ジロー達が上手く逃げ出せればいいのだが、ジロー達が“あいつら”に勝てるわけがないと、
 どこかで諦めてしまっているのか。 
 
 
 イチロー「さすがに少し休んだ方が良いぞ、ミルモ・・・」
 
 ミルモ「うっるせ・・・っかえ、で達が・・・・あぶね、ぇんだ、ぞ・・・
     こんな、ところで・・・突っ立ってる場合、じゃ、ね・・・」

 
 ミルモの言うことにも一理ある。こうしている間にも、アクム達は楓達に危害を
 加えているかもしれない。
 

 だが、今のイチローにはミルモを置いていくことは出来なかった。 
 
 
 仮にこのままミルモを置いていって、一人で奪還しようと思っても、相手はあの“ブラック団”だ。
 一人では絶対に勝てない奴らなのだ。二人の方が勝率は高い。

 そして、ミルモが体験した恐怖―――――自分がしっかりせねば、ミルモの心は完全に砕かれてしまう。
 

 誰か、傍にいてやらないと――――その思いが、イチローにはあった。
 
 
 
 イチロー「・・・・・ん?」
 
 

 ふいに、空間が揺れた気がした。

 
 ミルモ「・・・・ぉい、どう、したんだ・・・・?」
 
 
 ミルモは首を傾げる。
 
 
 すると目の前には、いかにも禍々しい扉が立っていた。 
 
 その扉の大きさは、妖精であるイチローやミルモとは比較にもならないほどだった。
 
 
 ミルモ「・・・い、つのまに・・・・」
 
 イチロー「・・・・よし、行くぞ」
 
 
 ミルモは先程よりかは回復したようだ。
 イチローもミルモが回復した頃合を見て、扉へと向かう。
 
 
 
 まじかで見ると、一瞬入るのを躊躇ってしまう。
 イチローが、軽く手で押してみる。しかし、当然ながら妖精ではこの巨大な門を開けることは
 出来ない。
 
 
 ミルモ「・・・一体どう開けんだ?これ・・・」
 
 イチロー「魔法を使う方がいいかもな」
 
 
 イチローはそういうと三味線を出す。その時に軽い違和感を感じたのは、気のせいだったのか。
 
 その時のイチローは特に考えもせず、魔法を使う。
 
 
 イチロー「ワルモでポン!」
 
 
 するとあっけなく扉が開いた。
 
 
 ミルモ「・・・俺が魔法を使えばよかったんじゃね?」

 
 イチロー「そんな体ではマラカスを振るう気も起きまい。どっちにしろ扉が開いたのだ。
      先を急ぐぞ!」
 
 

 扉が開ききったのを見計らって、イチローとミルモは扉の中へ駆け出して行った。
 

 
 続く。
 
 今回もちょっとばかし短めです^^;
 そして今回のイチローはやたらと優しいです。
 う〜ん、私が書くと妙に優しくなるなぁ・・・気のせいか?
 
 それでは〜!^^/
 
 


■ 緋龍 (44回/2012/02/07(Tue) 13:28:31/No4580)

 皆さんこんにちは〜!緋龍です☆それでは小説の続きです!><

 
  
  ワルモ団小説
  #『アクムとの関係』
 
 
 扉を潜ると、そこは悪魔が棲んでいそうな、これまた禍々しいアジトがあった。
 

 
 ミルモ「ここがブラック団のアジトか・・・?」

 イチロー「ああ。気をつけろ、罠があるかもしれん」

 
 二人はアジトに向かってまた走り出した。
 扉を通った時点で体力が回復していたミルモは、早く楓達を助けてチョコを食べようと
 考えていた。

 

 アジト前まで来た二人は早速中へと入っていく。

 しかし


 イチロー「・・・・・!!!」

 ミルモ「・・・!!??何だ!?」


 
 アジトへ入った直後、地響きを立てながら空間がゆがんでいく。

 
 
 ―――しばらくたってようやく揺れがおさまったと思ったら、目の前の景色が変わっていた。


 
 ミルモ「なんだ!?どこだよここ!?」


 
 イチロー達の見た光景は、荒地が広がっていただけだった。 
  
 
 イチロー「少し落ち着け!ふむ・・・どうやら誰かが場所を移したか何かしたんだろう」

 
 イチローは少し混乱気味のミルモをけしかけ、自分達自身が移動したのではと考える。
 

 

 アクム「――――久し振りだな、イチロー“先輩”」




 後ろから声が聞こえて、すぐさま振り返る。

 
 
 イチロー「お、前は・・・・」



 ミルモ「ブラック団!!!」



 イチローとミルモが振り向いた先には、ブラック団が立っていた。

 先頭に立っているアクムはミルモなど目もくれずに、イチローを正面から見据える。

 
 アクム「・・・しばらく見ない間に少しマヌケになったようだな、イチロー“先輩”」


 イチロー「・・・・その“先輩”呼びは止めろと言った筈だぞ、アクム」



 イチローはアクムの“先輩”呼びに反応する。

 ミルモはそのやり取りを見て、アクムとイチローは何か関係あるんじゃないかと疑う。
 
 
 ミルモ「おい、お前らはどういう関係なんだ?答えによっちゃあ・・・・」

 
 そう言うとミルモはイチローとアクムに対していつでも攻撃できるように構える。
 もしイチローがブラック団の仲間であったら、捕まえて楓達の居場所を吐かせられるように。

 
 するとイチローは、ミルモに視線をやりながら答える。




 イチロー「・・・俺とアクムは、妖精学校時代の仲間だ」



 
 ミルモ「何だと・・・・!!???」
 
 
  
 衝撃の事実に、ミルモは驚くことしか出来なかった。

 
 
 イチロー「正確には先輩後輩関係だったがな。それ以外はなんの繋がりもない。
      おしゃべりはここまでだ!さぁ、ジロー達を返してもらうぞ!!」

 
 イチローはそこまで言うとアクムと向き合って交渉しようとしたが・・・

  
 
 グリム「そりゃあわりぃな。お前らの仲間はすでに・・・」


 ブロウズ「洗脳済みだ」
 

 グリムとブロウズが、イチロー達の“もしかしたら”という気持ちを簡単に砕く。 

 そして、ブラック団の後ろから現れたのは、魔法で操られたジロー達だった。 



 ジロー『お前ら!観念した方がいいぞ』

 サブロー『イチロー、お前と殺り合える日が来るなんてな』

 シロー『手加減無しでいくぜ?覚悟しろよ!』

 ゴロー『リーダー権をかけて勝負だ!!』
 

 ジロー達はイチローに対して、勝負するようけしかけている。


 
 ――――闘いたくない。
 


 イチローが最初に思ったのはこれだった。 

 
 仲間を操られて平気な奴なんていない。むしろ怒り狂うはずだ。


 自分も、恐らくそうだから。

 
 仲間を操られたことで、我を忘れ、怒り狂い、アクムを倒してしまうかもしれない。


 
 本当は助けたかった。あの時、ジロー達が捕まった瞬間、奴らに一発殴り飛ばしたかった。 
 


 だが、出来なかった。


 
 どこかで恐怖していたのかもしれない。“あの日の再来になりはしないか”と
 
 
 そんな気持ちなんて、あいつらには全然関係ないことではないか。

 
 また、自分が振り回してしまったのか。


 あの時、助けられるチャンスはいくらでもあったはずなのに、それをしなかった。

 
 その結果が、ブラック団の操り人形になってしまった。


 
 ――――――自分の所為だ。


 
 ジロー達がイチローに向かって走り出したのを、イチローはただ見ていただけだった。


 続く。


 ただ単に自分のしなかったことを後悔するイチローが描きたかっただけというのは
 内緒でござい。><(言ってんじゃねぇか)
 
 ではでは!^^


■ 緋龍 (45回/2012/02/11(Sat) 10:49:45/No4587)

 皆さんどうも☆緋龍です!早速小説の続きをどうぞ!

 
 
  ワルモ団小説
  #『操られた仲間』


 一通り見渡せる荒地で、ジロー達の攻撃は続く。


 ジロー『せいっ!』
 
 ミルモ「うわっ」

 サブロー『おらぁ!』

 イチロー「おいやめ・・・」

 シロー『これでも喰らえ!』

 イチロー「・・・っおい!よせと言っている!!」

 
 ゴロー『でやぁ!』


 ジロー達の攻撃を紙一重でかわすものの、ゴローに不意をつかれ、イチローは
 遠くまで飛ばされる。
 
 
 ミルモ「お、おい!大丈夫か!?」

 イチロー「・・・ああ、なんとかな」

 
 “なんとかな”と言いつつも右肩を抑えている。
 どうやら吹っ飛ばされた衝撃でかなりダメージを負ったようだ。

 
 アクム「こいつらには何言っても無駄だ」

 ミルモ「どういう意味だよ!」
  

 アクムはイチローとミルモを見て、ありのままの事実を口にする。

 
 アクム「こいつらの楽器に洗脳魔法をかけておいたのだ。我らが解かない限り
     ずっと操られたままだ。諦めるんだな」


 イチロー「・・・・・・・」

 
 その言葉にイチローは顔を顰める。

 
 洗脳魔法は黒魔法の得手分野だ。それはイチローが一番よく知っている。
 さらに“暗黒魔法”はワルモ団が使う黒魔法よりもずっと強力なのだ。
 その暗黒魔法で操られてしまったのなら、助ける方法はほぼ皆無に等しい。

 
 それでも。


 それでも何か方法はないかと、イチローが考えてる間、ミルモはあることに気づく。


 ミルモ「・・・ん? おいお前ら!ムルモ達はどこへやった!」


 そう。さっきからムルモ達の姿が見えないのだ。
 まだ操られてしまっていないなら、まだ助かるかもしれない。
 


 しかし、ミルモの期待はまたも捨てられる。



 ブロウズ「あいつらは俺が洗脳して妖精界で大暴れしている」


 
 ミルモ「何・・・・!??」


 イルモ「ちょーどあんたらがここに来たのと入れ違いで妖精界に行ったわ」


 何か最近、驚いてばっかりだ。

 驚きすぎて、もうどんな事態でも驚くことはないだろうとか色々考えていたのに。
 


   ―――――ムルモ達が、洗脳された――――?

 


 洗脳された、ということはつまりそういうことで。

 
 ムルモ達を洗脳したのなら、恐らく結城や楓も―――――

 
 ミルモ「くそ・・・!!!!」
 
 

 ミルモは仲間をどうやって助けるか、必死に考えていた。


 続く


 今回も短い・・・申し訳ないです><;
 戦闘シーンとか書けない・・・・漫画の方がずっとラクですな。^^;
 
 それでは〜!
 


■ こやまる (1163回/2012/02/12(Sun) 21:49:47/No4599)
http://www.murumoya.com/


緋龍さん、皆さん、こんばんは☆

イチローだけ特別扱いされていたのは、過去が関係していたのですね。
でも過去は過去で、今は今。
この後はイチローの頭脳とリーダーシップの見せ所ですね。
「イチローばっかり目立ってずるいぞ!」という他の4人の声も聞こえてきそうですが、正直なところイチロー以外でこの役が出来そうなキャラはいない気がします(笑)。

> 私としてはたまにでいいからワルモ団にもシリアスな展開をさせたほうがいいと思うのですが・・・
> どう思いますか?皆さん><
「何を言う! 我らの活躍はいつもシリアス展開だ」
とワルモ団は言いそうです。
実際の所、いろいろな幸運が重なっていつもいいところまで作戦は成功するのですが、あと少しが足りないんですよね〜。
今回もいつものワルモ団らしさが出るのか、それとも…!?

それでは続きをお待ちしています。


■ 緋龍 (49回/2012/02/14(Tue) 18:14:30/No4603)

 こやまるさんこんにちは!緋龍です!コメントありがとうございます!^^
 
 >「イチローばっかり目立ってずるいぞ!」という他の4人の声も聞こえてきそうですが、 
 >正直なところイチロー以外でこの役が出来そうなキャラはいない気がします(笑)。
 
 イチローだからこそ出来るもの出来ないものってありますからね〜^^
 リーダーであるイチローはまさにうってつけの役でしょうか。
 
 >「何を言う! 我らの活躍はいつもシリアス展開だ」

 え?そうなのかい?(汗;)

 ワルモ団って元々コミカル系だから、シリアスな展開はそーそー舞い降りては
 来ないのでしょうな。^^;その分私が気が向いた時にでもシリアス漫画を描いてあげましょう!
 気が向いた時にでも。(何故二度言う・・・byワルモ団)

 ではでは! 


■ 緋龍 (50回/2012/02/14(Tue) 18:54:22/No4604)

 皆さんこんばんは〜☆緋龍です><それでは小説の続きです!
 
 
  ワルモ団小説
  #『消されていく妖精』
 
 
  
 イチローとミルモが亜空間内でブラック団と戦っている間、暗黒魔法で操られた
 リルム、ムルモ、ヤシチは妖精界で暴れまわっていた。
 
 妖精学校では・・・・ 


 リルム『おらおらおらぁ!皆消え去れですわぁ!!』


 アンナ「ちょ・・・ちょっとリルム!どうしたのよ!?」
 
 ペータ「リルムの様子がおかしいだべ!」

 ガビン「ガビ〜ン!一体どうしたらいいのぉ・・・?」
 
 ビケー「まぁまぁリルム。この美しい花でも見て心を落ち着かせたらどうだい?」
 
 リルム『余計イライラしますわ!!おおぉぉぉぉおらああぁぁぁ!!!!!』 
  
 
 アンナ達「「「「うわああああ!!!」」」」

 
 
 パピィ「ム、ムルモ・・・あんた一体どうちたの!?ねぇったら!」
 
 ムルモ『ごちゃごちゃうるさいでしゅ!早く消えろでしゅ〜!!』
 
 パピィ「きゃあああ〜〜〜!!!」


 忍者村では・・・ 


 サスケ「ヤシチのアニキ!落ち着くだぜ!」
 
 ハンゾー「ぼ、僕達何か悪いことしたのら〜?」
 
 ヤシチ『やかましい!とっとと失せるのだ!!』
 
 ヤマネ「ヤ、ヤシチ兄様・・・!」
 
 ヤシチ『お前達の顔を見るだけでも頭にくるぞ!はぁ!』

 サスケ達「「「わああああ!!!!」」」


 
 妖精学校でも、忍者村でも、黒い光が後を絶たない。
 マルモ達もこの事態に全兵士を出動させたが、その兵士達も消されていく。 
 マルモ「ええい!どうなっておるんじゃ!残りの兵は!?」 
 
 大臣「も、申し訳ありませんマルモ国王様!今の兵で全員です!」
 
 サリア「そうなのですか?」
 
 妖精界における緊急事態にさすがの冷静なサリアも驚かずにはいられない。
 
 
 マルモ「こうなったらワシの魔法で・・・!!」
  
 すでに万策尽きたといってもいいこの状況から、マルモは自分で何とかしようとする。


 大臣「そ、それは危険です国王様!!」
 
 マルモ「ええいどけ!民衆を守るのが国王としての勤めじゃ!!その勤めを果たせんでどうする!!」
 
 
 大臣はマルモを羽交い絞めにして何とか止めようとするが、マルモは暴れて抵抗する。
 
 

 ムルモ『おやぁ?お父たま達おそろいのようでしゅねぇ〜?』


 
 いつの間にか、ムルモがマルモ達の後ろに立っていた。
 
 マルモ「ムルモ!無事じゃったのか・・・!」
 

 マルモはムルモの姿を確認でき、涙がでそうになるが、すぐに異変に気づいた。
 

 ムルモ『お父たまもお母たまも大臣しゃんもみ〜んな消えるでしゅ!!』
 
 


 しかし、気づいた時には、遅かった。


 
 続く。
 
 短い!!!も、申し訳ありませぬ〜・・・><;
 
 しかし、なんと極悪な・・・妖精界が大変なことに〜・・・><;


■ 緋龍 (51回/2012/02/17(Fri) 15:53:08/No4605)

 皆さんこんにちは〜!緋龍です☆早速本編をどうぞ!

 
  ワルモ団小説
  #『黒魔法VS暗黒魔法』

 
 亜空間では、仲間をどう助けるか必死に考えていたミルモとイチローがいた。
 
 ミルモ「くそーどうしたらいいんだよ・・・!」
 
 
 ミルモは頭を抱えて、呻きながら考える。
 
 
 ムルモ達は妖精界で暴れているとなると、まずは目の前にいるワルモ団の洗脳を
 解かなきゃいけない。
  
 しかし、暗黒魔法による洗脳を解く方法はブラック団の意思でないと解けない仕様にされている。

 ということは、ブラック団をやっつけるしかないわけだ。
 
 だが、最初にブラック団を倒そうとすると操られたままのワルモ団が邪魔しにくる。
 
 
 このややこしい事態に、次第にミルモは追い詰められていく。

 
 そして、ミルモが出した結論は―――――
 
 

 ミルモ「・・・おい、イチロー・・・」
 
 イチロー「何だ」 



 ミルモ「俺が囮になるからオメーはその隙にアクムを倒せ」
 
 
 
 突然、ミルモがとんでもないことを言い出したのだ。
 さすがにイチローはびっくりする。

 
 イチロー「・・・お前、何を言っている?一人では絶対に不利だ」
 
 
 アクム「先輩の言うとおりだ。貴様一人でこの多勢に勝てると思っているのか?」
 
 
 アクムの“先輩”呼びに一瞬イチローはアクムを睨みつけるが、すぐに視線をミルモに戻す。
 
 
 ミルモ「・・・うっせぇ!そんなんやってみなきゃ分かんねぇだろ!!」
 
 
 ミルモにしてみれば、かなり追い詰められた状況なのである。

 もしかしたらダアクの時よりひどいかもしれない。
 あの時は仲間がいたからなんとか勝てたが、今はその仲間が操られ、妖精界で大暴れしている。
 
 自分の隣にはイチローがいるが、元はといえば自分達は敵同士なのだ。
 今回はたまたま利害が一致したから一緒に行動しているだけであって、
 仲間になったわけじゃない。
 

 つまり、イチローがいつあっちに寝返っても不思議はないのだ。

 
 
 もしそうなったら、本当に自分一人でやるしかない。
 
 
 一人で勝てるわけがないのは知っているが、それでも、ブラック団にいいように
 扱われている仲間達のことを想うと、黙っているわけにはいかなかった。  
 
 ミルモ「行くぜ!」

 
 ミルモはそう言うと前に駆け出し、魔法を使うためにマラカスを出す。
 
 
 ミルモ「ミルモでポン!」
 
 
 パアアア、と光を出して現れたのは、太い縄だった。

 これでジロー達を縛るつもりなのか。
 
 
 しかし、ブラック団に操られているジロー達は、難なくそれを避ける。

 
 ミルモ「くそ! ミルモでポン!!」
 
 
 今度は、複数の岩弾を出す。
 
 ・・・もしかしてそれをジロー達に投げるつもりではないだろうな・・・? 
 
 イチローの思ったとおり、ミルモはその岩をジロー達に投げつけている。
 
 
 イチロー「ミルモめ、ジロー達に怪我をさせたらただではすまんぞ・・・」
 
 
 我ながら保護者のようなことを言うなと内心嘲笑いながら、アクムを見る。
 
 
 グリム「止めなくていいのかよ?仲間が怪我すんぞ」

 イチロー「どうせ言っても聞かんのだ、言ったところで意味などない」

 
 グリムの問いに、イチローは軽くため息を吐きながら答える。

 確かに、今のミルモは他の意見を聞き入れなさそうだ。
 
 

 イチロー「では、俺もそろそろ・・・ ワルモでポン!!」

 
 イチローは三味線を出すと、すぐに魔法をかける。

 
 出てきたのは、長い槍のような形状の、刃物。

 
 イチロー「いけっ!!」


 イチローが合図すると、呼応したように刃物がアクム達に向かって飛んでいく。
 
 アクム達は顔色を変えることなく、そして難なく攻撃を避ける。
 
 しかしイチローもそれを予想していたのか、続けざまに魔法をかける。
 

 イチロー「ワルモでポン!」
 
 
 すると地面に突き刺さった刃物が突然分散し、散り散りに飛んだアクム達を追うように
 攻撃してくる。
 
 アクム「・・・っ!」

 さすがに空中では避けきれないのか、暗黒魔法を駆使してイチローの攻撃を防御する。

 
 アクム達の作った盾に当たった刃物は折れて、消えた。
 
 アクム達はそれぞれ地面に着地した。
 
 
 イチローはまだ攻撃態勢に入ったままだ。
 
 
 グリム「おいアクム、あいつ俺らを殺す気満々だぜ?どうするよ?」

 
 グリムはこの後どう攻撃してくるか想像できないイチローを見て、アクムに聞く。


 アクムは、少し考えた後、決断する。


 
 アクム「・・・しょうがない、元に戻るぞ」

 
 
 イルモ「・・・え」

 ピラモ「・・・本当によろしいのですか?」

 ブロウズ「・・・ボスがそうおっしゃるなら、それも定め・・・」

 
 グリム「・・・・しゃねぇか」
 


 一体何を始めようと言うのか。戦っている最中にイチロー達の様子を見ていたミルモは思う。


 しかし、イチローだけは分かっていた。


 アクムが、“元に戻る”ということの意味を。
 

 
 アクム、ブロウズ、グリム、ピラモ、イルモの5人が集まって手を合わせ、唱える。



 「「「「「――― originally return. ―――」」」」」



 5人の影は、黒い霧に包まれた。


 続く。

 ふう。そろそろこの小説も終盤かな?次は何の話を書こうかなぁ・・・(気が早すぎる!!)
 
 最後の英語は「オリジナリィリターン」と言います。(かなり無茶ですが;)
 オリジナリィ=元来、リターン=戻るで『元に戻る』。
 ・・・そうですね。むちゃくちゃですね。(A=▽=;ハハッ)
 英単語を並べただけで英文にはなっていないという・・・
 ・・・ハハッ(嘲笑)英語の成績が1か2で安定していた緋龍に隙はなかった!!
 
 それでは!(最後にドヤ顔をする馬鹿な奴がここに;)

 
 


■ 緋龍 (52回/2012/02/17(Fri) 21:01:52/No4606)

 どうも☆小説の続きです〜
 
  ワルモ団小説
  #『ブラック団は五人で一人』
 
 
 黒い霧が晴れた頃、イチロー達の目の前に現れたのは、たったの一人だった。
 
 
 ミルモ「・・・な・・・!」
 
 
 ミルモはその姿に唖然とする。
 
 
 暗い緋色の髪の先端は黒く塗りつぶされているようで、右目は普通だが、
 左目が緑色の隻眼だった。
 
 アクムでもなく、ブロウズでもなく、グリムでもなく、はたまたピラモでもイルモでもない。
 



 誰だ、こいつは。




 イチロー「・・・やっと戻ったのか、アクム」
 
 
 イチローは、目の前に立っているアクムに声をかける。
 
 
 ミルモ「え!?おい、あいつアクムなのかよ!」
 
 
 ミルモはここで初めて理解する。
 
 

 ブラック団の五人が、一つになったと。


 
 アクム「俺らは・・・ブラック団は、五人で一人だ」

 
 アクムは一歩近づき、イチローとミルモの距離を縮める。
 
 ちなみにジロー達はというと、アクムの方を向いて片膝をつき、服従している姿勢をとっている。
 
 
 ミルモ「・・・どういうことだよ」


 ミルモはまだ、事態を飲み込めないでいる。
 
 それを見てイチローは、少し間を空けて説明する。

 
 イチロー「・・・・昔、奴と黒魔法について調べたことがあってな。それである日、
      アクムが何を思ったのか知らんが、長いこと封印されていた黒魔法の
      暗示を解いてしまった」
 
 

 アクム「それで俺は、命を落とした」



 ミルモ「何・・・!!??」
 
 
 さすがにこれは驚いた。まさか本当はこの世に存在していなかったなんて。
 じゃあ、自分の目の前にいるのは・・・・?
 
 その事実を考えただけで顔が青くなる。
 幽霊嫌いのミルモにとってはまさに天敵とも言える相手だ。
 
 そうとは知らずにイチローは説明を続ける。

 
 イチロー「つまり今は存在するはずがない。・・・・心だけ生きていたということか」
 
 
 イチローは嬉しいような、悲しいような顔をする。
 
 心だけでも生きていたことに喜ぶべきなのか、それともこうして魔法自体に飲み込まれたことを
 怒るべきなのか。

 

 今、ここにいるのはあの頃共に馬鹿をやって笑い合っていた“アクム”とは違う。
 
 

 そう思い直し、イチローは魔法を使おうと体勢をとる。  

 
 それを見たアクムは、同じように攻撃態勢をとった。


 
 ミルモは、ここは自分が関わることじゃないと思い、イチローが戦いに専念できるように
 ジロー達の相手をするのだった。
 
 
 続く。
 
 やっと数話で終わりそうです。
 本当はこの後にも色々書きたかったのですが、時間的にアレなので明日書きます。(予定です。)
 アクムの本当の姿も明日載せる予定。
 
 では!


■ 緋龍 (53回/2012/02/18(Sat) 14:32:20/No4608)

 皆さんこんにちは!緋龍です!
 昨日のスレで『アクムの本当の姿を載せる』的なことを言っていたので、
 載せてみようかと思います!

 
 こんな感じになりました。一度、他の髪に描いてみて文章を打ち込んだのですが、
 ・・・・うーん、もうちょっと改良の余地はあったはずなのだが・・・><;
 と悩みましたのですが、「しゃあねぇか!」と妥協するに至りました。(笑)
 
 それぞれ5人の特徴を考えて取り入れるのが思ってたよりも難しくて苦戦しました・・・><;
 見た目はあんまり分裂していた時のアクムと変わらないですが、なんかちょっと違う感じが
 出てる雰囲気を出してみたかったのでこんな風になり申した。
 
 
 それでは!

300×300

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■ 緋龍 (54回/2012/02/18(Sat) 16:10:37/No4609)

 どうも☆緋龍です!さっきのスレの文章が意味不明でスンマセン><;
 おまけに文字色緑にしてないし。。
 緋龍、あんた疲れてんのよ・・・・
 
 それはそうと、小説の続きです☆
 
  
  ワルモ団小説
  #『共鳴する楽器』

 

 亜空間で、轟音が聞こえる。

 
 イチロー「ワルモでポン!!」

 
 
 イチローは魔法で岩を出して、アクムに向けて攻撃する。
 
 
 アクム「甘いな」
 
 
 しかし、当たる寸前のところで避けられてしまう。
 
 
 このままでは、キリがない。
 
 
 ミルモは攻撃してくるジロー達をかわすのが精一杯で、こちらに加勢できそうもない。
 
 
 やはり、自分でやるしかないのか。

 
 アクム「・・・何故攻撃してこない?」
 
 
 体勢をとるだけで攻撃してこなくなったイチローを見て、アクムは不審に思う。
 
 
 イチロー「・・・・ふん、次はどう攻撃するか考えているだけだ」
  
 
 イチローはただ不敵に笑い、実際に考えていることと違う答えを出す。
 
 
 
 ―――― “あの頃”のアクムとは違う。
 
 

 一緒に笑い合っていたアクムとは。
 

 たとえ姿形を真似ても、心が生きていても、本当はもうここにはいないのだから。
 
 
 ここは気持ちを切り替えて戦うしかないな。


 
 イチロー「ワルモでポン!!」
 
 
 今度は細長い縄を出す。
 
 これでアクムを縛り付けるというのは見え見えだが、イチローは百も承知だ。
 
 
 予想通り、アクムは縄を避けた。
 
 イチロー「ワルモでポン!!」

 そして続けざまにまた魔法をかける。


 さっきからこれの繰り返しだが、着実にアクムを追い詰めてる感が確かにイチローにはあった。  
 
 

 後もう少しで勝てる。

 
 しかし、もう少し魔力(パワー)が足りない。
 
 
 

    ――――― こんな時に仲間がいれば ――――― 



 アクム「隙だらけだぞ」
 
 
 イチロー「・・・!!? しまっ」


 イチローがはっと気づくが、アクムに不意をつかれてしまった。

 アクムの出した衝撃波で吹き飛ばされる。


 ミルモ「!?おいっ大丈夫か!?」


 ミルモ達の近くまで吹き飛ばされたイチローはとっさに体勢を立て直す。

 ミルモ「大丈夫か!?肩怪我して・・・」 

 イチロー「っ・・・・・・大丈夫だ」



 口では大丈夫だと言っているが、本当は一瞬気を失いかけた。
 

 それも無理はない。
 

 なんせイチローは、暗黒魔法の衝撃波をモロに受けてしまったのだから。  
  
 無事でいるほうがどうかしてるというやつだ。


 
 イチロー「・・・ジロー達はどうした?」
 
 
 イチローは、さっきまでジロー達と戦っていたミルモを見る。
 
 
 ミルモ「けっ確かに強かったけどよ、この俺にかかりゃあ楽勝だゼ!」
 
 
 ミルモが後ろに視線をやったので見ると、ジロー達が縛られて気絶していた。
 
 ・・・アクムに強化されたと言っても、所詮はワルモ団か。
 
 
 ミルモが戦い終わって最初に思ったのはこれだった。
 
 
 イチロー「・・・ふん、ジロー達の方が終わったのならコッチを手伝えミルモ」
 
 
 ミルモ「・・・けっ言われなくてもやってやるぜイチロー!」
 
 
 二人の視線はアクムに向かう。
 
 

 すると突然、楽器が目の前に現れたのだ。
 
 
 
 イチロー「うお!?」

 ミルモ「なんだ!!??」
 
 

 三味線とマラカスが光っている。
 


 ―――― これは、まさか。


 
 続く!!
 
 中途半端のように感じますが、これ仕様なのですお。
 
 ごおるでん見てた人は多分ここで二人が何をするか分かったはずです。
 
 というわけで、次回はいよいよ最終回!!
 
 楽しみにしていてください!
 
 それでは!


■ 緋龍 (55回/2012/02/19(Sun) 15:31:27/No4612)

 皆さんこんにちは!緋龍です!いよいよこの小説も最終回です!
 ではどうぞ☆
 
  
  ワルモ団小説最終回
  #『イチロー&ミルモVSアクム 決着の時』
 
 
  
  三味線とマラカスが光っている。
 
 
 この光景は、見たことがある。
 
 

 イチローとミルモはこれから自分達が何をするのかが分かり、お互い皮肉っぽく笑う。


 ミルモ「やるしかねぇか」

 イチロー「そのようだな」


 二人はうなずき、ほぼ同時に楽器を手にする。


 
 ――――― これは、楽器が共鳴して起こる現象。


 
 イチロー「ワルモで・・・」


 ミルモ「ミルモで・・・」



    悪の組織であるイチローと、


    里の王子であるミルモの、
  


   ―――――― セ ッ シ ョ ン 魔 法 ――――――



 イチロー&ミルモ「「 ポ ン !!!!」」


 
 パアアア、と強い光を放った衝撃波が、アクムに向かって飛んでくる。


 アクム「ふん、何だこんなもの・・・」


 アクムはすかさず己の出した黒い衝撃波で応戦する。

 
 
 アクム「・・・・・・っ!!!」


 イチロー「・・・・っ!」

 ミルモ「・・・・っ!」



 長い時間のつばぜり合い。


 しかし、ある一方の光が押し勝った。


 
 その光の持ち主は――――――


 
 イチロー&ミルモ「「 いぃけぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!!! 」」
 
 
 イチローと、ミルモだった。
 
 
 光は、アクムの黒い光を消し去り、そのまままっすぐにアクムの方へ向かう。
 
 
 
 アクム「・・・!!?? バカなっ・・・・」


 

 そして爆音と共に、アクムの影が消えたのだった。




 ――― 妖精界では、黒い光が突然消え、元通りとなっていた。



 ヤシチ「・・ぅう、く・・・!?ハ、ハンゾー!サスケ!それにヤマネも!!大丈夫か!?
     というか何故拙者はここに!?」


 ハンゾー「・・・?なんだったのら・・・?」


 サスケ「あ、ヤシチのアニキ!おかえりだぜ!」

 ヤマネ「わ、私何故ここで寝ておられたのでしょう・・・?////お恥ずかしい///」
  
 

 リルム「ううん・・・・?あら?私何故妖精学校にいるんでしょう?」

 
 アンナ「ああ!もうビケー!皆も!こんなとこで寝てちゃダメでしょ!」
 
 ビケー「う〜ん、あと一分だけ・・・」

 
 アンナ「ビケーったら・・・!」


 
 ムルモ「・・・ほぇ?ここお城じゃないでしゅか!どうしてここに・・・?」


 マルモ「おおムルモ!帰ってきておったのか!」

 サリア「貴方の好きなマシュマロもありますよ、食べますか?」

 ムルモ「ほぇ!?マシュマロでしゅか!?食べるでしゅ!!」

 大臣「国王様、そろそろお時間ですぞ」

 
 
 結城「・・・ぅぅう、・・・?ここは・・・?」

 
 楓「・・あ、結城君!大丈夫だった!?」

 
 結城「南・・・ああ、まぁなんとか」
 
 楓「よかったぁ〜」


 楓と結城は、お互いの無事が確認でき、そっと胸をなでおろす。


 一方、イチローとミルモはというと――――


 
 ミルモ「・・・なんだったんだ、今の魔法」

 
 イチロー「び、びっくりしたぞ・・・」


 二人は自分の楽器に何が起こったのか把握していなかった。
 ミルモは仲間とのセッション魔法は何回もしているが、イチローとのセッション魔法は
 もちろん初めてで、何故楽器が共鳴したのか不思議だった。

 

 トプル「なんとも珍しいセッション魔法だねぇ」

 
 
 ミルモ「トプル!」

 
 イチロー「おわっ!?」

 

 ミルモ達の前に突然現れたのは、楽器職人のトプルだった。
 
 イチローはトプルとは初対面なので、急に目の前に現れたことにびっくりした。
 
 ミルモ「ようトプル、なんで俺のマラカスとイチローの三味線が光ったんだ?」 

 トプル「三味線とマラカスのセッション魔法の例は今まで見なかったからなんとも言えないが、
     基本セッション魔法は楽器同士が共鳴、つまり楽器がお互いに心を開かなければ
     出来ないといわれているんだ。」  
 
 
 イチロー「 ? ということはつまり・・・」

 
 トプル「そう、三味線とマラカスがお互い心を開いたってことだねぇ。
     この二つの組み合わせはどうも、とても強い衝撃波を生むみたいだねぇ」
 
 

 イチローとミルモは顔を見合わせる。
 

 そしてお互いに笑う。
 


 心が開く、ということはまぁつまりそういうことだ。

 
 だからといって、イチローとミルモは仲間となったわけじゃない。

  
 たとえ楽器が心を開いても、当の持ち主は敵同士なのだ。
 

 その微妙な関係を持ってしまったことが、なんかおかしかった。 
 
 
 
 イチローは、ふとアクムが立っていた場所を見る。
 
 
 今はそこに立っているものはいない。

 
 ただの荒地だ。

 
 
 ミルモ「・・・おい、行く」

 イチロー「分かっている」



 イチローはミルモの会話を遮り、ジロー達のほうへ向かった。
 


      事件から、数日 ――――― 


 人間界
 

 楓「あ、結城君〜!おはよ〜!!」
 
 結城「南・・・オッス・・」
 
 楓「今日もいい天気だね〜こんな日はピクニック行きたいね!」
 
 結城「ああ・・・そうだ」
 安純「結城く〜ん!お・は・よvvv今日もいい天気ね〜vv」
 
 楓「ああ!!日高さん!!結城君にくっついちゃダメ〜!!!」
 
 安純「あら、南さんいたの?」
 
 楓「いたわよ!」
 
 松竹「南さ〜ん!おはよう!!」


 人間界ではいつものように、楓と安純が喧嘩をして、結城がいつも苦労する。
 そして松竹も加わり、楓に話しかけようとする。
 
 これがいつもやっている風景。
 
 すでに見飽きているほど、同じパターンを繰り返す。
 
 
 ミルモ達も、それは同じ。
 
 
 ミルモ「ホントよくやるなぁ、あいつら。」
 
 ヤシチ「全くだ。」
 
 ムルモ「珍しいでしゅねぇ、二人の意見が合うなんて」
 
 リルム「やはり、仲良しですのね♪」

 ミルモ&ヤシチ「「仲良くない!!!!!こいつだけはまっぴらごめんだ!!!」」
 
 ムルモ「息もぴったりでしゅ。気持ち悪いくらいに」
 
 ミルモ&ヤシチ「「なにぃ〜!!??」」
 
 リルム「まぁまぁミルモ様、落ち着いてくださいまし。ヤシチさんも・・・」
 
 
 本当に、変わらない。

 変わらないといえば、こいつらも。


 
 「「「「「ハーッハッハッハッハッハ!!!!!」」」」」
 
 
 
 むかつくほどカン高い笑い声を出して、ミルモ達の目の前に現れた。
 
 
 ミルモ「だ・・・誰だ!?」
 
 ミルモが振り向くと、その黒い影はさっと並び直し・・・・
 
 


 イチロー「この世に闇があるところ・・・」
 
 ジロー「恐怖と悪があるところ・・・」
 
 サブロー「風と共に現れて・・・」
 
 シロー「風と共に去ってゆく・・・」

 ゴロー「我ら五人の黒い影・・・」
 
 
 イチロー「イチロー!」
 
 ジロー「ジロー!」
 
 サブロー「サブロー!」
 
 シロー「シロー!」
 
 ゴロー「ゴロー!」
 
 
 イチロー「悪の秘密組織・・・」
 
 
 5人「「「「「ワルモだ・・・・」」」」」
 ミルモ「ケツアターーーーーーック!!!!!!」
 
 
 最後のシメであるポーズを決めようとすると、ミルモの必殺・ケツアタックが炸裂する。
 
 
 イチロー「うおぉぉ!!!??あぶなぁぁぁ!!???」
 
 ジロー「お、おい!危ないではないか!!危うくひき飛ばされてしまうとこだっただろうが!!」
 
 サブロー「そうだそうだ!」
 
 シロー「普通、主役の決めポーズシーンには敵役は黙ってみているものだろう!!」
 
 ゴロー「汚いぞミルモ!!!」 
 
 
 ミルモ「うるせー!!!今日もおめぇらにかまってるヒマなんかねぇんだよ!!!」
 
 ムルモ「とっとと失せろでしゅ!!」
 

 
 いつもと変わらない日常。
 

 まるであの事件がなかったかのように。


 それは当たり前だ。

 

 なにせ楓達は、忘れているのだから。

 
 
 しかし、イチローだけは覚えていた。

 
 ふいにイチローは、空を見上げる。




 たとえミルモも忘れていようとも、


 たとえ世界がお前を忘れていようとも、

 
 俺だけはお前を覚えているぞ、アクム。




  END


 
 やっと終わったーーー!!>▽</
 
 しかし長く続いたにしては終わり方が妙にあっさりでしたな。^^;
 
 本当はイチローとアクムの昔話でも書こうと思ったのですが、エピソードが長くて
 40スレじゃ終わらないと思い、割愛しました><;
 
 亜空間からどうやって出たの?という突っ込みもなしでお願いしやす><
 簡単にいうとガイア族が助けてくれたからというむちゃくちゃな感じです;
 
 も、申し訳ござらぬ〜><;
 
 それでは!
 


■ ムラサメ・シュン (207回/2012/02/21(Tue) 08:57:32/No4613)

緋龍さんこんにちは、ムラサメ・シュンです
しょうせつを読んでみましたが上手く
まとまっていてすごいですね
ワルモ団が輝いて見えますし
敵の組織も上手くできているなあと
感じました
(こんな悪もあるんだなぁと
 思いました)
これからも緋龍さんの小説を
楽しみにしていますよ。
こんな所です

それでは。


■ 緋龍 (56回/2012/02/21(Tue) 10:46:33/No4614)

 ムラサメ・シュンさんこんにちは!緋龍です!小説の感想ありがとうございます〜><
 
 >ワルモ団が輝いて見えますし
 >敵の組織も上手くできているなあと感じました
 >(こんな悪もあるんだなぁと思いました)

 たまにはワルモ団にもスポットライト浴びせないとワルモ団が拗ねちゃうのでww
 ブラック団とかは指揮官・参謀・破壊担当(!?)・まとめ担当(?)・癒し(?)
 という感じで組織を作りました^^(私の中ではそういうイメージを持ってたのです)
 
 私の小説を楽しみにしているなんて・・・嬉しいです!
 小説の話が思いつき次第、取り組みたいと思います!
 それでは!




4467/ ワルモ小説の予告
□投稿者/ 緋龍 -19回-(2012/01/07(Sat) 14:39:57)

 皆さんこんにちは!緋龍です!
 実は、また新たにワルモ小説を書こうかな〜と考えてます。え?イチロー&イルル話のリニューアルver?(←言ってねぇ;)
 いえいえ、今回はホントに新たな小説ですよ^^♪
 
 タイトルは今考え中なのですが、オリフェの方は近々こちらにうpする予定です♪
 楽しみにしていてください!^^
 
 それでは!!^▽^/


■ 緋龍 (57回/2012/02/26(Sun) 20:53:38/No4616)

 皆さんこんばんは〜!緋龍です!!^^
 いちいち新しいスレッド立てるのもメンドイ!と思いここにカキコしております♪
 そして、またまた新たに小説を書きたいな〜〜〜〜っと思っております!
 
 もちろんワルモ団小説です♪今回はジロー中心の話になってしまうのかな?(かなっておま)
 オリフェも出るので、近々こちら(小説板)にうpする予定です^^
 
 ・・・といってもあくまで予定の段階ですが。。。。
 
 それでは〜! 




4618/ 過去のエピソード
□投稿者/ 緋龍 -58回-(2012/03/01(Thu) 10:40:54)

 皆さんこんにちは!緋龍です!前に小説の予告をしていたので今回から始めたいと思います!
 ・・・といっても連載小説にしては短くなるかもデス><;
 
 それでは、どうぞ!
 
 
  ワルモ団小説
  #『プロローグ』

 


 ―――――― 雨が、降っている。


 

        ずっと   ずっと。
 
 
 


 降り止むことを知らない無慈悲な雨は、冷徹に俺の心を冷やしていく。



 
 

 ――――――― 何故だ。




 ――――― 何故、俺はここにいる。



 


    何故 ―――――――





 続く


 
 またもシリアス。こっから先は完全な捏造もありますのでご注意ください><

 では!


■ 緋龍 (59回/2012/03/01(Thu) 11:56:53/No4619)

 皆さんども☆小説の続きです!
 
 
  ワルモ団小説
  #『この仕事』



 ある日、妖精界にある大きな屋敷(実家)で、俺はある人物と話をしていた。 



 経営者「――――― それでは、10億というのでいかがでしょう?」

 
 
 ――― また、あの話か。



 ジロー「・・・・私は何度も断っているはずだが」


 経営者「そんなことおっしゃらずに!貴方様の企業には随分お世話になりましたので、
     感謝の意を込めて持ち込んだ話です。条件は宜しいと思うのですが・・・」

 
 ジロー「・・・・ハァ・・・」 


 俺は呆れてため息を吐く。



 正直言って、かなり面倒くさい。

 この男の言いたいことは大体把握できる。


 俺に10億払うから代わりに自分の会社の誰かと結婚しろということだ。


 こういう手口での交渉は、俺らの業界ではよくある話なのだ。

 
 
 経営者「ウチの社員の一人がですね、貴方様をとても気に入られておるのですよ。
     そしてその社員もなかなかの上玉で、独身連中がかなり騒ぐほどなのですよ。
     貴方様と並んだら絵になるくらい美人ですぞ?」

 


 ――――― 結構粘るな、こいつ 



 見合いの話なんて、あくびが出るほど聞き飽きてる。

 
 俺自身、好きでもない女と付き合うのは避けたいのだ。

 
 実際に会って話をしても、ソフトに距離を置くだけで何もしない。

 

 そもそも女には興味ないし。
 
 

 俺のそんな思惑などよそに、大手企業の経営者は社員の特徴を悠々と語り続ける。
 
 
 経営者「――――― 貴方様もそろそろ良いお年頃ですし、ウチの社員も乗り気で
     おられるのです。独身連中に持っていかれる前に見合いを一つやられては
     いかがでしょうか?」 


 ジロー「断固として拒否する。」


 ぴしゃりと音がしそうなほどきっぱり断り、俺はそのまま踵を返す。
 その時、見合いの話を持ち込んだ経営者が小さく舌打ちをした。

 俺に聞こえないように小さくしたのだろうが、目の前にいた俺に聞こえないはずはなかった。
 普通なら上司などの目上の人に対しての舌打ちは失礼極まりない行為だが、これ以上
 厄介ごとを増やしたくないこともあり、俺は無視して歩き出す。


 あの舌打ちは、明らかに“失敗”と“いらだち”の色が混ざっていた。

 
 俺を見合いに誘い込めなかった“失敗”と、自分の思い通りにいかない“いらだち”と。

 
 
 この仕事は、そういう面で神経使うから嫌いなのだ。
 
 いちいち人の目を気にしていたら体がもたない。

 

 ジロー「・・・早く開放されたいな・・・・・・」



 俺は誰に言うでもなく、長い長い廊下にたたずみ、呟いた。



 続く


 お金持ちにはお金持ちなりの悩みとか不安があるんだろうなーと思って。

 では!


■ 緋龍 (60回/2012/03/02(Fri) 13:45:05/No4620)

 どうも〜緋龍です!早速小説の続きをどうぞ☆

 
  ワルモ団小説
  #『存在価値』

 
 
     ワルモ団を結成してから、数日。


 とりあえず基地がないと色々と不憫だからと、イチローの仮住宅
 (なんでも仕事をする為に借りているらしい)で拠点を張っていた。
 
 “住宅”といっても一人暮らし用として作られているわけだから、そこに5人で生活するのは
 ちょっと無理があるのでは・・・とも思ったのだが、実際見てみると結構広く、
 拠点として暮らすには充分だった。


 イチロー「さてと、まずは我々のキメポーズでも決めるか?」

 サブロー「おっ賛成〜♪やっぱり悪の組織にはキメポーズは欠かせねぇよな♪」
 
 シロー「同感!キメポーズが決まったら今度はセリフの練習な〜!」
 
 ゴロー「あ!セリフなら俺思い浮かんだのがある〜!」

 
 イチロー達は“ワルモ団”のキメポーズの話に夢中だ。
 俺は皆より少し離れた位置に座って、窓から見える青い空を眺めていた。

 こうしていると、実家にいた頃よく空を眺めていたことを思い出す。

 


 「ぉぃ・・・・・」





 「おいジロー!!」


 
 ジロー「・・・!?」


 
 ふいに名前を呼ばれて、俺は我に返る。


 
 ジロー「・・・・あ、イチロー・・・」


 イチロー「どうかしたのか?最近やけにぼーっとしてることが多いようだが」

 サブロー「どうした?」 

 シロー「大丈夫か?」

 ゴロー「どっか具合でも悪いの?」

 

 イチロー達の目に、心配の色が浮かんでいた。

 本気で心配してくれているのが分かり、俺は少々気まずくなった。


 ジロー「・・・いや、大丈夫だ。 ・・・・少し外の空気を吸ってくる」


 イチロー「・・・ああ」

 サブロー「いってらー」

 シロー「早く帰って来いよー」
 
 ゴロー「ねーセリフどうするー?」


 4人に見送られて、俺は外に出た。



 
 ――――― こうして一人で出歩けるのも、あいつらとつるんでるから出来るのだな。
 
 

 あの家にいた頃は、考えられないことだった。
 
 
 
 あの頃は「一人にしてくれ」と頼んでも、「一人では危険」「命を狙われる」などと
 色々理由付けして、なかなか一人にしてもらえなかったのだ。
 
 それでも一人になりたい時は監視カメラがセットされた部屋に入れられて、
 全然集中できなかったことも覚えている。
 
      
 
 それは家柄のせいもあるが、俺にとっては鬱陶しい以外のなにものでもない。


 しかも周りの連中は俺のことを“金のなる木”だとしか思っていなかった。
 
 
 どういうわけか俺は生まれた頃から期待され続けてきて、受けたくもない英才教育を
 半ば強制的に受けさせられて。


 24時間、365日、ずっとずっと監視され続けてきて。  


 挙句の果てには妖精学校で身分が違うからという理由で特別扱いされて友人を作ることさえ
 許されなかった。


 
 一体、自分は何の為に頑張っているのだ。



 俺は、自由な道を選択してはいけないのか?


 続く
 
 わけ分からんシメだな・・・(汗)

 それでは!
 


■ 緋龍 (61回/2012/03/04(Sun) 13:30:16/No4621)

 皆さんこんにちは!緋龍です!それでは、小説の続きをどうぞ〜!


  ワルモ団小説
  #『己の人生』
 
 
 
 ―――――― 俺の人生は一体誰が決めるのだ?  
 

 

 他でもない、自分だ。


 
 人の人生など、誰かが勝手に決めていいものではないはずだ。


 
 それなのに、何故。



 何故自分は、人が決めたレールの上を走らなくてはいけない?

 
 
 
 一体自分は、誰の為に頑張っているのだ? ―――――



 「―――― 旦那様!」


 
 ふいに名前を呼ばれ、俺は我に返る。
 

 
 ジロー「・・・・あぁ、メイド。私に何か用か?」

 
 メイドというこの妖精は、俺の使用人の一人だ。


 メイド「は、はい・・・国王様が面会にお見えなのですが・・・」


 ジロー「・・・うむ。わかった通せ。」


 メイド「かしこまりました。」

 
 
 そういうとメイドはすぐ、俺とは反対方向の廊下を駆けていった。

 

 ――― 今度は何の話だろうか。


 
 仕事の関係上、俺とマルモは色々な場で面会することが多いのだ。
 
 
 お互いの城のセレモニーや仕事の話し合い、他にはゴルフを一緒にやっていたこともある。
 
 
 しかし最近はと言うと、マルモは愚痴しか言わなくなったのだ。


 ・・・いや、マルモが愚痴を言うこと自体は別にいいのだ。

 問題は、その為だけに俺を呼ぶなといいたいのだ。

 

 俺は他にも仕事が山ほどあるのだ。いちいち時間を割いている余裕はない。


 前に何度か忠告したこともあったし、通させないようにしたこともあった。
 それでも愚痴をだらだらと言ってくるのだ、あの男は。

 
 俺もマルモのように誰かに愚痴れたらどれだけラクか。

 

 メイド「――― マルモ国王様はこちらでお待ちです。」 


 そうこうしているうちに、面会室についたようだ。



 マルモ「―――― おお!旦那殿!元気しておったか?」
 
 
 ジロー「・・・・おかげさまで」


 この時のマルモは上機嫌だが、俺はと言うとやや不機嫌そうな顔をする。もちろんわざとだ。
 
 
 マルモ「おりょ?どうしたのじゃ、機嫌が悪いように見えるが」


 ジロー「・・・今回も愚痴か?だったら早急に帰りたまえ。こっちも暇ではないのでな」


 マルモ「ははは、旦那殿はいつも冷たいのぅ、いい加減丸くならんと身が持たんぞ?」


 ジロー「余計なお世話だ」


 またぴしゃりと音が聞こえそうなほど、はっきりと棘を刺す。

 
 はっきり言って、こういう者の相手をするのは正直疲れるのだ。

 
 色々と気を使って他人の機嫌を取るのは俺の性に合わない。


 最初は色々と上機嫌で話していたマルモが、だんだんと愚痴に変わっていくのを、
 俺はただ見ているだけだった。



 一応続く。

 
 ・・・・・・・スーパーgdgdタイムの予感・・・・・・・・;;;;;
 ぐだぐだで大変申し訳ありませむ><;
 
 マルモに「ジロー殿」と呼ばせるのは少し違和感があったので「旦那殿」と呼ばしております;

 それでは!


■ 緋龍 (62回/2012/03/06(Tue) 10:56:32/No4630)

 皆さんどうもです;最近小説の調子が悪い・・・;;(スランプ状態?)
 今回もちょっとgdgdになりそうですが生暖かい目で見守ってください><;


  ワルモ団小説
  #『掟に縛られるものとそうでないもの』


 

 ―――― ワルモ団に入ってから、随分とラクになったものだ。



 屋敷の掟やら慣わしやらに縛られるのは、昔から嫌いだったから。

 

 自分がワルモ団に入って王国打倒を目指すのは、単に自分の自由が欲しいだけじゃない。




 あいつら・・・イチロー達も、想いは違えど考えることは大体皆同じ。




       この妖精界の“掟そのもの”を変えること ――――――



 それが、多分俺達に与えられた使命。


 ジロー「・・・・かどうかは分からんが、その内分かるんだろうな」


 俺はもうすぐ夕暮れになる空を見上げて、静かに笑う。



 ―――――― 我らの仕事は、まだ始まったばかりだ。



 終わり

 ( ↑えぇっ!??ちょっ終わるのか!?; byワルモ団)

 うーん、終わると言えば終わります。(汗)
 予告もしないで勝手に終わらしてゴメンナサイ><;
 しかも予告で「オリフェを出す」と言っておきながら全く出ていなかったと言う・・・
 なんてこったい(ノ□<;)あいたー
 
 最初に言ったとおり、最近ちょっとスランプ気味なので色々・・・色々ありましてですね・・・
 ホントスンマセンした〜(滝汗;)
  
 次からはちゃんとストーリー考ぇっとなんでもないです。
 
 それでは




4225/ 妖精忍者とお嬢様☆
□投稿者/ サファイア -9回-(2011/10/19(Wed) 00:06:37)


皆さんこんばんわっ♪サファイアです(*´∇`*)
前に『初☆オリフェ紹介』で予告(?)してた小説を書きたいと思います〜^^
今回はタイトルに書いてある通り妖精忍者とお嬢様のお話しです!
ちなみにお嬢様とは私のオリフェの事です☆…え?さっさと始めろって??(言ってねーよ)では始めましょう!!

『妖精忍者とお嬢様☆』
第1話 *意外とモテるんでしゅね。ヤシチしゃん*

ムルモ「マシュマロいっぱい買えたでしゅ〜♪」
大量にマシュマロを購入してご機嫌なミルモの里第二王子・ムルモが歩いていた。
どうやら妖精デパートの帰りらしい。
アロマ「あら?ムルモ様?」
ムルモ「ほ?アロマしゃんじゃないでしゅか!久しぶりでしゅね〜♪」
アロマ「本当ですね♪」
後ろをふりかえるとムルモの元婚約者・アロマがいた。
それとアロマの後ろに見たことがない女の子の妖精も。
ムルモ「ほえ…。その子誰でしゅか?」
アロマ「えっ?あっ、この子は私のお友達でミントって言うの。」
ミント「初めまして!私、アロマのお友達でミントと申します!」
ムルモ「ボク、ムルモでしゅ!よろしくでしゅ!きゃは☆」
ミント「ムルモ様ですね。こちらこそ仲良くして下さいね♪」ニコッ
ムルモ(ほえ、ミントしゃんって可愛いでしゅね…。)
ミントという少女はとても可愛らしい顔立ちをしていた。
パッチリとした瞳、キレイな蒼い髪の毛の前髪を三つ編みしていて、どこか気品があって…。一言で言うと美少女なのだ。アロマと並ぶと絵になる。
ムルモ(誰かさんとは大違いでしゅ〜)
ムルモは一瞬ピンクのウサミミ少女を思い出していた。その時、

「よぉし、お前達!今日は妖精忍法隠れ身の術の修行だぞ!」
ムルモにとって聞き覚えのある声がした。
そう!ヤシチ達が近くで忍者の修行をしていたのだ!
ヤシチ「いいな?」
サスケ「合点承知だぜ!」
ハンゾー「なのら〜!」
ヤマネ「でございます!」
ミント「…!!」
ミントの目の色が変わる。
ムルモ「なんだ…。ヤシチしゃん達でしゅか。」
ミント「ムルモ様…?」
ムルモ「あいっ!なんでしゅか?」
ミント「あの方…。あの赤い方は誰ですか?」
ミントの目線の先にはヤシチがいた。
ムルモ「ああ、アレでしゅか。あの人はヤシチしゃんっていうんでしゅ。」
ミント「ヤシチ様…!!なんて勇ましく素敵な名前なんでしょう…!!」
ムルモ&アロマ「えっ!?」
頬を赤くそめるミントの顔を驚いた表情で見る。
ミント「あはっ」
ミントはヤシチ達の元に駆け寄る。
ミント「初めましてっ♪」
ヤシチ「?お主誰だ?」
ミント「私、ミントと申します!ヤシチ様…ですよね…?」
ヤシチ「あぁ、そうだが…。なぜ拙者の名前を知っているのだ?」
ミント「私、たった今ヤシチ様に一目惚れしてしまいました!!私とお付き合いしていただけませんか?」
スルーかい。
ミントが顔を真っ赤にしてヤシチの顔を見つめる。
ヤシチ「そうか…、拙者に一目惚れか…。そうか、そうか…って」

ミント以外「えぇぇぇぇえぇ〜〜〜!?」
アロマ「ちょ…ミント?一目惚れって…。」
ムルモとアロマがミントの所に駆け寄る。
ヤシチ「えっ…ちょ…いきなり何なのだ!?///」
ミント「私、本気ですわ!」
ヤシチが顔を赤くする。
ヤマネ(ヤシチ兄様に一目惚れって…!!)
サスケ「一体どういう事なんだぜ!?」
ハンゾー「兄貴なんかに一目惚れなのら!?」
ヤシチ「グサΣ」
サスケ「はっハンゾー、なんかは失礼だぜ;」
ミント「私…。たった今ヤシチ様の修行?をしきるお姿に心を奪われました…!!この気持ちは恋に間違いありませんわ!」
更に続けます。
ミント「こうして近くで見るとなんて素敵な方…。少しつり目だけどその中に優しさがあるつぶらな瞳…。服や頭巾の赤い色を引きたたせるサラサラでキレイな黒髪…。素敵ですわ!今まで見たどんな男性よりも魅力的ですわ!!」
今、彼女の目にはヤシチしか見えていない。(多少の美化ありww)
ヤシチ「あの…気持ちは嬉しいのだが…。」
ミント「え…。ヤシチ様は私の事嫌いなのですか…?」
ヤシチ「そうじゃなくてっ!その…初対面な訳だし…好きとか嫌いとかは…。」
ミント「では、今はお友達ということでいかがでしょうか!?」
ヤシチ「う…。まぁ友達としてなら…。」
ミント「本当ですか!?ミント感激ですっ!」
ヤマネ「ちょっと待ってほしいでございます!!」
ミント「?貴女は?」
ヤマネ「私、ヤシチ兄様の弟子でヤマネと申します!ミント殿、ヤシチ兄様が好きって…本気でございますか!?」
ミント「ヤマネ様ですね。もちろん本気ですっ!」
ヤマネ「一目見ただけでそんな簡単に…。」
ミント「ヤマネ様には関係ないでしょう?」
ヤマネ「関係あるのでございます!私はヤシチ兄様の弟子として…その…。」
ミント「!もしかしてヤマネ様…。ヤシチ様の事好…
ヤマネ「わぁぁぁ!!!言わないで下さいませ〜!!」
ヤマネはミントの口をふさいだ。耳まで真っ赤だ。
そんなヤマネを見てミントはクスリと笑った。
ミント(なるほど…。ライバルって事ですね…。)
ヤマネ「と…とにかく!とにかく兄様にはちょっかい出させないのでございますっ!」
ミント「どうでしょうか?私は絶対にヤシチ様を振り向かせて見せます!」
激しく見つめあう(?)二人を見て、
サスケ「ライバル登場だぜ!」
ハンゾー「なのら〜!」
アロマ「一目惚れですか…。」
ムルモ「ほえ。意外とモテるんでしゅね。ヤシチしゃん。(ちぃぃぃ!!気に入らないでしゅ!!妖精界のアイドルのこのボクを差し置いて…!!)」
少々修行を忘れぎみのサスケ&ハンゾーと未だにビックリしているアロマとヤシチに一瞬殺意(?)を抱いたムルモなのでした☆

第1話*意外とモテるんでしゅね。ヤシチしゃん*終わり☆

後書き^^
オリフェ紹介であったオリフェ、ミント登場です♪誰かに恋するっていってたのはヤシチの事だったんですね〜。彼女の一人称は普段『私』なのですが、たまに『ミント』と自分の名前で呼ぶことがあります∨間違いじゃありませんよ?(笑)
そうそうムルモさんには毎回タイトルコールをお願いしたいとおもいます((ぇ
ムルモ「なんででしゅか!!自分でやれでしゅ!」
まぁまぁ(^o^;)どうせヒマでしょう?
ムルモ「そろそろ触角ビームでしゅね?(怒)」
おぉ…コワイ…。
では^^



■ サファイア (12回/2011/10/22(Sat) 12:52:04/No4249)



皆さんおはようございます〜、サファイアです(*≧∀≦*)
小説を更新したいと思います☆ 皆さん気づいているかもしれませんが私の今回の小説はヤシヤマ+オリフェなのですね〜♪
では早速始めたいと思います^^ではムルモさんタイトルコールよろしく〜♪
ムルモ「ちっ、しょうがないでしゅね…。」

『妖精忍者とお嬢様☆』
第2話*ミントしゃんとお兄たま*

ミント「ヤシチ様〜♪」
サスケ「あっ、ミントだぜ!」
ハンゾー「なのら〜!」
前回から一週間。ミントは毎日ヤシチに会いに来ていた。
ヤシチ「また来たのか?」
ミント「はいっ!ミント…、ヤシチ様にどうしてもお会いしたくて…。」
ヤシチ「そ…そうか…。」
ミント「あっこれお土産のかりんとうです。サスケ様達もどうぞ♪」
ヤシチ「おー!かりんとう!!サンキューなのだ♪」
サスケ「わーいだぜー!」
ハンゾー「やったのらー♪」
ミント「はぅ!ヤシチ様が喜んでいらっしゃる…!!ミント感激です〜!!」
ヤマネ「ミント殿っ!!ヤシチ兄様にちょっかい出すのはやめて欲しいのでございますっ!」
ミント「ヤマネ様っ!ちょっかいなんてそんな…。私はヤシチ様に会いに来ただけです!」
ミント&ヤマネ「ぬ゛〜〜〜〜!!」
サスケ(ヤマネ…。)
ミルモ「おーい。お前らなにやってんだー?」
声が聞こえた。ミルモの里第一王子、ミルモだ。
ヤシチ「げっ!ミルモ!!」
ミルモ「あれ?お前ミントじゃねーか。久しぶりだな〜♪こんな所でなにやってんだ?」
ミント「ミルモ様!」
ミントはミルモの所にに駆け寄る。
ヤシチ「お主ら知り合いか?」
ミント「はい!つい先日…」

ミルモ『にょほ〜!お菓子デパートで新発売のグレード中指チョコ…!!今食ってあげるからね〜♪いっただっきま〜す♪っておっとっとっと…!』
ミルモが大きく口を開けた瞬間体のバランスを崩してしまった。その時持っていたチョコが手から離れ、空中を舞い、ポチャン…。近くにあった噴水に落ちてしまった。
ミルモ『なぁあぁぁぁ゛〜〜〜〜!!オレのグレード中指チョコ〜〜〜〜!!!』
チョコはみるみるうちに水に溶けていく。そしてとうとう全て溶けなくなってしまった。
ミルモ『中指チョコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!うおおん!!(泣)』
チョコがなくなったショックで泣いていると偶然その場にいた少女に声をかけられた。ミントだった。
ミント『あの…。』
ミルモ『?』
ミント『チョコレートではないのですが、代わりにアイスクリームお召し上がれますか?』
ミルモ『えっ!?いいのか!?…おめー死神じゃねーだろーな?もう騙されねーぜ!!ミルモで〜〜!!』
ミント『なっなんのことですか!?私はまだ死んではおりません!!私はあなた様がチョコレートを落とされたので可哀想だと思い、アイスクリームを差し上げようかと…。』
ミルモ『そうなのか?疑ったりしてわりーな。』
ミント『いえ、分かってくださって良かったです。それよりアイスクリームを…。』
ミルモ『いいのか?』
ミント『はい!召し上がって下さいませ♪』
ミルモ『にょほほー!いっただっきまーす♪…うんめ〜〜っ!!』
ミント『本当ですか?それは良かったです♪』
ミルモ『誰だか知んねーけどお前良いやつだなー♪』
ミント『あっ失礼しました。私、ミントと申します。』
ミルモ『おう!オレは王子でミルモってんだ♪』
ミント『まぁ、王子様でありましたか。ミルモ様ですね?よろしくおねがいしますっ』ニコッ
ミルモ『おっ…おう…』

ミント「…とこんな感じで出会ったのです♪」
ミルモ「おう!あの時はサンキューな♪」
ポカーン…。ミントとミルモ以外は口をあんぐり開けて呆れた表現でミルモを見た。
ヤシチ「お主…。王子としてのプライドは無いのか?」
サスケ「まったくだぜ!」
ハンゾー「なのら〜!」
ミルモ「放っとけ!ところでミント、お前なんでこんな所にいるんだ?」
ミント「え…それは…その…。私、ヤシチ様に…一目惚れしてしまって…。」
ミルモ「はっ!?ミント…、今こいつになんて??」
ミント「一目惚れです!きゃ、恥ずかしい☆」
顔を赤らめて答えるミント。
ミルモ「え゛ぇぇぇぇぇ〜〜〜!!!ミントがヤシチに!?お前本気なのか!?」
ミント「はい!もちろんですわ♪」
ミルモ(…これは本気だな…。)ちらっ
ミルモはヤマネを見る。
ミルモ「ヤシチなんかでいいの…か…??お前だったらもっと良い男いるだろ?」
ヤシチ「ムカッ」
ミント「はい!…ていうかヤシチ様じゃなければ駄目なのですわ!ヤシチ様以上に魅力的な方はいらっしゃいません!!」
ヤシチ「みっ、ミント…///」
ミルモ「…。それ、アイツは知ってんのか?」
ヤマネ(アイツ…?)
ミント「う…それは…。多分知らないとは思いますけど…。」
ミルモ「ふ〜ん。まぁ知られたら厄介だからな…。」
ヤシチ「それさとにかくミルモ!!拙者と勝負だ!!」
ミルモ「はぁ?やだよ、めんどくせ〜もん。一人でやってろー♪」
ヤシチ「なんだと貴様!!」
ミント「はぁヤシチ様…。勝負を申し込む姿も素敵です…!」
ミントがヤシチの側による。ミントの目にはまた美化されたヤシチしか写っていないようだ。まったく…。
ヤマネ「ミント殿!ヤシチ兄様から離れて欲しいのでございます!!」
ミント「ヤシチ様〜♪」
ヤマネ「無視しないで欲しいでございます〜!!」
ミルモ(…ミントはまだ知られてないって言ってるけど…。どうだろうな…。)
ミルモが何か真剣な顔でミントを見た。それに気付いたミントは、
ミント「ミルモ様?ご心配ありがとうございます。でも大丈夫ですよ。あの子には何も言ってませんし、知られたとしても…」
ミルモ「しても?」
ミント「私は…ヤシチ様が大好きなのです。これだけは変わりません!」
ミルモ「…。そっか。でも無茶はすんなよ?」
ミント「ミルモ様…。はいっ!」
ミントは笑顔で答えるとまたヤシチモードに入った。
ヤマネ「ミント殿!離れて下さりませ!」
ミント「ヤマネ様もしつこいですわね!絶対離れませんわ!」
ミントはもっとヤシチの側に寄る。
ヤシチ「おっ…おいミント…///」
ヤマネ「も〜〜〜〜〜〜!!ミント殿ぉ〜〜〜!!!」
一方その光景を陰で見ている人物がいた。
???「ふ〜ん。あの人が…ミントの好きな人…か…。」
クスリと笑うとその場を去っていった。

第2話*ミントしゃんとお兄たま*終わり☆

後書き^^
さてミルモの登場です♪ミルモは前に死神に魂をとられかけた事があったのでかなり警戒してます〜。
ヤシチモードというのはつまりヤシチしか目に写っていない様子の事ですね☆ミントはヤシチが大好きなのですww
ミルモ達が言ってたアイツは次回かその次にだします!!
ムルモさん、またタイトルコールお願いね♪
ムルモ「ちっ、なんでボクがしなくちゃいけないんでしゅか!
マシュマロよこせでしゅ!!」
ははは。マシュマロはないよ♪
ムルモ「やっぱりコイツは触角ビームでしゅね?」
やめたまえΣ恐ろしい王子だな。可愛らしいのに…ww
では^^


■ サファイア (15回/2011/10/26(Wed) 15:56:11/No4261)


皆さんこんにちは☆サファイアです(*^^*)今日は学校が休みなので小説を投稿したいと思います〜。
では早速ムルモ君♪タイトルコールよろしくね!!
ムルモ「ったく・・・。なんで僕がこんな事しなくちゃいけないんでしゅかね?タダ働きもいいところでしゅう!まぁやりましゅか・・・。」

「妖精忍者とお嬢様☆」
第3話*ヤマネしゃんVSミントしゃん前編*

ヤマネ「も〜〜〜〜!!ミント殿!ヤシチ兄様から離れてほしいのでございます!!」
ミント「イヤです!!ヤマネ様しつこいですわ!!」
ヤマネ「ミント殿が離れないからでございます!」
ミントは今日もまたヤシチに会いに来ていた。もちろんお土産を持ってww
サスケ「この光景も見慣れてきたぜ。」
ハンゾー「毎日のことなのら〜。」
ミントが持ってきたお土産(ちなみに中身はアイスクリーム☆)を食べながらその光景を見ていた。ていうかお前ら修行は!?
ヤシチ「まったくだ・・・。」
ミント「ねぇヤシチ様?ヤシチ様は私のこと好きですわよね?」
ミントが突然問いかけてきた。
ヤシチ「えっ・・・。まぁ友達としてなら・・・。」
ミント「本当ですか!?ミント嬉しいですっ♪」
ヤシチ「お・・おいっ///」
ミントがヤシチに抱きつく。ヤシチの顔が赤い。
ヤマネ「ミ・ン・ト・殿〜〜〜!!いい加減にしてほしいでございます〜!!」
それを見ていたヤマネはミントに向かってキレた。
ヤマネ「今日という今日は許せないでございます!!ミント殿!!私と勝負でございます!!」
ミント「勝負??」
ヤマネ「はい!!私が勝ったら兄様には近づかないでください!!」
ミント「・・・。良いですわよ・・・。その代わりヤマネ様が負けたら私とヤシチ様の邪魔しないでくださいね?」
ヤマネ「わっ、分かりましたでございます・・・。でも!私は負けませぬ!!」
ミント「私こそ!!」
ヤマネ&ミント「ぬ”〜〜〜〜〜〜!!!」
サスケ「なんか妙な事になったぜ・・・。」
ハンゾー「なのら〜。」

次の日
アロマ「いいですか?お二人とも。」
勝負の立会人にアロマ・ムルモ。そして勝負の見物(?)にはミルモとお馴染みの赤い奴と紫の奴と緑の奴が来ていた。
ヤシチ「赤い奴はないであろう!!しっかりヤシチと書かんか!!」
サスケ「そうだぜ!ちゃんとサスケと書いてほしいぜ!!
ハンゾー「ハンゾーって書いてほしいのら〜!!」
・・・とヤシサスハンが言った。
ヤシチ・サスケ・ハンゾー「省略すんなぁ〜〜〜〜〜!!!!」
ムルモ「触覚ビィーム!!!・・まったく。アロマしゃんが勝負の説明できないじゃないでしゅか!!さっアロマしゃん♪」
にっこり笑うムルモの後ろにはところどころ黒くこげた妖精が3人。
アロマ「・・・(汗)えっと、今回の勝負は3回勝負して先に2回勝利した方が勝ちとなります。」
ヤマネ「わかったでございます!」
ミント「で勝負の内容は決めてありますの?」
ムルモ「それはボクがくじを引いて、その紙に書かれている事が勝負の内容になるんでしゅ♪きゃは☆」
ミルモ「ちっ・・またぶりっこしてやがる・・・。」
ムルモ「本日2回目!!触覚ビィーム!!!」
あ〜あ。黒こげがもう一人・・・。合計四人だな・・・。
アロマ「それでは始めましょうか。ムルモ様くじを引いてくださいませ♪」
ムルモ「あい!・・がさごそがさこそ。これにしましゅ!え〜と・・・おっ!第1回戦!!魔法対決でしゅ〜!!」
ヤマネ「魔法でございますか・・・。」
ミント「わかりましたわ♪」
サスケ「がんばれだぜ〜!」
ハンゾー「どっちも負けてもいいから勝つのら〜!」
ミント「ヤシチ様っ!」
ミントがヤシチに駆け寄る。
ヤシチ「なんだ?」
ミント「私、必ず勝って見せますわ!」
ヤマネ「待ってください!」
ヤマネもヤシチに駆け寄る。
ヤマネ「兄様!私も必ず勝って見せるでございます!」
ヤシチ「お・・・おう。二人とも頑張るのだぞ?」

アロマ「お二人とも準備はよろしいですね?」
ヤマネ&ミント「はい!」
アロマ「ルールは先に魔法で相手を捕まえた方が勝ちです。では、よ〜〜い・・・。始め!!」
スタートの掛け声と同時にヤマネはウグイス笛を出し仕掛ける。
ヤマネ「ヤマ・ヤマ・ヤマネでポン☆」
ヤマネは網を出した。その網はミントめがけて一直線。
ミント「私、運動は苦手ですのよね。でも・・・魔法は得意ですのよ?」
そういうとミントはオカリナを出した。
ミント「ミン・ミン・ミントでポン☆」
ミントは近くにあった花のツルを操り網をはじき飛ばした。
ヤマネ「なっ・・・!?」
ミルモ「ほ〜。あいつやるじゃん。」
サスケ「ミント強いぜ!」
ハンゾー「なのら〜!」
ミント「今度はこちらからです!ミントでポン☆」
ミントは掃除機を出した。そしてヤマネを吸い込もうとする。
ヤマネ「くっ・・・負けませぬ!ヤマネでポン☆」
ヤマネは大きなガラス瓶を出した。掃除機はそれを吸い込んでしまいつまってしまった。
ヤシチ「おお〜!ヤマネもやるではないか!」
ムルモ「でしゅでしゅ!」
ヤマネがほっとしていると
ミント「隙あり!ミントでポン☆」
するとヤマネの下に穴が開いてヤマネは落ちてしまった。そして、
ミント「フィニッシュです!ミントでポン☆」
ミントがまた花のツルを操り、花のツルは穴を塞いでしまった。つまり、ヤマネはミントの捕まってしまったのだ。ということは、
アロマ「そこまで!ミントの勝利です!」
ミント「やったぁ!」
ミルモ「おお!ミントつえ〜じゃん。」
サスケ「ミント凄いぜ・・・。」
ハンゾー「凄い魔法だったのら・・・。」
ムルモ「なんか意外でしゅ・・・。」
サスケたちが驚いているとアロマが言った。
アロマ「ミントは運動は苦手なのですが、魔法などには小さい頃から興味があってそのせいかミントは魔法が大の得意なのです。」
ミント「ミントでポン☆」
ミントは魔法を解いた。
ヤシチ「ヤマネ!!」
ヤシチはヤマネのところに駆け寄る。
ヤマネ「ヤシチ兄様・・・。私・・・負けてしまったでございます・・・。」
ヤマネが落ち込む。するとヤシチが、
ヤシチ「いいや。ヤマネは頑張ったではないか!」
ヤマネ「兄様・・・。」
ヤシチ「次頑張ればよかろう?」
ヤマネ「・・・!はい!!」
ヤマネは笑顔で答えた。
第1回戦。ミント勝利。

第3話*ヤマネしゃんVSミントしゃん前編*終わり☆

後書き^^
ヤマネ対ミントになってしまいました!!バトルシーンは初めて書いたので上手く伝わっているか・・・。しかし・・・アロマが勝負の立会人って無理があるな(笑)。でもこれはこれでまぁ良かったかな??前回で言ってたアイツの出番はもう少しかかりそうです・・・。もう少しヤマネとミントの対決にお付き合いくださいませ〜。
では^^


■ サファイア (16回/2011/10/26(Wed) 20:53:11/No4262)

ぎゃぁぁぁ!!!スイマセンΣ(ノд<)
ひとつ訂正ですっ!
×ヤシチ「次頑張ればよかろう?」
○ヤシチ「次はもっと頑張ればよかろう?」
に代えて読んで下さいませ〜。申し訳ありません><
では^^


■ サファイア (17回/2011/10/29(Sat) 12:35:49/No4265)



皆さんこんにちは♪サファイアです(*^^*)
今回はミルモのツッコミ率高めです。全然シリアスじゃないような気がしますwwミルモ、叫びます。(笑)ムルモ、ボケます(笑)
ではムルモさんタイトルコールを・・・♪
ムルモ「ちっ、ボクじゃなくてもいいじゃないでしゅか??まぁやりましゅか・・・。」

「妖精忍者とお嬢様☆」
第4話*ヤマネしゃんVSミントしゃん中編*

アロマ「第2回戦です!ムルモ様、くじを・・・、」
ムルモ「あいっアロマしゃん♪」
ムルモはくじを引く。
ムルモ「これにするでしゅ。え・・と・・。第二回戦お掃除対決でしゅ〜♪」
ヤマネ「お掃除でございますね!!」
ミント「わかりましたわ!」
ヤシチ「しかし掃除って・・・。どこを掃除するのだ?」
アロマ「えっとムルモ様。お掃除のくじが引かれた時の会場ってどこですか?確かムルモ様におまかせしましたよね?」
アロマがムルモを見る。ホント、アロマは美人だなぁ。
ムルモ「そうでしゅよ♪じゃ場所を移動するでしゅ。」
ミルモ「場所を移動・・・ってどこにだよ?」
ムルモ「来ればわかりましゅよ。」
そう言ってムルモ達はうちわを出してある方向に向かって飛んでいく。
しばらくすると、
ムルモ「あそこでするでしゅよ!」
ムルモが指をさした方向には大きな建物があった。お城だ。
サスケ「え?お城を掃除するのかだぜ?」
ハンゾー「大変そうなのら〜。」
アロマ「ムルモ様、ここを?」
ムルモ「ちょっと違いましゅよ。お城の中の、ある部屋を掃除してもらうんでしゅ♪」
ミルモ「まさか自分の部屋とかいうんじゃないだろうな?ふざけんな!自分で掃除しやがれ!!」
ムルモ「ちがいましゅよ〜。」
お城の中に入って、ムルモが掃除する部屋に案内する。そしてミルモには見覚えがありまくるドアの前に止まった。
ムルモ「ここでしゅよ。」
そういってムルモがドアを開ける。ミルモの部屋だった。
ぐっちゃぐちゃだ。凄い・・・。ゴミがそこらにこれでもか!!って言うぐらい落ちていて、お菓子のカス、ジュースの飲みかけ、本(まぁ漫画)がそこらに散らばっていて、とうとうクモの巣まではっていた。最低・・・。リルムが見たらあまりの汚さにビンタだぞwwそれを見たミルモは、
ミルモ「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
と叫んだ。まぁ気持ちは分かるよ。
ヤマネ「これは・・・」
ミント「ひどいですね・・・。」
ヤシチ「お主・・・王子としてのプライドはないのか・・・?」
サスケ「だぜ・・・。」
ハンゾー「なのら・・・。」
ミルモ「ちっがーーーーーーーーーう!!!!!オレはこんなに汚くした覚えはねーぞ!?なんでだ!?・・・・はっ、まさかムルモお前・・・。」
ムルモ「あらかじめお兄たまの部屋を汚くしといたでしゅ。」
ミルモ「やっぱりテメーかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ムルモ「掃除のしがいがあるでしゅ。」
ミルモ「はぁぁ!?だったらテメーの部屋をぐっちゃぐちゃにしやがれ!!!何勝手に人の部屋に侵入に進入してんだよ!!!」
ムルモ「勝手じゃないでしゅよ。お外にいたギャアに「お兄たまの部屋に入ってもいいでしゅか?」って聞いたら「ギャッケー」って言ってくれたでしゅ。」
ミルモ「オレに聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!なんでギャアに聞くんだよ!!ギャアはオレの部屋の管理人じゃねーよ!!しかも「ギャッケー」ってなんだよ!!オッケーみたいに言うな!!!」
ムルモ「しっかし汚いでしゅね〜!」
ミルモ「お前が言うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!お前掃除の紙引かなかったらどうしてたんだよ!!!」
ムルモ「さっ、アロマしゃん勝負の説明を♪」
ミルモ「無視すんなぁぁぁぁぁ!!!!」
アロマ「(汗)えっとじゃあ説明を・・・。今回はヤマネさんとミントには、ミルモ様の部屋を半分づつ掃除していただきます。そして自分のエリアを掃除し終わったら「終わった」と言ってください。ムルモ様と私がキレイになったか判断しますので、先にキレイと判断されたらその方の勝利です!」

いったん切ります!!!!!


■ サファイア (18回/2011/10/30(Sun) 20:33:06/No4276)


続きです^^


*********
ヤマネ「わかりましたでございます!」
ミント「はい!」
ムルモ「じゃあヤマネしゃんは右を、ミントしゃんは左のエリアを掃除してくだしゃい。ではここでお掃除のプロ・ヤシチしゃんにお掃除のアドバイスをいただきたいと思いましゅ〜♪」
ヤシチ「えーーー、掃除とは・・・。」
長くなりそうなので以下略WWW(((おい

アロマ「ではお二人ともよろしいですか?」
ヤマネ&ミント「はい!」
アロマ「あっ、言い忘れてましたが魔法は禁止です。ではよーい・・・。スタート!!!」
合図がかかると同時に二人とも自分のエリアを掃除し始めた。
右エリアのヤマネは凄い勢いで掃除をする。
ヤマネ「テリャテリャテリャテリャテリャテリャテリャテリャ〜〜〜〜!!!!」
おお・・・。あんなに汚かった右エリアがどんどんキレイになっていく。ゴミはきちんと燃えるゴミと燃えないゴミに分けられ、本(まあ漫画)はシリーズ別に本棚になれべられ、雑巾・ホウキを持って手際よく掃除していく。
それに比べミントは・・・・。
ミント「えっとまずこちらの本(まあ漫画)を・・・てきゃあ!!」
ゴミにつまずいてこけてしまった。もう本もぐちゃぐちゃどころかボロボロ。ゴミが増える一方だ。ミントは掃除をした事がなかった。いつも家のメイドにまかせっきりで家事などの家庭的な事は裁縫ぐらいしか出来ない。まったく・・・。
ミント「いやぁぁ!!申し訳ありませんミルモ様ぁぁぁぁ!!!!この「世界のチョコ☆ベスト100」という本を真っ二つに破ってしまいましたぁぁ!!」
ミルモ「ぎゃぁぁぁ!!!オレの本〜〜〜〜!!!!「」
あーあ。見事真っ二つ☆グッバイ世界のチョコ☆ベスト100・・・・。あんたの事は一生忘れないよ・・・。たぶん・・・。
ヤマネ「終わりました!!」
なんやかんやでミントが失敗を犯し部屋を余計ぐちゃぐちゃにしている間にヤマネが自分のエリアの掃除を終えたようだ。
アロマ「わぁ、キレイ・・・。半分だけ。」
ムルモ「ほえ〜!ピカピカでしゅう。半分だけ。」
なぜか二人とも「半分だけ。」を強調する。
ムルモ「これが本当にさっきのお兄たまの部屋でしゅか?」
ミルモ「テメーがやったんだろ。」
ミルモの部屋の右側は物凄くキレイになっていた。整理整頓は勿論、ゴミひとつ落ちていない。窓は鏡みたいにピカピカになっていて、床もツルツルピカピカ。ワックスまでかけている。どこから持ってきたんだ?
ムルモ「アロマしゃん。これなら・・・。」
アロマ「そうですね!OKです!ヤマネさんの勝利です!!」
ヤマネ「やりました!」
サスケ「凄いぜ!ヤマネ!!あんなにミルモが汚くした部屋を文句なしにキレイにするなんて!」
ミルモ「おい。オレじゃねーよ。」
ハンゾー「ミルモが汚くした部屋がピカピカなのら〜♪」
ミルモ「オレじゃねーって。」
ヤシチ「ミルモが汚くした・・・・
ミルモ「ケツアターーーーック!!!!」
ヤシチ「ふごぉぉぉ!!!」
ミルモ「オレじゃねーーって言ってんだろーがぁぁぁ!!!!人の話をきけぇぇぇ!!!!」
ヤマネ「大丈夫でございますか!?ヤシチ兄様!」
ヤマネがヤシチのそばに駆け寄る。
ヤシチ「なんのこれしき・・・。」
ミント「うう。負けてしまいました・・・。でもあと1戦ありますわ!!!ヤマネ様!!負けませんわよ!!!」
ヤマネ「私だって負けませぬ!!」
ヤマネ&ミント「ぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ミルモ「おい・・・。左エリアの掃除はどうするんだ?ぐっちゃぐちゃだぞ?ていうか勝負する前より汚いぞ??」
ミルモの言うとおり。現在ミルモの部屋の状況は、右エリア、かなりキレイ。左エリア、かなり汚い。という状況でございます。まさに正・反・対☆
ミント「私でよければ・・・・。」
ミルモ「やめろ!!」
ムルモ「ならお兄たまがやればいいでしゅ。」
ミルモ「お前、そろそろケツアタックだぞ?ふざけんな!テメーがぐっちゃぐちゃにしたんだからテメーが掃除しやがれ!!!」
ムルモ「マシュマロくれましゅか?」
ミルモ「ふざけんな!!!ふつーお前がオレにお詫びとしてチョコをわたすんだよ!!!」
こうしてミルモの部屋は右半分だけキレイになった。半分だ・け☆

第二回戦。ヤマネ勝利。

第4話*ヤマネしゃんVSミントしゃん中編*終わり☆

後書き^^
今回はお掃除対決でしたがどうでしたか?
今思ったのですがミルモは扱いやすい!!シリアスな展開でなければの話ですが・・・。ミルモ・・・。私の小説のために犠牲になってくれてありがとう!ミルモの部屋はヤマネが掃除してくれましたよ!まったくミントは不器用なのか器用なのか・・。まぁ言えるのはドジと言う事ですね!お裁縫の時も縫うところを間違えたりしてwwwwこんなミントですがヨロシクです☆
では^^


■ ピコ (1回/2011/11/03(Thu) 20:59:40/No4281)

サファイアさん、読みました!!

小説面白かったです!!
題名もムルモ口調でかわいらしかったです^^
おぉ!ヤシチに一目ぼれ!?ミントさん・・・見る目いいですね///!うちも一目ぼれしますw←
ヤマネちゃんもがんばってますね!まぁそれは嫉妬するだろうけど
そういえばあの??さんは誰なんでしょうか^^??
まぁとりあえず、勝負が面白くなってきましたね!!
ミントさんって、強かったんですね!!!!あこがれます〜^^
ヤマネちゃんの掃除は、多分ヤシト達と一緒に安純の部屋の掃除してたからきれいなんでしょうね^^
ヤシチ・・・さすが掃除仙人(笑)!!物凄く詳しいですな^^。一体何時間かかったんだろう・・・?
そしてヤマネちゃん勝利!やりましたね!!!!!

だけど3回戦は分かりませんよね!どうなるのでしょうか??

次回も待っています!!

では!


■ サファイア (19回/2011/11/03(Thu) 21:57:11/No4282)



ぴこささん、皆さんこんばんわっ☆サファイアです(*´∇`*)

>ぴこさん
おお!私なんかの小説を読んでくださったのですねww嬉しいですΣ(ノд<)
しかも面白いですと…!?なんて嬉しい言葉を言って下さるんだ…!!あなたは…!!私にはぴこさんが神様に見えてきましたよ((((黙れww
題名のムルモ口調は何か変わった感じにしたかったんです!候補にはハンゾー、パピィ、ムルモがあったのですが、ムルモにしました!!ムルモラブ☆王子ラブ☆

ミントは私の一番最初のオリフェなのです♪なにも考えずかに描いたらこんな感じの子になってしまいました(笑)
ちなみにお嬢様設定は元からあって、不器用設定は後からつけた設定だったりして∨∨

>??さんは誰なのでしょうか^^??
本当は第二話に出そうと思っていたのですが、そうすると勝負の話がなんかおかしくなるような気がしたので…。
???はもうちょっと後ですかね?いや、ちゃんと考えてますよ!?(笑)

実は学校に小説ノートを忘れてきてしまって続きが描けない…Σ(ノд<)
でも明日学校が振替休日で休みなので明日できたら頑張って思い出して続きを更新したいと思います!!
さて次は第三回戦です☆頑張って思い出して書きます〜。だから見捨てないで下さい(><*)ノ~~~~~
では^^



■ サファイア (21回/2011/11/04(Fri) 12:51:39/No4285)



皆さんこんにちわ☆サファイアです(*^^*)
今日は学校が振り替え休日ということで小説を更新したいと思います〜。
いや〜この前授業参観だったんですよ!!親は来なかったです(((良かったw
といってもその時間は技術の授業で、パソコンをしていましたから別にいいんですけど・・・。皆さんの知ってのとおり私は5教科は全くできません。その代わり副教科が得意なのです♪
ムルモ「そんな話より早く始めましゅよ!」
そうでした!!
ムルモ「さっさと終わらせるでしゅ!!」

「妖精忍者とお嬢様☆」
第5話*ヤマネしゃんVSミントしゃん後編*

アロマ「今のところ引き分けですか・・・。ということは次で勝負が決まるのね・・・。」
ミント「必ず勝ってみせます!!そしてヤシチ様と・・・」
ミントはハートを浮かべる。
ヤマネ「そんな事はさせないでございます!!」
そうだそうだ!公式×オリフェは駄目だ!!
ムルモ「なんの話でしゅか?」
いやなんでもないよ♪
サスケ「次で最後なのかだぜ!」
ハンゾー「時間がたつのは早いのら〜!」
ヤシチ「最後の勝負の内容はなんなのだ?」
ミルモ「おいムルモ!早くくじ引けよ!」
ムルモ「あいでしゅ。え〜と・・・」
ムルモがくじを引く。
ヤマネ(これが・・・、)
ミント(最後の勝負なのですね・・・。)
ムルモ「これにするでしゅ!」
その紙に書かれて事は・・・、
ムルモ「第3回戦!!オバケ屋敷対決でしゅ〜!!」
ヤマネ&ミント「え。」
ヤマネ「オバケ屋敷・・・でございますか・・・?」
そう、オバケ屋敷☆
ミント「はぁ。(オバケ屋敷は苦手ですのに・・・。)」
ヤマネとミントと作者はオバケ屋敷が苦手だった。
ムルモ「お前は関係ないでしゅ。」
ミルモ「お・・・オバケ屋敷って言ってもどこでするんだよ?」
ハンゾー「また場所移動なのら〜?」
ムルモ「いや場所移動はしないでしゅよ。ここでやるでしゅ!」
アロマ「ここって事は・・・。」
ミルモ「まさかお前・・・!!」
ムルモは小太鼓を出した。
ミルモ「待てムルモ!!早まるな!!!」
ムルモ「ムル・ムル・ムルモでポン☆」

可愛らしい声で魔法の掛け声を唱えると、さっきまでのキレイな部屋が一辺して、暗い暗いオバケ屋敷になった。ムルモいわくかなり怖い、ハイレベルな仕上がりになってるらしい。
ミルモ「ぎゃああああ!!!オレの部屋がぁぁぁ!!!」
ムルモ「う〜ん。本当に怖いか不安でしゅね・・・。」
おい。さっきハイレベルな仕上がりとか言ってたじゃねーか。
ムルモ「お兄たま試しに入ってくだしゃい。」
ミルモ「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!なんでオレなんだよ!!」
ムルモ「まぁいいじゃないでしゅか。お兄たまの部屋でしゅよ?」
ミルモ「オレの部屋はオバケ屋敷じゃねーよ!!!」
ムルモ「つべこべ言わずに行ってきてくだしゃい!!」
ミルモ「絶対にヤダね!」
ムルモ「しょうがないでしゅね〜。ムルモでポン☆」
ミルモ「えっえっ。ぎゃあああああああ!!!」
ムルモは魔法でミルモをオバケ屋敷に飛ばした。

ミルモ「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!ぬぁああああああああ!!ぎょえぇぇぇぇぇぇ!!!!きゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
・・・・。オバケ屋敷からミルモの悲鳴が聞こえてくる。
ミルモ以外「・・・・;;;」
そしてボロボロになったミルモがオバケ屋敷から出てきた。
ムルモ「どうだったでしゅか?」
ミルモ「あの・・叫び声・・を・・・聞いて・・・分からなかった・・・・の・・か・・・・?」
かなりボロボロだ。叫びすぎて声が枯れている。よっぽど怖かったんだな・・・。
それを見たヤマネとミントは顔が青ざめている。
ヤシチ「はっはっはー!!!だらしないなぁミルモぉ!!オバケ屋敷に入ったぐらいでこのザマとは・・・いい気味だ!!」
ミルモ「じゃあテメーが行けやぁぁぁぁぁぁ!!!ケツアターーーーック!!!」
ヤシチ「ふごぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ヤシチもオバケ屋敷に入っていった。そしてヤシチもミルモと同じ目にあったのだった。

アロマ「ではお二人ともよろしいですか?」
ヤマネ&ミント「・・・はい・・。」
アロマ「今回はオバケ屋敷に一人で入って出てくるまでの時間をムルモ様が計ってくれますので、出てくるまでの時間が早かった方が勝ちです。ではヤマネ様から。」
ヤマネ「えっ!?私からでございますか!?」
ヤシチ「が・・がん・・・ば・・るんだぞ・・・。」
こちらの方もオバケ屋敷に入ったせいで声が枯れている。
サスケ「大丈夫だぜ!ヤマネ!!」
ハンゾー「頑張るのら〜!!」
ヤマネ「兄様、先輩方・・・。分かりましたでございます。」
ロマ「では良いですか?よーい・・・・スタート!!」
ヤマネ「行ってくるでございます!」
ヤマネはそう言うと中に入って行った。

ヤマネ「真っ暗でございますね・・・。」
ヤマネの言うとおり中は真っ暗だった。冷たい風が吹き、辺りは不気味なぐらいシーンとしている。聞こえるのはヤマネの足音だけ。
ヤマネ「なんか静かすぎて怖いでございます・・・。」
その時、
「きぃっきゃっきゃっきゃきゃぁ!!!」
ヤマネ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!」
いきなり目の前に肌が真っ白な傷だらけの女の人が現れた。
女の人「ふふふ・・・ようこそ、お客人・・・。どうぞゆっくりとしていってくださいね・・・?あっでもあまりにも長居すると・・・。いえなんでもありません・・・。楽しんでいってください・・・ね・・・?」
そういうと女の人は消えた。
ヤマネ「あまり長居すると・・・って・・・・。」
するとアナウンスが入った。
アナウンス「ようこそ・・・恐怖の館へ!!!!!!」
どぉおおおん!!!大きい音がなった。すると今まで静かだった部屋が急に騒がしくなった。
ヤマネ「なっ、なんでございますか!?」
色んな声が聞こえる。不気味に笑っている声や、叫び声・・・。泣いている声や怒った感じの声・・・。ヤマネは早くここから出ようと足を急いだ。
オバケ「ねぇ・・・どこに行くの・・・?僕と一緒に遊ぼうよ!!!!」
ヤマネ「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
オバケ「はっはっはっ!!!」
ヤマネ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
色んなオバケがヤマネに襲い掛かってくる。ヤマネはそれに耐えながらゴールに向かった。そして・・・
ヤマネ「あっ!!!ゴールでございますね!!!良かった・・・・。」
すると後ろから血を流したオバケが
オバケ「返しやしないよ!!!」
ヤマネの腕を掴んだ。ヤマネはもう耐えられなくなり
ヤマネ「・・・・!!!!!ヤマネ覇転弾!!!!!」
ヤマネ覇転弾で暴れまわった。

ヤマネ以外「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
ずこぉぉぉん・・・・。お城が崩れてしまった。
ミルモ「や・・・ヤマネ・・・。」
ムルモ「凄い威力でしゅ・・・。」
マルモ「なんじゃなんじゃ!?何事じゃ!!?」
あわてた様子でミルモの里国王・マルモが外に出てきた。
マルモ「ミルモ!!これは何事じゃ!!」
ミルモ「げっ親父!!」

ヤマネ「はぁはぁ・・・あれ?私何を・・・?なんでお城が・・・?」
崩れたお城を見て疑問に思うヤマネ。
ヤシチ「ヤマネ!!」
ヤマネ「ヤシチ兄様!」
ヤシチはヤマネに駆け寄った。
ヤマネ「兄様・・・。私は一体何を・・・?はっ!!まさか私が・・・」
ヤシチ「お主・・・何をしておるのだ!!!」
ヤシチはヤマネに向かって声をあげた。
ヤマネ「うっ・・・。申し訳ございません!!我を失ってしまって・・・。」
ヤマネは泣きだした。
ヤシチ「もう良い・・・。怒鳴って悪かったな・・・。」
ヤマネ「兄様・・・。」
ヤシチ「とりあえすマルモ国王に謝りにいくぞ。」
ヤマネ「はい・・・。」

マルモ「お主が城を・・・。」
ヤマネ「申し訳ございません・・・。マルモ国王様。」
マルモ「城はわしの魔法で直したが、城を壊した罪は重いぞ。よってこの者を牢に・・・、」
ミント「待ってください!!マルモ様!!」
ミントがマルモに駆け寄った。
マルモ「お主は・・・ミントではないか!なぜここにいるのじゃ!?」
ミント「その方は私のライバルなのです!!ヤマネ様は悪気があってお城を壊した訳ではありませんわ!だから・・・見逃してはくれませんか!?」
ヤマネ「ミント殿・・・。」
マルモ「しかし・・・・」
ミルモ「いいじゃねーか親父。城は直ったんだし・・・。」
ムルモ「そうでしゅよ!!」
ヤシチ「頼む!マルモ国王!!」
サスケ「ヤマネは悪くないぜ!!」
ハンゾー「許してほしいのら〜!!」
アロマ「お願いします、マルモ国王様!!」
皆マルモを見た。
マルモ「・・・・。分かった。今回は目をつぶる事にしよう。」
ヤマネ「国王様・・・!」
マルモ「じゃが2度と城を壊すでないぞ!!」
ヤマネ「はい!ありがとうでございます!!マルモ国王様!!」
ミルモ「へっそんな城を何回も壊してたまるかい!」
マルモ「ミルモ!!お主は黙っとけい!!」
ヤマネ「ミント殿、ミルモ殿、ムルモ殿、アロマ殿、兄様、先輩方!どうもありがとうでございます!!」
ミルモ「いいって事よ!」
ハンゾー「良かったのら〜♪」

ヤマネ「ミント殿。ありがとうでございます。」
ミント「私は別に何もしていませんわ。」
ヤマネ「いいえ。ミント殿が最初に言ってくれたおかげでございます。」
ミント「そうですか・・・。」
ヤマネ「でも・・・勝負は・・・私の負けでございますね・・・。」
負けを認めるのはくやしかった。この勝負に負けるとヤシチが取られてしまうから。好きな人を取られたくない。でもヤマネには負けを認めるしかなかった。するとミントが、
ミント「いいえ。勝負は引き分けですわ。」
ヤマネ「え・・・?」
ミント「私は3回戦勝負してませんし、もし、していても多分私も魔法でお城を壊してたと思います。だって私もオバケ嫌いですし♪」
ヤマネ「ミント殿・・・。」
ミント「ねっ?」
ヤマネ「本当によろしいのでございますか?引き分けで・・・。」
ミント「はい!」
ミントは笑顔で答えた。
ヤマネ「・・・わかりましたでございます。引き分けでございますね。ありがとうでございます!」
ヤマネも笑顔で答えた。
ミント「でも!!」
ヤマネ「え?」
ヤシチ「お・・おいっ!」
ミントはヤシチに抱きついた。
ミント「ヤシチ様は渡しませんわよ♪」
ヤマネ「ミ・ン・ト・殿〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!離れて欲しいのでございます〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
こうして勝負は引き分けとなり幕を閉じた。
しかし・・・・。

???「お父様?そろそろ覚悟をお決めになったら?」
???「・・・。そうだな・・・。あの子には悪いがしょうがないな・・・。ポプリ。」
ポプリ「はい。お父様。」

第5話*ヤマネしゃんVSミントしゃん後編*終わり☆

後書き^^
今回でヤマネとミントの勝負が終わりです^^結局引き分けでしたね〜。
なんかヤマネファンの人スイマセン;;;
???の名前がついに公開(?)になりました!!次多分((((おい。
出す予定なので楽しみにして下さったら嬉しいです〜♪
ちょっとムルパピ展開も入れてみようかな?
とか考えてるサファイアなのでしたVV
では^^


■ ピコ (3回/2011/11/04(Fri) 16:19:17/No4286)

サファイアさん、読みました♪

やはり面白いですね!小説!

そして今回私の予想外の結果でした^^
オバケ屋敷・・・一体どんな感じだったんだろう・・・
お、恐ろしい・・・・。
ムルモがちょっと怖かったですな^^;ミルモ達大丈夫かな・・・
ミントさんもオバケが嫌いなんですね^^;私は心霊とか結構好きなんですが(お前関係ない
でもここで勝負ついてしまったら面白ないですもんね^^さすがサファイアさん♪
そして最後の??とポプリさんは一体なんだったのでしょうか?
まず何をしでかすのかが気になりますね・・・・

次回の楽しみに待っています♪


■ サファイア (22回/2011/11/11(Fri) 20:09:57/No4297)



皆さんこんばんわっ♪サファイアです(*^^*)
ピコさんレスありがとうございます!!お返事は後ほど・・・WW
さて今回でこのお話も新しい展開になりますっ!
さてでは始めましょうっ!ムルモさーんっ!!
ムルモ「はぁ。まったくいい加減にしてほしいでしゅ〜。ちょっとは感謝して欲しいでしゅね!まぁやりましゅか・・・。」

「妖精忍者とお嬢様☆」
第5話*ツンデレお嬢様・ポプリしゃん、参上でしゅ*

ヤマネ「ミント殿!!ヤシチ兄様から離れてほしいのでございます!!」

前回から1週間。今日もまたヤマネとミントはケンカしていた。もちろんヤシチの事で・・・WW

ミント「ヤマネ様もしつこいですわ!!何度嫌と言えば分かるのですか!?」
ヤマネ「ミント殿こそ!何度ヤシチ兄様から離れろと言えば分かるのでございますか!?」
ミント「私はヤシチ様が好きなのですわ!!」
ヤマネ「関係ありません!とにかく離れて欲しいのでございますっ!!」

ヤマネ&ミント「ぬ"〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
サスケ「もうすぐ冬だと言うのに暑い二人だぜ!」
ハンゾー「いつもの事なのら〜。」
ミント「隙あり!ヤシチ様っ♪」
ヤシチ「のわぁ!!」

ミントはヤマネの隙をついてヤシチに抱きついたその時、
シュッ
ヤシチとミントの間ギリギリをどこからか手裏剣が飛んできた。

ヤシチ「ぎゃーーーーー!!なっなんなのだ!?」
ヤマネ「兄様!!」
サスケ「大丈夫かだぜ!?」
ハンゾー「手裏剣が飛んできたのら〜!」
ミント「一体誰が・・・?はっ、まさか・・・!!」

???「そのまさかよ!!」

ヤシチ「誰だ!?」
斜め上を見上げると近くの木の上に妖精が1人。そして「とうっ!」と言って飛び降りてきた。
ミント「はぁ・・・。」
ミントが大きなため息をつく。
ヤシチ「おっお主誰だ!?」
???「ちょっと!人の名を聞くときはまず自分から名乗るのが常識でしょ!?まったく礼儀知らずな人ねっ!」
強気な態度でツンとする。
サスケ「なっ失礼だぜ!!」
ヤシチ「まぁ待て。あいつが言ってることは正しい。」
そんな事言ってるヤシチも内心怒り。
???「ふんっ!アイツなんて失礼ね。あんた達が名乗るまで私の名前がポプリだって事は言わないわ!」
ポプリ&ミント以外「・・・・ポプリって言うんだ・・・;;」
ポプリ「なっ、なんで知ってるの!?」
はい、天然です。
ポプリ「まっ、まぁ良いわっ!名乗ってあげる!!私の名前はポプリ!好きなお菓子はクッキー!!楽器はホルンよっ!」
そこまで聞いてねーよ。とは誰も突っ込まない。
ポプリ「なっ、名乗ってあげたんだからあんた達も名乗りなさいよ!!本当失礼ね!」
サスケ「ムカ。いちいちムカつく言い方だぜ!!」
ヤシチ「まぁまぁ。拙者はヤシチだ。」
サスケ「むぅ・・・。サスケだぜ。」
ヤマネ「ヤマネと申します!」
ハンゾー「ハンゾーなのら〜♪」
ポプリ「ドキッΣ」
ハンゾー「どうかしたのら?」
ポプリ「べっ別に!!(な・・何今の・・・?)」
顔を赤らめるポプリ。
ミント「・・・何しに来たのですか?ポプリ。」
ポプリ「お姉さまっ。」
ヤシチ「おっお姉さま!?」
ミント「ポプリは私の妹なのです。」
ヤマネ「いっ妹!?ミント殿に妹がいたのでございますか・・・。」
ハンゾー「あんまり似てないのら〜。」

そういってポプリの顔を見る。ハンゾーの言うとおり、あまり似ていない。ほっぺたのマーク(赤いオンプマーク)は一緒なのだが外見、性格はまるで似ていない。

ポプリ「あっあんまりジロジロ見ないでくれる!?」
ハンゾー「あっ、ごめんなのら〜。」
ポプリ(うっ、この緑色の子・・・ハンゾーって言ったっけ?声が高くて可愛い・・・///)
そうポプリはツンデレなのだった。

ヤシチ「お主忍者では無さそうだがなぜ手裏剣を?」
ポプリ「べっ、別に友達から教えてもらって出来ただけなんだからね!」
なぜそこまでツンとするか・・・。
サスケ「凄かったぜ!!」
ハンゾー「兄貴よりも凄いなのかもなのら〜!!」
ヤシチ「グサっΣ」
サスケ「はっ、ハンゾー;;」
ポプリ(褒められた・・・嬉しい!!)「ふっ、ふん!褒めても何も出てこないんだからねっ!」

思っている事とは反対の事を言ってしまう。これもツンデレでしょうか?それともデレツン?まぁ素直じゃないんですよ、ポプリは。

ヤマネ「可愛らしい方でございますねっ。」
ミント「本当にそうだとよろしいのですが・・・。」
ヤマネ「?」


いったん切ります!!


■ サファイア (23回/2011/11/25(Fri) 18:43:26/No4315)


遅くなってすいません;;続きですWW

********
ポプリ「とっ、ところでそこの赤い人?」
ヤシチ「ヤシチだ!!」
サスケ「自己紹介したんだから覚えてほしいんだぜ!」

その言葉を聞いてムゥ!となるポプリ。

ポプリ「おっ覚えてるわよ!!えっと緑がハンゾーでしょ?紫がサスケ、で黄色のあなたがヤマネさんで・・・赤い人がシチミさん??」

少々自信なさ気。

ヤシチ「ハンゾー、サスケ、ヤマネはあっているけど拙者の名前が違うのだ。」
ハンゾー「兄貴は辛くないのら〜。」
ポプリ「辛くない?という事は・・・サトウ?」
ハンゾー「そういうことじゃないのら;;」
ヤマネ「一文字もあってないのでございます;;」
サスケ「やっぱり覚えてないんだぜ!」
ポプリ「な・・・!今日は調子が悪かっただけなんだからねっ!!そういうあなたこそ私の名前覚えてるの!?」

調子の悪い良しは関係あるのだろうか?と誰もが思ったがそこは皆さん優しいのであえて心の中で思うだけにした。

サスケ「えっえっと・・・;;」
ポプリ「ほら私だって自己紹介したのに覚えてないのは一緒じゃない!人の事言う前に自分のことね〜?」

いちいちムカツク言い方をする。

サスケ「ムカ!お前みたいな失礼な人の名前なんて覚えたくもないぜ!!」
ポプリ「なんですって!?あんただって失礼じゃない!」
サスケ「お前が失礼だからだぜ!!」
ポプリ&サスケ「ぬ"〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

どうやらこの二人は相性が悪い模様。

ミント「ポプリ!やめなさい!」
ヤマネ「・・・パワフルな妹殿でございますね;;」

と苦笑いなヤマネ。さっきまで可愛いと褒めていたのだが・・・・。

ハンゾー「可愛いのにもったいないのら〜。」
ポプリ「へ・・・///」

サスケと睨み合っていたポプリの耳にはハンゾーが言った‘可愛い’という言葉が聞こえた。ポプリの顔がどんどん赤くなっていく。

ポプリ(可愛い・・・って・・・///)

またまた切ります!


■ サファイア (24回/2011/11/25(Fri) 22:10:17/No4316)




またまた続きですww

************
ポプリ(可愛い・・・って・・・///)

ハンゾーは深い意味で言ったわけじゃない。ハンゾーは素直な子。ポプリはこんな性格ではあるが誰が見ても、どこから見ても美少女なのだ。

ヤシチ「どうしたのだ?顔が真っ赤だぞ?」
ポプリ「はっ!べっ別に赤くないし!!赤くないんだからね!///」
サスケ「髪の毛が黄緑で顔が赤って…りんごにそっくりだぜ。」
ポプリ「りんごじゃないしっ!」
ハンゾー「いちごなのら?」
ポプリ「いちごでもないもーん!!」

必死に顔が赤くないということを否定するポプリ。否定するたびに顔がもっと赤くなっていく。耳まで真っ赤だ。

ヤマネ「可愛らしいでございますねっ。」
ミント「あはは…;;」

やはりミントさん苦笑い。

ヤシチ「で?拙者になにか用があるのではないのか?」
ポプリ「あっ。そうだった!あなたお姉さまの事どう思ってるの?」

単刀直入。次はミントの顔が赤くなっていく。

ミント「ぽっ、ポプリっ…///」
ポプリ「どうなの?」
ヤシチ「どうって…。」
ヤマネ(ヤシチ兄様…)
ヤシチ「友達なのだ。他になにがある?」
ポプリ「なっ…!」

ヤシチの答えがポプリにとっては意外だったのか…。
しかしヤマネはホッとしていた。

ポプリ「お姉さまの前でそんなあっさり…!お姉さまに失礼だと思わないの!?ねぇお姉さ…」
ミント「ヤシチ様…!そんなあっさりした所もミントはラブでございます…!!ヤシチ様…。」

ヤシチのあっさり発言に落ち込む所かヤシチモードに入るミント。

ポプリ「本気…なんだね…。」
ヤマネ「?」
ポプリ「お姉さま!」
ミント「?なんですか?」
ポプリ「アニキさんが好きなのね…。」
ヤシチ「誰がアニキだ!!ってあれ?」
ミント「はい!」

幸せそうに答えるミント。
しかしどこか寂しそうだった。

ポプリ「ふ〜ん。まっ良いわ今日は挨拶ってことで!」
ミント「今日は…?」
ポプリ「うん。今日は挨拶☆」
サスケ「はっ。手裏剣投げる事が挨拶なんだぜ?」
ポプリ「あんたには投げてないじゃない!」
サスケ「兄貴には投げたぜ!」
ポプリ「なによ!さっきから兄貴兄貴って!!」
サスケ「自分だってお姉さまお姉さまってうるさいんだぜ!このシスコン!!!」

シスコン。その言葉を聞いてハンゾーは青色のイナズママークの妖精を思い出していた。

ミント「今日は…ってことは…!」
ポプリ「じゃあね。またくるわ!ハンゾー、ヤマネさん、兄貴ラブさん、アキチさんっ。」

そう言って去っていった。

サスケ「サスケだぜーーーーー!!!!!!」
ヤシチ「ヤシチだーーーーー!!!!!」
ヤマネ「ミント殿の妹殿誰かに似ていたでございます。」
ハンゾー「パピィ+ネズミさんなのら!」

自信満々で答えるハンゾー。

ヤマネ「え?どうしてでございますか?」
ハンゾー「ツンデレな所はパピィでシスコンな所はネズミさんなのら!」
ヤマネ「・・・;;」

ミント(なんかややこしくなってきそうです…。)

第5話*ツンデレお嬢様・ポプリしゃん、参上でしゅ*終わり☆

後書き^^
ポプリ初登場☆ということだったのですがまたしばらくポプリの出番はないかも?
皆さんは気付いているでしょうか?ポプリ自身はまだ気づいていない恋心に…www
なかなか更新が遅くてごめんなさい><
次からはマジメにします((マジメじゃなかったんかいΣ
そうそう次から挿し絵?的なものを付けたいと思っているのです!!感想などをいただけたら嬉しいです〜。
では^^


■ サファイア (25回/2011/11/26(Sat) 22:03:56/No4323)



皆さんこんばんわっ♪
ピコさんにレス返しを…ww

小説の感想ありがとうございますっ!
こんな私の駄小説を読んで下さるなんて…!!感激です〜。
しかも面白いですとっ!?うう。神…!!
これからピコ様と呼ぼうかな…?((え。

三回戦の勝負は何にしようか本当に悩みましたね〜。
『料理』『レース』『オシャレ』
などなど…。料理はちょっとこれからの展開であるのでパス。レースは書くのが難しいのでパス。オシャレは…ないな…ということで、中身の少ない頭で考えたのがオバケ屋敷でしたっ!私の小説は基本ギャグなので…。

はい。ミントさんオバケ嫌いです。見た瞬間にオカリナを出して『ミントでポーン!!!』と叫んでしまうこと間違えないです(笑)
今回はムルモいわくかなり怖い、ハイレベルな仕上がりですからね〜。ただ私の文才で上手く伝わっているか…。はい。もっと頑張ります!!
ピコさんは心霊がお好きなのですかΣ(ノд<)
なんと…!!ビックリです><

今回のお話もみていただけたでしょうか?
ポプリ初登場☆です〜。さぁこの性格でどれだけの人をムカつかせ敵にまわすのでしょうか?楽しみですね〜((ぇ。
ハンゾーも言ってたようにパピィとネズミを合わせたような性格です!ネズパピ…絶対ないな。

ピコさんの小説の続きも楽しみにしてますよ♪
では^^


■ asuka (32回/2011/11/28(Mon) 17:18:05/No4326)

サファイアさん
こんばんわ
小説おもしろいですね〜〜
ミントちゃんはおばけきらいなんですね〜
わたしは怪談話いっぱいしっていますよ
けっこうクラスの人怪談すきだし・・。
あとこのあとの小説楽しみにしていますよ
でわ


■ サファイア (26回/2011/11/29(Tue) 21:54:24/No4337)



Asukaさんこんばんわっ♪サファイアです(*´∇`*)

小説を読んでくださってありがとうございます〜。
はっΣ!!気分悪くなったりしてませんか!?
体調不良が起こったら
土下座して謝りますwwついでに触覚ビーム受けてきますww

お…面白いですと…っ!?
はぁぁ!!嬉しいです〜♪毎回毎回時間を書けてノートに下書きしてるかいがありますよ∨∨
…でこのクオリティー;;タイトルもっと考えれば良かった…が仕方がない!!『妖精忍者とお嬢様☆』で頑張ります☆
ちなみにいつも休みの日や、学校が早く終わった日に更新するようにしているのですがたまに下書き途中で本番〜。て時があります((ぇ
スイマセン…時間がないんですよ…;;
第6話は明日か明後日に更新予定ですっ!是非…ww

え!?asukaさんオバケ好きなんですか!?
私は作中でも書いてムルモにつっこまれた通りオバケ苦手です…。ありえないと思いますが
私はこの話を書いているとき怖かったです。
一人でこの話を読み返したくないですもん((2つの意味で。
クラスの方々も怪談好きですと…?
asukaさんのクラスはデンジャラスですね((失礼だぞ☆

続きも楽しみにしてくれてるということで∨∨
ありがた〜いですwwでもあまり期待しないでくださいね!!
なんたって作者は私ですから…(笑)

では^^


■ サファイア (27回/2011/11/30(Wed) 15:09:04/No4338)

皆さんこんにちわっ♪サファイアです(*^^*)
さて今回からタイトルコールのルール(?)を代えることにしましたっ。
今回からはその話の中で活躍する妖精にしてもらいたいと思います!!ムルモさんお世話になりました!これからの話の中でムルモさんの活躍する話をつくりますのでよろしくです〜^^
さぁ記念すべき第一回新ルールでのタイトルコールは・・・リルムさんです!!ということは今回リルムさんが活躍(?)します!
ではリルムさんよろしくお願いしますっ!!
リルム「おまかせくださいですわ〜。では早速・・・」

『妖精忍者とお嬢様☆』
第6話*リルムとミントさん*

此処は妖精界。どんなときでも美しい青い空が広が・・・
ピシャァァァーーーーーン!!!ゴロゴロゴロ…
・・・・;;;サリア様のお怒りですね。こんなときもありますが、これ!といった問題も無く里に住んでいる妖精達もこの嵐については理解している。
今日もまた妖精界は平和だ。ただしこの人意外は・・・・

リルム「ミルモ様ー❤」
ミルモ「げ・・・リルム・・!!」

ミルモの里第一王子ミルモ。に嬉しそうに駆け寄ってくるカールな妖精はリルム。2人は半ば強制的に将来を約束した仲。つまり婚約者なのである。

ミルモ「な、なんだよっ・・。」
リルム「実は今日ミルモ様のために新作のスイーツを作ってきましたのっ!」

ドン!!

リルム「名づけて、『ビターチョコアイスクレープ』ですわ!」
ミルモ「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!」

リルムが自信満々にミルモの前に出したものはクレープどころか食べ物にさえも見えない物。

ミルモ「コレなんだよ!?」
リルム「嫌ですわミルモ様ったら!どこをどうみてもクレープではありませんかvV」

いうまでも無いがリルムの料理は悪い意味で凄い。
それを例にこのアイスクレープ(という名の謎の物体)。
どんな外見・中身かは皆さんの創造におまかせしよう。だがコレだけは言っておこう。まともなものではない!!!!!

リルム「さぁ召し上がれ♪」

とミルモにクレープを近づける。ミルモ君顔が真っ青だ。

ミルモ「なぁリルム!最近寒くなってきたよな!!;;」
リルム「そうですわね。冬も近いですから。」
ミルモ「だ・・だろ?こんな寒い時期にアイスクレープはちょっと季節はずれなんじゃねーの?」

目の前にある自称アイスクレープという謎の物体から逃れようと頭の中で必死に言葉を探すミルモ。
もちろん彼は冬であろうがなんであろうが目の前にあったら食べるんだろうなぁ・・・。しかしそんなミルモの言葉もむなしく、

リルム「大丈夫ですわ!この料理には婚約者(つまりリルム)の愛がたくさんつまっているので寒さなんて屁のカッパですわ!」
ミルモ「で・・でもよ・・。」
リルム「さぁミルモ様❤」

もう逃れられそうな言葉が見つからない。
王子の目の前にあるのは婚約者。…の作った自称・アイスクレープ。
そのアイスクレープという名の謎の物体はどんどんミルモに近づいてくる。もう食べなければいけないのか!?とその時・・・

ミルモ「いい加減にしろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
リルム「え。」

ミルモが怒った。リルムは目を丸くする。

ミルモ「いいかリルム!お前の作ったお菓子は下の下の下の下の下の下の下の下の下の下の下の下の下の下の・・・ってどんだけ下のっていうんだよ!!」

最後の『どんだけ下のって(略)』というのもあわして合計15回でございます。

ミルモ「まぁお前の作ったお菓子はそれぐらいまずいんだよ!!!」
リルム「そ・・・そんな・・・。」
ミルモ「クモモのつくったお菓子を見てみろ!!お前の作ったお菓子と天と地の差がある!!大体どうしたらこんな意味不明な謎の物体が出来るんだよ!!とにかくオレは今後一切お前の作ったお菓子は食わねーからな!!」

と宣言したミルモ。の目の前にいるのは拳をつくってプルプルとふるわすリルム。

リルム「う・・う・・・そこまで言う事・・・・!!」
ミルモ「・・!!しまった!!!」

時すでに遅し。

リルム「無いじゃありませんかぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」

ドッカーーーーーーーン!!

さて問題です。このドカンは何の音でしょうか。

1.大砲発射の音
2.リルムの怒り・爆発音
3.ミルモがリルムに殴り飛ばされた音
4.サリア様のお怒り

どれもおっかないですね。正解は3のミルモがリルムに殴り飛ばされた音でした。正解した人、おめでとうございます〜〜〜♪
ミルモはリルムに殴り飛ばされてしまいました。おわ「るなでしゅ(ムルモ談)」

リルム「うわ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!ミルモ様の馬鹿ぁ!!!」

リルムは自分の作った謎の物体とミルモを忘れて泣きながら去っていった。

リルム「ついでに作者さんもバカァァァァァァァ!!!!!!」

ぐはっΣ

――――――――――――…
ミント「ルンルン♪このイチゴ味のみたらし団子味のポップコーン味のソフトクリームは美味です〜♪」

まぁ言えばイチゴのちょっとしょっぱいバージョンのソフトクリーム。をご機嫌に食べているミント。今日はヤシチのところに行かないのかい?

ミント「今日はヤシチ様が珍しく、まじめに修行していらっしゃったので修行が終わった頃にもう一度会いに行くのです〜♪」

あっそう・・・;;;

ミント「またたびニャンにゃンまたたび・・・ってあら?誰かいらっしゃいますわ。」

ミントが見つけたのは近くのベンチに座って泣いている黄緑色のカールへアーの女の子。ミントは近寄って話しかけた。

ミント「あのどうされたのですか?」
リルム「え・・?」

びっくりした様子で顔を上げるリルム。

ミント(まぁ可愛らしい方です・・・。)
リルム(まぁ可愛らしい方ですわ・・・・。)

二人とも思った事は同じ。

リルム「あなたは・・・?」
ミント「ミントと申します。」
リルム「ミントさんですか。私はリルムと申しますわ。」
ミント「どうして泣いていらっしゃるの?」

理由を聞くミント。

リルム「それは・・・、」
ミント「私でよければ話してくださいませんか?悩んでいる人を見ると放っとけないのです。」
リルム「お優しい人なんですね・・・。実はさっき愛しいお方に手作りのアイスクレープを差し上げたところ『お前の料理はマズイ』と言われてしまって・・・。」
ミント「まぁ・・・!!」
リルム「『もうお前の作ったお菓子は一生食べない』とまで言われてしまって・・・。」
ミント「ひどいです!女の子にそこまで言うなんて・・・!!」
リルム「くす、ありがとうございます。でも・・・。」
ミント「?でも?」
リルム「でもこんなにひどいこと言われても私って結局そのお方が大好きなのですわ・・・。」

少し頬を赤らめて言った。

ミント「リルム様ってそのお方の事が本当に好きなんですね。」
リルム「はい!と〜っても大好きですわ!」

その言葉を聞いてミントは優しく微笑んだ。

ミント「ねぇリルム様、私と一緒にお菓子作りませんか?」
リルム「え?ミントさんと?」
ミント「はい!2人で美味しいお菓子を作ってその方を見返してやりましょう!!」
リルム「ミントさん・・・。」
ミント「ね?」
リルム「・・・はい!美味しいお菓子作りましょう!」
ミント「はい!よろしくお願いしますね♪リルム様っ♪」

次回!リルムとミントのお菓子作りスタート!!!

第6話*リルムとミントさん*終わり☆

後書き^^
リルム登場〜〜〜〜〜!!!!ヤッホーい((黙れ!!
なんか無理やりですいません;;;今回はあまり(って言うか全く)妖精忍者しか出ていませんね;;
次回もあまり出番はないかも・・・?
さて挿絵的なものをつけてみました!!リルムとミントとミルモですね。
あと意味不明な物体(笑)白状します。適当に描きました(どーん。
これはアイスクレープじゃないですよ!皆さんのご想像におまかせしますwwでは^^

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■ asuka (40回/2011/11/30(Wed) 15:48:44/No4339)

サファイアさんへ
こんにちは
今日更新されてうれしいです
でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

続きがみた〜〜〜〜〜〜いです・・・。(わがままな人)
ミントちゃんがリルムちゃんの好きな人(ミルモ様)にみかえすために
二人できょうりょくしながらお菓子をつくるなんてとっても
ももしろそうなシーンですよね
あと毎回下書きしているんですか?
すごいです
わたしは一発勝負で小説をかいています
つづき楽しみにしていますよ
できればわたしのわがままをきいて
早めに更新されるととっても嬉しいです。
では。


■ サファイア (30回/2011/12/04(Sun) 15:23:36/No4361)


asukaさんこんにちわっ♪
またまた私なんぞの小説を読んでくださったのですね!嬉しいです〜♪
あっ、気分悪くなったりしていませんか!?
気分が悪くなったら土下座で謝りますwww

>続きがみた〜〜〜〜〜〜いです・・・。(わがままな人)
続きが見たいなんて言ってもらえて嬉しいです!
でもまだちょっと更新は難しいです;;
おおまかな話の設定は出来ているのですが、まだ挿絵&文章ができていないのでもう少しかかるかな?スイマセンm(_ _)m

とても面白そうなんてそんなっ・・・!
あまり期待なさらないで下さいね、なんたって作者は無能なサファイアですから(笑)
初めからミントとリルムはこういう関係でいよう!と決めておりましたww
彼女達には仲良くいてほしいです〜。
asukaさんは一発勝負で書いていらっしゃるのですね!
でも一発勝負ってなんか話の矛盾やおかしいところとかが多くなったりしませんか?話は計画を練ってから私は書いていますVV
まぁ人それぞれですからね!
なるべく更新ははやめにさせていただきますっ!


レス返しとは別に、『ようおじょ☆』(この小説の略)でのキャラ設定などを書いてみました!ミントの性格とかが初期より変わっていたりするので・・・。☆がオリフェです!(といっても二人しかいないけど・・・。)

ヤシチ
妖精忍者。子分には時には厳しく、優しい。
パンツが好きなスケベな妖精。一応兄貴なのだが、この小説であまり修行している形跡はなし。
自称・ミルモのライバル。ミントの想い人。

ヤマネ
妖精忍者。ヤシチの子分なのだが実力はヤマネの方が上・・・?
普段は礼儀の正しい性格なのだが多少思い込みが激しく、強引なところがある。ヤシチの事が好き。

サスケ
妖精忍者。ヤシチの子分。緊張癖があり、よく失敗する。
ヤマネが好きだったのだがヤマネの好きな人がヤシチであったため諦めようとは思っているのだがなかなか諦められない。
ハンゾーと一緒にいることが多い。

ハンゾー
妖精忍者。ヤシチの子分。のんびりしていて穏やかな性格かと思いきや、さりげの毒舌が得意でどこが鈍感なところがある。
ヤシチ・ヤマネ・ミントという三角形に気づいてはいない様子・・・。
サスケと一緒にいることが多い。

☆ミント
礼儀正しい女の子。誰もが振り返るほどの美少女。
魔法が得意だが運動・家事(裁縫以外)は苦手。変な味のアイスクリームが好き;;ヤシチの事が好きでヤマネのライバル!

☆ポプリ
ミントの妹。ハンゾーいわくパピィとネズミを合わせたような性格。
ところどころ意地っ張りではあるが誰がどう見ても美少女。多少天然なところがある。プライドが高い。
自分ではまだ気づいていない恋心がある。

という感じでしょうか?意味不明!なんていうところがあったらいってくださいねww多少設定崩れがあると思いますがこれを参考に見ていてくださいっ♪

では^^


■ サファイア (35回/2011/12/11(Sun) 14:08:36/No4390)


皆さんこんにちわっ♪サファイアです(*^^*)
小説を更新したいと思います〜。今回のタイトルコールはミルモさん!!
そうそう今回はマウスを犬に噛まれてしまって絵が描けないのです><なので挿絵がしばらく無いかも!?では・・・WW


『妖精忍者とお嬢様☆』
第7話*リルムとミントのお菓子作り!・・でもミントって・・・。*

前回から2日後のお昼ごろ。そして此処はリルム宅。の前に立っているのは茶色のカンカン帽子をかぶっている、キレイな蒼い髪の毛の美少女。

ミント「えっと・・こちらでよろしかったのですよね?」

少し高めな可愛らしい声でつぶやくとポン!とオカリナを出した。

ミント「こんにちわー!ミントですー!リルム様いらっしゃいますかー?」

オカリナを吹きながらピョンピョンと可愛らしくはねる。
するとガチャと家の扉が開いた。

リルム「ミントさん!いらっしゃいませっ♪」

出てきたのは黄緑色のカールヘアーな可憐な妖精さん。

ミント「リルム様こんにちわっ。」
リルム「どうぞ中に入ってください!」
ミント「はい、おじゃまします。」ニコッ
リルム(本当に可愛らしいお方ですわ・・・///)

ミントがリルム宅に入った。

ミント「まぁ!ステキなインテリアです!」
リルム「ありがとうございますわ。今日は家に誰もいなくて・・・。」
ミント「ご両親様は?」
リルム「用事で隣の里まで行ってますの♪」
ミント「えっと妹様方がいらっしゃいましたよね?」
リルム「一人は遊びに、一人は学校の補習に・・・という感じです;;」

家の中に響く美少女二人の笑い声。
えっ?今日はどうしてリルムの家にミントが来たかって?それは・・

リルム「今日は私の愛しいお方を見返すためにミントさんと二人でお菓子を作るんですわVV」

・・・セリフ取られたwwチクショウwwww
リルムの言うとおり今日はリルムとミントが一緒にお菓子を作ると約束した日。

ミント「では早速始めましょうか、リルム様!」
リルム「はい。では私の魔法で・・・」

リルムはタンバリンを出す。

リルム「リルムで〜〜〜…ポン!!!!!」

タンバリンをたたいた。するとリルムとミントが光に包まれ服が変わった。
なぜか・・柔道着に・・・。

ミント「・・なぜ柔道着・・?お菓子作りでは・・?はっ!私運動苦手ですのに!!どうしましょうリルム様・・・。これでは妖精柔道大会に・・・。」
リルム「ありませんありません。私の魔法が失敗しただけですわ・・・。
はぁ、何で力んでしまうのでしょう・・・別に柔道がしたいわけではないですのに〜〜〜!!!」

落ち込むリルム。それを見たミントが優しく声をかける。

ミント「ふふ。ステキな柔道着ではありませんか♪落ち込まないでくださいませ?」
リルム「ミントさん・・・。はい!ありがとうございます!」
ミント「では次は私の魔法で・・・。」

本日2回目、オカリナを出す。そしてすぅ・・と息を軽く吸って

ミント「ミントでポン☆」

ポ―――――。とまっすぐ、響きのある音でオカリナを吹くとまたまたリルムとミントの服が変わった。
今度は白をメインにピンクと黄色のラインが入ったエプロン。

リルム「まぁ!ステキなエプロンですわ〜!!」
ミント「あはっ。成功ですVVでは始めましょうか♪何をお作りになりますか?」
リルム「はい。チョコレートケーキを作ろうかと・・・。」
ミント「まぁケーキを!チョコレートは何味です?レモン味のかりんとう味のドーナツ味のチョコレート?それともこんぺいとう味のガム味のチョコレートですか?」
リルム「それってレモンのちょっと甘いバージョンのチョコとサトウ多めのチョコレートですわよね?美味しいのですか・・・?」
ミント「はい!なかなか美味ですよVV」
リルム「・・・;;普通のミルクチョコレートを使いますわ・・・。」

こうして作るお菓子はチョコレートケーキに決まった。
ちなみにミントは変な味のアイスクリームが好きなのです。

ミント「最近はマグロ味のイチゴ味のアイスクリームが好きです〜。」

うえ・・。気分悪くなった人、スイマセン・・・。想像しないでくださいね。マジで!!!

リルム「ではミントさんはこのミルクチョコを溶かしてくださいませんか?私はその間にスポンジの生地を作りますわ!」

そういってミントにチョコレートを渡した。…っていうかリルムにスポンジ作らせちゃダメだろΣ!!そうそう今回作者はこの子達の作り方には何も言いません。

ミント「チョコを溶かす??どうやって??リルム様、どうやって溶かすんです??」
リルム「湯せんするのですわっ。」
ミント「湯せん?・・・という事はお湯です?ああ!お湯をかければ良いのですね!!」

といってボウルの中にチョコレートを刻まずにそのまま入れ、カップラー●ンかのようにお湯を注ぎいれた。

ミント「これで3分ですわね♪」

・・・。もう一度言おう。今回作者は作り方についてはツッコミません。
ただこれだけは言わせてくれ、何の作り方だ!!!!!!!!

さてこちらはスポンジ作り担当のリルム。
まずは一般的なスポンジの材料をボウルに入れかき混ぜる。ここまではまぁ一般的なケーキのスポンジの生地。でも黄緑色のカールヘアーな可憐な妖精さんは気に入らない様子。

リルム「なんか色が地味ですわね・・・。そうですわ!隠し味にケチャップ、マヨネーズ、醤油、ハチミツ、抹茶、それにこれもあれも入れてー♪キャァァ完璧ですわぁ!!」

リルムが歓喜の悲鳴を上げる。彼女が完璧といっている物は奇妙な色の液体。赤・紫・茶色・・・。どんな組み合わせだ・・・。

ミント「リルム様!チョコレート解けました!」

といってリルムの前に出したのはチョコレート味の水。略してチョコ水だ。

リルム「ではこのスポンジの生地に入れてくださいませ!」
ミント「・・はい。(変わった色の生地です・・・。)」

リルム作のスポンジの生地に驚きながらもミント作のチョコ水を加えた。
すると更に奇妙な色になった。


リルム「さぁ後はこれを焼いて、飾りつけするだけですわ!」
ミント「・・・(汗)」


いったん切ります><


■ りょく (373回/2011/12/11(Sun) 19:58:45/No4391)

サファイアさん、こんばんはーっ!
りょくです。

料理が出来ないミントちゃんと苦手なリルムのタッグは凄まじいですなぁ(笑
ミルモさんどんまーいb(・∇・●)

>ボウルの中にチョコレートを刻まずにそのまま入れ、カップラー●ンかのようにお湯を注ぎいれた。
お湯は少量でしたらチョコが固まってしまいますが、チョコよりお湯が多いと、ホットチョコレート(ココアのような飲み物)が出来たに違いない(笑
分からないと聞いたり調べたりするのが普通ですが、思い付きで行動するミントちゃんはチャレンジャーですね!

>チョコレートケーキ
りょくはレシピを見ないと分かりませんww
パッと思い付くのは薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、卵、牛乳…?
(↑明らかに余計なものが混じっている)

>リルム「なんか色が地味ですわね・・・。そうですわ!隠し味にケチャップ、マヨネーズ、醤油、ハチミツ、抹茶、それにこれもあれも入れてー♪キャァァ完璧ですわぁ!!」
ミルモさんどんまーいww(二回目
前者三品が特にヤバいですね。しょっぱくなるー!
二人とも味見をするのか気になるところです。
ミントちゃんは気付いているようですが…。

では★


■ サファイア (36回/2011/12/14(Wed) 17:32:49/No4397)



皆さんこんにちわっ♪サファイアです(*^^*)
りょくさぁぁぁぁん!!!コメどうもですぅぅぅぅぅぅ!!!!
レス返しは後ほど・・・WW
では続きです〜^^

***********

ミント「あの・・リルム様?」
リルム「はい?」
ミント「本当にこれでよろしいのですよね・・・?ケーキのスポンジの色って・・。」

ミントが見つめる先には奇妙な色のスポンジ生地。
普通は薄い黄色なのだがこのスポンジは赤・紫・茶色・・。毒々しい・・。

リルム「はい!とてもカラフルでしょ?」
ミント「はぁ・・(まぁある意味カラフルです・・・。)」
リルム「では型に入れて焼きましょうか♪」
ミント「・・はい!(あんまり深く考えないほうがいいですよねっ。)」

そしてリルムとミントはスポンジの生地を型にいれオーブンにいれスイッチオン☆二人は焼きあがるまで少し休憩する事にした。

――――――…。

ミント「そういえばリルム様の好きな人ってどんな人です?」
リルム「え・・あっ・・はい・・。とても男らしくてたまにそっけない態度をとられるのですが本当はとても優しくて・・。」
ミント「へぇ・・。その方は良いですねっ。自分のことをこんなに思ってもらってるなんて。」
リルム「ふふ、実はその方と私婚約者同士なんですわ♪」
ミント「えぇ!?こ・・婚約者!!?きゃぁ!」

よほどビックリしたのか座っていた椅子から落ちた。

リルム「だ、大丈夫ですか!?お怪我は?」
ミント「いたたたです・・。あは、大丈夫ですっ。ビックリしてしまって・・。それにしても婚約者って・・すごいですね・・。好きな方と・・。」
リルム「ミントさんは好きな方はいらっしゃいませんの?」
ミント「ふぇ・・?好きな方?」

少し間をあけるとニコっ。と笑って

ミント「いますよ!ヤシチ様って言いますのっ。」
リルム「え?ヤシチさん?」
ミント「知っていますの?リルム様?」
リルム「えっ、ええ・・。」
ミント「私その方が大好きなんです♪」
リルム「へ、へぇ・・。(ヤシチさんが好きって事はヤマネさんの・・。)」
ミント「リルム様、よろしかったら応援してくださいね!」
リルム「あ・・。」

上手く答えられなかった。
ヤシチの事が好きな妖精がもう一人いたから。それこそがヤマネであり、リルムはヤマネの恋を応援しているのだ。でも目の前でこんなに嬉しそうに好きな人の話をしている彼女に『応援はできませんわ』という事はリルムには出来なかった。

ミント「リルム様?どうかされましたか?」
リルム「・・いえ。それよりもケーキがそろそろ焼けた頃ですわ!」
ミント「?はい。」

リルム(・・ヤマネさん―――…。)

ミント「なっ、なんか色んな意味でドキドキしてきました!」
リルム「上手く焼けているでしょうか・・。」

ドキドキしながらオーブンを開けた。
結果は見事焼きあがってた。焼き上がりは完璧。焼き上がりだ・け☆

リルム「まぁ!キレイに焼きあがっていますわ〜。」
ミント「はいっ。よかったですvvでは飾りつけしましょうか♪」
リルム「そうですわね!では・・・リルムでポン☆」


次の日――――…

ミント「リルム様・・本当にそれを渡すのですか?本当に味見しなくてもよろしいのですか?」
リルム「はい!ミントさんと作ったんですから美味しいに決まってますわ!」
ミント(といっても私チョコ溶かしただけなのですが・・。)
リルム「あ!来ましたわ!」

リルムの目線の先にはご機嫌な王子様・ミルモがいた。

ミント「え!リルム様の好きな人って・・まさかミルモ様!?という事はリルム様の婚約者はミルモ様ですか!?」
リルム「はい!あの方が私の愛しい方ですわ♪」

笑顔で答えるリルム。

リルム「あっ!こちらに来ますわ!」
ミルモ「にょほ〜今日はチョコが割引しててお買い得だったぜ!」

チョコがたくさん買えたからご機嫌なんだな・・。どんだけ機嫌がいいのか、スキップまでしている。


またまた切ります!!!



■ サファイア (37回/2011/12/14(Wed) 20:18:27/No4401)

あぁもうホントなんども切ってしまってスイマセンm(__)m
では続きです〜ww

*************

リルム「ミルモ様!」
ミルモ「げっΣリルム!!」

リルムはご機嫌なミルモの前に飛び出した。
近くの木の蔭で見守るミント。

ミント(リルム様――…。)
ミルモ「なっなんだよ!」
リルム「実は…私、ミルモ様の為にチョコレートケーキを焼いてきましたの!!」
ミルモ「はぁ?オレはお前の作ったお菓子は食わねーって言っただろ!?」

冷たく接するミルモ。しかしリルムは諦めなかった。

リルム「今回は私だけではありませんわ!ミントさんと一緒に作ったのですわ!!」
ミルモ「ミントと…?」
リルム「はい…。」
ミルモ「…。」
リルム「受け取って下さいませんか…?」

そういってリルムは白い少し大きめの箱をミルモに差し出した。ミルモはそれを見て少しため息をつくと

ミルモ「…ったく…分かったよ///」
リルム「ミルモ様…///」
ミルモ「まぁミントと一緒に作ったんだったらマシだろう…あれ?でも確かミントって…。まぁいいか。」

ミルモはリルムからケーキが入った箱を受け取った。そして箱を開ける。そこにあるのはなんとも美しいチョコレートケーキ…と言いたいところだが、そこにあったのは皆さんお分かりですね?

ミルモ「なっ、なんだコレ…!!」
リルム「チョコレートケーキですわっvv」
ミルモ「コレガチョコレートケーキ?」

中に入っていたのはとんでもないぐらいウネウネと動いている物体。色はスポンジの生地段階の時よりもパワーアップしていて、なぜかプシューという音がする。全体的にはヌメヌメで物体というより新種の生物。

ミルモ「…あのよリルム…。」
リルム「召し上がって?」ニコッ
ミルモ「うっ…。まっまぁ…見た目が悪いだけなのかナ??」

グサッとフォークでケーキ(という名の謎の生物)を突き刺し口元まで持っていくがその次がなかなか進まない。

リルム「まぁミルモ様…。もしかして食べさしてほしいのですの?」
ミルモ「は?」
リルム「もぅミルモ様ったら!しょうがないですわねっ。」

そういうとミルモのフォークを奪い取り

ミルモ「まっ待て!リルム!!」
リルム「あ〜〜んですわ〜vV」
ミルモ「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

パク。食べてしまった。
あまりにも不味かったのかミルモは…気絶してしまった。
チーン((勝手に殺すな!byミルモ

ミント(…まさか気絶するとは…。昨日リルム様が魔法を使って意味不明な物体になりましたものね…。)
リルム「まぁ!ミルモ様ったら!気絶するほど美味しかったのですね♪嬉しいですわ〜!!」
ミント(…でもなんやかんやでミルモ様は絶対にリルム様が好きなのですよね…。羨ましいです…。)
リルム「ミントさん!」
ミント「はい♪」
リルム「ありがとうございます!ミントさんのおかげでミルモ様を見返す事が出来ましたわ!」
ミント「いいえ、リルム様が頑張ったからです♪リルム様の愛です!」
リルム「ふふ、でも本当にありがとうございますわっ。」
ミント「あはっ。リルム様も∨∨」



しばらくたってミルモが目覚めた。リルム達はいつの間にか居なくなっていた。

ミルモ「やっぱり思った通りだった…。ミントって家事が出来なかったんだよな…。リルムのゲキマズ料理が更に不味かった…。ていうかなんかチョコ水過ぎてチョコの味しなかった…ってあれ?」

ミルモが見つけたのは一枚の紙。どうやら手紙のようだ。
ミルモは手紙を開いた。差出人は――…リルム。

ミルモ「リルムからだ…。なになに?」

ミルモ様へ
この間は殴り飛ばしてしまい申し訳ありませんでした。
どうして私がミルモ様に毎日毎日お菓子を作っているか分かりますか?
それは私がミルモ様の事が大好きだからですわ!

ミルモ「!!」

大好きな大好きなミルモ様―…。
あなたに喜んで頂きたい。そして私の事を少しずつで良いから好きになって欲しいのですわ。
たとえこの先ミルモ様が私の事が嫌いになってもリルムはミルモ様を想いつづけます。ミルモ様、大好きですわ
リルムより

ミルモ「―…。へっ!なにを今更…///」

リルムの気持ちが素直にこもった手紙。
ミルモは照れながらも呟いた。

ミルモ「分かってるよ、お前の気持ちぐらい――…。」

天気は晴れ。
冬の訪れを告げる冷たい風。でもその風は彼を冷やすどころか暖める。ミルモは空を見上げ彼女の事を想った。


第7話*リルムとミントのお菓子作り!・・でもミントって・・・。*終わり☆

後書き^^
今回はミルリルメインでした〜。普段はムルパピとかしか書かないのでなんか新鮮だなぁ((ぇ。
次回は誰を登場させよう??楽しみにしていてくださいねっ。
では^^


■ サファイア (38回/2011/12/17(Sat) 20:19:42/No4410)



皆さんこんばんわっ♪サファイアです(*^^*)
そういえばりょくさんにレス返ししていない!!!!はわわわ・・・私なんぞの駄小説に感想を下さったのに・・・!!!ごめんなさい><
ではレス返しを・・・www

>りょくさん
はい恐ろしい回でしたねっ(笑)
ミントは普段家のメイドに掃除・洗濯・料理などをしていているので家庭的なことが本当に出来ない・・;;でも暇なときにミントは裁縫をしてるのでお裁縫はできるんですよ♪不器用なのか、器用なのか・・・wwwでも彼女はドジなので裁縫するとき縫い目を間違えたりしてvv
リルムとの出会いは料理関係と最初から決めていたので書けて楽しかったですっ。かなり奇妙なお話になってしまいましたが・・(^^;
本当ミルモドンマイですね。。

>お湯は少々でしたらチョコが固まってしまいますが、チョコよりお湯が多いと、ホットチョコレート(ココアのような飲み物)が出来たに違いない(笑
今回ミントが入れたお湯の量はそうとうな量と思ってくださいwwあの入浴剤にチョコレートの種類があるのは知っていますか?
あれをお風呂に入れてみるとほのかにチョコのにおいはするのですが・・((え。
そんな感じですね^^
ミントはチャレンジャー!!名言ですね(((
聞いたまでは良かったのですが・・これ以上聞くのは失礼だと思ったのか・・・。。

私もチョコレートケーキどころがケーキの作り方さえもわかりません><
なので作り方は省いたという・・WWW

>味見するのか気になるところです。
はい。とうとうしなかったですね(笑)ミントは味見しようと勧めたのですがリルムスマイルで・・・VV
味は・・ご想像にお任せします((え・・・。

感想ありがとうございました!
では^^


■ 緋龍 (9回/2011/12/21(Wed) 15:13:57/No4433)

 サファイアさんこんにちは!緋龍です!
 
 レスするの遅くなってごめんなさい・・・><;色々とあったものですから・・・
 (言い訳をするな!!)←はいぃぃ!!ご、ごめんなさい!!><;
 
 ヤシチに思いをよせるミント。ヤマネが嫉妬する感じが伝わってきます♪
 
 ミ、ミント・・・リルムと料理タッグ組んじゃまずいっしょ・・・(汗;)
 ミルモ、お幸せに・・・(だから勝手に殺すな!byミルモ)
 
 かなり面白かったです^^♪続きが楽しみです!

 ではまた〜♪ 


■ サファイア (41回/2011/12/22(Thu) 14:50:51/No4435)



緋龍さんこんにちわつ♪サファイアです(*^^*)

はわわわ・・・っっ。。
こんな駄小説を読んでくださったうえに感想まで下さるなんて・・・!!!はっ・・・!?まさかあなたは神さm((ry
遅くもなにも読んでくださるだけで嬉しいですよっ。ありがとうございますv

前に書いていたムルパピ小説が書き終わった後ミントを思いついて・・ww
最初はお嬢様設定はなかったのですがひょんなことでつけてみました♪小説ではあまりお嬢様的なことはしてないような気が・・・(汗)
ミントはお嬢様でもちょっと変わったお嬢様という設定のはず??←聞いてどうする??

リルムとの回ではスイマセンでしたァァァァァァァァァ!!!!!!料理関係という出会いにするのは最初から決まっていたのですがまさかこんな奇妙な回になるとは・・・(^^;
ミントの変な味のアイスクリームが好きということは後付けだったりします(((
ちなみに妹のポプリは変な食感が好きという・・・wwwこの姉妹どうなってんだ??いやいや私が生み出したオリフェですがwww
>かなり面白かったです^^♪続きが楽しみです!
な・・・なんだって・・・!!!?
面白い・・・?しかもかなりですと〜〜〜!?
あ・ありがとうございます///やばいヤバイww緋龍に頭が上がらないっ。。
更新は時間があるときにしていますvvがんばって12月中には・・・!!!!その時はまた感想なんかもよろしくお願いしますね><
緋龍さんの小説にも時間があるときにコメさせに行かして貰います☆

さてレス返しとは別にまたまたオリフェ紹介させていただきます!!
前々回にオリフェだしたばっかりじゃん!!なんていわないでくださいね!ポプリも出しますから><
最近気づいた事があるのですが今の『ようおじょ☆』は敬語率が高い・・!!!ミントにヤマネにリルムに・・・ムルモも一応敬語ですし・・ポプリもたまに敬語になるし・・・おわ!すごいなぁ・・・。
というわけで敬語じゃないオリフェをvV
ミント「聞きましたか?ヤマネ様。」
ヤマネ「はい。まるで敬語がわるいような言い方でございます・・・。」
ミント「あなた様のような方が私の生みの親だなんて・・・!!」
ちがう!!違うよ〜〜〜〜〜〜!!!
気分転換にってことで♪ね?ね?機嫌直して??
ヤマネ&ミント「ふん!」
・・・。と・・とりあえずオリフェ紹介を♪

名前*クレハ
性別*女
年齢*ミルモたちの2個上
楽器*クラベス
好きなお菓子*大福(特にリンゴww)

忍者達のお姉さん的存在。責任感が強くて頼りになって優しいのだが、少しドジでどこかぬけている。絶対服従な性格。
忍術の腕前はヤマネどころかネズミよりも上。小さいものが好きvV

とこんな感じの初☆妖精忍者オリフェです!
下手ですいません・・><このこも小説で出します〜♪
スイマセン、実はまだオリフェいるんですよね・・・。また紹介したいと思いますwww
では^^

300×300

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■ 緋龍 (11回/2011/12/22(Thu) 15:37:06/No4436)

 サファイアさんこんにちは!緋龍です!
 
 >ミントの変な味のアイスクリームが好きということは後付けだったりします(((
 >ちなみに妹のポプリは変な食感が好きという・・・wwwこの姉妹どうなってんだ??
 
 も、もしかして味覚がおかしいのか・・・!?(失礼><;)
 オリフェのポプリ、どんな子かな〜♪^^楽しみです♪
 
 おお!また新しい(?)オリフェが登場!!クレハって言うんですか〜^^
 なんとも可愛らしい妖精忍者なこと☆^^
 クレハの優しい感じが伝わってきていいですね!癒されますた☆><///
 
 続き、楽しみにしていますよ!
 
 では!


■ きゃるめ (1回/2011/12/24(Sat) 08:33:22/No4440)

サファイア様こんにちは☆
きゃるめです☆

オリフェのクレハさますごく可愛いです!!
惚れちゃった///・・・なので手ブロでクレハさまを描かせていただきたいのですが・・・よろしいでしょうか?


■ サファイア (42回/2011/12/24(Sat) 18:56:48/No4443)

緋龍さん、きゃるめさんこんばんわっ♪

今日は時間が…なのですww
しっかりコメは見させていただきましたので!!ありがとうございます〜♪
サファイアは感謝のキモチでいっぱいでございます((ぇ。

>クレハ(きゃるめさん
きゃるめさんに気に入っていただけて嬉しいですww
え?手ブロにクレハを描いていただけるのですか!?本当に!!?わわ…ww嬉しいです!!
是非描いてくださいませ∨私のオリフェなんかでよければいつでも♪私もいつかきゃるめさんのオリフェのポルルたんとパルルたんを描かせていただいてもよろしいでしょうか?
また手ブロにおじゃまさせていただきますね☆

では^^


■ こやまる (1155回/2012/01/17(Tue) 12:27:23/No4506)
http://www.murumoya.com/


サファイアさん、皆さん、こんにちは☆

感想がめちゃくちゃ遅くなってしまい、ごめんなさい(> <)。
サファイアさんの小説は、オリフェを初め公式キャラもみんな個性が全開で、読んでいて面白いです。
クレハ姉さんを含め、今後もたくさんの妖精を描いていって欲しいです。

それにしても家事の全く出来ないミントがかわいいなぁ。
家では全然お片付けやお手伝いをやらないのだろーか?
ミントが普段どんな生活を送っているのか、ミント家のシーンを一度見てみたいです。
実家はアイスクリーム屋さんでしたっけ?

そして分かりやすい恋の反応を示すポプリ…。
この分かりやすさがツンデレ属性のひとつのポイントですね(^^)。
サスケとの相性の悪さが私的にツボにハマリましたので、これからもぜひサスケをいじりまくってくださいね。

それにしても超薄味のチョコ水って不味そうですね。。
リルムのようなおおざっぱな性格には湯煎は難しそうですが、でもミントがちゃんと覚えれば上達しそうな……そんなことはない!?

それでは続きを楽しみにしています!


■ サファイア (47回/2012/01/18(Wed) 07:38:12/No4516)

こやまるさんおはようございますっ♪サファイアです(*´∇`*)
感想ありがとうございます><!!!
レス返しは後ほどさせていただきますねvv
では本日のタイトルコール!!なんとオリフェ初☆ポプリさんです!ミントより早いとは…アッパレww
ではタイトルコールよろしくです〜。
ポプリ「…ダメだわ…めんどくさい…!!!でもやらなきゃね、はぁ…」

『妖精忍者とお嬢様☆』
第8話*ある意味久々な私。タイトルコールはめんどくさい*

皆さんこんにちわ。ポプリです。
どっかの作者さんの更新が遅いせいで色んな意味でお久しぶりよね。ホント、作者交代しろ。
さて今私の目の前にいるのは私の姉、ミント。そしてこのお姉さま少しフキゲンなご様子…。

ミント「…ポプリ、いつになったらヤシチ様のところに行かせてもらえるの?」

なぜフキゲンか。それは私がお姉さまがシキチさん?(ヤシチだ!byヤシチ)のところに行くのを阻止しているからよ。
たなみに現在場所、お姉さまの部屋のドア前。
お姉さまはベットの上に座っているわ。少し頬を膨らませて。

ミント「はぁ…ヒマです…」
ポプリ「ヒマならお勉強でも?」
ミント「嫌です。私は大して勉強は好きではありません」

そのわりには成績優秀なお姉さま。嫌味よね。
べ、別に私も成績悪いってわけじゃないけどっ…!普通よ、普通!!///

ポプリ「じゃ魔法は?お姉さま、魔法なら好きでしょ?」
ミント「此処は室内ですよ?…!」
ポプリ「?」
ミント「ポプリ、ハンゾー様達のところに行きましょう!」

え。えェェェェェェェェェ!!!???///

ポプリ「な、なんで!?」
ミント「別にハンゾー様達なので行っても良いですよね?ヤシチ様ではありませんわ」
ポプリ「…そ、そうね」
ミント「ヤッタァ♪」

というわけで

ハンゾー「あっ、ミントとポプリなのら〜!」
サスケ「ポプリに関しては色々と久しぶりだぜ」

来ちゃいましたよ…。
私って騙されやすいのかしら。サスケとハンゾーがいる=

ヤシチ「お主らは意外と暇なのだな。毎日来ているではないか」

シシツさんがいるのに…。(ヤシチだ!!byヤシチ)

ポプリ「私は暇じゃないわ!それに毎日来ているのは私ではなくお姉さまなんだからね!」
ヤマネ「ポプリ殿色々とお久しぶりでございます」

…前から思ってたけどヤマネさんって美人よね。これぞクノイチって感じ。

ミント「ヤシチ様〜♪お会いしたかったです〜vv」
ヤシチ「昨日も一昨日も毎日会っているではないか;;」
ヤマネ「な、ミント殿!!ヤシチ兄様から離れてほしいでございます!!」


一旦切ります><



■ サファイア (48回/2012/01/21(Sat) 17:21:36/No4527)



続きです(^o^;)


**************

やっぱりヤキシさん目当てか…;(ヤシチだぁぁぁぁ!!byヤシチ)
…私が彼とお姉さまを邪魔する理由。お姉さまが知ったら怒るんだろうなぁ。とぼんやり考えていると

ハンゾー「ポプリ?どうしたのら?」

ハンゾーが話しかけてきた。急に顔が赤くなっていくような気がした。

ハンゾー「?顔が赤いのら。暑いのら?」
ポプリ「べ、別に!ハンゾーには関係ないでしょ!////」
ハンゾー「ふ〜ん」

あ…やっちゃった…。はぁ、私かわいくないなぁ。
どうしてツンツンしちゃうんだろ…。ごめんね、ハンゾー。

サスケ「ポプリはツンツンすぎるんだぜ」

な、この男…!!!

ポプリ「あんたちょっとは空気読めないの!?あんた一回空気になって空気の気持ちを勉強してきなさいよ!!」
サスケ「な…!!そこまでいうことないぜ!だいたい本当のことを言っただけなんだぜ!!」
ポプリ「それが失礼なのよ!」
サスケ「お前こそ人の事いえないんだぜ!」

あんただけには謝らない。絶対。

ミント「ヤシチ様、これ差し入れのアイスクリームです!皆さんで食べてくださいませ」
ヤマネ「いっぱいあるでございます」
ヤシチ「気持ちは嬉しいのだが、お主のアイスクリームは(悪い意味で)個性的なのだ。いったい何処で売っているのだ?」
ミント「あ、ご存じなかったですか?私の家はアイスクリーム屋さんを何百と経営しているのです。『ミント*アルマーニ』というお店知りませんか?」

『ミント*アルマーニ』。私達のお父様が経営している数あるアイスクリーム屋さんの中でもトップに立つ有名なアイスクリーム屋さんの事。何故有名か。それはなんでも揃っているからよ。変な味ではなく、バニラやチョコ味のアイスクリームは最高に美味しい。変な味を頼む妖精はなかなかいないわ。

ハンゾー「知ってるのら!あそこのすあま味、美味しいのらv」
ミント「まぁ嬉しいですわ♪」
サスケ「みたらし団子とか芋羊羮はないんだぜ?」
ミント「ありますよ。かりん糖味などもありますよ」
ヤシチ「拙者、かりん糖味を食べてみたいのだ」

なんでだろう、お姉さまの目がかなり輝いているような…;
あ、そうだ。

ポプリ「あの、私もクッキー持ってるんだけど食べる?」
ヤシチ「お、食べるのだ!」
サスケ「じゃオイラも…」
ハンゾー「ボクも食べるのら〜♪ちなみになに味なのら?」
ヤシチ&サスケ「!」
ポプリ「チョコ&バニラよ」
ヤシチ&サスケ「(良かった…ミントの妹だから変な味だと思った…)」
ヤマネ「美味しそうでございますね」
ポプリ「あ、ヤマネさんも食べる?」
ヤシチ&サスケ&ハンゾー「「「だめーーーーーーーーー!!!」」」

っ…鼓膜が破れるわよ!!
三人は私があげたクッキーも食べた。すると失礼なことに…

サスケ「ぶへぇ!」
ヤシチ「なんだこの食感!?」
ハンゾー「ふにゃ〜ってなったのら〜!」

人があげたものに文句を言ってきた。

ミント「あ、ミントは変な食感が好きなんですよ」
サスケ「変な食感だぜ?」

変って…!!お姉さまに言われたくないわ!
此処だけの話。私は小さい頃にお姉さまのアイスクリームを食べて嘔吐したことがある。その時食べた味というのが『さばの味噌煮味』。お姉さまは同じものを美味しそうに食べていたのが記憶に残っているわ。

ミント「クッキー=サクサク…と思って食べると危険ですよ」

お姉さまのアイスの方がよっぽど危険よ!!

ヤシチ「なるほど…やはりミントの妹だな」
サスケ「外見・性格は似てないけど」

…今ちょっとした殺意が生まれたわ。特にサスケ。

ポプリ「ふん!人があげたもので文句言わないでくれる!?」
ハンゾー「でも慣れてくると面白いのら〜♪」

ハンゾーは無邪気に笑ってそう言った。
きゅん…体が熱いな…私病気なのかな?

サスケ「オイラにはちょっと無理なんだぜ…」

カチン。

ポプリ「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!あんたが食べるっていったんだから食べなさいよぉぉぉぉぉぉ!!!!」
サスケ「それは!…ぐむ!!」

頭にきた。
私は無理やりサスケの口の中にありったけのクッキーをつめてやった。まったく失礼な人!

ポプリ「ふん!」
ハンゾー「サスケ〜!」

気づいていないコイゴコロ。それはいつ気づくのでしょうか?でもいつか思ってしまうのです。

“ああ、気づかなければ良かった”


第8話*ある意味久々な私。タイトルコールはめんどくさい*終わり☆

後書き^^
ポプリがヤシチの名前を間違えてしまうのは毎回のコトです(-o-;)しかしこれはあとあと大事になる設定なので!
さてポプリは今はこのような存在ですが、これからのポプリはどんどん複雑な娘になってきます。
さてクレハ姉さんいつ出てくるのか…(汗)
では^^



■ サファイア (50回/2012/01/28(Sat) 18:44:08/No4558)

皆さんこんばんわっ♪サファイアです(*^^*)

こやまるさんレス返しが遅れてごめんなさいm(__)m
小説の感想ありがとうございますww

>サファイアさんの小説は、オリフェを初め公式キャラもみんな個性が全開で、読んでいて面白いです。
はわわ…///面白いなんてありがとうございますっ…/////
やはりオリフェは個性があったほうが面白いですからv
ミントはマイペースお嬢様、ポプリはツンデレお嬢様、クレハはドジっ子お姉さん(!?)的な感じですwwww
特にミントは個性が強くて…私の一番最初のオリフェなので(笑)まぁミルモキャラは皆個性的ですよね♪

>それにしても家事の全く出来ないミントがかわいいなぁ。
>家では全然お片付けやお手伝いをやらないのだろーか?
やらないですね(汗)
あまり描写はしていませんが、一応ミントはお嬢様という設定なのですが、ミントの家は勿論お金持ちですww
そしてミントの家には沢山の執事やメイドがいっぱいいます。だから家のことなどは全て執事やメイドがやってくれるんですよvv
まぁそれ以前にミントは部屋を汚したりしませんし、家の人はミントが不器用だとよーく知っていますからミントが
「メイド様、手伝いますわ」
と言ってもメイドは震えて「いいです、いいです!お嬢様はゆっくりしていてください!!」と絶対言いますね(-o-;)
しかしポプリは不器用どころか超器用な子なので、掃除でもなんでもしたりしますwまぁポプリも部屋を汚したりしないんですけどね(((
ミントの家はアイスクリーム屋さんとクッキー屋さんを何百と経営していますwどちらも有名なお店という設定です^^

>サスケとの相性の悪さが私的にツボにハマりましたので、これからもぜひサスケをいじりまくってくださいね。
ハマってくださって良かったです(笑)
ネタバレになるのであまり詳しく言えませんが、この関係がこれから変わってきたりしますww
メインとしている関係はヤシチ、ヤマネ、ミントでしたが、これからはサスケ、ハンゾー、ポプリの関係も加えていきたいなぁと。

続きも楽しみにしてくださるなんて嬉しいです♪
そろそろムル×パピのほうも更新しなくては…。

では^^


■ サファイア (51回/2012/01/28(Sat) 21:43:21/No4559)


皆さんこんばんわっ♪サファイアです(*^^*)
なんか最近インフルエンザが流行っているそうですが皆さんお気をつけて下さいませね><
さて今回のタイトルコールはムルモさん!ムルモさんの久々のタイトルコール!!!!よろしくおねがいしますね☆
ムルモ「久々のタイトルコールでしゅね〜。ま、やってやるでしゅ」


『妖精忍者とお嬢様☆』
第9話*リンゴなアノコでしゅvv*

季節は冬。気温は結構低く、冷たい風が吹いている今日この頃。外に出ている妖精は皆が厚着をしているぐらいだ。こういう日は外に出ず、家のコタツでのんびりしたいところ。
しかしこの妖精は…

ミント「ヤシチ様、今日は昨日に比べ寒いですね♪」

マフラーも厚着もせずいつも通りの服装で微笑む彼女は美少女。本当に寒いと思っているのかは彼女しか知らない。

ヤシチ「お主を見ていると余計寒くなるのだ」
ヤマネ「ミント殿そのような格好で寒くないのでございますか?」

寒そうに体をふるわせるヤシチとヤマネ。なぜ外に出ているか。それは――…

ヤシチがいつものようにサスケ達と修行しようと寒いなかヤマネと共に家に向かったのだが

サスケ『えぇ〜〜?こんな日に修行だぜ〜?』
ハンゾー『寒いのら〜!』

とコタツに入りながら弱音をはくサスケとハンゾー。
それを聞いたヤシチは強がって…

ヤシチ『ふん!これぐらいで寒いとは…お主らは修行が足りんのだ』

一応兄貴という立場もあって。

サスケ『じゃ兄貴は寒くないんだぜ?』
ヤシチ『ま、まぁな』
ハンゾー『だったら兄貴寒くないっていう証拠を見せてほしいのら』
ヤシチ『え?』

というわけである。
今日一日外で修行して翌日ヤシチがかぜを引いていなかったら、サスケとハンゾーはこれからどんなに寒い日でも修行を行うという賭けをした。兄貴としては絶対に賭けに勝って、弟子共を見返してやりたい。なぜヤマネまでついているか、それはただ単の付き添い。

ヤシチ「(くそ、寒いのだ…!!)」

しかしいくら兄貴でも寒いものは寒い。言わなきゃ良かった、などと後悔するがもう遅い。

ミント「本当、寒いですね〜♪あ、これ差し入れのアイスクリームです。是非食べてください♪」
ヤシチ「食えるかァァァァァァァ!!!!!!」
ミント「美味ですよ?」
ヤマネ「そういう問題ではないのでございます;;」
ミント「どういう問題なのです?」

可愛らしく首(あるか分からないけど…)を傾げるミント。アイスクリームが大好物な彼女にとって気温など関係ない。それ以前に彼女がこの気温を寒いと思っているのか。
妖精にとって好きなものは好き。

「ヤマネしゃ〜ん、ミントしゃ〜ん!」

ミント「あらムルモ様です」





一旦切りますm(__)m


■ asuka (111回/2012/01/28(Sat) 21:53:03/No4560)

サファイアさん こんばんわ asukaです♪

サファイアさんのいうとおり最近インフルエンザが多いです(>_<)
わたしの学校では全校で60にんぐらいインフルエンザになって学校を
やすんでいるそうです♪わたしはインフルエンザには小学3年生以降から
なっていません♪(*^_^*)((やった〜〜〜

あっサファイアさんもインフルエンザにはキをつけてくださいね♪
小説も続き楽しみにしていますよ♪

では☆


■ サファイア (54回/2012/03/06(Tue) 21:49:12/No4631)



続きです(^^)

*****************

向こうから可愛らしい声でやってきたのはムルモ。何気にヤシチの名前を呼んでないことはスルー。

ムルモ「こんにちわでしゅ♪」

ヤマネ達の前にちょこんと止まると(ムルモいわく)ラブリィな笑顔で挨拶。

ミント「こんにちわ、ムルモ様。ちょうどいいところに!良かったらアイスクリームを…」
ヤマネ「ミント殿、もういいでございます。こんな寒い日にどうしたのでございますか?」
ムルモ「今日はマシュマロの特売だったんでしゅよ。マシュマロの特売は嬉しいんでしゅけど気温を考えてほしいでしゅ」
ミント「本当、今日は寒いですよね♪」
ムルモ「…寒くないんでしゅか?」
ミント「寒いですよ♪とってもv」

本当に寒いと思っているのかは以下略。

ヤシチ「今日はマシュマロだけだったのか?」
ムルモ「あい、今日はマシュマロとキャンディだけだったでしゅよ」
ミント「マシュマロがお好きなのですね、では今度マシュマロ味のサバ味のバナナ味のアイスクリームを差し上げますわ!」
ヤマネ「普通のはないのですか?」

『お姉さま!!』

どこからか声が聞こえた。
どこかで聞いたことあるちょっとツンが入った女の子らしい声。聞いたことあるのだが…。。

ヤシチ「う〜ん、聞いたことはあるのだが…」
ヤマネ「なんでございましたっけ?」
ミント「う〜ん???」
???「コラァァァァァァァァァァ!!!!!前回ナレーションしたじゃない!!」

ナレーション?はぁ?ハテナマークを浮かべる妖精忍者とお嬢様。
この場合ムルモは以下略。

ムルモ「以下略は失礼でしゅ!」

はい?

ムルモ「お前いつか敏腕弁護士雇って訴えてやるでしゅ」

???「ふっ…いいわ…ヒントあげるわ…。黄緑の髪をした…」
ヤシチ「リルム!?」
???「違う!!」
ヤマネ「妖精!?」
???「違っ…くはないけど〜!!!!」
ミント「(首をかしげて)雑草?」
???「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?失礼でしょ!?て言うか絶対わざとでしょ!!」

どうやら彼女はツッコミ役らしいです。

???「もういいわよ!」

そういって姿を現した。

ミント「あ…ポプリですか」
ポプリ「そうよ!!お姉さまヒドイわ!!実の妹に雑草って…!!」
ヤシチ「そうだな」
ポプリ「あんた達もよ!!(怒)」

間違えに間違えられたポプリ。一番ヒドイのはミントですね。

ムルモ「ほえ〜その子誰でしゅか?(可愛いでしゅ〜v)」
ヤマネ「ミント殿の妹のポプリ殿でございます」
ムルモ「ポプリしゃんっていうんでしゅか〜。いい名前でしゅねvvボク、ムルモでしゅ♪ヨロシクでしゅ、キャハ☆」
ポプリ「え、うん…」
ミント「ところで何かご用かしら?」
ポプリ「あ・り・ま・く・り・よ!!」

ミントに顔を近づける。

ポプリ「また家を抜け出して!!今日はお姉さまバイオリンのお稽古でしょ!?」
ヤシチ「バイオリン?ミント、お主、オカリナではないのか?」
ミント「オカリナですが、バイオリンを習っているのです」
ポプリ「他にもいっぱい習ってるけど…お姉さま最近サボり気味で…」
ミント「遊びたい年頃なのです」

ミントを顔をそらす。ちょっとした反抗期…かな?

ポプリ「そ…そういえば…ヤキチさん?あの…は、ハンゾーは?」
ヤシチ「ハンゾーか?今ごろ家のコタツでのんび〜りしてるだろう。なんでだ?」
ポプリ「は///な、な、なななな!!なんで、なんでもないわよ////や、ややや、、ヤキニクさんにさ…は関係ないで、、しょ!!!?////」

顔を真っ赤にするポプリ。動揺しすぎ。

ヤマネ「顔が真っ赤でございます」
ポプリ「ああ、赤くなんかないんだからね!///」

更に顔を赤くする。
黄緑の髪に真っ赤な顔。それはまるでリンゴのよう。

ムルモ「…ツンデレ…」
ミント「はい、ツンデレです」
ムルモ「(パピィみたいでしゅね――…;;)」

次の日。ヤシチが寒いなか立っていたせいで風邪を引いたのはいうまでもない。


第9話*リンゴなアノコでしゅv*おわり☆



■ asuka (140回/2012/03/06(Tue) 21:55:03/No4633)

サファイアさんこんばんわ asukaです♪

やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜\(^o^)/
サファイアさんの小説ひさしぶりに更新されてる〜〜〜〜〜(*^_^*)
イエ〜〜〜〜〜〜い((黙れ!!

さすがサファイアさんですね♪
今日の小説も素晴らしかったですよ!

もうサファイアさんはとってもわたしは尊敬しています
小説はお上手ですし気持ちもつたわってきます。
まるで本当の小説家のような感じがします。もしかして小説家ですか?
っと思うくらいのすごさですよ♪

あっ・・・小説の続き楽しみにしていますよ

では☆




4493/ ヤマネ×ヤシチ
□投稿者/ asuka -88回-(2012/01/14(Sat) 18:52:21)

みなさんこんばんわasukaです♪
本当はこれをかく予定でしたが「ミルモの恋」が描く暇がなかったので
今日は2個かきます。
あっちなみに「これ」とは「ヤマネ×ヤシチ」のことです

これを投票してくださったのはなんと管理人のこやまるさんです


ではさっそくまたまたはじめたいと思います

「ヤマネ×ヤシチ」

第1話「ヤシチがヤマネの・・」

ここは妖精かいヤマネはいつもどおり修業していた。
しかしヤマネは・・・・・

ヤマネ「ヤシチ兄さま・・・・・」
いつも一人で修業していてたいくつではないけどヤシチにあいたいようだ

ヤマネ「ヤシチ兄さまにあいにいくでございます」
そういい人間界とむかう

人間界

日高あずみの家

ミモモ「おとどけものです」
とつぜん人間に変身したミモモがあらわれた
そしてヤマネのマグカップをおいていった

あずみ「ぎゃああああ〜」
ヤシチ「マグカップか?」
ハンゾー「そうみたいなのら」
サスケ「だぜ」
あずみ「だれのなの?」
ヤシチ「・・・・・」

ぱああああん

ヤマネがあらわれた

ヤマネ「はじめましてヤマネといいます」
ヤシチ「げぇヤマネ」
ヤシチはなぜだかヤマネがいやなようだ

ヤマネ「どうされましたか?兄さま」
そしてヤマネはヤシチにちかづく

ヤシチ「くるな〜〜〜」
ヤシチは叫ぶ

ヤマネ「えっ????」
サスケ「兄貴」
ハンゾー「なんなのら」
あずみ「あんたたちうるさいわね〜」
ヤマネ「ヤシチ兄さまお願いがあるのでございます」
ヤシチ「なんなのだ?」
ヤマネ「私を兄さまの弟子にしてくださいませ」
ヤシチ「え〜〜〜〜」
サスケ「それって」
ハンゾー「ぼくたちにも弟子ができるのら〜」
ヤシチ「それは・・・駄目だ」
ヤマネ「なんでですか?」
サスケ「なんでだぜ」
ハンゾー「なんでなのら」
ヤシチ「お前たちはしらないだろヤマネがああなることを」
ヤシチはつい勢いでいってしまった

ヤシチ「あっ!」
ヤシチは口をふさいだ

サスケ「ああなるってどんなことだぜ」
ハンゾー「どうなることなのら〜」
ヤシチ「それはいえんのだ」
あずみ「いわないとトイレにながすわよ」
ヤシチ「ひぃぃ〜わかりましたいいますいわせてください」
あずみ「じゃあはなしてもらおうじゃない」
ヤシチ「そのまえにここからでたほうがいい」
あずみ「なんでよ」
ヤシチ「危険だからだ」
ヤマネ「????」



あずみ「じゃあこんどこそいってもらおうじゃない」
ヤシチ「・・あずみお菓子をヤマネにたべさせてみてくれ」
あずみ「?ええ」
あずみはヤマネにお菓子をあげる

ヤマネ「あずみ殿いいのでございますか?」
あずみ「だってヤシチが・・・・」
ヤマネ「いいのございますわね」
そういってたべると

ヤマネ「うふふのふ〜なんだかとってもいい気分になったでございます」

ばこ〜ん どっか〜ん 爆発した

ヤマネ「あら?」
あたりはめちゃくちゃになっていた

あずみ「こういうことだったのね」
ヤシチ「そうなのだ」
サスケ「そうだったのかだぜ」
ハンゾー「びっくりなのら〜」

ヤシチ「ヤマネさったとかえってくれ」
ヤマネ「どうしてでございますか?」
ヤシチ「これをみてわからないのか?」
ヤマネはまわりをみた

ヤマネ「それはわかりますが・・・」
ヤシチ「だったらかえれ」
ヤマネ「・・・い・・・・いやでございます」
ヤシチ「えっ?」

つづきは第2話でね☆







■ asuka (94回/2012/01/18(Wed) 15:38:18/No4518)

第2話「ヤマネ!どうする?」

>ヤマネ「・・・い・・・・いやでございます」
>ヤシチ「えっ?」

ヤマネ「ヤシチ兄さまにお願いがあります」
ヤマネは急にいいだした

ヤシチ「な・・・・なんなのだ?」
ヤシチはあまりにもすごい勢いでいったので
ヤシチはびっくりしていた

ヤマネ「おねがいします!やっぱりこんな私でも弟子にしてくださいませ」
ヤマネはさっきもことわれたのにも関わらずもう一度いった

ヤシチ「だから何度いっても拙者の弟子は・・・」
サスケ「なんでだぜ?」
ハンゾー「なんでなのら〜?」
サスケとハンゾーがつっこんできた

ヤシチ「だからさっきいっただろ?サスケ・ハンゾー」
ヤシチはサスケとハンゾーに注意した

けれどもサスケ・ハンゾーはいいつづけた

サスケ「こんなかわいいのにだぜ?」
ハンゾー「ヤマネがかわいそうなのら〜」
ヤシチ「それは・・・・・・・・・・・・」
ヤシチはだまってしまった

ヤマネ「どうでございますか?ヤシチ兄さま!!」
ヤマネはやさしくきいた

ヤシチ「しかし・・・やっぱりヤマネは弟子にはできない・・すまぬ」
ヤシチはそういいあやまった。おじぎもした

ヤマネ「・・・・えっ??????」
ヤマネはかたまった

ポン

ヤマネはたおれてしまった

ヤシチ「ヤマネ!!!」
ヤシチはいそいでヤマネをヤマネの家までもっていった
そしてそーっとおいた。

ヤシチ「・・ヤマネ弟子だけは駄目なのだ・・・・許してくれ・・・」
そう言い残すとさっていった

ヤマネ「・・・ヤシチ兄さま・・・・・・」
といいながらなきだした。そして家からでて公園のブランコにのって
ないている。それほどヤシチの子分(弟子)になりたかったのでしょうね

???「きゃははは・・・・」
ふしぎな女の子から声が聞こえた。その子は友達と楽しく遊んでいるみたいだ
でもヤマネはそんなとこをみても元気にはならなかったのだ。
そして1人のコとめがあってしまった。

???「・・・ん??」
その女の子はヤマネがないているのにもきづいてしまった

ヤマネ「・・・・・あっ・・・・・・・・・」
ヤマネもないているところにきづけれたのをしったみたいだ

???「どうしたの??」
やっぱりはなしかけられたっとヤマネはおもった。
でもヤマネは嬉しかったのだ。

ヤマネ「・・・いえ・・・なんでもございません」
ヤマネはその子がせっかく親切にしてくれているのにもかかわず
なぜか否定してしまう

???「もしかして・・・だれかにふられた?」
ストレートにいわれた。少し違うけど似ていることだった

ヤマネ「ちがうでございますわ」
ヤマネは似ているけど違うは違うので違うとこたえた

???「ふ〜んじゃあなんなの?勉強?」
ヤマネ「それも違うでございます」

???「ララ!なにしているの?はやくあそぼうよ」
ララと一緒に遊んでいたこがララをよんだ

ララ「は〜い、今行く〜〜」
ララはそういってまた遊びだした

ヤマネ「はぁ〜〜〜〜でございます」
ヤマネはまだおちこんでいた

ヤマネ「どうすればいいのでございましょう」
ララ「ほら?やっぱりすごいきにしているじゃないやっぱりわけはなしてよ」
ヤマネ「えっ????」
ララ「ねぇねぇはやくはやく〜〜〜」
ララはハイテンションにきく

ヤマネ「本当にいいのでございましょうか?」
ララ「いいよいいよ。あっそういえば名前は?」
ヤマネ「ヤマネというのでございます」
ララ「ヤマネっていうんだ〜だったら忍者なんだね」
ヤマネ「どうしてそれを???」
ララ「だってヤマネっていう名前はしっているもん」
ヤマネ「そうなんでございますか」
ララ「うん♪顔はしらなかったけどね」
ヤマネ「そうなんですか・・・・」
ララ「そういえば悩みってなに?」
ヤマネ「どうしたらヤシチ兄さまの弟子になるのでございましょう?」
ララ「そうだね〜〜〜・・・・・・・・・」


つづきは第3話でね☆



■ asuka (95回/2012/01/18(Wed) 16:03:07/No4519)

名前 ララ
年齢 ヤマネと同じ
性格 元気 
趣味 とにかく遊ぶこと

300×300

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/49KB

■ 緋龍 (33回/2012/01/18(Wed) 20:31:32/No4521)

 asukaさんこんばんは☆緋龍です^^
 
 ヤシヤマ小説が始まりましたね!とても続きが気になります><///
 
 オリフェのララも見るからに元気いっぱい!って感じですね!^v^
 もしかしてasukaさんはツインテールが好きなのですか?asukaさんのオリフェは皆ツインテールなので・・・
 asukaさんの絵は見ているこっちを優しい気持ちにしてくれるので私は好きですvv^v^♪
 
 では小説の続き楽しみにしています!
 ではまた!


■ asuka (99回/2012/01/22(Sun) 18:39:26/No4529)

緋龍さん こんばんわ asukaです♪

>ヤシヤマ小説が始まりましたね!とても続きが気になります><///

とてもですと>< ありがとうございます
ここにもたくさんほめていただいて嬉しいです

>オリフェのララも見るからに元気いっぱい!って感じですね!^v^

そうですか??そうかいたのでそういってもらえて嬉しいです♪

>もしかしてasukaさんはツインテールが好きなのですか?asukaさんのオリフェは皆ツインテールなので・・・


ツインテールは緋龍さんの言うとおり好きですよ
だから自分の髪形は実はツインテールなので

>asukaさんの絵は見ているこっちを優しい気持ちにしてくれるので私は好きですvv^v^♪

そうですか?でも優しい気持ちになっていただけるなんてありがとうございます。

>では小説の続き楽しみにしています!

またまたわたしなんかの小説を楽しみにしていますですと(>_<)
ありがとうございます

ではこれからかきたいと思います

第3話「ヤマネ!ヤシチの弟子になる!」

ヤマネ「ララ殿どうすればいいのでございましょう??」
ヤマネは真剣にきいてくる。よっぽどヤシチの弟子になりたいようだ

ララ「じゃあわたしが頼んだあげるよ」
ヤマネ「いいのでございましょうか?」
ララ「まっかせといてよ」
ララはそういってヤシチのところにいく

ヤマネ「ララ殿まってくださいませ〜〜」
ヤマネはララについていく

ヤシチ「おぬし誰だ??」
ララ「あなたがヤシチね」
ヤシチ「そうだ拙者がヤシチだ」
ララ「それでお願いがあるの」
ヤシチ「なんだ??」
ララ「わたしの友達を弟子にしてあげて」
ヤシチ「その人はどこにいるのだ?」
ララ「それは・・・・・・・・・」
ヤシチ「じゃあ名前は・・・・・・」
ララ「ヤ・・・・・・マ・・・・・ネ・・・ちゃん」
ヤシチ「なぬ!ヤマネだと!」
ララ「あっ・・・・はい」
ヤシチ「ヤマネは駄目だ」
ララ「どうしてヤマネちゃんは駄目なの??」
ヤシチ「それはおぬしには関係ない」
ララ「関係ならあるわよ」
ヤシチ「えっ??」
ララ「だって私ヤマネちゃんの友達だもん」
ヤシチ「ヤマネの友達なのか??」
ララ「そうよ」
ヤシチ「じゃああのこともしっているんだな??」
ララ「あのことって??」
ヤシチ「なんだあのこともしらないのか?だったら関係ないな」
ヤシチはさろうとすると

ララ「まって!」
ヤシチ「まだなんかようなのか?」
ララ「あのことって一体なんなの??」
ヤシチ「だからおぬしには関係ないだろ」
ララ「あっそ〜だったらあのことばらすから」
ララはそういってかえろうとすると

ヤシチ「おぬしまて!!」
ララ「なんなの??」
ヤシチ「教えるからばらさないでくれ」
ララ「じゃあヤマネちゃんも弟子にしてくれる??」
ヤシチ「それは・・・・・・・・・・・・」
ララ「あっできないんだ〜だったらいっちゃおっかな〜」
ララはるんるんとしながらあるいていく

ヤシチ「わかったいうしヤマネも弟子にするからばらすな〜〜〜」
ヤシチは叫んだ

ララ「じゃあどうしてなの??」
ヤシチ「実はな・・・・・・・・・・」
ヤシチはヤマネがお菓子を食べたらよっぱらってあばれることを話した

ララ「えっ?あのヤマネちゃんが??」
ヤシチ「そういうわけなのだ」
ララ「そうだったのね」
ヤシチ「これで弟子にしたくない気持ちがわかっただろ?」
ララ「それはわかったけど弟子にしてあげて」
ヤシチ「おぬしそれでも入れろというのか?」
ララ「だってヤマネちゃんはヤシチと修業したいっていってたんだよ」
ヤシチ「それはしっているが・・・・・・・・・・」
ララ「だったらお願いだからヤマネちゃんを弟子にしてあげて」
ヤシチ「わかった。ただし週に一回だけとつたえといてくれ」
ララ「わかったわ」
ララはヤマネに報告した

ヤシチ「はぁ〜〜〜〜」

続きは第4話でね☆



■ こやまる (1158回/2012/01/23(Mon) 08:17:17/No4531)
http://www.murumoya.com/


asukaさん、緋龍さん、おはようございます☆

ヤシヤマ小説も盛り上がってきましたね。
ヤシチもずいぶん頑固だなぁと思いましたが、ララの言った「あっそ〜だったらあのことばらすから」がとても気になります。
ララとヤシチとの関係はいったい!?
ララも見た目のかわいさの裏側には結構腹黒いところがありそう!?

でもララのしつこさ(?)のおかげでヤマネが晴れて弟子になれて良かった!
次回はヤマネのうれしがる姿をぜひ描いて欲しいです。

それでは続きを楽しみにしています〜。


■ asuka (105回/2012/01/25(Wed) 18:52:11/No4540)

こやまるさんこんばんわ asukaです♪

お返事ありがとうございます♪

>ヤシヤマ小説も盛り上がってきましたね。

そうですか?そういってもらえると嬉しいです♪盛り上げて入るけど…。

>ヤシチもずいぶん頑固だなぁと思いましたが、ララの言った「あっそ〜だったらあのことばらすから」がとても気になります。

とても気になりますですと!!((うるさい黙れ!←すいません
ありがとうございますこやまるさん♪気になりますだけでも嬉しいのに
とてもまでいくとはこやまるさんはとってもとってもお優しいお方・・・
いいえ神様ですか??((だからうるさい!←またまたすいません

>ララとヤシチの関係はいったい!?

それはこのあとかくお話を読んでみてくださいませ♪
わからなかったらいってくださいね♪全然きいちゃってOKですから〜♪

>ララも見た目のかわいさに裏側には結構腹黒いところがありそう!?


えっ!?こやまるさんすごいじゃありませんか〜♪
よくわかりましたね♪そのとおりですララは結構腹黒い性格にしています☆
やっぱりこやまるさんてんさ〜〜〜〜い((だからうるさいんだよ←(>_<)

>でもララのしつこさ(?)のおかげでヤマネが晴れて弟子になれて良かった!次回はヤマネの嬉しがる姿を描いて欲しいです。


そうですね〜♪結構ララがしつこくヤシチにせっとくしたおかげで
ヤマネがヤシチの弟子になれたんです♪
あとヤマネの嬉しがる姿を描いて欲しいですと♪
わたしなんかがかいてもいいのでしょうか??
でもこやまるさんからのリクエストとし時間があったらかかなくては
いけませんね(*^_^*)リクエストしてくださってありがとうございます♪

>それでは続きを楽しみにしています〜。


続きを楽しみにしていますですと!
毎度毎度ありがとうございます♪


では★


■ asuka (106回/2012/01/25(Wed) 20:04:09/No4541)

こやまるさん そしてみなさん こんばんわ asukaです♪


こやまるさんのリクエスト?のヤマネの喜び・嬉しがる姿を
描きました♪どうでしょうか?
ちょっとヤマネを描くのは初めたなのでちょっとあれ?って感じ
ですけど怒らないでくださいね((こやまるさん そしてみなさんもお優しいお方だからおこらないでくれるけど・・・。

あとリクエストこれからもいってくださいね>こやまるさん

そしてみなさんもリクエストしてもいいですから〜お願いしますね♪


では☆

300×300

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/7KB

■ asuka (107回/2012/01/25(Wed) 20:30:44/No4542)

第4話「ヤマネのすごさ」

>ヤシチ「はぁ〜〜〜〜」

ヤシチはためいきをついていた。
それはそうでしょうねだってヤマネが弟子にはいってしまったんですからね
でもヤシチはお菓子を食べたら暴れるだけで怖いだけであって
ヤマネのことは嫌いではなかった

ヤマネ「ヤシチ兄さまどうされたのですか?」
ヤマネはヤシチに話しかける

ヤシチ「ぎょえ!ヤ・・・ヤマネ!?」
ヤシチはびっくりした。さっきまでヤマネはいなかったからだ

ヤマネ「ヤシチ兄さま弟子にしてくださいありがとうございました♪」
ヤマネはヤシチにお礼をいう

ヤシチは少しだけ顔が赤くなった

ヤシチ「ところでサスケ・ハンゾーはどこなのだ??」
ヤシチはヤマネを意識してしまい話しをかえる

ヤマネ「サスケ先輩とハンゾー先輩は今妖精学校でござります」
ヤシチ「そうか・・・・・・・・」
ヤマネ「ヤシチ兄さま!修業させてくださいまし」
ヤマネはさっそくヤシチのもとで修業したいようだ

ヤシチ「ではこのしゅりけんでこのまとにあててみろ」
ヤシチはいきなりむずかしいのをだしてみた。ヤマネはこのまえみたときも
すごいことをしていたからだ。

ヤマネ「てりゃあ〜〜」
ヤマネはしゅりけんをなげる

バシュ バシュ バシュ バシュ バシュ

ヤマネ「どうでございましょうか??」
ヤマネは全部10点であった。

ヤシチ「えっ??」
ヤシチは五回とも全部10点だったらびっくりしている

ヤマネ「どうされましたか?ヤシチ兄さま??」
ヤマネはヤシチを心配する

ヤシチ「ヤマネすごいな!」
ヤシチはヤマネをほめた

ヤマネ「本当でしょうか?ヤシチ兄さま!」
ヤマネは喜んだ。まさかヤシチにほめられるとはおもっていなかったからだ

ヤシチ「本当だ。では次はこれをやってみろ」
ヤシチは魔法で幻のまとをだした

ヤシチ「こいつらをたおさないとおわりにならないからな」
ヤマネ「わかりましたでございます♪」
ヤマネはしゅりけんをまとにあてた

ヤマネ「てりゃりゃりゃ〜〜〜〜あ」
ヤマネはさっきよりも真剣にやっている

ヤシチ「ヤマネ結構やるな〜〜〜」
ヤシチは1人ヤマネの修業をみていた

ヤマネはとうとう全部たおした

バシュ バシュ バシュ バシュバシュ バシュバシュ

ヤマネは手裏剣をかけてヤシチのところにきた

ヤマネ「どうでございましょう??」
ヤシチ「ヤマネ!結構やるではないか〜」
ヤシチはまたヤマネをほめた

ヤマネ「本当でしょうか??ヤシチ兄さま??」
ヤシチ「ああ、本当だ!だからって気を抜くんじゃないぞ」
ヤマネ「はいでございます」
ヤシチ「ではさっそく宿敵ミルモのところにいくぞ」
ヤマネ「えっ?ミルモ殿のところに??」
ヤシチ「そうだ」
ヤマネ「でもミルモ殿がかわいそうでございます」
ヤシチ「だったら弟子取り消すぞ」
ヤシチがそういったとたん

ララ「ヤシチくん!そんなこといったらあのことばらすわよ」
ララがあらわれた

ヤシチ「ララ!(@_@」
ヤシチは驚く

ララ「そんなに驚くことないんじゃない??」
ヤシチ「だったらいきなりあらわれるなよ」
ララ「しょうがないじゃない」
ヤシチ「なんだと〜〜」
ララ「なによ〜〜〜〜」
ヤシチとララは喧嘩しようとするとたんヤマネは・・・

ヤマネ「あのララ殿!ヤシチ兄さまと深い関係なのでしょうか??」
ララ「えっ??」
ヤシチ「ヤマネ?????」
ララ「しりたい??」
ヤマネ「はい」
ララ「ちょっとまっててね」
ララはヤシチのところにいく

ララ「ヤシチくんおしえてもいい??」小声
ヤシチ「えっ??まさかあのことをいうのか??」小声
ララ「あたりまえでしょわたしは嘘はあまりつきたくないもの
   とくにヤマネちゃんには」小声
ヤシチ「そうか・・・・・・・」
ララ「じゃあいうわよ」
ヤシチ「ああ・・・・」
ララはヤシチのああをきいたらヤマネのところにいく

ララ「じゃあはなすわね」
ヤマネ「はい」
ヤシチはあのことをばらされるかとおもうと顔が真っ赤になる

ララ「わたしとヤシチくんはね・・・・・・・」
続きは第5話でね☆


■ asuka (112回/2012/01/29(Sun) 16:56:09/No4561)

第5話「ララ!まよう?ヤマネはしりたがっていて・・」

ヤマネ「(一体どんな関係なんでございましょう?)」
ヤマネはどきどきしている

ララ「じつは・・初恋同士だったのよ!」
ララはおもいきっていった

ヤシチ「(ララはあいからわずきっぱりといえるな・・・そんなこと・・)」
ヤシチの顔は真っ赤になった

ヤマネ「えっ??」
ヤマネはショックをうけた。まさかヤシチがララをすきだったんなんて

ララ「ヤマネちゃんどうしたの??」
ララはヤマネを心配して声をかける

ヤマネ「あの・・今もヤシチ兄さまがすきなのでございましょうか??」
ヤマネはおずおずとララにきく

ララ「・・ううん★もうヤシチは友達だよ♪」
ララは元気よくいった

ヤマネはそれをきいて元気がでたみたいで

ヤマネ「本当でしょうか?ララ殿??」
ヤマネは喜びながらララにきく

ララ「うん♪」
ヤマネ「よかったでございます❤」
ヤマネがやきによろこぶのでおかしいと思いララはヤマネにこういった

ララ「ねぇ〜ヤマネちゃんはヤシチのことがすきなの??」小声
ララはさりげなくこういった

ヤマネ「えっ?//」
ヤマネの顔が赤くなっていく

ララ「図星だったのかな?」
ヤマネ「・・・はいでございます」
ララ「そうだったのね。なのにあんなこと堂々といってごめんなさい<(_ _)>」
ヤマネ「えっ?ララ殿はなにも悪くないでございます」
ララ「そう??」
ヤマネ「はいでございます」
ララ「そうだったらよかったわ」
ヤマネ「でもこのことはだれにもいわないでくださいませ」
ララ「わかったわ♪」
ヤマネ「ありがとうでございます♪ララ殿!」
ララ「そんなことないよ」
ヤマネ「そうでございますか??」
ララ「うん♪」
ヤマネ「それよりヤシチ兄さまって今好きな人っていのでございますか?」
ララ「ヤシチの好きな人??」
ヤマネ「はい」
ララ「・・・いるってはいっていたわ」
ヤマネ「えっ??それはどんなおかたですか??」
ヤマネは少し驚きララにとう

ララ「それは教えてくれなかったけどあのことはきいたわ」
ヤマネ「あのことってなんでございますか?」
ララ「それは・・・・・・・・・・・」
ヤマネ「それは??」
ララ「明日教えるわね♪」
ララはもったいぶって明日といった

ヤマネ「わかりましたでございますでは明日ききにいきます」
そういい残念そうにかえっていった

ララ「もしかして・・きづつけちゃったのかな?」
ララはそう思っていたけどヤマネに声をかえなかった
そして少したつとかえっていった

ヤマネ「ヤシチ兄さまの好きなお方どんなおかたなのでしょう・・・」
ヤマネはおちこんでいるのではなく気にしていたのであった

ララの家では・・・

ララ「本当にあんなこといってもいいのかな・・・・」
ララはヤマネにヤシチの好きな人はしらないけど謎のあのことについては
しっていたので話すかまよっている

あのことっていうのは・・・一体なんでしょうね・・・
皆さんはなんだとおもいますか??

続きは第6話でね☆


■ asuka (115回/2012/02/01(Wed) 18:03:09/No4565)

第6話「あのことって?」

ララ「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ララはすごいためいきをついている

ミルモ「・・・どうしたんだ?」
ミルモは偶然通りかかってすごいためいきをついていたのでほおっておけなかったから話しかけた。

ララ「あなたは・・・・・・・?」
ララは妖精界の第一王子ミルモをしらなかったのであった。

ミルモ「えっ?俺を知らないのか!?」
ミルモは驚く!まだ俺はあんまり知られてないんだなぁ〜っと思う

ララ「あっ・・・・はい」
ララはおどおどしながら返事をした

ミルモ「俺はミルモ!!お前は?」
ララ「わたしはララよろしくね♪」
ララもミルモに続き自己紹介をした

ミルモ「ララっていうんだな・・・」
ララ「あなたはミルモね☆」
ミルモ「そういえばなんでためいきついてたんだ?」
ミルモはさっきのことおもいだした

ララ「実はヤマネちゃんのことなんだけどあのこと明日ききにきちゃうの」
ララはミルモになら言えると思い話し始めた

ミルモ「あのことってなんなんだ?」
ミルモもあのことっていうのがしりたいみたいだ。
まぁあのことっていわれたらしりたくなりますよね

ララ「あのことっていうのは・・・・・・」
ララはあのことについてはなした

ミルモ「なに〜〜〜!!ヤシチに好きな人が!!」
ミルモは驚きのあまりに叫んでしまった

ララ「ミルモってヤシチの知り合い?」
ミルモ「知り合いっていっちゃ〜知り合いだけどよライバルなんだよ」
ララ「ミルモとヤシチが!!」
ララは驚くまさかミルモがヤシチのライバルとはおもわなかったからだ

ミルモ「まぁな!しょっちゅうアイツが勝負しかけてくるんだ」
ララ「そうだったのね!ヤシチに注意しないと★」
ミルモ「いや・・・いわなくてもいいぜ」
ララ「そう?」
ミルモ「ああ・・もう慣れたし・・・・・」
ララ「ならいいんだけど」
ミルモ「あっさっきの話の続きは?」
ララ「あああれね」
ミルモ「ああ」
ララ「ヤシチの好きになったイニシャルならしっているわ」
ミルモ「・・・でどんなイニシャルなんだ?」
ララ「Oよ」
ミルモ「Oって「お」のことか?」
ララ「うん」
ミルモ「Oがつく人なんていたっけな・・・・・」
ミルモは考える

ララ「あっそこまでして考えなくてもいいよ♪」
ララはミルモが真剣に考えているのをみるとみていられなくなった

ミルモ「そうか??」
ララ「う・・・うん♪いうだけであたしすっきりしたから」
ミルモ「ならよかったな!」
ララ「う・・・・うん」
ミルモ「じゃあ俺はかえってチョコでも食うか・・・・・」
ミルモはうちわをだしてかえろうとすると・・・・

ララ「まって!!」
ララはいいたいことをいってないのでミルモをとめる
ミルモはララの方向をむく

ミルモ「なんだ?」
ミルモははてなをうかべた

ララ「ミルモ!きいてくれてありがとう♪」
ララは笑顔でお礼をいった

ミルモ「・・//ああ・・」
ミルモは少し照れてすぐうちわをふってかえっていった

ララ「(ミルモ!本当にありがとう・・・)」
ララはミルモがみえなくなるまで見送りつづけた
そしてミルモがみえなくなった

ララ「さてと・・・どうしよっか・・・・・」
ララは再び考える。でもさっきよりずいぶん感じがかわっていた
さっきはためいきついてばかりで笑顔ではなかったけど
今は笑顔だった

ララ「きめた!!」

つづきは第7話でね☆


■ こやまる (1160回/2012/02/02(Thu) 08:37:10/No4566)
http://www.murumoya.com/


asukaさん、おはようございます☆

なんとララとヤシチがそんな関係だったとは!
これからヤマネとララがライバル関係になるかと一瞬思いましたよ。
そしてさらに追い打ちをかけるように言った「ヤシチに好きな人がいる」発言。
まだ見ぬ恋のライバルの存在に、ヤマネは不安でいっぱいでしょうね。
そんな悩むヤマネもぜひじっくり見てみたい!!

しかしそのお相手のイニシャルがOって…。
あのひげそり妖精の顔が思い浮かびますが、果たして。。

お絵描きもありっがとうございます!
ヤマネの笑顔がすごくかわいいです〜。
やっぱりヤマネは喜んでるときの表情が一番かわいいですね。
この表情にドキッとしてしまうサスケの気持ちも分かるような気がします。

小説の方も、各話に挿絵を付けてみるともっと面白くなりますよ。
では!


■ asuka (121回/2012/02/05(Sun) 16:59:20/No4574)

こやまるさん こんにちは asukaです♪

お返事ありがとうございます!

>なんとララとヤシチがそんな関係だったとは!
>これからヤマネとララがライバル関係になるかと一瞬思いましたよ。

あっもしかしてライバル関係にしたほうがよかったですか?
そしたらごめんなさい<(_ _)>

>そんな悩むヤマネもじっくり見てみたい!!

わかりました今度かいてみたいとおもいます

>お絵描きもありっがとうございます!

ありがとうだなんて・・・・・・。嬉しいです♪

>ヤマネの笑顔がすごくかわいいです〜。
>やっぱりヤマネは喜んでるときの表情が一番かわいいですね。

そうですか?こやまるさん!ありがとうございます♪
わたしもヤマネはやっぱり喜んでいるのがいちばんですよね♪
気があいますね♪

>この表情にドキッとしてしまうサスケの気持ちもわかるような気がします。

わたしもその気持ちがわかるような気がしてこの小説をかいていますよ
((ヤマネ×ヤシチっていうタイトルだけどね・・・・・

>小説の方も、各話に挿絵を付けてみるともっと面白くなりますよ。

そうですか?だったら今度かいてみたいとおもいます♪
アドバイスしてくださってありがとうございます♪

では☆


■ asuka (122回/2012/02/05(Sun) 18:49:46/No4575)

第7話「ララの決断」

>ララ「きめた!!」
ララはどうやらなにかきめたみたいだ。
さてなにをきめたんでしょうね・・・・・。

ララ「ヤマネちゃんにイニシャルだけでもいうことにする!」
ララは走りだした。ヤマネがいるところまで

ララ「ヤマネちゃん!!」
ララはヤマネをよぶ

ヤマネ「ララ殿!!」
ヤマネもララがいることに気がついたみたいだ

ララ「ヤマネちゃんにいいたいことがあるの!」
ララはおもいきっていった

ヤマネ「なんでございますか?ララ殿!!」
ヤマネははっきりというので少し驚いたみたいだ

ララ「じつはね・・・ヤシチの好きな人のイニシャルやっぱり明日じゃなくて
   今日言った方がいいとおもうのだから今日でもいい??」
ヤマネ「いんでございますか?」
ララ「うん♪」
ヤマネ「ではララ殿ヤシチ兄さまの好きな人のイニシャル教えて下さいまし」
ヤマネは好きな人のイニシャルをしってもし自分じゃないのは怖いけど
思いきってきいた。

ララ「そう・・・。イニシャルはO・・・・よ!」
ララはイニシャルをついにってしまったけどララは後悔はしていなかった

ヤマネ「Oでございますか?」
ララ「そうよ!」
ヤマネ「ひょっとして・・オトメ殿ではありませんでしょうか?」
ヤマネはイニシャルがOということはオトメのことではないかと思い
ララにきく

ララ「確かにオトメちゃんOね♪」
ララはヤマネがすぐイニシャルOのコをみつけるなんてすごいとおもった

ララ「ヤマネちゃん!ヤシチにきいてくるね」
そう言いララはヤシチのとこにいく

ヤマネ「ララ殿!気をつけていってらっしゃいませ〜〜〜〜〜〜〜」
ヤマネはお見送りをした

ララ「ヤシチ〜〜〜〜〜〜どこ〜〜〜」
ララはヤシチを探す

ララ「出てこないわね・・・こうなったら必殺方法をつかうしかないわね」
ララは必殺方法といってなぜかかりんとうをだした

ララ「えい!!」
ララはかりんとうをなげた

ヤシチ「がぶっ」
ヤシチはあらわれてかりんとうをたべた

ララ「やっぱり昔からかりんとうすきだったのね」
ララはやっぱりヤシチはこれできたっとおもった

ヤシチ「お主なんか拙者になんかようか?」
ヤシチは幼馴染のララであって初恋の相手でもあるのに厳しい言い方をした

ララ「なにって・・はなしたいことがあるの!」
ヤシチ「なんだ?はなしたいことって!」
ヤシチはララにきくと

ララ「ヤシチの好きな人ってもしかして・・・・・・」
続きは第8話でね☆


■ asuka (127回/2012/02/17(Fri) 21:40:03/No4607)

第8話「ヤシチのすきな人って・・・・」

>ララ「ヤシチの好きな人ってもしかして・・・・・・」

ララはなんとなくヤシチの好きな人がわかったようだ

ヤシチ「ギクッ!!・・それでなんなのだ??」
ヤシチはまさか好きな人がわかったのかとおもう

ララ「ヤシチの好きな人って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こやまるさんのいうとおり「オトメ」でしょ?」
ララはきっぱりという

ヤシチ「ど・・・どうしてわかったのだ?」
ヤシチは顔を真っ赤にさせながらララにきく

ララ「ヤマネちゃんが気づいて教えてもらったのよ」
ヤシチ「なぬ?ヤマネにか???」
ヤシチはおどろく

ララ「そうだけどなにかあるの???」
ララはふしぎそうにヤシチにきく

ヤシチ「いや・・・なんでもない・・・」
ヤシチは少し元気をなくした。どうしてだろうとララはまだおもっている

ララ「ねぇ〜もしかしてオトメちゃんよりも好きな人がいるんじゃない?」
ララはヤシチにいきくと

ヤシチ「ギクッ・・・そんなことないぞ」
ヤシチはいかにもいますっていっているかのようにいう
だからララはわかっていた。ヤシチがオトメよりも好きな人がいるってことを

ララ「やっぱり・・・いるのね?」
ヤシチ「ぎくぎく」
ヤシチは気づかれていたとおもうと恥ずかしさが増してくる

ララ「もしかしてヤマネちゃんのこと?」
ララはもしかしてヤマネのときにヤシチがすごい反応をしたので
一瞬にヤマネだとララは思ったのだ

ヤシチ「・・・・・・・・・・」
ヤシチはやっぱりばれてたとおもい顔を赤くしている
それに恥ずかしくてこたえることすらできない

ララ「ヤシチ!どうなの?答えて!」
ララはあまりにもこたえそうな感じではなかったので怒りだして
きついいいかたになってしまった

ヤシチ「くぅううううううう」
ヤシチはくやしいとおもった
ヤシチは小さい頃からララと一緒にいてないもかも昔からララはヤシチの
ヒミツをしっていた。昔からかわってなかった

ララ「はやくこたえて!」
ララはだんだんおこりながらきつくヤシチにいう

ヤシチ「きぃいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ヤシチはもうやけになってきた

そして・・・・・・・・・・・・・

つづきは第9話でね☆                                              



■ asuka (131回/2012/02/28(Tue) 20:21:32/No4617)

第9話「ヤシチどうする?」

ヤシチ「きぃいいいいいい〜〜〜」
ヤシチはだんだんムカついてくる。ララにしつこくいわれて

ララ「むかついてないで答えてよ!」
ララはおこる

ヤシチ「・・・・・そうだ//」
ヤシチはあまりにもしつこいのでとうとう発言した

ララ「そう・・やっぱ・・りね」
ララはようやくヤシチが本当のことをいってくれたのでほっとしたし
ヤマネちゃんが喜ぶことをいってくれて嬉しいようだ

ヤシチ「ヤマネにはいうなよ・・・//」
ヤシチは恥ずかしいことなのでそういう。
ちなみに好きって気持ちは恥ずかしいことではない

ララ「ただし!自分からヤマネちゃんに告白することね」
ララは条件をつけた。こうでもしないとヤシチはいつまでたっても
いわなそうだったからだ。

ヤシチ「・・わかったから絶対にいうなよ」
ヤシチはしかたなくOKした

ララ「よろしい」
ララはまるで医院長のような発言をした

ヤシチ「じゃあな」
ヤシチはそういいそらをとんでかえっていった

ララ「・・・ヤシチごめんね。無理やりこういって・・・」
ララはやっぱり表では強気だけど裏では表と逆だった

ヤシチは・・・・

ヤシチ「・・ったくララのやつ・・・なんて恥ずかしいことを
    拙者がしなくちゃいけないのだ」
ヤシチはぶつぶついっているとヤマネがいた

ヤマネ「ヤシチ兄さま!」
ヤマネはヤシチが見たとたん気がついた

ヤシチ「ヤマネ!?」
ヤシチはヤマネに気がつかれて焦って答えた

ヤマネ「どうされましたか?ヤシチ兄さま!?」
ヤマネはいつも通りでヤシチを心配する

ヤシチ「ヤマネ・・・ちょっといいか?」
ヤシチは当然落ち着きしゃべりだす

ヤマネ「えっ?」

つづきは大10話でね☆



■ asuka (137回/2012/03/05(Mon) 17:21:49/No4628)

第10話「ヤシチからの告白」


ヤシチ「ヤマネ・・・おぬしのことが・・・・・」
ヤシチはヤマネに告白しようとしている。
ララからも命令みたいのものだけど・・・・ね
でもヤシチも満更でもなかったのでちょうどいうつもりだったので
よかったとも少しおもっていた。

ヤマネ「ドキドキ❤」
ヤマネはドキドキしながらヤシチからなんていわれるのか楽しみにしている

ヤシチ「おぬしのことが・・・好きだ❤」
ヤシチはとうとういってしまった

告白ってやつを・・・・・・・・・・・。


ヤマネ「ヤシチ兄さま・・・・・❤」
ヤマネはヤシチからの告白をきいてすごくよろこんだ
だってずっと夢いていたことが今おこりだしたからだ。

ララは・・・・・・


ララ「ヤシチ偉い!」
ララは隠れているなかでヤシチをほめた
まさか本当にいうとは実はおもっていなかったのだ
なのでララも驚いていた


ララ「ヤマネちゃんよかったね・・・・・」
ララはヤマネにお祝いのことばみたいなことを独り言でいった
いうなら本人の目の前でいったほうがよかったのにね・・・・

ヤシチは・・・・・


ヤシチ「(くぅぅう〜〜〜恥ずい//ララめ〜〜〜〜〜)」
ヤシチは心の中では恥ずかしいやララを恨んでいるのもあるけれど

実は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

心の底ではやっといえた・・・っとおもっていた

ヤマネ「ヤシチ兄さまわたしもヤシチ兄さまのことが・・・・・」
ヤマネもヤシチに告白する気のようだ。

ヤシチ「ん??まさか・・・・」
ヤシチはずうずうしい考えだけどもしかしたらヤマネも告白する気なんだと
楽しみにまっている

ヤマネ「ヤシチあにさまのことが・・・好きでございます」
ヤマネもとうとうヤシチにいってしまった

ヤシチ「・・・・//」
ヤシチの顔はさっきよりも顔が赤くなっていった
ヤマネの顔もさっきよりもずいぶん赤くなってきた

ララ「やったぁ〜〜〜二人がやっと告白できたわ♪」
ララは自分のことでもないのにすごくよろこんでいた
そしてララは少しさみしそうな顔をしていた


一体なぜなんだろう・・・・・・・?

ヤシチ「じゃあよろしくなヤマネ!」
ヤマネ「はいでございます!」
ヤシチとヤマネはララはなんとなくさみしそうなかおをしているなか
二人で盛り上がっていた。K・Yだね☆

ララ「・・・・・・・・・・・・」
やはりララはなんとなくさみしそうな表情をしていた


つづきは第11話でね☆




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■ asuka (143回/2012/03/07(Wed) 21:40:31/No4636)

第11話「ララの秘密」

ララはなんとなくさみしそうな表情をしていた。

ララ「・・・ヤマネちゃんとヤシチが両思いになったから・・・・
   ・・もう・・・そろそろ・・・・・・・・」
ララはなにかヒミツをもっていた。重大そうなヒミツを・・・・・・。
それをはなさなければならないことだった。
とくに・・ヤマネとヤシチには・・・・・・・・。
でもララはいいたくなかった。
こんなことは・・まだ・・そんなに・・いな・・いのに・・もう・・・・・・あ〜なんて・・・それなら協力しなきゃよかったかな・・
ずっと・・みているだけだったら・・・・・よかったのかな・・・
だけどいわないと・・・・・・

そしてララはヤマネとヤシチに話しかける

ララ「ヤマネちゃん ヤシチ!話があるの!!」
ララは二人を呼んだ。
そしてヤマネとヤシチはララに呼ばれてこっちにくる・・・・・。

ヤマネ「ララ殿!話ってなんでございますか?」
ヤシチ「ララ〜今いいとこだったんだぞ〜」
ヤシチはララに文句をいう。

ララはーーーーーーーーーーー

ララ「ごめんごめん。でも大事な話だから・・・・・・」
ララはいつもとやっぱりちがってさみしそうな表情で
優しい声だった。いつもなら明るく元気で強い声なのに・・・・・・。

ヤマネ「大事な話って・・・・・なんでございますか?」
ヤシチ「できれば短めに頼むぞ」
ララ「うん、わかった!」
ララは話し出す。ララは明日転校することをーーーー。
もうここにはかえってこれないってことも・・・・・・・。
もうしかしたら一生あえないかもしれないってことも話した。

そしてヤマネとヤシチはーーーーーー

ヤマネ「一生」
ヤシチ「あえない」
ヤマネ「でございますか〜」
ヤシチ「だと〜〜?」
ヤマネとヤシチはまさかもう転校するだけだとはいえ
もう帰ってこられない、もしかしたら一生会えないかもしれないと
いわれてすごくおどろいている。

ララ「そうなの・・・・キララちゃんと約束しちゃったから」
ララの大親友キララとじつは約束して妖精かいにいくことができた
ただし、条件があり・・・・・・

その条件とはーーーーーーーー

「ヤマネちゃんとヤシチが両思いになるまで」
と意味のわからないいつかもわからない日数という条件だったことも
ヤマネとヤシチに話した。

そしてヤマネとヤシチはーーーー

ヤマネ「えっ?そんなにまで友達のキララ殿に」
ヤシチ「条件までつけられていたのか?」
ヤマネとヤシチは友達のキララに条件をつけられて
その条件がおわったあとにかえってこないといけないなんて
おかしいと思いララにいった

ララ「でも約束は約束だし・・・・・」
ララはしょうがないけどキララのところに転校するみたいだ

そこでヤマネはーーーーー

ヤマネ「そんなのおかしいとおもいます
    ララ殿がキララ殿にちゃんというべきだとおもいます」
ヤマネがめずらしくきつくいった

ララ「ヤマネちゃん・・・・・・・」

つづきは第12話でね☆


■ asuka (153回/2012/03/10(Sat) 21:35:51/No4647)

名前 キララ
性別 女
趣味 アクセ集め
楽器 カスタネット
性格 元気で優しいけど自己中なところも・・・・・・

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■ asuka (154回/2012/03/10(Sat) 22:07:16/No4648)

第12話「ララ!キララにきちんという?」

ララはヤマネにきつくいわれてしまったので、いわないわけにはいかないと
思いララは決意する・・・・・。

ララ「わかった!わたしキララにきちんというわ!」
ララはそうきっぱりとヤマネ、それにヤシチにもいうとララは楽器をだして

ララ「ララでポン」
ララは魔法を使うと光がでてきた

ぱあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

ヤマネ「まぶしい・・・・・・」
ヤシチ「まぶしいぞ」
ヤマネとヤシチは光をおさえながらララをさがしているが
ララはみつからない

すると・・・・光は消えてしまい、ララも消えていた

ヤマネ「もう・・・・」
ヤシチ「いないな・・・・・・」
ヤマネとヤシチは同じことを考えていたらしくはもってしまい
お互いの顔を見つめるとヤマネとヤシチは・・・・・・

ヤマネ「あっ・・・//!!」
ヤシチ「すまん//」
ヤマネとヤシチは急に恥ずかしくなって真っ赤になる
もう両思いなのにもかかわらず・・・・ね

ララはーーーーーーーー

ララ「キララ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ララはキララをみつけキララを呼んだ
するとキララもララに気付きこっちにむかって手をふってきた

キララ「ララ〜〜〜〜〜〜」
ララ「ただいま♪」
ララはそういうとキララはララに抱きつく

キララ「やっとかえってきてくれてのね〜❤」
ララ「えっ・・あのね・・・いいたいことがあるの!」
キララ「えっ?なに??」
ララ「もうちょっとヤシチのところにいさせて!」
ララは真剣になってキララに頼むと・・・・・・

キララ「え〜〜なんで〜せっかくかえってきたとおもったのに〜〜〜〜」
キララはあいからわず自己中なので反対する
本当は優しい人なのに・・・・・・・。

ララ「お願い!」
ララはそういい、キララにむかって土下座して真剣になっていう

それをみているキララはーーーーー

キララ「もう、しょうがないわね〜〜あと1カ月だったら許してあげるわよ」
キララはあまりにも真剣にお願いされてしかも土下座してまでで
断るわけにはいかず、1か月といいヤシチのところにいるのを許した

そうするとララはーーーーーー

ララ「ありがとうキララ!」
ララはそういうとキララに抱きついた

キララ「いいよ」
ララ「それじゃあ・・・そろそろ・・・いく・・・ね」
キララ「う・・・・・うん」
キララはそういうとララは手を振りながらかえっていく
そしてキララもララにむかって手を振りつづけ
ララが帰っていった。

そうするとキララはーーーーー

キララ「1か月後・・・・またたくさん・・あそぼうね・・・ララ」
キララは少しさみしそうな顔をしながらひとりでささやいた

ララはーーーーー

ララ「ヤマネちゃ〜〜ん、ヤシチ〜〜〜〜〜」
ララはヤマネとヤシチをよんでかえってきたよ〜〜〜といった

ヤマネ「あっ・・ララ殿!」
ヤシチ「あっ・・・ちゃんといえたんだな・・・」
ヤマネとヤシチはララの声でララにきづいた

ララ「ただいま」
ヤマネ「おかえりなさいませララ殿!!」
ヤシチ「おかえり・・・ララ」
ヤマネとヤシチは戻ってくれて嬉しいようだ。
そしてララももう少しここにいれて嬉しかった

ララ「でもね1カ月後にはかえるね」
ララはそういうと・・・・・・

ヤマネとヤシチはーーーー

ヤマネ「えっ・・・それではいった意味が・・・・」
ヤシチ「ないではないのか〜〜〜??」
ヤマネとヤシチはまたはもり

それでララはーーーーーーーーー

ララ「またはもってる〜〜〜」
ララは笑った。話をそらして・・・・・・。

ヤマネ「えっ?」
ヤシチ「そうか??」
ヤマネとヤシチの顔には?がうかんでいた

ララ「じゃあわたしそろそろかえるね・・・・」
ララは手をふりかえっていった

ヤマネ「ララ殿さきにかえらないでください〜〜」


ヤマネはおいかけようとするとーーーーーーー

ガシ

突然腕をつかまれた

ヤマネ「えっ?」

つづきは第13話でね☆



■ asuka (159回/2012/03/11(Sun) 21:03:47/No4654)

第13話「ヤマネとヤシチのファーストキス」


ヤマネは突然ヤシチに腕を掴まれて驚いていた

ヤシチ「ヤマネ・・・・・・」
ヤマネ「ヤシチ兄さま・・・・?」
ヤシチ「一緒に・・・帰ろうか?」
ヤシチは急にヤマネに一緒に帰ろうと誘う

するとヤマネはーーーー

ヤマネ「はい♪」
ヤマネはヤシチに一緒に帰ろうとさそってくれてとてもうれしがっていた


ヤシチ「じゃあかえるか・・・・」
ヤマネ「はいでございます♪」
こうしてヤシチとヤマネは仲良くかえっていった

するとヤシチはーーーー

ちゅっ

ヤマネにキスをした。
そしてヤマネは顔が赤くなってしまった

ヤシチ「・・・ん」
ヤマネ「・・・ん」
ヤシチはしばらくするとヤマネの唇からそっと離した

ヤシチ「じゃあなヤマネ!」
ヤシチは普通にヤマネにいってかえっていったけど
心の中ではすごく恥ずかしがっていた

ヤマネ「ヤシチ兄さま・・・」
ヤマネはまだヤシチがヤマネにキスをしてくれたことがとても
うれしかった。それにファーストキスがすきなひととできて
っとおもっていた

ヤシチはーーー

ヤシチ「くわぁぁ〜〜〜恥ずかしい//」
ヤシチは自分の部屋で顔を真っ赤にさせながら叫んでいた

サスケ「なにが恥ずかしんだぜ?」
ハンゾー「なにが恥ずかしいのら??」

つづきは第14話でね☆


■ asuka (163回/2012/03/13(Tue) 17:13:18/No4658)

第14話「ミルモに恥ずかしいことがばれた!?」


>ヤシチ「くわぁぁ〜〜〜恥ずかしい//」
>ヤシチは自分の部屋で顔を真っ赤にさせながら叫んでいた

>サスケ「なにが恥ずかしいんだぜ?」
>ハンゾー「なにが恥ずかしいのら??」
サスケとハンゾーにヤシチの恥ずかしいっていうのをきかれてしまった

ヤシチ「お前たち!!どうしてここに??」
ヤシチはサスケとハンゾーをみて驚きながらいう

サスケ「そんなことよりも」
ハンゾー「なんで恥ずかしいのかを・・・・・」
サスケ「教えて・・・・」
ハンゾー「くれなのら〜〜〜〜〜」
サスケとハンゾーはすこしずつヤシチにいっていった

ヤシチ「実は・・・ヤマネとかくじかじかで・・・・」
ヤシチは自分がヤマネにキスをしたことが恥ずかしかったことを
サスケとハンゾーにあんなにいわれたのでしょうがなく話した

サスケ「えっ?」
ハンゾー「ヤマネに?」
サスケ「キスを・・・・・」
ハンゾー「しちゃったのら??」
サスケ「だぜ??」
ハンゾーとサスケはあいからわず恥ずかしいことを普通の声でいった

ヤシチ「おい、お前たち!きこえたらどうするんだよ!」
ヤシチはサスケとハンゾーに怒った

そうするとサスケとハンゾーはーーーーーー

サスケ「あっ・・・ごめんなさいだぜ兄貴^_^;」
ハンゾー「ごめんなさいのら(^^)」
サスケとハンゾーはヤシチに謝るが
顔がなぜか笑顔だった

ヤシチ「じゃあかえってくれ!」
ヤシチはそういうと寝る

サスケ「あ〜〜〜あだぜ」
ハンゾー「もうねちゃったのら」
サスケとハンゾーはヤシチが寝てしまったのでしかたなくかえった

次の日

ヤシチにはくまができていた

ヤシチ「はぁ〜〜まだ覚えていてねれなかったぞ・・・・・」
ヤシチは学校に登校しながらもヤマネにキスをしたことを
きっちりきっぱり覚えていたので、眠れなかったヤシチだった

ヤマネ「ヤシチ兄さま❤おはようございます♪」
ヤマネはいつもどおりにヤシチにいった

ヤシチはそのいつも通りの声だったのでヤマネは覚えていないのかと思い
なぜかほっとして・・・・・

ヤシチ「おっすヤマネ!」
ヤシチはヤマネと同じようにいつもどおりにいう

ヤマネ「ヤシチ兄さま一緒にいってもいいでございますか?」
ヤマネは一生懸命にヤシチにお願いする

ヤシチ「・・・ああ、いいぞ」
ヤシチはいさぎよくOKしヤマネとヤシチは仲良く学校にいった

ヤマネ「ではまた放課後でございますわね♪」
そういうとヤマネはいった

ヤシチ「お・・・ぅ」
ヤシチはやっぱり覚えているなっと思いながら教室にはいると・・・・

ミルモ「おお、ヤシチじゃないか〜♪」
ミルモはいつもと違いヤシチによってくる

ヤシチ「なっ・・・何だミルモ??」
ヤシチは少し不気味だと思いながらミルモにきく

ミルモ「いや〜〜ヤシチおめでとう♪」
ミルモはララからヤマネにヤシチがキスをしたことをしり
ヤシチにお祝いをした

ヤシチ「なんのお祝いだ?」
ヤシチはぼけていう

ミルモ「なにってヤマネと・・・」
ミルモはヤマネとキスをしたことっていおうとしたってヤシチは
わかり、ミルモにわかった、わかったといった

ミルモ「というわけだ」
ヤシチ「まったく・・・そんなもののぞくなよな//」
ヤシチは顔を赤くしながら照れている

ミルモ「俺はみていないけどよ〜ララがいってたんだぜ!」

ミルモはそういうとーーー

ヤシチ「なぬ?ララが!!?」

つづきは15話でね☆


■ asuka (167回/2012/03/23(Fri) 12:46:30/No4665)

第15話「サクラの相談室!」

ミルモ「・・・ああ、そうだぜ!」
ミルモは普通にそうヤシチにいうと・・・

ヤシチの表情が・・・・・・・・・

ヤシチ「くぅぅ〜〜ララのやつ〜〜〜(・へ・)
    なんでそんなもの見るのだ〜!!」
ヤシチはララに見られたことをしるとララに恨みをもつ。

ヤシチ「なんか・・いいサイトでもないのか??」
ヤシチはそうしてパソコンをひらくと・・・・・

「相談室」とかいてある掲示板が多数あった

ヤシチ「おっ!ここだ!!」
ヤシチは相談室というところをクリックし相談ごとをかきこんだ

カチカチ

ヤシチ「これでよしっと!」
ヤシチはすべてかき送信した

ミルモ「おいっ!ヤシチ!!勝手にパソコンつかってんじゃねぇ〜よ!」
ミルモはさっきから勝手にパソコンを使われていてヤシチに怒る

ヤシチ「いいではないか!少しぐらいは!」
ヤシチはミルモにいいかえすと、また返信がくるのをまっていた

ミルモ「・・・じゃあなにみてんだよ!」
ミルモはそうするのぞいてなにを調べているのかをしった

ヤシチ「なっ!お主勝手に・・・なにをみるのだ!??」
ヤシチはみられたのにもかかわらず隠していた

ミルモ「なんの相談してたんだ??」
ミルモはヤシチの言葉を無視し、話した

ヤシチ「なっ!?見られていたのか!」
ヤシチはいまさら見られていたことにきづいた

ミルモ「なぁ〜そんなことよりさ〜メールきているぜ!」
ミルモはパソコンに指をさした

ヤシチ「ん?」
ヤシチはミルモの指のさきに確かにメールがきていたので
メールをみた

サクラ ヤシチくん❤相談してくれてありがとうね♫
    ヤシチくんの悩みは・・幼馴染がすぐばらすのについて
    だったわね☆それについてなんだけど
    その幼馴染の子は・・たぶん・・・・・
    からかっているだけなんだと思うよ!!
    それか・・・ヤシチくんのことがすきなのかと思うよ★
    ほらっよくあるでしょ!?すきなひとをいじめたくなるでしょ?
    一度その幼馴染の子に気持ちをきいてみればいいと思うわ!
    またいつでも相談して!

じゃあ〜がんばってね♫

ヤシチ「拙者のことがすきだから・・・?」
ヤシチはサクラというひとからも返事が
あまりにもありえなさすぎだったので、謎にみちていた

ミルモ「へぇ〜ララがヤシチをな〜」
ミルモはヤシチににやにやしながらヤシチにいう

ヤシチ「ミルモ!かってに・・・みるんじゃないぞ!」
ヤシチはあわててミルモにいう

ミルモ「なに〜いいじゃんかよ〜♪」
ミルモはさらににやにやしながらヤシチにいう

ヤシチ「うるさ〜〜〜〜〜〜い!」
ヤシチはとうとうお怒りが爆発しミルモに言い返した

ミルモ「なんだぁ?」
ミルモはヤシチが爆発して驚いた

ヤシチ「誰にもいうなよ・・・・」
ヤシチはそういうとパソコンをもち、かえっていった

ミルモ「なっ・・・なんなんだよ」
ミルモはふしぎにおもいながらヤシチをみていた
そしてパソコンを奪われたこともそんなことどうでもよくなっていた

ヤシチ「ララにメールした方がやっぱり・・・いいよな?」
ヤシチはそういうとメールをした

ピピピ

ララ「あらっ?ヤシチからだわ!」
ララはヤシチからのメールに驚く

つづきは第16話でね☆

    


■ asuka (171回/2012/03/24(Sat) 15:49:38/No4669)

第16話「きまずい・・・ヤシチとララ?」


ララはヤシチからのメールをみた

ララ「えっ!?」
ララはメールをみると内容は悪いんだかいいんだかよくわからないかった

ララへ
   
お主なんでそんな拙者とララの・・・・・・・その・・・・・・
………き・・・・・きき・・・・・・・キスを勝手にみたり・・・・・
みんなに・・教えるのだ!!・・・・・
人の気持ちも・・・・よく…考えろ!!

わかったな!!

ヤシチより

ララ「ヤシチ〜!」
ララは怒りながらヤシチに返信した

ピピピ

ヤシチ「ん?ララからだ」
ヤシチはララからのメールを読む

ヤシチへ

    ヤシチ!そんな・・・・目立つようなところで・・・・・
    あんなことしているのがいけないのよ♪
    あんなことするなら・・・・目立たないところでしてよね!
    わかった!?

ララより

ヤシチ「きぃぃぃ〜〜〜〜〜ララめ〜〜〜〜」
ヤシチはとうとう怒りがマックスになってしまい・・・・

ヤシチ「こうなったら・・・・・・」
ヤシチは団扇をだしどこかへいった

ララはーーーー

ララ「ヤシチのやつ〜〜まだ返信こないじゃない〜〜〜!」
ららは意外なことにヤシチからの返信はまっていた
でもヤシチは送るようすはーーーーない様子

ララ「でも・・・ちょっといすぎたかな・・・」
ララは携帯?をもちヤシチにメールを送ろうとするとーーー


「ララ!!」
突然誰かの声がしてララは振り返ると

ララ「や・・・・ヤシチ!?」
ララは人当たりのないところにいるのにどうしてわかったのか
ふしぎに思いながら驚いていた

ヤシチ「やっぱりここにいたのか」
ヤシチはまわりを見ながらそういった

ララ「さすが・・・・」
ララは少しヤシチに感心していた

ヤシチ「ちょっと話がある」
ヤシチはいきなり話があるといいララのすぐ近くまできた

ララ「なっ・・・なに?」

つづきは第17話でね☆

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■ asuka (176回/2012/03/26(Mon) 20:34:00/No4674)

第17話 「ララの気持ち・・・」


ヤシチ「聞きたいことがあるんだが・・・・・・・」
ヤシチはララにヤシチのことどうおもっているのか聞きたいと
凄くおもっていたのできこうとララにいいかけそうになる

ララ「なぁに?ききたいことって?」
ララははやくいってよっていう感じの顔だった

ヤシチ「お主・・・拙者のことどう思っているのだ??」
ヤシチはおずおずとララにいってしまった

ララ「なっ・・・なによ・・いきなり・・・」
ララは驚いてほんの少しだけ赤くなった

ヤシチ「いきなりではない!!」
ヤシチははっきりという

ララ「ヤシチのことは・・・幼馴染って・・・・い思って・・・いるわ」
ララは本当は親友といいたいが恥ずかしいので幼馴染とかしか言えない

ヤシチ「そうか・・・・・・・・・」
ヤシチは少し落ち込んだんだがサクラのことを思い出した

ララ「それにしてもなんでそんなこときいたの??」
ララはぼっとしているヤシチになぜ聞くのかをきく

ヤシチ「・・・・・・・・・・」
ヤシチはサクラにララに気持ちを伝えろというインターネット相談で
いわれたなんてとてもじゃないけど言えない。
なぜなら、怒られそうだからとか・・・・思っているからだ

ララ「黙ってないでなにか答えて!」
ララは親友・・・幼馴染だこそきつくいう

ヤシチ「びくっ!・・わかった・・・いうぞ」
ヤシチはララにきつくいわれるのはなれてはいるが
やはり少し・・・・いやかなり怖いのでなぜか言うとおりに
結局なってしまう

ララ「よろしい」
ララはまるで家庭教師・・・先生のような言葉でいった

ヤシチ「実は・・・インターネットの相談で・・・・」
ヤシチはインターネットの相談でララの気持ちを確かめてきたらという
返事でララにきいたことをいった

ララ「ふ〜〜〜んそれでね・・・・・・・・」
ララはいまいちそれでなんでいうのかがよくわからなかった

ヤシチ「それでだと!拙者がせっかく・・・」
ヤシチはそれでという言葉に反応して

ララ「せっかく・・いったってこと?」
ララは自信まんまんのような声でいった

ヤシチ「そうだ・・・・・・」
ヤシチはさすがという顔をしながら感心していた

ララ「やっぱりね・・・・・・」
ヤシチ「でもその気持ちがわかるなら拙者の気持ちもわかるのではないか?」
ヤシチはそういうと・・・・


ララ「えっ!?」

つづきは第18話でね☆


■ asuka (181回/2012/03/28(Wed) 17:06:35/No4680)

第18話「ララの気持ちと決心」

ヤシチ「お主・・・拙者の気持ちを読み取れ!」
ヤシチはいきなりララに命令した

ララ「わかった!」
ララはヤシチの気持ちを読み取る

ヤシチ「どうだ?わかったか?」
ヤシチはまだ1分もたってないのにきく

ララ「ええ、わかったわ!」
ララはそういうとヤシチを一度みたら携帯をだす

ヤシチ「なにをするんだ?」
ヤシチはいきなりララが携帯をだしたので驚きながらきく

ララ「ヤシチ!ヤマネちゃんにちゃんと自分でいうのよ」
ララはそういうとヤマネに電話する

ピピピ

ララ「もしもし?ヤマネちゃん」
ヤマネ「ララ殿!どうしたのでございますか?」
ララ「ちょっと山まできてくれる?」
ヤマネ「はい、いまいくでございます」
ヤマネは携帯をきった

ララ「ヤシチ、山にいくわよ」
ヤシチ「山?」
ララ「そう、山」
ララはそういうとヤシチを山につれていく

ララ「ここよ」
ヤシチ「なんでここなのだ?」
ララ「なんとなく」
ヤシチ「は?」
ララ「まぁ〜おちついて・・・・」
ララはヤシチにそういうと・・・・

ヤマネ「ララ殿〜!」
ヤマネがララを呼んでいる

ララ「ヤマネちゃん〜こっちこっち〜〜〜」
ララはてをふりながらヤマネを呼ぶ

ヤマネ「ララ殿?どうしてここに?」
ララ「話はわたしじゃなくて・・・・・」
ララはヤシチをさした

ヤシチ「拙者?」
ヤシチはララに指差され驚いている

ヤマネ「ヤシチ兄さまが!?」
ヤマネはララにヤシチからはなしだといわれると
嬉しがっている

ララ「ヤシチ!」
ララはヤシチにはなしかける

ヤシチ「なんだ?」


ララ「ヤシチ・・ちゃんというのよ」
ララはそういうとさっていく

ヤシチ「おっ・・・・・おい!」
ヤシチはそういったがララはもういなかった

ララ「(ヤシチ・・・ちゃんと素直にいってね
    ちゃんというとヤマネちゃんも喜ぶから・・・)」

つづきは第19話でね☆


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■ asuka (187回/2012/03/29(Thu) 18:50:01/No4687)

最終話「ヤシチの思い・・・気持ちを素直に」

ヤマネ「ヤシチ兄さま・・・私にはなしってなんでございますか?」
ヤシチ「えっと・・・・その〜あの〜」
ヤマネ「・・・・・・・・・・?」
ヤシチ「お主!・・・今度拙者と・・・・・・・」
ヤシチは顔がだんだん赤くなっていく

ヤマネ「ヤシチ兄さま?」
ヤシチ「拙者と・・・デデデ・・・デート・・・してくれまいか?」
ヤシチはとつとういえたあの言葉ヤシチはそのあと顔が真っ赤になった

ヤマネ「ヤシチ兄さま❤」
ヤマネは喜んでヤシチのデートの誘いをOKした

ヤシチ「本当か!?ヤマネ??」
ヤシチは気持ちをつたえられてよかったとおもった
それにララにも感謝していた

ヤシチ「(ララ・・・ありがとな)」
ヤシチは心の中でお礼をいう

ヤマネ「ヤシチ兄さま?デートはどちらにいくでございますか?」
ヤマネははやくヤシチとデートしたくてたまらなかった

ヤシチ「そうだな・・・・・」
ヤシチはデートの場所を考えている

ヤマネ「(ヤシチ兄さまとデートできるなんて・・・幸せでございます)」
ヤマネはヤシチが考えている間ずっとおもっていた

ヤシチ「ヤマネ!きまったぞ」
ヤシチはヤマネにきまったとお知らせする

ヤマネ「どちらでございますか?」
ヤマネはわくわくしながら場所をきく

ヤシチ「ラブリーランドだ!!」
ヤマネ「ラブリーランドでございますか??」
ヤマネはラブリーランドってどんな場所なのかいまいちわからなかったけど
ヤシチのえらんだところならなんでもいいとおもっていた

ヤシチ「違うところがいいか??」
ヤシチはヤマネが少しいやそうな顔をしたかと思い心配する

ヤマネ「いえ、ラブリーランドがいいでございます!」
ヤマネはヤシチがえらんだところがいいとどんな場所なのかも
しらないでいってしまう

ヤシチ「そうか!さっそくいこう」
ヤシチはヤマネの手を握る

GYU

ヤマネ「ヤシチ兄さまの手・・・あったかいでございます」
ヤマネはヤシチの手が暖かいと感じ心もあたたかいとおもって
安心していた

ヤシチ「そうか?」
ヤシチは普通にいう

ヤマネ「アッバスがきたでございます」
ヤマネはバスに気付きヤシチに教える

ヤシチ「おっ本当だ!」
ヤシチはヤマネと一緒にバスに乗る
そしてヤシチとヤマネはトナリ同士になって座った

ヤマネ「(ヤシチ兄さまのトナリでございます♪)」
ヤマネはヤシチの隣にすわったのははじめててとても嬉しいようだ

ヤシチ「(なにをはなせばいいんだ?)」
ヤシチはドキドキしながらヤマネとなにをはなせばいいのかがわからなくて
迷っている


そして考えている間にバスが目的地についてしまった

ヤシチ「ヤマネ、ついたぞ!」
ヤシチは話すことがやっとわかりヤマネの手を握りバスを降りる

ヤマネ「どこからいくのでございますか?」
ヤシチ「そうだな・・・・・・・・・」

ヤマネとヤシチはこうしてふたりで初デートを楽しみました

END


■ asuka (188回/2012/03/29(Thu) 19:01:56/No4688)

あとがき

ララ「ヤシチ、ヤマネちゃん・・お幸せに・・・ね」
ララはそういいキララのもとにかえっていった

ヤシチ「ララ!」
ヤマネ「ヤシチ兄さま・・・・・」
ヤシチとヤマネはキスをしようとすると

ミルモ「おお〜ヤシチ!なにしてるんだぁ?」
ミルモがヤシチとヤマネがキスしようとしているところをみてしまい
ヤシチをからかうミルモ

ヤシチ「・・・//ミルモ!!お主どうしてここに??」
ヤシチはヤマネから少しはなれ顔を真っ赤にさせながらミルモにいう

ヤマネ「ミルモ殿!!どうしてこちらへ//」
ヤマネもみられてしまい顔がまっかになる

ミルモ「なんでっていわれてもなぁ〜」
ミルモはヤシチをみる

ヤシチ「なんだよ?」
ヤシチはミルモにみられますます顔が赤くなる

ヤマネ「そういえばミルモ殿はどうしてここにいらっしゃるんですか?」
ヤマネはここはラブリーランドとしってどうしてここにいるのかが
きになりミルモにきく

ヤシチ「そうだぞ!ここはカップルがくるところだぞ」
ヤシチはヤマネがミルモにいうとヤシチはピンときてミルモにいう

ミルモ「それはー//」
ミルモはガツンとふたりにいわれると顔が少し赤くなった

ヤマネ「カップル・・ってことはミルモ殿にもカップルがいるんですか?」
ヤマネはヤシチの言葉に反応してミルモにいう

ヤシチ「ヤマネ・・・お主カップルがここにくることしらなかったのか?」
ヤシチはてっきりしっているかとおもってここにしたが
まさかヤマネがしらなかったとは驚いていた

ヤマネ「はっ・・・はい」
ヤシチ「だから普通の反応だったのか〜♪」
ヤマネ「すみませんでございます」
ヤシチ「まぁいい、では次にいくぞ」
ヤマネ「はい♪」
ヤシチとヤマネはミルモがかってに消えていることにはきづかないで
いってしまいました

あとがきおしまい


■ asuka (189回/2012/03/29(Thu) 19:03:26/No4689)

あっすみません<(_ _)>

最初のヤシチのセリフは「ララ!」ではなく
「ヤマネ!」です♪

では☆




4482/ ハンゾーの彼女
□投稿者/ asuka -86回-(2012/01/12(Thu) 19:04:53)

みなさんこんばんわasukaです♪

きのう質問できいていた投票1番目の緋龍さんの投票で
今日は「ハンゾーの彼女」きまりました。
小説を楽しみにしてくれたみなさん本当にありがとうございます★
ではさっそくはじめたいとおもいます。


「ハンゾーの彼女」


第1話「ハンゾーと女の子の出会い」


ヤシチ「今日の修業は一人で一泊とまる修業だ」
ヤシチがいきなりいかにもむずかしい修行をだした

サスケ「え〜だぜ」
ハンゾー「無理なのら〜」
二人は否定する しかしヤシチは・・・・・

ヤシチ「お前らは1年間がんばったおったではなかったのか?」
サスケ「それはそうだぜ」
ハンゾー「それはそうなのら〜」
ヤシチ「だろ?だったらこの修業もがんばれるのではないのか?」
サスケ「でも〜だぜ〜」
ハンゾー「でもなのら〜」
ヤシチ「お前たちなら一人で一泊とまる修業ぐらいできるぞ」
サスケ「本当だぜ?兄貴?」
ハンゾー「本当なのら?」
ヤシチ「・・本当だ」
サスケ「なら一泊一人でとまってみるぜ」
ハンゾー「僕も一人で一泊とまるのら〜」
ヤシチ「おお〜さすが拙者の子分だ」
サスケ「そういわれるとちょっと照れちゃうぜ〜」
ハンゾー「なのら〜」
ヤシチ「では準備しておいたからさっそくいってこい」
ヤシチは二人にリュックをわたした

サスケ「なにがはいってるんだぜ?兄貴?」
ハンゾー「なんなのら〜?」
二人は全くなにがはいっているのかわからないのでヤシチにきいている

ヤシチ「それは・・・・秘密だ」
サスケ「なんでだぜ」
ハンゾー「なんでなのら〜」
ヤシチ「それでは一人一泊なんてできないだろ?」
サスケ「でも自分で準備してないんだぜ?」
ハンゾー「なのら〜」
ヤシチ「うるさ〜〜〜い。さっさといけ〜〜〜〜(・へ・)」
ヤシチは怒った

サスケ「・・・はいだぜ」
ハンゾー「はいなのら〜」
二人は少し怖がっていった

ヤシチ「気をつけていってこいよ」
サスケ「はいだぜ」
ハンゾー「はいなのら〜」
そういうとヤシチにてをふりながらたびだっていく

もうやがてサスケ・ハンゾーの姿はみえなくなっていた

ヤシチ「・・・頑張れよサスケ・ハンゾー」
そういって中にはいっていった。

サスケとハンゾーは・・・

サスケ「ハンゾーどこにつまるのかだぜ?」
ハンゾー「だめなのら〜教えたら修業できないのら〜」
サスケ「えへへ、ばれただぜ」
ハンゾー「バイバイなのら〜」
そういってハンゾーはしっていく

サスケ「まって・・ハンゾー」
それをいうまえにもうハンゾーの姿はなかった。

サスケ「ハンゾー・・・・・・」
サスケはまだハンゾーといたかったようだ

ハンゾーは・・・・

ハンゾー「どこにとまろうなのら〜」
ハンゾーはきょろきょろしていた

???「いそがないとおこられちゃう」
ふしぎな女の子(妖精)がはしっていた

そこで・・・・・

ドカッ  ぶつかってしまった

ハンゾー「いたたなのら〜」
???「いた〜〜〜〜〜い」
そして女の子がおきあがると

???「あっごめんなさいいそいでいて・・・」
ハンゾー「こっちこそごめんなのら〜」
???「お礼になにかできないかな?」
ハンゾー「お礼?なのら?」
???「あっところでお名前は?」
ハンゾー「ハンゾーなのら」
???「かわいい名前だね」
ハンゾー「あなたはなんていうのら?」
???「わたし?」
ハンゾー「うんなのら」
???「わたしはマナよろしくねハンゾーくん!」
ハンゾー「はいなのら」
マナはハンゾーがもっているリュックをみたあとこういった。
マナ「ハンゾーくんは旅行してここにきたの?」
ハンゾー「そうなのら」
マナ「へぇ〜どうしてここにしたの?」
ハンゾー「じつは泊るところを探しているのら」
マナ「そうだったの。だったらわたしのおうちこない?」
ハンゾー「でも駄目なのら」
マナ「なんで?」
ハンゾー「兄貴は一人でとまれっていってたのら〜」
マナ「・・・そうなんだ」
ハンゾー「ごめんなさいなのら」
マナ「いいのよ別に・・・・」
マナは少しおちこんだ

ハンゾー「そうなのら泊る場所どこかしらないのら?」
マナ「しっているよ。ホテルならね」
ハンゾー「案内して欲しいのら」
マナ「いいよ」
マナはハンゾーをホテルまで案内してくれた。

マナ「ここだよ」
そこにはハンゾーにとっては高級にみえていた

ハンゾー「ありがとうなのら」
マナ「いいのよ」
ハンゾー「ところでいそいでるんじゃなかったのら?」
マナ「あっわすれてたそろそろいかなくちゃ。またねハンゾーくん❤」
そういってマナはさっていった

ハンゾー「さっそくはいるのら」
ハンゾーはホテルにはいった

ハンゾー「大きいのら〜」
ハンゾーはホテルがこんなにもきれいだとおもわなかったのだ

ハンゾー「あの〜なのら」
ハンゾーはホテルの人に話しかけた

???「とまりますか?」
ハンゾー「とまるのら」
???「では一泊2千円になります」
ハンゾー「はいなのら」
ハンゾーは2000円だした。じつはハンゾーはお金をためていたのであった

???「ではこちらにどうぞ」
ハンゾー「はいなのら」
???「ここです」
ハンゾー「ありがとうなのら」
???「では失礼します」
そういってさっていった

ハンゾー「広いのら〜〜〜」
ハンゾーは中にはいると大喜び

ハンゾー「それにしてもあのこやさしかったのら〜」

つづきは第2話でね☆



■ 緋龍 (23回/2012/01/12(Thu) 19:37:13/No4483)

 asukaさん、こんにちは!緋龍です!早速リク(?)に答えていただき、
 ありがとうございます!^^
 
 むむ!このマナと言う子、一体どんな子なのか気になります><
 それに、ハンゾーとこれからどう関わっていくかも気になります^^
 
 ではこれで〜!^^/


■ asuka (89回/2012/01/15(Sun) 15:56:27/No4495)

緋龍さんこんにちはasukaです♪

>asukaさん、こんにちは!緋龍です!早速りく(?)に答えていただき、ありがとうございます!^^


いえいえせっかく投票1番にしてくれたのにその投票を無視することは
いけないのでだしただけですからきにしないでくださいね♪

それと小説よんでくれてありがとうございます♪
もちろん緋龍さんのワルモ団小説も見ていますよ★

これからも頑張って小説かいてくださいね♪

ではいったんきりますね☆


■ asuka (90回/2012/01/15(Sun) 16:42:28/No4496)

第2話「マナとお母さんのけんか?」



ハンゾー「おなかすいたのら〜ホテルでなにかたべるのら〜」
そういって一階にむかった

ハンゾー「あれ?サスケなのら」
ハンゾーはサスケをみつけた

サスケ「あれ?ハンゾーもここに泊るのかだぜ?」
ハンゾー「そうなのら」
サスケ「それにしてもここのホテルすごく豪華な料理だぜ」
ハンゾー「そうなのら?」
サスケ「そうだぜ。とくにこのステーキがだぜ」
ハンゾー「ステーキってなんなのら?」
サスケ「えっ?ハンゾーステーキたべたことないんだぜ?」
ハンゾー「うんなのら」
サスケ「だったらたべてみるだぜ」
サスケはハンゾーの口の中にステーキをいれた

パクっ

ハンゾー「おいしいなのら〜もっとたべたいのら〜」
ハンゾーは今まで食べたよりもおいしく感じていた

サスケ「じゃあ〜とってくるぜ」
そういってステーキをとりにいった

ハンゾー「いってらっしゃいなのら」
しばらくすると

サスケ「とってきたぜハンゾー」
サスケの手には4皿のお皿に4個のお肉があった

ハンゾー「サスケありがとうなのら〜」
サスケ「どういたしましてだぜ」
ハンゾー「さっそく一緒にたべようなのら〜」
サスケ「うんだぜ」
ハンゾー「いただきますなのら〜」
サスケ「いただきますだぜ」
サスケとハンゾーはステーキをたべた
ほかにもたくさん豪華な料理をたくさんたべた
サスケとハンゾーにとってはすごく幸せだろう

そのころヤシチは

ヤシチ「あいつら・・・大丈夫か?」
ヤシチはサスケとハンゾーのことを心配している
自分でいったとはいえ心配なものは心配なのだ

サスケ「いっぱいくったぜ〜」
ハンゾー「いっぱいたべたのら〜」
サスケ「さっそくお会計にいこうだぜ」
ハンゾー「いくのら〜」
サスケとハンゾーはお会計にいった

サスケ「すいませんだぜ」
ハンゾー「お会計したいのら」
???「は〜〜〜〜い」
サスケ「いくらだぜ?」
ハンゾー「いくらなのら」
???「その前に今何歳?」
サスケ「なんでそんなこといわないといけないんだぜ?」
ハンゾー「言う必要ないのら〜」
???「・・・じゃあ何年生?」
サスケ「それもいう必要ないだぜ」
ハンゾー「言う必要ないのら〜」
???「じゃあ800円です」
サスケ「高いだぜ」
ハンゾー「高いのら」
???「そう?こっちも商売なんだけど?」
サスケ「でももうちょっと安くして欲しいだぜ」
ハンゾー「もうちょっと安くしてほしいのら〜」
???「しょうがないわね〜じゃあ500円でどうかしら?」
サスケ「それだったら・・・」
ハンゾー「いいのら〜〜〜」
???「じゃあ500円ちょうだい」
サスケ「はいだぜ」
ハンゾー「はいなのら」
サスケとハンゾーは500円だした

???「ありがとうございましたまたおこしくださいませ」
サスケ「バイバイだぜ」
ハンゾー「バイバイなのら」
サスケとハンゾーは手をふりながらホテルの部屋にもどる

サスケ「おいらはこっちだからじゃあねだぜ」
ハンゾー「僕はこっちだからバイバイなのら〜」
サスケは手をふってさっていった
ハンゾーもホテルの部屋に戻った

ハンゾー「それにしてもまたあの子にあいたいのら〜」
ハンゾーはマナのことを思い出していた。

そのころマナは

マナ「お母さん、お父さん、ここって妖精学校なの?」
マナのお母さん「そうだよ」
マナのお父さん「それがどうかしたのか?」
マナ「・・・いや・・・なんでもないよ」
マナはなにかをかくしているようだ

マナのお母さん「もしかしてここの学校のコに好きな人でもできたの?」
マナのお父さん「そうなのか?」
マナ「実は・・・・そうみたいなの」
マナのお母さん「そうなの!よかったわね」
マナのお父さん「その子の名前はなんていうんだ?」
マナ「えっ?//」
マナは顔が少し赤くなった

マナのお母さん「お父さんそんなことは聞いちゃだめよ」
マナのお父さん「なんでだ?」
マナのお母さん「だから・・・・・」
マナ「お母さん、別に教えてもいいよ」
マナのお母さん「えっ?」
マナのお父さん「ほらっやっぱりうちのマナは素直でいい子だな」
マナ「えへへ」
マナのお母さん「・・・・・・・」
マナ「じつはね今日あったばかりなんだけどね」
マナのお父さん「うんうん・・・それでなんだ?」
マナのお母さん「お父さんおちついてきいて」
マナ「それでハンゾーくんが好きになっちゃったんだ」
マナのお母さん「それはまさしくひとめぼれね」
マナのお父さん「そうだな」
マナ「ひとめぼれ?」
マナのお母さん「そうよ」
マナのお父さん「ハンゾーくんと同じクラスになれるといいな」
マナ「うん」
マナのお母さん「それより明日のしたくしなさいマナ」
マナ「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」
マナはいつもとちがい元気よく返事をした

マナのお母さん「マナが・・・・・・」
マナのお父さん「あんなに素直に・・・・・」
マナのお母さん「元気で」
マナのお父さん「返事を」
マナのお母さん「したわ」
マナのお父さん「めずらしいこともあるもんだな」
マナのお母さん「本当ね」
マナのお父さん「このままマナがハンゾーくんのことが好きでいたら」
マナのお母さん「マナがこんなに素直になれるっていうことね」
マナのお父さん「よくわかるな」
マナのお母さん「それくらいわかるわよ」
マナのお父さん「それもそうだな」
マナのお母さん「でもマナには幸せになってほしいわね」
マナのお父さん「そうだな」

マナは・・・・・

マナ「明日学校楽しみだわ・・・・」
マナはそう思いながら明日の学校の準備をしていた。

マナ「でももしもハンゾーくんと同じ学校じゃなかったらいやだわ」

マナ「同じクラスになれればいいのに・・・・」
マナは天然石を取り出した

この天然石はローズクォーツだ

ローズクォーツとは 紅水晶でほとんど恋愛のことをかなえてくれる
天然石です。

マナ「明日これつけていこうかな・・・」
マナは腕にローズクォーツをつけながらそういった

次の日

マナのお母さん「マナ〜〜朝だよ〜おきなさ〜い」
マナのお母さんはマナをおこした

マナ「は〜〜〜い」
マナはいそいで髪の毛をとかしたり顔あらいもきちんとして
下におりてきた

マナ「おまたせ」
マナは今日はいつもとちがって髪の毛がきれいだし顔もきれいになっていた
これはハンゾーくんのおかげかな

マナのお母さん「マナ!めずらしく髪の毛とかしたり顔あらったの?」
マナ「めずらしくはよけいだけどそうだよ」
マナのお母さん「もしかしてハンゾーくんと同じ学校かもしれないから?」
マナ「・・・なっ//・・・なんでわかったの?」
マナは顔をあかくしてそういった

マナのお母さん「わかるわよいつもとこんなにちがうんだもん」
マナ「それっていつものわたしがどうだっていうのよ」
マナのお母さん「それは・・・・」
マナ「やっぱりお母さんひどいわ」
マナのお母さん「マナ・・・・・」
マナ「お母さんなんて大嫌いっ!!」
マナは家をでていった

マナのお母さん「マナ!学校はどうするの?」

つづきは第3話でね☆



■ asuka (93回/2012/01/17(Tue) 18:57:33/No4509)

名前 マナ
年齢 ハンゾーと同じ年
趣味 お絵かき と 小説をかくこと など・・・
好きな人 ハンゾー
性格 優しい

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■ 緋龍 (30回/2012/01/17(Tue) 19:52:08/No4512)

 asukaさんこんばんわ!緋龍です!
 早速絵の感想を・・・・^^
 
 まず、マナがかわいすぎる〜〜!!><///
 『長い髪にツインテール』がツボにきましたvv><///(割とマジで)
 そしていかにも優しそうな表情をしていますね〜!こんなに可愛いのだから、他の男子にも
 好かれていそうです^^♪
 小説の続き楽しみにしていますよ!>▽</
 
 ではまた!


■ asuka (97回/2012/01/19(Thu) 18:33:50/No4523)

緋龍さん こんばんわ asukaです♪
お返事と絵の感想ありがとうございます♪

>小説の続き楽しみにしていますよ

えっわたしなんかの小説を楽しみにしてくれるんですねありhがとうございます。小説はこのあとかきます


第3話「マナとお母さん仲直り!」

マナは家をでた。お母さんのいうこともきかずに・・・・

マナ「(お母さんのバカ!!)」
といいながら走り続ける。どこにいくかも決めずに

マナ「あれ?・・・ここってたしか・・・・」
マナは立ち止った。そう ここはハンゾーと出会った場所だったからだ

マナ「ハンゾーくんいないかな・・・・・」
マナはハンゾーをさがすけどハンゾーはどこにもいない

マナ「・・やっぱりいないよね」
マナは残念そうな顔をした

30分後・・・

30分まってもハンゾーはこなかった。そのときハンゾーは妖精学校にいた


ハンゾーは・・・・・・・・・・


ハンゾー「先生!わかんないのら〜〜〜」
サスケ「おいらもわかんないぜ」
ザマスはこける

ザマス「これはこうなってこうなるザマス」
ザマスは厳しくいった

ハンゾー「わかったなのら〜〜〜」
サスケ「わかったぜ」
ハンゾーとサスケはきびしすぎて返事をした

キ〜ン コ〜ン カ〜ン コ〜ン

サスケ「チャイムなったぜ」
ハンゾー「やっとかえれるのら〜」
そういっていそいでかえっていった


マナは・・・・・・・・・・・・・

マナ「もう・・・・帰ろう」
マナはそういい家に帰った

ガチャ

マナはおうちにこっそりはいった
どうやらマナのお母さんは留守のようだ

マナ「・・・ほぉ♪よかった・・・・・・・・・・」
マナはどうやらまだお母さんにあう勇気がなかったようだ

マナ「それにしても・・・ハンゾーくんいなかったなぁ〜」
マナはハンゾーくんのことがよっぽど好きなようだ

ガチャガチャ(鍵をあける音)

マナ「やばい!!!隠れなきゃ」
マナはいそいで2階に駆けのぼり自分の部屋にいって魔法を使った

マナ「マナでポン」
マナは透明になる魔法をつかってかくれた

マナのお母さん「マナ!かえってきていたのね」
マナのお母さんはマナの靴をみて少しよろこんだ

マナのお母さん「マナ〜マナの好きなクレープかってきたよ」
マナ「えっ?クレープ??」
マナは魔法をときマナのお母さんのもとにいった

マナのお母さん「マナ!はいこれクレープ」
お母さんはクレープをマナにわたした

マナ「お母さんさっきはひどいこといってごめんなさい」
マナはあやまった

マナのお母さん「いいのよそれよりこれたべて」
マナ「うん♪」
そういってクレープをたべた

マナのお母さん「あと学校は明日からにしといたからね」
マナ「ありがとう」


次の日

マナ「いってきま〜〜〜す」
マナは元気よく学校にいった

学校

マナ「よ〜〜しいくよ〜〜」

続きは第4話でね☆




■ クルマ (13回/2012/01/19(Thu) 19:00:35/No4525)

asukaさん、緋龍さん、こんばんは♪クルマです☆
「ハンゾーの彼女」という新展開的な(?)タイトルを見て読んでみたのですが、マナは掲示板の方でも予告されていたオリフェキャラですね!

お金の支払いなど、妙に(?)現実的な雰囲気と、マナの両親がやけに目立っているところが面白いですね!

果たして、マナの気持ちはハンゾーに届くのか…。そして、ハンゾーの方はマナに気があるのか…。
…今後の展開が楽しみです!♪

そして、絵が上手すぎます!!…なぜこのサイトの皆さんは、(クルマを除き)こんなに絵と小説がお上手な方ばかりなのか…。(≧◇≦)
クルマも見習わなければ…!!(T▽T)

クルマの小説へのコメントもありがとうございました!
では、続きを楽しみにしています!(コメントが遅れてしまったらごめんなさい)


■ asuka (100回/2012/01/22(Sun) 19:13:00/No4530)

クルマさん こんばんわ asukaです♪

きいてください 今回の書き込みで100回になりました\(^o^)/イエーイ
でも掲示板はまだ50回ぐらいしかいっていません・・・・・・。


>「ハンゾーの彼女」という新展開的な(?)タイトルを見て読んでみたのですが、マナは掲示板の方でも予告されていたオリフェキャラですね!

よく覚えていましたね♪覚えてくれてとっても嬉しいです♪
忘れられていてもしかたないなっというぐらいたっていう頃なのに・・・・
クルマさんの言う通りでマナというのは掲示板で予告していたオリフェキャラです♪♪

>…今後の展開が楽しみです!♪

楽しみにしてくれるなんてとても嬉しいです♪
こんなわたしなんかの小説を楽しみにしてくれるなんて

>そして、絵が上手すぎます!!…なぜこのサイトの皆さんは、(クルマを除き)こんなに絵と小説がお上手な方ばかりなのか…。(>_<)

絵が上手すぎますなんて・・・・それでも・・・・・っていいたいところだけどクルマさんのほうが絵がうまいと思いますよ。あとわたし以外はみなさん
本当に絵がうまいですよね♪小説も私以外上手ですね((もちろんクルマさんの小説もですよ♪

では全部で100回目の小説をかきたいと思います

第4話「転入生マナ」

マナ「今日から学校か〜♪ちょっと楽しみ〜〜」
マナはるんるんとうちわをふりながら鼻歌をうたっている

学校

マナ「あっ学校もうついちゃった」
マナは職員室にいった

マナ「おはようございます♪」
ザマス「マナさんざますね??」
マナ「はいそうですけど」
ザマス「こちらにくるザマス」
マナ「・・・・はい」
マナは以外に怖い先生だなぁ〜っと思うマナだった

ザマス「ここの教室入るザマス」
マナ「はい」
ザマスはさきにはいる。それに引き続いてマナもはいる

ザマス「みなさん転入生を紹介するザマス」

ワイワイ ガヤガヤ ワイワイ ガヤガヤ

ザマス「静かにするザマス」
ザマスはきつく注意をした

みんな「はいぃぃい〜」
みんなはザマスのことをこわがっている

ザマス「では紹介するザマス転入生の・・・・」
マナ「マナといいますよろしくね♪」

きゅうううううううううううぅぅぅん

男の子「かわいい〜〜〜❤」
女の子「えっ???」

ハンゾー「あれ?マナなのら」
サスケ「ハンゾーはあのこと知り合いなんだぜ???」
ハンゾー「そうなのら〜親切で優しい妖精だったのら〜」
サスケ「そうなんだったのかだぜ」
ハンゾー「うんうんなのら〜」

マナ「あっハンゾーくん」
ハンゾー「マナなのら〜」
マナ「あの日大丈夫だった?」
ハンゾー「マナのおかげで大丈夫だったのら〜」
マナ「それならよかった」
ハンゾー「それよりみんながマナとお話したいっていってるのら〜」
マナ「そうなの??」
ハンゾー「そうなのら〜」
マナ「じゃあいってくるね」
マナはみんなとはなしている

ハンゾー「サスケもマナとはなさないのら?」
サスケ「いやあんなかわいい子がおいらなんかとはなしてくれないんだぜ」
ハンゾー「そんなことないのら」
サスケ「えっ?ハンゾー?」
ハンゾー「サスケは勇気をもつのら〜」
サスケ「ハンゾー・・・・・」
サスケはまさかあのハンゾーがここまでいってくれるとはおもわなかったのだ

ハンゾー「どうしたのら?」
サスケ「わかったぜハンゾーはなしてくるぜ」
ハンゾー「がんばってなのら〜」
サスケはマナのところにいく

マナ「あれ?サスケくん?だっけ??」
サスケ「なな・・・・なんんでおいらの名前を・・・・」
マナ「だってハンゾーくんがいっていたから」
サスケ「マナちゃんちょっときてほしいぜ」
マナ「いいよ」
サスケ「ついてくるだぜ」
マナ「・・・う・・・・うん」
サスケはマナをつれてって人のいないところにいく

マナ「どうしたの?さすけくん?」
サスケ「重要な話があるんだぜ」
マナ「重要な話って??」
サスケ「おいらマナのこと・・・・・」
マナ「えっ??まさか・・・・・」
サスケ「すす・・・・・すきになってしまったんだぜ」
マナ「ええええええぇぇ〜」

続きは第5話でね☆




■ asuka (104回/2012/01/24(Tue) 17:19:00/No4536)

第5話「マナ!サスケの告白どうする??」

>サスケ「すす・・・・・すきになってしまったんだぜ」
>マナ「ええええええぇぇ〜」

サスケは顔が赤くなっていた。マナはこまっていた
そうマナはハンゾーのことがすきだからだ

マナ「サスケくん!」
サスケ「ななな・・・・なんだぜ//」
マナ「あのね・・・・・・・・・・・」
サスケ「????」
マナ「サスケくんのきもちにはこたえられないの」
マナはきっぱりといってしまった

サスケ「えっ?・・・・・・だぜ・・」
サスケはショックをうけた。サスケは今まで告白したことがなくて
ようやく告白できたのに振られてしまったからだ

マナ「ごめんね(>_<)」
マナは必死であやまっている

サスケ「いいんだぜ!」
そういうとサスケは恥ずかしのあまりにさっていってしまった

マナ「サスケくん・・・・」
マナはサスケがはしっていくのをみているだけだった

サスケは・・・・

サスケ「ふられちゃったぜハンゾー」
ハンゾー「誰になのら??」
サスケ「それは・・・・秘密なんだぜ」
ハンゾー「じゃあしょうがないのら」
サスケ「実は同じクラスのコなんだぜ」
ハンゾー「そうなのら〜?」
サスケ「そうなんだぜ」
ハンゾー「わけはなんなのら??」
サスケ「それはきいてないんだぜ」
ハンゾー「だったら聞くのら」
サスケ「そ・・・そんな恥ずかしいことできないんだぜ」
ハンゾー「サスケしっかりするのら」
サスケ「ハンゾー・・・・・・・・・・・・」
ハンゾー「頑張って勇気をもっていくのら〜」
サスケ「わかったぜハンゾー」
ハンゾー「じゃあさっそくききにいってねなのら〜」
サスケ「わかったぜ〜」
サスケははしってマナを探す

ハンゾー「サスケがんばってなのら」

放課後

そういうとヤシチのところにむかう

ヤシチ「ハンゾーではないか」
ハンゾー「あにきぃぃぃぃぃ〜〜〜」
ハンゾーはさっきとは大違いだった

ヤシチ「サスケはどこなのだ??」
ハンゾー「サスケなら好きな人のところにいるのら〜」
ヤシチ「なぬ!サスケに好きな人が??めずらしいな」
ハンゾー「兄貴サスケが告白したら振られちゃったのら〜」
ヤシチ「それでサスケ元気だったか??」
ハンゾー「元気はなかったけどまたいったのら〜〜」
ヤシチ「そうか・・・」
ハンゾー「兄貴それより今日の修業はなんなのら??」
ヤシチ「今日はお休みなのだ」
ハンゾー「なんでなのら??」
ヤシチ「サスケがいないからだ」
ハンゾー「あっそうだったのら」
ハンゾーはさっきまでサスケの話をしていたのにもかかわらず
忘れていたようだ

ヤシチ「おい!」
ハンゾー「ごめんなのら」
ヤシチ「ではきょうは解散なのだ」
ハンゾー「つまんないのら〜」
ヤシチ「それもそうだな」
ハンゾー「なのら??」
ヤシチ「では宿敵ミルモをたおしにいくぞハンゾー」
ハンゾー「でもミルモはリルムがついていてどうせやられちゃうのら〜」
ハンゾーはミルモよりもリルムがいるからいやだといっている

ヤシチ「リルム!?ハンゾーリルムとは戦わんから大丈夫だぞ」
ハンゾー「そうなのら??」
ヤシチ「そうだ」
ハンゾー「でも今日はサスケがいないからやっぱり解散するのら」
ヤシチ「そうだな」
ハンゾー「じゃね〜〜なのら〜〜〜」
ハンゾーはおうちにかえっていった

サスケは・・・・

サスケ「マナ〜どこにいるんだぜ〜」
サスケはまださがしていた

マナ「サスケくんこっちよ〜」
マナはサスケの声が聞こえて気付いたみたいだ

サスケ「マナ!大事な話があるんだぜ」
マナ「何??サスケくん??」
サスケ「マナの好きな人はだれなんだぜ??」
マナ「えっ??//」
マナは顔が赤くなった

サスケ「でどんな男の子なんだぜ」
マナ「それは・・・・ヒミツ❤」
マナは好きな人を知られたくないから秘密といってごまかそうとする

がしかしサスケは・・・・

サスケ「いいからこたえるんだぜ」
サスケはついにキレて怒ったような声でいった

マナ「サスケくん怖いよ〜〜(>_<)」
マナはサスケのこと怖がっている

サスケ「いいからこたえるんだぜ」
サスケはマナの声が聞こえてないらしい

マナ「サスケくん!目を覚まして!」
マナはこういった

サスケはたおれた。
マナはサスケにちかよった

マナ「サスケくん大丈夫??」
マナは心配している

サスケ「あれ??ここどこだぜ??」
サスケはどうやらさっきいったこととかは忘れているようだ
マナは少し安心した

マナ「気がついてよかった」
サスケ「じゃまたあしたなんだぜ」
マナ「うん❤」
サスケはかえっていった

マナ「よかった♪あのこと忘れてくれたみたいで」
マナもそういうとかえった

次の日

マナ「いってきま〜〜〜す」
マナは今日も元気で学校にいった

学校

マナ「おはようハンゾーくん❤」
マナは笑顔でハンゾーにアタックしながらあいさつをする

ハンゾー「マナおはようなのら〜〜」
ハンゾーはあいからわずマナがハンゾーのこと好きなのをしらないようだ

マナ「サスケくんもおはよう♪」
サスケ「おはようなんだぜ」
マナ「あときのうはごめんね」
サスケ「なんのことだぜ??」
マナ「えっ??きのう告白を断ったことなんだけど覚えてない??」
マナは小さい声でサスケしか聞こえない声でいった

サスケ「そういえばそうだったぜ」
マナ「でも本当にごめんね」
サスケ「いいんだぜマナは好きな人と幸せになって欲しいんだぜ」
マナ「ありがとう・・・サスケくん・・」
そういうと自分の机にすわった

サスケ「(でもマナの好きな人って一体だれなんだろうだぜ)」

続きは第6話でね☆

さてみなさんに問題です♪
マナの好きな人はだれでしょうか?

答えは ハンゾーでした♪








■ asuka (109回/2012/01/28(Sat) 11:24:54/No4556)

第6話「」

マナ「はぁ〜〜どうしようサスケくんをきづつけちゃった・・・・」
マナはサスケをきづつけておちこんでいた

サスケ「おいらは気にしてないんだぜ」
サスケはおちこんでいるマナに話しかけた

マナ「・・・ほんとうに??」
マナは少し疑って言った

サスケ「本当なんだぜ」
マナ「ならよかったわ♪ありがとう心配してくれて」
マナはサスケが本当っていってくれて安心したようだ

サスケ「ところでマナはだれがすきなんだぜ??」
サスケはあのときの記憶を覚えていなかった

マナ「それは・・・・ヒミツ❤」
マナは恥ずかしいようだ

サスケ「そうか・・・・だぜ」
サスケは少し残念そうな顔をした

マナ「ごめんね(>_<)」
マナはサスケにあやまる

サスケ「いいんだぜ」
マナ「それじゃあ・・・」
そういいどこかへいく

マナ「やっぱりいったほうがいいのかな・・・・」
マナはまだ気にしていたのだ

サスケ「ハンゾー一緒に遊ぼうぜ!」
ハンゾー「いいのら〜〜〜」
サスケとハンゾーは遊びだす

きゃはははなのら〜 きゃははだぜ〜〜

マナ「この声は・・・ハンゾーくんとサスケくん」
マナはいそいでその声がきこえるところにいく

サスケ「ハンゾーつよいぜ〜〜〜」
ハンゾー「サスケがよわいのら〜〜〜}
そこには楽しそうに遊んでいるサスケとハンゾーがいた

マナ「やっぱり・・・・」
マナはサスケとハンゾーをみていると

ハンゾー「マナなのら〜〜」
サスケ「マナもあそぶかだぜ???」
サスケはマナをさそった

マナ「いいの??」
サスケ「ハンゾーいいかだぜ??」
サスケはハンゾーきく

ハンゾー「もちろんいいのら〜〜〜」
ハンゾーはすんなりとこたえた

マナ「それ本当???」
マナはココロの中ではとても感激していた
まさか好きな人がいいのら〜〜なんていってくれたからだ

ハンゾー「え?もちろんなのら〜〜〜」
マナ「じゃあ・・おことまにあまえて一緒にあそんでもいい??」
サスケ「もちろんだぜ」
ハンゾー「なのら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
サスケとハンゾーはすんなりといいよっとこたえた

マナ「ありがとう♪」
マナは嬉しそうにおれいをいった

サスケ「(うっ・・・やっぱりマナ・・かわいいぜ//」
サスケはこころのなかでどきどきしていた

ハンゾー「(マナって結構かわいいのら〜〜〜)」
ハンゾーも少しマナのことでどきっとしていた

マナ「どうしたの??サスケくんハンゾーくん♪」
マナはサスケとハンゾーの様子が少しおかしいと思い心配して声をかけた

サスケ「あっ・・なんでもないんだぜ」
ハンゾー「うんうんなのら〜〜〜」
サスケとハンゾーは少しあせってそういった

マナ「じゃあはやくあそぼう♪」
サスケ「それもそうだぜ」
ハンゾー「なのら〜〜〜〜〜〜〜〜」
こうしてマナはたのしくハンゾーとサスケと遊んだ

続きは第7話でね☆


■ asuka (110回/2012/01/28(Sat) 11:26:41/No4557)

あっ題名かきわすれました〜〜(>_<)
ごめんねさい<(_ _)>
題名は 「マナの楽しい出来事」です♪

失礼しました では☆


■ asuka (114回/2012/01/31(Tue) 17:23:09/No4564)

第7話「ハンゾー!サスケを応援する!?」

マナ「きゃはは〜〜」
マナは笑って遊んでいる。よっぽどハンゾーと遊ぶのがたのしいようだ

サスケ「マナわらいすぎなんだぜ」
ハンゾー「でも笑っていると暖かくていいのら〜〜〜」
ハンゾーの言葉にマナは

マナ「(ハンゾーくん!そうおもってくれてるんだ・・・)」
マナはハンゾーのちょっとした言葉に感動していた

ハンゾー「どうしたのら〜〜〜」
ハンゾーはマナに気づいたようだ

マナ「あっ・・なんでもないよ♪」
マナはふともとにもどった

ハンゾー「のら?」
ハンゾーははてなマークをうかべた

サスケ「それよりマナはいつまで遊んでいいんだぜ?」
サスケは今頃こんなことをきいた

ハンゾー「そういえばきいてなかったのら〜」
マナは時計をみると 約束の時間まであと残りわずかであった

マナ「あっ・・時間がやばいわ」
マナは焦る

ハンゾー「じゃあはやくかえるのら〜〜〜〜〜」
ハンゾーは普通にいう

マナ「えっ???」
マナはショックをうけた。普通にそんなこというなんて

サスケ「ハンゾーそんなこと言っちゃダメなんだぜ」
サスケはマナがおちこんでいることにきづきハンゾーに注意する
ハンゾーはそれをきくとマナのところにむいて

ハンゾー「・・ごめんなのら」
ハンゾーはあやまる

マナ「・・ううん・・・きにしないで・・・・」
マナは許すけどまだ少しおちこんでいるようだ

ハンゾー「マナまだおちこんでいるのら?」
サスケ「とりあえずマナ時間がないからいってくるんだぜ」
マナ「う・・・・うん」
マナはそういうとかえっていた

サスケ「マナ・・・・・・・・・・・・・」
ハンゾー「サスケマナがどうしたのら??」
ハンゾーはなんでサスケがマナのこときにしているのかわからなくなった

サスケ「えっ?・・それは・・・・・・・」
サスケは少し照れている

ハンゾー「もしかしてサスケマナのことがすきなのら?」
ハンゾーが気づいてしまった。鈍感なマイペースなハンゾーが!

サスケ「えっ??//」
サスケは真っ赤になった

ハンゾー「やっぱりなのら〜」
サスケ「ハンゾー誰にもいわないでほしいぜ」
サスケはばれてしまって恥ずかしいようだ

ハンゾー「わかったのら〜〜」
ハンゾーは以外にすんなりと返事をした

サスケ「よかったぜ・・・・」
サスケはひと安心する

ハンゾー「じゃあサスケを応援するなら〜〜」
ハンゾーはマナにきかれたらもっとも悲しむ言葉をいってしまった

サスケ「えっ???」
サスケも応援されると困るって顔をした。なぜならマナのこと応援したいからだ。

ハンゾー「どうかしたのら?」
ハンゾーはあいからわずかわいいけれど鈍感です

サスケ「あの〜ハンゾー応援は・・・・・・・」

続きは第8話でね☆


■ asuka (120回/2012/02/03(Fri) 14:57:06/No4572)

第8話「マナ元気だすのら〜〜〜〜」

>サスケ「あの〜ハンゾー応援は・・・・・・・」
サスケは応援は・・までいえたけど最後までいえない

ハンゾー「応援はなんなのら???」
ハンゾーははてなまーくをうかべている

サスケ「ハンゾー!応援はしなくていいんだぜ」
サスケは大声でハンゾーにきっぱりといった。
本当は応援してほしいけどサスケはマナのこと応援するってことを
約束したからだ。

ハンゾー「なんでなのら?」
ハンゾーは普通は応援してほしいっていうはずだとおもっているので
意味がわからないようだ。

サスケ「だからその〜〜・・・・・・・・・・・」
サスケはどうしようとまよった。
まさかハンゾーがそこまでいうとおもわなかったからだ

ハンゾー「どうしたのら??????」
ハンゾーはあまりにもサスケがこたえようとしないので心配する

サスケ「えっ?・・なんでもないんだぜ」
サスケは焦ってなんでもないといった

ハンゾー「本当なのら?」
ハンゾーはサスケとは小さいころから一緒だったのでサスケガ焦って
いっていることはわかっていた

サスケ「本当だぜ」
サスケはあせっているとばれると思い普通にいってみた

ハンゾー「じゃあなんで応援しないほうがいいのら?」
ハンゾーは再び質問する

サスケ「それは・・応援してもらうと・・・おいら照れちゃうからだぜ」
サスケは理由をなんとかかんとか作ってそれをいった

ハンゾー「それもそうなのら〜〜〜〜〜〜」
ハンゾーはやっとわかってくれたみたいだ

サスケ「ありがとうだぜ」
サスケはこれだけハンゾーに心配されたり応援してくれそうになってくれて
とっても嬉しいようだ。

ハンゾー「でもこれだけはいわしてほしいのら〜」
ハンゾーはなにかいいたいことがあるようだ

サスケ「なんだぜ?」
ハンゾー「もしも失恋しても新しい女の子を作ってほしいのら〜〜〜〜」
ハンゾーは目をキラキラさせながらいった

サスケ「(もう・・・失恋してるんだぜ・・・でもありがとうだぜ・・
     ハンゾー・・。新しい女の子みつけるぜ・・・)」
サスケはちょっとハンゾーの言葉で失恋を思い出してしまってけど
ハンゾーの言葉によってちょっと元気になったみたいだ

ハンゾー「じゃあいくのら〜〜〜〜〜〜」
サスケ「どこにだぜ?」
サスケはどこにいくのかさっぱりわからなかった

ハンゾー「もちろんマナにあやまりにいくのら〜〜」
サスケ「偉いぜハンゾー」
サスケはハンゾーを褒めた

ハンゾー「ところでマナのおうちしらないのら?」
ハンゾーはマナの家もしらずにそんなことをいった

サスケ「おいらはしっているぜ」
サスケはこっそりとマナにいっていたのだ

ハンゾー「じゃあ案内お願いなのら〜」
サスケ「まかせろだぜ!」
サスケはハンゾーをマナの家に案内をした

サスケ「ここだぜ」
サスケはマナって書いてあるおうちをみつけた

ハンゾー「じゃあいってくるのら〜〜」
ハンゾーはインターホンをおす

ピーンポ〜〜ン

マナ「は〜いどちらさまでしょうか?」
マナはそういいドアをあけると

マナ「ハンゾーくん!!//」
マナはハンゾーだということをしると驚いてしまった

ハンゾー「ちょっと話したいことがあるのら〜」
ハンゾーははっきりといった

マナ「うんわかったわ♪とりあえずなかにはいって!」
マナはハンゾーをマナのおうちにいれる

サスケは・・・・・・・・・・

サスケ「いいなぁ〜ハンゾー」
サスケはハンゾーがうらやましかった

マナ「ここがわたしのおへやだよ♪」
マナの部屋はとてもキュートな感じな部屋だった

ハンゾー「かわいい部屋なのら〜〜〜〜〜」
ハンゾーはマナの部屋を褒めている

マナ「本当?」
ハンゾー「本当なのら〜〜〜〜〜〜〜」
マナ「ありがとう♪・・・それよりはなしってなに?」
ハンゾー「マナ今日はごめんなのら〜」

つづきは第9話でね☆


■ asuka (125回/2012/02/08(Wed) 18:55:39/No4582)

第9話「」

>ハンゾー「マナ今日はごめんなのら〜」
ハンゾーはマナにむかってあやまった

マナ「もしかしてわたしがおちこんでいるところばれちゃった?」
マナはハンゾーがあやまったので自分がおちこんだところを見られたかと思う

ハンゾー「実は・・・そうなのら〜・・・・」
ハンゾーは素直にいった

マナ「やっぱり・・・そうだったのね・・・・・」
マナは少しがっくりとする

いったんきります


■ asuka (126回/2012/02/13(Mon) 21:39:04/No4601)

すみません(>_<)題名書き忘れてしまいました(>_<)ごめんなさい<(_ _)>
ではさっそくつづきをかきますね♪

第9話「バレンタインデー」

つづき

ハンゾー「そういえばマナ明日は学校くるのら?」
ハンゾーは明日マナが学校にくるのかをなぜかきいてきた

マナ「えっ?・・・も・・もちろんいくよ♪」
マナはいきなりそんなことをきかれてびっくりしていた

ハンゾー「じゃあまた明日なのら〜♪」
ハンゾーはそれをいうとかえぅていく

マナ「また遊びにきてね〜♪」
マナはハンゾーがみえなくなるまで手を振りつづけた

ハンゾーがみえなくなった

マナ「あっ・・見えなくなっちゃった・・・・」
マナはハンゾーのすがたがみえなくなってしまったので少しガッカリしていた
そしてマナはさっきハンゾーに明日学校にくる?って聞かれたことを考えて
いた。一体どうしてハンゾーがよりによって今日だけにそんなことをきいたのかを・・・・。

マナ「あっ・・そういえば明日って!!!」
マナはやっと明日のことを思いだした。そう明日が伝説のあの日だってことを

マナ「バレンタインデーだったんだ!!!」
マナはおもいっきり大きな声で叫んでしまった

バレンタインデーってなんのこと?

バレンタインとは人の名前のことなのです♪
西暦3世紀のローマのことです。若者たちは戦争に出たがらないので
手を焼いていました。その理由は彼らの家族や愛する人を去りたくないから
だと確信するようになったクラウディウスは、ついに結婚を禁止してしまったのです。ところがかわいそうな兵士たちが内緒で結婚させていました
すると西暦270年2月14日に処刑されてしまったそうです

バレンタインデーはどのように始まったの?

毎年2月14日の夕方になると若い未婚女性たちの名前がかかれた紙が入れ物に
入れられ祭りが始まる翌15日には男性たちがその紙をひいてあたった娘と
祭りの間ときには一年間つきあいをするものです。

次第にこの日に恋人たちが贈り物やカードを交換するようになってきました

どうしてチョコレートをあげるの?

実は女性が男性にチョコレートを贈るのは日本独自の習慣です♪
恋人や友達・家族などがお互いにカードなど贈ります♪

チョコレートはどこからでてきたのかというと、バレンタイン・セールでの
キャンペーン始まりだそうです♪
そして今ではチョコレートといえばバレンタインデーの象徴のようになってほしいようになったからです♪

今年のバレンタインデーは彼のことを思いだしてください♪

バレンタインデーについて解説おわり

マナ「ハンゾーくんにチョコレート贈ろう♪」
マナはそういいチョコレートをつくりはじめる

1時間30分後

マナ「できた♪」
マナはチョコレートができたみたいだ。
そのチョコレートはとてもきれいにできていた

マナ「早速ラッピングしよう♪」
マナはラッピングをする

ガシャ ガシャ ガシャ

マナ「おわりっと・・・」
マナはラッピングのきれいだった

マナ「明日が楽しみ♪」

つづきは第10話でね☆







■ 緋龍 (48回/2012/02/14(Tue) 10:09:40/No4602)

 asukaさんこんにちは!緋龍です^^♪

 バレンタインデーの習慣・・・・初めて知りました(◎□◎;)マジかー
 よく調べましたね・・・・私は調べる気力すら沸かなかったというのに><;

 バレンタインのイラスト誰を描こうかなぁ・・・

 それはそうと、とうとうマナがチョコを渡す時が来たのですね!(←?)
 次回が楽しみです^^♪

 これからも小説連載頑張ってください^^
 それでは!  


■ asuka (130回/2012/02/24(Fri) 17:05:04/No4615)

緋龍さん こんにちは  asukaです♪
お返事ありがとうございます

>これからも小説連載頑張ってください^^

えっ?・・・あっ・・・はいそういってもらえてとっても嬉しいです

ではつづきを・・・・

第10話

次の日・・・

ピピピ・・・(目覚ましの音)

マナ「・・・ん」
マナは目を覚まして時計をみると

マナ「あああ!!」
マナは目が100%目覚めたようだ。
そして顔洗い、食事 準備などを済ませて・・
あとは・・・ヒミツのあれを使う
マナは例の秘密のあれをつかった

マナ「これで・・・完璧ね♪」
マナはなにかやったおかげで完璧という言葉をつかった
そしてマナは学校へいく


学校


マナ「おはよう❤」
マナはみんなに笑顔であいさつをする
そして男子のみんなは目が❤になっていた。女子はいつも通りあいさつを返す

ハンゾー「あっ・・マナおはようなのら・・・・・・」
ハンゾーはマナがいきなりこっちみてきていたので焦ってあいさつを返した

マナ「ハンゾーくんおはよう❤❤」
マナはほかのみんなと違ってハンゾーの前ではいつもと違う行動をとる

ハンゾー「ドキッ・・・・・❤」
ハンゾーは少しマナの笑顔でドキッとした。

マナ「どうしたの?」
マナはきくと・・・・・・・・

ハンゾー「あっ・・・なんでのないのら・・・・・」
ハンゾーは焦りながらいう
そしてマナは・・・

マナ「(ハンゾーくんが私のこと意識してくれている・・嬉しい\(^o^)/」
マナはハンゾーが自分のこと意識してくれてとっても嬉しいようだ
そしてあのヒミツのあれをしてよかったとおもっている

マナ「ねぇ〜ハンゾーくん♪放課後・・音楽室にきて・・・」
マナはハンゾーをさそった。

ハンゾー「わかったのら・・・・・」
ハンゾーはもちろんOKした。いつもなら兄貴の修業に夢中なのに・・・ね。

マナ「本当?ありがとうハンゾーくん♪」
マナはそういうと廊下にでて喜んでいた

ハンゾー「(マナ・・結構かわいかったのら・・・)」
ハンゾーはまだマナのこと意識していた

そして・・・他の男の子たちは・・・・

「くそぉおぉ〜〜〜なんであのろまのハンゾーなんだよ〜〜」
男子たちはハンゾーをにらみながら悪口をいう

ハンゾー「のろまはひどいのら〜〜〜〜〜〜」
ハンゾーは男子たちに言い返す

「うるせ〜〜〜」
男子達がハンゾーのいじめた。
ハンゾーは助けを求めていた。でも女子も知らんかおをして
誰も助けてくれるようすはない
マナはいま廊下で喜んでいるので教室の様子がわからない
かったが・・・・・

ハンゾー「マナ〜〜助けてなのら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ハンゾーは大きな声で叫んだ

マナ「えっ??今の声って・・・・ハンゾーくん♪」
マナは急いで教室に入るとハンゾーが男子たちにいじめられているのをみて
驚いていた。まさかこうなるとはおもっていなかったのだ。
マナは優柔不断だから気づいていなかった。でもハンゾー(好きな人)が
いじめられているのでほうっておけなかったのでマナは・・・・


マナ「やめて!!」
マナあ大きな声で男子達にいった。そして男子達もハンゾーを
いじめるのをやめ、女子たちもおどろいていた。
ハンゾーは助かったという顔をした

ハンゾー「たすかったのら〜〜〜」
ハンゾーはなんとかマナのおかげでたすかったけど
もうハンゾーはぼろぼろになっていた

マナ「大丈夫??」
マナだけがハンゾーを心配していた。男子達はぽかんとみているだけで
女子たちもぽかんとみていただけだった

ハンゾー「マナ・・・ありがとう・・・なの・・ら」
ハンゾーはそういうと倒れてしまった

ドタン

マナ「ハンゾーくん!!」
マナはハンゾーがたおれたので思わず叫んでしまった
そしてさすがにみんなも少し心配になってきたみたいだ

つづく


■ asuka (136回/2012/03/05(Mon) 16:49:23/No4627)

第11話「ハンゾーへのバレンタインチョコレート」

>マナ「ハンゾーくん!!」
マナはハンゾーが倒れているのを泣きながら見ていた
それをみんなはざわざわとみているけど心配もしない
マナはみんなひどいとおもった。どうしようと考えながらーーーーー。

ハンゾーをいじめていた男子たちは・・・・・・・・・・・・

「マナちゃ〜〜ん❤こっちきてさ〜一緒に遊ばない〜?」
とても優しいような誘惑でいっているのかわからないような声で誘ってきた

ハンゾーをいじめておいて全く心配も謝りもせずただほっといておくなんて
ありえなさすぎこんなやつなんかと一緒になんか遊ばないと決心し
それと謝るように説得することをきめた

マナ「ねぇ〜ちょっといいかな?」
マナは無理やり笑顔でハンゾーをいじめた男子たちにいった
男子達にはそれはばれなかった

「えっ?一緒に遊んでくれるの??」
男子達は勘違いをしてマナが男子達と遊ぶことを決心したかと思っていた


でもーーーそれは・・・違ったのだ!

実は・・・・・あんなことなんて夢にも思わないだろうようだろう

マナはだれにでも優しいので怒る?なんて・・・・・・ね

マナ「違うわ」
男子達「えっ??」
男子達は驚いていた。いつもなら遊んでくれたのに・・・・・っと
男子達は心の中でおもっていた。それがちがうなんて・・・・
なんかいやな予感がする・・・・っとおもっていた。

まぁ・・・全くいやな予感がするのは・・・・・・
あたり・・・・なんだけどね・・・・・・。

マナ「ハンゾーくんに謝ってくれない・・・・かな??」
マナの声は優しそうな声だけどすごい怖いオーラが出ていた
すごい本気でハンゾーくんにあやまってほしいようだ



男子達「ブルブル・・・」
男子達もマナからの怖いオーラで怖くなって震えている
教室のみんなもぽかんとすごいっと心の中でつぶやいてみている


マナ「・・あやまって・・・くれるよ・・・・ね??」
男子達「あっ・・・・・はいぃぃい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
男子達はマナからのオーラで逆らえなくて謝るってことになってしまった
そしたらマナからのオーラはだんだんと
     いつもの優しいふわふわした感じのオーラに戻った。

「ほっ」
っとクラスのコは安心した

マナ「じゃあ・・・起きたら謝ってくださいね♪」
男子達「はいぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
男子達はまださっきのオーラをみてしまったのでまだマナが怖くて
逆らえないみたいだ。これでしばらくはいじめないでしょうね・・・・・。

ハンゾー「・・・・ん」
ハンゾーは目を覚ました
ハンゾーが寝ている間はどんなに怖いこともしらずに・・・・
のんきに・・・・と。

マナ「ハンゾーくん❤」
マナはハンゾーがおきてくれたので嬉しいようだ
さっきまでえとは別人に・・・・・ね

男子達「おい・・・・ハンゾー」
男子達はマナからいわれたのでしかたなくあやまった
ハンゾーはそれをきいて・・・・・

ハンゾー「もういいのら〜〜」
ハンゾーはあっさりといじめていた男子達を許した


そしてマナは・・・

マナ「えっ??」
マナは倒れた。ハンゾーのあまりにの優しさに

ハンゾー「マナどうしたのら??」
ハンゾーは天然で何で倒れたかもわからないみたいだった

男子達「それでよ・・・・・友達になってくれないか?」
男子達はマナにいわれてもいないことをハンゾーにいった
ハンゾーはぽかんとうそって感じな目になっている
マナは男子達に偉いってかおになっている

ハンゾー「もちろんいいのら〜〜〜」
ハンゾーはこころよくOKした
マナもよかったねハンゾーっとおもった
それで今日はすっかりバレンタインだったことを思い出した

マナ「あっ・・・そういえば今日って・・・」
マナはそういうとハンゾーのところにいった

ハンゾー「どうしたのら??」
マナ「はいハンゾーくんバレンタインチョコレートだよ❤」
マナはそういうとハンゾーにバレンタインチョコレートをわたした
男子達は羨ましがっている。いいなぁ〜〜〜っと思いながら


ハンゾー「マナありがとうなのら〜♪」
ハンゾーもマナにもらえてとっても嬉しいようだ

もしかしたらこの2人両思い?ってクラスのコたちはおもっていた

まぁ・・・そうかもしれないね

男子達「おい・・・みんなあれいうぜ」小声
女子たち「クラッカーは男子達ね」小声
男子達「えっ・・・でもいいや」小声
女子達「じゃあいくよ・・・せ〜の」小声

パン パン パン クラッカーの音

「ハッピーバレンタイン」

マナ&ハンゾー「えっ?/なのら?」
マナとハンゾーは当然クラッカーにハッピーバレンタインといわれて
驚いたけど少し・・・いや・・・嬉しかったのだ

女子達「これはわたしたちのサプライズなの♪」
男子達「俺たちが考えたんだぜ」
マナ「えっ??そうなの♪」
マナは驚いた。まさか男子達が考えたんなんて・・・・と

ハンゾー「・・・・・・・・・・・・・・・?」
ハンゾーは無言で?をうかべていた


女子達「まぁ〜とにかくお二人さんお幸せにね〜」
女子達は結婚式でいうみたいなことをいった

マナ「えっ?//」
ハンゾー「なんなのら//」
マナとハンゾーは少しかおが赤くなった


男子達「照れてる〜〜〜〜〜」
男子達は二人をからかっている

女子達「男子!からかいすぎよ!」
女子達は男子達を注意する
それをしているうちにマナとハンゾーは・・・・

マナ「あはは♪」
ハンゾー「あははなのら〜」
マナとハンゾーは女子と男子達をみてくすくすわらっていた

つづきは第12話でね☆





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■ asuka (142回/2012/03/07(Wed) 21:19:28/No4635)

第12話「マナの思いー事件あのこって?」


ハンゾーとマナの仲はだんだんあがっていいふいんきになってきていた。
マナはそろそろ告白しようかなぁ〜とか考えている。
ハンゾーにもし、断れたりしても前向きにいくことを覚悟することができればいいなぁ〜っとマナは思う。

マナ「ハンゾーくん❤」
ハンゾー「なんなのら?」
マナ「明日の放課後屋上でまっててくれる??」
マナはハンゾーを放課後屋上に誘った。
どうやら告白する気のようだ。ハンゾーはもちろん告白ってことは
知らないのでたぶんきてくれるだろうとマナはおもっている。

ハンゾー「・・わかったのら❤」
ハンゾーは予想通りあっさりとOKしてくれた
そんなハンゾーをみてマナは安心した

マナ「ふぅ・・ありがとうハンゾーくん❤」
マナはにっこりとハンゾーにむかってわらったら教室をでた

ハンゾー「(マナって・・一体僕に明日何の話をするのら?)」
ハンゾーはあしただというのに明日の放課後のことを考えていた。
ハンゾーはしりたくてたまらないようだ。

マナはーーーーーーーーーー

マナ「ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
マナはおちついている。そうしているとワイワイガヤガヤとさわがしい
女の子の声達が聞こえてきた。でもマナは気にしないで1人でおちつこうと
していると・・・・・。

ムルモ「ちょっと女の子たちどいてくだしゃいでしゅ❤」
ムルモがぶりっこして女の子たちにいうと女の子たちは
ムルモにメロメロになっていて目が❤になっていた。
そしてムルモは一人でいるマナのところへいく。

ムルモ「だれでしゅか?」
ムルモはマナに話しかけた

マナ「えっ?・・・あなたは・・・・・?」
マナはムルモが王子だってことも人気者のアイドル的な存在だっていうことも
知らないので黙り込んでしまう。

するとムルモはーーーーー

ムルモ「え〜〜〜僕のこと知らないんでしゅか?」
ムルモはショックをうけてないていた。
王子なのにしられていないなんて・・・と思いながら。

ショックをうけて泣いているムルモをみてマナは・・・・・・

マナ「ごめんなさいね♪」
マナはそういいハンカチを渡しムルモの涙をふく。
ムルモにさっきから初対面なのにこんなに急接近しているマナをみて
女の子たちはうらやましがる。そしてくやしがったり、恨んだりしている。

カエ「ちょっと・・・あなたムルモくんにちかづかないでくれないかしら?」
カエは思い切ってマナにムルモにちかづけないようにと
はっきりいってしまった。

イオリ「でもさ〜カエあの子よりは全然いいんじゃないの?」
イオリはカエに例のあの子よりは全然いいんじゃないの?とかいう

カエ「まぁ〜それはそうだけど〜〜〜」
カエはイオリの意見には少し納得はしているようだ。
でも、それを納得しているってことはあの子がかわいそうとかは
思ったりはしないんだなぁ〜っということだ。

イオリ「でもなんなの?」
カエ「初対面でムルモくんを泣かせたりするから・・どうしても・・・
   我慢ができなかったんだもん」
イオリ「それは・・・・わたしも我慢していたけど・・・」
アマネ「でもね〜はじめてムルモくんにあったから
    わからなかったんじゃない?」
カオリ「あ〜それありえる〜〜」
マホ「だったら許してあげたら?」
カエ「それもそうね・・・。」
カエはみんなのおかげで正気に戻れたみたいだ。
それでしばらくムルモたちを見ていなかった間にムルモとマナは一緒に
笑っていたのをみて女の子たちはほっとした。

イオリ「なんだ・・ムルモくんをきちんと・・・」
カエ「笑わせること・・・・・」
マホ「できている・・・」
アマネ「わね・・・・・・」

ムルモ「へぇ〜〜マナしゃんっていうんでしゅか〜
    僕の名前はムルモでしゅ♪よろしくでしゅ!」
ムルモはぶりっこしてマナを惚れさせようと裏では考えていた。
しかし、マナはムルモには惚れたりしなかった。
マナは今まで通りハンゾーが好きなまま

マナ「ムルモくんそろそろいくね」
マナはムルモに笑顔でにっこりしたあとはしっていってしまった。

ムルモ「しょんな・・・・・・・」
ムルモはぶりっこがマナにきかなかっことで
ここ心の中で落ち込んでいた。そしてマナがいなくなると女の子たちが
ムルモのところにあつまってきてまたさわがしくなった。
ムルモは落ち込んでいてもみんなのアイドルだから
笑顔でいることにする。

ムルモ「きゃは❤みなしゃんありがとうでしゅ❤」
ムルモはぶりっこで女の子にアタックした。

女の子「きゃぁ〜〜〜〜かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
女の子たちはムルモが本当に大好きなようだ。

マナはーーーーーーー

マナ「一体あの子ってだれなんだろう・・・・・」
マナはあのこって女の子たちがいっていてどうしてもきになるようだ
なぜなら、そのあのこがかわいそうだとおもっているからだ。
どうにかしてあの子をさがさなければ。なんとしても。

つづきは第13話でね☆



■ asuka (150回/2012/03/10(Sat) 10:06:12/No4643)

第13話「えっ!あのこって・・・・・?」

マナは早速みんながいっている謎の女の子をさがすために
みんなにあのこのことをききにいく

マナ「あの〜〜ちょっと


■ asuka (151回/2012/03/10(Sat) 11:00:30/No4644)

第13話のつづきです

マナ「あの〜ちょっといいですか?」
マナは知らないムルモのファンのコにきく
そうするとその女の子がきづきなに?って答える

マナ「あの〜さっきあの子よりましっていっていたんですけど
   そのあの子ってだれのことですか?」
マナはおそるおそるという

イオリ「あ〜ああの子っていう子はね〜〜〜
    パピィのことなんだよ。」
イオリは嫌そうに答える

マナ「パピィ・・ちゃんってどんなコなんですか?」
マナはパピィを知らないのでイオリにどんな子なのかきく

イオリ「パピィはね・・・いつもわたしたちをつきとばして・・・
    強引にねムルモくんを奪ってはけっきょく愛しのムルモくんを
    泣かせたりするコなのよ!最低だと思わない??}
イオリはうそをついてそんなことをいった。
でもムルモをなかせたりしているのは本当のことだった。
しかし、マナは全部イオリのいうことをしんじてしまい・・・・・

マナ「そんな・・ひどいです」
マナはつきとばしたり、強引にファンのコがいたのに奪ってり
泣かせたりするなんてそうとう悪い子なんだと初めてマナはおもった。
さすがにマナも悪い子は嫌らしいようだ

イオリはうそをついたのにしんじてくれて嬉しいようだ

イオリ「そうなのよ〜〜やっぱりあなたはわかってくれたわね〜♪」
イオリはマナにわかってくれて嬉しいようだ。
でもそれは・・・マナはしんじてはいけないこともあった・・・・・。

マナ「ええ、そのこに注意してきますわね♪」
マナはパピィの所にいこうとするとイオリはマナの手をつかんだ・

マナ「えっ?どうしたんですか?」
イオリ「あなた・・・パピィの顔しらないでしょ??」
イオリはマナがパピィという名前すらしらなかったのをしっていたので
マナをひきとめた。

マナ「あっ・・そういえば」
マナはふと気がつく

イオリ「でしょ?」
マナ「はい!!」
イオリ「いいわ教えてあげるからちょっとまってて!」
イオリは写真をとりにいこうとすると・・・・

マナ「まってください!」
マナはイオリをひきとめた

イオリ「どうしたの??」
マナ「あの・・・・・お名前は??」
マナはつい夢中になって話していたので名前をきいていなかったのを
思い出し、イオリにきく。

イオリ「わたし?わたしはイオリよ♪あなたは??」
マナ「イオリチャンですか〜いい名前ですね〜〜
   あっ・・・わたしはマナといいます。」
イオリ「へぇ〜マナちゃんっていうんだ〜マナってよんでいい??」
マナ「えっ?あっ・・はいもちろんいいですよ♪」
イオリ「じゃあわたしのことイオリってよんでね♪」
マナ「はい!!」
マナはすっかりイオリと仲良くなってしまい
イオリがうそつきだとは知らずに・・・・ね

イオリ「じゃあちょっとまっててね!マナ」
イオリはそういうといってしまった
そうすると突然誰かがはいってきた
そのこはうさぎのような耳をしていて
髪はうす水色でふわふわしていて
一見美少女にみえた。
そうやってみているとパピィはこっちにくる


マナ「えっ??」
マナは驚いて怖がっている。
さっきまでの顔とかとちがっていた。怖い顔はしていないけど
なにか怖いオーラ「がでていたからだ

パピィ「あなただれ??」
パピィは普通にいったつもりだったがマナは怖がっていて

マナ「あ・・あああ・・あたしは・・・ママママ…・マナナナです。」
マナはマナといったつもりだったがパピィには・・・・・・

パピィ「えっ?マママナっていうの??」
パピィには通じていないようだ

マナ「えっ…違います・・・・ひどい・・・・・・」
マナは自分がいいにくいのが原因なのにパピィをひどい扱いした。
そしてマナは泣きだす。
そうするとパピィはあきれて・・・・・・

パピィ「はぁ〜〜〜〜なんなのこの子・・・・・」
パピィはつい本音を本人の目の前でいってしまった。
そうするとイオリがかえってきた

イオリ「ちょっとあんたがなんでここにいるのよ!」
イオリがパピィに気付いて怒りだす
そしてイオリはマナに近寄る

マナ「イオリこの子がひどいんです・・・ひっくひっく」
マナはなきながらイオリにいう

イオリ「まぁ・・マナをなかすなんてあんたって・・・
    つくづく意地悪ねパピィ!!」
イオリはパピィというとマナはこの子が!と顔をし
やっぱりともいう顔もした

するとパピィはーーーーーーー

パピィ「なっ!この子がちゃんと言わないから悪いのよ」
パピィはイオリに言い返すが・・・・・・
イオリは信じず・・・・・

イオリ「そうやっていいわけしないで!」
イオリはそういうとマナをつれていきでていく
するとパピィは・・・・・・

パピィ「なんで・・・あたちが・・・こんな目に・・・・・」
パピィは少しめから涙がでた。
そしてしばらくなきつづけた。

イオリとマナはーーーーーーー

イオリ「ほらこの写真みて」
イオリは写真をみせるとパピィとムルモがうつっていた

マナ「これは・・・・?」
マナはいまいちこの写真がわからないみたいだ

イオリ「これはパピィがムルモをみている写真よ
   そして横取りしたのよ!」
イオリは本当はみていてムルモがきづきこっちにきたのけれど
マナは信じてくれると思いいった

マナ「えっ?こんなに顔はかわいいのに??」
マナはかあいいということは認めているようだ。
本当は心の底では仲良くしたいとおもっていた

イオリ「そう・・・ひどいでしょ・・・?」
マナ「う・・・・・んでも・・パピィってムルモくんのことがすきなの??」
イオリ「さぁ?わからないけどそうなんじゃない??」
マナ「わたしパピィにきいいてくるわ!」
イオリ「えっ?・・・・・」

つづきは第14話でね☆


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■ asuka (157回/2012/03/10(Sat) 23:50:05/No4651)

名前 イオリ
性別 女
特技 騙すこと
性格 いじわるだけどさみしがり屋
楽器 ビオラ

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■ asuka (161回/2012/03/13(Tue) 16:14:44/No4656)

第14話「パピィはマナとの会話で傷ついて倒れた!?」

>マナ「わたしパピィちゃんにきいてくるわ!」
>イオリ「えっ・・・・・」
マナはパピィのところにいこうとするとイオリはマナの腕をつかんだ

イオリ「まっ・・・まって!!」
マナ「えっ?・・どうして!?」
マナはイオリに腕をつかまれて驚く
そしてイオリにまてといわれてさらに驚く

イオリ「あいつは危険だからやめたほうがいいわよ!」
イオリはパピィは本当は危険な人ではないのにいったら
嘘がばれると思いマナをひきとめたのであった

マナ「危険だからっていかなきゃわからないわ!」
マナはそういいイオリにつかまれた腕をはらって走ってパピィのところへ
むかった

イオリ「あっ・・・まってマナ!」
イオリも走っておいかける

マナ「あっ・・・いた」
マナはパピィを見つけるとさっきよりも速く走っていく
イオリもさっきよりも凄く違いマナをおいかけとめようとする

マナ「パピィちゃんちょっと話があるからいい??」
マナは冷静になり、パピィを話に誘う

パピィ「えっ?あんた・・・昨日の・・・・・・?」
パピィはマナをみて驚きマナをみて少し軽蔑していた

マナ「そう・・・昨日の・・・だよ♪わたしはマナといいます☆」
マナは急に自己紹介をしてパピィはさっきとは違う声に
この人もムルモと同じぶりっこなのかしら?と思うパピィだった

ムルモ「ちょっと〜〜パピィなにやってるんでしゅか〜?」
ムルモはパピィに怒りながらこっちにむかって走ってくる

パピィ「ムりゅも〜どうちてここにいるのよ!」
パピィは逆にムルモに怒り返した

そうするとムルモはーーーーー

ムルモ「なにって・・・!お前がかえってくるのが遅いから先生に怒られた
    からでしゅよ!全くしっかりしてほいいもんでしゅ!」
ムルモはバリバリいうとパピィは怒りがMAXになり・・・・・


パピィ「なによ!!あんただってこの前ださいあんなことして
    あたちがやってあげたでちょ!そんなこと忘れてるのかちら!」
パピィは怒りながらいばりながらいうとムルモも怒りMAXになり・・・・

ムルモ「パピィだってあのときへたくそだったくせぇに人のこといえない  
    でしゅよ!!」
パピィ「む〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
ムルモ「なんでしゅか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ムルモとパピィはお互いにらみ合っている

マナはそれをみているとーーーーーー

マナ「あっ・・・あっ・・・・」
マナはおどおどしながらケンカをとめようとしていると
イオリがきてーーーーー

イオリ「ほらね?だから行かない方がいいっていったのよ?」
イオリはたすかったという顔をしながらマナにそういう

マナ「本当にイオリの言うとおりね♪イオリって凄いね☆」
マナはイオリの嘘にまんまと騙されてイオリをほめてしまう

それをきいてイオリはーーー

イオリ「凄いってことはないけど、いつもあんな感じだから・・・・・」
イオリは少し嬉しそうな顔をしながらマナにいう

マナ「いいえ、〜凄いですね!」
マナはイオリにいわれてもやっぱりかんしんしていた

イオリ「そ・・そうか・・な♪」
イオリはそういうとマナはうなずいた

パピィはその光景をちらっとみてしまい・・・・・・

パピィ「アッ・・・・・!!」
パピィは倒れてしまった

ムルモ「パピィ!!?」
ムルモはいつもならやられる方なのにパピィが倒れたので
驚きパピィを見る

マナ「パピィちゃん!!」
マナもさすがに倒れていたらほうっておけないのでパピィのところへむかう

イオリ「全く・・・・マナは優しいわね・・・」
イオリは少しパピィのことは気になってはいたけど
ライバルなのでパピィのところまではいかない

いってもーーーーーーーーー無駄だと思って・・・・・・・。

本当はいまさらだけど仲良くしたいとおもってはいても・・・・・・
いざとなると・・・全然駄目だった。

今までも・・・・・・・・ずっと・・・・・

そうだったから・・・・・・・・。

こうして、イオリはパピィのことが・・・嫌いっていうか苦手になって
しまい、みんなにパピィの悪い噂を流したりしてしまった。

なので・・・・・いまさらとおもっていた

マナ「あっ・・・!」
マナはムルモをみてムルモのことを思い出した

ムルモ「あっ・・・マナしゃん!」
ムルモもマナのこと思いだしたみたいだ

マナ「ねぇパピィちゃんのことよくしってる?」
マナはいきなりパピィがたおれているのに話し始めた

ムルモ「しってましゅけど・・・・・」
ムルモはマナからの突然なしつもんだったのでおどおどと答える

マナ「じゃあ教えて!」
マナは喜びムルモにパピィのことを教えてと頼む

ムルモ「う〜ん、それよりもパピィを保健室につれていってからで
    いいでしゅか?」
ムルモはパピィをほうっては離せなかったので保健室につれていってから
だったらいいと答えた

マナ「うん♪わかったわ!」
マナはいさぎよく返事をして楽器をだす

ムルモ「えっ?なにをするんでしゅか?」
ムルモは突然マナが突然楽器をだしたので驚き・・・・・マナにいう

マナ「もちろん魔法!・・マナでポン」
マナはムルモからの質問に答えて魔法をつかった

ぱあん

パピィは突然宙に浮かんだ

マナ「じゃあいこう♪」
ムルモ「は・・・はいでしゅ」
ムルモとマナは保健室にいく

保健室


マナ「失礼します!」
マナははいるとゆっくりパピィをベットにおろした

ムルモ「ナースしぇんせいっちょっとここでお話してもいいでしゅか?」
ムルモはお得意のぶりっこでナース先生にするとーーー

ナース「もちろんいいわ!」
そうするとなぜか保健室からでていった

ムルモ「あれ?」
マナ「まぁ・・・・いっか。それより教えてくれる?」
ムルモ「はいでしゅ♪」

つづきは第15話でね☆



■ asuka (165回/2012/03/20(Tue) 19:42:35/No4663)

第15話「パピィの本当の・・・・・・」

ムルモ「えっと・・・」
ムルモはなにから話そうと迷っているとマナが付けている天然石
ブレスレットに目がついた

ムルモ「マナしゃん・・・そのブレスレットなんでしゅか??」
マナ「あっ・・・これのことかな??」
マナは天然石をはずし、ムルモに見せる

ムルモ「その・・石はなんていうんでしゅか??」
ムルモは石についてはくわしくなかったのでマナにきく

マナ「えっ?この石はローズクォーツっていって天然石だよ!」
ムルモ「天然石ってなんでしゅか??」
マナ「えっ??知らない??」
ムルモ「はい・・・でしゅ・・・」
マナ「そうなんだ・・じゃあ教えるね♪」
マナはそういうとムルモはしりたくてたまらなくわくわくしながら
マナが説明するのをまっていた

マナ「天然石とは・・・・・鉱物などの石のことだよ♪」

ムルモ「じゃあ・・ローズクォーツってなんでしゅか??」
マナ「ローズクォーツっていうのはね・・・・」
     
         ↓ローズクォーツとは・・・・・・・     

http://www.ishi-imi.com/2006/07/post_22.html

マナ「う〜ん簡単にいえば・・・片思いとか実らせる石かな??
   好きな人がいるときにおすすめっていう石かな??」
ムルモ「好きな人・・・でしゅか・・・・」
ムルモはそのときパピィの顔がうかんで想像していた

マナ「ムルモくん誰か好きな人でもいる??」
マナは突然いきなりムルモにいう

ムルモ「ほぇぇぇ〜〜〜〜〜〜!いきなりなんでしゅか??」
ムルモは正気に戻り驚き騒ぐ

マナ「いる??」
ムルモ「・・・実は・・・いるんでしゅ//」
ムルモは顔を少し赤くしながらいった

マナ「え〜〜だれなの??」
マナは興味しんしんにきいてくる

ムルモ「しょれは・・・・・・・・ヒミツでしゅ❤」
ムルモはパピィとはさすがにいえないようだ

マナ「残念だわ♪いってくれたらあの子に頼んで天然石おくってきて
   もらおうとおもったのに・・・・・」

そういわれてムルモは断り切れず・・・・・・

ムルモ「わかったでしゅ♪いいましゅよ☆」
ムルモはいいたくなかったけどパピィがすきだってことをいってしまった

マナ「パピィちゃんって・・・確か・・・・あの子??」
マナはパピィってきいたとたん急にようすが変になり・・・・・

ムルモ「パピィは・・・・!悪い人じゃないんでしゅ!!」
マナ「えっ??」

つづきは第16話でね☆



■ asuka (169回/2012/03/23(Fri) 17:26:00/No4667)

第16話「パピィの真実があきらかに!」

マナ「えっ!?」
マナは突然ムルモにいわれたことがイオリといってたことと違ってて驚く

ムルモ「マナしゃん?」
ムルモは驚いて固まったマナに話しかける

マナ「あっ・・ごめんね♫それって本当・・・・だよね??」
マナは少しムルモを疑いながらきく

ムルモ「本当でしゅよ♫ずっと一緒だったんでしゅから!」
ムルモはそういうとマナはーーーー

マナ「ずっと・・・・・一緒・・・?」
マナはずっと一緒だという言葉をきき=幼馴染だということをしる

ムルモ「そうでしゅよ♫よく遊んでいたんでしゅ★」
マナ「よく一緒に・・・・・・?」
マナはムルモにどんどんイオリがいってたのと全然違うので
だんだん混乱していく

ムルモ「とにかくパピィは・・・・」
ムルモはそういうと固まってしまった

マナ「ムルモくん??」
マナはムルモがいつまでたってもつづきを離さないのではなしかけたり
呼んだりした

ムルモ「あっ・・・!ごめんしゃいでしゅ♪」
ムルモは謝る

マナ「いいよ♪」
マナは笑顔で許した

ムルモ「えっとつづきでしゅ」
ムルモはパピィは素直ではないけどいいやつだといった

マナ「そう・・・・な・・んだ」
マナはそういうと風がふきかたまってしまった

ムルモ「マナ・・・・・しゃ・・ん??」
ムルモはそういうとマナは突然なきだした

マナ「わたし・・・パピィ・・ちゃんに・・・
   いじわる・・・・しちゃ・・・っ・・・た・・よ・・・・」
マナは泣きながらムルモに伝えた

ムルモ「だったら・・謝ればいいことでしゅよ♪」
ムルモは単純なことをいうとーーーー

マナ「あっ!!そうだよね♪」
マナはそういうと突然ムルモのところにきて・・・・・・・・

ムルモ「えっ!?」

つづきは第17話でね☆

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■ asuka (174回/2012/03/24(Sat) 17:00:53/No4672)

第17話「ムルモとマナの・・KISS」

マナ「ムルモちゃん・・・・ありがとう♪」
マナはそういうとムルモにキスした

ムルモ「ほぉぇぇぇ〜〜〜〜〜〜」
ムルモはいきなりキスされて驚く

マナはしばらくたつと離れた

ムルモ「マナ・・・・・しゃ・・・ん??」
ムルモはゆっくりとマナに話しかける

マナ「ありがとう❤」
マナはそういうと走っていった

ムルモ「はじめて・・・キス・・しちゃった・・・でしゅ❤」
ムルモのファーストキスはパピィとはできなかったけど
ムルモは凄くうれしかったようだ。

マナはーーー

マナ「パピィちゃ〜〜〜〜〜んどこ〜〜?」
マナはパピィを探しているがなかなかみつからない

パピィ「どうちよう・・・あたち・・・・」
パピィは偶然ムルモとマナが保健室にいっているところはみてしまい
あのあとのことがきになっていた

マナ「パピィちゃ〜〜〜〜ん」
パピィ「ん??だれかちら??」
パピィはだれなのかと思いながら後ろをみると・・・・

マナ・・・・・だった!!

マナ「あっ!パピィちゃん♪」
マナはパピィを見つけ・・・・・

パピィ「あんた・・・なにしに・・・きたのよ」
パピィは恐る恐るマナにいう

マナ「ごめんなさい(>_<)」
マナは土下座してパピィに謝った

パピィ「なにが??」
マナ「いろいろと・・・・」
パピィ「それより・・ムルモと・・なにしてたのよ?」
パピィはそんなことよりムルモと内があったの方がしりたいようだ

マナ「えっ?ムルモちゃんと?」
マナはいきなりムルモのことをいわれて驚いた

パピィ「ちょうよ!一緒に保健室にいったたじゃない!」
マナ「えっと〜パピィちゃんのことを教えてもらってたの!」
マナはキスのことはいえないので話をしたことは伝えた

パピィ「あたち・・の?なんでよ!」
マナ「えっと・・なんとなく」
パピィ「ふ〜ん。あとはなにもないのね?」
パピィは少し疑いながらいう

マナ「う・・・・うん」
マナは本当はキスをしたがいったらなにかいわれそうなので
いわずに返事をしてしまった

パピィ「わかったわ!」
パピィはするとどこかにいってしまった

マナ「どうしたんだろう??」
マナはふしぎに思いながらハンゾーのところにいく

マナ「ハンゾーくん❤」
マナは気分を変えてハンゾーに話しかけた

ハンゾー「あっ・・マナなのら〜〜〜」
ハンゾーはマナにきづきマナにちかづいてきた

マナ「ハンゾーくんごめんね♪おそくなって」
ハンゾー「いいのら〜♪きてくれてうれしいのら〜」
ハンゾーは潔くゆるしてくれ喜んでくれていた

マナ「(やっぱり・・・ハンゾーくんが一番ね♪)」
マナはそう思いながらハンゾーと遊んだ

パピィはーーー

パピィ「ムルモ〜〜〜」
パピィはムルモをみつけ・・・ムルモのところにいく

ムルモは返事をしなかった
ただぼっとたっているだけだった

パピィ「ムルモ!・・・ムルモ!」
パピィは大きく叫んだりしているとようやくムルモはきづき・・・

ムルモ「あっ・・パピィ!いたんでしゅか・・・・」
ムルモはパピィが突然いたと思い驚いている。
でも・・・いつもと違って・・・・

パピィ「ねぇムルモ?マナとなんかあったの?」
パピィはあきらかにおかしいと思いムルモにきく

ムルモ「ぎく!な・・・なんにも・・・ないでしゅよ♪」
ムルモは普通にはさすがにいえず・・ぎくしゃくしながらいう

パピィ「本当に?」
パピィは疑いながらムルモにいう

ムルモ「ほ・・・ほんとうでしゅよ!」
ムルモはぎくしゃくしながらもごまかしている

パピィ「・・・・・あやしいわね〜〜〜」

つづきは第18話でね☆



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■ asuka (178回/2012/03/26(Mon) 21:46:16/No4676)

第18話「ムルモのぼんやりの原因」

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パピィ「ムルモ!ムルモってば!」
パピィはムルモに何度も叫んでムルモを呼んでいる

ムルモ「はぁ〜〜いなんでしゅか〜〜〜」
ムルモはいつもと違いばんやりというような声でいってきた

パピィ「あんた大丈夫?」
パピィはいつもと違くて気味悪くて心配する

ムルモ「なっ!・・大丈夫〜〜でしゅよ〜〜〜〜〜〜〜」
ムルモは最初はやはり反応はしたがあとからぼんやりになった

パピィ「やっぱり大丈夫じゃないみたいね」
パピィはそう思いもう一度マナを探す

マナ「ハンゾーくん❤あそ〜ぼ!」
マナはハンゾーを誘ってる

パピィ「あっいたわ!」
パピィは速やかにマナのところにいく

マナ「なにして遊ぶ?」
ハンゾー「かくれんぼ〜〜〜なのら〜〜〜〜〜〜〜〜」
ハンゾーはすでにやりたい遊びはきまっていてすぐにいった

マナ「じゃあやろう♪」
ハンゾー「じゃあ最初は僕がおになのら〜〜」
ハンゾーはそういうと数え始める

マナ「よ〜し隠れるぞ〜〜」
マナはそうやってテンション高くなってくると・・・・

パピィ「あんたちょっときて!」
パピィはそういうとマナを無理やりひっぱりムルモのところまでひっぱった

マナ「ちょっと・・・」
マナはさっきと違いテンションは低かった

パピィ「ちょれよりあそこみてみまちゃいよっ!」
パピィは指差しているところをみると・・・・・・

マナ「ムルモくんがどうかしたの?」
マナはただぼんやりしているだけだという顔をしながらパピィにいう

パピィ「ちょれがね〜おかちいのよ」
パピィはそういうとムルモの近くまでつれていく

マナ「えっ!?」
マナはまたひっぱられていく


パピィ「ちょっとムルモ!」
パピィはそういうがムルモは反応は全くない

マナ「あれ?」
マナはなんかおかしいとやっと気づく

パピィ「ね?おかちいでちょ?」
パピィはそういってマナにいう

マナ「あっ・・・・・うん」
マナはなんていっていいかわからなく返事をした

パピィ「ちょっと話しかけてみて!」
パピィはそう命令すると


マナ「あっ・・・・うん」
マナは返事をするとムルモのすぐ近くにより

マナ「ムルモくん!」
マナはパピィよりも少し大きな声でいう

するとーーーーーーー

ムルモ「えっ?…・マナしゃん♪」
ムルモは気がついた
そして正気になっていた

パピィ「やっぱり・・・・・」
パピィはやっぱりマナになにかがあるのだと思っていた

つづきは第19話でね☆



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■ asuka (184回/2012/03/28(Wed) 19:03:03/No4683)

第19話「パピィの悲しみと・・・」

パピィ「ムルモ!はなしがあるの」
パピィはムルモを誘う

ムルモ「なっ//なんでしゅか?パピィ・・・・」
ムルモはいきなりパピィにはなしかけられ驚いている

パピィ「いいからちょっときて」
パピィは無理やりムルモの手を握りマナの顔をちらっとみて睨む

マナ「えっ!?わたし・・・・なにか・・・しちゃった?」
マナはパピィににらまれたのでなにかしたと思う

ムルモ「ちょっとパピィなんなんでしゅか!?」
ムルモは無理やりつれていかれて不機嫌

パピィ「ムルモ、あんたマナっていうことなんかあったのね」
パピィはいきなり単刀直入にムルモにいう

ムルモ「ギクッ!何のことでしゅか〜♪」
ムルモはぎくしゃくしながら口笛をふいている

パピィ「うそ!あたちちゃんとしっているのよ!」
パピィがガツンとムルモにそういうと

ムルモ「ばれていたんでしゅね・・・・・」
ムルモはマナとキスしたことをばれたと思うとはずかしくなってくる

パピィ「ばれてたってことは・・なんかあるのね?」
パピィはムルモの言葉をききムルモにいう

ムルモ「・・ということはすべてはしらないんでしゅね」
ムルモは少しほっとする

パピィ「ムルモ!あたちのことどうおもってる?」
ムルモ「えっ!?なんでしゅか・・・・・いきなり//」
ムルモはいきなりっパピィにどうおもっているかきかれて
顔が赤くなっていく

パピィ「ねぇムルモ!?覚えてる?」
ムルモ「なにがでしゅか?」
パピィ「やっぱり・・・マナたんのことが好きなのね・・・」
パピィはそういうと泣きだす

ムルモ「パ・・・・パピィ!」
ムルモはパピィの泣き顔をみたらパピィのことがやっとみえてきていた

パピィ「うっ・・・・うっ・・・・・」
パピィはムルモによばれてもなきつづけている

ムルモ「パピィ・・・」
ムルモはパピィがないているのを長くみていると悲しくなってくる

そしてーーーーー

パピィ「・・最後にひとつだけきいていいかちら?」
パピィは泣きやみムルモにいう

ムルモ「なっ・・・なんでしゅか?」
ムルモはパピィがなきやんで嬉しいようだ

パピィ「あたちのこと好き?きらい?」
ムルモ「えっ・・」
パピィ「やっぱり・・・これもこたえられないのね・・・」
ムルモ「・・・・・・・・・・・・・」
パピィ「さよなら・・・・・ムルモ」
パピィはそういうとはしっていった

ムルモ「パピィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ムルモはパピィにお別れをいわれて驚きさけぶ

しかしパピィはーーーーー

パピィ「マナたんと・・・・おちあわせに・・・・・」
パピィはそう言い残して再びはしっていった

ムルモ「パピィ・・・・・・・・・・」
マナ「ムルモく〜〜〜んどうしたの??」
マナはムルモをみつけはしってきた

マナ「ムルモ・・・・くん?」
マナはムルモをみるとムルモはないていた


マナ「どうしたの?」
ムルモ「マナしゃんお願いがあるでしゅ」
マナ「なぁに?」
ムルモ「パピィを・・・・」
マナ「パピィちゃんを?」
ムルモ「つれてきてほしいいでしゅ」
マナ「わかったわ!」
マナははしってパピィをさがしにいく

ムルモ「(パピィ・・・・・)」

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■ asuka (192回/2012/03/31(Sat) 19:30:13/No4693)

最終話「ハンゾーの彼女」

マナ「パピィ〜ちゃん!どこ〜〜〜〜〜!!?」
マナはムルモのために一生懸命パピィを探している

???「パピィちゃんをさがしているの?」
突然マナの知らない人にはなしかけられた

マナ「あっ・・・・はい!!」
マナは突然話しかけられて驚いたけど可愛い子だなぁ〜とみとれている

???「パピィちゃんなら、あんみつ池にいるよ」
マナ「あんみつ池ですか!?ありがとうございます」
マナは知らない子にお礼をいってあんみつ池にいく

あんみつ池・・・・

パピィ「ひっく・・・ひっく・・ムルモの・・・バカ・・・」
パピィは泣きながらムルモの名前をいっている

マナ「パピィちゃ〜〜〜ん!」
マナはパピィを見つけパピィのところへいく
マナがパピィのところへいくとパピィは涙をふいた

パピィ「なによ!あたちになんか用?」
パピィはマナに軽蔑しているような声でいう

マナ「パピィちゃん!ムルモくんがよんでいるよ!」
マナはパピィをムルモがよんでいるとはっきりいった

けれどパピィは

パピィ「そんなこといいにきたのね」
パピィは怒ってすねている

マナ「どうして・・・わたしを嫌うの?」
マナは目から涙をだしながらパピィにいう

パピィ「なんでって・・ちょれは・・・・//」
パピィはマナにきかれるとムルモがマナのことがすきなんじゃないと
思っているからとはいえないから少しかおが赤くなる

マナ「もしかしてムルモくんのこと・・・・・すき??」
マナはパピィが少し赤くなったことにきづきパピィに質問する

パピィ「なっ//・・ちょんなわけないでちょ//」
パピィは図星でかみかみになってマナにいう

マナ「かみかみだけど大丈夫??」
パピィ「だっ・・・だいじょうぶよ」
マナ「よかったぁ〜♪」
マナはたいしたことないのにもかかわらず凄く笑顔になって喜ぶ

パピィ「あんたばっかじゃないの??敵の味方するなんて・・・・・」
パピィは一瞬マナに心配されてうれしかったけれど素直になれず
結局ひねくれて全く違うことをいってしまう

マナ「敵・・・・??」
パピィ「ちょうよ、あんたムルモのことがちゅきなんでちょ??」
マナ「私が・・・?ムルモくんのことが・・・?すき??」
パピィ「とぼけないではくじょうちなちゃいよ!」
マナ「えっ?でもわたしは・・・・・・・」
パピィ「なんなの??」
マナ「わたしは・・・ムルモくんは別に・・・すきじゃあ・・・ないよ」
パピィ「えっ!?」
パピィはマナにすきじゃないといわれさっきいったことも同時に
思いだし顔が赤くなっていく

マナ「やっぱりパピィちゃん・・ムルモくんのことすきだったんだね♪」
パピィ「ちょうよ・・・//」
マナ「じゃあムルモくんのところにはやくいって!」
パピィ「うん♪わかったわ!」
パピィは返事をすると急いでムルモのところへはしっていく

学校

ムルモ「(パピィ・・・・・)」
ムルモはパピィがなかなかかえってこないので心配している

パピィ「むりゅも〜〜〜〜〜〜!!」
パピィはムルモと呼びながらはしってムルモのところまではしってくる

ムルモ「パピィ!!」
ムルモはパピィにきづいた

パピィ「ムルモ、話ってなに??」
ムルモ「それは・・・・・でしゅ」
パピィ「なに??」
ムルモ「さっきは・・・ごめなさいでしゅ//」
パピィ「えっ!?あたちのほうこそ・・・・ごめんなたい//」
ムルモとパピィはお互い謝り仲を取り戻した

マナ「よかった・・・♪」
マナはムルモとパピィのことをみまもっていた
そして2人がこれからも仲良くいられるようにいのっていた

ハンゾー「マナ〜〜〜〜〜〜♪」
ハンゾーの声がしてきた

マナ「ハンゾーくん❤」
マナはハンゾーにキスをした

ハンゾー「まっ・・・マナ?」
ハンゾーはマナにいきなりキスされて驚いた

マナ「これからもよろしくね♪」
ハンゾー「はいなのら〜♪」
マナ「それからこれからもハンゾーくんの彼女でいさせてね♪」
マナは積極的にハンゾーにいう

ハンゾー「今までも彼女だったのら??」
マナ「そうだよ♪」
ハンゾー「僕もそうおもっていたのら〜♪」
マナ「本当?」
ハンゾー「本当なのら〜♪」
マナ「じゃあ今日はデートしよう♪」
ハンゾー「じゃあラブリーランドがいいのら〜」
マナ「じゃあいこう♪」

END


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(2009.5 koyamaru edit)